岡部「ダル!返事をしてくれ!」パンパンパンパン
ダル「」
岡部「どうしたというのだ!?なんで…」パンパンパンパン
ダル「」
岡部「なんで返事してくれないんだよ…!」パンパンパンパン
ガチャッ
紅莉栖「あっついわねー」
元スレ
岡部「ダルが…ダルが息してない!!」パンパンパンパン
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1349102178/
紅莉栖「さてと、お湯を沸かし…て…」
岡部「紅莉栖!ダルが…ダルが息をしていない!」パンパンパンパン
紅莉栖「」
岡部「くっ…そろそろ限界だ!」
岡部「ノスタルジアドライブ!!」
ドピュッ
岡部「ふぅ…」
岡部「なんでこんなことになってしまったんだ…なぁ、目を開けてくれよ、ダル…」
紅莉栖「う…嘘よ…だって岡部のオカリンは私のものなのよ…」ブツブツ
紅莉栖「…っ!タイムリープすれば!」
岡部「それだ!紅莉栖、俺がタイムリープする!」
紅莉栖「えっ、でも」
岡部「ダルは俺が助ける!!」
岡部「跳べよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
ドゥゥゥゥゥゥゥゥン
岡部「ぐっ…!」ズキズキ
岡部「ここは…ラボか?」
ダル「どしたんオカリン?」
岡部「おぉ…おぉ、ダルよ!」
岡部「再び生きてこの世で出会えるとは思わなかったぞ!」
ダル「なに?またいつもの厨二病」
岡部「ダルッ!」ダキッ
ダル「ちょっオカリン!?」
岡部「ここも!あそこも!まさしくダルのものだ!」ズルッ
ダル「アーッ!」
岡部「おぉ、こんなところにカーブラックホールが!」ペロペロ
ダル「オ…オカッ…リン//」
岡部「ここを超えれば地上の地平線(イベントホライゾン)が…」
岡部「今…そちら側へ行く…」
岡部「俺は…時空を超越するッ!」ズブッ
ダル「」
岡部「ダル!俺は遂にやったぞ!誰も見たこともない地上の地平線を見た!!」パンパンパンパン
岡部「この狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真!世界の真理をここに見つけたり!」パンパンパンパン
岡部「…ダル?」パンパンパンパン
ダル「」
岡部「嘘だろ…ダルが…」パンパンパンパン
岡部「ダル息をしていない!!」ドピュッ
……あれから俺はタイムリープした
何度も何度も何度も何度も何度も…
だが結果は失敗、ダルは…
あの時の俺に言ってやりたい。"迂闊な事はするな"と!
~UPX前~
岡部「くそっ…なんでダルが…」グスッ
紅莉栖「おい、そこのDQN男」
紅莉栖「こんなところで何してる?」
岡部「紅莉栖…」
紅莉栖「初めて名前で呼んだな…」
岡部「助けてくれ…」
紅莉栖「タイムリープしたのね。これから何が起きる?」
岡部「実は…」
――――――――
――――――
――――
紅莉栖「ふーん、なんだか信じがたい話ね。またいつもの厨二病?」
岡部「違う!俺は真実しか言ってない!」
紅莉栖「橋田が自分で作ったカーブラックホールに飲み込まれて地上の地平線の向こう側へ行っちゃう」
紅莉栖「何度繰り返しても橋田を止めても様々な要因が重なってカーブラックホールが生まれてしまう…」
岡部「…信じれないかもしれんが本当なんだ…」
岡部(さすがに俺がダルをfacking to the gateしたなんて言えんからな)
紅莉栖「途中の説明が雑だけどまぁいいわ」
紅莉栖「あんたがそんな顔して説明してるのに信じないわけにはいかない」
岡部「…ありがとう、紅莉栖」
紅莉栖「えっ、あの、べっ別に…いいわよ、お礼なんて…」
紅莉栖「そっ、それよりどうすれば橋田を助けれるか考えましょっ!」
岡部「あぁ!」
~ラボ~
岡部「とは言ったもののどうすれば…」
紅莉栖「そもそもどうやってカーブラックホールなんて作ったの?」
岡部「えっ?」
紅莉栖「電話レンジの中にカーブラックホールはできてるけどあんな狭いとこに吸い込まれるわけがない」
紅莉栖「つまり橋田はそれだけ大きなものを作ったことになる」
岡部「そっ、それはだな…」
紅莉栖「作り方がわかれば作れないように機材を壊したりしてしまえばどうにかなるかもしれないでしょ?」
岡部「確かに…」
岡部(くそっ!どうする!?)
