ちょっとしたお話(短編)です
~とある会話~
店員「この家ならどうですか?」
優花里「これです!これにします!」
店員「分かりました、それではこの手続きを...」
元スレ
【ガルパン】みほ「いわくつき物件?」優花里「そうです!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1492825648/
優花里「とゆうわけで.....」
優花里「自分の家を購入しました!」
沙織「よかったね!ゆかりん!」
華「これでやっと一人暮らしデビューですね。」
優花里「そうですよ!やっとですよやっと!」
みほ「でもどんな家を買ったの?」
優花里「ちょっとしたアパートです!」
沙織「なんでまたアパート?」
麻子「一軒家とかもあったのにか?」
優花里「ちゃんと理由ならありますよ?」
みほ「じゃあなんで?」
優花里「家賃がとても安かったんです!」
沙織「いくら?」
この金額を聞いてみんなは驚愕した。
みほ「......」
麻子「......」
華「......」
沙織「......」
優花里「皆さん?どうかしましたか?」
沙織「ねえ、ゆかりん」
沙織「それってやばくない?」
優花里「何がです?」
華「いわゆるいわくつき物件と言われているものじゃないですか?」
優花里「何ですか?そのいわくつき物件というのは」
みほ「前に事故や自殺があった家のこと,,,,だよね?」
沙織「そう!それで幽霊とかが出るかも,,,,と言うこと」
優花里「なるほど,,,,でも大丈夫ですよ」
沙織「え?」
優花里「私,,,,幽霊などは大丈夫な方で,,,,」
優花里「とにかく!一回住んでみます」
優花里「で、もし何か分かったら連絡ください!」
みほ「うん」
優花里「それでは!」タッタッ
沙織「,,,,,,,,,,,,」
華「どうしましょうか,,,,」
麻子「とりあえず、不動産屋に一回いってみるべき」
みほ「そうだね」
~不動産屋内~
店員「あ~ハイハイ、秋山様が購入された家はこちらです」
沙織「ほんとに8000円だ,,,,」
みほ「あの~すみません」
みほ「この家っていわくつき物件だったりしますか,,,,?」
店員「はい」
沙織(そんなにきっぱり言ってしまうんだ,,,,)
みほ「なんでいわくつき物件なんですか?」
店員「それはですね,,,,」
どうやらこの家には今まで3人が購入したことがあり、
その3人とも住みはじめて2週間ももたないのだという
そのうちの2人は2週間もないうちに出ていき
あとの1人は遺体で発見されているという
まさに本当のいわくつき物件だったのだ
みほ「そうだったんですか,,,,」
沙織「ありがとうございました」
~不動産屋外~
みほ「ヤバい,,,,よね」
華「確かに,,,,」
沙織「電話した方が良くない?」
麻子「そうだな、電話しよう」
プルルルルルルルルルル
ガチャ
優花里「もしもし?」
みほ「秋山さん!」
優花里「西住殿!どうかなさいましたか?」
みほ「あの家のことが分かったの」
優花里「それはどうゆう?」
みほ「それはね,,,,,,,,」
みほは優花里に店員から聞いたことを全て話した。
優花里「なるほど,,,,誰も住み始めて2週間もたないのですか,,,,」
みほ「そう、だから,,,,」
優花里「そんなことですか」
みほ「え?」
優花里「なら2週間で出ていけばいいだけの話ですよ!」
みほ「,,,,,,,,」
優花里「それでは切ります」
優花里「お電話ありがとうございました!」プツッ
みほ「,,,,,,,,」プープー
麻子「切っちゃったな」
沙織「ゆかりん大丈夫かな,,,,」
優花里は2週間あのいわくつき物件に住み始める事になる
あとであんな恐ろしいことになる事も知らずに,,,,,
そしてそれは突然起こった,,,,
~沙織家~
プルルルルルルルルルル
カチャ
沙織「もしもし?」
優花里「,,,,沙織殿」
沙織「どうしたの、ゆかりん?」
優花里「やっぱりこの家ヤバいですよ,,,,」
沙織「何があったの?」
優花里「私、なぜか絶対に夜中の2時に起きるんですよ」
優花里「そして、奥の方から階段の登る音が聞こえるんです」
沙織「それってやばくない?」
優花里「まだこのくらいなら大丈夫ですよ」
優花里「音がなっただけでそれ以外は特に何もなかったですし」
沙織「そう,,,,」
優花里「それでは、いきなり掛けてすみません,,,,」
沙織「大丈夫大丈夫、気にしないで」
ガチャ
沙織「,,,,,,,,,,,,」
~1日後~
みほ「沙織さん、ちょっと来てくれない?」
沙織「どうしたの?」
みほ「あのアパートについて調べてね」
みほ「ちょっと分かった事があるんだけど」
みほ「それが不気味なの,,,,」
沙織「どんなことなの?」
みほ「1人遺体で発見されたんだけど」
みほ「その死因が部屋にいるのに」
みほ「窒息死だったの」
沙織「窒息死!?部屋の中なのに?」
みほ「そう、それがとても不気味なの」
沙織「確かに不気味だね,,,,」
みほ「,,,,,,,,」
みほ「秋山さん大丈夫かなぁ,,,,」
沙織「そうだよね,,,,」
~その夜~
プルルルルルルルルルル
ガチャ
沙織「もしもし?」
優花里「また掛けてすみません,,,,」
沙織「どうしたの?」
優花里「また音がなったんですよ」
優花里「しかも今回は2回!」
沙織「2回?」
優花里「はい、間違いありませんでした」
沙織「,,,,,,,,,,,,」
沙織(日が経つにつれ音のなる回数が増えている?)
