あやめ速報-SSまとめ-

梓「でも、すぐに脱げって言われても……///」

あゆみ「恥ずかしいよね……///」

優季「別に普通のAVじゃなくて良いんじゃない？」

桂利奈「なにかアイデアあるの！？」

優季「要は学校の宣伝だよね？」

梓「そう」

優季「じゃあ、カップルのデートの様子を撮影するのはどう？」

優季「それなら『こんな素敵な子がいます』って宣伝になるでしょ？」

桂利奈「うん、なるね！」

あや「それって、AVなのにエッチ無しってこと！？」

優季「エッチの有る無しじゃないの」

優季「ただの愛情表現だから」

あゆみ「そっか！ カップルの濃密な愛情表現を撮影するだけで、それがエッチかどうかは限らないんだ！」

優季「カメラを気にしてエッチできないなら、ただそれだけの関係だったってこと」

優季「どれだけ濃密な愛情表現をするかは、撮影時のテンション次第なの」

優季「撮れたらAVとして、撮れなかったらIVとして販売すれば良いだけだから……」

優季「そう考えたら、脱ぐのも大変じゃないでしょ？」

梓「……うん。それなら、あまり気にならないと思う」

あゆみ「AV撮影のためじゃなくて、愛情表現のためだもんね」

桂利奈「それで、カップルは誰にする？」

あや「撮影させてくれる子なんているかな？」

あゆみ「いないだろうね」

梓「そこは、言いだしっぺの私たちでやろう？」

桂利奈「え！？ 私たちが！？」

梓「ランダムに2人選んで、1日デートするの」

梓「残りの4人は撮影スタッフだから」

あゆみ「……まぁ、それしかないか」

梓（未来の後輩のためにも頑張らなくちゃ……！）

あゆみ（デートも交際も、全然分からないや……）

あや（ちょっとマニアックなこともして良いのかな……？）

桂利奈（要はお出掛けだよね？ 楽しみだな～）

優季（折角だからエッチないたずらしちゃおっかな？）

紗希（需要のためなら百合レズもやぶさかではない……）







誰と誰をデートさせますか？
↓1～6の中でコンマ上位2つを採用します

※デートに不適切な場合は次コンマ採用
※連投は2つめ以降無効
※雑談歓迎です

あや「安価の結果が出たよ！」

あや「梓ちゃんとあゆみちゃんだって！」

梓「えっ」

あゆみ「えっ」

桂利奈「2人とも、頑張ってね！」

梓「えっと、その、もちろん頑張るけど……」

梓「……デートって何するか、知ってる？」

あゆみ「全然……」

優季「あちゃー」

優季「……というわけで」

優季「簡単にスケジュールを組みました～」



場所：遊園地
集合時間：午前9時

午前：アトラクション
昼飯：ランチ
午後：アトラクション
夕方：観覧車
晩飯：ディナー
夜中：おたのしみ♪



あゆみ「こ、この『おたのしみ』って……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ///

梓「ちょっと、ふざけないでよ！」ﾄﾞｷﾄﾞｷ///

優季「2人とも、忘れてない？」

優季「これはあくまでもAV撮影なんだよ？」

梓「う゛……」

あゆみ「そ、そうだけど……」

あや「とにかく！ スケジュールはこれで決定だから！」

桂利奈「嫌がったら、決めてくれた紗希ちゃんに悪いでしょ！」

あゆみ「えっこれ紗希が決めたの！？」

紗希「……」ｺｸﾘ

梓「そう言われると、イヤだっていえない……」

桂利奈「いつにする？」

あや「明日から数日ほど寄港するから、明後日の土曜日に実行だね！」

優季「可愛い服を着てくるんだよ？」

あや「エッチな服でも可！」

あゆみ「うぅぅ///」

梓「か……考えとく……///」

桂利奈「考えちゃうんだ……」

優季「撮影の準備は私たちでするから、安心してね～」

撮影当日――8時40分――
遊園地前――



梓「……」

梓（ちょっと早く来すぎちゃったかな？）

梓（それにしても……）ｷｮﾛｷｮﾛ

梓（あゆみはともかく、4人もまだ来てないなんて……）

あゆみ「あ、梓～！」ノ

梓「あゆみ！」

あゆみ「もしかして待った？」ﾀﾀﾀｯ

梓「ちょっぴり」

あゆみ「ゴメンね？」

梓「集合時間前だから気にしないで」

梓（それにしても……）ｼﾞｰ

あゆみ「？」

梓（白のタートルネックのセーターに、赤のミニスカート……）

梓（……あ、あのフリルのついたソックス可愛い～！）

梓（あと、ショルダーバッグを斜めがけしてるせいで、あゆみのおっぱいがすごい強調されて……！）

梓（あれって『パイスラ』って言うんだよね……///）

梓（普段のあゆみは、どっちかって言うとカッコいいイメージが強いから、なんか新鮮だな……）ﾄﾞｷﾄﾞｷ///

あゆみ「どうしたの？」

梓「……え！？ あ、ううん！ なんでもないの、なんでも！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ///

あゆみ「？？」

あゆみ（それにしても……）ｼﾞｰ

梓「？」

あゆみ（暖色系のチェックのシャツに、穿きなれたジーパン……）

あゆみ（頭に被ってるの、確か最新のニット帽じゃん！ おっしゃれ～！）

あゆみ（全体的にタイトなコーディネイトだから、梓のボディラインがよく見えて……！）

あゆみ（やっぱり梓は、体のバランスが綺麗だなぁ……///）

あゆみ（梓はあまり、こういうおしゃれしないから、すごくカッコよく見える……）ﾄﾞｷﾄﾞｷ///

梓「あゆみ、大丈夫？」

あゆみ「……は！？ う、うん大丈夫！ すっごい大丈夫だから、ホント！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

梓「？？」

あゆみ「……あれ？ 皆はまだ来てないの？」ｷｮﾛｷｮﾛ

梓「うん、まだみたい」

あゆみ「もう！ あんなに遅れるなって言ってたくせに、自分たちは遅れるんだから！」ﾌﾟﾝｽｶ









＜失礼な！

＜遅れて無いよ！



梓あゆみ「「！？！？！？！？」」

桂利奈「よいしょっと」ｳﾞﾝ...

あや「大成功じゃん！」ｳﾞﾝ...

優季「うん、ちゃんと動いてるね」ｳﾞﾝ...

紗希「……」ｳﾞﾝ...

