1 : ◆gqUZq6saY8cj - 2015/02/26 01:39:56.76 ehuu6yPNO 1/557犬娘「くぅーん...」幼女「捨て犬...?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420987358/
http://ayamevip.com/archives/42831620.html
の続編的な何か
元スレ
猫娘「にゃーん...」幼女「捨て猫...?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424882396/
前回のあらすじ
犬娘「チクショオオオオオオ!くらえ兎ちゃん!新必殺音速火炎斬!」
兎娘「さあ来い犬ちゃん!私は実は一回刺されただけで死ぬよォォ!」
ザン
兎娘「グアアアアアア!こ、このザ・こころぴょんぴょんと呼ばれる四天王の兎が...こんな犬に...バ、バカなアアアアア!」
ドドドドドドド
グアアアアアアア
狐娘「兎がやられたようじゃな...」
狼男「フフフ...やつは四天王の中でも最弱でござる...」
狸娘「犬ごときに負けるとは四天王の面汚しやね...」
犬娘「くらえええええええ!」
ズサ
狐娘狼男兎娘 「「「グアアアアアアア!!!」」」
犬娘「やった...ついに四天王を倒したよ...これで猫ちゃんのいる猫タワーの扉が開かれる!!」
ギイイイイイイイイイ
『よく来たニャ犬...待っていたニャ...』
犬娘「!?」
犬娘(こ...ここが猫タワーだったんだ...!感じる...猫ちゃんの魔力を...!)
猫娘「犬よ...戦う前に1つ言っておくことがあるニャ」
猫娘「お前普通にコーヒーとかチョコとか食ってたけど」
猫娘「あれ犬には猛毒ニャ」
犬娘「な、何だって!?」
猫娘「まあ半分人間ということでセーフだとしてもそれだとネギが食えないのは色々おかしかったり...まあどうでもいいニャ」
猫娘「あとは私を倒すだけだニャ...クックック...」
犬娘「フ...上等だよ...私も1つ言っておくことがある」
犬娘「猫も普通は魚って体に悪いんだよ!」
猫娘「そうかニャ」
犬娘「ウオオオいくぞオオオ!」
猫娘「さあ来いニャ犬!」
犬娘の勇気が世界を救うと信じて...!
あらすじおわり
幼女「...」スタスタ
幼女(...犬が家に来て1ヶ月近くが過ぎた)
幼女(最初はどうなるかと思ったけど意外とこの生活に慣れる...)
幼女(なんてことはなかった)
幼女(週一で狐狸コンビは来るわ...猫と兎が喧嘩を売りに来るわ...)
幼女(狼が来て徹夜でどんちゃん騒ぎのゲーム大会をしたときはマジでキレそうになった)
幼女(そして今は晩ごはんの買い物の帰り道...)
幼女(あいつ肉がないとうるさいからな...もうすぐ仕事から帰ってくる時間だしさっさと作らないと)
ニャー ニャー
幼女「ん?どこからか猫の鳴き声が...」
幼女「可哀想に...どこかで猫でも捨てられたのかな...」
幼女「」ゾクッ
幼女「な、なんだろう...捨てって言葉を聞くと何だか寒気が」
幼女「...絶対あいつのせいだ」
ニャー ニャー
幼女「...はぁ、探すか」スタスタ
ニャー ニャー
幼女「うーん...ここら辺から鳴き声が聞こえてるんだけど...」
ニャー ニャー
幼女「あっ!多分あそこの角を曲がったところだ!」ダッ
ニャー ニャー
幼女「あれ?いない...」キョロキョロ
幼女「ん?あそこの電柱の側...ダンボールみたいな物が見える...」
幼女「やっぱり捨て猫か、可哀想に」
幼女「まったく動物を捨てるやつは天国には行けないんだから...」
幼女「...」
幼女「それでこれからどうしよう...猫を飼うにしてもうちにはウザい犬が居るし...」
幼女「でもこのまま見捨てるのも...」
ニャー ニャー
幼女「...飼い主が見つかるまでの間ぐらいは飼ってもいいよね」ダッ
幼女(ふふっ...どんな猫なのかな?白猫?黒猫?)
幼女(ポヨみたいな丸猫もいいなぁ)
幼女(まあどんな猫でも可愛いんだけどね)バッ
猫娘「にゃーん...」
幼女「捨て猫...?」
猫娘「にゃーん...」
幼女(あ、あれ...猫ってもっと小さくて毛が生えてるんだけど...)
幼女(それにこいつ猫というよりもどちらかと言えば猫のコスプレをした人間...)
幼女(というかあの猫だよね?メイド喫茶とか無人島とかで一緒に居た)
猫娘「にゃー...ん?」ピクッ
幼女(や、やばい...気付かれた)
幼女(に、逃げよう!厄介なことに巻き込まれないうちに!)ダッ
猫娘「待てニャ」グイッ
幼女「ぐえっ」ググッ
猫娘「見つけた瞬間に逃げるなんて失礼ニャ」ギュー
幼女「ご、ごめんなさい!分かったら離して!首絞まる!」バンバン
幼女「ゲホッゲホッ...ち、力だけは強いやつらめ」
猫娘「何か言ったかニャ?」
幼女「な、何も」
幼女「あの...それで何でこんなところに?」
幼女「ダンボールの中に入って...まるで捨て猫みたい...」
猫娘「うむ、よくぞ聞いてくれたニャ」
猫娘「実は家をなくしてしまったんだニャ...今日から捨て猫生活ニャ...」ズーン
幼女「は?」
幼女「...確か家ってあの豪邸でお金持ちじゃなかったっけ?」
猫娘「脱法マタタビの所持がバレて警察に財産を没収されたんだニャ...」
猫娘「家も売り払われて生活に最低限の物しか持ってないないニャ...当然お金も無一文ニャ...」
幼女「...」
幼女(自業自得じゃん)
幼女「そ、そうなんだ。大変だね」
幼女「じ、じゃあ私は晩ごはんの準備があるから」スタスタ
猫娘「待てニャ」ガシッ
幼女「...離して」
猫娘「拾ってくれニャ」
幼女「...嫌」
猫娘「お金はバイトの給料を入れるニャ。食事と寝床を提供してくれれば文句はないニャ」
幼女「...ダメ」
猫娘「どうしても?」
幼女「...どうしても」
猫娘「...」
幼女「...」
猫娘「なぜニャ!!!!!お金はあげるって言ってるニャ!!!!!」
幼女「うちにはもうウザい犬が居るの!!!!猫を飼う余裕はありません!!!!」
猫娘「一人も二人も変わらないニャ!!!!」
幼女「変わるわ!!!!単純にストレスが二倍になるわ!!!!」
猫娘「そもそも元は拾う気で見にきたくせにズルいニャ!!!!最後まで責任取れニャ!!!!」
幼女「普通の猫だったらそうだけど獣人はもうお断り!!!!」
猫娘「あー!猫差別ニャ!!!!犬だけ優遇してズルいニャ!!!!」
幼女「私はどちらかと言うと猫派ですよーだ!!!!」
幼女「分かったら離して!」ダッ
猫娘「あっ!待てニャ!」
幼女「さようならぁ!!!いい飼い主を見つけてね!!!!」ダダダッ
猫娘「待てにゃあああああああああああああ!!!!見捨てるにゃあああああああああああああ!!!!」
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..............................................
幼女「ぜぇ...ぜぇ...」
幼女「な、何とか逃げ切った...」
幼女「...」
幼女「...財産を没収されたのは可哀想だけど自業自得だし」
幼女「それにうちはもう犬が居るから猫を飼う余裕はないから仕方ないよね」
幼女「まあそのうち犬がやった手口みたいに勝手に飼い主を見つけるでしょ...私みたいに」
幼女「さ、早く帰ってご飯作ろ」スタスタ
猫娘「...」ポツーン
幼女「なぜあいつが家の前に...」
幼女「そ、そうだった...私の家を知ってたんだっけ」
幼女「どうしよう、帰れない...」
幼女「多分家を開けた瞬間に犬がやったみたいに帰巣魔法をぶちかます気なんだ...」
幼女「う、うぅ...どうしよう...」
幼女「...はっ!そうだ!」ガサゴソ
幼女「あ、あった!これを使えば!」
猫娘「ククク...家を特定してるのを忘れてもらっちゃ困るニャ」
猫娘「帰ってきた瞬間に帰巣魔法をぶちかましてやるニャ!」
猫娘「少し強引な手だけど仕方ないニャ。こっちも生活かかってるニャ」
猫娘「早く帰ってこないかニャー♪」
ポーン
猫娘「...ニャ?あそこに何か落ちてるニャ」
猫娘「さっきまでなかったのに...何か怪しいニャ」
猫娘「...でも気になるニャ。少し見てくるニャ」スタスタ
幼女(やった!釣れた!)
猫娘「一体何ニャこれ」ヒョイッ
猫娘「ニャッ!?こ、これは...!」
カニカマ『』ドーン
猫娘「にゃああああああああああ!!!!カニカマにゃああああああああああああ!!!!」ピョンピョン
幼女(やっぱり好物なんだ...)
猫娘「にゃああ、幸運ニャ。こんなところにカニカマが落ちてるなんて」クシャクシャ
猫娘「いただきますニャ!」パクッ
猫娘「ニャーン♪やっぱりカニカマは美味しいニャ♪」モグモグ
ダッ
ガチャ
カチッ
ガシャン
猫娘「...ニャ?」
猫娘「にゃ、にゃあああああああああああああ!!!!しまったにゃああああああああああああ!!!!」ガーン
猫娘「開けろおおおおおおおおお!!!!開けてくれにゃああああああああああああ!!!!」
ドンドン ドンドン
幼女「...ほっ」
幼女「カニカマに夢中になってる隙に家に帰る作戦成功...まさかこんなに上手く行くとは思わなかった」
幼女「おかげで今日のサラダに使うカニカマがなくなっちゃったけど...安いもんか」
幼女「後は犬にこのことを連絡して外に居る猫をなんとかしてもらおう」ポチポチ
ガチャ
犬娘「ご主人様ただいまー♪」
幼女「あっ、ちょうどいいところに...」
幼女「...えっ」
幼女「い、今帰ってきたの...?」
犬娘「うん、そうだよ!今日いっぱい働いて疲れちゃったよ!」
幼女「お、表に猫とか居なかった?」
犬娘「あぁ...それなら...」
猫娘「」ヒョコッ
犬娘「今日一緒に晩ごはんを食べるんでしょ?家の前に居たから連れてきたよー」
幼女「!?」
幼女「ち、違う!そんな約束してない!!!本当は...!」
猫娘「もう遅いニャ!!!!帰巣魔法発動!!!!」ピカッ
猫娘「はっはっはっは!やったニャ!これで私もこの家のファミリーニャ!」
幼女「あ、あぁぁぁぁ...」ガクッ
犬娘「...へ?」
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............................................
幼女「...」
犬娘「...」
猫娘「ニャ~ニャニャ~♪」ルンルン
犬娘「...つまりこういうこと?」
犬娘「猫ちゃんと晩ごはんを食べる約束は猫ちゃんの嘘でこれから猫ちゃんもこの家一緒に暮らす...と」
幼女「うん...」
犬娘「...」
犬娘「オラァ!!!!出てけや糞猫がァ!!!!!」
猫娘「出ていくわけねぇニャwwwwwwwお前が出てけニャwwwwwww」
犬娘「お前が居ると獣臭いんだよォ!!!!三味線にするぞッ!!!!」
猫娘「それお前の臭いニャwwwwwwwちゃんと風呂入れニャwwwwwww」
幼女「はぁ...」
犬娘「そもそもここは私の家なんだけど!?勝手に横取りするのやめてくれないかなっ!?」
猫娘「お前だって同じ手を使ったニャ。幼女も迷惑してるニャ」
犬娘「私がそんなことするわけないじゃん!!!!ご主人様はよろこんで私を受け入れてくれたよ!!!!」
犬娘「ねっ!?ご主人様!」
幼女「いえ、迷惑してます」
犬娘「」
猫娘「ほら見てみろニャ」
犬娘「ぐ、ぐぬぬ...で、でも!私は嘘はついてないよ!」
犬娘「嘘までついて家の中に入るなんて最低だよ!!!!」
猫娘「生きるためなら何だってやるニャ。それが自然界のルールニャ」フフン
幼女(...いやお前も最初は黙って猫被ってたじゃん)
犬娘「とにかく!私は猫ちゃんと暮らす気なんてないからね!」
犬娘「今すぐ出て行って!!!!」
猫娘「だってもう帰巣魔法はかけちゃったニャ~♪解除しない限りここは私の家ニャ~♪」
犬娘「く、くそがぁ...」バンバン
幼女「ねぇ...その帰巣魔法って無理矢理外すこととか出来ないの?」
犬娘「実力が上の人なら出来るけど私には無理...」
犬娘「魔力に関しては猫ちゃんの方が上だからね...力なら私の方が上なんだけど...」
犬娘「あぁ...こんなことならもっと魔法勉強すれば良かったぁ...」ズーン
猫娘「ニャハハハハハハハ!まあ新しい家が見つかったら出て行ってやるニャ!」
犬娘「くそぅ!こうなったら実力で追い出してやる!」
猫娘「お?やるかニャ?久しぶりにバトるかニャ?」
幼女「喧嘩はやめてよ...」
犬娘「オラァッ!炎魔法!」ボォォ
猫娘「ニャァッ!水魔法ニャ!」ジャー
幼女「やめろって言ってるだろうがぁっ!!!家がメチャクチャになる!!!」
ゴツン ゴツン
犬娘「い、痛い...何も殴らなくても」
猫娘「お、おうふ...効いたニャ...」
幼女「とにかく...なってしまったからには仕方ない...しばらくは家に住ませてあげる」
猫娘「ニャー!やったニャ!」
犬娘「う、うそっ!?ご主人様本気!?」
幼女「ただしあくまで居候だからね!家が見つかったらそこに住むこと!」
猫娘「ニャ~♪善処するニャ」
犬娘「ぐぬぬ...」
グゥー
猫娘「ニャ、安心したらお腹減ったニャ」
犬娘「...私も」
幼女「そういえば晩ごはん作る前だっけ...今から作るから待ってて」スタスタ
猫娘「ニャー!朝から何にも食べてないから楽しみニャ!」
犬娘(...デジャヴを感じる)
トントン ジュージュー
幼女「はいお待たs...」
犬娘「ちょっと!この時間は7チャンを見るって決まってるの!」ピッ
猫娘「そんな番組つまんねぇニャ!10にするニャ!」ピッ
幼女「今度はリモコン争奪戦か...」
犬娘「ここは私の家なんだよ!私の方がテレビを見る権利があるの!」ピッ
猫娘「お前も居候のくせに図々しいニャ!少しは遠慮しろニャ!」ピッ
幼女(それは言えてる)
幼女「はいはい、喧嘩するなら私が見るから」ピッ
TV『では次のニュースです。太平洋沖で行方不明だった黒人さんが漂流しているのが発見されました...』
犬娘「あっ!ご主人様ズルい!」
猫娘「NHKなんてつまんねぇニャ!バラエティにするニャ!」
幼女「受信料払ってるんだから文句言わないの」
幼女「はい晩ごはん出来たよ」ゴトッ
犬娘「おぉ!今日はハンバーグか!」
猫娘「...」
犬娘「いただきまーす!」ガツガツ
猫娘「...」
幼女「あれ?食べないの?」モグモグ
猫娘「魚がないニャ...」ズーン
幼女「えぇ...」
猫娘「魚がないと食欲がわかないニャ...食べる気しないニャ...」ズーン
幼女「えぇ...だって今日ハンバーグだし魚なんてないよ...」
犬娘「まったく猫ちゃんはワガママだねぇ」ズズー
幼女(お前も肉がないとうるさいだろ)
猫娘「魚が欲しいニャ...何でもいいニャ...」
幼女「でもカニカマはもう使っちゃったし...」
犬娘「ご主人様戸棚にアレがあったでしょ」
幼女「アレ?」
犬娘「鮭のふりかけ」
猫娘「ニャ!?」ピクッ
猫娘「それでいいニャ!今すぐちょうだいニャ!」フリフリ
幼女(ふりかけでいいのか...)
