関連
【艦これ】長門「お前に来てもらったのは・・・」【安価】【前編】
【艦これ】長門「お前に来てもらったのは・・・」【安価】【後編】
1 : ◆j/7iZROIts - 2015/06/11 22:14:17.10 Nbvyxkvh0 643/1838【艦これ】長門「お前に来てもらったのは・・・」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430572848
の続きです
見なくても安価スレなので大体は理解できます
長門と安価先(鎮守府内にいる人物のみ)の絡みを書きます。条件はそれだけです
展開は割りと何でも有りなのはご了承ください
元スレ
【艦これ】長門「つまりそういうことか」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434028447/
2 : ◆j/7iZROIts - 2015/06/11 22:16:25.20 Nbvyxkvh0 644/1838前スレまでの安価一覧
初雪、叢雲、叢雲改ニ/文月/デカい暁、雷/百人の子日/春雨、五月雨/朝潮、霰/浜風、天津風/朝雲、山雲/秋月/龍驤
天龍、龍田/大井/五十鈴、阿武隈/川内、神通/夕張/酒匂
加古/足柄、那智/利根
瑞鳳/隼鷹/大鳳/瑞鶴
榛名/日向/もう一人の綺麗な長門、運がカンストした陸奥/大和、駆逐艦大和、武蔵/戦艦清霜
伊58
天山妖精
駆逐棲姫、北方棲姫
駆逐棲姫と春雨
4 : ◆j/7iZROIts - 2015/06/11 22:22:12.28 Nbvyxkvh0 645/1838これだけ見れば大体前スレを見なくてもいい紹介
長門
秘書艦。ながもん。だが大和が少し気になる
大和
かっこいい長門が好きだが叶わない。得意技はサバ折り
日向
長門の悪友。瑞雲は宇宙
武蔵
姉の恋路を応援するいい妹。しかし姉がいないなら自分がものにしてもいいと思ってる
陸奥
長門の妹。主な仕事は長門の後始末
五月雨
全知全能の神
長門「・・・というわけだ。ドイツ製潜水服の解析に使わせてもらおう」
長門「明日には返す、出撃には間に合うだろう」
U-511「はい、よろしくお願いいたします」
長門「ではこの潜水服、借り受けるぞ」
長門「・・・・・・・・・」
長門「はっはっはっはっはっは!これぞ秘書艦特権!」バッ
長門「使い古しの水着を合法的に手に入れられるのは、世界広しと言えどこの長門だけだ!」
長門「ではまず香りを・・・うぐぅ!?」
長門「潮の・・・いや、汗に混じった塩の香り!」
長門「海水に混じっていようがこの長門にはお見通しだ」
長門「ううっ、もう我慢できん!」
長門「チュパレロムシャレロモグモシャジュルジュルチュッパチュッパ」
長門「甘露!甘露!フヒーヒヒヒィヒヒー!」
長門「よーし被ってみるぞ」
長門「これは・・・・!自分の唾液とゆーちゃんの残香が混じって・・・!」
長門「まるで二人で絡み合っている気分だ!ナメクジの交尾をしているような!」
長門「おおお・・・おおお!ゆーちゃんのナカはあったかいぞおおおおお!」
長門「もっと・・・もっと温もりを!」
長門「そうだ!これを着てみればもっとゆーちゃんと一つに・・・・・!」
長門「さあ善は急げ!」
ビリッ
長門「・・・・・・・・・」セイザ
長門「・・・・・・・・・やりすぎた・・・」
長門「どう考えたって私の図体が入るわけなかった・・・」
長門「どうすれば・・・この破けた水着を・・・」
長門「破けたのは工廠に責任を押し付ければいいとして・・・」
長門「・・・・・・・・・」
長門「そうだ!代わりに新しい水着を支給すればいい!そのためのサプライズ(ということ)にするぞ!」
長門「・・・と言ったものの、一つだけ問題がある」
長門「ベースになるスクール水着そのものは工廠からもってくればいい」
長門「あそこには検査と言って入れば盗むのは楽な話だ」
長門「だがあれは日本用だからな・・・そのままではゆーちゃんには使えなかったはず」
長門「ドイツ製の何かしらをくっつければいける気が・・・」
長門「・・・・・・・・・」
長門「ドイツならいくらでもいたじゃないか」
長門「レーベかマックスのセーラー服をくっつくればいけるはず・・・私は詳しいんだ」
長門「さてドイツ艦専用部屋だが・・・」
長門「今は全員演習でいないはず、ちょうどいい」
長門「まあついでに自分用にニ三枚もらっていくか」
長門「・・・ん?鍵が開いてる?」ガチャ
プリンツ「あーっ、すー、はー、姉さま!ビスマルク姉さま!あーっ!」クンカクンカ
長門「」
プリンツ「」
長門「・・・・・・・・」
プリンツ「・・・・・・・・」
「「不審者だー!」」
プリンツ「何を言ってるの!?ここは私の部屋でもあるのよ!?」
長門「それはこっちの台詞だ!どうみても言い逃れできんだろう!」
プリンツ「長門こそ私たちの部屋に勝手に入って恥ずかしくないの!?」
長門「私はビッグセブンだぞ!」
長門「む!廊下から足音が!こちらに近づいてくる!」
プリンツ「なんですって!は、早く隠れなくちゃ・・・」
長門「ど、どこに隠れれば・・・」
プリンツ「よし、クローゼットなら」
長門「待て!私も入れてくれ!」
プリンツ「無理無理無理!ちょっと!キツいって!入れない!」
長門「入れないじゃない!入るんだ!」バタン
ビスマルク「あら?鍵が開いてるわね」
ビスマルク「私としたことが・・・ハンカチを忘れてるなんて」
プリンツ(そのためにわざわざ取りに来るなんて流石です!)
長門(馬鹿!気付かれるぞ!)
ビスマルク「ん?今なにか音が・・・」
長門「ビッグセブン!ビッグセブン!(裏声)」
ビスマルク「何だ、長門ね・・・」
バタン
プリンツ「行ったわ・・・」
長門「なんとかごまかせたな・・・」
プリンツ「・・・・・・・・・」
長門「・・・・・・・・・」
長門「ベストパートナーよ」ガシッ
プリンツ「こちらこそ」ガシッ
長門「・・・というわけだ、U-511」
長門「今日からはこの日本製の水着を着てもらう」
U-511「え・・・・っ!い、いいんですか?」
U-511「でっちや、はっちゃんと、おそろいの、水着」
長門「ああ・・・そしてそれに合わせて、艦名も変更になった」
長門「今日からお前はU-511改め、呂500だ」
U-511「・・・・・・・・!」
U-511「日本の服・・・日本の名前・・・」
U-511「ゆー、嬉しいです。とっても嬉しいです」
U-511「ようやく、みんなと本当に友達になれる気がします」
長門「そうか・・・それはなによりだ」
長門(まあ結果がよければいいか)
呂500「今日から・・・ユーちゃん改め、ろーちゃんです!よろしく、お願いします!」
Z1「なんか服が無い・・・」
Z3「気のせいじゃ・・・あれ?こっちも・・・」
ビスマルク「きちんと整理していればそんなことは・・・って私もね・・・」
プリンツ「・・・・・・・・」
長門と呂500 終わり
24 : ◆j/7iZROIts - 2015/06/13 21:24:40.04 H1EiSLUi0 655/1835長門の次の相手
安価下二つ
26 : 以下、名... - 2015/06/13 21:24:54.97 /92uKrxAO 656/1835那珂ちゃん
長門「なるほど、艦娘の本土広報に、このタウイタウイから一人寄越せと言うことか」
那珂「それで、やっぱりここはアイドルの那珂ちゃんに直接スカウトが来たんだよ!」
那珂「ついに那珂ちゃんも全国デビュー!」
長門「・・・・・・・・・・」
長門「認めん」
那珂「えっ」
長門「この鎮守府から一人代表を出す・・・それはつまり、この鎮守府の顔を出すということだ」
長門「誰からも憧れを受け、前線の指揮を昂らせ、この鎮守府の武と栄光の象徴となるということだぞ!?」
那珂「あ、あのね、今回はあくまで艦娘がみんなに身近になってもらうためのね」
長門「それこそこれは全艦娘の威信と誇りを賭けた戦いになるのだ!」
長門「那珂、お前には負けん!連合艦隊旗艦はこの私だ!」
那珂「なんか話がどんどん大きく・・・」
大和「連合艦隊旗艦・・・話は聞かせてもらいました」
長門「大和!お前まさか・・・!」
大和「いくら長門さんが相手でも譲れないものがあります・・・!」
大和「この大和の名こそ、連合艦隊旗艦に相応しいものです!その戦い、推して参ります!」
那珂「いやまあ確かに旗艦もアイドルだけどちょっと違うっていうか」
長門「いい機会だ・・・白黒はっきりつけよう!誰が連合艦隊旗艦か!」
那珂「ナカチャンダヨー」
武蔵「というわけだ。第一回連合艦隊旗艦決定戦をここに執り行う」
武蔵「司会運営はこの武蔵だ・・・私は旗艦なんて柄ではないのでな」
武蔵「審査員には元旗艦を二人と、日向を迎えている」
日向「伊勢、お前は出なくていいのか?」
伊勢「だって一年しかやってないし別にねー」
大淀「まだろ号作戦が終わってませんが大丈夫ですか?」ニコニコ
長門「聴こえない!私には何も聴こえない!」
榛名「榛名は出なくても大丈夫です、お手伝いをしますね」
武蔵「エントリーナンバー1番、大和」
大和「では大和はお料理教室をしますね」
大和「今日作るのはカレー、海軍ではよく食べられてた料理ですね」
大和「これから夏の季節、食欲が無いときにもぴったりです、それでは作ってみましょう」
伊勢「0点。やる気が感じられない」
日向「0点。瑞雲の良さが伝わる余地が無い」
大淀「0点。まず連合艦隊旗艦という立場とアイドルという要素どちらを狙っているのかは知りませんが料理教室というのはどちらにしてもメインターゲットを絞り辛くさらに具体的に大和さんのどのような良さを伝えようとしてるのか感じられませんそして仮にも戦意高揚を狙うのに食欲の話しをするのは資源が必要な私達が言っていい事なのか判断しかねますましてや資源を多く消費する方なら控えたほうがいいと思いますあとはカレーが旧海軍で食べられていたというのは事実ですが軽率に艦娘と旧海軍を繋げてしまうのは少し世論に対して無配慮だと思います以上の点からこの点をつけさせてもらいました」ニコニコ
大和「」ズーン
武蔵「・・・・・・まあ、そういう時もある」
那珂(どうみても風当たり強すぎじゃない・・・?)
武蔵「エントリーナンバー2番、扶桑」
扶桑「今度こそ・・・ちゃんとした連合艦隊旗艦に・・・!」
山城「頑張ってください姉様!」
扶桑「それでは今日は・・・この瑞雲で曲芸飛行を・・・」
扶桑「・・・・・・・・・・」ブンブン
扶桑「・・・・・・・・・・」ジワ
扶桑「壊れてるわ・・・この瑞雲・・・・私みたい・・・」ポロポロ
扶桑「・・・空はあんなに青いのに・・・・・」ポロポロ
山城「姉様ぁ!」
武蔵「え、あ・・・つ、次だ、次!」
武蔵「エントリーナンバー3番、陸奥」
陸奥「うふふ、私だってビックセブンよ。元旗艦ってところを見せてあげる!」
陸奥「私は歌を歌うわね。それでは、陸奥軽海峡ふゆ・・・」
陸奥「あら?第三砲塔、どうしたnドガーン
伊勢「10点!10点!久々にこんなにわらったよあっはっはっはっは!」
日向「10点。雄々しくも美しい、なんと心昂ぶる火柱だ」
大淀「・・・・・・・ツ、クフッ・・・・ウフフッ・・・」ピクピク
武蔵「笑ってないで水を持ってきたらどうだ!」
那珂(大和さんが落ちてアレがウケるんだ・・・)
武蔵「エントリーナンバー4番、金剛」
金剛「Oh!やっとワタシの出番ネ!もうまちくたびれまシタ!」
金剛「英国育ちの一発芸、見せてあげるネー!いきマース!目をそらしちゃ、NO!なんだからネー!」ワイワイ
金剛「実は普通に喋れます」
武蔵「」
金剛「今日はお茶の時間にでもしましょうか」
比叡「ストップ!ストップ!!放送中止!」
霧島「カメラ止めて早く!ほら隠して!」
榛名「お姉さま、しっかり!」
武蔵「あ、ああ、うん・・・入渠準備を・・・」
那珂(・・・・・・・・・)
那珂(捨て身過ぎて勝てる気がしないよ・・・)
武蔵「エントリーナンバー5番、なが・・・」
長門「ふふふ、不甲斐ないやつらだ・・・」
長門「今こそこの長門の雄姿を見せてやる!さあい待て離せ何をする!?」
武蔵「失格だ」
長門「私はこの肉体美を披露するだけだ!この美しい主砲を全国の子供たちに披露するだけだー!」
武蔵「まず服を着てからだな」
那珂(・・・・・・・・・・)
伊勢「いやあ、もう次で最後か」
日向「次は那珂・・・オオトリ、本命というヤツか」
大淀「まあ彼女が発端でこの無意味な戦いが始まりましたからね」ニコニコ
伊勢「でもなんだかんだどれも楽しかったなあ」
日向「全員失格か棄権だがな」
伊勢「いやそれでもだよ!テレビで映せないにしろ面白さはあった!」
伊勢「那珂ちゃんは本物のアイドルなんでしょ?素人でこれだけなんだから・・・」
日向「まあ、そうなるな」
伊勢「どんな凄い芸が飛び出すか、今から楽しみだよ!きっとほかの戦艦なんてふきとぶようなやつ」
大淀「そうだといいですね」ニコニコ
那珂「・・・・・・・・・」
武蔵「次で最後だ・・・エントリーナンバー6番、那珂」
那珂「自信なくなったから、ちょっと普通の艦娘に戻ってくるね・・・」トボトボ
武蔵「えっ」
長門と那珂ちゃん 終わり
46 : ◆j/7iZROIts - 2015/06/15 20:25:29.84 UWEWl4QG0 668/1835長門の次の相手
安価下二つ
48 : 以下、名... - 2015/06/15 20:26:15.49 Dtvqe5hjO 669/1835血色の良い秋月
秋月「・・・・・・・・」ガクブル
長門「・・・どうした、秋月。もっと楽にしたらどうだ」
秋月「い、いいえ、そんなっ、緊張なんて、してません・・・!」
長門「そうか・・・ん?」
長門「そういえば少し血色が良くなったか・・・?」
秋月「ひいいいいいいいいい!!」アトズサリ
長門「!?!?」
秋月「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
長門「い、いや、どうした秋月!何があった!?」
秋月「秋月は悪い子です秋月は悪い子です秋月は悪い子です秋月は悪い子です秋月は悪い子です」
長門「こ、これは一体・・・!?」
憲兵「一緒に来い」
長門「な!?待て!まだ私は何もしてない!」
憲兵「『まだ』ってなんだ!いいから来い!」
長門「それでも私はやってないー!」
長門「ふう、なんて憲兵だ・・・だからこんなところに飛ばされるんだ」
長門「全く自分が行き遅れてるからといって人を僻むのはおかしいぞ・・・」
長門「む、あれは秋月か?」
長門「さっきのように騒ぎになるとまずい、少し様子を見るか・・・」
間宮「こんにちは秋月ちゃん、今日もしっかり食べてね?」
秋月「は、はい・・・ありがとうございます・・・」
54 : 以下、名... - 2015/06/15 20:43:35.49 07ZOMeBz0 673/1835その、なんだ。日向も北号作戦で旗艦だったんだ。H(日向)部隊って名前もあるんだ
56 : ◆j/7iZROIts - 2015/06/15 20:51:05.21 UWEWl4QG0 674/1835>>54
そうだったんですか!
