鈴羽「ほ、本当にあたしで良いの?だって君には」
岡部「クリスやまゆりのことなら気にするな」
鈴羽「……」
岡部「そんな顔をするな、俺は自分の意思でお前を選んだんだ。お前が何かに罪悪感を覚える必要はない」
鈴羽「うん……それは嬉しいけど」
岡部「口で言っても解らないなら体に教えるか?」ギュ
鈴羽「ず、ずるいよ、そんな風に言われたら」
岡部「静かにしろ、口塞ぐぞ」
鈴羽「んっ……!んむっ……んん」
元スレ
鈴羽「可愛くない下着でごめんね?」 岡部「気にするな」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1319209362/
鈴羽「ふぁ……」
岡部「良いか?」
鈴羽「ここで終わる方が悪いと思うけど」
岡部「そういう事はよく解らん」
鈴羽「……」グイグイ
岡部「つねるなバイト戦士よ、すぐに力に訴えるのは文明人としてどうなんだ?」
鈴羽「バーカバーカ」
岡部「なっ……!」
鈴羽「君って女心を解ってるのか鈍感なのか……」
岡部「悪かったな」
鈴羽「……」
岡部「バイト戦士?」
鈴羽「……したい」
岡部「ん?」
鈴羽「君と、岡部輪太郎と、したい」
鈴羽「他の誰よりも君にとって特別になりたい、だから……抱いてほしい」
鈴羽「仮にも女の子にここまで言わせてまさか逃げないよね?」
岡部「フッ、フフっ、フハハハハハ!!この稀代のマッドサイエンティストが逃げの一手を打つなど有り得まい!」
鈴羽「へぇ……じゃあ、抱いてくれるんだ?」
岡部「あ、いや、それは」
鈴羽「さっきまでの強気はどこいったのかな?口だけなの?」
岡部「バカを言うな、この俺が口だけのヘタレ等と……」
鈴羽「ほら、触って?」グイ
岡部「おぁおおおいぃ!?」
鈴羽「あたしの胸、すっごくドキドキしてるでしょ?緊張じゃないよ、君に抱いてもらえるから、体が喜んでるんだよ?」
岡部「そ、そそそうか、健康で何よりだな」
鈴羽「ここまでしても押し倒さないなんて、君って紳士なんだねぇ」クスクス
岡部(バカにされてる気がする)
岡部「バイト戦士のくせに生意気だ」
鈴羽「どこのガキ大将なんだか」
岡部「ぐっ……おのれ!」モミュン
鈴羽「んっ!?」
岡部「だいたいだな、年頃の娘がこんなに体のラインを出しおってけしからん!」モミュンモミュン
鈴羽「あっ……ん、お、親父臭いなぁ」
岡部「黙れ」
鈴羽「岡部輪太郎……」
岡部「ん?」
鈴羽「優しくして……?」
岡部「おっ、……おおおおお」
鈴羽「ど、どうしたの!?」
岡部「煩悩退散煩悩退散煩悩退散煩悩退散煩悩退散」
鈴羽「よいしょ、と」シュルシュル
岡部「待てぃ!!な、なぜ脱ぐ!?」
鈴羽「えっ?着たままのが良い?」
岡部「そういう問題ではない!」
鈴羽「君はあたしを抱きたくないの?」
岡部「だからそういう……」
鈴羽「イエスかノーだけで答えて」
岡部「う……」
鈴羽「……」ジッ
岡部「ま、まぁ抱きたくないと言えば嘘になる気がしないでもない」
鈴羽「はっきりしないんだね、選んでくれたはずなのに」ジワッ
岡部「お、おい泣くな!泣くな!抱きたい!抱きたいぞ!」
鈴羽「えへへ」
岡部(嘘……泣き……親の顔が見てみたいもんだな!)