幼女「はいふりかけ」
猫娘「ニャ!サンクスニャ!」パッパ
猫娘「ニャーン♪やっぱり鮭は美味しいニャ♪」モグモグ
犬娘「猫ちゃんは単純だねぇ」ズズー
幼女(お前が言うな)
猫娘「ハンバーグにもふりかけをかけるニャ」パッパ
猫娘「ではいただくニャ!」パクッ
猫娘「...」モグモグ
猫娘「...」ゴクン
猫娘「...」
幼女「ん?どうしたの?」
猫娘「...」
幼女「もしかして口に合わなかった?」
猫娘「」バタッ
幼女「!?」ビクッ
幼女「た、倒れたっ!?」
犬娘「あーやっちゃったかー」モグモグ
幼女「や、やっちゃった!?何を!?」
犬娘「ご主人様私のハンバーグにだけタマネギ抜いたでしょ?」
幼女「う、うん...いつも通りにそうしたけど」
犬娘「猫も犬と同じでタマネギって食べちゃ駄目なんだよー」
幼女「う、うそっ!?」
犬娘「まあ仕方ないね。気付かなかった猫ちゃんも間抜けだし」モグモグ
幼女(...お前も最初タマネギ食って血吐いてただろ)
猫娘「ニャ、ニャアア...タマネギの存在を忘れてたニャ...」ピクピクッ
猫娘「し、死ぬぅ...赤血球が破壊されるニャ...」ピクピクッ
幼女「ど、どうしよう...救急車?それとも動物病院?」オロオロ
犬娘「そんなに慌てなくても大丈夫だよ?一晩寝たら治ると思うし」モグモグ
犬娘「あ、ご主人様ご飯おかわり」スッ
幼女(...結構呑気だな)
~~~~ 1時間後 ~~~~
猫娘「ニャ!治ったニャ!」
幼女「よ、良かった」ホッ
犬娘「チッ...一時間か。結構早かったね」
猫娘「これからは気を付けて欲しいニャ!最悪死んじゃうニャ!」
幼女「ご、ごめん」
幼女(...え?これ私が謝るの?)
猫娘「幼女にはもっと猫を知ってもらわなきゃいけないニャ!これを見るニャ!」バンッ
『チーズスイートホーム』 『ポヨポヨ観察日記』 『キジトラ猫の小梅さん』
幼女「...なにこれ」
猫娘「私がオススメする猫漫画ニャ!」
猫娘「これを見てもっと猫のことを勉強するニャ!」
幼女「...財産没収されたのにどうして漫画持ってるの?」
猫娘「これは布教用の教材なのでセーフニャ!」
猫娘「ちなみにチーズスイートホームとポヨポヨ観察日記はアニメ化もしてるニャ」スッ
猫娘「どちらも5分アニメで見やすいニャ!それにOPが癖になるニャ!」
幼女「...これってステm」
猫娘「違うニャ!宣伝ニャ!」
猫娘「いいから見るニャ!猫漫画はすごく面白いニャ!」
幼女「分かったよ...見ればいいんでしょ...」
犬娘「ちょっと!ご主人様に変な宗教紹介しないでよ!」
猫娘「うるせーニャ!早い者勝ちニャ!」
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...........................................
幼女「...」ペラペラ
幼女「...」ポン
幼女「ふぅ...見終わった」
猫娘「どうニャ?どうニャ?面白かったニャ?可愛かったニャ?」
幼女「うんまあ面白かったし可愛かったけど...」
猫娘「けど?」
幼女「...これ本物の猫だし、獣人ってどちらかというと人間だし」
猫娘「ニャッ!?」グサッ
猫娘「ひ、酷いニャ...気にしてたのに...」シクシク
犬娘「へへーんだ!やっぱり犬が一番だよね!」
犬娘「そうでしょ?ご主人様!」
幼女「いや私どちらかと言うと猫派」
犬娘「うそっ!?」グサッ
犬娘「う、うぅ...何となくそんな気してたけど...してたけどさ...」シクシク
幼女「あーあ、漫画読んでたらもうこんな時間だ...寝るか」スタスタ
幼女「じゃあおやすみ~」スタスタ
犬娘「...私も寝よっかな、明日も早いし」
猫娘「ニャ、私は明日も休みニャ」
犬娘「どうして?」
猫娘「店長に新しい家を探すから休みをくれと行ったら三日もくれたニャ」
犬娘「私は二日しか貰えなかったのに...」
猫娘「まあいいニャ。私もそろそろ寝るニャ」
猫娘「ところで私の部屋はどこニャ?」
犬娘「えっ?知らないよ?」
猫娘「...ニャ?」
幼女「え?部屋?」
猫娘「そうニャ、私の部屋はどこニャ?」
幼女「でももう飽きの部屋はないし...犬と一緒の部屋使ったら?」
猫娘「ニャッ!?」
猫娘「そ、そんなの嫌ニャ!私も自分専用の部屋が欲しいニャ!」
幼女「じゃあお風呂で寝る?」
猫娘「ニャ、ニャニャ...それは嫌ニャ」
幼女「ないもんは仕方ないからね。今度こそおやすみ」バタン
猫娘「にゃあ...」
犬娘「えぇ...猫ちゃん私の部屋で寝るの?」
猫娘「こっちだって嫌ニャ...でも部屋がないニャ...」
犬娘「リビングで寝ればいいじゃん」
猫娘「何か行儀が悪いニャ」
犬娘「一々細かいことを気にするんだから...」
犬娘「ここが境界線だからね!ここから先は入っちゃ駄目だよ!」
猫娘「それはこっちのセリフニャ」
犬娘「じゃあ電気消すからね」カチッ
...........................................................
............................................
チッ チッ チッ チッ チッ
猫娘「Zzz...」スヤスヤ
猫娘「ごろにゃあ...」スヤスヤ
ブンッ
猫娘「ぐえっ」ドスッ
猫娘「な、なんニャ!?何かに腹パンされたニャ!」ガバッ
犬娘「Zzz...」ノビー
猫娘「こいつかニャ...」
猫娘「寝相悪すぎニャ...境界線なんて関係なく踏み越えてるニャ」
猫娘「お返ししてやるニャ!」ブンッ
犬娘「Zzz...」サッ
猫娘「!?」
犬娘「Zzz...」ブオンッ
猫娘「ニャーーーーー!!!!」ボコッ
犬娘「Zzz...」スヤァ
猫娘「ニャ....カウンターなんてズルいニャ...」ピクピクッ
猫娘「だ、駄目ニャ...ここに居たら殺されるニャ...幼女の部屋に避難ニャ」ソロソロ
犬娘「Zzz...」ユラッ
猫娘「ニャッ!?」ビクッ
犬娘「Zzz...」ダッ
猫娘「ニャ、ニャーーーー!!!こっちに来るニャアアアアアアアアアア!!!!」ダッ
ガチャ
バタン
猫娘「ニャアアアア...!」グッ
ドンドン ドンドン
猫娘「な、なんで寝てる癖に起きたり走ったりドア叩いたり出来るニャ...!」グッ
シーン...
猫娘「にゃああ...やっと静かになったニャ」ホッ
ドンッ!!!!!
猫娘「」ビクッ
猫娘「は、早く幼女の部屋に避難するニャ!」ダッ
猫娘「幼女!開けてくれニャ!部屋に避難させてほしいニャ!」ドンドン
シーン
猫娘「にゃああ...起きないニャ」
猫娘「こうなったら無理矢理部屋に入らせて貰うニャ!」ガチャ
グッ
猫娘「...鍵がかかってるニャ」
猫娘「これ多分犬対策ニャ...自分だけズルいニャ...」
猫娘「ちょっと強引だけど一度ドアを外すニャ!後でくっ付ければ問題ないニャ!」
ドーン
猫娘「魔法でペタペタっと」ピカッ
猫娘「にゃっ...これで避難完了ニャ!」
幼女「Zzz...」
猫娘「布団が一個しかないニャ」
猫娘「仕方ないニャ。お邪魔させて貰うニャ」ゴソゴソ
猫娘「おやすみニャー♪」
..........................................................
.............................................
チュンチュン
幼女「うーん...うーん...」
幼女「はっ!」ガバッ
幼女「な、何だろう、胸がチクチクする夢を見た」ハァハァ
スースー スースー
幼女「ん?寝息?」
猫娘「にゃああ...」フミフミ
幼女「な、何で私の隣で寝てるんだろ」
幼女「...あっ、さては犬のやつまた暴れたな...鍵をかけておいて良かった」
幼女「言うの忘れてたな...これからは私の部屋で寝させないと」
幼女「は、起きるか」スタッ
幼女「えーっと今日の朝ごはんは...三人分作らないと。ネギ抜きで」ガチャ
ガタッ
グラッ
バターン
幼女「...どうしてドアが外れるんだ」
............................................................
..............................................
犬娘「ふわぁ...おはよう...」ウトウト
幼女「ん」ジュージュー
犬娘「ねみぃ...何か寝たのに疲れた気分...」ウトウト
幼女「もうそろそろ朝ご飯が出来るから猫ちゃん起こしてきて」ジュージュー
犬娘「了解...あれ?猫ちゃんどこ?」キョロキョロ
幼女「私の部屋」
犬娘「!?」
犬娘「ご、ご主人様の部屋!?ど、どういうこと!?」
犬娘「ま、まさかご主人様...」
犬娘「猫ちゃんと寝たのっ!?」
幼女「その言い方やめろ」
犬娘「ちゃんと説明してよ!大事なことなんだから!」
幼女「いいから早く起こしてきて、朝からうるさい」
犬娘「駄目だよ!これは私達の問題なんだから!」
幼女「早く行かないと朝ご飯にこっそりネギ入れるぞ」
犬娘「いってきます!」ダッ
コンコン
犬娘「猫ちゃーん!朝だよー!朝ご飯だよー!」
シーン
犬娘「出てこない...仕方ない。直接起こすか」ガチャ
ガタッ
バターン
犬娘「...」
犬娘「わ、私が壊したんじゃないからね!」
犬娘「ほら猫ちゃん、朝だよ」ユサユサ
猫娘「Zzz...」
犬娘「いい加減起きろ」ユサユサ
猫娘「Zzz...」
犬娘「お、起きない」
犬娘「仕方ない...無理矢理起こすか」
犬娘「どんな起こし方にしよっかなー♪出来るだけインパクトが強いやつがいいなー♪」
犬娘「...そうだ!」
犬娘「猫ちゃんが大嫌いなアレで起こそう!」
犬娘「ご主人様ー!掃除機借りるねー!」
幼女「掃除機?掃除でもするの?」
犬娘「うんまあそんなところ」
犬娘「よいしょっと!」ガタッ
犬娘「ふぅ...準備完了!後はスイッチを入れるだけだね!」
猫娘「Zzz...」
犬娘「スイッチオン♪」カチッ
ブオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!
犬娘「オラオラァ!朝だぞ起きろォ!」
猫娘(...にゃああ、何かうるさいニャ)
猫娘(こっちは気持ちよく寝てるのに...一体何の音ニャ?)
ブオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!
猫娘「ニャッ!?」ビクッ
猫娘「こ、この音は掃除機かニャ!?」ガバッ
犬娘「フハハ!そうだよ猫ちゃん!猫ちゃんが大嫌いな掃除機の音だよ!」
猫娘「ニャ、ニャアア!!!!それを私に近付けるんじゃないニャアアアアアアアアアア!!!!」ビクビク
犬娘「ほらほら近付けちゃうぞぉ...」
ブオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!
猫娘「ニャアアアアアアアアアア!!!!怖いニャアアアアアアアアアア!!!!」ビクビク
犬娘「さあ怯えろ!絶望しろ!泣き喚け!フハハハハハハ!!!!」
幼女「アホなことやってるんじゃない」ボコッ
犬娘「いてっ」
犬娘「いたた...」サスサス
幼女「何か変な悲鳴が聞こえてきたと思ったら...一体何してるの?」
犬娘「い、いや...猫ちゃんの嫌いな掃除機の音を聞かせて起こしたらすぐに起きるかなと思って」
ボコッ
犬娘「痛っぁー!?」
幼女「変な起こし方するな」
猫娘「ニャアア!怖かったニャー!」ダキッ
幼女「可哀想に...よしよし」
犬娘「!?」
犬娘「ズ、ズルい!私もよしよしして!」
幼女「さあ、朝ご飯食べに行こうか」スタスタ
猫娘「にゃああ...」シクシク
犬娘「...」ポツーン
.............................................................
................................................
犬娘「あー食った食った!」
猫娘「ごちそうさまニャ」
犬娘「ご主人様!食後の散歩に行こうか!」
幼女「もう遅いからパス」
犬娘「えぇー遅いってまだそんな時間じゃ...」
犬娘「うそっ!?もうこんな時間!?」
犬娘「い、急いで準備しないと!」ダッ
ドタバタ ドタバタ
犬娘「じゃあご主人様いってきます!」ダッ
猫娘「騒がしいやつニャ」
幼女「...もう慣れた」
猫娘「幼女は学校に行かなくていいのかニャ?」
幼女「クラスで熱とかゆみが止まらない謎の病気が流行って学級閉鎖中」
猫娘「...何か怖い話ニャ」
猫娘「じゃあ犬も居なくなったことだし二人でゲームでもするニャ」
幼女「猫は散歩とかしないの?」
猫娘「朝っぱらから歩き回るなんてめんどいニャ」
幼女(...猫って楽だな)
猫娘「おぉ!すげぇニャ!最新のゲーム機ニャ!」キラキラ
幼女「一度壊れたから買い直したけどね...」
猫娘「ニャ!このソフトやりたいニャ!」
幼女「うん、じゃあこれにしようか」スッ
猫娘「うおおおおおおおおおお!!!!死ねニャアアアアアアアアアア!!!!」ポチポチ
幼女「くっ...この...」ポチポチ
幼女(あれ?何だかすごく楽しい...)
..........................................................
.........................................
