1 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 17:47:21.07 ieWObUzm0 1/43

ダル「あのさオカリン。僕、最近思うんだけど……」

岡部「何だ?藪から棒に」

ダル「オカリンマジでモテ過ぎだろ……リア充爆発しろ」

岡部「ふん、何を言い出すかと思えば……馬鹿馬鹿しい」

ダル「だってさ~まゆ氏に牧瀬氏、ルカ氏や桐生氏それに……フェイリスたんや阿万音氏にまで」

岡部「なんだ、全員ラボメンではないか。あいつらは仲間ではあるが、そういった関係の奴は一人もいない。あと、その面子にルカ子をそこに入れるな」

ダル「うわっ……自覚なしとか、テンプレ鈍感主人公乙」

岡部「だぁまれ!スーパハカー!誰がテンプレ鈍感主人公だ!……いいだろう貴様がそこまで言うなら俺が証明してやる」

ダル「証明って……何する気なん?」

岡部「俺がラボメンガールズ全員に告白するのだ!奴らのことだ、勘違い乙。と散々俺を罵り、罵倒して俺を全力で振るだろう!」

ダル「……自分で言ってて悲しくない?」

岡部「…………」

元スレ
岡部「ラボメンガールズ全員に告白する」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1310978841/

3 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 17:49:00.07 ieWObUzm0 2/43

次の日

岡部「しかし、昨日は勢いでああ言ったはいいが……こ、こ、告白、か」

岡部「ふ、フゥーハハハ!な、何を恐れることがある。俺は狂気のマッドザイエンティスト、鳳凰院凶真だ!異性相手に告白するなど、造作もないわ!」

岡部「そう!これはラボメンガールズがスイーツ(笑)でないかどうかの調査なのだ!」

岡部(それに、ここで実行しなければ今後ダルにテンプレ鈍感主人公などという不名誉なあだ名を付けられてしまう)

岡部「……さて、誰かから告白すべきか」

ガチャ

まゆり「トゥットゥルー♪あっ、オカリンだ~おはよう。今日は来るのが早いね。またラボに泊まったの~?」

岡部「ああ、まゆりか。おはよう。まあな、そういえば最近はろくに実家に帰っていないな」

5 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 17:51:45.67 ieWObUzm0 3/43

まゆり「もう、ダメだよ~たまには帰らなくちゃ。オカリンのお母さん、心配するよ~?」

岡部「ああ、わかってる」

岡部(丁度いい、最初はまゆりに告白してみよう。大丈夫だ。俺とまゆりはただの幼馴染みであり、男女を意識した関係ではない。向こうもそい思っている筈……)

まゆり「ん~?オカリン、さっきからまゆしぃの顔をじっと見てるけど、どうしたの~?」

岡部(よし、言ってみるか……)

岡部「あ、いや。実はな、まゆりに聞きたいことがあるのだが……いいか?」

まゆり「うん、なあに~?」

岡部「まゆりは、その……俺のこと好きか?」

9 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 17:53:07.21 ieWObUzm0 4/43

岡部(……さあ、どう返してくる?)

まゆり「うん!まゆしぃはオカリンのこと好きだよ~」

岡部(やはりな、特に意識した様子もない。この反応は幼馴染みとして好き、という事だ。間違いない)

まゆり「う~ん、急にどうしたの~?」

岡部「ああ、いや何でもない気にしないでくれ。俺も、まゆりの事が好きだぞ」

岡部(よし、さり気なく言ったが、これも告白だ。まゆりのことだ。そうなんだ~えへへ、とでも返すに違いない)

まゆり「そうなんだ~えっへへ」

岡部(ふん、やはり予想通りの――)

まゆり「ふぇ?」

12 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 17:58:41.28 ieWObUzm0 5/43

まゆり「え、えっと……オカリン?」

岡部(あ、あれ?まゆりの様子がおかしい……何故、急にそんなもぞもぞしだすのだ!?)

岡部「な、なんだ?」

まゆり「あの、ね、さっきの言葉、本当?」

岡部「あ、ああ。本当だぞ。俺はまゆりが好きだ」

岡部(幼馴染みとして……だと思う。お前も、そうなんだろ?俺と、同じなんだろ?)

