1 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/22 12:49:35.71 Bo0RQ7VD0 1/33

これは、ガルパンの短編を集めたものです
時間帯に限らず投稿していくので、
ぜひ見てください。

元スレ
【ガルパン】みほ「短編集?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1492832975/

2 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/22 12:52:32.96 Bo0RQ7VD0 2/33

財布を無くしたみほ



~商店街~



みほ「!!!」

みほ「ない!ない!」ゴソゴソッ

エリカ「みほ?」

みほ「ここ?違う,,,,」ゴソゴソッ

エリカ「何しているの?」

みほ「あっ、エリカさん!」

エリカ「探し物でもしているの?」

みほ「なっ何でもないよ,,,,?」ダラダラ

エリカ「汗が出てきているけど?」

エリカ「何か具合でも悪いの?」

みほ「!,,,,ち、ちょっとトイレ!」ダッダッ

エリカ「???」

3 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/22 12:53:33.00 Bo0RQ7VD0 3/33

~トイレ近くの広場~


みほ「どこになおしたっけ,,,,」ガサゴソッ

エリカ「みほ」

みほ「!!!」ビクッ

エリカ「もう一度聞くけど」

エリカ「い っ た い な に を さ が し て い る の ?」

みほ「あの,,,,その,,,,」ボソッ

エリカ「何?」

みほ「その,,,,財布を,,,,」ボソボソッ

エリカ「きこえない!」ドンッ!

みほ「ひっ,,,,」

みほ「財布を,,,,無くしました!!」

エリカ「何だって!!!」

みほ「ごめんなさい,,,,」

エリカ「まずいじゃない!それ!」

エリカ「いつから無くしていたの!?」

みほ「さっき,,,,」

エリカ「なぜ相談してくれなかったのよ!!」

みほ「だって、あまり心配かけたくなかったから,,,,」

エリカ「でもみつからなったら一緒よ!!」

みほ「ごめんなさい,,,,ごめんなさい,,,,」

エリカ「あーーもう!」ザッザッ

みほ「どこにいくの?」

エリカ「財布を探しにいくのよ!」

エリカ「早く用意しなさい!」

みほ「うっうん!!」ザッザッ

4 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/22 12:54:09.06 Bo0RQ7VD0 4/33

~大洗女子学園近くの道路~


みほ「あっあの,,,,」

エリカ「何?」

みほ「ごめんなさい,,,,」

エリカ「別にいいわよもう,,,,」

エリカ「で?いくら入っていたの?」

みほ「十万円ぐらい,,,,」

エリカ「そう,,,,」

エリカ「,,,,,,,,,,,,」

エリカ「,,,,どこで落としたかも覚えてないの?」

みほ「多分学校かもしれない,,,,」

エリカ「,,,,ちょうどいいところにあったじゃない」

エリカ「じゃあいくわよ」

エリカ「学校に」

5 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/22 12:54:43.81 Bo0RQ7VD0 5/33

~大洗女子学園校内~

「どうしたの?こんな時間に」

「それに黒森峰の副隊長さんまで、どうしたの?」

みほ「あの,,,,」

エリカ「この学校に財布を落としたらしいのよ」

エリカ「何か知らない?」

「ここには届いてないな~」

エリカ「そうか,,,,」

エリカ「ありがとう、」

エリカ「いくわよ、みほ」

みほ「うん,,,,」

「あっ、ちょっと待って!」

「交番に聞いて見たら?」

「意外と届いてるかもよ」

エリカ「確かに」

エリカ「ありがとう、いってみるわ」

「あいよ~」

6 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/22 12:55:16.98 Bo0RQ7VD0 6/33

