──朝 真尋部屋
ニャル子「真尋さ~ん、朝ですよ~」ユサユサ
真尋「んぅ……」
ニャル子「ほーら、起きてください?」
真尋「ん……すぅ……すぅ……」
ニャル子「なんでそこで寝ちゃうんですか……おはようのキスしちゃいますよ?」
真尋「んぁ……ニャル子……おはよう……」
ニャル子「なんでそこで起きちゃうんですか……」シクシク
元スレ
ニャル子「えへへ……私たち新婚さんみたいですね……///」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1341576438/
真尋「……ってなんで僕の部屋に居るんだよ」
ニャル子「何故と言われましても……夫を起こすのは妻の勤めですので」
真尋「誰が夫だ……って何か静かだな」
ニャル子「あぁ、クー子とハスター君が居ないからですね」
真尋「またそれか……どうせ幻夢郷とお父さんだろ」
ニャル子「まぁ、ぶっちゃけそうですが」
真尋「……登場させるのがめんどくさいだけなんじゃ──」
ニャル子「真尋さん、それ以上言うと究極の混沌の中心送りですよ?」
真尋「お前の実家じゃねえか……」
ニャル子「そんな事より見てくださいよこの格好!」
真尋「ん?ただのエプロンじゃないか」
ニャル子「ただのとは失礼な……可愛いのを選んできたんですよ?」
真尋「可愛い……のか、それ?御大が描かれてるんだが……」
ニャル子「ベリッシモ可愛いっしょ!似合いますか?似合いますかねえ!?」
真尋「可愛いかは別としてお前にはお似合いだな」
ニャル子「いゃん♪真尋さんに誉められちゃいました♪」
真尋「全然誉めてねえよ……」
ニャル子「そして真尋さん」
真尋「なんだよ」
ニャル子「私は意味もなくエプロンを着るような趣味の持ち主ではないのですよ」
真尋「そんな趣味の奴はそんなに居ねえよ」
ニャル子「普段真尋さんに朝食を作っていただいているので、今日は私が」
真尋「まあ僕だってたまには楽をしたいからな……で、地球の食材だよな?」
ニャル子「当たり前です!真尋さん、地球産じゃないと喜んでくれないので……」
真尋「ん、そうか」
──朝 リビング
ニャル子「さあ!召し上がれぇ!」
真尋「なぁ、ニャル子」
ニャル子「はい、なんでしょう」
真尋「これがお前の用意した朝ごはんか?」
ニャル子「そうでしょうが」
真尋「牛乳かけるだけじゃねえか……」
ニャル子「し、失礼な!栄養も取れますし美味しいですし、立派な朝食ですよ?」
真尋「そのエプロン無意味だったじゃねえか!!」
ニャル子「何をおっしゃるウサギさん!一生懸命頑張ったんですから」
真尋「何をどう頑張ったんだ言ってみろ」
ニャル子「この場で一から作った苦労が真尋さんに分かりますか!?」
真尋「シリアルを……この場で……作っ、た……のか?」
ニャル子「はい♪」
真尋「ダメだ……意味が分からない……こいつの存在理由が」
ニャル子「……おきに召しませんでしたか?」
真尋「いや……ごく普通の料理を期待しただけなんだ……」
ニャル子「そんなにニャル子の手料理が食べたかったんですか?」
真尋「いつも弁当食ってんだろ……まぁいいか」モグモグ
ニャル子「美味しいですか?」
真尋「まあ一から作ったとは信じられない、悪くない」
ニャル子「素直に美味しいって言ってくれればいいのに……」
真尋「っていうかニャル子」
ニャル子「なんですか真尋さん」
真尋「なんで起こしに来たんだ?」
ニャル子「何故と言われましても朝ですから」
真尋「今日日曜日だぞ?」
ニャル子「それがなにか」
真尋「学校休みなんだぞ?」
ニャル子「そうですね」
真尋「無理に早く起きる必要無かったよな?」