まゆり「よかった~オカリンもまゆしぃの事、好きなんだ~えっへへ」

岡部(ま、まゆりがジューシーからあげアンバーワンを食べてる時よりも笑顔だ……)

15 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 18:04:11.91 ieWObUzm0 6/43

まゆり「オカリン……」ズイッ

岡部(ち、近い……)

まゆり「まゆしぃはね。オカリンがまゆしぃと同じ思いなんだって知れてとっても嬉しいのです……グスッ」

岡部「な、何故泣く!?」

まゆり「えっへへ、ごめんね。嬉しくて……」ダキィ

岡部(な、抱きついてきた!?)

岡部「ま、まゆり……?」

まゆり「オカリンはね、クリスちゃんの事が好きだって思ってたから……でも、オカリンはまゆしぃのを選んでくれたんだよね?ありがとう、オカリン……」ギュッ

26 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 18:12:58.43 ieWObUzm0 7/43

岡部(お、おおおお落ち着け、俺。相手はまゆりだぞ?だ、抱き締められたことなんていくらでもあるし、ガキの時とはいえ、……き、キスもしたことがあるんだぞ?今更この程度で狼狽えるなど――)

まゆり「オカリン……大好き」ギュッ

岡部「は、はぁぁぅ……」

岡部(あ、当たってる!柔らかい二つの感触がががが)

岡部「ま、まゆり……と、と、取り敢えず離れてくれ」

まゆり「オカリンはまゆしぃとムギューってするの嫌……?」

岡部(そ、そんなにか、悲しそうな顔をしないでくれ)

岡部「い、嫌ではない……しかし、その、このままではラボメンの誰かが来て見つかってしまうかも知れん」

まゆり「そっか……それじゃ仕方ないね」

岡部(ふぅ……やっと離して――)

チュッ

岡部「………へっ」

34 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 18:18:17.58 ieWObUzm0 8/43

まゆり「えっへへ、オカリンとちゅーするの、久しぶりだね」

岡部「あ、あ……」

まゆり「これでまゆしぃは今日からオカリンの人質から恋人にクラスチェンジしました♪」

岡部「は、あ、……」

まゆり「だから、これからもよろしくね……オカリン」

岡部「あ、ああ……よろしく頼む……まゆり」

まゆり「えっへへ」

岡部「は、はは」

岡部(俺は、取り返しのつかないことをしてしまった……)

42 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 18:26:46.89 ieWObUzm0 9/43

岡部「……という事があった」

ダル「爆発しろよ、リア充」

岡部「どうしてこうなった……」

ダル「言ったじゃん。オカリンはモテ過ぎだって。それにまゆ氏がオカリンの事を好きだって誰が見ても分かるお」

岡部「……俺は分からなかったのだが」

ダル「鈍感乙」

岡部「違う!決して鈍感などではない!俺にとってあいつは幼馴染みで、妹みたいな存在で、放っておけない奴で」

ダル「でも結局、向こうは異性として意識してたじゃん」

岡部「ぐっ……」

ダル「んでさ、オカリン」

岡部「……なんだ?」

ダル「もちろん、これから牧瀬氏や桐生氏にも告白すんだよな?」

岡部「」

47 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 18:38:34.29 ieWObUzm0 10/43

岡部「何を馬鹿なっ」

ダル「え~オカリン言ったじゃんラボメンガールズ全員に告白する(キリッって」

岡部「い、言ったが……」

ダル「なら筋を通すのが男でしょ」

岡部「だがっ!」

ダル「うわっ……逃げるん?狂気マッドサイエンティスト逃げるん?ん?おっ?」

岡部(う、うぜぇ)

岡部(だが待て、まゆりは告白は確かに想定外だったが、一緒に過ごした時間を考えると有り得なくはない)

岡部(しかし他のラボメンはどうだ?紅莉栖や萌郁、鈴羽はまだたかだか三週間程度の付き合い。フェイリスもそれほど会わないし、ルカ子はそもそも男だ)

岡部(そんな僅かな期間で男に……しかも俺に惚れるか?あのキャラの濃いラボメンガールズたちが)

岡部(答えは否、断じて否。そんは筈はない。なら、大丈夫だ)

岡部「ふん!いいだろう男に二言はない。引き続き俺はラボメンガールズに告白をする!」

ダル「さすがオカリン!そこに痺れ(r」

62 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 18:55:22.00 ieWObUzm0 11/43

次の日

岡部(だ、大丈夫だ。大丈夫。なんとかなる筈だ。と、取り敢えず告白する相手を考えよう)