猫娘「ニャッ!ニャッ!」ポチポチ
ボーン ボーン
猫娘「...ニャ?もうお昼ニャ」
幼女「え?あ、本当だ...」
幼女「ちょっと遊び過ぎちゃったね...今すぐお昼の準備するから」スタスタ
猫娘「ちょっと待ってくれニャ。どうせなら外食しないかニャ?」
幼女「外食?」
猫娘「私が奢るニャ!」
幼女「でもお金...」
猫娘「安心するニャ!ただで食べ放題の場所があるニャ!」
幼女「ただで食べ放題...?」
猫娘「ここニャ!」バーン
幼女「...もしかしてここって」
猫娘「そうニャ!川ニャ!」
幼女「川って...」
猫娘「ここは自然のパラダイスニャ!どれだけ食べても無料ニャ!」
幼女「まあ確かにそうだけどさ...」
猫娘「さあここで釣りをするニャ!」
幼女「...釣り竿は?」
猫娘「これを使うニャ」ガサゴソ
猫娘「じゃんじゃじゃーんニャ!伸縮自在釣り竿~!」
釣り竿『』ショボン
幼女「...すごく小さいんだけど」
猫娘「ニャ、これは伸ばすことが出来るニャ」
猫娘「それニャ!」グイッ
ビューン
幼女「おぉ、すごい伸びた」
猫娘「二つあるから幼女に一つ貸すニャ」
幼女「私釣りなんてしたことないんだけど...」
猫娘「簡単ニャ。私が全部教えてあげるニャ」
猫娘「まず餌を釣り竿に付けるニャ」
幼女「餌?」
猫娘「そこら辺に飛んでるやつを捕まえればいいニャ」ヒョイッ
猫娘「ほら捕まえたニャ」
ハエ『』バタバタ
幼女「!?」
幼女「む、無理!!!!絶対無理!!!!」ブンブン
猫娘「幼女は虫も触れないのかニャ?そんなんじゃ世の中生き残れないニャ」
幼女「生き残れなくていいよ!私人間だもん!」
猫娘「仕方ないにゃあ...私が付けてあげるニャ」
猫娘「次は釣り竿を川に向かって投げるニャ」ブンッ
ポーン
幼女「こ、こう?」ブンッ
ポーン
猫娘「後は獲物が引っかかるまで待つのみニャ」
幼女「...」
幼女「え?これずっと待つの?」
猫娘「そうニャ」
幼女「...どのくらいかかるの?」
猫娘「まあ運ニャ。すぐ釣れる日もあればずっと釣れない日もあるニャ」
幼女「...」
幼女「ところで気になってたんだけど...この釣り竿って結構高いよね?」
猫娘「大したことないニャ。ざっと30万くらいニャ」
幼女(30万っ...!)
幼女「...没収されなかったの?」
猫娘「これがないと生活出来ないニャ。警察もこれは許してくれたニャ」
幼女「そ、そうなんだ」
猫娘「中々来ないニャ~」
幼女「...退屈」
猫娘「まあ我慢するニャ。これが釣りの醍醐味ニャ」
幼女「魔法とかでぱぱっと出来ないの?」
猫娘「出来るけどそれがどうかしたニャ?」
幼女「おい」
猫娘「そもそもこの釣り竿は魔法道具ニャ。魔力を込めると自動で魚を釣ってくれるすごい道具ニャ」
幼女「なら最初からその機能使ってよ. ..虫とかいらないじゃん...」
猫娘「そんなので釣ってもつまんねぇニャ」
幼女「じゃあ私のだけでいいから魔法で...」
ググッ
猫娘「ニャッ!?幼女の竿引いてるニャ!」
幼女「えっ?」
ググッ
幼女「う、うわぁっ!?」
幼女「ど、どうすれば...!」アタフタ
猫娘「落ち着くニャ!竿を引きながら糸を巻くニャ!」
幼女「い、糸を巻くって何!?私、どう森くらいでしか釣りなんてしたことないから分からない!」アタフタ
猫娘「あぁ!このままだと逃げられるニャ!」
猫娘「仕方ない!魔法を使うニャ!」ピカッ
グイッ クルクル グイッ
幼女「さ、竿がひとりでに動いて...!」
ポーン
幼女「!?」
魚『』ピチピチ
幼女「つ、釣れた...」
猫娘「すごいニャ!大物ニャ!」
幼女「...これは私が釣ったと言えるのだろうか」
ググッ
猫娘「ニャッ!?こっちも来たニャ!」
ググッ
猫娘「こ、これは大物ニャ...!血が騒ぐニャ...!」
幼女「が、頑張れ!」
猫娘「にゃああ...負けてたまるかニャ!」グイッ
ポーン
猫娘「や、やったニャ!釣れたニャ!」
タイヤ『』
猫娘「」
幼女「...確かに大物だね」
猫娘「タ、タイヤって...どうして川にタイヤがあるニャ...」ガーン
幼女「誰かが捨てたのかな?」
猫娘「川に物を捨てるニャ...綺麗にしろニャ...」
ググッ
幼女「あ、また何か来た」
猫娘「きっとまたゴミニャ」
グイッ クルクル グイッ
ポーン
伊勢エビ『』ジタバタ
幼女「...蟹?」
猫娘「ど、どうして川で伊勢エビが釣れるニャ!!!!」
ググッ
猫娘「...はっ!こっちも来たニャ!」
猫娘「今度こそ本物の魚を釣ってやるニャ!」グイッ
ポーン
長靴『』
猫娘「」
幼女「長靴...」
猫娘「ど、どこのどいつニャ!川にタイヤや長靴を捨てたやつは!」
猫娘「今すぐぶっ殺してやるニャ!!!!」
幼女「まあまあ落ち着いて...」
ググッ
幼女「あ、また来た」
猫娘「こっちも来たニャ!」
ポーン
鯛『』ピチピチ
空き缶『』
幼女「おぉ...鯛だ...」
猫娘「またゴミニャ!!!!」
シーラカンス『』ピチピチ
タイヤ『』
幼女「雨の日にしか釣れないやつだ...」
猫娘「二回目っ!?」
スズキ『』ピチピチ
長靴『』
幼女「またお前かー!」
猫娘「...またお前かニャ」
魚の山『』ドーン
幼女「うわぁ...一時間でこんなに釣れた」
ゴミの山『』ドーン
猫娘「あははぁ...川の清掃をしてやったニャ...」
猫娘「うぅ...釣りの腕には自信があったのにこれじゃ恥ずかしいニャ...ビギナーズラックってレベルじゃないニャ...」シクシク
幼女「ま、まあ元気出して」ポン
猫娘「気休めはいいニャ...もう釣り女王の称号は幼女に譲るニャ...」シクシク
幼女(そんな称号いらない)
幼女「と、とりあえずもうお昼過ぎちゃってるしご飯食べようよ!釣った魚を料理して!」
猫娘「...でもそれは幼女が釣った魚ニャ」
幼女「そんなの関係ないよ!」
猫娘「うぅ...幼女は優しいニャ...」シクシク
幼女(何も泣かなくても)
ボォォ
猫娘「もうすぐ焼けるニャ!」
幼女(また焼き魚か...)
ボォォ
猫娘「焼けたニャ!」
猫娘「はい!最初の一口は幼女にあげるニャ!」
幼女「えっ?いいの?」
猫娘「当たり前ニャ!これは幼女が釣った魚ニャ!」
幼女「あ、ありがとう...」
幼女「ではいただきます」パクッ
幼女「...」パクパク
猫娘「美味しいかニャ?」
幼女「...」コクリ
猫娘「そうかニャ!良かったニャ!」
猫娘「じゃあ私も食べるニャ!」パクッ
猫娘「ニャ~♪やっぱり魚は美味しいニャ~♪」パクパク
幼女(...今やっと分かった)
幼女(私、犬より猫の方が向いてる...)
猫娘「ニャ~♪美味しかったニャ!」
幼女「結構量あったね...」ゲプ
猫娘「これからどうするニャ?まだお昼過ぎニャ!」
幼女「...一旦家に戻ろっか」
猫娘「ニャ!またゲームするニャ!」
猫娘「ニャ!ハッ!」ピコピコ
幼女「えいっ!ていっ!」ピコピコ
猫娘「ふぅ...クリアニャ!」
幼女「ハイスコア...犬とやった時よりもスコアが一回りも違う...」
猫娘「やっぱり私たち相性いいニャ!」
猫娘「ふわぁ...少し眠くなって来たニャ...」ウトウト
幼女「布団敷こうか?」
猫娘「お願いするニャ...」
バサァ
幼女「はい、布団」
猫娘「にゃああ...幼女も私と一緒に寝るニャ...」グイッ
幼女「えっ?ちょっ!」
バタッ
猫娘「にゃああ...」ギュー
幼女「ぐ、ぐるじい...」
幼女「ちょ、ちょっと少しだけ離して...」
猫娘「Zzz...」スヤァ
幼女「寝てるし...」
幼女「はぁ...このままだと動けないし私も少し寝よっかな」
幼女「おやすみ...」
ギュー
幼女「ね、寝にくい」
犬娘「あーあ...今日は遅くなっちゃった...」スタスタ
犬娘「猫ちゃんご主人様に変なことしてないかな...ちょっと心配」スタスタ
ガチャ
犬娘「ご主人様ー!ただいまー!」
シーン
犬娘「...あれ?」
犬娘「返事がない...はっ!」
犬娘「ご主人様ー!?どこー!?」ドタバタ
スゥー スゥー
犬娘「む!寝息の音が!」ダッ
犬娘「ご主人s...」
猫娘「Zzz...」ダキッ
幼女「Zzz...」ギュー
犬娘「」
犬娘「...」
犬娘「...」スタスタ
猫娘「Zzz...」
犬娘「...」ガシッ
犬娘「...」スタスタ
猫娘「Zzz...」ズルズル
ガチャ
犬娘「...」ポイッ
猫娘「Zzz...」ドサッ
バタン
幼女「Zzz...」
犬娘「ご主人様起きて!もう夜だよ!」ユサユサ
幼女「...ん」パチッ
幼女「よ...る...?」
幼女「嘘っ!?もうこんな時間!」
幼女「い、今すぐ晩ごはんの準備しないと!」
犬娘「大丈夫だよご主人様!私が作っておくから!」
幼女「え?でも...」
犬娘「今日ぐらい私が作るから!ご主人様はゆっくりしててね!」
トントン ジュージュー
犬娘「~♪~~♪」
幼女「あ、あいつが自分で料理を作るなんて珍しい」
幼女「ん?そういえば確か...」
幼女「ねぇ、猫がどこに居るか知らない?」
犬娘「」ピクッ
幼女「私と一緒に寝てたはずなんだけど...」キョロキョロ
犬娘「...何言ってるのご主人様?」
犬娘「最初から猫ちゃんなんて居ないよ?」
幼女「えっ」
犬娘「いやだなぁご主人様、怖いこと言わないでよ」
幼女「いやだって昨日の夜に」
犬娘「はい!晩ごはん出来たよ!冷めない内にどうぞ!」ゴトッ
幼女「...」
犬娘「いただきまーす!」
幼女「...もしかして追い出したの?」
犬娘「」ギクッ
犬娘「あ、あー!自分で作ったご飯は美味しいなー!」パクパク
幼女「やっぱり追い出したんだ...」
幼女「ちょっと探してくる」スタスタ
犬娘「ご、ご主人様!?ストップ!ヘルプミー!」
ガチャ
猫娘「Zzz...」
幼女「...」
犬娘「あっ...」
幼女「...どうして猫が外で寝てるの?」
犬娘「あ、あはは...何でだろう」チラッ
幼女「ちゃんと私の目を見て答えて」ギロッ
犬娘「うっ...」ビクッ
犬娘「ご、ごめんなさーい!!!!」ダッ
猫娘「...ニャ」パチッ
猫娘「ふわぁ~...よく寝たニャ」スタスタ
幼女「あ、起きた?ご飯準備出来てるから今温めるね」
猫娘「あれ?犬はどこに居るニャ?」
猫娘「この時間だともう帰って来てるはずニャ」キョロキョロ
幼女「あぁ...それなら...」
犬娘「うぇーん!ご主人様ー!もうしないから家に入れてよー!」
...........................................................
...............................................
ボーン ボーン
兎娘「...」
チッ チッ チッ チッ
兎娘「...」チラッ
ケーキ『兎娘!お誕生日おめでとう!』
『犬娘』
『猫娘』
『幼女』
兎娘「...結局誰も来なかったというわけか!」
コンコン
兎娘「あっ!」パァ
ガチャ
兎ショタ「あ、あの...お姉ちゃん」
兎娘「な、なんだ弟か...」ズーン
兎ショタ「こ、これ...今日の昼間に手紙が届いてたよ...」スッ
兎娘「手紙...?」
『ごめんね。今日は仕事だから誕生日パーティーは無理 犬娘』
『めんどくさいからパスニャ 猫娘』
兎娘「...」グシャ
兎娘「くそぅ...くそぅ...」グシャグシャ
兎娘「で、でも...幼女なら!」
ピロリン♪
兎娘「はっ!幼女からのメールだ!」
兎娘「き、きっと今から誕生日パーティーに来るに違いない!」
『ザンネンユケヌヨウジョ』
兎娘「」
兎娘「...」
兎娘「け、結局...誰も来なかった...」
『フフフ...』
兎娘「はっ!?誰!?」
オズマ『ハッピーバースディー!ハッハッハッハッハ!』
兎娘「誰だよお前!!!!!」
兎娘「うぅ...ちくしょう!!!」ドカーン
兎娘「こんな物!こんな物!」バコーン
兎ショタ「お、お姉ちゃん!誕生日パーティーに誰も来なかったからって暴れないで!」
兎娘「ちくしょう!ちくしょう!」バキッ
兎娘「ちくしょう!!!!」ケーキパクパク
兎娘「何が...何が...」
兎娘「何が誕生日じゃあい!!!!!」
兎娘「ちくしょおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
~~~~ 翌朝 ~~~~
猫娘「幼女が作るご飯は美味しいニャ」モグモグ
幼女「そりゃどうも」モグモグ
犬娘「...」
犬娘「あ、あの...ご主人様?」
幼女「何?」
犬娘「どうして私の朝ご飯がかまぼこ一個だけなの?」
かまぼこ『』チョビン
幼女「昨日の罰」モグモグ
犬娘「ば、罰って!かまぼこ一個だけじゃ持たないよ!」
犬娘「それに私そこまでかまぼこ好きじゃないし!」
猫娘「かまぼこ美味しいニャ。そんなに嫌いなら私が貰ってやるニャ」ヒョイッ
犬娘「あぁっ!?私の朝ご飯が!!!!」
猫娘「にゃああ、うんまいニャ」モグモグ
犬娘「やいてめぇ!私の貴重な朝ご飯を返せ!!!!」
猫娘「もう食べちゃったから無理ニャ~♪」
幼女(朝から騒がしいなぁ)
犬娘「オラァ!吐けやゴラァ!」
猫娘「ああん?やんのかニャ!」
ワーワー ギャーギャー
幼女「さ、お皿洗おっと」スタスタ
犬娘「ワンコキック!!!!」ビューン
猫娘「猫パンチ!!!!」ブンッ
TV『では今日の誕生日占いです』
犬娘「」ピタッ
猫娘「」ピタッ
TV『今日一番運勢がいい人は...』
犬娘「...」ゴクリ
猫娘「...」ゴクリ
TV『11月生まれのアナタ!』
犬娘「よっしゃああああああああああああああ!!!!!」ガッツポーズ
猫娘「ニャ...ニャアア」ガクッ
TV『今日は絶好調!仕事も学校も幸せな一日になるでしょう!近い内に願い事が叶うかも?』
犬娘「...勝った」ドヤァ
TV『ざんね~ん、今日一番運勢が悪いのは二月生まれのアナタ。家で大人しく過ごした方がいいかも』
猫娘「負けたニャ...」ズーン
犬娘「ふふん、やっぱり犬が一番だね!」
猫娘「ニャ!昨日は私が一位だったニャ!」
幼女「もう仕事と時間だけど行かなくていいの?」ガチャガチャ
犬娘「はっ!そうだ!」
犬娘「えぇっと...荷物...荷物...」キョロキョロ
犬娘「みっけ!いってきます!」ダッ
猫娘「にゃああ...今日は家でゆっくりするニャ」ゴロン
幼女(今日は...って)
犬娘「むーん...やっぱりご主人様のことが心配だな」スタスタ
犬娘「一応今日は誕生日占い一位だけど...何か問題が起きるかもしれないし」スタスタ
犬娘「まさか猫ちゃんと一夜の間違いが...?」
犬娘「あー!もう!どうすればいいのー!」
犬娘「...はっ!そうだ!監視を付けよう!」ピポパ
プルルルルルルルルルル
犬娘「もしもし?私だよー。実はお願いが...」
猫娘「ニャー...暇ニャ」ゴロゴロ
猫娘「幼女~、一緒にゲームやろうニャ~」
幼女「今勉強中だから駄目」カキカキ
猫娘「急に思い出したかのように勉強なんかして...今まではそんなことまったくしなかったのにニャ」
猫娘「あー...暇ニャ。誰か来ないかニャ~」ゴロゴロ
プルルルルルルルルルル
猫娘「ニャ?電話ニャ」
猫娘「もしもしー?誰ニャー?」
猫娘「...ニャッ!?お兄ちゃん!!!!」
幼女(...ん?お兄ちゃん?)ピタッ
猫娘「日本に帰って来たのかニャ!?』
猫娘『うん...うん...今わけあって別の家に住んでるニャ!」
猫娘「ニャ!分かったニャ!住所は...」
猫娘「じゃあ待ってるニャ!」ピッ
幼女(何か嫌な予感が...)ゾー
猫娘「ニャ~♪今日は運がいいニャ~♪」ルンルン
幼女「ね、ねぇ...誰だったの?」
猫娘「私のお兄ちゃんニャ!」
幼女「お、お兄ちゃん?」
幼女「...もしかしてそのお兄ちゃんって今からここに来たり」
猫娘「そうニャ!よく分かったニャ!」
幼女「」ズコー
幼女「な、なんでそういうことを私に言わないで勝手に約束しちゃうの!!!!」
猫娘「ニャ?何で幼女に言わなきゃいけないニャ?」
幼女「だってここ私の家だし!!!!」
猫娘「あ、そういえばそうだったニャ」
幼女「」ズコー
猫娘「まあ約束しちゃったもんは仕方ないニャ。幼女にも紹介するニャ」
幼女「わ、私の存在って一体...」
幼女「...はぁ、ところでそのお兄ちゃんって人はどんな人なの?」
猫娘「クールでカッコよくてユーモアがあって面白いニャ!」
幼女「...ん?」
幼女「クールで面白い?それっておかしくない?」
猫娘「ニャ?どこがおかしいニャ?」
幼女「...まさかそのお兄ちゃんってさ」
幼女「二人...いるの?」
猫娘「あれ?言ってなかったかニャ?」
幼女「」
幼女(ふ、二人...苦労も二倍...気遣いも二倍...)
