関連
萌郁「今あなたの後ろに居るの……」岡部「なっ!!」【前編】
521 : 以下、名... - 2011/08/24(水) 00:14:30.13 2yln1pQd0 233/386あれ、書こうと思ったけどネタが無いや
>>527なんかくれ、若しくは書いて♪
527 : 以下、名... - 2011/08/24(水) 00:18:02.61 5NQ/Qgpc0 234/386指圧師と2人きりで夏祭りデート
岡部「…………」
萌郁「…………」
岡部「あー、なんだ……そろそろ夏祭りだな……」
萌郁「そう……なの?」
岡部「ああ、そうなのだ……」
萌郁「……?」
岡部「その、お前は……祭りとか、好きか?」
萌郁「好き……だと思う……」
岡部「そ、そうか……」
岡部「あ、あのな…………」
萌郁「……?」
岡部「俺と……その……夏祭りに、行かないか?」
萌郁「いい、けど……」
岡部「本当か!」
萌郁「……」コク
岡部「…………」グッ
萌郁「そんなに……楽しみ……?」
岡部「当たり前だ!」
萌郁「そう……」
岡部「祭りだからな!!」
萌郁「……?」
~祭り当日~
岡部「…………」
萌郁「岡部君……」」
岡部「おお、来たか……」
萌郁「うん……」
岡部「浴衣……なんだな……」
萌郁「お祭り……だから……」
岡部「そ、そうだな、祭りだからな……」
萌郁「うん……」
岡部「では……行こうか……」
萌郁「……」コク
萌郁「人……すごい……」
岡部「だな、はぐれるなよ」
萌郁「……」コク
キュ
岡部(これは……伝説に聞くTシャツの袖つかみ……)
岡部(まさか萌郁がこんな技を会得していたとは!!)
萌郁「岡部、君……?」
岡部「い、行こうか……」
萌郁「……?」コク
ヒトゴミゴミゴミ
岡部「萌郁、こっちが空いてるぞ」
萌郁「うん……」キュ
岡部(ああ、Tシャツにして良かった……)
萌郁「……?」
岡部「……」フルフル
萌郁「岡部君……寒い……?」
岡部「え?いや、そんな事はないぞ?」
萌郁「そう……」
岡部(いかん、思わず感動に震えてしまった……)
岡部(せっかく他の奴らの異常なまでの誘いを断ってここに来たのだ……)
岡部(楽しまねば……楽しまねばならぬ!!)
萌郁「……?」
岡部「お、金魚すくいがあるぞ、やっていくか?」
萌郁「金魚……」
岡部「祭りといえばこれだもんな」
萌郁「じゃあ、やる……」
~金魚すくい~
岡部「がんばれよ萌郁」
萌郁「……」コク
スッ
岡部「お、いいぞ、そこだ……慎重に…………」
萌郁「あ……」
ポチャン
岡部「あぁ……惜しかったな……もう少しだったのに」
萌郁「残念……」
岡部「どれ、俺もやってみようかな……」
萌郁「がんばって……」
岡部「おし……」ソー
チャポン
岡部「…………」
萌郁「そんなに……落ち込まないで……ほしい」
岡部「いや……自分があまりにも情けなく感じられてな……」
萌郁「金魚は……残念だけど……楽しかった、から……」
岡部「お前は……本当に良い奴だな……」
萌郁「そんなこと……ない……」
岡部「よし、元気を出して次に行くぞ!」
萌郁「……」コク
岡部「見ろ萌郁!ヨーヨー釣りだ!」
萌郁「やる……?」
岡部「当然だ!!祭りっと言えばこれだろう!!」
萌郁「……そう、なんだ……?」
岡部「このタライのヨーヨーはずべて俺様がいただく!!」
~ヨーヨー釣り~
萌郁「岡部君……がんばって……」
岡部「ああ、任せておけ!」
萌郁「頼も、しい……」
岡部「金魚すくいとは違うのだよ!!」
萌郁「そっと、ね……?」
岡部「ああ!!」
岡部「…………」
萌郁「…………あ……危ない…………」
岡部「………… よし!!」
萌郁「すごい……二ついっぺんに取れた……」
岡部「金魚すくいとは違うといったろう?」
萌郁「……」コク
岡部「ほら、ひとつはお前の分だ……」
萌郁「ありがとう……」
岡部「…………」
萌郁「…………///」
岡部「そ、そろそろ何か食べるか?」
萌郁「うん……」
岡部「お、あそこにイカ焼きがあるぞ食べるか?」
萌郁「食べる…………」
岡部「よし、じゃあ買ってくるからここに居ろ」
萌郁「……」コク
岡部「おっちゃん、イカ焼き二つ」
アイヨ
岡部(いやー今日は最高の気分だ……)
岡部「お待たせ……って、どうした萌郁!?」
萌郁「あ……ううん、何でも……ない……」
岡部「なんでもなくないだろう、そんなに汗をかいて……」
萌郁「少し……人酔い……しただけ……」
岡部「ああ、そうか……あまりこういう所は得意じゃなかったな……」
萌郁「ごめん、なさい……」
岡部「いいよ……ほら、境内の方で休もう」
萌郁「「うん……」
岡部「大丈夫か?」
萌郁「……」コク
岡部「ごめんな、誘っちゃって……」
萌郁「そんな事!!」
岡部「!?」
萌郁「そんなこと……ない……」
岡部「萌郁……」
萌郁「岡部君に誘われて……とっても嬉しかった、から……」
岡部「…………」
萌郁「浴衣も……見せたかった……」
岡部「ああ……似合ってるよ」
萌郁「本当に……?」
岡部「ああ、すごく……似合ってる……」
萌郁「うれしい……///」
岡部「お、俺、飲み物でも買ってくる……///」ダッ
萌郁「あ……」
萌郁「行っちゃった……」
…………………………
岡部「ラムネでよかったか?」
萌郁「うん……ありがとう」
岡部「少しは楽になったか?」
萌郁「……」コク
岡部「そうか……」
萌郁「ごめんね……」
岡部「なにがだよ」
萌郁「せっかくの、お祭りなのに……」
岡部「それがどうした、祭りより、お前の方が大事に決まってるだろ」
萌郁「岡部……君……」
岡部「ったく、そんな顔するな」コツ
萌郁「……!」
岡部「お前が居なきゃ……祭りに来た意味なんてないよ」
萌郁「岡部君……」
岡部「また来年もあるしな」
萌郁「うん…………」
岡部「……」ナデナデ
萌郁「あ……」
岡部「ん?」
萌郁「花火の音……」
岡部「あれ、もうそんな時間か?」
萌郁「ここから……見えるかな?」
岡部「どうだろうな……木が邪魔かもしれんが……」
萌郁「向こう……行ってみよう……」
岡部「ああ……」
トコトコ
萌郁「あ……」
岡部「おお…………」
萌郁「綺麗……」
岡部「だな……」
萌郁「静かな所で見たの……初めて……」
岡部「俺もだ……」
萌郁「また……上がる……」
岡部「今度はどんなのだ?」
萌郁「岡部君……」
岡部「ん?」
萌郁「来年も…………」
岡部「ああ……来ような……」
589 : 以下、名... - 2011/08/24(水) 01:32:49.89 2yln1pQd0 249/386すまんグダグダになった。夏祭りは花火で終わり、また来年な
ちなみにこれ、一行足すと欝ENDなんだぜ
592 : 以下、名... - 2011/08/24(水) 01:39:15.40 2yln1pQd0 250/386次行くか次
>>595
595 : 以下、名... - 2011/08/24(水) 01:40:49.72 l0/+nKQ00 251/386ラボメンガールズオカリン争奪戦争
もえかスレなのでもえかが勝つ内容で
岡部「なんだこれは?」
助手「見て解らない?」
岡部「解らないから聞いたのだが」
助手「ラヴレターよラヴレター」
岡部「お前が俺にか?」
助手「冗談やめてよ」
岡部「だよな」
助手「今朝預かったのよ」
岡部「誰からだ?」
助手「読めば解るでしょ」
岡部「それもそうだな」ペラ
…………………………………………
お伝えしたい事がありますので明日の午後二時
柳林神社に一人で来てください。
岡部「助手よ」
助手「なによ」
岡部「誰から預かったのだ?」
助手「は?そこに書いてあるでしょ?」
岡部「いや……、それが書いてないのだ」
助手「ちょっと見せてみなさいよ」バッ
岡部「書いてないだろう?」
助手「ええ、そればかりか下手すれば脅迫文ともとれる内容ね」
岡部「で、誰からんんだ?」
助手「フェイリスさんからよ?」
岡部「フェイリスか、それにしてもなんで柳林神社なのだ?」
助手「私が知る分けないでしょ」
岡部「まあいいか、明日になれば解る」
助手「……」
岡部「まだ何かあるのか?」
助手「別に……」
岡部「まさか貴様も助手の分際で俺様に好意を!!」
助手「ねーよ」
岡部「だろうな、知っていた」
助手「はあ、フェイリスさんもこんなのの何処が良いのかしら」
岡部「なにお!?無礼なことを言うでない!」
助手「可哀想なフェイリスさん……」ウウッ
岡部「ええい!その下手糞な泣き真似をやめろ!!」
助手「可哀想……」ウウッ
岡部「やめんか!!」
助手「冗談よ」
岡部「知っている!!」
助手「それにしたってフェイリスさんねー」
岡部「なんだ?」
助手「別に」
岡部「何か言いたげではないか」
