1 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 16:13:15.07 +EgSkyGq0 1/185


シュタゲSS。
ネタバレ無し。
世界線無茶苦茶。
18禁。
テキスト量70kb+


金曜日も土曜日もシュタゲSS立てた者です。
今日もおかりします。

元スレ
岡部「……俺が“天使な小生意気”だと?」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1315120395/

4 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 16:15:21.37 +EgSkyGq0 2/185


朝、ラボで目が覚めると俺は女になっていた。

髪はセミロング。

Tシャツに白衣は同じであったが、下はズボンではなくスカートを履いている。

ご丁寧にもニーハイソックスまで装備していた。

ゴソゴソと股をまさぐると……無い。

胸も中々に発育していて、丁度良い具合だ。


岡部「……なんじゃこりゃ」

岡部「なんじゃあああああああああこりゃあああああああ!?」


ダル「んもー、オカリンどうしたんだお?」

ダル「急に大声なんてあげちゃって」


岡部「だっ、ダル!!!」

岡部「聞いてくれ、俺が女……に……」


ダル「?」


岡部「ダル、どうしたんだお前」


ダル「んもー、オカリンさっきからどうしたの?」

ダル「あっ、寝ぼけてるんか」


5 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 16:17:22.43 +EgSkyGq0 3/185


ダルも……女だった。

一目見て解るボリューミーな体つきは俺の記憶していたソレとは種類が違っていた。

例えるのなら女芸人の“渡辺直美”のような体つき。

一見して太りすぎな体は、男受けしそうな顔つきとあいまって無駄な色気を発散させている。


岡部「理解……出来ない……」


俺は昼寝をしていただけだ。

寝て、目が覚めたら女になっていた。

俺だけじゃない、ダルまで女になっていた。

しかもダルはその異変に気付いていない……。

これは機関の陰謀か? 俺の頭が可笑しくなったのか?

どうする、どうするのだ岡部倫太郎よ。


岡部「だ、ダル……一つ聞いて良いか?」


ダル「なぁに?」


岡部「俺は……男(だった)よな?」


ダル「はい?」

ダル「何言ってるの? ……あー、まだ寝ぼけてるんかw」


岡部「寝ぼけてなどいないッッ!」


7 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 16:19:45.18 +EgSkyGq0 4/185


ダル「っわ……」

ダル「も~、いきなり大声出さないで欲しいお……ビックリするでしょ」


岡部「俺は鳳凰院凶……いや、岡部倫太郎! 男だ! 男だったはずだ!」


ダル「駄目だこいつ……早くなんとかしないと……」

ダル「おかりーん、何時まで寝ぼけてるつもり?」

ダル「岡部倫子。もう何年女やってんだっつー話しだお」


岡部「……倫……子……?」


ダル「……あー! 解った、なるほどざわーるど」


岡部「! 解ってくれたか!?」


ダル「今度はそう言う設定ってことね」

ダル「オーキードーキー」

ダル「また使い古されたネタをチョイスなさる」


岡部「……」


ダル「オカリン凄い汗……」

ダル「冷蔵庫にドクペ入ってるお。僕の奢りだから遠慮無く飲んでくれたまへ」


8 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 16:22:07.09 +EgSkyGq0 5/185


岡部「あ、ありがとう……」

岡部「……」カキョ ゴクゴク

岡部「(どうなっている……どうなっている)」

岡部「(岡部倫子だと? 太郎だ。俺は太郎だろうが……)」


──ガチャ。


???「トゥットゥルー♪ 来たよー」


岡部「! まゆ……り……」


ダル「まゆ氏おっつー。おかえりー」


まゆり「ただいまー」


岡部「おい……まゆり? なんだその格好」


まゆり?「ん? オカリン? まゆり? どうしたの?」


岡部「なんで、なんで男になってるんだよ!?」


まゆり?「んあー? 何言ってるの?」

まゆり?「それに、まゆりって……なんで“り”なんて付けるの?」


9 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 16:24:26.68 +EgSkyGq0 6/185

岡部「……は?」


ダル「あー、まゆ氏まゆ氏。オカリンは今性別逆転ネタにハマっているのだよ」


まゆり?「んー? そうなの?」


岡部「……」


まゆり?「椎名“まゆ”だから“まゆり”?」

まゆ「オカリンセンス良いね~」


岡部「……」


まゆりが男だと?

ふざけるな! 俺が一体何年まゆりと幼馴染をしていると思っているのだ!

なぁ、まゆり?

なんで……なんでワンピースを着ていないんだ?

スパッツを履かずにハーフジーンズなんて着こなしている?

人懐っこい顔そのままなのに、なんでそんなに筋骨隆々なんだ?

解らない……解らないよ。まゆり……。

なぜ……まゆりが男でマッチョなんだ?


11 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 16:26:36.10 +EgSkyGq0 7/185


1315120395-011





ダル「でも、自分の名前は“倫太郎”なんですっておw」

ダル「もうちょいカッコイイ名前でも良いんじゃないかと思う訳ですが」

ダル「って、っちょ! じゃぁ何で私はダルのままなんだお!」


まゆ「あははっ、ダルちゃんはダルちゃんのままなんだー」


岡部「(まゆりまで、性別が変わっているだと……?)」

岡部「(解らない。解らないんだ……俺は一体どうしたら……)」


──ガチャ。


???「ァロー! 今日も今日とて暑いぞなもし」

13 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 16:28:38.77 +EgSkyGq0 8/185


ダル「残念イケメン今日もキター」

ダル「嫌がりながらも結局毎日足繁く通う牧瀬氏なのであった」


紅莉栖「橋田うっさい! 居心地が良いから来てるだけなんだからな」

紅莉栖「かっ、勘違いすんなよ……」チラッ


岡部「」ビクッ


ダル「はいはい、男のツンデレほどキモメンドウザイもんは無いとあれほど……」


まゆ「あははっ、紅莉栖くんトゥトゥルー♪」


紅莉栖「ハァイ、まゆ」

紅莉栖「……岡部? どうした?」

紅莉栖「鳩が豆鉄砲食らったような顔して……」

紅莉栖「ははーん。俺のイケメン具合に赤面してキュンキュンしちゃった訳ですね? 解りますw」


紅莉栖まで……男だと。

長くて綺麗だった赤髪は短めに切られて、ショートボブっぽくなっている。

顔は紅莉栖。

だが、男だ。

ショートパンツも履いてなければ、黒タイツも装備していない。

服装の色合いと、ネクタイ、上着だけが俺の記憶している紅莉栖と被る。

そしてその服装は、やはり紅莉栖に似合っていた。


14 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 16:31:09.93 +EgSkyGq0 9/185


岡部「(絶句)」


紅莉栖「岡部? ちょっと、本当にどうかしたか?」


ダル「あー、牧瀬氏牧瀬氏」

ダル「今さっき、まゆ氏にも説明したばかりなんだけども」

ダル「オカリンは絶賛性別逆転ネタにハマっているのだよ」

ダル「女が男で男が女っちゅーやつ?」


紅莉栖「マジで?」


まゆ「まじまじー、まゆしぃはね“まゆり”って設定らしいの」


紅莉栖「まゆり……岡部にしてはまともなネーミングセンスじゃないか」


ダル「そうなんよ。オカリンにしてはかなりまとも……でも自分の前は倫子ww」


紅莉栖「倫子って……細かく設定を練らなかった訳だな」

紅莉栖「ん? 岡部? ちょっと本当に顔色悪いぞ?」


岡部「いや……なんでもない」

岡部「寝起きでちょっと、頭が働かなくてな」


15 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 16:33:19.10 +EgSkyGq0 10/185


ダル「私も変わらなかった訳だが……」


岡部「ダルも、紅莉栖も……どちらでも通るだろう」

岡部「わざわざ換える必要もあるまい……」


まゆ「んー……それだったら“まゆ”もどちらでも通ると思うのです」


岡部「気分の問題だ……あまり、突っ込まないでくれ……」


紅莉栖「」ビクッ

紅莉栖「あー、岡部岡部。今のも一回言ってくんない?」


岡部「?」


紅莉栖「あまり突っ込まないでくれのとこ」


岡部「あまり、突っ込まないでくれ?」


紅莉栖「~~~~っ!」


まゆ「///」


ダル「はいはい、HENTAI HETNTAI」

ダル「我がラボのイケメンは困ったことに大変残念なのであ~る」


17 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 16:35:22.72 +EgSkyGq0 11/185


岡部「……」

岡部「ちょっと……出掛けてくる」


ダル「んぉ、いってらっさーい」

ダル「って、これじゃ逆ハーレム!」

ダル「……興味ねーや」


まゆ「おろー? いってらっしゃい?」


紅莉栖「えっ、ちょ」

紅莉栖「今ので怒ったのか?」

紅莉栖「なら、謝r」


スタスタ。

──ガチャ、バタン。


紅莉栖「行っちゃった」

紅莉栖「今日の岡部、なんかちょっと変だったな」


ダル「うんー、元気ないっちゅーか」


まゆ「心配だなぁ……」


18 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 16:38:26.73 +EgSkyGq0 12/185


岡部「狂ってる……」フラフラ

岡部「何かが、間違っている」

岡部「俺か? 俺の認識が狂ってるとでも……言うのか……」

岡部「俺は男ではなく、女で……」

岡部「岡部倫太郎ではなく、岡部倫子で」

岡部「鳳凰院凶子だと言うのか……」

岡部「……フラフラ」


──ドンッ。


岡部「あっ……すみませ……」


???「下を見ながら歩いたら……危ないよ……」


20 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 16:40:41.95 +EgSkyGq0 13/185

俺より遥かに高い身長。

180㎝はあるだろうか……。

眼鏡が良く似合う、寡黙そうな青年だ。

長めに伸びた髪を後ろで軽く縛っているがまったくイヤらしさを感じない。

普通男が髪を縛っていたら気持ち悪いが……顔が萌郁だからだろう。

足もスラッと長く、少しはだけたワイシャツの胸元がとてもセクシーだ。

……桐生萌郁。

なぁ、萌郁。

お前は男になると、そんなに女受けしそうな姿形になるのか?


岡部「……萌、いや……桐生」


桐生「なんで……苗字?」ショボン


岡部「いや、なに……名前を失念してしまってな」メヲソラシ


桐生「酷いな……萌郁だよ」


岡部「そうだ……たな。萌郁、すまなかった」

岡部「(萌郁の名前は萌郁のままか……ギリギリ両性いけそうな名前だからか)」


21 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 16:43:27.02 +EgSkyGq0 14/185


萌郁「……」

萌郁「様子が、変だけど……」

萌郁「どうか……した……?」


岡部「このところ研究にあけくれていたせいでな」

岡部「少し、疲れ気味なんだ」

岡部「すまない……」


萌郁「そ……っか」

萌郁「これからさ……ラボに……その、い、行こうと思った……んだけど」


岡部「おぉ、そうか。ならば行くが良い」

岡部「ダルにまゆr……まゆに、紅莉栖が居るはずだ」


萌郁「岡部ちゃん……は?」


岡部「俺は少し野暮用があるから、先にラボへ行っててくれ」

岡部「用事が済み次第ラボへ向かう」


萌郁「……ダメかな」


22 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 16:46:19.60 +EgSkyGq0 15/185


岡部「うん?」


萌郁「付いて行っちゃ、ダメ……かな」


岡部「いっ……いや、すまないが……」


萌郁「女の子の……一人歩きは……危ない、よ」


岡部「この鳳凰院凶真に隙などありはしない!」


萌郁「悪いやつに……レイプとか、されちゃったら……」


岡部「レイッ……」

岡部「えぇい! その辺のカス男に犯されるような俺ではないわ!」

岡部「さらばだ! シャイニングフィンガーよ!!」

岡部「フゥーハハハハハ!!!」 タッタッタ


萌郁「あ……」

萌郁「……」スチャ

萌郁「……」カチカチカチ


23 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 16:48:30.74 +EgSkyGq0 16/185


ヴーヴー


岡部「ん……メールか」スチャ


差出人:閃光の指圧師
件名:心配だな
岡部ちゃんの様子、何時もとちょっと違ったけど大丈夫?
少し、心配だな。
俺で良かったら何でも話して欲しい……。
力になれるかは解らないけど、話位は聞けるからさ。

萌郁


岡部「……ありがとう」

岡部「だが、男だ」

岡部「お前の豊満な胸は一体どこへ消えたと言うのだ」

岡部「身長か? 身長になったのか?」

岡部「だとするならば、納得がいく」

岡部「俺の身長が縮んで、胸が無駄に大きめなのが……な」フヨンフヨン

岡部「はは……なんて、な」


岡部「俺はこれからどうすれば良いんだ……」フラフラ


25 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 16:51:48.32 +EgSkyGq0 17/185


???「へーい彼女ぉ」

???「白衣なんて着ちゃってどっこいっくのー?」


岡部「……」スタスタ


???「おいおい、シカトぶっこいてんじゃねーよおい」


岡部「……」スタスタ


???「おめーだよ!」


岡部「(なんだこの男は……鬱陶しい)」

岡部「(絡まれている女も難儀なことだ)」

岡部「(何時もなら助けてやろうかなと思うところだが……)」

岡部「(今の俺にそのような余裕はない)」

岡部「(恨んでくれるなよ、見知らぬ女子よ)」


???「っざっけんな!! てめぇだよ、オラァ!!」


岡部「!?」ガシッ

岡部「!?!?」


27 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 16:53:48.87 +EgSkyGq0 18/185


???「は? なになに? 本当に自分だって思わなかったの?」


岡部「えっ、おっ、俺?」


???「俺って……っかーさすが秋葉原www 俺っ子ですかwww」

???「遠出してナンパしにきた甲斐があったわ」

???「俺、渋井丸 拓男。略してシブタク」

シブタク「へへ……付き合ってよおねーさん」


岡部「……」

岡部「こ……困ります……」

岡部「(お前も男で、俺も男だ)」


シブタク「初心な反応だねぇ」

シブタク「ナンパされたの初めて?」


岡部「あ……あぁ」コク

岡部「(当たり前だろうが)」


シブタク「いいねいいね、可愛い顔してんのに」ニヤニヤ

シブタク「ちょっと気持ち良いことしようぜ」ガシッ


岡部「んなっ!?」

岡部「えぇい! 触るな気色悪い!!!」


28 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 16:55:57.86 +EgSkyGq0 19/185


シブタク「かっちーん」

シブタク「傷付いちゃったよ。俺」

シブタク「癒して貰わねーとなぁあああ」

シブタク「こっち来いや」ズルズル


岡部「やっ、っちょ、引きずるな!!」

岡部「(なんだコイツ! 凄い怪力だ)」

岡部「(ヤバイ、ほどけない……ふりきれない)」


シブタク「お仕置き種付けセッ○スしましょーねー」


岡部「たっ助けっ」フガモゴ


シブタク「シャーッラップ」

シブタク「黙りましょうねー」


岡部「(嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ)」ガクガク


シブタク「へっへ、やっぱ秋葉原だわ」

シブタク「だぁれも感心寄越しやしねぇ」


岡部「(なんだよ、なんでだよ)」

岡部「(なんでこんなヤツに路地裏まで連れてかれなきゃいけないんだよ)」


29 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 16:58:53.49 +EgSkyGq0 20/185


─路地裏─


シブタク「とりあえずココで良いか」

シブタク「このハンカチ、を口にふくめ」


岡部「」ガクガク


シブタク「ッチ」パチン


岡部「っひ」


シブタク「痛い目見なきゃわかんねぇーか? あぁん?」アタマツカム


岡部「あっあっ」ポロポロ


シブタク「そそる顔するじゃないの」

シブタク「だーいじょうぶ、大人しくしてれば痛い思いしないから」

シブタク「とー」


パンツビリビリ


岡部「」モガモガ オェッ

岡部「(ハンカチが臭い……気持ち悪い)」オェ

岡部「(俺、犯されるのかよ……嫌だよ)」

岡部「(訳解らない世界で、訳解らないヤツに犯されるのかよ)」ボロボロ


30 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 17:01:26.87 +EgSkyGq0 21/185