ニャル子「そうは言うがな大佐……」
真尋「まあ休みだからって不規則な生活は送りたくないけどさ」
真尋「僕もお前らに振り回されて疲れてるんだけど」
ニャル子「だって朝早くから夜遅くまでイチャイチャしたいんですもん……」
真尋「しないから安心しろ」
ニャル子「いつまで待てば振り向いてくれるんですか……」
真尋「一生待ってろ」
ニャル子「一生待ったら振り向いてくれるんですか!?」
真尋「……は?」
ニャル子「一生待ったら結婚してくださいね?」
真尋「……待てたらな」
ニャル子「おお?ついにデレました?」
真尋「いや……まあ、いいや」
ニャル子「あれ?なんか変なこと言いましたかね?」
真尋「なんでもない」
ニャル子「ところで真尋さん」
真尋「今度はなんだよ」
ニャル子「せっかくの日曜日ですが、ご予定は?」
真尋「家でゆっくりしたい」
ニャル子「まあたまには良いですね」
真尋「珍しく素直じゃないか」
ニャル子「毎度毎度連れ回してたら真尋さんも疲れちゃうかなと思いまして」
真尋「自覚あるなら日頃からそうしてくれ」
ニャル子「ではテレビでも見ましょうかねぇ……っと」
真尋「この時間帯は面白いのやってないだろ」
ニャル子「ん~……あ、新婚さんの特集やってますよ!」
真尋「だからなんだよ」
ニャル子「憧れちゃいますね~……ね?真尋さん」
真尋「何がだよ」
ニャル子「いつか、結婚しましょうね」
真尋「当分しないから安心しろよ」
ニャル子「当分、ですか……えへへ」
真尋「勘違いすんな!」
ニャル子「新婚旅行はどこがいいですかね~」
真尋「人の話聞けよ」
ニャル子「真尋さんはやっぱり地球がいいですよね?」
真尋「まあそうだな」
ニャル子「結構ノリ気ですね……ハワイとかグアムですかね?」
真尋「南の島っていうのには行ってみたいよな」
ニャル子「えへへ……いつか二人で行きましょうね!」
真尋「いや一人で行くよ」
ニャル子「そんな冷たいこと言わないでくださいよ……」
真尋「お前と行っても疲れるだけだろ」
ニャル子「大丈夫ですよ、真尋さんに苦労はかけさせません」
真尋「どの口が言うか……」
ニャル子「それともそんなに私が嫌ですか……?」
真尋「……そこまでは言ってないから安心しろ」
ニャル子「もぅ、やっぱり私のこと愛してるじゃないですか♪」
真尋「どこにそんな要素が……」
ニャル子「向こうで赤ちゃん生んだら戸籍はどこになるんですかね?」
真尋「話が飛躍し過ぎてついていけない……」
ニャル子「真尋さんは何人くらい欲しいですか?サッカーチームくらいですか?」
真尋「そんなに要らないだろ……」
ニャル子「そんなに、ってことは赤ちゃんは欲しいんですね♪いゃん!」
真尋「そ、そういうつもりで言ったわけじゃない!」
ニャル子「じゃあどういうつもりですかー?」
真尋「ぅぐ……」
ニャル子「んもー照れちゃって///」
真尋「うるさいうるさいうるさい!」
ニャル子「そして真尋さん」
真尋「そしてなんだよ」
ニャル子「そうこうしてるうちにお昼ですが」
真尋「さっき朝飯食べたばかりだろ」
ニャル子「気にしたら負けです」
真尋「負けていいから追及したい……」
ニャル子「そんな事よりお昼ご飯のご用意をしましょかね」
真尋「いいよ僕が作るから」
ニャル子「なら二人で共同作業といきましょう」
──昼 キッチン
真尋「結局お前も居るのか」
ニャル子「いいじゃないですか、どうせ暇ですし」
真尋「まあいいか……何作ろうかなと……あ」
ニャル子「どうしました?赤ちゃん欲しくなっちゃいました?」
真尋「お前が朝ごはんを謎シリアルで済ませたからご飯が大量に余ってるぞ」