岡部(バカ正直に言えばもう協力してくれないだろうし…かといって言わなければ話が進まないし…)
岡部「……はっ!」
岡部「そう言えばそろそろだ!」
紅莉栖「えっ?何が?」
岡部「こうしちゃおれん!ダルが…ダルが…!」
ガチャッ
天王寺「おぅ、じゃまするぜ」
岡部「ミスターブラウン?なぜここに!?」
岡部(こんな展開初めてだぞ!?)
天王寺「ちょっと借りたいものがあってな。誰もいねぇから勝手に入って借りてったんだ」
天王寺「で、さすがに無断で借りっぱなしは悪いと思ってな。用も済んだし返しに来たってわけだ」
岡部「勝手にって…それは不法侵入及び窃盗ではぬわぁぃか!!」
天王寺「あ?俺はここのオーナーだぞ文句あっか?」
岡部「しかしオーナーといえどやっていいことと悪いことが」
天王寺「家賃あげっぞ」
岡部「なんでもありません」
天王寺「っと、話が逸れちまったな」
天王寺「ほら、返すぜ」
ドチャッ
ダル「」
岡部「ダ…ダルゥゥゥゥゥゥゥゥ!!」
―――――――――
―――――――
―――――
岡部「くっ…」ズキズキ
岡部(俺が犯さなかったら他の誰かが犯す…)
紅莉栖「岡部?」
岡部(これじゃまるで…)
紅莉栖「おい無視すんな」
岡部(世界がダルを犯そうとしてるとしか…!)
紅莉栖「…どうかしたの?泣きそうな顔して」
岡部「紅莉栖…」
岡部(どうする?全部話すか?)
岡部(だが本当に全部知った上で協力してくれるのか?)
岡部(…えぇい迷ってどうする!このままじゃまた繰り返すだけだ!)
岡部「紅莉栖…助けてくれ」
紅莉栖「タイムリープしてきたのね?」
岡部「あぁ。これから話すことはすべて事実だ。心して聞いてくれ」
岡部「…ということなんだ」
紅莉栖「」
岡部「お、おいクリスティーナ?」
紅莉栖「」
岡部「あのー、紅莉栖さん?できればご意見を伺いたいのですが」
紅莉栖(脳がついて行けてないわ…)
紅莉栖「…整理すると私がタイムリープマシンを完成させた。その後カップ麺を買いに行った」
紅莉栖「あんたは横になる橋田に欲情して…」
岡部「うむ」
紅莉栖「…呆れて怒る気も失せるわ」
岡部「呆れている場合じゃない。時間は待ってくれないんだぞ!」
紅莉栖「うっさいわね!元はといえば橋田なんかに欲情したあんたが悪いんじゃない!」
紅莉栖「まったく…まさか岡部がホモだなんて…」
岡部「ふっ…みなまで言わせるなクリスティーナ…」
岡部「男だとか女だとかそんなことはどうでもいい!」ドンッ
紅莉栖「ちょっと考える時間をちょうだい」
岡部「しかしもうすぐダルが…」
紅莉栖「じゃあタイムリープマシンで2日前まで戻って同じ説明を私にして」
紅莉栖「多分…あんたの力になってあげるから」
岡部「紅莉栖…助かる」
岡部「では行ってくる!」
ガチャッ
ダル「僕とあろうものが財布を忘れるなんて迂闊だったお」
岡部「ダル!!」
岡部「会いたかったぞダルゥゥゥ!!」ダキッ
ダル「え?ど、どしたんオカリン?」
岡部「せっかくこうして会えたんだ!」
岡部「さぁ…お前のカーブラックホールを見せてくれ!!」ズルッ
ダル「」
紅莉栖「あ…ああ…」
紅莉栖「いやあああぁあぁあぁあぁぁああああ!!」