梓「うわぁ！？」ﾋﾞｸｯ

あゆみ「何も無い空間から突然奇妙な衣装に身を包んだ4人が現れた！？」

あや「これは光学迷彩スーツだよ」

桂利奈「周囲の映像をスキャンして、このスーツの表面に映すことで、姿を消してるんだー！」

優季「自動車部にお願いして一晩で作ってもらっちゃったぁ♪」

梓「自動車部じゃなくてジェバンニ部だった！」

あゆみ「でもこんなの、よく一晩で作ってもらえたね？」

桂利奈「Pティーガーに実装済みの技術だから、簡単だったらしいよ？」

梓「ちょっと待ってあのPティーガーそんなこと出来るの？」

優季「戦車道のみんなには内緒だよ？」

梓「言っても信じてもらえないから大丈夫」

あゆみ「というかコレ、アレじゃない？」

あゆみ「ゴルゴ13に出てきた光学迷彩部隊のスーツと同じデザインなんだけど」

桂利奈「私たちは、今日はずっと、これを着てるからね」

あゆみ「スルーされた」

優季「だから2人は安心してイチャイチャラブラブしてね！」

あや「百合百合レズレズしてね！」

梓「あや！」

あゆみ「///」

紗希「……」ﾂﾝﾂﾝ

桂利奈「あ、もう時間だよ」

あや「それじゃ、頑張ってねー」ﾋﾞﾋﾞｯ

優季「仲良くしっぽりと……ね？」ﾋﾞﾋﾞｯ

桂利奈「いってらっしゃーい！」ﾋﾞﾋﾞｯ

紗希「……」ﾋﾞﾋﾞｯ

梓「う～……本当に撮影するんだ……」

あゆみ「ホラホラ梓！ 早く行こうよ！」ｷﾞｭｯ

梓「わわ！ 急に引っ張らないでよ～！」ｱﾜﾜ

優季＜自然な流れで手をつないだよ！

あや＜あの2人、結構仲良いもんね

優季＜桂利奈ちゃん、測定してくれる？

桂利奈＜愛ー！ ﾁｬｷｯ

測定器「0」ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

桂利奈＜自動車部お手製のラブラブ度測定器、ただいま0！

あや＜それじゃ、うわべの友達レベルじゃん！

優季＜多分緊張してるせいだと思う

あや＜あぁ……ラブラブしてる場合じゃないって状況だから……ね

優季＜これが200を越えたら、夜のイベントも発生しやすくなるよ ﾁﾗｯ

あや＜どこ見て喋ってるの？

梓「まずはアトラクションに乗ろっか」

あゆみ「何にしようかー？」

梓「観覧車は最後に乗るから、それ以外かな」



何に乗りますか？
↓1～4の中でコンマ上位１つを採用します

※デートに不適切な場合は次コンマ採用
※連投は2つめ以降無効
※雑談歓迎です

あゆみ「遊園地と言えば、やっぱりメリーゴーランドでしょ！」

梓「ジェットコースターとかコーヒーカップとか色々あると思うけど……」

あゆみ「そうだ！ 私、一度やってみたかったことがあるの！」

梓「ん、何？」

あゆみ「2人で同じ馬に乗るやつ！」

梓「ハハハ。それカップルがするやつだよ？」

あゆみ「いーじゃん！ 今はデートなんだから！」

梓「もう……しょうがないなぁ！」ｳｷｳｷ

あや＜梓ちゃんも満更じゃ無いんだ＞

優季＜あんな良い顔のあゆみに言われたら、断れないでしょ？＞

紗希＜せやな……＞

桂利奈＜2人のそばで撮影すれば良いの？＞

あや＜桂利奈ちゃんは不安定な足場で立ち続ける？＞

桂利奈＜ちょっと無理～！＞

優季＜ここは装填手が適任じゃない？＞

桂利奈＜それじゃ紗希ちゃん、至近距離の撮影よろしく～！＞ﾉ

あや＜私たちは周りで撮影してるから＞ﾉ

紗希＜……＞ｺｸﾘ

あゆみ「この子にしよ、この子に！」

梓「あゆみってばはしゃぎすぎ～」ｱﾊﾊ

あゆみ「こうやって跨がって……」ﾖｲｼｮ

梓「私が後ろに……」

あゆみ「狭っｗすっごい狭いｗｗ」

梓「ダメ、これじゃ座れないよ」

あゆみ「こっちはどう？」

梓「あゆみの前？」ﾄﾞﾚﾄﾞﾚ

梓「……んっ……ギリギリ……」ﾖｲ...ｼｮ

あゆみ「わっわっ！ 梓、あんまり動かないで、落ちる落ちるｗｗｗ」

梓「えっ、いやこれ以上前に行けないからｗｗ」



プルルルル……！



梓「ちょ、もう動き出しちゃう！」

あゆみ「ヤバいヤバいヤバい！」

ゴウンッ……！



あゆみ「キャッ！」ｷﾞｭｯ!!

梓「わぁっ！」ｷﾞｭｯ!!