幼女(というか二人組の来客って嫌な思い出しかない...)
~~~~ 空港 ~~~~
虎男『了解だ、今はそこにある家に住んでるんだな』
虎男『ではそちらに向かう。じゃあな』ガチャン
虎男「ふぅ...まさか家が変わってるなんてな」
虎男「あいつも色々苦労してそうだ...」
虎男「兄者、妹者と連絡が取れたぞ」
シーン
虎男「...兄者?」キョロキョロ
DQN「おいてめぇ!ぶつかったんなら謝れよ!」
獅子男「...ん?俺のことか?」
DQN「てめぇ以外に誰が居るってんだよ!このデクノボウ!」
獅子男「そうか、すまないな。小さくて気付かなかった」
DQN「...アアン?」ブチッ
虎男「兄者ー!」キョロキョロ
虎男「まったく...広い空港で迷子なんて笑えないぞ」
ギャアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!
虎男「...む?向こうから叫び声が」
DQN「ぎゃあああああああああ!!!!は、離してくれええええええええ」バンバン
獅子男「お前それサバンナでも同じ事言えるの?」ググッ
DQN「ぎええええええええええええええ!!!!」バンバン
虎男「...兄者、何をしてるんだ」
獅子男「弟者か。今こいつにサバンナの恐ろしさを教えてるところだ」グッ
DQN「ガ、ガガッ...」ブクブク
虎男「はぁ...離してやれ兄者、騒ぎになったら困る」
獅子男「お前それサバンナでも同じこと言えるの?」
虎男「兄者、ここは日本だ」
獅子男「...それもそうか」パッ
DQN「ギャ...」ピクピクッ
虎男「さあ兄者、妹者の元に向かうぞ」
獅子男「OK、了解だ」
............................................................
..............................................
猫娘「それでお兄ちゃん達はサバンナに武者修行の旅に行っていたニャ!」
幼女「へー」
猫娘「何でも最近は象をだけで倒せるようになったらしいニャ!」
幼女「ふーん」
幼女(何か嘘くさい話だな...)
猫娘「あっ!今日のお昼は肉料理にしてほしいニャ!」
幼女「お肉?魚じゃなくていいの?」
猫娘「お兄ちゃん達の好物は肉なんだニャ!」
幼女(猫なのにお肉が好きなんだ)
ピンポーン
猫娘「ニャ!来たみたいだニャ!」ダッ
幼女(とうとうご対面か...)
ガチャ
猫娘「ニャー!お兄ちゃん久しぶりニャー!」ダキッ
獅子男「おいおい、いきなり飛び出してきたら危ないぞ」
虎男「久しぶりだな妹者、直接会うのは半年ぶりか」
猫娘「ニャ!もう修行は終わったのかニャ?」
獅子男「いや、少し用事があって戻ってきた」
虎男「明日にはもう一度戻る予定だ」
猫娘「にゃああ...残念ニャ」ショボン
猫娘「あっ!紹介するニャ!この家の主人の幼女ニャ!」
幼女「」
幼女(あ、あれ?思ってたのと違うんだけど...)
幼女(そもそも何で猫の兄がライオンと虎なの...)
幼女「ど、ども」
猫娘「幼女には色々世話になってるニャ!」
獅子男「それはすまないな。礼を言う」
虎男「妹者とこれからも仲良くしてやってくれ」
幼女「は、はぁ...」
幼女(...あんまり関わりたくないなぁ)
猫娘「ニャ!立ち話もなんだし家に入ってくれニャ!」
幼女(ここ私の家なんだけど)
獅子男「あぁ、そうさせてもらう」スタスタ
虎男「妹者、これはサバンナ土産のポンデライオンだ」スッ
猫娘「ニャッ!?ありがとうニャ!」
猫娘「さっそくみんなで食べるニャ!」
幼女(ミスド帰りか)
獅子男「...むぅ、この部屋は少し狭いな」
虎男「我慢しろ、兄者。俺達の体格が大きいだけだ」
猫娘「まあ確かに私の家よりは小さいニャ」
幼女(こいつら少しは遠慮しろよ)イライラ
猫娘「それで無人島ですごいキメラに会ったんだニャ!」
獅子男「ほう...それは興味深いな」
虎男「一度手合わせを願いたいものだ」
猫娘「でも私一人でぜんぶやっつけたニャ!あんなの敵じゃなかったニャ!」
猫娘「ニャハハハハハハハハハ!」
幼女(話盛ってるし...)
ボーン ボーン
猫娘「ニャ?もうお昼の時間ニャ」
猫娘「幼女!今すぐご飯作ってくれニャ!」
幼女「はいはい作りますよ...」スクッ
獅子男「ちょっと待て」
猫娘「どうしたニャ?」
獅子男「さすがに昼食まで作ってもらうのは悪い」
虎男「そうだな、兄者。妹者の面倒まで見てもらってるのに食事までご馳走になるとは」
幼女「別に私は平気ですけど」
獅子男「いや、こちら側の問題だ。今日はどこかで外食にしよう」
虎男「妹者のこともあるしな。今日は兄者が好きな物を奢ってくれるそうだ」
獅子男「!?」
幼女「そんな...悪いd」
猫娘「ニャ!!そういうことなら外食にするニャ!!」
幼女「...いいの?」ボソッ
猫娘「お兄ちゃん達がそうしたいならそうするべきニャ。それに久しぶりに美味しいご飯を食べさせてあげたいニャ」ボソボソ
幼女「...了解」
猫娘「じゃあ私のオススメのお店に行くニャ!きっとお兄ちゃん達も気に入るはずニャ!」
幼女(まさかまた川とかに行くつもりじゃ...)
~~~~ 回転寿司 ~~~~
猫娘「ここニャ!」
幼女「...回転寿司?」
虎男「妹者よ、ここはどういう店なんだ?」
猫娘「ご飯の上に色々な物が乗ってる食べ物が流れてくるお店だニャ!」
猫娘「肉に魚にその他これ寿司じゃねえだろっていう物までいっぱいあるニャ!」
獅子男「ね、値段は?」
猫娘「安心するニャ!基本的には一皿100円ニャ!」
獅子男「そうか!それは素晴らしい店だな!」
幼女「...どうして回転寿司なの?」
猫娘「ここは色んな物が食べれるニャ。安くて一番バランスがいいニャ」
猫娘「それにいっぱい魚が食べられるからニャ~♪」
幼女(結局目的はそれかい)
猫娘「さあお兄ちゃん達!さっそく入るニャ!」
~~~~ 店内 ~~~~
ザワザワ ザワザワ
店員「222でお待ちの方ー」
猫娘「はいはーい!私達ニャ!」
店員「22番の席へどうぞー」
猫娘「ささ!席に座るニャ!」
獅子男「ふむ、結構人が居るもんだな」
虎男「兄者、見てみろ。皿が流れてるぞ」
猫娘「あのお皿を取って料理を食べるんだニャ!」
獅子男「ほう、面白い仕組みだな」
虎男「料理を作って流すだけで運ぶ必要もない...実に効率的だ。俺達も見習わないとな」
獅子男「何かの技に組み込めそうだな」
幼女(何言ってんだこいつら)
スタッ
猫娘「さあ食べるニャー!」
幼女(...そういえば回転寿司なんて久しぶりだな)
獅子男「...おい弟者、これを見ろ」
虎男「どうしたんだ兄者?」
獅子男「ここに蛇口があるぞ」
虎男「...本当だな。しかしなぜこんなところにあるんだ?」
獅子男「きっと手洗い用だな。恐らくここで手を洗ってから食べるんだろう」
虎男「なるほど...さすが兄者、鋭い洞察力だ」
獅子男「ではさっそく手を洗うとするか」ポチッ
ジャー
幼女「えっと何食べよっかな...」ジー
幼女「...あっ、そういえばまだお茶入れてなかったっけ」
幼女「食べる前に準備しとこうかな」キョロッ
獅子男「ふむ、少し熱いな」ジャー
虎男「兄者、次は俺にやらせてくれ」
幼女「!?」
幼女「ちょ、ちょっとっ!?何やってるんですかぁ!!!!」
獅子男「何って手洗いだが」パッパ
虎男「次は俺の番だな」ジャー
幼女「そ、その蛇口は手洗い用じゃなくて!!!!お茶のお湯に使うものですっ!!!!」
獅子男「そうだったのか?」
虎男「しかしこの水は熱いぞ?殺菌用の水じゃないのか?」
幼女「と、とにかくっ!!!!そこで手を洗うのはやめてください!!!!」
獅子男「紛らわしい物だな...」
虎男「兄者、結局間違ってたじゃないか」
幼女(確かに紛らわしいけど本当に実行する人なんて居るの!?)
幼女(しかもノーリアクションで洗ってるし...熱くないのか)
猫娘「ニャー♪うまいニャー♪」モグモグ
幼女(こいつは寿司に夢中で気付いてないし...)
幼女「はぁ...私もお寿司食べよ...」
シーン
幼女「あ、あれ?お寿司が流れてこない」
獅子男「中々旨いじゃないか、たまには魚も良いものだな」モグモグ
虎男「おい兄者、次の皿が来たぞ」スッ
幼女「な、流れてくる皿を全部取ってる...」
幼女「あ、あの...流れてくる皿を全部取るのはやめた方が...」
獅子男「む?なぜだ?」
虎男「ルール違反なのか?」
幼女「い、いえ...別にルールとかそういうのじゃなくて...全部取っちゃうと他のお客さんも取れなくなるかなーって...」
獅子男「...確かにそうだな。盲点だった」
虎男「この皿は客全員で共同なのか...譲り合いの精神ということか?」
幼女(いや流れてくる寿司を全部食うなんて普通はあり得ないんですけど)
猫娘「ニャ~♪サーモンも飽きてきたし次はマグロを食べるニャ~」スッ
幼女(...既にサーモンだけで皿の山が積まれてる)
獅子男「このカルビ寿司というのは旨いな」モグモグ
虎男「兄者、このハンバーグ軍艦という寿司もイケるぞ」モグモグ
幼女(...こっちはもう山とかそういうレベルじゃない皿が積まれてる)
幼女「はぁ...あんまりお寿司も流れてこないし注文して頼もっと」ピッ
幼女「うどんとお寿司と...よし完了」ピッ
ガララララララララララ
幼女「おぉ、早いなぁ」
獅子男「...ん?その機械は何だ?」
幼女「え?これですか?」
獅子男「その機械を触ったら寿司が流れた来たように見えたんだが」
幼女「あぁ、これはお寿司を注文できる機械です」
幼女「自分が食べたいお寿司が流れてこなかったらこの機械を使って注文するんです」
獅子男「ほう...便利だな」
虎男「どうしたんだ兄者?」
獅子男「弟者、この機械を使えば食いたい物が来るらしいぞ」
虎男「それはハイテクだな。さっそく頼んでみるか」ピッ
幼女(まあ機械の使い方を教えるぐらいはいいよね)チュルチュル
猫娘「もぐもぐ...ニャ?幼女はうどんなんか食べてるのかニャ?」
幼女「だって安いし」チュルチュル
猫娘「駄目ニャ!!!!回転寿司にうどんは邪道ニャ!!!!」
猫娘「お寿司屋に来たんだから寿司を食うべきニャ!!!!」
幼女(うるさいなぁ)チュルチュル
猫娘「そもそもお寿司屋に来てるのになんでうどんニャ!寿司を食うべきニャ!寿司を!」
幼女「確かに高級寿司店なら高いお寿司を食べるべきだけど回転寿司だし、いいじゃん」チュルチュル
猫娘「いや駄目ニャ!寿司と名前が付いてる以上ここはお寿司屋ニャ!」
幼女「だって回転寿司ってもうファミレスみたいな感じだし」チュルチュル
幼女「天ぷらとかデザートとか増やしてる時点でお店側も分かってやってるでしょ」チュルチュル
幼女「そもそもレパートリーを増やさないとお客さんも飽きて潰れちゃうよ」チュルチュル
猫娘「ぐ、ぐぬぬ...」
幼女「それに回転寿司のうどんって美味しいしね。最近は昔に比べて量減ったけど」
獅子男「おい弟者、この茶碗蒸しとは何だ?」
虎男「一度頼んでみたらどうだ兄者?」
虎男「この醤油ラーメンというのも旨いぞ」チュルチュル
獅子男「ならとりあえず全部頼んでみるか」ピッ
ガララララララララララ
獅子男「来たか」スッ
獅子男「では一口...」パクッ
虎男「兄者、どうだ?」
獅子男「...」モグモグ
獅子男「...これは旨いな。肉とはまた違った味だ」
虎男「そうか。なら俺も同じのを頼んでみるとしよう」ピッ
幼女「...もうお腹いっぱい。デザート頼もっと」ピッ
猫娘「ニャ?もういいのかニャ?うどんとお寿司数皿しか食べてないニャ」
幼女「だって私幼女だし...普通の幼女はこれだけでお腹いっぱいだよ」
猫娘(そういえば確かに幼女だったニャ...口調が大人っぽいから忘れてたニャ)
幼女(...なんか久しぶりに幼女アピールした気がする)
幼女「ふぅ...お腹いっぱい」ポンポン
幼女「...」チラッ
猫娘「ニャ~♪次はイクラを食べるニャ~♪」
幼女(よく食べるなぁ)
獅子男「弟者、次は海老天ぷらを5皿注文してくれ」モグモグ
虎男「自分でやれ、兄者」モグモグ
幼女(...本当よく食べるなぁ)
幼女「この様子だとまだ帰るには時間がかかりそうだな...」スクッ
猫娘「あれ?幼女どこに行くニャ」
幼女「お手洗い」
猫娘「あぁ、トイレかニャ」
幼女(...少しは気を遣え)スタスタ
..............................................................