岡部「いいぞダル!俺の五月雨もゲル化されてしまいそうだ!!」パンパンパンパン
ダル「」
紅莉栖「こ…この…」サイリウムセイバー
岡部「くっ…こんなことなら…ルカ子も呼んでやるべきだったか」パンパンパンパン
紅莉栖「くたばれHENTAI!!」バキッ
岡部「おぅっ!?」ドサッ
~30分後~
岡部「ん…ここは…」
紅莉栖「やっと目を覚ましたかHENTAI岡部」
岡部「そうだ!ダルは!?」
ダル「なんだお?」
岡部「おぉ…おぉ!」
紅莉栖「橋田は気絶してたのよ。ラッキーな事に直前に起きたことをあまりのショックで覚えてない。これに懲りたら二度とあんなことしないこと」
岡部「しかし息が…」
紅莉栖「橋田って無呼吸症候群でしょ?きっとそれと重なっただけよ」
岡部「そうだったのか…」
岡部「フフフ…フーハッハッハッハッハ!遂に俺はやったのだ!」
岡部「この狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真、世界の意志に逆らい仲間を救ったのだ!!」
岡部「よし、タイムリープマシン完成パーティーのついでにダル復活パーティーも開こうではないか!」
紅莉栖「復活も何も最初から…」
ダル「あれ?いつの間に僕死んだことになってんの?」
岡部「クリスティーナ!買い出しに行くから付いてこい!」
ダル「じゃあ僕はピザの注文しとくお」
紅莉栖「はぁ…」
―――俺はまだ知らなかった
――――――――
――――――
――――
岡部「よし、全員集まったな!」
まゆり「全員って言っても4人しかいないよ~?」
紅莉栖「すぐ調子乗って…」
ダル「いつものことっしょ」
岡部「細かいことは気にするでない!では…タイムリープマシン完成及びダル復活を祝して乾杯!!」
――――この後に起こる本当の悲劇を
まゆり「あれ~?まゆしぃのカイちゅ~止まってる…」
ピロリンピロリン
『臨時ニュースです。秋葉原駅に…』
岡部(なんだ…?嫌な予感がする…)
ダル「ということはまゆ氏帰れないじゃん」
まゆり「えー?困ったなー」
バンッ
?「動くな!」
紅莉栖「なに!?」
岡部「だ…誰だ!」
カツカツカツカツ
萌郁「タイムリープマシンは、SRENの…ラウンダーが回収する」
岡部「貴様…指圧師!?なぜ…?」
萌郁「岡部倫太郎、牧瀬紅莉栖、橋田至にはきてもらう」
岡部「お…おい…まゆりは…?」
ドクンッ
萌郁「椎名まゆりは…」ジャキッ
ドクンッ
岡部「…!やめろ…やめてくれ!!」
ドクンッ
萌郁「必要…」
ダル「ま、まゆ氏危ない!」ガバッ
まゆり「ダル君!?」
萌郁「ない!」
パァン
ドサッ
岡部「ダ…ダルゥゥゥゥゥゥゥゥ!!」
紅莉栖「い…いやあああああああああ!!!」
まゆり「ダル…君…?ダル君!」
ダル「オ…カリ…ン……まゆ氏の…こ…と……」ガクッ
岡部「おい…ダル!」
バンッ
?「伏せてっ!」
?「ふっ、はっ、せいっ!」ドゴッバキッグシャッ
ラウンダーA「ぐっ…」ドサッ
ラウンダーB「くそっ…」バタッ
ラウンダーC「…っ!」ガクッ
萌郁・?「動くな!」ジャキッ
岡部(黒髪ストレートの少女…?)