メリーゴーランド「～♪」ｸﾙｸﾙ

梓「危な～い……」ｷﾞｭｰ

梓（目の前のポールに抱き付いたおかげで、落馬せずに済んだ……）

あゆみ「うぅ……落ちるかと思った……」ｷﾞｭｰ

梓「大丈夫？」

あゆみ「梓に抱き付いてるから大丈夫」ｷﾞｭｰ

梓「絶対に離さないでよ？」

あゆみ「絶対に離さないよ！」ｷﾞｭｰ

梓（……どうしよう……）









梓（あゆみのおっぱいが背中でムニムニしてる……///）

梓（このセーター、薄手なのかな？）

梓（なんか、おっぱいの感触がリアルなんだけど……///）

梓（ん……やっぱりあゆみのおっぱい、大きい……///）

梓（あぁ、ウソ……馬が上下に動くから、おっぱいもムニムニって動いて……///）





むにっ…… むにむに……





梓（意識しちゃダメ意識しちゃダメ意識しちゃダメ意識しちゃダメ意しちゃダメ意識しちゃダメ意識しちゃダメ意識しちゃダメ……///）

あゆみ（……どうしよう……）









あゆみ（手を伸ばした先が梓のおっぱいだなんて……///）

あゆみ（背後からガッツリ鷲掴みしちゃうなんて……）

あゆみ（これじゃ私、ただの変質者だよ……///）

あゆみ（ん……梓のおっぱい、柔らかい……///）

あゆみ（あぁ、ウソ……馬が上下に動くたび、手の中でおっぱいがムニムニって動いて……///）



もにゅっ…… むにゅん……



あゆみ（意識しちゃダメ意識しちゃダメ意識しちゃダメ意識しちゃダメ意識しちゃダメ意識しちゃダメ意識しちゃダメ意識しちゃダメ……///）

梓「……んっ///」

あゆみ「ど、どうしたの///」

梓「いや、その……///」

梓「あゆみの、その……手が……///」

あゆみ「え……」

あゆみ「あぁ！！ ご、ゴメッ――！！」ﾊﾟｯ

梓「あ！ 手を離さないで！」

あゆみ「わわわっ！」ｷﾞｭﾑｯ

梓「ぁっ///」ﾋﾟｸｯ

あゆみ「ご……ゴメン……///」ｷﾞｭｰ

梓「んっ……ま、まぁ私も……」

梓「味わってるようなもんだから……」

あゆみ「えっと……何を？」

梓「あゆみの、その……おっぱい……///」

あゆみ「……あ///」ｷﾞｭｰ





梓「……///」

あゆみ「……///」

梓「で、でもさ……」

梓「私もあゆみもお互い様なわけだからさ……」

梓「これでおあいこ！ ノーカン！」

梓「……で、どうかな？」

あゆみ「そ、そうだね……」

梓「……」

あゆみ「……」





梓「……///」ﾑﾆﾑﾆ

あゆみ「……///」ﾓﾐﾓﾐ

梓「……///」ﾑﾆﾑﾆ

あゆみ「……///」ﾓﾐﾓﾐ

梓「ぁっ……///」ﾑﾆﾑﾆ

あゆみ「んっ……///」ﾓﾐﾓﾐ

梓「……///」ﾑﾆﾑﾆ

あゆみ「……///」ﾓﾐﾓﾐ

梓「おっきいね……///」ﾑﾆﾑﾆ

あゆみ「言わないで……///」ﾓﾐﾓﾐ

梓「……///」ﾑﾆﾑﾆ

あゆみ「……///」ﾓﾐﾓﾐ

梓「……あ、終わった」

あゆみ「降りられる？」

梓「大丈夫」ﾖｲｼｮ

あゆみ「いや～狭かったねぇ～」ﾖｲｼｮ

梓「でも楽しかったね」

あゆみ「でしょ？」ｱﾊﾊ









優季＜あ、降りてきた＞

桂利奈＜グルグル回るから、あんまり良い画が撮れなかったよー＞

あや＜んー、こっちもイマイチ……＞

紗希＜……＞ﾄｺﾄｺ

あや＜あ、紗希ちゃん＞

優季＜そっちはどうだった？＞

桂利奈＜こっちは微妙でさー＞

紗希＜……＞









紗希＜お宝映像……＞

3人＜＜っしゃぁ！！＞＞

梓「……」ﾄｺﾄｺ

あゆみ「……」ﾄｺﾄｺ

梓「……内緒、だからね？」

あゆみ「……うん」

梓「……」

あゆみ「……」









梓「……///」

あゆみ「……///」

ラブラブ度

0：友達
↓ +99
99：友達

あゆみ「それにしても、お腹すいたよー」ｸﾞｰ

梓「もうお昼だもんね」

梓「スケジュールでもランチの時間だって」

あゆみ「じゃあ、何か食べようか！」

梓「うん」



何を食べますか？
↓1～3の中でコンマ上位1つを採用します

※デートに不適切な場合は次コンマ採用
※連投は2つめ以降無効（連続しなければ全て有効）
※雑談歓迎です

あゆみ「色んなお店があるね」

梓「どれにしよっか？」

あゆみ「どうせなら、普段食べられないものを食べたくない？」

梓「それじゃ、あれとかどう？」



多国籍レストラン・樂宴舘



あゆみ「わぁ！ なんかおしゃれ！」

梓「値段も手頃だし、ここにしよっか」

あゆみ「うん！」

あや＜あの店に入るみたい＞

桂利奈＜私たちも入るの？＞

優季＜4人も入ったらさすがにバレちゃうよ＞

桂利奈＜じゃあ1人だけ？＞

優季＜うん、それが良いと思うな＞

優季＜だから頑張ってね、あや？＞

あや＜絶対言うと思ったよ！！＞ﾀﾀﾀｯ

桂利奈＜でも行ってくれるんだ……＞

紗希＜……＞ﾂﾝﾂﾝ

優季＜うん、それじゃ私たちもお昼にしよっか＞

桂利奈＜やったー！＞

店内――



店員M「いらっしゃいませ、2名様ですか？」

梓「はい」

店員M「こちらの席へどうぞ」

あゆみ「よいしょっと」

店員M「ご注文がお決まりになりましたら、ボタンを押してお呼びください」

あゆみ「はーい！」

店員M「総員！ ランチァー・フォー！」ｽﾀｽﾀ

店員たち「「ランチァー・フォー！！」」

梓「何にしよっか？」

あゆみ「たくさんあるね」

梓「どれも美味しそう……」

あゆみ「私、このドリアにするー♪」

梓「……うん、このセットにしよっと」

あゆみ「この戦車型ボタンのことだよね？」

梓「多分」

あゆみ「それじゃ、ポチッとな」ﾎﾟﾁｯ



ボタン「ﾄﾞｵｫﾝ!!」



梓あゆみ「「シャーマン ファイアフライ（即答）」」

店員K「ご注文お決まりですか？」

あゆみ「アンコウと蛤のドリア！ あ、あとすき焼きボルシチも！」

梓「スターゲイジーバーガーセットを1つ。ドリンクは黒森峰ビール（ノンアルコール）で」

店員K「ご注文繰り返させていただきます」

店員K「アンコウと蛤のドリアがお1つ、すき焼きボルシチがお1つ、スターゲイジーバーガーセットのドリンク黒森峰ビールがお1つ、以上でよろしいですか？」

梓「はい」

店員K「ありがとうございます、少々お待ちくださいませ」

店員K「厨房ー！ 注文通り、ゴーアヘーッド！」

あゆみ「ふぅ……」

梓「朝からドタバタしてるから、なんだか疲れちゃうね」

あゆみ「でも、まだまだ頑張らなきゃ」

梓「……こういうとき、あゆみが羨ましいなぁ……」

あゆみ「へ？ 何で？」

梓「だってあゆみって、ウサギさんチームで一番体力あるでしょ？」

あゆみ「背が高いだけだって」

梓「でも私は、その身長がもっと欲しかったから……」

あゆみ「まだまだ成長するよ」

梓「それが、去年から変わってなくて……」

あゆみ「いくつだっけ？」

梓「151」

あゆみ「十分じゃないの？」

梓「せめて平均身長は欲しかったのっ」

あゆみ「3センチくらい誤差だって、誤差」

梓「その誤差を考慮したのが平均身長だもんっ」ﾌﾟｸｰ

あゆみ「それもそうだね」

あゆみ「何で背が高い方が良いの？」

梓「だってカッコいいでしょ？」

あゆみ「梓はカッコいいのが好きなの？」

梓「うん！」

梓「……私って昔から地味だから、人に頼ってもらえるような、そんな大人な女性になりたいんだ」

あゆみ「へぇ～」

梓「だから私、ボーイッシュでサッパリした性格してるあゆみのこと、好きだよ？」

あゆみ「……」

あゆみ「と、突然何言ってるの……///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

梓「そう？ だって今はデート中だから」ｸｽｸｽ

あゆみ「そうだけど……///」

あゆみ「んー……」

あゆみ「でも私は、梓の方が羨ましい……かな」

梓「えっ、どうして？」

あゆみ「だって160もあると『可愛い』って言ってもらえないんだよ？」

梓「あー……」

あゆみ「そりゃ『カッコいい』って言われるのは好きだけど……」

あゆみ「でも、やっぱり私も甘やかされたいし、誰かに甘えたいし……」

あゆみ「それに小柄な方が、ウサギみたいで可愛いでしょ？」

あゆみ「……そういう意味じゃ、いざという時に頼りになる梓は、私の理想の恋人像……かも？」ﾁﾗｯ

梓「……あ、えっとぉ……///」

あゆみ「フフフ」ﾆﾔﾆﾔ

梓「もぅ……反撃は卑怯だよ」ｸｽｸｽ

あゆみ「違いますー、デート中だからノロケただけですー」ｱﾊﾊ

店員A「お待たせしましたー！」

店員A「アンコウと蛤のドリアのお客さまー？」

あゆみ「私です！」

店員A「こちらも熱いので、お気を付けください」

店員A「すき焼きボルシチは――？」

あゆみ「それも私で」

店員A「鍋が熱いので、お気を付けくださいねー」

店員A「スターゲイジーバーガーセットのお客さまー？」

梓「あ、はい」

店員A「こちらニシンが熱いので、お気を付けください」

梓「ニシン以外は？」

店員A「大丈夫です」

店員A「ではごゆっくりどうぞー！」ﾍﾟｺﾘ

店員N「厨房ー！！ 注文通り、吶喊ー！！」ﾋﾞｼｯ

店員A「厨房ー！ 湯を沸かせ、釜を炊けー！」ｽﾀｽﾀ

あゆみ「思ったよりも早く来たね」

梓「わぁ、良い香り～♪」

あゆみ「もう食べちゃお？ 私もうお腹ペコペコ～！」ｸﾞｰ

梓「それじゃあ、いただきます」人

あゆみ「いただきまーす！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

梓「あゆみ、早すぎー」ｸｽｸｽ

あゆみ「ん～！ 美味しい～！」

梓「それ、どんな味なの？」

あゆみ「海の幸と山の幸が、口の中いっぱいに広がって……」

梓「分かるような、分からないような……」

あゆみ「ボルシチはね、日常の味とお祝いの味が、口の中いっぱいに広がって……」

梓「どうしよう、そっちは分かる気がする……」

梓「……」

あゆみ「どうしたの？」

梓「これ……」

梓「スゴいｗ見た目なんだけど……ｗｗ」

あゆみ「……ﾝﾌｯｗ」ﾌﾟｲｯ

梓「ねぇあゆみｗもっと見なよｗｗ」

あゆみ「ムリｗｗ絶対ムリｗｗ」

梓「頭つきのニシンフライが、バンズを突き破ってるよｗｗｗ」

梓「ねぇｗｗこれどうやって食べたら良いのかなｗｗｗねぇｗｗｗ」

あゆみ「知らないってばｗｗ店員さんに聞きなよｗｗ」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

梓「すみませーん！」

店員D「はい、どうしましたか？」

梓「これ、どう食べたら良いか……」

あゆみ「ﾝﾌｯｗｗ」

店員D「こんな格言をご存知？」

店員D「『私の戦略は、一をもって十に対抗することである』」

梓「そっか、先に頭を全部切り落とせば良いんですね」

店員D「『私の戦術は、一の敵に対して十をもって撃破することである』」

梓「えっ、ナイフたくさん使っても良いんですか？」

店員D「足りなければお持ちします」

梓「ありがとうございます」

店員D「それでは、ごゆっくり……」ﾍﾟｺﾘ

店員O「毛沢東ですね」ｽﾀｽﾀ

梓「全部切り落とすんだって」ｶﾁｬｶﾁｬ

あゆみ「じゃあ何でぶっ刺すのかな？」

梓「芸術点稼ぎじゃない？」

あゆみ「フィギュアじゃあるまいしｗ」

梓「……」ｷﾘｷﾘ...

あゆみ「頭ｗ切り落とすの上手過ぎｗｗ」

梓「ホント？」

あゆみ「芸術点10点あげるｗ」

梓「やったｗ」

梓「……よし、切り終わった」

梓「いただきまーす」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

あゆみ「どう？」

梓「美味しい～♪」ﾆｯｺﾘ

あゆみ「どんな味？」

梓「あのね……ニシンのフィレオフィッシュって感じ」

あゆみ「そのまんまｗｗｗ」

梓「あ、ソースのビネガーがね、サッパリして良い味してる」

あゆみ「ちょっとマリネっぽいってこと？」

梓「そんな感じ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

あゆみ「いやぁ～多国籍料理ってスゴいね！」

あゆみ「この何でもあり感！ あとごちゃ混ぜ感！」

梓「大洗の戦車道みたいだよね」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

あゆみ「フフッ……確かにそうかも」

梓「統一感無くても、こんなに美味しい料理が出来るんだね」

あゆみ「私たちもやろうよ、多国籍料理な戦車道！」

梓「美味しく調理しなきゃねｗ」

あゆみ「梓なら出来るよ！」

梓「……あゆみたちも一緒じゃなきゃ、ヤだよ？」

あゆみ「……」

あゆみ「当たり前だよ！」

梓「……ありがとう」

あゆみ「さ！ 早く食べちゃおう！」

あゆみ「冷めた戦車道は美味しくないよ？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

梓「フフフ……そうだね」ﾆｺﾘ

そして――



梓「ごちそうさまでした」人

あゆみ「ごちそうさまでした！」人

梓「美味しかったね」

あゆみ「お腹いっぱいだよー」ｹﾌｯ

梓「この後アトラクションだけど……そこで食休みしてからにしよっか？」ｶﾞﾀｯ

あゆみ「そうしよそうしよ……」ｶﾞﾀｯ

店員k「お会計ですか？」

梓「はい」つ伝票

店員k「お会計2796円です」ﾋﾟｯﾋﾟｯ

あゆみ「別々にする？ 私の方が高いみたいだし……」

梓「それくらいなら割り勘で良いよ」

あゆみ「梓、気前良い～！」

梓「細かいの持ってる？」

あゆみ「はい」つ①⑤

梓「ありがとう」

店員k「はい、ちょうどいただきます」ﾁｬﾘｰﾝ

店員k「またお越しくださいませ、ピロシキ～♪」

ラブラブ度

99：友達
↓ +33
132：親友

多国籍レストラン・樂宴舘前――
芝生エリア――



桂利奈「……あ、出てきた！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

紗希「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

優季「向こうのベンチでしばらく休むみたいだね」ﾓﾌﾓﾌ

桂利奈「それまでに食べなきゃ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

優季「お口汚れてるよ？」ﾌｷﾌｷ

紗希「……」ﾌｶﾚﾌｶﾚ

あや＜ちょっと皆ァ！？（激おこ）＞

優季「どうしたの？」

あや「何勝手にごはん食べてるの？！」ﾋﾞﾋﾞｯ

桂利奈「だってお昼の時間だから……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

あや「飲まず食わずで飯テロ食らったこっちの身にもなりなさいよ！？」

あや「お腹の虫が鳴りっぱなしで辛かったんだからね！？」ﾑｷｰｯ!

