提督「ようなので監視カメラを設置してほしいんだ」
明石「監視カメラ…?」
明石「本当に抜かれているのですか? 気のせいでは?」
提督「一回千円程度だが 相当な頻度。週に3,4回は抜かれている。間違えない」
提督「子供…駆逐艦の誰かだろう。」
提督「お尻ペンペンしてやらなければいかん」
提督「だから監視カメラで」
明石「なにもそこまで…」
明石「そういう事件があったと全体に注意すれば止めますって」
提督「それでは甘い!」
元スレ
提督「財布から金が抜かれてる…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470309144/
明石「監視カメラ代のほうが被害総額より高くなりますよ?」
明石「財布くらい持ち歩くことにすれば」
提督「逃げ切った体験をさせてしまうと味をしめる」
明石「なら怪しい子を問い詰めてみるとか」
提督「いいか? こういうことは証拠をしっかり掴まなければいけない」
提督「怪しいというだけで疑うのは最低の行為だ!!」
明石「大げさな」
提督「理由もなく疑われた体験は子供の心に残るものだ」
提督「私が子供のころ。似たようなことがあった。母親が『財布の中身が足りない お前か』と証拠もないのに疑ってきた」
提督「やりそうというだけの理由で疑われた。本当にショックだった」
提督「確かに抜いたのは私だったが、そんなことは些細な問題。疑われたということが私の幼い心を傷つけた。辛かった。泣いたよ なんて理不尽なんだ…と」
明石「……」
提督「ひょっとしたら母の記憶違いかもしれない。父親が抜いたのかもしれない。でも真っ先に疑われた。冤罪の可能性も考えず」
提督「それからだったな… 私が親を嫌悪しだしたのは」
提督「だからしっかりと証拠を見つけ。そして問題を解決したいのだよ」
明石「……」
明石「でもほら。部外者の可能性もあるじゃないですか」
明石「レ級とかやりそうな顔」
提督「いやここ鎮守府 鎮守府」
明石「ぽっぽちゃんとか遊びに来てます」
提督「……それ機密とか大丈夫か」
提督「とにかく決定事項! カメラ設置して! はい代金」つ
明石「執務室の机んとこでいいですよね?」
提督「おう」
明石「取り付け工事費は免除しておきますね」
~一日目~
卯月「司令官~ ご報告~ っていないぴょん?」
弥生「いないなら報告書だけ置いて帰ろう」
卯月「ぷっぷくぷー いないなら遊ばないと♪」
卯月「おー 司令官の椅子高いぴょん 足届かないぴょーん」
弥生「人の机を勝手に…」
卯月「うーちゃん司令の命令! 赤城を旗艦に空母6隻で東急5往復!」ビシッ
卯月「なーんちゃって」キャハハハ
弥生「もう…」
提督「かわいい子供のお遊びだな」
明石「微笑ましいですね~」
ちょっと空母遠征の資材を考えたらゾッとしたけど
~1日目深夜~
秋雲「抜き足差し足忍び足~」
巻雲「ちょ 秋雲! 探照灯つけちゃだめだよぉ」
秋雲「見えなきゃしょうがないじゃーん。たぶんここらへんに」ゴソゴソ
秋雲「あったあった。サボり用の漫画がこーんなに」
巻雲「報告書とか戦績評価はないですか~」
秋雲「ほいほい まったく自分の評価が気になるなんて心配症だねー」
巻雲「だって~ どんどん駆逐艦増えていくし改二もこないですし~」
巻雲「心配なんですよ~」
秋雲「さいですか こっちはダンジョン飯3巻の発売日のほうが気になる」
巻雲「うーん。巻雲に関する記述はなし。いいことなのか悪いことなのかー」
提督「あっ 夕張から借りたテラフォと彼岸島のストーリー展開おかしいと思ったら」
明石「仕事してくださいよ」
提督「間が無断で抜かれてたからわけわかんなかったのか」
提督「まったく借りたいなら言ってくれればいいものを」
~2日目~
榛名が机の中の日記を熟読していた程度で妙な行動をしたものはなし
提督がいないと報告書の置き方が雑になる奴
普段と同じように丁寧に置く奴
