1 : VIPに... - 2013/05/22 23:18:52.41 zenuzTxWo 1/42

・物語シリーズは全巻読んでますけどうろ覚えです

・将来、阿良々木くんとガハラさんが結婚したら、というifです

・会話を成立させるために独自設定が含まれます

・原作との矛盾があるかもしれませんが固いこと言わないでください



それでは投下します

元スレ
暦「新潟県上越市から来ました。阿良々木暦、23歳です」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1369232332/

2 : VIPに... - 2013/05/22 23:19:42.52 zenuzTxWo 2/42

文枝「それでは参りましょう。新婚さんいらっしゃーい!」

テーテテーテテーテーテテレレッテテテー
パチパチパチパチ

山瀬「どうぞー」

文枝「それではお名前とお年からどうぞ」

「新潟県上越市から来ました。阿良々木暦、23歳です」

ひたぎ「ちゅま、ひたぎ。23歳でしゅ」

ドッwwww

文枝「wwww」

山瀬「wwww」

3 : VIPに... - 2013/05/22 23:20:08.29 zenuzTxWo 3/42

「出だしから噛むなよ……」

ひたぎ「噛んでないわ」

「いや、噛んだだろ」

ひたぎ「わ、私がここ、この程度の舞台で、き、緊張するわけが無いでしょう?」

「ガチガチじゃねぇか!」

ドッwwww

文枝「いやーお二人コンビ名はなんて言いますの?」

ひたぎ「「夫婦漫才じゃないです」」

ドッwwww

4 : VIPに... - 2013/05/22 23:20:56.56 zenuzTxWo 4/42

文枝「www息ぴったりですな」

ひたぎ「この人と、いえ、この犬と息がピッタリだなんて心外だわ」

「お前実の夫に向かってなんて事言ってんだ!」

ひたぎ「実の夫?あなたには私の他に偽の妻が居るのかしら??」

「居ねえよ!」

文枝「もう僕とまみちゃんいらんのとちゃいますかね」

山瀬「wwww」

ドッwwww

5 : VIPに... - 2013/05/22 23:21:36.95 zenuzTxWo 5/42

文枝「それはさておき。奥さんは背ぇ高ぅてモデルみたいなスタイルしてはりますけど、ご主人はこう……パッとしませんな」

ひたぎ「阿良々木くん、初対面の人からチビだと馬鹿にされているわよ」

「そこまで言われてねえよ!」

ひたぎ「私みたいな美少女に阿良々木くんは釣り合わないと言われているわよ」

「もう少女って年じゃないだろ……」

ひたぎ「何か言ったかしら?」

「ナニモイッテマセン」

文枝「その辺にしてもろてええか?僕の仕事取らんといてや」