桂利奈「これごはんじゃなくてサンドイッチだよ？」

あや「そういう意味じゃない！！」

桂利奈「すっごく美味しいよ？」

あや「知ってるし！！ 優季ちゃんのサンドイッチは世界一だし！！」

優季「大丈夫、あやの分もちゃんと用意してるから」ﾊｲｯ

あや「えっ」

優季「梓たちの食休みが終わるまでだけど、しっかり食べてね？」

あや「……」

あや「ここ座って良い？」ﾚｼﾞｬｰｼｰﾄ

優季「どうぞ」

あや「……」ﾎﾟﾌｯ

あや「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ









あや「どうしよう……私、優季ちゃんに惚れたかも……///」

優季「あやはチョロいなぁ（ド直球）」

桂利奈「中の様子はどうだった？」

あや「フツーに仲の良い友達って感じだった」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

桂利奈「ごちそうさまでしたー！」人

優季「桂利奈ちゃん、ラブラブ度測ってくれる？」

桂利奈「良いよー！」ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

桂利奈「132だって」

桂利奈「あ！ 友達から親友に変わってる！？」

優季「うんうん、順調に仲良くなってるねぇ」

あや「なんかペース早くない？」

優季「恋愛はね、ちょっとしたことで爆発したりするの」

あや「だからこの数値の上がり方は変じゃないって？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

優季「うん」

優季「……そういえば2人とも、恋愛経験はほぼ無いって言ってたよね？」

桂利奈「うん、昨日言ってた」

優季「それじゃあ、一度意識しだしたら、堕ちるところまで堕ちたりして～♪」ｸｽｸｽ

桂利奈「優季ちゃん、悪い顔～！」

あや「サキュバスだからね仕方ないね」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

紗希「……」人 ｺﾞﾁｿｳｻﾏ

桂利奈「そういえば、あゆみちゃんのカバン……おっきくない？」

あや「まぁ、ただのデートにしては、荷物が多く見えるけど……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

優季「これ一応AV撮影なんだけどね……」

桂利奈「何入れてるのかな？」

優季「案外色々用意してたりして？」ｳﾌﾌ

桂利奈「まっさかー！ あゆみちゃんはそういうキャラじゃないよー！」ｱﾊﾊ

あや「でも、服装はかなり気合い入れてるよね？」

優季「そこがデートの楽しいところなんだよ」

桂利奈「へー」

あや「私もデートしたいなー」

紗希「激しく同意」ｺﾞｸｺﾞｸ

梓「それじゃ、そろそろ次に行こ？」

あゆみ「次はアトラクションかぁ」

梓「メリーゴーランドと観覧車以外で、面白そうなところないかな？」

あゆみ「ここ規模が大きいから、たくさんあって選べないよ～！」



何に乗りますか？
↓1～4の中でコンマ上位1つを採用します

※デートに不適切な場合は次コンマ採用
※連投は2つめ以降無効（連続しなければ全て有効）
※雑談歓迎です

あゆみ「……あ！ アレとかどう？！」

梓「えっと……お化け屋敷？」

あゆみ「『これぞ遊園地！』って感じでしょ？」

梓「だ、大丈夫かな？ パンフレット見ると、かなり怖いらしいけど……」

あゆみ「大丈夫だって！ 怖いって言っても、遊園地のアトラクションだよ？」

あゆみ「武部先輩も『西住隊長と入ったお化け屋敷が怖くなさすぎて逆に怖かった』って言ってたし！」

梓「んー……ま、そうだね」

梓「子供の時と今は感覚が違ったりするじ……」

あゆみ「そうそう！ きっと怖くないって！」

梓「じゃあ、入ろうか」

あゆみ「おー！」

桂利奈＜2人はお化け屋敷に入るみたいだね＞

優季＜あっどうしよう……＞

あや＜えっ何？！ そんなにヤバいの、あのお化け屋敷？！＞

優季＜あそこは日本最恐お化け屋敷ランキングのトップ10にランクインし続けてる、ガチお化け屋敷なんだよ……＞ｶﾞｸﾌﾞﾙ

あや＜ﾋｴｯ＞

桂利奈＜でも、お化け屋敷は絶対に撮影しなきゃいけない、最重要アトラクションだよ？！＞

紗希＜……＞ｽ...

あや＜さ、紗希ちゃん！？＞

優季＜行っちゃダメ！ 死んじゃうよ！？＞

桂利奈＜いや、死にはしないと思うけど……＞

紗希＜……＞

紗希＜……＞ｂ ｸﾞｯ

あや＜紗希ちゃん……！＞

優季＜紗希ィ……！＞

桂利奈＜紗希ちゃん……！＞

係員A「はーい、いらっしゃーい」

梓「高校生2人で」

係員A「お、もしかしてデート？」

梓「えっ」ﾄﾞｷｯ///

あゆみ「あ、アハハ……///」

係員A「ありゃ、困らせちゃってゴメンね？」

係員A「でもまぁ、デート中のカップルならペアチケットがお得だから、そっちにしとくね？」

あゆみ「わぁ！ ありがとうございます！」

係員A「気を付けてね？ ここ、ガチで怖いから」

係員A「ビックリして腰抜かしても知らないよ？」

梓「こ、怖くありません！」

あゆみ「絶対泣きません！」

係員A「若いって良いなぁ」ｱﾊﾊﾊ

係員M「さっさとチケットを受けとれ、この腰抜け共ォ！！」つﾁｹｯﾄ

梓「きゃあ！？」ﾋﾞｸｯ

あゆみ「ビックリした！！」ﾋﾞｸｯ

係員Y「もぉ、そんな大声出したら可哀想だよ？」

係員M「う゛……すまない……」ｼｭﾝ...

係員Y「ゴメンね？ この子も悪気はなかったのよ？」

梓「……あの、係員さん？」

あゆみ「そっちは誰もいないんですけど……」

係員Y「……」

係員Y「あっ」

係員Y「はい、チケットをどうぞ」ﾆｯｺﾘ

梓「怖い怖い怖い怖い！！」

あゆみ「冗談ですよねっ？ 冗談ですよね！？」

係員Y「ウフフフ……」

係員M「ハハハ……」

係員A「うまうま……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

係員たち「「いってらっしゃ～い」」ﾉﾉﾉ

あゆみ「梓！ 早く入っちゃおっか！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

梓「うん！ そうだね！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

係員M「コラッ！！ 走るんじゃない！！」

係員A「いや～、若いねぇ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ





係員Y「……はい、高校生1枚ですね？」

係員Y「どうぞ」つﾁｹｯﾄ

係員Y「いってらっしゃい」ﾉ

紗希＜……＞ﾃｸﾃｸ

梓「うわっ暗い……」

あゆみ「なんか、心細くなるね……」

梓「うん……でも、前に進まないと」ﾄｺﾄｺ

あゆみ「……」

あゆみ「……ねぇ、梓？」

梓「何？」

あゆみ「……」

あゆみ「えっと、その……」

あゆみ「……」

あゆみ「手……良い？」

梓「……」ｷｭﾝｯ///

梓「し、仕方ないなぁ！」ｷﾞｭｯ

あゆみ「ぁ……///」

梓「ホラ、一緒に行こう？」

あゆみ「……うん！」



＜ｱﾕﾐｯﾃｹｯｺｳｱﾏｴﾝﾎﾞｳﾀﾞﾈ?

＜ﾀﾞ,ﾀﾞｯﾃ...///



紗希＜……＞●REC

あゆみ「うわぁ……お墓だよ……」

梓「そろそろ何か来るよ……」

あゆみ「ねぇ……絶対手を離さないでね？」

梓「うん、頑張る……」

あゆみ「お願い！ 本当にお願いだから！」

梓「もぉ……さっきまでの元気はどうしたの？」

あゆみ「そうだけど……いざ入ってみると、雰囲気に飲まれるって言うか……」

梓「大丈夫、私を信じて？」

あゆみ「梓ぁ……！」

梓「絶対にこの手を離したりはしないk――」





骸骨「ばぁ！！」ｶﾞｻｶﾞｻｯ!!

梓「きゃあああああ！！！！」ﾋﾞｸｯ

あゆみ「いやああああ！！！！」ﾋﾞｸｯ

あゆみ「やだ！ やだ！ 何これ！？ 何なのこれ！？」

梓「落ち着いて！ もう動いてないから！」

あゆみ「この骨！ 骨！！」

梓「骨だから！」

あゆみ「もぉ……やだあぁ……」ｸﾞｽｯ

梓「私がいるから。ね？」ｷﾞｭｯ

あゆみ「まずいって、これ本当にまずいって！」

あゆみ「私、もうダメかも……」ｶﾞｸﾌﾞﾙ

梓「落ち着いてあゆみ！」

梓「こういうのは、気の持ちようだよ」

あゆみ「どうやって……？」ｸﾞｽｯ

梓（もう泣いてる……）

梓「お化け屋敷なんだから、怖がらせようと何かが出てくるのは間違いないでしょ？」

梓「つまり、必ず何かが出てくると強く信じれば、怖くないよ！」

あゆみ「そ……そうかも……？」

梓「だから、ずっと待ち構えていれば、突然出てきても大丈夫！」

あゆみ「うん、頑張る……！」

梓「さーくるぞーあちらこちらでがばっとくるぞー」

あゆみ「でもこわくないぞーくるのはしってるからこわくないぞー」





幽霊「ばぁ！！」ｶﾞｻｶﾞｻｯ!!

梓「ひゃあああああ！！！！」ﾋﾞｸｯ

あゆみ「ぎゃあああああ！！！！」ﾋﾞｸｯ

あゆみ「無理！ 分かってても無理！ 絶対無理ィ！！」

梓「あゆみ！ 暴れないの！」

あゆみ「この幽霊！ 幽霊！ 幽霊めぇ！」

梓「大丈夫だから！ プラスチックと布だから！」

あゆみ「う゛ぅぅ゛ぅぅ……梓ぁぁ……離れな゛いでよぉ゛ぉ……」ｴｸﾞｴｸﾞ

梓「ず、ずっと手を握ってるのに……！」ｶﾞｸｶﾞｸ

あゆみ「やだよぉ、足りないよぉ……もっとそばにいてぇぇ……」ｸﾞｽｸﾞｽ

梓「うん……そ、それじゃ……私の腰を抱く？」

あゆみ「……えぇ゛？」ｸﾞｽｯ

梓「ホラ、あゆみってよく桂利奈の腰に手を回してるでしょ？」

あゆみ「……そうだっけ……？」ｷﾞｭｰ

梓（無意識だったんだ……）

梓「私もするから……」ｷﾞｭｰ

梓「ほら、落ち着いた？」

あゆみ「梓……あったかぃ……」ﾎﾟｰ...

