◆艦娘が出て殺す!シリーズ◆

◆ウェルカムトゥ・ネオサイタマ・チンジフ
http://ayamevip.com/archives/44516722.html

元スレ
【艦殺(艦これ)】ラスト・クチクカン・ガール・スタンディング
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434927358/

1 : ◆utp..QOeek - 2015/06/22 07:55:58.76 YQyw2cHtO 2/258

【ラスト・クチクカン・ガール・スタンディング】#1

2 : ◆utp..QOeek - 2015/06/22 07:57:07.55 YQyw2cHtO 3/258

…いつからだろう?

3 : ◆utp..QOeek - 2015/06/22 07:59:40.26 YQyw2cHtO 4/258

こんな夢を見るようになったのは、震えが止まらなくなったのは?何度も同じ夢を見る、それはニューロンに刻みつけられた『恐怖』…いや、オバケなのか?あの時以来私の時間は止まってしまった。あの時から…

4 : ◆utp..QOeek - 2015/06/22 08:04:45.12 YQyw2cHtO 5/258

「……海域に出撃を」「任務成功!…あれ?」「ドーモ」「新手か!?」「な、なんて強さ…グワーッ!!」「カコ=サン!?」「こんな敵が出るなんて作戦要項に出ないよお…」「半数が大破!!もう持ちません!」「ヒュウガです、これ以上はやらせん…!」

5 : ◆utp..QOeek - 2015/06/22 08:07:24.04 YQyw2cHtO 6/258

『ヲッ…?ドーモ、空母ヲ級デス。アナタモ沈メテアゲル、クライクライ…海ノ底へ…』

6 : ◆utp..QOeek - 2015/06/22 08:11:00.81 YQyw2cHtO 7/258

「アッ…アイエエエエエエ!!!」唐突にフブキの意識は覚醒した。ここはどこだ?ここは駆逐艦娘の居住スペース、いつもと変わらない場所だ。でもまた同じ夢を見た、今夜もだ。

7 : ◆utp..QOeek - 2015/06/22 08:15:16.73 YQyw2cHtO 8/258

フブキはなんとか悲鳴を噛み潰し、他の寝ている艦娘達を起こすことは幸いにも無かった。「むにゃむにゃ…1番…はっやーい…」「ほとんど違法行為…」「センパイ….アタシはセンパイ…エライの…」緊張感の無い寝言が聞こえる中、フブキ寝具は汗でじっとりと濡れている。「ハァ…ハァ…」身体の震えもなんとか押し留める。

8 : ◆utp..QOeek - 2015/06/22 08:23:08.54 YQyw2cHtO 9/258

(もう…私はダメなのかな?)フブキは膝を抱えて独りごちる。やはりあれが原因だ、あの日にフブキは大破し、増援に救出された。そしてこの夢を見るようになったのだ。しばらくして…フブキは戦えなくなった。彼女の問いには誰も答えなかった。

9 : ◆utp..QOeek - 2015/06/22 08:24:24.86 YQyw2cHtO 10/258

ーーーーーーーーーーーーーーー

11 : ◆utp..QOeek - 2015/06/22 13:24:42.69 rfEMW6dEO 11/258

それから数時間後、ここはネオサイタマ・チンジフの会議室、早朝にも関わらず各部門の長である艦娘たちが集まり議論を交わしている。その内容は今ここにはいない提督についての事のようである。「提督=サンの例のビョウキについてだが…」「このままでは艦娘が艦娘を生むという稀に見るジアンが発生してしまいます、何とかしましょう」

13 : ◆utp..QOeek - 2015/06/22 13:36:24.22 rfEMW6dEO 12/258

「鹵獲した深海凄艦娘を研修して提督専属のオイランにするのはどうかな?」「それはいい、私達の貞操観念的にもセーフだ」「まとめると私とタカオ=サンが直接慰安任務に就くという事でよろしいですね?」「今の発言はやや邪悪ですね」「アタゴ=サン、ちょっとやめないか」議論も佳境になってきたその時、当事者である提督が秘書艦のヒュウガを連れて会議室にエントリーした。

14 : ◆utp..QOeek - 2015/06/22 13:44:18.49 rfEMW6dEO 13/258

「ン…?お前ら随分集まるのが早いな、まだ開始10分前だぞ」「ウフフ、ヤルキの表れですよ〜提督=サン、早めに会議を始めましょう」それまで行われていた議論をピタリと止め、遠征部隊の長であるテンリュウはにこやかに返した。(流石テンリュウ=サンだ)(実際奥ゆかしいフォロー)(笑顔がコワイ!)それまでの議論を聞かれたかと思った艦娘たちは静かに安堵した。

15 : ◆utp..QOeek - 2015/06/22 13:50:59.10 rfEMW6dEO 14/258

「ああ、とっとと終わらせるぞ」水面下で恐ろしい議論が交わされているのも知らず提督は椅子にドカリと座り、会議を開始した。「まずクローン妖精部門からだ」「ハイ、労働条件の改善によりカロウシの確率を30%まで下げる事に成功しました。これは実際僥倖です」長であるオオヨドは優しい目で答える。

16 : ◆utp..QOeek - 2015/06/22 13:58:47.27 rfEMW6dEO 15/258

「クローン妖精の蘇生ドックの拡張も忘れるなよ…次、装備開発部門」「ハイ!装備開発部門のアカシです!近日、提携企業である如ぎから新装備が提供されました。これは直接両腕にインプラントするカラテビームブレードという画期的なものでして!!」「長い、宣伝は後にしろ。次は…」会議は粛々と進んでいく。

17 : ◆utp..QOeek - 2015/06/22 14:06:09.26 rfEMW6dEO 16/258

「私は週に5回、タカオ=サンが2回が適切だと思うのですがどう思いますか提督=サン?」「何を言ってるんだアタゴ=サン…?まあいい、最後は空母部門だ」 全員が空母部門の長である艦娘に目を向ける、しかし当の本人は心ここに在らずとばかりに俯いている。

18 : ◆utp..QOeek - 2015/06/22 14:19:02.45 rfEMW6dEO 17/258

「カガ=サン、君の番だぞ」沈黙を破るように俯くカガと同期であるヒュウガが促した。「…私?シツレイしました、報告する事は特に無いわ」静かに顔を上げカガは短く告げた。「本当に何も無いのか?」ヒュウガが念を押して聞くがカガの反応は薄い。「…言うなればまたアカギ=サンが食糧ドックに忍び込んだわ、それくらいね」

19 : ◆utp..QOeek - 2015/06/22 14:27:19.77 rfEMW6dEO 18/258

「またか…アイツは二日間ケジメ(注釈:メシ抜きのこと)だ、カガ=サンからもよく注意をしておけ」「…ええ」返答こそするがカガは決して提督の方を見ようとしなかった。「ふわぁ〜…会議終わったクマ?はやく朝ごはん食べようクマ」重くなってしまった会議室内のアトモスフィアを破るようにレクリエーション部門の長であるクマがあくび混じりに呟いた!なんたる怠惰か!

20 : ◆utp..QOeek - 2015/06/22 14:31:27.82 rfEMW6dEO 19/258

普段なら提督からチョップされる所であるが今回ばかりは提督は咎めなかった。「…まあ、いいだろう。ヒュウガ=サン、お前からも何かあるか?」「ああ、一つある」その言葉に艦娘達がかすかにざわめく、ヒュウガが発言するということはそれ即ち重要な案件ということだからである。

21 : ◆utp..QOeek - 2015/06/22 14:38:22.30 rfEMW6dEO 20/258

「内容は例の案件について…ついに『陥落』したらしい、確かな情報だ」艦娘達のざわめきはにわかに大きくなる!「ヒュウガ=サン!確かな情報なのですか!?」戦艦長であるキリシマは思わず立ち上がった。「ああ、『キョート・チンジフ』は制圧された…セイカンヤにな」その一言は会議室を凍りつかせるには十分すぎる重さであった。

22 : ◆utp..QOeek - 2015/06/22 14:39:31.17 rfEMW6dEO 21/258

【KANMUSLAYER】

24 : ◆utp..QOeek - 2015/06/22 14:59:46.87 VWlwS8vXO 22/258

(お知らせ : 二作目にあたりヘッズや提督にわかりやすいようにタグめいたものをつけました。めじるしとかにご利用下さい、以上です)

26 : ◆utp..QOeek - 2015/06/22 15:48:53.71 VWlwS8vXO 23/258

◆そういえばタツタ=サンでした、作者は速やかにケジメしました◆

27 : ◆utp..QOeek - 2015/06/22 15:56:06.40 VWlwS8vXO 24/258

◆艦◆カンムス名鑑#6【軽巡洋艦テンリュウ】ネオサイタマ・チンジフの古強者であり戦闘任務も遠征任務を難なくこなす確かなワザマエの持ち主。口調は荒いが面倒見のいい性格で駆逐艦娘達から親しまれている。親しまれてすぎていて尊敬されていないのが欠点。そして豊満である◆艦◆

35 : ◆utp..QOeek - 2015/06/23 16:45:49.83 +WmuUDQ7O 25/258

◆エルフのせんしが来る前にみな様にげてください、始まりな◆

36 : ◆utp..QOeek - 2015/06/23 16:47:51.19 +WmuUDQ7O 26/258

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

37 : ◆utp..QOeek - 2015/06/23 17:50:44.45 3pi4x/94O 27/258

【KANMUSLAYER】

38 : ◆utp..QOeek - 2015/06/23 18:48:35.89 3pi4x/94O 28/258

「提督が今から来るんだって!」「もう2週間経ったんだねー」「フフン!アタシのエラさを決断的にアッピルしてやるわ!」「はらしょー…スルー重点だろうけど」ここは駆逐艦娘達の居住スペース、2週間に一度の監査の日である。チンジフの長たる提督が直接出向いてくるというのは艦娘たちにとってはちょっとしたイベント事であった。

40 : ◆utp..QOeek - 2015/06/23 22:15:50.45 CIsDXGT+0 29/258

この賑わいにも関わらず、部屋の隅に膝を抱えて座っている艦娘がいる。ムラハチか?彼女の名前はフブキ、駆逐艦娘である。「あの…フブキ=サン、提督=サンに一度相談してはどうでしょうか?」「提督ならなんとかしてくれるっぽいー?」しかしフブキはムラハチされている訳ではなかった、気遣うように話しかけてくれたのは同じ部隊のムツキとユウダチだ。

41 : ◆utp..QOeek - 2015/06/23 22:21:08.66 CIsDXGT+0 30/258

「うん…でも大丈夫だから、提督=サンに時間を取らしてしまうのも申し訳ないし…」フブキは奥ゆかしくその提案を辞退した。しかしこれは本心などではない。この膝を抱える手を放してしまったら…すぐにでも震えが止まらなくなり失禁しそうだ。フブキはニュービーを卒業する直前だった、しかしそれを目前に大破した。それ以来フブキは戦えなくなってしまった。

42 : ◆utp..QOeek - 2015/06/23 22:28:06.45 CIsDXGT+0 31/258

突如作戦成功を目の前にしてインターラプトした深海凄艦娘、彼女の力はあまりにも強かった。フブキが所属した部隊の半数は大破、良くても中破の状態であり実際壊滅寸前に追い込まれ、まとめてサンズ・リバーに送られる直前…チンジフ最強位階の艦娘、ヒュウガ率いる増援部隊がフブキ達を救出した。アブナイだった。

43 : ◆utp..QOeek - 2015/06/23 22:35:21.07 CIsDXGT+0 32/258

その深海凄艦娘とヒュウガのワザマエはドングリ・コンペティションの如く拮抗、らちが明かないと判断したのか深海凄艦娘は離脱する。フブキたちも入渠ドックで治療され九死に一生を得たが…それからだ、イクサになると手が震えるようになったのは。敵がクローン駆逐艦であろうとカラテ連装砲を持つ手は汗ばみ、もつれてしまう。何度も失禁もした。

44 : ◆utp..QOeek - 2015/06/23 22:42:03.02 CIsDXGT+0 33/258

しかし任務に出ていない訳ではない、遠征任務にはきちんと参加している。だが戦闘になるような任務には決して志願しなかった。作戦本部もフブキの心を知ってか知らずか任務の強要はしなかった、それはさらにフブキに己を責めさせる事になる。(もう私はここに必要ないのかな…でも居場所なんて他にはない!いやだ…フートンでずっとうずくまっていたい!!)その時、自暴自棄になりかけていたフブキに話しかける者がいた。「よお、フブキ=サン」

45 : ◆utp..QOeek - 2015/06/23 22:49:48.17 CIsDXGT+0 34/258

「!」思わずフブキは目を上げた、視線の先には群がる駆逐艦娘達を鬱陶しそうに押しのけこちらに近づいてくる男がいた。「ねーねーねーねー!私今月も速さいっちばーん!ほめてほめてー!!」「今月は何度もお掃除当番したわよ!エライでしょ!?ほめてほめてー!」「へいへい…エライデスネー、だからどいてろ」アカツキとシマカゼの首根っこを掴んで横へどける男は提督、チンジフの司令官だ。

46 : ◆utp..QOeek - 2015/06/23 22:55:20.40 CIsDXGT+0 35/258

「てっ、提督=サン!?」フブキは慌てて立ち上がろうとするが提督はそれを制した。「そのままでいい、今日はひとつ質問をしに来た」「質問…ですか?」緊張するフブキに提督は静かに問うた。「…怖いのか?イクサが」「!!」その質問はシンプルであった、しかしシンプルゆえにフブキは心をハンマーで撃たれたように言葉に詰まってしまう。

47 : ◆utp..QOeek - 2015/06/23 23:01:16.27 CIsDXGT+0 36/258

「わた…し…わたし…は」言葉が出てこない、提督は何も言わずフブキの頭に手を置いた。「エ…?」「これから大きなイクサが起こる、俺は司令官としてそんな危険な状況に部下は出せねえ。だから次の任務…これでも恐怖が無くならなかったらお前はイクサに向いていない」フブキ俯いたまま顔を上げられなかった。

48 : ◆utp..QOeek - 2015/06/23 23:08:00.50 CIsDXGT+0 37/258

ガコンプシュー!強化カーボンフスマが開く、近くの壁にもたれていたヒュウガは目を上げた「どうだった?フブキ=サンの様子は」今だ部屋の中から服の裾を引っ張っているアカツキとシマカゼにチョップしてから提督は答えた。「あとはアイツ次第だ、心の問題は俺にはどうにもできん」「…まあ、そうなるな」ヒュウガはそれ以上聞こうとしなかった。

49 : ◆utp..QOeek - 2015/06/23 23:12:30.61 CIsDXGT+0 38/258

「とにかく監査を終わらせる、面倒でしょうがねえ…」「監査と言ってもただのふれあいタイムだがな」「分かってんなら廃止しろ、この制度」軽口を叩きながら軽巡洋艦娘の居住スペースに向かう二人の背後…曲がり角の壁に8つの光る目が唐突に現れた!オバケか!?

