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トール(シギン)編 後日談
………翌日・空港………
オッレルス「……まだ八時か」
オッレルス「張り切って早く来てしまったが、どうやら早過ぎたらしい」
オッレルス「何しよう」
何する?
>>606
606 : 以下、名... - 2016/06/12 12:59:47.55 vYuLU9ig0 559/1856ツアーコンダクターっぽいコスプレしたりとか道中のお菓子準備とか?
オッレルス「私は案内人なわけだし、ツアーコンダクターっぽい格好しなきゃな」フムム
オッレルス「あと、道中のお菓子でも買ってるか……」
オッレルス「……私が一番ノリノリだと思われたらどうしよう……」
オッレルス「いや、そんなわけないか」
オッレルス「さて、コスプレショップでも行くか」
スタスタ
………コスプレショップ………
オッレルス「空港の店だって侮っていたけど、一日ぐらいなら潰せそうなくらい充実してるな……」
オッレルス「……まてよ、ツアーコンダクターって女のイメージしかないな……」
オッレルス「男はスーツってことか?」
オッレルス「……あ、あった。サイズもいい感じか」
オッレルス「よし、これでいいや」
オッレルス「すみません、これ下さい―」
………そのころ・集合場所………
佐天「うわー、やっぱりいないな」
初春「だから早すぎるって言ったのに」
佐天「でも、早くて損することはないよー」
佐天「御坂さんも言ってたけど、ここの店ってすごいんだって」
佐天「店の多さだけならダイヤノイドレベルらしいよ」
初春「そ、そうなんですか?」
佐天「だから集合時間まで、>>609行こうよ」
初春「うーん、次行くところは私が決めますからね」
佐天「はいはい、分かってまっすよー!」
初春(テンション高いなぁ……)
609 : 以下、名... - 2016/06/12 13:32:16.89 oNxaxBf40 562/1856水着買いに
佐天「だから集合時間まで、水着買いに行こうよ」
初春「うーん、次行くところは私が決めますからね」
佐天「はいはい、分かってまっすよー!」
初春(テンション高いなぁ……)
………水着店………
佐天「はわわ!! これ可愛くない?」ジャン
初春「えええええ!! 布少なすぎません?」
佐天「いいよー、初春は可愛いんだし」
初春「いやいやいや! 恥ずかしすぎますって」
初春「勘弁してくださいいいいいいいい!!!!!」
佐天「初春はこれでいいかな」スッ
初春「勝手に決定しないでください!」
佐天「私はこれで」スッ
初春「佐天さんは布がきちんとあるんですか!?!?」
佐天「細かい事は、気にするなかれ。さっさと買っちゃおう!」
初春「ううう……」
………集合時間・集合場所………
オッレルス「ふいー、間に合った」
初春「あ、オッレルスさん」
佐天「ギリギリですね」ニヤニヤ
佐天「っていうか、その格好どうしたんですか」
オッレルス「ツアーコンダクター」
佐天「ぷぷぷ、面白いですね」
オッレルス「……もしや馬鹿にされてる?」
初春「ええー? いいじゃないですか」
初春「似合ってますよー?」
オッレルス「だろう? 佐天さんはやはり間違っていたようだね」
佐天「ぐぬぬ……」
オッレルス「とりあえず、さっさと搭乗手続きと荷物預けて、手荷物検査行くよ」
初春「は、はい!!」
佐天「ビビりすぎだよ、初春ー」ケラケラ
オッレルス「……」ポンポン
スタスタ
佐天「ふむ、持ってるものをトレーに乗っければいいんですね」
オッレルス「そうそう」
オッレルス「腕時計とか携帯とかも気を付けてくれよ」
初春「はい……」
ピッピー ピッピー
佐天「初春ー、鳴ってるよー」
初春「はわわわ!!」
警備員「はい、何か持ってませんか? ハサミとか針とか……」
初春「……あ、腕章!!」ガサゴソ
警備員「……預からせていただきますね」
初春「ううう……」
佐天(初春、ドンマイ!)
初春「ふうー、あと、ナノデバイスを打ち込んで、ID確認したら飛行機乗るだけですね」ワクワク
佐天「オッレルスさん」
オッレルス「ん?」
佐天「イギリスで海とか行ってもいいですか?」
オッレルス「まあ、ご自由に行きたいとこを言ってくれれば、連れて行ってもいいけど……」
オッレルス「ちゃんと騎士団の見学をしてからだね」
初春「そうですよ。宿題なんですから」
佐天「むー、分かってるよう」
オッレルス「でも、水着は持ってるのかい?」
佐天「もちろん! とっておきを買ったんで」
オッレルス「へえ、それは楽しみだね」
初春「……私は着ませんから!!」
オッレルス「え? 何のこと?」
初春「……何でもないです」フイッ
………飛行機………
初春「はあ……ドキドキしますね……」
佐天「もしかして初春、飛行機はじめてなの?」
初春「え、ええ……」
オッレルス「へえ、飛行機はじめてね……」
オッレルス「>>615すれば緊張なんて吹き飛ぶんじゃないかな」
615 : 以下、名... - 2016/06/12 15:30:46.13 5/NJO4XB0 568/1856先輩とかのモノマネ
オッレルス「先輩とかのモノマネすれば緊張なんて吹き飛ぶんじゃないかな」
初春「……ジャッジメントですの! ジャッジメントですの!」
佐天「やっぱりそうなっちゃうよねー」
オッレルス「佐天さんは乗ったことあるのかい?」
佐天「もちろん、学園都市に入学する前に旅行とかで何度か」
オッレルス「ふーん……私も結構乗る機会はあるんだ」
初春「日本語ペラペラですもんね」
オッレルス「ふふふ、イタリア語もドイツ語もフランス語もこれくらいなら話せるよ」ドヤ
佐天「さすがツアーコンダクターですね!」
オッレルス「本職じゃないからね」
初春「海外を飛び回る仕事でもしているんですか?」
オッレルス「そんなんじゃないよ」
オッレルス「ただの……いや、なんでもない」
佐天「……?」
初春「……」コクコク
佐天「うーいーはーるー?」
オッレルス「やめときな、佐天さん」
佐天「えー? 詰まんないですよー」
オッレルス「イギリスまでは半日以上かかるんだ」
オッレルス「ゆっくり寝させてやんな」
佐天「……そうですね」
佐天「でも暇ですよー!!」
オッレルス「トランプでもする?」
佐天「じゃあ、ババ抜きで」
オッレルス「あー、それは佐天さんが負けるから普通にスピードとかにしない?」
佐天「にひひひ、佐天さんのスピードとくとご覧あれ!!」
佐天「負けました」
オッレルス「ははは、手加減する余裕なかったな」
佐天「終始ニコニコしてたじゃないですか!!」
オッレルス「知らないな」フイッ
佐天「でも、私もそろそろ眠くなってきたんで寝ていいですか?」
オッレルス「ああ、機内食はどうする?」
佐天「あ、起こしてください。そういうのは初めてなんで」
佐天「初春も」
オッレルス「了解。それとおやすみ」
佐天「はい、おやすみなさい」パサッ
オッレルス「……」
オッレルス(暇だな……何しよう)
何しますか?
>>619
619 : 以下、名... - 2016/06/12 17:19:41.45 2Z/NXW6Z0 572/1856シルビアに預けたままの子供たちのことを考えてみる
オッレルス(……そういえばあの子達何してるかな……)
オッレルス(そう言えばイギリスの里親に引き取られた子もいたんだっけか)
オッレルス(暇があったら会いに行ってみてもいいな……)
オッレルス(……)
オッレルス(あ、着いたらシルビアに連絡しないとな……)
オッレルス(ってか、学園都市にきちんと警告はしたけど、原石の子たちは大丈夫だったのか?)
オッレルス(ああ、確認しとくべきだったな……)
オッレルス(やること山積みか……)
オッレルス(……機内食が配られるまであと二時間くらいか……)
オッレルス(学園都市での出来事でもまとめておくか)
オッレルス「おーい、二人とも起きてー」
初春「ん……朝ですか」ムクッ
オッレルス「ほら」ユビサシ
添乗員「フィッシュオアチキン?」
初春「え、英語っ!?」アセアセ
オッレルス「落ち着けば答えられるよ」
初春(フィッシュオアチキン……魚か鶏肉……)
初春「アイウォントチキン……?」
添乗員「オーケー」スッ
初春「さ、サンキュー」ホッ
オッレルス「な? 出来たろ?」
初春「はいっ!」パアアアアッ
佐天「……」ムクッ
佐天「フィッシュ……」
添乗員「オーケー」スッ
佐天「サンキュー」バッ
オッレルス「おお、これは……」
初春「二度寝ですね……」
初春「佐天さん、佐天さん?」
佐天「んー、何?」ノビ-
佐天「おおっ、機内食!」
佐天「頼んでくれてたの!!」
初春「え……?」
オッレルス「自分で頼んでたんだ。寝ぼけてたみたいだけど」
佐天「ええっ! すごい私!」
初春「食べないんですか?」
佐天「食べる食べる、いっただきまーす」カパ
ガツガツガツ
初春「私も食べよっと」モグモグ
オッレルス「いただきます」
………ロンドン………
初春「うわー! ここがイギリスですか!」
オッレルス「ああ、いい場所だろ?」
オッレルス「まあ、個人的にはイタリアの方が好きだけど」
佐天「うおー! カメラカメラ……」ゴソゴソ
オッレルス「ちょっと待って」サッ
佐天「え?」
オッレルス「見てる人いるの分からない?」
オッレルス「日本人は基本的に優しすぎるからスリに狙われやすいんだ」
オッレルス「だから、街を歩くときも周りをきちんと注意しないとダメだ」
初春「へぇ……初耳……」
オッレルス「とりあえず、私から離れないでくれ」
佐天「はい、分かりました」スッ
初春「はい……」スッ
オッレルス「そんなに近づかなくても……」
オッレルス「楽しい気分に水をさして悪かったね」
オッレルス「あ、そうだ、シルビアに連絡しないと……」
佐天「シルビア?」
オッレルス「私の相棒だよ」
オッレルス「騎士団の見学には彼女の手引きが必要だ」
オッレルス(私も追っ手を警戒しなくてはな)
オッレルス(どうしよう)
どうする?
>>625
625 : 以下、名... - 2016/06/12 18:37:31.11 2Z/NXW6Z0 578/1856顔を変えておきたいところだが、彼女たちに不振がられる+魔力でばれる可能性があるため
服装変更+顔をばれない様に帽子を調達する。名前は今更変えようがないので魔術師たちに聞かれないことを願う
オッレルス(顔を変えておきたいところだが、彼女たちに不審がられる)
オッレルス(その上、魔力でばれる可能性がある……)
オッレルス(服装変更して、顔をばれない様に帽子を調達する)
オッレルス(名前は今更変えようがないので魔術師たちに聞かれないことを願うくらいしか対策できないな)
オッレルス(それでもバレたら……ヤルしかない)
佐天「考え込んでどうしたんです?」
オッレルス「……今日はショッピングでいいかな」
初春「もちろん!」
オッレルス「じゃあ、まず帽子買わせてもらっていいかな」
オッレルス「頭皮がやけるのは勘弁だからね」
佐天「女子力ですかー? よっし、私も選ぶの手伝いますよ」
初春「佐天さん、私にも選んでくれますか?」
佐天「もちろん。いやー、ワクワクするなー」
627 : 以下、名... - 2016/06/12 18:47:56.93 2Z/NXW6Z0 580/1856今思いついたけどオッレルスに渾名をつけてもらってそれで呼んでもらうのはどうだろうか
………帽子屋………
初春「英語だらけですね……」
佐天「あ! この単語知ってる!!」
オッレルス「新鮮な感じがするかな」
佐天「はい! なんだか異世界に来ちゃった感じです」
初春「掃除ロボもいなくて少し違和感ですけどね」アハハ…
オッレルス「初春も帽子見たいんだよね?」
初春「え、いえっ、大丈夫ですよ」
オッレルス「よし、佐天さん、まずは初春の帽子を見繕ってみようか」
佐天「よっしゃ、やってやりますよ、オッレルスさん」
オッレルス「あ、ちょっと待って」
オッレルス「できればあだ名で呼んで貰えるかな?」
佐天「え? どうしてですか?」
オッレルス「ヤンデレな元カノがいてね……」
オッレルス「なんとか逃げ切ったけど、イギリスにいる限りかち合う可能性もゼロじゃないからさ」
オッレルス「君たちのためにもできるだけ危険度は減らしたいんだ」
初春「うわぁ……イケメンは面倒事が多いですねー」
佐天「じゃあ、あだ名は>>629で!」
629 : 以下、名... - 2016/06/12 19:28:37.20 2Z/NXW6Z0 582/1856オッさん(冗談)
佐天「じゃあ、あだ名はオッさんで!」マガオ
オッレルス「……」
オッレルス「そんな年に見えるってことか」
オッレルス「まだ若いと思ってるのは自分だけ、他人の客観的な意見を受け入れないオッさんはやがて害となるんだよ」
オッレルス「私は害にはならない。ならないようひっそり生きていくよ」
オッレルス「余生をひっそり生きてくよ」
佐天(めちゃくちゃ落ち込んだー!!)
初春「なんか涙目になってますよ、佐天さん!」コソ
佐天「え、ええと、ごめんなさい、オッレルスさん」
初春「でしたら>>631はどうです?」
631 : 以下、名... - 2016/06/12 19:41:50.69 gy3a1ZyO0 584/1856ベストダセええwwwさん
初春「でしたらベストダセええwwwさんはどうです?」
佐天(爆弾だ!!)
佐天(初春が、黒初春が爆弾を投下しやがった!!)
オッレルス「……」フルフル
オッレルス「そ、そんなこと言わないでくれ」
オッレルス「それは……シルビアから誕生日にもらったやつなんだ!!」
オッレルス「それに、今はスーツだし!!」
オッレルス「スーツの人にベストダセええwwwさんとか頭おかしいとしか言えないね」
オッレルス「結論としてはオッさんでいい!!」
オッレルス「これからはあまり暴れず、隠居生活を送らせていただくよ」
黒初春「あはは、普段は飄々としててカッコイイのに本性がこれだと幻滅ですね」
佐天(黒初春……これ以上爆弾を投下しないであげてください……)
黒初春「そんなオッさんにはこんな帽子がお似合いですよ」スッ
どんな帽子だ?
>>633
633 : 以下、名... - 2016/06/12 20:03:48.14 2Z/NXW6Z0 586/1856ソフト帽
ういはるはしょうきにもどった
オッレルス「あれ、暴言吐くわりにはセンスいいね」カブッ
オッレルス「……」
オッレルス(これは、いい……)
初春「え? 暴言? 何の話ですか?」
佐天「とぼけたって無駄だよ、黒初春!」
佐天「証拠はここにっ」
オッレルス「いいよ。次は初春の帽子を選んでやろうじゃないか」
佐天「……初春なら断然これですね!」スッ
どんな帽子だ?
>>635
635 : 以下、名... - 2016/06/12 20:15:23.36 fkKPTXMoo 588/1856茶色いニット帽
佐天「ほい、どーん」ポスッ
初春「のわっ、前が見えない!!」
スポッ
初春「はうう……びっくりするじゃないですか……」
佐天「上に花飾りを移せば……ほら、どう?」カガミ
初春「うわー、い、いいですね」グッ
オッレルス「……ここはプレゼントってことで佐天さんにも一つ買ってあげるよ」
オッレルス(今は億単位でお金あるからね)
佐天「え、いいんですか?」
オッレルス「ああ、もちろん」
初春「じゃあ、これですね」スッ
どんな帽子だ?