岡部「ちょっと来い」グイ
鈴羽「へ?」
岡部「そこに寝ろ」
鈴羽「うん」ゴロン
岡部「ガジェットに数えるのもバカらしいマットレスだが……立ったままや机の上よりはマシだろう」
鈴羽「……」
岡部「なんだ?日干しはちゃんとしてあるぞ」
鈴羽「君、やっぱりズルいよ」
岡部「訳の解らん奴だな」
鈴羽「うるさい」
岡部「……脱がすぞ」
鈴羽「……うん」
鈴羽「……」ドキドキ
岡部(ス、スタイルは良いな。比べる対象が無いから解らんが)
鈴羽「あんまりジロジロ見ないでほしいんだけど」
岡部「す、すまん」
鈴羽「別にいいけど……それより、可愛くない下着でごめんね?」
岡部「き、気にするな。俺は服装で人を判断したりはしない」
鈴羽「知ってる」
岡部「う、うむ」
鈴羽「落ち着いたら?」クスクス
岡部「う、うむ、解っている」
鈴羽(ほんとにテンパってるだなぁ……どうしよう、可愛い……)
岡部(で、だ。ここからどうすれば良いんだ!?ダルよ!俺を導いてくれ!)
ダル『ググれカス』
岡部(クリスティーナ!)
クリス『う、うるさいっ!私を選ばなかったくせに!』
岡部(まゆり!)
まゆり『トゥットゥルー!』
岡部(なんて役に立たん連中だ)
鈴羽「?」
岡部(ええい、俺は天才だ!アドバイスなど無くともやれる!)ゴソゴソ
岡部「お?ん……?あれ……」
鈴羽「ねぇ」
岡部「ちょ、ちょっと待て俺に解けないパズルなど」
鈴羽「このブラ、フロントロックだよ?」
岡部「…………知ってた」
鈴羽「外してあげようか?」ニヤニヤ
岡部「バカを言え、構造さえ解ればこっちのものだ」カチャカチャ
岡部「見ろ!即座に解放……解……ほ……」
鈴羽「だ、だからジロジロ見られたら恥ずかしいってば」
岡部「バカ者!隠せ隠せ!」
鈴羽「自分で脱がせといて酷くない?」
岡部「それはそれだ!」
鈴羽「もう」ギュッ
岡部「な、な、な」
鈴羽「ほら、感触伝わらない?結構自信あるんだけどな」
岡部「うむむ……」
鈴羽「……こっちの君は正直だね」スリスリ
岡部「ままままま待て!そこはいかんぞ!」
鈴羽「君がしてくれないから悪いんだぁ……」
鈴羽「元気になってる」スリスリ
岡部「この俺も身体的構造は普通人と変わらんからな、性的興奮が皆無な状況でもないしな」
鈴羽「要するにあたしで興奮してるって事でしょ?」
岡部「そういう言い方ができないこともないな」
鈴羽「……」ニギッ
岡部「オウフ!?」
鈴羽「こんな時くらい素直に言ってほしいよ」ギュウゥゥゥ
岡部「アフッオフッオオゥ」
鈴羽「君の事は好きだけど怒るよ?」グリグリ
岡部「フオ゛ォォォッ!?」ガクガク
鈴羽「あ、あれ?」
岡部「バ、バイト戦士、いや鈴羽よ……確かに俺が悪かった……だがそこはお前が考えてる以上にデリケートな箇所なんだ」
鈴羽「ご、ごめん!痛かった!?」
岡部「解ってくれれば……オッフウ!?」
鈴羽「ごめんね、優しくするからね?」ナデナデ
鈴羽(これくらいの力加減かな?)ナデナデ
岡部「おふぅ」
鈴羽「だ、出すよ?」カチャカチャ
ボロン!