50 : ◆utp..QOeek - 2015/06/23 23:21:21.47 CIsDXGT+0 39/258

「私たちの入渠する時間が短すぎます、Почему?(ナンデ?)」「提督がゲイだからなの」「正解でち」ナ…ナムアミダブツ!?このスカム禅問答をする艦娘たちはかの潜水艦娘たちに他ならない!四人の名前はゴーヤ、イク、ハッチャン、シオイである。彼女たちの目は虚ろどころか血走り、提督の背中を刺すように見つめている!コワイ!

51 : ◆utp..QOeek - 2015/06/23 23:46:09.77 CIsDXGT+0 40/258

(理由は不めいですが作者のスシが切れました。朝に再開するのでもう寝てください、以上です)

52 : ◆utp..QOeek - 2015/06/23 23:49:33.67 CIsDXGT+0 41/258

◆なお新規の方々のために前作のリンクを貼っておきます、これは決して宣伝行為などではありませんのでごあんしんください。http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433088222/、重ねて以上です◆

57 : ◆utp..QOeek - 2015/06/24 08:18:21.26 eqfURXKCO 42/258

◆艦◆カンムス名鑑#7【駆逐艦アカツキ、ヒビキ、イカズチ、イナヅマ】ネオサイタマ・チンジフ所属、同型の四姉妹。恐らく組織内でもっとも小柄な四人であるが戦闘では息の合った連携攻撃を見せる。姉妹全員で運用する超弩級アンタイ戦艦砲おいがみの威力は凄まじい。性格は順番に自信家、冷静、世話焼き、気弱である。◆艦◆

58 : ◆utp..QOeek - 2015/06/24 08:19:25.34 eqfURXKCO 43/258

◆もう再開◆

59 : ◆utp..QOeek - 2015/06/24 08:23:46.43 eqfURXKCO 44/258

しかし彼女たちは過酷なオリョールクルージングからは解放されたはずであった。しかし次の日、任務から解放されたにも関わらず四人全員が無意識のうちにオリョクルに出発しようと夢遊病者めいて出撃ドックに集合してしまったのだ!彼女たちの精神は完全に崩壊した。

60 : ◆utp..QOeek - 2015/06/24 08:31:23.41 eqfURXKCO 45/258

「はうう…こんなことしちゃうシオイは悪い子ですぅ!でもやります!わたし今体温何度あるのかなーッ!?」「アーッ!今すぐイクの胸で提督の大っきなカラテ魚雷を挟んであげるのねー!アーッ!」「アッハーアッハー!アハトアハト!!ハッチャンのパンキドーでやってやるです!!」「まず提督を拉致し縛って囲んで棒で叩く!その後は強制前後して四人全員とケッコンカッコカリでち!」ナムサン…なんと綿密かつ狡猾な作戦であろうか!?

61 : ◆utp..QOeek - 2015/06/24 08:35:18.03 eqfURXKCO 46/258

おお、このまま提督はスマキにされた挙句ジュウコンカッコカリさせられてしまうのか!?潜水艦娘たちはヒュウガが提督から離れた瞬間を見計らい、一斉に飛び出した!そして…センダイが現れた。

62 : ◆utp..QOeek - 2015/06/24 09:28:12.72 DItMizu9O 47/258

「「「「アイエッ!?」」」」潜水艦娘たちは急ブレーキ!彼女たちの前に立ちはだかったセンダイの顔のメンポには『憲 兵』の文字が威圧的に刻まれている!殺戮者のエントリーだ!「ドーモ潜水艦娘の皆さん、どうやら正気を失っているようだな」

63 : ◆utp..QOeek - 2015/06/24 09:36:21.91 DItMizu9O 48/258

困惑しつつも代表してゴーヤがアイサツを返した。「ど、ドーモ…いくらセンダイ=サンといえどゴーヤたちを止めることはできないッ!だからそこをどくでち!」「断る」そしてセンダイは静かにカラテを構える!「悪いがこれ以上進むつもりならカラテ治療あるのみ。ムーホン者罰すべし、慈悲はない」「ヌウウウーッ!者どもかかるでち!」ゴーヤは引こうとしない!すわ、イクサだ!!

64 : ◆utp..QOeek - 2015/06/24 09:41:51.92 DItMizu9O 49/258

「先方!シオイ行きます!イヤーッ!」シオイがセンダイに飛びかかる!「イヤーッ!」「ンアッ!?」センダイは流麗な動きで横スライド!飛びかかったシオイの腰をガッチリと掴んだ!「イヤーッ!」「ンアーッ!」尻を打擲!シオイは苦悶!

65 : ◆utp..QOeek - 2015/06/24 09:45:20.51 DItMizu9O 50/258

「次峰!ハッチャン行きます!パンキ!」ハッチャンが奇怪なパンキ・ムーブメントでセンダイに飛びかかる!「イヤーッ!」「ンアッ!?」センダイは流麗な動きで横スライド!飛びかかったハッチャンの腰をガッチリと掴んだ!「イヤーッ!」「ンアーッ!」尻を打擲!ハッチャンは苦悶!

67 : ◆utp..QOeek - 2015/06/24 09:49:54.93 DItMizu9O 51/258

「大将!ゴーヤ行くでち!イヤーッ!」ゴーヤがセンダイに飛びかかる!「イヤーッ!」「ンアッ!?」センダイは流麗な動きで横スライド!飛びかかったゴーヤの腰をガッチリと掴んだ!「イヤーッ!」「ンアーッ!」尻を打擲!ゴーヤは苦悶!

68 : ◆utp..QOeek - 2015/06/24 09:53:44.20 DItMizu9O 52/258

「副将!イクが行くの!イヤーッ!」イクがセンダイに飛びかかる!「イヤーッ!」「ンアッ!?」センダイは流麗な動きで横スライド!飛びかかったイクの腰をガッチリと掴んだ!「イヤーッ!」「ンアーッ!」尻を打擲!イクは苦悶!「イヤーッ!!」「ンアーッ!」なぜか怒りのこもった手でイクの豊満な胸を掴む!イクはさらに苦悶!

69 : ◆utp..QOeek - 2015/06/24 09:59:59.16 DItMizu9O 53/258

数秒後…床には尻を桃めいて腫らした潜水艦娘たちが倒れている。「…うーん、あれ?ここはどこでち?」「グーテンモルゲン…かな?なんで私たちここで寝てるんでしょうか?」「いたた…なんかお尻がいたい!」「イクのおっぱいになんか赤い跡がついてるの…」四人が目を覚ました時、狂気はどこかに消えていた。

71 : ◆utp..QOeek - 2015/06/24 10:05:41.90 DItMizu9O 54/258

「もー!疲れてるからってこんなとこで寝ちゃダメだよ四人とも!」 へたり込む四人を立たせてあげるセンダイの顔にはメンポは無く、元の人懐こい笑みを浮かべている。彼女は艦娘であり憲兵でありニンジャである、このようなムーホン者を取り締まるのも仕事のひとつなのだ。

72 : ◆utp..QOeek - 2015/06/24 10:12:22.03 DItMizu9O 55/258

チンジフの闇は深い…このような出来事はチャメシ・インシデントなのだ。そのためにセンダイがいる、抑止力となるために。そしてセンダイと立ち話をしていたイスズは目の前の友人が唐突にニンジャになった事に驚愕し失禁していた。

73 : ◆utp..QOeek - 2015/06/24 10:15:34.66 DItMizu9O 56/258

【ラスト・クチクカン・ガール・スタンディング】#1終わり #2に続く

74 : ◆utp..QOeek - 2015/06/24 10:19:44.33 DItMizu9O 57/258

(お知らせ : 作者は実際ウカツでケジメ案件が絶える事はたぶんありません。なお今回はゴーヤが順番を間違えてしまっただけなのでケジメには当たりませんでした。 おしらせ的存在はこれからも作者に決断的にケジメを行なっていくのでごあんしんください。質問はありますか?ありませんね。以上です)

76 : 以下、名... - 2015/06/24 10:31:51.37 zSi5fdqMo 58/258

乙
大爆発四散が出る度にクスっときてたんだけど今後は積極的に略されるのだろうか

78 : ◆utp..QOeek - 2015/06/25 00:39:57.11 VQZUiDJo0 59/258

◆艦◆カンムス名鑑#8【軽巡洋艦タツタ】ネオサイタマ・チンジフ所属、遠征部隊の長でありテンリュウとは同型。カラテのワザマエだけでなく拷問術にも優れている。見目麗しい女性だがなぜか目がコワイ◆艦◆

80 : ◆utp..QOeek - 2015/06/25 23:38:57.16 VQZUiDJo0 60/258

010101010101…

81 : ◆utp..QOeek - 2015/06/25 23:40:57.59 VQZUiDJo0 61/258

010110ー)<ドーモ…

82 : ◆utp..QOeek - 2015/06/25 23:45:42.83 VQZUiDJo0 62/258

( ー)<いきなりだが>>76=サンの質問に答えさせてもらうぜ!大爆発四散っていうのは「爆発する」っていう動詞であって大破は「爆発」っていう名詞だな。ともかくニュアンスの違いってことでいいんじゃないかな。それじゃあアディオス!

83 : ◆utp..QOeek - 2015/06/25 23:47:20.51 VQZUiDJo0 63/258

◆ピンクのあの人にはニセモノだとかなりすましだとかそういう概念はないかと思います。多分必ず明日は朝からになります、備えよう◆

86 : ◆utp..QOeek - 2015/06/26 08:09:20.60 BnKdR/W0O 64/258

◆作者はアニメイシヨンのイヤグワにしめやかに失禁しました。始まります◆

87 : ◆utp..QOeek - 2015/06/26 08:18:45.18 BnKdR/W0O 65/258

「オールクリア」「敵はいないみたいね」「ここまで静かだと実際退屈だわ!」3人のセンパイの後ろについて排エビフライ工場を進むフブキの足取りは鉛めいて重い。なぜか?今回の任務には自分の今後がかかっているからだ。

88 : ◆utp..QOeek - 2015/06/26 08:21:11.57 BnKdR/W0O 66/258

(ダイジョブだ…今回の任務は廃工場から残された物資を回収、潜んでいるであろう敵の残党をやっつけるだけなんだから!)フブキは必死に己を奮い立たせる。しかしその握りしめる手にはじっとりと汗をかいている。

89 : ◆utp..QOeek - 2015/06/26 08:26:03.10 BnKdR/W0O 67/258

「どうしたフブキ=サン?顔色が悪いぞ」「エッ!?だ、ダイジョブです!後ろも問題ありません!」旗艦であるヤハギにいきなり話しかけられ、フブキは慌てて返答した。全然ダイジョブじゃない…フブキは自分に呆れてしまう。

90 : ◆utp..QOeek - 2015/06/26 08:30:53.00 BnKdR/W0O 68/258

「くれぐれも無理はしないで下さいね、大爆発四散したら大変ですし」「フフン!下がっていてもいいのよ?アタシのカラテを見てなさいな!」センパイであるチトセとイスズが奥ゆかしくフブキを思いやる。「ハイ…アリガドウゴザイマス」そう言いつつもフブキは思っていた。私もやらなくてはダメなのだと。

91 : ◆utp..QOeek - 2015/06/26 09:25:05.06 Znc3OxJZO 69/258

「そういえばイスズ=サン、出撃前に洗濯場で立ち尽くしてたけど…何かあったの?」「エッ!?な、ななななななな何もないわ!!失禁なんてしてない!絶対に決して!!」「二人とも静かに。何か来るぞ」ヤハギが正面を指差した。そこには接近する10機の影!敵だ!

92 : ◆utp..QOeek - 2015/06/26 16:51:41.48 hmDsaRRjO 70/258

「「「「ザッケンナコラー艦娘!!」」」」唐突に現れたクローン駆逐艦は威圧的な電子ヤクザ音声で突進してくる!(き…来たっ!!)フブキの手から汗が噴き出した。「戦闘を開始する!ゴリラの陣形で行くぞ!フブキ=サンは後方支援を!!」「「ヨロコンデー!」」「ヨ、ヨロコンデー!」フブキは遅ればせながらも勇気を振り絞りカラテ連装砲を構えた!

93 : ◆utp..QOeek - 2015/06/26 16:56:55.80 hmDsaRRjO 71/258

「ハン!クローン駆逐艦程度?ベイビーサブミッションよ!イヤーッ!」イスズは高速スライド移動をしながらカラテ単装砲を連続発射!「「グワーッ!!」」クローン駆逐艦は被弾し爆発!「もいっぱつ!イヤーッ!」「「アバーッ!」」SPLAAAASH!!間髪入れずカラテ魚雷迎撃!ワザマエ!

94 : ◆utp..QOeek - 2015/06/26 17:01:25.84 hmDsaRRjO 72/258

だがアブナイ!イスズの後ろに2機のクローン駆逐艦が回り込む!「「チェラッコラー艦娘!」」しかし次の瞬間、二機のゼロセンがクローン駆逐艦を貫いた!「「アバーッ!?」」「ナイスアシストよチトセ=サン!」「どんとこいです!イヤーッ!」ゼロセンを放ったのはチトセだ!両手に持ったカタパルト・ガンからゼロセンを連続発射しクローン駆逐艦に付け入る隙を与えぬ!