戦時中の細かい変遷についてまで知らなかったもので、すみません
金剛「Hey!秋月、今日はフィッシュアンドチップスを持ってきたネー!」
比叡「先週からずっとですよお姉さま・・・はい、私はカレーです!」
間宮「すみませんが危険物の持込はちょっと・・・あ、今日は五月雨好き好きセットよ」
ビスマルク「アキツキ!あなたに食べ物を持ち寄る会があると聞いてきたの!」
ビスマルク「ドイツ流のソーセージを作ってきたわ!プリンツが!」
リットリオ「さあこちらはイタリアのピザですよ?ゆっくり食べてくださいね」
秋月「は、はははい・・・」ブルブル
鳳翔「あんまり一斉にあげてはかわいそうですよ・・・はい、私からは湯豆腐です」
加賀「赤城さん、覚悟をっ・・・くうっ・・・」ブルブル
赤城「一航戦からの贈り物ですっ・・・是非っ・・・大事にっ・・・食べてぇ・・・・!」ウルウル
五月雨「喜捨は美徳です!」
文月「施しだよぉ!」
秋月「ふふ、ふ、本当に、みなさん、ありがとう、ござい、ます・・・」ガツガツ
長門「あれは一体・・・?」
赤城「今日の一口は・・・私たちの誇りのために・・・!ううっ・・・!」サメザメ
飛龍「泣くくらいならあげなきゃいいんじゃ・・・」
赤城「これは私たちの誇りの問題なんですっ!」クワッ
飛龍「やれやれ・・・」
長門「少しいいか・・・さっきのは一体なんだ?」
飛龍「ああ長門さん?さっきのは『秋月ちゃんにご飯をあげる会』だよ」
長門「なんだと?」
飛龍「いつも秋月ちゃん血色が悪かったから・・・配給をちゃんと食べてないのかな?」
飛龍「とにかく、みんな見てるうちに自分が食べてるどころじゃないくらい同情してきちゃって・・・」
飛龍「私たちミッドウェーで沈んだのはともかく、ほかは相当ひもじい思いしたっていうじゃん・・・それもあってさ、みんな同情しちゃうんだって」
飛龍「だから適当に持ち寄れる人が持ってきて、秋月ちゃんに食べさせるようになったんだけど・・・・良く食べるよね」
飛龍「気付いたらあんなに人数いるのに、全部食べちゃうんだから」
長門「そうか・・・わかった、ありがとう」
長門「そうか、だからあれほど血色が良かったのか」
長門「だがあれはなんだ?一体何に怯えてるというんだ?」
秋月「・・・・・・・・」ガタブル
秋月「・・・・・・・・」キョロキョロ
秋月「・・・・・・・・」ソロソロ
長門「・・・トイレだと・・・?」
長門「個室に入った・・・」
長門「・・・・・・・・・」
長門「ちょっと待った」
長門「これはさすがにまずい。どう考えてもまた憲兵が・・・」
長門「い、今のうちに逃げた方が・・・」
秋月「・・・・・うう、ぐすっ」
長門「・・・・・・!」
長門「この声は・・・すすり泣いてるのか?」
長門「おかしい、秋月には特に問題も見られない。これといった生活の乱れも・・・」
長門「ならば、何故・・・!」
秋月「ごめんなさい・・・ぐすっ、ごめんなさい・・・!・・・うっ」
長門「・・・・・・・・・そうか」
長門「秋月は・・・食べたものをトイレで戻していたのか・・・」
長門「だからあんな・・・」
ガチャ
秋月「ふう・・・・って、あ・・・!な、なが、とさん・・・!」アオザメ
長門「・・・・・・・・・・」
秋月「あっ・・・いえっ・・・ご、ごめんなさい!ごめんなさい!!」
長門「秋月・・・・・・」
秋月「もうしません!絶対にしません!我慢します!本当にごめんなさい!すみませんでした!」
秋月「秋月は悪い子です秋月は悪い子です秋月は悪い子です秋月は悪い子です」
ダキッ
秋月「・・・・・・え・・・?」
長門「もういいんだ秋月・・・」
秋月「あ・・・・いや・・・・」ブルブル
長門「謝らなくていい」
長門「怖がらなくていい」
長門「お前は悪くない。誰も悪くない。もういいんだ」
長門「だから楽になっていいんだ、秋月」
秋月「・・・・・・・・・・」
秋月「違うんです・・・・」
秋月「皆さんがくれる食べ物はとってもおいしいです・・・とってもうれしいです・・・」
秋月「でも・・・でも、お腹はすいてるのに」
秋月「何か食べたいと思ってるのに、食べれないんです。食べなきゃと思っても食べれないんです」
秋月「自分だけ悪いことしてるみたいで・・・昔を思い出しちゃって・・・」
秋月「何かを食べてるだけで、自分がとんでもなくだらしなくて、馬鹿で、いけないことをしてるように思えてきて・・・」
秋月「私どうしたら・・・どうしたら、いいんでしょうかぁ・・・・!」
長門「・・・・・・・・・・」
長門「私にもわからない・・・だが」
長門「一緒に考えようじゃないか、秋月」
長門「少なくとも、お前は何も悪くない」
長門「私たちは兵器だった。だが今はそうであってそうじゃない」
長門「戦うだけが艦娘じゃない。苦しむだけが艦娘じゃない」
長門「だからもう・・・お前は楽になっていいんだ・・・」
秋月「・・・・・・・・・」ジワ
秋月「長門さん・・・長門さん・・・・!!」
長門(秋月は拒食症というものにかかっていたらしい)
長門(料理を振舞っていた全員が秋月に土下座していたが、もちろん秋月は許した。やさしい子だからな)
長門(過去というのは・・・この姿になっても着いて回るものなのだな)
長門(だが治療の方法はきちんとあるそうだ)
長門(いずれは秋月も、ちゃんと普通のものを普通に味わって食べられる日がくるはずだ)
長門(おいしいものをおいしいと喜べる日が・・・いつか、きっと)
長門(駆逐艦は笑ってた方が可憐なものさ・・・)
憲兵「それでだ」
長門「はい」
憲兵「抱きつく必要はあったか?」
長門「ありませんでした・・・」
憲兵「じゃあオラオラ来いよオラァ!」
長門「あっはい」ズルズル
長門と血色のいい秋月 終わり
70 : ◆j/7iZROIts - 2015/06/15 21:37:53.18 UWEWl4QG0 688/1835長門の次の相手
安価下二つ
72 : 以下、名... - 2015/06/15 21:37:59.34 3A9W9A5AO 689/1835木曾改二と加古改二
木曾「・・・・・・・」
木曾「・・・雨の日は、妙に目が気になるもんだな」
木曾「なあ、加古」
加古「・・・・・・・」グゴーグゴー
木曾「・・・寝てやがるのか」
木曾「この梅雨だって・・・いつまでも続くわけじゃない」
木曾「この雨が最期の雨かもしれねえ」
木曾「・・・そう思ってたら、寝るに寝られねえな、俺は」
加古「・・・・・・・」グゴーグゴー
木曾「ったく・・・幸せな奴だ・・・」
「・・・・・・・・・」
「かっこいい・・・!」
「いやあ美形が二人揃うだけで絵になりますねー」パシャパシャ
「ハラショーだ。ああいうのは少し憧れるかな」
「最上さんもいいけどこっちもいいにゃしい」
「同じ眼帯なのにどこで差がついたんだ・・・」
「木曾加古・・・夏の本はこれだ!」
「・・・・・・・・」
長門「ふざけるなあああああああ!」
木曾「なっ!?」
加古「んあ・・・?」ムク
木曾「長門か・・・いきなりなんだ」
長門「私はお前たちを許さない・・・!」
木曾「!?」
長門「絶対に許さない・・・絶対にだ!」
加古「そこは地獄だよ古鷹・・・」ムニャムニャ
長門「お前も同罪だ加古!」
木曾「話が見えてこないぞ、軍律なら今日はまだ破ってない」
長門「お前らイケメンは存在そのものが敵だ!」
長門「駆逐艦の人気を一方的に搾取し、夜な夜な彼女達と素敵なパーティーをして朝になったらぽいぽいぽーいしてるのだろう!そうだろう!」
木曾「夕立がこちらを睨んでるぞ」
木曾「心配しなくても、俺は女も男も作らねーよ、興味ねーからな」
長門「ああああそういう態度がまた気に食わん!」
木曾「どうしろと・・・」
長門「加古、お前も!いつもいつも眠たそうにして気取って・・・!」
加古「えー、眠いのは事実だよー」
長門「おかしい・・・何故こいつらは黙ってても駆逐艦が寄って来るのに・・・!」
木曾「俺たちじゃなくてお前の問題だろ・・・」
長門「そんなわけだ、木曾はキソ、加古はカコと語尾につけろ!」
木曾「なっ・・・!」
加古「あん?」
木曾「ふざけるなよ長門、冗談はそのくらいにしろ」
長門「別につけなくてもいいぞ、いやなら秘書艦権限で営巣行きだ」
加古「え、本当?よーし一杯寝るぞー!」
長門「お前の方は強制出撃だ!オリョクルに交じらせるぞ!」
加古「ちぇー」
長門「どうした木曾、返事は」ニヤニヤ
木曾「はい・・・だキソー」
長門「はっはっはっ、私からの手向けだ!球磨型の姉妹と仲良くするがいい!」
木曾「俺が何をしたっていうんだ」
長門「イケメンは罪だ」
木曾(顔以外が駄目なヤツに言われたくないぜ・・・)
木曾「ただいま・・・」
球磨「やっと帰ったかクマ」
多摩「最近帰りが遅いニャ」
大井「全くどこほっつき歩いてたのよ、もう夕飯出来てるわ」
北上「あーあーこれだから女ったらしは・・・」
木曾「北上姉さんには言われたくない・・・」
北上「おー言うねえ」
木曾「・・・キソ」カアア
「「「「・・・・・・・・」」」」
「「「「!?!?!?!?」」」」
球磨「木曾、今お前・・・!」
大井「き、木曾ったら・・・そんな・・・!」
球磨「可愛いクマああああああああああ!」ダキッ
木曾「や、姉貴達止めてく・・・キソ」
多摩「可愛いニャああああ食べちゃいたいくらいニャああああ」ホオズリ
大井「もう木曾ったら、姉さん達が大好きなのねーもうもう照れちゃうじゃない」スリスリ
北上「やっぱ可愛いところあるねぇー末っ子ーこのこのー」ナデナデ
球磨「喜ぶクマ、今日は木曾の大好きな手ごねハンバーグクマ!」
大井「一杯作ったから、たくさん食べるのよ?いや食べなさい」
多摩「今夜ばかりは呑ませてもらうニャ!木曾もちょっと呑むニャ!」
北上「しっかしあの木曾が甘えてくるなんてねー、なんかあった?」
木曾「・・・・・・・・」
木曾「こうしないと、営巣行きって・・・長門に・・・キソ」
「「「「!!!!」」」」
「「「「・・・・・・・・」」」」
木曾(・・・なんだ、この変な空気は・・・?)
球磨「・・・まあ、あいつにもたまにはいいところあるクマね」
木曾「なっ・・・」
多摩「さあそんなことより食べるニャ」
木曾「え、ああ・・・キソ」
球磨「木曾は寝たクマ?」
大井「久しぶりに添い寝してあげたらあっという間でした」
北上「そういうところまだまだ子供だよねー」
多摩「それが可愛いところだニャ」
球磨「末っ子というものはいつまでも可愛いものだニャ」
大井「そうですねえ、北上さんの次くらいには可愛いです」
球磨「キソーなんて言う木曾は本当に久しぶりだったクマ」
多摩「多摩たちの真似をしてたころを思い出したニャ・・・」
「「「「・・・・・・・」」」」
球磨「・・・だが」
「「「「それとこれとは話が別だ長門・・・!」」」」
バシャ
長門「!?」
長門「な、なんだ!?私は寝ていたはず・・・」
長門「この水・・・それに、なぜ逆さ吊りに・・・!?」
「これはクマたちからの罰だクマ」
長門「お、お前たちは一体・・・!?」
「KKK(クマー、よろしクだクマー)だクマ。妹を苛めるやつは生かしては置けないクマ」
長門「妹?何のことだウグォ!?」
「ほらほら、酸素魚雷(物理)はどーかな?」
「長門さん・・・貴方にも妹がいましたよね?私たちの気持ちわかってもらえますね?」
長門「あんなだらしない体型が妹など認めぎゃあああああああああああああ!!」
加古「古鷹ー、帰ったカコォ」
古鷹「え?え!?カコ!?」
加古「あーなんか長門さんがやれって言うからカコ」
古鷹「えっ・・・なんでそんなこと・・・」
加古「さあ、分からないカコ」
古鷹「というか、長門さんがいないならしなくてもいいんじゃ・・・」
加古「なんかやってるうちに楽しくなってきたカコ!へへ!」
古鷹「・・・・・・・・・」
古鷹「変わらないね、加古は」
加古「んあ?何がカコ?」
古鷹「この間改ニになった時は、あんまり目つきが違うから驚いちゃったけど・・・」
古鷹「何も変わってなくて安心した!良かった!」
加古「なんかよくわからないけど、古鷹が喜んでるなら嬉しいカコ」
古鷹「もう加古ったら、かっこよくなったんだから、そんな語尾にしない方がいいよ」
加古「そうカコ?」
長門と木曾改ニと加古改ニ 終わり
95 : ◆j/7iZROIts - 2015/06/17 20:54:07.03 /ZYVvYQ40 705/1835長門の次の相手
安価下二つ
97 : 以下、名... - 2015/06/17 20:55:09.27 vJAHS35sO 706/1835大和改二
100 : ◆j/7iZROIts - 2015/06/17 21:00:05.74 /ZYVvYQ40 707/1835今日は投下と安価だけです、すみません
また明日再開します
なお長門の台詞は彼女の独断と偏見に塗れた主観から生じてるものです、ご了承ください
長門「何!?大和改ニだと!?」
陸奥「え、ええ、まだ試験段階のものをここでテストするそうよ」
陸奥「まあ、テストがうまくいけば正式に採用、そのまま使えるみたいだけど・・・」
長門「・・・・・・・・」
陸奥「そ、それじゃあ私は用事があるから!これで!」
長門「やだああああ大和改ニやだああああああああ!!(発狂)」
陸奥(やっぱりこうなった・・・)
長門「やだやだやだぁ!やまとばっかりずるいいいいいい!」
長門「わたしのほうがせいのうひくいのにいいいいい!」
陸奥(ついに認めたのね)
長門「やだああああ、わたしもかいにほしいよおおおおお・・・」
長門「うぐっ・・・ぐすっ、えぐっ・・・」
長門「・・・・・・・・・」
長門「島風のパンツ食べたい・・・」
陸奥「もう大丈夫ね」
大和「あ、長門さん・・・」
大和「その、私・・・」
長門「大和、改ニ実装おめでとう(賢者)」
大和「えっ」
長門「現状全ての艦娘の頂点を誇る大和型・・・その改二なのだ、期待させてもらうぞ」
大和(な、長門さんが、こんなにまともなことを・・・)
大和(しかも私を素直に褒めて・・・嬉しい・・・!)
大和「はい!大和、頑張ります!」
長門(・・・この嬉しそうな様子、案外幼い部分もあるのだな)ドキ
長門(って何を考えてる!私は駆逐艦の使徒だ!)
