「黒猫 ◆7XSzFA40w.」様の『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている』SS、
『やはり雪ノ下雪乃にはかなわない』シリーズ、および、関連SSへのリンクです。



◆『やはり雪ノ下雪乃にはかなわない』




◆『陽乃無双編』

高校3年夏の夜。
俺と陽乃さんの、あったかもしれない陽乃さん誕生日の記憶。
プロローグに繋がる物語。
この物語を記憶しておくもしないも、それは自由だ。
でも、あってもなくても陽乃さんは陽乃さんなのだろう。

八幡「陽乃無双?」陽乃「誕生日記念よ」




◆『プロローグ』

恋人ができても比企谷八幡は高校生の時の八幡であった。
そんな八幡であっても、恋人の存在が彼を変えてゆく。
やはり雪ノ下雪乃にはかなわない。

『プロローグ』




◆『はるのん狂想曲編』

雪ノ下陽乃。
雪ノ下家長女にて後継者。
企業経営も似合いそうだが親父さんの地盤を引き継いで議員なんかも似合いそうだ。
彼女がその気になれば総理大臣にもなれそうなところが本気で怖い。
俺からすれば極上の笑みを浮かべながらトラブルを投げ込んでくるはた迷惑な姉ちゃんだが、周りからの評価はすこぶる高かった。
それは陽乃さんが周りから望まれている役割を演じているからに他ならないだろう。
両親からの要求。
同級生からの羨望。
下級生からの憧れ。
それらの期待をおまけまで付けて演じていれば、その輝かしいカリスマ性も当然と言える。
だけど俺はここで立ち止まる。
では、雪ノ下陽乃自身が望むものとはいったい何か?
雪ノ下陽乃が指揮する狂想曲。
彼女の振るうタクトに皆魅了される。

『はるのん狂想曲編』【前編】
『はるのん狂想曲編』【中編】
『はるのん狂想曲編』【後編】
『由比ヶ浜結衣誕生日』(『はるのん狂想曲編』追加エピソード)




◆『愛の悲しみ編』

愛?
雪ノ下陽乃にとって愛には価値がない。
百歩譲って愛があるとしても、愛なんて刹那的な衝動であり、移りゆくものである。
つまり愛なんて幻想にすぎない。
夫婦も打算と妥協によって維持成立するとさえ思っている。
そもそも自分の結婚でさえ親の要求の一部にすぎないのだから期待さえしたことがなかった。
諦めと言われればそうかもしれないが。
そんな愛を知らない雪ノ下陽乃が愛を知ったらどうなるか?
生まれたころから愛を知らない彼女は、愛を知っても戸惑う事ばかり。
雪ノ下陽乃が奏でる愛の悲しみ。
彼女のピアノの音色に皆涙する。

『愛の悲しみ編』【1】
『愛の悲しみ編』【2】
『愛の悲しみ編』【3】
『愛の悲しみ編』【4】




◆番外編・短編


インターミッション
『その瞳に映る光景~雪乃の場合』


クリスマス特別短編
『パーティー×パーティー』




◆番外編
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」
『比企谷小町からの贈り物』

比企谷小町。俺の妹なのだが、出来すぎた妹である。
ほんとに俺の妹かと疑う事さえあるほどだ。
偽妹かと疑い、まじで妹ではないという結論が出て、それなら結婚できるなと思うあたりで馬鹿な夢想から覚めることが少々……。
そんな小町が俺に誕生日プレゼントをくれるらしい。
何をくれようと全力で喜ぶ予定なのだが、どうも小町の様子がおかしいのが気がかりだ。
比企谷八幡の誕生日当日。大学受験をひかえた夏休みだというのに、俺は朝から惰眠に精を出していた。
誕生日に何をくれるかはわからないが、出来すぎた小町がくれるものなのだから、きっと俺には必要なものなのだろう。

八幡「誕生日プレゼント?」小町「これが小町からの誕生日プレゼントだよ」


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