助手「なんにも無いわよ。何にも……」
岡部「まぁよい、すべては明日、明らかになる」
助手「そうね……」
岡部「どんな結末が待っていようと泣くでないぞ」
助手「なによそれ」
岡部「お前は案外泣き虫だからな」
助手「誰が泣くもんですか。誰が……」
岡部「ま、どんな結果になろうとお前は俺の助手に変わりはない」
助手「はいはい」
岡部「さて、俺は少し出掛けてくるぞ」
助手「どこか好きにすれば」
岡部「なんだ、まったく、助手なのだから見送りくらいせんか!」
助手「何よそれ、ばかばかしい」
岡部「ふん、では行ってくる」
助手「はいはい」
助手「いってらっしゃい……」ボソ
岡部「?」
………………………………
~ブラウン管工房前~
岡部「よう、バイト戦士よ」
鈴羽「あ、岡部倫太郎!」
岡部「また店番か?」
鈴羽「そ、もう退屈で死にそうだよ」
岡部「相変わらず暇なのだな」
鈴羽「どこか出掛けるの?」
岡部「ああ、これからちょっと池袋までな」
鈴羽「何しに行くの?」
岡部「ちょっとまゆりに呼ばれてな」
鈴羽「椎名まゆりに? あ、デートか」
岡部「ただの買い物の手伝いだ」
鈴羽「なーんだ、つまんないの」
岡部「デートだったとしても同じだろう」
鈴羽「少しは面白いよ」
岡部「そうなのか?」
鈴羽「少なくとも想像で暇をつぶすにはちょうどいいよ」
岡部「よくわからんな」
鈴羽「とにかく暇なんだよー」
岡部「帰ってきたら話し相手くらいにはなってやろう」
鈴羽「ホント!?」
岡部「暇が理由で死なれては困るからな」
鈴羽「やった♪」
岡部「では、行ってくる」トコトコ
鈴羽「帰ってきたら話し相手になてよねー!」
岡部「ああ」
鈴羽「ぜったいだからねー!!」
岡部「池袋か、すこし遠いな」
ルカ子「あ、おか……凶真さん……」
岡部「ん? おおルカ子ではないか」
ルカ子「こんにちは……あの、どこかにお出かけですか?」
岡部「ああ、まゆりの買い物の手伝いでちょっと池袋までな」
ルカ子「そう、なんですか……」
岡部「ルカ子も何処かへ出かける途中か?」
ルカ子「いえ、僕は今から帰る所です……」
岡部「そうか、気をつけて帰るのだぞ」
ルカ子「はい……///」
岡部「うむ、じゃあな」
ルカ子「はい……」
~秋葉原駅前~
フェイリス「にゃにゃ? 凶真~♪」
岡部「ん? なんだフェイリスではないか」
フェイリス「どこかにお出かけかにゃ?」
岡部「ああ、ちょっとな」
フェイリス「まさかデートかにゃ!?」
岡部「まゆりの買い物に付き合うだけだ」
フェイリス「それはデートじゃないのかにゃ?」
岡部「同人誌を買いすぎたと言うので手伝いに行くだけだ。断じてデートなぞではない」
フェイリス「なんだ、いつも通りなのにゃ」
岡部「……それよりも、あの手紙はなんなのだ?」
フェイリス「にゃ?」
岡部「お前が助手に渡した手紙だ」
フェイリス「ああ、あの手紙かにゃ、なんで凶真が知ってるにゃ?」
岡部「何でって、俺に充てたものだったろうが」
フェイリス「にゃ?」
岡部「ん?」
フェイリス「あれはくーにゃんへの手紙だったはずにゃけど……」
岡部「なに?」
フェイリス「フェイリスも預かっただけだからよく解らにゃいけど……凶真宛だったのかにゃ?」
岡部「助手からはお前から俺への手紙だと……」
フェイリス「フェイリスは用があったらケータイに連絡するにゃ」
岡部「それもそうだな……、ではあれは助手への」
フェイリス「勘違いしちゃったのかにゃ?」
岡部「どうやらそのようだな」
フェイリス「困ったにゃ」
岡部「俺から伝えておこう」
フェイリス「そうしてくれると助かるにゃ」
岡部「ところで、あの手紙は誰から預かったものなのだ?」
フェイリス「それは……」
岡部「ん?」
フェイリス「秘密にゃ♪」
岡部「どうせそこらへんの男からだろ」
フェイリス「気になるのかにゃ~?」
岡部「何を言っている、そんなはずがなかろう」
フェイリス「素直になるにゃ~、フェイリスに嘘は通じないにゃ」
岡部「いや、俺はただ相手が謎では助手がだな」
フェイリス「やきもちかにゃ?」
岡部「お、俺はもう行く! まゆりを待たせたら悪いからな!」
岡部「またく、フェイリスのやつめ……」
岡部「どうして女というのはずぐにあんな想像を……」
岡部「…………」
岡部「じょ、助手に勘違いだったと伝えなければな!」
岡部「あの手紙は助手に宛てられたものなのだからな!!」
プルルルル プルルルル
岡部「……」イライラ
プルルルル ガチャ
岡部「助手か!?」
ゲンザイデンワニデルコトガ
岡部「…………」
岡部「早くまゆりの所へいこう……」
~池袋~
岡部「この街も随分と変わったな……」
岡部「乙女ロードか……」
まゆり「あ、オカリ~ン、こっちこち~」
岡部「待たせたなまゆり」
まゆり「えへへぇ、ごめんねオカリンつい買いすぎちゃって」
岡部「お前は一度買いだすと止まらないからな」
まゆり「でもでも、とってもいいものが揃ったのです」
岡部「そうか、まあいい、ほれ、荷物をよこせ」
まゆり「うん、ありがとうオカリン」
岡部「ああ」
まゆり「今度お礼するねー」
岡部「別に気にするな」
岡部「ほら、帰るぞ」
まゆり「うん!」
…………………………
岡部「なんで池袋まで買いにきたのだ?」
まゆり「実はイベントがあったのです」
岡部「そうなのか?」
まゆり「オンリーイベントなんだけど、知り合いの人がコスプレするっていうから」
岡部「見に来たのか」
まゆり「うん♪」
岡部「楽しかったか?」
まゆり「うん!とっても楽しかったよ~」
岡部「それは良かったな」
ターン
岡部「……?」
まゆり「……え?」
ドサ
岡部「な、なんだ……これ」
まゆり「な……に……?」
岡部「まゆり!まゆりっ!!」
まゆり「オカ……リン……?」
岡部「なんで!?どうしてまゆりが!!」
まゆり「……オカ……リン……なか……ないで……?」
岡部「喋るなまゆり、すぐに救急車を……」
まゆり「……ケホ…………」
岡部「おい!!まゆり!?まゆり!!!」
まゆり「……」
岡部「まゆりー!!」
岡部「なんで……まゆりが……」
岡部「こんなのおかしいだろ……!」
岡部「そうだ、タイムリープ!タイムリープして…………!!」
プルルルル プルルルル
岡部「…………早く出ろ助手!!」
ガチャ
岡部「助手か!!タイムリープマシンの設定をたのむ!!」
オカケニナッタデンワハ
岡部「くそ……こんな時に……」
岡部「まってろよまゆり。絶対に助けてやるからな!!」
まゆり「」
岡部「絶対にお前を殺させたりなんかしないからっ!!」
………………………………
~ラボ~
岡部「紅莉栖!!」
岡部「今すぐにタイムリープマシンを起動してくれ!!」
岡部「紅莉栖……!?」
岡部「おい居ないのか!?」
助手「……」
岡部「!!」
岡部「ど、どうした紅莉栖!!」
助手「岡……部…………」
岡部「どうした!!なんで、どうしてこんな!!」
助手「阿万……音……さんに…………」
岡部「鈴羽が、鈴羽がどうした!?」
助手「やら……れて…………」
岡部「なん……だと…………?」
岡部「何を……言って…………」
岡部「鈴羽が?お前を!?」
鈴羽「そのとおりだよ、岡部倫太郎」
岡部「鈴羽っ!!」
鈴羽「私が……牧瀬紅莉栖をやった……」
岡部「なんで!!どうしてお前がこんな事!?」
鈴羽「牧瀬紅莉栖は……敵だった……」
岡部「何を言ってるんだ!!」
鈴羽「牧瀬紅莉栖は……SERNと繋がっている……それに……」
岡部「な……お前は何を…………」
鈴羽「それにね、岡部倫太郎……牧瀬紅莉栖は……私の恋敵なんだよ」
岡部「恋……敵…………?」
鈴羽「そう、私と岡部倫太郎の間に入り込む……邪魔者」
岡部「お前は……何を…………」
鈴羽「そのままの意味だよ……牧瀬紅莉栖は私の敵」
鈴羽「岡部倫太郎と私の……敵」
岡部「訳が……解らない……お前は何を言って……」
鈴羽「だからさ、岡部倫太郎……私は君が好きなんだよ」
鈴羽「私と君が結ばれるためには、牧瀬紅莉栖は邪魔だった……だから殺したのさ」
岡部「そんな、理由で……、そんな理由だけで殺したってのか!!」
鈴羽「この理由だけで……十分なんだよ」
鈴羽「ほら、行こう、岡部倫太郎……私たちの幸せになれる場所へさ」
ガンッ
鈴羽「……!?」
岡部「!!」
岡部「なっ……?」
鈴羽「どう……して……」
ルカ子「ご……ごめんなさい……」
鈴羽「どうして……あんたが…………」
岡部「ルカ……子……?」
ルカ子「岡部さん……逃げましょう」
岡部「どうして……お前……鈴羽を…………」
ルカ子「岡部さんを……守りたかったから……」
岡部「俺……を……」
ルカ子「そうです……ほら、妖刀五月雨、使えました……」
鈴羽「漆原……るか……」
ルカ子「……」ガンッ…ガンッ!
