859 : VIPに... - 2011/08/28 04:41:38.88 77dBdCuAO 1/12深夜のテンションで久し振りに書いた。10レスくらい。見直しとかしていない
そういや銀魂にもこんな感じのあったなってことで途中ちょっと銀魂ネタ入ってる
投下!
元スレ
▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-32冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1311847989/
一方通行「……? 僕が壊れた? 何を言っているンですか?」
上条「いや、いい。うん……悪かった」
一方通行「えっ、急に謝られでも困りますよォ! どうしたンですか?」
上条「うっ……本当にすまなかった一方通行! 悪気は無かったんだ! 頼む、許してくれ……」
一方通行「ええっと……よく分かりませンけど気にしてませンよ?」
上条「うう……」
御坂「おいっすー……て、げ」
一方通行「あ、こンにちは御坂さン」
御坂「……一方通行。悪かったわ……ほんと、どうすれば……」
一方通行「え、えェ、御坂さンまで……ほンとに何があったンですか?」
上条・御坂「すみませんでした……」
一方通行「えっ……ま、まさか打ち止めの身に何か……」
上条「! (もしかすると……)」
一方通行「…………」
御坂「!! (怒りの波動に目覚めて元に戻るかもしれないわ!)」
一方通行「ど……どォしよう……打ち止めの身に何かあったら僕、僕ゥ……」ぐす
上条「なんでそこで泣くんだよぉおおぁ!!」
御坂「ここは「そいつぶっ殺す!」ってキレる場面でしょーがぁああ!!」
遡ること数日前
上条「一方通行っていつもブラック飲むよな」
一方通行「あァ? ……好きなンだからイイだろォが」
上条「へえ……そんなんじゃ体に良くないぞ?」
一方通行「オマエには関係ねェだろ」
上条「いやぁ、あるんだよな、それが」
一方通行「あ? おォ!?」
御坂「悪いわね、両手は封じさせてもらったわ!」
一方通行「オマエ、後ろの座席に……チィ!」グッ
土御門「おおっと、足は封じさせてもらうにゃー! 机を蹴りコーヒーをカミやんにぶつけて、超電磁砲の動揺を誘おうなんてさすがだぜぃ!」
一方通行「土御門ォ……机の下に隠れてやがったかァ!! クソ、」スッ
上条「上条さんは首を固定させてもらいますよ! ソファに電極を押し付けられたら困りますからね」
御坂(アイツの顔が近くにアイツの顔がアイツの顔が)ギュー
一方通行「いだだだ! ……クソったれ、オマエら何のつもりだァ!」
上条「いや、別に痛みつける訳じゃないって」
御坂「かわいい妹の頼みとあっちゃ断れないわよねー」
土御門「なんだか面白そうだからにゃー」
一方通行「土御門殺す。今すぐぶち殺す。離せ、離せェ!!」
打ち止め「じゃっじゃーん! ミサカ登場ってミサカはミサカは床下のタイルを捲りながら参上してみる!」
一方通行「どこに隠れてンだオマエはァッ!?」
打ち止め「その人たちを怒らないであげてねってミサカはミサカは先に言ってみたり。
みんなミサカのお願いを聞いてくれただけなんだからってミサカはミサカは説明してみる」
一方通行「……おい、待て。近寄るな」
打ち止め「そんな酷いよってミサカはミサカは涙を拭く仕種をしてみる……」
一方通行「あァ、分かった。近付くなとは言わねェ……ただその両手にあるモン捨てて来い」
打ち止め「え? なんのこと? ってミサカはミサカは両手にある砂糖とケーキを隠しつつ尋ねてみる」
一方通行「言ってるゥゥ! 確実にオマエ言ってるゥゥうう! 止めろ、離せ、離せオマエらァァアアア!!」
打ち止め「はい、あーんってミサカはミサカは満面の笑みであなたにケーキを突き付けてみたり」
一方通行「ぐゥ!! ンが、ぶゥえ、ゥ、ンンンォォおおおおおおおおお!!!」
打ち止め「コーヒーばかりじゃなくてたまには糖分も取らないと体に悪いよってミサカはミサカは伝えつつ……砂糖いっぱいのコーヒーをあなたの口に流し込んでみる」
―――
――
―
土御門「……一方通行」
一方通行「あ、土御門さン。どうしたンですか、そンな神妙な顔で……」
土御門「……俺を」スッ
一方通行「ちょ、何勝手に電極付けて」カチッ
土御門「殺さないでくださーっい!!」ガツゥン!