95 : ◆utp..QOeek - 2015/06/26 17:09:37.71 hmDsaRRjO 73/258

攻めあぐねるクローン駆逐艦の群れにヤハギが飛び込む!「イヤーッ!」「「「グワーッ!!」」」回転カラテ砲撃でクローン駆逐艦をなぎ倒す!「イヤーッ!」その勢いのままヤハギは姿勢を変更、メイアルーアジコンパッソを放った!「「「アババババーッ!!」」」なんたるカラテ!これが軽巡洋艦長のワザマエか!

98 : ◆utp..QOeek - 2015/06/26 22:57:47.59 mvoaWx2f0 74/258

「イ、イヤーッ!!」「グワーッ!」「アバーッ!」その一方!フブキも何とか迫る敵に対応していた。「チェラッコラー艦娘!」「ンアーッ!!」しかしクローン駆逐艦の体当たりに姿勢を崩す!恐怖が拭えていないのか!?身体が思うように動かぬ!

99 : ◆utp..QOeek - 2015/06/26 23:01:45.63 mvoaWx2f0 75/258

そのままクローン駆逐艦はフブキにアンタイ艦娘砲を…「イヤーッ!!」「グワーッ!!」そこに低空ジャンプパンチを放ったのはイスズである!彼女のインターラプトのおかげでフブキはカイシャクされずに済んだのだ。「ちょっと!ぼさっとしてんじゃないわよ!!」「す、スイマセン…!」イスズはフブキに檄を飛ばした。

100 : ◆utp..QOeek - 2015/06/26 23:06:44.84 mvoaWx2f0 76/258

「仕方ないわね〜助けたのに感謝しなさ」イスズがフブキに手を差し伸べ…「イヤーッ!」その時だ!一瞬の出来事であった!頭上の闇から落下してきた何かがイスズの体を掴み上げた。「い…?ンアーッ!?」イスズの悲鳴!「エッ!?」「何!?」「イスズ=サンが!!」戦闘を終えたとみていた2人とフブキは驚愕!何が起こったのだ!?

101 : ◆utp..QOeek - 2015/06/26 23:34:22.41 mvoaWx2f0 77/258

読者諸氏の中にカンムス動体視力をお持ちの方がおればかろうじて見えただろう…何者かが背中にくくりつけたロープでバンジージャンプめいて飛び降りてきた事を!「サイゴン!」その張本人は速やかにロープをはずしイスズを抱えたままフブキたち三人の前に回転ジャンプで降り立った。

102 : ◆utp..QOeek - 2015/06/26 23:43:24.47 mvoaWx2f0 78/258

突如インターラプトした者はクローン駆逐艦でもなく深海凄艦娘でもない…『艦娘』である!本来味方であるはずの艦娘がアンブッシュを仕掛けたのだ…!編笠を被りマリーン迷彩色の装束の艦娘は目を野生動物めいてぎらつかせながらアイサツした。「ドーモ…私はナチです。サイゴンを知っているか?お前らにナムの地獄の一端を見せてやろう…」

103 : ◆utp..QOeek - 2015/06/26 23:44:37.54 mvoaWx2f0 79/258

【KANMUSLAYER】

104 : ◆utp..QOeek - 2015/06/26 23:46:49.78 mvoaWx2f0 80/258

◆ヘッズと提督、どちらのニュービーにもやさしく対応するのがベストだ。古事記にもそう書いてある、以上です◆

107 : ◆utp..QOeek - 2015/06/27 22:01:55.34 C18wPKO80 81/258

◆艦◆カンムス名鑑#8【潜水艦ゴーヤ、シオイ、ハッチャン、イク】ネオサイタマ・チンジフ所属、名前はそれぞれの艦番号に由来する。最も特殊なタイプの艦娘であり海中から放つカラテ魚雷は強力無比。ある任務において非常に酷使されているため常にカロウシのリスクを抱える組織内でも特に闇に包まれた部門となっている。運用コストが実際安い◆艦◆

108 : ◆utp..QOeek - 2015/06/27 22:03:40.68 C18wPKO80 82/258

◆ナチなのにベトコンなのはダブルミーニングと言ってもかごんではないだろう。明日は更新します。◆

109 : ◆utp..QOeek - 2015/06/28 20:51:05.99 zBGWG4QS0 83/258

◆◆◆◆◆◆◆◆◆

111 : ◆utp..QOeek - 2015/06/28 22:14:58.29 zBGWG4QS0 84/258

【KANMUSLAYER】

112 : ◆utp..QOeek - 2015/06/28 22:15:48.16 zBGWG4QS0 85/258

突如インターラプトした者はクローン駆逐艦でもなく深海凄艦娘でもない…『艦娘』である!本来味方であるはずの艦娘がアンブッシュを仕掛けたのだ…!編笠を被りマリーン迷彩色の装束の艦娘は目を野生動物めいてぎらつかせながらアイサツした。「ドーモ…私はナチです。サイゴンを知っているか?お前らにナムの地獄の一端を見せてやろう…」

113 : ◆utp..QOeek - 2015/06/28 22:21:33.61 zBGWG4QS0 86/258

傍らに置かれたイスズはわずかな時間で金属ロープによってきつく縛られていた!「ンンーッ!」イスズはもがいた。彼女は身ぐるみをはがされ下着姿にされている。豊満な胸を緊縛が強調し、猿轡も噛まされている念の入れようである。

115 : ◆utp..QOeek - 2015/06/28 22:28:14.51 zBGWG4QS0 87/258

「ドーモ…!私たちはネオサイタマ・チンジフ第三部隊です。お前はナチ=サン!?キョート・チンジフのお前がなぜ!!」驚愕を押し殺しながらもナチが代表してアイサツした。「そう…貴様はヤハギ=サンか。生憎だが私はキョート・チンジフを退職した!」「何!?」この二人は見知った仲である。二つのチンジフの合同演習で何度も手合せした事がある。

116 : ◆utp..QOeek - 2015/06/28 22:39:01.17 zBGWG4QS0 88/258

しかし今のナチの姿はどうだ?装束は以前のように瀟洒な見た目ではない、装束の胸元は大きくはだけ物々しいマリーン迷彩色である。その腰には一対のマチェットとククリナイフをつる下げている。狂っている、とても艦娘がするような恰好だとは思えない。「ここに残された物資はすべて私たちが頂く…無論貴様らのカラテ艤装もだ」ナチは不敵かつ獰猛に笑った。「…イスズ=サンを離せ」ヤハギはあれこれと問い詰める前に警告する。彼女に何が起こったのだ?朝の会議で聞いたキョート・チンジフが陥落したことに何か関係があるのか?それらの感情は一旦タンスに押し込んだ。

117 : ◆utp..QOeek - 2015/06/28 22:45:42.60 zBGWG4QS0 89/258

「断る、どうやらコイツは育てればエピックな装備を生みそうだ。その後私のヨメにする」「ンンーッ!?」彼女は己の性別さえ判然としていない!完全に狂人のそれに相違なかった!「そうか…ならば貴様を捕縛し尋問する!事情を聞くのはそれからだ!」ヤハギはカラテを構えた!チトセも油断なくカタパルト・ガンをナチに向けた。フブキは未だ状況が飲み込めずおろおろしている!理解が追い付かないからだ!

118 : ◆utp..QOeek - 2015/06/28 22:52:13.47 zBGWG4QS0 90/258

(ナ…ナンデ!同じ艦娘が攻撃ナンデ!?何が…起こって…!)フブキは情報を飲み込もうと必死だ。「フゥーム…3対1か。チト分が悪いな。者ども!デアエ!デアエーッ!!」ナチは唐突に大声を発した!「「「ガッチャ!イヤーッ!!」」」その声に答える声が3つ!二つは天井から飛び降り、もう一人は足元の半ば浸水したプラント内の水中から現れる!彼女たちも艦娘である!

119 : ◆utp..QOeek - 2015/06/28 23:04:32.26 zBGWG4QS0 91/258

「すでに囲まれている!?」「ウカツ!待ち伏せされたという訳か!」ネオサイタマ・チンジフの面々を囲む三人は順番にアイサツした。「その通りや!アタシはリュウジョウ!」「イムヤです!」「オレはマヤだ!」ヤハギの記憶が正しければこの三人もキョート・チンジフ所属のはずである。ムーホンを起こし、チンジフを陥落させたとでも?あり得ぬ!たった四人でそこまでのことはできるはずも無し!

121 : ◆utp..QOeek - 2015/06/28 23:43:06.63 zBGWG4QS0 92/258

「ドーモ皆さん、第三部隊です。貴様たちも裏切り者か!?」「違う!私たちは独立したのだ!」ナチは決断的に言い放つ!「そうだ!もうあんな激務はコリゴリ!こっちから辞めてやったのよ!」「オレはイクサができるのならどこでもいいぜ?オレのダブル・イアイドは無敵だ!」イムヤもマヤもそれに続く!「冥土のミヤゲに教えといたる!アタシたちはサヴァイヴァー・チンジフやでッ!!」リュウジョウは小脇に抱えたマキモノを広げて見せた。威圧的なオスモウ書体で『生き残り達が鎮守府(サヴァイヴァー・チンジフ)』と毛筆されている!

123 : ◆utp..QOeek - 2015/06/28 23:50:15.94 zBGWG4QS0 93/258

「なんだと…!?」「サヴァイヴァー・チンジフ?」ナチはマチェットとククリナイフを振りぬいた!「私たちはもうキョート・チンジフには従わない!だから退職した!自由!」「「「自由!!」」」三人が復唱する。「そしてお前たちはサヴァイヴァー・チンジフの糧となってもらう。まずはカラテ艤装を頂く!次は裸に剥いて楽しませてもらうとしよう!GO!サヴァイヴァー・チンジフ!GO-ッ!!」ナチがネオサイタマ・チンジフの三人に向かって…特攻した!!

125 : ◆utp..QOeek - 2015/06/28 23:53:46.74 zBGWG4QS0 94/258

【KANMUSLAYER】

127 : 以下、名... - 2015/06/29 06:20:50.10 cKxIFlo80 95/258

>>1=サンはシベリア研修に参加すべきでは?

128 : ◆utp..QOeek - 2015/06/29 07:25:12.06 7h3m7rAn0 96/258

◆>>127すでに作者はシベリアから更新しているのでごあんしんください。今日は多分午後から更新メントか?◆

130 : ◆utp..QOeek - 2015/06/29 14:41:44.00 PqEODEStO 97/258

◆艦◆カンムス名鑑#9【正規空母アカギ】ネオサイタマ・チンジフ所属。落ち着いた佇まいとやさしみを持つ、ヒュウガ、カガ達に並ぶ組織内トップクラスの実力者。コウクウキ・ジツはもちろんのことジュー・ジツのタツジンでもある。しかしその一方深刻なハラペコ欲求を抱えている。◆艦◆

133 : ◆utp..QOeek - 2015/06/29 17:55:23.05 PqEODEStO 98/258

◆◆◆◆◆◆◆◆◆

134 : ◆utp..QOeek - 2015/06/29 17:56:45.81 PqEODEStO 99/258

【KANMUSLAYER】

135 : ◆utp..QOeek - 2015/06/29 17:59:46.71 PqEODEStO 100/258

(これまでのあらすじ : 廃エビフライ工場を探索するネオサイタマ・チンジフ第三部隊の前にサヴァイヴァー・チンジフと名乗る狂人集団が現れた。未だ恐怖心の拭えないフブキはこのイクサをサヴァイヴすることができるのだろうか…)

136 : ◆utp..QOeek - 2015/06/29 18:00:54.32 PqEODEStO 101/258

「そしてお前たちはサヴァイヴァー・チンジフの糧となってもらう。まずはカラテ艤装を頂く!次は裸に剥いて楽しませてもらうとしよう!GO!サヴァイヴァー・チンジフ!GO-ッ!!」ナチがネオサイタマ・チンジフの三人に向かって…特攻した!!

137 : ◆utp..QOeek - 2015/06/29 18:04:04.07 PqEODEStO 102/258

「させません!イヤーッ!」チトセが迎撃ゼロセンを連続発射!「マメデッポー!イヤーッ!!」ナチはタツマキめいて高速回転!ゼロセンを弾き飛ばしながらそのまま3人に襲いかかった!「「「イヤーッ!」」」3人は側転でナチのタツマキ・キリを回避!

138 : ◆utp..QOeek - 2015/06/29 18:10:46.67 PqEODEStO 103/258

「おおっ!大将が突っ込んだぜ!イクサの開始だァー!」マヤも腰に差した一対の強化・セラミックカタナを構える。「ガッテン!サポート重点!」イムヤは水中に潜行!「いくでいくでいくでー!!チトセ=サン、アタシと勝負や!イヤーッ!」リュウジョウはマキモノからコウクウキを出現!突撃させる!

139 : ◆utp..QOeek - 2015/06/29 18:17:45.25 PqEODEStO 104/258

「あれはコウクウキ!?まずい!イヤーッ!」チトセはゼロセンで迎撃するが連続で放たれたコウクウキ・イクサによって相殺、ホンメイであるコウクウキ・コウがチトセの左の装備に衝突!「グワーッ!」左カタパルト・ガンが破壊された!

140 : ◆utp..QOeek - 2015/06/29 21:46:54.89 7h3m7rAn0 105/258

「当たりィーッ!ゼロセンなんて効かへんのや…さっさと本気だしたらんかい!?チトセ=サンよォー!」「くっ…!」チトセは右のカタパルト・ガンも放り投げ、背負っていた巨大なコウブカンパンを構える!「そうや!そうでなくっちゃな?イヤーッ!」「イヤーッ!」お互いの射出したコウクウキが相殺爆発!実はチトセもコウクウキ・ジツの使い手である。ゼロセンでの応戦は不利と判断し戦術を変更したのだ!

141 : ◆utp..QOeek - 2015/06/29 21:52:18.57 7h3m7rAn0 106/258

一方、ヤハギはナチと激しいイクサを繰り広げていた。「イヤーッ!」ナチのマチェットが襲いかかる!「イヤーッ!」ヤハギは右ブレーサーでガード!「イヤーッ!」すかさずククリナイフの追撃!「イヤーッ!」ヤハギは左ブレーサーでガード!なんたる一撃の重さか!ヤハギの反撃を許さない!