岡部「次から次に…誰なんだ貴様は!?」
?「42、ブラウン管、点灯済み」
紅莉栖「タイムリープ…!」
岡部「俺が行く…!」
紅莉栖「でも…」
岡部「大丈夫だ。俺はもう何回もしてる」
紅莉栖「……わかった」
まゆり「オカリン…」
岡部「まゆり…心配するな。必ずダルを助ける」
まゆり「うん…!」
岡部(待ってろ…ダル!)
バチバチバチバチバチ
――――俺はまた繰り返す
岡部「おい、そこの!最後に名を教えてもらおう!!」ビシッ
?「えっ?うーん…まぁいっか!」
岡部「早くしろ!」
?「…私は、2036年からやってきたタイムトラベラー」
?「……かべ……は」ボソッ
岡部「なに?聞こえんぞ?」
?「…鈴羽だよ!」
岡部「鈴羽か…覚えておこう。助力に感謝する!」
――――たとえ同じことが起ころうとも
岡部「俺は…諦めない!!」
岡部「跳べよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
『菊門のカーブラックホール』
完
99 : 以下、名... - 2012/10/02(火) 00:36:24.21 gDmdm7VPO 32/61よし!
これの続きか別の何かか!
>>107
107 : 以下、名... - 2012/10/02(火) 00:40:43.59 5YUcTrCm0 33/61ルカ子で
岡部「では…修行の成果を見せてもらおう!」
ルカ子「はっ…はいっ!」
ルカ子「ふっ!はっ!やあっ!」ブンブン
岡部「ふむ…日々の鍛錬は怠っていないようだな」
ルカ子「ありがとうございます!」
岡部「しかぁし!まだまだ甘いぞルカ子よ!」
ルカ子「えっ…そうなんですか?」
岡部「そんなんではいつまで経っても清心斬魔流は会得できんぞ!」
ルカ子「は、はいっ!」
岡部「まず持ち方がダメだ!もっと腰を落として脇を締めてだな…」ギュッ
ルカ子「あっ…///」
岡部「ん?どうした?」
ルカ子「いえっ!なんでも…」
ルカ子(岡部さんが…後ろから…//)
岡部「そうか?では五月雨を中段に構えて…」
ルカ子「こうですか?」
岡部「うむ、それが理想の姿勢だ」
ルカ子「あっありがとうございます!」
岡部(くっ…思わずキュンとしてしまった)
岡部(だが男だ)
岡部「よし!だんだんうまくなってきたぞ!」
ルカ子「はいっ!」
カァーカァー
岡部「む、もう夕方か。では今日の修行はここまでとする!しっかりと休んで明日に備えるように」
ルカ子「もう…ですか…?」
岡部「ん?」
ルカ子「いえっ!な…なんでもないです」
~ラボ~
ガチャッ
岡部「ただいま帰還した!」
ダル「ぐがー……ぐごー」
岡部「なんだダルだけか。しかし相変わらずいびきのうるさいやつだ」
岡部「…では新たな未来ガジェットの案でも練るか」
ダル「ぐがー…ぐごー…」
岡部「……」
岡部(見た目はこれだが…性別はルカ子と一緒なんだよな…)
岡部(俺もバカではない…流石にルカ子の好意には気づいている)
岡部(だが男だ)
岡部(正直言って紅莉栖やまゆりよりも女らしい)
岡部(だが男だ)
ダル「ぐがっ…ぐごぉぉ…」
岡部(ダルがうるさい)
岡部(だが男だ)
岡部(体の構造はダルもルカ子も…)
岡部(一 緒 な ん だ よ な ?)
岡部(待て待て待て待て!落ち着け俺!)
岡部(こんなことしても悲劇しか生まれんぞ!)
岡部(…しかしルカ子なら……)
岡部(ウェイウェイウェイ!)