勝手に提督の確認印を押す奴
人の報告書を読んで自分のを手直しする奴とかいたのが面白かった。
上から飛龍・蒼龍・加賀・赤城
~3日目~
ポーラ「お酒~」
隼鷹「探検隊~」
ゴソゴソゴソ
ポーラ「うーん。ないですねぇー」
ポーラ「葉巻だけ一本拝借~」
隼鷹「あっちのロッカー探してみようぜー」
ポーラ「おーっ♪」
提督「……ラフロイグが一本消えてたのはこのせいか」
提督「だがこれで犯行現場を押さえ……ってロッカーまでビデオ配備してねー」
明石「よくあんな薬品みたいの飲めますね」
~4日目~
白露「報告いっち……なーんだ。いないや」
夕立「えー、せっかく新海域攻略だからご褒美あるっぽかったのに」
村雨「机の上にポチ袋とかあったりしない?」
白露「なーい。ガムくらいしか」クチャクチャ
夕立「いっつもご褒美は机の引き出しから出すっぽい!」
時雨「さすがに人の机開けるのはよくないよ」
村雨「ね~ じゃ帰ろっか」
白露「そだねー あ。皆もガム食べる?」
提督「駆逐艦の中でも大人な分、自制があるな白露型は」
明石「発育がよろしくて軽巡と言われても違和感ないです」
提督「財布から金抜くのは大抵小学生。違うと思ってた」
明石「もし小学生以上がやってたら?」
提督「流石に直接は言えない 遠まわしに言うよ」
~5日目~
睦月型・六駆・朝潮型・時津風・天津風・谷風・島風など子供勢を呼びつけて不在にしてみた。
全員提督の不在を確認すると大人しく帰った。
精々朝潮が海軍服抱きしめてたのと、望月と島風がガムをちょろまかした程度
如月がペンを持ち帰ったのは見なかったことにする
あと
リベッチオやレーベにマックスなど海外艦も呼んでみたけれど空振り
RJもついでに呼んでみたけどリアクション0で不在確認Uターン
提督「関西人としてリアクション0はどうなんだろう」
明石「いや、隠しカメラですから」
提督「っていうかボトルガムはやっぱダメだな」
提督「減り早いと思った」
明石「あれ机の上に置いておくと共有財産にされますよねー」
~6日目~
陽炎:ゴソゴソ
陽炎「よーし♪」
黒潮「なにしとるん?」
陽炎「ちょっとねー」
黒潮「?」
提督「……あいつお菓子の注文伝票の数字を変えて」
明石「『1』を『7』にすれば余った分が配られるという判断ですかね」
提督「あの伝票お前の店への注文だよな。キャンセルしといて」
明石「最近提督が課金してくれないから売上悪くて …買ってくれてもいいのよ?」
提督「しまいにゃ怒るよ」
~7日目~
北上「んー? 夕飯&酒ゴチになろうと思ったのに提督いないねー」
大井「ですね まったく金欠の時にいないなんて役立たずな」ブツブツ
大井「大体、体張った仕事なのに給料日前となると飲みに行けない程度の薄給だなんて」ブツブツ
大井「……ってなにしてるんです?」
北上「金庫かな? ロッカーかな?」ゴソゴソ
北上「いやー 今提督ってさー 『財布持ってるとたかられる』って財布持たないじゃん」
北上「だからどっかに財布置いてあるだろーなー と」
大井「北上さんのやることでもそういう泥棒みたいのはちょっと」
北上「後で返せばダメかな~」
大井「さすがに」
北上「まーいいや見っかんないし」
提督「ナチュラルに漁られるとちょっと引くな……」
明石「ははは」
提督「ただ財布を見つけられないところを見ると初犯のようだ」
提督「とうとう被疑者はあらわれなかった」
明石「そうですね」
提督「ま、これで一件落着ということで」
提督「もうカメラは外していいよ」
明石「えっ?」
提督「やっぱり財布から金抜いてる子は見つからなかったしさ」
提督「自分も昔やったし あと軍の公用車私的利用とかあるし」
提督「机の上のガムじゃないけど 小額だと結構気軽にやっちゃうんだよな」
提督「後で返せばいいやって 怖い怖い」
提督「今度またあったらそん時はちゃーんと調べるから」
提督「それでいいよね?」
明石「…はい」
おしまい