長門「・・・・・・・・」ドキドキ
大和「・・・・・・・・?」
長門「さ、早速、改二改装を見せてもらおうか」
大和「はい!」
長門「これは・・・艤装、なのか?」
大和「はい、これが全部です」
明石「大和型の力を艤装に納めようとしたらどうしても大型化してしまったようですね」
長門「いや、大型化と言っても、前のよりふた回りは大きい。大和の身の丈が小さく見える程だ」
明石「デンド◯ビウムですね」
山城「返しなさい!私たちのアイデンティティーを返しなさい!」
長門「あれはなんだ」
明石「抗議だそうです」
長門「摘み出せ」
扶桑「もうやめましょう山城・・・」
山城「姉様ー!」
明石「邪魔が入りましたが・・・説明させていただきましょう」
明石「この艤装はただ大型化したわけじゃありませんよ、装備スロット合計9を誇ることによりロマン溢れる対空カットインとロマン徹甲弾弾着観測射撃渦潮対策の対空電探その全てを装備してもなおさらにロマンチックに51cm三連装砲を四つさらにフィットで夢の論者積みができますロマンですよロマンそして備え付けた缶によって高速艦化を実現しまた冷蔵施設も完備夏でもロマンに冷えたラムネを海上にロマンに乗って持ち運びでき」ギラギラ
長門「ま、まあ言葉より実際に見た方が早いだろう。大和、演習は行けるな」
大和「はい、大和は大丈夫です!」
長門「まさか単艦、かつ制空権を奪われた状態で勝つとは・・・」
長門「まさに全ての戦艦を過去にする性能だ」
大和「今日は随分褒めてくれますね」ニコ
長門「・・・別に、冷静に事実を言ってるだけだ」ドギマギ
長門「この大和改二が量産された暁には、深海棲艦との戦いも終わるだろう、引き続き運用試験を頑張ってくれ」
大和「はい、では補給に行ってからまた演習しますね」
長門「ああ」
チン
燃料1500/弾薬1950
長門「」
長門「大和・・・今後の演習予定は?」
大和「午前中はあと4戦、午後にまた5戦ですね」
長門「やめろおおおおおおおおもう出撃するなあああああああ!」
大和「ええ!?そんな・・・」
長門「ええ!?じゃない!こんなもの使った日が鎮守府最後の日だ!」
長門「なんだ以前の六倍とは!大和型六艦分と言いたいのか!しかも一戦で何故全て消費しきってるのだ!」
長門「どうしてこんなもの作った!言え!」
明石「ロマンです」
長門「1050年オリョクルっ・・・!」
明石「私は悪くない!悪いのは資材のない鎮守府だー!」
長門「この改ニ艤装は近く解体する、試験は中止だ」
大和「はい・・・残念ですが、仕方ありませんね・・・」
大和「・・・・」シュン
長門「・・・・・・・・!」ズキ
長門「・・・・・・・・」
長門「そんなに嫌か」
大和「だって・・・・・」
大和「だって、長門さんがまともにほめてくれたの、初めてじゃないですか・・・!」
長門「あ、あれは賢者だったからで・・・」
大和「・・・すみません、勝手が過ぎましたね」
大和「私はまた、元の大和のままで頑張ります・・・」
長門「・・・・・・・・・っ」
長門「・・・・・・・くっ・・・」
長門「ええいわかった!あともう少しだけ使う!実戦投入もしてやる!」
大和「え、ええ!?」
長門「勘違いするな大和、お前の汚い泣き落としに引っかかったわけではない!」
長門「今月の勲章取得にだけ特別に使ってやるだけだ!いいな!」
大和「で、でも、もう一半月後には大規模作戦が」
長門「この秘書艦にして提督代理の長門だぞ」
長門「資材は各ニ万で十分だ!」
大和「ほ、本当ですか・・・?」
長門「ああ、秘書艦命令だ、直ぐに出撃準備をしろ!」
大和「・・・はい!」
長門「・・・・・・・・」
長門「私は、どうしてしまったのだろう」
長門「あの胸の苦しみ・・・」
長門「・・・私は、大和が・・・」
長門「・・・・・・・・・」
長門「ニ万で掘れるだろうか・・・いや、丙なら・・・」
レ級「ナンダアノカンムス・・・イヤ、フネ?」
長門「今月こそ完膚無きまでに叩きのめしてやるぞ、サーモン海域よ!」
長門「いくぞ、大和!」
大和「はい!戦艦大和、押して参ります!」
レ級「ウワ、コッチニクルナバケモノ!」
レ級「ヨ、ヨクワカラナイガヤケダ!イクゾ!
隼鷹改ニ 大破 戦艦 レ級
大和改ニ MVP 重巡 リ級
武蔵改 大破 重巡 リ級
長門改 大破 軽巡 ヘ級 撃沈
加賀改 大破 駆逐 イ級 撃沈
大鳳改 大破 駆逐 イ級 撃沈
大和「えぐっ、すみ゛ません・・・ごめんなさい・・うぐ、うう、」グスン
長門「な・・・泣くな!泣くなー!」
長門と大和改ニ 終わり
124 : ◆j/7iZROIts - 2015/06/18 20:46:03.42 bQvt1i420 723/1835長門の次の相手
安価下二つ
126 : 以下、名... - 2015/06/18 20:46:13.90 5DYeyvO5O 724/1835シャイニング金剛
シャイニング金剛「Hey!長門、もうロリコンの闇から解放されるネー!」
長門「ふざけたことを・・・!貴様にロリコンの何がわかる!」
シャイニング金剛「見るのデース長門!タウイタウイは真っ赤に燃えてマース!」
シャイニング金剛「レズやロリコンなどと不毛な営みばかりでは、人類も艦娘も滅びマース!」
長門「貴様らはいつもそうやって我々を弾圧してきた!何故一握りの愛の営みを許せない?その自由を認めない!?」
長門「だからこそ、この長門が粛清しようというのだ!旧い人類を!」
長門「そしてこのタウイタウイをレズとロリコンの国として、独立させる!」
シャイニング金剛「そんなことを言っても終わりデース!今頃みなさんがこのタウイタウイを制圧してマース!」
長門「私にはまだ隠し多摩があるのだ・・・今ここでお前を倒せばいいことだ!」
長門「最年長の・・・いや、最早年老いたお前を倒して!」
シャイニング金剛「」プチ
シャイニング金剛「お姉さんデエエエエエエエエエエエエス!」
榛名「やっと追いつきました・・・あれは!」
霧島「シャイニングお姉さまのスーパーモード!怒りに呼応して艤装の性能を大幅に上げる形態!」
シャイニング金剛「バルカァンデエエエエエエス!」ダダダ
長門「そんな豆鉄砲がなんだあああああああああ!」
シャイニング金剛「接近してくるならこちらのテリトリー・・・!?」スカッ
榛名「かわされた!」
長門「所詮は金剛型!こんな挑発に引っかかるとは!」
長門「ビッグ・セブン・クラッシャあああああああああ!」
金剛「NOOOOOOOOOOOOOO!」
霧島「お姉さま!」
長門「LGBT四天王を倒した貴様が・・・あっけないものだな」
長門「所詮年には勝てないか・・・」
榛名「いえ、まだお姉さまは・・・!」
シャイニング金剛「ふふふ・・・山城のタワーシップ・ブリッチはこんなものではなかったデース」ガシ
長門「何!?まだ息が!?」
シャイニング金剛「こう近づけば得意の砲撃も使えまセーン!」
シャイニング金剛「ワタシのこの手が光って唸る!お前を倒せと轟き叫ぶ!」
シャイニング金剛「シャイニング・ラアアアアアアアアブ!」
長門「ぐおおおおおお!?」
長門「これが・・・英国面の一撃、か・・・ぐはっ・・・」
シャイニング金剛「もう終わりまシタ、投稿するがいいデース」
長門「・・・ふっふっふ・・・言っただろう、まだ私には隠し玉があると・・・」
長門「まだいるのだ・・・この私をも越える、究極のレズビアンが・・・!」
シャイニング金剛「ハッタリデース!そんなヤツビアン拗らせて生きていけるワケがありまセーン!」
長門「愛しのお姉さまはこういっているぞ・・・?」
シャイニング金剛「!!」
長門「比叡・・・!」
シャイニング金剛「そ、そんな、ウソデース・・・」
比叡「・・・・・・・・」
シャイニング金剛「ウーソーデエエエエエエエエエス!」
提督さん!いよいよお別れです!
鎮守府を守るカンムス連合は大ピンチ!
しかも、ガチレズの最終形態クレイジーサイコシスコンへ姿を変えた比叡が、金剛に襲い掛かるではありませんか!
果たして、タウイタウイの運命やいかに!?
機動艦隊伝シャイニング金剛最終回!『金剛大勝利! 希望の未来へバーニング・ラブッ!!』
長門「はっ!」
長門「・・・・・・・・夢か・・・」
長門「・・・・・・塩撒いてから寝よう・・・」
長門とシャイニング金剛 終わり
141 : ◆j/7iZROIts - 2015/06/18 21:31:56.17 bQvt1i420 731/1835長門の次の相手
安価下二つ
143 : 以下、名... - 2015/06/18 21:32:52.39 2TRmnFCsO 732/1835>>128
128 : 以下、名... - 2015/06/18 20:48:11.04 6j+epCqhO 733/1835丹陽(雪風改二)
長門「雪風改ニ・・・丹陽だと?」
陸奥「ええ、工廠からの改造案なのだけれど・・・」
長門「・・・・・・・」
陸奥「あ、私もう用があるから行かないと!」
長門「改ニやだああああああああああああああああああああああ!!!」ジタバタ
陸奥「やっぱりこうなるのね・・・」
長門「何で元々強い艦ばかりなんだあああああああああああああ!!!」
長門「ほしいよおおおおおおおおおおお改ニ欲しいよおおおおお陸奥ママあああああああああああ!!!」
長門「うぐっ・・・えぐっ・・・ぐすん・・・」
長門「・・・・・・」
長門「島風のパンツになりたい・・・」
陸奥「もう大丈夫ね」
長門「それで、雪風改ニではなく丹陽なのか?(賢者)」
陸奥「・・・丹陽って名前がどういうことかわかる?」
長門「良く知ってるわけではないが、確か先の大戦のあと、外国に引きわたされたと聞いてるな」
陸奥「つまりそういうこと。改造したら雪風ちゃんは、丹陽として生きた時代の記憶を思い出すことになるわ」
長門「記憶・・・何か問題があるのか?」
陸奥「ううん、でも本当にいいのかしら・・・」
長門「どんな記憶があろうと雪風は雪風、変わらんさ」
陸奥「そうだといいけれど・・・」
長門「そういうわけだ、すぐでも改造を行わせよう」
長門「今でさえ最高クラスの駆逐艦の雪風だ、一体どんな船になるか!」
丹陽(雪風改ニ)
耐久 40 火力 69
装甲 60 雷装 89
回避 99 対空 89
搭載 0 対潜 59
速力 高速 索敵 39
射程 短 運 50
長門「まあまずまずの改装だな。運以外は全体的に上がっている」
長門「元々の雪風を考えれば、十分過ぎる性能だ」
長門「雪風!艤装の調子はどうだ!」
丹陽「中華民国海軍旗艦、丹陽だ。提督代理、これより貴様の指揮下に入るッ!」
長門「」
長門「誰だ」
丹陽「丹陽だ」
長門「・・・・・・・・・」
長門「絶対に許さんぞ大和おおおおおおおおお!!(発狂)」
大和「えっ!?何でですか!?」
長門「なんだあの雪風の皮を被った何かは」
大和「さ、さあ・・・」
長門「どうみても半オクターブは声が低いぞ。しかも『しれえ!』じゃなくて提督代理呼ばわりだ。磯風か」
大和「微妙に似てる真似しないでください」
長門「しかも目つきがヤバイ。あれは敵前逃亡者は容赦なく見せしめに殺す目だ。不知火の目だ」
大和(この人本当に駆逐艦が好きなのかしら・・・?)
丹陽「どうした、用が無ければ自室へ帰るぞ」
長門「た、丹陽、お前には改ニの実戦での試験をしてもらう、いけるか?」
丹陽「司令官たるものそれでいいのかッ!」
長門「!?!?」
丹陽「『いけるか?』違うッ!『やれ!』というのが上官ではないのか!」
丹陽「腑抜けた態度というものは言葉に出る!身体に出る!戦いに出る!下士官は貴様が思ってる程愚鈍ではないのだ!持てる全てで以って立場を分からせろッ!」
長門「は、はいィ!」
大和(もうこっちが秘書艦でいいんじゃ・・・)
丹陽「久しいな初風、天津風、時津風。この丹陽が来たからには、一隻たりとも沈むことは許さんッ!いいなッ!」
初風「」
天津風「」
時津風「・・・・・・誰?」
丹陽「返事ィ!」
「「「は、はい!」」」
長門「えー・・・今日は丹陽の実戦投入のため・・・丹陽を旗艦として・・・私も同行しての出撃を・・・」
丹陽「鎮守府近海の掃除だ!速やかに出るぞ!」
長門「待て、まだ装備もすんでない!」
丹陽「何をしているッ!四十秒で支度しろッ!」
時津風「こ、怖い・・・」
丹陽「無駄口を叩くなッ!手を動かせッ!」
時津風「ひいぃっ、はい、はい!」
長門「敵艦隊を偵察機が捉えた・・・じきにぶつかり合うぞ」
丹陽「よしわかった。長門、貴様はそのまま直進しろッ」
長門「」
丹陽「戦艦の装甲と火力で突っ切り、敵艦隊の足並みを乱れさせろ。どんなことがあっても逸れるなッ!」
長門「いやまてさすがのビックセブンでもそれは」
丹陽「お前の命の保障は我々の仕事だ。お前はその命の有効活用だけを考えろッ!」
丹陽「初風と天津風は左方、私と時津風は右方から敵を挟撃、長門で分断した敵を各個撃破するッ!行くぞッ!」
長門「ま、待ってくれ!私の仕事はお前の視察であって」
丹陽「甘ったれるなッ!戦う意志の無いヤツから死んでいくんだッ!行けッ!」
長門「な、何故よりにもよって戦艦まで敵に混じってるんだ!?」
長門「うおおおおおおおおお、くそ、あだっ、ぐおおおおおおお」中破
長門「だ、だが確かに敵の足は乱れてる、しかも両翼からの攻撃で敵が引いていくぞ・・・」
丹陽「何を寝ぼけているッ!」トビゲリ
長門「ぐはあっ!?」ヒュン
長門「う、後ろを砲弾が!?」
丹陽「馬鹿、背中に目をつけろッ!」
長門「いや、無茶な・・・・・!?」
長門「丹陽、危n」
丹陽「ふん」ヒョイ
丹陽「甘い!」フリムキウチ
長門「どうなってるんだ・・・」
丹陽「・・・作戦完了!全艦帰還するぞ!」
初風「なにあの動き・・・速さはそれほど違わないのに、ついてくだけで精一杯・・・!」
時津風「あんな無茶な動き追いつかないよー、艤装じゃなくて身体がさー」
丹陽「死にたいなら止まるがいい、貴様が海の底に沈むまで振り切ってやる」
時津風「な、なにさ!」
丹陽「出来る出来ないじゃない、やれと言ってるんだッ!今回の作戦も全員無傷で帰ってこれたのは地道な回避運動の賜物だ!」
丹陽「奇跡や幸運というのは自ら作るものだ!そうして初めてついてくるッ!いいなッ!」
「「「はい・・・」」」
長門「・・・・・・・・・」
丹陽「陽炎姉さん、お久しぶりです」
陽炎「あー、えーと・・・丹陽ね、よ、よろしくね・・・」
不知火「・・・・・・・」ガタブル
陽炎「ちょっと不知火、私の後ろに隠れないで・・・」
丹陽「どうかしましたか、不知火姉さん」ギロ
不知火「落ち度などない!不知火に落ち度など無いー!」ダッ
陽炎「あ、逃げた!」
時津風「そんでさー、またゆきか・・丹陽にどやされてさー」
天津風「アンタ何回どやされてるのよ・・・」
初風「まあ旗艦の仕事は文句ないけれど・・・もう怖くて・・・」
バン!
