ニャル子「なんで小さくなったんでしょう……パジャマもぶかぶかですし……」
ニャル子「うう……これじゃ学校にも行けないですよお……」
ニャル子「それに、これじゃ真尋さんのお嫁に行けません……なんとかしないと」
ニャル子「……とりあえず、起きましょうか」
トテトテ
ニャル子「……はっ!!」
ニャル子「真尋さんになんて説明しよう……」
元スレ
ニャル子「朝起きたら身体が小さくなってました……」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1342366327/
ニャル子「う~ん……」
ニャル子「……やっぱりどう考えても説明なんてできませんよ……」
ニャル子「こうなったら、布団にこもるしか……」
居間
真尋「ニャル子のやつ、遅いな……」
クー子「女の子の日だからしょうがない……」
真尋「……邪神にそういうのあるのか?」
ハス太「もちろんあるよ!」
真尋「お前が答えるなよ……」
クー子「多分ある……少年、おかわり」スッ
真尋「はいはい……それにしてもニャル子はまだ起きないのか?」
ニャル子「……」ぐう~
ニャル子「お腹空きました……でもここで降りるわけには……」
コンコン
ニャル子「ひゃあっ!?」
真尋「ニャル子~、起きてるのか?」
ニャル子「……(寝たふりをしときましょう……)」
真尋「ニャル子~、応答しろ」
ニャル子「……」
真尋「おーい、ニャル子!……ったく、遅刻しても知らないからな!」
ニャル子「……」
真尋「やれやれ……」スタスタ
ニャル子「……ごめんなさい、真尋さん…」
ニャル子「これからどうしましょうか……」
ニャル子「ずっとこのまま引きこもるわけにもいきませんし……」
ニャル子「とりあえず、真尋さん達が出るまで待ちましょう」
クー子「少年、ニャル子は?」
真尋「まだ夢の中みたいだよ……」
ハス太「どんな夢を見てるんだろう?」
真尋「ハス太、気にするところ違うぞ」
ハス太「自分の見たい夢を見られたらいいよね。そうしたら僕も……えへへへ……」
クー子「ハス太君、よだれ……」
真尋「おい、ハス太!こっちの世界に戻れ!」
ハス太「えへへへへ……」
真尋「ダメだこいつ」
クー子「少年、ニャル子はどうするの?」
真尋「僕が一回起こしに行ったけど、あいつ起きなかったんだよ……」
クー子「……私が起こしてみる」
真尋「大丈夫なのか?ニャル子を襲うとかやめてくれよ」
クー子「少年はニャル子を私に取られたくないの……?」
真尋「いや、そういうわけじゃ……」
クー子「少年がデレた」
真尋「デレてないっ!!クー子、さっさと起こしに行くぞ!」
クー子「おっけー」
真尋「ニャル子~」コンコン
ニャル子「…っ!」ビクッ
真尋「起きろ~、最終通告だぞ」
ニャル子「(ダメです、ここで起きるわけにはいきません!)」
真尋「……ダメか。クー子、頼む」
クー子「イエッサー」
ニャル子「!?」
クー子「ニャル子……私の愛で眠りから覚ましてあげる」
ガチャ
真尋「いきなり部屋に入るのか……」
クー子「ニャル子…寝てるの?」
ニャル子「……(ふふふ…布団の奥深くに隠れてるなんて気づくはずn
クー子「……布団の形がおかしい」
ニャル子「!?」ドキッ
真尋「いやそれh
クー子「トラップカードオープン」バッ!
