マリア「あっ! うんこ吸血鬼なのだ!」
小鳩「愚かなる神の手先が我に……」
マリア「あはははははは。うんこ吸血鬼なのだ!」
小鳩「なんであんたはいきなりまとわりついてくるんじゃ! あんちゃんは?」
マリア「お兄ちゃんなら今日は来てないのだ」
小鳩「なんであんたがあんちゃんのことをお兄ちゃんって呼ぶんじゃ!」
マリア「うんこのくせにうるさいのだ」
(ポコッ
マリア「あはははははは。うんこ吸血鬼は神の力にはかなわないのだ!」
小鳩「もう許さんけん!」
マリア「そ、そんなもので殴ったらあ、危ないの……」
(バキッ
小鳩「はあはあ」
マリア「」
元スレ
小鳩「クックック、久しぶりだな。我が眷属よ」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1364401618/
小鳩「クックック、愚かなる神の手先が我に歯向かうからこうなるのだ」
マリア「」
小鳩「クックック……」
マリア「」
小鳩「……」
マリア「」
小鳩「い、いつまでそうしとるんじゃアホ!」
マリア「」
小鳩「……あんちゃーん、早くきてー!」(ボロボロ
夜空「誰かいるのか?」(ガチャ
小鳩(ビクッ
夜空「お、お前……」
夜空「マ、マリア、大丈夫か?」
マリア「」
夜空「ひ、人殺しだー!」
小鳩「ち、違うんじゃ!」
夜空「この状況で言い訳するのか? お前が殺したんだろ?」
小鳩「ち、違う……」(ボロボロ
夜空「……」
小鳩「そんなつもりはなかったんじゃ……」(ボロボロ
夜空「……」
小鳩「うっ……うっ……」
夜空「まあいい。これでお前は一生ブタ箱行きだな」
小鳩「そんな……」
夜空「当然だろ? お前は殺人を犯した」
小鳩「……」
夜空「刑務所暮らしだ。もう小鷹にも会えない」
小鳩「そ、そんなのいやじゃ!」
夜空「甘ったれるな。殺人鬼。私がここで騒げばお前は終わる」
小鳩「……」
夜空「お前がどうなるかは私にかかっているのだ」
小鳩「うぅ……」
夜空「助けて欲しいか?」
小鳩「えっ?」
夜空「今ならまだ間に合う。私が口をつぐみ死体を隠せば誰にもばれない」
小鳩「で、でも……」
夜空「そうすれば今まで通り小鷹と暮らせるぞ」
小鳩「うちは……」
夜空「大体、元々お前はマリアを嫌っていたのだろう? ならばそんな奴のために人生を棒に振るのは馬鹿馬鹿しいと思わないか?」
小鳩「……」
夜空「交渉成立だな。ただし、一つ条件がある」
小鳩「な、なんじゃ?」
夜空「隣人部の部員を全員殺せ」
小鳩「そんなことできるわけ……」
夜空「では交渉決裂だ。今すぐ大声で叫ぶとしよう。自分の妹が殺人鬼だと知れば小鷹もお前を見捨てるだろうな」
小鳩「そ、そんなの嫌じゃ。うちはあんちゃんと一緒にいるんじゃ!」
夜空「では、できるな?」
小鳩「……あんちゃんと一緒に居るためじゃ……」
夜空「では、決行は明日だ」
小鳩宅
小鳩「……」
小鷹「どうした小鳩? 元気ないな?」
小鳩「な、なんでもないわ」
小鷹「そうか。ならいい」
小鳩「……あんちゃん」
小鷹「ん? なんだ?」
小鳩「あんちゃんはずっとうちと一緒におってくれる?」
小鷹「なに言ってんだ。当たり前だろ」
小鳩「うん! ……ありがとう。ごめんね。あんちゃん……」(ボソッ
小鷹「えっ? なんだって?」
小鳩「ううん。なんでもない」
夜空宅
夜空「ふふふ、まさか小鷹の妹がこのタイミングであんなことをしてくれるとはな。
あいつに隣人部の部員を殺させ、その後小鷹の妹を警察に突き出せば隣人部は私と小鷹の二人だけだ!
もうだれにも私と鷹の邪魔はさせない!」
夜空「……まず殺すとしたら、志熊理科。勘がいいあいつは一番に始末した方がいいな」
夜空「ふふふ。鷹、待っててくれ」
学校
夜空「突然、呼びだして悪いな」
小鳩「……」
夜空「突然だが早速してもらう」
小鳩「……」
夜空「対象は志熊理科。あいつは理科室にセキュリティをかけ篭っているが、お前ならそれをかいくぐれるだろう。
会ったらすぐに刺し殺せ」
小鳩「……うちにそんなこと」
夜空「決行は昼休み。できなければお前はブタ箱行きだ」
理科「ん? 誰かきましたね?」
理科「これは……小鳩さん? 昼休みなのに理科になんの用でしょうか? まあ、空けてみますか」
ガチャ
理科「小鳩さん、理科に何か用ですか?」
小鳩「……」
理科「?」
小鳩「……うちとあんちゃんが一緒にいるためじゃ!」
理科「どういう……? えっ、なんでそんなものを……」
小鳩「うわああああああああ!!!!!」
グチャッ
放課後
小鷹「あれ? 今日、理科は来てないのか?」
夜空「そういえば来てないな」
夜空(ふふふ。理科室に転がってるだろう)
バンッ
星奈「ちょっとあんた達!」
夜空「なんだ? 騒々しいぞ肉」
星奈「理科が理科室で……運ばれて……うっ……うっ」
小鷹「落ち着け星奈! 何があった!」
小鷹「ちくしょう! 誰がこんな!」
幸村「兄貴……」
星奈「信じられない……。昨日まではあんなに普通に……」
夜空(ふふふ。よくやった小鷹の妹……!)