梓（あっ……これホッとする……）ﾎﾟｰ...

梓（私も怖くて不安だったから……あゆみの体温が心地よくて……）ﾄﾞｷﾄﾞｷ///





ろくろっくび「ばぁ！！」ｶﾞｻｶﾞｻｯ!!

梓「うわあああああ！！！！」ﾋﾞｸｯ

あゆみ「ひぎいいいいい！！！！」ﾋﾞｸｯ

あゆみ「やだ！ 来ないで！ 来ないでぇ！」ﾀﾞｷｯ!!

梓「んぁっ///」ﾋﾟｸｯ

梓（あゆみが抱き付いて……！）

あゆみ「梓！ 梓ぁ……！！」ｷﾞｭｰ!!

梓（あゆみの両手が……私のお尻を鷲掴みし、て……ゃっ///）ﾋﾞｸﾝｯ

梓（そんな……エッチに揉まないでぇぇ……///）ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝｯ

ろくろっくび「ばぁ」ﾇｩ

あゆみ「ひぃぃ？！ 来てる！ すぐそばに来てる！ やだぁぁ！！」ｸﾞﾆｭｸﾞﾆｭ!

梓「ふわぁ……んんっ……///」

梓（やだっ……そんな動きしたら……///）

あゆみ「来ないで！ もう来ないでよぉぉ……！」ﾓﾆｭﾓﾆｭ!

梓（私の、穴……開け閉めされてる……///）ﾋﾞｸﾋﾞｸｯ

あゆみ「もぉぉ……やだぁぁぁ……」ｸﾊﾟｸﾊﾟvV

梓「ひぅっ/// あっ……んっ///」ｿﾞｸｿﾞｸ

ろくろっくび「じゃあの」ｽｩ...





あゆみ「こ、怖かったぁぁ……」

梓「そ……そうだね……んぁっ///」ﾋﾞｸﾝｯ!

あゆみ「うぇぇん……怖かったよぉぉ……」ｷﾞｭｰ

梓「ゃ……ぁぅ……///」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

梓「あの、その……」

梓「そろそろ、両手を離してもらえると……///」

あゆみ「え……？」ｸﾞﾆｯ!





梓「ぁ……ィく……///」ﾋﾞｸﾝｯ///

あゆみ「わぁぁ！？ ご、ゴメン！！」ﾊﾞｯ!

梓「うぅ……///」ｿﾞｸｿﾞｸ

あゆみ「大丈夫！？ お尻痛くない！？」

梓「ううん……大丈夫」

梓「む、むしろ……///」ﾎﾞｿｯ

あゆみ「恐怖に我を忘れて、梓のお尻を鷲掴みモミモミしたせいで、前と後ろの穴を強制的にクパクパさせちゃうなんて……！！」

梓「説明しないで！」ｶｧ...///

梓「もう！ 次お尻触ったら怒るからね！？」

あゆみ「気を付けます……」

梓「絶対だよ！？」ﾌﾟﾝｽｶ

梓「……あれ、腰抱かないの？」

あゆみ「あ……はい、お願いします」ｷﾞｭｰ

梓「どうしたの？」ｷﾞｭｰ

あゆみ「いやぁ……あんなことした後だから、もう触っちゃダメかと思って……」

梓「だって、あゆみが怖がってるのは本当でしょ？」

梓「約束は守らなきゃ」

あゆみ「梓……！」ｳﾙｳﾙ

梓「それに……私もうれしいし……」

あゆみ「……」

梓「……」

あゆみ「……」





梓「何か言ってよ……///」

あゆみ「ゴメン……///」

あゆみ「まさか、このタイミングで告白してくるとは思わなくて……///」

梓「告白！？ さっきのが！？」

梓「だとしたらチョロすぎだよあゆみ！？」

あゆみ「チョ、チョロ……！？」

梓「そう！ もうチョロチョロだよ！」

あゆみ「チョロくないよ！」

梓「チョロいよ！」

あゆみ「チョロくない！」

梓「チョロい！」

あゆみ「チョロくない！」





赤鬼「チョロチョロうるせぇよ！！」ｶﾞｻｶﾞｻｯ!!

梓「きゃあああああ！！！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

あゆみ「いやあああああ！！！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

あゆみ「ハァ……ハァ……！」

梓「こ、怖い……！」

あゆみ「もうやだよぉ……動けないぃ……」

梓「ダメだよ、こんなところで止まっちゃ……！」

梓「出口はすぐそこなんだよ？」

あゆみ「だって、もう足が動かなくて……」ｶﾞｸｶﾞｸ

あゆみ「ねぇ……連れてって……」ｳﾙｳﾙ

梓「えぇ！？」

あゆみ「おねがいぃ……」ｳﾙｳﾙ

梓「……」ﾄﾞｷｯ///

梓「……わ」

梓「分かった……」ﾊｧ

梓「フンッ……ヌヌヌッ……！！」ｸﾞｸﾞｸﾞｯ...!

あゆみ「梓……足がついてる……」ｽﾞｽﾞｽﾞ...

梓「あゆみの方がでかいんだから仕方ないでしょ！？」ｸﾞｸﾞｸﾞｯ...!

あゆみ「梓……」

梓「な、なに……？！」ｸﾞｸﾞｸﾞｯ...!

あゆみ「梓の背中……おっきいね……」

梓「頼られてる！！」ｸﾞｸﾞｸﾞｯ...!

あゆみ「ぁ……やだった……？」

梓「……」





梓「言わない……///」ﾌﾟｲｯ

あゆみ「……///」ｷﾞｭ...

お化け屋敷前――



桂利奈＜あ！ 出てきた！＞

あや＜なんであゆみちゃん、おぶられてるの？＞

優季＜そりゃお化け屋敷だもん＞

あや＜どういう意味？＞

優季＜あやは鈍感だなぁ＞

桂利奈＜チョロいのにね＞

あや＜どういう意味！？＞

あゆみ「あ、ありがとう……」ﾄｻｯ...

梓「ゼェ……ハァ……」

梓「こういうのは……これっきりだからね……！？」

あゆみ「うん、ごめんね」

梓「ちょっと……そこのベンチに座る……」

梓「ハァ～……重かったぁ～……」ｸﾞｯﾀﾘ

あゆみ「……」

あゆみ「あのさ」

あゆみ「桂利奈たちが同じ目にあっても……同じこと、する？」

梓「そりゃ……そうでしょ、大事な仲間なんだから」ｾﾞｪﾊｧ...

あゆみ「……そ、そっか！ そうだよね！」

あゆみ「やだな私、何言ってるんだろ」ｱﾊﾊ...