鈴羽「う、うわ、わわわ」
岡部「さっきのジロジロ見るなという言葉をそのまま返すぞ」
鈴羽「し、仕方ないじゃない!初めて見るんだし……」
岡部「そ、そうか」
鈴羽「うわっ、ビクビクしてる……フー」
岡部「はふっ!息を吹き掛けるな!」
鈴羽「わー、わー……」ツンツン
岡部「んほぉ」
鈴羽「暖かい……」ニギリニギリ
岡部「け、血液が集まっているからな」
鈴羽「それに変な匂い」クンクン
岡部「ちゃんと毎日洗っている!嗅ぐな!」
鈴羽「こうするのが良いの?」シュッシュッ
岡部「あががが!き、貴様どこでそんな技を!」
鈴羽「ネットとかで皆、オチンチンシュッシュッって言ってるから」
岡部「はしたない言葉を使うんじゃない!」
鈴羽「シュッシュッ」シュッシュッ
岡部「ぬふぁん!」
鈴羽「面白い……」
岡部「玩具じゃないんだぞ……」
鈴羽「ねぇ岡部輪太郎」
岡部「なんだ?」
鈴羽「舐めてほしい?」
岡部「なんだと?」
鈴羽「舐めたら男の人は嬉しいんでしょ?やってあげようか?」
岡部「さぁな、あいにくしてもらった事が無いので判断しかねる」
鈴羽「してほしいかどうかを訊いてるんだけど。噛むよ?」
岡部「………………してほしいです」
鈴羽「素直でよろしい……いただきます……あーん」
岡部(こいつ本当に食べる気じゃなかろうな)
鈴羽「んっ、んぷっ、んんん」ジュップジュップ
鈴羽「んぶっ……ふぁ、うん……」
鈴羽「気持ち良い……?」
岡部「あ、ああ」
鈴羽「嬉しい……もっとしてあげるね」
岡部(止せ、そんな嬉しそうな顔するな、愛しくなる……んおおっほぉ!!)
鈴羽「えへへ、自分が何かして好きな人に喜んでもらうって嬉しいね」
岡部「俺にはもったない言葉だな」
鈴羽「いいんだよ……ちゅっ……んっ、れろ……」
鈴羽「んぐっ、ん、ん、」
鈴羽(好き!好き好き好き!大好き!)
鈴羽(誰にも渡したくない!渡さない!)
鈴羽(あたしの、あたしだけの岡部輪太郎!)
岡部「お、おいバイト戦士!そろそろ……!」
鈴羽「ダメッ!」ギュウゥゥゥ!
岡部「フンスっ!?」
ビュルビュルビュル
岡部「はふん……」
鈴羽「あ、あ……そんな……」
鈴羽(ちゃんと中に欲しかったのに……)
岡部「ほふぅ……こんな事をしている場合ではない、早急に新ガジェットの開発に取り組まねば」
鈴羽「……」ガッシ
岡部「あががががが」
鈴羽「ダメだよ、あたしの事も愛してくれないと許さない」
岡部「じょ、冗談だ、冗談だから離してくれ!出したばかりのそこは敏感ってレベルじゃ」
鈴羽「……」シュッシュッ
岡部「ふひぃぃぃ!!」
鈴羽「ふふん、自分だけ気持ちよくなって終わりはよくないよ」
岡部(本当に親に顔が見てみたいものだ)
岡部「全く……そんなにこの俺のモルモットになりたいよいだな」
鈴羽「えっ、えっ」
岡部「フゥーーハハハハハ!!覚悟するがいい!!お前の体を余すことなく調べあげて、全ての性感帯を暴いてくれるわ!」
岡部「文字通り丸裸にされるがいい!!」
鈴羽「う、うん、君になら何をされても良いよ……」
岡部「お、おおう、調子の狂う……助手のように言い返してくるとこっちも張りが」
鈴羽「……」ギロッ
岡部「やはり女性は素直が一番だな、うん」
数ヶ月後、そこにはオカリンの子を身籠った鈴羽と、真実を知って頭を抱えるオカリンの姿が
エル・プサイ・コングルゥ