小鷹「こんなの……小鳩になんて言えばいいんだよ!」
星奈「……」
幸村「……」
夜空(ふふふ……あと二人だ……!)
その日の夜
夜空「突然なんだ小鷹の妹。こんな所に私を呼び出して」
小鳩「うちにはもう無理や……」
夜空「……」
小鳩「これ以上、人を殺すのなんて無理や……!」
バシッ
夜空「甘ったれるな」
小鳩「うっ……うぅ……」
夜空「二人殺してしまえば何人殺そうがかわらない」
小鳩「……」
夜空「明日は幸村を殺せ。あいつはいつも部室に一番早く来る。一人のときを狙え」
翌日の放課後
幸村「……」
ガチャッ
小鳩「……」
幸村「今日はお早いですね。兄貴の妹君」
小鳩「……ごめん」
グサッ
幸村「うっ……」
バタッ
小鷹「オース……あれ、誰もいない……幸村?」
幸村「」
小鷹「おい、幸村?」
ガチャッ
夜空「小鷹、来てたのか」
小鷹「た、大変だ! 幸村が……幸村が……!」
ガチャッ
星奈「どうしたのよ小鷹。うるさいわね」
小鷹「せ、星奈! 今すぐ救急車を!」
ガチャッ
小鳩「……」
星奈「こ、小鳩ちゃん!? 見ちゃ駄目!」
小鳩(全部……全部うちがやったのに……)
夜空(ふふふ、後は肉、お前だけだ!)
夜空宅
夜空「ふふふ。とうとうここまで来た」
夜空「明日、肉を殺せば全て終わる!」
夜空「……そうだ! どうせなら小鷹の妹が肉を殺すのを小鷹に見せるようにしよう!」
夜空「傷心した小鷹は私を求めてくるに違いない!」
夜空「もうすぐだよ鷹……。もうすぐ二人だけになれる」
翌日
夜空「これで最後だ小鷹の妹!」
小鳩「……」
夜空「肉はお前を信用しきっている。私が小鷹を足止めする。お前は部室で肉と二人になったときに肉を殺せ!」
小鳩「……」
夜空「これを達成すればお前は晴れて小鷹と今まで通りの日常を取り戻せる」
夜空「むしろお前も小鷹に付きまとう邪魔者共を消せて清々しているのではないか? ふふふふふ!」
小鳩「……」
放課後
夜空「こ、小鷹、今日部活には行くのか?」
小鷹「……そうだな」
夜空「どうした? 元気がないな」
小鷹「当たり前だろ。理科も幸村も……なんでこんな」
夜空「鷹、二人で少し話さないか?」
部室
星奈「……どうしてこんなことになっちゃったのかしら」
ガチャ
星奈「誰?」
小鳩「……」
星奈「小鳩ちゃん……」
小鳩「……」
星奈「小鳩ちゃんも……つらいの?」
小鳩「……」(コクッ
星奈「……」(ギュッ
星奈「小鳩ちゃんは絶対私の前からいなくならないでね」
小鳩「……」
夜空「それで私は~……小鷹聞いてるのか?」
小鷹「今、星奈の悲鳴がしなかったか?」
夜空「肉の悲鳴? あっ、小鷹、どこへ行く?」
小鷹「部室だ!」
夜空「ま、待て! 私も行く!」
夜空(ふふふ。計画通りだ!)
小鳩「……」
小鷹「小鳩、お前……」
星奈「こ……ば…とちゃん……どう…し……て……?」
小鷹「星奈しっかりしろ! 夜空速く救急車を!」
夜空「あっ、ああ、分かった」
夜空(ふふふ。肉、いい気味だ)
小鷹「小鳩! お前、なんてことを!」
小鳩「……」
グサッ
小鷹「こ……ば…と……?」
バタッ
夜空「おい」
夜空「どうして」
夜空「うわあああああああああああ!!!!」
夜空「鷹!! しかっりしろ!!!!」
小鳩「……」
夜空「貴様ああああ!!!!」
夜空「やっと……やっと鷹と二人で一緒に……それなのに」
夜空「鷹あああぁあああ!!!」
小鳩「あんちゃんは言うたんじゃ」
夜空「!?」
小鳩「うちとずっと一緒におってくれるって」
小鳩「あんちゃんと離れ離れになるなら死んだほうがましやもん」
小鳩「だってあんた言うたけん」
小鳩「隣人部“全員”を殺せって」
夜空「ま、まさか貴様!!!!」
小鳩「……」
夜空「うわあああああああああああ!!!!!!」
小鳩「クックック、待たせたな我が半身よ」
小鳩「我も今すぐむかうとしよう」
終