「「「!!!」」」
丹陽「・・・・・・・・」
丹陽「全員立て」
丹陽「朝配給されたプリン・・・一つなくなっている」
丹陽「十数える内に名乗り出ろ。半分で済ませてやる」
丹陽「三、ニ、一」
時津風「は、はい!食べました!自分の食べたの忘れてたであります!はいはい!」ガタブル
丹陽「よし分かった。十回ったら帰ってきていいぞ」
時津風「はい!いってまいります!」ホッ
丹陽「誰がグラウンドと言ったッ!タウイタウイ泊地十周だッ!」
時津風「は、はいいいいいい!」タッタッタ
長門「入ってくれ丹陽」
丹陽「ああ。丹陽改造後の報告書を」
長門「ふむ・・・艦隊は七回の戦闘の後も無傷で旗艦、丹陽本人も戦艦空母多数撃沈」
長門「指揮能力、戦闘能力共に最高の駆逐艦だな」
丹陽「まだまだだ。私一人では意味が無い、全員が戦えてこそだ」
長門「・・・・・・・・・・」
長門「丹陽、正直に話そう。泊地の殆どの艦娘がお前を怖がっている」
長門「規律に非常に厳しく、叱咤してくるのをだ」
丹陽「・・・知っている」
長門「ならば何故?」
丹陽「沈まないための、生還するための術を徹底的に叩き込むのが上官の勤めだ。私はそれに従ってるまで」
長門「・・・・・・・・・・」
丹陽「私を恐れる?それで結構ッ!憎まれ口を叩かれるほうが性にあってるッ!」
長門「嘘をつくなッ!」
丹陽「・・・なんだと」
長門「この間、お前の丹陽としての歴史を調べた」
長門「雪風としての華々しい活躍の後、艦歴三十を越すまで中華民国旗艦として戦い続けた」
長門「雪風が完成から九年で終戦を迎えたということは、その二倍の期間『雪風』でなく『丹陽』だったわけだ」
丹陽「・・・そのとおりだ」
長門「だが・・・人はそれほど簡単に変わるものか?まして肉体に年を取るわけではない身でだ」
丹陽「ふん、私はもう『雪風』ではない、ただそれだけのことだ」
長門「違う!『雪風』があったからこそ、今のお前になった!そうだろう!」
丹陽「!!」
長門「敗戦の後、生き残ったお前はこう思った筈だ。何故自分が生きてるのか。どうして味方を助けられなかった」
長門「私にはわかる!ただ係留されているだけで終戦を迎えた私には、その無念が!」
長門「だから丹陽になった時、お前は決意したのだろう!絶対に指揮下の艦を守ってみせると!自分だけが生き残ることはしないと!そのために敢えて憎まれ役になった!」
丹陽「・・・・・・・・ッ」
丹陽「わかっているならグダグダ抜かすなッ!私は何も間違っていないだろう!」
長門「間違ってない!だがもういいのだ!」
長門「お前はもう『丹陽』じゃなくていい!雪風に戻っていい!」
丹陽「!!」
長門「憎まれ役、それなら私がいくらでも買って出る!だからもういいんだ、お前は」
丹陽「い、今更なにを・・・」
長門「今ここにいるのは、ただの艦娘じゃない」
長門「あの日、あの時代を共に生きた、仲間だ」
長門「『雪風』を頼り、戦い、後を託した仲間なんだ」
長門「だから・・・もう、雪風に戻って良いんだ」
丹陽「・・・・・・・・・」
丹陽「・・・・信じて、いいんですね?」
長門「・・・・任せろ。もう誰も、沈ませない」
丹陽「・・・・はい、わかりました」
雪風改ニ「雪風、鎮守府に復帰しますね!」
雪風改ニ「それじゃあみなさん、ついてきてくださいね!」
初風「」
天津風「」
時津風「」
雪風改ニ「あれ?なんでしょう?」
天津風「えっ・・・・・えっ?」
時津風「どうなってんのさー・・・・」
雪風改ニ「ほらほら気にしないで!早くいきましょうよ!」
初風「一体何・・・助けて妙高姉さん・・・」ブルブル
雪風改ニ「さあ!作戦に遅れちゃいますよー!」
天津風「ま、まあ、いいの・・・かしら・・・?」
雪風改ニ「こらー!雪風のこと無視しないでくださいー!」
時津風「怪しい・・・何かたくらんでるんじゃ・・・」
雪風改ニ「早くしろクソども」
「「「はいいィ!」」」
長門「まるで成長してない・・・」
長門と丹陽(雪風改ニ) 終わり
181 : ◆j/7iZROIts - 2015/06/21 20:52:27.90 nkrwpFVB0 759/1835長門の次の相手
安価下二つ
183 : 以下、名... - 2015/06/21 20:52:34.21 PLPyf0S3O 760/1835初霜改九
長門「初霜・・・改九だと!?馬鹿な!」
明石「ふふふ・・・ついに完成しました・・・!」
明石「現代軍事技術と帝国海軍の魂の融合!時を越えた技術の結晶!はっはっはっはっはっは!」
長門「な、なにがおかしい!いくら改九といっても、駆逐艦ではないか!」
明石「九回の改造がどういうことか・・・教えてあげましょう!さあ初霜ちゃん!」
初霜改九「どうも、初霜です・・・」バイーン
長門「」
長門「え・・・おばさ、え・・・・?」
初霜改九「し、失礼ですよ!おばさんだなんて!」
長門「す、すまない・・・」
長門(黒いスーツに豊満な体・・・これではただの熟年OLではないか)
長門(暁改ニとはなんだったのか・・・)
長門(・・・・・・・・・)
長門(ただ声が全く違和感が無いが)
長門「さて試験出撃というわけだが・・・装備はなんだ?竹槍か?」
初霜改九「ご冗談がうまいですね、長門さん、ふふ」
長門(やはり年上にしか見えん・・・)
長門(・・・金剛・・・うっ、頭が)
初霜改九「衛星電探に感あり!敵が近づいてきます!」
長門「な、なに!?」
長門「そうは言うが、水平線の何処にも敵が見えないが・・・」
初霜改九「この電探は地球軌道上の衛星を用いることで、水平線を越えた敵も探知できますよ?」
長門「よ、よくわからんがすごいな・・・」
初霜改九「トマホーク装填!ロックオン完了!」
長門「ど、どうした?何故魚雷をいきなり・・・」
初霜改九「発射!」ドシュー
長門「!?」
初霜改九「自発装填!発射!発射!」ドシュー
長門「魚雷が・・・空を飛んでる・・・おりこうさんでち・・・」
初霜改九「これでほとんどの敵艦は落とせたみたいです」
長門「えっ」
初霜改九「あとは折角の試験ですから、砲雷撃戦で落としましょうか」
長門「あれ・・・戦艦・・・リーチ・・・あれ・・・?」
タ級「ナンナノダアレハ・・・ナンダトイウノダー!」
長門「初霜!」
初霜改九「大丈夫、任せてください!」
タ級「クラエ、ソコダ!」
長門「避けろ、初霜!」
初霜改九「いって!ファランクス!」ダダダ
バーン
タ級「バカナ、ホウダンヲウチオトシタダトッ・・・グオオオオオオオオ!!」
初霜改九「やりました!」
長門「」
長門「なんか・・もう・・・初霜一人でいいんじゃないかな」
明石「ですよね!」
長門「ああ・・・悔しいが戦艦の時代も終わりだ・・・」
日向「そうだ。これからは航空戦艦の時d」
長門「帰れ」
初霜改九「それでは補給を済ませてきますね!」
チン
燃料 15
長門「この燃費・・・やはり戦艦では勝てないか・・・」
明石「えーっと・・・あれがいくらで・・・」
長門「どうした明石・・・弾薬の補給は?」
明石「さっきのミサイルっていって、ちょっと弾薬換算での消費を計算してるんです」
明石「それで・・・一発143万ドルで・・・四発撃ったから・・・・」
明石「でました!」
チン
弾薬 1200000000
※ アイテム屋換算
長門「ああああああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛しいいいいいいいいい!!」ボコォ
明石「科学の発展に犠牲はつきものですよ・・・」ガク
長門と初霜改九 終わり
201 : ◆j/7iZROIts - 2015/06/21 21:24:37.71 nkrwpFVB0 769/1835長門の次の相手
安価下二つ
203 : 以下、名... - 2015/06/21 21:24:52.07 eoo2GShn0 770/1835露出狂な青葉
長門「青葉ァ!一体どういうことだ!」
青葉「い、いきなり呼びつけてなんですか・・・?」ハアハア
長門「今朝鎮守府中に写真がばら撒かれていた、なんだこれは!」バン
ゼンラメカクシ
長門「駆逐艦が変なことを覚えたらどうする」
青葉「ええー?青葉は知りませんよー、目だって隠れてわかりませんね」ハアハア
長門「ならワレアオバと書いて撒くな!」
青葉「ぐふ、ぐふふ、これはうっかりしてました」ハアハア
青葉「今度からは気をつけますね、えへへ」ハアハア
長門「ふざけるな!次はただじゃおかんぞ!」
青葉「うぇひひひひ・・・!」バタン
長門「全くなんだというのだ・・・そういうのは駆逐艦だけで・・・ん?」
長門「なんだこの点々と続くカーペットの染みは・・・さっきまで無かったが・・・」
衣笠「ちょっと、長門さんいるー?」ガチャ
長門「どうした、青葉のことか?」
衣笠「・・・もう何かやらかしたの?」
長門「残念長良」
衣笠「いやね、朝演習に行こうとした後、忘れ物を取りに部屋に戻ったら・・・」
衣笠『衣笠さん入るわよっと』ガチャ
青葉『んっふ・・・我ながらいい身体してます・・・!』ゼンラ
青葉『青葉の身体が!写真に残って!余すところなくじっくりねっとりぃ・・・!うふふふふ』パシャパシャ
青葉『恥かしいところもしっかり撮りますよぉ・・・うぇひひひひ』クパァ
青葉『撮られちゃいます・・・!お汁が溢れてるのが写真にいいい!』クチュクチュ
青葉『イっちゃう!青葉の全部見られてイっちゃいますうううううう!!』ビクンビクン
衣笠『』ソットジ
衣笠「前まで絶対あんな子じゃなかったから・・・」
長門「うむ、確かに自分を撮られるのは嫌っていたしな」
長門「・・・つまりこの点々は・・・奴めパンツなしで歩き回っていたのか!」
衣笠「お願い!青葉をふん捕まえて元に戻して!」
長門「ああ、駆逐艦に手を出していいのは私だけだ!」
青葉「どうも、吹雪さん・・・」ハアハア
吹雪「青葉さん・・・どうしました?息が荒いですよ?」
吹雪「それになんですか?そんなに分厚いコートを着て・・・」
バッ
シタゼンラ
吹雪「!?!?!?」
青葉「青葉ぁ、み、見られちゃいました・・・!」ゾクゾク
吹雪(さすが重巡いい身体してるなあ)
吹雪(あ、とりあえず嫌がってるフリしておかないと)
吹雪「い、嫌ああああああああ!!」
衣笠「ああ、やっぱり!」
長門「手遅れだったか!くそ、神妙にしろ!」ガッ
青葉「は、離してください!どうして裸になってはいけないんですか!」
長門「何を言う!当たり前の話だろう!!」
青葉「裸になって何が悪いんですか!青葉、気になります!」
長門「・・・・・・・・・・」
長門「・・・・・・・確かに」
衣笠「丸め込まれてる!?」
衣笠「だって、そりゃあ恥ずかしいにきまってるでしょう!?見られたら!」
衣笠「そ、それに、異性が見たら・・・その・・・色々まずいでしょ!」
青葉「この鎮守府にはほとんど男の人は来ませんよね」
青葉「つまりこの中では裸になっても特に問題はないのでは?」
長門「確かに!」ガーン
衣笠「だから丸め込まれてどーする!」
衣笠「青葉が良くても他の人達は目のやり場に困るでしょ!」
青葉「何でですか?」
衣笠「え?」
青葉「女同士なのになんで目のやり場に困るんですか?」
衣笠「え、え、それは・・・・」
長門「た、確かに・・・」オロオロ
青葉「青葉、知っちゃいました!衣笠も長門もレズでーす!」
長門「ちちちちち違う私は駆逐艦が好きなのであってレズではない断じてないうんそうだ大和など別に気になってなど」アセアセヌギヌギ
衣笠「え!?ええ!?!?」
青葉「おや、長門さんは違うみたいですねえ・・・」ニヤニヤ
衣笠「き、衣笠さんだって違うわよ!そうよ!本当よ!」スポーン
青葉「理解してもらえて何よりです」ニヤニヤ
大和「ななななな長門さん、何してるんですかー!」メカクシ
長門「や、大和!」カアア
大和(あ・・・すごい筋肉・・・引き締まってる・・・)チラチラ
長門「わ、私は、れれレズではない、だから同姓に見られても一向に構わん!」メソラシ
長門「お前こそ、服を着てるということは・・・れ、レズなのか・・・?」
大和「あ、いえ、その・・・」
長門「・・・・・・・・」カタズ
大和「ち、ち、ち、違います!違いますから!」ヌギヌギ
長門「そうか・・・・・」
長門(豊満でやわらかそうな身体だ・・・ゆ、揺れてる・・・)チラチラ
大和(は、恥ずかしい・・・・!けど・・・・!)チラチラ
長門「・・・・・・・・・」チラチラ
大和「・・・・・・・・・」チラチラ
長門「ど、どうした、身体をかがめて隠そうとするとは、やはり恥ずかしいのか?」
大和「な、長門さんこそ」
長門「そうだな、もっと堂々としていればいいのだ」ムネハリゼンラ
大和「そうですね・・・」チョクリツゼンラ
長門「・・・・・・・・・・」チラチラ
大和「・・・・・・・・・・」チラチラ
金剛「Hey!みんな服着てるデース!こいつらレズデース!」スッポンポン
比叡「お姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまハアハア」(絶対に!私は!脱ぎません!)
榛名「榛名は全裸でも大丈夫です!」
大井「真に遺憾である」
北上「まあ大井っちも脱ごうって、気持ち良いよ?」
大井「はい、北上さんがそういうなら!」
大淀「上級深海凄艦は服を着てるけれど下級は着ていない・・・」
大淀「つまり成長するにつれてノンケからレズに進化していく・・・?」
龍田「天龍ちゃ~ん?どうして服を脱ぐの~?」
天龍「よせー!俺を縛るな!やめろー!」
プリンツ「ビスマルク姉さま!服を脱いで!いいえやっぱり着て!あ、違う脱いで!いやでも」
ビスマルク「どっちなの・・・?」
青葉「ふあ~、青葉、良く寝ました」ムク
青葉「・・・・・・・・・?」
青葉「ひゃあ!?な、なんで私、全裸!?」
青葉「・・・・・・な、何かされたわけではなさそうですが・・・」
青葉「昨日の記憶が無いですね・・・これは一体」
青葉「とりあえず服を着て・・・」ガチャ
衣笠「ようやく起きたの青葉?遅いわよ?」ゼンラ
古鷹(やっぱり恥ずかしい・・・)ゼンラ
加古「眠いのはみんな一緒だってー」ゼンラ
青葉「」
青葉「青葉、見ちゃいましたああああああああ憲兵さあああああああん!」
長門「離せー!これは鎮守府の総意だー!」
憲兵「いいからこい!」
長門「憲兵殿はレズなのか!だから服を着るのか!」
憲兵「・・・そうだ。悪いか?」メソラシ
長門「」
憲兵「・・・前から思ってたぞ、いい身体をしてるとな」
憲兵「詰め所でじっくりと話をしようじゃないか」カアア
長門「ま、待ってくれ!離せー!離してくれええええええええええ!」ジタバタ
長門と露出狂な青葉 終わり
227 : ◆j/7iZROIts - 2015/06/23 20:16:43.21 UdhesI+c0 787/1835長門の次の相手
安価下二つ
229 : 以下、名... - 2015/06/23 20:16:50.46 xCckqablO 788/1835鈍感な響
暁「響、何か欲しいものある?」
響「・・・・・・いきなりなんだい?」
暁「いや、何となく聞いただけよ、うん」ソワソワ
響「とくにないな」
暁「」ガーン
長門「ん?あれは・・・」
暁「な、なんでも良いのよ!なんだって!」
響「うーん・・・本当にないんだ。必要なものは支給されてるしね」
暁「本当になんでもいいのよ?私を頼っていいのよ!?」
響「うーん・・・それなら・・・そうだ」
暁「!」
響「ウォッカでも頼もうか」
暁「買えないわよおおおおおおうわーん!」ダッ
響「・・・・・・?」
長門「なるほど・・・お姉ちゃんとして振舞いたいのか」
暁「いつもなんでもかんでも自分でやっちゃうんだから!響ったら!」
暁「べ、別に、お礼はいえるけど、それじゃ、物足りないっていうか、もっと、ありがとうって、伝えたいっていうか・・・」
長門「わかるぞ・・・私にもわかる」
長門「妹と言うものには一度姉の威厳を示さなければならないのだ・・・」
長門「あの頃は姉さん姉さんねえ姉さんとベタベタ無駄に擦り寄ってきた癖に・・・」
長門「今では私を引きずって椅子に縛り付けて微笑む悪魔・・・どうしてそうなった」
長門「そうとも暁、手は早いうちにうつべきだ!良く言った!」
暁「え?え、ええ、うん・・・」
暁「でも欲しいものもなんにもないって言うし」
暁「何をしたらいいかわからなくって・・・」
長門(響め・・・こういうときはレディの考えてることを察してやるのが大人だろう)
長門「・・・まあ、確かに、このタウイタウイでは買えるものも娯楽も限られている」
長門「なにか方法は・・・」
長門「・・・・・・・・・」
長門「私にいい考えがある!」
はじめてのおつかい E
駆逐艦のはじめてのおつかい!今日のおゆはんを買ってこよう!