梓「……」

梓「あのね」

梓「あゆみが『どうしても』って言うならさ……」

梓「あゆみだけの特別にしようか？」

あゆみ「えっ」

梓「……///」ｼﾞｰ

梓「どうなの？」ﾄﾞｷﾄﾞｷ///

あゆみ「え、あ……その……」ﾄﾞｷｯ///

あゆみ「……ぁぅ……///」ｶｧｧ





あゆみ「……ぉねがぃします……///」

梓「……ん///」

ラブラブ度

132：親友
↓ +76
208：恋人未満

梓「結構時間かかったね」

あゆみ「もう夕方かー」

梓「それじゃ、観覧車に行こうか」

あゆみ「観覧車なんて久し振りだなー」ﾄｺﾄｺ

梓「うん、私も」ﾄｺﾄｺ





紗希＜……＞ﾃｸﾃｸ

桂利奈＜あ、紗希ちゃん！ おかえりー！＞

優季＜すぐで悪いけど、次は観覧車だよ＞ﾃｸﾃｸ

あや＜急がなきゃ！＞ﾀﾀﾀｯ

観覧車――3凸車――



梓「よいしょっと」ﾎﾟｽｯ

あゆみ「あ、きれいな夕日！」

梓「もうすぐ沈んじゃうね」

あゆみ「つまり、日没と同時に頂上に到着かー」

あゆみ「うわ～ロマンチック～！」

梓「女の子同士なのは良いの？」

あゆみ「梓なら大歓迎だよ！」

梓「もう、サラッと恥ずかしいこと言うんだから……///」

桂利奈＜愛ー＞●REC

観覧車――Ⅳ号車――



優季＜すっかり良い空気になったね＞

あや＜ねぇ、私たちはこっちで良いの？＞

優季＜だって、狭い車内に6人も入れないでしょ？＞

優季＜代わりに桂利奈ちゃんに潜入してもらってるから、今はこっちで楽しも？＞

紗希＜……＞

梓「こんなに遊ぶの、久し振りだなぁ」

あゆみ「今は学園艦に引きこもってるもんね」

梓「学園艦にもっと遊び場があれば良いんだけど……」

あゆみ「やめとこうよ。どうせ管理は私たち（学生）になるんだから」

梓「そうだね」

あゆみ「あ、アレ見てよ！」

梓「どれ？」

あゆみ「朝に乗ったメリーゴーランド」

梓「どこ？」

あゆみ「ホラ、あの売店の隣の……」

梓「あー！ あったあった！」

あゆみ「回ってるねー」

梓「回ってるねー」

あゆみ「あっちも見て！ さっきのお化け屋敷だよ！」

梓「え？ どこ？」

あゆみ「噴水広場の隣にあるじゃん！」

梓「ん……なんか見えない……」ｷｮﾛｷｮﾛ

あゆみ「こっちに来なよ、よく見えるから」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

梓「うん」ﾁｮｺﾝ

あゆみ「ホラホラ、あそこだって！」

梓「……あ、見えた！」

あゆみ「こうして見ると、結構小さいもんだね」

梓「ねー」

あゆみ「……あれ？ 後ろの観覧車が空だね？」

梓「お客がいなかっただけじゃない？」

あゆみ「そうだっけ？」

あゆみ「でも、誰かいたような気が……」





優季＜あ、こっち見てる＞

あや＜おーい！＞ﾉ

紗希＜……＞ﾉ

優季＜見えてないよ？＞ｸｽｸｽ

あゆみ「前はどうかな？」

梓「ダメだよ、他のお客さんを覗き見るなんて……」

あゆみ「でもさ、でもさ！ 観覧車に乗ってる人なんて興味ない？」

梓「そりゃ気になるけど……」

あゆみ「後ろがダメなら前を見るのみ、ってね！」ﾜｸﾜｸ

梓「もう……」ﾊｧ

あゆみ「……」

梓「……」

あゆみ「……」

梓「……？」

梓「あゆみ？ どうしたの？」

あゆみ「あ、いや……その……///」

梓「？」ﾁﾗｯ

観覧車――ティーガー2号車――



客C「ひなちゃん……ひなちゃん……！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ

客P「やだ……んっ……たかちゃ、窓に押し付けたら……///」

客C「見せつけたいんだよ、私の自慢のひなちゃんを……！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ

客P「そんな……たかちゃん以外に、こんな姿は……あっあっ……///」

客P「あ……あぁぁ……！？」ｷﾞｸｯ

客P「やだ、女の子が見てる……いやぁぁ……///」ﾌﾙﾌﾙ

客C「ん？ あ、ホントだ」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ

客C「年下かな？」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ

客C「ねぇひなちゃん、どう思う？」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ

客P「知らないっ……ん、ぁ……知ら、にゃ……あぅっ///」ｿﾞｸｿﾞｸ

客C「そうは言っても、中がキューキューしめつけてくるよ？」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ

客C「それじゃ、大人の女を教えてあげようか」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ

客P「ん゛んっ……お゛っ……あぁぁ～……///」ｶﾞｸｶﾞｸ

あゆみ「ぁ……///」

梓「わわっ……///」

桂利奈＜愛ー///＞

あゆみ「何アレ……わ、えっ……？！」

梓「何って……」

梓「エッチ……でしょ？」

あゆみ「え、え……！」ｱﾜﾜ///

梓「まぁ私も、本物を見るのは初めてだけど……」

あゆみ「……見ないでおこっか///」

梓「だから言ったのに……///」

あゆみ「……」

梓「……」

あゆみ「……そういえば、これ……」

梓「……」

あゆみ「AV撮影……だよね……？」

梓「……」









あゆみ「……///」

梓「……///」

あゆみ「いや！ いやいやいや！！」

あゆみ「だからって、こんなところではしないよ！！」

あゆみ「梓も、私とシようとは思わないよね！？」

梓「そ、そうだよ！！ するわけないよ！！」

あゆみ「だよね！？ だよね！？」

梓「する人の気がしれないよ！！」

あゆみ「うんうん！！ それが普通だよ！！」

梓「……」

あゆみ「……」

梓「でもさ……」

あゆみ「……」

梓「これで学園が助かるなら……」

あゆみ「……」

梓「少しくらいなら、別に……」

あゆみ「……」

梓「だと、思うけど……」

あゆみ「……」

梓「……」

あゆみ「梓はさ……」

梓「……」

あゆみ「学園のため……？」

梓「……違う」

あゆみ「ウサギさんチームのため……？」

梓「……違う」

あゆみ「……」

あゆみ「私の言いたいこと……分かる？」

梓「……うん」

あゆみ「それじゃ、答えて……」

梓「あゆみ……」

梓「私は……」

梓「……」

梓「……！」ｸﾞｯ

梓「あゆみとしてみたい……！！」

あゆみ「……」

梓「……」









あゆみ「……///」

梓「……///」

あゆみ「そこはさ……『したい』の方が良かったかな……///」

梓「だ、だって……///」

梓「私たち、まだ恋人って感じじゃないし……///」

あゆみ「そりゃそうだけど……///」

梓「そう言うあゆみはどうなの？」

梓「あゆみはどう思ってるのかな？」

あゆみ「私は……あぅ……///」

あゆみ「し……した……っ……///」

あゆみ「して、みたい……です///」

梓「ホラー！ あゆみも一緒じゃないのー！」ﾌﾟﾝｽｶ

あゆみ「……」ｱﾊﾊ...///

梓「……」

梓「あの、さ」

あゆみ「なに？」

梓「……どこまで？」

あゆみ「あぁー……」

あゆみ「……」

あゆみ「梓は？」

梓「一応……」

あゆみ「一緒に言わない？」

梓「良いよ」

あゆみ「いっせーのーで！」









梓あゆみ「「キス！！」」





梓「エヘヘ……///」

あゆみ「アハハ……///」

あゆみ「梓……！」ｷﾞｭｯ

梓「ぁっ」ｷｭﾝ///

梓（隣に座ってるから、腰に手をまわしてきて……）

梓（凄い力……緊張してるんだ……）

梓（でもこれで、逃げられない……）ﾄﾞｷﾄﾞｷ///

あゆみ「……いい？」

梓「……うん」

梓（まさか、あゆみとこんなことをしようとするなんて……）

梓（普段の私だったら、絶対にありえない……）

梓（でも今は、心からしたいと思ってる……）

梓（かっこよくて……でも女の子らしくて……）

梓（そんなあゆみのこと……私は……///）

あゆみ（あの梓が私とキスしようだなんて……）

あゆみ（私も私だよ、昨日までノーマルだったのに……）

あゆみ（でもダメ、今は私がキスしたい……）

あゆみ（可愛くて……でも頼りになって……）

あゆみ（そんな梓のこと……私は……///）

梓「ん……ぁむ……ふぁ……///」

あゆみ「ちゅ……んっ……ぁ……///」

梓「……っは///」ﾌﾟﾊｯ

あゆみ「ん……///」ﾊｧ...ﾊｧ...

梓「……フフッ」

あゆみ「ん……？」

梓「私たち……キス……しちゃったね///」

あゆみ「うん……///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

梓「しかも……フフフ、頂上だよ」

あゆみ「あ///」

梓「どうりでロマンチックだと思った」

あゆみ「観覧車の魔力だね」

あゆみ「……あ！ もしかして、さっきのカップルも！？」

梓「あー……うん、そうじゃないかな」

あゆみ「今どうなってるかなー？」ﾁﾗﾘ

梓「だから、勝手に見ちゃダメってさっき――！」









客C「イくよ！ イくイくイく～！！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ

客P「や、ん゛、も゛ぉやらっ、イってるのに゛ぃぃ……！！」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

客C「ひなちゃん！！ 孕めぇ！！」ﾄﾞﾎﾟｯ!! ﾄﾞｸﾄﾞｸｯ!! ﾄﾞﾋﾞｭｰ!!

客P「あぁあぁぁぁあぁぁ～……！！！！」ﾋﾞｸﾞﾝﾋﾞｸﾞﾝｯ!!









あゆみ「///」ｽ...

梓「だから言ったのに……///」

梓「あゆみって、こういうことに慣れてないんだね」

あゆみ「だって……」

梓「そういう無防備な子は、痛い目に合わないと学習しないよね？」ｷﾞｭｯ

あゆみ「ぁ///」ﾄﾞｷｯ

あゆみ（梓が、私の腰に抱き着いて……！？）









梓「ちゅる……ん、あゆみぃ……///」

あゆみ「ふわ……ぁ、んん……///」

観覧車前――



梓「さ、行こ♪」ｽｷｯﾌﾟ

あゆみ「ん……///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ





桂利奈＜す、すごいシーンを撮っちゃった……///＞ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ラブラブ度

208：恋人未満
↓ +42
250：恋人未満

「キス」により
ボーナス確定！

次の獲得ラブラブ度は2倍になります

あゆみ「あ……」

梓「どうしたの？」





客P「たかちゃん……ｖＶ」ｷﾞｭｯ

客C「さぁ、これからきれいな夜景の見えるレストランだよ」

客P「ん……ｖＶ」

客C「……」ﾁﾗｯ

客C「……」ｳｨﾝｸ





あゆみ「！」ﾄﾞｷｯ///

梓「きゃー///」

梓「もう夜になっちゃったね」

梓「スケジュールだと、次はディナーだってさ」

梓「もう予約してるらしいから、この地図通りに行けば良いってさ」

あゆみ「良いね！ もうお腹ペコペコで」

梓「それ、お昼も言ってなかった？」

あゆみ「ランチとディナーは別腹でしょ？」

梓「それもそうだね」

2人「「HAHAHAHA！！」」

あゆみ「場所は、遊園地を出てすぐだね？」

梓「場所しか分からないから、すごく気になるなぁ」

あゆみ「おしゃれなところが良いな～」

梓「あ、ここじゃない？」



ディナーの予約はどこですか？
↓1～4の中でコンマ上位1つを採用します

※デートに不適切な場合は次コンマ採用
※連投は2つめ以降無効（連続しなければ全て有効）
※雑談歓迎です

すっぽん料理店――罵詈房（ばりぼう）――



梓「……」

あゆみ「わー！ すっぽんだー！」

梓「え、あの、これ……///」

あゆみ「あれ、梓、どうしたの？」

梓「いや、だってこれ……」

あゆみ「ねぇねぇ！ 早く入ろうよ！」ｸﾞｲｸﾞｲ

梓「あ、ちょ、ちょっと……！」

店員T「いらっしゃいませ」

梓「予約していた澤ですけど」

店員T「えっと……？」ﾊﾃﾅ

梓「あれ、じゃあ山郷名義かな？」

店員T「いえ、それが……」

あゆみ「あっ、もしかして」

あゆみ「予約していた大野ですけど」

店員T「あぁ！ 大野様ですね？」

店員T「それではお部屋へご案内します」





2人「「あやェ……」」

うさぎの間――



店員T「ごゆっくり」ｽｩ...

