1 : 名無しさ... - 2016/10/03 18:54:50 n9v 1/31

ハドラー「はっ、>>5でございます」

元スレ
バーン「ハドラーよ、2016秋アニメのオススメは何だ」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1475488490/

2 : 名無しさ... - 2016/10/03 18:55:51 n9v 2/31

画像はこちら
http://i.imgur.com/2TPjhiY.jpg

2クール目以降のはナシでお願いします

5 : 名無しさ... - 2016/10/03 18:57:33 kLh 3/31

タイムボカン

18 : 名無しさ... - 2016/10/03 19:33:03 n9v 4/31


ヒュンケル「魔軍司令どの、まずは俺から進言しよう」

ハドラー「不死騎団長ヒュンケルか…よかろう」

ヒュンケル「今期はまず、タイムボカン24、これが良いかと」

バーン「ほう、夕方アニメ、だな…」

ヒュンケル「やはり土曜の夕方といえばタイムボカンシリーズ。今回はシリーズ第一作であるタイムボカンのリメイクという位置づけです」

ヒュンケル「タイムボカンは放映当時、最高視聴率26%を記録した日本を代表する作品の一つ」

ヒュンケル「キャラクターデザインなどには現代的なアレンジを加え、大人も子供も楽しめる作品と見て間違いないかと」

バーン「うむ…なるほどな」

19 : 名無しさ... - 2016/10/03 19:33:20 n9v 5/31

ハドラー「しかし…何だか妙な設定だな」

ヒュンケル「……そう、でしょうか」

ハドラー「実は伝えられている歴史はすべてウソだった…。主人公サイドは真実の歴史を求めて過去を旅して、悪のサイドが偽りの歴史が書かれた教科書を売っている…」

ハドラー「しかし見つける真歴史とやらが、どれもこれもとんでもない…」

ハドラー「これは下手をすると、主人公サイドが世界を混乱させる悪役…ということにならないか」

ヒュンケル「…しかし夕方アニメ、まさか主人公サイドが悪役、ということにはならないでしょう」

ハドラー「なんかそんな作品もあったような…」

20 : 名無しさ... - 2016/10/03 19:34:10 n9v 6/31

ヒュンケル「それに、このヒロイン、カレンがまさか悪役になるはずもありません」

バーン「うむ…緑髪は良いものだ…。どことなくロクモンナイトの柊六奈を思い出す、な…」

ヒュンケル「第一話ではクレオパトラのコスプレが披露されました、この調子で毎回いろいろなコスチュームを見せてくれることでしょう」

バーン「ふ…期待せざるを得ぬ…な」

ハドラー(やはりそこか…)