142 : ◆utp..QOeek - 2015/06/29 21:59:46.97 7h3m7rAn0 107/258

(ヌウッ…!なんだこのカラテは!?ナチ=サンはこんなに荒々しい戦い方ではなかったはず…しかし!)止まらぬ左右の斬撃を軽快なムーブメントで躱し、ヤハギは回し蹴りを放つ!「イヤーッ!」「イヤーッ!」ナチは瞬時に連撃を止めブリッジ回避!そこに1人の艦娘が馬跳びめいてインターラプトした!「なっ!?」「オレのこと忘れンなよ!?ダブル・イアイド!!」爆発的な速度でマヤの二本のカタナが振り抜かれる!アブナイ!ナマス切りにされてしまうぞ!?

143 : ◆utp..QOeek - 2015/06/29 23:39:16.65 7h3m7rAn0 108/258

「イヤーッ!」しかしヤハギも瞬時にブリッジ回避!刃は数センチ上を通過した。しかしその衝撃波はヤハギの装束の胸部を切り裂く!「イヤーッ!」「グワーッ!」ダメ押しとばかりに姿勢を元に戻していたナチの前蹴りがヤハギが吹き飛ばされた!このままではジリー・プアー(徐々に不利)だ!

144 : ◆utp..QOeek - 2015/06/30 00:25:06.30 3jIdHjyd0 109/258

「ヤ、ヤハギ=サン!イヤーッ!」フブキはこれ以上追い討ちされないように援護射撃を行うがナチの前にマヤが立ちはだかる!「そんなちっこい砲弾じゃあオレのダブル・イアイドの前では無意味だぜ!イヤーッ!」砲弾が全てカタナで弾かれる!「ぐっ…このままでは…!」「そうだ!貴様らの敗北よ…」ナチは曲芸めいてマチェットとククリナイフを威圧的に振り回す。「この水上のジャングルでは我々はムテキ…大人しく降伏しろ!さすればネンゴロにしてやろう!」

145 : ◆utp..QOeek - 2015/06/30 00:25:51.21 3jIdHjyd0 110/258

【KANMUSLAYER】

146 : ◆utp..QOeek - 2015/06/30 08:29:33.41 tEZx/y/kO 111/258

◆艦◆カンムス名鑑#10【正規空母カガ】ネオサイタマ・チンジフ所属。美しい艦娘であるがその表情は常に虚ろで目元には隈をたたえている。誰とも関わり合いを持とうとせず特に提督とは目も合わせようとしない。ヒュウガとは同期。クウボ・カンムスクランの中でも圧倒的な搭載数を誇り、怒涛の連続攻撃を行うことでいとも容易く制空権を確保するただ1人の艦娘。しかしその一方深刻なボーキサイト中毒を抱えている。◆艦◆

147 : ◆utp..QOeek - 2015/06/30 08:31:24.66 tEZx/y/kO 112/258

◆続きは明日なのだなあ◆

150 : ◆utp..QOeek - 2015/07/01 13:06:30.20 hmpwvFwNO 113/258

◆艦◆カンムス名鑑#11【重巡リ級】シンカイセイカンヤ所属、非艦娘。その性格は極めて攻撃的であり、その性格を主張するかのように両腕には巨大なブレーサー型カラテ砲を装備している。攻撃力だけでもなく防御力にも長ける油断ならぬ深海凄艦娘である。◆艦◆

151 : ◆utp..QOeek - 2015/07/01 22:36:55.93 C+35tbt60 114/258

◆◆◆◆◆◆◆◆

152 : ◆utp..QOeek - 2015/07/01 22:38:12.04 C+35tbt60 115/258

【KANMUSLAYER】

153 : ◆utp..QOeek - 2015/07/01 22:39:25.14 C+35tbt60 116/258

「ヤ、ヤハギ=サン!イヤーッ!」フブキはこれ以上追い討ちされないように援護射撃を行うがナチの前にマヤが立ちはだかる!「そんなちっこい砲弾じゃあオレのダブル・イアイドの前では無意味だぜ!イヤーッ!」砲弾が全てカタナで弾かれる!「ぐっ…このままでは…!」「そうだ!貴様らの敗北よ…」ナチは曲芸めいてマチェットとククリナイフを威圧的に振り回す。「この水上のジャングルでは我々はムテキ…大人しく降伏しろ!さすればネンゴロにしてやろう!」

154 : ◆utp..QOeek - 2015/07/01 22:46:50.97 C+35tbt60 117/258

4人の艦娘が対峙する一方、同じ軽空母娘であるチトセとリュウジョウは熾烈極まるドッグファイトを繰り広げていた!「イヤーッイヤーッ!!」リュウジョウは2機のコウクウキ・バクを射出!「イヤーッイヤーッ!!」チトセは2機のコウクウキ・イクサで相殺破壊!お互い一歩も譲らず、さながらドングリ・コンペティションの如くである!

155 : ◆utp..QOeek - 2015/07/01 22:55:59.24 C+35tbt60 118/258

「それならコレはどうや!?イヤーッ!」その均整を破るようにリュウジョウが回転螺旋飛行するコウクウキ・コウを連続射出!破壊の螺旋めいた攻撃がチトセに迫る!「イヤーッ!」しかしチトセは瞬時に状況判断、ジョルリ型コントローラーを巧みに操作しすべてのコウクウキ・コウを撃ち落した!タツジン!「なっ!なんやて!?」そしてカウンターとばかりに射出されたコウクウキがリュウジョウの平坦な身体を掠めた!「グワーッ!」肩の装束が裂ける!リュウジョウはたたらを踏む!

156 : ◆utp..QOeek - 2015/07/01 23:08:13.01 C+35tbt60 119/258

「イヤーッ!」好機と見たかチトセは怯むリュウジョウに向かってホバー突撃!(悪いけど…コウブカンパン・ボディチェックで気絶してもらいますよ!)リュウジョウはまだ体勢を立て直せていない!このイクサはチトセがイポンを取ることになるのか?だが…KABOOOM!「グワーッ!?」突如チトセの足元で小爆発が発生!思わず突進を急停止する。「隙ありィーッ!イヤーッ!」そこに姿勢を立て直したリュウジョウのコウクウキ・バクが射出される!「グワーッ!」チトセは切磋に防御するがコウブカンパンが小爆発四散!一体何が起こったのだ!?

157 : ◆utp..QOeek - 2015/07/02 15:47:54.45 oOq/d1BLO 120/258

「おしいなァ〜…チトセ=サン!まだまだイポンとはいかへんで!」リュウジョウはコウクウキを装填する。(ッ…!今の攻撃は一体!?このままじゃ2人の援護ができない!)チトセもなんとか体勢を立て直しコウクウキを装填する。おそらく潜行したイムヤの攻撃であろうが今は思考している暇はない!「「イヤーッ!」」2人のシャウトがかち合う!再び熾烈なドッグファイトが開始された!

158 : ◆utp..QOeek - 2015/07/02 15:54:22.78 oOq/d1BLO 121/258

イクサの視点を元に戻そう。未だ恐怖のぬぐい切れぬフブキは果敢にもマヤにカラテを打ち込んでいた!「イヤーッ!」踏み込んでのカラテチョップ!「イヤーッ!ぬるいぜ!」しかしそのチョップは精彩を欠きマヤのカタナにいなされる!「イヤーッ!」「ンアーッ!」逆にカタナの柄頭で打突されフブキは吹き飛ばされた!

159 : ◆utp..QOeek - 2015/07/02 16:01:07.54 oOq/d1BLO 122/258

「駆逐艦娘のくせにノロイヤツ!オレのダブルイアイドには無意」「イヤーッ!」「グワーッ!?」ALAS!次の瞬間、マヤは水面に叩きつけられ顔面を強かに痛打!イタイ!今の一撃を放ったのはナチと戦闘していたはずのヤハギである!

160 : ◆utp..QOeek - 2015/07/02 16:08:12.77 oOq/d1BLO 123/258

ヤハギはナチとのカラテの応酬を素早いバク転で即座に離脱、フブキに追撃せんとするマヤの隙を見てバク転の勢いを利用したケリ・キックを放ったのだ!なんたる戦闘中にも関わらず多角的に戦場を見据える軽巡洋艦長のワザマエか!「マヤ=サン!イヤーッ!」「イヤーッ!」追いすがるナチの攻撃をヤハギは側転回避!ふらつくフブキを守るように立ちはだかる。

161 : ◆utp..QOeek - 2015/07/03 12:32:59.03 /7SZGxahO 124/258

「大丈夫かフブキ=サン!?無理をするな!」「ス、スイマセン…!」このままでは足手まといになってしまう、焦る思いがフブキを追い立てる。「痛ェーッ畜生!よくもやりやがったなコラ!」「油断するなマヤ!私がフォローしなけれ捕縛されそのまま敵の提督の慰みものにされていたところだぞ!」悪態をつきながら立ち上がるマヤをナチが叱責する。提督の名誉のために付け加えておくがそのような事案は存在しない。(ただし狂乱状態はその限りでない)

163 : ◆utp..QOeek - 2015/07/03 14:07:18.16 vmFvCEMfO 125/258

「私達の提督を侮辱することは許さん!イヤーッ!」ヤハギがナチに向かってホバー突撃!一気に勝負を決める腹づもりである!「下がっていろマヤ!イヤーッ!」ナチはククリナイフを投擲!「イヤーッ!」ヤハギはブレーサーで受ける!ブレーサーが破壊されたがナチのワン・インチ距離に踏み込んだ!「イヤーッ!」「グワーッ!」ヤハギの右ショートフックがナチの腹部に叩き込まれる!

164 : ◆utp..QOeek - 2015/07/03 14:17:00.46 vmFvCEMfO 126/258

間髪入れずにヤハギはナチに裏拳を叩き込む!「イヤーッ!」「グワーッ!」ナチは苦悶!「大将!」マヤが再びインターラプトを試みるがそれはフブキによって阻まれる!「イヤーッ!」「うおっ!?イヤーッ!」マヤはカタナによる防御を強いられる。(今ですヤハギ=サン!)それに答えるようにヤハギはタタミ一枚分後退、フィニッシュムーブの構えをとる!

165 : ◆utp..QOeek - 2015/07/03 14:24:45.93 vmFvCEMfO 127/258

この構えはヤハギのヒサツ・ワザ、ジェット・ツキの構えである!この狂気に苛まれた艦娘は遂に敗北を…「イ…グワーッ!?」ナ、ナムアミダブツ!攻撃を食らったのはナチではない、他ならぬヤハギであった!突如彼女の足元で小爆発が発生、爆発の威力はそれほどでもないが不意を突かれたことによりヤハギは大きくよろめいた!「ヤハギ=サン!?」フブキは驚愕!

166 : ◆utp..QOeek - 2015/07/03 14:33:41.07 vmFvCEMfO 128/258

「スキありだぞヤハギ=サン!イヤーッ!」恐るべきカンムス耐久力を誇るナチはダメージから復帰、ヤハギの右のカラテ艤装にマチェットを突き立てた!「グワーッ!」カラテ艤装が中爆発四散!「イヤーッ!」ナチは腰につるさげていたバイオタケ・ボーを瞬時に展開!ヤハギをしたたかに打突する!「イヤーッ!」「グワーッ!」ヤハギはワイヤーアクションめいて吹き飛ばされる!「ンアーッ!?」マヤを阻止していたフブキを巻き込んで壁に打ち付けられた!

167 : ◆utp..QOeek - 2015/07/03 14:41:32.07 vmFvCEMfO 129/258

ヤハギのヒサツ・ワザを阻止したのは他ならぬサヴァイヴァー・チンジフのイムヤだ!彼女は潜水艦娘の特性により水中に潜行、ヤハギやチトセの不意を突いてステルス・カラテ魚雷を打ち込んだのである。読者諸氏のご存知の通りシャウト無しのカラテやカラテ砲やカラテ魚雷はその威力を大きく減じてしまう、しかしイムヤは攻撃力よりもステルス性を重視しサポートに徹しているのだ!

169 : ◆utp..QOeek - 2015/07/03 22:17:23.72 +9tR9ElI0 130/258

「う…ぐぐ!すまないフブキ=サン…がはっ!」ヤハギは吐血する!今のナチのカラテは一発で中爆発四散寸前に追い込むほどの衝撃である、体勢が立て直せない!「そ、そんな…ンアッ!?」「グワーッ!」壁にもたれかかる二人の隣に転がってきたのはチトセだ!再びイムヤのステルス・カラテ魚雷を受けリュウジョウのコウクウキを食らってしまったのだ…!「う…ううう…」「チトセ=サンも…!」フブキは小さく失禁した。この状況から私が二人を助けられるのか?己の中で不可能を決めつける寸前、フブキの中で何かが弾けた。

170 : ◆utp..QOeek - 2015/07/03 22:31:52.26 +9tR9ElI0 131/258

(…私は今まで何を怖がっていたんだろう?)「ハァーッハァーッ…!な、中々やるやんけチトセ=サン…!」「無事だったかリュウジョウ!今からコイツらのカラテ艤装を没収し服を脱がすところだ…特別にお前の好きなヤツを自分で脱がしていいぞ!」(ここでやられたらみんなと帰れない、それでいいの?いいわけがない)「アタシは大将みたいな趣味ないねん!」「イムヤもないよ!」(だから動かさなきゃダメだ)「めんどくせェー!オレがはぎ取ってやるぜ!まずはこの絶望しちまったチビスケからだ!」(そうだ、怖がることなんてないんだ…何も)

171 : ◆utp..QOeek - 2015/07/03 22:38:23.32 +9tR9ElI0 132/258

「ヘヘヘッ!お前のカラテ砲はオレたちが有効に…え?」フブキが思考の渦から這い出した時、こちらに手を伸ばしてきたマヤに驚くほど冷静にカラテ砲を突き付けていた。それを見てマヤを含めた四人も、ヤハギとチトセも言葉を失っていた。その止まった一瞬ではあるが、永遠にも感じるような時間は…

172 : ◆utp..QOeek - 2015/07/03 22:50:15.76 +9tR9ElI0 133/258

「…イヤーッ!!」フブキの渾身のカラテシャウトによって再び動き始めた!!「グ、グワーッ!?!?」ゼロ距離のカラテ砲撃を受けマヤはワイヤーアクションめいて吹き飛ばされた!「バカなー!?」ナチは驚愕する!この小娘の戦意は完全に喪失したはずである、先ほどまでがたがたと震えていた小娘はどこに行った!?あり得ぬ、何がフブキを駆り立てているのだ!?「なッ…なにさらしとんじゃー!イヤーッ!!」リュウジョウはコウクウキを射出!「Wasshoi!!」しかしフブキは勇ましいシャウトと共に爆発的な速度で跳躍!空中で姿勢を入れ替え、天井に両足をついた。「イイ…!」フブキの全身にカラテが漲る!