岡部(萌郁はどうだ?メールのやり取りではまさにスイーツ(笑)だが、口頭なら言葉少ない。直接会って告白したとしても、無表情のまま首を傾げるだけだろう)

岡部(よし、萌郁にしよう。確か今日はブラウン管工房に――)

ガチャ

紅莉栖「ハロー。なんだ、今日はまだ岡部だけか」

岡部(くっ、タイミングが悪い)

岡部「ああ、助手か」

紅莉栖「助手じゃないって言っとろうが……そう言えば岡部」

岡部「なんだ?俺は今から出掛けるんだ手短に頼む」

紅莉栖「いや。別に大したことじゃないけど……昨日まゆりに何かあった?」

岡部「っ!?な、なぜ……?」

紅莉栖「なんか昨日のまゆり、一日中ニコニコしてたからさ。何か良いことでもあったのかなって、本人に聞いてみても答えてくれないし」

岡部「あ、あいつの事だジューシーからあげナンバーワンをいつもよりいっぱい食べたんだろう」

72 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 19:04:52.97 ieWObUzm0 12/43

紅莉栖「あんた……まゆりを何だと思ってるのよ」

岡部「フッ、まゆりとの付き合いは俺が一番長い。あいつの事など全てお見通しなのだ!なぜなら、まゆりは俺の人質――」

まゆり『これでまゆしぃは今日からオカリンの人質から恋人にクラスチェンジしました♪』

岡部「っ………」

紅莉栖「どうしたの?急に黙り込んで」

岡部「い、いや……なんでもない。と、とにかく出掛けてくる!」

紅莉栖「えっ?うん、いってらっしゃい」

バタン


紅莉栖「………」

紅莉栖「………まゆりと岡部が?いやでも岡部は言ってたじゃない。まゆりはただの幼馴染みだって。いや、でも…そんなはず…」ブツブツ

79 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 19:14:38.66 ieWObUzm0 13/43

ブラウン管工房前


岡部(まゆりが昨日の事を周りに言いふらすとは思えないが……とにかく今は早く萌郁を見つけて告白せねば)

岡部(取り敢えず、メールで萌郁を呼び出そう。場所は……ラボでは不味い。人気のない場所、そうだ、ラジ館の屋上に呼び出そう)カチカチ

岡部(送信、と……これでよし。指圧師なら返事は直ぐにくるだろう)

岡部「ふぅ……」

鈴羽「あっ、岡部倫太郎だ」

岡部「バイト戦士か。今日もサボりか?」

鈴羽「まあねーそういう君は?ラボには行かないの?」

岡部「これから少し用事があってな」

鈴羽「ふーん」

85 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 19:21:24.97 ieWObUzm0 14/43

岡部「………」

鈴羽「………」

岡部(くそっ、何で今日に限って返事が来ないのだ指圧師よ!)

鈴羽「なんかイライラしてるね」

岡部「ああ、なかなかメールの返事が返ってこなくてな……」

鈴羽「へーメールかぁ……ねぇ」

岡部「……なんだ?」

鈴羽「そのメールってさ……もしかして、恋人、とか?」ジー

岡部(なぜそんな怖い目で見る!?)

岡部「違う。指圧師だ、お前も会ったことあるだろ?」

鈴羽「ああ、桐生萌郁のことか」ジー

岡部(だから何故、睨む!?)

105 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 19:47:48.47 ieWObUzm0 15/43

鈴羽「用事があるって言ったけど、それって桐生萌郁との?」ジー

岡部「あ、ああ。ちょっとな……」

鈴羽「ふーん。へー」ジー

岡部「……べ、別に俺と指圧師はお前が勘ぐるような仲ではない」

岡部(告白はするがな)

鈴羽「あっ、そうなんだ、……よかった」ボソ

岡部(やっと睨むのを止めたか)ホッ

鈴羽「その、ねえ……岡部倫太郎」

岡部「うん?なんだ?」

鈴羽「君は恋人、とかいるの……?」ドキドキ

岡部「……はっ?」

109 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 19:50:43.19 ieWObUzm0 16/43

岡部(な、何を言っているんだ?コイツは)

鈴羽「ど、どうなの?」

岡部「いや、いないが……」

鈴羽「そっか」

岡部(何なんだ?)