バーン「よくわかった、このタイムボカン24、余の視聴リストに加えよう、録画を頼むぞ…」

ヒュンケル「ははーーーっ」

ハドラー「うむ…土曜の夕食は賑やかになりそうだな」

ヒュンケル「そうだな…。俺も…土曜日は父親とヤットデタマンなどを見ていたものだ、今となっては懐かしい思い出だ」

ハドラー「……そ、そうか」



バーン「では…、次は>>24について意見を聞こう…」

24 : 名無しさ... - 2016/10/03 19:39:10 4Os 7/31

ドリフターズ

31 : 名無しさ... - 2016/10/03 20:10:27 n9v 8/31

ザボエラ「ひょっひょっ…では次はワシが…」

バラン「待てえい!!!!!!」

ザボエラ「ひょわっ!?」

バラン「次の大魔王バーン様への進言は! この竜騎将バランと決まっている!」

33 : 名無しさ... - 2016/10/03 20:11:03 n9v 9/31

ハドラー「ば、バランか…ずいぶん気合が入っているな」

ハドラー「それに何だか汗だくのようだが…」

バラン「フッ、体を動かしてきたばかりなのでな、あの作品をバーン様に進言するとなれば、リンガイア滅ぼしにも気合が入ろうというもの!」

バーン「うむ…竜騎将バランよ、その作品とは…?」

バラン「はっ、今期は「ドリフターズ」これ以外にありますまい」

バーン「ふむ…、知っておるぞ、原作はヘルシングの平野浩太だな…」

34 : 名無しさ... - 2016/10/03 20:11:31 n9v 10/31

バラン「概要のみ言うなら、ファンタジー世界に召喚された歴史上の偉人たちによる物語」

バラン「見どころは数え切れませぬが、地球の技術が持ち込まれることによるファンタジー世界の変化、長大な時間を隔てた偉人同士の因縁」

バラン「平野浩太らしいド派手なアクションと、独特のセンスにより紡がれる台詞回しなどなど…」

ハドラー「うーむ、ファンタジーに偉人召喚…なんだか胸焼けしそうな設定だな…」

バラン「フッ…これは日本の漫画、アニメの系譜の上に成り立つ作品なのだ」

ハドラー「ふむ…?」

35 : 名無しさ... - 2016/10/03 20:12:36 n9v 11/31

バラン「異世界への漂流という一つの系譜、それにノブナガンや鋼-HAGANE-、fateのような過去の偉人を召喚する物語の数々、その二つを平野浩太という鬼才が一つにまとめ上げたのだ」

バラン「ともすれば、日本のアニメを語るうえで欠かせぬ作品ともなりうるだろう」

バーン「なるほどな…」

ザボエラ「ひょっひょっ…しかし竜騎将どの、そこまで大口を叩いて大丈夫ですかな…?」

バラン「なにいっ!!」

ザボエラ「ひいいっ」

バーン「バランよ…おさえよ」

バラン「はっ…」

バーン「ザボエラよ…この作品に何か不安なことでも…?」

36 : 名無しさ... - 2016/10/03 20:13:00 n9v 12/31

ザボエラ「はっ…やはり思い出されるのは、ヘルシングの旧アニメ版のことかと」

バラン「うっ…」

ザボエラ「何しろドリフターズはまだ原作5巻、それに話としても中途半端なところですからのう…」

ザボエラ「しかも原作のラスボス…下手をするとヘルシングのラスボス以上に扱いの難しい人物…」

ザボエラ「終盤でいきなりアニオリに突入し、オリキャラが投入されて無難な話に流れる…という可能性は捨てきれますまい」

バラン「だ、だからこそOVA版が新たに作られたのだろう、まさか同じ轍を踏むはずがあるまい」

ザボエラ「そのうえ、かなりのエログロもありますからのう…表現規制も気になるところですなあ…」

バラン「むむ…」

バーン「ザボエラよ…もうよい」

ザボエラ「ははーっ」

37 : 名無しさ... - 2016/10/03 20:14:30 n9v 13/31

バーン「確かに言うことはわかる…しかしアクションやエロスに定評のあるフッズエンタテインメントだ…。そこまで落胆させるようなことにはなるまい…」

バーン「それに、余はヘルシングのアニオリ部分も嫌いではないしな…。インコグニートなどのオリキャラも、世界観を広げていたように思うぞ…」

ザボエラ「ははっ、少し口が過ぎましたな、お許しを…」

バーン「よい…ではバランよ、ドリフターズも視聴リストに加えよう、録画を頼むぞ…」

バラン「は…ははーーーっ」

ハドラー(ふっ、バランめ、調子に乗りすぎて最後にケチをつけられた格好になったな)



バーン「では…次は>>41について意見を聞こう…」

41 : 名無しさ... - 2016/10/03 20:19:19 v7h 14/31

ユーフォ2

42 : 名無しさ... - 2016/10/03 20:19:53 n9v 15/31

>>41
ごめんなさい2期はナシで

再安価>>45

45 : 名無しさ... - 2016/10/03 20:20:48 v7h 16/31

信長の忍び

55 : 名無しさ... - 2016/10/03 20:49:39 n9v 17/31

ザボエラ「では今度こそワシが…」

バーン「うむ…妖魔司教ザボエラよ、そなたのオススメとは何だ」

ザボエラ「ひょっひょっ…。今期は「信長の忍び」これがよろしいかと」

バーン「ふむ…」

ハドラー「そうか…重野なおき氏もついにアニメ化か」

56 : 名無しさ... - 2016/10/03 20:50:09 n9v 18/31

ザボエラ「昔からそのセンスには注目しておりましてな…。絵柄がアニメ向けではないのか、今まで縁がなかったようですが、信長の忍びのブレイクで遂にアニメ化でございます」