あゆみ「私、すっぽんは初めてなんだよねー！」

あゆみ「うわー！ 楽しみだなー！」ﾙﾝﾙﾝ

梓「なんでそんなに嬉しそうなの？」

あゆみ「え？ だってすっぽんだよ！？」

あゆみ「コラーゲンとビタミンをはじめ栄養たっぷりでね！」

あゆみ「ダイエットにオススメなんだってさー！」

梓「あ、そっか。それで……」



山郷あゆみ
趣味：ダイエットグッズ集め
日課：ピラティス

あゆみ「あと、滋養強壮にも効果あり、って書いてあったけど……」

あゆみ「私たち、別に虚弱でもないし、そこまで疲れてないよねー」ｱﾊﾊ

梓「あのね、あゆみ？ 落ち着いて聞いてほしいんだけど……」

あゆみ「どうしたの、そんな深刻な顔しちゃって？」

梓「ここでいう滋養強壮ってね……要は、その……」

梓「性欲のことなの……///」

あゆみ「……」ﾌﾝﾌﾝ

あゆみ「……」





あゆみ「ファッ！？」

あゆみ「えっ！？ あ、えっ……///」

あゆみ「それじゃ、この店のチョイスって……」

梓「まぁ一言で言うと……」



梓「『サカれ』」



梓「ということだね」

あゆみ「ふえぇ……」ﾅﾐﾀﾞﾒ

梓「まぁAV撮影だし、多少はね？」

梓「どこかでこういうストレートなものがあると思ってたけど……」

梓「まさかディナーに用意するとは……」

梓「優季たち、本気みたいだね」

あゆみ「それってつまり、私と梓で……///」

梓「そう」

あゆみ「うぅ……///」

梓「えっ、今更恥ずかしがる？！」

あゆみ「だって……」

あゆみ「今になって意識しちゃって……///」

梓「……ふぅん」

梓「つまり、私のこと、そういう目で見るようになったんだ？」ﾆﾔﾘ

あゆみ「えぇ！？」ﾄﾞｷｯ///

梓「……ねぇねぇ、どうなの？」ｽﾞｽﾞｲ

あゆみ「や、その、えっと……！」ｱﾜﾜ

あゆみ（梓が、私の隣にまでやって来て……///）

梓「ねぇあゆみ、教えてくれない？」ﾆﾔﾆﾔ

あゆみ（そ、そんな上目遣いで見ないでよぉ……///）ﾄﾞｷﾄﾞｷ///

トントン



あゆみ「うひゃあ！」

店員S「失礼します」ﾗｯ

店員S「お料理をお持ちしました」

梓「あ、来たよ？」

あゆみ「うん……」

店員S「……」ｼﾞｰ

あゆみ「？」

店員S「失礼しました、お皿の位置を直します」ｻｯｻｯ

梓「ありがとうございます♪」



　 梓
┌──┐
└──┘
　 あ

　 ↓

┌──┐
└──┘
　梓あ



あゆみ（向かい合わせから隣になった……）

あゆみ（これもう逃げられないじゃん……）

店員S（逃がしはしませんよ？）ｷﾗｰﾝ

あゆみ（直接脳内に……！？）

店員S「こちらがすっぽん鍋になります」ｸﾞﾂｸﾞﾂ

あゆみ「わぁ！ 生姜の良い香り～！」ｸﾝｸﾝ

店員S「こちらが、マグロとアボカドのサラダ、山芋ドレッシングがけです」

店員S「こちらは、牡蠣とニラの茶わん蒸しです」

店員S「りんごのタルト、いちじくと強力媚薬のソースがけは、最後にお持ちしますね？」

梓「えっ」

店員S「それでは、ごゆっくり」ｽ...

あゆみ「ちょっとちょっとちょっとちょっと！？！？」

梓「……」

あゆみ「……」

梓「えっと……」

あゆみ「最後、おかしくなかった？」

梓「最後どころじゃないよ……」

あゆみ「えぇ！？ まさか、また……！？」

梓「今日の料理は、滋養強壮フルコースだね……」

あゆみ「はわわ……///」

あゆみ「わ、私たちはどうすれば……」

梓「……」

梓「お腹空いたんでしょ？」

あゆみ「うん……」

梓「私もペコペコ」

梓「食べよう？」

あゆみ「えぇ！？」

梓「滋養強壮に効くっていっても、本当にあるかどうか怪しいし……」

梓「それに楽しみだったんでしょ、すっぽん鍋？」

あゆみ「そうだけど……」

梓「いただきまーす！」人

あゆみ「あぅ……その……」

あゆみ「い……いただきます……///」人

あゆみ「美味しい～！」ﾊﾟｧｧ!

梓「思ったよりもあっさりしてるんだね」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

梓「それにしても……よく食べるなぁ」

あゆみ「だって学生の立場じゃ、こんなの食べられないも～ん！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

あゆみ「もーね！ こっちも踏ん切りがついたよ！」

あゆみ「こうなりゃたっぷり食べてたっぷり盛ってやろうじゃないの！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

梓「フフ……それでこそあゆみだね」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

梓「ねぇねぇ、あゆみ？」

あゆみ「何？」

梓「はい、あーん……」

あゆみ「えっ///」

梓「あーん……」

あゆみ「えっと……」

あゆみ「あーん……///」

梓「はい」

あゆみ「……///」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

あゆみ（梓のお箸、舐めちゃった……）ﾄﾞｷﾄﾞｷ///

梓「ねぇねぇ、あゆみ？」

あゆみ「今度は何？」

梓「あーん……」

あゆみ「今度は梓に！？」

梓「あーん……」

あゆみ「えっと……」

あゆみ「はい……///」

梓「ありふぁと～」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

あゆみ「……///」

あゆみ（梓が、私のお箸を……）ﾄﾞｷﾄﾞｷ///

梓「ウフフ……美味しいねぇ」

あゆみ「梓、もしかして酔ってる？」

梓「お昼のビールじゃない？」

あゆみ「ノンアルじゃん！」

梓「ウフフ……きっと、あゆみと美味しい物を食べてるからだよ」

あゆみ「嬉しいこと言ってくれるねぇ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

あゆみ「でも梓が、こんなに甘えてくるなんて、珍しいなぁ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

梓「……当たり前だよ」ｷﾞｭｯ

あゆみ「わ///」

梓「だって私たち……キスした仲だよ？」ﾆｺﾘ

あゆみ「ぁ……///」

梓「いくら親友と言っても……」

梓「もっと、もっと……って……」

梓「期待しちゃうよ……」

梓「あゆみだって、本当はそう思ってるはずでしょ？」

あゆみ「私は……私は……///」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

梓「ハァ……悔しいなぁ」

梓「私、優季たちの思惑にすっかりハマっちゃったみたい……」

あゆみ「そ、それって……」

梓「あゆみもさ、自分で言ったよね？」

梓「私も、それにならおうと思うんだ」









梓「たっぷり食べて……たっぷり盛ろ……？」ﾆｺﾘ

1時間後――



梓「ホラ、これを口にくわえて……」ﾊﾑｯ

梓「ん～……ｖ」

あゆみ「や、またそれ……んむっ///」

あゆみ（また梓と口移し……）

あゆみ（エッチな料理が、梓の甘い蜜と混ざり合って……）ﾊｧﾊｧ

あゆみ（私の口の中を……犯してくりゅ……///）

梓「はい、よく噛んで食べようね」

あゆみ「ふぁいぃ……///」ﾓｸﾞ...ﾓｸﾞ...