鈴羽「じゃあ君は、好きなコとか、いるの…?」

岡部「はあ?」

岡部(さっきから何を……)

鈴羽「どう、なの……?」モジモジ

117 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 19:57:53.76 ieWObUzm0 17/43

岡部「………」

鈴羽「いないんだよ、ね……ふふ」

岡部「ど、どうしたのだ一体……今日のお前はおかしいぞ?」

鈴羽「ねえ、岡部倫太郎」ズイッ

岡部「へっ……?」

岡部(ち、近い、近いぞ、近すぎるぞバイト戦士!)

鈴羽「……もし、君がいいなら」ギュッ

岡部(なっ、手を……)

鈴羽「君の彼女に、立候補して、いいかな?」

岡部「」

127 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 20:06:34.30 ieWObUzm0 18/43

岡部「……という事があったのだ」

ダル「…………」

岡部「ダル?……聞いているのか?」

ダル「爆発しろ爆発しろ爆発しろ爆発しろ爆発しろリア充は爆発しろ爆発しろ爆発しろ爆発しろ爆発しろ爆発しろ爆発しろ爆発しろ爆発しろ爆発しろ爆発しろリア充は爆発しろ爆発しろ」

岡部「ひっ」ビクッ

ダル「告白された?えっ?告白された?はっ?誰に?誰が?」

岡部「す、鈴羽が、俺に……」

ダル「……責任は、取るよな?オカリン」

岡部「はあっ!?何を言って……」

ダル「……おっ?」

岡部「」ビクッ

131 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 20:13:24.32 ieWObUzm0 19/43

ダル「……っで、オカリンはなんて返事したん?」

岡部「と、取り敢えず保留ということに……」

ダル「……鈴羽はなんて?」

岡部「お、俺が返事をしてくれるまで待つ、と……」

岡部(……我慢出来なくて襲っちゃうかも、と言われた事は黙っておこう)

ダル「……まさか、オカリン。まゆ氏と二股掛けるつもりはないよな?」

岡部「馬鹿な、大体なんで俺が鈴羽なんかと――」

ダル「鈴羽『なんか』……?」ギロッ

岡部「お、俺みたいな奴が鈴羽のようなよく出来た娘と付き合うなんて、釣り合わないよな、フゥーハハハ……」

141 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 20:29:52.56 ieWObUzm0 20/43

次の日

岡部(ぐっ、昨日はあの後散々罵られた……大体、ことの発端は貴様だろうが)

Prrr

岡部「ん?メール……指圧師か。そう言えば昨日は結局返事が来なかったな……」カチカチ

『昨日は返事できなくてごめんね(>_<)
昨日は用事があって忙しかったの(・・;)』

岡部「なるほど、まあそういう日もあるな」

岡部(しかし、どうしようか……昨日の件で鈴羽が俺に好意を持っている事が分かった)

岡部(そうなると、出会って日数の浅い紅莉栖や萌郁も俺に好意を持っている可能性が……)

岡部「……いやいや、ない。ギャルゲじゃあるまいし」

岡部(それに、まゆりや鈴羽の事もあるし、これ以上告白するのは危険だ……)

岡部「萌郁には適当に返事を返すか……」カチカチ

ぐ~

岡部「……そういえば、ろくにメシを食ってなかったな」

岡部「まだ少し早いが、昼飯にするか。確か、前にフェイリスから貰ったメイクイーンの割引券があったし、今日はあそこで食うか」

155 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 20:42:53.55 ieWObUzm0 21/43

メイクイーン

フェイリス「ニャニャ、凶真だニャン!お帰りニャさいませご主人様♪」

岡部「あれ?今日はまゆりは居ないのか?」

フェイリス「マユシィは今日はシフトを入れてないニャン。それよりも凶真、まさかこのタイミングでフェイリスを尋ねてくるニャンて……ついに奴らが、動きだしたのニャ?」

岡部「フッ、猫耳メイドよ。気付いたか。ああ、間違いない奴らだよ」

岡部(いつもならフェイリスの設定にウンザリするんだがな。今日は何故か安心できる)

フェイリス「ニャニャ、流石は凶真だニャン。奴らの動きに気付いているのはフェイリスと凶真だけニャ」

岡部「ふん、当然だ!俺は狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真だからなフゥーハハハハ!」バサァ

岡部(ああ、久しぶりに決めると気持ちいい……)

162 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 20:51:40.23 ieWObUzm0 22/43

フェイリス「ニャニャ、そういえば凶真が一人で来るなんて珍しいのニャ。ダルニャンは一緒じゃないのニャ?」

岡部「ダルは犠牲になったのだ……犠牲の犠牲にな」

フェイリス「そんニャ!まさかダルニャンが……」

岡部(うむ、こういうフェイリスの、ノリが良い所はいいな)