...............................................
幼女「スッキリした」スタスタ
幼女「えーっと...席はどこだっけ?」キョロキョロ
ズラー
幼女「...多分あの皿タワーが出来てるところだな」
幼女「早く戻ろっと」ダッ
ドンッ
幼女「あっ、ごめんなさ」
チンピラ「あぁん!?」ピキッ
幼女「...ぃ」
猫娘「...幼女遅いニャ」
猫娘「もしかして何かあったのかニャ...?」
猫娘「...」
猫娘「人のトイレ事情はあまり詮索しない方がいいニャ」モグモグ
チンピラ「おいてめェ!ぶつかっておいて何だその態度はァ!」
幼女「ご、ごめんなさい...ごめんなさい...」ペコペコ
幼女(うぅ...めんどくさいタイプの人種にぶつかってしまった)
チンピラ「あーあ!さっきお前にぶつかったせいで腕の骨が折れたわ!」
チンピラ「慰謝料100万な!ギャハハハハハハハハハハ!!!!」
幼女(この...人が黙ってたら調子にのりやがって...)
幼女「よ、幼女相手にカツアゲとか恥ずかしくないんですか!」
チンピラ「あぁん!?なんだてめェ!」
幼女「そんなに元気で腕なんか折れてるわけないじゃないですか!」
幼女「ぶつかったのは謝りますけど変な因縁つけないでください!さようなら!」ダッ
チンピラ「」ブチッ
チンピラ「おいてめェ、こっち向け」
幼女「...はい?」クルッ
チンピラ「本当に腕が折れてるか試してやるよォ!!!!」ブンッ
幼女「ひっ!?」
幼女(な、殴られるっ!)ギュッ
ガシッ
幼女「...!」ギュー
シーン
幼女「...あれ?」パチッ
幼女「パ、パンチが飛んでこない...」キョロキョロ
チンピラ「は、離せやゴラァ....」
ググッ
獅子男「...」ガチッ
幼女「...へ?」
幼女「ね、猫のお兄さん...?」
獅子男「少しトイレに行こうと席を立ったんだが...どうやらいいタイミングだったみたいだな」
獅子男「怪我はないか?」
幼女「あ、はい...だ、大丈夫ですけど」
獅子男「そうか、それは良かった」
獅子男「君が怪我をしたら妹者に合わせる顔がないからな」グッ
ギチチッ
チンピラ「い、いてェーーーーーー!!!!」
幼女(て、手が腕にめり込んでる...痛そう...)
チンピラ「く、糞っ!は、離しやがれェ!!!」ブンッ
獅子男「おっと」スッ
パッ
チンピラ「な、なんだァ?てめェ......」ハァハァ
獅子男「避けるのに気を取られて手を離してしまった...悪い癖だな」
チンピラ(く、糞ッ!なんだこいつの握力は!?本当に手を折られるかと思ったぜ...)
獅子男「ところでこいつはなんだ?急に殴りかかろうとしていたが」
幼女「いや何か勝手に因縁つけられて...困ってたんです」
獅子男「そうか...頼む、どうか許してやってくれ。彼はゴリラなんだ」
チンピラ「...あ?」ブチッ
獅子男「サバンナにも時々居るんだよ。ゴリラ並の知能で後先考えずにあちこちに喧嘩を売るやつらが」
獅子男「まあそういうやつらは少し痛い目に遭うとすぐに小猿のように大人しくなる」
幼女「は、はぁ...」
チンピラ「てめェ...人のこと好き勝手言いやがって...」
チンピラ「俺は空手をやってるんだぞォ!お前なんか!」ブンッ
パリン
チンピラ「この皿みたいに粉々にしてるぜェ!!!!」
獅子男「ぶっ」
獅子男「武というよりは舞、舞踊だな」
獅子男「しかし何故皿を...?」
チンピラ「」ブチッ
チンピラ「死ねやゴラァァァァァァ!!!!!」ダッ
獅子男「ふんっ」ブオンッ
チンピラ「ぐへっ!?」ボコォ
バタッ
チンピラ「」ピクピクッ
幼女(弱っ!)
幼女(い、いやこのチンピラが弱いんじゃなくてお兄さんが強すぎるのか...?)
チンピラ「ぐ、ぐへっ...こ、こんなはずじゃ...」ピクピクッ
獅子男「...」スタスタ
チンピラ「ひっ!?」ビクッ
チンピラ「く、来るなァ!」
獅子男「...」スタスタ
チンピラ「お、俺が悪かったァ!許してくれェ!」
獅子男「...お前それ」
獅子男「サバンナでも言えんの?」
チンピラ「」
ボコッ バキッ グシャッ
チンピラ「」チーン
獅子男「これぐらいで勘弁してやるか」パッパ
幼女「こ、これ...まさか死んで...」
獅子男「俺も無益な殺生をするほど残酷ではない。死んではないはずだ」
獅子男「...多分な」スタスタ
幼女(...ライオンってすごい)
猫娘「ニャ~お兄ちゃんもトイレ遅いニャ」
虎男「...何かあったのかもしれないな」
虎男「少し様子を見てくるか」
猫娘「ニャ!私も行くニャ」
スタスタ
獅子男「すまないな。遅くなった」
幼女「はぁ...何か疲れた」
猫娘「二人とも遅かったニャ!どこに行ってたんだニャ?」
獅子男「少しゴリラを退治してただけだ」
猫娘「ニャ?ゴリラ?」
虎男(...まさかまた喧嘩をしたのか)
虎男「兄者、今すぐ店を出るぞ」スクッ
獅子男「なぜだ?まだデザートを食べてないぞ?」
虎男「騒ぎになったら面倒だ。早く勘定を済ませてここから離れるんだ」ポチッ
獅子男「おい待て弟者、まだデザートが」
猫娘「急にどうしたニャ?」
幼女(...うん、正しい判断だよね)
店員「お会計84000円になります」
獅子男「なん...だと...?」
獅子男「お、おいここは1皿100円じゃないのか?1万2万ならともかく8万なんてありえな...」
店員「確かです。伝票を確認してください」
獅子男「...」ジー
猫娘(ニャ、ニャ~...ちょっと食べ過ぎたかニャ?)
幼女(結構食べてたけどまさかそんなにかかるとは...)
獅子男「た、確かに計算は合ってるな」ダラダラ
獅子男「...弟者」
虎男「なんだ兄者」
獅子男「か、金を貸してくれ」
虎男「はぁ...なんとなくそんな気はしてたが」ガサゴソ
虎男「ほら兄者、これは貸しだぞ」ペラッ
獅子男「す、すまないな。礼を言う」
幼女(...さすがに百獣の王もお金の力には勝てないか)
猫娘「ニャ~♪お腹いっぱいニャ~♪」
虎男「腹八分目と言ったところだな兄者」
獅子男「あぁ...財布は空だがな...」
幼女(まだ食い足りないのか)
猫娘「お兄ちゃん達は今日どこに泊まる予定なんだニャ?」
虎男「近くのホテルに泊まろうと思ってる」
猫娘「ニャ!どうせならうちに泊まればいいニャ!」
獅子男「いや、さすがにそれは出来ない」
猫娘「にゃああ...残念ニャ...」
猫娘「じゃあ今日はいつも以上にいっぱい遊ぶニャ!今度は家でテレビゲームをするニャ!」
獅子男「テレビゲームか、最近のゲームは現実と変わらないほどリアルになったと聞く。楽しみだな弟者」
虎男「あぁ、まったくだ兄者」
幼女(また壊されないといいんだけど...)
猫娘「そうと決まったらさっそくダッシュニャ!早く家に帰るニャ!」ダッ
獅子男「おいおい、あんまり走ると危ないぞ」
猫娘「ニャー!そんなヘマしないニャ!」
ゴツンッ
猫娘「...ニャ?」クラッ
猫娘「」ズサー
幼女「...言わんこっちゃない」
猫娘「にゃ、にゃああ...痛いニャ....」ボロボロ
虎男「まったくドジだな妹者は...」
獅子男「幼女よ、俺達は妹者の傷を治してから行く。悪いが先に家に帰っててくれないか?」
幼女「分かりました」スタスタ
獅子男「さあ妹者、足を出せ治癒魔法で傷を治してやる」
猫娘「い、いや...お、お兄ちゃん達の治癒魔法はちょっと痛いから大丈夫ニャ...」ヨロヨロ
虎男「俺達も少しは魔法の使い方も上手くなったはずだ。だから大人しくするんだ妹者」ガシッ
猫娘「ニャ、ニャアアアアアアアアアアアア!!!!!!離してくれニャアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」ジタバタ
ンニャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!
幼女「ん?何か猫の叫び声が聞こえたような...」ピクッ
幼女「...気のせいか、傷を治してるのに叫び声なんか出るはずないもんね」
幼女「さっさと帰ろっと」スタスタ
幼女「えーっと鍵鍵...あった」ガサゴソ
ガチャ
幼女「とりあえずゲームの準備しようかな」
幼女「猫のお兄ちゃん達はどんなゲームが好きなんだろ?」
幼女「...アフリカとか?」
幼女「い、いやさすがにそれはないか」
狐娘「ゲームがどうかしたのか?」
幼女「あぁ、今猫のお兄ちゃん達がどんなゲームが好きか考えてて...」
幼女「...え?」
幼女「な、ななななななな!!!何で狐様がここにっ!?」
狸娘「ウチもおるで~」
幼女「...へ?」ポカーン
幼女「な、なんで...」
狸娘「犬ちゃんに今日遊びに来てって誘われたんよ?」
狐娘「もしかして聞いておらんかったのか?」
幼女「はは...はい全然...」
幼女(あ、あの犬め!何で勝手に呼ぶんだよ!)
犬娘「もうご主人様の家に狐様達が着いた頃かなー♪」
犬娘「フフフ...あの二人が居れば猫ちゃんもご主人様に手出し出来ないはず!」
犬娘「絶対にご主人様は渡さないんだからね!!!!」
熊男「犬娘、何をさぼってるんだ?早く仕事に戻れ」
犬娘「はいはーい♪分かってるよ店長♪」
狐娘「ということで今日も遊ぶのじゃ!」
幼女「え、えぇ...」
幼女(ど、どうしよう...早くしないと猫と猫のお兄ちゃん達が帰って...)
幼女(ん?猫?)
幼女(そういえば狐と狸って犬科...)
幼女(はっ!)
幼女(や、やばい!この状況ってすごくやばいんじゃないの!?)
幼女(犬と猫の仲が悪いってことは他の犬科猫科も仲が悪いはず!)
幼女(ま、万が一、会ったりなんかしたら...)
幼女「...」ゴクリ
幼女(町...いや国が大変なことに...)
幼女(ど、どうにかしないと!)
狸娘「ところでさっき言ってた猫のお兄ちゃんって誰のことなん?知り合い?」
幼女「い、いえ!何でもないんです!」アタフタ
狐娘「でもさっきげーむが何とかかんとかと言っておったぞ?」
幼女「た、ただの独り言です!本当にまったく何でもないんです!」
狸娘「...怪しいなぁ」チラッ
幼女(うっ...さすが狸...鋭い)
狐娘「コラ狸!幼女は何でもないと言っておろうが!」
狸娘「でも何か気にならへん?」
狐娘「人を疑うなんて最低じゃぞ!」
幼女(...狐が馬鹿で助かった)ホッ
狸娘「...まあそこまで狐ちゃんが言うならこれ以上追求するのは止めとくわ」
狸娘(...どうせそのうち分かりそうな気がするしな)ニヤァ
幼女(うわぁ...あの顔は悪いことを考えてる顔だ...)
狐娘「そんなことより早く遊ぶのじゃー!」
幼女(ど、どうしよう、今すぐ家から出てけなんて言えないし...)
幼女(でも早くしないと三人が帰ってきちゃう...どうすれば...)
幼女(...)
幼女(はっ!閃いた!)ピコーン
幼女「き、今日は外で遊びませんか!?」
狐娘「...外?」キョトン
幼女「えぇ!天気もいいですし外で遊んだ方が楽しいですよ!」
幼女(まずはこの二人を外に連れ出す!これなら猫達と出会うことはないはず!)
狐娘「いや、外はいいのじゃ」
狸娘「そうやね。うちも今日は外で遊ぶ気分やないわ」
幼女「」ズコー
幼女「ど、どうしてですか!?」
狐娘「屋外での遊びはもう飽きたのじゃ」
狸娘「もう二人で何万戦も勝負したからなぁ...まあトータルではウチの勝ちやけど」
狐娘「む!違うのじゃ!わらわの方が勝ってるのじゃ!」
狸娘「狐ちゃんボケてしまったん?」
狐娘「ぶち殺されたいのか貴様!!!!!」
幼女(...そうだった)
幼女(こいつら見た目の割りに年食ってるんだった...)
幼女「で、でも!体を動かすのはいいことですよ!」
幼女「ほら!バットとグローブ!野球でもしましょう!」
狐娘「野球は勝負がつかなくて飽きたのじゃ」
狸娘「消えるボールの対抗策に次元を切り裂いたら大変なことになったなぁ...」
幼女「サ、サッカーは!?」
狐娘「蹴球は宇宙から技を撃ったら大変なことになったのじゃ」
狸娘「ファイアトルネードし過ぎて足がちょっと焦げたわ」
幼女「テ、テニス!」
狐娘「波動球の撃ち合いで手が痛くなるのじゃ」
狸娘「そもそもラリーが長すぎて一点入れるのに三日かかってしまうんよ」
幼女「た、卓球は...?」
狐娘「あれ台が途中で壊れるから無理じゃ」
狸娘「全体的に小さいから加減が分からんねん」
幼女(...いや魔法使う前提じゃなくて普通に勝負しようよ)
狸娘「まあ結局スポーツでは勝負がつかんかったんよ」
狸娘「だからゲームみたいな魔力関係なし出来るやつが一番なんや」
幼女(理屈は一応通ってるけどなんか違う)
狐娘「嘘つけ!お主、隙あらば如何様をしてくるであろうが!」
狸娘「え?なんのこやろうなぁ」
狐娘「すっとぼけるでない!」
幼女(どうしよう...このままだと家で遊ぶことに...)
幼女「な、なら外でゲームを!」
狸娘「...さっきから外にしつこくこだわってるけど」
狸娘「もしかしてウチらが家に居ると不都合でもあるんか?」
幼女「」ギクッ
幼女「そ、そそそそそそ!そんなことないですよ!」
狸娘(この反応...図星やな)
幼女(む、無理だ、狸に気づかれた...)
幼女(もう狐狸コンビを家から追い出すのは無理...猫達をどうにかするしか...)
幼女(...)
幼女(はっ!そうだ!)ピコーン
幼女(猫達に電話すればいいんだ!家に来るのはちょっと待っててって!)
幼女(なんだ最初からこうすればいいじゃん!私って天才!)