>>637
637 : 以下、名... - 2016/06/12 20:30:12.88 q70dz7Xu0 590/1856変なおじさん用の変装かつら
佐天「……」
オッレルス「ぶっ……ごめん……ホントにごめん……」フルフル
初春「我ながらセンスありますね……」
オッレルス「悪いんだけど、変なおじさんやってよ」
佐天「……自分で選ぶんでどいてください」スタスタ
オッレルス「ちょ、一人で動いちゃ!」
佐天「大丈夫です。少しほっといてください」
オッレルス「親友からのプレゼントがこれじゃ傷つきもするか……」
その時佐天さんの財布を盗む影がー
誰?
>>640
640 : 以下、名... - 2016/06/12 20:42:37.16 fkKPTXMoo 592/1856黒子
641 : 以下、名... - 2016/06/12 20:44:13.22 dUsPLG/20 593/1856レッサー(しかも何日も風呂に入って無いかのように汚れてる&かなりやつれてて見た目からして腹ペコ状態)
レッサー(飯ゲット……ゲットですよ……)サッ
オッレルス「佐天さん!!」
佐天「え!?」
レッサー「バレたっ!? でも取ったら逃げるのみ!!」ダッ
ガシッ
佐天「逃がすわけないじゃないですか」ニッコリ
オッレルス「おお! ファインプレー!」
初春「佐天さんかっこいい!!」
レッサー(腕ががっちり……掴まれた)
レッサー(終わったぁ……)
佐天「ってあなた……」
初春「と、とりあえず外出ませんか?」
初春「ここじゃ人目もアレですし」
オッレルス「ああ、そうだな」
オッレルス(尻尾、霊装だな……)
オッレルス(問い詰めてみるかな)クイッ
店員「あの、お代は……」
オッレルス「これで」スッ
店員「あ、はい、どうも……」
………外………
佐天「……あなた、お腹すいてたんですか?」
初春「佐天さん、日本語日本語」
佐天「あ、ええと……」
佐天「アイルックユーアーハングリー……?」
レッサー「えと、日本語で大丈夫です」
オッレルス(……この霊装なんだろう……)クイクイ
レッサー「んにゃっ!!」
オッレルス「あ、ごめん」
レッサー「すみません、飢えすぎてて、もう我慢できなかったんですよ」
佐天「……」
初春「佐天さん、どうするんですか?」
佐天「>>644」
黒子は学園都市で書類処理中なので欠席です
644 : 以下、名... - 2016/06/12 21:30:48.86 q70dz7Xu0 596/1856かわいい女の子だし助けてあげるよ
お代は身体で払ってね ニコ
佐天「かわいい女の子だし助けてあげるよ」
佐天「オッレル……オッさん、お菓子持ってましたよね」
オッレルス「ああ、なるほどね」
オッレルス「日本のものだけど……」スッ
レッサー「た、食べ物!!」
レッサー「い、いいんですか?」
佐天「お代は身体で払ってね」ニコ
レッサー「……え?」
初春「それよりさっさと食べた方がいいですよ」
初春「体震えてますし……」
オッレルス「お菓子食べたらホテルに運ぼうか」
レッサー「へ、変なことするんですか!!」
佐天「だから、するに決まってるじゃないですかー」
オッレルス「大丈夫だ。体が汚れているから洗ってもらうだけさ」ニヤ
佐天「……」ニマニマ
初春「……」ニマニマ
佐天(何しようかな……)
佐天さんはレッサーにホテルで何をするのだ!!(初春もオッレルスもいます)
>>646
646 : 以下、名... - 2016/06/12 21:52:13.36 dUsPLG/20 598/1856レッサーを裸にひん剥いて一人で洗い倒しいじり倒した後でオッレルスがなぜか用意していた堕天使メイドを着せて旅行終了までメイドさせる旨の誓約書を書いてもらう。
レッサー「……」ゲフッ
レッサー(食べちゃった……)
佐天「ふふっ」ニコニコ
レッサー(何日も食べてないのに、食べ物を目の前に置かれちゃ……我慢なんてできませんよ……)ウルッ
オッレルス「じゃ、行こっか。私も少し聞きたいことがあるし」ヒョイッ
初春「意外と力あるんですね」
オッレルス「意外とって何だよ……」
佐天「まあ、行きましょ」
佐天「まだうまく動けないでしょうし、体洗ってあげますからね」
レッサー「……」ゾクッ
オッレルス「あまり動かないでくれよ」
初春「そういえば、あなたはなんてお名前なんですか?」
レッサー「レッサーです……」カタカタ
佐天「へぇ、レッサーちゃんか」
佐天「私は佐天涙子」ニヤ
佐天(可愛がってあげますよ)
初春「私は初春飾利です」
オッレルス「私はオッレ……オッさんと呼んでくれ」
レッサー「あ、はい……」
初春「でも、どうしてあんなふうになってたんです?」
レッサー「……>>648」
648 : 以下、名... - 2016/06/12 22:44:43.65 gy3a1ZyO0 600/1856ベイロープに滅茶苦茶怒られた挙句、家から追い出されたからお金ないし他に行くとこもないしで
レッサー「ベイロープに滅茶苦茶怒られた挙句、家から追い出されたからお金ないし他に行くとこもないしで……」シュン
佐天「……そっか。それは大変な思いをしたんだね」
レッサー「え、ええ! そうなんですよ……」
レッサー「とてもひもじかったです」
佐天「よしよし、私たちがたらふく食べさせてあげるから」
レッサー「あ、ありがとうございます」パアアア
佐天(けっ、チョロいな)ゲスガオ
オッレルス「……そろそろ着くよ」
佐天「……」ニヤリ
レッサー「ところで佐天さんは何をしにここへ?」
佐天「えっと、旅行だね」
佐天「初春は課題のためだけどね」
レッサー「課題?」
初春「はい、イギリスの騎士団を見て、国を防衛することについて学んでくる……みたいな?」
レッサー「へええ、やたら大きな課題ですね」
オッレルス「はい到着、ここでーす」
佐天「ふおおおおっ! 海外に来たって感じだね!」
初春「カメラカメラ……」
オッレルス「それよりレッサーだろ」
初春「あ、ごめんなさい、レッサーさん」
レッサー「いえいえ、とりあえず食べたんで気にしないでくださいよ」
オッレルス「じゃあ行くか」
………部屋………
オッレルス「一応、ここが君たち二人の部屋だ」
オッレルス「で、となりが私の部屋だけど、まあ、寝る時以外は暇だしこっちいてもいいよね」
佐天「あはは、別にいいですよー」ヌガセヌガセ
佐天「せっかくの旅行で一人ってのはさみしいですし」ヌガセヌガセ
初春「それって脱がせながら言うことですか……」
佐天「ん? レッサーは私が洗ったげるから、初春とオッさんはゆっくりしててよ」
佐天「あ、そうだ、レッサーのための食べ物買ってきてよ」
佐天(食べ物への執着は使いやすい……)
オッレルス「じゃあ適当にいろいろと……」ガチャ
オッレルス「行ってくるね」バタン
佐天「よしっ、学園都市製レインコートを着てっと」
初春「うおお、レインコートですか」
佐天「レインコートですよ」
佐天「さってと、じゃああらあらしましょーねー」スタスタ
レッサー(……実際佐天さんならきっと普通に洗ってくれるだけですよね?)
佐天「とりあえずキレイにしよっか」
レッサー「……はい」
レッサー(恥ずかしい……)カァ
佐天「どうしたの、赤くなっちゃって」シュコシュコ アワワワ
レッサー「い、いえ……」
佐天「まず頭洗おっか」ワシャワシャ
レッサー「ふにゃー」
佐天「あははっ、キレイキレイっ」ワシャワシャ
佐天「後は流せばー」ジャ-
レッサー「ふう……頭スッキリしました……」
佐天「どーも。次は体ね」アワワ
レッサー「……スポンジ?」
佐天「そ、スポンジでよく洗うのです!」ゴシゴシ
レッサー「ふぅーわわー」
佐天「どうです?」ゴシゴシ
レッサー「いい力加減ですよ……」
佐天「えへへ、でしょう?」ジャ-
佐天(さてと、そろそろ油断したところ)
佐天(どんなことして楽しもうかな)
どんなことして楽しもうかな?
>>652
652 : 以下、名... - 2016/06/13 06:25:19.32 tBW2KTr00 604/1856普通に洗うと見せかけて胸辺りを重点的に
レッサー「ふー、一通りキレイになりましっ!!」
レッサー(む、胸!?)
佐天「んふふ、この発達途中の胸、いいですね」フ-
佐天「もっと丁寧に洗わないと」ピンッ
レッサー「くっ」ピクッ
レッサー「や、やめて……」
佐天「すぐに気持ちよくなりますからねー。それまで待っててね」ペロン
レッサー「ぐぅ……」
チュパチュパ…
佐天(まずは、先っぽを口に含んで、飴玉を舐めるようにペロペロ)
佐天(しながら、もう片方を優しく撫でる)サワサワ
佐天(すると、ペロペロしてもらえない方が寂しくなってくると)チラ
レッサー「ん…んんっ……ん…」ピクッ
佐天(そこで撫でるのをやめて、優しくつまむ)
レッサー「んっ! 」
佐天「どうかな、固くなってきてるよ」
レッサー「も、もうやめて……」フルフル
佐天「気持ちいい?」
レッサー「あっ……んん……」ブンブン
佐天「嘘つかないでよ」カミッ
レッサー「っ!!!」バタバタ
佐天「レッサー、気持ちいー?」サワサワ
佐天「認めたらもっといいことしたげるよ」
レッサー「……」コクリ
佐天「せっかく洗ってるのに感じられるなんて心外かな」
レッサー(くっ、屈辱です……)カァ
佐天「うわわ、そんな顔で睨まないでよ。可愛いのが台無しですよ?」
佐天「大丈夫大丈夫。佐天さん好みの体にしてあげる」
佐天「触られるだけで気持ちよくなるような、ね?」
オッレルス「ただいまー」ガチャ
初春「あ、おかえりなさい」
オッレルス「あれ? あの二人はまだ風呂にいるの?」
初春「ええ。始めの方はなんだが嫌がるような声が聞こえてたんですが」
初春「だんだん色っぽい声が混じってきて、今はずっとアンアン言ってますよ」
オッレルス「言ってる内容の割に冷静だね!!」
初春「うーん、佐天さん、堕とすぜ、みたいな顔してましたし」
オッレルス「つまり、レッサーは堕とされてしまったということか?」
初春「でしょうね。身も心も佐天さんに捧げちゃってるんじゃないですか?」
オッレルス「……」ゾッ
ガラッ
佐天「ふいー、完了っと」スタスタ
初春「ちょ、レインコート脱いでくださいよ!」
佐天「分かってるって。レッサー、出ておいでよ」
レッサーはどんな状態に?
>>656
656 : 以下、名... - 2016/06/13 07:02:13.42 VLpklCzY0 608/1856顔真っ赤で涙目ながらも佐天のレインコートの裾をつまんでプルプル震えてるけど雰囲気的に佐天に懐いたオーラ出してる(バスタオルで裸隠してる状態)
レッサー「……」プルプル
オッレルス「涙目じゃないか!」
初春「あれ、バスタオルなんて置いてありましたっけ」
佐天「うん」
佐天「って、そんな真っ赤にならないでも大丈夫だよ?」
佐天「バスタオルで隠してるんだし」
レッサー「……」ギュッ
佐天「なー、レインコートつままないでー、脱げないよ……?」
レッサー「ご、ごめんなさい」
佐天「ああ、そんなシュンとしないでよ」ポンポン
レッサー「……んふふ」ニコッ
オッレルス「な、懐いてるね」
レッサー「私は>>が大好きですから」
佐天さんはどのように呼ばれる?
>>658
658 : 以下、名... - 2016/06/13 07:43:03.45 tBW2KTr00 610/1856佐天さん
それにしてもオッレルスに気がつかないレッサーェ……
レッサー「私は佐天さんが大好きですから」ギュッ
佐天「とりあえず、離してくれるかな?」
レッサー「……」シュン
佐天「あ、オッさん、ご飯買ってきてもらえましたか」
オッレルス「サンドイッチくらいなら」
佐天「よし、じゃあ頭拭いてあげるから、レッサーはサンドイッチ食べてて」
レッサー「はい!」
佐天(ここまできたら堕天使メイドいけるかな)チラ
オッレルス(誓約書と服は用意してるよ)ニヤリ
初春「何この二人」
オッレルスじゃなくてオッさんだから
レッサー「……」ムシャムシャ
オッレルス「……」
オッレルス「一応言っておくけど、私は男だからね」
佐天「だからきちんと隠してるじゃないですか」ワシャワシャ
レッサー「タマゴサンド美味しいですね」
初春「ですよね! 私も好きですよ」
初春「ハムサンドの次に」
レッサー「ふむむ……」
佐天「全部食べちゃっていいですからね」ワシャワシャ
レッサー「♪」モグモグ
初春「可愛いなぁ……」
オッレルス「私は……男だよ?」
レッサー「ふう……お腹いっぱいです」パタッ
佐天「え? 膝枕したいの?」
レッサー「……」コクコク
オッレルス「じゃあ、まず服着てもらわないと」スッ
初春「うわー、奇抜ですね……」ヒキ
佐天「この堕天使メイドの服を着て、私たちのメイドをすることを誓ってくれたら、しばらくのご飯と宿は提供してあげるよ」
レッサー「佐天さんといれれば何でもいいです」スリスリ
佐天「んー……」ナデナデ
レッサー「……」ニコニコ
オッレルス「これ、誓約書ね」スッ
レッサー「はっ、書きます! 書きますね!」カリカリ
初春「佐天さん、このままじゃ学園都市までついてきちゃいますよ?」
佐天「うーん、>>663だね」
663 : 以下、名... - 2016/06/13 10:16:23.72 Eq92tJyY0 614/1856部屋の片隅にマットとか小屋とかペット用スペース作ってあげなきゃ
佐天「うーん、部屋の片隅にマットとか小屋とかペット用スペース作ってあげなきゃだね」
初春「え、連れてくんですか?」
佐天「だってー、可愛いじゃん」
レッサー「ええ、私も佐天さんのいるところならどこでも行きますよ!」
オッレルス(私の洗脳より恐ろしい)
オッレルス「と、とりあえず誓約書にサインもらったし、私は自分の部屋に戻るよ」
オッレルス「あと二時間くらいで夜ご飯食べに行けるから、呼びに来るよ」ガチャ
初春「はーい」
佐天「はいはーい。じゃあこの服着てね」
レッサー「あ、はい……」モゾモゾ
初春「佐天さん、二時間くらい何してます?」
佐天「うーん、>>665かな」
665 : 以下、名... - 2016/06/13 14:51:12.97 Eq92tJyY0 616/1856ウノとかトランプとか…恋バナとか?
佐天「うーん、ウノとかトランプとか…恋バナとか?」
初春「よっしゃ、恋バナ行ってみましょう!!」
レッサー「ノリノリですねー」
佐天「じゃあ、そんなこと言いながら私の膝に頭を乗っけてるレッサーから好きな人教えてもらおうぞ」
初春「まだ小さいですしいないんじゃ?」
佐天「ままっ、聞いてみようぜ」
レッサー「>>667」
667 : 以下、名... - 2016/06/13 15:46:29.18 Eq92tJyY0 618/1856しゃ、しゃてんしゃまです…!
レッサー「しゃ、しゃてんしゃまです……!」
佐天「っ!」
佐天「おうおう、可愛いなぁ」ワシャワシャ
レッサー「~~」カァ
初春「不覚にも可愛いと思ってしまいました……」
佐天「噛み噛みだね」
レッサー「ほ、本人の前で言うのははずかですよ……」
初春「よく言いましたね……予想通りの回答ですけど、本当に答えるなんてビックリですよ……」
レッサー「佐天さんの言うことに従うことくらい当然ですから」フフン
初春「……あの時間に一体何があったんですか?」
初春「とてもじゃないけど、そこまでレッサーさんが佐天さんに懐くような出来事があったとは思えないんですが」
佐天「ふふふ……」
レッサー「>>669」
669 : 以下、名... - 2016/06/13 17:54:06.12 VLpklCzY0 620/1856えっとですね、色々なところを撫でられたり揉まれたりを強弱つけてして頂いて何回もイっ……絶頂させられたんです。でも佐天さんはクタクタの私に対して体の至る所に優しくキスしてくれたり頑張ったねって褒めたりしてくれてもう最高に蕩けちゃいましたキャッ。もう上条さんを狙っていた過去の私は居ないんです!