岡部「だから今日は失った友が好きだったこの場所にきたのだ」

フェイリス「そうだったのニャ。じゃあ今日は犠牲になったダルニャンの代わりに楽しんでいってほしいのニャン♪ご注文を伺うニャン」

岡部「あ、オムライスとコーヒーブラックで」

フェイリス「かしこまりましたニャン。ご主人様♪」

185 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 21:02:27.29 ieWObUzm0 23/43

岡部(さて、取り敢えずこれからの事を考えよう……)

岡部(まずはまゆりだ。予想外だったとはいえ、俺はまゆりに告白し、まゆりはそれを受け入れたのだ。責任は、取るべきだろう)

岡部(次に鈴羽だが……残念だが、彼女の告白は断ろう。先に、告白をしたのはまゆりの方だ)

岡部(ダルがうるさいだろうが……まあ、こちらは何とかなるだろう)

岡部「くっ、電話レンジが故障していなければ……」

フェイリス「ニャニャ?凶真、難しい顔してるニャン」ジー

岡部「わぁは!?」ビクッ

岡部(だから何故、どいつもこいつも距離が近いのだ!?)

フェイリス「おまたせニャンニャン♪オムライスとコーヒーだニャン」

岡部「あ、ああ。そうだ、フェイリス。お前から前に貰ったこの券は使えるんだよな」ピラッ

フェイリス「ニャニャ?凶真。残念だけどその券の期限は昨日までだニャン」

岡部「なん……だと……?」

岡部(あれ、不味い……財布の中……足りない)

196 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 21:10:56.00 ieWObUzm0 24/43

フェイリス「ニャニャ?凶真まさか……」

岡部「い、いや待て!ちゃんと足りる筈だ……多分」ヒヤアセタラー

岡部(くっ、なんど数えても足りない……)

岡部「た、頼むフェイリス!今度、来る時必ず払うから今日は!」

フェイリス「ニャフフ、分かったニャン」

岡部「そ、そうか」ホッ

フェイリス「ただし」

岡部「え?」

フェイリス「凶真にはフェイリスの言うことを一つ聞いて貰うニャン」

岡部「な……に?」

岡部「ぐっ、だが仕方あるまい……なんだ言ってみろ。この鳳凰院凶真に不可能はない!」

フェイリス「それじゃ~」ズイッ

岡部「ちょっ、近いって……」

フェイリス「……私と、お付き合いして下さい」ボソッ

岡部「」

213 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 21:18:31.35 ieWObUzm0 25/43

岡部「……という事があって……ダル?」

ダル「」

岡部「……おい、ダル」ユサユサ

ダル「」バタッ

岡部「クッ、どうすれば……」

ダル「あばばばばばばふひひははひはははひははははひははははははははひ」

岡部「」ビクッ

岡部「……ダルは犠牲になったのだ」ボソッ

ダル「リア充は爆死しろ」

岡部「す、済まない……」

225 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 21:28:42.15 ieWObUzm0 26/43

次の日

岡部(結局、俺はフェイリス……いや留美穂と付き合う事になった)

岡部(もちろん、彼女には全て話した。俺がラボメンガールズ全員告白するなんで馬鹿な事を言ったことも、告白して、まゆりがそれを受け入れた事も、鈴羽が俺に告白したことも……)

岡部(だけど、彼女はそれでも構わないと……俺の恋人にしてくれと言った)

岡部(まゆりと二股になろうとも、逆にまゆりと二人で俺を虜すると笑った……)

岡部(そんな彼女の意志に折れ、俺は彼女と恋人同士になった)


岡部「………はあ」

岡部(本当に、このままでいいのだろうか……?)

240 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 21:37:21.37 ieWObUzm0 27/43

岡部「このままじゃ、ダメだ……」

岡部(このまま流されているだけじゃダメだ。だが、だからといってどうすれば……)

岡部「はあ……気晴らしに外に出るか」

岡部(少し冷静になって整理しないと)

岡部「どこか、落ち着ける場所……」

岡部「そうだ、柳林神社に行こう」

岡部(それに、最近ルカ子と会っていなかったしな。近頃、女に振り回されてばかりだったし、男のルカ子と話すのも気晴らしになるかもしれん)

251 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 21:48:43.17 ieWObUzm0 28/43