~交番~

警察「これで間違いないでしょうか?」

みほ「これです!ありがとうございます!」

エリカ「これからはなくさいようにね?」

みほ「うん!」

エリカ「あっそうだ」

エリカ「ちょっと財布貸して」

みほ「,,,,?はい」スッ

エリカ「,,,,,,,,,,,,」

エリカ「お札を抜いておいたわ」

みほ「ちょ、何で!!?」

エリカ「その代わり、すべてカードに振り込んでおくように隊長にいっておくわ」

エリカ「その方が安全だと思うし」

エリカ「はいっ」スッ

みほ「うん」

7 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/22 12:56:27.00 Bo0RQ7VD0 7/33

~1週間後~


みほ「ない!ない!」ゴソゴソッ

エリカ「ねぇみほ」

エリカ「一応聞くけど」

エリカ「なにしているの?」

みほ「探し物」

エリカ「また、なに探しているの?」

エリカ「まさかとは思うけど,,,,」

エリカ「カードを無くした,,,,とかじゃないよね?」

みほ「,,,,,,,,,,,,」ダラダラ

エリカ「,,,,,,,,まさか」

みほ「うん,,,,そのまさか」

エリカ「,,,,,,,,,,,,」






財布を無くしたみほ  終わり





まだ投稿はしていきます。

11 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/22 19:30:14.61 Bo0RQ7VD0 8/33

しほとまほの口論



~西住家~



まほ「お話があります、お母様」

しほ「なんですか」

まほ「私のカレーライス干し芋味を食べたのはお母様ですよね?」

しほ「,,,,」



これは、西住まほと西住しほによる、
カレーライスの犯人を巡る戦いである

12 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/22 19:30:59.19 Bo0RQ7VD0 9/33

まほ「どうなんですか?」

しほ「,,,,最近の調子はどうですか?」

まほ「はい?」

しほ「最近の調子はどうかと聞いているのです」

まほ「それは,,,,特になにもありません」

しほ「そうですか,,,,」

しほ「,,,,,,,,」

しほ「私は、とても心配しているのです」

しほ「まほのこと,,,,みほのこと」

しほ「時には眠れない日もありました」

しほ「そして、この話をしている時間」

しほ「私はこの会話でまほが元気な様子でとても安心しました」

まほ「,,,,,,,,」

しほ「だから,,,,」

まほ「でもそれとハーゲンダッツは別です」

13 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/22 19:31:42.74 Bo0RQ7VD0 10/33

しほ「,,,,,,,,」

まほ「,,,,,,,,」

しほ「,,,,,,,,」

しほ「,,,,みほとはお話していますか?」

まほ「まぁ時々話していますが,,,,」

しほ「そうですか,,,,」

しほ「,,,,,,,,」

しほ「私はとても後悔しているのです」

しほ「みほについてのことを」

まほ「!!!!」

しほ「あのときは私も気が動転していたのです」

しほ「でもあのあと私はとても後悔していました」

しほ「実の娘に破門を言い渡した自分に」

しほ「みほに責任を押し付けた自分に」

しほ「そして,,,,やさしい言葉をかけることができなかった自分に」

しほ「とても後悔しているのです」

まほ「そんなことが,,,,」

しほ「だからまほ」

しほ「もし次にみほと話すとき」

しほ「優しく声をかけてあげて?」

まほ「,,,,,,,,分かりました」

しほ「じゃあわたしh」

まほ「これで口実を作れたと思ったのですか?」

しほ「,,,,,,,,」

まほ「確かにお母様の言っていることはとても心に響きました」

まほ「しかしそれとハーゲンダッツの件は別です」

しほ「,,,,,,,,」

しほ「さいk」

まほ「もうごまかすのはやめてください」

しほ「,,,,,,,,」

しほ「,,,,,,,,」

まほ「どうなんですか?」


ガチャ

14 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/22 19:33:07.64 Bo0RQ7VD0 11/33