鈴羽「」
ルカ子「行きましょう岡部さん」
岡部「……な…………」
ルカ子「お願いです岡部さん!!」
ルカ子「一緒に!!一緒に!!」
岡部「放せルカ子!!やめろ!!」
ルカ子「岡部さん……僕じゃ……僕じゃだめですか?」
岡部「な、何を……」
ルカ子「僕だって……岡部さんの事が…………」
岡部「……だってお前は……男だろう!!」
ルカ子「……男じゃ…………ダメ……ですか……?」
岡部「…………なっ」
「ダメに決まってるにゃ」
ザクッ
ルカ子「!!」
岡部「フェイリス!?」
フェイリス「凶真、助けに来たにゃ」
岡部「なんで……お前まで…………」
フェイリス「凶真が困ってたから、助けに来たにゃ♪」
岡部「何で……こんな……」
岡部「なにも殺さなくたって!!」
フェイリス「フェイリスは~発情したオス猫を去勢しただけにゃ♪」
フェイリス「これで凶真はフェイリスと幸せに暮らせるにゃ」
岡部「お前は……何を言って……」
フェイリス「にゃにゃにゃ?フェイリスじゃダメなのかにゃ?それなら~」
留未穂「留未穂だったら……いいかな?」
岡部「フェイリス……お前は……」
留未穂「倫太郎は私の王子様だから……」
留未穂「王子様とお姫様は、ずっと幸せに暮らす運命なんだよ?」
岡部「訳が……わからない…………なんだこれは……なんなんだ!?」
岡部「そうだ!タイムリープマシンで!」
執事「お嬢様、破壊、完了致しました」
留未穂「ご苦労様、死体の処理もお願いね」
執事「かしこまりました」
岡部「な……こんな…………こんなの……これじゃあまゆりも……他の皆も!!」
留未穂「……私だけじゃ……ダメ……かな?」
岡部「死んだんだぞ!?まゆりも紅莉栖も、鈴羽もルカ子も!!」
留未穂「私は……生きてるよ? 倫太郎だって……生きてる」
留未穂「二人で幸せに生きよう? そうすれば死んだ皆だってきっと喜ぶ」
岡部「そんなわけないだろ!! 死んだら……死んだら終わりだろう……」
留未穂「倫太郎……」
岡部「もう……放っておいてくれ……」
留未穂「でも……」
岡部「放っておいてくれ!!」
留未穂「…………」
執事「ぐわっ!!」
留未穂「!?」
岡部「……?」
「おうおう、騒がしいと思ったら……なんだ?これは」
岡部「Mr.ブラウン!」
FB「まったく、こんなにしちまって……」
FB「で、犯人はこの小娘か」
留未穂「なっ……」
執事「申し訳ございません、お嬢様……」
FB「岡部!ぼーっとしてねーで警察呼べ、警察」
岡部「あ、ああ……」
フェイリス「放すにゃ!」
FB「これ、暴れんじゃねー悪がきが!」
…………………………
ピーポピーポピーポー
FB「行っちまったな……」
岡部「…………なんで、あなたが……」
FB「なに、大切な娘のためだ」
岡部「娘?」
FB「ああ、大きいほうのな」
岡部「……?」
それから一ヶ月ほど、俺は無気力に過ごしていた。
たまに萌郁がやってきて心配そうに世話を焼いてくれていた。
助手が殺され、犯人である鈴羽も殺された。
そしてその犯人であるルカ子を殺したフェイリスは、その罪を全てかぶる形で刑務所に入れられた。
まゆりの死も、彼女の犯行だったと後から聞かされた。
けれど、まゆりを殺した弾丸を打ち出した銃は、まだ発見されていない。
萌郁「少し……外……いこう……?」
岡部「ああ……」
こうして今日も萌郁は俺を心配そうに見詰めている。
岡部「迷惑……かけるな……」
萌郁「そんな事……ない……」
彼女の優しさだけが、今の俺をこの世界に繋ぎとめている。
萌郁さんはやっぱり良い人だね おわり
708 : 以下、名... - 2011/08/24(水) 15:46:47.25 rfeHo4jW0 278/386銃が萌郁のってかんがえたらヤバイな
岡部「…………」
萌郁「……」
岡部「萌郁よ……」
萌郁「?」
岡部「何故お前は俺の後ろをついてくる」
萌郁「なんと……なく……」
岡部「俺は今から出掛けるのだ、ついて来るんじゃない」
萌郁「どこ……いくの?」
岡部「お前には関係ない!」
萌郁「私も……いく」
岡部「ダメだ」
萌郁「いく……」
岡部「ダメだと言っている!!」
萌郁「なんで、ダメなの……?」
岡部「これは俺のプライヴェートなことだからだ」
萌郁「見られると……まずいの……?」
岡部「そうだ」
萌郁「…………えっちな……こと?」
岡部「そ、そんなわけあるか!!」
萌郁「じゃあ、平気……」
岡部「俺が平気ではないのだ!」
萌郁「どうしても……だめ?」
岡部「ああ」
萌郁「…………」シュン
岡部「な……、そ、そんな顔をしても連れていかんぞ!」
萌郁「…………ダメ?」
岡部「ダメだ」
萌郁「…………」ウルウル
岡部「な!泣くほどの事か!?」
萌郁「……ダメ?」
岡部「いや、そこまでなら……」
萌郁「ホント……!?」パァ
岡部「なっ!お前、泣いてないではないか!!」
萌郁「目薬……」
岡部「騙すとは卑怯だぞ!」
萌郁「ついて行って……いいって……」
岡部「今のは無しだ!」
萌郁「ひどい……」
岡部「騙したのだから当たり前だ!」
萌郁「でも、良いって……」
岡部「だからそれはお前が泣くものだから!」
萌郁「本当に泣いたら……いい?」
岡部「な、やめろよ!?泣くんじゃないぞ!?」
萌郁「……」ウルウル
岡部「やめろ!泣くな!」
萌郁「目薬……」
岡部「何がしたいんだお前は!!」
萌郁「何処に行くのか……気になる……」
岡部「何処でもいいだろう!」
萌郁「良いけど……気になる……」
岡部「ならば行き先を言えば帰るのだな?」
萌郁「…………行き先次第……」
岡部「ならば言わん」
萌郁「どうして……」
岡部「言っても付いてくる気がするのでな」
萌郁「やっぱり……えっちな……」
岡部「だから違うと!!」
萌郁「えっち……」
岡部「やめろ!そう何度も口にするな!!」
萌郁「どこ……いくの?」
岡部「言わんぞ」
萌郁「どこ……いくの?」スッ
岡部「そんなにそんなに近寄っても言わんぞ!」
萌郁「どこ…………いくな……?」スススッ
岡部「い、言わんぞ!!」
萌郁「…………」ススススッ
岡部「うぐ…………」
萌郁「………………」ムニ
岡部「!!!」
萌郁「どこ…………」
岡部「解った!解ったから離れろ!!」
萌郁「………………」スッ
岡部「何なのだ貴様は」
岡部「オープニングを撮りにいくのだ……」
萌郁「……?」
岡部「もういいだろ」
萌郁「意味が……わからない」
岡部「だから!オープニングの撮影に行くのだ!」
萌郁「……なに?」
岡部「貴様オープニングを知らんのか?」
萌郁「知ってる……」
岡部「ならばそのままの意味だ」
萌郁「…………?」
岡部「まだ何かあるのか?」
萌郁「なんの……オープニング……なの?」
岡部「………………」
岡部「…………」
萌郁「…………」
岡部「……」
萌郁「………………」スススッ
岡部「解った!解ったから……」
萌郁「……」スッ
岡部「……その……アニメの……」
萌郁「……アニメ……?」
岡部「そうだ……」
萌郁「アニメ……の……?」
岡部「ああ」
萌郁「なんの……アニメ……?」
岡部「それは関係ないだろ!!」
萌郁「…………」
岡部「…………」
萌郁「なんの……」
岡部「あぁもう!!作っているアニメのだ!」
萌郁「…………?」
岡部「今日はその資料の撮影なのだ……」
萌郁「岡部君が……作るの……?」
岡部「言い出したのは……ダルだ……」
萌郁「……すごい……ね……」
岡部「他の奴には秘密だぞ!?」
萌郁「……」コク
岡部「ったく…………」
萌郁「ついて行って……いい?」
岡部「もう知られてしまったからな」
萌郁「…………」コク
岡部「邪魔はするなよ」
萌郁「大丈夫……」
岡部「まったく……」
萌郁「どこで……撮るの?」
岡部「まずは駅前からだな」
萌郁「駅前……」
岡部「ああ、駅前で人の足を撮る」
萌郁「なんで……?」
岡部「ダルが必要だと言うからな」
萌郁「そう……なんだ……」
~駅前~
岡部「こんな感じでいいのだろうか」
萌郁「……?」
岡部「これじゃあまるでスカートの中を撮影しているみたいだな……」
萌郁「……」コク
「にゃにゃにゃ?」
岡部「ん?」
フェイリス「何してるにゃ?凶真」
岡部「なんだフェイリスか……見て解らんか?撮影だ」