ニャル子「まだ根に持ってるんですか……」
真尋「チャーハンでいいか」
ニャル子「おおー、作れるんですか」
真尋「ただ炒めるだけだろ」
ニャル子「……本当にもったいないほどの料理の才能ですね」
真尋「ご飯をそっちの皿に移しといて」
ニャル子「あ、はい」
真尋「卵取って」
ニャル子「はい」
真尋「ネギとかチャーシューとか切っといて」
ニャル子「はーい♪」
真尋「……」
ニャル子「……」
真尋「醤油と鰹節取って」
ニャル子「あ、はい」
真尋「……」
ニャル子「……真尋さん」
真尋「ん?」
ニャル子「今の私たち、新婚さんみたいですよね」
真尋「んーそうかもな」
ニャル子「結婚したら毎日がこんな感じですかねー」
真尋「んーそうかもな」
ニャル子「……聞いてます?」
真尋「んー?」
ニャル子「……なんでもないです」
真尋「ほれ、できたぞ」
ニャル子「うはー!美味しそうです!」
真尋「じゃあ食うか……いただきます」
ニャル子「いただきまーす」
真尋「……うん、醤油と鰹節でいい具合に誤魔化せてる」
ニャル子「共同作業の結晶……美味しいです……!」
真尋「変な言い方すんなよ」
ニャル子「でも共同作業じゃないですか」
真尋「お前ただ切っただけだろ」
ニャル子「それでも真尋さんのお手伝いした内に入るでしょう」
真尋「まあそうだけどさ」
ニャル子「なら二人の初めての共同作業ですね♪」
真尋「ケーキ入刀じゃなくて残念だったな」
ニャル子「いえいえ、真尋さんと一緒ならなんだってOKです」
真尋「ん、そうか」
ニャル子「はい♪そうですよ」
真尋「んじゃ食べ終わったし片付けてくるよ」
ニャル子「いえいえ、ここは私がやりますので」
真尋「いいのか?」
ニャル子「はい!真尋さんのお役に立ちたいです!」
真尋「ん、なら頼む」
ニャル子「それに……こういうのは妻の仕事ですよ?」
真尋「さぁて、頑固な油汚れちゃんはどいつかな」
ニャル子「すんません冗談ですから私にやらせてください」
──昼 リビング
真尋「珍しい事もあるもんだな……さてと──」
ニャル子「真っ尋さーん!終わりましたよー!」
真尋「はえぇ!」
ニャル子「クロックアップです」
真尋「相変わらず便利な能力だな……」
ニャル子「そんなわけで真尋さん」
真尋「今度は?」
ニャル子「耳掃除の時間です!」
真尋「初めて聞いたぞそれ……」
ニャル子「ささーどうぞどうぞ」
真尋「いいよ自分でやるから」
ニャル子「私にやらせてくださいよぅ」
真尋「なんで急に耳掃除なんだよ」
ニャル子「いいじゃないですか」
真尋「いや……まあいいかたまには」
ニャル子「今回は素直ですね……では」
真尋「……なあ、マジでやんのかこれ」
ニャル子「当たり前じゃないですか!膝枕しないと出来ませんよ!」
真尋「だよなあ……」
ニャル子「さささ、おいでおいで」ぽんぽん
真尋「分かったよ……ったく……」
ニャル子「では失礼して……あ、痛かった言ってくださいねー」
真尋「痛くする予定でもあんのか」
ニャル子「そんなわけないじゃないですか、ただの定型文ですよ」
真尋「……」
ニャル子「どうですかー?気持ちいいですかー?」カキカキ
真尋「ん……まぁ」
ニャル子「ふふっ……もっと素直になって結構ですよ?」
真尋「うるさいな」
ニャル子「えへへ……っと、おっきいの取れましたよ」
真尋「ん、そうか」
ニャル子「では反対の耳をやりますのでこっち向いてください」
真尋「はいよ……っ!」
ニャル子「どうしました?」
真尋「いや……なんでもない」
ニャル子「私のお腹が気になりますか?」
真尋「うるさいな」
ニャル子「お望みはらお腹と言わずに全て見せてあげますよ?お触りOKで」