みほ「ただいま帰りまし,,,,た,,,,」

しほ「,,,,,,,,」

まほ「,,,,,,,,」

みほ「,,,,これは何を話しているの,,,,?」

まほ「お母様にカレーライスを食べたかを聞いていたんだ」

まほ「みほは何か知らないか?」

みほ「,,,,,,,,」

みほ「し、知らないよ?」ダラダラ

まほ「???」

しほ「,,,,,,,,みほ」

みほ「は、はい!!」ビクッ

しほ「食べたのは、あなたですね」

みほ「,,,,,,,,ごめんなさい」シュン

しほ「いえ、別にいいのですよ?」

しほ「それより,,,,」ギロッ

まほ「!!!!」

しほ「みほもいたにも関わらず」

しほ「部屋にいたのが私とまほだけ」

しほ「と言う理由で私を犯人扱いした」

しほ「,,,,,,,,まほ」

まほ「,,,,,,,,はい」

しほ「あなたにはカレーライス干し芋味を買ってきてもらいます」

まほ「!!!??」

みほ「なんで??」

しほ「実は私も食べて見たかったものだから,,,,」

しほ「だから、今回はみんなの分を買ってきてくれたら」

しほ「許してあげます」

まほ「分かりました」

みほ「,,,,,,,,」

しほ「どうしたの?早くスプーンも全員分持ってきなさい」

みほ「はい!」ダッダッ

しほ「,,,,,,,,」

しほ「私も甘いわね,,,,」




しほとまほの口論  終わり


まだ投稿は続けます

15 : 以下、名... - 2017/04/22 20:05:49.20 6XuYZ3klo 12/33

カレーライスなのかハーゲンダッツなのか

16 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/22 22:33:36.21 Bo0RQ7VD0 13/33

訂正です。


ハーゲンダッツ→全てカレーライスでお願いします

17 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/22 22:50:18.87 Bo0RQ7VD0 14/33

アンツィオの探し物



~隊長部屋~


アンチョビ「,,,,,,,,」ガサゴソ

アンチョビ「どこいったんだ,,,,?」ガサゴソッ

ペパロニ「こんにちわーーす!」

アンチョビ「部屋に入る時はノックぐらいしろ!!」

ペパロニ「まぁまぁそんな固いことは気になさらずに~~」

アンチョビ「気にするわ!!」

ペパロニ「それより姐さん」

アンチョビ「,,,,なんだ?」

ペパロニ「なに捨てるんっすか?」

アンチョビ「ちょっと待て」

アンチョビ「いきなり来てそれを聞くか!?」

ペパロニ「いや~なにか探していたんでてっきり捨てるものを
決めていたかと,,,,」

アンチョビ「そんなわけあるか!!」

ペパロニ「てか何を探してるんすか?」

アンチョビ「あぁ、ちょっとな,,,,」

ペパロニ「まさかウィッグを無くしたんすか!?」

アンチョビ「違う!!これは地毛だ!!」

アンチョビ「そうじゃなくて,,,,大事な資料を探しているんだ」

ペパロニ「資料,,,,すか?」

アンチョビ「戦車に関する大事な資料なんだ」

アンチョビ「たしかここに入れたはずなんだが,,,,」ガサゴソ

ペパロニ「あの~姐さん」

ペパロニ「私も手伝うっす!!」

アンチョビ「,,,,,,,,」

アンチョビ「分かった、頼んだ」

18 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/22 22:50:54.21 Bo0RQ7VD0 15/33