173 : ◆utp..QOeek - 2015/07/03 22:58:32.25 +9tR9ElI0 134/258

「えっ!?い、イヤーッ!」その燃え上がるようなフブキの視線が己に向いていることに気付いたイムヤは慌てて潜航する!「イヤーッ!」フブキが天井を蹴って爆発的な速度で降下する!そのまま水面にカラテ連装砲をねじ込み連続砲撃!「イヤァアアアアアアアーッ!!」「グ!?グワグワグワーッ!サヨナラ!!」全弾を叩きこまれたイムヤは為す術もなく大爆発四散した!!「バカなー!?」ナチは再び驚愕!たった数秒のうちに部下が二人倒された、この駆逐艦娘に!!

174 : ◆utp..QOeek - 2015/07/03 23:04:57.17 +9tR9ElI0 135/258

フブキは静かにザンシンしヤハギとチトセを護るように立ちはだかった。(今までの弱い私…サヨナラ!今から私は!みんなを護るんだッ!!)そして…改めて、しかし!決断的にアイサツした!「ドーモナチ=サン、リュウジョウ=サン…私はネオサイタマ・チンジフ第三部隊のフブキです!今から!あなた達を倒します!」彼女の恐怖は吹き飛び、そこには誇りを取り戻した一人の艦娘が立っていた!おお、ゴウランガ…ゴウランガ!!

175 : ◆utp..QOeek - 2015/07/03 23:08:45.55 +9tR9ElI0 136/258

【ラスト・クチクカン・ガール・スタンディング】#2終わり #3に続く

176 : ◆utp..QOeek - 2015/07/03 23:11:05.33 +9tR9ElI0 137/258

(お知らせ : この数日間アイーッフォンの時差嵐によりこうしんがふあんていになってしまいました。リンゴ社の幹部はセプクしましたのでごあんしんください。以上です)

182 : ◆utp..QOeek - 2015/07/04 13:01:17.10 x8FjKi7iO 138/258

( 一)<ドーモ!ザ・ヴァーティゴです。某エンジニアじゃないぜ!どうやらイヤンアの違いは潜水艦娘や駆逐艦娘など見た目が幼い艦娘は「ンアーッ!」でそれ以外の艦娘は「グワーッ!」らしいな。例外もあるみたいだけど驚いた時や恥ずかしい時の「ンアーッ!」はどの艦娘も共通なんだってさ!作者のコダワリだね!

183 : ◆utp..QOeek - 2015/07/04 13:08:33.49 x8FjKi7iO 139/258

◆艦◆カンムス名鑑#12【軽巡洋艦ナカ=チャン】ネオサイタマ・チンジフ所属。艦娘でありながらチンジフのイメージアイドルを務める艦娘。新曲「ほとんど解体行為」は駆逐艦娘たちの中で小ブームとなっているらしい。自分を真のアイドルだと信じて疑わない、なぜかセンダイの姉妹艦である。古代ローマカラテの使い手で常人の3倍の脚力の持ち主◆艦◆

192 : ◆utp..QOeek - 2015/07/05 22:53:31.67 foLtzOGp0 140/258

◆明日やれたらいいなと思っている◆

193 : ◆utp..QOeek - 2015/07/06 17:51:52.88 iX4CN1vLO 141/258

◆◆◆◆◆◆◆

194 : ◆utp..QOeek - 2015/07/06 17:52:41.99 iX4CN1vLO 142/258

【KANMUSLAYER】

195 : ◆utp..QOeek - 2015/07/06 17:56:32.31 iX4CN1vLO 143/258

【ラスト・クチクカン・ガール・スタンディング】#3

196 : ◆utp..QOeek - 2015/07/06 17:57:19.16 iX4CN1vLO 144/258

(これまでのあらすじ : サヴァイヴァー・チンジフとの交戦により追い詰められてしまう第三部隊。命運尽きたかと思われたが恐怖を乗り越えたフブキは改めてアイサツし、仲間を守るかのごとく立ちはだかったのであった!)

197 : ◆utp..QOeek - 2015/07/06 21:03:06.00 Ar4xM/VB0 145/258

アイサツを終えてからコンマ5秒、フブキはナチに向かって跳躍していた!「イヤーッ!」「イヤーッ!」ナチはフブキの低空ジャンプパンチをブレーサーで受ける!「イヤーッ!」フブキは間髪入れずに近距離カラテ砲撃!「イヤーッ!」ナチは瞬時の判断で回避!

198 : ◆utp..QOeek - 2015/07/06 21:09:12.33 Ar4xM/VB0 146/258

しかしこの攻撃はナチの回避を誘うブラフだ!回避した方向にはフブキのムチのようにしなる蹴りが放たれていた!「イヤーッ!」「グワーッ!」なんたる先読み連続攻撃か!「ヌウウウーッ!これ以上はさせへんで!イヤーッ!」リュウジョウは次なる攻撃を行おうとするフブキにコウクウキ・コウを射出!アブナイ!

199 : ◆utp..QOeek - 2015/07/06 21:16:47.90 Ar4xM/VB0 147/258

しかし!「イヤーッ!」KABOM!「な、なんやて!?」リュウジョウのコウクウキは空中で爆発四散!「あなたの相手は私です!」リュウジョウの攻撃を阻止したのはチトセである!彼女の装束はすでにボロボロであったがその眼には闘志の炎が再び燃え上がっていた!「フブキ=サンの邪魔はさせない!イヤーッ!」「グワーッ!」チトセのコウクウキがリュウジョウの平坦な身体を掠める!リュウジョウはナチのフォローができぬ!

200 : ◆utp..QOeek - 2015/07/06 21:22:28.84 Ar4xM/VB0 148/258

フブキはチトセに心の中で短く礼をした後、再びナチに向かってカラテパンチを放つ!「イヤーッ!」「イヤーッ!」しかしその拳はガッチリと掴まれた。「イヤーッ!」「イヤーッ!」フブキは逆の拳でカラテパンチを放つがこれも掴まれる!フブキはナチと押しスモウめいてガッチリと掴み合った。「中々やるようだが所詮は駆逐艦娘!ジャングルで鍛えられた私のパワーに勝てると思うなよ!」「ンアーッ!」徐々に後退させられるフブキ!

201 : ◆utp..QOeek - 2015/07/06 21:30:08.55 Ar4xM/VB0 149/258

駆逐艦娘と重巡洋艦娘のパワーの差は残酷なまでに余りある。掴まれた状態ではスピードにアドバンテージがあるフブキには圧倒的に不利な状況だ!「イヤーッ!」「ンアーッ!」さらにフブキは押し返される!「小娘一人立ち上がったところで!貴様らの圧倒的不利は変わらな…グワーッ!?」次の瞬間!ナチの顎には鋭いケリ・キックが突き刺さっていた!それはフブキの足ではない、瞬時に間合いに踏み込んだヤハギの足である!

202 : ◆utp..QOeek - 2015/07/06 21:34:37.95 Ar4xM/VB0 150/258

「一人ではない!」ヤハギは傷口を押さえながらもフブキに隣り合った。「ヤハギ=サン!」「足手まといかもしれないが私も力を貸そう…カラテはまだ尽きていない!イヤーッ!」吹き飛ぶナチに向かってゼロセンを投擲!「イ、イヤーッ!」しかしナチは空中でマチェットを振るいゼロセンを叩き落とした!なんたるカンムス耐久力か!

203 : ◆utp..QOeek - 2015/07/06 21:39:50.15 Ar4xM/VB0 151/258

「イヤーッ!イヤーッ!」「イヤーッ!イヤーッ!」一方チトセとリュウジョウの熾烈なドッグファイトは三たび行われていた!しかし二人の血中ボーキ成分は尽きかけである、突如ドッグファイトは止まる!二人は同時にアウトオブ・アモーした。「イヤーッ!」「イヤーッ!」コウクウキが尽きたと見るや二人はお互いに向かって跳躍する!近距離のカラテで勝負をつけるつもりか!?

204 : ◆utp..QOeek - 2015/07/06 21:44:42.16 Ar4xM/VB0 152/258

「これで決着つけたる!イヤァアアアーッ!」「これで終わりよ!イヤァアアアーッ!」しかしここで不可思議なことが起こった。なぜか同時に、全く同じタイミングで両者は空中でバランスを崩してしまったのである!((…エッ?))今までのイクサによる疲労の蓄積か?それともただの偶然か?二人は知る由もなくそのままま…空中で激突!「「グワーッ!?」」ナムアミダブツ!

205 : ◆utp..QOeek - 2015/07/06 21:51:17.80 Ar4xM/VB0 153/258

このまま二人が反エネルギー作用でお互いが吹き飛ばされるのは疑いのない事実のはずである。しかし!「グワーッ!!」大きく吹き飛ばさてしまったのはリュウジョウだ!一方のチトセは尻餅をついたのみ!何が起こったのか?

206 : ◆utp..QOeek - 2015/07/06 21:55:29.25 Ar4xM/VB0 154/258

その答えは明白であった…バランスを崩したままリュウジョウは破れた装束からこぼれるチトセの豊満な胸に追突し、その並外れた弾力によりトランポリンめいて弾き飛ばされたのである!ナムサン…イクサの勝敗を決したのは胸部装甲の絶望的な差だ!「グワーッ!」リュウジョウは壁に激突!たまたま壁に掛けられていた「平坦加工」と書かれたショドーパネルがリュウジョウの頭に落下し激突!「グワーッ!」ナムアミダブツ!

213 : ◆utp..QOeek - 2015/07/07 08:28:04.06 fOtt7AXCO 155/258

(リュウジョウまでもが!?コイツら…!)自分以外がダウンしてしまった状況でもナチの闘志は消えぬ!狂信的なまで生への欲求に突き動かされる彼女は逆転された戦況をむしろ楽しんでいるかのようでもある。「大したものだ第三部隊=サン…」ナチの二刀を持つ手に力がこもる。

215 : ◆utp..QOeek - 2015/07/07 08:33:55.82 fOtt7AXCO 156/258

「あの構えは!気をつけろ、ヤツのヒサツ・ワザがくるぞ!」「ハイ!」大技の予感にフブキとヤハギは油断なくカラテ警戒する!「無駄だ!このイクサをサヴァイヴするのは…私たちだ!イヤァアアアーッ!」ナチは身体を超高速回転させ水面を抉りながら二人に向かってサイクロントルネードめいて突撃した!

216 : ◆utp..QOeek - 2015/07/07 08:40:34.57 fOtt7AXCO 157/258

(何というプレッシャー!でも、私はもう逃げない!)フブキは決断的にカラテ迎撃の構えを…KABOOOOOOOOOM!!「グワーッ!?」ナ、ナムアミダブツ!突進するナチの足元で唐突に大爆発が発生、ナチは一撃で中爆発四散した!「えっ!?」「何!?」カラテ迎撃の構えをとっていた二人は驚愕した。こんな攻撃は行っていない、ナチだけでなく二人にとっても全く予想外の大爆発である!

217 : ◆utp..QOeek - 2015/07/07 08:46:18.77 fOtt7AXCO 158/258

このアンブッシュ的な攻撃はイムヤのステルス・カラテ魚雷に酷似している。しかしイムヤはナチの部下であり、そもそも大爆発四散しそこの水面に全裸の水死体めいて漂っているではないか!その答えはつまり…「ドーモ…ネオサイタマの・チンジフ第三部隊のみなさん!」新手の者のエントリーを表していた!

218 : ◆utp..QOeek - 2015/07/07 11:30:41.34 DsaBuQlnO 159/258

「貴様はセイカンヤか!!」「その通り!私は雷巡チ級です」下半身にオニめいた巨大なカラテ艤装を装備し、無機質なメンポを装着した深海凄艦娘がアイサツした。「ドーモ私たちは第三部隊です、今のカラテ魚雷は…」「私がやったのよ?あそこに倒れてる狂人はあなたたち二人に気を取られてたみたいだから当てるのはたやすかったわぁ」メンポに隠れてその眼は窺い知れぬが口元には邪悪な笑みを浮かべている。

219 : ◆utp..QOeek - 2015/07/07 12:01:26.96 DsaBuQlnO 160/258

「この廃エビフライ工場でカラテエネルギーが観測されたから来てみれば、あなた達が艦娘同士で仲間割れしてるじゃないの?それでタイミングを見計らって片方の隊長を始末したってわけだわぁ」チ級は挑発的に第三部隊の面々を見回した「だから…あとはアナタ達を始末するだけ!手負いのね!」「「「「「ザッケンナコラー艦娘!!」」」」」

220 : ◆utp..QOeek - 2015/07/07 12:53:23.08 CjxA3K0iO 161/258

チ級が指を鳴らすと海中から四体のクローン軽巡洋艦が出現する!顔自体はクローン駆逐艦に似てはいるがその首から下はヤクザスーツに包まれたクローン技術によって製造された人間のボディそのものである。なんたるクローン技術の発展により生まれた冒涜的な兵器であろうか!クローン軽巡洋艦はチトセも含める三人にチャカ・ガンを向けた!「「「「ナマッコラー艦娘!」」」」

221 : ◆utp..QOeek - 2015/07/07 17:56:43.07 +U/9tWT3O 162/258

「…あだだ!なんだってんだ畜生!」廃工場内に電子ヤクザスラングが響き渡り気絶していたマヤが眼を覚ました。そして眼に飛び込んできたのは倒れ伏せるナチと全裸の水死体めいて漂うイムヤの無残な姿であった!「アイエッ!?どうなってんだこりゃ!?」マヤは慌てて立ち上がる!