真尋「いいからとっととやれ」
ニャル子「はいはい分かりましたよぅ」
真尋「……」
ニャル子「……んふふ」なでなで
真尋「おいこら」
ニャル子「ああっ、暴れちゃダメですよ危ないですから!」
真尋「なに撫でてんだよ」
ニャル子「膝枕といえばなでなでは付き物でしょう?」
真尋「知らないよ」
ニャル子「付き物なんです!えへへ~」なでなで
真尋「耳掃除はどうしたんだよ」
ニャル子「そうでしたね」
真尋「……」
ニャル子「……」カキカキ
真尋「……」
ニャル子「……もう取れるもんは取れましたかね」
真尋「……」
ニャル子「真尋さーん、終わりましたよ」
真尋「……」
ニャル子「真尋さん?」
真尋「すぅ……すぅ…」
ニャル子「……寝ちゃいましたか」なでなで
ニャル子「散々文句言ってた割には気持ち良さそうに寝てるじゃないですか」なでなで
真尋「すぅ……すぅ……んぅ……にゃる……こぉ……」
ニャル子「ふふっ……おまけにわたしの夢ですか……真尋さんってば」なでなで
ニャル子「寝顔も可愛いですよ……真尋さん」なでなで
ニャル子「おやすみなさいのキスですよ……」チュ
ニャル子「えへへ……」
ニャル子「さて、このままというのも魅力的ですが疲れちゃいますからね」
ニャル子「それに真尋さんが風邪でも引いたら大変です」
ニャル子「ベッドまで運んであげましょう」
──夜 ニャル子部屋
真尋「んぁ……?いつの間にか寝ちゃったのか……」
真尋「って何でニャル子の部屋なんだ……」
ニャル子「んむぅ……すぅ……すぅ……」
真尋「っ!?……なんだニャル子か」
ニャル子「まひろ……しゃん……」
真尋「……普段から真尋さん真尋さんうるさい上に夢の中まで僕かよ」
ニャル子「だいしゅき……でしゅ……」
真尋「……ばか」なでなで
ニャル子「すぅ……すぅ……」
真尋「いったいどんな夢見てんだろうな……」なでなで
ニャル子「しゅふっく……ちょい……ごーへい……ごーへい……」
真尋「……なんの夢なんだ……」
真尋「ま、いっか……夕飯の支度しないと……」
ニャル子「すぅ……すぅ……」
真尋「また起こしにくるからな……」なでなで
──夜 リビング
真尋「ん?ご飯が用意されてる?」
真尋「……なんか紙が置いてある」
真尋さんが気持ち良さそうにおやすみなさっていたので
代わりに私が夕食を用意しました
お口に合うか分かりませんが、愛情たっぷりです!
どうぞ召し上がってください
byニャル子
真尋「ったく……ニャル子のやつ……」
真尋「……」
真尋「何で夏に鍋なんだ……」
真尋「鍋を一人で食うものあれだな……」
真尋「ニャル子起こすか」
──ニャル子部屋
ニャル子「ゃん……まひろ……さん……」
真尋「気持ち良く寝てるとこ悪いな」
ニャル子「……だめ……でしゅ……」
真尋「起きろ」ユサユサ
ニャル子「……やさしく……して……」
真尋「ほら、起きろ」ユサユサ
ニャル子「んぅ……?……すぅ……すぅ……」
真尋「……今一瞬起きただろこら」デコピン
ニャル子「にゃぅ……?んぁ、まひろしゃん……おはようございましゅ……」
真尋「寝惚けてんじゃねぇ」デコピン
ニャル子「にゃあ!?痛いでふよぅ……」
真尋「起きたか?」
ニャル子「起きてますよ……」
真尋「もう晩ごはんだから下に降りるぞ」
ニャル子「晩ごはん……なら私が用意しましたよ」
真尋「だから一緒に食べるぞ」
ニャル子「先に食べてくださってよかったのですよ?」
真尋「鍋を一人で食べても寂しいだろ?」
ニャル子「私が居ないと寂しいですか?」
真尋「そうだよ、早くこい」
ニャル子「えへへ……私が居ないと寂しいですか……///」