ドッwwww

6 : VIPに... - 2013/05/22 23:22:19.99 zenuzTxWo 6/42

文枝「ところで奥さん、あなた自分のご主人のこと『阿良々木くん』て苗字で呼んでますの?」

ひたぎ「いえ、『ゴミ』と呼んでます」

「お前ここぞとばかりにボケるの止めろよ」

ひたぎ「誰がいつボケたのかしら?私は事実を述べただけよ」

文枝「番組進めさせてもろてええかな?」

ドッwwww

7 : VIPに... - 2013/05/22 23:22:56.89 zenuzTxWo 7/42

文枝「ご主人、出会った頃はともかく、付き合うてからも苗字で呼ばれてましたの?」

「まあ基本的には。さっきみたいな罵倒を除けばそうですね」

文枝「普段から漫才やってるんかいな」

ドッwwww

文枝「しかし結婚したことですし、苗字で呼ばれるのも味気ないんとちゃいますの?」

「まあ、愛情は感じているので特に」

ひたぎ「やだ、阿良々木くんたら」///

文枝「奥さんさっきとキャラちゃいますやん」

ドッwwww

9 : VIPに... - 2013/05/22 23:24:05.09 zenuzTxWo 8/42

文枝「それで、ご主人の方は奥さんのことなんて呼んでますの?」

「僕は『ガハラさん』って呼んでます」

文枝「『ガハラさん』?そらあだ名ですか?」

ひたぎ「私の旧姓が『戦場ヶ原』と言うので、それで」

文枝「なんやご主人の方も苗字かいな。しかし名前で呼んで欲しいのとちゃいますの?」

ひたぎ「名前で呼んで欲しいですね」キリッ

「そんなこと一回も言ったこと無いくせに……」

ドッwwww

10 : VIPに... - 2013/05/22 23:26:43.03 hKBJkRdMo 9/42

ひたぎ「あら、そうかしら?私なりにアピールはしていたつもりなのだけれど」

文枝「そんでも年がら年中苗字で呼んでる訳じゃないでしょう?たとえばその、夜の営みの時とか」

ひたぎ「阿良々木くんは私とセッ○スしている最中でも『ガハラさん』と呼びますね」

「」

文枝「」ズテーン!

ドッwwww

山瀬「wwww」イスナオシ

文枝「折角僕がオブラートに包んで言うたのにそんなストレートに言いなや」

11 : VIPに... - 2013/05/22 23:27:48.87 hKBJkRdMo 10/42

文枝「しかしご主人、いや奥さんもやけど。好きな人には名前で呼んでほしいもんやで?」

「そういうものですかね」

文枝「せやせや。試しにほれ、名前で呼んでみなはれ」

「――、ひたぎさん」

ひたぎ「なにかしら、こよこよ?」キャルンッ♪

文枝「」ズテーン!

「」ズテーン!