222 : ◆utp..QOeek - 2015/07/07 18:05:22.39 +U/9tWT3O 163/258

「うう…見ての通りや!大将とイムヤがやられてもうた…!イムヤの修理費用は実際安いが大将はヤバイ!」先ほどまでベソをかきながら痛みのあまり転げ回っていたリュウジョウも頭を押さえながら立ち上がる。「…ってーことは?」「アタシ達がするべきことはやな…」二人はナチとイムヤを担ぎ上げ…猛然たるスピードで逆方向に逃走した!

223 : ◆utp..QOeek - 2015/07/07 18:08:58.45 +U/9tWT3O 164/258

「それじゃあお前らオタッシャデー!」「覚えてろよチトセ=サンッ!少しくらい豊満だからって調子のるんやないで!?オタッシャデー!」四人はあっという間に闇の中に消えていった…ヤハギはその様子を横目で見ながらも新手であるセイカンヤをまっすぐと睨み据える。チ級はもはやサヴァイヴァー・チンジフの面々には興味を示さない、絶対なる仇敵であるネオサイタマ・チンジフの艦娘が目の前にいるからだ。

224 : ◆utp..QOeek - 2015/07/07 18:13:30.13 +U/9tWT3O 165/258

「ウフフ…どうしたの?あなた達も逃げた方がいいんじゃないかしら?」チ級が口元に挑発的な笑みを浮かべながらクローン軽巡洋艦によって三人を静かに囲んだ。「それとも諦めたの?ヤバレカバレは通用しないわよぉ?」ヤハギもチトセも何も答えない、ただ満身創痍の身体でカラテを構えるだけだ。

226 : ◆utp..QOeek - 2015/07/08 08:19:17.61 0zZ+m/MDO 166/258

(…それにしても)チ級はかすかに苛立った。この正面に立つ駆逐艦娘の眼はなんだ?こんな絶望的な状況にも関わらず「絶対に勝つ」というより…「絶対に負けぬ」という意志を持つ眼がこちらを見据えている。気に入らない、今すぐ絶望的の淵に叩き込んでくれる!「せいぜい足掻くがいいわぁ?クローン軽巡洋艦!コイツらを囲んで棒で叩きなさい!」チ級がシンプルかつ残忍な指示を飛ばす!

227 : ◆utp..QOeek - 2015/07/08 08:24:44.50 0zZ+m/MDO 167/258

「アバーッ!!」その指示に答えるようにクローン軽巡洋艦の一体が断末魔を上げた。「…え?」断末魔?フブキたちの断末魔ではない。そんな指示もしていない。この三人にいかようにしてカラテ魚雷を撃ち込むか思考していたチ級のニューロンは一時停止した。その断末魔を上げたクローン軽巡洋艦の胸には大穴が空いており、その後ろに立っていたのは…

228 : ◆utp..QOeek - 2015/07/08 08:28:39.31 0zZ+m/MDO 168/258

「このイスズを…第三部隊を!ナメんじゃないわよ!イヤーッ!」「アバババーッ!!」おお、ゴウランガ!クローン軽巡洋艦を2度のゼロ距離砲撃によって破壊したのは縛られていたはずのイスズである!「え?え?」何だコイツは?今までどこにいた?チ級の理解が追いつかぬ!

229 : ◆utp..QOeek - 2015/07/08 08:36:18.18 0zZ+m/MDO 169/258

完全に拘束され転がされていたイスズに何が起こったのか!?答えは簡単である、イスズは持ち前のカンムス柔軟性をフル活用し何らかの手段をもって拘束を脱していたのだ!なんたるフーディーニめいた脱出マジックか!「イヤーッ!」「グワーッ!」イスズはそのままもう一体のクローン軽巡洋艦に激烈なカラテチョップを見舞う。胴体を押さえる左手から勢いあまって豊満な胸がこぼれ落ちるがイスズは意に返さぬ!その眼にはフブキと同様に凄まじい闘志を灯している!

233 : ◆utp..QOeek - 2015/07/08 13:38:26.07 hyBY441eO 170/258

「「イヤーッ!」」イスズの復帰を反撃のノロシと見たかヤハギとチトセがクローン軽巡洋艦に突進!「イヤーッ!」「グワーッ!」ヤハギのトビゲリが命中!「イヤーッ!」「グワーッ!」チトセのコウブカンパン・ボディチェックでクローン軽巡洋艦が吹き飛ばされる!「え?え?ナンデ?」チ級の理解は未だ追いつかぬ。優位に立っていたのはこちらではなかったのか?おかしい、こんなことはあり得ない。

234 : ◆utp..QOeek - 2015/07/08 13:44:21.62 hyBY441eO 171/258

しかし唖然とするチ級に決断的な足取りで迫る者あり!他ならぬフブキだ!「イヤーッ!」「イ、イヤーッ!」フブキの彼女砲撃をチ級は横ブースト回避!一時停止していたチ級のニューロンは突如として加速する!(何が…どうなっているんだ!?とにかくコイツをどうにかせねば!!)混乱を振り切りチ級はカラテ魚雷を放つ!「イヤーッ!」

235 : ◆utp..QOeek - 2015/07/08 13:48:55.03 hyBY441eO 172/258

だがフブキは避けようしない!「イヤーッ!」自身もカラテ魚雷を発射し相殺破壊!「バカなー!?」「イヤーッ!」爆風を利用しチ級に向かって跳躍する!「く、来るな!イヤーッ!」BRATATATA!チ級はカラテ機銃により迎撃を試みる!フブキの頬を、装束を、カラテ艤装を弾丸が掠める!しかしカラテ艤装が小爆発四散してもフブキは怯まない!

236 : ◆utp..QOeek - 2015/07/08 13:55:13.22 hyBY441eO 173/258

「イヤァアアアーッ!」チ級の元へ到達したフブキは研ぎ澄まされたカラテパンチを放った!「グワーッ!!」チ級は思わず仰け反る!「イヤーッ!」フブキは間髪入れず逆の拳によるカラテパンチを放つ!「イヤーッ!」しかしチ級は後ブースト回避!致命打をなんとかやり過ごした。(ナンデ!?ナンデ!?ナンデ!?何が一体どうなってるの!?こんなの偵察機の情報に出てないわぁ!)チ級の混乱がぶり返す、まともに戦えぬ!

237 : ◆utp..QOeek - 2015/07/08 14:01:11.33 hyBY441eO 174/258

ぶれるチ級の視界に移ったのは残る三体のクローン軽巡洋艦がイスズに首を跳ね飛ばされ、ヤハギに首を560度回転され、チトセのコウブカンパンに叩き潰され全滅させられる有様であった!「ア…アイエーエエエエ!全滅!全滅ナンデ!?」最初の余裕はどこかへ吹き飛びチ級は思わず絶叫した!

238 : ◆utp..QOeek - 2015/07/08 20:33:43.02 eLG8PnwO0 175/258

「あとは…アナタだけです!投降してください」フブキはチ級に迫る。しかしここでチ級が取った手はヤバレカバレの攻撃ではなかった!「う…う…イヤーッ!」またカラテ魚雷か!?フブキはカラテ迎撃の構えを取る。だが次の瞬間、水中から飛び出した正体不明のカプセルから煙が噴き出した!「ンアーッ煙幕!」フブキは思わず目をつぶってしまう。

239 : ◆utp..QOeek - 2015/07/08 20:43:53.60 eLG8PnwO0 176/258

フブキが再び目を開けた時、チ級はすでにそこには居なかった、つまり逃走したということだ。「お、追わな…ンアッ!」チ級を追跡しようとしたフブキは足をもつれさせてしまう、だがその身体を横から支えた者がいた、イスズだ。「もうほっときなさい…アンタはこれっぽっちも燃料が残ってないわ」「え…?」イクサを終えたフブキは初めて自分のカラテが尽きかけていたことに気づいた。駆逐艦娘の範疇を通り越した戦い方では無理もないことである。

240 : ◆utp..QOeek - 2015/07/08 20:47:22.77 eLG8PnwO0 177/258

そしてフブキの身体は自覚した瞬間、唐突に力が抜けてしまいイスズに寄りかかってしまう。「ンアッ!?ち、ちょっと下着ひっぱらないでよもう!」「ス、スイマセ…ン」フブキは何とか立ち上がろうとしたがそれはできなかった。そのまま意識が遠のいていく…

241 : ◆utp..QOeek - 2015/07/08 20:55:28.31 eLG8PnwO0 178/258

閉じてゆくフブキの視界に映ったのはイスズと自分にふらつきながら駆け寄ってくるヤハギとチトセだった。(よかった…みんな助かったんだ)フブキは小さく微笑み、そのまま意識を失った。

242 : ◆utp..QOeek - 2015/07/08 21:03:01.31 eLG8PnwO0 179/258

「フブキ=サンは大丈夫なのですか?」「問題ないわ、気を失ってるだけよ」チトセがフブキを心配したがイスズの言葉に安堵する。「はぁー…良かった、久々に大爆発四散するかと思いましたよ…」フブキを横たえ、三人は壁に身体を預けた。「手酷くやられちゃったけどね、救援隊は手配してあるからそれまで待ちましょう」ヤハギの口調は思わず普段のものに戻ってしまう。彼女にも軽くないダメージがあり、力が抜けてしまったのだろう。

243 : ◆utp..QOeek - 2015/07/08 21:07:57.63 eLG8PnwO0 180/258

「手酷くやられたってのにこの子は笑って気を失ってるし!たいした根性だわ」イスズはフブキの頬をつついた。「んっ…」フブキはかすかに身をもたげる。「それにしても提督=サンの期待には応えられませんでしたねえ、そこはちょっと残念です」「そうね…『フブキ=サンを頼む』って言われたけれど、センパイの私たちが逆に助けられちゃったし。軽巡洋艦長失格かな…あはは」

244 : ◆utp..QOeek - 2015/07/08 21:16:02.35 eLG8PnwO0 181/258

「あらそう?私が代わりにやってあげてもいいわよ〜?」「でもやめるつもりわないわ!」「イスズ=サンは人の上に立つのは向いてませんよ?」「ちょっとシツレイじゃない!?」三人は他愛のない話で笑い合う、このイクサの後にはある種のゼンがあった。1人も欠けることなくやり遂げることができたからであろう。

245 : ◆utp..QOeek - 2015/07/08 21:22:26.90 eLG8PnwO0 182/258

三人の頼れる仲間に囲まれるフブキは小さく寝息を立てている、微笑みを浮かべながら。それはカワイイだった。彼女たちはフブキに静かに語りかける。「これからもよろしくお願いしますフブキ=サン」「私から副駆逐艦長に推薦しておこうかしら?ふふふ」「ところでさ…何か着るもの持ってない?」4人の近くの壁にかけられた「やすらぎ」のショドーが小さく傾いた。

246 : ◆utp..QOeek - 2015/07/08 23:45:02.40 eLG8PnwO0 183/258

--------------

247 : ◆utp..QOeek - 2015/07/08 23:57:40.58 eLG8PnwO0 184/258

「ハァーッ!ハァーッ!ここまで逃げれば大丈夫だわッ!!」廃エビフライ工場付近の岩場、チ級は逃走の末ここに身を隠した。精神を落ち着かせるために首筋にBKTアドレナリンを注射する。「フゥー…遥かにいい」チ級のニューロンが冴えわたる。撤退さえしたがあの四人を逃すつもりはない、三倍量のクローン軽巡洋艦に増援させ大人数で囲んで棒で叩けばいいだけだ!「せいぜい身体を休めるがいいわぁ…」「ズルッ!ズルズルッ!」「今度こそ海に沈めてあげる!フフフ、フフフフフッ!!」「ズルズルズルッ!ズルズルズルズルー!!」

249 : ◆utp..QOeek - 2015/07/09 00:28:30.07 mukmWMOv0 185/258

チ級の笑いが止まった。(…あれ?何この音?ソバのすすり音?)わざとらしいほどにうるさい音である。ここは海上、スシ・ソバの屋台などあるはずがない。しかしこの音はチ級が身をもたげる岩の上から聞こえてきているのだ。

250 : ◆utp..QOeek - 2015/07/09 00:33:04.74 mukmWMOv0 186/258

チ級はゆっくりと岩の上を見上げた、スシ・ソバのドンブリと箸を手に持ったまま、その音の主はチ級の前に姿をさらした。それを目にしたチ級は絶句した。ニンジャだったからだ。それも艦娘のニンジャだったからである。艦娘の。

251 : ◆utp..QOeek - 2015/07/09 00:36:27.64 mukmWMOv0 187/258

既にスシ・ソバを完食したと思わしきそのニンジャの顔にはいつの間にか特徴的なメンポが装着されている。禍々しい書体で「憲」「兵」のレリーフを施された恐ろしいメンポが。赤黒のニンジャはドンブリを持ったままオジギした。「ドーモ、はじめまして雷巡チ級=サン。センダイです。おちおち食事もできんな、この海は」

252 : ◆utp..QOeek - 2015/07/09 00:37:22.19 mukmWMOv0 188/258

【KANMUSLAYER】

257 : ◆utp..QOeek - 2015/07/09 16:41:38.94 ZOrqNdp7O 189/258

◆艦◆カンムス名鑑#13【重巡洋艦アタゴ】ネオサイタマ・チンジフ所属。生活安全課の長を務める明るく元気な重巡洋艦娘。しかしこれは過去の話であり狂乱状態の提督に襲われ、純潔を散らした時に少々精神が崩壊してしまったようだ。なお提督と彼女の名誉のため付け加えておくが(なんか)で出すことは回避された。豊満重点◆艦◆

262 : ◆utp..QOeek - 2015/07/09 22:04:24.26 tNVqGr29O 190/258

◆愛の形は人それぞれなのだなあ。続きはあさってです、備えよう◆

264 : ◆utp..QOeek - 2015/07/10 18:54:08.02 ZnrR9i+jO 191/258

◆艦◆カンムス名鑑#14【工作艦アカシ】ネオサイタマ・チンジフ唯一の工作艦娘。兵器開発部門長でありその技術力は常軌を逸している。カラテ艤装へ注ぐ熱烈な情熱が他人に理解されることは少ない。得体の知れない試作型を無理矢理装備され戦闘中に正体不明の大爆発四散をした艦娘が多数報告されているらしい◆艦◆

265 : ◆utp..QOeek - 2015/07/10 18:55:49.05 ZnrR9i+jO 192/258

◆気が変わったので今日も更新する、いいね?◆

268 : ◆utp..QOeek - 2015/07/10 18:56:32.43 ZnrR9i+jO 193/258

【KANMUSLAYER】

269 : ◆utp..QOeek - 2015/07/10 18:57:28.61 ZnrR9i+jO 194/258

既にスシ・ソバを完食したと思わしきそのニンジャの顔にはいつの間にか特徴的なメンポが装着されている。禍々しい書体で「憲」「兵」のレリーフを施された恐ろしいメンポが。赤黒のニンジャはドンブリを持ったままオジギした。「ドーモ、はじめまして雷巡チ級=サン。センダイです。おちおち食事もできんな、この海は」

270 : ◆utp..QOeek - 2015/07/10 19:01:25.89 ZnrR9i+jO 195/258

そのニンジャはゆっくりと、しかし冷徹な声で続けた「ここまでだチ級=サン。オヌシに逃げ場はない、観念せよ」「ド…ドーモ、貴様はセンダイ=サン!?なぜ私の名前を!」

271 : ◆utp..QOeek - 2015/07/10 19:03:53.27 ZnrR9i+jO 196/258

チ級が驚きとともに声を発した瞬間、気勢とともにセンダイの右腕がムチのようにしなり、目にも止まらぬ速度で二機のゼロセンが射出された。 「イヤーッ!」 「グワーッ!」 ゼロセンがチ級のメンポに突き刺さる!メンポが粉々に粉砕された!