真尋「そ、そういう意味で言ったんじゃない勘違いすんな!」
ニャル子「ふふっ、そういうことにしておきます」
真尋「なっ……絶対勘違いしてるだろ!」
ニャル子「いいじゃないですか別に」
真尋「……ったくお前は……」
ニャル子「えへへ~」
真尋「ふんっ!」デコピン
ニャル子「痛っ!痛いですよぅ……」
真尋「ほら、さっさと行くぞ」
──リビング
真尋「何で夏に鍋なんだよ」
ニャル子「あれ?いけないんですか?」
真尋「普通は食わないだろ」
ニャル子「夏にお鍋は一般的ではないのですか」
真尋「そりゃそうだろ」
ニャル子「むぅ……季節によって料理が変わるというのがよく分からなかったです……」
真尋「そういえば宇宙人だったな」
ニャル子「……迷惑……だったですか……?」
真尋「そ、そんな事はないぞ!冬にアイス食べたりするだろ、そんな感じだ」
ニャル子「ならいいのですけどた……」
真尋「ほら、さっさと食うぞ、いただきます」
ニャル子「いただきまーす」
真尋「随分と手の込んだ鍋だなおい」
ニャル子「真尋さんに美味しいって言っていただきたかったので頑張っちゃいました!」
真尋「そ、そっか」
ニャル子「そうです!では……はい、あーん?」
真尋「……は?」
ニャル子「はい、あーん?」
真尋「……なにやってんだ」
ニャル子「朝の特集で新婚夫婦が言ってました!」
真尋「なにをだよ」
ニャル子「あーんすると倍以上美味しくなるそうですよ!」
真尋「そりゃ夫婦だからだろ」
ニャル子「私は真尋さんに美味しいって言って貰いたいんです……」
真尋「分かった分かった、やればいいんだろやれば」
ニャル子「はい♪あーんして?」
真尋「あーん……」
ニャル子「美味しいですか?」
真尋「うん、美味しい」
ニャル子「えへへ……良かったです」
真尋「良かったな」
ニャル子「はい!じゃあ今度は真尋さんの番ですね」
真尋「……何が」
ニャル子「あーん」
真尋「……食べさせろと」
ニャル子「……嫌ですか……?」
真尋「分かったからそんな顔するな……」
ニャル子「えへへ……真尋さん優しいです……///」
真尋「うるさい、とっとと口開けろ……ほれ、あーん」
ニャル子「あーん……美味しいです……」
真尋「これで満足か?」
ニャル子「もっとして貰いたいです!」
真尋「もうやらん」
ニャル子「いいじゃないですかぁ!」
真尋「僕だって恥ずかしいんだからな!?」
ニャル子「いいじゃないですか……私たちは将来を約束した仲じゃないですか」
真尋「まだしてないだろ」
ニャル子「まだ、ということは今後に期待にしても?」
真尋「まぁ……いつかな」
ニャル子「ま、真尋さん!」ダキツキ
真尋「こ、こら!抱き着くな!」
ニャル子「だって嬉しいんですもん♪」
真尋「だから言いたくなかったんだ……」
ニャル子「えへへ……いつか結婚してくださるんですよね?」
真尋「それはお前次第だろ」
ニャル子「私、真尋さん好みのお嫁さんになれますかね?」
真尋「だからお前次第だろ」
ニャル子「えへへ……お嫁さん……」
真尋「なんだそのだらしない顔は……」
ニャル子「えへへ……真尋さん……」
真尋「……ほらっ」チュ
ニャル子「にゃぅ!?///」
真尋「少しは落ち着け」
ニャル子「き……キスされて落ち着けるわけないですよぅ……///」
真尋「落ち着いてるじゃないか」
ニャル子「うぅ///」
真尋「なんだよ、言いたいことがあるならはっきり言え」
ニャル子「結婚してください!」
真尋「だからまだ早いって……まぁ、いつかな」
ニャル子「えへへ……言ったからには幸せにしてくださいね?」
真尋「……お前次第だろ?」
おわり