~放課後~
花村「……………」
里中「でさー、そん時さー」
ワイワイガヤガヤ
花村「……………」
里中「雪子って意外と虫平気だったりねー」
ワイワイガヤガヤ
花村「……………」
里中「およ?もうこんな時間じゃん!さて、帰ろー雪子!ばいばいみんな!」
天城「あ、うん。帰ろっか。それじゃ、また明日ね」
花村「……………」
鳴上「……………」
花村「……………」
鳴上「…気は、すんだのか?」
花村「…まさか話かけられないとは思わなかった」
元スレ
花村「里中を無視し続けたらどうなるか」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1326122735/
花村「参ったな。全く面白くならねーじゃんか」
鳴上「頼んでみたらどうだ?」
花村「無視するから話かけろって?意味わかんなすぎじゃね?」
鳴上「たしかに」
完二「んなアホっぽい事やろうとしないで普通に話しゃいいじゃないっスか」
花村「ばーか。わかってねぇなお前……いいか、“恋人同士”ってのは、マンネリ化したら終わりなんだよ」
鳴上「え」
完二「は?」
花村「でもアレだなぁ…にしても、俺がそんな事し続けたら、里中の奴泣いちゃったりして!くぅ~…可愛いのぅwww想像するだけで可愛いのぅwwwwww」
鳴上(…………)
鳴上(…そっとしておこう)
完二「鳴上先輩、この人どうしちゃったんスか?」
鳴上「さぁ…」
完二「花村先輩、あの、里中先輩と付き合ってたんスか?」
花村「いや?全く?」
完二「は?」
鳴上「え?」
花村「いやでも、なるだろ絶対その内。ホラ、俺ら仲いいし!」
完二「あー…普段ボコられまくっててもそれが言えるってこたぁ」
鳴上「M、だな」
花村「ちっげーよ!もっと魂の辺りから、なんかこう俺らって仲よく見えね?」
完二「うーん…ま、似てるとこぁ…有ったり無かったりっスか…?」
花村「だろ!?」
鳴上「告白しないのか?」
花村「しない!」
完二「?んじゃ、恋人同士とか夢のまた夢じゃないっスか?」
花村「いーや!アイツは俺の事が好きだね!間違いないね。絶対だね!」
鳴上「どうして、そう思うんだ?」
花村「あいつ、俺を見る瞳がいつも潤んでんだよな。頬もいつもほてってるし」
完二「…先輩…いいスか?」
花村「あん?」
完二「それ……常に喧嘩してて、里中先輩がマジギレしてたりするだけなんじゃ…」
花村「違うッ!!」
鳴上「!」ビクッ
花村「仮にそうだったとしても!喧嘩するほど仲が良い!罵倒は愛情の裏返し!そう言うじゃないか」
完二「あー…ま、確かに里中先輩は素直っぽくねーかもな」
花村「お前もそう思うか?」
鳴上「俺は…よく解らないけど…」
花村「とっにっかっくっ!」
バンッ
鳴上「」ビクッ
完二「」イラッ
花村「私、花村陽介は二人の更なるステップアップの為に、今日からしばらくの間、里中千枝を無視します!」
鳴上「ブリリアント」
花村「お前ら、聴いたからには協力しろよな?」
完二「はぁ……たく、めんどくせーなぁ…」
~翌日の特捜本部~
花村「おっしゃー!今日も張り切っていこうぜ!」
里中「うわ~…花村、急にデカい声出さないでよ」
完二(お…!)
鳴上(来たな…)
完二&鳴上(…って…え?)
花村「……」プルプルプル…
完二「」
鳴上「」
完二(鳴上先輩…花村先輩、なんか震えてねっスか…?)
鳴上(きっと…話すのを堪えてるんじゃないか?)
花村「………」プルプルプル
里中「……?ま、いいけど。よっし、雪子。今日はコンビネーション考えようよ!」
天城「うん。そうしよう」
花村「……ホッ…」
完二(いきなりあんな状態のくせに大丈夫かよ…)
~テレビの中~
カッ!
花村「行くぜ、ジライヤ!」
パスッ…
里中「守って…トモエ!」
ザシュ!
完二「来い!タケミカヅチ!」ジオンガッ!
天城「おいで、コノハナサクヤ!」
マハラギオンッ!
鳴上「ルシファー!ヨシツネ!シヴァ!マーラ!ロキ!オーディン!フツヌシ!」
ちゅどーん
どーん
どーん
めぎどらおーん!
里中「うっわ……鳴上くんスッゲー…かっこいいなぁ!」
鳴上「いや…それほどでも…」
花村「…………」イラッ
花村(おい…鳴上…)
鳴上(どうした?)
花村(お前、アイツの注目集めるように戦ったらダメだろうが!)
鳴上(はぁ…)
花村(今度は俺がシャドウ倒して、里中にスッゲーって言われるからな?んで、無視するから!そんなシナリオで頼むぜ相棒!)
鳴上(わ…わかった)
里中「………?」
完二(だめだこりゃ)
シャドウ「ぐおおーん」
デッドエンド
鳴上「うわーシャドウつよい負けるー(棒)」
※ヨシツネ装備中なので本当は物理無効
里中「は…!鳴上くんがっ!今助…」
花村「ジライヤ!ソニックパンチ!!」
どん!