ニャル子「ひゃあっ!?」
真尋「ニャル子……?」
クー子「布団を取ったらニャル子そっくりの少女が出てきた」
ニャル子「うう……私はニャル子ですよ……」
真尋「ニャル子…なんで身体が小さくなってるんだ?」
ニャル子「分かりませんよ……朝起きたらこんな姿に……」
クー子「ニャル子……幼稚園の時みたいで可愛い……ハァハァ」
真尋「おいやめろ」
クー子「少年のフォークは強烈……」
真尋「ニャル子、お前は姿を自由に変えられるんじゃないのか?」
ニャル子「やってもダメだから困ってるんですよ……」
クー子「それはありがたい……神様ありがとう」
ニャル子「クー子!あんたは下心丸見えなんですよ!!」
真尋「クー子、自重しような」
クー子「……くすん」
真尋「で、これからどうするかだけど……」
クー子「……少年、時間が」
真尋「もうこんな時間か……クー子とハス太は学校に行くんだ」
ニャル子「真尋さんはどうするんですか?」
真尋「僕は今日は休むよ。ニャル子をこのままにもできないだろ」
ニャル子「真尋さん……」キュン
クー子「抜け駆けは許さない」
真尋「そういうのじゃないよ!!」
クー子「じゃあ、少年はロリコン?」
ニャル子「えっ……真尋さんはロリコンなんですか?」
真尋「違う!クー子、お前は早く学校行けよ!!」
クー子「はーい」
真尋「とりあえず……服を着替えよう」
ニャル子「こんな小さいサイズのものなんて持ってませんよ…」
真尋「ってことは買いに行くしかないのか!?」
ニャル子「別に私は裸でもいいんですよ?」
真尋「仕方ない、昔の僕の服で我慢してくれ」
ニャル子「真尋さんの服……ふふふ」
真尋「ニャル子、変なこと考えてないよな……」
真尋「じゃあ、買いに行くか」
ニャル子「はーい」
真尋「平日に出歩きたくはないんだけどなあ……どうした?」
ニャル子「だっこ……」
真尋「え?」
ニャル子「だっこ……してください」モジモジ
真尋「……」
ニャル子「だ、ダメ……ですよね。変なこと言ってごめんなさい」
真尋「仕方ないな……それっ」
ニャル子「わわっ」
真尋「これでいいんだよな?」
ニャル子「最高ですよ!もう死んでもいいです!」
真尋「じゃあ、行くよ」
ニャル子「えへへへ、真尋さんあったか~い……」
真尋「(なんだろう、ニャル子が可愛い)」
デパート
真尋「まあ、ここなら服はある程度揃ってるだろ」
ニャル子「楽しみですねえ、ワクワクしてきました」
真尋「どれぐらい掛かるんだろう…あんまりお金無いんだけど」
ニャル子「控え目にするから大丈夫ですよ」
真尋「どれだけ高いのを買うつもりだったんだよお前は」
ニャル子「真尋さん、これがいいです!」
真尋「どれどれ……ってこれ高いな……」
真尋「まあいいや、これでいいんだよな?」
ニャル子「はい!真尋さん、ありがとうございます!」
ニャル子「いや~、大量でしたねえ」
真尋「そうだな。そろそろ帰るぞ」
ニャル子「あ……」
真尋「どうしたんだニャル子?」
ニャル子「……」ジー
真尋「何見てるんだ?……ぬいぐるみ?」
真尋「ニャル子、あれが欲しいのか?」
ニャル子「と、とんでもない!私はそんなに子供じゃ……」
ニャル子「……」ジー
真尋「本当は欲しいんだろ?」
ニャル子「……」コクッ
真尋「ニャル子、心まで子供になったんじゃないか?」
ニャル子「ほっといてください……」
真尋「少なくとも、子作りとか言うよりは可愛いぞ」
ニャル子「えっ……」
真尋「でも、普段のニャル子もどっちかと言うと好きだけどな」ニコッ
ニャル子「(うう…そのセリフと笑顔は反則ですよ…)」
真尋「一気に財布が寒くなったな……」
ニャル子「すみません……」
真尋「別にいいよ、いつもニャル子に守られてばっかりだし。その恩返しだよ」
ニャル子「真尋さん…」