フェイリス「メイドさんのスカートの中をかにゃ?」
岡部「違う!!」
フェイリス「凶真はえっちなんだにゃ」
岡部「だから違うと!!」
フェイリス「スカートの中には夢とロマンがつまってるのにゃ」
岡部「人の話を聞け!!」
フェイリス「で、本当は何を撮ってるのにゃ?」
岡部「人の足を撮ってたのだ」
フェイリス「凶真は足フェチだったのにゃ!?」
岡部「……」
フェイリス「突っ込んでほしいにゃ」
萌郁「……?」
フェイリス「足なんか撮ってどうするのにゃ?」
岡部「俺に聞くな」
フェイリス「にゃにゃ?」
岡部「…………」
フェイリス「映像でも作るのかにゃ?」
岡部「な!なぜそれを!!」
フェイリス「ちょっと考えれば解るにゃ
岡部「まあいい、撮影は終わりだ帰るぞ萌郁」
萌郁「……」コク
フェイリス「にゃにゃにゃ?」
………………………………
~ラボ~
岡部「ほら、撮ってきたぞ」
ダル「お、待ってたよー」
岡部「こんなものどうするというのだ」
ダル「やっぱ導入部分は足っしょ」
岡部「よく解らんな」
ダル「それより桐生氏はなんでここに居るん?」
岡部「コイツに知られてしまったのだ」
ダル「そうなんだ、まあ別に秘密ってわけじゃないからいくね?」
萌郁「……」
ダル「後は、フェイリスたんが手を上に上げてる所と、牧瀬氏が回ってる映像が必要だお」
岡部「なんなのだその注文は!!」
ダル「これは絶対に必要なんだお」
萌郁「……?」
岡部「そんなもの、本人が許可しないだろ、特に助手が」
ダル「そこはオカリンが上手いこと」
岡部「無理なものは無理だ!」
萌郁「これ、なんのオープニング、なの……?」
ダル「ん?シュタゲのだけど……」
萌郁「……それはもう…………ある」
ダル「え……?」
岡部「な……なに……?」
733 : 以下、名... - 2011/08/24(水) 17:40:12.64 H4Ldo6yh0 293/386助手のアレも撮るのかwww
カタカタ
萌郁「これ…………」
ダル「おお……」
岡部「これは……すごいな……」
ダル「完成度たかー」
萌郁「これ、作るの……?」
岡部「なあダルよ、もう良いのではないか?」
ダル「そだね」
終
735 : 以下、名... - 2011/08/24(水) 17:42:08.53 2yln1pQd0 295/386面倒になってやめた。
人いるならネタをくれ
736 : 以下、名... - 2011/08/24(水) 17:49:28.08 pAvzpw7Y0 296/386萌郁さんの一日店長
萌郁「…………」
萌郁「………………」
萌郁「あ……」
萌郁「………………」
萌郁「あ……いら……」
萌郁「…………」
萌郁「あ、はい…………はい……」
萌郁「……い、いらしゃい……」
萌郁「…………ませ…………」
萌郁「………………」
萌郁「……え……?」
萌郁「はい…………」
萌郁「…………ありがとう、ございました……」ペコ
345 : 以下、名... - 2011/08/23(火) 17:35:25.10 u1iw5xgd0 298/386ダルと岡部で貧乳か巨乳どちらが良いか議論
もちろんラボメン全員がいる状態で
ダル「だから、そうじゃないって!!」
岡部「いいや、解ってないのはおまえだ!」
ダル「あっても無くてもそれはそれでいいんだお!!」
岡部「あるなら、あるほうがいいではないか!!」
助手「なにやってるのよ、アレ」
まゆり「ん~、大きさの話かな?」
鈴羽「何の大きさ?」
岡部「だーもっ!なーんも解ってない!!」
ダル「オカリンにだけは言われたくないお!!」
フェイリス「にゃにゃ、喧嘩かにゃ?」
萌郁「それにしては……熱心……」
ルカ子「あの……喧嘩は…………」
岡部「だったら!フェイリスより助手の方が良いと言うのか!」
ダル「だから、そこじゃないんだお!」
岡部「ならば何だと言うのだ!」
フェイリス「にゃ?」
助手「話はわからないけど非常に失礼な発言だぞおい!」
ダル「だから、比べる事が間違ってるんだお、それぞれにそれぞれの良さがあるわけで」
岡部「無いものにどうやって良さを見出せと言うのだ」
ダル「あーもー!そんな風に考えてるから解らないんだお!!」
岡部「解らなくとも現実はそうだ!」
萌郁「難しい、話?」
ルカ子「どう、でしょうか?」
岡部「現実に目を向けろ……」
ダル「オカリンこそ全体を見渡すべきなんだお!」
岡部「な、俺の視野が狭いといいたいのか!!」
ダル「パーツがいくら良くてもバランスが崩れたら意味が無いんだお!!」
鈴羽「なになに? 武器の話?」
まゆり「さあ、なんだろう」
岡部「しかし!それだけで完成されているものもあるだろう!!」
ダル「それは土台があってこそだお!!」
助手「……車の歴史……かしら?」
ルカ子「演劇の話かもしれませんよ?」
フェイリス「熱く語ってって暑苦しいにゃ~」
萌郁「……」コク
ダル「やっぱりオカリンは視野が狭いお」
岡部「俺は単純な美を論じているのだ!」
ダル「だったらバランスを見るべきなんだお!」
岡部「それだけが美しさの全てではないだろう!!枯れ木の中の椿……砂漠の中のたんぽぽ!!」
岡部「相反するものの中にもバランスはあるのだ……」
ダル「なん……だと……」
岡部「どうだ、想像しただけでも美しいと感じただろう」
ダル「たしかにそれはある……」
岡部「つまり!!大きいことは良いことなのだ!!」
ダル「いやそれはわかんね」
岡部「まだ解らんか?」
ダル「バランスがあるのは解ったけど大きければいいと言うのは……」
岡部「む、確かに言い過ぎたな訂正しよう。大きさによってもたらされるバランスもある!!」
ダル「あ、それは同意、中途半端に小さいと逆に萎える」
岡部「そうだろうそうだろう」
ダル「やっぱり貧乳は可愛さを感じるくらいでないと!!」
岡部「うむ!つまり、おっぱいは素晴らしい!!」
助手「途中から大体解ったけど……これは無い」
フェイリス「これは流石に通報だにゃ」
ルカ子「無いのは……ダメなのかな?」
萌郁「私も……ダメ、かな……?」
鈴羽「良いんじゃない?大きいし」
まゆり「まゆしぃは見損なったのです」
おしまい
749 : 以下、名... - 2011/08/24(水) 18:42:26.83 2yln1pQd0 305/386あと250か、なにすっかな
~私立シュタゲ幼稚園 りた~んずっ~
おかべ「おれがリーダーな!」
フェイリス「ふぇいりすはじょしゅー!」
おかべ「だるはつくるひとな!」
だる「うーい」
まゆり「まゆしぃは?」
おかべ「まゆりはひとじちだ!」
フェイリス「ふぇいりすねーじょしゅなんだ~」
まゆり「すごいねー」
おかべ「いくぞじょしゅ!!」
フェイリス「うん!!」
じょしゅ「…………じょしゅ、いいなぁ」
~私立シュタゲ幼稚園 あ~るにっ!~
おかべ「きょうのおやつはタイヤキらしい……」
まゆり「まゆしぃタイヤキすきー☆」
フェイリス「タイヤキー」
だる「タイヤキきたーーー!」
じょしゅ「タイヤキーーーー!」
鈴羽「おやつだよ~」
おかべ「タイヤキー!!」
綯「今川焼きだよ~」
おかべ「え…………」
もえか「にてる……から……」
フェイリス「タイじゃない……」
まゆり「いまがわやきすきー」
~私立シュタゲ幼稚園 あ~るさんっ!~
FB「こぉら岡部!また紅莉栖ちゃんを泣かせたな!」
おかべ「はなせ~キンニクかいじん!!」
じょしゅ「ふぇぇぇぇぇ」
FB「こんなに泣いてるじゃねーか!」
おかべ「うわぁ~~は~な~せ~!!」
じょしゅ「ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
綯「ほらほら、もう大丈夫だよー」ナデナデ
FB「ほら!ちゃんと謝れ!!」
おかべ「だれがあんなヤツ!!」
FB「謝れ!!」
じょしゅ「うぅ……ふぇぇぇぇぇぇぇ、キンニクぅーーー」
綯「お父さん!怖がらせないでよ!」
FB「……すまん」
~私立シュタゲ幼稚園 あ~るよんっ!~
じょしゅ「なえセンセイやさしいからすきー」
綯「ありがとー」ナデナデ
鈴羽「私は?」
じょしゅ「すずセンセイはかっこいいー」
FB「…………」
じょしゅ「!!」ビクッ!