レッサー「えっとですね、色々なところを撫でられたり揉まれたりを強弱つけてして頂いて何回もイっ……絶頂させられたんです」
レッサー「でも佐天さんはクタクタの私に対して体の至る所に優しくキスしてくれたり頑張ったねって褒めたりしてくれてもう最高に蕩けちゃいましたキャッ」
レッサー「もう上条さんを狙っていた過去の私は居ないんです!」
初春「……そ、そうですか……」
佐天「よくぞ言ってくれた、私のレッサー!!」ギュー
レッサー「えへへ」ニマニマ
初春「……えっと、佐天さん」
佐天「んー?」
初春「佐天さんはもう超能力者級の人たらし力ですよ……」
佐天「え? そんなことないって」
佐天「ただ、レッサーが気持ちよくなるようにーってやってたらすごい懐かれちゃっただけだよ」
佐天「ね?」
レッサー「ええ!」
佐天「おっと、恋バナだったよね」
佐天「話逸らしちゃったねぇ」
初春「いえ、衝撃的な事実も聞けましたし、私としては満足ですよ」
佐天「じゃー次は初春の番ね」
佐天「好きな人教えてもらおうぞ!」
初春「え、ええっ!?」
レッサー「私に言わせたんですから、あなたは言わないなんてのは無しですよ!」
初春「うう……」
佐天「さあ!」
初春「……>>671」
671 : 以下、名... - 2016/06/13 18:06:26.00 0+K5EGjbo 622/1856上条さん
初春「……上条さんです」
佐天「ななっ!? つまり御坂さんのライバルになるということか!」
佐天「レッサー、さっき上条さんがうんたらかんたらって言ってたよね?」
レッサー「ええ」
佐天「じゃあ全力でバックアップしたげよー!!」
レッサー「ええ、佐天さんが言うのでしたら、私も協力しちゃいますよ」
レッサー「こう見えて私も上条さんのこと詳しいんで」
初春「って、なぜレッサーさんが上条さんのことを?」
レッサー「んー……」
レッサー「彼がイギリスに来た際に案内してあげたって事にしといてください」
佐天「本当はどうして知り合ったの?」
レッサー「……抱きかかえてもらったり、色仕掛けしたり……ですね」
レッサー「でも今は佐天さん無しじゃ生きていけませんけどね」ギュッ
佐天「そうだねぇ、私がそうしちゃったからね」
佐天「にしても、初春と上条さんも接点ほとんどないよね?」
佐天「それがどうして……?」
初春「>>673」
673 : 以下、名... - 2016/06/13 18:34:58.03 tBW2KTr00 624/1856じ、実は昔…上条さんに助けてもらったことがあってそれで……
上条さんは覚えていないみたいですけど……
記憶を失う前の上条さんということで
初春「じ、実は昔……上条さんに助けてもらったことがあってそれで……」
初春「上条さんは覚えていないみたいですけど……」
レッサー「あー、あの人、人に売った恩を恩だと思ってませんからね」
レッサー「そういう事案は良くあるみたいですよ」
レッサー「だって、助けるのが当然だろ? みたいな。利害なんて考えちゃいないんですよー」
初春「そ、そうなんですか……」
初春「どうしたらいいんでしょうか?」
レッサー「とりあえず色仕掛けはやめたほうがいいですよ」
レッサー「説教食らったんで」
佐天「アプローチしなきゃ!」
佐天「そして告白!! 恋に王道はないのさ!」
レッサー「……ふむ」
佐天「あれ? 違う?」
レッサー「いえ、佐天さんが言ってることが上条さんの場合最高の近道になると思いますよ」
レッサー「あの人、自分がモテていないと思い込んでるんで、案外ラブレターとか送ったら付き合えるかも……」
レッサー「他のライバルたちは中々そこまで動けないみたいですし、チャンスかと……」
初春「な、なるほど……ラブレターですか」
レッサー「書けなかったら佐天さんの家に来てもらって、みんなで考えましょう?」
初春「れ、レッサーさああああん!」ヒシッ
レッサー「ひょわっ!!」
レッサー「だ、大丈夫ですか?」
初春「あ、すみません。でも、なんだか少し勇気をもらえた気がします」
レッサー「へへへ、感謝されるのは悪い気はしないですね」
初春「よし、後は佐天さんの恋バナを聞くのみ!!」
佐天「え、ええっ」
佐天「ちょっと待って、先にオッレルス……オッさんに聞こうよ!」
レッサー(……オッレルス?)
レッサー(まさか、あの青年からは魔力のかけらも感じなかったし……聞き間違いかな)
初春「うーん、どうしましょう」
どっちに先聞こうか?
>>675
675 : 以下、名... - 2016/06/13 18:56:37.55 6bth3b7s0 626/1856佐天さん
初春「いえ、佐天さんからどうぞ!」
佐天「ええ……レッサー?」
レッサー「ごめんなさい。今回は私も初春さんに賛同します……」
佐天「分かった。私だけ言わないのはフェアじゃないもんね」
レッサー「……」ゴクリ
初春「……」ゴクリ
佐天「私が好きな人は……」
佐天「>>677」
677 : 以下、名... - 2016/06/13 19:03:23.35 2NiZs2mbO 628/1856ビアージオさん
679 : 以下、名... - 2016/06/13 19:05:20.98 tBW2KTr00 629/1856>>677が荒らしの可能性が0ではないのでコンマを所望
何年前かビアージオとか連呼していたガイジが存在した
安価なら「うーん……いないかな」
680 : ◆rDsHxUdclw - 2016/06/13 19:09:40.52 o3LW/laVo 630/1856
んじゃーコンマで
00-20 うーん、いないかな
21-70 レッサー
71-99 秘密
681 : 以下、名... - 2016/06/13 19:10:19.56 tBW2KTr00 631/1856ほい
佐天「レッサーかな……」チラ
レッサー「!!!」
佐天「あ、一応だけど、責任取るって義務的な考えじゃなくて今回の件であっという間にレッサー大好きになっちゃった!」
佐天「何ていうかさ……あたしの腕の中のレッサーが可愛くて可愛くて、女の子に目覚めたんじゃなくて、レッサーっていう女の子に目覚めたっていうかそうゆう感覚なんだけど」
佐天「自分でもビックリだけどわりと全然後悔してないから、これからよろしくねレッサー!」
レッサー「さ、佐天さん!!」バッ
初春(まさかのカップル成立!?)
初春(ペット云々言ってた佐天さんは何処へ……)
初春(あ、でも妄想がふくらみますね……)
初春「おめでとうございます!」
佐天「へへへ……ありがと、初春」
佐天「学園都市行ったら一緒に住もうね。幸い学園都市では同性が婚姻関係を結ぶことができるからさ」
レッサー「ええ、それでいつもイチャイチャ……」
佐天「それもいいけど、学校も行かなきゃダメだからね?」
レッサー「そ、そうですね」
レッサー(佐天さんと共に生きるために魔術を捨てる……)
レッサー(それはいいんでしょうか)
レッサー(>>683)
683 : 以下、名... - 2016/06/13 19:18:57.25 tprH0N+9O 633/1856守る力は必要だ
レッサー(いえ、やはり佐天さんを守る力は必要だ)
レッサー「……佐天さん、学校は行けません」
レッサー「行ったら私が佐天さんのことを守る力がなくなってしまうんです」
佐天「え? 守る力?」
佐天「大丈夫だよ。学園都市には初春みたいな風紀委員っていう組織があるんだからさ」
初春「そうですよ、警備員という治安維持組織もありますし」
佐天「それにレッサーの方が私よりちっちゃいじゃん?」
佐天「何かあったら私がちゃんと守ってあげるからね」
佐天「だから、学校行こ?」
レッサー「……」ギリッ
レッサー(学園都市にもこっちと同じく暗部が存在すると聞きます……)
レッサー(万が一佐天さんがそれに触れてしまったら……普通の中学生では殺されてしまうかもしれない……)
レッサー「……考えておきますね」
佐天「うんうん、強制だけどねー」
コンコン
初春「あ、夜ご飯ですかね?」
佐天「よっしゃ、じゃあ行こうか」
レッサー「は、はいっ」タッ
佐天「ういはるー」
初春「完全防御です。もう読めてますから」
佐天「ほほー、今日は黒の厚めのパンツですかー」ニヤニヤ
初春「黒パンです!!」
レッサー「……あなたはオティヌスに座を奪われたという魔神のなりそこないの方で間違いないですよね」ボソ
オッレルス「……あれ、オッさんでもバレちゃうか」
レッサー「……」
オッレルス「でもこの旅の間だけは広めないで欲しい」
オッレルス「私は別に構わないけど、無実なあの二人までこっちの世界に関わらせたくはないんだ」
レッサー「んなことするわけ無いでしょう?」
レッサー「佐天さんは私の大切な人ですし、初春さんは佐天さんの親友」
レッサー「むしろもっとバレないよう注意しろと文句をつけたいくらいですね」
オッレルス「あはは、それは申し訳ないね。何か方法があったら教えてくれるとありがたいな」
レッサー「私程度の魔術師が魔神レベルの魔術師に教えられることなど……あっ」
レッサー「方法があるかもしれません」
オッレルス「え、本当に?」
レッサー「ですが、交換条件です」
レッサー「私の悩みを聞いてください」
オッレルス「ははっ、メイドの悩みね」
オッレルス「いいよ、聞こう。私に話すってことは魔術関連なんだろうしね」
レッサー「ええ…………」
レッサー「で、佐天さんに学校行こうよと誘われてしまって」
レッサー「確かに佐天さんや初春さんたちと学校生活を楽しむというのはしてみたいです」
レッサー「ですが、能力開発はつまり魔術を捨てることになる」
レッサー「そうしたら佐天さんたちを守ることもできなくなりますし、今までイギリスに尽くしてきたのも無駄になる」
レッサー「だけど、佐天さんの誘いを断るなんてできないし……」
レッサー「どうしたらいいんでしょうね」
オッレルス「……>>688」
688 : 以下、名... - 2016/06/13 20:04:08.52 dVRgJmSBo 637/1856カエル顔の医者を開発の担当にすればいい
開発をしたことにしておけばそのまま開発せずに学園都市に居られる筈だ
オッレルス「……カエル顔の医者を開発の担当にすればいい」
オッレルス「開発をしたことにしておけば、そのまま開発せずに学園都市に居られる筈だ」
レッサー「カエル顔の医者?」
オッレルス「ああ。ここに連絡するといい」スッ
レッサー「あ、ありがとうございます!!」ペコッ
オッレルス「いやいや。広めないでくれるお礼ってことで」
オッレルス「あと、学園都市で困ったことがあったらこっちに連絡入れるといい」スッ
オッレルス「口調はあれだが、学園都市の裏、教会世界の裏のどちらにも精通してる人物さ」
オッレルス「ま、これだけ教えてあげれば良いんじゃないかな」
レッサー「あ、ありがとうございます!!」ペコッ
オッレルス「いえいえ。佐天さんとは仲良くね」
レッサー「は、ははっ……」カァ
オッレルス(しっぽの霊装を聞く機会がなくなってしまったけど、まあいいか)
…………………………
佐天「うーん、思ったより悪くはなかったけど、絶品ってほどでもなかったな……」ブンブン
レッサー「それは佐天さんの舌が肥えてるんですよー」ブンブン
佐天「そうかな……?」ブンブン
佐天「私はあっちでもごくごく普通な食事しかしてないんだけどなー」ブンブン
レッサー「佐天さんのごくごく普通な食事とは?」
佐天「んー、自炊だよ、自炊」
佐天「貧乏学生はそうでもしないとやってけないんですよー」
レッサー「やった、つまり、佐天さんの手料理が食べられるということですね!」
佐天「メイドさんの格好で言われても……」
オッレルス「本当に仲いいね、今日初めてあったとは思えないよ」
初春「そうなんですよ」
初春「恋バナしてたらお互いに好きあってたみたいで」
初春「あんな風に手を繋いでるらしいですよ」
オッレルス「ははあ、そういう経緯なのか」
初春「ところでオッさんには好きな人いるんですか?」
オッレルス「私?」
オッレルス「私ね……」
オッレルス「>>691」
691 : 以下、名... - 2016/06/13 20:28:18.48 VLpklCzY0 640/1856シルビアという大切な人がいるよ。
オッレルス「シルビアという大切な人がいるよ」クスッ
オッレルス「普段は雷落としまくってるけどね」
オッレルス「あ、そうそう。明日の騎士団見学は彼女に案内をお願いしてあるから」
初春「そうなんですか!」
初春(オッレルスさんの大切な人……非常に興味が……)
オッレルス「あはは……すごい期待してるみたいだね……」
初春「ええ! だってオッさんが大切な人って言うくらいだからすごい気になるじゃないですかー」
初春「そういう人いなそうですし」
オッレルス「私はどんなふうに見られているのやら……」
佐天「んじゃ、先にお風呂失礼するよー」
初春「どうぞー」
レッサー「ちょっ、佐天さん、待ってくださいよ!!」タタッ
佐天「あは、ごめんね」
レッサー「いえいえ」
佐天「んじゃ、また楽しもっか」
レッサー「は、はい……」カァ
ガチャ
レッサー『さてっ、さ……早すぎです……』
初春「さてと、私は何してましょう……」
初春(嬌声が聞こえてくるしなぁ)
どうしようか、初春?