文枝「!?」

ドッwwww

山瀬「wwww」イスナオシナオシ

文枝「長い間この番組やってきたけど転び芸取られたんは初めてやわ」

ドッwwww

12 : VIPに... - 2013/05/22 23:28:34.03 hKBJkRdMo 11/42

文枝「それでご主人、お仕事はなにしてはりますの?」

「仕事は、ゴーストバスターをやっています」キリッ

文枝「中二病は卒業しなはれ」

ドッwwww

文枝「それでホンマは何してんの?」

ひたぎ「詐欺師です」

「違うっ!?いや嘘でもないんですよ」

文枝「ハァー、まあ怪しいことには変わらへんけど。具体的には何をするんですか?」

「色々な地域に伝わる、伝説とか伝承を集めています。民俗学の研究、と言えば良いですかね」

文枝「そらまた小難しいことやってはりますな。しかしそれってやらしい話、お金になるんですか?」

「正直……あまり。波が大きいというか、安定はしませんね」

文枝「それやったら奥さん、生活とか心配じゃないですか?」

ひたぎ「良いんですよ、初めから阿良々木くんには期待していませんので」

ドッwwww

13 : VIPに... - 2013/05/22 23:29:16.09 hKBJkRdMo 12/42

文枝「ご主人こんなこと言われてますけど」

「いやぁ面目ないですね」

ひたぎ「良いのよ、阿良々木くん。それはあなたがやりたかった仕事なのだから、夢を叶えられた事を誇って頂戴」

ひたぎ「足りない分は私がしっかり稼ぐから、阿良々木くんは気にしなくていいわ」

ひたぎ「私は夢を追いつづけている阿良々木くんが好きよ」

「」////

オォーーパチパチパチパチ

文枝「ほんま良い嫁さんやで……ッ」ホロリ

14 : VIPに... - 2013/05/22 23:29:53.45 hKBJkRdMo 13/42

文枝「しかし奥さん、そないなカッコええこと言えるっちゅー事は、ぎょうさん稼いではりますの?」

ひたぎ「正義の味方をやっています」キリッ

文枝「なんや奥さんも中二病かいな」

ドッwwww

ひたぎ「失礼ですね、私の正義は本物です」

文枝「……ご主人、なんのこっちゃわかりわせんけど」

「厄介なことに、ガハラさん、白バイに乗ってるんですよ」

オオー

文枝「白バイ!そら、確かに正義の味方やな……」

15 : VIPに... - 2013/05/22 23:31:00.27 hKBJkRdMo 14/42

ひたぎ「ちょっと待って、正義の味方が厄介ってどういう事かしら」

「僕が免許証を家に忘れた時は必ず僕を捕まえて違反切符を切ってるだろ!?」

ドッwwww

文枝「そらーしゃあないなwww」

ひたぎ「免許証を忘れる阿良々木くんが悪いのよ。それに毎回届けてあげてるじゃない、感謝しなさいよ」

「切符切った後にな!その、身内だし多少の融通は効かせてほしいなと」

ひたぎ「そうはいかないわ。私の正義は誰に対しても平等なのよ」

文枝「その分やとご主人だいぶ苦労してるみたいですな」

16 : VIPに... - 2013/05/22 23:31:49.34 hKBJkRdMo 15/42

文枝「しかし息はぴったりやけど、こんな強烈な奥さんとどうやって知り合いましたの?」

「それは……空から降ってきたんです」

山瀬「」

文枝「……またはじまったで」

ドッwwww

17 : VIPに... - 2013/05/22 23:32:21.66 hKBJkRdMo 16/42

「いやこれが事実なんですよ」

文枝「ほんまかいな」

「はい、あれは忘れもしない高校3年の5月のことでした」

文枝「なんか語りだしたで」

「僕が階段を昇っていたときに、ガハラさんが落ちてきたんですよ。それを僕が受け止めて」

文枝「ホー、しかしなんで落ちてきましたの?」

ひたぎ「足を滑らせたんです。バナナの皮で」

文枝「」ズテーン!

ドッwwww

山瀬「」イスナオシ

18 : VIPに... - 2013/05/22 23:32:51.38 hKBJkRdMo 17/42

文枝「そんな漫画みたいなことがあるかいな」

ひたぎ「まあ、その頃は体調が悪かったので」

(お、おいガハラさん。本当の事を言うのはマズいだろ)

ひたぎ(わかっているわようるさいわね。適当に誤魔化すから話を合わせなさいな)

(お、おう)

文枝「なにを急にいちゃついてまんの」

ひたぎ「「いえ、別に」」

19 : VIPに... - 2013/05/22 23:33:22.04 hKBJkRdMo 18/42

ひたぎ「そのあまりの醜態を言いふらされるのを恐れた私は、阿良々木くんの口封じを図りました」

文枝「ご主人なにされましたの?」

「ホチキスで口を綴じられました」

文枝「ハァ?」

山瀬「えぇっ!?」

エエー!?

ひたぎ(ちょっと何本当の事を言っているのよ!?)

(だって話を合わせろって言ったじゃないか!)

ひたぎ(ホチキスで口を綴じたなんて、軽く傷害事件よ?私の警察官のキャリアに泥を塗るつもりなのかしら?)

(傷害事件を起こしたつもりはあったんだな……)