じょしゅ「ふえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
FB「俺が何したってんだよ……」
おかべ「キンニクまじんだ!きをつけろ!」
フェイリス「ふぇいりすがたおすー!」
FB「子供って、残酷だよな……」
もえか「わたしは……きらいじゃないよ?」
~私立シュタゲ幼稚園 あ~るごっ!~
おかべ「おいじょしゅ!」
じょしゅ「…………なに」
おかべ「おまえじゃないふぇーりす!」
フェイリス「ふぇいりすじょしゅ~!」
じょしゅ「……」
おかべ「おいじょしゅ!!」
じょしゅ「こんどはなに?」
おかべ「じょしゅのもえかはどうした!!」
もえか「ここにいるよ……」
じょしゅ「…………」
おかべ「おいじょしゅ!」
じょしゅ「…………」
おかべ「ムシすんなじょしゅ!!おまえもじょしゅになれ!」
じょしゅ「…………うん!!」
~私立シュタゲ幼稚園 あ~るらすとっ!!~
もえか「おかべくん……」
おかべ「なんだ?」
もえか「これ……あげる」
おかべ「なんだそれ」
もえか「オリガミで……つくった」
おかべ「すげーハートになってるー」
もえか「うん……」
おかべ「かっけー」
もえか「え……」
おかべ「ヒーローのマークだ~」
もえか「…………うん……」
おかべ「ヒーローだー」
もえか「…………」ションボリ
突然書きたくなったから書いたけど相変わらず読みにくい
岡部「なんだこれは」
萌郁「食べて……」
岡部「なんだ、差し入れか?」
萌郁「そんなところ」
岡部「ならば、いただこう」
萌郁「うん……」
岡部「うむ、なかなかうまいぞ」
萌郁「そう……」
岡部「ん?どうした?」
萌郁「実はそれ……薬……入ってるから……」
岡部「な! ………………」
萌郁「……」ニヤリ
…………………………………………
岡部「ん……」
岡部「……ここ……は?」ジャラ
岡部「なっ!鎖? それにこれは……首輪!?」
萌郁「起きた……?」
岡部「萌郁!!」
萌郁「よく、寝てた……」
岡部「お前が薬を盛ったのだろう!!」
萌郁「……うん…………」
岡部「何のつもりだ!!この鎖をはずせ!!」
萌郁「それは……できない……」
岡部「何が目的だ!!」
萌郁「岡部君を、飼う……から……」
岡部「はぁ?」
岡部「お前は何を……いいからこの鎖をはずせ!」
萌郁「鍵穴は……接着剤……つめたから……」
岡部「なっ……な、なら大声を出すぞ!?良いのか!?」
萌郁「聞こえないと……思う……」
岡部「は……?」
萌郁「ここ……地下……だし……」
岡部「な……」
萌郁「それに……山の……中……だから……」
岡部「な、なんだよそれ……なんなんだよ!!」
萌郁「だから、今日から一緒……」
岡部「なんで…………そんな……」
萌郁「岡部君……可愛いんだもん♪」ニコ
岡部「意味が……解らない…………」
萌郁「もうたまらないの!」
萌郁「岡部君とっても可愛いからもうこれは誘拐しちゃおうって!」
萌郁「あ、メールするの忘れてたね、ごめんね?怒らないで?」
萌郁「あ、今から送るね?誘拐するよ、っと」カチカチ
ブーンブーン
岡部「なんだ……お前……誰だお前は!!」
萌郁「えー!?酷いよ岡部君~萌郁だよ?」
萌郁「忘れちゃったの~?なんて、そんなはずないよね?」
萌郁「ね? もし忘れちゃってたら私怒っちゃうよ~?」
岡部「なんだよこれ……お前……メールは……!!」
岡部「なんでメールで会話しない!?」
萌郁「だって……今は二人っきりだあし緊張なんてしないよ~」
萌郁「この部屋には誰も来ないからず~っと二人きりだよ?」
萌郁「嬉しい?嬉しいよね?」
岡部「な……、良いから俺を開放しろ!」
萌郁「なんで……そんなこと言うの?」
岡部「当たり前だ!こんな事をされて誰が喜ぶか!!」
萌郁「なんで?」
岡部「は……?」
萌郁「なんでそんな風に言うの?」
岡部「そんなもの、当たり前だろう!誘拐だぞ!?犯罪じゃないか!!」
萌郁「………………なら、いい」
岡部「解放してくれるのか!?」
スタスタ
岡部「なっ、何処へ行く!?鎖を解け!!」
萌郁「ダーメ♪」
岡部「なっ……」
萌郁「反省するまでご飯あげないんだから♪」
岡部「ま、待て!」
ガチャン
岡部「何で……どうして…………」
岡部「…………こんなことに」
………………………………
萌郁「これで…………」
ブーンブーン
萌郁「!!」
ブーンブーン
萌郁「………………」
岡部「脱出……できるのか……こんな状態で…………」
岡部「とにかくこの鎖を何とかしなければ……」
ジャラ
岡部「切れるわけ……ないな……」
岡部「根元はかべに打ち付けられてるのか……」
岡部「首元は……」
岡部「ダメそうだな…………」
ジャラジャラ
…………………………
ブーンブーン
萌郁「ごめんなさい………………FB…………」
ブーンブーン
ガチャ
萌郁「反省……した……?」
岡部「早くはずせ……」
萌郁「……ダメ」
岡部「はずせ!!」
萌郁「…………」
ガチャン
岡部「はずせ!!!」
…………………………
萌郁「ごめんなさい…………」
萌郁「岡部君の……ためなの…………」
岡部「くそ……外れない…………」
ジャラジャラ
岡部「首輪自体もかなり固い皮だな……」
岡部「なんなんだ……なんなんだよ…………」
………………………………
ブーンブーン
萌郁「!!」
カチカチ…
件名:
「M4、どうして返事をしないの?
とても心配よ、何処に居るのか教えてちょうだい」
萌郁「…………ごめんなさい……」
萌郁「私は……もう」
萌郁「岡部君を…………」
岡部「今、何時なんだ……」
岡部「俺はどれくらいの時間こうしている……」
岡部「どうしてこんな……」
岡部「まゆり達はどうしているだろうか……」
岡部「俺はどうすればいい……」
ガチャ
萌郁「反省…………した……?」
岡部「今は……何時なんだ……?」
萌郁「19時……」
岡部「そうか……、随分とここに居るんだな……」
萌郁「食事……ほしくない……?」
岡部「くれるのか?」
萌郁「欲しい……?」
岡部「ああ」
萌郁「おとなしく……するなら……」
岡部「何が目的なんだ……」
萌郁「…………」
岡部「言えないか……」
萌郁「お、岡部君が、可愛いから……」
岡部「まだそんな言葉を信じると思っているのか?」
萌郁「岡部君が……可愛いから…………」
岡部「口調……戻っているぞ……」
萌郁「!!」
岡部「何が目的だ……」
萌郁「お、岡部君が可愛いからだよ~♪」
岡部「…………」
萌郁「反省してないならご飯も上げないんだから!」
岡部「普通に話せ……」
萌郁「…………岡部君……お願いだから……」
岡部「何がだ!?俺をこんな所に繋いで!!何を言って……」
萌郁「……岡部君の、ためなの……」
岡部「話にならないな……」
萌郁「食事……持ってくるね……」
岡部「…………」
………………………………
萌郁「岡部君…………」
ブーンブーン
萌郁「…………」
………………………………
岡部「…………」
ガチャ
萌郁「食事……持ってきた……」
岡部「ああ……ありがとう」
萌郁「ここ……置いておくから……」
岡部「ああ……」
………………………………
岡部「ご丁寧におにぎりか……」
岡部「箸すらも渡さないとは……随分と警戒されているようだな……」
岡部「…………くそ」
………………………………
萌郁「ケータイ……電源切っておこう……」
萌郁「もう……戻れないから…………」
萌郁「ごめんね……岡部君…………」
岡部「おにぎりの包みでは何も出来んな……」
岡部「どうにかして鎖をはずさねば……」
ガチャ
萌郁「床じゃ……眠れないと思って……」
岡部「誘拐したものに布団を差し入れとは……随分と甘いのだな」
萌郁「別に……」
岡部「甘さついでに明日はステーキにでもしてくれ」
萌郁「……」コク
岡部「な……」
萌郁「?」
岡部「良いのか?」
萌郁「いらない……?」
岡部「いや!くれ!!朝からがっつり食わせてくれ!!」
萌郁「……」コク
~翌朝~
ガチャ
萌郁「本当に……これでいいの……?」
岡部「ステーキか!」
萌郁「……」コク
岡部「くれ!!」
萌郁「おとなしく……する……?」
岡部「ああ!する!なんでもしてやる!」
萌郁「何でも…………」
岡部「あ、いや……と、とにかく腹が減っているのだ!くれ!!」
萌郁「…………はい……」
岡部(やった!これでナイフでもフォークでも!!)
岡部「……ステーキ、弁当……だと……」
萌郁「……?」
岡部「箸は……?」
萌郁「はい……」
岡部「ああ、ありがとう……」
岡部「プラスチックのスプーン…………」
萌郁「これで……食べて……」
岡部「………………はい……」
岡部(やはりそんなに甘くはないか……)
岡部(いや、プラスチックとは言え柄の分部ならば折って凶器に使えるか?)
岡部(やれなくはない……が、これで萌郁に勝てるのか?)
