あかり「え!?」
結衣「いや、保健体育で分からない所があったからさ」
あかり「幾らなんでも結衣ちゃんだからって無理だよー!」
元スレ
結衣「あかり、ちょっと服を脱いでくれないか」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1313716819/
結衣「本当にお願いなんだ。この宿題が終わらないと部活禁止になっちゃうかもしれないんだ」
あかり「でも・・・」
結衣「頼む!少しだけだから・・・」
あかり「じゃあちょっとだけだよ」
結衣「うん!ありがとう」
・・・
あかり「・・・」
あかり「(なんかそわそわして落ち着かないよー早くしてよぉ)」
結衣「(あかりってロリ体型だったんだ・・・)」
結衣「おっ、いいね」
あかり「結衣ちゃん、お願いだから早くしてよ」
結衣「うん。分かってる」
結衣「えーと最初は胸か。胸は第二次性徴で大きくなるか・・・どれどれ」
あかり「きゃあ!触らないでよ」
結衣「ごめんごめん。でもこれやらないと宿題終わらないんだ」
あかり「・・・」
結衣「んで、これが乳首・・・」
あかり「・・・んっ」
結衣「そうそう。大体思春期当たりからオーガズムを感じる様になるんだっけか」
あかり「(お願いだから早くしてよ結衣ちゃん!じゃないと声が出ちゃう・・・)」
結衣「んじゃ次行こう。次はクリトリス。ここはオーガズムを一番感じられる所。ちょっと触らせて・・・」
あかり「・・・んっ!」
結衣「あかり、大丈夫?」
あかり「大丈夫!(本当は違うけど、なんか気持ち良くなってきちゃったよ///)」
結衣「あと声だしても平気だからな」
・・・ガラガラ
京子「結衣にゃん!遊びに来たーってこ、これは・・・」
結衣「ご、誤解だ京子!」
京子「結衣にゃん溜まってるからってあかりんをおもちゃにしちゃ駄目だよ!さあ脱いで」
バサッ!
結衣「うわあ」
京子「ハァハァ結衣にゃんあったかいぺろぺろぺろぺろぺろぺろ」
結衣「ンギモチィィィィィ!!!!!」
あかり「どぼじであかりはおいてかれるのぉぉおぉぉぉl」
終わり
16 : 以下、名... - 2011/08/19(金) 11:23:30.25 fDXbtw/JO 8/88リテイク
あかり「い、いきなりどうしたの結衣ちゃん」
結衣「あかりさ、自分の存在感のなさを気にしてるでしょ。裸になればかなり目立てると思ったんだ」
あかり「結衣ちゃん、そんな京子ちゃんみたいなこと言わないでよぉ」
結衣「ダメだったかな。これでも私なりに一生懸命考えたんだけど」
結衣「ごめんね、あかり。変なこと言っちゃって……」
あかり(な、何か結衣ちゃん落ち込んでる? でも裸になるなんて変っていうか、恥ずかしいよぉ)
結衣「今日は京子もちなつちゃんも用事があるみたいだし、もう解散にしよっか。家に帰って頭冷やしてくるよ」
あかり「ま、待って結衣ちゃん!」
結衣「ん?」
あかり「裸は恥ずかしいけど、えっと……」
結衣「下着姿ならいいっていうこと?」
あかり「う、うん……」
結衣「でも本当にいいの?」
あかり「結衣ちゃんがあかりのために考えてくれたんだもん、いいよ」
あかり「今日は京子ちゃんもちなつちゃんもいないし……」
結衣「ありがとう、あかり」
あかり「脱ぐから、部屋の外で待っていてね。脱ぐ所見られるなんて恥ずかしいもん」
結衣「え?」
あかり「何でそんなきょとんとした顔するのぉ」
結衣「脱ぐ所見られるのはすごく恥ずかしいっていうのは分かるよ」
結衣「だからこそ、存在感の上昇にもつながると思うんだ」
あかり「うーん……分かった。で、でもお触りは禁止だよ」
結衣「分かってる」
結衣(そんなことしないって。あかりが自分自身で服を脱ぐのが扇情的でいいんだから)
あかり「そ、それじゃあ脱ぐよ……うぅ、恥ずかしい」
あかりは上着のボタンを外し、右腕、左腕を通してそれを脱ぐ。
結衣「じーっ」
あかり「そ、そんなに見ないでぇ」
結衣「ご、ごめん。あかりが可愛すぎてつい……」
あかり「ゆ、結衣ちゃん……」
可愛いと言われて赤面しながらも、あかりは薄赤色をしたワンピーススカートを脱いでいく。
首まわりを両手でつかんで持ち上げ、頭を通していく。