シブタク「がはは、良い顔だ」

シブタク「俺様のココもギンギンだ」

シブタク「ふへへ……」

シブタク「足、開けよ」


岡部「」ブンブン


ドゴォ


岡部「っっ!」


シブタク「腹パン腹パァン!」


ドゴォ ドゴォ


岡部「ぁぁっっ!!!」


シブタク「足、開けよ……」


岡部「……」カパァ


シブタク「わほー! なんというボーナス! 天然パイパンかよ」

シブタク「今日はラッキーデイだな」

シブタク「和姦♪ 和姦♪」

シブタク「ただきマンモス」


31 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 17:03:54.60 +EgSkyGq0 22/185


岡部「(もう……だめだ……)」



???「ちょーーーーっと待ったぁぁぁあ!!!」


シブタク「あん?」


ガスッ……。


シブタク「──」

シブタク「」

──ドサッ。


岡部「(……)」

岡部「(えっ……?)」

岡部「(助かっ……た?」


???「岡部倫子、大丈夫か!?」


32 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 17:07:05.25 +EgSkyGq0 23/185


スポッ

岡部「はぁはぁ……オェッ」

岡部「鈴……羽?」


鈴羽「おう、俺だ」

鈴羽「ったく……変なのにひっかかりやがって……」

鈴羽「大丈夫か? って……///」

鈴羽「おい、足閉じろ……///」


岡部「えっ?」

岡部「あぁすまん」


鈴羽「しっかし危なかったなー」

鈴羽「俺が来なかったら本当に犯されてるところだった」


岡部「(鈴羽の名前も変わらずか……)」ボー

岡部「(何にせよ助かった)」


鈴羽「この男もある意味命拾いしたな」

鈴羽「見つけたのが俺じゃなくて、牧瀬紅莉栖や椎名まゆだったら……」

鈴羽「多分、殺されてたところだ」ワハハ


36 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 17:10:54.78 +EgSkyGq0 24/185


岡部「まさか……」


鈴羽「いやー、分厚い本の角で後頭部殴られたら死ぬさ」

鈴羽「椎名まゆだったら、痛みを感じる前に頭が体から離れていたろうな」


岡部「(まゆり……)」


鈴羽「俺だって殺してやりたいさ」

鈴羽「この憤りをどうやって沈めるか教えて欲しいくらいだ」ゲシゲシ


シブタク「」


岡部「(いけどり? いきどおり? 憤りか……)」

岡部「(怒ってくれているのか)」


鈴羽「と、言う訳で岡部倫子の処女は俺が頂きます」テヘッ

鈴羽「やー」


岡部「やーめーろ」


鈴羽「あうー」

鈴羽「なんだよー、助けたお礼に一発やらせてくれよー」


38 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 17:13:53.86 +EgSkyGq0 25/185


岡部「感謝してるよ、鈴羽」

岡部「ありがとう」


鈴羽「あ……ぅ」

鈴羽「急に真面目になるなよな……ずるいぞ」


岡部「……」


鈴羽「さっ、さて……ラボ行くか?」


岡部「そう……だな」

岡部「もう少し外を歩きたかったんだが……」

岡部「パンツも無いし、ニーハイもずたずただ」

岡部「戻るか……」


鈴羽「んだな」

鈴羽「ボディーガードは俺に任せろー」

鈴羽「なんてったって……」


岡部「戦士だからな」


鈴羽「……」ッニ


41 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 17:16:27.87 +EgSkyGq0 26/185


─ラボ─


岡部「ただいま……」


まゆ「オカリンおかえ……ン」


ダル「おっかー……えっ」


紅莉栖「随分遅かっ……は?」


萌郁「ガチャ」ケイタイオトス


まゆ「どっ、どうしたのオカリン!」


ダル「っちょ、そのボロボロの服装はもしや……」


紅莉栖「お……かべ……」ワナワナ


萌郁「……」ゼック


岡部「ん……ちょっとな」

岡部「まゆ、俺の着替えってラボにあったかな」


43 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 17:19:03.26 +EgSkyGq0 27/185

紅莉栖「それなら、確か奥のタンスに」

紅莉栖「ちょっと待ってろ。持ってきてやるから」ダッ


ダル「なんで牧瀬氏はオカリンの下着場所把握してるん……」


まゆ「ねぇ、オカリンどうしたの?」


萌郁「まさ……か……」


岡部「ん……」


鈴羽「うーっす」

鈴羽「いやー大変だったよ、岡部倫子がレイプされかけてさぁ」



       _
     σ   λ
     ~~~~ 
    /#・ω・ )   ビキッ……
 _, ‐'´  \  / `ー、_
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ
{ 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ
\ヽ、   ー / ー  〉
  \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/


44 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 17:22:36.79 +EgSkyGq0 28/185

ダル「うわーマジかよ……」


萌郁「俺の……せい……だ」


岡部「いやいや、そんな大事じゃないんだ」

岡部「鈴羽が助けてくれたしな」

岡部「萌郁、気にしないでくれ」


鈴羽「なにが、大事じゃないだよ」

鈴羽「もうちょっとで挿れられそうだったじゃんか」


ゴゴゴゴ……。


岡部「ま、まゆ……落ち着いてくれ」


まゆ「……」ゴゴゴ


萌郁「ごめん……ごめん」ポロポロ


岡部「なっ、泣かないでくれ萌郁」

岡部「萌郁の助言を聞かなかったのは俺の責任だ」


46 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 17:25:01.67 +EgSkyGq0 29/185


まゆ「ねぇ、鈴ちゃん」

まゆ「その腐ったバナナはどこに居るのですか?」


鈴羽「あはは、ちゃんと俺が処理しておいたって」


まゆ「そっか……残念なのです」ギリギリ


ダル「はーでも、怖いなー」

ダル「身の危険感じちゃうお」


岡部「ダルはダイナマイトボディだからな」

岡部「お前も気をつけろよ、本当に怖かった……」


ダル「うんっ、気を付けるお」


鈴羽「(橋田至は大丈夫だと思うんだけど)」

まゆ「(ダルちゃんは誰も狙わないのです)」

萌郁「(岡部ちゃんは、ダルちゃんを可愛いと思ってる節が……)」

鈴羽「(女の子同士の美的感覚ってやつじゃない?)」

まゆ「(渡辺直美ちゃんも可愛いと思えないのです……)」

萌郁「(岡部ちゃんのが可愛い……よ……)」


47 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 17:28:33.96 +EgSkyGq0 30/185


岡部「ん、紅莉栖のやつ遅いな」

岡部「ラボの奥にあるんじゃないのか?」スタスタ


紅莉栖「スーハースーハースハー」ゴロゴロ

紅莉栖「ペロペロペロクンカクンカ」


岡部「」


ダル「うーっわ……天才HENTAIイケメンの本領発揮だお」


まゆ「あははっ、紅莉栖ちゃん幸せそうだね~」


鈴羽「ちょと牧瀬紅莉栖!」


紅莉栖「ッハ!!」


萌郁「ずるい……」


岡部「」


紅莉栖「っち、違うんだ!」

紅莉栖「べっ、別に下着をクンカクンカしたかった訳じゃないんだからな!」

紅莉栖「えっと……そ、そう!」

紅莉栖「ずっと、タンスに入れっぱなしだったからカビ臭くないかチェックしただけだ!」

紅莉栖「ありがたく思えよな!」

紅莉栖「フン!」ツカツカ

紅莉栖「はい」ポイ


48 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 17:30:44.53 +EgSkyGq0 31/185


岡部「湿ってる……」

岡部「まぁ、ノーパンよりは……マシか」

岡部「」ハキハキ


まゆ「!」

紅莉栖「!」

鈴羽「!」

萌郁「!」


ダル「っちょ!!!!」


岡部「ん?」


ダル「オカリン一体どこで穿こうとしてん!! 男の目があるんよ!!」


岡部「え?」


ダル「S・H・I・T ! レイプされたショックで頭イったか!」

ダル「はいはい、オカリンこっちこっちシャワールーム行くお」

ダル「ついでにシャワー浴びたほうが良いお」


岡部「あ、あぁ……」


49 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 17:32:52.70 +EgSkyGq0 32/185


まゆ「……」


紅莉栖「Ass Fuckin'  橋田の糞ったれめ……」

紅莉栖「あとちょっとだったのに……」


萌郁「……」ドキドキ


鈴羽「~♪」


紅莉栖「?」

紅莉栖「鈴さんは妙に涼しい顔してるけど……どうした?」


鈴羽「俺、見ちゃったんだよねぇ」


まゆ「なにを?」


鈴羽「岡部倫子の……あ そ こ」


萌郁「っぶ」


紅莉栖「はぁ?」


まゆ「えっ」


50 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 17:34:59.66 +EgSkyGq0 33/185


鈴羽「いやー助けた時にさー」

鈴羽「岡部倫子ったら足閉じないんだもん」

鈴羽「そりゃ見ちゃうってー」


まゆ「良いなぁ……」


紅莉栖「ぐぬぬ……」


萌郁「……」モジモジ


鈴羽「岡部倫子は……天然パイパンでした……」


まゆ「!」

まゆ「(ちっちゃい時にお風呂一緒に入ったきりだから知らなかった)」

まゆ「(まゆはボーボーになってしまったのに、オカリンは綺麗なままなんだね)」


紅莉栖「」ハナヂブー

萌郁「」マエカガミ


鈴羽「ハッハッハ! 良いもの見れたよ」


52 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 17:37:00.31 +EgSkyGq0 34/185


─シャワー室─


シャー


ダル「まったく……男子達がエロい話しに華を咲かせてるお」

ダル「オカリン、シャワー終わるまで覗かれないようにボクがここ見張ってるから安心してね」


シャー

岡部「……あぁ、ありがとう」


生まれて初めて見る、生の女の体が自分だなんてな。

ははっ、結構イヤらしい体付きをしているじゃないか。

乳首はピンクだし、下の毛なんて生えていやしない。

俺が男だったら勃起しているところだ。

もう勃起をするための性器が無いがな……。


夢を……見ていたのかな。

俺はずっと男になりたい女の子で。

性別が逆転している、そんな世界で楽しい生活を送っていた。

楽しい夢だったんだ。

良い夢見れたじゃないか。

何度も殴られて痛かった……これは夢じゃない。

現実だ。

はぁ……あんな夢見るんじゃなかった。

混乱するだけじゃないか。


53 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 17:38:17.16 +EgSkyGq0 35/185

ガラッ


岡部「ダル、ありがとう」


ダル「気にすんなし。私ら親友っしょ☆」


岡部「……」ニコッ


ダル「っさっさ。体拭こうオカリン」

ダル「それにしても、オカリンは痩せ型すぎ」

ダル「もっと、食べてお肉つけないと!」

ダル「おっぱいだけあっても、ダメなんだお!」フヨンフヨン


岡部「っちょ、ダルやめてくれ」///


ダル「もうちょっとお肉が付いたら、私が参加しているSNS」モミモミ

ダル「ぽちゃっ娘大好き紳士集まれー。に連れていってあげるお」モミモミー

ダル「そのためにはあと……30キロは太らんといけないが」モミーモミー


岡部「んっ、あっ……えっ、遠慮しておく」


54 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 17:38:54.09 +EgSkyGq0 36/185

ダル「そかー、残念」

ダル「はいっ、拭き終えたぞなもし」


岡部「はぁはぁ……むっ、胸を揉むのは余計だ」


ダル「オカリンの発育具合をチェックするのは私の役目だからぬ」キリッ


岡部「まったく……」


紅莉栖「ハァハァ」キキミミ

まゆ「はぅ……」キキミミ

萌郁「……」キキミミ

鈴羽「うわはぁ」キキミミ


ダル「ん?」

ダル「っちょ、っちょ!」

ダル「聞き耳立てんなし!」

ダル「っつーか、マジでやって良い事と悪い事あんだろが!」

ダル「コレだから、童貞供は……」


まゆ「えっ、えへへ……ごめんね?」

紅莉栖「(はぁ、岡部の胸も揉みしだきたい)」

萌郁「(興奮……しちゃった)」モンモン

鈴羽「(エロい体してるよなー)」


岡部「ダル、もう着替えたから平気だ」


115 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 21:26:58.32 +EgSkyGq0 37/185

ダル「んもー、オカリンはこの童貞野郎供に甘すぎ!」

ダル「だから付け上がるんだおー」

ダル「あーもう、それに髪がまだ濡れてるのだぜ」


岡部「ん? その内乾くだろ」


紅莉栖「(濡れ髪岡部……イイ!)」

まゆ「(ほへー、可愛いのです……)」

萌郁「(写真撮っちゃ……ダメ、かな……ダメ、だよね……)」

鈴羽「(無駄に男心くすぐるよねー)」ニタニタ


岡部「ふぅ……なんか、疲れたな」


ダル「そらレイプされそうになれば疲れる罠」


まゆ「オカリン、もう一人でフラフラ出かけないでよ……」

まゆ「まゆしぃとっても心配だよ」


117 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 21:29:14.71 +EgSkyGq0 38/185


スチャ

岡部「もしもし、俺だ」

岡部「あぁ、何者かによってラボメンが精神攻撃……」

岡部「俺も実質的な攻撃受けた」

岡部「対応を求む」

岡部「なにぃ!? 今は、対応出来ないだと……?」

岡部「……解った、何とかやってみよう」

岡部「なぁに、何時ものことさ」

岡部「あぁ、それが運命石の扉-シュタインズ・ゲート-の選択か」

岡部「任務を続行する……」

岡部「エル・プサイ・コングルゥ」


まゆ「あ、何時ものオカリンだ~」


紅莉栖「これさえ無ければな……」


萌郁「何時も、通り……」ニコ


鈴羽「うんうん、やっぱ岡部倫子はこうでなきゃ」


岡部「えぇい何をごちゃごちゃとうるさい!」


ダル「その空回った姿勢こそオカリンだお!」


119 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 21:31:24.40 +EgSkyGq0 39/185


岡部「黙れ黙れ! ラボメンNo.001。狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真が喋っているのだ!」

岡部「少し黙らんか!」

岡部「よし、静粛に」


岡部「今日は疲れた。俺は帰る」

岡部「さらばだ!」

岡部「フゥーハハハハ!」


トテチテ~

パタン


ダル「えっ」

まゆ「えっ」

紅莉栖「えっ」

萌郁「えっ」

鈴羽「えっ」


ダル「なんぞ……?」

ダル「あっ、てか一人じゃ危ないお!」

ダル「何考えてんだあの女は!!」


121 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 21:33:35.39 +EgSkyGq0 40/185

紅莉栖「あーもう!」

紅莉栖「まゆ! GO!!」


まゆ「了解なのです☆」 ッビュ!!


萌郁「消えた……」


鈴羽「まゆが行ったら大丈夫だね」

鈴羽「それにしても……本当に何を考えてるんだか」


ダル「空元気だったお」


紅莉栖「あれはあれで、バレてないと思ってるんだろうな」


萌郁「……」


鈴羽「可愛らしいねぇ……」


ラボを出た俺は、風とともにやってきたまゆに捕まった。

電車は痴漢が危ないからと言う理由で電車は辞めになった。

では、どうやって帰ったって?

