岡部(聞くだけだがな!フゥハハ)
まゆり「じゃあねーオカリン、性格直したほうがいいよー?」
岡部(…なんだ、それしきのことなら、今日くらいは直すとしよう)
岡部(何しろ今日は!タイムリープマシン開発という記念すべき日だからな)
岡部(ふむ、狂気のマッドサイエンティストである俺は普段、高圧的すぎるきらいがある)
岡部(ここはもっとふれんどりぃに他人に接するようにすべきであろう)
ガチャ
助手「ふぅー、外はあっついわね…」
岡部(ちょうどいい具合に助手が来たな。よし、明るく、そしてふれんどりぃに…)
岡部「ぃょぅ助手!外が暑いって?ノープロブレム!冷蔵庫にドクペが冷えてるんだ!」
助手「…ま、まゆり。あれは誰?」
まゆり「えー?オカリンだよー?」
助手「嘘よ。本物の岡部だったら『フゥーハハー!忍耐力不足だな助ー手ーよ』とか言うはずだわ」
まゆり「オカリンはねー、心を改めたのです」
助手「ええーっ!あのおよそ不治の病と思われてた厨二病が治ったって言うの!?」
まゆり「説明口調乙、だよクリスちゃん」
元スレ
岡部「特別にまゆりの願いをひとつだけ聞いてやろう」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1312212982/
岡部「ヘイ助手ー!ドクペでいいよなー?オーライだよなー?」
助手「助手じゃない!」
岡部「ソーリー!クリスティーッナ!」
クリスティーナ「ティーナでもない!」
岡部「ああ、すまない紅莉栖。ドクトルペッペーでいいか…?」
紅莉栖「え、あ、うん。それでいい」
紅莉栖(え?何コレ?どっきり?)
岡部「どうした紅莉栖、体調がすぐれないのか?」
紅莉栖(あの岡部が私の名前を連呼するなんて…)
岡部「おい紅莉栖?紅莉栖!」
紅莉栖(いやもう全然どっきりでもいい。企画者GJ)グッ
まゆり「ー?」
紅莉栖「名前…連呼…ふふ…ふふふ…」ブツブツ
岡部(あ…れ…?ちょっとキャラ間違えたかな。相手はアメリカ帰りだし英語の発音が悪かったから怒ってるのかも)
岡部(どうしよう。そうだ、ダルに相談してみよう)
prrrrrr
ダル「もしもし」
岡部「ダル!緊急事態なんだ!」
ダル「『状況は?』とか言わないってことはマジですね、わかります」
岡部「助手が、紅莉栖が返事をしてくれないんだ!」
ダル「…何なん?リア充自慢のためにいちいち電話かけてくんな!」
岡部「そう言うんじゃないんだ!何を言っても返事がなくて…俺の声が届かないんだよぉ!」
ダル(えっ牧瀬氏死んだん?何それこわい…じゃなくて。え?は?何で牧瀬氏すぐ死んでしまうのん?)
ダル(いやいやふざけてる場合じゃなくね?えっ?)
岡部「俺は!どうしたらいい!?」
ダル「と、とりあえずタイムリープだろJK!」
岡部「わかった、タイムリープだな!」
岡部「跳べよぉおおおおおおおおおお!」
紅莉栖「え?ちょ、岡部?岡部ぇっ!」ビリビリ
・・・
まゆり「あのねーオカリン、性格直したほうがいいよー?」
岡部(よし、無事戻ってこられたようだ)
岡部(もっと和テイストをあしらうべきのようだな…)
ガチャ
助手「ふぅー、外はあっついわね…」
岡部「うぇーいwww」
助手「はぁ?何?バカにしてんの?と言うか何語だ」
岡部「うぇーいwwwお疲れーすwww」
助手「え?ああ、うん。お疲れ…じゃなくて。どうしたの岡部?」
岡部「今日はー!なんとー!タイムリープマシン完成パーティーやっちゃいまーす!!うぇーいwwwww」
助手(暑さでとうとうだめになったのかしら…)
まゆり「あのねー、オカリンは、今日から心を入れかえたのです」
助手(心を入れ換えた…?洗脳?え?それやばくね?)
