チュンチュン
~~ラフィエルの家~~
ラフィエル(楽しみで早起きしてしまいました…)
ラフィエル(私もまだまだ子供ですね)フフッ
~~登校中~~
ラフィエル「ふんふーん♪」
ラフィエル(皆さん今日はどんなプレゼントを用意してくれているのでしょうか♪楽しみです!)
サターニャ「あっ、ラフィエルじゃない」
ラフィエル(きた!)
元スレ
ラフィエル「今日は私の誕生日です!」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1489849302/
ラフィエル「サターニャさんおはようございます!」
サターニャ「あんたやけに気合い入っているわね」
ラフィエル「やだーもうサターニャさんったら!」
ラフィエル(焦らす作戦とはサターニャさんもいじわるですね♪)
サターニャ「?まあいいわ学校行くわよ」
~~学校~~
サターニャ「おはようヴィネット」
ヴィーネ「サターニャおはよう…ってあれラフィどうしたの?教室隣でしょ?」
ラフィエル「え?ああ少し用事があって」
ラフィエル(おかしいですねそろそろお祝いの言葉を頂いても良いはずなのに…)
ヴィーネ「そうだったのね。何かあ手伝えることがあったら手伝うわよ」
ラフィエル(なるほど皆さんで放課後に誕生日のサプライズをするつもりなんですね)
ラフィエル(それなら私も普段通りに生活するまでです!)
ガヴリール「ああ学校だりぃ…」
ラフィエル(ガヴちゃんもいい演技しますね!)
ラフィエル「ガヴちゃん」
ガヴリール「ん?」
ラフィエル「あんまり気張らなくて大丈夫ですよ!」
ガヴリール「お、おう」
ラフィエル「では私は教室に戻りますね」
ラフィエル「ふんふーん♪」スタッスタッ
ヴィーネ「ねえサターニャ」コソコソ
サターニャ「何よ?」
ヴィーネ「ラフィエル何かあった?」
サターニャ「さあ今日会ったらもうあんな感じだったわよ」
ヴィーネ「そう…」
ガヴリール「良いことがあったんだろ」
ヴィーネ(今日なんかあったかしら?)
~~ラフィエルの教室~~
ラフィエル(今日の授業はいつもより楽しく感じます♪)
ラフィエル(それでいてこんなにも放課後が待ち遠しいのも不思議な感じですね)フフッ
~~放課後~~
ラフィエル(ついにきました!放課後が!)
ラフィエル(皆さんは何をしていますか?)ソロー
ガヴリールヴィーネサターニャ「ワーワー」
ラフィエル(何やら話していますね。これはもしかして!)
ラフィエル(いえいえここで行ってしまったら駄目ですよね。ここは姿が見えるように帰りましょう)タッタッ
ヴィーネ「あらラフィもう帰っちゃうのかしら?」
ガヴリール「ゲームのイベントでもあるんだろ」
ヴィーネ「あんたじゃないんだから」
サターニャ「あれ?いつも一緒に帰るのに…ちょっとラフィエル!」
ヴィーネ「サターニャちょっと待って!」
サターニャ「え?なによ?」
ヴィーネ「今日のラフィの様子からするに…そ、その恋人とかがいるのかも知れないわ」
サターニャ「なんですって!?」
ヴィーネ「あくまで仮定よ。そうよねガヴリール」
ガヴリール「まああり得るかもな」
ヴィーネ「だから今日はデートかも知れないしそっとしてあげましょ」
サターニャ「そ、そうねそれなら仕方ないわね。明日が楽しみだわ!」
ヴィーネ「もう、ほどほどにしなさい」
ガヴリール(…何か忘れてる気がするけどまあいいか)
~~ラフィエル~~
ラフィエル(おかしいですね皆さんに見えるように通ったから集合時間の連絡があると思ったのですが…)
ラフィエル(これはいきなり私の家に来るということでしょうか!それなら早速帰りましょう)
ラフィエル(家に来るならある程度料理やケーキも買っておきますか。持ってきてくれるかも知れませんが足りないよりいいですからね!)