岡部(このままではいかん!今日は家に帰ってゆっくり休もう…)
~柳林神社~
ルカ子(はぁ…今日の岡部さん…大胆だったな)
ルカ子(僕は岡部さんをこんなにも思ってるのに…なんで…)
ルカ子(なんで男なんだろう…)
ルカ子(でもあの日岡部さんは…そんなの関係ないって…)
ルカ子(でもでも!岡部さんはきっと女の人の方が…)
ルカ子(…そういえばこの前…過去にメールを送れるって…)
ルカ子「…よしっ」
~次の日~
バンッ
岡部「鳳凰院凶真、ただいま帰還した!」
紅莉栖「……」ペラッ
ダル「…フヒッ…」カタカタカタ
まゆり「あっオカリン、トゥットゥルー♪」
岡部「まったく、反応の薄い奴らめ」
ルカ子「あっ、あの岡部さん!」
岡部「こんな時間からいるとは珍しいではないか、ルカ子よ」
ルカ子「実は…今日はお願いがあって来たんです!」
岡部「ふむ。弟子の頼みとあらば師匠が聞かないわけにはいくまい」
岡部「で、お願いとは何だ?」
ルカ子「僕を…過去に送れるメールで女にしてください!」
岡部「なん…だと…?」
まゆり「まさかるか君まゆしぃのコスのために…?」キラキラ
ダル「ほほぅ、興味深いですな」
紅莉栖「HENTAIは黙ってろ」
岡部「…いいのか?取り返しが付かないかもしれないのだぞ?」
ルカ子「…覚悟の上です!」
ルカ子「お母さんのポケベルの番号はもう手に入れてあります」
岡部「…いいんだな?」
ルカ子「はいっ!」
岡部「では聞いた通りだラボメン諸君!今からルカ子の母にDメールを送りルカ子を女にする!」
ダル「でもなんて送るん?」
岡部「え?」
ダル「どんなメール送ればるか氏は女として生まれてくんの?」
紅莉栖「妊娠してるときに野菜をたくさん食べるといいらしいわよ」
岡部「そうなのか?」
紅莉栖「あくまで聞いた話よ」
岡部「よし、じゃあそれでいこう」
バチバチバチバチ
岡部「ルカ子、送信だ!」
ルカ子「はっ…はい!」ポチッ
岡部「……」
ルカ子「……」
岡部(おかしい…リーディングシュタイナーが発現しない…)
岡部(ということはつまり…)
岡部「ルカ子…お前は、その…男か?」
ルカ子「…はい」
紅莉栖「うーん…やっぱり迷信かしらね…」
岡部「ルカ子の母がメールを信用しなかったという可能性もある」
ルカ子「…どうして……!」
ルカ子「これじゃ…僕は…!」ダッ
バタンッ
岡部「おいっ、ルカ子!」
紅莉栖「何か女になりたい理由でもあったのかしらね…?」
まゆり「そっそんなことより…るか君…泣いてたよ」
岡部「くっ…手分けして探すぞ!」
~数分後~
ルカ子「はぁ…」
ルカ子(…女になれば…思いを伝えれたのに…)
「……い…かこ…」
ルカ子(僕は…どうすれば…)
「ルカ子!」
ルカ子「はっはいっ!」ビクッ
岡部「はぁ…はぁ…探した…ぞ…」
ルカ子「岡部さん…」ジワッ
ルカ子「すいません…いきなり飛び出したりして…」グスッ
岡部「…まったく、心配かけおって」
ルカ子「僕…男……なのに…うっ…情けない…ですよね…」グスッ
岡部「……」
岡部「…なぁルカ子、ここ覚えてるか?」
ルカ子「…えっ?」
岡部「俺とお前が初めて出会った場所だ」
ルカ子「…そういえば…」
岡部「そして俺はこう言った」
『男とか女とか、そんなことはどうでもいい』
ルカ子「……」
岡部「俺もバカじゃない。お前がお前を好いていてくれてるのは知ってる」
岡部「俺は女の人が好きだ」
ルカ子「…やっぱり…」
岡部「だが」ダキッ
ルカ子「!?」
岡部「お前は俺の弟子であり特別な存在だ」
ルカ子「…岡部…さんっ」
岡部「さぁ、ラボへ戻ろう」
~ラボ~
ルカ子「誰もいませんね…」
岡部「…ルカ子よ。これより清心斬魔流の修行の最終段階に入る!」
ルカ子「えっ?でも五月雨は…」
岡部「安心しろ!俺が持ってる!」ボロン
ルカ子「…岡部さん…!」ジワッ
岡部「さぁルカ子よ!」
岡部「お前のカーブラックホールで俺の五月雨をゲルだれにしてくれ!!!」ズルッ
ルカ子「やっ…///」ヴォロン
岡部「」
岡部(なんという精神攻撃!まさかルカ子の五月雨だれがここまでのものとは!)