272 : ◆utp..QOeek - 2015/07/10 19:06:37.31 ZnrR9i+jO 197/258

それでもチ級は後ろにブーストし、カラテ魚雷で応戦しようとする。機先を制するように、センダイの右腕がムチのようにしなり、目にも止まらぬ速度で2枚のゼロセンが射出された。「イヤーッ!」 「グワーッ!」 ゼロセンがチ級の魚雷発射口に突き刺さる!もはや発射が不可能となった!

273 : ◆utp..QOeek - 2015/07/10 19:10:54.86 ZnrR9i+jO 198/258

センダイはチ級に向かって跳躍。チ級のオニめいた下半身のカラテ艤装に着地し、凄まじい速度でチ級の顎を蹴り上げた!「イヤーッ!」「グワーッ!」一撃でチ級の身体はカラテ艤装からクロヒゲ・アブナイトイめいて飛び出す!センダイはそれを追うように再び跳躍!「イヤーッ!」

274 : ◆utp..QOeek - 2015/07/10 19:16:31.61 ZnrR9i+jO 199/258

そしてセンダイは空中でチ級の下半身が下着一枚となった身体を掴み天地逆転、凄まじい勢いで空中回転を開始した!「イヤーッ!」「グワーッ!」これはもしやアラバマオトシか!?敵を羽交い締めにして共に落下、脳天から水面に叩きつける暗殺カラテ技である!

275 : ◆utp..QOeek - 2015/07/10 19:31:24.76 e6ppZmkc0 200/258

この技の成立は闇に秘されているが、一説には決断的なアップデートを行った運営が編み出した暗殺技とされる。アラバマの大地に不正を行った提督の脳天を次々に打ち付け皆殺しにしたのだ。何たるアバンダント・ダークサイド・オブ・ヒストリーの片鱗を漂わせる技であろうか!

277 : ◆utp..QOeek - 2015/07/10 21:59:32.75 e6ppZmkc0 201/258

「グワーッ!ま、待てセンダイ=サン!私を倒しても組織が貴様を…」チ級の意外な童顔が恐怖に歪む。「慈悲はない、敵艦殺すべし」センダイは取り合わぬ!そして今この時代において、広大なる海に突き立てられんとするのは…チ級の頭部だ!「イヤーッ!」「アバーッ!?」

278 : ◆utp..QOeek - 2015/07/10 22:03:53.37 e6ppZmkc0 202/258

おお、ナムアミダブツ!チ級が叩きつけられたのは海ではなく、自分が下半身に装備していたオニめいたカラテ艤装であった。しかし今は天地逆転、チ級の上半身がカラテ艤装に突き刺さったのである!「イヤーッ!」回転ジャンプで飛び離れるセンダイ!「サヨナラ!」チ級はイヌガミ・ファミリーめいた姿勢のままカラテ艤装もろとも大爆発四散した。

279 : ◆utp..QOeek - 2015/07/10 22:19:58.45 e6ppZmkc0 203/258

「オヌシを倒したのは私の手柄ではない、第三部隊=サン達の力…私たちのチンジフを侮ったインガオホーだ」センダイは大爆発四散したチ級にジゴクめいて言い放った。そもそもなぜ彼女はセイカンヤの増援を呼ばれる前に間に合ったのか?それは昼食を食べようとしていたセンダイの小型IRC端末にアラートが鳴り響き、センダイは大好物のスシ・ソバを抱えたまま敵が潜伏するであろう場所へと先回りしたからである。しかもセンダイは常時どんな状況にも対応できるようにカンムス第六感を研ぎ澄ませているのだ!

281 : ◆utp..QOeek - 2015/07/10 22:27:25.75 e6ppZmkc0 204/258

小型IRCに通信し、顔をあげたセンダイの顔にすでにメンポは無かった。「…よしっと!救援隊も着いたみたいだし私も合流しよっと!チンジフに戻ってもまだ昼食のデザートが残っていればいいけどなぁ」頬についていた米粒をぺろりとなめとった後、センダイは岩の上に置いておいたドンブリと海に漂うチ級を米俵めいて拾い上げると廃エビフライ工場へ向かっていった。「ほとんど解体行為」を口ずさみながら。

283 : ◆utp..QOeek - 2015/07/10 22:28:43.64 e6ppZmkc0 205/258

【KANMUSLAYER】

286 : ◆utp..QOeek - 2015/07/10 23:06:17.62 e6ppZmkc0 206/258

( 一)<ドーモ!ザ・ヴァーティゴです。スワンソングの先が気になってしょうがないが質問には答えていくぜ!

287 : ◆utp..QOeek - 2015/07/10 23:12:31.59 e6ppZmkc0 207/258

>>しかしよく考えたらセイカンヤはカンムスではないのでは?
となればカンムスレイヤーというタイトルには見会わぬ……これはミラーシェード=サンのケジメ案件では?
( 一)<どうやらカンムスレイヤーは「艦娘の(敵艦)を殺す者」というような意味がこめられているようだ。というかぶっちゃけ語呂がいいからだそうだよ!だってほら、アイキャッチにも便利でしょ?だからミラーシェード=サンも今回ばかりはノーケジメだ。

288 : ◆utp..QOeek - 2015/07/10 23:22:37.82 e6ppZmkc0 208/258

>>歌詞が気になる
( 一)<チンジフのとある駆逐艦娘に聞いてみたら一番の歌詞を教えてくれたぞ。
『「ほとんど解体行為」
5 5 5 5 5 5 5
5万燃料ー もっと私をカワイイにしてみせる
5万鋼材ー 提督もそれで嬉しい気持ちでしょう

今夜アップデートが終わった後に
私の事建造する権利 あげるから
今すぐ体験してください やや危険なギャンブル
艦隊のアイドルですよ ジャンプ ダンス ジャンプ

激しく資材を消費する ほとんど違法行為で解体行為 激しく高速建造材を消費する 提督は重課金者』

ほんとに流行ってるのこの歌?

289 : ◆utp..QOeek - 2015/07/11 19:02:14.59 fYpQfs/E0 209/258

◆艦◆カンムス名鑑#14【重巡洋艦タカオ】ネオサイタマ・チンジフ所属、アタゴの姉妹艦。生真面目な性格をしており迫力満点の身体つきから繰り出されるカラテは重巡洋艦娘とは思えぬ速さを誇る。提督を密かにリスペクトしているが妹のせいで他の艦娘からは「豊満前後姉妹」などという不名誉な呼ばれ方をしている。豊満重点◆艦◆

290 : ◆utp..QOeek - 2015/07/11 23:05:31.75 fYpQfs/E0 210/258

◆明日はやると思われる◆

293 : ◆utp..QOeek - 2015/07/12 12:25:23.42 eZsEiu1a0 211/258

◆◆◆◆◆◆◆◆

294 : ◆utp..QOeek - 2015/07/12 12:26:26.41 eZsEiu1a0 212/258

【KANMUSLAYER】

295 : ◆utp..QOeek - 2015/07/12 12:36:42.33 eZsEiu1a0 213/258

「アーッ!アーッ!マイクテスト!マイクテスト!皆さん私の声が聞こえていますか!?聞こえていますかと聞いていますが!?」ここはネオサイタマ・チンジフ中央ホール、週に一度の定例報告会である。チンジフに所属する艦娘はすべてこのホールに集合しており戦艦長キリシマの声がスピーカーを通して鳴り響く。凄まじい爆音に艦娘達は一斉に耳を塞いだ。

296 : ◆utp..QOeek - 2015/07/12 12:46:19.25 eZsEiu1a0 214/258

「ちょっと皆さん!耳を塞いでいては提督=サンのお話が聞こえないでしょう!?今すぐこちらに耳を向けてください!即急に!迅速に!速やか…」「あー…もういいキリシマ=サン、あっち行ってろ」「はわっ!?」なぜかマイクの前から離れないキリシマの首根っこを掴み壇上からどかした男は提督、チンジフの長である。

298 : ◆utp..QOeek - 2015/07/12 16:10:40.38 eZsEiu1a0 215/258

週間MVPの発表、現在の戦況報告などが済むまで半ば居眠りをしていた提督は頭をかきながらマイクの前に立つ。「えー…そうだな、俺の話でシメか」気怠げな彼の様子にも関わらずチンジフの艦娘達は真剣な目で提督を見つめる。中には薬物中毒者めいた目や限りなく淫らな目で提督を見つめるものもいるがとにかく全員が彼の方を向いている。

299 : ◆utp..QOeek - 2015/07/12 16:16:56.05 eZsEiu1a0 216/258

しかし多くの目線に囲まれながらも臆することなく提督は続けた。「そうだな、知っての通り…アレだ、警戒レベルは無事引き下げられた。ご苦労だったな」1-1海域での正体不明の敵との交戦は無事勝利に終わりチンジフの警戒レベルは下げられた、提督の言葉に小さくガッツポーズをとる駆逐艦娘がひとり。

300 : ◆utp..QOeek - 2015/07/12 16:23:08.20 eZsEiu1a0 217/258

「そして第三部隊=サン、よく戻ってきた。誰も大破してなくて何よりだったぜ」その言葉に反応した艦娘は四人。チトセは微笑みイスズは胸を張った、なぜかヤハギは微かに頬を赤らめる。そしてフブキだ、彼女は壇上の提督に見を向けられ思わず固まった。「特に…フブキ=サン、よくやったな。お前がこの部隊のMVPだ」フブキには提督が微かに笑ったように見えた。

301 : ◆utp..QOeek - 2015/07/12 16:31:51.68 eZsEiu1a0 218/258

「すごいですフブキ=サン!」「完全復活っぽいー!」フブキの横に立つムツキとユウダチが囃し立てる。提督が名指しで艦娘を褒める事などそうそうない事である、彼は基本的に不器用なのだ。他の艦娘たちからも惜しみない賞賛と拍手がフブキと第三部隊に送られる。(やっぱり…私の居場所はここしかないや!)嬉し涙を拭いながらフブキは敬礼し、オジギした。

302 : ◆utp..QOeek - 2015/07/12 16:39:23.56 eZsEiu1a0 219/258

「しかしバッドニュースがひとつある」浮き足立つ艦娘たちはその言葉に不穏な空気を感じ取り静かになる。そして提督の次の一言はあまりにも重く、艦娘たちを困惑させた。「…キョート・チンジフが陥落した」一瞬の沈黙の後、大きなどよめきがホール内に響き渡る。「キョート・チンジフが!?」「あそこには私の妹が!」ナムサン…キョート・チンジフに籍を置いている艦娘たちにはネオサイタマ・チンジフの艦娘の姉妹艦たちもいるのだ。彼女達の焦燥は無理もない事であった。

303 : ◆utp..QOeek - 2015/07/12 16:47:04.78 oEpMCSlSO 220/258

「本土からも調査隊が出ている、俺もキョート・チンジフのコドモ提督に連絡してみてはいるが…通信が繋がらん」しかし提督の言葉さえ耳を通らないとばかりに固く拳を握り締める艦娘がひとり、その艦娘はひどく不安そうに身をもたげる軽巡洋艦ナカの横に立つセンダイだ。「…ジンツウ」センダイは静かに自分とナカの姉妹艦の名前を呟いた。無事を願うように。

304 : ◆utp..QOeek - 2015/07/12 20:22:54.83 eZsEiu1a0 221/258

ーーーーーーーーー

305 : ◆utp..QOeek - 2015/07/12 20:34:43.48 eZsEiu1a0 222/258

同時刻、キョート・チンジフ。このチンジフはネオサイタマ・チンジフと対になるかの如く本土を挟んで真反対の海に存在している。

306 : ◆utp..QOeek - 2015/07/12 20:35:19.19 eZsEiu1a0 223/258

その外観はネオサイタマ・チンジフの前線基地めいた外観とは対照的に雅なアトモスフィアを醸し出す城めいた外観である。伝統が重んじられるキョートでは奥ゆかしさを重点しているのだ。

307 : ◆utp..QOeek - 2015/07/12 20:56:07.68 eZsEiu1a0 224/258

そして城内、水上庭園を抜けホンマルの中へと視点を写そう。入り組む廊下に近衛兵めいて揃った足並みで巡回する艦娘たちあり、その姿と装束は四人全員に共通する部分が多い、つまりは姉妹艦であるということだ。

308 : ◆utp..QOeek - 2015/07/12 21:00:39.94 eZsEiu1a0 225/258

その艦娘たち、駆逐艦陽炎型の四人は一糸乱れぬ動きで止まる。それから全く同じ動きで左右を見回し、まったく同じ動きで乱れた髪を直し、まったく同じタイミングであくびをした!ナムアミダブツ!なんたる統率力か!