~数分後~


ペパロニ「疲れたっすよ~~」バタン

アンチョビ「探し始めてまだ10分も経ってないぞ,,,,」

ペパロニ「といわれても,,,,ん!?」

アンチョビ「見つかったのか!?」

ペパロニ「いや、違ったっす」

アンチョビ「なんだよ,,,,じゃあなんだったんだ?」

ペパロニ「何かの小説っす」

アンチョビ「!!?」

アンチョビ「おいペパロニ,,,,まだ中身見てないよな,,,,?」

ペパロニ「なんでっすか?」

アンチョビ「お願いだからみないでくれ,,,,」

ペパロニ「そういわれると余計にみたくなるっすよ~~」ペラッ

アンチョビ「ちょ,,,,,,,,やめr」

ペパロニ「あ、これは官能しょうs」

アンチョビ「や”め”ろ”ぉーーーーーーーーー!!!」ガバッ

ペパロニ「ちょ,,,,どうしたんっすか姐さん!?」

アンチョビ「ハァ,,,,ハァ,,,,」

アンチョビ「,,,,,,,,,,,,」

アンチョビ「,,,,これは絶対に見るな」

ペパロニ「見るなって,,,,なんd」

アンチョビ「み る な よ ?」ギロッ

ペパロニ「わ、わかったっす,,,,」

アンチョビ「,,,,,,,,」

アンチョビ「再開するぞ」

ペパロニ「はいっす,,,,」

19 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/22 22:51:26.61 Bo0RQ7VD0 16/33

~1時間後~


ペパロニ「姐さん,,,,ホントにあるんっすか?」ガサゴソ

アンチョビ「おかしいな,,,,どこにいったんだ?」ガサゴソ

カルパッチョ「統帥、なにやっているんですか?」

アンチョビ「カルパッチョか」

アンチョビ「ちょっと探し物をしているんだ」

カルパッチョ「探し物?」

アンチョビ「あぁ、だから少し手伝ってくれないか?」

カルパッチョ「分かりました、統帥の頼みでしたら」

20 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/22 22:54:55.54 Bo0RQ7VD0 17/33

~20分後~


カルパッチョ「とはいえ統帥」ガサゴソ

カルパッチョ「一体何を探していたんですか?」

ペパロニ「そうっすよ、何を探してるんっすか?」

アンチョビ「ペパロニにはさっき伝えたばかりだろ,,,,」

アンチョビ「戦車に関する大事な資料を探しているんだ」

カルパッチョ「,,,,,,,,」

アンチョビ「カルパッチョ?」

カルパッチョ「統帥、その資料昨日自分で捨てましたよね?」

アンチョビ「???」

アンチョビ「あ!!!??」

21 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/22 22:56:19.36 Bo0RQ7VD0 18/33

~回想~



カルパッチョ「いいんですか統帥?捨ててしまって,,,,」

アンチョビ「ん?あぁ別にいいさ、もうこの資料に書いてあることはアンツィオでは使えないからな,,,,」

カルパッチョ「ならいいのですが,,,,,,,,」

アンチョビ「あぁ~~もう疲れた!」ビリビリ

アンチョビ「あ、これストレス発散になるぞ!!」ビリビリ

アンチョビ「カルパッチョもやるか?」

カルパッチョ「いえ、遠慮しておきます」ニコッ

アンチョビ「そうか,,,,じゃあもっと破るぞ~~!!」ビリビリビリビリ




~回想終了~

22 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/22 22:59:12.08 Bo0RQ7VD0 19/33

アンチョビ「,,,,,,,,」ダラダラ

カルパッチョ「思い出されましたか?」

アンチョビ「カルパッチョ,,,,」

カルパッチョ「今は私より後ろをみた方がいいかと」

アンチョビ「何?」クルッ

ペパロニ「,,,,,,,,」

ペパロニ「姐 さ ん ?」ピキピキ

アンチョビ「お、落ち着け!!1回落ち着くんだ!」ダラダラ

ペパロニ「,,,,,,,,」

ペパロニ「,,,,わかったっす」

ペパロニ「1回おちつくっす!!」

アンチョビ「よかった,,,,」ホッ

ペパロニ「なので,,,,」

ペパロニ「私もストレス発散するっす!!」

アンチョビ「わ、分かった。じゃあ紙を」

ペパロニ「その必要はないっす!」

アンチョビ「え?」

ペパロニ「紙は,,,,ここにあるっすから!!」ニコッ

アンチョビ「それは!!!??」

ペパロニ「じゃあいくっすよ~~?」

アンチョビ「落ち着け!!!その小説を破るのは駄目だ!!」アセアセ

ペパロニ「,,,,,,,,」

アンチョビ「な?話せばわかr」

ペパロニ「,,,,,,,,,,,,,,,,」ビリビリビリビリ

アンチョビ「や”め”ろ”ぉーーーー!!!!!」

カルパッチョ「,,,,これは統帥の責任です」






アンツィオの探し物  終わり

25 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/23 06:56:16.52 qa/pU9VN0 20/33

