美少年「あの」
男「え?」
美少年「掲示板の人ですか?」
男「け、掲示板?何それ?」
美少年「……いえ、ごめんなさい」ペコッ
男(掲示板ってまさか……援交的な事か!?)
男「ちょ、ちょっと待って!」
美少年「?」
男「……もしかしたら俺かもしれない」
美少年「やっぱり、じゃあ行きましょう」
男「う、うん」
元スレ
美少年「……」男(うわぁ……あの子めっちゃ可愛いなぁ)美少年「……」ツカツカ
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1448026622/
美少年「場所は案内してくれるって言ってましたよね?」
男(場所……ラブホの事か!?)
男「あ、ああそうだったね。ところでお腹空いてない?」
美少年「お腹……空きました」
男「じゃあご飯食べに行こうか」
美少年「ボクあんまりお金持ってないです」
男(援交してるくせにそこは払う気なんだな……)
男「大丈夫だよ、俺が奢るから」
美少年「え?いいんですか?」パァッ
男(かわいい……!)
男「何食べたい?」(俺は君が食べたい)
美少年「何でもいいです」
男「そっか、じゃあ行こう」
男(結局ファミレスに来てしまった、高い店に行っても居心地悪いだろう。単に店を知らないだけだが)
男「何でも頼んでいいよ」
美少年「じゃあ……これで」
──
──────
男「おいしい?」
美少年「おいしいです!」
男(唇ぷるぷるだなぁ。あの唇にくわえられたらさぞ……)ゴクリ
美少年「どうしたんですか?」
男「な、なんでもないよ」
男(この後の事考えるとドキドキしてきた……)
美少年「お腹いっぱいです、ごちそうさまでした」ペコッ
男(援交してるのに礼儀正しい子だなぁ)
男「デザートも食べようか」
美少年「いいんですか?」
男「うん」
美少年「じゃあ……」ジーッ
男「チョコパフェ?」
美少年「は、はい」
男「すいませーん、チョコパフェとコーヒーください」
男(可愛いなぁ……リスみたいで)
美少年「」モグモグ
男(こんな純粋な子にあんな事やこんな事していいんだろうか)
美少年「?」モグモグ
男(そういえばまだ核心に触れてないけど、ラブホ以外に何か目的があったんだろうか。まだこの子からそれらしいワードを聞いてないんだが……。思い切って直接聞いてみるか)
男「そういえばさ」
美少年「はい」
男「度忘れしちゃったけどこの後どこ行くんだっけ」
美少年「へ?案内してくれるんじゃないんですか?」
男「目的がなんだったのか度忘れしちゃってさ~」(我ながら無理があるな……)
美少年「ボクもわかんないですけど……」
男(この子も知らないだと……どういう事だ)
男「……掲示板でどんなやりとりしたっけ」
美少年「えーと確か……10歳から15歳の男の子だけができるバイト募集みたいな」
男「バイ……ト……」(それ絶対あかんやつやん)
美少年「バイト場所は教えてくれるって書いてましたよね」
男「き、君……何するかわかってるの?」
美少年「わからないですけど、荷物運んだりとかですか?」
男(絶対違う……もしそいつに会ってたら今頃)
男「俺が言うのはおかしいけどちょっと怪しいと思わなかったの?」
美少年「ちょっと思いましたけど、でも年齢的にバイトできないんで」
男「お金欲しかったんだ?」
美少年「はい、お母さんの誕生日にケーキ買ってあげたくて」
男「そうか」(こんな純粋な子が援交してると疑った俺って……)
美少年「どんな仕事すればいいんですか?」
男「俺と二人でホテルに行って……じゃなくて」
美少年「?」
男「正直に言うよ、俺は掲示板に書き込んだ男じゃない」
美少年「え!?」
男「たまたま君が声かけてきたから話あわせちゃったけど、もしその男に会ってたら今頃大変な事になってたよ」
美少年「そうなんですか……?」
男「うん、俺が偉そうな事言うのはおかしいけどもうそんな掲示板に書き込んじゃダメだ!」
美少年「はい……」
男「危険な目にあってお金稼いでも君のお母さんは喜ばないよ。」
美少年「……」
男「今回はこれでお母さんへプレゼント買ってあげなさい」スッ
美少年「1万円……な、何もしてないのにもらえないです」
男「いいから貰っておきなさい。もうこんな事がないようにね」
美少年「ありがとうございます……」グスッ
男「また何かあったら電話してきてね、相談乗るから」
美少年「はい、今日はありがとうございました」
男「じゃあね」
男(……くそっ!あの流れなら絶対ヤレたのに! でも俺にはあんな純朴少年を騙してえっちするなんて事はできない。でも連絡先は交換できたからまたいつか……ぐふふ)
──
──────
美少年「良い人だったな」
美少年「……1万円か」
~終わり~

