由比ヶ浜「い、嫌だよ・・・」
雪ノ下「はぁ。たかがビンタでしょ。比企谷くん、押さえつけて」
八幡「へいへい」ガシッ
由比ヶ浜「やだっ!ヒッキー離して!!」
八幡「ここで離すと俺が標的になるかもしれないからなぁ。悪いな由比ヶ浜」
由比ヶ浜「いやあああああああ!!離して!!離すとよぉぉ!!」ジタバタ
八幡「雪ノ下!!早くしろ!」
雪ノ下「言われなくても・・・するわっ!」バッ
バシイイイインン!!!
元スレ
雪ノ下「歯食い縛りなさい」由比ヶ浜「ひ、ひっ・・・」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1373869789/
雪ノ下「シッ!シッ!」バシイイイインンバシイイイインン
由比ヶ浜「痛いっ!!やめてっ!!痛いよっ!」
八幡「ぷっ」
雪ノ下「シッ!」バシイイイインン
由比ヶ浜「うっ、ううっ・・・ゆきのん、痛いよ・・・」ジンジン
雪ノ下「まだまだこの程度じゃ終わらないわよ」
由比ヶ浜「ゆ、ゆきのん・・・」
雪ノ下「・・・」
由比ヶ浜「助け・・・ヒッキー助けて・・・」
雪ノ下「・・・比企谷くん」
八幡「ん?」
雪ノ下「見て。こいつの眼。私を絶対に許さないって眼」
雪ノ下「比企谷くん・・・この子引ん剥いちゃって」
八幡「おう」ゴソゴソ
由比ヶ浜「いやあああああああ!!」
八幡「ん?なんか出てきたぞ」
雪ノ下「スタンガン・・・?なるほど。これで私たちを痺れさせるつもりだったのね」
由比ヶ浜「ち、ちがうよ・・・それはたまたま持ってただけで・・・」
雪ノ下「・・・そう」
ビビビビビビビビビビビビ!!
由比ヶ浜「しああああああああああああ!!うわああああああああああ!!」ビビッ
八幡「はは。ビビッときてるな」
雪ノ下「楽しいわねこれ」
ビビビビビビビビ
由比ヶ浜「ああああああああああああ」ビビッ
雪ノ下「ふふ」
由比ヶ浜(・・・)パクパク
由比ヶ浜「あっあっ」ジタバタ
八幡「おい。麻痺してんぞ。震えてるじゃねーか」
雪ノ下「由比ヶ浜さん。意識あるならうめき声でいいから答えて」
由比ヶ浜「あ、あああ~」
雪ノ下「大丈夫。生きてるわ」
雪ノ下「そうだ比企谷くん、サッカーはやったことあるかしら」
八幡「サッカー?小学校のときくらいか。俺はサッカーやってないが」
雪ノ下「こんな話を知ってる?サッカーボールは元々は決闘に負けた人間の頭だったの」
八幡「?なんでいきなりそんな話を?」
雪ノ下「シューッ!」
由比ヶ浜「ゴフッ!」
雪ノ下「シューッ!シューッ!」
由比ヶ浜「ごほっ!ごほごほっ!」
八幡「おい雪ノ下!今蹴ってるの腹だぞ!」
雪ノ下「あら、ごめんなさい」
由比ヶ浜「はぁー、はぁー・・・」
八幡「今度はきちんと顎を狙えよ」
雪ノ下「わかってるわよ。シューッ!」
由比ヶ浜「あぁぁ・・・あこは・・・あこは・・・」
八幡「やりすぎだろ。顎割れるぞ」
雪ノ下「ごめんなさい」
八幡「ったく。俺が手本を見せてやるよ」グイ
由比ヶ浜「い、痛い!髪の毛引っ張らないで・・・!」
八幡「黙って着いてこいって」ズルズル
由比ヶ浜「か、髪の毛がぁっ!あああああぁぁ」プチブチ
八幡「由比ヶ浜、ゴッホって知ってるか?」
由比ヶ浜「し、知ってるけど・・・まさか・・・」
八幡「そうか。じゃあ話は早い。その耳、切り落とす」
由比ヶ浜「ひ、ヒッキー・・・?冗談・・・だよね・・・?」
八幡「聞こえなかったか?そんな耳、削ぎ落としてしまえ」
由比ヶ浜「や、やだ!やだやだっ!」
八幡「大人しくっ・・・しろっ!」
ジョリッ
由比ヶ浜「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああ」
由比ヶ浜「あ、あぁ・・・耳が・・・酷いよ・・・」
八幡「・・・」
雪ノ下「・・・」
雪ノ下&八幡「ご、ごめんなさい」
由比ヶ浜「え?」
八幡「ほんと悪かった。こんなことできるの由比ヶ浜だけだから・・・」
雪ノ下「私あなたに甘えていたのかもしれない。本当にごめんなさい」
由比ヶ浜(そっか、ヒッキーもゆきのんも私がいないと駄目なんだ・・・)
由比ヶ浜「え、えへへ・・照れるよ・・・///」
雪ノ下「何をニヤついているの?気持ち悪い」
由比ヶ浜「///」ボッ
八幡「由比ヶ浜。もう片方の耳だけどいらないよな?」
由比ヶ浜「えへへ・・・ヒッキーの好きにしていいよ」
八幡「そうか・・・結衣、愛してる」
ジョリッ
やはり俺たちの共依存関係は間違っている -完-