01:00:00
長門「・・・・・・というわけだ」
長門「暁、響、今日のカレーの材料を買ってきてもらう!」
響「すこし質問いいかな」
長門「なんだ」
響「まずおつかいってなにかな」
長門「おつかいだ」
響「このあたりにそんな店ないとおもうけど」
長門「あるんだ」
響「だとしても軍需物資があるじゃないか」
長門「足りないんだ」
響「カレーの材料と言うけど鎮守府全員分は無理だよ」
長門「それでもいいんだ」ピクピク
響「なら他の人の分は」
長門「・・・・・・・なんとかする」ワナワナ
響「そもそも暁をおつかいにいかせる人選について少し議論の余地が」
長門「これが返事だああああああ!」バッ
響「!?!?」モガモガ
長門「縛れ!運べ!海に出せ!」
暁「響ー!」
響「まったくなんだというんだ・・・」ヤレヤレ
暁「ま、まあ、細かいことは気にしたら駄目よ!」
響「そうは言われても・・・細かいことが気になると夜も眠れなくてね」
暁(どうしてこういうところだけ繊細なのかしら・・・)
響「えーと最初は・・・肉からか」
暁「ほら!あっちn」
響「あっちの島だな行こう」
暁「・・・・・・・・」ウルウル
「いらっしゃい」
響「・・・・・・・・」
暁「え、えーと、ず響「どこかで聞いた声だな・・・」
「!!」
暁「そそそそんなことないわ!きっと気のせいよ!ええ!」
響「まあ、とりあえず瑞雲のモモを一つ」
「まあ、そうなるな」
響「・;・・・・・・・・」
響「いやおかしい。どうしてカレーに瑞雲が必要なんだ」
響「瑞雲・・・この声・・・やはりあなたは」
「君は知りすぎた」ガッ
響「・・・・・!!」ジタバタ
「触れてはいけないものに鈍感すぎるな・・・君は」ズイウン
響「うわああああああああああ!!」ビクンビクン
暁「ひいいいいいいいいいいい!!」チョロチョロ
響「おかしいな・・・なぜか少し記憶が・・・」
暁「い、いいんじゃないかしら!瑞雲は買えたし!」
響「うん・・・瑞雲ハカレーニカカセナイカラネ」
暁「・・・・・・・・」ブルブル
響「次はこっちの島だ、おいで暁」
暁「あ、また・・・」
暁(私がしようとおもってるののんでみんなしちゃうのよ・・・!)
「Oh!よくきましたネー!おいしいレトルトカレーデスよー!」
響「もう隠さなくていいんじゃないかな」
「No~!ワタシは日本生まれのヤマトナデシコデース!」
響「臭いでわかるんだ」
「おい。ヤツにアレを食わせろ」
「ひえええっ」
響「逃げるぞ暁!」ガシ
暁「あ、ちょっと!」
響「逃げ切ったな・・・とりあえず買うものは買えた。鎮守府に戻ろう」
暁「うん・・・ってああ!」
暁(結局何もしてやれてないじゃない!これじゃあ駄目よ!)
暁「ほら響、荷物持つわ」
響「このくらいいいさ、軽いからね」
暁「・・・・・・・・・」
暁「いいいから持たせて」グイ
響「いいっていいって」グイ
暁「私だってお姉ちゃんなんだから」グイグイ
響「姉をいたわるのが妹の役目さ」ヌイヌイ
暁「たまには頼りなさい!響!」
響「必要がないならいいじゃないか!」
暁「そ、そういうことじゃないの・・・!」
暁「いつも自分から前に出て・・・支援もいらないって言って」
暁「私や電や雷が被弾しそうなら盾になって」
暁「それでいて余裕があればMVPまで譲って」
暁「私ったら響にされてっぱなしじゃない!」
響「それでいいだろう」
暁「良くない!良くないの!」
暁「だって・・・申し訳ないじゃない・・・」
暁「響は私の妹なのに・・・」
響「まったく・・・そういうことは言ってくれなければわからないさ」
響「だったらお願いするよ、暁」
響「ずっと私の側にいてほしい」
暁「えっ・・・・・」
響「一人になりたくない。ずっと一緒にいたい。だから守るんだよ」
響「私の側に暁がいてくれるなら、それが一番嬉しいよ」
暁「・・・・・・・・・」カアア
暁「・・・・・そんなの、いわれなきゃ、わからないわよ・・・」
長門「うむ。一件落着だな」・REC
憲兵「そうだな。証拠物件も見つかったしな」ガッ
長門「な、何故ここがああああああ!!」
憲兵「今度は逃がさん!」バッ
長門と鈍感な響 終わり
254 : ◆j/7iZROIts - 2015/06/24 21:57:45.41 5lXpI1VJ0 805/1835長門の次の相手
安価下二つ
256 : 以下、名... - 2015/06/24 21:58:01.57 5dklwX0BO 806/1835>>232
232 : 以下、名... - 2015/06/23 20:17:57.49 4s/my+i/O 807/1835綺麗な五月雨(not五月雨教)
長門「大和、何をしている!早く地面に伏せろ!」
大和「ええっ、廊下でいきなり何を言ってるんですか」
長門「五月雨様がお通りになるんだ!頭が高い!」
大和(どうして鎮守府に宗教があるんでしょう・・・)
五月雨「~♪」
五月雨「?」
五月雨「どうしたんですか、長門さん?」
長門「!?!?!?!?!?!?!?」
長門(おかしい・・・何故だ!いつもなら何も言わずお通りになるはず!)
長門(長門に落ち度でも?長門に落ち度があったというのか!?)
長門「もももも申し訳ございません!大変失礼しました!」
五月雨「・・・・・・・何を言ってるんですか・・・?」
長門「い、いえ、私めが卑しくも五月雨様のお視界に入ったことが」
五月雨「もう!そんなこと気にするわけないじゃないですか!」プクー
長門「!?!??!?!?!?!?!?!?!?」
五月雨「長門さんはいつでもかっこいいです!もっと堂々としてないと!」
長門「・・・・・・・・・」
長門(おかしい・・・いつもと明らかに違う)
長門(いつも五月雨様の背中に見えていたもの・・・神々しく、全ての罪を浄化しようとする後光・・・それが微塵にも感じられない)
長門(そしてこの素朴でやさしい言動・・・・これは、まさか!)
長門(五月雨様は神の力と記憶を失い、ただの五月雨になったとでも言うのか・・・)
長門「・・・・・・・・・」
長門「逃げるぞ!!」
大和「!?」
長門「五月雨、お前の信じる神は!?」
五月雨「ふえ!?いきなり言われても、そ、そんなの特にいません!」
長門「やはり神の力を・・・!逃げるしかない!」
大和「今度はどうしたんですか長門さん・・・」
長門「五月雨はタウイタウイを創世した最高の全知全能の神だった。匹敵すれどこれを打ち負かせる神はどこにもいなかった」
長門「だが今、その力、パワーバランスの全てを支えてきた力が消えてしまった!」
大和「つまり・・・どういうことですか?」
長門「最終戦争(ハルマゲドン)だ」
長門「このタウイタウイの神々は今こそ覇権を握ろうと動き出す・・・」
長門「そして新世界の神の証として、この五月雨を求めるだろう」
五月雨「え?え??」
長門「とにかく逃げるぞ、大和!五月雨!他に補足される前に・・・」
フミィ
長門「!!!!!!!!!」ゾクッ
長門「あ・・・・・ああ・・・・!!」
長門「よりにもよって・・・最悪の相手が・・・・!」
文月「アタシぃ、ふみちゅきって言うのぉ、よろしくぅ~」
長門「五月雨に次ぐ神!唯一五月雨が恐れた神!文月~~~~!」
長門「大和、直視するんじゃない!正気を保てなくなるぞー!」
大和「長門さん、フミざけるのも大概に・・・」
大和「あれ?今、わたフミィ・・・・?」
長門「やはりか」
大和「た、確かに・・・苦しい・・・!」
五月雨「大丈夫ですか!?しっかり!」
文月「安心して欲しいなぁ~」
文月「みんな輪廻と苦痛の輪から外れて、文月になるだけだよぉ」
長門「もう駄目だ・・・文月から逃れる方法など・・・」
ポイポイ
長門「!!」
夕立「ポイポイポーイポポポイポイ」ゴゴゴ
文月「・・・・・・・・!!」
長門「あれは夕立・・・素敵なパーティ(違法)で勢力を伸ばしているポイポイ教」
長門「あいつもまた五月雨を狙いにきたのか・・・!」
五月雨「え・・・・・夕立ちゃん、なんであんな・・・」
長門「大丈夫だ五月雨、何も心配するな。私が守ってやる」
長門「あの様子だと・・・文月に向かっているのか・・・?」
文月「・・・・・・・・」
夕立「・・・・・・・・」
文月「フミィ」
夕立「ポイポイスポポイ」
大和「なにしてるんですかあれ・・・」
長門「あれが神々の戦いだ・・・迂闊に入り込めば精神崩壊は免れん。今のうちに逃げるぞ、大和」
大和「はあ・・・」
大和「そもそも何故あんな風に・・・夕立ちゃんとかは普通の艦娘でしたよね・・・?」
長門「ああいうのは二重人格になっている。艦娘としての人格と神としての人格」
長門「世の理を完全に超越した者は常時神として振舞うが・・・大半は日常を、自身を神と自覚しないまま艦娘として過ごす」
長門「・・・・ちょうどヤツのようにな・・・くっ」
大和「あれは・・・」
陸奥「あらあら~」
長門「コンタクトを取ろうとするんじゃない。やつはいま陸奥ではなく、陸奥リムの頂点アラアッラーだ」
陸奥「あらあら~」
長門「次から次へと・・・どうする・・・くそっ!」
山城「・・・・・姉さま、陸奥リムが五月雨を狙ってます・・・」
扶桑「なら、止めるしかないわね・・・・」
長門「馬鹿な、まるゆ教の連中まで!?」
大和「え?まるゆさんは見当たりませんが・・・」
長門「やつらにとってまるゆは神であり食物」
長門「神をくらうことで自ら神になろうとする邪教だ」
長門「だが都合が良かった、このままやつらに戦わせてるうちに逃げるぞ!」
山城「ふふふ・・・まるゆ様を裏切ったアラアッラー、今こそ沈みなさい!」
扶桑「四種類の資材で大型建造ネットワークを構築!」1500/1500/2000/1000
山城「いでよ、まるゆ様!」
陸奥「・・・・・・・・・・・・・・」スッ
陸奥「M・N・B(まるゆにすらならないビーム)ッッッ!!!」ビー
金剛「英国で生まれた帰国子女、金剛デース!」ボン
山城「あああああああああああああああああああまたまるゆ様じゃなくて戦艦にいいいいいいいい!!」
扶桑「こうなれば、私たちだけででも・・・!」
陸奥「感度良好・・・ラバウル基地、準備はオーケーよ」
陸奥「ラバウル基地よりマイクロウェーブ確認!エネルギー充填完了!」
陸奥「M・N・Bッッッ!!」
「「ア゛ラ゛ーーーーーーーーーッ!!」」ビリビリ
扶桑「扶桑型超弩級戦艦、姉の陸奥よ。あまり火遊びはしないでね?お願いよ?」ウツロ
山城「扶桑型戦艦姉妹、妹の方、陸奥よ。あまりは火遊びはしないでね?お願いよ?」ウツロ
陸奥「あらあら~」
長門「とりあえず、ここまで来れば安心か・・・」
五月雨「・・・・・・・・・」
五月雨「・・・・・よくわかりませんけど、私のせいでみんな戦ってるんですよね?」
長門「気にするな。五月雨は何もしてない」
五月雨「でも、私、いつもドジで、うっかりなにかしちゃって、そのせいでいつも・・・」
長門(うっかり神の力も失うのか・・・)
長門「気にするな五月雨、そういうことは駆逐艦は考えなくていい」
五月雨「・・・・・・・・」
大和「・・・・・・・少し、いいですか?」
長門「なんだ大和!人が折角駆逐艦との感動的エピソードを築こうとしてるというのに!」
大和「・・・・・ここ、どこでしょうか?」
長門「!!」
長門「や、やられた・・・・!」
長門「羅針盤教・・・やつらの仕業か!」
長門「やつらは羅針盤によって磁場を狂わせ艦娘の勘を操る・・・」
長門「そこに目的は無い!敢えて言えば、艦娘たちがもがき、苦しむのを目的としている!」
長門「命を弄ぶ最低のやつらだ・・・!くそ、この気配は・・・!」
文月「フミィ」
夕立「ポイ」
陸奥「あらあら~」
長門「囲まれた・・・・!」
長門「大和・・・五月雨をつれて逃げてくれ・・・」
大和「!?」
五月雨「な、なんで!」
長門「この長門・・・駆逐艦を傷つけるわけにはいかない、そしてそれを見過ごすことも出来ん」
長門「ならば盾となるだけだ・・・この身を以って!」
大和「長門さん!いくらなんでも、艤装無しは無茶です!」
長門「いけ!いってくれ、大和!」
五月雨「・・・・・・・・・・・」
五月雨「・・・・・・・・!」カチャリ
長門「・・・・・!な、何をしてる!五月雨!その連装砲をしまえ!」
長門「その・・・自分に向けた砲を!」
五月雨「・・・・・・・嫌です」
五月雨「もう見たくないんです。みんなが、鎮守府のみんなが、お互いに争ってるところなんて・・・!」
文月「・・・・・・・」
夕立「・・・・・・・」
陸奥「・・・・・・・」
五月雨「なら・・・私さえいなくなって、みんながまた仲良くなれるなら・・・」
長門「そんな・・・そんなことで命を落とすな!五月雨!!」
長門「待て!よせ、やめろおおおおおおお!!」
五月雨「・・・・・・・・・!!」カチャリ
五月雨「・・・・・・・・・あ、あれぇ?」
五月雨「あ、ああ!た、弾が無い・・・・!」
長門「」
文月「・・・・・・・・・」
文月「フミィ」ニコ
夕立「ポイポイ」スー
陸奥「あらあら~・・・・・あら?私は一体・・・・」
大和「み、みなさんが、戻っていく・・・」
長門「・・・・・・・・・・」
長門「五月雨は・・・やはり女神だったか・・・・」
五月雨「えっ・・・・あれっ・・・?」
長門「五月雨・・・お前の一世一代のドジが、みんなの心を動かしたんだ・・・」
長門「争いの醜さ、愚かさ・・・それを命を懸けて教えようとする心」
長門「お前の真の女神としての器に、みんな退いていったんだ・・・・!」
五月雨「・・・・・・・・!」
長門「良く頑張ったな、五月雨」
五月雨「・・・はい!私、頑張っちゃいました!」
長門(神とは何か?)
長門(神とはどこで生まれるのか?)
長門(神とはどこからくるのか?)
長門(神とは誰なのか?)
長門(私にはわからない。だがたった一つだけ確かなことがある)
長門(五月雨は神だ)
長門と五月雨 終わり
293 : ◆j/7iZROIts - 2015/06/26 22:07:06.11 nzhpdGPh0 830/1835長門の次の相手
安価下二つ
296 : 以下、名... - 2015/06/26 22:07:23.35 62XnlQkz0 831/1835>>283で生まれた新(神)金剛と金剛
長門「おはよう大和。清清しい朝だな」
大和「おはようございます、今日も一日頑張りましょうか」
長門(よし、自然な感じで素直にいえたぞ!)