幼女「すみません!ちょっと失礼します!」ダッ
ガチャ
狸娘「ん?誰か帰ってきたみたいやね」
狐娘「誰なのじゃ?」
幼女「」
幼女(し、しまった...)
幼女(時間をかけ過ぎてしまった...もうおしまいだぁ...)ヘナァ
猫娘「ニャー!ただいまニャー!」バッ
狐娘「む?」キョトン
狸娘「...」
猫娘「...ニャ?」
獅子男「どうした、妹者。急に固まって」
虎男「何かあったのか?」
ゾロゾロ ゾロゾロ
幼女(終わりだ...)
幼女(第三次犬猫大戦の始まりだ...この世はまさに世紀末...)
猫娘「何か家に知らない人がいるニャ」
獅子男「知らない人だと?」
虎男「まさか泥棒か」
狐娘「...ん?」ピクッ
狐娘「おい、そこの図体のでかいやつら」
狐娘「...お主らまさか!」
狸娘(あーそういうことか)
獅子男「!?」ビクッ
虎男「あ、あなた方は...!」
幼女(か、核戦争が起きる。私もモヒカンと肩パット買わないと...)
狐娘「虎と獅子の小僧達ではないか!大きくなったな!」
狸娘「やっほー、久しぶりやね」フリフリ
獅子男「お、お久しぶりです。狐様、狸様」
虎男「あ、相変わらずお綺麗で...」
幼女「おわり...おわ」
幼女「...え?」
狐娘「なんだ!お主達そんなにでかくなったのか!」
狐娘「見違えたのじゃ!少し前まではこんなに小さな小僧だったのにな!」バンバン
獅子男「は、はい...おかげさまで」ビクビク
狸娘「今日は何しに来たん?」
虎男「い、妹がここでお世話になっていて...」ビクビク
狸娘「なーんや、やっぱりそういうことやったんやね」
猫娘「...お兄ちゃん達が子猫みたいに大人しくなってるニャ」
幼女「一体どうなってるの...」
狸娘「...幼女ちゃん、ウチら犬科と猫科が仲が悪いと思って会わせんようにしたんやろ?」ボソッ
幼女「」ビクッ
幼女「ど、どうしてそのことを...」
狸娘「全部顔に書いてあるで♪」
幼女「...実際犬と猫って仲悪いんじゃないんですか?」
狸娘「まあ確かに昔は仲悪かったのは確かやね」
狸娘「犬と猫と言ったらきのことたけのこ、エイリアンとプレデター、緑のアレと赤のアレみたいな関係やからなぁ」
狸娘「でも最近は大人しくなってきたんよ?」
幼女「どうしてですか?」
狸娘「だって犬も猫も可愛いんやもん♪」
幼女「は、はぁ...」
狸娘「そんな感じでここ百年で犬と猫は仲直りしたんよ」
狸娘「まあ今でも一部のアホは互いを嫌い合ってるのも事実やけどね」
幼女(一部のアホ...?)
???『ゲロ吐き魔!発情中の声がうるさい!家の壁をガリガリ削るな!』
???『糞放置!すれ違いに吠えるのやめろニャ!マーキングやめろニャ!』
幼女(あ、納得)
猫娘「よ、幼女、そこの人達は誰ニャ?」
猫娘(お兄ちゃん達がビビってるニャ...こいつら絶対ただ者ではないニャ...)
幼女「あーこの人はね」
狸娘「ウチは狸の狸娘やで♪」
狸娘「ほんでそこで馬鹿みたいな顔してるのが狐の狐娘ちゃんや♪」
猫娘「ニャッ!?狸っ!?狐っ!?」ビクッ
猫娘(た、狸と狐と言ったら獣人のくせに神の領域に入ったと言われる伝説の二人ニャ!)
猫娘(そんなやつらがどうしてここに居るニャ!?)
狸娘「ところでアナタは誰なん?ここの家に住んでるのは犬ちゃんと幼女ちゃんだけのはずなんやけど」
猫娘「ニャ、ニャ!私は数日前にこの家に居候することになった猫娘ですニャ!」
猫娘「以後お見知りおきをですニャ!」
幼女(あ、猫被ってる)
狸娘「なんや、そういうことやったんやね」
狸娘「ライオン君と虎君の妹ってのはアナタのことなん?」
猫娘「は、はいですニャ!」
猫娘「あっ!肩はこってないですかニャ?揉みますニャ!」モミモミ
狸娘「え?揉んでくれるん?悪いねぇ」
幼女(完全に手下になってるし...)
狐娘「ところでお主ら、魔法は上達したのか?」
獅子男「は、はぁ...実は全然」
虎男「昔に比べたらマシだとは思いますが...」
狐娘「むぅ、それは駄目なのじゃ」
狐娘「よし!わらわがまた稽古をつけてやるのじゃ!」
獅子虎男「「 !? 」」ビクッ
幼女(...こっちも狐に振り回されてる)
幼女(猫より犬の方が偉い?いや、あの二人が特別なだけか...)
虎男「ど、どうするんだ兄者...なぜ狐様と狸様がここに居るんだ」ボソボソ
獅子男「お、俺に言われても分からん...まさかこんなところで再開するとは」
獅子男「くっ...あの人には昔、修行という名の拷問をされたからな。少しトラヒツジだ...」
虎男「兄者、それを言うならトラウマだ」
狐娘「どうかしたのかー?隅でコソコソして何をしておるのじゃー?」
獅子男「と、とにかくだ。ここは "アレ" を使って大人しくさせよう」
獅子男「そうでないとまたあの地獄を味わうことになる...」
虎男「...しかしこの家には恐らくないぞ?」
獅子男「弟者、俺が何とか時間を稼ぐから近くの店で "アレ" を大量に買ってきてくれ」
虎男「一人で平気か?」
獅子男「フッ、これでも俺は百獣の王だ...何も心配は要らない」
虎男「あ、兄者...」
狐娘「何を話しているのじゃー?」
獅子男「早く行け!俺がどうなっても知らんぞ!」
虎男「...分かった。兄者、無事でいてくれ」ダッ
ガチャ
バタン
狐娘「あれ?虎のやつはどこに行ったのじゃ?」
獅子男「べんj...トイレです」
狐娘「厠ならこの家にもあるのではないのか?」
獅子男「あいつは人の家のトイレには行けない体質でして」
狐娘「変わったやつじゃのう」
狐娘「では虎が帰ってくるまでわらわが魔法を見てやるぞ!」
獅子男(が、我慢だ俺。百獣の王に出来ないことはない...例え相手が神でも...)ゴクリ
幼女「あのー...」
狐娘「む?どうかしたか?」
幼女「ゲームするんじゃなかったんですか?」
狐娘「...そうじゃ!今日はげーむを摩るために来たんじゃった!」
狐娘「すまないな!獅子!今日はお主達に付き合ってる暇はなかったのじゃ!」
獅子男(た、助かった...)ホッ
狐娘「さあ!げーむをするのじゃ!」
猫娘「にゃあ...どうですかニャ?」モミモミ
狸娘「ん~♪気持ちええよ♪」
猫娘(ニャ、ここは媚びを売っておくニャ)
猫娘(仲良くなれば何かいいことがあるかもしれないニャ)ニヤァ
狐娘「早くげーむするのじゃ!げーむ!」ピョンピョン
幼女「今準備しますって」
獅子男(そういえば俺もゲームをするために戻って来たんだったな)
獅子男(こうなるなら弟者にアレを買いに行かせなくても別に良かったんじゃないか?)
狐娘「今日も勝つのじゃ!」
幼女(はぁ...接待プレイは疲れるんだよなぁ)
...............................................................
...................................................
狐娘「えいっ、そこじゃ!」ピコピコ
幼女「わーやられるー」ピコピコ
TV『K.O!』
狐娘「やった!また勝ったのじゃ!」
幼女「うわー負けちゃったー」
狐娘「わはは!もう誰にも負ける気はしないのじゃー!」
狸娘(まーた幼女ちゃんわざと負けてやってるんか)チュー
狸娘(ご機嫌とりとはいえ大変やなぁ、明らかな手抜きを見抜けない狐ちゃんもちょっとおかしいけど)
狸娘(...何かちょっかい入れたくなって来たわ)ニヤァ
狸娘「猫ちゃん、ジュースおかわり頼めるかー?」
猫娘「はいニャ!ただいま持ってくるニャ!」ダッ
狐娘「もう一戦!もう一戦するのじゃ!」
幼女「はいはい...」
幼女(あぁ、疲れるなぁ...手を抜くって案外難しいや)
狸娘「なぁ、ライオン君」
獅子男「なんですか?」
狸娘「ライオン君もゲームやりたくないんか?あれ面白いで」
獅子男「...確かに一度はやってみたいですが今はあの二人がやっているので」
狸娘「ならやってみたらええやん!幼女ちゃんなら快く譲ってくれると思うで!」
狸娘「おーい幼女ちゃん!ライオン君もやってみたいって言っとるからやらせてあげてくれんかー?」
幼女「え?」
幼女(よ、良かった...もうこれ以上やったら多分我慢出来ない)
幼女「いいですよ!どうぞ!」
狸娘「ほら幼女ちゃんもああ言っとるし行ってき」
獅子男「は、はい」
獅子男「すまないな。礼を言う」
幼女「いえいえ!あっ、操作方法教えますね」
獅子男「いや大丈夫だ。見て覚えた」カチカチ
獅子男「ここが攻撃、これが防御。ここで大技だろう?」
幼女(見て覚えたって...どんだけ目がいいの...)
狐娘「ぬっふっふ...次は獅子か」
狐娘「まあ初心者にはちょっと手加減してやるから安心するのじゃ!」
獅子男「お手柔らかにお願いします」カチカチ
狸娘「ふふふ...絶対面白いことになるわ」ニヤニヤ
幼女(また悪い顔してる...)
幼女(ライオンと私がゲームをするのを変わって何か変なことでもあるのかな?)
幼女(...)
幼女(あっ)
幼女(だ、大丈夫だよね?しょ、初心者だし)オロオロ
猫娘「ニャー!おかわりのジュースお持ちしましたニャー!」
狸娘「おおきにやで♪」
狐娘「さあ!げーむすたーとじゃ!」
獅子男「...」
TV『FIGHT!』
狐娘「ほらかかって来るのじゃ!いつでもいいぞ!」
獅子男「...」カチカチ
スタスタ スタスタ
狐娘「わはは!走ることも出来ないではないか!」
狐娘「ならこちらから行かせて貰うぞ!」カチカチ
ダッ
狐娘「先手必勝じゃ!」
ガッ
狐娘「!?」
狐娘「なっ...!止められたじゃとっ!?」
獅子男「...ふむ、どうやら防御これでいいみたいだな」
獅子男「なら次は攻撃だ」カチカチ
バキッ ボコッ ガッ
狐娘「!?」
狐娘「な、なんじゃこの連鎖攻撃っ!?ぼ、防御も回避も間に合わっ...」カチカチ
キュイーン
獅子男「ゲージが溜まったか、ならここを押せば大技が出るはずだな」カチッ
ギュイイイイイイイイイイイン!!!!!!
狐娘「!?」
狐娘「ちょ、ちょっと待つのじゃ!たいm...」
TV『K.O!』
狐娘「あぁっ!?」
獅子男「おぉ、勝ってしまったぞ」
狐娘「」
狸娘「お、お腹痛いわ...」ププッ
猫娘「ニャー!お兄ちゃん凄いニャー!」
幼女「これが狙いだったのか...」
狐娘「うぅ...うぅ...」ウルウル
幼女(...はっ!しまった!)
狐娘「うわあああああああああん!!!!負けたのじゃああああああああああ!!!!」シクシク
狐娘「しかも初心者にいいいいいいいいいいい!!!!!」シクシク
獅子男「」ビクッ
獅子男(し、しまった...狐様はこういう性格だった...)
獅子男(何だかやけに弱いと思ったが...幼女はこうならないように手を抜いていたのか?)
幼女「き、狐様落ち着いて!」
狐娘「うわああああああああああん!!!!!」シクシク
幼女「きっとまぐれですよ!次は狐様が勝つはずです!」
幼女「ねっ!」ギッ
獅子男「そ、そうだな。あれはまぐれだ」
狐娘「でも完敗したのじゃああああああああああああ!!!!!!」シクシク
ザーザー ザーザー
猫娘「あ、雨が降って来たニャ」
狸娘「よ、予想通り過ぎるわ...狐ちゃんはほんま期待を裏切らん...」ププッ
幼女(もう雨がっ!?は、早く泣くのを止めさせないと!)
幼女「そ、それも偶然ですよ!次はきっと狐様が勝つはずです!」
狐娘「...もしかしてわらわ本当は弱いんじゃ...」
幼女「」ギクッ
狐娘「うわあああああああああああん!!!!!図星じゃあああああああああ!!!!その反応は図星なのじゃあああああああああああ!!!!」シクシク
狸娘「い、今頃気が付いた...遅いわ...」ププッ
狐娘「幼女もきっと手を抜いていたのじゃああああああああああ!!!!!」シクシク
幼女(バ、バレた...)
ゴロゴロ ビュウウウウウウン
猫娘「あ、雷と風が吹いてきたニャ」
幼女(ま、まずい!本格的にどうにかしないと!)
ガチャ
虎男「あ、兄者!何があった!?急に嵐が...」
狐娘「びええええええええええん!!!!!!!!」シクシク
幼女「お、落ち着いて...」オロオロ
獅子男「何と言われてもこういう状況だ...狐様が泣き出してしまった...」
虎男「そういうことか...確かこの人、機嫌が悪くなると泣き出して雨が降るんだったな」
獅子男「このままだと大変なことになるぞ...どうにかして泣き止ませなければ」
虎男「安心しろ兄者、アレを買ってきたからもう安心だ」ガサゴソ
獅子男「そうか!そういえば弟者はアレを買いに行ってたんだったな!」
狐娘「わらわは弱いのじゃあああああああああああああああ!!!!!」シクシク
幼女(う、うぅ...下手に何か言うと逆効果な気がする。何とかしないと...)
獅子男「狐様!酒を買って参りました!一杯飲みませんか?」
狐娘「」ピタッ
幼女「お、お酒?」
獅子男「さあ一杯やりましょう!」
狐娘「...今そんな気分ではないのじゃ」プイッ
幼女「なぜお酒...」
狸娘「おー、ライオン君も考えたなぁ」
幼女「ど、どういうことですか?」
狸娘「狐ちゃんな、赤いきつねと同じくらいめっちゃお酒大好きやねん」
幼女「...本当ですか?とてもそんな風には見えないですけど」
狸娘「まあ見た目だけは若いからね」
獅子男(くっ...さすがに簡単には飲んでくれないか!)
獅子男(なら無理矢理にでも!)
獅子男「いいから飲んでください!それで嫌なことは忘れましょう!」ダッ
狐娘「ちょっ!やめるのじゃ!今は飲みたくないのじゃー!」ジタバタ
獅子男「ほらほら!美味しいですよ!」ガッ
狐娘「離すのじゃー!やめるのじゃー!」ジタバタ
幼女(何か危ないことをしてるみたい)
獅子男「口を開けて!」ググッ
狐娘「い、嫌なの...じゃあ...」グッ
ポツンッ
獅子男(や、やった!一滴だけだが口の中に入ったぞ!)