ザボエラ「4コマ雑誌を読んでおれば必ず一度は目にする作家ですな、感慨深いものがありましょう」

バーン「うむ…みずしな孝之が「けものとチャット」でアニメ化した時も感慨深かったものだ…」

ハドラー「しかし歴史もの…少しハードルが高くはないか」

ザボエラ「いえ、非常にわかりやすく、トリビアも交えつつテンポよく展開されますからの…」

ザボエラ「むしろ歴史漫画の入門として、これ以上は思い浮かばぬほどですな」

ハドラー「ふむ…」

59 : 名無しさ... - 2016/10/03 20:51:12 n9v 19/31

ザボエラ「さてストーリーですが、信長を主と慕うくノ一、千鳥の視点から信長を描いております」

ザボエラ「史実に極めて忠実、さらに歴史の暗い部分から目を背けず描く姿勢は歴史マニアからの評価も高いですな」

ザボエラ「大軍を相手に無双する千鳥のアクションシーンも見逃せませぬ」

バーン「なるほど…」

クロコダイン「魔軍司令どの。少し良いだろうか」

ハドラー「む、獣王クロコダインか…」

ザボエラ「むむ…ど、どうしたというのじゃ、ワシが進言しておる途中に」

クロコ「アクションが見どころと言ったが、本当にそうかな?」

ザボエラ「なっ、なに…」

60 : 名無しさ... - 2016/10/03 20:52:34 n9v 20/31

クロコ「何しろ元が4コマだ、それに、はっきり言って躍動感ある絵とはとても言えない」

クロコ「次のコマに行ったら敵が全滅していた、などという表現ばかり…」

クロコ「テンポが良いともいえるが、「あずみ」と同じで千鳥の強さに説得力が薄いように感じる」

ザボエラ「うぐっ…」

バーン「……」

クロコ「時代劇、それに戦国時代と言えばやはり大軍でのチャンバラと、熱い打ち合いだろう」

クロコ「時代劇を勧めるなら、刀剣乱舞あたりのほうが期待できるだろうな」

ザボエラ「あ、あれと比べるのは…力の入れ加減というものが…」

バーン「フ…その辺でよい…、どちらの言うことも分かる…」

ハドラー「バーン様…?」

61 : 名無しさ... - 2016/10/03 20:54:05 n9v 21/31

バーン「つまりは…時代劇に求めるものの違いだろう」

バーン「派手なチャンバラを求める者もいれば、人間ドラマを求める者もいる…」

バーン「チャンバラならドリフターズでもあったはず…。信長の忍び一作に、何もかもを求めるのは酷というもの…」

バーン「それに、アニメでアクションシーンが補完されるかも、という期待もできるしな…」

クロコ「はっ…確かに、言いすぎましたな」

バーン「よい…ではザボエラよ、この信長の忍び、録画を頼むぞ…」

ザボエラ「ははーーーっ!」



バーン「では次は…>>65について意見を聞こう…」

65 : 名無しさ... - 2016/10/03 20:55:43 4Os 22/31

舟を編む

72 : 名無しさ... - 2016/10/03 21:30:52 n9v 23/31

フレイザード「ククッ、さあ、ここらでオレの出番だなァ!」

ハドラー「氷炎将軍フレイザードか…。いいだろう」

フレイザード「今期はズバr」

フレイザード「なっ…!?」

フレイザード「か、体が動かねエッ!?」

ミストバーン「…………」

ハドラー「み、ミストバーン!?」

74 : 名無しさ... - 2016/10/03 21:31:50 n9v 24/31

ミスト「バーン様…進言をお許しください…」

バーン「…お前が動くか、よかろう…」

ハドラー(魔影参謀ミストバーン…この沈黙の男が遂に動くか)