真尋「それじゃ、帰ろうか」
ニャル子「はいっ」
真尋「もう昼か……早いな」
ニャル子「お腹空きましたねえ……」
真尋「そうか、お前は朝ご飯食べてないんだよな」
ニャル子「お恥ずかしいことに…」
真尋「やれやれ…じゃあ急いで帰るぞ」
ガチャ
真尋「やっと帰れた……炎天下の中で走るのはきついな」
ニャル子「大丈夫ですか、真尋さん?」
真尋「これぐらいなら大丈夫だよ、これからご飯作るからちょっと待ってろ」
ニャル子「と、言われてもやることが無いですね……」
ニャル子「ソファーにでも寝転がってみましょうか」
ゴロン
ニャル子「おおっ!これはまた新しい感触です!」
ニャル子「昔に帰るのもいいものですね~」
真尋「ニャル子~、できたぞ」
ニャル子「は~い、今行く~」
真尋「(……あれ?)」
真尋「いただきます」
ニャル子「いただきま~す」
モグモグ
真尋「(こうして見ると……余計に可愛いな……外見だけじゃなくて)」
ニャル子「真尋さん、とってもおいしいよ!」
真尋「……ニャル子……?」
ニャル子「どうしたの?」
真尋「お前、喋り方が変わってるぞ…」
ニャル子「そうかなあ?わたしはふつーだよ?」
真尋「あ、うん(本人に自覚は無いのか……?)」
ニャル子「ごちそうさまでしたー。……うーん、ねむくなってきちゃった」
真尋「……(丁寧語のニャル子が普通だから違和感がすごいんだよな……)」
ニャル子「すう……すう……」
真尋「もう寝たのか……ちゃんと布団で寝ないとダメだぞ」
ニャル子「えへへ……まひろお兄ちゃんだいすき……」
真尋「呼び方まで変わってるよ……これは大変だな」
真尋「ニャル子は寝かしたけど……いろんなことしたから疲れたよ……」
真尋「僕もちょっと寝よう……」ゴロン
真尋「……」
真尋「ニャル子は元に戻れるのかなあ……」
真尋「…Zzz……」
真尋「……うわっ!?」ガバッ
真尋「かなり寝てたな……もうあいつらが帰ってくる時間だ」
真尋「次は夕飯の準備か……なんか今日はご飯ばっかり作ってるな……」
帰り道
ハス太「クー子ちゃん、それ本当?」
クー子「…本当」
ハス太「信じられないなあ…ニャル子ちゃんの身体が小さくなったなんて」
クー子「幼稚園の時みたいで可愛いかった……」
ハス太「クー子ちゃん、鼻血出てるよ……」
ガチャ
ハス太「ただいま」
真尋「おかえr
クー子「少年、ニャル子はどこ?」
真尋「反応はえーよ」
ハス太「学校でもニャル子ちゃんのことばっかりだったんだよ…」
真尋「最近またエスカレートしたな…」
クー子「ニャル子……ニャル子はどこ?」
真尋「そればっかりだな……あいつは上で寝てるよ」
クー子「それさえ聞けば他はどうでもいい……」ダッ
真尋「あっ、おい待てクー子!」
ハス太「行っちゃったね……」
真尋「やれやれだよ……」
真尋「そういえばお前ら、どうやって僕が休んだことをごまかしたんだよ?」
ハス太「えっと……男の子の日って言っといた」
真尋「おいふざけんな」
ハス太「でも、そういう日ってないかな?」
真尋「ねえよ」
ハス太「真尋くん……がったいしよう?」
真尋「さっさと飯食べるぞ……これ以上言ったらフォーク刺すよ」
ハス太「ごめん……」
ガチャ
クー子「ニャル子……」
ニャル子「すう…すう……」
クー子「可愛い……抱きしめたい」
クー子「我慢できない……この衝動を抑えられない……」
ダキッ
クー子「ニャル子の身体、柔らかい……」
ニャル子「う……ううん…」
ニャル子「だれ…?」
クー子「起きてしまった……こうなったら強行で……」
サワサワ
ニャル子「ひっ!?」
クー子「胸まで小さくなってる……ニャル子の身体、もっと触りたい…」サワサワ
ニャル子「うう…やめてよぉ……」
クー子「よいではないか…よいではないか」
真尋「よくねえよ!!」ドシュッ!