岡部(そもそもこの鎖を解くには萌郁の手を借りる必要がある)
岡部(俺が萌郁を殺せないと解っているからこそ、この甘さか……)
萌郁「早く……食べて……」
岡部「いただきます」
岡部(まて、この弁当は何処から……)
岡部(まさか近くにコンビにがあるのか?)
岡部(山の中と言うのは嘘で、街中の地下室……?)
萌郁「からあげ弁当も……ある……」
岡部「この弁当は……買って来たのだよな……?」
萌郁「うん……車……久しぶりに運転した……」
岡部「遠いのか?」
萌郁「一時間……くらい……」
岡部「そうか……」
岡部(助けが来ることは無いか……)
萌郁「?」
萌郁「早く……食べちゃって……」
岡部「ああ、すまん……」
パクパク
岡部「食いづらい……」
萌郁「がまん……して……」
パクパク
岡部「そろそろ、本当の事を教えてくれ」
萌郁「…………」
岡部「何か理由があるのだろう?」
萌郁「…………岡部君を……」
岡部「?」
萌郁「守る……ため…………」
岡部「何からだ……?」
萌郁「…………」
岡部「そこは言えないか……」
萌郁「……ごめん、なさい……」
岡部「俺に何か問題があるんだな」
萌郁「……」コク
岡部「その問題から逃がすために誘拐したのか?」
萌郁「……」コク
岡部「そうか……」
萌郁「…………」
岡部「ごちそうさま……」
萌郁「……うん」
ガチャン
岡部「問題……」
岡部「何が起こるというのだ……」
岡部「この世界線ではラボ襲撃は起こらないはずではないのか?」
岡部「何が……問題だというのだ……」
…………………………
萌郁「ごめんなさい……岡部君……」
…………………………
岡部「だめだ、情報が少なすぎる……」
岡部「これでは何も解らんな……」
岡部「萌郁が動くという事はラウンダーにかかわる事なのだろう……」
岡部「俺がラウンダーに襲われる可能性があったのか?」
岡部「だが俺単体を狙う理由はなんだ?」
岡部「…………だめだな」
~昼~
岡部「腹が減った……」
岡部「昼飯はまだか……」
岡部「萌郁のやつ……何をしているのだ……」
岡部「今日は麺類がいいなぁ……」
岡部「…………」
岡部「はっ!」
岡部「この生活に慣れ始めている自分が居る…………」
………………………………
萌郁「……」クークー
………………………………
岡部「ああ……遅いな……」
岡部「ああ………………」
岡部「………………」
~夕方~
ガチャ
萌郁「あの……岡部君…………」
岡部「萌……郁…………」
萌郁「ごめん……なさい……」
岡部「飯を…………」
萌郁「あ……うん…………」
……………………
萌郁「はい……」
岡部「……!!」
バクバク
萌郁「あ……飲み物…………」
ゴクゴク
岡部「んっ……ぷは……ああ……染み渡る…………」
萌郁「あの……ごめん……なさい……」
岡部「俺を守るなどと言っていたがこれでは俺はいつか死ぬぞ」
萌郁「気を……つける…………」
岡部「ああ、たのむ……」
萌郁「…………」
岡部「まだ何かあるのか……?」
萌郁「あの…………お風呂……入りたいかなって……」
岡部「ん?ああ、風呂か。入りたいぞ」
萌郁「……」
岡部「鎖を解いて入れてくれると言うのか!!」
萌郁「鎖は……外れない……から……」
岡部「…………そうだよな」
萌郁「私が……拭いてあげる……」
岡部「…………え?」
~お風呂タイム~
岡部「ま、まて!やめろ!!」
萌郁「でも…………」
岡部「自分でやるから!!」
萌郁「…………背中……とか……」
岡部「自分でやるから!!」
萌郁「…………そう……」
岡部「ふう……」
萌郁「……」ジー
岡部「な、なあ……」
萌郁「……?」
岡部「見られていると……」
萌郁「でも……監視は、しなきゃ…………」
岡部「いやしかしだな……」
萌郁「気にしないで……」
岡部「いや、さすがに……」
萌郁「離れて……る……」
岡部「いや、変わらんだろ……」
萌郁「じゃあ……後ろにいる……?」
岡部「そういう問題じゃなくてだな……」
萌郁「早く……決めて……」
岡部「お前が出て行けば普通に始めるのだが」
萌郁「お湯……冷めちゃう……」
岡部「…………」
萌郁「…………」
岡部「わかった……じゃあ後ろにいろ」
萌郁「……」コク
岡部「まったく……」
フキフキ
萌郁「……」ジー
フキフキ
萌郁「……」ジー
岡部(視線を感じる……)
フキフキ
岡部「ふう……」
萌郁「下……は……?」
岡部「え……」
萌郁「拭いて……ないけど……」
岡部「あ、いや……しかし」
萌郁「?」
岡部「お前の前では……」
萌郁「私は……気にしない……」
岡部「いや俺が気にするのだが……」
萌郁「自分じゃ……拭きにくい……?」
岡部「いや……」
萌郁「やっぱり、私が……やろうか……?」
岡部「それこそダメだろう!!」
萌郁「そう……」ジー
岡部「な……なあ……」
萌郁「……?」ジー
岡部「下を拭くので、ちょっとだけ後ろを向いていてはもらえないだろうか……」
萌郁「監視……できない……」
岡部「いや、もう逃げ出そうなんて思って無いから!たのむ!!」
萌郁「…………わかった……」
岡部「…………」
萌郁「…………」
パシャピチャ
萌郁「もう……いい?」
岡部「いや……まだだ……」
萌郁「……」
ピチャピチャ ゴシゴシ
萌郁「もう……いい……?」
岡部「もう少し……」
ピチャピチャ
萌郁「もう……終わった……?」
岡部「………………ああ」
萌郁「じゃあ……振り向くね……」
ガンッ
萌郁「え…………」
岡部「悪いな……萌郁」
萌郁「」
岡部「首輪をビニールにするんだったな」
…………………………
萌郁「ん…………痛っ!」
萌郁「あれ……?」
萌郁「岡部……君…………?」
萌郁「岡部君……!!」
ジャラ
萌郁「!?」
萌郁「なんで……私が繋がれて……」
萌郁「岡部君っ!!」
萌郁「岡部君!岡部君!!」
ガシャ! ガシャ!
萌郁「っ…………外れろ!!」
ガンッ!! ガンッガンッ!!
萌郁「岡部君…………」
ジャラ
…………………………
岡部「ここは……本当に山の中なのか……」
岡部「とにかく街に行こう……」
岡部「くそ、ケータイがあれば……」
岡部「持ち物が何も無いというのはなかなかに心細いものだな……」
……………………………………
ガシャ!! ガンッ!! ガンッ!!
萌郁「………………っ!」
岡部「はぁ……はぁ……」
岡部「車で一時間とか言ってたな……」
岡部「とりあえず街の光らしきものの方へ歩いてはみたものの……」
岡部「いつになったら着くというのだ……」
………………………………
萌郁「…………」
萌郁「はじめから……よく見ればよかった……」
………………………………
岡部「…………」
岡部「ようやく…………」
岡部「交番は……」
岡部「くそ……どこだ……」
岡部「人も居ない…………」
岡部「誰か……誰か来ないか……」
岡部「………………」
岡部「ん……? あの光……車か!!」
岡部「おい!!止まってくれ!!」
岡部「止まってくれー!!」
キキッー
岡部「やった、の、乗せてくれ!!」
ガチャ
岡部「警察に警察に連れて行って…………」
萌郁「………………」
岡部「萌……郁……」
萌郁「…………」
岡部「何で……どうやって…………」
萌郁「鎖……結んだだけ……だったから…………」
岡部「やめろ……近づくな…………」
萌郁「岡部君…………」
岡部「く、来るな!!」
萌郁「岡部君の……ためなの…………」
岡部「来るな!!!」
萌郁「どうすれば……どうすれば信じてくれる……?」
岡部「あんな事をされて信じられるはず無いだろう!!」
萌郁「お願い……信じて…………」
岡部「理由すら話さない相手の何を信じろって言うんだ!!」
萌郁「理由は……言えない…………けど……」
岡部「そんな事でよく信じろだなんて言えるな!」
岡部「どうせラウンダーに関係しているのだろう!!」
萌郁「どうして……岡部君が…………」
岡部「知っているさ!!お前がラウンダーで、ラボを襲撃する事も!何もかも!!」
萌郁「どう、して……」
岡部「知っているさ!別の世界線で嫌というほど見てきたからな!!」
萌郁「………………」
岡部「そんな俺に、信じろだと!?ふざけるな!!」
萌郁「岡部君は……明日……」
岡部「……?」
萌郁「明日……殺される……」
岡部「な…………にを…………」
萌郁「そういう命令……だったから……」
岡部「俺が……?」
萌郁「そう……私が……やれって……」
岡部「お前が俺を殺す……?」
萌郁「でも……嫌……だったから…………」
岡部「な……?」
萌郁「死んでほしく……なかったから…………」
岡部「だから……誘拐したのか……?」
萌郁「…………」コク
岡部「でも、そんな事をしたらお前が!!」
萌郁「岡部君が無事なら…………それで……いい…………」
岡部「なんで……俺なんかのために……」
萌郁「一緒に居て……楽しかった……から…………」
岡部「……は……?」
萌郁「家族みたい……だったから…………」
岡部「そんな理由で…………」
萌郁「だから、戻ろう……?」
萌郁「隠れて……いよう……?」
萌郁「地下室に……ね……?