梓「このドレッシングを指に絡めて……んっ……」ﾇﾙﾇﾙ

梓「はい……私を食べて♪」

あゆみ「梓ぁ……///」

あゆみ「はむっ」

梓「んっ///」ﾋﾞｸｯ

あゆみ「ちゅぱ……れろ……ちゅりゅっ……///」ﾁｭｳﾁｭｳ

梓「やっ、あ……舌、上手……っ……///」ｿﾞｸｿﾞｸ

あゆみ「ぷはっ……はぁ、はぁ……美味しｖＶ」

梓「どうしよ……私、我慢できなくなってきた……///」ﾊｧﾊｧ

あゆみ「そ、それはダメ、それだけは……///」ﾌﾙﾌﾙ

梓「このセーターの下に、美味しそうなフルーツが実ってるのに……///」ﾑﾆﾑﾆ

あゆみ「やっ、梓、本当にダメ……///」

あゆみ「ここでシたら、もう止まらなくなるからぁぁ……///」ﾌﾙﾌﾙ

梓「ちょっとだけだからっ、ちょっと揉むだけだから……！」ﾓﾐﾓﾐ

あゆみ「やっ、あ、んんっ……///」ｿﾞｸｿﾞｸ

あゆみ「ダメって……言ってるのにぃぃ……ぁんっ///」ﾋﾞｸｯ

梓「あゆみが可愛いのが悪いんだもん……こんなの誰だって揉むもん……///」ﾓﾆｭﾓﾆｭ

トントン



店員A「失礼します」ﾗｯ

あゆみ「あっ」

梓「あゆみ……あゆみぃ……///」ﾓﾐﾓﾐ

店員A「……」









店員A「デザートをお持ちしました」ﾆｺﾘ

あゆみ「！？」

店員A「こちら、りんごのタルト、いちじくと強力媚薬のソースがけです」ｺﾄﾘ

あゆみ「あ、その……えっと……」

店員A「……あぁ、それですか？」

店員A「当店では常識なので」

あゆみ「」

店員A「まぁ、常識の範囲内でシていただく分には、こちらは問題ありませんよ？」ｸｽｸｽ

あゆみ「」

店員A「それでは、ごゆっくり」ｽ...

あゆみ「」

梓「あゆみの、やわらかい……ｖＶ」ﾓﾐﾓﾐ

梓「……あれ、デザート……？」

梓「わぁ、美味しそうだね」

あゆみ「ねぇ……本当に食べるの？」

梓「なあに？ 怖気づいちゃった？」

あゆみ「だって……これ……」



ケーキ「謎のパウダーまみれやで！」



あゆみ「妙な粉末が露骨にかかってるし！！」

あゆみ「ソースに全然溶けきってないし！！」

梓「さっきも言ったけど、本当に効果があるかは分からないよ？」

あゆみ「そうだけど……」

梓「フフフ……」つｽﾌﾟｰﾝ

梓「あゆみも、スプーンですくって？」

あゆみ「うん……」つｽﾌﾟｰﾝ

梓「ドキドキしない？」

梓「もしかしたら、媚薬がバッチリ効いて、理性が吹っ飛んじゃうかもしれない……」

梓「そんなケーキを今から、お互いに食べさせ合うんだよ……？」

あゆみ「私が……梓を……？」ﾄﾞｷﾄﾞｷ///

梓「そう。私が、あゆみを///」

梓「これで相手がケダモノになっても、文句は言わない約束……ね？」

あゆみ「うん……うん……///」

梓「それじゃ、口開けて？」

あゆみ「梓も……ね？」









梓「あむ……んむっ……///」

あゆみ「もぐ……むにゅ……///」

あゆみ（あぁ……食べちゃった……私、食べちゃった……///）

あゆみ（本物かもしれない媚薬たっぷりのケーキ、こんなに頬張って……///）





梓（私のあげたケーキ……あゆみが食べてる……///）

梓（効果があっても、なくても……恥ずかしいことになっちゃう……///）





あゆみ（良いよ……本物だったら、たっぷりエッチになるよ……ｖＶ）

あゆみ（でも今は、この2人だけの世界に蕩けても良いよね……？）ﾄﾞｷﾄﾞｷ///





梓（んんっ……あゆみにクパクパされたところ……また疼いてきた……ｖＶ)

梓（どうしよう……私たち、どうなっちゃうの……？）ﾄﾞｷﾄﾞｷ///

しばらくして――



梓「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

あゆみ「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

梓「……どう？」

あゆみ「……」

あゆみ「美味しい」









梓「効果……無かったね///」

あゆみ「体質なんだよ……きっとそうだよ……///」

梓「でも……でもね？」

梓「あゆみと一つになりたいって気持ちは、本物なんだよ？」

あゆみ「それは……私も……」

あゆみ「……！」ｸﾞｯ

あゆみ「私だって！ 梓と一緒にいたい！」

あゆみ「もっともっとつながりたい！！」

梓「あゆみ……！」

あゆみ「うぅ……///」

梓「……」

梓「つまり……」

梓「この胸のドキドキは……媚薬なんかじゃ、ないんだよね……？」

あゆみ「……うん」

あゆみ「私たちの……本心だよｖＶ」

梓「あゆみ……ｖ」ｷﾞｭｯ

あゆみ「梓……ｖ」ｷﾞｭｯ









梓「ちゅ……んむ……ふわ……///」

あゆみ「んっ……ちゅ……あむ……///」

梓「あゆみ……あゆみ、あゆみ……ｖＶ」

あゆみ「ふふ……梓っ……ふふふ……ｖＶ」

梓「ダメ……今夜は絶対離れない……///」

あゆみ「私も/// ……ずっと一緒にいよ？」

梓「うんっ///」

あゆみ「あぁもう！ 梓は可愛いなぁｖＶ」

梓「きゃっ/// あゆみだって可愛いんだからｖＶ」

あゆみ「言ったなーｖＶ」

同室のすみっこ――



ｷｬｯｷｬｳﾌﾌ...vV



桂利奈＜すごい……///＞ﾑｽﾞﾑｽﾞ

あや＜わわわ……///＞ﾄﾞｷﾄﾞｷ

優季＜2人とも素敵……///＞ｿﾞｸｿﾞｸ

紗希＜……///＞ｸﾁｭｸﾁｭ

桂利奈＜ねぇ、あの媚薬って本物なの？＞

優季＜全然＞

桂利奈＜えぇー＞

優季＜媚薬だと言われたら媚薬の効果があらわれる……＞

優季＜ただのプラシーボ効果を狙っただけなの＞

優季＜2人にはそんなの、いらなかったみたいだけどね？＞

あや＜もう……そんなもの、私に注文させないでよ＞

あや＜すっごい恥ずかしかったんだからね！？＞

優季＜そっかぁ……それで名前を間違えちゃったのかぁ……＞

あや＜あっはいすみません＞

紗希＜っ……///＞ﾆｭﾌﾟﾆｭﾌﾟ

優季＜でも、こんなに素敵な映像が撮れたことだし……＞

優季＜高いお金を払った甲斐があったね♪＞

あや＜いやー、これだけでも十分元がとれるよ！＞

桂利奈＜ダメだよ！ これはAVなんだから！＞

桂利奈＜ここまできたら、ちゃんと本番を撮影しないと！＞

あや＜……そうだね＞ﾆﾔﾘ

優季＜うん、桂利奈ちゃんの言う通り＞ﾆﾔﾘ

紗希＜ぁ……ィっ、く……///＞ﾋﾞｸｯ!! ﾋﾞｸｯ! ﾋﾞｸｯ...

ラブラブ度

250：恋人未満
↓ +79*2
408：情欲

罵詈房外――



店員N「またお越しくださいませ」ﾍﾟｺﾘ

梓「美味しかったね」

あゆみ「うん」

梓「お鍋もだけど……あゆみもｖＶ」

あゆみ「梓だって美味しかったよｖＶ」

梓「エヘヘｖＶ」

あゆみ「ウフフｖＶ」

梓「あ……」

梓「私、ちょっと休みたいな？」

あゆみ「……！」

あゆみ「うん……///」





「おたのしみ」突入成功！
あとはヤるだけです。



このあとどこへ行きますか？
↓1～5の中でコンマ上位1つを採用します

※不適切な場合は次コンマ採用
※連投は2つめ以降無効（連続しなければ全て有効）
※雑談歓迎です

選択肢
×(1)そのまま帰宅（[恋人]以上のためロックされています）
(2)普通のホテル（[恋人未満]以上のため解放！）
(3)ラブホテル（[恋人]以上のため解放！）
(4)我慢できず屋外（[情欲]以上のため解放！）

路上――



あゆみ「休憩するところと言っても……」ｷｮﾛｷｮﾛ

あゆみ「なかなかいいところがないね///」ﾊｧﾊｧ

梓「うん……でも、仕方ないよ」

梓「ホテルを探しながら、一度学園艦に戻ろっか」

梓「生徒手帳があれば、乗艦出来るし……」

梓「それに……2人きりで一緒にいたいから///」ｷﾞｭｯ

あゆみ「――！」ﾄﾞｸﾝｯ!!

あゆみ（あ、やだ……どうしよう……）

あゆみ（今になって、急にドキドキして……///）

あゆみ（もしかして……盛っちゃった……！？）

あゆみ（だ……ダメだよ！ こんなところでスるなんて……！）

あゆみ（でも……梓から、まるで蜜みたいな、甘い香りがして……///）ｸﾝｸﾝ

あゆみ（の、脳が……トロけちゃうぅぅ……ｖＶ）ﾄﾛｰﾝ

梓「とりあえず、この公園を抜けて……」

あゆみ「うぅ……梓ぁぁ……ｖＶ」ﾊｧﾊｧ

梓「……あゆみ？ どうしたの？」

あゆみ「もぉ……だめぇ……ｖＶ」ﾊｧﾊｧ

あゆみ「あ……あず……」

あゆみ「梓あぁあぁぁ……！！」ｶﾞﾊﾞｯ

梓「きゃあ！？」