柳林神社

ルカ子「あっ、岡部さん、その、お久しぶりです」ペコリ

岡部「ああ、久しぶりだなルカ子よ。それと、俺は岡部ではない!」

ルカ子「あ、す、すみません、きょ、凶真さん」

岡部「うむ、よろしい……」

岡部(相変わらず女よりも女らしい仕草だな……だが、男だ)

ルカ子「あの、それで、今日は、どのようなご要件で?」

岡部「いや、特ない……しいて言うなら最近、ルカ子と会ってなかったからな。顔を見たくなったのだ」

ルカ子「へっ?ぼ、ぼくに、ですか?あ、あぅ……」モジモジ

岡部(……だが、男だ)

255 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 21:55:59.03 ieWObUzm0 29/43

ルカ子「あのっ、ぼくも岡部さんに、お会いできて嬉しいですっ」

岡部「そ、そうか……それは何よりだ」ドキッ

岡部(い、いかん!機関からの精神攻撃か!?男のルカ子にドキッとしたなど……)

岡部「る、ルカ子よ。妖刀・五月雨は持っているか?」

ルカ子「あっ、稽古、ですか?」ドキドキ

岡部「うむ、せっかくだ。日頃の成果を見せてもらおうか」

ルカ子「はい!ぼく、取ってきます」タッタタタ

岡部「ふぅ……危うく機関の精神攻撃にやられる所だった」

267 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 22:04:10.77 ieWObUzm0 30/43

ルカ子「あっ、岡部さん、持ってきまし――きゃっ」

ツルン

岡部「ルカ子!」

ガシッ

岡部「大丈夫か?全く、危なっかしいな……」

ルカ子「はぃ、あっ、ありがとう、ございます……はぅ」

岡部(く、とっさにルカ子を抱き寄せたはいいが、この体勢はマズい……)

岡部「次からは気を付けろよ……ほら、もう離れても大丈夫だ」

ルカ子「うぅ………」ギュッ

岡部「はっ?えっ?」

ルカ子「あの、岡部、さん……」ギュッ-

岡部「な、なんだ?」

ルカ子「もう少しだけ、このままで、いていいですか……?」

285 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 22:14:19.81 ieWObUzm0 31/43

岡部「る、ルカ子……?何を言って」

ルカ子「少しだけ、もう少しだけ……嫌、でしたら振り払って下さい」ギュッ

岡部「っ………」

ルカ子「ふふ、岡部さんは、優しいですね、ありがとうございます」ムギュッ

岡部「ど、どうしたのだ?ルカ子よ」

ルカ子「岡部さんは、ぼくのこと、好き、ですか……?」

岡部「なっ」アセアセ

ルカ子「ぼくは、岡部さんのこと、お慕いしてます」

岡部「ルカ子……」

312 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 22:27:15.10 ieWObUzm0 32/43

ルカ子「でも、ぼくは男の子、だから、岡部さんには……グスッ」

ルカ子「こんな思い、持っちゃいけないのに、諦めなきゃ、いけないのに……でも、ぼくは――!」

ギュッ

ルカ子「ふぇ?岡部、さん……?」

岡部「もう、いい。これ以上話さなくてもいい。お前の気持ちは伝わったよ」ギュッ

ルカ子「岡部さん……」

岡部「なあ、ルカ子。俺は、お前に慕われるような、立派な人間じゃないんだ。」

岡部「大事なラボメンに冗談混じりで告白をして、それが受け入れられたから焦って、気付いたらニ股をかけていた。そんな、最低の人間だ……それでもお前は」

ルカ子「そんなの、関係ないです!」

岡部「!」

ルカ子「岡部さんが、昔、ぼくにそう言ってくれたじゃないですか……そんなの、関係ないです。ぼくは、そんなの、関係なく、岡部さんが好きなんです」ギュッ

327 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 22:33:37.11 ieWObUzm0 33/43

岡部「そう、だな。そんなの関係ない。だったら……」ギュッ

ルカ子「あっ……」

岡部「お前が男か女かなんて関係ない。お前はお前だよ、ルカ子」

ルカ子「い、いいんですか……?」

ルカ子「ぼく、男ですよ?」

岡部「ああ」

ルカ子「岡部さんも、男なんですよ……?」

岡部「ああ、お前確かに声も仕草も、女よりも女らしい……だが、男だ」

ルカ子「っ……」

岡部「だがらどうした……?ルカ子は、俺の大切なラボメンだ」

ルカ子「岡部さんっ……」ムギュッ

岡部「ルカ子……」

345 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 22:44:27.49 ieWObUzm0 34/43