答えは簡単だ。

まゆの大きい背中に担がれて……だよ。

到着するのにさほど時間はかからなかった、電車より速かったほどだ。

どちらかと言うと加速時のGの方がキツかったが、まゆの太く逞しい腕が俺を放さなかった。

ありがとう、まゆ……。

俺の記憶にあるまゆりと姿形は違うけど、お前はまゆりだよ。

家まで送って貰った後、まゆりはまた秋葉原の方向へ走っていった。

3秒もしない内に姿が見えなくなるとは正直驚いた。


124 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 21:35:37.28 +EgSkyGq0 41/185


さて、眠るとしよう。

今日は……疲れた。

出来ることなら、目が覚めたら全部夢だった……なんてオチを期待して眠る。


大丈夫、起きたら俺はしっかり岡部倫子だよ。

ラボメンNo.001として、ラボメンを心配させる訳にはいかないからな。

倫子でもリンゴォにでもなってやるさ。

……おやすみ。



126 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 21:37:41.38 +EgSkyGq0 42/185


ヴー ヴー ヴー ヴー

メールが2通来ている。


ニア
   差出人:ダル
   件名:おかべーめいくいんいこーぜー

   差出人:まゆ(り)
   件名:柳林神社であそぼー?


岡部「二通も読む気になれんな……」

岡部「件名的にどちらも遊びの誘い……」

岡部「どちらを読む? >>129 」

岡部「(これによって、登場人物に若干の差が出そうだが……)」


岡部「念のため、セーブしておこう」

岡部「ん? セーブ? 俺は今何を言ったのだ……」

岡部「まぁ良い、メールを読もう」


129 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 21:39:35.75 /iDT7mVt0 43/185

まゆ

130 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 21:40:18.81 +EgSkyGq0 44/185


─柳林神社─


まゆ「ほっほっほ!」


岡部「まゆ、待ったか?」


まゆ「んーん!」スチャ

まゆ「筋トレしながら待ってたので大丈夫なのです!」


岡部「そう……か……」

岡部「しかし、逆立ち指立てふせは負担が大きい。程ほどにな」


まゆ「はーい☆ うーん、じゃぁ今度からは片手小指懸垂で我慢するよー」


岡部「うむ」


まゆ「♪」シャカシャカ


岡部「何をしているのだ?」


まゆ「コーラの炭酸を抜いているのです♪」プシュー

まゆ「ごくごく……」


岡部「1.5?を一息か……」


131 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 21:42:32.47 +EgSkyGq0 45/185


まゆ「バナナバナナ~♪」ゴソゴソ


岡部「まゆ、股間にバナナをしまう癖はやめなさい」


まゆ「あっ、まゆしぃったらまたやっちゃった」テヒヒ

まゆ「もぐもぐ」モニュモニュ


???「あっ、岡部さん」


岡部「この声は……」

岡部「ルカ子ではないか」


ルカ子「はい、こんにちわ」


岡部「それと、岡部ではない」

岡部「鳳凰院凶真だ」

岡部「そして、合言葉を忘れているぞルカ子よ」


ルカ子「あっ、ごめんなさい……僕ったら」

ルカ子「えっと、エル・プサイ・こんがりぃ……」


岡部「コングルゥ、だ」


ルカ子「す、すみません」


134 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 21:44:33.08 +EgSkyGq0 46/185


漆原 るか。

そう言えば、俺が女になってからルカ子に会うのは初めてだな。

……どっちだ?

いやいや、まてまて。

ルカ子はもともと、男だ。

そしてこの世界……もとい、俺の認識は全てが逆転している。

と、あればだ。

ルカ子も女になってるはずだ。

そうだよな、そうに違いないよな?

ルカ子だけは、姿形声すらも全て一緒だ。

何故か安心出来る。


だがしかし、調べねばなるまい。

あとでな。



136 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 21:46:35.62 +EgSkyGq0 47/185


まゆ「るか君トゥットゥルー♪」


ルカ子「まゆちゃん、待たせちゃってごめんね。お掃除に時間かかっちゃって」


まゆ「んーん!」

まゆ「飛行中の輸送ヘリコプターを捕まえて引っ張るトレーニングしてたから」

まゆ「問題ない!」


岡部「まゆ。ビスケット・オリバごっこは程ほどにな」

岡部「輸送機に迷惑がかかる」


まゆ「あうー、オカリンごめんね?」


岡部「気をつけろよ」


ルカ子「ふふ、お二人とも仲良しですね」


岡部「まゆは俺の人質だからな。管理をするのは当然のことだ」


まゆ「そうなのです」

まゆ「まゆしぃは、人質から解放されるために、来る日も来る日もトレーニングを積んでるのに」

まゆ「一向にオカリンの魅力から開放されないのです」


岡部「努力する方向が間違っているがな……」


137 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 21:48:37.46 +EgSkyGq0 48/185


ルカ子「良いなぁ……」ボソ


岡部「ん? 何か言ったかルカ子よ」


ルカ子「いっ、いえ!」

ルカ子「そ……それで今日は何して遊ぶの? まゆちゃん」


まゆ「んー……」

まゆ「1秒間に10回の呼吸をする遊びはどうだろー?」ニヘラ


岡部「却下」


まゆ「10分間息をすいつづけて10分間はきつづける遊び……?」


岡部「却下。俺は波紋使いになる気は無い」


まゆ「むう、頑張って努力しないと強くなれないのです……」


岡部「おれの嫌いな言葉は一番が「努力」で二番目が「ガンバル」だ」

岡部「それに、俺やルカ子が強くなる必要は無い」

岡部「まゆが守ってくれるのだろ?」


まゆ「オカリン……」キュン

まゆ「うんっ! まゆしぃが二人を守っちゃうよぉ!」ムキィ


ルカ子「頼もしいですね」ニコニコ


141 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 21:50:39.99 +EgSkyGq0 49/185


岡部「ふむ……どうだルカ子よ」

岡部「久しぶりに、清心斬魔流の修行でもするか?」


ルカ子「っは、はい!」パァァ

ルカ子「(最近、岡部さんがあまり構ってくれないから……)」

ルカ子「(凄く……嬉しいな)」


岡部「では妖刀五月雨をもって来るが良い」


ルカ子「すぐに持ってきますね!」タッタッタ


まゆ「オカリン、オカリン」


岡部「む?」


まゆ「まゆしぃは何をしよう?」


岡部「そうだな……おっ、良いものが居た」


蟷螂「……」カサカサ

ヒョイ


142 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 21:52:46.77 +EgSkyGq0 50/185


岡部「イメージしろ、まゆ」

岡部「この蟷螂は、人間よりでかい……!」


まゆ「……」パァー(脳内麻薬

まゆ「……」コクリ


岡部「……倒せ」


まゆ「キャオラッ!!!」

バキドカドカドカ!!

シェッ!


ルカ子「はぁはぁ、お待たせしました」

ルカ子「えっ、わっ」


まゆ「……っく」 シェッ ッシュ


ルカ子「えっと、まゆちゃんは何を?」


岡部「まゆは今、戦っているところだ」

岡部「邪魔をしてはいけない」


144 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 21:55:17.40 +EgSkyGq0 51/185


ルカ子「だ、誰と戦って……」

ルカ子「だって、切り傷が! 血も出てて……」


岡部「ダメだ、ルカ子!」

岡部「貴様には今、まゆが戦ってるものが見えてはいまい?」


ルカ子「あ……はい、何も……見えません」


岡部「今行っても、邪魔になるだけだ」

岡部「まゆの力になりたいのであれば、清心斬魔流を皆伝するしか方法は無い」


ルカ子「……ゴク」


岡部「厳しい……修行になる」

岡部「やれるか?」


ルカ子「はい……」コクリ


岡部「よろしい。ならば修行だ」

岡部「昨日は素振りを何回こなした?」


ルカ子「昨日は、その……」

ルカ子「凶真さんがレ……れいぷ(小声)されそうになったと……まゆちゃんに聞いて……」

ルカ子「心配で心配で3回しか素振り出来ませんでした」


145 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 21:57:34.47 +EgSkyGq0 52/185


岡部「そうか……心配をかけてすまなかったな」ナデナデ


ルカ子「ふぁ……」

ルカ子「……」フルフル

ルカ子「僕が、僕が強ければ凶真さんを守れるのに……」ワナワナ


岡部「その意気や良し!」

岡部「よし、まずは素振り10回だ!」

岡部「いきなり10回で怖気付いたか……?」


ルカ子「いっ、いえ! やってやるです!」


カー カー


ルカ子「ななっ……はちっ……はぁはぁ」


岡部「きゅーう」

岡部「あと一回」

岡部「せーの」


ルカ子「じゅうっ! はぁはぁ」


150 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 22:02:12.81 +EgSkyGq0 53/185

岡部「良くぞ耐えた」


ルカ子「はぁっ、はぁっ」


まゆ「……」ジリジリ


岡部「(まゆりのは方は膠着状態か……先に動いた方が負ける……)」


ルカ子「ふぅ、はぁ……すーはー」

ルカ子「もっ、もう大丈夫です」

ルカ子「続き……を!」


岡部「うむ……」

岡部「次は剣の型に入る」

岡部「体力より、精神力を使う修行になるであろう」


ルカ子「僕っ、頑張ります……!」


岡部「構え、上段!」


ルカ子「ビシッ」…ヨロ


152 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 22:04:45.07 +EgSkyGq0 54/185


岡部「もう一度、構え、上段!」


ルカ子「ビシッ」…ヨロロ


岡部「……」


ルカ子「ご、ごめんなさい……」


岡部「もう一度だ、構え、上段」


ルカ子「ビシッ」フニャ

岡部「よっと」


ルカ子「!?」

岡部「俺が支えてやる、そのままの体勢を維持しろ」

ルカ子「あっ、へぇぁ……はぃ」

岡部「うむ」


ルカ子「(何時までこの体勢なんだろう……)」

ルカ子「(ふぁ、岡部さんが近いよぉ……)」

ルカ子「(っは! 汗、汗臭くないかな……)」オロオロ


153 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 22:06:47.69 +EgSkyGq0 55/185

岡部「(む……さすがルカ子)」

岡部「(女になってフェロモン倍増だな……)」

岡部「(密着したことで解った、やはりルカ子も女になっている)」

岡部「(良い匂いだ……)」


ルカ子「あっ……あのっあのっ」

岡部「ん? どうした?」

ルカ子「おっ、岡部さささんの胸……胸がっがぁぁ」

岡部「俺の胸がどうしたと言うのだ」

ルカ子「当って……当ってるんですぅ」

岡部「おかしなことを言うやつだ、だからなんだと……!!」


岡部「(なんだ……)」

岡部「(着衣の上からでも解る……)」

岡部「(巫女袴の股間の部位が、見るからに上向きに隆起している……)」

岡部「(これは……?)」


ルカ子「あぁぁ……」ォヨヨ


岡部「(まさか、そんなはずあるまい)」

岡部「(バナナか? まゆのように、ルカ子も股間にバナナを閉まっているのか?)」

岡部「(そうか。そうに違いない……)」


155 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 22:08:54.82 +EgSkyGq0 56/185


岡部「ルカ子よ、コレは一体なんだ? ん~?」

ルカ子「ちがっ、違うんです! こっこれは……」オロオロ

岡部「こーんなところに、バナナを隠すとは……」

岡部「まゆに感化されたか?」

ルカ子「ふぇぇ……えっ? バ、バナナ?」

岡部「修行にバナナなぞ必要ない!!」

岡部「そい!」


ニギッ。


ルカ子「はうぅぅぅ……」


岡部「( ゜Д ゜)」

岡部「(なんだ……このへぁんぱない感触は……)」

岡部「(ギッチギチではないか……袴越しに脈打つ鼓動が届く程だ)」


ルカ子「おか、おかっ……べっさんっ」


岡部「(えっ、うそ。なにこれ)」ダラダラ

岡部「(ちん、えっ? ちん……)」ムニムニ


158 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 22:11:29.10 +EgSkyGq0 57/185


ルカ子「はぁはぁ、そっ、そんなに強く握られ……ったら」


岡部「(???)」

岡部「(え なにこれ わかんない)」ッギュ


ルカ子「ふぇぇぁぁぁっ……!」


──ドピュッ。


ジワァ。


ルカ子「ふぇぇぇ……」ペタン


ルカ子はその場に座り込んでしまった。

俺の右手は懐かしさを感じる青臭さを纏っている。

なんだコレは。どういうことだ。

俺は……俺は、男であるルカ子を手コキしたと言うのか?

なぜルカ子は男なのだ。女だろ!?

俺だって、女だ。

じゃぁ女だろ?


159 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 22:13:44.15 +EgSkyGq0 58/185


だが、男だ。

男だった。

世界は、ルカ子を女だと認識していたのだろうか。

だから、男女が逆転したこの世界で男なのだろうか。

世界? いや違う。

俺の認識だけだ。

俺の認識が変わっただけなのだ。

つまり、俺はルカ子を深層心理で女だと思っていたということなのか……?

女であって欲しいと、そう思っていたのか……?


どちらにせよ、どうすれば良いのだ。

やれやれだぜ。


岡部「ルカ……子」

岡部「その、すまなかった」

岡部「バ、バナナだと思ったのだ」

岡部「勘違いしてしまって、その……」


ルカ子「ふぇぇぇ……」ボロボロ

ルカ子「……」ダッ


160 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 22:16:00.52 +EgSkyGq0 59/185


岡部「あっ! ルカッ……」

岡部「行ってしまった……」

岡部「そりゃ、友達……師匠の前で射精したら恥ずかしいよな……」

岡部「すまんルカ子……」

岡部「……」クンクン

岡部「臭いや……」


ドォォォン。


まゆ「ふしゅるー……」

まゆ「おかりーん!」タッタッタ

まゆ「まゆしぃ勝ったよぉ! 勝負は一瞬だった!」

まゆ「かまきり、お前は強かった。だが、まゆしぃのが強かった。それだけの話しだ」ビシッ


岡部「決め台詞も完璧だな」


まゆ「うんっ。オカリンに言われて練習したもん」


岡部「格闘技者に決め台詞は付き物だ」

岡部「その調子で、励めよ」


162 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 22:19:52.89 +EgSkyGq0 60/185


まゆ「がんばります!(`・ω・´)」

まゆ「あれ、ルカ君は?」


岡部「……修行で疲れたのだろう。先に帰ったよ」


まゆ「そっかぁ」

まゆ「まゆしぃ達はどうする?」


岡部「……帰ろうか。なんだか疲れたよ」


まゆ「そーだねぇ。まゆしぃも体中傷だらけなのです」


岡部「帰ろう」


おわり



       ピッピ

ニア
    SAVE
    LOAD


    SAVE
ニア LOAD



165 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 22:22:22.80 +EgSkyGq0 61/185

ニア        ッピ
   差出人:ダル
   件名:おかべーめいくいんいこーぜー


   差出人:まり(り)   
   件名:柳林神社であそぼー





ニア  差出人:ダル
     件名:おかべーめいくいんいこーぜー


岡部「まゆは今度埋め合わせをすれば良いか……」

岡部「どれ、ダルの所へ行ってみるか」

166 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 22:24:41.48 +EgSkyGq0 62/185


─メイクイーン+ニャン2─


岡部「ダル、待ったか?」


ダル「んにゃ、私も今北産業」

ダル「注文はもう通しておいたから」


岡部「ん。ありがとう」

岡部「それで、今日はなんでココに?」


ダル「んっふっふ。最近、ラボに人が増えたのは良いけれど」

ダル「どいつもこいつも、HETNTAIの顔が良いだけの童貞供だお」

ダル「そんな童貞供に囲まれて、私のようにリフレッシュ先が無いオカリンのために!」

ダル「今日、ここメイクイーン&キング+ニャン2の裏看板イベント」

ダル「“君が主で執事が俺で”に連れて来た訳さ」


岡部「さっぱり意味が解らん」


173 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 22:36:00.88 +EgSkyGq0 63/185