クー子「うっ……」
真尋「お前何やってんだよ!明らかに襲ってただろ!!」
クー子「これはただのスキンシップ…」
真尋「ニャル子の様子じゃ、そうは見えないんだが」
ニャル子「ぐすっ……ひっく…」
クー子「ニャル子の泣き顔が見たかっただけ……許して」
真尋「……お前、次やったら張り付けにするぞ」
クー子「ぐっ……了解した」
ニャル子「うっ……えぐっ……ひっく……」
真尋「ほらほら、ニャル子ももう泣くな。もう大丈夫だから」
ニャル子「もう……なにもしない……?」
真尋「クー子、もうニャル子に何もしないよな」
クー子「それは……」
真尋「……クー子」
クー子「しない……青き清浄なる世界に誓って」
真尋「よし、じゃあ晩ご飯食べよう」
ニャル子「わーい!」
クー子「ニャル子……だっこしてあげるよ……?」
ニャル子「いや!!」
クー子「」
真尋「自業自得だな」
真尋「で、晩ご飯を食べてるわけだが……これからどうする?」
クー子「少年、質問」
真尋「…マシな質問しろよ」
クー子「ニャル子の口調が朝と違う……なぜ?」
真尋「それは僕にも分からないんだよ……だんだん変わっていって今に至るってことだけさ」
ハス太「だんだんニャル子ちゃんが子供になっていってるのかなあ……」
クー子「私は子供のニャル子でも充分いける……」
ニャル子「ひっ!?」ビクッ
真尋「完全に警戒されてるぞ、クー子」
クー子「怯えるニャル子も可愛い……」
ハス太「クー子ちゃんはどんなニャル子ちゃんでも好きなんだね……」
クー子「私はニャル子の全てを愛してる」
真尋「だってさ、ニャル子はこの人好きか?」
ニャル子「きらい……。この人わたしにいじわるするから……」
クー子「意地悪はしてない……一つの愛情表現」
真尋「お前っていくらでも言い訳できるな……」
クー子「いぇい」
ニャル子「いぇーい」
真・ク・ハ「(可愛い)」
真尋「時間って経つの早いよな……そろそろニャル子を風呂に入れないと……」
クー子「私が…!私がニャル子をお風呂に入れる!」バッ
真尋「反応早いな……まあ女はお前しかいないし、それしかないな」
クー子「よし…!」グッ
ニャル子「え~、わたしこの人と一緒におふろにはいりたくないよ~…」
真尋「ごめんニャル子、我慢してくれ」
ニャル子「はあい……」
クー子「さあニャル子、行こう……。すぐ行こう、早く行こう、とにかく行こう…!」
ニャル子「う……うん…」
クー子「……いってきます」ビシッ
真尋「あ、ああ……いってらっしゃい」
バタン
ハス太「……真尋くん」
真尋「なんだハス太?」
ハス太「僕、さっきの会話にまったく入れなかった!」
真尋「確かに出てこなかったなお前」
ハス太「やっぱり積極的に行くべきなのかなあ……」
真尋「お前の積極的が正しい方向に行くことを願ってるよ……」
ハス太「だから……がったいしよう、真尋くん!!」
真尋「最初から道を間違えるなよ!!」
脱衣所
クー子「……じゃあニャル子、脱がせてあげる」
ニャル子「いいよ!これぐらいじぶんでもできるもん!!」
ニャル子「んしょ……えいっ!」グッ
クー子「……」
ニャル子「ん~!……あれ……?」
クー子「ニャル子……脱がせてあげようか?」
ニャル子「……うん」
クー子「ニャル子の裸……ハァハァ」
ニャル子「おねえちゃん……だいじょうぶ?」
クー子「大丈夫、問題ない……それより早くお風呂に入ろ」
ニャル子「おっけー」
クー子「じゃあ座って……身体を洗うから」