~~ラフィエルの家~~
午後5時
ラフィエル(ふう…急いで用意しましたが何とか間に合いましたね。あとは待つのみです)ワクワク
ラフィエル(皆さん6時くらいには来るでしょうか?)
~~午後6時~~
ラフィエル(そろそろですね)ドキドキ
~~午後6時15分~~
ラフィエル(もうすぐでしょうか)ウズウズ
~~午後6時30分~~
ラフィエル(私はまだまだ待てますよ~)
~~午後6時45分~~
ラフィエル(こんなに掛かるとはよほど手の込んだものを用意していますね!)
~~午後7時~~
ラフィエル(少し遅いですね…)
~~その頃サターニャの家~~
サターニャ(どこか今日のラフィエルは変だったわね)
サターニャ(なにか私達に求めていたような…)
サターニャ(恋人って感じじゃないような)
サターニャ「…」スッ
~~ラフィエルの家~~
午後7時15分
ラフィエル(どうしたのでしょうか?)
ラフィエル(電話をしましょうか?で、でもサプライズだったら…)
ラフィエル「…」
プルル
ヴィーネ「もしもし、ラフィどうしたの?」
ラフィエル「あの、今日って…」
ヴィーネ「今日?何かのイベントだっけ?」
ラフィエル「あっ、いえ何でもないです」ピッ
ラフィエル「…」
プルル
ガヴリール「はい…」
ラフィエル「ガヴちゃん今日なんの日か覚えてる?」
ガヴリール「いや全然」
ラフィエル「そうだよね!ごめんね」ピッ
ラフィエル「…」
ラフィエル「サ、サターニャさんは!」
プルル
「お掛けになった電話番号は…」
ラフィエル「…ご飯…冷めてしまう前に食べましょうか」
ラフィエル「…」モグモグ
ラフィエル「…」モグモグ
ラフィエル「…」モグモグ
ラフィエル「…っ」ポロポロ
ラフィエル「うっ…ひぐっ…ぐすっ…」ポロポロ
ラフィエル「おいしいです…」グスッ
ラフィエル「明日皆さんにもお裾分けしたら喜んで貰えるでしょうか…」
ラフィエル「そしたら…皆さんと一緒に…パーティーをして…」ポロポロ
ラフィエル「うわああん!…な、なんで…私は…1人なのでしょうか…」
「1人じゃないわ!」
ラフィエル「え?」
ラフィエル「サターニャ…さん?」
サターニャ「なによ他に誰に見えるって言うの」
ラフィエル「いえサターニャです」グスッ
サターニャ「ほらハンカチ、もう泣き止みなさい」
ラフィエル「ありがとうございます」
ラフィエル「…」
ラフィエル「あ、あの…」
サターニャ「分かってるわ大丈夫だから…」ギュッ
ラフィエル「サターニャさん…」
サターニャ「今からでも大丈夫よ!パーティーすればいいじゃない!」
ラフィエル「で、でももう時間も遅いですし…」
サターニャ「大切な友達の誕生日を祝うのに時間なんて関係ないわ」
サターニャ「あの2人も呼びましょ」
プルル
サターニャ「ヴィネット今からすぐラフィエルの家に来なさい!…忙しいですって?いいからすぐ来る!」
プルル
サターニャ「あ、ガヴリール?今からラフィエルの家に集合よ!…ネトゲなんていいから!」
サターニャ「さあこっちは支度しましょ」
ラフィエル「ありがとう…ございます」
サターニャ「礼なんていらないわ。ほら!こういのはあんたの方が得意でしょ手伝うから」
~~~~
ガヴリール「すいませんでした!」
ヴィーネ「ごめんねラフィ!この通り!」
サターニャ「私とヴィーネはともかくガヴリールあんた昔からの友達の誕生日忘れてたの?」
ガヴリール「いや、覚えてたのは昔の私だから」
サターニャ「だからなによ!」
サターニャ「ラフィエルも何か言いなさいよ!」
ラフィエル「いえ、私はもう胸がいっぱいで…」
サターニャ「それじゃ少し遅くなってしまったけど…」
サターニャガヴリールヴィーネ「ラフィエル誕生日おめでとう!」
ラフィエル「ありがとうございます!」
~~~~~~end~~~~~~