ダル「んもう! オカリンは本当に疎いんだからっ」

ダル「普段、ここのメイド執事喫茶って男女比5:5っしょ?」

ダル「んでも今日は執事率100%なり!」

ダル「飲み物や食べ物も全品半額の超レディースデイだお!」

ダル「しかも、今日は更に特別なイベントまであるのさ!」


岡部「ほう……やけに女性客が多いと思ったらそういうことか」


???「アイスコーヒー2つ、お待たせしましたニャ」


ダル「フェイリスたんキター!!」


岡部「フェイ……リス……」


フェイリス「ダルにゃん、きょーま、いらっしゃいませだニャン」

フェイリス「きょーま、君は今日も美しいニャ……」ウットリ


岡部「フェイリス……男が語尾にニャを付けるのは気持ちが悪いぞ」


フェイリス「あーうー……」

フェイリス「他の女の子達には好評ニャんだけど……」

フェイリス「きょーまは辛口だニャん」

フェイリス「でも、仕事だから止める訳にもいかニャイんだ。察してほしいニャ」


178 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 22:39:06.16 +EgSkyGq0 64/185


ダル「フェイリスたん、ごめんお」

ダル「オカリンはまだまだレベルが低くって理解力が足りてないだけなんだ」


フェイリス「ダルにゃんありがとニャン」

フェイリス「君もとっても素敵ニャン」


ダル「フェイリスたん……」ッポ


フェイリス。

何時もは猫耳メイド服なのに、ビシッと執事服を着こなしている。

まるで執事の黒木さんのようだ。

猫耳と尻尾はそのままなのか……。

ほっそりとした体はどこか中世的な雰囲気を漂わせている。

正直、男が語尾にニャをつけるなど鳥肌物なのだが……。

性別を換えても一切変わらぬその美貌のせいで、違和感を感じない。

男になってもさぞかしモテていることだろう。

ダルも熱狂的な信者のようだ。


フェイリス「ダルにゃん、きょーま、今日は楽しんでいってニャン」

フェイリス「後でジャンケン大会があるから参加して欲しいのニャ」


ダル「するするぅ! 絶対するお!」

ダル「お宝ゲット、キミをゲット、まとめてゲッート!」ウィンク


181 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 22:41:06.90 +EgSkyGq0 65/185

岡部「何か、景品があるのか?」


フェイリス「最後まで勝ち残った子には、No1.執事とハグ」

フェイリス「そして、その子は一騎打ちでNo1.執事とまたジャンケンをするのニャ」

フェイリス「そのジャンケンに勝ったら……」


岡部「勝ったら?」


ダル「まうすちゅーまうすーぅ!」ウチュル-

ダル「そしてNo1.執事と言えば勿論、フェイリスたんっ!!」


フェイリス「と、言う訳なのニャ……」


岡部「なんとも過激なイベントだな……」


フェイリス「正直、簡便して欲しいのニャ……」

フェイリス「アンケートで圧倒的な投書があったのニャ」

フェイリス「多分、組織票だと思うんだけど……無視する訳にもいかないニャ……」


186 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 22:45:46.70 +EgSkyGq0 66/185


岡部「人気執事と言うのも大変だな」


フェイリス「全くだニャ……自分のファーストキスを知らない人にあげるのは……なんか嫌ニャ」


岡部「……お悔やみ申し上げる」


フェイリス「きょーまは、参加しないのかニャ?」


岡部「興味が無い」


フェイリス「……参加して欲しいな」ボソッ


岡部「んなっ」

岡部「耳元で囁くな!」


フェイリス「(静かに)」

フェイリス「(お願い、きょーま。参加して、俺を助けてくれ)」

フェイリス「(仕事とは言え、不細工な女とファーストキスなんて嫌だよ……)」

フェイリス「(パー・チョキ・グー・グー・チョキ・パーの順番で出し続ける)」

フェイリス「(決勝で待ってるよ)」


188 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 22:47:47.34 +EgSkyGq0 67/185


ダル「もー、さっきから何ふたりでヒソヒソ話してるん?」


フェイリス「にゃはは、きょーまが大会に興味無いなんていうからちょっと怒っただけニャ」


岡部「……」


ダル「んもう、オカリンったらまたしかめっ面してぇ」


フェイリス「それじゃ、また後でニャー!」


ダル「うんー! またねー!」デレデレ

ダル「はぅん、フェイリスたんもラボメンなんだからもうちょっとラボに来て欲しいなりぃ」


岡部「(フェイリス……本気で言ってるのか?)」

岡部「(俺が勝ち残ったら、俺とキスするんだぞ?)」

岡部「(良いのか……? 俺はおと……や、女だったな)」

岡部「(それに……決勝でハグ。最後の戦いに勝てばキスだったな)」

岡部「(なるほど、最後の戦いで負ければお互い傷つかずに済む訳か)」


190 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 22:49:54.05 +EgSkyGq0 68/185


フェイリス「ジャンケン大会、いっくにゃー!」


ワーワー ワーワー


フェイリス「最初っはグー! じゃーんけーん」

フェイリス「ぽん!」

フェイリス「パー!」


ダル「グー」

岡部「チョキ」


ワーワー ワーワー


岡部「(勝ってしまった)」


ダル「ぬあー!」

ダル「何故だぁぁ……なぜ拳が負けるうぅぅ……」

ダル「オカリン……後は頼ん……だ」


フェイリス「さー、残り人数も少なくなってきたニャ!」

フェイリス「フェイリスは一体誰とハグするのかニャ?」


\キャー ワタシトー/

/ワタシト- キャー\


192 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 22:52:28.41 +EgSkyGq0 69/185


フェイリス「張り切って行くニャン!!」

フェイリス「ぽん!」

フェイリス「グー!」


\アアァン/

/マケター\


岡部「(これで終りか)」

岡部「(出す順番を知ってるんだから負けるはずが無い戦いだったな)」


フェイリス「見事決勝を勝ち上がったのはこちらの、フロイライン!」

フェイリス「それではご褒美のハグをするニャ!」


ッギュ

フェイリス「(岡部ちゃん、ありがと)」

岡部「(うむ。これもラボメンを救うためだ)」


\キャー メスブター!/

/シーネッ シーネッ \


ッバ

フェイリス「さー、ハグはこれまで」

フェイリス「真の決勝戦はここからだニャ……」

フェイリス「待った無しの一本勝負」

フェイリス「例え、あいこでもフェイリスの勝ちだニャン」

フェイリス「準備、良いかニャ?」


193 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 22:54:36.98 +EgSkyGq0 70/185


岡部「あぁ」コク

岡部「(えーっと、パー・チョキ・グー・グー・チョキ・パー)」

岡部「(最後にフェイリスが出したのが、グー・グー・ときて……)」

岡部「(次はチョキをフェイリスが出してくるはずだ)」

岡部「(俺がパーを出せば負けて終りだな)」


フェイリス「フェイナル・バトオォ!!」

フェイリス「最後だじゃーんけん、じゃんけん……」

フェイリス「ぽん!」


フェイリス「グー」

岡部   「パー」


ワーワワーワーワ!!  ワーワーワーワ!!!


岡部「」


フェイリス「ニャー!! 負けてしまったのニャー!!」


岡部「おま……おまおまおま!」

岡部「(なぜ、グーを出す!!)」

岡部「(グー・グーときて次お前が出すのはチョキだろうが!!)」

フェイリス「(にゃぁ? 確か前のグー出した前はチョキだった気がしたから)」

フェイリス「(もう一回グーを出したのさ)」

岡部「」パクパク


195 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 22:56:40.96 +EgSkyGq0 71/185


フェイリス「ニャンと! 負けてしまったのニャ……!」オヨヨ

フェイリス「フェイリスはみんなのアイドルだニャ! 一人のお客様に唇をあげることなど……」

フェイリス「本来は許されニャい!」

フェイリス「しかし、ルールはルールなのだニャ……」

フェイリス「キス、するニャ!」クル


\フェイリスタンカワイソー メスブタシネー/

/シネオカリンシネオカリンシネシネオカリン\


岡部「(おい、どうやって切り抜けるつもりだ?)」

フェイリス「(どうやっても何も……)」クィ


岡部「!?」


──ッチュ。

……。

…………。


─五秒経過。


フェイリス「っぷあ」

フェイリス「みんなー! これにてイベントは終了だニャー!」

フェイリス「今回はこのフロイラインに唇を奪われちゃったけど、次は皆も頑張って欲しいニャ!」


\シクシク フェイリスタンノクチビルガ…/

/ユルサナイゼッタイニ ゼッタイニダ…\


岡部「」


200 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 23:00:15.10 +EgSkyGq0 72/185

─ラボ──


フェイリス「だーかーらー、謝ってるのニャ! きょーまぁ」


岡部「黙れェ!!」

岡部「こんの、猫男……いや!」

岡部「お前など、鼠男で十分だ!!」


ダル「オカリンが何故に怒ってるのかさっぱり解らない」

ダル「ご褒美も良い所だろjk」

ダル「てか爆発しろ」


岡部「ふざけるな! キ……きっきっきキスをするなど聞いていない!」


フェイリス「最初の説明で話したニャー」


岡部「うぅっ……」ポロポロ


フェイリス「きょーま……ごめんね」


岡部「……もう、良い」グスン


203 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 23:03:24.10 +EgSkyGq0 73/185


ダル「うわー、オカリンガチ泣きだお、意味不」


まゆ「……」ショボン


紅莉栖「……」イライラ


萌郁「……」シュン


鈴羽「……」ハァ


フェイリス「ごめんね、岡部ちゃん」ナデナデ


岡部「触るな!」グスグス


ダル「全く、全部美味しいシチュ掻っ攫っといてよく言うお!」プンプン


まゆ「オカリン、泣かないで? まゆしぃも悲しくなっちゃうのです」


紅莉栖「ま、交通事故にあったと思って諦めなよ」

紅莉栖「(そう思わなきゃやってられない)」


萌郁「そう……だよ」


鈴羽「(泣き顔かわいーなーw)」


205 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 23:05:35.76 +EgSkyGq0 74/185


岡部「お前らに俺の気持ちが解ってたまるか……」

岡部「(男に唇を奪われた俺の気持ちが……)」

岡部「(今でこそ心の整理も付き始め、スカートの履き方や女体にも慣れてきた)」

岡部「(しかし、しかし!)」

岡部「(男になった女とキスをするなど……)」

岡部「(俺にはレベルが高すぎる……)」

岡部「(この先、やっていけるのだろうか……)」


ダル「……」スック


岡部「」ポンポン

岡部「ん? ダルか……放っておいてくれ」


ダル「オカリン、僕迷ったんだけど……」

ダル「拝借します」ペコリ


岡部「?」

岡部「おっ?」アタマガッシ


ダル「うちゅるぅぅぅ!!!」チュウチュウ


岡部「」


209 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 23:07:36.87 +EgSkyGq0 75/185


ダル「ぺろぺろぺろぺろ!!」


岡部「」プルプル


ダル「はぁはぁ、フェイリスたんとの間接チッス!!」


岡部「」


ダル「はむはむ!! ぺろぺろ!! ちゅうちゅ!!」


まゆ「(ドン引き)」


紅莉栖「(絶句)」


萌郁「(放心)」


鈴羽「(暗黒微笑)」」


フェイリス「(身の危険)」


ダル「ぷっはー」

ダル「ごちそうさまでした!」



お わ り


215 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 23:10:03.69 +EgSkyGq0 76/185


数日経って……。



─ラボ─


紅莉栖「岡部についてだが……」


ダル「んお? 急にどったん?」


紅莉栖「橋田、すまないが少し黙っていてくれ」

紅莉栖「男だけで話をしたい」


ダル「んー? あぁなるほど、はあく」


まゆ「うんー? オカリンがどうしたの?」


紅莉栖「えっと……何って言うか……」

紅莉栖「こう言うボキャブラリーは少ないんだ私は」ワシャワシャ


鈴羽「岡部倫子は誰のもの? って話し?」


まゆ「!」

萌郁「!」

フェイリス「!」

ルカ子「!」


225 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 23:20:40.30 +EgSkyGq0 77/185


紅莉栖「ウェ……えーっと……まっ、まぁ、そうなるの……かな」


鈴羽「最近の岡部倫子、可愛いもんねー?w」ニヤニヤ


フェイリス「魅力がはんぱじゃないニャ」


紅莉栖「ちょっと、フェイリスさん。男同士の時はニャを外してよ」


フェイリス「おっと、失礼」


萌郁「守って……あげたい」


ルカ子「はい、守ってあげたいです」


鈴羽「守るって話しなら、私に任せるべきでしょ」


紅莉栖「Why?」


229 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 23:22:41.02 +EgSkyGq0 78/185


鈴羽「だって、実際レイプ魔から救ったの俺だし」ニシシ


紅莉栖「ぐぬぬ……」


萌郁「……力、無いからなぁ」グーパーグーパー


ルカ子「鍛えてるのに、筋肉が付かないんです……」


フェイリス「脳筋めぇ……」

1315120395-229



鈴羽「あっ」

鈴羽「あーあー、でーもぉ」

鈴羽「男の魅力って力だけじゃないし」

鈴羽「うん、それだけで決め付けるのは浅慮だったよ、メンゴメンゴ」


232 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 23:24:49.32 +EgSkyGq0 79/185


紅莉栖「(せんりょ? 浅慮? 難しい言葉使うな)」

紅莉栖「そー、そーだよ。うん、もっと、こう……違うよな」


萌郁「……」コクコク


フェイリス「力だけじゃ何も救えない!」


ルカ子「愛があれば、力なんて大丈夫ですっ」><


まゆ「愛も力もあるよぉ」ボソッ


紅莉栖「……」

鈴羽「……」

フェイリス「……」

萌郁「……」

ルカ子「……」


235 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 23:27:45.09 +EgSkyGq0 80/185


ダル「醜い。なんて醜い争いなんだ」

ダル「オカリン、気の毒だお……」

ダル「本当に残念イケメンの集団……私の琴線には一切触れる事の無いジョーカーが集まったもんだ」

ダル「(フェイリスたんは別腹だけど……)」ニヤァ

ダル「(恋愛に興味ないオカリンがフェイリスたんになびく可能性はゼィロー)」♪


紅莉栖「もう!」

紅莉栖「最近、岡部たるんでるんじゃない?」

紅莉栖「無防備すぎるんだよ!」

紅莉栖「スカートとか気にしないし、たまにブラつけて無いし……」

紅莉栖「むっ、胸とか押し付けてくるし……」


まゆしぃ「うんー、オカリンにその気が無いのは解ってるけど」

まゆしぃ「むらむらしちゃうのです……」


萌郁「メールも……そっけないところが……可愛い」


鈴羽「あの体たまんないよねー」ウヒヒ


フェイリス「唇柔らかかったなぁ」ペロ


ルカ子「(きっと、手でされたの僕だけだ……うふっ)」


237 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 23:29:57.56 +EgSkyGq0 81/185


紅莉栖「ね? そろそろ限界だと思うの」


まゆ「まゆしぃも、他のラボメン殲滅してでも奪いたくなっちゃうかもしれないのです……」ムキッ

まゆ「お友達を傷つけたくないよう……」モリモリ


紅莉栖「(なっ……)

萌郁「(こいつ……)」

鈴羽「(脅し……?)」

フェイリス「(卑怯な……)」


ルカ子「だっ、ダメだよまゆちゃん。そんなこと言っちゃ」

ルカ子「岡部さんに嫌われちゃうよ?」


まゆ「あっ……」

まゆ「そう……だね」シュン


ルカ子「(っほ)」

ルカ子「(まゆちゃんはお友達だけど、恋のライバルだもん。負けられない……)」


紅莉栖「(グッジョブ!)」

萌郁「(……出来る)」

鈴羽「(やるじゃん)」

フェイリス「(強敵……)」


238 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 23:32:49.43 +EgSkyGq0 82/185