結衣の視点で見ると服であかりの顔は隠れてしまっているが、パンツが丸見えだ。
次第に服が上に行き、胸元が見えてきた。
結衣「あれ、あかりブラつけてるんだ」
あかり「う、うん。お母さんにそろそろつけたほうがいいって言われて」
結衣(あかりは今パンツとブラ丸出し。服を頭に通してるから周りは見えない)
結衣(無防備過ぎて襲いたくなっちゃうけど、ダメだよね。相手の同意を得てからじゃないと)
結衣(この制服だと上とスカートがくっついてるから、スカート脱いでる時に表情見れないから残念なんだよね)
あかり「よい……しょっと。脱ぎ終わったよ、結衣ちゃん。どうかな、あかり存在感でてる?」
結衣「うんうん。すごいよあかり」
あかり「そうかなぁ。えへへ」
結衣(さて、ここからが本番かな)
あかり「結衣ちゃん、もう服着てもいいかな」
結衣「今日だけは、ずっとそのままで居て欲しいな」
あかり「ダメダメッ! 今もすっごく恥ずかしいんだよぉ」
結衣「顔真っ赤にしちゃって……あかりって本当に可愛い」
あかり「そ、そんな事言ってもダメだからね」
結衣「仕方ない、私も脱ぐよ」
あかり「えぇ!?」
結衣「これならおあいこでしょ」
あかり「確かに……」
結衣「私が脱ぐ所、よーく見ててね」
あかり「うん……へ?」
あかり「ドキドキ……」
結衣はあかりに魅せつけるように、ゆっくりと上着を脱いでいく。
結衣(ワンピースはどうやって脱げば、あかりをドキドキさせられるんだろう)
結衣(うーん……そうだ)
結衣はあかりを見つめ、スカートの裾をつまんで持ち上げていく。
そしてスカートの下から徐々に黒いパンティーが姿を見せる。
あかり(何だか、すごいドキドキする……結衣ちゃんってこんなにエッチな服の脱ぎ方してるんだぁ)
結衣(自分でやって何だけど、結構恥ずかしいなコレ)
スカートを胸元辺りまで持ってきた結衣は、右手でスカートと服の左肩あたりをまとめて掴む。
左腕を服から抜き、服の内側に来た左腕を服の下から出して、同じやり方で右腕も抜く。
そして、服を下から持ち上げて頭を通して脱ぎ終えた。
結衣「下着姿でも、結構恥ずかしいね」
あかり「うん。黒い下着って、何だか大人って感じだね」
結衣(今日のための勝負下着だからね)
結衣「ありがと。あかりもよく似合ってるよ」
あかり「うーん、あかりも結衣ちゃんみたいな大人っぽい下着がいいなぁ」
結衣「私は、あかりは今のままがいいと思うよ」
そう言いながら徐々に距離を詰めていく結衣。
あかり「むー、どうせあかりは子どもですよー」
あかり「って結衣ちゃん。どうしたのかなー、どんどん近づいてるけど」
結衣「あかり……」
あかり(あれ、このシチュエーション……前にもあったような?)
あかり(も、もしかして!)
あかり「キ、キスは……キスはダメッ!」
慌てふためくあかりの目の前まで来た結衣は、あかりの両肩に手をそっと置いた。
結衣「落ち着いて、あかり」
真剣なまなざしであかりを見つめる結衣。無理やり何かしようという様子はない。
あかり「ゆ、結衣ちゃん?」
結衣「私はあかりが嫌がることをしようなんて思ってないよ」
結衣「そんなことしてあかりに嫌われちゃったら、いやだしね」
あかり「…………」
結衣「私、あかりのことが好き」
結衣「友達としても好きだけど、それ以上の意味で」
あかり(結衣ちゃんまでそういう趣味だったんだ……)
あかり(結衣ちゃんがこんなにもあかりのこと真剣に見つめて、真剣に考えてくれるなんて……)
あかり(あかりは、女の子と付き合ったりするなんて考えたこともなかった)
あかり(でも、結衣ちゃんと目を見つめ合ってるだけで、何だか胸がドキドキする)
あかり(…………)
結衣「あかりの、答えを聞かせて」
あかり「結衣ちゃん、あかりは……」
あかり「あかりは、女の子と付き合ったりするっていうのよく分からないよ」
結衣「そう、だよね。こんな事して、気持ち悪いよね」
あかりの答えを聞いて結衣は肩から両手を離す。
しかしその両手をあかりの両手が掴んだ。
結衣「!」
あかり「でもね、結衣ちゃんと見つめ合ってたら……あかり、胸が痛いっていうかドキドキしたんだ」
あかり「もしかしたら、あかりも結衣ちゃんのことが好き、なのかも。友達以上の意味で」
