花村『は?何だって…?』
鳴上「朝起きたら女になってた」
花村『…あのな、いくら相棒でも言っていい冗談と悪い冗談ってものがあってだな…』
鳴上「本当だ」
花村『全く…じゃあ今から会う?いつもの場所にいるからな。嘘ならビフテキ奢れよ』ピッ
元スレ
鳴上「朝起きたら女になってた」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1328539205/
ジュネス屋上・フードコート
花村「え…嘘だろ?」
>花村は本気で驚いている
花村「そりゃ驚くよ!あり得ないだろ!何があったんだよ!」
鳴上「俺にも良く分からない」
花村「昨日なんか変わったことでもあったか?」
鳴上「昨日は確か…」
夜・堂島宅
堂島「ハッハッハ、お前は本当に冗談がうまいな、ハッハッハ」
足立「全くだよ鳴上君、それは面白いよ」
鳴上「……」
足立「あーあ、堂島さん酔って寝ちゃった…そろそろお暇させていただくよ…あ、そういえば」
鳴上「…?」
>足立の手には錠剤が握られていた
足立「そうそうこれこれ、君にあげるよ」
>とても怪しい…が受け取る
足立「それ飲んでみなよ面白いから…あぁ、体に害は無いから心配しないで。んじゃあね」
鳴上「あっ…待っ…」
>足立は行ってしまった…急にどうしたんだろう…
花村「で、それを飲んだと」
鳴上「あぁ」
花村「いや、理由どーみてもそれだろ。かなり怪しいだろ」
鳴上「そうか…」
花村「いや普通に気づけよ…」
花村「ま、まぁ理由はどうであれ、女になっちまったとは…」チラチラ
>花村がいやらしい目つきでこっちを見てくる…
花村「なっ!そんなわけ…」
>花村がいやらしい目つきで胸を見てくる…
花村「み、見てねーつってんだろ!」
鳴上「落ち着け」
花村「ったく…里中とか天城とか呼ぶか?そっちのが解決しやすいだろうし」
鳴上「そうだな…」
里中「鳴上君が女の子になっちゃったってマジ!?あっかわいー!」
天城「うん、どこからどう見ても女の子」
完二「うおっ、先輩マジっすか!?」
りせ「先輩カワイー!!…しかも私より胸おっきいし…」
直斗「ほ、本当に女の子に…驚きです」
クマ「センセーすごくかわいくなっちゃってー!びっくりクマ!」
花村「お前ら緊張感なさ過ぎだろ…」
花村「はあ…いや、気持ちは分かるよ?うん」
里中「ん…で、なんでこんな風になっちゃったの?」
説明中…
直斗「そんなことが…」
花村「いや、俺もマジでびっくりしたよ」
完二「いや、もうビックリってレベルじゃねーっすよ」
天城「うん…足立さんはなんで鳴上君に薬をあげたのかな?」
鳴上「わからない…あ、もしかしたら叔父さんが何か知ってるかもしれない。今日は家にいるし…足立の電話番号とかも聞けるかも」
りせ「じゃあ早速先輩の家にレッツゴー!」
クマ「レッツゴークマ!」
堂島宅
菜々子「お父さん?さっき大事な会議があるって出かけちゃったよ?」
花村「そっかぁ…それじゃ電話も無理かぁ」
里中「ま、今夜帰ってきたら聞いてみたら?」
菜々子「んーん、今日はお父さん帰れないって」
花村「マジかー…じゃあれか?いつも通り勘でどうにかするか?足立のことだ、どっかでぶらついてるだろ」
鳴上「そうだな…>>25とかは?」
25 : 以下、名... - 2012/02/07(火) 00:49:03.08 3F4IVMkF0 10/21ジュネス
ジュネス
花村「というわけでまた戻ってきたわけだが」
鳴上「食料品売場でキャベツでも漁ってたりしないかな」
完二「そんな都合良くいるわけ…」
足立「ん?君たちは」
花村「見つけんの早すぎだろ、てかなんで百発百中なんだよ」
足立「あ、鳴上君、薬、使ったんだ」
鳴上「何なんだ?これは」
足立「怒るなって、怖い怖い」
直斗「足立さん、説明していただけますね?」
足立「はぁ、めんどくさいなぁ」
足立「あれは一時的に対象の性別を変えちゃう薬だよ、まあもう使ったし知ってるか」
鳴上「何でそんなものを俺に?」
足立「…女の子になれば女の子の気持ちが分かるかなって思ってさ」
鳴上「…?」
女子達「……」
花村「何この展開」
>どういうことだろう…
足立「まあ気にしなくていいよ、暇だっただけだから。女の子になった君の反応を見てみたかっただけだよ」
>正直気持ち悪い
花村「足立あんな性格だったっけ…まあいいか」
足立「じゃ、もう行くね。あ、まだ残ってるだろうから使って女の子にしか出来ないことでもやればいいよ」
鳴上「あ、あぁ…」
>何か釈然としないまま足立は去って行った…
りせ「な、何か良く分かんなかったけど…足立さんの言う通り女の子らしいこと、やってみる?」
クマ「かわいいお洋服とかきっと似合うクマー!」
直斗「そ、そうですよきっと似合いますよ」
花村「ほんっと切り替えはえーなお前ら…まあ否定はしないが…服とか見てみたいし」
里中「……花村のやつまさかね」
天城「……今は女の子だし完二君みたいな感じじゃないよね?」
完二「なっ、俺そんな趣味ねーっすよ!」
鳴上「そっとしておこう」
>皆とジュネスを回った…
堂島宅
菜々子「おかえりお兄ちゃ…お姉ちゃん…?」
>あ、そういえば朝はこっそり出てきたし家に来たときも花村と里中に対応してもらってたから事情を話していなかった…
鳴上「あ、な、菜々子…これにはいろいろ事情が」
菜々子「お兄ちゃん……すごくかわいいねっ!ほんとの女の人みたい!」
>…どうやら女装だと思われたらしい…それはそれでどうかと思うが…そっとしておこう
鳴上「き、今日は疲れたからちょっと休むよ」
菜々子「?うん…」
>自室に戻った…
自室
鳴上「ふぅ………よし、せっかく女になったんだし一度やってみたくなるよな」
>おもむろにベッドに寝転び服を脱ぐ
>…恐る恐る胸や股をまさぐる…
>新たな快感がこみ上げる…
>一人長い夜を過ごした…
朝
鳴上「うーん……ハッ!」
>飛び起きて確認する。
>胸…無い。アレもしっかりついている。
鳴上「戻れ…たのか?足立は効果は一時的って言ってたけど、一日だけか…」
>そういえば残りの薬はどこへやったか…無くなってしまった
鳴上「まあ…いいか」
花村「しっかし妙だったよな、あんなもん誰が作ったんだろ」
鳴上「さあ…まあペルソナやマヨナカテレビがあるんだからそれくらいあっても不思議じゃないだろ」
花村「ま、それもそうだな、深く考えてもあんま意味ねーか…ところでまだ薬あんの?」
鳴上「無いよ」
花村「そっか…」
>?
ガソスタ店員「らっしゃせー」
ガソスタ店員「…そういえば、先日刑事にあげた薬はどうなったかな」
ガソスタ店員「一つ使ったら次の持ち主に移る仕様なんだけどちゃんと使ってくれたかな」
ガソスタ店員「…らっしゃせー」
次の日
朝・??
>朝起きて体を確かめる。うん、いろいろ増えていろいろ消えた。
??「なんで俺の机の上にあったかは知らねーが…使ってみたら案の定これか…」
花村「よーし…新生・花村陽子の誕生だぜ!」
ここでまさかの終わり