助手「だ、誰がそんなひどいことを!?」
まゆり「えー、まゆしぃはひどいのかなぁ…」
助手「え、嘘…よね?まさかまゆりがそんな」
まゆり「嘘じゃないよー」
岡部「かーらーのー?wwww」
まゆり「嘘じゃないよー」イラッ
助手「今日はちょっと…疲れたから帰るわ」
岡部「うぃーwwwお疲れーすwwwwあ、暇あったらパーティー来てねwww」
助手「あぁ、うん…」ガチャ バタン
岡部「お疲れーすwww」
岡部「ふぅ、どうだったまゆり!完璧に日本のリア充大学生だったろ?」
まゆり「えーと、まゆしぃはリア充大学生を知らないから分らないのです」
岡部(助手も一応返事してくれてるし、この感じで大丈夫だろ)
岡部「フェイリスとルカ子も誘ったんだが断られてしまった」
まゆり「ダルくんはー?」
岡部「電話したら『誰?』って言われた」
まゆり(口調がちょっとウザいから仕方ないねー)
まゆり「萌郁さんはー?」
岡部「何通かメール送ったんだけど…返事来なかった」
岡部「まゆり、2人だけでパーティーやろうか」
まゆり「えー?えっへへー、結果オーライなのです」
岡部「?」
ピローンピローン
まゆり「わー、爆破テロ予告だってー。怖いねー」
岡部「うわ、これ全部秋葉原駅通ってるぞ。まゆり、これじゃ帰れないんじゃないか?」
まゆり「そうだねー、家に電話しなきゃ」
バターン
ラウンダー「動くな!両手を挙げろ!」
まゆり「きゃあ」
岡部(ん?誰だろ?招いた覚えないが…ラボメンの誰かの知り合いかな?)
ラウンダー「おい貴様!聞こえないのか!両手を挙げるんだ!」
カツーン カツーン
萌郁「早く、両手を、あげて」
岡部(なんだ、萌郁の知り合いか。それにしてもサプライズで祝福とは、やるではないか指圧師)
萌郁「手を」
岡部(つまり万歳三唱というわけか。完成パーティーだものな)
岡部「うぇーいwwwwwばんざーいwwwwwwwばんざーいwwwwww」
ラウンダー・萌郁「「!?」」
岡部「ちょwwwなんだよーwwww俺だけじゃバカみたいじゃんwwwwまゆりもほれ、ばんざーいwww」
まゆり「ば、ばんざーい?」
岡部「さあ皆さんもいっしょに、ばんざーいwwww」
ラウンダー「近寄るな!」パンッ
岡部「うぇいクラッカー入りましたー!wwwアザース!www」
ラウンダー「これ以上の威嚇射撃はしない!次は当てる!」
岡部「そのAK-47型のクラッカーマジでかっけぇなー。どこで買ったん?ちょい貸して!」ヒョイ
ラウンダー「えっ」
岡部「ひゃっはー!www皆殺しだー!wwなんつってwww」ダダダ
ラウンダーたち「ぐふっ」「ぬわーっ」「ひでぶ」「たわばっ」「ウボァー」
萌郁「ごめんなさい…FB…」ガク
岡部「うぇーいwwwさすがにスプラッタ過ぎんだろwwwwつーかどーゆー仕掛けなんこれ?ケチャップ射出?」
鈴羽「大丈夫!?岡部…倫…太ろ…え?なにこれ?」
岡部「かーらーのー?wwww」
岡部(ないわ…今の完全に起きるタイミングだろ…空気読めよ何どや顔してんだよ…鈴羽ドン引きじゃん…)
岡部「お前らいつまで死んだフリしてんだよwwwパーティーはじめんぞwww」
鈴羽「…あー!この人たちお酒臭いー(棒)」
岡部「マジかー?そうでもなくね?てか先に飲んどいて潰れるとかどんだけだよ」
岡部(つーか男はべらせて飲むとかどんだけヤリマンだよwww)
鈴羽「ちょっと外の風に当たったほうがいいかもー。連れてってあげるー(棒)」
岡部「手伝うわー。重いっしょそいつら」
鈴羽「いや全然大丈夫だから。それより他のラボメンも呼んどいてー(棒)」
・・・
鈴羽「ふぅ、ただいまー」
岡部「遅かったじゃんwどしたん?」
鈴羽「いやちょっと、体調悪そうだったから駅のほうで送ってきたよー」
他のラボメンとの連絡もどうにか取れ、パーティーは大盛況に終わった。
初めは玄関の血糊にドン引きしてテンションガタ落ちしてた皆も、俺の巧みなリア充的会話法によって楽しんでくれたに違いない。
翌日、ラジ館の人工衛星は消えていた。
その後、萌郁がラボに来ることはなかった。
あとなぜかまゆりは死んだ。スイーツ(笑)
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