シャドウ「グアアアアア…」
シュゥゥ…
花村「大丈夫か相棒!?」
鳴上「花村のおかげで…(棒)」
里中「…へー…」
天城「花村くん、やるね…」
完二「あのタイミングで攻撃たぁやるっスね(棒)」
花村「へへ…だてに、コイツの相棒やっちゃいねーからな」
里中「ま、花村もたまには役に立つんだねぇ?」
花村「…………」プルプルプル
里中「……花村?」
鳴上「またか」
完二「またっスね」
里中「……ちょっとあんた、何であたしだけ無視してんのよ?」
花村(キタキタキタ-----------!!!)
花村「…………」
里中「…気持ちわるぅ……」
花村「!?」
完二&鳴上「」プッw
里中「一瞬でもかっこいいと思った私がどうかしてたわー…さ、行こう雪子!」
天城「うん」
テクテクテク…
完二「………」
花村「あああああああ……」
鳴上「…まだ、いけるさ…」
~翌日~
完二「昨日は散々っしたね」
花村「言うな…」
鳴上「けど、無視する事自体は上手くいったな」
花村「そう!それよ!」
完二「…でも、結局キモイじゃ成果は無かったとしか言えねぇんじゃ…」
花村「バ完二!まだ始まったばかりだろ!気を削ぐ様な事を言うなっつの」
完二「ばっ…」
花村「それに……実はあの後もばっちり無視し続けてやったんだぜ!」
鳴上「テレビから出た後って事か?」
完二「結局あの茶番の後は話し掛けられないままだったのに、いつ無視してたんスか?」
花村「電話だ!」
完二「…は?」
花村「深夜零時に電話かけて、15分以上つなぎっぱなしで無視し続けました!」
鳴上「うわ…」
完二「先輩…それって…」
里中「……くぉらぁあああ!!花村あああああああ!!!!!」
バキッドゴッガスッ※暴れまくり中
花村「ぐふぉうッ!?!?」
ドサッ
里中「夜中にかけてきて、無言電話とは何のつもりだぁあああああああ!!!??」
花村「」
里中「ちょっとアンタ!!また無視!?」
完二「里中先輩、違うっス。気絶してます」
鳴上「カニのようだ」
里中「ちょっと二人とも!コイツなんなの!?いい加減ムッカついてきたよ!?」
完二「あー…と」
鳴上「うーん…」
里中「…………」
チラッ
花村「」
ブクブク…
里中「……………」
里中「……もう、いい」
完二&鳴上「…え?」
里中「…こんな奴、こっちから口なんか聴いてやんない」
里中「いわれも無いのに無視されるなんて、許せないもん」
花村「」
完二(ま、そらそうだ)
完二「いや…でもホラ…流石に仲間なんだし…そりゃ…えーと…」
鳴上(……)
鳴上「…良いんじゃないかな?」
完二「せ…先輩?」
鳴上(良いから、任せてくれ)
完二(で…でも…)
鳴上「…やられたら、やり返す。俺は、悪くないと思う」
里中「…!うん!もっちろん!」
鳴上「花村には、俺からもよく言っとくよ」
里中「別に……い、今更なんか変わっても許せないけどね!気が変わるまで」
鳴上「ああ」
里中「それじゃあたし…約束あるから行く…」
里中「…………」
チラッ
花村「」
里中「…アホ!」
タッタッタッタッタ…
鳴上「……聴こえてたんだろう、花村?」
花村「!?」ギックゥ
完二「起きてたンすか先輩」
花村「……やべー…」
鳴上「どんな気分?」
花村「…………」
花村「辛ぇ…」
鳴上「だろ?」
花村「……なんか、何やってんだ、俺…」
完二「花村先輩…」
花村「はぁ…」
鳴上「里中がお前の事どう思ってるのか、なんて解らないけど」
鳴上「人間誰でも、傍に、しかもお前達みたいな近しい相手に無視されたら……それは、何となく予想つく」
花村「………」
鳴上「辞めないか?もう」
完二「俺もそう思いますよ。二人とも、互いに接してる時は、他の倍も意地っ張りなんだし、終始つかねーっスよ」
花村「……」
花村「…そう、だな…」
花村「……おし、辞める」
鳴上「それがいい」
完二「なら、ちゃっちゃと謝って来て下さいよ」
花村「…うん。わりぃ。ありがとう」
花村「………」
花村「里中ああああああ!」
タッタッタッタッタ……
鳴上「……」
完二「やっぱ、鳴上先輩は大人っス」
鳴上「ぶっちゃけめんどくさかった」
完二「」
-その日、テレビの中-
里中「いっけー!トモエ!」
ゴッドハンドッ
花村「のわああああ!?いっってええええ!!」
ジタバタジタバタ
里中「おっと、手が滑った」
てへぺろ
花村「ぬああ……て、てんめーワザとだな!?まだ怒ってんだろ!」
里中「は!?アンタの位置どりが悪すぎんだっつの!邪魔邪魔!」
花村「んだと!?」
里中「なによ!?」
天城「本当…よく、似てる」
鳴上(……)
完二(……)
鳴上&完二(あいつらうるせー…………)
完