西住みほのミニ料理講座




~西住家~


みほ「う~ん」

まほ「おっ起きたか」

みほ「おはよう、お姉ちゃん」

まほ「ああ、おはよう」

みほ「お母さんは?」

まほ「ちょっと用事があるらしく」

まほ「1週間ぐらい留守だ」

まほ「だからしばらくは二人だけになるな」

まほ「はいっ朝ごはん」ゴトッ

みほ「あっありがとう」

みほ「いただきます」


パクっ


みほ「,,,,,,,,!」

みほ(ん?)

みほ(味噌汁は?)ズズズッ

みほ「,,,,,,,,,,,,」

まほ「どうだ、美味いか?」カチャカチャ

みほ「う、うん、美味しいよ?」

みほ(めちゃくちゃまずい)



これは母が留守の間に起きた物語である。

26 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/23 06:57:19.54 qa/pU9VN0 21/33

みほ(まずい!)

みほ(なんでこんなにまずくなるの?)

みほ(こんなの食べ物じゃない!)

みほ「,,,,,,,,」

まほ「,,,,?どうしたみほ、顔いろ悪いぞ?」

みほ「あははは,,,,」

みほ(こんなの食ったら悪くなるでしょ!そりぁ!)

まほ「,,,,どれどれ」パクッ

みほ「あ,,,,」

まほ「うん普通に美味いじゃないか」

みほ「,,,,,,,,,,,,」

みほ(え!ちょっと待って!)

みほ(お姉ちゃん、ねえ、バカ舌なの!)

みほ(バカ舌だよねこれ絶対!)

みほ「,,,,ごちそうさま」

まほ「あれ?もう食べないのか?」

みほ「うん,,,,何か食欲なくて」

まほ「そうか,,,,」

まほ「しっかり休めよ」

みほ「,,,,,,,,,,,,」

バタンッ

27 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/23 06:57:49.56 qa/pU9VN0 22/33

~みほの部屋~

みほ(まさかお姉ちゃんが)

みほ(料理が下手で)

みほ(しかもバカ舌だったなんて,,,,)

みほ(この料理が1週間も続くとなると,,,,)

みほ(,,,,,,,,,,,,)

みほ(死ぬ、絶対死ぬ)

みほ(なんとかして、お姉ちゃんの料理下手と)

みほ(バカ舌を直さないと,,,,)

みほ「まずは,,,,」

みほ「料理から直そう!」

28 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/23 06:59:11.20 qa/pU9VN0 23/33

~まほの部屋~

みほ「お姉ちゃん」

まほ「なんだ?みほ」

みほ「ご飯作ろう!」

まほ「いきなりなんだ?」

みほ「一緒に作りたいの!お願い!」

まほ「まぁいいが,,,,何を作るんだ?」

みほ「玉子焼き」

まほ「そんな簡単なもの作るのか?」

みほ「うん」

まほ「じゃやるか」

29 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/23 07:00:09.56 qa/pU9VN0 24/33

~キッチン~

まほ「まずは玉子だな」

みほ「今日は一個でいいよ」

まほ「割るか」

まほ「,,,,」

まほ「,,,,,,,,」

みほ「お姉ちゃん」

みほ「まさか,,,,」

みほ「割り方知らないの?」

まほ「,,,,,,,,,,,,」

みほ「一体どうやって朝ごはんの玉子焼きを作ったの?」

まほ「包丁を使ったよ」

まほ「切るのに苦労したよ」

みほ「,,,,,,,,」

みほ「お姉ちゃんだよね?」

みほ「他人じゃないよね?」

まほ「何をいっているんだ?」

まほ「私はまほだが?」ハテッ

まほ「どうしてそんなことを聞く?」

みほ「お姉ちゃんが料理下手すぎるからだよ!」ドンッ!