309 : ◆utp..QOeek - 2015/07/12 23:04:10.53 eZsEiu1a0 226/258

◆一旦休む、もう寝てください◆

312 : ◆utp..QOeek - 2015/07/13 17:40:25.74 ZJT8MqiaO 227/258

◆再び再開する◆

314 : ◆utp..QOeek - 2015/07/13 17:45:09.99 ZJT8MqiaO 228/258

その駆逐艦娘たちフスマ一枚を隔て、そこにはキョート・チンジフの大広間がある。この大広間には今、ネオサイタマ・チンジフの艦娘たちの人数に勝るとも劣らない数の艦娘が広大なタタミの上に正座している。その並び方はショーギ板めいて等間隔である。

315 : ◆utp..QOeek - 2015/07/13 17:51:00.96 ZJT8MqiaO 229/258

そしてタタミから一段高くなった場所に敷かれるザブトンの上にアグラする七つの影、全員の顔は半透明のノレンで窺い知れぬがその圧倒的なまでのカラテはその場にいるだけでも押しつぶされんばかりのアトモスフィアを感じさせる!もしニュービー艦娘が最前列に正座していたならば即座に失禁していただろう。

316 : ◆utp..QOeek - 2015/07/13 21:45:04.63 nqcOioH50 230/258

「今日はロードからのお言葉があると聞いていますが?」「どうやら『例』の件についてのようですな」「ネオサイタマのことかな」「………かな」「ハッ!つまりイクサの時は近いということ、楽しみでならんわ!」「その通りだ!このビッグ7のカラテの礎となる者がおればだがな!」「ほっほっほ…ムサシ=サンとナガト=サンは相変わらずじゃのお」

317 : ◆utp..QOeek - 2015/07/13 21:50:50.23 nqcOioH50 231/258

底知れぬ思惑を交わす会話をするこの7人はキョート・チンジフ最高位階、グランドマスターの7人に他ならない。その言葉の端々には互いの奥底を見据えようとする政治上のイクサが繰り広げられている。

318 : ◆utp..QOeek - 2015/07/13 21:56:51.00 nqcOioH50 232/258

しかしその不穏な空間とタタミの一枚離れた場所のザブトンに正座する艦娘有り、彼女の表情は目の部分を覆うメンポで判然としない、額には「キリステ」の文字が刻まれた鉢金を巻いている。傍には一本のカタナが置かれており、彼女自身のアトモスフィアもカタナめいた鋭さを帯びている。

319 : ◆utp..QOeek - 2015/07/13 22:02:40.38 nqcOioH50 233/258

「おう懲罰騎士殿!…いや、ダークカンムス=サン!お主もイクサが楽しみでならんだろう!?」そのオブシディアン色の装束に身を包む艦娘に身を乗り出して話しかけるのはグランドマスターのひとり、ムサシである。「そのカタナを振るいたくてたまらんのだろ?もう少しで存分に振るうことができるぞ!」彼女は獰猛な蛇めいて笑った。

320 : ◆utp..QOeek - 2015/07/13 22:11:13.79 nqcOioH50 234/258

その艦娘…ダークカンムスは前を向いたまま静かに答えた。「私はロードのご意思に従う、それだけです」「ほう!相変わらず見上げた忠誠心なものよの!」破顔するムサシとは対象的に彼女の表情には微かな変化すらない。余計な感情はキリステしたとも言わんばかりに。

321 : ◆utp..QOeek - 2015/07/13 22:18:45.80 nqcOioH50 235/258

これほどの艦娘たちが従うロードとはいったい何者なのだろう?その答えは壇上の金の刺繍が施されたフスマが開くことで明らかになった。その瞬間、広間でざわついていた艦娘たちは深くドゲザし、グランドマスターたちの面々でさえも、破顔していたムサシでさえも、そのようすを口元を扇子でパタパタと扇ぎながら小馬鹿にした目で見ていたトネでさえも深々と頭を下げたのである!

322 : ◆utp..QOeek - 2015/07/13 22:24:29.71 nqcOioH50 236/258

フスマの中にいたのは一人の極めて氷めいた表情を浮かべる極めて平坦な艦娘であった。しかし彼女はロードではない。ロードは…その隣の豪華な装飾を施された座椅子に座っている「幼い娘」なのだ。

323 : ◆utp..QOeek - 2015/07/13 22:30:34.28 nqcOioH50 237/258

そう、確かにその姿は「幼い娘」である。艦娘達の中でもっとも小柄だといわれる暁型の容姿よりも幼く、肌は雪のように白い、しかしその丸々とした瞳は尋常ならざる赤みを帯びている。その瞳でロードの言葉を待つ艦娘たちをきょろきょろと見回したあと、彼女は一言だけ声を発したのだ…

324 : ◆utp..QOeek - 2015/07/13 22:31:28.29 nqcOioH50 238/258


「ホッポチャン」

326 : ◆utp..QOeek - 2015/07/13 22:38:15.81 nqcOioH50 239/258

つかの間の静寂が訪れる、ロードの次なる言葉を待つように。だが次に声を発したのはロードではなかった。隣に立つ極めて平坦な艦娘、タイホウだった。「ロードは皆さまの日々の研鑽を称えておられます」「「「「「オオオオオオーッ!!!」」」」」「ありがたき幸せですマイロード!」「ロード!バンザーイ!バンザーイ!!」突如としてロードを称える声が大広間を満たしたのだ!感動のあまり涙を流し、失禁する艦娘さえいる!

328 : ◆utp..QOeek - 2015/07/13 22:42:58.49 nqcOioH50 240/258

「エヘーエヘー!クルシュナイ!クルシュナーイ!」ロードは手をぱちぱちと鳴らして喜んだ!なんという底知れぬ無邪気さか!?ロードの言葉を解することができるのは側近のタイホウだけであり彼女がロードの声そのものなのである。「そしてまだ皆様には大きな仕事が待っております」タイホウは軍師めいて言葉をつないだ。

329 : ◆utp..QOeek - 2015/07/13 22:50:43.49 nqcOioH50 241/258

「諸悪の根源、ネオサイタマ・チンジフを陥落させるということが!」おお、ナムアミダブツ!彼女は確かに宣言したのだ、同じ艦娘たちを、同じチンジフを陥落させるとのたまわったのである!その言葉に応じる艦娘たちの目には誰一人として疑いの色を持つ者がおらぬ、グランドマスターの面々でさえも!

331 : ◆utp..QOeek - 2015/07/13 22:57:35.57 nqcOioH50 242/258

当の本人であるタイホウでさえもその目には疑惑の色は一筋もない。そして平坦な胸をそらし、興奮のあまり顔を真赤にしたまま高らかに叫んだ!「それでは我らがチンジフの更なる栄光を称えチャント斉唱ッ!ガンバルゾー!」「ガンバルゾー!」「ガンバルゾー!」「ガンバルゾー!」「ガンバルゾー!」「ガンバルゾー!」「ガンバルゾー!」 おお、聴くがいい!大広間にに響き渡る禍々しきチャントを!おお……ナムアミダブツ……ナムアミダブツ! 「ガンバルゾー!」「ガンバルゾー!」「ガンバルゾー!」…………

332 : ◆utp..QOeek - 2015/07/13 23:01:09.03 nqcOioH50 243/258

【ラスト・クチクカン・ガール・スタンディング】終わり

334 : ◆utp..QOeek - 2015/07/13 23:47:12.79 nqcOioH50 244/258

(お知らせ:キョート・チンジフの場面から原作に近くなるように一文を短くしました。つまり貴方達に見易くしてやった格好だ、意見や感想や質問はどんどんコメンートしてもらえばなんかパワが高まる。なお容量が勿体無いので続きはこのまま書きます、エコロジカル重点な。以上です)

337 : ◆utp..QOeek - 2015/07/14 23:52:52.00 YNXjLkROO 245/258

◆艦◆カンムス名鑑#15【戦艦フソウ】ネオサイタマ・チンジフ所属。モーター理念を提唱するオムラ・インダストリのカラテ艤装にソウルがディセンションしたせいか果てなき愛社精神を持つ。火力、装甲ともに組織内ではトップクラスだがその他は最低クラス。よく鼻血を出しすぎて倒れる◆艦◆

338 : ◆utp..QOeek - 2015/07/15 00:32:33.79 G+U38Pt20 246/258

◆艦◆カンムス名鑑#16【戦艦ヤマシロ】ネオサイタマ・チンジフ所属。その出生、性能に瀟洒な容姿まで殆ど姉のフソウと愛社精神までもが同じだが姉へのリスペクトを惜しまない。よく鼻血を出しすぎて倒れる◆艦◆

342 : ◆utp..QOeek - 2015/07/15 21:52:56.18 G+U38Pt20 247/258

◆艦◆カンムス名鑑#17【戦艦キリシマ】ネオサイタマ・チンジフ所属。金剛型姉妹の末妹ながらも類まれなる戦線指揮能力を買われ戦艦長に抜擢された秀才。しかしその性格は融通の効かないほど真面目で少々堅物である。カラテ艤装に搭載された拡声器で相手と味方を威圧しながら戦う、恐るべきカクセイキ・ジツの使い手◆艦◆

343 : ◆utp..QOeek - 2015/07/15 21:55:41.39 G+U38Pt20 248/258

◆続の話は金曜か土曜のどっちかにはやるのでは?それまでは名鑑を更新だ。以上です◆

347 : ◆utp..QOeek - 2015/07/16 22:14:08.33 hiXL50iUO 249/258

◆艦◆カンムス名鑑#17【駆逐艦フブキ】ネオサイタマ・チンジフ所属。やや気弱な性格。ニュービー卒業直前に大破してしまったことで戦いへの恐怖を持つようになってしまったが、部隊の危機に対し恐怖を克服した凄まじいカラテを見せた。なお艦娘は窮地に陥ると自分の力を超えたカラテを発現することが報告されている◆艦◆

348 : ◆utp..QOeek - 2015/07/16 22:59:29.17 g2iQ+IiA0 250/258

◆艦◆カンムス名鑑#18【軽巡洋艦ヤハギ】ネオサイタマ・チンジフ所属、軽巡洋艦長を務める艦娘。イクサの場においては軍人めいた口調で味方を鼓舞するが普段は穏やかな口調と性格である。特殊なユニーク・ジツこそもたないが様々な分野に精通する研ぎ澄まされたカラテ技を扱う。実は提督に惹かれている節がある艦娘のひとり◆艦◆

349 : ◆utp..QOeek - 2015/07/16 23:03:49.85 g2iQ+IiA0 251/258

◆艦◆カンムス名鑑#18【軽空母チトセ】ネオサイタマ・チンジフ所属、ゼロセン用のカタパルト・ガンとコウクウキ用のコウブカンパンを扱う多彩で礼儀正しく快活な艦娘。なお組織内の軽空母たちにコウブカンパン・ドーを指導したのはその発案者であるヒュウガである。隠れ豊満◆艦◆

350 : ◆utp..QOeek - 2015/07/16 23:09:07.70 g2iQ+IiA0 252/258

◆艦◆カンムス名鑑#20【軽巡洋艦イスズ】ネオサイタマ・チンジフ所属、非常に勝気な性格に少々問題があるがカラテのワザマエ自体は軽巡洋艦長であるヤハギにも引けを取らない。しかしややウカツが目立つので昇進は見送られている。センダイとは昔からの友人だが未だニンジャ真実には適応できておらずよく失禁する。その胸は豊満である。◆艦◆

351 : ◆utp..QOeek - 2015/07/16 23:10:59.75 g2iQ+IiA0 253/258

◆チトセ=サンの番号が間違っていたのでケジメしました◆

356 : ◆utp..QOeek - 2015/07/17 20:56:21.12 5VFvzDkQ0 254/258

◆艦◆カンムス名鑑#21【重巡洋艦ナチ】元キョート・チンジフ所属、組織内で起こったとある事件に巻き込まれ精神を患ってしまった艦娘。極めて不安定な精神状態にあり、戦争歴史マニアだったことから自身を元ベトコンと錯覚している。退職後にサヴァイヴァー・チンジフを創設した。カラテ艤装よりもナイフ類や竹槍の扱いに長ける。ある四姉妹の次女◆艦◆

357 : ◆utp..QOeek - 2015/07/17 21:03:34.62 5VFvzDkQ0 255/258

◆艦◆カンムス名鑑#22【軽空母リュウジョウ】サヴァイヴァー・チンジフ所属、ナチの副官めいたポジションの艦娘。ナチについてきた理由は「元組織での仕事が面倒くさかった」から。軽空母娘らしくコウクウキを使用するカラテを得意としている。それに加え壁めいた平坦な身体のおかげか素早い。身体のある一部分に非常にコンプレックスを抱いているらしい◆艦◆

359 : ◆utp..QOeek - 2015/07/17 21:08:22.48 5VFvzDkQ0 256/258

◆艦◆カンムス名鑑#23【重巡洋艦マヤ】サヴァイヴァー・チンジフ所属、直情的で好戦的な艦娘。ナチについてきた理由は「たくさん戦えそうだと思った」から。腰に下げた一対の強化カーボン・カタナによるダブル・イアイドに絶対の自信を持つ。たぶんあたまがわるいと思われる◆艦◆

360 : ◆utp..QOeek - 2015/07/17 21:14:11.41 5VFvzDkQ0 257/258

◆艦◆カンムス名鑑#24【潜水艦イムヤ】サヴァイヴァー・チンジフ所属、潜水艦娘にしては珍しく精神を患っていない。ナチについていた理由は「これ以上の激務でカロウシしたくなかった」から。ステルス・カラテ魚雷によりメンバーのサポートを行う支援役を担う。大破しても修理費用が実際安くて早いのであまり仲間に心配してもらえない◆艦◆

361 : ◆utp..QOeek - 2015/07/17 21:21:31.50 5VFvzDkQ0 258/258

◆【戦略】メディア的作品においてバストのなんかに触れていくのはマーケティング的にも成功する事例が多数報告されて余りある、現にアニメイシヨンがそうだ。それに次の話はもっとひどい描写があると思うのでごあんしんください。なおこのSSには猥雑が一切ない、以上です【重点】◆

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