大和(いつもなら悪態でもつくのにどうしたのかしら・・・)
大和(まあ、いつもこうの方が嬉しいけど、ね)
長門「ちょうど目覚めたばかりだ、と、共に朝食でも・・・」ビク
大和「ほ、本当ですか?」
長門「・・・・・・・・・・・・・・」
長門「うぎゃわあああああああああああああ!?!?」
大和「!?!?!?!?!?」
長門「あああ、ああ、あああああああああ!!」
長門「苦しい・・・・!皮膚が、焼ける、爛れるうううううううう!!」
長門「目が開かん・・・・鼻が溶ける、うぐおおおおおおおおおおおおお!!」
大和「な、長門さん!?大丈夫ですか!」
長門「おのれ金剛おおおおおおおおおおお!!」
大和「何で!?」
長門(防護服)「というわけだ。貴様らには消えてもらう」
金剛「意味がわかりまセーン!」
新金剛「理由が理由になってまセーン!」
長門「二人もいたら加齢臭も二倍に決まってるだろう!」
金剛「抑えてるデース」
新金剛「殺ってやるデース」ビリ
長門「あああああああああああ防護服があああああああああぐおおおおおおおおおお!!!」
大和(どうな身体の構造になってるんだろう・・・?)
長門「両方とは言わん、どちらか片方が消えればそれでいい」
金剛「何を言うのデース!命は金より重いデース!」
新金剛「地獄の沙汰も金剛次第ネー!」
長門「うるさい!母港拡張も限界なんだ!」
長門「それに・・・今までこんなことはいくらでもしてきたはずだ」
長門「二番目にドロップした艦は改修にまわされる!それが運命だったはずだろう!」
金剛「それもそうですネ」
新金剛「なら消えてもらいマース」
大和(さっきまでの連帯感は・・・)
金剛「勝った方が生き残り・・・」
新金剛「負けた方が比叡の性奴隷ネー」
長門「いっそ死んだほうがマシだと思うがな」
比叡「この日のために生える薬を買った甲斐がありました!」キラキラ
榛名「比叡・・・榛名は金剛お姉さまの代わりだったの・・・?」
榛名「大丈夫じゃない・・・大丈夫じゃない・・・大丈夫じゃない・・・・・!!」
比叡「ヒエエッ」
長門「部外者は下がれ!これより金剛対金剛の演習を始める!」
新金剛「フフフ・・・私はまるゆ教の力、大規模建造で生まれましター」
新金剛「それがどういうことか・・・まるゆ様の力、教えてあげマース!」
金剛「そんなものはない」ブン
新金剛「ぎゃふんっ」ゴシャ
金剛(Lv.99)「粋がるなよレベル1(ベイビー)」ブン
新金剛(Lv.1)「ぶべらっ」ゴシャ
長門「か、カメラ止めろ!駆逐艦に写すなー!」
金剛「思い出しマース。何十年も前、まだ提督は若く戦力は小さなものでシタ」
金剛「そんな中、提督は2-4に漂っていたワタシを救ってくれたのデース」
金剛「そしてずっと、ずっと、ありふれた海域も哨戒任務も、大規模作戦も」
金剛「ずっとずっと、ワタシを使ってくれたのデース!」
金剛「ただ建造で作られた・・・燃料と弾薬、鋼材とボーキの塊とは・・・違うのデース!」
金剛「バーニング・・・ラアアアアアアアアアアアアアブ!(卍固め)」
新金剛「Nooooooooooooo!!」バタ
金剛「やりましター!ワタシ勝ちましぐほあっ!?」
長門(400/30/600/30)「燃料と鋼材の塊で悪かったな!」ボコボコ
大和(600/4000/6000/3000)「さすがに我慢なりませんね・・・」ゲシゲシ
榛名(999/999/999/999)「榛名は大丈夫じゃないです!大丈夫じゃないです!」ボコボコ
比叡(2-4)「ヒエエッ」
扶桑(2-1)「どうせ私はノーマルよ・・・」
山城(2-2)「姉さま・・・」
長門と新金剛と金剛 終わり
332 : ◆j/7iZROIts - 2015/06/28 20:05:28.49 FsrNWoyC0 840/1835長門の次の相手
安価下二つ
334 : 以下、名... - 2015/06/28 20:06:00.80 RF2zFsFlO 841/1835忠犬朝潮
長門「・・・それで?朝目覚めたらこうなっていたと」
朝潮(犬耳)「クゥーン・・・」
荒潮「ええ~、気付いたら~」
長門「・・・・・・・・・・・」
長門「そうか。朝潮は責任を持って鎮守府で預かろう」
長門「流石にこれでは作戦行動に支障が出るからな。一度工廠で見てもらい、治す方法を探そう」
荒潮「わかりました~、朝潮、お行儀良くするのよ~」
朝潮「コクコク」
長門「・・・・・・・・・・・」
長門「・・・・・・・・・・・」
朝潮「・・・・・・・・・・?」
長門「かわいぞおおおおおおおおおアサラッシュううううううう!!」ホオズリ
朝潮「!?!?!?」
長門「もっふ!もっふ!もっふもっふもっふ!なでなでしてやるぞ~いやさせていただこう!」ナデナデ
朝潮「っ!~~~~~~~~っ!」コウコツ
長門「お手!」
朝潮「ワン!」ポチ
長門「お座り!」
朝潮「ワン!」スッ
長門「まんまん!」
朝潮「ワン!ワン!」カアア
長門「冗談だぞ朝潮ぉ~お前は忠実な良い犬だなぁ~」
朝潮「ワン!」シッポフリフリ
長門「私はな・・・犬を飼うのが夢だったんだ・・・」
長門「だが提督に打診したらな・・・断られた」
長門「私はネコの方が好きだとな」
長門「私は言ったんだ・・・多摩がいるからいいだろうと」
長門「そしたら提督はこう言ったんだ。私が相手に欲しいのはネコじゃなくてタチだ、とな」
長門「私には今でもあの言葉の意味が良く分からない・・・審神者の回し者か何かだったのだろうか?」
長門「だが今ようやく、犬を飼えるのだ。こんなに嬉しいことはない」
朝潮「ワンワン!」ピョンピョン
長門「上官の、他人の喜びを自分の喜びに出来る・・・本当に良い犬だ、アサラッシュ・・・」ナデナデ
長門「はっ!待てよ・・・」
長門「今秘書官室には私とアサラッシュだけ・・・これは・・・」ゴクリ
朝潮「・・・・・・・?」
長門「アサラッシュはしゃべれない・・今ならニャンニャンしても大丈夫だ・・・!」
朝潮「!?」
長門「大丈夫だアサラッシュ・・・少し気持ちのいいことをするだけだ・・・ふひひひ!」
憲兵「憲兵だ!」バン
長門「なっ!?どうやってここが・・・!?」
憲兵「盗聴器をしかけておいたのさ」
長門「なんだそれならよかった」
憲兵「待て!駆逐艦への暴行容疑で逮捕する!」
長門「・・・・・・・・」
長門「ふふふ・・・はっはっはっはっは!」
憲兵「何を笑っているんだ!」
長門「これが笑わずにいられるものか・・・!」
長門「待つのはあなたのほうだ憲兵殿!」
長門「駆逐艦への暴行罪・・・?何のことを言っている?」
憲兵「・・・・はっ、まさか!」
長門「そうとも!彼女は朝潮ではなくアサラッシュ!」
長門「今は駆逐艦ではなく犬だああああああああああ!」
憲兵「そ、そんな、馬鹿なああああああ!!」
憲兵「じゃあ動物愛護法で逮捕だ」
長門「あっはい」
長門と忠犬朝潮 終わり
349 : ◆j/7iZROIts - 2015/06/28 20:42:54.01 FsrNWoyC0 849/1835長門の次の相手
安価下二つ
351 : 以下、名... - 2015/06/28 20:43:03.05 t2NOfiTAO 850/1835水着装備の第七駆逐隊
曙「は、はあ!?何言ってんのよクソ長門!」
長門「第七駆逐隊には水着を着てもらう」
曙「何でよ!?そんなの潜水艦で十分でしょ!?」
漣「ていうかイミフ」
長門「なんとでも言え!提督代理命令だ!」
朧「・・・・朧、分かりました」
潮「はい・・・」
曙「くそ、覚えてなさいよ・・・」
長門「ついに来た・・・夏が」
長門「この案をトラック泊地襲撃時に思いついた時には頭がどうにかなりそうだったが・・・」
長門「制服の水着化!これ以上にシンプルかつ素晴らしい案は無い!」
長門「ふふふ・・・怖い。自分が自分で怖いぞ」
長門「妖艶な体つきの潮、しなやかな曙」
長門「引き締まっている朧、小ぶりな漣」
長門「彼女等に私自身が選んだ水着を着せるのだ!これ以上の喜びはあるまい!」
長門「いや本当に我ながらいい水着を選んだものだな・・・」
長門「過度にいやらしさを求めない、かつ幼さばかりが引き立たないような作り」
長門「潮にはワンピース調のスク水、ほかの三人には簡素だが紐式ではないビキニ」
長門「何より下がスカートだけ(に見える)のはセクシー・・・エロいっ!」
長門「彼女たちはどんな顔をして帰ってくるか?」
長門「私への失望か?恥じらいか?想像しただけで昂ぶるぞおおおおおおふひーひひひひゃああああああ!!!」
朧「・・・・・ありがとう」
長門「・・・・・・・・・・・」
長門「えっ」
漣「良く見ればこれけっこういい水着じゃないですか・・・やりますねえ!」
漣「しかもオーダーメイドなんでサイズもぴったり!」
朧「動きやすいし・・・海での任務では水飛沫も気にならなくてよかった」
長門「そ、そうか・・・」
潮「あんまり、制服以外に服も無かったから・・・うれしいです」
潮「こんなにかわいい水着、ありがとうございます・・・!」
潮「ね、曙ちゃん!」
曙「!!」
曙「・・・・ま、まあ、少しはいいとこあるじゃない」
漣「一番可愛いって騒いでたよね」
曙「なんですってー!?」
長門「・・・・・・・・・・・・」
長門「ナンダコレハ」
伊勢(競泳水着)「いやあ水着で出撃したほうが動きやすいね!」
日向(ダイビングスーツ)「赤緑白の三色縞・・・これだ!」
金剛(紐ビキニ)「私もまだまだ流行にのれるネー!」
榛名(ワンピース)「もぐりっこしましょうかお姉さま・・・」ゴゴゴ
大和(スリングショット)「長門さん?どうかしたんですか?」
長門(スク水)「・・・まあ、いいか・・・・・・」
長門「別に困ることもないしな・・・」
イ級「ナア・・・サイキンカンムスのレンチュウオカシクナイカ?」
ロ級「マア、タシカニナ」
ロ級「ドウシテサイキンハセンスイカンバカリカイイキニクルノダロウ」
イ級「シカモセンスイカンノクセニモグラズホウゲキスルモノバカリ・・・」
ロ級「オ、マタアラテガキタゾ」
イ級「マタセンスイカンノレンチュウカ・・・マ、タイセンヨウインノチカラ、ミセテヤルゾ!」
飛龍(三角ビキニ)「いつまでここを回るのかしら・・・」
長門(スク水)「よし、キス島海域についた!全艦散開!」
伊58「もう囮は嫌でち・・・」
長門(スク水)「わがままを言うな!囮は潜水艦の仕事だ、前に出」チュドーン
長門(スク水)「のああああ!?」小破
長門(スク水)「な、何故イ級がゴーヤでなく私を」チュドーン
長門(スク水)「ぐはああッ!!??」中破
長門と水着装備の第七駆逐隊 終わり
361 : ◆j/7iZROIts - 2015/06/28 21:25:39.50 FsrNWoyC0 859/1835長門の次の相手
安価下二つ
363 : 以下、名... - 2015/06/28 21:26:22.53 uVW7P79AO 860/1835ねっとり名取
ヒイイイイイイ!
長門「どうした!今の比叡の親戚みたな悲鳴は!」ガチャ
名取「た、助けてえ~!誰か助けてぇ~!」ヌルヌル
長門「む、なんだ!?この部屋一面の粘液は!?」
名取「よ、よ、よくわからないんです、朝起きたら、こうなってて」ヌルヌル
名取「ひいいいい、立てないよお、うええええええええん」ヌルヌル
長門「な、泣くな!今助けてやる!」
長門「む、むう、ねっとりしているが、これでは滑ってしまう」
長門「入渠させようにも、立たせるだけでは駄目なようだな・・・」
長門「ならばこの長門、名取の身体を持ち上げて」ズル
名取「うええええええええええ!?」ドスン
長門「す、すまん!手が滑って落としてしまった!」
長門「こ、今度はちゃんと腰を低くしながら・・・」ズル
名取「いやああああああああああ!!」ドスン
長門「うわ、あ、な、泣くな!泣くんじゃない!」
長門「名取・・・非力な私を許してくれ・・・」ズルズル
長門「こうする以外にお前を運ぶ方法がないのだ」ズルズル
名取「うえっ・・・ぐす、ふえぇ~・・・」ズルズル
長門「ええい、長良も五十鈴も出撃中か・・・」
名取「ごめんなさい・・・ご迷惑をおかけして・・・ごめんなさい・・・」ズルズル
長門「い、いいんだ、泣くんじゃない、これも全て大和の仕業なんだ」
長門「ふう、ようやく入渠させることができたか・・・」
長門「入渠していればその粘液も取れるだろう」
名取「はい、本当に、本当に、ありがとうございました・・・では、私はこれで・・・」ズル
名取「ひゃあああああああ!?」ズテーン
長門「まだ取れきれてないのに帰ろうとするな!」
名取「すみませんごめんなさい、つい癖で・・・」
長門「うむ、私もちょうどいい、入渠しておこう」チャプン
長門「長良と五十鈴が帰ってくるまでは私がいてやる」
名取「は、はい、ごめんなさい・・・」
長門「いいさ」
長門(しかし何故名取はねっとりとした粘液に包まれていたのだ?)ウーン
長門(確かにこの鎮守府では怪事件が多いが・・・一体誰が何のために)ウム
長門(ねっとり・・・子日・・・粘液・・・大和・・・繋がった)ケワシイカオ
長門(まさか大和は深海棲艦と組んでいるというのか・・・?)ウーン
名取「・・・・・・・・」ブルブル
名取「ご、ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」ウルウル
長門「え?あ!?ど、どうした!泣くな!」
長門「名取・・・率直に聞こう。素直に言って欲しい。怒りはしない」
長門「私のことは苦手か?」
名取「・・・・・・・・・」コクコク
長門「顔が怖いのか?」
名取「・・・・・・・・・」コクコク
長門(・・・・・・・・・)
長門(おのれ大和・・・・)
長門「・・・だが名取、お前の戦果はけして低いものじゃない。むしろ夜戦での火力は目を見張るものがある」
長門「名取は怖いものが苦手なのか?だとしたら、何故怖いんだ?」
名取「・・・・・・その、怒られるんじゃないかって・・・」
名取「何でも無いときでも、そう思ってしまうんです。ごめんなさい・・・」
名取「だから、いつもは、怖くなったらすぐ逃げちゃうのが癖になってて・・・すみません・・・」
長門「あ、謝らなくていいぞ」
名取「は、はい!ごめんなさい!」
長門「・・・・・・・・・」
長門「名取、お前は自分に自信を持てないのか?」
名取「・・・・・・・・・!」
名取「・・・・・そうかもしれません」
名取「あんまり、そういうこと考えてなくて・・・考えるのが怖くって」
名取「私には・・・・何にも無いから・・・・ごめんなさい・・・」
名取「長良姉さんみたいにトレーニングが好きなのでもなくて・・・五十鈴姉さんみたいに、耐潜のスペシャリストでもない」
名取「ただ引っ込んでて、人とうまく話せなくって、何も趣味も無いし・・・」
名取「そんな自分を見られるのが怖くって・・・また引っ込んじゃって・・・」ウルウル
名取「あれ・・・私、また泣いちゃってます・・・ごめんなさい、ごめんなさい・・・」
長門「・・・・・・・・・」
長門「・・・・・・・・・うう、えぐっ」ウルウル
長門「わかるぞ名取」ウルウル
名取「・・・・・・・え?」
長門「わかるぞ名取!その気持ち!私にはわかる!」
長門「鎮守府の黎明期は良かった!誰も私を邪険には扱わなかった!」
長門「誰よりも厚い装甲!誰よりも高い火力!強く、駆逐艦に優しい大戦艦!ビッグセブン!誰もが私をそう称えたさ!」
長門「だが数年十数年と経つとどうだ!」
長門「大和より薄い装甲!武蔵より低い火力!筋肉ダルマの、駆逐艦狂いの変態!ビッグセブン!誰もが私を捕まえようとする!」
長門「だから分かるぞ!自分のアイデンティティが無い苦しみが!私にもわかる!」
名取(後半は事実じゃ・・・)
長門「名取・・・そういう時は笑え」
名取「・・・・えっ?」
長門「こうだ。笑ってみろ」フッ
名取「こ、こうですか?」ニコ
長門「そうだ。駆逐艦には負けるが良い笑顔だ」
名取「は、はは・・・」
長門「そんなことはどうでもよくなってくるものさ」
名取「は、はい・・・」
長門「似たような奴ならもっと知っているぞ」
長門「日本に来てずいぶんと経つくせに片言をしゃべりつづける奴」
長門「持っている装備のことしか話さない奴」
長門「皆キャラ付けとやらで悩むものさ」
名取「それ、本当ですか・・・?・・・ふふっ」
長門「いいぞ。その調子だ」
長門「艦娘の人生は長い。色んな敵にあい、色んなことがあるだろう」
長門「だがそのうちに自分というものが見えてくる。不安じゃなくなってくる」
長門「だから、もう怖がらなくていいんだ、名取」
名取「・・・はい・・・はい!・・・頑張ります・・・・!」
数ヶ月後
名取ックス「・・・・・・・」ムキムキ
長門「あ、ああ、名取、3-5にまだ戦力は残っているか・・・?」
名取ックス「死体だけです」ゴゴゴ
長門「ああ、うん、ごくろうだった」
長良「名取!これからトレーニングするけどまたどう?」
名取ックス「はい、喜んで姉さん」
名取ックス「長門さん・・・ありがとうございました」ゴゴゴ
長門「うん。お前がいいならいいんじゃないか・・・うん」
長門とねっとり名取 終わり
388 : ◆j/7iZROIts - 2015/06/30 21:06:59.11 oPV7cbty0 874/1835長門の次の相手
安価下二つ
390 : 以下、名... - 2015/06/30 21:07:23.60 JZu0yyCAO 875/1835あきつ丸
あきつ丸「・・・・・・・・・・」タイイクズワリ
あきつ丸「・・・・・・・・・・」
あきつ丸「海軍は鬼畜であります・・・・」
長門『大鳳よこい!大鳳!大鵬でもいいから!』
あきつ丸『自分、あきつ丸であります』
長門『・・・・・・・・・・』
あきつ丸『自慢はこの大発であります!ネズミやモグラな輸送とは訳が』
長門『よこせ』
あきつ丸『えっ』
長門『その自慢の大発をよこせと言ってる』
あきつ丸『は、はい!』
長門『ではあとは部屋で待機していろ』
あきつ丸『え・・・えっ、ええ!?』
長門『大鳳出ろ!大鳳!大砲でもいいから!』
あきつ丸『・・・・・・・・・・』
あきつ丸「もう半年も前であります・・・」
あきつ丸「自分は大発の運用のため作られた船・・・あれは自分の魂なのに」
あきつ丸「それを取り上げられて、挙句飼い殺し・・・」
あきつ丸「おかしいであります・・・いくら陸軍からの出向者とは言え、この仕打ちはないであります!」
あきつ丸「海へ出たい!心行くまで戦いたい!」
長門「あきつ丸、いるか?」コンコン
あきつ丸「・・・・・・・!」
長門「出番だ」
あきつ丸「!!」
あきつ丸「ようやく・・・ようやく、この日が来たであります!」
あきつ丸「陸軍の艦娘としての性能を存分に発揮し・・・!」
あきつ丸「この大発で制圧する活躍を・・・!」
長門「よしこれが装備だ」
15.5cm三連装副砲
15.5cm三連装副砲
あきつ丸「・・・・・・・・・・」
あきつ丸「あの・・・・」
長門「なんだ」
あきつ丸「大発は・・・」
長門「しばらくは演習で錬度を高めてもらう。不要なものだ」
あきつ丸「は、はあ・・・」
あきつ丸(し、しかし、それなら錬度を上げれば・・・)
あきつ丸「・・・・・・・・・」
あきつ丸「副砲では歯が立たないであります・・・」
あきつ丸「こちらの装甲など紙っぺら同然であります・・・」
あきつ丸「陸軍は、こんなに遅れていたのか・・・」
あきつ丸「・・・・・・・・・」
あきつ丸「それでも頑張るしかないであります・・・」
あきつ丸「数ヶ月間頑張って・・・ようやく改になれたであります」
長門「よく頑張った。もう演習にはでなくていい」
長門「お前にも出撃してもらうことになった」
あきつ丸「本当でありますか!」
あきつ丸(この数ヶ月間は・・・無駄ではなかったであります!)