>>962
694 : ◆rDsHxUdclw - 2016/06/13 20:44:30.40 o3LW/laVo 643/1856>>695でした…
695 : 以下、名... - 2016/06/13 21:26:13.60 tBW2KTr00 644/1856ネットを使いイギリス騎士団について調べてみる
可能ならイギリス騎士団のネットへハッキングして詳しく調べる
初春(ポケットWi-Fi持ってきてて良かった……)
初春(イギリスの騎士団についてでも調べてましょう)カタカタ
初春(……うーん、がっつり英語だな……)
初春(翻訳用のソフトで……よしっ)
初春(このお兄さんが騎士団長さんですか)
初春(へえ、若いのにすごいなぁ……)
初春(……でもやっぱり国家レベルの情報ですし、くわしい噂とかはあまないみたいですね……)
初春「よっし!」カタカタカタカタ
初春(ええと、少し調べ方変えたらなんだか気になる噂が……)
初春(騎士団長の恋人は第二王女? へぇ、なんだかロマンチックだなぁ)
初春(へぇ、第三王女の恋人は騎士になるはずだった男、ですかー)
初春(どちらもとても仲がいいと……)
初春(表にはあまり出てる感じしませんでしたけど……)
初春(……まじゅつ? 魔術……)
初春(そんなのが存在するって言いたいのかな……いや、そんなはずあるわけ無いですよね……)
初春(フルンティング……? 何それ)
初春(……なかなか気になる組織ですね、騎士団って……)
ガララッ
初春「っ!」パタン
佐天「ういはるー、出たよー」
レッサー「……さてんさーん」トロン
佐天「おうおう、分かってるって。可愛がってあげるからねー」ワシャワシャ
レッサー「んふー」ギュー
佐天「やっぱり可愛いやつだなぁ」
佐天「でも、まず頭拭くんだよ」
レッサー「……」コクコク
初春「あ、じゃあ、入りますね」
佐天「どうぞどうぞー」
初春(相変わらずべったりですね……)クスッ
初春(可愛いなぁ)
オッレルス「はぁ、緊張するな……」フルフル
オッレルス「通話が傍受されなくなる方法は初春に聞いたけど、そういう問題じゃなく緊張するな……」ジットリ
オッレルス「早くシルビアに連絡しなくては……」ポチポチ
オッレルス「……出なかったらいいなぁ」ポチポチ
プルルル ガチャ
オッレルス(oh……)
シルビア『はい? 私だけど?』
オッレルス「や、やあ?」
シルビア『ん? どうしたんだい?』
オッレルス「えっと、頼みたいことがあるんだけどいいかな」
シルビア『頼みたいこと?』
オッレルス「今、あの握手会の特典でイギリスに来てて」
シルビア『は? 自らお縄につこうって思考?』
シルビア『悪いことは言わないから早く別のとこに移動しな』
オッレルス「いや、それはできない……」
シルビア『……はぁ、で? 頼みたいことってのは?』
オッレルス「騎士団の見学をさせてあげたいんだけど、仲介役になってくれないかなーみたいなー?」
シルビア『…………』
シルビア『いつ?』
オッレルス「明日」
シルビア『はぁ、相変わらず無茶言うね』
シルビア『まあいいや、行ってやるよ』
シルビア『ただし、貸一ってことで』
オッレルス「え、何をしろとおっしゃるのですか……」
シルビア『>>699』
699 : 以下、名... - 2016/06/14 06:09:24.49 dBxtHRWM0 648/1856明日はお前も変装して私のサポート執事として参加しろ。フィアンマも変装させて一緒に執事させるから心配するな。もし断ったら一週間メシ抜きだから覚悟しろよ。
シルビア『明日はお前も変装して私のサポート執事として参加しろ』
シルビア『フィアンマも変装させて一緒に執事させるから心配するな。もし断ったら一週間メシ抜きだから覚悟しろよ』
オッレルス「わ、分かったよ……」
オッレルス「騎士派にバレないよう変装ね……」
オッレルス「フィアンマに謝っといてくれ。道連れにしてごめんと」
シルビア『ああ、いいよ』
シルビア『お前がいない間にきちんと執事に仕立て上げたからな』
オッレルス「ええ!?」
シルビア『それじゃあ、また明日』
オッレルス「無事でいてくれ、フィアンマ……」
フィアンマの状態
>>701
701 : 以下、名... - 2016/06/14 08:03:55.76 mhVjCIld0 650/1856演技"は"良く、役者気質と言ったところ。
問題は体力
………翌朝・ホテル前………
佐天「んんー」スタスタ
佐天「あれ? 来るの早かったかな?」
レッサー「んー、予定の十分前ですね」
レッサー「でも、十分前行動は大事ですから」
初春「なのにオッさんもシルビアさんもいませんね?」
レッサー「シルビア?」
レッサー(ああ!! メイドの!!)
「いや、もう着いてますよ、お嬢様方……」
レッサー(突然気配がっ、何者!)クルッ
フィアンマ「今日一日、執事をつとめさせていただく>>703でございます」ニコリ
レッサー(右方のフィアンマあああああああ!!!?)
初春「うわー、またイケメンさんですね」
レッサー「いや、あの、えと……」
佐天「どうしたの、レッサー?」
フィアンマ「……」ギロッ
レッサー「いえ……」
シルビア「で、私が今日は案内役さ」
初春(この方がシルビアさんですか……綺麗だな……)
レッサー「……今イギリスにはいないと……」
シルビア「ん? 何のことかな」クビカシゲ
シルビア「ま、そんなことより、最後の付き添い人を紹介しよう」
シルビア「……嫌だじゃないよ、私たちを呼び出した対価だ。フィアンマだってあんな格好してんだし、腹くくんな」
カツッ
オッレルス「本日はツアーコンダクターではなく執事をつとめさせていただく>>704です……」
三人(オッさん!!!)
704 : 以下、名... - 2016/06/14 08:34:46.19 mhVjCIld0 652/1856レオッルス
705 : 以下、名... - 2016/06/14 08:38:28.98 mhVjCIld0 653/1856>>704はできたら「スレッオル」に…
シルビア「ツレの紹介も終わったとこで、出発しようか」
オッレルス「距離は大してないので、歩いて……いただきます」
佐天「了解ですー、スレッオルさん?」ニヤッ
オッレルス「……」ニガイカオ
佐天「あ、でも荷物はどうしよう……」
オッレルス「明日は別のホテルに泊まる予定ですよ」
オッレルス(身分バレを防ぐ為に、ね)
フィアンマ「……はぁ、分かってないな、お前は」スタスタ
フィアンマ「荷物をお貸しください。私が目的地までお持ちしましょう」ニコッ
佐天「え、でも悪いですよ……」
フィアンマ「いえ、俺さ……私どもはそのような障害を取り除き、お嬢様方にイギリスの旅を楽しんでいただくためにいるのですから」
佐天「じ、じゃあお願いします」スッ
フィアンマ(むっ、意外と重い……)ピクッ
レッサー「ちょ、フラムベルクさん、佐天さんの荷物は私が持つので、大丈夫ですから」
シルビア「気にすることはないって。ガンガンそいつらに預けちゃいな」
シルビア「そうしたらスリとかにもあわないしね」
レッサー「……」
フィアンマ「そ、そうですよ。お嬢様の持っていらっしゃるそのバッグもお持ちしましょう」
レッサー「……」
佐天「任せちゃいなよ。好意に甘えるのも大事だよ」
レッサー「佐天さんがそういうのでしたら……お願いします」スッ
初春「え、ええと、じゃあ、私は自分で持ちますね」
シルビア「いや、コイツに任せな」ドカッ
オッレルス「んぎゃっ」
初春「だ、大丈夫ですか?」
オッレルス「い、いえ……お嬢様の心配には及びません」
オッレルス「さあ、お荷物を。さすがにフラムベルクはいっぱいいっぱいのようですし」
初春「……」
フィアンマ「好意に甘えるのも大事だろ?」
初春「え?」
フィアンマ「いえ、なんでも……」
初春「じゃあ……お願いしますね?」
オッレルス「ええ」ニコ
フィアンマ「……っ」ヒイヒイ
オッレルス(にしても、意外と演技うまいんだな、フィアンマ)コロコロ
オッレルス(体力はついて来ないみたいだけど)コロコロ
佐天「はぁ、騎士団かぁ……」
初春「楽しみですけど、きちんとメモも取らないとですね」
レッサー「そうですよ。普段は簡単に入れるようなところではないので」
シルビア「そうそう。良く知ってるみたいだけど、レッサーはイギリスの人かい?」
レッサー「え、ええ、まあ」アセッ
シルビア「ふむ、なら騎士団の重要性は分かってるか」
シルビア(コイツが新たなる光の構成員ね……)ジ-
レッサー「な、何ですか?」
シルビア「いや、なんでもないよ」
初春「でも、どうして今回は許可してくれたんでしょうね?」
シルビア「あー、それは……」
シルビア「>>711だから、って感じか」
711 : 以下、名... - 2016/06/14 17:16:58.67 P6Hmixpw0 657/1856この間は裏取引もあって禁書目録の暗殺を偽造してもらったからその礼
まあ、禁書目録は今、ネセサリウスで拘束中なんだが。学園都市には二度と行かせて貰えないだろうし
シルビア「この間は裏取引もあって、イギリスの連中がインデックスを学園都市から回収したがってたんだよ」
シルビア「ほっとけば、家主に殺される恐れもあったしね」
シルビア「だから彼女の暗殺を偽造して、回収の手助けをしてやったんだ」
シルビア「今回の見学許可はその礼だってこと」
初春・レッサー「あ、なるほど」
佐天「え? 何?」
シルビア「んー、涙子は私の顔パスだと思っててくれればいいよ」
シルビア(まあ、禁書目録は今、ネセサリウスで拘束中なんだが)
シルビア(彼女にとって危険が多過ぎる学園都市には二度と行かせて貰えないだろうし)
フィアンマ「……はぁ、はぁ」ゴロゴロ
フィアンマ(き、キツい……)
オッレルス(目が死んでるよ、フラムベルク……)
オッレルス「……持とうか?」コロコロ
フィアンマ「いや、そんなのに乗るわけ無いだろう……俺様は俺様の力で何とかしてやるんだ」
オッレルス「……シルビアにどんなこと言われたんだ? フィアンマがそんなことするなんて相当のことがない限りありえないと思うんだけど」
フィアンマ「>>713ってな。そんな好条件を出されたら、多少嫌なことでも喜んでやるさ」
713 : 以下、名... - 2016/06/14 17:39:36.39 dBxtHRWM0 659/1856学園都市の可愛い女の子ともしかしたらキャッキャウフフな関係に持ち込めるかも
フィアンマ「学園都市の可愛い女の子ともしかしたらキャッキャウフフな関係に持ち込めるかもってな」ゴロゴロ
フィアンマ「そんな好条件を出されたら、多少嫌なことでも喜んでやるさ」
オッレルス「……」
オッレルス(失望した……いや、フィアンマもそろそろ彼女の一人や二人作りたい年頃か……)
オッレルス「どうだ? 君の趣味に合う子はいた?」
フィアンマ「>>716」
716 : 以下、名... - 2016/06/14 18:00:36.24 1hJq+G2D0 661/1856絹旗最愛とかいう子が俺様のストライクゾーンに入ったぜ
フィアンマ「絹旗最愛とかいう子が俺様のストライクゾーンに入ったぜ」
オッレルス「彼女は別の男に好意を持ってるらしい、とにゃーにゃーうるさい紙の男に聞いた」
フィアンマ「」
オッレルス「固まってないで、男ならガツンと行かないと。諦めるなんて女々しいのは勘弁だよ」
フィアンマ「なら>>718」
そういやインちゃん退場とは……
ういはーワンチャンかな?
718 : 以下、名... - 2016/06/14 18:07:47.40 dBxtHRWM0 663/1856この仕事が終わったら俺様、学園都市に行って絹旗最愛に愛を伝えてやろう(まあ次候補の初春が絹旗の好感度を超える活躍を見せれば乗り換えてやるがな)
フィアンマ「この仕事が終わったら俺様、学園都市に行って絹旗最愛に愛を伝えてやろう」
フィアンマ「まあ次候補の初春が絹旗の好感度を超える活躍を見せれば乗り換えてやるがな」ボソ
オッレルス「乗り換えてやるとか仮にもローマ正教徒が言っていい言葉じゃないだろ……」
オッレルス「ってか、初春が候補にあがるんなら荷物持ってあげれば良かったのに」
フィアンマ「演技に夢中でそんなこと考える余裕がなかっただけだ」
初春「へっくち」
佐天「あれ、初春ー? もしかして風邪?」
初春「そんなわけないじゃないですかー。たぶん、誰かが私の噂をしてるんですよ」
レッサー「なるほど……」
シルビア「よし、ここだよ」
初春「あ、お出迎えですかね?」
門のところにいた人は?
>>720
720 : 以下、名... - 2016/06/14 18:24:59.55 mhVjCIld0 665/1856神裂さん
神裂「ようこそ、騎士団の訓練場へ」
佐天(あ、この人は日本人かな)
初春(騎士団なのに女の方?)
レッサー(ああ……必要悪の教会の……)
シルビア「おお、お出迎えはアンタか。久しいね」
神裂「ええ、お久しぶりです。シルビア」
神裂「まさかこんな形でまたお会いできるとは……」
シルビア「ま、再開の感動は後でゆっくり分かち合うことにして、今やることを済ませちゃおうか」
神裂「ええ、そうですね」
神裂「まずは、後ろの二人が持っている荷物は預かっておきますね」
神裂「執事の方々も無駄な労力は割きたくないでしょうし」スッ
オッレルス「……それでは頼みます」スッ
フィアンマ「頼む」スッ
神裂「ええ、承りました」
神裂「次に、中に入ってからの注意をさせてもらいます」
神裂「>>722」
722 : 以下、名... - 2016/06/14 18:51:18.33 dBxtHRWM0 667/1856怪しい王女様や陛下に対しては警戒して距離を置いてください、あの人たちは色んな意味で危ないですから。それと当たり前のことですが撮影は禁止、ナンパされてもお断りして下さい。騎士とはいえ可愛い子を前にすればけだもの以下に成り果てるので。
神裂「怪しい王女様や陛下に対しては警戒して距離を置いてください」
神裂「あの人たちは色んな意味で危ないですから」
神裂「それと当たり前のことですが撮影は禁止、ナンパされてもお断りして下さい」
神裂「騎士とはいえ可愛い子を前にすればけだもの以下に成り果てるので」
佐天「け、けだもの以下……」
レッサー「だ、大丈夫ですから! 佐天さんは私が守りますっ!!」ザッ
佐天「いやいや、私が絶対守るから!」ガタガタ
レッサー「足震えてますよ、気持ちだけはありがたく受け取っておくので、大人しく後ろにいてください!」
フィアンマ(初春がナンパされたら俺様は……どうしよ)
神裂(あれ? 思ったより大きなリアクションが……)
シルビア「まあ、気にしないでくれ」
神裂「は、はぁ……」
シルビア「今日の行動計画を教えてくれるかい?」
神裂「ええ。>>725です」
725 : 以下、名... - 2016/06/14 19:19:46.58 mhVjCIld0 669/1856女王や姫君の部屋など重要な部屋以外の紹介や騎士団の日常風景など見学してもらいます
726 : 以下、名... - 2016/06/14 19:20:22.03 1hJq+G2D0 670/1856大まかな予定は
1.紹介ビデオの視聴
2.施設内の見学
3.昼食
4.訓練体験
5.騎士団との懇親会(軽食付き)
です。
727 : 以下、名... - 2016/06/14 19:21:26.17 mhVjCIld0 671/1856安価刃>>726でお願いします(懇願)
神裂「ええ。大まかな予定は紹介ビデオの視聴をしてから施設内を見学していただき、騎士の方と同じ昼食を食べていただきます」
神裂「その後、食後の休憩を挟み、訓練体験をした後に軽食付きの騎士団との懇親会です」
佐天「おおー、なんだかてんこ盛りですね」
レッサー「あーんしませんか!!」
レッサー「ナンパしようとする野郎……騎士の方々に私たちの愛を見せつけてやるんです!」
佐天「ちょ、それは……少し落ち着いてよー」
初春「ええ……なんで佐天さんたちはそんな笑ってられるんですか?」
佐天「え? どうして?」
初春「騎士団との懇談会とか緊張しかないじゃないですか!!」カタカタカタ
神裂「大丈夫ですよ」
神裂「基本的には忠義を大切にする真面目な方々ですが、普段はフランクな態度で接してくださるので」
初春「そ、そうなんですか?」
シルビア「まあ、私が知ってる限りはね」
初春「……」チラ
フィアンマ「私もそう存じ上げてます……」
初春「……」ジッ
オッレルス「出迎えの方もいってますし、心配いりませんよ」
オッレルス(多分……?)
シルビア「案内役は騎士派からでてるのかい?」
神裂「>>729」
729 : 以下、名... - 2016/06/14 19:42:57.95 dBxtHRWM0 673/1856……キャーリサ様が自ら案内するそうです。あの方曰く「そんな面白イベント私が参加しないで誰が参加するとゆーのだ!」とか……ふざけやがって。
神裂「……キャーリサ様が自ら案内するそうです」
神裂「あの方曰く「そんな面白イベント私が参加しないで誰が参加するとゆーのだ!」とか……」
神裂「ふざけやがって」ボソ
シルビア「ああー……あの方は変わってないのか……」
フィアンマ(はぁ、あの女は……)
初春「き、キャーリサ様って……第二王女ですよね?」
レッサー「ええ……」
レッサー(でもあの方がいたらナンパする人もいなくなりますかね……)チラ
佐天「ん?」ニコ
レッサー「……」フイッ
カツッ
キャーリサ「ふぅ、遅くなったか?」
七人(来たー!!)