次の日

岡部(俺はルカ子の思いを受け入れた。ルカ子も、俺を受け入れてくれた)

岡部(性別なんて関係ない。ルカ子はルカ子なんだ……)

岡部(俺の選択は、間違っていない)

岡部「そうだ、これがシュタインズ・ゲートの――」

ガチャ

紅莉栖「ハロー。って、また岡部だけか」

岡部「なんだクリスティーナよ。俺だけでは不服か?」

紅莉栖「べ、別に不服って訳じゃ……あと、ティーナは付けるな」

岡部「ふん、分かったよ……紅莉栖」

紅莉栖「そうそう、ちゃんと呼べるじゃ……ふぇ?」

岡部「……何だ?ティーナを付けるなと言ったのはお前だろうが」

岡部(今日の俺は随分と素直だ。やはり昨日のルカ子との一件で吹っ切れたのだろう。後で、鈴羽の告白の返事を返そう。もちろん、ちゃんと事情を説明した上で――それでもあいつが俺を求めるなら)

364 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 22:59:38.50 ieWObUzm0 35/43

紅莉栖「そ、それはそうだけど……何で急に」モジモジ

岡部「……名前で呼ばれるのが嫌なら牧瀬と呼んだ方がいいか?」

紅莉栖「そ、それは絶対ダメ!」

岡部「な、なんだ。そこまで嫌なのか。じゃあなんて呼べばいいのだ?」

紅莉栖「な、名前で、紅莉栖でいい」

岡部「分かった。紅莉栖」

紅莉栖「……ぐっ、まさかこれが岡部のデレ期!?これほどとは……」ボソボソ

岡部「……全く、何を言っているのやら」

紅莉栖「ね、ねぇ岡部……?」

岡部「なんだ?」

紅莉栖「あの、ね?ちょっと前に聞いたんだ……」モジモジ

岡部「なんだ、お前らしくない。はっきり言え」

紅莉栖「あの、ね……」




紅莉栖「――あんたさ、ラボメンの女の子たちでハーレムでも築くつもりなの?」

389 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 23:11:49.35 ieWObUzm0 36/43

岡部(ハーレム、か。確かに、その通りかもな。まゆり、留美穂、ルカ子そこに俺は鈴羽まで加えようとしている……)

岡部「そうだ、と答えたらお前はどうする?」

岡部(俺を軽蔑して、ラボを抜けるか。それともダルと同じように罵倒するか――どっちだ?紅莉栖)

紅莉栖「させないわよ、そんなの。ここは日本よ?一夫多妻なんて認められない」

岡部「別に全員を妻にするつもりはない」

紅莉栖「笑わせるわね。全然反論になってない」

岡部「別に反論をするつもりはないし、お前にどれだけ罵られようが、俺は全て受け入れるつもりだ」

紅莉栖「なにそれ?最低ね」

岡部「言っただろう、受け入れると。お前の言う通り、俺は最低だ。その俺が嫌ならお前はここから出ていけばいい。俺はそれを引き止めはしない」


紅莉栖「引き止めろよ馬鹿!」

岡部「な…に…?」

401 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 23:20:31.16 ieWObUzm0 37/43

紅莉栖「そこは普通引き止めるだろ!常識的に考えて!」

岡部「えっ?いや、しかし……」

紅莉栖「引き止めるの!そっから和解して!互いに抱き締めあって!そしてチュッチュしてエンディング迎えるでしょうが!」

岡部「あ、ああ。そうだな……」

紅莉栖「私はハーレムルートなんで認めない!個別ルートしか認めないから!因みに紅莉栖ルート以外は全部却下よ!」

岡部「なっ」

紅莉栖「大体、ハーレムって何よ!?男なら一人に絞れよ!そんな主人公だけ都合のいいエンディングある訳ないでしょ!?」

413 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 23:27:27.90 ieWObUzm0 38/43

岡部「お、落ち着け、紅莉栖!今のお前はおかしい!」

紅莉栖「おかしくない!私はいつだっておかしくないかな!」

岡部「と、とにかくお前は何が言いたいんだ?複数の女性に手を出すな、という事か?」

紅莉栖「違う!私にだけ手をだせってこと!言わせんな恥ずかし!」プイッ

岡部「………」

岡部「……えっ、なにそれこわい」

426 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 23:37:00.76 ieWObUzm0 39/43

紅莉栖「だから!私は!あんたがす、き、な、の!これで分かったか!?」

岡部「あ、ああ。お前が俺に好意を持っているという事は分かった」

紅莉栖「こ、好意って……そんなっ」モジモジ

岡部(なぜそこで恥じらう……)

紅莉栖「わ、私はちゃんと言った!だから次はあんたの番!わ、私のこと、す、好き……?」

岡部(紅莉栖のことを、か。確かに、俺は科学者としての紅莉栖に憧れを持っているし、素直に尊敬はしている。だが……)

岡部(俺は紅莉栖のことが好きなのだろうか……?)