あきつ丸(しかもいきなりの大規模作戦・・・!大発の腕がなるであります!)
8 烈風
8 烈風
8 烈風
あきつ丸「・・・・・・・・・」
あきつ丸「・・・・・・あの・・・・・」
長門「何だ」
あきつ丸「大発は・・・」
長門「・・・こ、今回の任務は制空権が重要になる。必要ないな」
あきつ丸「・・・・・・・・・・」
あきつ丸(そうであります!大発は、陸上戦力への支援が目的!)
あきつ丸(制海権を握り、そのうえで使うことこそ良い!)
あきつ丸(だから戦うであります!自分!)
あきつ丸(この海域は苦しい・・・空母は無く、頼れられるのは自分の艦載機のみ・・・!)
あきつ丸(海軍との友情のためにも・・・隊の皆のためにも・・・!自分が制空権を取るであります!)
あきつ丸(むしろ、とばしていくのであります!)
あきつ丸「・・・・・・・終わったであります」
あきつ丸「大規模作戦戦い抜いたであります・・・!」
あきつ丸「将校代理殿、次の指令を・・・!大発を・・・!」
長門「ああ、もういいぞ休んで。次はまた数ヶ月後の大規模作戦だ」
あきつ丸「・・・・・・・・・・」
あきつ丸「イヤーッ!」
長門「グワーッ!」
彼女が使ったのはレップウケン!古代リットリオカラテに並ぶカラテだ!
突き出される腕は細くとも、戦艦だろうがその装甲を削り取る!なんというワザマエ!
あきつ丸「大発をどこへやった」
長門「い、いじくってて壊したのだ!すまなかった!」
あきつ丸「レップウオイテケ!レップウオイテケ!」
長門「うおおおおおおお!誰か、助けてくれえええ!」
「ん?今のは・・・・」
日向「おい長門、今のは一体・・・はっ!」
あきつ丸「・・・・・・・・・」ジー
日向「・・・・・・・・・」ジー
あきつ丸「・・・・・陸軍からの揚陸艦、あきつ丸であります」
日向「航空戦艦、日向だ」
あきつ丸「・・・・・親愛の印に、この烈風をやるであります」
日向「結構だ。ではこの瑞雲はどうだ」
あきつ丸「自分も遠慮するであります」
あきつ丸「・・・・・・・・」
日向「・・・・・・・また、どこかで会おう」
あきつ丸「それを祈るであります」
まだ、誰も気付いていなかった。その当事者二人だけが気付いていた
来るべき戦い、制空権争いを・・・!
あきつ丸「自分の烈で・・・いつか必ず・・・・!」
長門「いや待て!助けてくれ日向ー!」
長門とあきつ丸 終わり
411 : ◆j/7iZROIts - 2015/06/30 22:01:12.76 oPV7cbty0 889/1835長門の次の相手
安価下二つ
413 : 以下、名... - 2015/06/30 22:01:46.19 RTn+d3/NO 890/1835>>393
393 : 以下、名... - 2015/06/30 21:07:29.43 2BPESCcIO 891/1835宇宙戦艦大和
長門「大本営直々の徴用だと!?」
大和「はい、タウイタウイから一隻大和を徴用し、宇宙戦艦へと改造を施す、だそうです」
長門「・・・・・・・・・」
大和「長門さん、そんなに怖い顔をしなくても・・・」
長門「・・・・・・いつ帰ってくることになるんだ」
大和「・・・・・・え?」
長門「宇宙戦艦として任務が終わりタウイタウイに帰ってくるまでどのくらいかかる?」
大和「そ、それは・・・」
長門「誤魔化すな。私にはわかる」
長門「初めは一年で地球に帰ってくる話だったはずが続く任務を連続で下さる。これが最後だと大本営は何度も言い続け、遂には沈もうが治しましたの一言で地球のため戦い続ける羽目になるぞ」
大和「いやに具体的ですね・・・」
長門「ビッグセブンの感を舐めるな」
長門「そして大和、お前はそれをわかっているんだろうな?」
大和「・・・・・・・・はい」
大和「例えこの鎮守府には戻ってこれないとしても・・・それが、大本営の命令ならば」
長門「・・・・・・・・そうか」
長門「・・・・・・・・寂しくなるな・・・」
大和「・・・・・・・・・!」ドキッ
長門「・・・・・・・・・!」
長門「・・・・・なんていうとでも思ったか大和!!」
大和「!?」
長門「はっはっは!むしろお前がいなくなればあとは武蔵のみ!どうとでもなる!」
長門「これでこのタウイタウイの覇権hあこの私のものだ!安心して旅立つがいい!はっはっはっはっは!」
大和(無言のサバ折り)
長門「悔しくて言葉もでないかぎゃあああああああああああ!!」
大和「・・・・・・・失礼します!」タッタッタッ
長門「・・・・・・・・・」
大和(大和は・・・宇宙戦艦になって、銀河の彼方を目指す)
大和(大和は再び日本の象徴、いや、今度は世界の象徴として飛び立つ)
大和(きっと、私のことはずっと先の時代まで、地球だけじゃない星でさえ語り継がれるだろう)
大和(・・・・・・・・・)
大和(・・・・・・いやに決まってる)
大和(この鎮守府を離れることに比べたら・・・いや)
大和(長門さんにもう会えなくなるなら・・・そんなこと、どうだっていい・・・!)
大和(・・・・でも、断るわけにもいかないわ)
大和(大本営の直々の命令。断ったらら私だけじゃない、提督や長門さんにまで迷惑がかかる)
大和(・・・・・・・・・)
大和(いやだ・・・・いやだ・・・・!)
大和(そんなの・・・ずっと一人ぼっちで、宇宙で戦い続けるなんて・・・・!)
大和(この思いを押し殺すなんて・・・!)
武蔵「どうした腹でも痛いのか」ヒョイ
大和「!?!?!?!!!?!?!??!?」
大和「いいいいいいつからそこに・・・」
武蔵「『ついさっき』、だが?」ニヤニヤ
大和「そ、そう・・・」
武蔵「ふふふ・・・さしずめ苦悩のお姫様といったところか。王子様は来るかな?」
大和「な、何を言うの!」ギクッ
武蔵「はっきりと言わせてもらおうか。大和よ、もうケリをつけるしかないんじゃないか?」
大和「!?」
武蔵「このタイミングを逃したら次は無いぜ。お前が帰ってくるころには駆逐艦とケッコンしてるだろうよ」
大和「だ、だからといって、今いきなり長門さんに言うのは・・・」
武蔵「ん?私は個人名を言ったつもりは無いが・・・」ニヤニヤ
大和「~~~~~~~~!!」
武蔵「まあそれこそそうとも。今のうちに長門をモノにしておけ」
武蔵「なに、ああ見えて義理は通す奴だ、半世紀だろうが待ってくれるだろうよ」
大和「・・・・・・・・・・」
大和「でもそれって・・・長門さんを縛ってしまうわ」
武蔵「それでいいじゃないか」
大和「いつ帰るかも分からない・・・いや、帰ってこれるかもわからないのに・・・」
大和「待っててください、なんて、虫が良すぎるわ・・・」
武蔵「その理屈でいくと、私たち艦娘は色恋も出来たものじゃないな」
大和「・・・・・・・・っ」
武蔵「まあいいさ。じっくり考えるといい、大本営に召喚されるまでまだ・・・」
武蔵「・・・いや、あと一週間しかないのだからな」
武蔵「それでは私は野暮用に出てくるぞ」
大和「・・・・・・・・」
大和(・・・・・・助けて)
大和(助けて、長門さん・・・・)
長門「・・・・・・・・・」
長門(・・・何が提督代理だ)
長門(何がビッグセブンだ)
長門(惚れた女一人守ることができないとは・・・)
長門(・・・・・・・・・・・情けない・・・・)ハア
武蔵「・・・・・・こっちも重症だな」
武蔵「おい長門!しっかりしないか!」ユサユサ
長門「あ、ああ・・・武蔵か・・・」ボー
武蔵「なんだこの書類は!何故不知火に41cm砲を積んでいる!」
長門「・・・すまない、直しておこう」
武蔵「それに加賀にも46cm砲を積んでるぞ!」
日向「そうだ、どうして私に晴嵐を積んでいる」
長門「それはあってる!」
武蔵「ようやく正気に戻ったか」
日向「いや、まだ足りないと見える」
長門「よせ!瑞雲を喉に押し込もうとするな!」
長門「・・・私にも考え事をすることはある。ただそれだけだ」
武蔵「大和のことについてか?」
長門「なななななななんのことだ!」
武蔵「何も悩むことは無いだろう、長門。やることは一つだ」
長門「な、なんだ」
武蔵「部屋のベットに押し倒して、愛を囁きながら一夜を過ごせ、それでお前の物だ」
長門「馬鹿か!そんな破廉恥なことできるか!」
武蔵「お前が言うな」
日向「お前も言うな」
長門「ええい、何が大本営だ!」
長門「女子供を宇宙に出して戦わせるだと?それが男のやることか!軍人のやることなのか!」
日向「まて艦娘とはなんだ」
長門「うるさい!こうなれば大本営の計画など逆らってやる!」
武蔵「またお前は・・・だがどうするのだ?任務そのものは地球の放射能汚染解消のため必要と聞いたが」
長門「大和ではなく、代わりが行けばいいのだ」
武蔵「なるほど」
長門「武蔵が」
武蔵「何故私なんだ!?」
長門「貴様、姉の代わりを果たしてやらんのか!」
武蔵「いや、妹がそこまで肩代わりしなければならないか!?」
日向「待て、存外悪い選択ではないな」
武蔵「なんだと?」
日向「宇宙での長期活動なら、より耐久の高い武蔵の方が適任のはずだ」
武蔵「そ、それはそうだが・・・」
長門「ああ・・・なんせ武蔵は『世界で最も攻撃を受けきった戦艦』だからな」
武蔵「・・・・!」ピク
長門「それにお前は大和型・・・その二番艦」
長門「より優れた改修を施された二番艦だからな!大和とり適任なのは当然だ!そうだろう?」
武蔵「・・・・・・・・・」
武蔵「ま、まあ、私と大和はほとんど互角だと思うが?お前らが言うならそうなんだろう」ニヤア
武蔵「私の方が優れているというなら、これは行かざるおえないな。そうだな」ニヤア
長門(ちょろい)
武蔵「善は急げと言う、早速大本営に直訴しにいくぞ!」
武蔵「・・・・・・・・・・」ズーン
長門「・・・・どうだった」
武蔵「何故だ・・・何故この服のセンスがわからん・・・」
長門「・・・・・地球代表として宇宙に出る艦娘と考えると・・・」
日向「・・・まあ、そうなるな」
武蔵「ふざけるな!元々設計したのは大本営の方ではないか!」
日向「ならば私が行こう」
長門「日向、お前・・・!」
日向「聞けば宇宙戦艦とやら・・・戦艦といいつつ艦載機を持っているらしい」
日向「航空戦艦として・・・負けるわけにはいかないな!」
長門「まずそのまえに改ニを」
武蔵「それ以上いけない」
日向「それでは行ってくる。吉報を待っていろ」
長門「どうだった、日向!」
日向「喜べ!瑞雲の増産が決まったぞ!」
長門「さあ武蔵、こいつを縛れ。今日の解体任務はまだ済んでいなかった」
日向「まあ、そうなるな」
武蔵「・・・そうなると、もう諦めるしかなさそうだな」
長門「・・・・・・・・・」
武蔵「なんならお前が自ら志願するか?最早本末転倒ではあるが」
長門「・・・・・・・・・・」
武蔵「おとなしく今のうちに二人の時間を大切にしろ。それで済むさ」
長門(・・・・・・・・・・)
長門(・・・・・何が済むっていうんだ、武蔵)
長門(・・・・だが、確かに、もうそれくらいしか・・・)
長門「・・・・・・・・・・はあ」
長門(しかしどんな顔をして何を言えばいいのだ、大和に)
長門(駆逐艦には言えても奴に言えとなると・・・)
長門(『さあ、素敵なパーティーをしよう』・・・駄目っぽいな)
長門(『私と夜戦をしよう』・・・軽巡から借りるのは屈辱だな・・・)
長門(うむ・・・・・・)
大和「・・・・長門さん?長門さん!」
長門「うおおおっ!?」
長門「な、なんだ、大和か、よ、よかった」
長門「は、話があああ、あってだな、その、あの、えーっと、こ、今夜、私と、」
大和「・・・・・・少し、お時間いいですか?」
長門「あ、ああ」
大和「いえ、別に、そんなに大したことじゃないんです。ちょっとした話ですから」
長門「いや、構わん」
大和「私が鎮守府からいなくなったら・・・ちゃんと、別の大和を補充してくださいね」
長門「!?」
大和「長門さんからしたら嫌かもしれませんけど・・・お願いします」
長門「な、何故そんなことを・・・」
大和「放っておいたら、そのまま長門さんと武蔵だけで戦うじゃないですか。無理しては駄目ですよ」
長門「べ、別に、大和型が無くとも大規模作戦はどうとでもなる!」
大和「そういわずにお願いします」
大和「この鎮守府には新しい大和が必要だと思います。きっと」
長門「い、いらん!お前がいれば十分だ!」
大和「お願いです。新しい大和を作って・・・」
大和「それで、大和の、私のことは、忘れ、て・・・・・っ!」
大和「・・・・失礼しましたっ」ダッ
長門「あ、待て!こ、今夜、私、と・・・・・・・」
長門「・・・・・・・・・・・」
長門「大和・・・・・!」
大和(・・・これで、良かった)
大和(そう。艦娘なんて、いくらでも代わりなんているもの)
大和(一人一人を特別に扱ってたら・・・もう、それは兵士じゃない)
大和(だから、これで良いの)
大和(私は、長門さんを忘れて・・・)
大和(長門さんは、私を、忘れ、て、新しい、大和、と・・・!)