狐娘「っ!?」ビクーン
狐娘「...」
幼女「何だか様子がおかしいような」
狸娘「あぁ、言い忘れとったな」
狸娘「狐ちゃんってお酒自体は大好きなんやけどな...」
狐娘「...」フラッ
狸娘「めっちゃ酔いやすいねん」
幼女「...はい?」
狐娘「いえーい!なのじゃあああああああああああ!!」
幼女「そ、それっていいことなんですか?」
狸娘「酔ってるいうことは多少のことをやられても気にしないってことやからな」
狸娘「酔った時の狐ちゃんはもう何をされても泣かへんくなるんよ」
幼女「へ、へぇ」
狸娘「まあ少しわがままになるんやけどね」
狐娘「おらぁ!獅子ぃ!お主も飲むのじゃあ!」フラフラ
獅子男「は、はい。いただきます」
獅子男(何とか飲ますことには成功したぞ...これでもう泣くことはないはず)
獅子男(後はひたすら耐えるのみ...)
虎男(兄者...もしかして忘れてるんだろうか)
虎男(自分も酒には弱いことを...)
狸娘「狐ちゃんも飲んでるしウチも飲もっかな」キュポン
幼女(どこから酒瓶を...)
狸娘「あっ、幼女ちゃんも飲むか?」
幼女「私未成年ですよ...」
...............................................................
....................................................
狐娘「うへへへ!おらぁもっと飲むのじゃあ!」フラフラ
獅子男「ひっひっひ、いただきやす」フラフラ
虎男(だ、駄目だ...兄者も完全に酔っぱらってる...)
獅子男「弟者ッ!お前も飲めぃ!」
虎男「あ、兄者...この後のこともあるし酒は控えた方が...」
獅子男「黙れぃ!実の兄の言うことが聞けんというのかぁ!」
狸娘「まったく酔っぱらいは情けないなぁ。こっちの酒もまずくなるわ」ゴクゴク
猫娘「本当にゃあ!酒に呑まれるなんて情けないにゃあ!」ヒック
幼女「おい」
猫娘「なんにゃあ?」ヒック
幼女「お前も未成年だろうが」
猫娘「安心するにゃあ!これはノンアルコールのまたたび酒にゃあ!」ヒック
猫娘「だからいくら飲んでも平気にゃあ」ゴクゴク
猫娘「んにゃあああああああああ!!!!酒は美味しいにゃあ!!!!」ビクンビクン
幼女(...普通のお酒より危ないんじゃないかそれ)
狸娘「猫ちゃん。何かおつまみあるか?」
猫娘「にゃあ!冷蔵庫に鮭があったはずだにゃあ~」フラフラ
狐娘「酒が飲める酒が飲める酒が飲めるのじゃ~!」ヨロヨロ
獅子男「酒が飲める飲めるぞ酒が飲めるぞォ!」ヨロヨロ
虎男「兄者...」
幼女「家の中が酒臭い...もう出てけよ酔っぱらい共...」
猫娘「にゃあ!おつまみだにゃあ~」フラフラ
狸娘「ん、ありがと♪」
狸娘「魚もたまにはええもんやなぁ...ウチは天ぷらの方が好きやけど」モグモグ
猫娘「にゃあ、天ぷらなら海老天が好きだにゃあ」モグモグ
狐娘「さ、酒が飲めるのじゃあ......Zzz」スヤァ
獅子男「さ、酒が飲めるぞ......Zzz」バタッ
狸娘「あーあ...二人ともとうとう酔い潰れてもうたわ。だからお酒はほどほどにしときって言ったのに」
幼女(んなこと言ってないと思うんですけど)
狸娘「なら二人も寝たことやし映画のDVDでも見よか?ウチちょうど持ってきとるねんけど」スッ
猫娘「にゃあ!見るにゃあ~!」フラフラ
虎男「う、うむ、兄者も起きないことだし俺も見るとしよう」
狸娘「決定やね~♪あ、幼女ちゃん、デッキ借りるで」
幼女「はいはいご自由にどうぞ...」
ウィーン
狸娘「やっぱり映画と言ったら洋画やね♪」
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...............................................
TV『END』
狸娘「ふぅー!見終わったでー!」
狸娘「やっぱり三作連続は少しきつかったなぁ!でも達成感があるわ!」
幼女「...」
猫娘「...」
虎男「...」
狸娘「あれ?みんなどうしたん?」
幼女「い、いや一作目は面白かったんだけどさ...」
猫娘「二作目のオカルト路線にはちょっと驚いたニャ...」
虎男「三作目なんてただのゾンビ映画になってた気がするんだが」
狸娘「まあ最初がピークの作品なんて山ほどあるからなぁ」
狸娘「確かに三作目は方向性はかなり変わってたけどオチは悪くなかったと思うで?」
狸娘「でもやっぱりみんなでこうやって映画見るのは楽しいわ。最近はテレビやと全然やってくれんからなぁ」
猫娘「ニャ、確かにみんなで集まって映画を見たのは久しぶりだったニャ」
狸娘「たまにやってもバイオハザードとか邦画やからなぁ」
狸娘「もっとこう、ウチ的には血がいっぱい出るB級モンスターパニック系が見たいねん!」
狸娘「午後ローとかいう番組ではよくやってるらしいけどウチの住んでるところやとやってないもんなぁ...ほんま惜しいわ」
幼女(あの無人島紹介したら喜んで行きそうだな)
狸娘「はぁ、もう一度コマンドーを地上波で見たいわ」
狸娘「...って映画三本も見たから結構時間過ぎてるね。もう日が沈んでるわ」
幼女「あ、本当だ。もう夜の7時」
幼女(そろそろあいつが帰ってくる時間だな...)
虎男「もうこんな時間か...そろそろ俺達は出て行くとしようか」
猫娘「やっぱり泊まって行かないのかニャ?」
虎男「ああ、すまないな。今晩はホテルで過ごすとしよう」
虎男「...それにこれから少し用事もあるからな」
猫娘「ニャー!それなら明日は見送りに行くニャ!」
虎男「ほら兄者、起きろ。もう夜だぞ」ユサユサ
獅子男「Zzz......」スピー
虎男「駄目だな、完全に眠ってる...」
猫娘「どうするニャ?」
虎男「背負って途中で起こすとしよう。少し重いがな」スッ
獅子男「Zzz......」スピー
虎男「ではまた明日だ。妹者」
猫娘「また明日ニャー!」フリフリ
虎男「狸様もまたいつか。狐様にもよろしく言っておいてください」
狸娘「久しぶり会えて嬉しかったでー♪またいつかな♪」
ガチャ
バタン
狸娘「ほんなら虎君とライオン君も帰ったしウチも帰ろっかな、もう遅いし」
幼女「あの...狐様は...」チラッ
狐娘「Zzz......」スヤスヤ
狸娘「しゃあないなぁ...ウチが運んで行くわ」ヨッコラッセ
幼女(意外だな、てっきり狐は置いて自分一人で帰ると思ったんだけど)
狸娘「じゃあまたね♪幼女ちゃんに猫ちゃん♪」
狐娘「Zzz......」スヤスヤ
幼女「あ、はい。さようなら」
猫娘「さよならですニャー!」
猫娘(チッ...てっきり仲良くなったら何か貰えると思ったけど貰えなかったニャ)
狸娘「あ、そうそう」ガサゴソ
狸娘「はい猫ちゃん♪これお小遣い♪」スッ
札束「」ドーン
猫娘「ニャッ!?」ビクッ
狸娘「今日よくしてくれたお礼やで♪」
狸娘「ほなまたな♪」ガチャ
バタン
猫娘「あ、ありがとうございますニャ!」ペコー
幼女(またこの手口か)
猫娘「や、やったニャー!こんなに貰ったニャ!」ピョンピョン
猫娘「猫被り最高ニャ!やっぱり猫が正義ニャ!」
猫娘「ニャーッハッハッハッハ!!!!!」ゲラゲラ
幼女「...」
猫娘「あっ!幼女もこのお金欲しいのかニャ?」
猫娘「仕方ないにゃあ...少し分けてあげるニャ!」
幼女「...そのお金、もっとよく観察してみ」
猫娘「ニャ?どういうことニャ?」キョトン
幼女「いいから」
猫娘「観察って...意味が分からないニャ」
猫娘「よく見ればいいのかニャ?こんなお金なんか見て何も変わるわけ...」ジー
ボンッ
葉っぱ「」パラパラ
猫娘「ニ゛ャ゛ッ゛!?」
幼女「狸に化かされたね。私も一度やられた」
猫娘「ニャ、ニャアアアアアアアアア!!!!こんなの酷いニャアアアアアアアアアアアアアア!!!!」シクシク
..............................................................
............................................
スタスタ スタスタ
狸娘「今頃札束が葉っぱに化けた頃やろな」ニヤニヤ
狸娘「やっぱり人を化かすのは楽しいなぁ!止められんわ!」
狐娘「Zzz......」スヤスヤ
狸娘「おっと、あんまり大きい声は出したらあかんな」
狸娘「...」
狸娘「一体いつ頃やったかなぁ...狐ちゃんと勝負を始めたのは...」
狸娘「最初はただの縄張り争いやったけ?それでウチが化かして勝ったんやったな」
狸娘「ププッ...あの時の狐ちゃんの顔は傑作やったなぁ」
狸娘「それから毎日狐ちゃんが勝負仕掛けに来て...でもウチには勝てんくて泣いとったなぁ」
狸娘「狐ちゃんが初めて勝ったのは確か...ウチと同じ化かす術を覚えた時やったっけ」
狸娘「あの時は悔しかったなぁ。まさか自分より下やと思ってた狐ちゃんに負けるなんてあり得んかったもん」
狸娘「それから段々勝負がエスカレートして来て、最終的には勝負場所の国が滅んだんやったか」
狸娘「それで噂を聞いた神様がやってきて、めでたく神の仲間入り...」
狸娘「思えばウチの人生は狐ちゃんほぼ同じやな...」
狸娘「...」
狸娘「あの子達...幼女ちゃんと犬ちゃんには感謝せんとあかんな」
狸娘「ウチと狐ちゃんが小競り合いで済んでるのも犬ちゃんのおかげやし」
狸娘「幼女ちゃんのところで遊ぶようになってから喧嘩の回数も減ってるからなぁ」
狸娘「...もしかしてウチ、狐ちゃんと仲良くなりたいんかな?」
狸娘「よく男子が好きな子をいじめるって言うし...ウチが狐ちゃんをからかってるのも愛情の裏返し?」
狸娘「もしそうやとしたら何か恥ずかしいな...他の人も気付いてるんやろか」
狸娘「幼女ちゃん辺りは勘が鋭いもんなぁ」
狐娘「Zzz...」スヤスヤ
狸娘「ふふっ、自分のライバルの前でこんな気持ち良さそうに寝るなんて神失格やね」
狸娘「...いつか狐ちゃんと仲良くなれる日も来るんやろうか?」
狸娘「もしきたら...今よりもっと楽しいんかなぁ...」
狐娘「ん.........ん.........」モゾモゾ
狸娘「」ビクッ
狸娘「あ、あっー!狐ちゃん起きたかー!」アセアセ
狸娘(さ、さっきの独り言聞かれてへんかな?)
狐娘「...」モゾモゾ
狐娘「......お......お」ピクピクッ
狸娘「お?」
狐娘「おえええええええええええええええええ!!!!!!!!」ゲロゲロ
狸娘「」ビチャ
狐娘「おろろろろろろろ!!!!!おぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ!!!!」ゲロゲロ
狸娘「」ビチャ
狐娘「おげええええええええええええええええ!!!!!おべえええええええええ!!!!!」ゲロゲロ
狸娘「」ビチャ
狐娘「...」ピタッ
狐娘「Zzz......」スヤァ
狸娘「」ビチャビチャ
狸娘「...人の背中で吐くなんてええ度胸してるやん」
狸娘「...狐ちゃんをおんぶして帰ろうとしたウチがアホやったわ」パッ
狐娘「Zzz...」ドサッ
狸娘「狐ちゃんは荷物と同じ扱いで充分や!」グッ
ズルズル
狐娘「うーん...うーん...」ズサー
..............................................................
.................................................
スタスタ スタスタ
虎男「...ここら辺でいいか」ピタッ
虎男「おい兄者、いい加減起きろ」ユサユサ
獅子男「そんなこと言われてもウチポンデライオンやし......Zzz......」
虎男「どんな夢を見てるんだ兄者...」
虎男「...どうやら酒のせいで目が覚めないらしいな。まずは酔いを醒ますのが先か」
虎男「確か目覚めの魔法は...こうだったか?」ピカッ
獅子男「ッッッッッッ!?!?!?」ビクーン
虎男「起きたか」
獅子男「こ、ここは誰だ...?俺はどこ...?」キョロキョロ
虎男「兄者、寝ぼけてる場合じゃないぞ」
獅子男「くっ...一体何があった?頭がボーっとして...それに何だか体中が痛いんだが」
虎男「かくがくしかじか、兄者は酔い潰れて俺がここまで運んできたというわけだ」
獅子男「そんなことがあったのか...何も覚えないな」
獅子男「狐様に酒を飲ましたことまでは思い出せるんだが...むむむ」
獅子男「...ん?待てよ?ならこの痛みは何だ?」
虎男「そんなことより兄者、もう日が沈んで夜だ」
虎男「俺達がなぜ戻ってきたか忘れたのか?」
獅子男「...あぁ、そうだったな。そのために俺達はわざわざサバンナから帰って来たんだった」
獅子男「こんなところで立ち止まってる暇はないな...行くぞ弟者」クルッ
虎男「兄者、方向が逆だ。店はこっちだぞ」
獅子男「...どうやらまだ少し酔いが残ってるみたいだな」
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...................................................
アリガトウゴザイマシター
犬娘「あぁ...疲れたぁ...」グタッ
犬娘「も、もう無理。一歩も動けない...」
兎娘「まったく犬は情けないなぁ。こんなことでへばるなんて」
兎娘「やっぱり一番は兎だね!」ドヤァ
犬娘「...モップに向かって何言ってるの?兎ちゃん?」
兎娘「い、一番は兎...」フラッ
兎娘「」バタッ
犬娘「あーあ、とうとう倒れちゃったよ」
熊男「今日もご苦労だった。今から給料を配るぞ」
犬娘「店長!最近ちょっと厳しいよ!もっと人を増やすかお客さん減らして!」
熊男「最近は他の従業員の休みが多いからな。我慢してくれ」
犬娘「そんなこと言われてもキツいのはキツいよ!このままだと過労死しちゃうよ!」プンプン
熊男「その代わりに明後日の祝日は全員休みだ。もう少し頑張ってくれ」
犬娘「さすが店長!よっ!日本一!」クルッ
熊男「ほれ、今日の給料だ」スッ
犬娘「サンキュー!店長!」
犬娘「じゃあ私はもう帰るから!また明日!」ダッ
熊男「まったく...騒がしいやつだ」
熊男「ほら兎娘、お前も起きろ。もう閉店だぞ」
兎娘「...え?閉店?」パチッ
熊男「これが今日の分の給料だ。他のみんなはもう全員帰ったぞ」
兎娘「あ、あぁ...うん...終わったんだ」フラッ
兎娘「じゃ、じゃあ店長また明日...」フラフラ
熊男「ちょっと待て」
兎娘「なに?」
熊男「ほらこれ、北海道産の高級ニンジンだ」ポイッ
兎娘「ニンジン...ニンジン!?」
兎娘「し、しかも北海道産の高級ニンジン!?」
熊男「最近顔色が悪いからな。これでも食って元気を出せ」
熊男「あともう1つ、弟君の分だ」ポイッ
兎娘「て、店長...」ウルウル
兎娘「ありがとう!店長!もう店長の悪口をネットに書くなんて真似しないよ!」
熊男「おい、ちょっと待て。それはどういうことだ」
兎娘「給料はいいけど地下王国並に働かせる強制労働施設なんて絶対書かないから!」ダッ
熊男「まさか今日変な役所の人間が来たがお前の仕業か!ちょっと待て!」ダッ
兎娘「へへーんだ!いくら店長でも足では兎には勝てないよっ!」ダダダッ
熊男「逃げ足だけは速いやつめ...」
熊男「はぁ、まったくうちの店員にも困ったものだ」
狼男「店長殿!お先に失礼するでござる!」ビシッ
熊男「あぁ、狼男か。今日もご苦労だった」
熊男「さて...少し整理したら俺も帰るとするか」スタスタ
チリンチリン♪
熊男「む、こんな時間に客か?」
熊男「すまないがもう今日は閉店...」
???『........』バッ
熊男「ッ!?」
???『.........!!!』ビュンッ
熊男「フンッ!」パシッ
???『.........!!!』グググッ
熊男「甘いわァ!」グルンッ
???『.........!?』バタッ
熊男「一体誰だ?突然襲ってくるとは...」
ダダダダダッ!!!!!!