文枝「なにを急にいちゃついてまんの」

ひたぎ「「いえ、別に」」

20 : VIPに... - 2013/05/22 23:33:51.02 hKBJkRdMo 19/42

「まあ、ホチキスと言うのは大げさですけど。精々目玉クリップです」

ひたぎ「」ギュッ

「痛ぇ!なんで急につねるんだよ」

ひたぎ「なんとなくよ」

ドッwwww

28 : VIPに... - 2013/05/25 20:14:26.68 TrKwjvCJo 20/42

ひたぎ「ちょうどその頃は蟹の先物取引に騙されて、家が不良在庫の蟹で磯臭くなっていたのですけど」

「」

文枝「蟹か……」

山瀬「蟹ですか……」

文枝「それはまあ、災難でしたな」

ひたぎ「はい。それを知ったお節介な阿良々木くんは、その辺について詳しい人に依頼して蟹は返品、騙し取られたお金も返してもらえたんです」

文枝「ホォー、高校生やったのに大した人脈があったんですな」

「まあ、たまたまです」

ひたぎ「ええ、でも阿良々木くんはたとえそんな人脈を持っていなかったとしても私を助けてくれたでしょう?」キラキラ

「ふはは!当然だろう」ドヤァ

文枝「なんやムカつきますな」

ドッwwww

29 : VIPに... - 2013/05/25 20:15:04.51 TrKwjvCJo 21/42

ひたぎ「とにかく、その一件で私は阿良々木くんに心奪われてしまったんです」

ひたぎ「それまでの私の人生はあんまり幸福とは言えないものだったけれど……だからこそ阿良々木くんと知り合えたのだと考えると、それを、全部、チャラにしてもいいと思えたんです」

文枝「いやーご主人、ええ人と出会えましたな」

「いやー………ははは」///

30 : VIPに... - 2013/05/25 20:15:35.41 TrKwjvCJo 22/42

文枝「それで、なにか付き合っていた頃の思い出とかないですか」

「そうですね、やはり初めてのデートの時ですかね」

文枝「ほう」

「地元の天文台に行ったんですけど、その時は行き先を教えられないままガハラさんに連れ出されて」

「ガハラさんのお父さんが運転する車に乗せられました」

ドッwwww

31 : VIPに... - 2013/05/25 20:16:07.40 TrKwjvCJo 23/42

文枝「初デートに彼女の父親が同伴って、拷問みたいなデートですやん。なんの記念やねん」

ひたぎ「初めてのデートは天文台にしようと思っていたのですけど、高校生には足が無かったので」

「男子高校生にとって彼女の親の前って言うのはめちゃくちゃ緊張するんだよ!」

ひたぎ「その気持ちは判らないわね。私は当時女子高校生だったもの」

ドッwwww

32 : VIPに... - 2013/05/25 20:16:55.70 TrKwjvCJo 24/42

文枝「それでどうなった」

「もうその時点で僕は思考停止をしていたんですけど、そこでガハラさんが訊いてきたんですよ」

文枝「なんてきいたんですか」

ひたぎ「『私の事、好き?』」

文枝「」ズテーン!

ドッwwww

山瀬「」イスナオシ

33 : VIPに... - 2013/05/25 20:17:42.41 TrKwjvCJo 25/42

文枝「それ男子高校生には酷な質問やで……」

ひたぎ「そういえば阿良々木くんが私の名前を初めて呼んでくれたのもその時だったわね」

「ああ。僕が『戦場ヶ原』って呼ぶ度に『お父さん、呼ばれているわよ』なんて言うからな」

ドッwwww

ひたぎ「でもなんでそこから『ガハラさん』になるのよ。そのまま名前で定着させようとは思わなかったのかしら」

「いや……女の子を名前で呼ぶとか照れくさいだろ」

ひたぎ「そう、いかにも童貞が考えそうなことね」

「童貞じゃねぇ!?」

ドッwwww

34 : VIPに... - 2013/05/25 20:18:16.38 TrKwjvCJo 26/42

「まあとにかく、ガハラさんにすごくからかわれたおかげで僕も調子を取り戻してきていたんですけど」

文枝「ほう、それで?」

「天文台に着いたらまた思考停止に陥りました」

文枝「奥さん何しましたの?」

ひたぎ「『私は準備があるから、阿良々木くんはしばらくお父さんと歓談を楽しんで頂戴』といって阿良々木くんを残して外ヘ」

ドッwwww

35 : VIPに... - 2013/05/25 20:18:53.20 TrKwjvCJo 27/42

文枝「奥さんほんまに容赦ないですなあ」

「でも、今考えてみればそれで良かったと思います」

文枝「へぇ?」

「そのとき義父さんに、『あんな楽しそうなひたぎは久しぶりに見たよ。あれは自慢の娘でね。僕は娘の見る目を信用している。あれが連れてくる男なら間違いないだろう。娘をよろしく頼むよ、阿良々木君』と言われてめでたく公認してもらえました」