萌郁「……岡部君…………」
岡部「…………ああ……」
萌郁「良かった…………」
岡部「すまなかったな……疑ってしまって……」
萌郁「平気…………、車……乗って……」
岡部「あ、ああ……」
萌郁「……」ニヤリ
萌郁「…………」
岡部「…………」
ブーン
萌郁「……」
岡部「……悪かったな」
萌郁「いい……」
岡部「しかし、誘拐はいくらなんでも……」
萌郁「信じて……もらえないと思って……」
岡部「…………」
萌郁「晩御飯……何が……良い?」
岡部「何があるんだ?」
萌郁「カツ丼と、カレー」
岡部「じゃあ、カレーにしようかな……」
萌郁「……」コク
~地下室~
萌郁「食事……持ってくる……」
岡部「俺も手伝おうか?」
萌郁「平気……待ってて……」
岡部「ああ……」
………………………………
萌郁「……」サラサラ
………………………………
ガチャ
萌郁「持ってきた…………」
岡部「ああ……ありがとう……」
萌郁「はい……」
岡部「お前はカツ丼か」
萌郁「……」コク
岡部「いただきます」パク
岡部「ん……あれ…………何時の間に寝て…………」
ジャラ
岡部「え…………」
萌郁「起きた?」
岡部「なんだ、これ……」
萌郁「また繋いじゃった♪」
岡部「な、どういう事だ!!」
萌郁「最初に言ったよ?岡部君が可愛いから誘拐したって」
萌郁「ぜんぜん信じてくれないんだもん」
岡部「な……にを…………」
萌郁「逃げ出したりなんかしたから今度は両手も縛っちゃった♪」
萌郁「縛られてても可愛いな~」
岡部「な、俺が殺されるって……助けるためだって!」
萌郁「あれがウ・ソ♪」
岡部「な…………」
萌郁「これからはずっとここで一緒だよ?嬉しいでしょ?」
萌郁「うれしいよね?」
岡部「いいから開放しろ!!」
萌郁「だめだめ♪ ちゃんと大人しくしてね?そうじゃないと今度は本当に御飯あげないんだから」
萌郁「両手縛られてるから食べられないもんね、目の前で食べられると辛いんだよ?」
萌郁「だからちゃんと、良い子にしてね?」
萌郁「これからはずっと一緒だよ、嬉しいよね? ダ~リン♪」
そんなヤンデレオチ
866 : 以下、名... - 2011/08/25(木) 00:03:32.26 0PPL+GyR0 352/386ID変わる前に終わろうとしたらサル喰らって失敗したんだぜ
残り130ほどだけど誰か一本書きなさいよ!!
868 : 以下、名... - 2011/08/25(木) 00:05:36.93 jdp5MJxe0 353/386乙
さぁラストスパートだ
萌郁「今日は……楽しかった……」
岡部「おう……」
萌郁「…………」
岡部「帰るか……」
萌郁「…………」
クイッ
岡部「ん?どうした?」
萌郁「もう少し……」
岡部「別にいいが……」
萌郁「甘えて……いい……?」
岡部「なっ! 突然何を!!」
萌郁「…………ごめんなさい」
岡部「………………すこしだけ、だからな」
萌郁「……うん」
岡部「…………///」
萌郁「…………手……繋いでも……いい?」
岡部「…………ああ……」
萌郁「……」
キュ
岡部「…………///」
萌郁「……ありがとう……」
岡部「ああ……」
萌郁「本当は…………」
岡部「ん?」
萌郁「本当は……ずっと……」
岡部「なんだ?」
萌郁「本当はずっと……一緒がいい……」
岡部「…………好きにしろ///」
萌郁「いい……の……?」
岡部「聞くな……///」
萌郁「うん…………」
キュ
岡部「最近はよく遊ぶな……」
萌郁「うん……」
岡部「助手なんかは妙な表情をしてるぞ」
萌郁「牧瀬紅莉栖は……しょうがない……」
岡部「そうなのか?」
萌郁「うん……」
岡部「ま、あいつはそういう変なやつだからな」
萌郁「岡部君は……牧瀬紅莉栖を、よく見てる」
岡部「まあ、しょっちゅうラボに居るしな」
萌郁「私も……見てほし……」
岡部「…………ああ」
萌郁「うん…………///」
岡部「すこし赤くなったな」
萌郁「恥ずかしい……から……」
岡部「お互い様だ」
萌郁「……」コク
岡部「俺な……」
萌郁「……?」
岡部「お前のこと好きだぞ」
萌郁「え……?」
岡部「聞き返すな……」
萌郁「ごめん、なさい……」
岡部「お前は……どうなんだ……?」
萌郁「…………」キュ
岡部「……///」
萌郁「…………」モジモジ
岡部「す、少し歩くか……」
萌郁「……」コク
………………………………
岡部「もう夜だな」
萌郁「……」コク
岡部「見ろ、月が出ているぞ」
萌郁「……本当だ……」
岡部「綺麗だな……」
萌郁「……」コク
岡部「…………」
萌郁「……」
岡部「見上げてると首が疲れるな」
萌郁「少し……」
岡部「もう少し歩くか……」
萌郁「……うん」
キュ
岡部「……///」
萌郁「…………」
岡部「な、なあ」
萌郁「?」
岡部「お前は、俺と居て楽しいか?」
萌郁「…………楽しい……」キュ
岡部「そ、そうか……」
萌郁「……」コク
岡部「…………」
萌郁「……」
萌郁「ずっと……一緒に居る……」
岡部「え?」
萌郁「好きに……する……」
岡部「…………」
萌郁「いい、よね……?」
岡部「……さっきも言ったろ」
萌郁「……」コク
岡部「そろそろ帰るか」
萌郁「……うん」
岡部「一緒……か……」
萌郁「やっぱり……ダメ?」
岡部「いや……どうなるのかと思ってな」
萌郁「……?」
岡部「お前みたいなメール魔がずっと傍に居たらさ」
萌郁「迷惑……だったら……やめる…………」
岡部「そうだな……小さな声でもいいから、話すなら直接言え」
萌郁「がんばる……」
岡部「ああ、がんばれ」
萌郁「小さな声で……いいの……?」
岡部「ずっと一緒なのだろう?」
萌郁「……」コク
岡部「だったら聞こえるさ」
萌郁「…………」コク
岡部「…………」キュ
萌郁「!! ……」キュ
萌郁「大好き……」
岡部「なっ!何をいきなり!」
萌郁「いきなりじゃ……ない……」
岡部「は?」
萌郁「ずっと……言いたかった……」
岡部「まったく……お前ってやつは」
萌郁「大好き…………」
岡部「何度も言うな……///」
萌郁「うん……」
岡部「…………」
萌郁「……」
岡部「……俺だって……大好きだぞ……」
萌郁「…………うん♪」
岡部「は、恥ずかしい事を言った……」
萌郁「…………」モジモジ
岡部「ったく……お前と居ると調子が狂う」
萌郁「……ごめん、なさい」
岡部「……別に謝る事ではない」
萌郁「そう……なの?」
岡部「……ああ」
萌郁「でも……調子狂う……って」
岡部「は、恥ずかしい事を言ってしまうという意味だ」
萌郁「……?」
岡部「解らないならいい!気にするな!!」
萌郁「……うん」
萌郁「あのね……」
岡部「ん?」
萌郁「岡部君は……もっと怖い人かと、思ってた」
岡部「そう、なのか?」
萌郁「うん……」
岡部「まあ最初はあんなだったからな」
萌郁「でも……優しかった、から」
岡部「……」
萌郁「優しく……してくれたから……」
岡部「……」
萌郁「大好きに……なった……///」
岡部「そ、そうか……///」
萌郁「…………恥ずかしい」
岡部「俺のセリフだ……」
岡部「街も暗いな……」
萌郁「……うん」
岡部「誰も……居ないな……」
萌郁「うん……」
岡部「…………」
萌郁「……あの、ね……」
岡部「なんだ!?」
萌郁「キス……するね」
岡部「……は?」
萌郁「…………」チュ
岡部「……」
萌郁「…………」
岡部「突然何を……」
萌郁「したかった……から……」
岡部「したかったって……」
萌郁「これも……好きにした……」
岡部「…………」
萌郁「ダメ……だったかな?」
岡部「……いや…………」
萌郁「良かった……」
岡部「…………ほら、行くぞ」
萌郁「…………うん」
岡部「まったく……」
萌郁「…………///」
岡部「お前だって恥ずかしいのではないか」
萌郁「……うん……」
岡部「……まったく」
岡部「お前は変な所で主張するな」
萌郁「……?」
岡部「普段はあまり喋らないくせにな」
萌郁「メールだったら……しゃべる……」
岡部「変な所でメールの人格が出ているのだな」
萌郁「もっと、出すようにする……」
岡部「いや、やめてくれ。俺の心臓がもたない」
萌郁「……じゃあ……やめる」
岡部「ああ……」
萌郁「でも……たまに、出すね……」
岡部「…………す、好きにしろ」
萌郁「うん……///」
岡部「…………」
萌郁「もう……着く……」
岡部「ああ……あっという間だな……」
萌郁「…………うん」
岡部「返事……」
萌郁「?」
岡部「頷くだけじゃなくなってきたな」
萌郁「……うん……がんばる、から……」
岡部「そっか……」
萌郁「だから……」
岡部「ん?」
萌郁「…………ちゃんと、聞いてて、ほしい」
岡部「……ああ」ナデナデ
萌郁「…………///」
岡部「聞いてるよ……」
萌郁「岡部君……」
岡部「ん?どうした?」
萌郁「………………」
萌郁「…………」
岡部「ほら、ちゃんと隣歩け」
萌郁「……」ダッ
萌郁「後ろからが、好き……」
ダキッ
岡部「!!」
萌郁「………………」ギュー
岡部「まったく」
萌郁「…………恥ずかし、かった///」
岡部「ああ……恥ずかしいな」
ずっと後ろから抱きついてるとさ おわり
~私立シュタゲ幼稚園 えすぴ~!!~
おかべ「こわいはなしする!」
じょしゅ「やだ!!」
おかべ「する!!」」
じょしゅ「こわいからやだ!!」
もえか「ききたい……」
じょしゅ「や~だ~!!」
おかべ「トイレにおばけがでんるんだぞ!!」
もえか「こわい」
じょしゅ「やめてよ!!」
もえか「それで?」
おかべ「おしまい」
じょしゅ「…………え」
もえか「…………」
943 : 以下、名... - 2011/08/25(木) 01:58:46.64 0PPL+GyR0 371/386さて、そろそろ本当に終わりだ
二週間かけて萌郁スレを書いてきたわけだがどうだっただろうかね
自分でもつまらないものもあったし、
面白いと思ったネタも自分のつたない文章じゃ面白くできなかったりと
色々といい勉強になったよ
何本書いたかはわかんないけど楽しかったてんきゅね
ちなみにこのスレだと幼稚園が一番好き。
そんじゃ>>1000まで雑談するでもいいし幼稚園書くでもいいし別スレ立てて幼稚園買いてもいいし
好きにしてー じゃーなー
~私立シュタゲ女学園~
助手「ごきげんよう桐生お姉さま」
萌郁「……ごきげんよう」
助手(今日もお姉さまはクールで素敵だわ)
鈴羽「おっはー」
助手「あら阿万音さん、ごきげんよう、でよ?」
鈴羽「おっとそうだったね、ごきげんよう牧瀬紅莉栖」
助手「ええ、ごきげんよう」
そんな百合全開のあるはずも無い世界
こんな感じで誰かおなしゃっす!!