まほ「!!!!??」ビクッ

みほ「,,,,,,,,はぁ」

みほ「割り方はまず硬い所で二回叩く!」コンコンッ

みほ「そしたらひびが入るから」

みほ「そのひびに沿って割る!」パカッ

みほ「オーケー!?」

まほ「!?あぁ、オーケーだ」

みほ「じゃあ、ちょっと塩を持ってくれない?」

まほ「あぁ、いいが,,,,」タッタッ

30 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/23 07:03:15.38 qa/pU9VN0 25/33

みほ「,,,,,,,,」

みほ(今のうちに)

みほ(バカ舌かどうかを確かめるために)

みほ(秋山さんお手製の)

みほ(デスソースをたっぷりといれます)ドバドバ

みほ(あとはお姉ちゃんが帰ってくるのを待って)

みほ(焼いて、食べさせるだけです!)

まほ「みほ、塩あったぞ」

みほ「じゃこの玉子のなかにいれてください」

まほ「ああ、」パッパ

まほ「?」

まほ「なぁ、みほ」

まほ「少し色が赤くなってないか?」

みほ「気のせいだって、お姉ちゃん」

まほ「お、おぉ」

まほ「???」

31 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/23 07:04:52.30 qa/pU9VN0 26/33

完成です!


みほ「できたね、お姉ちゃん」

まほ「あぁ、できたな」

みほ「まず食べて」

まほ「?、あぁ」パクッ

まほ「!!」

まほ「普通に美味いが?」

みほ「えっ」

まほ「みほも食べてみ?」

みほ「え!あ、うん,,,,」

みほ「,,,,,,,,,,,,」

みほ「辛くなかったのかな,,,,」パクッ

みほ「!!!」

まほ「美味しいか?」

みほ「う、うん、美味しいよ?」ピクピクッ

まほ「頬がピクついているぞ?大丈夫か?」

みほ「う、うん、大丈夫だよ?」ダラダラ

まほ「汗が出てきているが」

みほ「え!なんにもないよ?」ダラダラ

まほ「顔を赤くして涙を流されながら言われても」

みほ「ちょっと,,,,トイレにいってくる」

まほ「???あぁ」



~トイレ~

みほ「,,,,,,,,,,,,」

みほ「辛い!」





まほ「今トイレで叫び声が聞こえたような,,,,」



みほのミニ料理講座  終わり

33 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/23 11:46:12.35 qa/pU9VN0 27/33

もし宝くじを拾ったら





もし宝くじが拾い、それが当りくじだったら、
あなたはどうしますか?
これはある少女が宝くじを拾った話です。



~学校帰り~

優花里「それじゃ西住殿!さようなら!」

みほ「うん、バイバイ!」

みほ「,,,,,,,,」

みほ「暇だなぁ,,,,」

みほ「,,,,あっ」

みほ「宝くじ,,,,落ちてる」

みほ「,,,,」キョロキョロ

みほ「誰もみてない,,,,よね?」

みほ「,,,,」ヒョイ



ダッダッ

34 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/23 11:48:33.73 qa/pU9VN0 28/33

~みほの家~


みほ「当たってないんだろうな,,,,」

みほ「,,,,,,,,,,,,」

みほ「,,,,,,,,,,,,!?」

みほ「!!!!???」

みほ「え!?え!?」

みほ「夢じゃないよね?」ゴシゴシ

みほ「,,,,,,,,,,,,」

みほ「夢じゃない!!!」

みほ「当たってる,,,,」

みほ「一等,,,,」

みほ「,,,,,,,,」

みほ「どうしよう,,,,」

みほ「そうだ!誰かに相談を,,,,」

みほ「でも誰に相談すればいいんだろう,,,,」

みほ「,,,,,,,,そうだ!」

みほ「秋山さんなら,,,,」

35 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/23 11:49:47.55 qa/pU9VN0 29/33