神裂「あ、えと、キャーリサ様もいらっしゃったので、私はこれで……」
キャーリサ「ああ、忙しいのに呼び出して悪かったし」
神裂「いえ、それでは失礼します」タッ
キャーリサ「私はキャーリサ。ここの第二王女だし」
佐天「あれ? 自己紹介する感じですか?」
キャーリサ「お前からどーぞ」
佐天「柵川中学一年の佐天涙子です!」
レッサー「……私は」
キャーリサ「お前は必要ないし」
レッサー「ですよねー」
初春「わ、私は初春飾利です……よろしくお願いします!」
キャーリサ「うむ、そっちは?」
シルビア「お忘れですか?」
キャーリサ「忘れた忘れた。長い間帰ってこない聖人なんかしらないし」
シルビア「はぁ、シルビアです」
キャーリサ「あの魔神になれなかった男はどーした? ついに愛想つかしたってことか?」
シルビア「>>732」
732 : 以下、名... - 2016/06/14 20:24:58.09 mhVjCIld0 676/1856他人の事よりも自分の事の方を心配した方がいいのでありませんか?キャーリサ様 ニッコリ
シルビア「他人の事よりも自分の事の方を心配した方がいいのでありませんか? キャーリサ様」ニッコリ
キャーリサ「むっ、私の方は誰かさんのおかげでらぶらぶだしー」クスクス
シルビア「……」チラ
オッレルス「……」スイ-ッ
フィアンマ「……」フイッ
佐天「え、もしかしてキャーリサ様も握手会来てたんですか?」
キャーリサ「ああ。もちろんだし」
初春「なぜか少し身近な感じがしてしまいました……」
レッサー「それはしかたがないですね……」
キャーリサ「よし、じゃー、案内するから置いてかれないよーに気をつけろよ」
レッサー「……キャーリサ様、護衛はいないんですか?」
レッサー「いくらシルビアさんがいても、きちんとした護衛がいないと……」
キャーリサ「>>734」
734 : 以下、名... - 2016/06/14 20:45:53.99 dBxtHRWM0 678/1856可愛いお客さんを守ることが私の力にもなるから護衛なんぞいらないってーの。あ、お前は可愛いお客さんじゃないからな。
キャーリサ「可愛いお客さんを守ることが私の力にもなるから護衛なんぞいらないってーの」
キャーリサ「あ、お前は可愛いお客さんじゃないからな」
レッサー「分かってますよー」
佐天「……え、レッサーも第二王女さんと知り合いなの?」
レッサー「少し前までしたで働いてましたからね」
佐天「ええっ……」
キャーリサ「そろそろ出発させてもらってもいーか?」
初春「はい、お構いなくー」
………会議室………
キャーリサ「まずはここで、DVDを見てもらう」
キャーリサ「ウチの騎士たちの活動を適当にまとめさせたからちゃんと見ろよー?」
キャーリサ「もし寝てたりしたら許さねーし」
佐天「……」ビクッ
レッサー「……」ビクッ
初春「メモはとっても大丈夫ですか?」
キャーリサ「勉強熱心なのはいーことだし。全然構わない」
フィアンマ「……」スースー
オッレルス「……」クークー
シルビア「……ごめんなさい、ウチの奴らが……」ゴツッ ゴツッ
二人「ぐはっ!!」
キャーリサ「執事が寝るなんて苦労するな……」
キャーリサ「同情するし」
初春「DVD始まらないんですか?」
キャーリサ「ああ、今再生してやる」
ポチ
『とある騎士の一日 byないとりーだー』
6:30 起床
ピピピピッ
騎士団長「ん……」ムクッ
騎士団長「ふぁあ……」パシッ
騎士たちの朝はまあまあ早い。
一応言っておくと、普通の騎士たちは一時間前には起きて、体造りをしてるそうだ。
6:35 洗顔
ジャーッ アワアワ
騎士団長「……」ゴシゴシ
騎士団長「む……そろそろ年か」ツンツン
騎士団長はもう三十代だから肌には気を使っているらしい。
洗顔用の石鹸をやったところ、とても喜んでいたのが印象的だ。
6:40 髪を整える
騎士団長「……」シャッシャッ
騎士団長「……」ヌッ
騎士団長「……」ペタペタ
男にとって髪型は命。だから、この時間だけは削れません……いえ、嫌いというわけでは……と困った顔で宥めようとしてきたが、結局折れてもらったのは記憶に新しい。
……………………
……………
……
五人「……」zzz…
初春「ふぁー、長かった……」ノビ-
キャーリサ「最後までこれを見続けることができる奴がいるとは思ってなかったし」
初春「途中は惚気ですか?」
キャーリサ「んー、まあ、そうかもな」
初春「……」
キャーリサ「それより、皆を起こすのを手伝え。それなりの制裁を加わえてやる」
初春「そ、それなりの制裁とは?」
キャーリサ「大したことじゃねーし」
キャーリサ「>>683だし」
738 : ◆rDsHxUdclw - 2016/06/14 21:27:31.08 uKszJaxyo 682/1856>>739でした…
最近不注意が多過ぎる……
739 : 以下、名... - 2016/06/14 21:32:23.58 1hJq+G2D0 683/1856午後の体験訓練のメニューがちょいとvery hardになるだけさ。午後を楽しみにしておくといい
キャーリサ「午後の体験訓練のメニューがちょいとvery hardになるだけさ」
キャーリサ「午後を楽しみにしておくといい」
初春「……」ゾクッ
………………………
シルビア「……」タンコブ
オッレルス「……」タンコブ
フィアンマ「……」タンコブ
レッサー「……」タンコブ
佐天「えっと、みなさん大丈夫ですか?」
初春「大丈夫じゃないですよ。第二王女様の惚気DVDの再生中に寝たんですから」
キャーリサ「本当にそのとーりだ。せっかく私が慣れないパソコンを使って作ったってのに……」
シルビア「……いや、今回のはかなり厳しかったんです」
シルビア「実際無理なものは……」
キャーリサ「ふん、後で制裁を用意してるから楽しみにしてろ」
シルビア「……」
スタスタ…
レッサー「佐天さーん……」グズグズ
佐天「しょうがないなー、いたいのいたいのとんでけー」
レッサー「治りました!」
佐天「やった!」
初春「……」
フィアンマ「お嬢様、浮かない顔をしてどうしたのですか?」
初春「え? そんな顔してましたか?」
フィアンマ「ええ。せっかくのお顔が……笑っている方が可愛らしいと思います」
初春「……じゃあ、話に付き合ってもらえますか?」
フィアンマ「もちろん」
オッレルス(ヤバイな、これは怒られる)
シルビア(まあ、多分大丈夫だろうよ)
キャーリサ「ストーップ!」
ピタッ
キャーリサ「……ここは>>742だし」
742 : 以下、名... - 2016/06/14 22:01:16.73 dBxtHRWM0 686/1856全体的の赤さが不快感を与える俺様オーラ出してる執事よりも同じ女性でDVDを寝ることなく最後まで鑑賞したカザリと同じ感覚をしてる私が話に付き合うのが筋ってーもん
キャーリサ「ここは全体的の赤さが不快感を与える俺様オーラ出してる執事よりも、同じ女性でDVDを寝ることなく最後まで鑑賞したカザリと同じ感覚をしてる私が話に付き合うのが筋ってーもんだし」
初春「え?」
フィアンマ「……そうですね。非常に気に食わないですが、第二王女が言うのでしたら引きましょう」ギリッ
初春「ええっ、フラムベルクさん?」
初春(なんかすごい怒ってる?)
キャーリサ「カザリ?」
初春「あ、でしたら三人で話すのはどうでしょう?」
フィアンマ「……」チラ
キャーリサ「……>>744」
744 : 以下、名... - 2016/06/15 00:01:50.78 VFVMn9Jy0 688/1856えー、かざりちゃんと二人きりでお話ししーたーいー
女子トークしーたーいー
キャーリサ「……えー、かざりちゃんと二人きりでお話ししーたーいー
女子トークしーたーいー」
初春「……フラムベルクさんは」
フィアンマ「ですから、構わないと……うしろにも二人いるので」
初春「そうですか、すみません……」
キャーリサ「まあまあ、そんなしょげた顔をするな。王女と話せる機会なんてそうそうないしな」
初春「えっと……握手してもらえますか」アセアセ
キャーリサ「握手か。公務じみているが、いいだろう」スッ
初春「あ、ありがとうございます」キュッ
初春(はわわわわ、これが王族の手!!)
初春「」ポケ-
キャーリサ「お、おい、大丈夫か?」
初春「は、はい」
キャーリサ「どうだ? 勉強熱心なところが気に入ったんだが、なにか聞きたいこととかはないのか?」
初春「……恋人はいらっしゃいますか?」
キャーリサ「ぶっ!!」
キャーリサ「と、突然何を……」
初春「事前に調べた結果、ある方と噂になってるとか…… 」
キャーリサ「……>>746」
746 : 以下、名... - 2016/06/15 06:51:43.98 jHenwddS0 690/1856トップシークレットだが……ネットや人に広めないと言うなら特別に教えてやろう
キャーリサ「トップシークレットだが……ネットや人に広めないと言うなら特別に教えてやろう」
初春「……はい、お願いします」ドキドキ
キャーリサ「>>748」
748 : 以下、名... - 2016/06/15 06:53:56.89 35TcXudJ0 692/1856そーか、カザリは本当に勉強熱心で可愛いなー。よし、後で私の男を紹介してやろー!騎士団長と話し出来るなんて機会は滅多に無いことだ、しっかりと自分の糧とするよーに。
キャーリサ「そーか、カザリは本当に勉強熱心で可愛いなー」
キャーリサ「よし、後で私の男を紹介してやろー!」
キャーリサ「騎士団長と話し出来るなんて機会は滅多に無いことだ、しっかりと自分の糧とするよーに」
初春「ありがとうございます」ペコッ
キャーリサ「そんなに改まるな。私は頑張ろうとする人間は嫌いじゃないし」
ピタッ
キャーリサ「さてと、ここが訓練場だ」
レッサー「あ、あれが騎士団長様ですよ」
佐天「え、どの人?」
レッサー「あの支持してる人ですよ」
佐天「ああー! なかなかのグッドガイだね」
フィアンマ(俺様の方がグッドガイなのになぜ初春に断られた?)
オッレルス(騎士団長……私の追っ手の第一人者……)
オッレルス(今回見つかったら見逃してもらえないだろうしなぁ)
シルビア「へぇ、彼も変わってませんね」
キャーリサ「まーな。若作りは大事だとか言ってたし」
キャーリサ「しっかし、そんなことを今更言うとはな……あのDVD、序盤から見てなかったということだよな?」
シルビア「あはは、あははは……」
初春「あの、騎士団長さんはなんて指示だしてるんですか? 英語が速くて聞き取れないんです」
フィアンマ「ああ、それは……」
キャーリサ「女子供がいるからって浮かれるな。訓練にも集中できない輩はこれだから……といった感じか」
初春「ははあ、確かにフランクな感じですね……ありがとうございます」
フィアンマ「……」
キャーリサ「ふん」ニヤ
………食堂………
キャーリサ「さてと……そろそろお腹が空いた頃だろう」
キャーリサ「昼食だ」
シルビア「騎士たちが食べるご飯か。ちょっとだけ気になるな」
フィアンマ「おい、オッレルス」ボソ
オッレルス「なんだい?」ボソ
フィアンマ「もう疲れた。心身ともにな」ボソ
オッレルス「そ、そうか。でも頑張れ」ボソ
フィアンマ「はぁ」
初春「ため息ついてどうしたんですか?」
フィアンマ「いえ、特には何も」
初春「?」
グイッ
初春「うわわわっ」
キャーリサ「あんな趣味悪い真っ赤な執事と話してないでどの昼食にするか選ばないとな」
佐天「王女様のオススメとかは無いんですか?」
キャーリサ「ない。気まぐれだ」
レッサー「おお、変わってない」
初春「オススメ無いんですか?」
キャーリサ「ここはイギリスだが、シェフの気まぐれパスタセットがいいと、ヤツが言っていたぞ」
初春「じゃあそれで」
佐天(この子いつの間に気に入られたんだ!?)
初春「……」モグモグ
キャーリサ「結局みなシェフの気まぐれパスタセットにしたのか」
キャーリサ「人の意見に流されることしかできないとは、未来が心配だ」
フィアンマ(俺様はフィッシュ&チップスにしたがな)ドヤ
キャーリサ「ドヤ顔してる趣味の悪い赤い執事は無視をして、味はどうだ?」
初春「思ったより美味しいです」
レッサー「いつものご飯より美味しい!?」
佐天「休憩の時間は何しようかな……」
初春(>>752しようかな)
フィアンマ(>>753しよう)
キャーリサ(>>754だな)
佐天(私は>>755しよっと)
752 : 以下、名... - 2016/06/15 07:51:04.25 jHenwddS0 696/1856魔術とか気になるので自分で調べる調べを
753 : 以下、名... - 2016/06/15 08:05:25.04 Lqhq6zajO 697/1856騎士団長と手合わせ
754 : 以下、名... - 2016/06/15 08:06:40.83 35TcXudJ0 698/1856カザリと一緒に遊ぶ
755 : 以下、名... - 2016/06/15 08:07:08.65 s6d2XIkHO 699/1856ウィリアムを呼んできてシルビアと手合わせさせる
………休憩タイム(初春サイド)………
初春「……」カタカタ
初春「魔術……ですか」カタカタ
キャーリサ「何やってんの?」
初春「あ、キャーリサさん」
初春「調べものですよ」
キャーリサ「へぇ、本当に勉強熱心なんだな」
キャーリサ「で? 何を調べてるんだ?」
初春「魔術って何なんだろうなって」
キャーリサ「>>757」
757 : 以下、名... - 2016/06/15 08:31:00.74 jHenwddS0 701/1856うーん…そうだなー……ほら、よくマジュシャンがよくやるあれだ!
ちょうど私も少し凝っていてな。どうだ?よかった見てみないか?←全力で誤魔化し中
758 : 以下、名... - 2016/06/15 15:23:51.19 jHenwddS0 702/1856>>757
「マジュシャン」じゃなくて「マジシャン」で
キャーリサ「うーん……そうだなー……ほら、よくマジシャンがよくやるあれだ!」アセアセ
キャーリサ「ちょうど私も少し凝っていてな」
キャーリサ「どうだ? よかった見てみないか?」
初春「え、いいんですか!」
キャーリサ「ああ、いいとも」
キャーリサ「それっ!!」
初春「手からハンカチが!?」
キャーリサ(まあ、使っているのは魔術なんだけどな……)
………訓練場………
騎士(執事?)
騎士(にしては随分赤いなぁ)
フィアンマ(……あの憎き王女の男を潰せば、奴は俺様のいうことを聞かざるを得なくなるはずだ……)
フィアンマ(……俺様の力で後悔させてやる)ギリッ
騎士団長「……見学にきていた方の付き人の方ですよね? ここは危険なので……」
フィアンマ「いい、敬語はいらない」
フィアンマ「そんなことより決闘だ……」
騎士団長「は? 騎士は弱者に力を振りかざすことはしてはならない決まりだ」
フィアンマ「……ならどうだ? これを見たら全力を振るわざるを得ないだろうよ」バッ
ズアッ
騎士「右方のフィアンマ!!?」
騎士「な、騎士団長!! 捕らえなくては!」
騎士団長「……はぁ、せっかく知らぬふりで通していたというのに……」ザンッ
フィアンマ「気にするものか。お前らすべてを蹴散らしていけばいいだけ」
フィアンマ「おい、そこの」
騎士「わ、私か」
騎士団長「先に地面に膝がついた方の負け、でいいか?」
騎士「いいんですか!」
騎士団長「ああ、今回は知り合いのツレだ。無下にもできない」
フィアンマ「構わないよ。タイミングはそちらの好きにしてくれ」
騎士団長「では……」ダンッ
勝つのはどっちかな?