紅莉栖「公平にいこう」


鈴羽「どうすんだい?」


紅莉栖「どんな手を使っても良いから、岡部を落とした人の勝ち!」><


萌郁「自由競争……」


フェイリス「もとより、そのつもりニャン」


ルカ子「岡部さん……僕が、僕が守ります」


まゆ「……筋肉が震えてる。武者震いだよぉ」ブルブル


紅莉栖「ただし、強引な手により岡部を本気で悲しませたら……解ってるな?」


241 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 23:35:18.30 +EgSkyGq0 83/185


鈴羽「もちろん」

萌郁「その時は……」

フェイリス「全力で」

ルカ子「容赦なく」

1315120395-241



244 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 23:37:18.95 +EgSkyGq0 84/185



紅莉栖「他人の邪魔は無し」


鈴羽「二人きりになれた時に、ずいずい行っちゃダメってこと?」


萌郁「それが……良い」


フェイリス「賛成。何されるか解らないしね」


ルカ子「了解しました」


まゆ「トゥットゥルー!」


紅莉栖「では……岡部争奪戦……Ready Go!」


ダル「やれやれだぜ」

ダル「オカリン、ガンバ」


岡部「へくちっ!」

岡部「風邪引いたかな……」スンスン


お わ り




251 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 23:41:38.39 +EgSkyGq0 85/185


岡部「うー」ブルブル

岡部「なんだこの寒気は……」

岡部「まったく、女の体ときたら脆弱でいかん……」


岡部「……ん? なんだこの選択肢は」


ニア
    部屋で。
    カラオケBOXで。
    シャワー室で。
    ラボで。
    屋上で。
    深夜公園で。


岡部「なんだ? これは」

岡部「なにか、選んではいけないような気さえする……」

岡部「怖いな……セーブしておくか」

岡部「セーブ? 俺はまたなにか変な事を口走ったような……」

岡部「まぁ良い、セーブもしたし……選択してみるか」

岡部「(ハズレの匂いもする……慎重に行くか……)」

岡部「これは>>255の意思だ」

岡部「エル・プサイ・コングルゥ」


*ここから完全に18禁です

*一部、グロテスクな描写もあります



255 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 23:42:42.72 kAGuC8Ro0 86/185

屋上

260 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 23:44:44.06 +EgSkyGq0 87/185

ニア
  部屋で。
  カラオケBOXで。
  シャワー室で。
  ラボで。
  屋上で。
  深夜公園で。



    部屋で。
    カラオケBOXで。
    シャワー室で。
    ラボで。
ニア  屋上で。
    深夜公園で。


岡部「嫌な予感がする……」

岡部「スーハー……」

岡部「全てはシュタインズ;ゲートの導き……」


カチッ。


263 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 23:46:45.19 +EgSkyGq0 88/185


ニア 屋上で。


──屋上。


岡部「ふぅ、やはり屋上は落ち着くな……」

岡部「扉に鍵は閉めた……」

岡部「最近、無駄に身の危険を感じるのだ……」

岡部「ふぅぁーあ」ネムネム

岡部「久々に青空昼寝とするかな、布団を敷いてっと……」


鈴羽「青空セッ○スー! イイネ!」


岡部「 (  ロ)゜゜」

岡部「んなっ、なぜ! 何故に鈴羽がここに居るっ!!」


鈴羽「何故にって……よじ登ってきたから?」


岡部「ビルを?」


鈴羽「うん!」


岡部「俺を犯しに?」


鈴羽「うんうん」


岡部「本当に?」


鈴羽「うんうんうん」


265 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 23:48:48.26 +EgSkyGq0 89/185


岡部「キィィィヤァァアア!!」


鈴羽「はははっ! 待て待てェ!」

鈴羽「つーかまえたっ!」

鈴羽「岡部倫子の体力で俺から逃げられる訳ないだろー?」

鈴羽「おあつらえ向きに布団まで用意しちゃって……」

鈴羽「素直じゃないんだからなぁ……」///

鈴羽「っさ、俺の童貞と岡部倫子の処女……」

鈴羽「交換しよ?」ニコ


岡部「ちがっ! 違う!」

岡部「羽交い絞めをやめろぉ!!」


鈴羽「んー……でもぉでもぉ」キョロキョロ

鈴羽「ゴムがないところを見ると……生が良いってこと?」


岡部「っちっがう!!」

岡部「頭沸いてるのか貴様は!!」


鈴羽「そろそデレの部分見せて欲しいなぁ……」

鈴羽「俺だって傷ついちゃうよ?」


269 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 23:52:42.48 +EgSkyGq0 90/185


岡部「俺がツンデレだと言う元々の思考がぶっ飛んでいることに何故気付かん!」

岡部「頼む! 離してくれ!!」


鈴羽「だーめ」


岡部「見逃してくれ!」


鈴羽「却下」


岡部「どうしても……か?」


鈴羽「どーしても」

鈴羽「岡部倫子を抱きたい」


岡部「俺が嫌がってもか?」


鈴羽「体は嫌がって無いみたいだよ?」


岡部「そうか……」


鈴羽「そうそう♪」


276 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 23:56:44.01 +EgSkyGq0 91/185


岡部「鈴羽……俺はお前のこと、嫌いじゃなかったよ」


鈴羽「ん? どゆこと?」


岡部「ここ、どこだか解るか?」


鈴羽「おくじょー」


岡部「そう、屋上。つまり……野外だ」

岡部「俺の言いたいこと、解るか?」


鈴羽「……?」


岡部「さようなら、鈴羽」

岡部「お前のこと、嫌いでは無かったよ……」


岡部「スーーーーーーーーーーーーーーーーー……」ピタッ



岡部「まぁぁぁぁぁぁぁあああゆうううううううううううう!!!!!!!!!!!!」




281 : 以下、名... - 2011/09/04(日) 23:58:53.89 +EgSkyGq0 92/185

1315120395-281




284 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 00:01:03.29 j2kMJI9v0 93/185




1315120395-284





岡部「……」ホロリ

288 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 00:03:04.08 j2kMJI9v0 94/185



1315120395-288







カチッ……カチッ。
カチカチッ。

鈴羽「あ」

鈴羽「っちゃー!」

鈴羽「選択肢間違えた!? 屋外ダメ!? あーもう……」

鈴羽「あーあ、ハズレかぁ……あーあー……」ウツウツ


鈴羽「失敗した失敗した失敗した……こんな世界線……」

鈴羽「はぁ……ロードしよっと」


おわり



290 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 00:07:14.65 j2kMJI9v0 95/185


──リーディング・シュタイナー──

岡部「」ドクン


岡部「……ん? なんだこの選択肢は」

ニア
   部屋で。
   カラオケBOXで。
   シャワー室で。
   ラボで。
   屋上で。       Clear!
   深夜公園で。

岡部「なんだ? これは」

岡部「なにか、選んではいけないような気さえする……」

岡部「怖いな……セーブしておくか」

岡部「セーブ? 俺はまたなにか変な事を口走ったような……」

岡部「まぁ良い、セーブもしたし……選択してみるか」

岡部「(ハズレの匂いもする……慎重に行くか……)」

岡部「これは>>296の意思だ」

岡部「エル・プサイ・コングルゥ」


*ここからずっと完全に18禁です

*一部、グロテスクな描写もあります

*苦手な方は本当に気をつけて下さい

296 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 00:09:36.52 iKl4qAeu0 96/185

カラオケ

299 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 00:11:16.66 j2kMJI9v0 97/185


ニア
  部屋で。
  カラオケBOXで。
  シャワー室で。
  ラボで。
  屋上で。       Clear!
  深夜公園で。


    部屋で。
ニア  カラオケBOXで。
    シャワー室で。
    ラボで。
    屋上で。       Clear!
    深夜公園で。

岡部「んー……」

岡部「何か、体がダルいな……」

岡部「いやしかし、ここで止まる訳にもいくまい」

岡部「全てはシュタインズ;ゲートの導き……」

カチッ。


301 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 00:13:28.88 j2kMJI9v0 98/185


ニア カラオケBOXで。



──カラオケBOX。


受付「いらっしゃいませ、お一人様ですか?」


岡部「あっいや、ええとフェイ……秋葉留未の名前だと思うんですが」


受付「あぁ! 秋葉様の」

受付「承っております。案内の者を付けますのでドウゾそちらに」


岡部「あ、ドモ……」

岡部「(カラオケBOXだと言うのに、随分と仰々しいな)」


案内「こちらになります」

案内「こちらの部屋になります。どうぞごゆっくり」


フェイリス「きょーま! 遅かったニャ!」


岡部「ニャを付けるな、ニャを。ここはメイクインではない!」


フェイリス「おっと、ごめんごめん」


307 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 00:17:15.97 j2kMJI9v0 99/185


──フェイリス。

本名、秋葉留未。

俺の記憶では留未“穂”なのだが……。

まゆりと一緒で、何故か最後の文字だけが抜けている。

穂が付くと完全に女ネームだからか?

留未だってどっこいどっこいだと思うのだが……。


留未「フェイリスモード終了」

留未「今日はじゃんじゃん食べて、飲んで歌ってね」

留未「この間の、キスのお詫びだからさ」


岡部「あぁ、遠慮せず。そうさせて貰おう」

岡部「ん」キョロキョロ

岡部「他のラボメンはどうした?」

岡部「遅刻か?」


留未「う?」

留未「なんのこと?」


311 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 00:23:10.33 j2kMJI9v0 100/185


岡部「なんのこと? じゃない」

岡部「他の皆はまだ来てないのか?」


留未「来ないよ?」


岡部「なんだ来ないのか」


留未「うん、呼んでないもん」


岡部「そっかー」


岡部「ってウォい!! どういうことだそれは!」

岡部「呼んでないもん。ではない!」


留未「あはは、岡部ちゃんってばオーバーリアクション」


岡部「ぬぅ……なぜ、他に誰も呼ばなかったのだ」

岡部「当初の話しではラボメン全員来る予定だったではないか」


留未「うん、最初はそう思ったんだけど」

留未「冷静に考えたら、岡部ちゃんに迷惑かけた訳で」

留未「だったらその謝罪は岡部ちゃんにするべきだって思ったの」


312 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 00:26:10.05 j2kMJI9v0 101/185


岡部「ぬ……」


留未「だから呼ばなかったんだけど……ヤだった?」


……っく。

反則だ! 反則だぞ!

男になっても変わらず、その人の目を見透かすような大きく潤んだ瞳。

ええぃ、貴様は男なのか? 女なのか? ハッキリしろ!

いや、男だが……。


留未「帰っちゃう……?」


岡部「(白々しい……)」

岡部「(こうなったら、この店のものを全て喰らいつくし!)」

岡部「(飲み干し! 歌いまくって大赤字にさせてやるわ!)」

岡部「(この俺を怒らせたらどうなるのか、教えてやろう……)」

岡部「(フゥーハハハハハハ!! へぁんぱないの俺の胃袋の力見るが良い!)」


315 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 00:28:32.53 j2kMJI9v0 102/185


……。

…………。

………………。



スピーカー< チュク……ゴッ。


岡部「ひぁっ……やめっ……やめれぇ」


スピーカー< クチュ……クパァ。


留未「ほーら、岡部ちゃん……」

留未「いや、倫ちゃんのあそこからエッチな音がマイクを通して……」


スピーカー< クチュクチュ。


留未「あはっ。聞こえるね?」


岡部「」ビクンビクン


留未「ほーら、抵抗しないとマイクが入っちゃう」

留未「マイクに処女奪われちゃう?」


スピーカー< グブブ……チュ……ブブ。


319 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 00:31:15.69 j2kMJI9v0 103/185


岡部「やらぁ……あっ、ひぃぃ」


どうしてこうなった。

飲み食いをし始めて1時間位経った頃だろうか。

どうにも体に倦怠感を感じ始めたのは。

最初は、留未に介抱してもらっていただけのはず……。

なのに……いつの間にか……。

頭がぼーっとする。

何も、考えられ……い。


留未「ほーら、おっぱいも気持ち良い?」コリコリ


岡部「ひゃぁ……あっ、は……ぃ」


留未「んー、倫ちゃんは良い子だねぇ」コリコリ


岡部「はぅぅ……」


スピーカー< ヌッチョヌッチョ


留未「下のお口も大洪水だ」

留未「ん、上のお口がお留守になっちゃったにゃ♪」

留未「舌を出して」


325 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 00:33:48.62 j2kMJI9v0 104/185


岡部「はい……くにゅ」


チュクチュク。


岡部「んっんっ……」

留未「はむちゅる……」


留未「ぷあぁ……んふー」


スピーカー< ズヌ……ズリュリュ。


留未「さぁて、倫ちゃん?」

留未「このままだと、マイクで処女破れちゃうけどぉ……」

留未「それで良いのかニャ?」


岡部「!」ビクンン

岡部「ャ……ィャ……」


留未「んーんー」スリスリ

留未「そうだよねぇそうだよねぇ……」

留未「じゃぁどうして欲しい?」


331 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 00:37:28.49 j2kMJI9v0 105/185


岡部「……」


スピーカー< ゴリュ。


岡部「ひぁっ!!」


留未「どうして欲しい……」


岡部「……さい」


スピーカー< ズズ……ズ……。


岡部「留未の……が、いい……です……」

岡部「くら……さひ……」


留未「倫ちゃんはエッチだなぁー」

留未「んー……もうちょっと遊びたかったケドー」

留未「俺も限界だし、しよっか?」ナデナデ


338 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 00:40:16.07 j2kMJI9v0 106/185


岡部「はいぃ……」


留未「(んー、通販で買ったこの薬超強力だにゃ)」

留未「(気をつけないと……)」

留未「(んでも、今日既成事実作っちゃえばもう使わないし)」

留未「(いっか!)」

留未「(岡部ちゃんは自分でご飯を食べた訳で……無理やりじゃない訳で……)」

留未「(つまり、強引じゃない。OK クリア)」

留未「(悲しんでる……?)」


岡部「はぁはぁはぁ……」


留未「(悦んでる。OK クリア)」

留未「(大丈夫だ。問題ない)」


留未「挿れるよ……」


岡部「はぁっはぁっ」


──ズブリ。


345 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 00:43:06.42 j2kMJI9v0 107/185


岡部「んっ……ぁはぁっ!」


留未「んん! 予想以上に気持ち良い……我慢してたせですぐいっちゃいそう」

留未「どう? 痛い?」


岡部「っひっひ」フルフル


留未「大丈夫?」


岡部「」コクン


留未「じゃぁ……動くよ」

留未「んっんっ……!」


岡部「あっっ、あっっ……!」


留未「倫ちゃん、倫ちゃん……!」

留未「ずっと好きだったんだよ!」 パンパン


岡部「あっあっ、激っ……しぃ……」


留未「気持ち良い? 気持ちい良いでしょ?」パチュンパcyン


岡部「」コクコク


留未「(やっべー可愛いすぎるううううううううう)」


348 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 00:46:09.72 j2kMJI9v0 108/185


岡部「あっっ、あっっ……!」


留未「っやばー、もう出るっ!」

留未「くそー、早漏すぎるだろ……」

留未「それもこれも、倫ちゃんが可愛すぎるからいけないんだ……くぅっ」

留未「えぇぃ……したくなったらまた薬使っちゃえ!!」


留未「倫! 出すよ!!」

留未「全っっ部、倫の子宮に注いであげるからねッ!!」

留未「いくっ……!!」


ッピュー。

ドクッドクッツ。


岡部「んっっっぁっ……アッァ……」ビクンビクン


留未「くぅあっ……まるで……絞りだれるみたいだ……」

留未「あはぁ……きゅんきゅん締め付けてくる……」



留未「ふー出した出した……」

留未「気持ちよかったー」ホヘホヘ

留未「うーん。早漏は治す必要があるね」

留未「幸い、性奴隷も手に入ったしこれからは毎日練習しよう」

留未「毎日が楽しみだ」


356 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 00:48:30.55 j2kMJI9v0 109/185



