大井「きったかっみさぁ~ん♪」コンコンッ
大井「間宮で新しいお菓子買って来たから一緒に食べましょ~♪」コンッコンッ
カチャッ
北上「……」
大井「あ、北上さん、どうです?ほら、美味しそうですよね?」
北上「大井っち、戦闘に出てたんじゃ」
大井「ああ、あんなの北上さんに会う為にパパッと終わらせてきたに決まってるじゃないですか」
北上「そ、そうなんだ~」
大井「ささ、お茶入れますからなかに……」
北上「あ、うん、ごめん」
大井「北上さん?」
元スレ
大井「北上さんのベットの中にいるのは……誰?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1385209065/
北上「ごめんね、ちょっと今、私の部屋、散らかってるからさ?」
大井「そんなの気にしませんって!私と北上さんの仲じゃないですか!」
北上「んー、いや、けど親しき仲にも礼儀ありって言葉もあるじゃん?」
大井「あ、そうですね……」
北上「だからさ、また今度に……」
大井「よし、じゃあ、部屋の片づけ、手伝っちゃいます!」
北上「え……」
大井「では早速失礼して~♪」
北上「あ、だ、駄目だって大井っち!」
大井「あら、そんなに散らかって無いじゃないですか、北上さんったら、気にしすぎ……」
モゾモゾ
大井「……」
北上「……」
大井「……」
北上「……」
モゾモゾ
大井「北上さんのベットの中にいるのは……誰?」
北上「は、ははは、やだなあ、大井っち、誰も居ないって!」
モゾモゾ
大井「いえ、居ますよね、どう見ても」
モゾモゾ
大井「誰ですか、出てきてください」
モゾモゾ
大井「撃ちますよ?」カチャ
北上「ちょ、大井っち!」
大井「何ですか、きたか……」
北上「私を見て?」
大井「はい!」
北上「大井っち、この部屋には、他には誰も居ないよね?」
大井「け、けど……」
北上「私と大井っちの二人っきりだよね?」
大井「ふ、ふたり……きり……」
北上「うん、そうそう」
大井「で、で、で、ですよね、2人っきりですよね///」
大井(北上さんの二人きり、そう、そうよ、その状況に何の不満があるって言うの私は///)
北上「じゃ、一緒にお菓子食べようよ~、食堂とかで」
大井「はい♪」
き、北上さん、もういいですか~
北上「あ……」
大井「……あ」
あんまり布団かぶってると、髪型が崩れちゃうよ~
北上「……」ニコ
大井「……」ニコ
大井「姿を見せろこの狼藉者がぁぁぁ!」ガバッ
北上「だ、駄目っ!大井っち!」
バサー
阿武隈「きゃっ!」
北上「あちゃー……」
大井「……」
北上「あ、あのさ、大井っち?これはね……」
大井「……」
阿武隈「あ、あの、大井さん?」
大井「……」
大井「きゃはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
加賀「ん、今何か獣の咆哮のような声が聞こえたような……」
シーーン
加賀「……気のせいでしたか」
加賀「さて、赤城さんの模型を作る作業に戻りましょう」ソー
加賀「この腕を接着するのがなかなか難しいわ……」ソー
大井「うわあああああああああああんっ!!」バーンッ
加賀「あ……」ポロリ
大井「何で!どうして!あんな事に!きたかみさぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
加賀「……腕、接着しきれず落ちた」
大井「もう!信じられない!絶対きたかみさん騙されてる!あの子に騙されてるんだから!」
加賀「……」ピクピク
大井「ちょっと!ちょっと聞いてるの加賀さん!加賀さん聞いて!」
加賀「うるさい」
大井「聞いてよぉおおおお!」
加賀「……部屋に入る時は静かに入ってって言ったでしょう、同士大井」
大井「うう、ごめんなさい、同士加賀」
大井「うう、謝るからちゃんとと聞いてよ……」グスッ
加賀「……」ハァ
大井「この艦隊、何だかんだでガチレズは少ないから、ガチレズ同士お互い助けあおうってこないだ言ったじゃないっ」
加賀「……わかりました、聞くわ、聞くから」
大井「あ、ありがとう!」
加賀「それで、何があったの?」
大井「北上さんが……北上さんのっ!」
加賀「はいはい」
大井「北上さんのベットに阿武隈さんがっ!」
加賀「ほほう」
大井「寝てたの!寝てたのよっ!!」
加賀「ふんふん」
大井「はぁ……はぁ……」
加賀「それで?」