ミスト「今期は「舟を編む」…これを進言いたします…」

ハドラー「ほう…ノイタミナだな」

ミスト「辞書を編纂する人々を描いた作品…。原作小説では、十五年わたる長い長い仕事を淡々と描いております…。作業に従事する人々の内面の変化がメイン、ですな…」

ハドラー「なんだか退屈そうな話だが…」

ミスト「辞書作りの奥深さを知れば退屈さなど感じない…。「天地明察」のように、人間の知性に触れる面白さがある…」

バーン「ほう…」

76 : 名無しさ... - 2016/10/03 21:33:04 n9v 25/31


ザボエラ「たしか…以前に映画もありましたな…。松田龍平が主演でしたか…」

ミスト「…映画では駆け足で流した部分も、アニメならばより詳細に描けるだろう…」

ハドラー「確かにそうだが…」

ハドラー「しかし、なんだか雰囲気が暗そうだな」

ハドラー「主人公もなんだか覇気のない感じだし…、映画より尺が増えた分、社会の辛さや人間関係の軋轢が入り込むのではないか」

ミスト「そうではない…。これはむしろ「優しい世界」の話…」

ミスト「主人公は変人と見られていたが…、それは特別な個性であり、ある分野では優れた才能を発揮する…」

ミスト「その特性が見いだされ、周囲に理解され、天職を見つける話なのだ…」

ミスト「自分にふさわしい役目を与えられる…これほど幸福なことはあるまい…」

バーン「……フッ」

77 : 名無しさ... - 2016/10/03 21:34:49 n9v 26/31

ミスト「それに登場人物は、いずれも熱く前向きな姿勢を持つ人物ばかり…」

ミスト「私は己の役目に誠意を尽くし、成長していく者は種族にかかわらず尊敬する…。私にはできぬことだからな…」

バーン「フフ…よく分かった。ミストバーンよ」

バーン「物静かなお前がそこまで推すこの作品…必見であろうな」

ミスト「はっ…」

バーン「だが…少し舌が回りすぎておるようだな、そろそろ落ち着くがよい…」

ミスト「…………」

ハドラー(? なんだ…? いま、うかつなことでも言ったのか?)

ハドラー(まあ大したことではなかろう)

バーン「では…舟を編む、余の視聴リストに加えよう、録画を頼むぞ…」

ミスト「…………(うなずく)」


バーン「では次が最後だ」

バーン「ハドラーよ、お前の勧める>>81の作品について聞こう…」

81 : 名無しさ... - 2016/10/03 21:38:34 u0K 27/31

うどんの国

91 : 名無しさ... - 2016/10/03 22:32:54 n9v 28/31



ハドラー「はっ…今期は「うどんの国の金色蹴鞠」こちらをお勧めいたします」

バーン「ふむ…最近よく見る、子供を中心としたハートフルな物語、だな…」

ハドラー「主人公が東京から高松に帰省した時、この表紙絵にもあるポコという子供に出会います」

ハドラー「その奇妙な交流を描く物語です」

ハドラー「注目すべきは高松の美しい風景でしょうな」

ハドラー「原作では線が淡くて曖昧だった背景も、アニメであれば綿密なロケハンにより、詳細に描かれることでしょう」

バーン「うむ…「ばらかもん」もそうであったな…五島列島の美しい風景がよく描かれていた…」

92 : 名無しさ... - 2016/10/03 22:33:35 n9v 29/31

ハドラー「主人公の声を務める中村悠一氏は高松市の出身…この時点で音響への力の入れ具合も伺えようというものです」

バーン「確かに…」

ハドラー「しかしやはり特筆すべきはポコの愛らしさでしょうな…」

ハドラー「子供でもあり動物でもある…さらに甘々と稲妻のような食育の要素もある…。これを見逃すわけには行きますまい」

バーン「うむ…」

バーン「……」

バーン「ハドラーよ…そういえば、お前がジャケ買いしてきた「びんちょうタン」にすさまじく鬱な場面があったが…」

バーン「お前は「全面的に癒される萌え漫画でしょうな」と言っていたな…」

ハドラー「う…そ、それは…」

93 : 名無しさ... - 2016/10/03 22:34:56 n9v 30/31

バーン「……。よいかハドラーよ…余は寛大な男だ、失敗も二度までは許そう…」

ハドラー「はっ…」

バーン「まずお前は…なる役の原涼子が出ていた「ばらかもん」のラジオをチェックしていなかった…。ヴェルザーが電話をくれねば聞き逃すところであったわ…」

ハドラー「ヴ、ヴェルザー殿の守備範囲には驚くばかりで…」

バーン「そしてお前は…、一時期「銀のニーナ」も「リューシカリューシカ」もぜんぶ「ああ、よつばとみたいな漫画ですな」と言っていた…。いろいろ違うのだ、いろいろ…」

ハドラー「ま、まことに失礼を…」

バーン「そしてびんちょうタンの一件…」

ハドラー「ううっ…」

95 : 名無しさ... - 2016/10/03 22:36:47 n9v 31/31

バーン「だが…(ピッ)」

ハドラー「うっ!」

バーン「有頂天家族で、PV段階から下鴨矢四郎の魅力を見抜いていた功績を余は忘れておらん…」

バーン「よいか…これが最後だハドラーよ」

バーン「この「うどんの国の金色蹴鞠」が駄作だった時、余はこの三本目の指を折る…」

ハドラー「は…ははーーーっ、間違いありませぬ! うどんの国の金色蹴鞠は名作間違いなし! そして親子の交流ものの漫画も次々とアニメ化でございます!」

バーン「そうか、間違いあるまいな、では甘々と稲妻の二期も…」

ハドラー「間違いなく二期があります! ついでによつばともアニメ化でございます!」







フレイザード「オレは!?」

(おしまい)

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