あやめ速報-SSまとめ-

【学校】

…………

ガヴリール「…………ってことがあったんだけどさ」

ガヴリール「めちゃシコってどういう意味なんだろ」

ヴィーネ「ふ、ふーん………残念だけど私もわからないわ」

サターニャ「シコ……ってなにかしら、お相撲さんの話？」

ヴィーネ「ちょっと私トイレに行ってくるわね」ｽｯ




「【朗報】ガヴちゃん、無知だった（1）」


1*以下名無しに変わりまして悪魔がお送りします

うーん、これは処女決定！

2*タップリン

マジ？ソース出せよ

3*以下名無しに変わりまして悪魔がお送りします

タップリンとかいうクソコテいつも平日の真っ昼間からレスしてるよな

4*以下名無しに変わりまして悪魔がお送りします

この時間に書き込めるとかニートか天使くらいだろ
て～ん（笑）

5*以下名無しに変わりまして悪魔がお送りします

処女厨大勝利！
やったぜ。



ヴィーネ「ふふふ、食いついてる食いついてる…」

ヴィーネ(こいつらを盛り上げるためにはさらに大量の燃料が必要ね…)

ヴィーネ(ガヴリールの情報をもっと集めてやるわ！！)

…………

ガヴリール「お、おかえりヴィーネ……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

ヴィーネ「ただいま、ガヴ」

ガヴリール「さっきの単語調べたんだけどさ…」

ガヴリール「な、なんかえっちな意味の言葉らしいな……」ｶｧｧｧ

ヴィーネ(かわいい）

「悪速天使コンプ大杉ィ！(16)」

1*タップリン

悪魔とかいう劣等種共冷えてるか～？w

2*以下名無しに変わりまして悪魔がお送りします

レスバトル最弱のタップリンがきたぞ～w
ひ、ひえ～ッ！w

3*以下名無しに変わりまして悪魔がお送りします

天の者

4*以下名無しに変わりまして悪魔がお送りします

天さん…素直に草だw

5*タップリン

で、で、で、出た～！！！ｗｗｗｗ
魔界生まれの土人共がカンカンでいらっしゃるｗｗｗ


ヴィーネ「こいつマジでムカツクわね…」ｷﾞﾘｯ

ガヴリール「ヴィーネ…？」ﾋﾞｸｯ

…

ラフィエル「なるほど……」

ガヴリール「最近のヴィーネはスマホ片手にブツブツ言っててさ、正直ちょっとこわい」

サターニャ「たしかに、私もヴィネットには妙な違和感を感じていたわ」

ガヴリール「せめてヴィーネが一体何をしてるのかってだけでも探れたらなぁ……」


ヴィーネ「うへへへへへ…………」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ


「ガヴィーネこそ至高とかいう風潮（6）」

1*以下名無しに変わりまして悪魔がお送りします

億理ある

2*以下名無しに変わりまして悪魔がお送りします

まーた天使好きの異常性癖野郎があばれてるよ
天使なんてマサキのおもちゃでいいんだよ上等だろ？

3*タップリン

天使長「ガヴタプだぞ」

……

ガヴリール「決めた、私ヴィーネに直接聞いてみる」

ラフィエル「本当ですか？」

ガヴリール「うん、なんか堕天したときの私と似ててさ、放っておけないんだ」

サターニャ「気を付けなさいよガヴリール、なんだが嫌な予感がするわ」

ガヴリール「安心しろサターニャ、ヴィーネのやつを必ず救ってみせる！」

ラフィエル「ファイトです、ガヴちゃん！」


ガヴリール（あの変化、おそらくヴィーネがやっているのはソーシャルゲームか何かだろう）

ガヴリール（だが安心しろヴィーネ、私みたいになる前にお前を救ってやる！）

「ガイジーケルベロスの画像クレティヌス（23）」
「ソロモン72柱とかいう底辺ｗｗw（12）」
「サターニャさんをすこるのだ😍（221）」
「色欲の称号を持つ悪魔だけど質問ある？（11）」


ヴィーネ「どれもんつまんないスレばっかりね…」ｲﾗｲﾗ

ヴィーネ「私が面白いことしないと…」ｿﾜｿﾜ


ガヴリール「よっ、ヴィーネ」

ヴィーネ「ガ、ガヴリールっ！？」ｻｯ

ガヴリール「おいおい、スマホ隠さなくてもいいじゃんか」

ガヴリール「なんのゲームやってんの？私にも見せてよ」ﾆｺｯ

ヴィーネ「うっ…………」

ヴィーネ（ま、まずい…これをガヴリールに見られる訳には…）

ガヴリール「おいヴィーネ、恥ずかしがる事ないだろ？」

ガヴリール「私だって掛け持ちしてるソシャゲなんて山ほどあるからな、例えば…」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

