1 : 以下、\... - 2017/03/18 00:27:55.892 2M0xyaEQ0.net 1/21

それは、本当にちょっとした出来心だった

ヴィーネ「ガヴーお風呂沸いたわよ」

ガヴ「んー、ちょっと待って」

ヴィーネ「今日は体育で汗かいたんだからちゃんとお風呂入りなさいよ」

ガヴ「えー・・・別にいいじゃん汗なんてもう乾いたし、どうせ明日休みだし」

ヴィーネ「そういう問題じゃないわよ、いいから入っちゃなさい」

ガヴ「分かったから引っ張るなよ」

ヴィーネ「それと、体操着洗濯するから出しておいてね」

ガヴ「へーい」

ヴィーネ「まったく、私が居ないとホント何もしないんだから」

ヴィーネ「さて、ガヴがお風呂入ってる間に洗濯機回そ」

ヴィーネ「ガヴの体操着は・・・あったあった」

ヴィーネ「・・・・・・」

元スレ
ヴィーネ「ガヴニストの朝は早い」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1489764475/

3 : 以下、\... - 2017/03/18 00:31:52.937 2M0xyaEQ0.net 2/21

少しだけ汗の湿り気が残る体操服を手にしたとき、ふと思った

このまま持ち帰ってもガヴは気づかない

ヴィーネ(洗濯は私がしてるわけだし、ちょっとくらい役得があってもいいんじゃない?)

ヴィーネ(家で洗って、明日こっそり戻せば何の問題もないわ)

ヴィーネ「大丈夫、ちょっと借りるだけだし・・・」

私はガヴの体操着をこっそりと自分の鞄にしまい、洗濯機のスイッチを押した

ガヴ「ふぅ、さっぱり~」

ヴィーネ「晩御飯もう少しで出来るから、お皿だしといて」

ガヴ「んー」

出来るだけ平然を装い、ガヴと夕食を共にする

12 : 以下、\... - 2017/03/18 00:36:24.604 2M0xyaEQ0.net 3/21

ガヴ「ごちそうさまでした」

ヴィーネ「お粗末さまでした」

ヴィーネ「じゃ、私は帰るわ。明日また来るから食器は水につけておいて」

ガヴ「いや、さすがに洗うくらいはするから」

ヴィーネ「そう、ならお願いね」

ガヴ「ん、気をつけてな」

ヴィーネ「はいはい」

急ぎ足で家に帰ると、私はベッドに座り鞄の底からガヴの体操着を取り出す

ヴィーネ「・・・・・・」

今までに感じたことのあるものとは違う緊張と、背徳感

ヴィーネ(大丈夫、このくらいならまだ大丈夫)

そう自分に言い聞かせて、ガヴの体操着を顔に近づけた

20 : 以下、\... - 2017/03/18 00:42:11.198 2M0xyaEQ0.net 4/21

ヴィーネ「ガヴ・・・ガヴぅ・・・・・」

ベッドに身体を預け、犬みたいに匂いを嗅ぐ

自然と手があそこへ伸び、ガヴにしてもらうようにやさしく愛撫する

下着越しにでも分かるくらい濡れていて、ちょっとびっくりした

ヴィーネ(私ってこんな変態だったんだ)

いつもガヴのことを考えながらしてるけど、匂いがあるとないとでは全然ちがった

26 : 以下、\... - 2017/03/18 00:47:21.986 2M0xyaEQ0.net 5/21

自分で弄ってるのに、本当にガヴに抱かれているみたいな

頭の中がガヴの匂いと気持ちいいのとでいっぱいになる感じ

ヴィーネ「ガヴっ・・・好き・・・・・・っん」

ヴィーネ「あっ・・・んっんあ・・・っ」

ヴィーネ(嘘、もうイきそう)

ヴィーネ「ガヴっ! あっ イくっ! ・・・・・・んあぁあっ」

ヴィーネ「はぁ・・・はぁ・・・すごかったわ」ゾクゾク

ヴィーネ(これ、癖になりそう)

