44 : 以下、名... - 2013/06/30(日) 00:18:27.72 QO8QtX0a0 1/11

阿良々木「ランニングだと?ふざけるな、マラソンの間違いだろう」

神原「いや大丈夫だ、阿良々木先輩のペースに合わせて走ろう」

阿良々木「なら別にいいけど……」

神原「本当か!?やったあ!阿良々木先輩とランニング、ランニング♪」

阿良々木「何がそんなに嬉しいんだ……」

神原「阿良々木先輩の汗、息遣いが間近で見られるんだぞ!」

阿良々木「この変態め…」

神原「褒めるならもっと褒めてくれていいんだぞ、阿良々木先輩」

阿良々木「うるせえよドM」

元スレ
忍「儂のドーナツが無い!!」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1372513684/

45 : 以下、名... - 2013/06/30(日) 00:21:44.44 QO8QtX0a0 2/11

神原「では早速始めようではないか!」

阿良々木「ああ、ちょっと待ってくれ、この格好だと走りにくいから、一旦家で着替えてくる」

神原「安心してくれ、こんな事もあろうかと、既に阿良々木先輩用の服は用意してある!」

阿良々木「うわぁ……ありがとうきもちわるい」

神原「では早速着替えてくれ、大丈夫だ、事前に私が着てなどいない」

阿良々木「お前が言うとガチかもしれないから怖いんだよ……」

神原「ガチだぞ」

阿良々木「ガチかよ!」

神原「冗談だ」

46 : 以下、名... - 2013/06/30(日) 00:25:44.39 QO8QtX0a0 3/11

阿良々木「ふう…着替え終わったぞ」

神原「服はそのへんに置いておいていい、後で洗濯しておく」

阿良々木「ああ、サンキューな」

神原「じゃあ今度こそ始めよう、スタートはすぐそこだ」

阿良々木「家の前か」

神原「ランニング程度ならばいつもは10km程度を走っているが」

阿良々木「さすがに僕はそこまでは無理だな……せめて3kmくらいにしてくれ」

神原「わかった、適当にコースを変えてみよう」

47 : 以下、名... - 2013/06/30(日) 00:29:28.68 QO8QtX0a0 4/11

そしてランニング開始。

神原「阿良々木先輩、もう少し背筋を伸ばした方がいい、疲れが早く溜まるぞ」

阿良々木「おお、そうか」

神原「私はほぼ毎日ランニングなどをしているが……阿良々木先輩にはそういった日課はないのか?」

阿良々木「僕には無いな」

神原「では運動で無くとも、毎日欠かさずしている事などは?」

阿良々木「んー………特に無い」

神原「日課というのはいいものだぞ、ランニングなんかは、毎日少しずつだが成長していくのがわかって楽しい」

阿良々木「そういうもんなのか」

48 : 以下、名... - 2013/06/30(日) 00:35:17.71 QO8QtX0a0 5/11

神原「しかし阿良々木先輩、なかなかいい走りではないか」

阿良々木「そうか?」

神原「うむ。やはり吸血鬼の後遺症で筋肉質なのが影響しているのだろうか?」

阿良々木「あー、そうかもしれないな」

神原「ちなみに本物の吸血鬼だった時はどんな感じだったのだ?」

阿良々木「うーん………なんだろう、あらゆる性能が怪物レベルだった」

神原「ほう、つまり筋力などもか」

阿良々木「砲丸投げの球ですら投げる時に軽くて、野球部が使うローラーが片手で持てた」

神原「それはすごいな」

49 : 以下、名... - 2013/06/30(日) 00:39:52.82 QO8QtX0a0 6/11

阿良々木「まあでも、正直もう体験したくないな」

神原「なぜだ?日光さえ避ければいいのだろう?」

阿良々木「吸血鬼になったお陰で春休みに地獄を見た」

神原「ああ………深くには触れないが、何か色々大変な事があったのだな」

阿良々木「大変な事に遭ったな」

神原「今はその後遺症で筋肉質なのと、新陳代謝が高い……だったか?」

阿良々木「そうだな、基本そんな感じだ」

50 : 以下、名... - 2013/06/30(日) 00:43:30.46 QO8QtX0a0 7/11

神原「基本?」

阿良々木「忍に血を少し多めに吸わせると、わずかだけど吸血鬼の力を取り戻せるんだ」

神原「ああ……猿の手の時のように、か」

阿良々木「そうだ」

神原「吸わせすぎるとどうなってしまうのだ?」

阿良々木「まあ…普通に忍が全盛期に戻るだけだな」

神原「ふむ」

阿良々木「……っていうか……」

神原「む?」

阿良々木「久々にランニングとかしたけど、割とキツいな」

神原「日ごろから運動はこまめにしておくものだぞ」

阿良々木「そうだな……今、改めて実感してるよ…」

51 : 以下、名... - 2013/06/30(日) 00:46:12.44 QO8QtX0a0 8/11

神原「あと1kmほどだと思うが…大丈夫か?阿良々木先輩」

阿良々木「はぁ、はぁ……多分……」

神原「あまり無理はしないでくれ、限界を感じたら言ってくれればいい」

阿良々木「そ、そうする……はぁっ、はぁ……」

神原「…………」

阿良々木「ふぅ、ふっ、ふっ、ふっ………」

神原「……………………」

阿良々木「………?」

神原「汗がイイ、な」

阿良々木「この変態が!!」

52 : 以下、名... - 2013/06/30(日) 00:52:07.38 QO8QtX0a0 9/11

神原「はいゴール、阿良々木先輩、少し待っててくれ、飲み物を取ってくる」

阿良々木「ああ、ありがたい……はぁ、はぁ、はぁ……これ、意外とキツいなぁ……」

阿良々木「こんなのを10km分も毎日やってるのか、神原は……ちょっと見直したな…」

神原「お待たせした!」

阿良々木「ああ、助かる……んくっ、んくっ……」

神原「どうだ?久々のランニングの感想は」

阿良々木「ああ、疲れたけど……なんか、良い汗かいたって気分だな…」

神原「そうだろうそうだろう!」

53 : 以下、名... - 2013/06/30(日) 01:03:51.75 QO8QtX0a0 10/11

阿良々木「また気が向いたら一緒にやろうな」

神原「!! も、もちろん!」

阿良々木「じゃ、僕はこの辺で帰らせてもらう」

神原「うむ、ではまたな、阿良々木先輩」

阿良々木「またなー」

神原「………あ」

阿良々木「ん?」

神原「ランニング前に来ていた服は洗濯して、後日返すから心配しなくていいぞ」

阿良々木「おお、助かる」

神原「では」

阿良々木「じゃーな」

54 : 以下、名... - 2013/06/30(日) 01:04:21.76 QO8QtX0a0 11/11

阿良々木「………あいつ」

阿良々木「ずっと僕の筋肉見てたんだけど…………」



おしまい

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