439 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 23:46:11.90 ieWObUzm0 40/43

岡部(紅莉栖。牧瀬紅莉栖。助手。クリスティーナ。ザ・ゾンビ。実験大好きっ娘。ネラー。ツンデレ。ラボメンNo.004……)

岡部(俺は紅莉栖が好きか?分からない)

岡部(俺は紅莉栖が嫌いか?それはない)

岡部(紅莉栖は大切な仲間で、俺の助手で、俺の憧れで、俺の……)

岡部「俺、は……」

紅莉栖「………」ゴクリ

岡部「俺は、多分お前のことが、好き、なんだと思う……」

紅莉栖「それじゃあ……!」

岡部「でも、それと同等に俺はまゆりや留美穂、ルカ子が好きだ」

紅莉栖「………チッ」

岡部「だから、誰か一人を選ぶことは出来ない。……済まない」

461 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/18(月) 23:58:01.37 ieWObUzm0 41/43

紅莉栖「……なら、仕方ないか。あんたがそこまで言うなら、私は諦める」

岡部「そう、か……だが!お前とはこれまで通り、ラボメンとしての関係を保って――」

紅莉栖「なに勘違いしてる」

岡部「なに?」

紅莉栖「私が諦めるのは紅莉栖ルートよ。だ、だからあんたのハーレムルートを認める」

岡部「つまり?」

紅莉栖「だから!私があんたのハーレム要因の一人になってやるって言ってるの!感謝しろよ、バカ!」プイッ

岡部「紅莉栖……」

ギュッ

紅莉栖「えっ?きゃっ、お、岡部……?」

岡部「ありがとう、紅莉栖。こんな俺を受け入れてくれて」

紅莉栖「お、岡部……わ、私はあんたの事、全部受け入れるつもりよ」

岡部「紅莉栖……」

紅莉栖「岡部……」

チュッ

紅莉栖「んむ……あっ、もっとぉ」

岡部「紅莉栖……」

511 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/19(火) 00:16:06.71 E/OrdGtq0 42/43

岡部(あれから、一週間の日にちが経った)

岡部(あの後、鈴羽の告白を受け入れ、ついでに萌郁に告白した俺は遂にラボメンハーレムを築き上げた)

岡部(しかし、得たものもあれば、失ったものもある。俺がラボメンハーレムを築き上げた日から、ダルは俺たちの前から姿を消した)

岡部(今まで未来ガジェットの開発はダルがいたからこそ、出来たものだった。ダルがいない為、壊れた電話レンジは修理されず、そのまま破棄された)

岡部(ダル、お前いまどこに居るんだ?もしかしたら俺の義父にもなり得るお前の帰りを、俺はずっと待っている)

まゆり「もう、オカリン~今日はみんなでする日なんだから、ボーとしてたらダメだよ~」

紅莉栖「ふふっ、狂気のマッドサイエンティスッさんも、六人同時はきついんじゃないの?」

フェイリス「ニャニャ、凶真なら余裕の筈ニャ!凶真はまだ封印を解放していないのニャ」

ルカ子「あの、岡部さん、無理はしないで下さいね」

萌郁「岡部、絶倫太郎……」

鈴羽「もう、だらしないな~岡部倫太郎は」

岡部「ふん、言わせておけば!貴様ら!この俺の秘技で後悔させてやるわ!フゥーハハハ!」

岡部(みんなが、俺を受け入れてくれた。それだけで、俺は十分だ。これがシュタインズ・ゲートの選択だよ)

おわり

530 : 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 - 2011/07/19(火) 00:19:43.11 E/OrdGtq0 43/43

書き溜なしだから遅くてごめんね。萌郁さんをもう少し活かしたかったけど無理だった
読んでくれた人、保守してくれた人、ありがとニャンニャン

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