一方通行「ちょォ!? 何頭突きしてるンですか、大丈夫ですかァ!? きゅ、救急車呼びましょうか!?」
土御門「…………」ニヤリ
上条(!! あれは……)
御坂(自ら攻撃を食らっておくことで、一方通行が正気に戻ったとき「オマエはもうイイや」と言われるための布石……!)
上条「……お、俺だって」
御坂「! ば、バカッ!」
上条「殺されるくらいならぁあー!!」ブンッ
一方通行「大丈夫で……へっ? ぐはァァアアア!!?」バキィッ
上条「あっ、右手」
御坂「……当麻。あなたのことは忘れないわ……」
上条「やめてえええ!! さらっと死亡確定にしないでええええええ!」
一方通行「…………」ムクリ
土御門(! まさか今の衝撃で……)
上条「い、いや違うんだ一方通行、今のは……」
一方通行「……なンかァ……すみませンでした……」ぐすっ
全員「えっ?」
一方通行「よく分かりませンがァ……僕が何か気に入らないことしちゃったからァ……殴られたンですよねェ……」ヒック
上条「え……いや、その」
土御門「……カミやん」
御坂「最低ね……」
上条「テッ、テメェら汚ねえぞ!?」
一方通行「上条くンのォ、ヒック、……気が済むまでェ殴ってもらってもォ……ぐすっ……大丈夫ですからァ……」
上条「……ぅ、……おおおおおおおおおおおおおおお!!」ドガッバキッ!
土御門「!? 何やってるんだカミやん、壁に本気で殴りかかるなんて!」
御坂「あんた、右手が潰れるわよ!?」
上条「メッ!! この子はぁッ! 勝手に人を殴りつけやがって、お仕置きだ!! このッ、この!」バキッドガッ!
土御門「やめろカミやぁん! 幻想殺しが!!」
上条「はぁッ……はぁッ……一方通行」
一方通行「ひ、はひ!」
上条「いや……一方通行さん。あんたを殴ったこの右手はちゃんと俺がお仕置きしましたから。
俺からも謝ります。すみませんでした! ほら、テメェも謝れ!」右手ペコ
土御門(なんという……!)
御坂(責任転嫁……!)
一方通行「や、やめて下さいよォ……頭を上げて下さい……」
上条「はいっ! すみませんでした!」
土御門「……お疲れカミやん」
上条「ああ……これで俺も助かった」
土御門「これで一方通行の矛先は……」ジッ
御坂「え? 私!?」
上条「……御坂。お前ってよく喧嘩売って来るけど、楽しかったよ……」
御坂「ちょ、そんな! わ、私だって生きたいわよ!!」
土御門「残念だが……」
御坂「そうよ! 閃いたわ!!」
上条「お、おい御坂!? どこ行くんだよ!」
土御門「行っちまったにゃー」
一方通行「……あのォ」
上条「はいぃッ!」
土御門「何かご用でございますか一方通行さんいや一方通行様ッ!」
一方通行「そンなに畏まらないでくださいよ……お腹が空いたから、ご飯でもどォですか?」
上条「是非!! この上条当麻、一方通行様、いや、一方通行閣下の護衛を無事果たしてみせますっ!!」
土御門「一方通行閣下、いや、一方通行伯爵のためならばこの土御門元春地獄までお供しましょう!」
一方通行「いや一方通行でイイです。……取り敢えず行きましょォ」
上条(……おいこのファミレスって一方通行にケーキと激甘コーヒー飲ませた場所じゃねえか……)
土御門(ん……ありゃあ、)
打ち止め「一方通行が三千二十一匹、一方通行が三千二十二匹、一方通行が三千二十三匹、一方通行が三千二十四匹……」ウヘヘ
上条「打ち止め……まだここにいたのか……」
土御門「一方通行の変貌っぷりにショックを受けすぎて、地縛霊みたいになっちまってるぜよ……」
一方通行「あ、打ち止めさン。こンばンは」
打ち止め「うへ? ああ、イッポーツーコーさんじゃないですかそれに上条さんも土御門さんもこんにちはミサカはミサカは返す」
上条「言語機能が軽く壊れてるじゃねえか……」
土御門「予想以上の壊れっぷりだにゃー……」
打ち止め「店員さんコーヒー追加ブラックでってミサカはミサカはミサカはコーヒーまじうめえぶっはーぉえっ……」
一方通行「だ、大丈夫ですか打ち止めさン……コーヒーをそンなに飲ンで、体に良くありませンよ?」