カチッ……カチッ。
カチカチッ。

留未穂「ひゃー」///

留未穂「すっっごい過激なゲーム」

留未穂「はー……陵辱かぁ……」

留未穂「いーなーいーなー、したいニャーされたいニャー……」モンモン

留未穂「ここに、通販で手に入れた薬がありますのニャ」ニヤリ

留未穂「ニャッニャッニャ♪」


留未穂「こんな世界線も……ありだニャ!」




留未穂「~♪」ガタッ

スタスタ──キィ  パタン。


お わ り

359 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 00:51:12.68 j2kMJI9v0 110/185


タッタッタ


キィ──トテテ ストン


留未穂「イケナイイケナイ!」

留未穂「満足しちゃって、終わる所だったニャ!!」

留未穂「ロードしてまだ読んでないテキストをっと……」

留未穂「もしかしたら、まだ出番あるかもしれないしね♪」ニコ


留未穂「ロード!」


カチッ


361 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 00:54:08.38 j2kMJI9v0 111/185

──リーディング・シュタイナー──

岡部「」ドクン


岡部「……ん? なんだこの選択肢は」

ニア
   部屋で。
   カラオケBOXで。  Clear!
   シャワー室で。
   ラボで。
   屋上で。        Clear!
   深夜公園で。


岡部「なんだ? これは」

岡部「なにか、選んではいけないような気さえする……」

岡部「怖いな……セーブしておくか」

岡部「セーブ? 俺はまたなにか変な事を口走ったような……」

岡部「まぁ良い、セーブもしたし……選択してみるか」

岡部「(爆弾の匂いもする……慎重に行くか……)」

岡部「これは>>366の選択だ」

岡部「エル・プサイ・コングルゥ」


    くどいようですが

*ここからずっと完全に“18禁”です
*一部、グロテスクな描写もあります
*苦手な方は本当に気をつけて下さい

366 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 00:55:16.93 ViwLZ5HJ0 112/185

ラボ

370 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 01:00:32.48 j2kMJI9v0 113/185

ニア
    部屋で。
    カラオケBOXで。 Clear!
    シャワー室で。
    ラボで。
    屋上で。       Clear!
    深夜公園で。




    部屋で。
    カラオケBOXで。  Clear!
    シャワー室で。
ニア  ラボで。
    屋上で。       Clear!
    深夜公園で。

岡部「そう言えば……」

岡部「ブラジャーをしないと胸の形が崩れるらしいな」

岡部「しかし、あれはどうにも窮屈で……ノーブラで良いか」

岡部「全てはシュタインズ;ゲートの導き……」

カチッ。

374 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 01:05:56.13 k/P61YPA0 114/185

ブラするほどの胸はあるのか

378 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 01:09:13.10 j2kMJI9v0 115/185


岡部倫子のオッパイについて。


178センチの身長がギュッって縮んで、

その縮んだ身長分、おぱいになったと思って下さい。


世の女性の 178センチ と言う男性の身長の評価。

世の男性の女性のオッパイの評価。

同じくらいで考えると結構おっぱい大きめかなと思って書いてます。


371 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 01:02:33.06 j2kMJI9v0 116/185


ニア ラボで。


──ラボ。


岡部「ふぅ、今日の講義も疲れた……」

岡部「実家に帰るのも面倒だ。またラボに泊まるか」

岡部「女になってからと言うもの、親がうるさくて参るな……」


ガチャ ギィ パタン


紅莉栖「~~~♪」カタカタ


岡部「なんだ、助手だけか」


紅莉栖「んなっ!」

紅莉栖「入ってくるのならノックくらいしろ!」

紅莉栖「あと助手って言うな!」


岡部「ここは我がラボラトリーだ」

岡部「ノックする必要なぞあるまい?」

岡部「しかし、助手よ、貴様もなんだかんだ言いつつラボに居つくとは……」

岡部「ククク、俺の助手であることを認めてるようなものではないか」


376 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 01:06:48.68 j2kMJI9v0 117/185


紅莉栖「あーはいはい、そうだねプロテインだね」

紅莉栖「大豆はイソフラボンだね」

紅莉栖「(くそっ@ちゃんねる見ている時に来るとは……)」

紅莉栖「(画面をばれないように消さなくちゃ……)」


岡部「時に、蒸しご飯とカメハメ波よ」


紅莉栖「栗ご飯と言っとろーが!!」


岡部「……」ニヤァ


紅莉栖「あっ」

紅莉栖「……」ッカー


岡部「っふ。貴様がクソコテ持ちの@ちゃんねらーと言うことは等の昔にお見通しよ」

岡部「んー? なになに、今回はなんのスレに書き込みをしていたのだ?」


381 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 01:11:24.77 j2kMJI9v0 118/185


紅莉栖「っちょ、見るな!」

岡部「ほう……カップ麺ちょい足しベスト100決定したよー」グイグイ


紅莉栖「!」

岡部「また、くだらないスレを」プニプニ


紅莉栖「(くぁーっ! おおおお岡部、またブラをしていないっ!?)」

岡部「ふむ。しかし、味噌ラーメンに雪見大福など……本当に美味いのか?」フニョンフニョン


紅莉栖「(密着しすぎだってええええ)」

岡部「こんどやってみるか……」


紅莉栖「(ふぁぁぁ、良い匂いだよぉ……)」

岡部「ん……? どうした、クリスティーナ。顔が赤いぞ?」


紅莉栖「ティーナ付けんな! 女っぽくなるだろ!」

岡部「もともと女みたいな名前じゃあないか」ニヤ


紅莉栖「なっ……!」

紅莉栖「(!)」ピコーン

紅莉栖「人を傷つける言葉を平気で言う……」ニタァ

紅莉栖「そんな女、修正してやる!」


──ドンッ


384 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 01:13:33.66 j2kMJI9v0 119/185

岡部「うわっ」

岡部「っと、ふふ……やるではないか助手──うぉ!?」


紅莉栖「はむ……ちゅる……ちぅ~……ちゅっちゅ」


岡部「」


紅莉栖「フェイリスにキスされたんだってな……?」

紅莉栖「修正してやるんだからな」チュッチュ


岡部「な、なにを……う、むちゅう」


ッチュ。ペロペロ。


岡部「あっ、くっ……首はやめぇ……」


紅莉栖「首、気持ち良い?」


岡部「ちがっ、あぅ……」


紅莉栖「そうか、気持ち良いか」


388 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 01:15:34.65 j2kMJI9v0 120/185


はぷはぷ。ぺろぺろ。ちゅうちゅう。


岡部「くぅん……ぃゃっ……」


紅莉栖「はぁはぁ、耳は……どう?」


──ちゅる。


岡部「ひぁ!?」


紅莉栖「んむ……ちろちろ」


岡部「ぉぁ……ャ……いっ、入れないで……くれ……ェ」


紅莉栖「岡部ったら、そんなエッチな声を出して……」


岡部「ちがっ、これは生理現……はうぅ」


ペロペロ。


紅莉栖「ソーリィ。お口が留守になったね」


390 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 01:17:35.22 j2kMJI9v0 121/185


チュ。

ジュル……。


岡部「っはっは、はぁはぁ」


紅莉栖「岡部、舌……出して」


岡部「ゃぁぁ……あっ、やめっ……」


くちゅ。

ちゅぞぞ。


紅莉栖「岡部の唾液美味しいよ岡部」

紅莉栖「可愛いよ岡部可愛いよ」


岡部「なんっで、こんなこと……」


紅莉栖「好きだからに……決まってんだろ」

紅莉栖「言わせんな恥ずかしい……」///


397 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 01:23:22.00 j2kMJI9v0 122/185


紅莉栖「俺は……お前が好きだ」キリッ


岡部「っひぇ!?」


紅莉栖「お前はどうなんだ」


岡部「えっ、っと言いますと?」


紅莉栖「聞きたいんだ。お前は俺のこと、どう思っている」


岡部「えっ……と……」

岡部「(俺は……紅莉栖のことをどう思っていたんだっけ……)」

岡部「えとえっと……きっ、嫌いじゃ……無い、な」

岡部「うん」


紅莉栖「じゃぁ、良いでしょ?」


岡部「えっ、っとっちょ! 話が飛び過ぎ……ひぇぁっ!」


紅莉栖「岡部も濡れてるじゃないか」


岡部「スカートの中にっ、指をっ……くぁぁ……」


紅莉栖「気持ち良い?」


岡部「わっからない……んだ」ヒーハーヒーハー

岡部「こ、怖くて触ったこと無くて……」


402 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 01:25:22.60 j2kMJI9v0 123/185


紅莉栖「そっか……」


岡部「あぁ、だから今回はやめ──」


紅莉栖「じゃァ優しくするね」ニコッ


──クチュ。


岡部「っちがうよぉ……やめぇ……はぅぅ」

岡部「(なんだこの感覚……産まれてから味わったことの無いような……)」

岡部「(だめだ、脳天が痺れる)」


チュクチュク。


紅莉栖「あはっ。岡部のお豆さんがとっても大きくなってるよ」

紅莉栖「……シャツ、捲るね」

紅莉栖「ブラジャーしてないのが、いけないのだぜ☆」


406 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 01:27:23.07 j2kMJI9v0 124/185


岡部「はぁっ、はぁっ」

岡部「やめっ……」


ペラ。


紅莉栖「綺麗だ……」

紅莉栖「いただきます。はむ」


岡部「あぁぁあっ……」


紅莉栖「ちぅちぅ」ペロペロ

紅莉栖「岡部のおっぱい大きいなぁ……どれ位あるの?」


岡部「知ら……ない」

岡部「計ったこと……な、い」


紅莉栖「ふうむ……ぺろぺろ」

紅莉栖「良いおっぱいだ」


409 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 01:31:39.29 j2kMJI9v0 125/185


岡部「なっ、紅莉栖?」

岡部「もう満足したろ?」ハァハァ

岡部「今なら、怒らないから、止めよう?」


紅莉栖「次は下半身かなぁ……」


岡部「(話しを……聞いていない……)」


紅莉栖「岡部、ちょっと体勢ずらすな?」コロン


岡部「!」

岡部「っちょ!」

岡部「やだ!! この体勢はイヤだ!!」


紅莉栖「人はこれをマングリ返しと言う……」

紅莉栖「岡部のココが俺に舐めて欲しいとひくひくしているんだ」

紅莉栖「求められたら……するしかないだろjk」


紅莉栖「──あーむ。」


岡部「んんんっっっぁ!」


紅莉栖「oh! 今までで一番良い声」

紅莉栖「そうか、岡部はクンニが好きだったのか!」


413 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 01:35:49.92 j2kMJI9v0 126/185


紅莉栖「ならば、懇切丁寧に舐めるしかあるまいよ!」

紅莉栖「フゥーハハハ! 気持ちよくしてあげるからな……」


岡部「(ダメだコイツ、雰囲気に酔ってやがる……)」ナミダメ


ペロペロ。

──ンチュゥゥ。


岡部「はうぅぅ……っはっは、だっだめぇ……そっっれは……」

岡部「力が……はいらないひんらぁ……」


紅莉栖「@ちゃんでは、ここは臭いって聞いてたけど……」

紅莉栖「岡部は無臭だね……むしろ美味しい……」チュルチュル

紅莉栖「しかも、毛が無いから……とっても舐めやすい……」シュルル


岡部「(だ、だめだ……抵抗出来ない……)」

岡部「(犯される……? 紅莉栖に……?)」

岡部「(嫌……では、無いけど……)」

岡部「(もっと雰囲気とか心の準備とか……あるだろ……)」

岡部「(嫌だ……こんな変態な男紅莉栖とSEXなんて……)」


岡部「嫌じゃああああああ!!」


416 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 01:39:53.79 j2kMJI9v0 127/185


紅莉栖「んんん!!」

紅莉栖「暴れたら危なっ!」


──カリッ


岡部「」ビクン


紅莉栖「ほうら、お豆さん少し噛んじゃった……」

紅莉栖「岡部……? 大丈夫?」


岡部「あっ……あっ……」

岡部「(なんだ……今、何か大きい波みたいなのが頭を包んで……)」

岡部「ぼーっとする……)」ピクピク


紅莉栖「これはもしや……イったってやつ!?」

紅莉栖「もしかして、俺ってテクニシャンだったのでは……」

紅莉栖「岡部、最後まで気持ちよくさせてあげるからな……?」ナデナデ


418 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 01:42:39.14 j2kMJI9v0 128/185

岡部「おっ、俺はもう……満足、したっから!」

岡部「大丈夫……だから」

岡部「……な?」ハァハァ


紅莉栖「岡部……」

紅莉栖「これで満足……するかーっ!」


   ,, ,, 
 ヽ(*゚д゚)ノ トー 全裸


岡部「うぁぁ! ぬっ、脱ぐな!」><


紅莉栖「やったね、岡部。一つになるよ……」


岡部「止めてえええええええええ!!」


ずぶり。


420 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 01:44:39.61 j2kMJI9v0 129/185


岡部「ッアー!!」

岡部「ったい! 痛い!!! 馬鹿!! 痛い!!!」ポカポカ


紅莉栖「痛い痛い、叩かないでくれよ」

紅莉栖「暴力は良くない!」


岡部「お前のそれが暴力だー!!」ポカポカ


紅莉栖「えぇい、もう。 とー!」ズリュッ


岡部「っひ!」


紅莉栖「あへー、岡部の中暖かいなりぃ……」


岡部「痛い痛い痛い……」

岡部「下手糞! この下手糞! 童貞!」


紅莉栖「チェリーで悪いか! ってもう童貞じゃない!」

紅莉栖「けど……けど、そんなに痛い?」


岡部「痛いに決まってるだろ……うぅ」


422 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 01:47:14.77 j2kMJI9v0 130/185


紅莉栖「ごめん……」


岡部「解ったなら直ぐに抜い」


紅莉栖「直ぐに出して終りにするから」


岡部「えっ」


紅莉栖「はぁはぁ」


岡部「ぁ痛っーたー! いってぇっておい!!」


紅莉栖「岡部ぇ……っちゅ」


岡部「んむ!」


紅莉栖「(岡部と正常位しながらチュッチュしてるよぉ、岡部岡部岡部ぇ!)」ペロペロチュッチュ


岡部「むむむー!」

岡部「(痛い痛い痛い痛い! 紅莉栖馬鹿死ね!!)」

岡部「(下手糞! 童貞! 早漏! 変態! 帰国子女!)」


428 : 明日朝一病院行くの忘れてた……もう二時か…… - 2011/09/05(月) 01:52:00.00 j2kMJI9v0 131/185


紅莉栖「っぷは!」

紅莉栖「あーいくっ……岡部の膣で行く!! 行くよ!!」

紅莉栖「出る!! 行く!! 岡部岡部岡部ぇえぇえぇええ!!」


岡部「へぁぇっいっっ……え?」


紅莉栖「岡部の膣に中田氏! 完全着床種付けェェエェ!!!!」


ッピュー。

ドクッドクッツ。


紅莉栖「あふー……」ぽて


岡部「嘘……」

岡部「馬鹿な……(放心)」

岡部「妊娠……?」


紅莉栖「岡部……」スリスリ

紅莉栖「一生大事にするからな……」ッチュ

紅莉栖「赤ちゃん……出来ると良いなぁ」


432 : 明日朝一病院行くの忘れてた……もう二時か…… - 2011/09/05(月) 01:55:11.06 j2kMJI9v0 132/185


カチッ……カチッ。

カチカチッ。


紅莉栖「ふむん」

紅莉栖「なかなか面白いゲームね」

紅莉栖「男女逆になってるのがちょっと気になるけど……」

紅莉栖「まっ、女の子岡部も可愛いから良しとするかーw」

紅莉栖「この間通販で見つけた、岡部の等身大抱き枕ポチっちゃおうかな……」


──ポチッ


紅莉栖「むふふん♪」

紅莉栖「あっ……」

紅莉栖「コホン」


紅莉栖「こんな世界線も、ありかもね?」


おわり


紅莉栖「って! 危ねー、ロードし忘れるところだった」

紅莉栖「ロードロードっと……」


カチッ


438 : 明日朝一病院行くの忘れてた……もう二時か…… - 2011/09/05(月) 01:57:40.95 j2kMJI9v0 133/185

──リーディング・シュタイナー──

岡部「」ドクン


岡部「……ん? なんだこの選択肢は」

ニア
   部屋で。
   カラオケBOXで。  Clear!
   シャワー室で。
   ラボで。        Clear!
   屋上で。        Clear!
   深夜公園で。