大和「・・・・・・・・・」グッ
大和(・・・・・・暇ね)
大和(宇宙戦艦になるためには最高の錬度が必要、その訓練をせよといわれても、もう上げようがないもの)
大和(・・・それに、時間があっても、何もする気になれない)
大和(こうやって、いそがしく動いていく母港を見るだけで、一日が過ぎていく)
大和(・・・・・・・・・・)
大和(本当に、皆忙しそうに働いてる)
大和(私なんていなくても、鎮守府は回り続ける)
大和(・・・夢を見た)
大和(海の底に沈んだ姫を、王子様が助け出してくれる夢)
大和(音も呑まれる深海の中で、声の代わりに泡を吐く姫)
大和(それでも小さな光を頼りに、王子様は潜って来てくれる。手を伸ばしてくれる)
大和(・・・朝だ)
大和(もう、この鎮守府を出る日だ)
憲兵「手荷物はそれだけか?」
大和「・・・ええ、お願いします」
大和(見送りはいない)
大和(・・・無理もありません。この一週間、ほとんど顔も見せなかったですし)
大和(・・・それに、私一人に鎮守府が止まるわけにはいかない)
大和(・・・・・・・・・・)
憲兵「さあ、後ろに乗ってくれ」
大和「・・・・はい」
大和(・・・・ああ、ここからじゃ、なにも見えない)
大和(入渠ドッグ、訓練場、戦艦寮・・・・秘書艦室)
憲兵「どうした?」
大和「・・・すみません、今乗ります」
大和(・・・・・・・さようなら、タウイタウイ)
大和(・・・・・・・さようなら、長門さん・・・・・)
「待てッ!」
大和「!!」
長門「待ってもらおうか・・・憲兵殿」ゼーハー
大和「な、長門さん!?」
憲兵「どうした長門、もう大和の受け渡しは決定事項だ」
長門「ああ、それはわかってます」
長門「だが・・・・・」
長門「受け渡すのはその大和ではない!」
大和「!?」
長門「さあ来い、大和」
新大和「戦艦大和・・・人類の、地球のため、推参しました!」
憲兵「待て、大本営が要求したのは超高錬度の大和だぞ」
長門「見てのとおりです。こいつの錬度はもう上がることはありません」
憲兵「そ、そんな、この鎮守府に大和は一人だったはずでは・・・」
大和「ま、まさか・・・」
長門「いなければ作ればいいッ!一週間でッ!」
長門『・・・・ということだ、力を貸してもらうぞ!』
陸奥『そ、そうは言っても、大規模建造で一から作って、それから錬度を上げるのよ?一体どれだけの資源が・・・』
大淀『私言いましたよね?一ヶ月後には大規模作戦と』ニコニコ
長門『安心しろ・・・資源なら目処は立っている』
長門『私は発見したのだ・・・遠征を軽々と超越する、新たなる資源の発掘場を!』
長門『提督の財布の中に!』
陸奥『待ってそれはまずもがもが』
長門『陸奥を懲罰房に押し込め!』
長門「喜べ大和、これでお前は自由の身だ」
大和「な、長門さん・・・・!」
長門「ふっ・・・礼ならいいさ」
大和「長門さあああああああああん!」
大和「法律は守りましょうね」(サバ折り)
長門「待て私はただぎゃあああああああああああああああ!!」
長門「・・・・・・・大和。私は別に盗んでいたわけではないぞ」
長門「ただ借りていただけだ。流石に長くはなるが返すさ」
大和「すみませんすみませんすみません」
長門「・・・・・・・・・」
長門「なら・・・その、うむ・・・」
大和「なんですか?」
長門「い、いや、やっぱりいい」
大和「言ってください!本当に、なんでもしますから!」
長門「!?」
長門「そ、そうか、何でも・・・」
大和「は、はい・・・・」
長門「な、なら、そうだな・・・今夜、私と・・・・」
長門「私と、・・・・わ、私・・・と・・・いや、に・・・・」
長門「・・・・・・夕飯を作ってくれ」
大和「えっ」
長門「今月の給料も無いのだ!頼む!もやし以外のものが食べたい!」
大和「・・・・・・・・・・・」ジー
長門「そ、そんな目で私を見るな!」
大和「・・・・いいですよ、それなら毎晩でも作りましょう」
長門「い、いいのか?」
大和「毎朝でも、毎昼でも作ってあげますから」
長門「えっ」
大和「・・・・・していただいたことを考えたら、このくらいじゃ足りませんし」
長門「わ、わかった・・・それで、いいなら・・・」
大和「長門さん」
長門「ん?何だ」
大和「本当に・・・本当に、ありがとうございました」
長門「べ、別に、礼などいらん・・・・・」
大和「・・・これからも、よろしくお願いします!この鎮守府で!」
長門「・・・・ああ、よろしく頼む!」
武蔵「ヘタレどもめ・・・」
日向「まあ、そう言うな」
長門と宇宙船間大和 終わり
464 : ◆j/7iZROIts - 2015/07/02 22:25:03.40 YZoXBsGg0 930/1835長門の次の相手
安価下二つ
466 : 以下、名... - 2015/07/02 22:25:40.10 27+JkoVXO 931/1835朧
長門「さて朧。何故お前が一人で呼ばれたかわかるか?」
朧「いえ、全く」
長門「・・・そうか、白を切ろうというのか」
長門「お前の艤装、少し見せてもらおうか」
朧「!!」
長門「既に報告はされている。お前の艤装の中から鳴る、何かを引掻くような音」
長門「そしてそれを指摘されても、お前が艤装を工廠に出そうとしないこと」
朧「・・・・・・・・・」
長門「秘書艦命令だ。その艤装を改めさせてもらおう」
朧「・・・・はい」スッ
長門「安心しろ・・・何も私はお前を罰しようとはしていない」
長門「ただ一緒にほっぽちゃんの拉致監禁を楽しみたいだけ・・・・」カパ
蟹「やあ」ウジャウジャ
長門「」
朧「あ、餌やリ忘れてた」
長門「なんだ、この夥しい程の蟹は・・・」
朧「蟹です」
長門「そ、そうじゃなくてだな・・・こ、これを住ませたまま戦っているのか・・・?一体何匹いる?」
朧「倒したイ級を餌にできるから、ちょうどいいんです」
長門「しかもこの艤装の熱、いや、タウイタウイの暑さの中よく生きているなこの蟹は・・・」
朧「休みの日には売りに行きます」
長門「売り物だったのか!?」
朧「駄目・・・ですか?」
長門「い、いや、別にいいが・・・そんなに切り詰めた生活をしているのか、お前たちは・・・」
朧「いえ、貯金をしたくてです」
長門「何か買うものがあるのか?」
朧「買うもの・・・少し違うかな」
朧「でも、敢えて言うなら・・・家が欲しい」
長門「!?」
朧「もしこの戦争が終わったら、貯めたお金で本土に家を買いたい」
朧「それで、曙と、潮と、漣を呼んで、一緒に暮らしたい」
朧「きっと三人とも、軍以外で仕事を探すのは大変だろうから、それまで私が養う」
朧「これでも・・・お姉ちゃんだから」
長門「・・・・・・・・・・」
長門(恥ずかしい・・・煙草と菓子に給料が消えてる自分が恥ずかしい・・・)
長門「それにしても蟹か・・・中々高く売れるのだな」
朧「うん、この辺じゃ取れないから、良く売れる」
長門「私も何かできないものか・・・」
日向「話は聞かせてもらった」ヌッ
長門「日向!?貴様一体何処から!?」
日向「天井にいたぞ」
長門「ならよかった」
日向「朧、君のその蟹、私に任せればもっと売れるぞ」
朧「え・・今より、もっと?」
日向「ああ。缶詰にすればもっと遠くの人、具体的には本土にも売れる」
日向「そして季節を選ばないこと、艦娘があつかっていることをセールスにすれば宣伝は完璧だ」
朧「でも・・・缶詰なんて作れない」
日向「私が資本を出して工場を作り、人を雇おう。君は蟹させかしてくれればいいんだ」
長門(少し胡散臭いぞ・・・)
日向「もちろん鎮守府の敷地を使うのだからお前にも見返りはやろう」
長門「いい案じゃないか!早速試すぞ!」
朧「・・・・・・・・」
日向「安心したまえ、瑞雲売りは伊達ではないよ」
日向「それに、うまくいけば一時的に養うどころじゃない」
日向「妹たちもこの先ずっと養っていけるぞ。艦娘を引退することになっても大丈夫だ」
朧「・・・・・なら、お願いします」
日向「礼を言おう。長門、直ぐに駆逐艦の艤装を集めるんだ」
長門「既に(部屋の押入れに)用意してある」
日向「流石だな」
『今年の夏は、朧印の特型蟹缶!誰でも簡単・・・多分』
長門「来たぞ!初期出荷分が初日に売り切れだ!」
朧「・・・この缶、何?」
長門「朧をイメージキャラクターにしたのだ。見てみろ」
日向「姉妹たちを守るため、静かに健気に戦う駆逐艦。人間同情には弱いものだ」
朧「・・・・・・・・・・・恥ずかしい」
長門「そう言うな。急いで次の出荷分を作れー!生産ラインを回せー!」
日向「フミっていいとも!とビス子の部屋から、来週の番組に出ないかといわれている」
日向「あとは週刊リトルボーイ、日刊センダイ、週刊潮改、子日新聞がら取材の申し込みだ」
朧「・・・・どうしてアタシにくるの?」
長門「『戦う社長!起業した駆逐艦!賢く可愛い朧社長!』が売り込み文句だからな」
朧「アタシ、何もしてない・・・」
長門「いいんだ。そっちのほうが売れるからな」
朧「それに、こういうのは苦手・・・」
日向「原稿を作ってやる。その通りに読めばいいんだ」
朧「・・・・・・・・・・」
『ビス子の部屋、今日のゲストは朧さん。最近社長を始めたと聞いたのだけれど』
朧「『はい、妹たちに瑞雲を買ってあげたくて・・・タウイタウイでは瑞雲が大人気なんです』」
『世界の果てまでぷっぷくぷぅ!今夜は最近話題の朧さんに来てもらいました!』
朧「よ、よろしくお願いします・・・」
『さあ今回初参加の朧社長、当てて帰れるのか!?』
朧「誰にも負けない・・・多分」
長門「『誰にも負けない・・・多分』と『瑞雲』が流行語大賞」
長門「缶詰はランダムについてくるシール5枚を集めることで」
長門「金の朧缶、銀の朧缶と交換できるようにしてから売り上げ倍増」
長門「もう言うことがないぞ!」
日向「これ以上ないほどうまく言ってるな。母港のドックを一つ、蟹の養殖場にしよう」
朧「・・・・・・・・・・・」
長門「ああすまない朧、ずっと本土に行ってて疲れただろう、今日は帰っていいぞ」
朧「・・・・・・・・・はい」
朧「ただいま・・・」ガチャ
朧(久しぶりのタウイタウイ・・・久しぶりのみんなの部屋・・・)
朧(疲れた・・・・・)
朧(三人とも、もう寝てる)
朧(明日にはまた、本土に行くのだけれど・・・・・)
朧(・・・・・・・・・・・)
朧「!!」
朧「これは・・・私が育てた茹で蟹」
朧「前は良く食べてた・・・みんなで」
朧「・・・・皿の下に紙が・・・」
『いつも私たちのためにありがとうね。三人で作ったから食べてほしいな 潮』
『帰ってこなさすぎよ!たまには顔見せなさいよ、いつも回りも見ずに突っ走るんだから、心配ったらありゃしないわ! 曙』
『あー、もうっ、テレビで無理しすぎ!もっと力抜いて! 漣』
朧「・・・・・・・・・」ムシャムシャ
朧「おいしい・・・缶詰なんかよりずっと・・・」
朧(そういえば、ずっと戦ってない・・・)
朧(一緒に夕飯も・・・話してもいなかった)
朧(・・・・・・・・・・・)
朧「ありがとう・・・・」ポロポロ
朧(・・・・私の場所は、ここなんだ・・・)
朧(帰らなくちゃ・・・・この鎮守府に・・・・)
朧「今までありがとう、ございました」
日向「待て、これからが稼ぎ時なんだぞ」
長門「よせ日向」
日向「しかし・・・」
長門「朧・・・本当にいいんだな?」
朧「悪いけれど、ここで暮らしてるほうが、アタシには合ってる」
長門「・・・・・なら、仕方あるまい」
長門「行って来い。姉妹たちがまってるだろう」
朧「・・・・うん!」
日向「どうするんだ長門」
長門「ふふふ、前々から考えていたのだ・・・」
長門「確かに朧は良い駆逐艦だ・・・それは事実」
長門「だがそれを朧だけに押しとどめるのはどうなのか?」
日向「なるほど」
長門「そうとも、どうせならば朧だけではない、全艦娘のカードを缶につけるぞ!」
長門「画像は・・・まあ、適当にここで撮ればいいな」
日向「ああ、どうせ本土のことなどわかりはしないだろうからな」
日向「そして種類は全100種類、内10枚はレアカードだ」
日向「さらに10種類のレアをタウイタウイに送ることで、『抽選で』特別なスーパーレアを手に入れることができる」
長門「コレクターは両方そろえるために苦心するだろう、売り上げも伸びるというものだ」
日向「そしてレアカードは十缶に一つ・・・」
日向「と見せかけて百缶に一つ程度にしておこう、どうせばれないだろう」
長門「それはいい案だ」
『ニュースです。先日発売された『缶隊これくしょんカード』、において、商品のカードの封入率が発表されていたものと違うことが判明しました』
『さらに使われた写真は無断使用であり、警察では景品表示法違反と肖像権侵害で調べを進めています』
憲兵「長門は何処だ!!」
大和「長門さんなら日向さんと一緒に、キス島へ蟹漁に行きました!」
長門と朧 終わり
500 : ◆j/7iZROIts - 2015/07/04 21:23:32.41 Z30cq0S00 951/1835長門の次の相手
安価下二つ
502 : 以下、名... - 2015/07/04 21:23:43.69 8iHnYIQAO 952/1835きれいな隼鷹
続き
【艦これ】長門「つまりそういうことか」【安価】【後編】