ニャル子「うん」スッ
クー子「まずは背中を流す……」ゴシゴシ
ニャル子「くすぐったいよ……」
クー子「…それは気持ちいいから」
ニャル子「ふーん」
クー子「……」
ニャル子「もうでてもいい?」
クー子「ダメ……10数えてから」
ニャル子「え~……」
クー子「これはお約束」
ニャル子「は~い。い~ち、に~い、さ~ん……」
ニャル子「……きゅ~う、じゅう!もういいよね!?」
クー子「いいよ」
ニャル子「やった~!」ザバッ
クー子「(これは素晴らしい体験だった……)」
クー子「ニャル子…身体拭いてあげる」
ニャル子「ありがとう、おねえちゃん!」
クー子「どういたしまして」
ニャル子「えへへ~」ぎゅっ
クー子「!!」
ニャル子「おねえちゃん、あったかいね……」スリスリ
クー子「……///」
ガチャ
ニャル子「おわったよ~」
真尋「長かったな……クー子、変なことはしてない……よな?」
クー子「してない……身体を洗ってそれから……ぽっ」
真尋「何をしたんだよ……」
クー子「それより少年も早くお風呂に入った方がいい……」
ハス太「真尋くん……!」ガタッ!
真尋「風呂には入るよ、もちろん一人でな!」
ハス太「うう……」
ニャル子「おねえちゃん、本よんで~」
クー子「……それはあっちのハス太君に頼むべき」
ハス太「えっ、僕!?」
ニャル子「ハス太くん、本読んで~」
ハス太「う、うん……」
クー子「全員とフラグが立った……面白くなりそう」
ハス太「クー子ちゃん、絶対楽しんでるよね!?」
ニャル子「ハス太くん、ひざの上にすわってもいい?」
ハス太「え?…あ、うん、いいよ」
ニャル子「えへへへ」スッ
ハス太「(なんだろう……ドキドキするよ…)」
ニャル子「よんで~」
ハス太「えっと…むかしむかしあるところに……ニャル子ちゃん?」
ニャル子「すー……すー……」
ハス太「もう寝たの……?」
クー子「ニャル子は今、3.1秒で寝た」
ハス太「本読むと言っても、一文も読んでないよ……」
クー子「寝顔が可愛いから気にしない」
ハス太「……そうだね」
ガチャ
真尋「風呂出たよ。……ニャル子は?」
クー子「さっき寝た……」
真尋「早いな…まだ10時来てないのに」
ハス太「やっぱりニャル子ちゃんは子供と同じようになってきてるんだよ……」
クー子「ちなみに幼稚園レベルで」
真尋「元に戻さないとヤバくないか……?」
クー子「ニャル子はいつでも可愛いから私は気にしない」
真尋「おい!ハス太もなんとか言ってくれよ!」
ハス太「え?…う~ん…」
真尋「なんで悩んでるんだよ!?」
ハス太「とりあえずもう寝ようよ。明日は休みだし」
クー子「明日できることは明日すればいい……ハス太君、ナイス」
真尋「それ考え方おかしいから!良い子が真似しちゃダメだから!!」
クー子「それよりも決めないといけないことがある……」
真尋「……なんだ?」
クー子「今日、誰がニャル子と一緒に寝るか……」
ハス太「はい!今までほとんど何もしてない僕がするよ!!」ビシッ
真尋「ハス太!?」
クー子「ダメ、ニャル子と一緒にお風呂に入った真柄の私に権利がある……」
ハス太「いや、一緒にお風呂に入ってるんだからいいでしょ!?」
真尋「あの……二人とも……」
クー子・ハス太「少年(真尋くん)は黙ってて」
真尋「あ、はい…すみません」
ニャル子「すー……すー……」
真尋「こいつどうするんだよ……」
クー子「私が」
ハス太「ダメ、僕が」
クー子「いや、これは私の義務」