大井「そ、それでって……許せないでしょ!?有り得ないでしょ!?」
加賀「はぁー……」
大井「か、加賀さん?」
加賀「実際に、性向をしているのを見たわけではないのでしょう?」
大井「そ、それは……そうだけど……」
加賀「例えば、阿武隈さんがちょっと気分が悪くなってたのを介抱しただけ、という可能性もあるじゃない」
大井「うう……けど!例えそうだとしても許せないの!」
加賀「……心が狭い」
大井「なっ!?」
加賀「そんなだと、北上さんに嫌われますよ?」
大井「なっなっなっなっ!」
加賀「まったく、私と違って、辛抱が足りなさすぎです」
大井「……」
加賀「相手の事を信じていれば、その程度の事で動揺するはずは……」
大井「そういえば、赤城さんが夜中に提督の部屋に入って行くのを見た事ありますけど、あれって何だったんでしょうかね」
加賀「……」
緊急発進、緊急発進
全戦闘機は配置に着き次第出撃、目標を撃破せよ
これは演習ではない
繰り返す、これは演習ではない
緊急発進、緊急発進
目標は司令室
可及的速やかに目標だけを撃破せよ
大井「何か、戦闘機達が飛んでったけど、あれ大丈夫なの?」
加賀「みんな、優秀な子たちですから」
大井「そう、じゃあ余計な被害は出ないか」
加賀「当然です」
大井「……」
加賀「……」
大井「貴女も、全然冷静じゃないわよね、今」
加賀「あ、赤城さんが、あか、あかぎ、赤城さんがそんな、そんな馬鹿な……」ガクガク
加賀「赤城さんがそんな事するはずありませんよねありえませんよね」ガクガク
加賀「いっこうせんですよ、いっこうせん、こごうせんとはワケが違うんです」ガクガク
加賀「ああ、けど赤城さんの事だから食べ物に吊られたって言う可能性も」ガクガク
大井「……」
加賀「どうしましょう、大井さん、赤城さんが、赤城さんが……」ガクガク
加賀「こんな事になるくらいなら、もっと早めに一線を越えてしまえばよかったのに」ガクガク
大井「……ごめん、さっきの嘘です」
加賀「今からでも遅くは……」
大井「……」
加賀「……あ?」
大井「ご、ごめんなさい、マジでごめんなさい……」
加賀「まったく、同士大井だからこそ許しましたが、他の艦なら船底に穴でも開けてやる所です」
大井「だって、加賀さん、全然こちらの立場に立ってくれないんだもの……」
加賀「……」
大井「少しは、私の気持ち、判りましたよね?」ニコ
加賀「……少しは」
大井「はぁ……本当に、どうしたものでしょう」
加賀「けど、良く、大井さんは我慢できましたよね」
大井「え?」
加賀「さっきの私みたいに、判明=即攻撃……とならなかったのか、不思議でなりません」
大井「……」
加賀「大井さん?」
大井「……だって、北上さんが、阿武隈さんを庇うから……」
加賀「……」
大井「……何も、出来るはずないじゃないですか」
加賀「……そうですか」
大井「……」
加賀「……」
大井「……はぁ」
加賀「気晴らしでもしますか」
大井「……」
加賀「その為に、来たのでしょう?」
大井「……それは、そうですけど」
加賀「私は、別に構いませんよ、先日はシテ貰いましたし」
大井「……じゃあ、お願い出来る?」
加賀「……はい、じゃあ、眼を瞑って」
大井「……」グッ
加賀「北上さんの事を、想像して」
大井「……きた、かみさん」
加賀「……」
大井「きたかみ、さん……」
チュ
大井「んっ///」
加賀「……」
チュッチュッ
大井「あっ、き、北上さんっ、も、もっと、もっとしてくださいっ///」
大井「お、口に、お口にっ///」
ペロッチュプッ
大井「んっ、んぐっ///」チュ
加賀「……」
加賀(私が、大井さんにして貰ってる時も、こんな顔をしてるのかしら)
加賀(こんな、いやらしい顔を)
加賀(この艦隊に、私達と同じ趣向を持った子は、予想よりも少ない)
加賀(きっと、北上さんと阿武隈さんの関係だって、性的な物ではないのでしょう)
加賀(ただの背徳感に踊らされてスキンシップしてるだけか、または本当に気分が悪くなったのを介抱してただけか)
加賀(どちらにしろ、本気ではないに決まっています)
加賀(だから、大井さんはこんなに取り乱す必要はないんです)
加賀(けど……)
加賀(けど、それは、私達の想いが、相手に受け止めてもらえない事を意味しています)
加賀(だから、私達の心に宿る、マグマのような熱は、何処にも向かえずに、自分達の身体を焼くのです)