熊男「ッ!?もう一人居たのか!」
???「.........!!!」シュンシュンシュンッ
熊男「チッ...ちょこまかと素早い奴め...」
???「.........!!!」バッ
熊男「...見えた!そこだァ!!!」ブンッ
???「.........ガハッ!」ボコォ
バタッ
熊男「...これで終わりか」
熊男「まったくご丁寧に覆面なぞしやがって...どこのどいつだ」
熊男「...とりあえずまずはその顔を拝見するとしようか」
ヌギッ
獅子男「お、お久しぶりです。師匠」
虎男「だから返り討ちに遭うと言っただろ兄者...」
熊男「お前達は...」
熊男「それでどういうことだ?お前達は確かサバンナに修行に行ったんじゃないのか」
獅子男「じ、実はどれほど腕を上げたか気になり」セイザー
虎男「い、一度師匠に見てもらおうかと」セイザー
熊男「はぁ...まったく、そんな少しの期間で上達するわけないだろう」
獅子男「い、一年近くはサバンナで修行してたんですが」
熊男「それでもたった一年ぽっちだ。俺なんて若い時は山に十年は篭ったぞ?」
虎男「十年...ですか」
熊男「強さというものはそう簡単に手に入るものではない」
熊男「何十年も修行を積み重ね、切磋琢磨し、鍛錬して初めて手に入るものだ。お前達は少しせっかち過ぎるぞ」
獅子男「...返す言葉もない」
虎男「だから俺はもう少し待てと言っただろ兄者...」
熊男「...まあ焦る気持ちも分からんことはない」
熊男「ただ急ぎ過ぎるのは駄目だ。少しずつ、確実に修行を重ねれば自然と強さの方がついてくる」
獅子男「...」
虎男「...」
熊男「まあいい、せっかく帰ってきたんだ」
熊男「...どれほど腕を上げたか見てやろう」スッ
獅子男「...!」
虎男「い、いいんですか?」
熊男「あぁ、二人同時にかかってこい」
熊男「二人がかりだからって手を抜いたりなんかしたらぶっ殺すからな」
獅子男「...弟者」チラッ
虎男「...兄者」チラッ
ダンッ
獅子虎「「ウオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」」
熊男「ふん...」ニヤッ
..............................................................
.............................................
熊男「...こんなところか」パッパ
獅子男「く、くそぅ...」ボロボロ
虎男「や、やはりまだ早かったか...」ボロボロ
熊男「たった一年でよくここまで上達した...」
熊男「が、まだまだ二人とも甘いな」
熊男「まず獅子男、お前は二つの動作が出来ない癖を直せ」
熊男「攻撃、防御、回避、どれも1つに集中し過ぎだ」
獅子男「う、うむ...直そうとは思ってるんですが...」
熊男「次に虎男、お前は動きに反応し過ぎる」
熊男「フェイントに引っ掛かり過ぎだ。もっとよく相手を観察しろ」
虎男「精進します...」
熊男「それとお前達二人は魔法をもっと勉強しろ。戦闘の基礎中の基礎だぞ」
獅子男「し、しかしどうもあれは苦手で...」
熊男「俺だってまともに扱えるようになるには苦労はしたが、その分対価も大きい」
熊男「...まあ努力は認めてやる。この一年よく頑張った」
虎男「し、師匠!」
熊男「どうだ?せっかく帰って来たんだから久しぶりに一緒に飲まないか?」
熊男「いい店を知ってる。もちろん俺のおごりだ」
虎男「すみません、今日はもう酒は...」
獅子男「いいですね!飲みに行きましょう!」
熊男「そうか、決定だな。ではさっそく行くとしよう」
虎男(もう昼のことを忘れたのか兄者...はぁ、今度はホテルまで兄者を運ぶことになりそうだ)
獅子男「何をモタモタしてるんだ弟者?早く行くぞ」
虎男「あ、あぁ...分かってる」
虎男(兄の面倒を見るのも弟の役目...か)
...........................................................
............................................
犬娘「るん♪るん♪るん♪」スキップ
犬娘「明後日は祝日で休み~♪何をしよっかな~♪」
犬娘「まずはご主人様と買いm...」
猫娘『ニャッニャッニャッ...』フフフ
犬娘「チッ...全員だから猫ちゃんも休みか」
犬娘「そういえば今日は私が留守の間に何かあったのかな...一応狐様と狸様を見張りに行かせたから大丈夫だと思うけど」
犬娘「くっそー!何で猫ちゃんが家に来るんだよー!家がないなら保健所に引き取ってもらえよー!」
犬娘「そもそもご主人様に最初に目を付けたのは私だし...この泥棒猫め...」グチグチ
犬娘「...はっ!これってまさか嫉妬っ!?」
犬娘「だ、駄目だよ犬が嫉妬なんて!まるで猫みたいじゃん!」
犬娘「犬は明るく笑顔で元気で...よし!」
犬娘「さあ早く帰ろっと!あんまり遅いとご主人様も心配するからね!」ダッ
ガチャ
犬娘「ごっ主人様ただいま~!犬のご帰還だよ~!」
猫娘「にゃあ...マタタビ酒返してくれにゃあ」フラフラ
幼女「ダメ、こんなもの体に悪い」
猫娘「にゃあ...お願いにゃあ」ダキッ
幼女「くっつくな、暑苦しい」ググッ
犬娘「」
犬娘「」
犬娘「」
幼女「あ、帰ってきたんだ。今すぐ晩ごはんの準備するね」スタスタ
猫娘「にゃあ...待ってくれにゃあ...」ダキッ
犬娘「」
幼女「いただきます」
猫娘「いただきますニャ」
犬娘「」
猫娘「マタタビ酒返してくれニャー」モグモグ
幼女「駄目、お酒なんて毒にしかならないもん」モグモグ
猫娘「じゃあ一日一杯だけでもいいから飲ませてくれニャ~」
幼女「...じゃあ一杯だけなら」
猫娘「ニャー!やったニャ!」
犬娘「」モグモグ
幼女「ごちそうさまでした」
猫娘「ごちそうさまニャ」
犬娘「」
猫娘「洗い物手伝うニャ」
幼女「え?あ、ありがとう」
犬娘「」
TV『なんでやねん!』
猫娘「ニャハハハハハハ!!!」ゲラゲラ
幼女「プッ...」
犬娘「」
幼女「お風呂上がったよ」ホカホカ
猫娘「ニャ、じゃあ次は私が入ってくるニャ」スタスタ
犬娘「」
猫娘「ふにゃ~いいお湯だったニャ」ホカホカ
幼女「犬も早くパパっと入ってきてね。冷めちゃうから」
犬娘「」スタスタ
犬娘「」チャポン
犬娘「」
猫娘「ふわぁ~ニャ...もう眠くなってきたニャ」ウトウト
幼女「じゃあ布団敷いてくるね」スタスタ
犬娘「」
猫娘「歯磨きしてくるニャ~」
幼女「あ、歯磨き粉切れてたんだった。ちょっと待ってて、今出すから」
犬娘「」
猫娘「じゃあおやすみニャ~」スタスタ
幼女「寝る時には電気消してね」スタスタ
犬娘「」
シーン
犬娘「」
ポツーン
犬娘「」
犬娘「..........な」
犬娘「なんじゃこりゃあ!!!!!」ドンガラガッシャーン
犬娘「なんで猫ちゃんとご主人様がイチャイチャしてるんじゃゴラァ!!!!」ドンガラガッシャーン
犬娘「なんか顔赤かったよね!?何あれ媚薬!?」
犬娘「猫にマタタビの媚薬与えてイチャコラバッコンってなんのエロゲじゃゴラァ!!!!」ドンガラガッシャーン
犬娘「はぁ...はぁ...」
犬娘「や、やっぱり猫ちゃんは危険だ...」
犬娘「...」
犬娘「...封印してやる」ニヤッ
猫娘「ゴロニャー......ゴロニャー......Zzz ...」ゴロゴロ
幼女「Zzz...」スヤァ
犬娘「」コソッ
犬娘「くそがぁ...ご主人様の隣でゴロゴロ鳴きながら寝やがって...」
犬娘「へんだ...その幸せも今のうちだぜ」
猫娘「Zzz...」スヤスヤ
犬娘「」コソコソ
犬娘「」ガシッ
犬娘「」グイッ
猫娘「」ズルズルー
『トイレ』
ガチャ
犬娘「」ポイッ
猫娘「Zzz...」ドサッ
バタン
犬娘「ふふふ...まずは正方形の部屋に閉じ込める」
犬娘「そして用意するのはこの水が入ったペットボトル!」バーン
犬娘「これを部屋の前に置く!」ポン
犬娘「そして魔力を込めるっ!」ピカッ
キラキラ キラキラ
犬娘「あとは魔方陣を描いて...」カキカキ
犬娘「もう一度魔力を込める!」パンッ
ブワァ
犬娘「完成!猫科専用封印魔法!」
犬娘「ペットボトルの効果により猫科はこの部屋を出ることは出来ない!」
犬娘「ふははははははははは!哀れなり猫めっ!」
犬娘「ねぇ今どんな気持ち?犬に封印されてどんな気持ち?」
犬娘「これでご主人様と私の仲を邪魔する者は消えた!後は私がご主人様と一緒に寝れば全て解決!」
犬娘「犬大勝利!希望の未来へレディ...」
幼女「なにしてるの」
犬娘「ゴーッ!!」
犬娘「...へ?」クルッ
犬娘「ご、ご主人様...な、なんで...」ブルブル
幼女「夜中に馬鹿みたいな大声が聞こえたら誰だって起きる」
犬娘「あ、あはは...そうだよね...」ブルブル
犬娘(だ、大丈夫だよね?バレてないよね?)ダラダラ
幼女「で、なにしてたの」
犬娘「う、ううん、何も?ただ大声を上げてただけだよ?」ブルブル
幼女「ふーん、そうなんだ」
幼女「...なんか犬大勝利とか聞こえたけど」
犬娘「ちょ、ちょっと叫びたくなっただけだよ?」ブルブル
犬娘(良かった...最後の方しか聞かれてない...これならゴリ押しすれば行ける!)
幼女「このペットボトルは何?」
犬娘「ま、魔除けだよ!最近この家に悪霊を感じるから!」
犬娘(ヒュー!我ながらナイスな回答だ!)
幼女「この魔方陣は?」
犬娘「ま、魔除けその2!なんか凶暴なやつだから一個だと不安でさー!」
犬娘(イ、イケる!今日の私は冴えてるよ!)
幼女「...じゃあさ」
幼女「どうして私の隣で寝てた猫が居ないの?」
犬娘「」ギクッ
犬娘「さ、さあ?トイレじゃないのかなぁ?」
幼女「...トイレねぇ」チラッ
犬娘(あっ)
犬娘(し、しまったー!)
犬娘(猫ちゃんを封印したのはトイレだった!何やってんだよ私の馬鹿っ!)
幼女「...」スッ
犬娘「ご、ご主人様!?何しようとしてるの!?」
幼女「何ってトイレのドアを開けようとしてるんだけど」
犬娘「だ、駄目だよ!そんなことしたら!ト、トイレ中にドアを開けるなんて!」
幼女「...それもそうか」
犬娘(ほっ...あ、危ない危ない...)
幼女「...」
幼女「やっぱり開けよ」スッ
犬娘「はいっ!?」ビクッ
犬娘「ス、ストップご主人様!」ドンッ
幼女「痛っ」ドサッ
犬娘「あ、あわわ...ご、ごめん...」
幼女「...やっぱりこのトイレに何かあるな?」ギロッ
犬娘(う、うぅ、さすがご主人様。鋭い...)
犬娘「な、何もないよ?本当に何も」シラー
幼女「もっと私の目を見て答えて」ギロリ
犬娘「う、うぅ...」
犬娘(む、無理...目が怖い...名探偵の兎みたいな目になってる...)
幼女「...よし、開けよう」ガチ
犬娘「わっー!わっー!分かったよー!!!!」
犬娘「全部白状するから許してー!」シクシク
幼女「...」
幼女「...つまり最近私が猫と一緒に居るから嫉妬して猫を封印しようとしたと?」
犬娘「はい...」
幼女「何か言うことは?」
犬娘「ごめんなさい...」
幼女「それ私に言うの?」
犬娘「...猫ちゃんに言います」
犬娘「で、でも...」プルプル
幼女「なに?」
犬娘「ご主人様も悪いんだよっ!!!!」
幼女「は?」
犬娘「最近毎日毎日猫ちゃんと一緒!!!!」
犬娘「ご主人様のペッドは私なのに!!!!」
犬娘「もっと私のことも気にしてよ!!!!」
幼女「...」
犬娘(い、言ってしまった。つい本音が...)
犬娘(あ、あぁ...絶対怒られる、最悪嫌われる...)
幼女「...ごめん」
犬娘「ひぃ!ごめんなさい!言い過ぎました!」ペコッ
犬娘「...え?」
幼女「確かに最近犬のことをあんまりかまってなかった気がする...ごめん」
犬娘「...は?」
犬娘(ご、ご主人様が謝った...め、珍しい)
犬娘(これはもしかしてチャンス?)
犬娘「う、うん!ご主人様も分かればいいんだよ!」
犬娘「と、ところで明後日の祝日は仕事が休みなんだけどさ...」
犬娘「ど、どこかに行かない?ふ、二人っきりで」
幼女「...」
犬娘(い、言ってしまったー!)
犬娘(さ、さすがに二人っきりというのは厳しいかな?)
犬娘(まあご主人様が居るなら猫ちゃんと一緒でも)
幼女「...分かった。行こう」
犬娘「そうだよね...無理だよね...」ショボン
犬娘「...へ?」
犬娘「い、今なんて...」プルプル
幼女「だから...明後日行ってやる。二人でどこかに」
犬娘「え...嘘...」
犬娘「」ブワッ
幼女「はぁっ!?」
幼女「ちょっ!何で泣いてるの!?」
犬娘「う、うぅ...ご主人様ーーー!!!」ピョーン
幼女「!?」
ドサッ
犬娘「大好き!ご主人様大好き!」スリスリ
幼女「く、くっつくな!気持ち悪い!」
犬娘「もう封印魔法もいらない!私にはご主人様がいるもん!」ピカッ
幼女「や、やめろ!お前どこ触って...!」
ドタバタ ドタバタ
猫娘「...ニャ」パチッ
猫娘「あ、あれ?ここどこニャ」キョロキョロ
続き
猫娘「にゃーん...」幼女「捨て猫...?」【中編】