ちなみに俺……助手がお気に入りなんだ……
955 : 以下、名... - 2011/08/25(木) 02:08:19.91 RXJRG01Z0 373/386こんだけ萌郁に貢献しといて助手好きとかどういうことなの……?
岡部「フェイリスよ」
フェイリス「にゃ?」
岡部「何をしている」
フェイリス「にゃにゃ?」
岡部「何をしていると聞いている」
フェイリス「にゃ~?」
岡部「俺の白衣を着て何をしていると言っているのだ!!」
フェイリス「興奮……してきちゃったのにゃ……///」
岡部「は?何を貴様は何を言っておるのだ!?」
フェイリス「フェイリスはメス猫になってしまったのにゃ」
岡部「な、何を言って……」
フェイリス「凶真ぁ」
岡部「そ、そんな声をだすでない」
フェイリス「フェイリスはぁ、凶真でいい声だしたいにゃ~」
岡部「な、何を言って……やめろ!くるな!!」
フェイリス「この白衣……凶真の匂いがするよぉ」
岡部「な、かぐでない!!」
フェイリス「狂気のマッドサイエンティストでもクンカクンカされるのははずかしいのかにゃぁ?」
岡部「いいから早くそれを脱げ!!」
フェイリス「まだダメにゃぁ……もっとフェイリスの匂いをつけてからかえすのにゃ」
岡部「お前は何をいっているのだ?」
フェイリス「にゃぁ、匂いおつける前に凶真の匂いにやられちゃいそうにゃぁ」
岡部「だから!嗅ぐな!!」
フェイリス「にゃぁぁ!!」
フェイリス「匂いだけでこんなになっちゃったにゃぁ」
フェイリス「もう我慢できないのにゃ、凶真ぁ」
岡部「お、俺様の知ったことか!!」
フェイリス「にゃあ、冷たいにゃぁ」
岡部「うう、うるさい!にゃーにゃー言うな!!」
フェイリス「それだけ発情しちゃってるのにゃ」
岡部「やめろ!!そんな潤んだ瞳で俺を見るな!!」
フェイリス「凶真にならぁ、何をされてもいいにゃぁ」
岡部「やめろ!!やめてくれ!!心が!心が侵食されるうううう!!」
フェイリス「流されちゃっていいにゃあ」
岡部「言うなあああ!!:
助手「………………」
岡部「は!!じょ助手!!」
助手「邪魔したわね」
岡部「待て!!助手!勘違いするでない!!」
フェイリス「くーにゃんも混ざりたいのかにゃぁ?」
助手「ま、混ざりたいにきまってるじゃない!!」
岡部「え」
フェイリス「ならくーにゃんもこっちに来てクンカクンカするにゃぁ」
助手「で、でも…………」
フェイリス「素直になるにゃぁ」
助手「……」ゴクリ
岡部「お、おい助手?何をしている?」
助手「岡部の……白衣…………」スンスン
フェイリス「もっとたっぷり吸うにゃ♪」グイ
助手「むぐっ!!」
フェイリス「どんな媚薬よりも効いちゃうのにゃ♪」
助手「あ……ん…………岡部の……匂いぃ」クンカクンカ
岡部「なんだよこれ、なんなんだよこれは!!」
助手「岡部ぇ」クンクン
フェイリス「くーにゃんの顔、もうとろけちゃってるのにゃあ」
助手「岡部の……匂いぃ……」クンカクンカ
フェイリス「ほら凶真ぁ、女の子がこんなに欲しがってるにゃ」
岡部「お、俺に何をしろと言うのだ……」
フェイリス「私たちとぉ、にゃんにゃんするのにゃぁ」
助手「岡部ぁ、私とにゃんにゃんしてぇ……」
岡部「や、やめろ……来るな……くるなぁぁ!!」
フェイリス「にゃにゃにゃあ♪」
助手「岡部ぇ……///」
岡部「うわ!やめ!!やめてくれぇぇぇぇ!!」
…………………………
岡部「はっ!!」
岡部「ゆ、夢……か……」
萌郁「…………」
岡部「萌郁…………起きていたのか……」
萌郁「岡部君……うなされてた」
岡部「あ、ああ、恐ろしい夢をみてな」
萌郁「………フェイリス……」ボソッ
岡部「!!」
萌郁「助手」
岡部「な!何を!!」
萌郁「どう、怖かったのか……聞かせて?」
岡部「あ…………いや……すまん……やめ、やめて……」
萌郁「……ん?」カチャ
岡部「あ、あの……銃を、ですね……しまって……」
萌郁「…………んん?」カチリ
岡部「と、とべよおおおおおおおおおおおお!!」
萌郁「……」スースー
岡部「…………ん」ゴロ
萌郁「……んん…………」ゴロン
岡部「……ん…………」ムニー
萌郁「…………ん……?」
岡部「……」スースー ムニムニ
萌郁「!!」
岡部「…………んん」ムニムニ
萌郁「寝ててもえっち……」
岡部「…………フェイリス…………」
萌郁「は……?」
岡部「クンカクンカ…………助手…………」スースー
萌郁「…………銃は……引き出しか……」
~とある昼下がり~
岡部「…………」ボー
萌郁「…………」ウトウト
岡部「あ……寝てる……」
萌郁「……」スースー
岡部「可愛いな……」
萌郁「…………ん……」クークー
岡部「夢でも見てるのか?」
萌郁「んん…………浮気……だめ…………」
岡部「はは……しないぞ……」ナデナデ
萌郁「浮気相手…………必要……ない………」クークー
岡部「あ、ああ…………浮気はだめだな…………ハハハ」
こんな感じの恋人生活
岡部「新しいガジェットが完成したぞ!!」
萌郁「……おお……」パチパチ
岡部「名づけて!何考えてるのRX!!」
萌郁「…………?」
岡部「これを使うと相手が考えていることを知ることが出来るのだ!!」
萌郁「脳内……メーカー……?」
岡部「ちがう!!みていろ!今からお前の考えを読み取ってやる!!」ポチッ
ブォーーーーン
『岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君
岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君
岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君
岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君
岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君
岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君
岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君』
岡部「ひっ!!」
萌郁「どう……だった?」
岡部「萌郁よ!!」
萌郁「?」
岡部「ついにラストだ!!」
萌郁「……?」
岡部「さあ!!今こそ怖い話、つまり怪談を披露する時だ!!」
萌郁「!!」
岡部「さあ!!」
萌郁「えっと…………」
岡部「さあさあ!!」
萌郁「最近……アパートのポストに……」
岡部「ふむふむ」
萌郁「毎日、女の髪の毛が入ってるの……」
岡部「いろいろ怖い!!」
996 : 以下、名... - 2011/08/25(木) 03:15:05.00 YA1PbVGN0 384/386原点回帰かwww
乙
999 : 以下、名... - 2011/08/25(木) 03:15:35.08 tVIWWYye0 385/386>>1よ、よく頑張った!
おつかれさん
1000 : 以下、名... - 2011/08/25(木) 03:16:26.73 W3ETa6l40 386/386>>1000なら>>1と萌郁が結ばれる