33 : 以下、\... - 2017/03/18 00:51:32.140 2M0xyaEQ0.net 6/21

翌日

ピンポーン

ガヴ「は~い」

ヴィーネ「来たわよガヴ」

ガヴ「ん、おはよ」

ヴィーネ「さ、今日は部屋の掃除ね。どうせ先週やってからしてないでしょ」

ガヴ「いやーまあ、うん」

ヴィーネ「あんたも手伝いなさいよ」

ガヴ「お、おう」

2人で部屋の掃除

そして、昨日干した服をしまいながら、その中に私の家で洗濯したガヴの体操着を紛れさせる

ヴィーネ(完璧ね)

34 : 以下、\... - 2017/03/18 00:56:43.124 2M0xyaEQ0.net 7/21

この日を境に、私はガヴの服を嗅ぎながら自慰をするようになった

体操着から始まり、制服のシャツ、ハーフパンツetc

下着も・・・2回くらい拝借した

特に、ショーツのあそこの部分をを鼻に押し当てたときは

弄ってすらいないのに変な興奮と快感でイキかけた

こんなことがガヴに知れたら、絶対に嫌われる

でもやめられなかった

それどころか、もっと強い刺激を欲し始めた

ガヴニストの朝は早い

午前5時、私は合鍵を使ってガヴの部屋に入る

39 : 以下、\... - 2017/03/18 01:01:45.039 2M0xyaEQ0.net 8/21

ガヴが寝ていれば良し、ネトゲに夢中になって起きていても

朝食の準備とか軽い掃除とか言い訳はいくらでも出来たし

逆に叱ってうやむやにするのも簡単だった

ヴィーネ「ガヴ、今日は寝てるわね」

一度寝たらガヴはなかなか起きない

どうせゲームで夜更かしでもしてんるでしょうけど

ガヴが寝ているベッドの脇に座り、寝顔を覗き込んだ

ヴィーネ「ふふっ、いつ見ても可愛い寝顔」

静かに寝息を立ている私の天使

42 : 以下、\... - 2017/03/18 01:07:09.067 2M0xyaEQ0.net 9/21

冷静を演じてみても、身体は正直だ

これからの行いを想像して、もうあそこがびしょびしょなのが分かる

ヴィーネ「はぁっ・・・はぁ・・・もう我慢できないわ」

ヴィーネ「ガヴっ・・・ごめんなさっ・・・い」

すべて言葉にする前に、私の手はショーツに滑り込み、大きく硬くなったクリを擦る

ヴィーネ「ぁっ! ・・・・・・っん・・・っ!」

ヴィーネ(やば、声でそう・・・・・・昨日しなかったからかしら)

ヴィーネ(でも指止まらない)

ヴィーネ(ガヴ可愛い、好き、気持ちいい、声っ、無理ぃ)

ガヴが脱ぎ散らかした服が視界の端に留まった

空いている手でそれを手繰り寄せると、顔に近づけ、噛んだ

47 : 以下、\... - 2017/03/18 01:12:21.326 2M0xyaEQ0.net 10/21

ヴィーネ「ふーっ! んっいっ・・・ふっぅん!」

ガヴの顔を見て、ガヴの寝息を聞き、ガヴの匂いを嗅きながら

ひたすら弄る

ヴィーネ「んんぅっ! ィくっ・・・も・・・イく・・・っ!!」

ヴィーネ「あっ! や、やだっ・・・私お潮っ・・・」

咄嗟に、手にしていた服をあそこにあてがう

ヴィーネ「んっいっ・・・ああ゛っイぐ! だめっ・・・ガヴっあ゛っっ」

いつもガヴが着ているジャージに、私の潮が染み込んでいく

ヴィーネ「っはぁ・・・はぁ・・・ん・・はぁ」

ヴィーネ(すご・・・気持ちよかった)

48 : 以下、\... - 2017/03/18 01:18:28.650 2M0xyaEQ0.net 11/21

今の声でガヴが起きてしまうかも

そんな考えも忘れ、しばらくの間余韻に浸ってしまった

短針が6を少し過ぎた頃、やっと我に返る

ガヴはまだ可愛い寝息を立てていた

ヴィーネ(ふう・・・良かったわ、起きてないみたい)