岡部「なんだ? これは」

岡部「なにか、選んではいけないような気さえする……」

岡部「怖いな……セーブしておくか」

岡部「セーブ? 俺はまたなにか変な事を口走ったような……」

岡部「まぁ良い、セーブもしたし……選択してみるか」

岡部「(爆弾の匂いもする……慎重に行くか……)」

岡部「これは>>440の選択だ」

岡部「エル・プサイ・コングルゥ」


   何度でもお知らせします

*ここからずっと完全に“18禁”です
*一部、グロテスクな描写もあります
*苦手な方は本当に気をつけて下さい

440 : 忍法帖【Lv=13,xxxPT】 - 2011/09/05(月) 01:58:30.51 Y40z3+F70 134/185

シャワー室

442 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:00:28.06 j2kMJI9v0 135/185

ニア
    部屋で。
    カラオケBOXで。 Clear!
    シャワー室で。
    ラボで。       Clear! 
    屋上で。       Clear!
    深夜公園で。


    部屋で。
    カラオケBOXで。  Clear!
ニア  シャワー室で。
    ラボで。        Clear!
    屋上で。       Clear!
    深夜公園で。


岡部「……」

岡部「…………」

岡部「全てはシュタインズ;ゲートの導き……」

カチッ。

444 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:02:39.21 j2kMJI9v0 136/185


ニア シャワー室で。

──ラボ。


岡部「ふぅ……今日も暑いな」

岡部「汗で服がべとべとだ……」

岡部「どれ、シャワーでも浴びてすっきりするかな」

シャーシャー

岡部「♪」ヌギヌギ

─ガラッ

1315120395-444




448 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:04:41.15 j2kMJI9v0 137/185

1315120395-448








岡部「……」

岡部「ごめん」

─ッラガ


450 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:06:44.32 j2kMJI9v0 138/185


──ガラッ


まゆ「おかりんだぁ!」

まゆ「なになに、シャワー?」


岡部「あっ、あぁすまん」

岡部「ぼーっとしていて気付けなかったんだ」

岡部「面目ない、この通りすまないごめんなさい許してください」


まゆ「エフッエフゥ」クスクス

まゆ「もー、まゆしぃとオカリンの仲じゃない☆」

まゆ「良いよー」


岡部「あっ、ありがとう!」

岡部「それじゃ……」


まゆ「一緒に入ろう!」


──ムンズ

ズルズル


453 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:08:44.87 j2kMJI9v0 139/185


岡部「ひぁっ!」

岡部「ちがっ」

岡部「あっ!!」


まゆ「オカリン、実はまゆしぃはオカリンのこと……」


岡部「」


まゆ「ずっとずっと大好きだったのです!!!!!」


岡部「ゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッッツアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!」






1315120395-453





455 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:10:45.51 j2kMJI9v0 140/185


カチッ……カチッ。

カチカチッ。


まゆり「え」

まゆり「終わっちゃった……」

まゆり「うぅ……このゲーム酷いよぉ……」

まゆり「あーあ、ハズレかぁ……」


まゆり「こんな世界線は、嫌なのです……」


まゆり「早くロードして無かったことにしよぉ」クスン


おわり



457 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:12:54.17 j2kMJI9v0 141/185

──リーディング・シュタイナー──

岡部「」ドクン


岡部「……」

ニア
   部屋で。
   カラオケBOXで。  Clear!
   シャワー室で。    Clear!
   ラボで。        Clear!
   屋上で。        Clear!
   深夜公園で。


   最後のお知らせします

*ここからずっと完全に“18禁”です
*この先、暴力的な描写が入ります
*苦手な方は本当に気をつけて下さい

458 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:16:12.21 j2kMJI9v0 142/185

1315120395-458





岡部「ああ、俺だ」

岡部「これより、エンデ・クロニクル(最後の選択肢)を執り行う」

岡部「機関の妨害が入っている!気をつけろ!!」

岡部「>>462 お前の選択に全てを託す!!」

岡部「………エル・ブサイ・コングルゥ………!!」


ニア
    部屋で。
    深夜公園で。

459 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:16:56.59 S3KotoyC0 143/185

部屋

460 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:17:27.08 S3KotoyC0 144/185

部屋

461 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:17:58.13 S3KotoyC0 145/185

部屋

462 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:18:02.68 D7mfgrqx0 146/185

kskst

463 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:18:08.58 mf2QWGCz0 147/185

深夜公園で

467 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:20:00.06 j2kMJI9v0 148/185


岡部「だから言ったではないか!!」

岡部「機関の妨害が入っていると……!」

岡部「これも、シュタインズ;ゲートの選択だと言うのか……」

岡部「ならば、従うしかあるまい……」


ニア
    部屋で。
    カラオケBOXで。 Clear!
    シャワー室で。   Clear!
    ラボで。       Clear! 
    屋上で。       Clear!
    深夜公園で。


    部屋で。
    カラオケBOXで。  Clear!
    シャワー室で。    Clear!
    ラボで。        Clear!
    屋上で。        Clear!
ニア  深夜公園で。

岡部「外か……外に良い思い出が無いのだが……」

岡部「なぜか、お尻がむず痒い」

岡部「さて、行くか……」

岡部「全てはシュタインズ;ゲートの導き……」

カチッ。

469 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:22:27.31 j2kMJI9v0 149/185


ニア 深夜の公園で。


──公園。


岡部「ルカ子よ、待ったか?」


ルカ子「いっ、いえ……!」

ルカ子「全然っ、待ってない……です」


岡部「そうか」

岡部「それで、用事とはなんだ?」


ルカ子「えと……その……」

ルカ子「あ! エル・プサイ・トンガリィ><」


岡部「ちっがう!」

岡部「コングルゥ。だ」

岡部「言おうとしたことだけは褒めてやろう」


ルカ子「あううぅ……」


岡部「で、用事とは?」


470 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:24:49.12 j2kMJI9v0 150/185


ルカ子「あ! ……そのう」

ルカ子「この間のこと何ですが……」


岡部「……む」


やはり、その話しか。

あの一軒以来、ルカ子と俺はあまり話せてはいない。

どうにも気まずいと言うか……。

だってそうだろ!?

女だと思ってたルカ子が男で……。

そのルカ子の何を結果俺がしごいてしまったのだ!

あまつさえ射精まで導いてしまった……。

どんな顔をして会えば良いと言うのだ。


ルカ子「ごっ、ごめんなさいでした!!」


岡部「……えっ?」


ルカ子「僕、岡部さんに嫌な思いをさせちゃいましたよね?」

ルカ子「嫌な思いをしたのは女の子である岡部さんの方なのに……」

ルカ子「僕ったら自分だけ逃げ出して……!」

ルカ子「最低です、最低ですっ……」ボロボロ


473 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:26:50.38 j2kMJI9v0 151/185


岡部「っちょ!? ルカこぉ!?」オロオロ

岡部「深夜とは言え公園で泣き出すなんてその……」キョロキョロ

岡部「俺が泣かせているみたいではないか!」キョロキョロ


ルカ子「ごっ、ごめんっ……なさい」ヒックヒック


岡部「あー……あのことなら、謝るのはこの俺の方だ」

岡部「済まなかった」

岡部「冷静に考えればルカ子の股間にバナナなどあるはずがないのだ」

岡部「超越者である、まゆだからこその芸当だ」

岡部「申し訳なかった……」


ルカ子「岡部さん……」ダキッ


岡部「苦しませたな……」ナデナデ


ルカ子「うーうー」ボロボロ

岡部「(うーうー言うのはやめなさい。とは、言わないでおくか)」

ルカ子「岡部……さん」

岡部「ん?」

ルカ子「あの時、僕……すっごく気持ちよかったんです」

岡部「……ん?」

ルカ子「だから、岡部さんにも気持ち良くなって欲しいんです」

岡部「……んん?」


475 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:29:12.15 j2kMJI9v0 152/185

んんん?

ルカ子は何を言ってるのだ?

ちとぶっ飛びすぎていやしまいか?

俺に気持ち良く……?

どうやって?


ルカ子「僕、未経験だから……その、上手じゃないかもしれないけど……」

ルカ子「頑張りますから!」


岡部「はい? ルカ子?」


ルカ子「えい!>< 下段の構え」スパーン


岡部「おろ?」ゴロン


476 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:31:20.70 j2kMJI9v0 153/185


ルカ子「しっ、下に失礼します!」


岡部「おおおお? (@ω@)」

岡部「なん……だ?」

岡部「こっ、この体勢は……シックスナイン……と言うやつでは?」


ルカ子「おっ、岡部さんは女の子だから」

ルカ子「う……上であってますよね?」パンツヌガシヌガシ

ルカ子「な……ななな舐めます……」


岡部「はぅっ!」

岡部「ちょぇぁっ……」

岡部「ひゃっ……」


ルカ子「ちゅるちゅる……」

ルカ子「おっ、岡部さん、公園だから人……来ちゃうかもしれません」

ルカ子「ちゅる……声、低く」


岡部「んむむ……!」

岡部「ばっっか、刺激がつよ……ヒァァァアッッ!」ヘタリ


477 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:33:33.60 j2kMJI9v0 154/185


……チゥチル。

チュルルル。


岡部「はぁ……ぁぁぁぁ……」ビクンビクン

岡部「っはっはっは……ふぅ…ひぁ!?」


ルカ息子「ビクンビクン」


岡部「でっ、でっか……い」


ルカ子「ごめんなさい……舐めたら、僕のも反応しちゃって……シュチュルル」

ルカ子「ん……ぺろぺろ、念入りに……」

ルカ子「垢があったら……しゅる。こくん、舐め取って……」

ルカ子「綺麗に……綺麗に……」


岡部「あっあっ、だっ……だめだルカ子ぉ……」

岡部「それ……以上はっあっ……」

岡部「~~~~ッッ!」


ルカ子「これが、お豆ですね……カリッ」


岡部「ふぁぁぁぁぁあ……」ビクンビクン

岡部「」シャー


478 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:35:53.29 j2kMJI9v0 155/185


ルカ子「!!」

ルカ子「ゴクッゴクッ……んんっ……んっ……ゴクン」

ルカ子「ぷぁっ」

ルカ子「岡部さん、僕、全部飲めましたよ……」

ルカ子「気持ちよかったですか?」


岡部「」ビクンビクン


ルカ子「」ゴクリ

ルカ子「ぼっ、僕も男です……最後まで、よろしくお願いします><」

ルカ子「責任は取ります……からっ!」

ルカ子「エイ>< 背面の型!」


岡部「」コロン

岡部「……うぁ、お?」

岡部「……この体勢は……」サー

岡部「バック……」


ルカ子「岡部さん、失礼しますね」


岡部「っちょ、ルカ子まっ……」


──ズブリ


480 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:38:12.83 j2kMJI9v0 156/185


岡部「(ッッアアアアーーーー!!!!!!!!)」

岡部「!!!(痛みで声が出ない)」

岡部「(違う、穴が違う! ぎっぎっぎ!)」


ルカ子「はぁはぁ……岡部さんの中、きつくって……」

ルカ子「とっても、暖かいです……」


岡部「ひぃぁーひぃぁー」

岡部「るっるっるっ……るか子……ちっ違う……んだ」

岡部「そ、そこは……けつの」


ルカ子「はい! 優しく、します……!」ズッズ


岡部「~~~~ぁ!」

岡部「(もうだめだ、言葉が出ない……)」

岡部「(大声で叫びたい! 痛い! 痛い!)」

岡部「(でも人がきちゃらぁああああっ!! あっあっ!!)」


ルカ子「はうぅぅぅぅ、きっ気持ち良い! 僕、こんなの初めてで……」


岡部「(いってくれ、早くいってくれ! 終わらせてくれ!!)」


ルカ子「出ます、もうイきます!!」

ルカ子「岡部さぁぁあぁぁん!!!!!」


──ピュー。

ビュクビュク。


483 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:40:13.41 j2kMJI9v0 157/185


岡部「」


ルカ子「はぁ……はぁ」

ルカ子「……」

ルカ子「岡部さん……」ンチュ

ルカ子「赤ちゃん、出来ても良いですからね……」

ルカ子「僕が、僕が守りますから……」



カチッ……カチッ。

カチカチッ。


るか子「……」///

るか子「はぁ……」

るか子「僕が男のままで、岡部さんが女の子……」

るか子「本当だったら凄く……素敵なのに」


るか子「こんな世界線に、行きたいな……」


おわり


るか子「あっ……ロードしておけって言われてたんでした」

るか子「えと……こう? かな」


カチッ。


488 : ts - 2011/09/05(月) 02:54:51.49 j2kMJI9v0 158/185

ニア
    部屋で。
    カラオケBOXで。 Clear!
    シャワー室で。   Clear!
    ラボで。       Clear! 
    屋上で。       Clear!
    深夜公園で。    Clear!


ニア  部屋で。
    カラオケBOXで。  Clear!
    シャワー室で。    Clear!
    ラボで。        Clear!
    屋上で。        Clear!
    深夜公園で。     Clear! 

岡部「これで……最後だ」

岡部「もう、セーブも必要無い……」

岡部「辿り付くぞ」

岡部「境界線上のシュタインズゲートへ」


カチッ。

490 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 02:59:35.84 j2kMJI9v0 159/185

ニア 部屋で。


──部屋。


岡部「お邪魔します……」


萌郁「いらっしゃい、ませ」


岡部「想像以上に……汚いな」


萌郁「面目……無い」


昨日の夜。

萌郁からメールがあった。


差出人:閃光の指圧師

件名:助けて!

部屋の片付けが終わらないんだ。

何故か片付けをすればするほど、汚くなる始末……。

岡部ちゃんに助けて欲しい。

無理……かな?