優花里「沙織殿?どうしました?」
沙織「!ううん、なんでもない」
優花里「とにかくまだ様子をみてみます」
沙織「いいけど,,,,何かあったらいいに来たり電話してきてね?」
優花里「はい!分かっています!」
ガチャ
沙織「回数が増えている,,,,?」
これを最後に電話はなくなった
優花里も普通に登校してきていた。
優花里にも聞いてみたところ、音がなる回数が増えているだけで、
何も変化がないのだという。
こうして2週間がたとうとしていた時、事件が起きたのである,,,,
~沙織家~
プルルルルルルルルルル
ガチャ
沙織「もしもし?」
優花里「助けて下さい!沙織殿!」
沙織「どうしたの?いきなり?」
それは、明らかに焦っているような声だった。
そして、間髪入れずにしゃべり出した,,,,
優花里「あの日から音が増えていたんですけど」
優花里「今日だけは違ったんです!」
優花里「いきなり階段を走って来て」
優花里「私の家の扉を叩き出したんです!」
優花里「もう怖くてずっと怯えていたんですよ」
優花里「もういやです!今すぐ引っ越したいです!」
沙織「分かったから!今から向かうから!」
優花里「お願いします!できるだけ早く来てください!」
~優花里家~
コンコン
ガチャ
みほ「秋山さん?いる?」
優花里「西住殿~~!」ギュッ
みほ「秋山さん!?」
優花里「もう怖いですよ~!」
みほ「一回落ち着いて」
優花里「はい,,,,」
沙織「大丈夫!一応お札ももってきたし!」
沙織「早く引っ越しの準備をしよう!」
優花里「はい!」
優花里「,,,,そう言えば華殿と冷泉殿は?」
沙織「まこりんは家に引きこもっていて」
みほ「華さんは風邪をひいてしまいお休みです」
優花里「そうですか,,,,」
みほ「とにかく早く準備をしましょう」
~5時間後~
みほ「ある程度片付いたね」
優花里「そうですね!」
沙織「ちゃんとお札も貼ったし」
沙織「あとはこの荷物を直すだけだね!」
優花里「はい!」
ガシャン!
みほ「あれ?」
沙織「停電?」
みほ「真っ暗で何も見えない,,,,」
みほ「秋山さん?どこにいるの?」
優花里「,,,,,,,,,,,,」
沙織「ゆかりん?どこ?」
優花里「,,,,,,,,,,,,」
みほ(少しずつ目が慣れてきた)
みほ「!!!」
みほ「秋山さん!?」
沙織「ちょっとみぽりんいきなりどうしたの,,,,!!」
沙織「ゆかりん!」
優花里「,,,,ウー,,,,ウー,,,,」
沙織「とにかく一回外に出よう!」
みほ「はい!」
~優花里家前~
みほ「秋山さん!しっかりして下さい!」トントン
沙織「ゆかりん!しっかりしてよ!」トントン
優花里「ウー,,,,ウー,,,,ガハッ!」ビチャッ
優花里「ハァ,,,,ハァ,,,,」
みほ「大丈夫ですか!」
沙織「ゆかりん!大丈夫!?」
優花里「あ,,,,西住殿,,,,沙織殿,,,,」
優花里「はい,,,,何とか,,,,」
沙織「何を飲み込んでたの?」
みほ「何これ?」
沙織「,,,,お札?」
沙織「しかもとても小さく丸められている,,,,」
みほ「秋山さん、どうしてお札なんか飲み込んでたの?」
優花里「私にも分かりません,,,,」
優花里「気が付くと息が苦しくなっていまして,,,,」
みほ「!!!」
みほ「ねぇ、沙織さん」
沙織「うん、わかってる」
みほ「これって,,,,」
沙織「もし1人だけだったら,,,,」
みほ・沙織「窒息死,,,,,,,,,,,,」
ここまで見てくださり、ありがとうございました。