びっしょり濡れたジャージと、その辺に落ちている服を一緒に洗濯機に放り込んだ

これで私は洗濯をしに早く来ただけと言い訳が出来る

自分の下着はビニール袋に入れて鞄へ

一緒に洗ってもいいけど、ガヴに不審に思われるリスクはなるべく犯したくなかった

洗濯が終わった後は、簡単な朝食を作ってガヴをたたき起こす、いつもの日常が始まる

51 : 以下、\... - 2017/03/18 01:24:34.400 2M0xyaEQ0.net 12/21

ある休日

ヴィーネ「ごちそうさまでした」

ガヴ「ごちそうさまー」

ヴィーネ「さて、食器洗わないと」

ガヴ「あ、待って、私やるから」

ヴィーネ「えっ?」

ヴィーネ(あのガヴが進んで家事を? 何かあったのかしら)

ガヴ「なんでそんな深刻な顔すんだよ」

ヴィーネ「だってガヴがそんなこと言い出すなんて・・・・・・」

ガヴ「そ、そりゃ私だってたまに家事くらいするって」

ガヴ「ヴィーネはその辺でくつろいでてよ」

ヴィーネ「ガヴがそう言うのなら・・・・・・」

ヴィーネ(ホントどうしたのかしら?)

52 : 以下、\... - 2017/03/18 01:29:14.579 2M0xyaEQ0.net 13/21

食器を洗い終えたガヴは、普段と変わらずゲームに夢中になっている

ヴィーネ(ま、ガヴがまともになるなら文句ないわね)

そう割り切きることにした

ヴィーネ「じゃあ、もう遅いし帰るわね」

ガヴ「うん。ありがとね、ヴィーネ」

ヴィーネ「っ・・・え、ええ、今日はやけに素直じゃない」

ヴィーネ(なに今の可愛いっ! 今日のおかずは決まりね)

ガヴ「そ、そういう日だってあるよ。私天使だからな」

ヴィーネ「普段が普段だけにびっくりしただけよ」

冗談を交えつつ玄関のドアを開けると、外は土砂降りの雨

ヴィーネ「あれ? 天気予報だと小雨程度・・・」

ガヴ「あー・・・じゃあ泊まってけば?」

54 : 以下、\... - 2017/03/18 01:37:15.102 2M0xyaEQ0.net 14/21

ヴィーネ「泊まるって、着替えも用意してないし」

ガヴ「別にいいじゃん、1日くらいそのままで」

ヴィーネ「あんたねぇ」

ガヴ「雨の中帰して風邪ひかれてもなんかやだしさ」

ヴィーネ「そこまで言うなら・・・・・・お願いします」

ガヴ「ん、じゃあ私はネトゲに戻るから適当にしてていいよ」

ヴィーネ「ガヴ、明日も休みだからっていつまでも起きてちゃダメよ」

ヴィーネ「せっかくだし宿題見てあげるわ、ほら」

ガヴ「うえぇ・・・しくじったかな・・・」

58 : 以下、\... - 2017/03/18 01:43:46.694 2M0xyaEQ0.net 15/21

嫌がるガヴに宿題をやらせて、気づけばもう夜中近く

ヴィーネ「・・・ふあ・・・」ウトウト

ガヴ「やっと終わった・・・」

ヴィーネ「私、もう寝るわね」

ガヴ「それなら私のベッド使っていいよ、宿題という強敵を倒したし今日はオールするから」

ヴィーネ「っガ、ガヴのベッド!?」

ヴィーネ(が、ががガヴのベッド!?)