打ち止め「あー? イッポーツーコーさんも飲むかぁ? 飲めないなんて言わないよね私のコーヒーが飲めねえってかゴルァってミサカはミサカは!!」
一方通行「い、いや……遠慮します」
上条・土御門「!!」
上条「おい土御門……」
土御門「ああ……一方通行は嫌いなモノを無理矢理食わされて人格が変わった。ならば或いは……」
上条「待て、確認しておこう。……一方通行、コーヒーは嫌いか?」
一方通行「あ、嫌いと言うか……ちょっと、苦手で。すみませン、飲めなくて」
土御門「決まりだにゃー! あの答え方は確実にコーヒーが嫌いなんだぜい」コソコソ
上条「そうか! じゃあ早速……いや待て土御門」
土御門「……今俺も思ったにゃー」
上条「このまま一方通行を元に戻せば……下手すりゃ殺される……」
土御門「ああ。確かに俺らは一方通行が正気に戻った時のため色々手は打った……だが、あの一方通行だ。
あれだけで許されるとは限らない」
上条「…………」
土御門「…………」
打ち止め「イッポーツーコーさんってば肌も髪も白いねってうちの一方通行も同じくらい白いんだから
……あ? やんのか? うちの一方通行まじ白ぇぞ? 白すぎて兎とか目じゃねっからな? お?」
一方通行「あ、あはは……それは凄いですねェ……」
上条「……なんだかんだで打ち止めも楽しそうだし」
土御門「一方通行もまともな訳だから……」
上条・土御門「……二人にはこのまま幸せになってもら」
「チェストー!!!」ドッカァ!
全員「!?」
御坂「一方通行はいるかァー!!」
上条「み、御坂!? その大量の紙袋はなんだよ!?」
御坂「決まってるでしょ! 缶コーヒーよ、もちろんブラックのね!!」
土御門「ま、まさか超電磁砲! やめろ!!」
御坂「ほら一方通行、これアンタの大好物よね!? 私こんなにいっぱい買ってきたから、好きなだけ飲みなさいよ!!」
一方通行「え、いや、コーヒーはがぽォ!?」
御坂「あら遠慮しないで私が飲ませてあげるからほら一気一気一気一気」
一方通行「ごぱァッ! ま、ンぉあああ!! ごぷっ、げぶゥ!」
御坂「あんなヤツと違って私使えるわよねー!! アンタ、大好物飲み放題よ!? それに比べてアイツらときたら」グッグッ
一方通行「おぼォ!! こひゅッ、かはッ!! だ、だずぐぷゥ!!」
御坂「ほらほらまだまだあるわよいっぱい飲みなさいよねえコラァ!!」
一方通行「うっ……ぷ、おェッぶゥウウウウウウウウウウウウウウ!!」
御坂「きゃっ!? ちょっと、何噴水みたいなことしてん……の……よ?」ガシッ
一方通行「あァ…………」カチッ
御坂「え、一方通行? 何してるのよ! 私はアンタの大好物好きなだけ飲ませてあげたじゃない!!」
一方通行「スゲェ感謝するわ……礼と言っちゃなンだがよォ、残りの缶コーヒーは全部オマエに飲ませてやるよ……」
御坂「え、ちょがふぅ!?」
一方通行「こ、けかきけくこかきけくかきかかかかかか!!! コーヒーを注入、注入注入注入ってなァ!!」
御坂「んごぉお!!!」タップンタップン
一方通行「……土御門ォ」
土御門「はい一方通行大魔神様!!」
一方通行「……頭突きしてコイよ。今ならそれだけで許してやるぜェ?」
土御門「!! 悪りぃなカミやん、俺は一抜けさせてもらうぜ!」
上条「つ、土御門テメェ! ズリィぞォォおおお!!」
土御門「はっはっは、土御門さんの額は頑丈なのでスッ」バシューン!!
チュドーン!!
チュドーン!!
・・・!!
…!!
!!
一方通行「あァいっけねェ。ミスったわァ」
上条「」
一方通行「そうそう、上条。オマエは悪くねェよな」
上条「え!?」
一方通行「悪りィ子は……オマエの右手だったよなァ……」
上条「えっ……いや、その」
一方通行「俺からも……お仕置きしてやるよ」ニタァ
ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!
870 : 上条「一方通行に糖分取らせたら壊れた」 - 2011/08/28 04:49:45.51 77dBdCuAO 12/12以上で終了。なんで書いたかもわからねーようなネタだけど書いてて面白かったからまあいいや
ありがとうございました!