加賀(その熱に焙られて、壊れない為には……)
加賀(壊れない為には……)
大井「北上さんっ、北上さんっ、私の北上さんっ、もっと、もっと愛してください、愛をくださいっ///」
加賀「……」ハム
大井「み、耳いいのっ、耳気持ちいいのっ///」
加賀(痙攣してる、もう少し強く噛んでも平気でしょうか)ガブ
大井「んんっ///」ビクッ
加賀(大井さんは、行為中に手を繋がれるのがお好きですから……)ギュ
大井「あっ、き、北上さん……もっと、もっと強く握ってっ///」
加賀(はいはい)ギュー
大井「私がして欲しい事、判ってくれるのね、北上さん、だいすきですっ///」
加賀(……大井さん、身体が随分熱くなってきましたね)
加賀(では、そろそろ)ツー
大井「ひゃっ///」ビクン
大井「き、北上さん、だ、だめですっ、そ、そんなところっ///」
加賀(と、言いつつ、太股は閉じないのですよね)ツツツ
大井「け、けど、北上さんが望むなら、わ、わたし、わたしっ///」
加賀(あ、少し流れてきてます……)ツンッ
大井「んぁぁっ///」
加賀(これなら、少し突くだけで、終わりそうですね)
大井「北上さんっ、きたかみさんっっ///」
加賀(では、失礼いたします)スルッ
大井「ひゃぁっ///」ビクッ
加賀(このまま、擦ってあげて……)スリスリ
大井「やっ、だめっ、きたかみさんっ、んぅぅっ///」
加賀(さあ、大井さん、逝ってしまってください)クイッ
大井「きたかみさぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ///」ビクビクビクーッ
大井「はぁ……はぁ……」
加賀「……」
大井「……はぁ……はぁ」
加賀「……」
大井「……はぁ」
加賀「もう、喋ってもいいですか?」
大井「……もう少しだけ」ギュ
加賀「……はい」
大井「……きたかみさん、だいすきです」ギュ
~翌日~
加賀「よ、よし、とうとう完成しました、赤城さん模型1/10」
加賀「ふふふ、壊してしまわないうちにケースへしまって……」ソーッ
大井「かがかがかががががががががががさんっ!」バァーンッ
加賀「あ……」ポロッ
ガシャン
加賀「あ……あ……ば、バラバラに……」
大井「聞いてください!加賀さん!」
加賀「うるさい」
大井「昨日の!北上さんの件ですけど!」
加賀「……ごめんなさい、どちらさまでしたか?」
大井「もう!加賀さんちゃんと聞いて!」
加賀「……」ハァ
大井「今朝、阿武隈さんを捕まえて聞いてみたんですけど!」
加賀「……その剣幕だと、阿武隈さん怯えてたんじゃないですか?」
大井「そんなのはどうでもいいんです!」
大井「昨日、北上さんの部屋のベット入ってたのは、怖い話してたからなんだって!」
加賀「はあ?」
加賀「つまり、北上さんの部屋で阿武隈さんや駆逐艦の子達と一緒に百物語をやってたんだけど」
加賀「皆が解散した後も、阿武隈さんだけは怖くて自分の部屋に戻れなくて」
加賀「仕方なく、北上さんの部屋のベットの中に残ってた、と」
大井「はい!説明ありがとうございます!」
加賀「……」
大井「……」ニコニコ
加賀「……」ハァ
大井「どうしたんですか、加賀さん?」
加賀「いえ、なんでも」
加賀(まったく、予想通りというかなんというか)
加賀(やはり、この艦隊の中で私達が想像するような関係になれる人なんて、殆ど居ないのでしょうね)
加賀「……」
大井「これで今日は心おきなく北上さんの部屋にお泊りに行けます♪」
加賀(大井さん、判ってますか)
加賀(貴女は喜んでますが、コレは私達にとっての壁でもあるのですよ)
加賀(いくら貴女が積極的に動いても、私が消極的に動いても)
加賀(私達が居中の相手と結ばれる可能性は……)
加賀(可能性は……)
大井「加賀さん!」
加賀「は、はい?」
大井「今回は、色々とご迷惑をおかけしましたっ!」
加賀「え、ああ、まあいいですよ、同士ですし」
大井「これからも迷惑かけることになるかもしれませんが……末永く、お付き合いくださいね!」
加賀「……」
大井「加賀さん?」
加賀「……そう、ですね」
「私達の想いは、届かなのかもしれないい」
「けど、そんな時だって」
「1人じゃなければ」
「耐えられるでしょう」
加賀「きっと、長い付き合いになるでしょう」
加賀「だから」
加賀「……これからも、宜しくお願いしますね、大井さん」
おわり