494 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 03:01:57.01 j2kMJI9v0 160/185


ラボメンの管理は俺の役目。

勿論、快く引き受けた……が。


岡部「これは酷い……」


萌郁「ごめん……」


岡部「っと、嘆いてもしかたあるまい」

岡部「やるからには、徹底的に だ!」

岡部「ゴミ袋を持って来い!」


萌郁「は、い……!」


テキパキ テキパキ


岡部「捨てる捨てない捨てる捨てる捨てる捨てない」


萌郁「オロオロ」


岡部「捨てる捨てる捨てる……捨てない捨てる」

岡部「この写真は……俺の盗撮写真……捨てる」ボイチョ


萌郁「あぁっ……」


499 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 03:06:13.86 j2kMJI9v0 161/185


岡部「まだ他にもありそうだな……」


萌郁「ビクッ」


岡部「徹底的にだ!」

岡部「発見!捨てる! 発見捨てる発見捨てる捨てる捨てる捨てる」


萌郁「」


─3時間後─


岡部「フゥーハハハ! このマッドサイエンティストの手にかかれば掃除など容易いものよ」

ピカピカー


萌郁「すご……い」


岡部「ふふん、もっと褒め称えても構わんぞ?」

岡部「む。喉が少し渇いたな。飲み物を買って来る」


萌郁「あ、僕が行……くよ」


岡部「いいいい、俺が行ったほうが速いからな」

岡部「では行って来る」


500 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 03:08:30.46 j2kMJI9v0 162/185


萌郁「……」

萌郁「スーハー」

萌郁「……」ゴソゴソ


岡部「帰ったぞー」

岡部「む? どこへ行った?」スタスタ


──ガチャ。


岡部「お?」

岡部「おお、萌郁。どうした?」

岡部「なぜ俺の後ろを取るんだ? 鍵を閉め……るんだ?」ヒヤアセ


萌郁「こ……っち……」ぐい


岡部「うわぁった」ドン

岡部「いた……くない。布団?」

岡部「なぜ、布団が敷いてあるんだ……?」ダラダラ


502 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 03:11:30.33 j2kMJI9v0 163/185


萌郁「……」


スチャ

岡部「俺だ」

岡部「何ぃ! 機関がついに動きだしただと!?」

岡部「それは、不味い直ぐにむか──」ガシッ


ポーイ


岡部「へ?」


萌郁「……」

萌郁「携帯……邪魔だね……」


岡部「ちょ、まっ、お前がそれをする──」ドサッ

岡部「なぜマウントを取るのだ……」


萌郁「岡部ちゃんが……好き、だから」


岡部「……なぜ、両腕を塞ぐ」


萌郁「岡部ちゃんが……好き、だから」


岡部「答えになってない気がするのだ……が」オロオロ


505 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 03:14:26.88 j2kMJI9v0 164/185


萌郁「僕は、変態……なのかもしれない」

萌郁「ずっと、岡部ちゃんにこう……したかった」


岡部「(くそっ、萌郁がこんなことをするだなんて)」

岡部「(完全に想像の範疇を超えている)」

岡部「(なんとかせね──)んぐっ!?」


──キス。

された。

とても、長い。

舌まで侵入してくる。

萌郁の唾液は甘くて、脳が蕩けるようだった。


……じゃない!!

萌郁は男だ!

そして俺はおt……女だ……。

あれ? 問題無いんじゃ……。


507 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 03:17:06.05 j2kMJI9v0 165/185


萌郁「好き、好き……岡部ちゃん……好き」チュッチュ


岡部「んっ、はぁはぁ……ちゅうちゅう」


だめだ、このキスと言うやつはダメだ。

考えがまとまらなくなる。

あぁ、萌郁可愛いなぁ。

こんなに可愛い女が居る訳……。

違う違う、萌郁は女だ……じゃぁない男だった。

あー、下半身がジンジンしてきた。


萌郁「欲しい……岡部ちゃんが欲しい」

萌郁「僕の納まる、居場所になって……欲しい……」


岡部「萌郁……」


萌郁「する……ね?」

萌郁「ごめんね……」


508 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 03:19:30.00 j2kMJI9v0 166/185


岡部「ああっ、ああちょっとまっ、パンツは下ろさないでぁぁ」

岡部「ひゃぁぁ」


萌郁「ぴちゃぴちゃ」


岡部「あっぁつ……あぅ」


暖かい感触が下腹部を触った。

萌郁の舌が、唾液が。俺のものを舐めている。

無理だ、抗えない。

気持ち……良すぎる。


萌郁「岡部ひゃん、気持ちひい?」


岡部「あぁ、気持ち……いっぃいぃ……」


萌郁「良かった……もっと、舐めるね?」ペロペロ


岡部「ああっあっ……」


萌郁「お豆さんも……」チュル


510 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 03:22:20.38 j2kMJI9v0 167/185


岡部「ひぃぁつ……だ、そこはダッ……メッ……」

岡部「あああ怖いっ……怖いんだっ」

岡部「何かが、くっ……くるっ……!」

岡部「っここれはああっあっぁ……」


岡部「はぁ……はぁ……」


萌郁「岡部ちゃん、いっちゃった……?」


岡部「わから……ない……」

岡部「体中がジンジンして……麻痺しているようだ」


萌郁「そ、れ……気持ち良いってことだよ……きっと」

萌郁「嬉しい、な」エヘヘ


岡部「萌郁……」


萌郁「僕ももう、我慢……出来ないんだ」

萌郁「い、れる……ね?」


岡部「……」


511 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 03:24:20.80 j2kMJI9v0 168/185


俺は何も言えなかった。

プライドなのか、何なのか。

どうしても口をあけることは出来なかった。

それでも萌郁の切なそうな顔見てたら……頷くしか無いだろう。

処女喪失は思ったほど痛くは無かった。

萌郁が丁寧な愛撫をしてくれたからだろうか?

俺は女になってしまった男で、萌郁は男になってしまった女。

俺の認識はそれで、男の体なんて気持ちが悪いと思っていたはずなのだが……。

これも、シュタインズ;ゲートの選択だと言うのなら受け入れるしかあるまい。


萌郁「倫ちゃん……好き、大好きだよ」


岡部「あぁ。──俺もだ」



512 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 03:26:21.34 j2kMJI9v0 169/185


カチッ……カチッ。

カチカチッ。


萌郁「……」

萌郁「ふぅ……」

萌郁「~~~~~~~っっ!!」ゴロゴロゴロ


─10分後─


萌郁「最高……だった……」

萌郁「男女逆転が……少しだけ気になったけど……い、っか」


萌郁「こんな世界線も、ありか……も」


おわり


515 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 03:31:03.39 j2kMJI9v0 170/185


    部屋で。       Clear!
    カラオケBOXで。 Clear!
    シャワー室で。   Clear!
    ラボで。       Clear! 
    屋上で。       Clear!
    深夜公園で。    Clear!


   ─── FULL COMPLETE !! ───

おめでとうございます。
あなたは数々のアンカーを乗り越え、
全ての世界線を越え、境界線上のシュタインズ;ゲートへと辿り着きました。
お疲れ様でした。


520 : さるさん…… - 2011/09/05(月) 03:34:46.16 j2kMJI9v0 171/185


    Staff


Laboratory Member

No.001:岡部 倫太郎(倫子)

No.002:椎名 まゆり(まっちょしぃ)

No.003:橋田 至

No.004:牧瀬 紅莉栖

No.005:桐生 萌郁

No.006:漆原 るか

No.007:秋葉 留未穂

No.008:阿万音 鈴羽




  -End Close-

522 : さるさん…… - 2011/09/05(月) 03:36:54.77 j2kMJI9v0 172/185


──ブゥン。



カタカタ  カタタッ


カタカタ……。


カチッ カチッ


岡部「ふー……やっと終わった……」

岡部「無駄に長いゲームだったな……」

岡部「しかし……このシナリオライターは糞だな」

岡部「救われる、納得出来るルートほっとんど無いではないか!」

岡部「明日にでもBOOK ONに投売りしてやるわ!」


527 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 03:39:04.45 j2kMJI9v0 173/185


岡部「はぁ……」

岡部「ここ最近、毎日毎日ノベルゲームをやってる気がする……」

岡部「正確に言うと、金曜・土曜・日曜と……」

岡部「あれ? 俺は何を言っているのだ……」

岡部「ん? これも夢……か?」

岡部「まさかな……」

岡部「疲れているんだな……」

岡部「肩もこったし……寝るとするかな」ファーァ


……。

…………。


岡部「すぴーすぴー」


ドサドサドサァ。



……。

…………。

………………。


ギュッギュ。


530 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 03:41:10.34 j2kMJI9v0 174/185


……。

…………。

………………。


ギチギチ……。


岡部「ん……んん? 痛っ…痛っ!」

岡部「なっなんだ……!?」


「……」


岡部「……えっ?」

岡部「綯……?」

岡部「ん? んん?」

岡部「夢? あれ? どっちだ???」

岡部「なんだこれ……?」


ジャラァ……。

ギチギチ。


岡部「なんだこの格好?」


「俗に言う、まんぐり返しってやつ……」


531 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 03:44:15.57 j2kMJI9v0 175/185


岡部「へ?」


「気分は?」

「どう?」


岡部「……と、言いますと?」


「こんな恥ずかしい格好で縛られて、どう?」

「感じる?」


岡部「……俺、お……んな?」


「そうだよー、そんで俺が男ね」


岡部「ちょっ、ちょっと待ってくれ!」

岡部「何がなんだか解らないんだ!」

岡部「男? 女? ゲーム? 現実?」

岡部「俺がラボメンを動かして、俺を攻略……えっ?」

岡部「こんがらがって、どれが本当なのか……」


532 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 03:46:17.20 j2kMJI9v0 176/185


「良かったね胡蝶の夢だね楽しいね」

「ゲームをするお前が真実の姿か」

「実際に動いてるお前が真実の姿か」

「それは問題ではなく、プレイヤーであるときは栩栩然としてプレイヤーになりきり」

「ゲームキャラクターであるときはそれとなっている」

「いずれも真実であり、己であることに変わりはない」

「気にすることはない」

「どの世界線でも苦痛は一緒だ」

「ひらひらと蝶のように世界を飛んで楽しかったろ?」

「その世界が、現実だろうが仮想だろうがお前であることに変わりはない」

「どの世界線でも、お前は……」


「苦痛を味わうんだ」


岡部「な……」


534 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 03:48:38.48 j2kMJI9v0 177/185


「これから、綯の極太さんで貫かれる訳だけど……」

「どんな気持ち?」

「大きいだろ? 自慢なんだ」


岡部「やめ……てくれ……」ガクガク


「あぁ。安心してね、勿論愛撫とかするつもりないから」

「いっぱい切れて血がピューピューでて……」

「きっと、とっても気持ち良いよおおおおおおおおお!?」マジキチスマイル


岡部「や、や……だ……」ガクガク


「だーいじょぶ。ちゃんと、前の穴と同様に後ろの穴も壊してあげるから」ニコッ


岡部「はっ……ヤッ……ムっ、無理だ……」

岡部「そんなもの、入る訳が……」


「失礼なこと言うなぁ……傷つくでしょう?」

「傷付くのはお前の膣なんだけどねキャハハハハwwwww」


「じゃぁ、入れるよ?」


537 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 03:50:41.84 j2kMJI9v0 178/185


岡部「あっあっ……」

岡部「嫌だあああああああああああああああああああああ!!!!」

岡部「ヤダヤダヤダヤダヤダyダダyダヂャy!!!!!」


「あーうるせぇ……」

「綯のが萎えちまうだろ……」ドヤァ

「たしか、新聞紙が……あったあった」マルメマルメ


岡部「無理だ助けてくれやだあああ!!! あああああああ!!」

岡部「ふごっ!!!???」


「新聞でも食ってろ!」

「そうやって覚えててね」ニコッ


──ギチッ。

ムリムリムリィ!!!


岡部「あううううウウウウウウアアァァァアアァッッ!!!!」


「アハハハハッ」


ギチッ、ギチッ。


540 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 03:53:04.08 j2kMJI9v0 179/185


「凄い凄いキツイキツイ!!」


岡部「おオウ!!! っっっっあンンンンンンン!!!!!!!」


「うんうん、良い声だよ」


岡部「オェッ」ッペ

岡部「はぁはぁっ……っひっひ」

岡部「う……許して……ゆ……」


「イヤだね」

「お前は痛みに泣き、喚き」

「糞と小便を撒き散らしながら醜く命乞いをしてれば良い……」


岡部「ああァァア……」


「カッハッハッハァ」

「思い出すねェこの風情は」

「拉致して監禁して、考えつく限りのありとあらゆる拷問をしてあげたね?」


541 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 03:55:19.97 j2kMJI9v0 180/185


岡部「痛い……イダインダ……」


「さぁーて、動くよぉ」


──ズン。


岡部「あぎいいいイイーーーッッ!!」


「ゲハハ! 絶景よのおォ」

「死に際の蛇かなんかを見てるよーで」


岡部「いだぃぃ……あっあっううううぅぅう」ボロボロ


「苦痛ばっかってんじゃ気の毒だし……」

「ちゃーんと、良い目も見させてあげるよォ」

「ホラホラァァアァ!!」


岡部「あおおおおおおおおおおアァァアアァ!!!!」

岡部「ああっあぁあぁっtっ!!」


「まずは一発目だ……壊れろオラァァアァ!!!」


──ズズズン!!


543 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 03:57:27.34 j2kMJI9v0 181/185


岡部「あっあっ……アア……」


「ゲハハハ! 次は、後ろの穴だな……」

「休ませねーぞオイ」


ムリムリィ!!


岡部「ヒギィアァアァアッッッ!!」


「ふー……」

「なぁオイ知ってるか?」ペチペチ

「女を抱くのに……一番気持ち良い抱き方を知ってるか?」


岡部「ぁぇ……ァッァッ」


「クックク……そりゃあな」

「挿れながら、胸を貫くのよ」

「知ってるか? 人間はよゥ、急所を刺されると」

「一瞬、体から力が抜けて──」

「その直後、全身の筋肉が締まりやがるのよ」


岡部「あっ……あああ」ガクガク


545 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 03:59:37.96 j2kMJI9v0 182/185

「もちろん、あの肉もだ」

「男だった記憶があンなら解るだろ?」

「ソレがたまらねぇってこの気持ちが!」

「もちろん俺だって殺人鬼じゃあ無ぇからよ」

「今回で5度目ってトコですかねェ!?」

「ぜぇーーんぶお前だけどよォ~~~!!」

「何度もタイプリープしてさぁあああ!!!」

「ゲハハハハハハハハッッ!!!」


岡部「ひっ……っひ……」

岡部「嫌だ、嫌だ……」

岡部「やめてくれ……やらぁ……」


「じゃ、逝ってみようか……?」ニコッ


547 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 04:01:43.17 j2kMJI9v0 183/185




……。

…………。


……。

…………。

………………。

岡部「宇和あああああああああああああ!!!!!!!」

岡部「ふごっ!」

岡部「……」

岡部「ぶっはぁぁあ!!!」

岡部「死んでしまうわ!!!!」 バサバサァ

岡部「ぜーひーぜーひー……」

岡部「ん、顔の上に単行本が落ちてきたのか」


[天使な小生意気]

[無限の住人]


548 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 04:04:22.67 j2kMJI9v0 184/185


岡部「あやうく窒息死するところだった……」

岡部「全く、ダルのやつだな? こんなところに漫画などと」

岡部「はぁ……」

岡部「それにしても……」


岡部「……」

岡部「いや……」


岡部「一体、どれが夢だったんだ……」

岡部「俺は今起きているのか?」

岡部「寝て居るのか……?」


──ドクン。


岡部「解ら……ない」

岡部「おっおい!!」

岡部「ディスプレイの向こうで見ている貴様だ!!」


岡部「俺は……男だよな……?」


おわり。


553 : 以下、名... - 2011/09/05(月) 04:08:41.09 j2kMJI9v0 185/185

ありがとうございました。
これで本当に終りです。
金土日とVIPでSSを書かせて頂きました。


岡部「この記憶は一体……」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1314957908/l50
http://ayamevip.com/archives/46179634.html


岡部「第1回、男だらけの円卓会議を開催する」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1315038947/l50
http://ayamevip.com/archives/46188617.html


岡部「……俺が“天使な小生意気”だと?」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1315120395/l50
http://ayamevip.com/archives/46226910.html

また何時かの週末に会えたらと思います。
読んでくれて本当にありがとう。

1315120395-553



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