~回想~


みほ「もしもし、秋山さん?」

優花里「どうしました?西住殿?」

みほ「宝くじを拾っちゃって,,,,」

みほ「一等当たっちゃったんだよね,,,,」

優花里「えぇ!本当ですか!」

優花里「今すぐそっちに向かいますよ!」

優花里「今着きました!」


ピンポーン


みほ「!!!」

みほ(早っ,,,,)ガチャ

優花里「さぁ!早くいきましょう!」

みほ「どうしたの、いきなり来てそうそう,,,,」

優花里「なぜそんなに落ち着いているのですか!」

優花里「今も時間がどんどん迫って来ているのですよ!」

優花里「さぁ早く!」

みほ「う、うん!」



優花里「すごいですね~これ」

みほ「う、うん」

優花里「じゃあ早速」

優花里「戦車ショップへ!!」ダッダッ

みほ「あーちょっと待って!秋山さん!」

みほ「ボコミュージアムにもいきたい~!」ダッダッ

36 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/23 11:50:24.33 qa/pU9VN0 30/33

~回想完~

みほ「いやダメでしょ!」ペシン!

みほ「自分のではないのに,,,,」

みほ「もうちょっと違う人,,,,」

みほ「,,,,,,,,なら」

みほ「お姉ちゃんはどうだろう?」

37 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/23 11:52:05.19 qa/pU9VN0 31/33

~回想~

みほ「もしもし?お姉ちゃん?」

まほ「どうした?みほ」

みほ「実は宝くじを拾っちゃって」

みほ「一等当たっちゃったんだよね,,,,」

まほ「,,,,,,,,,,,,」

まほ「そうか」

みほ「え?それだけ?」

まほ「あぁ何か悪いか?」

みほ「いや、別に何も,,,,」

まほ「要件はそれだけか?」

みほ「う、うん」

まほ「わかった、じゃあ切る前に一ついっておく」

みほ「???」

まほ「ちゃんと落ち着いてまわりを見て行動するんだぞ」

まほ「どこでその大金を狙っているかわからないからな」

まほ「じゃあ切るぞ、話が長くなってすまなかった」

みほ「,,,,,,,,,,グスッ」

まほ「どうしたみほ?泣いているのか?」

みほ「グスッ,,,,ううん,,,,なんでもない,,,,」ヒグッ

まほ「切るぞ?」

みほ「うん,,,,」ガチャ

みほ「,,,,,,,,,,,,」

みほ「,,,,,,,,,,,,」グスッ





~回想完~

38 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/23 11:52:48.81 qa/pU9VN0 32/33

みほ「何で私泣いているの?」

みほ「あとなんかお姉ちゃん反応薄い!」

みほ「結局誰に掛けよう,,,,」

みほ「,,,,,,,,そうだ!!」

みほ「エリカさんにかけてみよう!」



プルルルルルルル,,,,


エリカ「もしもし」

みほ「エリカさん?」

エリカ「みほ?なんでかけてきたのよ」

みほ「エリカさんに相談したいことがあるんだよね,,,,」

エリカ「ふーーん,,,,何?」

みほ「実は宝くじを拾っちゃって」

みほ「一等当たっちゃったんだよね,,,,」

エリカ「,,,,,,,,,,,,」

エリカ「あぁ、そう」ガチャ

みほ「,,,,,,,,,,,,」プープー

みほ「,,,,,,,,,,,,」

みほ(反応薄かったな,,,,)

みほ「結局どうしようかな,,,,」クルッ

みほ「,,,,,,,,ん?」


PM 15:00


みほ「銀行しまってる,,,,」



これが今回のオチ。





もし宝くじを拾ったら  終わり

39 : ◆Yk/zqj0/vQ - 2017/04/23 11:55:23.61 qa/pU9VN0 33/33


これで終わります。

ありがとうございました

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