岡部(負けちゃおれん!!)
岡部「ルカ子よお前のカーブラックホールを俺に差し出すのだ!!」
ルカ子「は、はいっ!」
岡部「俺は今から事象の地平線(イベントホライゾン)へ向かう!」
岡部「すぐにお前もこちら側へ来ることになるから行き方を覚えておくのだ!」
ルカ子「わっわかりました!」
――――すべては運命石の扉の選択である!!
ズブッ
岡部「時を!時を越えろぉぉぉぉぉぉぉ!!」パンパンパンパン
ルカ子「んっ…あっ、あっ…//」
岡部「俺こそが!狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真!!」パンパンパンパン
ルカ子「おかっ…おか……べ…さんっ…//」
岡部「世界は俺の手の中に!!」ドピュッ
ルカ子「……あっ//」ドピュッ
岡部「ふぅ…なかなか良かったぞルカ子よ。お前のカーブラックホールの力…素晴らしいものだ」
ルカ子「そっ…そんなっ///」
岡部「ではルカ子よ」
岡部「次は…お前が俺のカーブラックホールへ突入する番だ」スッ
ルカ子「…はいっ!」
岡部「これまでの修行よりも一層厳しいものになるぞ?覚悟はいいな?」
ルカ子「もちろんです!」
ルカ子「では…失礼します!」ズブッ
岡部「…っ!」
ルカ子(こ…これが噂に聞くカーブラックホール…!)パン
ルカ子(一人でやるより…ずっと…)パンパン
ルカ子「気持ちいい…」パンパン
岡部「フーハッ…ハッ…ハッ……ルカ…子…よ…」
岡部「…遠慮は…いら…ん……もっと……来い…!」
ルカ子「岡部さん…わかりました!」パンパンパンパン
ルカ子「んっ…はっ、あっ、んっ」パンパンパンパン
岡部(ウグッ…これが……ルカ子の五月雨…!)
岡部(裂けそうだ…!!)
ルカ子「ああっ!岡部さん!僕も事象の地平線へたどり着けそうです!」パンパンパンパン
岡部「がっ…頑張…るの…だ…//」
ルカ子「!血…血が!!」パンパン
岡部「か…構わん!!あっ…んっ…来い!」
ルカ子「岡部さん……清心斬魔流漆原るか、行きます!!」パンパンパンパンパンパンパンパン
岡部「うおっ…あっ…くっ……」
ルカ子「やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ドピュッ
岡部「よく…やった…」ドピュッ
ルカ子「岡部さん…愛してます…」
岡部「…俺もだよ…るか」
チュッ
『五月雨のイベントホライゾン』
完
159 : 以下、名... - 2012/10/02(火) 02:23:54.52 gDmdm7VPO 61/61読んでくれた人、支援してくれた人ありがとニャン
初めて即興でルカ子やったから違和感は許してくれ
表現力の限界だよ、童貞だもの
じゃあオ○ニーして寝るよおやすみ!
俺はノンケだからな