>>760->>762
760 : 以下、名... - 2016/06/15 15:59:59.16 K+WP53dz0 704/1856なんだかんだで騎士団長じゃないかね。
フィアンマの術式はかなり強力だけど回数制限があるし。複数人を複数回相手にしたら即ウチドメなわけだし
761 : ◆rDsHxUdclw - 2016/06/15 16:06:54.31 1rL8tSbio 705/1856書き忘れてた……右腕なし、僧正戦またはオティヌスに妖精化を打ち込む辺りの力を持ってると考えていただければ……
>>760にはすみません……
>>762-764で
762 : 以下、名... - 2016/06/15 16:51:53.62 K+WP53dz0 706/1856じゃあコンマ希望で。どっちかならフィアンマ
763 : 以下、名... - 2016/06/15 16:52:54.16 RQ9bDrEK0 707/1856戦いの途中で実は強いやつを求めて進入していたトールが乱入して中断。
764 : ◆rDsHxUdclw - 2016/06/15 19:44:44.50 CfoS1Iu3o 708/1856
なかなかこないんでコンマにするぜ!
00-40 フィアンマの勝ち
41-80 騎士団長の勝ち
81-99 引き分け
765 : 以下、名... - 2016/06/15 19:48:30.88 OKXwqRyaO 709/1856あ
………数十分後………
フィアンマ「ぜぇ……ぜぇ……」グッタリ
騎士団長「……ふぅ」ブンッ
フィアンマ(コイツ……俺様の魔術でも殺れないとは……どういうことだ?)
フィアンマ(俺様がなまってしまっただけか?)
騎士団長(……私の動きについてくるとは……)
騎士団長(ただの魔術だけに特化した男かと思っていたが、応用もかなり利くということか)
騎士団長「……ここは引き分けということにしておかないか」
フィアンマ「……はぁ、仕方が無い。このままじゃらちがあかない」
騎士団長「それにしても、どうして私たちの関係を?」ボソ
フィアンマ「……勝手に読んだのか」
騎士団長「悪いな。相手の思考を読むのも戦略のうちなので」
フィアンマ「はぁ、お前の女がペラペラ話していたのを盗み聞きしていただけだ」ボソ
騎士団長「はぁ……あの方は……」
騎士団長「言いづらいが、黙っていてもらえるか?」
フィアンマ「>>767」
767 : 以下、名... - 2016/06/15 21:19:33.48 35TcXudJ0 711/1856俺様としてはお前たちがどこで乳繰り合おうとも言う気は無いから安心しろ。それと忠告だ、お前の女がお気に入りのゲストに自分の男を紹介という自慢を始めるから覚悟はしておけよ。
フィアンマ「俺様としてはお前たちがどこで乳繰り合おうとも言う気は無いから安心しろ」
フィアンマ「それと忠告だ、お前の女がお気に入りのゲストに自分の男を紹介という自慢を始めるから覚悟はしておけよ」
騎士団長「はぁ……そういうことか……」
フィアンマ「ん? 思ったより反応が薄いな」
騎士団長「あの方は基本的に言っても聞いてくれないから納得がいっただけだ」
フィアンマ「……男女交際とは両方の立場が対等であるべきものなのではないのか?」
騎士団長「それはプライベートの時だけだ。公務の時などは私が提言をしてもほとんど意味が無いのさ」
フィアンマ「なるほどな……」
フィアンマ(……身分違いの交際は面倒だということか)フム
騎士団長「……そろそろ訓練体験の時間では?」
フィアンマ「そうだな……執事モードに戻さなくては」バババッ
フィアンマ「よし、こんなところか」
騎士団長(相変わらず赤いな……)
………時は戻って、休憩室………
初春「えっと、キャーリサさん、そろそろ調べ物してもいいですか?」
キャーリサ「いや、無理だし!!」
キャーリサ「それより>>770しないか!」
初春「え、ええ!?」
770 : 以下、名... - 2016/06/15 22:32:57.97 pensE30V0 714/1856女王を呼び出してイタヅラしないか!(あのババアに仕返しするチャンス到来だし)
キャーリサ「それより女王を呼び出してイタヅラしないか!」
キャーリサ(あのババアに仕返しするチャンス到来だし)
初春「イタズラですか? キャーリサさん誤訳じゃないですか?」
キャーリサ「んや。イタズラだ」
初春「えええっ!? イギリス国民にフルボッコにされちゃいますよ!」
キャーリサ「そういう時、守るために私もある程度の技は身につけてるわけだし」
キャーリサ「ちゃんと弁解してやるし」
初春「……ゼッタイ大丈夫ですか?」
キャーリサ「絶対の絶対だ」
初春「どんないたずらを?」
キャーリサ「>>772」
772 : 以下、名... - 2016/06/16 06:46:53.14 1XfGkrgz0 716/1856カザリが笑顔で女王に「お婆さま~♪」って抱き付いた後で私の隠し子だって嘘をぶっちゃけるわりとカワイイいたずらだ。
キャーリサ「カザリが笑顔で女王に「お婆さま~♪」って抱き付いた後で私の隠し子だって嘘をぶっちゃけるわりとカワイイいたずらだ」
初春「ふむむ……よし、行ってみましょう!」
初春「でもどうしたら会えるんですか?」
キャーリサ「ここに併設されてる王宮に行けば瞬殺だし」
初春(併設されてるのはこっちの訓練場では……?)
………王宮………
エリザート「……」ピラピラ
エリザート「よし、いいだろう」ポン
エリザート「これで書類仕事は終わりか……」フゥ
側近「非常に申し上げにくいのですが、次はこちらを……」ドスン
エリザート「……なぜこんなに溜まっているのやら……」ハァ
コンコン
エリザート「ん? 誰だ?」
キャーリサ「私だし」
エリザート「私私詐欺か?」
側近「キャーリサ様のようですけど、開けてもよろしいでしょうか?」
エリザート「いや、本人に開けさせればいい」
ギイイイッ
キャーリサ「はぁ、私に開けさせるとか何様のつもりだし」
エリザード「女王様だ」
キャーリサ「……そんな答えを望んじゃいないんだけど」
エリザード「ん? 後ろにいるのは?」
初春「お婆さま~♪」ダキッ
エリザード「え!?」
キャーリサ「ずっと秘密にしてたんだけど、その子は私の隠し子だし」
エリザード「え……?」
エリザード「誰とのだ?」
キャーリサ「……」フルフル
初春(ドレス緊張するなぁ……)
エリザード「言えない、か」チラ
初春「……?」
エリザード「ふむ……可愛いな」
エリザード「撫でてもいいか?」
初春「え、あ、はい……」
エリザード「なかなか誰も孫を作ってくれないからな。心配だったんだ」ナデナデ
エリザード「産まれてるんだったら言ってくれればよかったものを」
キャーリサ(ヤバイ……これはヤバイ)
初春(ヤバいです、収拾つかないですよ……?)
キャーリサの行動は?
>>775
775 : 以下、名... - 2016/06/16 12:29:46.34 eZJ6BOpXO 719/1856孫なわけねーだろ耄碌ババア
あと私はそんなアバズレじゃないし
キャーリサ「孫なわけねーだろ耄碌ババア」
キャーリサ「あと私はそんなアバズレじゃないし」
初春「き、キャーリサさん!?」
エリザード「はぁ……うちのバカ娘に付き合わせて悪かったね」
エリザード「あなたは騎士団の見学に来たっていう学園都市の方か?」
初春「は、はい……」
エリザード「はぁ……キャーリサ、あまり人をからかうんじゃない」
キャーリサ「けっ」
エリザード「でも、私を騙すという話に協力できる程の肝が据わりようには称賛を送らせてもらおう」
初春「すみません!」
キャーリサ「カザリ、謝る必要はないって」
初春「いえ、謝らないと」
エリザード「……そうだ。もう少しで面白い決闘が始まるらしい」
初春「……面白い決闘?」
エリザード「ああ」
エリザード「本人曰くタダのごろつき傭兵のウィリアム=オルウェルと王宮専属メイドのシルビアの戦い」
エリザード「共に聖人だからかつて見たことのないようなものが見れるだろうよ」
初春「えっと、聖人って十字教の……?」
エリザード「ああ、そうか……簡単に言えば人間やめてる人間の総称だ」
エリザード「つまり、半端なく体力、身体能力があるということだな」
エリザード「それを私と見に行こう」
エリザード「それでこの件はチャラだ」
キャーリサ「へぇ? そんな戦いがあるなんてなー」
キャーリサ「私も行ってみよーか……」
エリザード「どうだ?」
初春「そ、それでは……」
………………………
シルビア「おいおい、女王様まで来ちゃってるじゃないか」
アックア「もう腹を括るのである」
アックア「殺す戦いではないのだしな」
シルビア「んー、でもやるからには本気出させてもらうけどね」
アックア「もちろんである。こちらも女だからといって手は抜かない」
シルビア「自分の女が見てるもんなぁ」
アックア「……それもある」
佐天「いやー、ご協力ありがとうございました」
佐天「ヴィリアン様」
ヴィリアン「いえ、私も彼の決闘を見てみたかったので」
レッサー「……まさかあのヴィリアン様がこの場を設けることを許可してくださるとは……」ボーゼン
フィアンマ(……まあ、訓練体験が無くなる可能性も出てきたのは俺様としては朗報か)
フィアンマ(それにアックアの強さは分かっているから、シルビアの強さを見極めることだけに集中できる)
フィアンマ(さて……どっちが勝つのやら)
オッレルス(……フィアンマボロボロだな……一体何をしてたんだろう)
オッレルス(って、騎士団長もボロボロか……なるほどね)
初春「し、シルビアさん!?」
エリザード「彼女も彼も断っていたのに勝手に話がどんどん進んでしまったらしい」
エリザード「まあ、そのおかげで私たちも未だかつて見たことのない聖人どうしのぶつかりあいが見れるわけだからな」
エリザード「悪いことばかりでもない」
キャーリサ「へぇ、ヴィリアンの奴が協力してたってわけか」
騎士団長「ははっ、会場のボルテージもマックスまで来ているな」
アックア「はぁ、お前の力では止められなかったのであるか?」
騎士団長「それは私が聞きたいことだ」
騎士団長「ヴィリアン様の暴走を止めることができなかったのか、とな」
シルビア「無理に決まってるだろ」
シルビア「男はそういう面倒な生き物なんだよ」チラ
騎士団長「らしいな。あのフィアンマにも男らしいところがあったのには驚いた」
アックア「……そろそろはじめないか」
シルビア「そうだねえ。無駄口叩いてる暇もないし」
騎士団長「……先に地面に足以外をついたほうの負けとする」
騎士団長「いざ、尋常に!」
どっちが勝つかな?
(ただし、アックアはオティヌスと上条さん追跡時の強さとする)
>>778
778 : 以下、名... - 2016/06/16 17:58:56.70 1XfGkrgz0 722/1856アックア(正しくはシルビアが華を持たせる意味合いで互角の戦い&ギリギリの勝利を演出。分かる人間には分かるレベルの演出)
アックア「うおおおおおっ!!」ザンッ
シルビア「っつ!!」ダンッ
ズザザッ
シルビア「危うく手をつくところだったよ……」
アックア「ふん、危うくもなんともないだろ」
シルビア「……」バッ
グルルルルルッ
アックア(テレズマか……)
アックア「……」タンッ
グッ
シルビア「だあああっ!!」ブンッ
ズガガガッ
アックア「……」グンッ
ドガッ
シルビア「っ!」グハッ
シルビア「はぁっ!」タンッ
アックア「はあああああああ!」ガキッ
シルビア「ぐっ」ダンッ
シルビア(勢いが殺しきれない)
ガクッ
騎士団長「……ウィリアム=オルウェルの勝ちだな」
ウオオオオオオオオオ!!