文枝「ええ話や……」

山瀬「オオー」

ひたぎ「それは初耳ね」////

(照れてるガハラさん可愛い!!)ムハー

文枝「ご主人鼻息荒いで」

ドッwwww

36 : VIPに... - 2013/05/25 20:19:31.32 TrKwjvCJo 28/42

文枝「しかしなんでまた天文台に行こう思いましたの?」

ひたぎ「そこは子供の頃に両親と行った思い出の場所で、私の大切な宝物です。その星空を阿良々木くんにもあげたかったんです」

文枝「ご主人ほんまに愛されてますなあ」

「……本当に。だから最初の質問にも『全部好きだ。好きじゃないところはない』と胸を張って応えることができました」

文枝「偉い!そう言ってこそ男やで」

「そこで僕のどんなところが好きか聞いてみたん逆にですけど」

文枝「ほう」

「『優しいところ、かわいいところ、私が困っている時に、いつでもかけつける王子様みたいなところ』と言われてもう、参ってしまって」

「いまではその天文台は僕にとっても、大好きな人と初めてキスをした大切な思い出の場所になりました」

文枝「いやーラブラブですなー」

ひたぎ「」////

(照れてるガハラさん可愛い!!)ムハー

文枝「ご主人鼻息荒いで」

ドッwwww

37 : VIPに... - 2013/05/25 20:20:26.58 TrKwjvCJo 29/42

文枝「しかしまあこれだけ仲良うかったらお互い不満とか無いでしょう?」

「いやあ、それが」

文枝「あるんかいな」

「街中で僕を見つけたら尾行してくるんですよ」

ドッwwww

38 : VIPに... - 2013/05/25 20:21:13.03 TrKwjvCJo 30/42

ひたぎ「不審者を警戒するのは警察官の努めよ」

「僕は善良な一般市民だよ……!」

ひたぎ「そうかしら?そう言う割りには私を差し置いて随分他の女と遊んでいるようだけれど」

文枝「ご主人バレてまんがな」

「ぐ……し、仕事仲間だよ」

ひたぎ「そう。確かに羽川さんには私も大変お世話になっているし、神原についても大目に見ましょう。あと、阿良々木くんの助手席いつも乗っているロリ奴r……いえ、忍さんは」

「あ、あいつは完全に仕事仲間だよ!」

ひたぎ「あら?私、阿良々木くんと忍さんが抱き合って居るのを見たことあるのだけれど。割と、よく」ニヤニヤ

「ぐぬぬ……」

(そりゃあ数日おきに血を吸わせてるけどな!)

エエー!?www

39 : VIPに... - 2013/05/25 20:21:48.33 TrKwjvCJo 31/42

文枝「ご主人こないなええ嫁さん放ったらかして何してんの」

ひたぎ「仕事に必要だと言い張るならまあいいわ。あと誰だったかしら」

文枝「まだあるんかいな」

ひたぎ「そうそう、千石さん。阿良々木くん、あなた女子大生の家に遊びに行くとか何を考えているのかしら」

「」

ひたぎ「それに何よりも納得がいかないのはね、阿良々木くんが未だに妹達に朝起こしてもらっていることよ……!」ゴゴゴゴ

文枝「」ズテーン!