ハス太「エゴだよそれは」
真尋「きりがないな……お~い、二人とも」
クー子・ハス太「……何?」
真尋「(怖い……)提案なんだけどさ」
真尋「全員一緒に寝ればいいんじゃないかな?」
ハス太「……あ」
クー子「少年に邪神ノーベル賞を授与する……」
真尋「いらないよそんな賞……でもいい方法だと思うけど、どう?」
クー子「少年は最高、グッジョブ、サクセス……」
真尋「サクセスは違うだろ……ハス太は?」
ハス太「もちろん賛成!……で、どこで寝るの?」
真尋「ここでいいだろ。ソファーとかどけて布団を敷けば寝られると思う」
クー子「ならば善は急げ」ダッ
ハス太「ぼ、僕も何かしないと……」ウロウロ
真尋「落ち着けハス太~」
クー子「……できた」
真尋「クー子のやつ、一人で全部やりやがった……」
クー子「次はポジション決め」
真尋「寝るためにここまでするのか?」
クー子「少年は甘い……もはやこれは戦い……つまりデス、オア、ダイ……」
真尋「結局死ぬのかよ!」
ハス太「早く決めようよ~」
真尋「じゃあ今日の貢献度で場所を決めようか」
ハス太「え、それは……」
クー子「ぷぷぷ……ハス太くんは今日はほとんど何もしてない……」
ハス太「そんなことないよ!」
クー子「でもさっき自分で言ったのに……」
ハス太「……あ」
真尋「……よし決めた」
ハス太「はぁ……」
クー子「早く早く、さあ早く、とにかく早く」
真尋「せかすなよ……え~、発表するぞ」
クー子「……」
ハス太「……」
真尋「左から、クー子、ニャル子、ハス太、僕の順番だ」
ハス太「えっ!?」
真尋「どうかしたか?」
ハス太「だって、僕ほとんど何もしてないよ…?」
真尋「でも、あんなにクー子と張り合ってたからなあ……僕も後半はほとんど何もしてないしさ」
ハス太「真尋くん……」
クー子「少年、えらい……」
真尋「もうさっさと寝よう……どんだけこれに時間掛けてるんだよ…」
クー子「それじゃおやすみなさい……」
ニャル子「う、ううん……」
ハス太「あっ……」
真尋「起きちゃったか…」
ニャル子「……みんなでねてるの?……あれ、真尋おにいちゃんは?」
真尋「ここにいるよ」
クー子「私もいる……一緒に寝よう、ニャル子……」
ニャル子「わたし……真尋おにいちゃんといっしょにねたいな……」
真尋「でも……」
ハス太「良いこと考えたよ真尋くん、僕と真尋くんの場所を入れ替えればいいんだよ」
真尋「だけどそれは……」
ハス太「いいんだよ、ニャル子ちゃんが望んでるんだし……それに僕も真尋くんの隣なら……」
真尋「ハス太……ありがたいけど、最後のやつはちょっと…」
ニャル子「えへへ~、真尋おにいちゃんだ~」ギュッ
真尋「おっ、おい、ニャル子……」
クー子「ニャル子……私にもギュ~ってして……」
ニャル子「いいよ、ぎゅ~」ギュッ
クー子「ら、ラグジュアリー……」ガクッ
真尋「クー子が夢の世界に落ちた……」
ニャル子「ね~、真尋おにいちゃんもぎゅ~ってして?」
真尋「あ、ああ、分かった…」ギュッ
ニャル子「おにいちゃん、あったかいね……」
真尋「うん……」
ニャル子「おやすみなさい……」
真尋「おやすみ、ニャル子……」
353 : 以下、名... - 2012/07/16(月) 23:32:47.12 xu6mOdiBI 71/71眠くなってきたんで終わる
今まで書いたなかで一番大変だった
見てくれた人、保守してくれた人ありがとう!
ありがとうございます!