ガヴ「嫌なら後は床しかないけど」

ヴィーネ「いえ、借りるわ!」

60 : 以下、\... - 2017/03/18 01:48:56.182 2M0xyaEQ0.net 16/21

猥らな感情を表に出さないように

単に友達のベッドに寝転ぶ感じで、身体を倒し布団をかける

ガヴ「あそ、じゃお休み」

ヴィーネ「お、お休みなさい」

ガヴはそう一言うと、私に背を向けてパソコンを弄りはじめた

62 : 以下、\... - 2017/03/18 01:57:00.302 2M0xyaEQ0.net 17/21

私はガヴが好きだ

でも、女同士以前に、悪魔と天使が懇ろな関係になるなんて許されるはずがない

そんなことがバレたら、2人とも追放の身

当然、魔界や天界には戻れないし、家族にだって簡単には会えなくなる

何より、今はあんなでも、天界に戻れば学園主席であるガヴの未来を潰すような真似は出来ない

ガヴの幸せのためにも、この気持ちは打ち明けてはならないし、悟られてもいけない

だから、ガヴを想いながら自らを慰めることくらいしか、私には出来ない

ヴィーネ(ガヴのベッドガヴの匂いすごい、やばい、今私ガヴに包まれてる深呼吸して落ち着かなきゃ)

64 : 以下、\... - 2017/03/18 02:03:03.101 2M0xyaEQ0.net 18/21

ヴィーネ「すぅ~・・・はぁ・・・」

ヴィーネ(いや違う逆効果だわ、なにこれ服とか下着とか目じゃないじゃない)

ヴィーネ(そもそもこのシーツとかいつ洗ったの?)

ヴィーネ(少なくともここ1ヶ月くらいは洗ってあげた記憶はないわ)

ヴィーネ(だ、ダメよ私! ガヴがすぐ隣に居るのに)

ヴィーネ(でも最近はガヴの匂いだけですぐ濡れちゃうし、今だって絶対・・・)

確かめるつもりであそこに手を当てる

ショーツの上からわずかに当てただけなのに、とてつもない快感が襲ってくる

67 : 以下、\... - 2017/03/18 02:10:50.807 2M0xyaEQ0.net 19/21

ヴィーネ「っ・・・」

ヴィーネ(ここでしたら絶対気持ちいい)

ヴィーネ(もうだめっ・・・こんなの我慢できるわけないわ)

ちらりとガヴの姿を見やる

私に背中を向け、ゲームに夢中だ

気を使ってなのか、ヘッドホンもしている

つまり

ヴィーネ(いける)

74 : 以下、\... - 2017/03/18 02:15:07.670 2M0xyaEQ0.net 20/21

ガヴに包まれながら、ガヴの手を想像して直接触ると

ヴィーネ「っっ!」

ヴィーネ(まずわ・・・これ、今まで一番興奮する)

声を出せない緊張感と、いつもならよがり狂っているほどの快感で頭が真っ白になる

ヴィーネ「はぁっ・・・・・・んっ・・・っ」

ヴィーネ(ちょっとくらいなら声を出しちゃっても大丈夫なはず)

ヴィーネ「くっ・・・あっんっ」

ヴィーネ(音出てないわよね? 声大丈夫よね?)

そんな心配したって、身体は言うことを聞いてくれない

私の気持ちいいところを、ただひたすら刺激してくる

75 : 以下、\... - 2017/03/18 02:20:51.179 2M0xyaEQ0.net 21/21

ヴィーネ(もうだめっ! イく! イッちゃう!)

ヴィーネ(ガヴのすぐ隣で、ガヴのベッドでイッちゃう!)

ヴィーネ「ふっくっぅん! っ! っ!」

快感に身体が跳ねる

ヴィーネ「っはぁ・・・っ! はぁ、はぁ」

息を整えながら横目でガヴの姿を確認する

ヴィーネ(よかった、さっきと変わりないわね)

ヴィーネ(ごめんなさい、ガヴ)

親友を穢す私を許して、自分でした後はいつも心の中で謝っている

やめればいい話だが、今さらそんなこと無理だった

ヴィーネ(ガヴ・・・・・・ごめんね)

毎日早起きしていたせいか、どっと疲れがあふれる

ガヴの匂いに包まれ、私は沈むように眠りに落ちた

明日になれば、またいつもの日常に戻さないといけない


終わり

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