ヴィーネ（ああ、私の事気遣ってくれてるのね、本当に天使…）

ガヴリール「すきありっ」ﾊﾞｯ

ヴィーネ「ああっ！！」

ガヴリール「へへへ、ヴィーネってどんなゲームやってんだろ」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

ヴィーネ「ちょっ、返しなさいよ！！」

ガヴリール「…………ん？」ﾋﾟﾀｯ

ガヴリール「悪魔速報…？」


ヴィーネ(終わった…）

ガヴリール(これがヴィーネのIDか…)

ヴィーネ「ちょっと…！それ返してっ…！？」ｶﾞﾊﾞｯ

ラフィエル「ガヴちゃんの邪魔はさせません」ｶﾞｼｯ

サターニャ「これもあんたのためよ、ゲームばかりやってるとガヴリールみたいになっちゃうんだから！！」ｶﾞｼｯ

ヴィーネ「ちょ、誤解よ誤解！！離して！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

ガヴリール「必死使って見てみるか…」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ


「わかる、ガヴちゃんの幼児体型めちゃシコだわ」

「ガヴリールちゃんのムッチムチの太ももｗｗｗ」
「ガヴちゃんのお尻をガッツリつかんでバックからガンガン突きたすぎわろたｗｗ」
「デレガヴくっそ可愛すぎて押し倒してハメ倒したすぎわろた」
「ガヴちゃんに蔑んだ目線で手コキされたい」
「うーんこれは処女決定！」
「ガヴリールちゃん、素直に射精です！」
「こんな可愛い子がセッ○スなんてしてるわけないでしょう！」
「ほんっとガヴリールって天使だわ、受精の申し子だなほんと」



ガヴリール「…………」ｿﾞｯ

サターニャ「どう？ガヴリール」

ヴィーネ(やばいやばいやばいやばい！)

ガヴリール(こ、これヴィーネが全部一人で………)ｶﾞｸｶﾞｸ

ラフィエル「ガヴちゃん？」

ヴィーネ「ち、違うのガヴ！それはちがくて………」

ヴィーネ「そ、そう！IDが被ったのよ！」

ガヴリール「…………ずいぶん詳しいんだな」

ヴィーネ「…あっ」

サターニャ「なになに？今一状況が掴めないんだけど！？」

ラフィエル「サターニャさんは知らなくていいんです」

ヴィーネ「な、何かの間違いよガヴリール！！私はあなたの事をそんな目で見てないわ！」

ヴィーネ「大体こんなの罠よ！私を取り押さえて勝手に携帯を覗き見るなんて！！」

ヴィーネ「あんまりじゃない！！」ｸﾞｽｯ

サターニャ「ヴィネット…そんなつもりじゃ…」

ラフィエル「サターニャさん、同情はしてはいけません…」

サターニャ「なんでよ！！」

ラフィエル「ヴィーネさんは…悪魔だからです…」

サターニャ「そんなこと知ってるわよ！」

ラフィエル「一番辛いのはガヴちゃんなんですよ！」

サターニャ「え…？」


ガヴリール「…………」

………

ガヴリール「…………ヴィーネ」

ヴィーネ「……何よ」ｸﾞｽｯ

ガヴリール「まぁ、なんだ」

ガヴリール「ヴィーネには色々恩があるからさ…」

ガヴリール「今回の事は許してやる…」

ヴィーネ「ガヴリール…」

ガヴリール「ただ、もう二度とこんなことをするな」

ガヴリール「私だってこういう書き込みをみると流石にちょっとこわい…」

ガヴリール「今まで通りって訳にはいかないけどさ、また仲良くしようよ…」

サターニャ「ガヴリール…………」

ヴィーネ「うぅ…………ぐすっ……ごめんなさい…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ヴィーネ「ガヴリールぅぅーーっ！」ｶﾞﾊﾞｯ


ガヴリール「ち、近づかないでください！！」ﾋﾞｸｯ

ヴィーネ「」

…………

ヴィーネ(その後、ガヴリールは私と少し距離をおくようになった)

ヴィーネ(勿論私も少し寂しいけど、ガヴリールなりに私に話しかけてくれたりはする)

ヴィーネ(本当に私はとんでもないことをしてしまったんだと思う、でも、いつかまたガヴリールと一緒に笑える日がくることを信じてる………）


ヴィーネ「っと…」ｶﾀｶﾀ


23*以下名無しに変わりまして悪魔がお送りします

ということがあって私は心を入かえました
だから今、私はここにいる

24*以下名無しに変わりまして悪魔がお送りします

くっせえ自分語りすんなよゴミ

25*タップリン

そこまで言われたんならROMっとけや




完