「お前はどれだけ僕を晒し者にしたいんだよ!」

ドッwwww

40 : VIPに... - 2013/05/25 20:22:24.65 TrKwjvCJo 32/42

山瀬「wwww」イスナオシ

文枝「ご主人も男やさかい、気が多くなるのもわからんでもないけどな」

「いやそんなことは」

文枝「いくらなんでもあかんで!」

文枝「何人女作ってんの。ひい、ふう、妹さん?入れて5人、6人?」

ひたぎ「まだ氷山の一角よね」

文枝「いい加減にしなはれ!」

文枝「せめて一人にしとき!」

「」

山瀬「えっ?www」

ドッwwww

41 : VIPに... - 2013/05/25 20:23:01.11 TrKwjvCJo 33/42

文枝「ほんまご主人こないなええ嫁さんもろたんやから、ふらふらしとったらあかんで」

「はい……すみません」

文枝「僕やのーて奥さんに謝り!ほら、ちょっと前出て土下座しなはれ。」

ドッwwww

「……わかりました」ドゲザッ

文枝「……なんや土下座し慣れとるみたいな綺麗な土下座やな」

ドッwwww

42 : VIPに... - 2013/05/25 20:23:26.36 TrKwjvCJo 34/42

文枝「すみません奥さん、今からこの男が謝りますんで聞いてやってください」

ひたぎ「そう。阿良々木くんの土下座はもう見飽きているのだけれど。文枝師匠にお願いされては断るわけにはいかないわね」

文枝「やっぱりいつも土下座しとるんかいな」

ドッwwww

43 : VIPに... - 2013/05/25 20:26:10.04 TrKwjvCJo 35/42

ひたぎ「さあ、阿良々木くん。聞こうかしら」

「が、ガハラさん」

文枝「名前で呼んだり」

「ひたぎ様!」

文枝「……『様』ってなんやねん。あんたらの力関係、丸見えやな」

ドッwwww

文枝「まあええわ。ほら僕の後に続いて。『いつもいつもふらふらしてごめんなさい』」

「いつもいつもふらふらしてごめんなさい!」

文枝「『今後はひたぎ様だけを愛します』」

「今後はひたぎ様だけを愛します!」

文枝「『朝も一人で起きます』」

「朝も一人で起きます!」

文枝「『愛人は一人だけにします』」

ドッwwww

「愛人は一人だけにします!」

文枝「『その他の女の子とはバレないようにします』」

ドッwwww

「そ、その他の女の子とはバレないようにします!」

44 : VIPに... - 2013/05/25 20:26:39.67 TrKwjvCJo 36/42

ひたぎ「……」

ひたぎ「」グリグリ

「痛たたた!痛でぇっ!ひたぎ様!ピンヒールで頭を踏むのは止めてください!!」

文枝「奥さんそら罰やのーてご褒美やで」

ドッwwww

45 : VIPに... - 2013/05/25 20:27:13.99 TrKwjvCJo 37/42

文枝「これでカメラの前で謝ったからな。全国のお茶の間の皆さんが証人になるからな。もう悪いことでけへんで」

「ハイ、ソウデスネ」ゲンナリ

ひたぎ「ふふ、まあ、自分の夫がモテモテというのは妻として割と最高の気分なのだけれど」

文枝「」ズテーン!

ドッwwww

山瀬「」イスナオシ

文枝「なんや公認なんかいな」

46 : VIPに... - 2013/05/25 20:28:04.42 TrKwjvCJo 38/42

「はははは、はぁー……」

ひたぎ「阿良々木くんがいくら幸せを逃そうと興味はないけれど、私の前でため息なんてつかないで欲しいものね。煩わしいから」

文枝「奥さん、毒舌なったりしおらしくなったり忙しいな」

ドッwwww

47 : VIPに... - 2013/05/25 20:28:55.74 TrKwjvCJo 39/42

ひたぎ「煩わしいといっても恋煩いよ」

「お、おう」///

文枝「もうええわ」

ドッwwww

文枝「それじゃあこれからもお幸せに!ありがとうございました」

ひたぎ「「ありがとうございました」」

48 : VIPに... - 2013/05/25 20:30:30.36 TrKwjvCJo 40/42

おしまい

また見かけたら読んでね

しばらく経ったらHTML化依頼します

52 : VIPに... - 2013/05/25 21:15:22.04 FgwT1LBT0 41/42

SAOのやつってなに?

53 : 1 - 2013/05/25 21:22:40.27 TrKwjvCJo 42/42

みんな感想ありがとうございます

また読んでね

>>52
キリト「埼玉県川越市から来ました。桐ヶ谷和人、23歳です」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1369120789/
http://ayamevip.com/archives/27465943.html

これです
良かったら読んでね

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