ヴィリアン「ウィリアム!」ダッ
アックア「ヴィリアン様……」
ヴィリアン「すごくかっこよかったですよ。いい勝負だったから少しヒヤヒヤしましけど」
アックア「ヴィリアン様の応援のおかげかと」
ヴィリアン「まあ、勝ったのはあなたの実力ですよ。おめでとうございます」
アックア「……ありがとうございます」
アックア(……全盛期ではない私に遠慮して少し手を抜いていたのは感じてたのである)
アックア(……少し微妙な気分だ)
シルビア「いやー、負けた負けた」カラッ
ヴィリアン「お疲れ様でした、シルビアさん」
シルビア「はは、どうも」
シルビア「やっぱり騎士には勝てないね」
アックア「……ただのごろつきである」
シルビア「本当それ口癖だね。いい加減私はヴィリアン様に仕える騎士である、とか言えばいいのに」
ヴィリアン「っ!!」カァ
アックア「……き、騎士は国に仕える者である。けして個人に仕えているわけではない」
シルビア「あーあー、お固いことだ」
シルビア「固くて大変だろうけど、よくしてやってください。真面目なだけみたいですし」
ヴィリアン「ええ。いい戦いをありがとうございました」
シルビア「いやいや、こっちこそいい経験になったんで」
アックア「……悪い」ボソ
シルビア「さて、何のことやら」クスッ
ツカツカ
シルビア「ん?」
フィアンマ「はぁ、お前、手を抜いただろ」
オッレルス「へぇ、よく分かったね」
フィアンマ「お前は黙っていろ」
オッレルス「はいはい」
フィアンマ「せっかく俺様がお前の実力を測ってやろうと思ったのに……」
シルビア「……やっぱりあんたらにはバレちゃうか」
フィアンマ「ほかの騎士どもは気づいてないようだがな」
シルビア「へぇ、そりゃ良かったよ。バレてたら興醒めだもんねえ」
フィアンマ「ああ、俺様は思わずため息をついたぞ」
オッレルス「いいじゃん。命の取り合いってわけでもないし、相手にを華を持たせるのもありでしょ」
フィアンマ「ふん、そんなことは分かってる。ただ、俺様が納得できないだけだ」
オッレルス「わがままだねえ」
フィアンマ「黙っていろ」
初春「うわー、何がなんだかわからなかったけどすごい戦いでしたね……ってあれ?」
キャーリサ「クスクス笑いながら帰ったし……」ムカムカ
初春「あれ、キャーリサさん、機嫌悪いですか?」
キャーリサ「まーな。意味も理由も分かってるだけにな」
初春「?」
キャーリサ「……気にすんな。訓練体験に行くぞ」
初春「は、はい?」
キャーリサ「あ……ドレスは着替えないとか……」
キャーリサ「しかたない、急ぐぞ」ダッ
初春「ちょ、まってくださいよー!!」
レッサー「すごい戦いでしたね、佐天さん」
佐天「何が何だか分からなかったんだけど」
レッサー「私も速すぎて少ししか理解できませんでしたよー」
レッサー「でもやっぱりシルビアさんはスゴイですね」
レッサー(いくら聖人だとはいえ、あれだけのテレズマを自由自在に操るなんて……)
佐天「でも、迫力はすごかったよ。ぐわわわーってさ」
佐天「大能力者以上だよね、あの力は」
レッサー「超能力ではないのでは……?」
キャーリサ「ふう、さっきは……まあ、興奮する試合をありがとうな」
シルビア「あはは、どうも。負けましたけどね」
シルビア(やっぱし、キャーリサ様にはバレちゃってるか)
キャーリサ「休憩も挟んだので次は今回のメインイベント」
キャーリサ「訓練体験!!!」
フィアンマ「……」ウヘ-
シルビア「そんなにあからさまに嫌な顔をするな!」ゴツッ
フィアンマ「っ……」ヒリヒリ
佐天「訓練体験って言ってもいろんな訓練があるんですよねー?」
佐天「具体的にどんな訓練を体験するんですか?」
レッサー「確かに……」
オッレルス「無難にランニング」ボソ
シルビア「なわけ無いだろ!」ゴツッ
キャーリサ「>>783」
783 : 以下、名... - 2016/06/16 19:31:59.76 eZJ6BOpXO 727/1856霊装体験(ただし魔力はキャーリサ、シルビアが練る)
キャーリサ「霊装体験だ」
佐天「霊装?」
レッサー「騎士の方々が使う特殊な武器ですよ」
レッサー「普通の方では使えないんですよ」
レッサー(ということにしときましょう)
オッレルス「霊装ですか……楽しみですね」
キャーリサ「アンタらからは魔力搾りとってやるからな」ボソ
フィアンマ「……寝た罰ということか」ハァ
初春「どうかしたんですか?」
フィアンマ「いえ、何でもないですよ」
佐天「へぇ……面白そうですね」
キャーリサ「まーな。イギリス内でも最高のものばかりだからな」
オッレルス「シルビア、最高のものってことは消耗するかな」
シルビア「だろうね。罰だろうし、バカ燃費悪いモンばっかだろうさ」
フィアンマ「嘘だろ……」
フィアンマ(結構さっきの戦闘で消耗したから厳しいな……)
騎士団長「こんにちは、騎士団長です」
初春「あ……」
キャーリサ「霊装は使い方によっては危険だから、普段から霊装を使っている騎士団長に監督してもらう」
騎士団長「あ、自己紹介のタイミングを間違いましたね。騎士団長です」チラ
フィアンマ「……」ジロ
初春「よろしくお願いします」
佐天「よろしくお願いします!!」
キャーリサ「んじゃ、霊装を配るぞ」
佐天「……」ソワソワ
初春「佐天さん、そわそわしすぎですよー」
佐天「だ、だって知らないものだからなぁ……」
レッサー「大丈夫ですよー」
レッサー「私がいますから」
佐天「根拠のない安心感だな……でもありがと」
キャーリサ「いや、そんな心配いらないけどな」
騎士団長「いえ、注意するのは悪いことではないので」
キャーリサ「ふーん? まあ、なんか脅すような形になったけど、そんなに怖くねーからな」
キャーリサ「ええと、カザリには>>787の霊装、ルイコには>>788の霊装を渡した」
787 : 以下、名... - 2016/06/16 20:40:30.59 1XfGkrgz0 731/1856あの子に似合いそうなレインボーダイヤ(本物で大きくて装飾も凝ってる超高そうなもの)が先端に付いたロッド
788 : 以下、名... - 2016/06/16 21:00:11.98 k3Y3QG5qO 732/1856フルンティング
キャーリサ「ええと、カザリにはあの子に似合いそうなレインボーダイヤが先端に付いたロッドの霊装を、ルイコにはフルンティングを渡した」
初春「うわー! きれいですね」
キャーリサ「ふふん」
初春「で、どう使うんですか?」
騎士団長「基本的には属性を意識して振ってもらえれば、それに応じた現象を発生させるはずです」
騎士団長「風を想像したら、風が吹きますし、炎を想像したら、火が発生するといった形です」
ブンブン
初春「あ、ホントだ! 簡単ですね!」ゴォォ
佐天「あの、私のは……?」
佐天「やたら重たいんですけど……」グググ
佐天「ってか、ただの長剣?」
騎士団長「これは、返り血によりだんだん鍛え上げられていくという長剣です」
騎士団長「ですから、その剣はあなたくらいの力でも鋼を両断できるくらいまでは強くなってます」
佐天「めちゃくちゃ血を吸ってるじゃないですか!」ブンブン
騎士団長「……まあ、騎士は対人戦も多いですから」
初春「うわわっ、佐天さん、危ないですよー」
佐天「霊剣、フルンディング!!」
初春「おおおっ、カッコイイ!」ブンブン
二人「あれ?」
初春「そう言えばみなさんは?」
騎士団長「>>790」
790 : 以下、名... - 2016/06/16 21:59:08.07 E2k+0rCX0 734/1856トイレに行かれましたよ(意味深)
騎士団長「トイレに行かれましたよ」
初春「あ、そうですかー」ブンブン
佐天「切るの楽しいな」ザンッ
初春「き、切るの楽しいって、佐天さんの将来は切り裂き魔ですか?」
佐天「なわけ無いじゃん。確かに面白いけど、人間を切るのには興味ないし」
初春(それは興味の問題ではない!!)
騎士団長「……キャーリサ様、なぜあんなに燃費の悪い霊装を?」
キャーリサ「ふん、私特製のDVD放映中に寝やがった罰だし」
騎士団長「ああ、あの……」
騎士団長(人に見せるためとは到底言えない個人用DVDか……)
キャーリサ「ありえねーと思うんだけど、どう?」
騎士団長「正直、私が彼らの立場でも寝てしまうような代物ですよ」
キャーリサ「なっ!!」ガ-ン
懇親会に来るイギリス側のメンツ
出来れば三人以内で(騎士団長除く)
>>792
話題
>>793
792 : 以下、名... - 2016/06/16 22:59:57.80 1XfGkrgz0 736/1856エリザード、キャーリサ、ヴィリアン。
793 : 以下、名... - 2016/06/17 01:33:45.35 Jx/rorQR0 737/1856エリザード:娘にろくな奴がいない(日頃の愚痴)
キャーリサ:騎士団長との惚気話
ヴィリアン:意中の人の振り向かせ方と遠恋について
およそ英国王室とは思えぬ話題ですな!
キャーリサ「さってと、回収回収ー」
佐天「えー? どうしたんですか?」
騎士団長「トイレへ行った彼らが酸欠のようで……」
騎士団長(済まない、キャーリサ様の横暴が止められなかったばかりに……)
騎士団長(そりゃ、魔力も底をつくだろう)
騎士団長(初春さんの使っている霊装は燃費の悪さのせいで、倉庫でホコリをかぶっていたものなのだから)
初春「え? 酸欠? 大丈夫ですか?」
騎士団長「とりあえず、深刻そうなレッサーさんとフラムベルクさんは医務室に搬送しておきました」
佐天「あ、じゃあスレッオルさんとシルビアさんは大丈夫ってことですね」
騎士団長「……まあ、それでもだいぶ足りなくなってますけど、普段の行動に支障はないようなので」
佐天「えっと……レッサー見に行ってもいいですか? すごく心配なんですけど……」
キャーリサ「ダメだ」
キャーリサ「懇親会には予定が詰まっている人間が時間を作ってわざわざ来るんだぞ」
キャーリサ「だから、時間をずらすわけには行かないし」
佐天「そ、そうですか……」
初春「大丈夫ですよ。レッサーさんならまた佐天さーん! とか言いながら復活してきますって」
佐天「うん、そうだよね」
騎士団長「……では会議室へご案内します」
………会議室………
ギイイイイッ
騎士団長「どうぞ、お入りください」
佐天「おお、ドア押さえてくれてるよ。これが英国紳士ってやつかな」
騎士団長「いえ、この程度……」
佐天「ありがとうございます!」
初春「ありがとうございます」ペコ
騎士団長「……どういたしまして?」
キャーリサ「なーに戸惑っちゃってるんだし」ペチペチ
騎士団長「割と本気目に感謝されたので、少し驚いてしまっただけです」
キャーリサ「ふーん……」
キャーリサ(これからは私も感謝を伝えてみるとするか)
キャーリサ「なぁ」
騎士団長「はい、どうしましたか?」
キャーリサ「……ずっと守ってくれてありがとうな」クククッ
キャーリサ(さあさあ、どんな反応が来る!?)
騎士団長「…………」サッ
騎士団長「……キャーリサ様も成長したのだな……」フキフキ
キャーリサ(泣かれたー!!)
初春「あ、スレッオルさんとシルビアさんいますよ!」タッ
佐天「ホントだ!」
オッレルス「……どうでしたか? 霊装は上手く扱えましたか?」フルフル
初春「ええ、でも、大丈夫ですか?」
シルビア「し、心配無用だ。コイツはこれでもかなりの実力者だからな」グッタリ
佐天「シルビアさんもだいぶあれですよね……」
シルビア「気にしないでくれ、この時間はしばらくぐったりさせてもらうから」
オッレルス「私も正直話す余力がないです」
佐天(執事キャラのメッキが剥がれてきている……)
初春(……この様子だとフラムベルクさんとレッサーさんの状態がより心配になるな……)
R板移転作業所スレに載っけられてた……
どーしよ
スタスタ
キャーリサ「ん、来た来た」
ヴィリアン「ここでいいんですよね?」
エリザード「ああ、懇親会だったはず」
ヴィリアン「……? 聞いていたよりも人数が少ないような」
キャーリサ「私が魔力切れにした」
ヴィリアン「え!?」
騎士団長「……みなさんお集まりいただけたようなので懇親会を始めたいと思います」
ヴィリアン(早いですね……)
初春「あれ? エリザードさんじゃないですか」
エリザード「ああ、この国の王をしている。エリザードだ。よろしく」
佐天「ヴィリアン様もいるよ」
ヴィリアン「ふふ、第三王女のヴィリアンです」ペコ
キャーリサ「で、第二王女のキャーリサ」
騎士団長「騎士団長です、よろしくお願いします」
初春「う、初春飾利です、よろしくお願いします」ペコ
佐天「佐天涙子でーっす。佐天さんって呼んでくださいねー」
初春「さ、佐天さん!?」
騎士団長「では、自己紹介も済んだので、各々話したいことがあれば」
エリザード「では、まず私が」
佐天「女王様のお言葉だぞー」
初春「ですね……」ビシ
エリザード「うちの娘にはろくな奴がいなくてな……」
初春「え?」
佐天(あ、これは愚痴だ!!)
エリザード「孫ができたと嘘はつくし」
キャーリサ「へっ、そんなのは騙されるほーが悪いし」
佐天「いやー、まだ孫いるって年じゃないじゃないですかー」
エリザード「いや、生きているうちにきちんと後継者を見ておきたいからな」
エリザード「その辺は希望がないわけでもなさそうだが」チラ
騎士団長「……どうしましたか?」ハァ
エリザード「いや、何でもないさ」
騎士団長(……どうしてこんなに広まったんだ……?)
エリザード「こっちもな」チラ
ヴィリアン「!!!」カァ
ヴィリアン「わ、私のはその……えっと……あれですから!!」
佐天「ウィリアムさんですよね」
ヴィリアン「ええええっ、え? ちょ、彼はそんなんじゃ……ありますけど……」
キャーリサ「何テンパってんの? ここはあの子らに大人のよゆーを見せつけないと」
ヴィリアン「じゃあ先にお姉様がお願いします」
キャーリサ「む、仕方が無いな」
キャーリサ「ここだけの話というか、もうオープンにしてしまうが、私は……」チラ
騎士団長「はぁ……」
キャーリサ「騎士団長と好きあっている。らぶらぶだ」
佐天「え、そうなんですか!?」
佐天「とても見えないんですけど!」
キャーリサ「公私混同しないいい男だからな」
エリザード「ふむ、やっぱりな。彼なら信用には値する」
初春「信用には?」
エリザード「国民がどう思うかといったところだ」
エリザード「まあ、それを気にして婚約者を決めろとは言わないが」
キャーリサ「当然そんな気はないし」
ヴィリアン「わ、私も自分で決めますから!」
エリザード「と、まあ、こう見えても結構我が強かったりする」
騎士団長「そうですね。それは私も同感です」
佐天「うーん、やっぱりラブラブには見えないんですけど」
キャーリサ「はぁ、なら本人に語ってもらおうか。私と奴のプライベートを」
キャーリサ「公務中は絶対にらぶらぶしてくれないからな。プライベートを語ってもらうしかない」
キャーリサ「私が言うと盛ってるように聞こえるかもしれないし」
騎士団長「言っていいんですか?」
キャーリサ「……」グッ
騎士団長「キャーリサと私は休日などは>>798」
798 : 以下、名... - 2016/06/17 06:51:56.88 pi8iXHoq0 742/1856変装して市街地にデートをしています、陛下に迷惑が掛からないように私が細心の注意を払って。そして帰ってからは訓練場で剣を交えます、剣を通してしか分からないこともあるので。
騎士団長「キャーリサ様と私は休日などは変装して市街地にデートをしています」
騎士団長「もちろん、陛下に迷惑が掛からないように私が細心の注意を払って」
騎士団長「そして帰ってからは訓練場で剣を交えます。剣を通してしか分からないこともあるので」
シルビア「え、キャーリサ様にそんな剣技が!?」ガバッ
キャーリサ「そんな剣技とは失礼な」
キャーリサ「騎士団長に昔から見てもらっているんだからな?」ドヤー
シルビア「ああ、なるほど……」ガクッ
初春(やっぱり街に出るときは騎士団長さん苦労してるんだ……でもいい顔してるなぁ)
佐天「なんだかキャーリサ様の性格とは違ってさっぱりした付き合いですね」
キャーリサ「む……それはコイツがきちんと話してないだけだ」
キャーリサ「本当はもっと恋人らしいことも……」
騎士団長「キャーリサ様」
騎士団長「それは二人の秘密です」
キャーリサ「……仕方が無いな。秘密だから言えない」
キャーリサ「ま、騎士団長も男だからな」
騎士団長「き、キャーリサ様!!」
佐天「ふふふ、可愛いのう」
初春「佐天さん……王族の方に可愛いはちょっと……」
エリザード「ヴィリアンはどうなんだ?」
ヴィリアン「基本的に遠距離ですから、そんなお姉様みたいに休みの度に剣を交えたりは……」
ヴィリアン「けど、たまに会うときは彼と>>800」
800 : 以下、名... - 2016/06/17 12:28:54.67 2DLqBprl0 744/1856色んなとこにキスとか…おでことか顎とか、首筋とか…他にも…///
ヴィリアン「けど、たまに会うときは彼と色んなとこにキスとか……おでことか顎とか、首筋とか……他にも……」///
初春「……」カァ
キャーリサ「まだまだだな。いや、本当にまだまだだ」
キャーリサ「お前は奴に我慢させすぎじゃないか?」
ヴィリアン「が、我慢ですか?」
騎士団長「キャーリサ様」
キャーリサ「む……」
キャーリサ「分かっている。変なことを言う気はないし」
佐天「あ、ということは、さっきもしたんですか?」
佐天「ウィリアムさんいたし」
ヴィリアン「え、ええ……おでこに……」ウツムキ
佐天「いやー、初恋ってやつかな。良いですね」
初春「佐天さんは耐性あるんですね」
佐天「まあ、そりゃ……」
初春「やっぱりいいです。レッサーさんをあんな骨抜きにしてしまう技術の持ち主が耐性ないわけないですね」
キャーリサ「ああ、そーだ。レッサーの奴は一体どうしたんだし」
キャーリサ「半端なく腑抜けになってたが」
佐天「私との恋に目覚めてしまったんですよ。私もそうですけど」
キャーリサ「なるほどな。だが、それで職務をおろそかにするようならダメだな」
ヴィリアン「スレッオルさんは話さないんですか?」
オッレルス「疲れてしまったので。お構いなく」グッタリ
エリザード「うちの娘が迷惑をかけたな」
シルビア「いえ……だいぶ魔力を持ってかれましたが」
オッレルス「同じく」
エリザード「はぁ、あれでも根は悪い子じゃないから、彼女らが跡を継いでもよくしてやってほしい」
シルビア「ええ、もちろんです」
シルビア「また行方をくらますつもりですが、万が一のことがあれば……」
エリザード「ああ、頼む」
騎士団長「……キャーリサ様、そろそろ」
キャーリサ「えー、もっとカザリたちと話したいんだけど」
佐天「私ももっと恋愛話聞きたいなぁ」
ヴィリアン「……」カァ
初春「あわわ、ごめんなさい。根掘り葉掘り聞こうとする佐天さんを管理できなくて……」
ヴィリアン「いえ、彼との関係の苦労やら楽しみやらを話せて楽しかったです」
ヴィリアン「……友だちもできましたし……」
初春「!」
佐天「おうよ! 私たちは友達だよ」
佐天「赤裸々に語り合った仲だからね!」ポン ポン
ヴィリアン「……ですね」ポッ
初春「そうですよね!」
シルビア「王女様方はかなり楽しんでおられる様子ですね」
シルビア「よかった」
エリザード「ああ、私としても普段は絶対に話してくれない恋愛事情とかも聞けてよかった」
エリザード「ヴィリアンには友達ができたみたいだし」
オッレルス「キャーリサ様も初春さんと年の離れたいとこのように仲良くなってますしね」
騎士団長「はは……私としてもキャーリサ様は惚気話したいーと駄々こねてましたので、いいチャンスになりました」
キャーリサ「おい、なにぺらぺら話してんだ」
騎士団長「おや、初春さんとメールアドレスの交換をしていたのでは?」
キャーリサ「もう終わった」
キャーリサ「そんなことよりなぜお前にしか見せないようなことをペラペラ話してるんだ!」
騎士団長「す、すみません、そんな深い意味があるとは気付かず……」
キャーリサ「んー、反省してるよーだし許す」
佐天「……」ニヤニヤ
ヴィリアン「……」ホウホウ
エリザード「……」ホホエミ-
キャーリサ「っ!!!!」
キャーリサ「……と、とりあえず今日の見学はここまでだ」
シルビア「無理を言って申し訳ありませんでした」
キャーリサ「いやいや、大したことない」
初春「これならきちんとレポートが書けそうです」ウンウン
キャーリサ「そーか。やっぱりカザリは真面目でいいな」
佐天「キャーリサ様ー、レッサーとフラムベルクさんはどうするんですか?」
キャーリサ「まだ回復してないからなー……」
キャーリサ「とりあえず連れて帰るか?」
シルビア「ああ、そうするよ」
シルビア「フラムベルクとレッサーは私が運ぶから、荷物は任せた」
オッレルス「……やむなし、ですね」ハァ
キャーリサ「そーか。じゃあ気をつけて帰れよ。あと、カザリは帰ったらメールな」
初春「あの……荷物持ちますけど……」
オッレルス「いえ、案内役の彼女ですら二人を抱えているのですから」
佐天「だから、任せちゃおうよ。初春は思いやりすぎるんだよね」
オッレルス「佐天さんの言うとおりです。そんなに気になさらず……」
オッレルス(体力も魔力も回復してきたし)
初春「うーん……」
初春「あ、じゃあ、レッサーさんの荷物だけ持ちますよ。軽そうですし」
オッレルス「……ではお言葉に甘えて」スッ
初春「はい!」
佐天「優しいなぁ、さすが風紀委員様ってとこかな」
佐天「困ってる人を見たらほっとけない」
初春「そんなもんじゃないですよー」
フィアンマ「……」
シルビア「なにじっと見てんだい?」
シルビア「起きてるなら歩かせるよ?」
フィアンマ「拒否だ。そもそも歩けないしな」
シルビア「くくっ、騎士団長と戦ったから魔力切れになっちゃった、だっけ?」
フィアンマ「何もおかしくないだろ」
シルビア「理由はなんなのかねえ?」
フィアンマ「……ふん、手合わせしたかっただけだ。理由なんてそれで十分だろ」
シルビア「ふーん」
シルビア「それでどうするつもりだい? 四人をホテルに置いたら帰るわけだけど」
フィアンマ「……」
シルビア「決まったのかい? 第二候補の初春飾利については」
フィアンマ「>>805」
805 : 以下、名... - 2016/06/17 16:42:57.83 pi8iXHoq0 749/1856執事タイム延長だ。初春の優しさは直接触れ合わなくても分かるくらい伝わって来た、腐れ第二王女が羨ましかったぞ……!邪魔さえ入らなければ俺様の初春の距離はグッと縮まるはずだ!
フィアンマ「執事タイム延長だ」
フィアンマ「初春の優しさは直接触れ合わなくても分かるくらい伝わって来た、腐れ第二王女が羨ましかったぞ……!」
フィアンマ「邪魔さえ入らなければ俺様の初春の距離はグッと縮まるはずだ!」
シルビア「あっそう」
フィアンマ「む、お前が聞いたくせに随分適当な返事だな」
シルビア「まあ、私たちが応援してやるよ」
シルビア「三人をホテルに送り届けたら、晩飯の時間までスレッオルの部屋で会議だ」
フィアンマ「!!」パアアアア
フィアンマ「べ、別に感謝などしないからな」
シルビア「アンタのツンデレなんて誰も望んじゃいないよ」
フィアンマ「……」
フィアンマ「いや、感謝しよう。ぜひ、俺様の手足となり、必ずや初春をゲットしてみせる」
シルビア「絹旗最愛が第一候補なんじゃなかったのかい?」
フィアンマ「>>807」
807 : 以下、名... - 2016/06/17 17:13:26.37 EUWPaDRk0 751/1856ああ!……俺様は何時そんなこと言った?
記憶にない……そうだ、絹旗を俺様の嫁にするつもりだ
二重人格ポイ感じで。大変なら安価下
808 : 突然消えてたらR板だよ! できたら来てね ◆rDsHxUdclw - 2016/06/17 17:17:21.41 eesP8XZ7o 752/1856申し訳ない……
少し厳しそうなので安価下で
面白そうだけどね
809 : 以下、名... - 2016/06/17 17:59:13.28 2DLqBprl0 753/1856嫌な言い方ではあるが、次善の策だとか保険、だな。
ベストがダメならベター。計算高いんだよ俺様は
フィアンマ「嫌な言い方ではあるが、次善の策だとか保険、だな」
フィアンマ「ベストがダメならベター。計算高いんだよ俺様は」
シルビア「そこまでして恋人なんて欲しいものかねえ」
フィアンマ「何でもいいんだ。俺様のお眼鏡に適えばな」
シルビア「ふーん、ま、別に私はどうでもいいけどさ」
シルビア「ただ、アイツには言うべきじゃないよ。協力が得られなくなるかもしれないからね」
フィアンマ「ん? オッレルスはそんな感情を大事にするような人間には見えないがな」
シルビア「まあまあ、長年アイツのバカを見てきた私が言うんだ。間違いないさ」
フィアンマ「……まあ、従うが」
………ホテル………
オッレルス「ああ、やっとついた……」
初春「大丈夫ですか? 汗かいてますよ……」
オッレルス「いえ、レッサーさんの荷物は持っていただいたので、だいぶ楽……はぁ」ヘナー
佐天「大丈夫ですかー? スレッオルさん?」
初春「あー、もうすぐスレッオルさんの時間終わりなんですね」
オッレルス(早くオッさんに戻りたいよ……)
トントン
オッレルス「……ん?」
シルビア「荷物と三人を部屋に返したらアンタの部屋に集合させてもらうよ」ボソ
オッレルス「え? まあいいけど」
シルビア「バレるのは厳禁だからな」
オッレルス「分かったけど……」
………オッレルスの部屋………
オッレルス「で? なんで集まったんだ?」
オッレルス「報酬を求めるのはやめてくれよ? きちんと執事をやりきったんだから」
シルビア「そんなつもりはないよ」
シルビア「ほら、自分でいいな」ドンッ
フィアンマ「……初春を俺様に惚れさせたい」
オッレルス「…………え?」
フィアンマ「え? じゃない。ちゃんと俺様ははっきり言っただろう」
オッレルス「いや、そうだけど、初春はどこにでもいる真面目な女の子って感じだよ?」
フィアンマ「だから?」
オッレルス「フィアンマが気に入るような特徴ある子じゃないよって」
フィアンマ「一度も特徴がある人間がいいと言ったことはないだろう」
オッレルス「んー、確かにそうだね」
シルビア「俺様は女の子を見つけるために嫌な執事をやったんだから、これは当然の権利なのだ、ってさ」
オッレルス「ああ、聞いてるよ。手伝いたいのはやまやまなんだけど」
オッレルス「あっちでやってるガールズトークを盗み聞きしてる限りじゃ彼女が好きなのは上条当麻らしいんだ」
オッレルス「しかも、ピンチを救われて惚れたとか。逆転はきついんじゃ?」
フィアンマ「っ……アイツか」
オッレルス「それに絹旗最愛が一番良さ気なんだろう?」
オッレルス「なら、そっちもいいんじゃないかな」
シルビア「……どうするんだい? 私はどちらでもいいけど」
フィアンマ「……>>812」
812 : 以下、名... - 2016/06/17 18:28:01.52 pi8iXHoq0 756/1856絹旗最愛は所詮見た目と情報でしか知らぬが初春は直に目にして機会は少ないがそれなりに触れ合い心から良いと思った女だ、たとえ相手が上条当麻とてこの戦いは負けるわけにはいかんのだ。そして魔術や小細工は一切使わずに初春を惚れさせてみせる、そんな卑怯な手を使って得た愛など俺様の聖なる右の発動時間のようにすぐに終わってしまうしな。
フィアンマ「……絹旗最愛は所詮見た目と情報でしか知らぬが初春は直に目にして機会は少ないがそれなりに触れ合い心から良いと思った女だ」
フィアンマ「たとえ相手が上条当麻とてこの戦いは負けるわけにはいかんのだ」
フィアンマ「そして魔術や小細工は一切使わずに初春を惚れさせてみせる」
フィアンマ「そんな卑怯な手を使って得た愛など俺様の聖なる右の発動時間のようにすぐに終わってしまうしな」
オッレルス「……へぇ、フィアンマがどうしてもって言うなら洗脳してあげても良かったんだけどね」
オッレルス「そう言われちゃ横槍は入れられないか」
シルビア「意外と覚悟があるねえ。なら私も邪魔はできないか」
シルビア「でも具体的に何をするか決めなくていいの?」
オッレルス「確かにそうだね。行き当たりばったりより、きちんとベースだけは決めておくべきだと思うよ」
フィアンマ「それはな……」
>>814
どんな方針で行く?
1 行き当たりばったりでも何とかなるさ。いいところを見せよう
2 いい感じに一人になっているので積極的に話しかけるべきだろうな
3 本性出しちゃおう
4 どこかに呼び出してみよう
5 その他
複数選択でも構わないぜ
814 : 以下、名... - 2016/06/17 18:53:10.39 heMmre1f0 758/1856正々堂々と告白して、君を振り向かせる宣言
※ストーカーにならない程度に
815 : 以下、名... - 2016/06/17 19:10:47.44 FwYFA7ex0 759/1856浜面が巻き添えを食らいそうだな……インデックス死んだっけ?
何も悪くないのに殺されそうな気がする……
ピロリン
初春「ん? メールですかね」ポチッ
初春「オッレルスさんから……? まだ夜ご飯の時間じゃないはずですけど」
佐天「ん? どーしたの、初春?」
初春「いえ、少し出てきますね。オッレルスさんに呼ばれたんで」
佐天「分かったー。私は動けないレッサーをくすぐって待ってるね」
初春「休ませてあげてくださいよ」
佐天「……」
レッサー「はぁ、はぁ……」
佐天「んじゃあ、添い寝でもしてるね」
レッサー「むにゃ……」
初春「そうしてください」
ガチャ
初春「っと、この階のエレベーターホールでしたっけ」パタパタ
オッレルス「お、来た来た」
初春「どうしたんですか?」
オッレルス「初春に言いたいことがあるって人がいるんだ」チラ
初春「え?」クルッ
カツッ
初春「あ、フラムベルクさんじゃないですか。帰っちゃったと思ってましたけど、まだいたんですか」
フィアンマ「ああ、言うことがあったからな」
初春「……言いたいことって何ですか?」
フィアンマ「俺様は堂々と告白して、お前、いや君のことを振り向かせるつもりだ、ということだ」
初春「……え、フラムベルクさん?」
フィアンマ「いや、フィアンマだ」
初春「ええ? フラムベルクさんじゃないんですか?」
フィアンマ「ああ、本当はフィアンマという。執事でもないんだ」
初春「えーと、正々堂々と告白して、私を振り向かせる……って、ええっ!?」
初春「フラムベルクさんじゃなくてフィアンマさんが? ええ!?」
フィアンマ「言いたかったのはそれだけだ」ボソボソ
オッレルス「とりあえず、フィアンマは今回の旅についてきたいって言ってるんだけど、どう?」
初春「全然構いませんが……私も少し言っていいですか?」
フィアンマ「ああ、突然こんなこと言われても困るだろうしな」
フィアンマ「罵倒以外なら受け付けよう。まあ、罵倒されても今回は諦める気などないがな」
初春「>>817」
いんちゃんはネセサリウスに回収されてるぜ。
とりあえず生きてる
817 : 以下、名... - 2016/06/17 19:58:16.53 pi8iXHoq0 761/1856いえ、罵倒とかではなくて騎士団見学の時は結果としてフィアンマさんを蔑ろにする形になってしまって本当にすみませんでした!明日からはお互いを良く知る機会が増えると思うのでよろしくお願いします!(さっきキャーリサさんからメールで明日サプライズで合流するってきたけどフィアンマさんがこの調子なら大丈夫かな?)
初春「いえ、罵倒とかではなくて騎士団見学の時は結果としてフィアンマさんを蔑ろにする形になってしまって本当にすみませんでした!」
初春「明日からはお互いを良く知る機会が増えると思うのでよろしくお願いします!」
フィアンマ「あ、ああ……よろしくな」パアアアア
オッレルス(ははっ、表情と言動が矛盾してるよ)
初春(さっきキャーリサさんからメールで明日サプライズで合流するってきたけどフィアンマさんがこの調子なら大丈夫かな?)
フィアンマ「……」ガッツ
オッレルス「ああ、良かったね」
フィアンマ「べ、別に喜んでなどいないからな」フン
オッレルス「……」ナマアタタカイメ
フィアンマ「よ、喜んでないんだからな!」
初春「ふふっ、フィアンマさんって面白いですね」
フィアンマ「……そうか?」
初春「ええ、明日から、楽しみですね」ニコ
フィアンマ「あ、ああ。そうだな」
フィアンマ「何処へ行く予定なんだ?」
初春「えーと……佐天さん曰く>>819ですね」
819 : 以下、名... - 2016/06/17 20:16:30.18 U/W71NGMo 763/1856ウェストミンスター寺院
初春「えーと、佐天さん曰くウエストミンスター寺院ですね」
オッレルス「ん? そこ行くことになったの?」
初春「ええ。歩いて行ける距離ですし」
フィアンマ「イギリス清教の管轄か……」
初春「何かあるんですか?」
フィアンマ「いや、嫌な女に会わなければいいなと思っただけだ」
初春「知り合いがいるってことですか?」
フィアンマ「会ったことはないが昔からずっと憎い女だ」
初春「……?」
オッレルス「じゃあ、私はさっさと計画を立てちゃおうかな」
オッレルス「今日は結局同じホテルに泊まってるし」
フィアンマ「俺様も手伝おう。暇だしな」
オッレルス「ああ、頼むよ」
初春「じゃあ、私も部屋に戻りますね」
フィアンマ「……送ろう。イギリスはあまり治安が良くないからな」
初春「え、いえ、大した距離じゃないですから。」
フィアンマ「……」ジッ
初春「……じゃあお願いしてもいいですか」
フィアンマ「ああ、もちろん」
オッレルス「今確実に魅了使ったよね」ボソ
フィアンマ「そんなわけ無いだろ。俺様はただ目をじっと見つめただけだ」コソコソ
初春「あれ? 行かないんですかー?」
フィアンマ「今行く」
続き
【安価】???「握手会!」土御門「昼の部!」【5】