あかり「だから結衣ちゃんと付き合っていって、この気持ちが何なのか確かめたい」
結衣「あかり……」
あかり「あいまいな返事でごめんね」
結衣「ううん、そんなことないよ。すごくうれしい」
あかり「結衣ちゃん、顔赤いよ」
結衣「あかりだって真っ赤だよ」
あかり「結衣ちゃん……」
結衣「あかり……」
お互いの身体に手をまわし、そっと抱きしめあう。
結衣「目、閉じて」
あかり「うん……」
ゆっくりと目を閉じるあかり。
結衣(あかりの顔がこんなに近くに……)
興奮のあまり、ものすごいスピードであかりに顔を近づけていく結衣。
唇が重なると思った瞬間……固い何かがぶつかったような音がした。
あかり「いたっ!」
結衣「いったぁ!」
勢いをつけすぎたせいで、歯と歯がぶつかってしまった。キス初心者にありがちなミスである。
結衣「ご、ごめん……」
あかり「ぷっ……あははははっ!」
結衣「ふふ……あはははっ」
あかり「これから毎日、練習しようね」
結衣「……うん」
次の日――
ちなつ「え、結衣先輩いないんですか」
京子「何か今日、用事あるみたいでさー。あ、あとあかりも」
ちなつ「二人が同時に居ないなんて怪しい。まさかあかりちゃん……」
京子「というわけで今日は、私がちなつちゃん独占デーってわけだね!」
ちなつ「ちょっ、京子先輩!?」
京子「今日こそミラクルんのコスを着てもらうよ~?」
ちなつ「い、いやああああああああああっ!」
結衣の家――
あかり「部活さぼっちゃっていいのかなぁ」
結衣「気にしない、気にしない。昨日は京子とちなつちゃんが居なかったんだしさ」
あかり「うーん。それじゃ、今日ぐらいはいいかなっ」
結衣「お茶淹れるから、あかりは座ってて」
あかり「あかりも手伝うよ」
結衣「お客さんなんだから、ゆっくりしててよ」
あかり「お客さんじゃないよ」
結衣「ん?」
あかり「あかりは、結衣ちゃんの恋人……だもん」
結衣「!」
結衣「あかりって意外と大胆だね」
あかり「え? 結衣ちゃん顔近いよ。家に来てすぐってのは何か違うんじゃないかなぁ」
結衣「私もそう思ってたけどさ、あかりが誘ってくるから仕方ないでしょ」
あかり「あかり、誘ってなんかないよぉ」
結衣「顔真っ赤にして恋人だもん、なんて言われたら……我慢出来ないって」
そう言いながら右手をあかりの背中にまわし、引き寄せる。
あかり「わっ」
前回の失敗を反省し、今度はゆっくりと唇を近づけていく結衣。
そして、唇と唇が重なる。
あかり「んっ」
結衣(あかりの唇。柔らかい……)
あかり(なんだか、ドキドキしすぎて胸が熱いよぉ)
数秒ほど唇を重ねては放す、という行動を何度も繰り返す二人。
あかり「はぁ、はぁ……」
結衣「あかり……いいかな」
結衣はあかりの胸元に右手を近づける。
あかり「う、うん」
あかりの同意を結衣を得た結衣は、彼女の胸を円を書くように撫で回す。
結衣「どうかな」
あかり「んっ……なんかくすぐったい感じ」
結衣(服の上からじゃ、撫でても微妙かな)
そう判断した結衣は、あかりの小さな胸を優しく揉む。
服の上からでも、その柔らかな感触が伝わってくる。
あかり「あっ! なんだか、変な感じ」
結衣「ふふ。あかりは自分で揉んだことないの?」
あかり「な、ないよぉ。こんなエッチなこと、初めて」
結衣「そうなんだ。それじゃもっとエッチなことしようかな。あかり、壁際まで行って」
あかり「? うん」
壁際まであかりと移動すると、腰にまわしていた左手も胸の刺激に使い始めた結衣。
両手をたくみに操り、あかりの双丘を揉みしだいていく。
あかり「ど、同時になんて……あんっ!」
結衣「可愛いよ、あかり」
胸を揉みながら顔を近づけ、キスをする。
あかり「んっ! んんっ!」
あかり「あかりと結衣ちゃんのつばが混じって、どろどろで……すごい」
結衣「エッチだなぁ、あかりは」
あかり「結衣ちゃんの方がエッチだもん」
結衣「乳首立ってるあかりに言われたくないなぁ」
あかり「えぇ! ち、乳首ってたつの?」
結衣「……かわいいなぁ、ほんと」
結衣(そろそろ直接触りたいんだけど、全部脱がすと時間かかるし……)
結衣(そうだ、いいこと思いついた)
結衣「あかり、これ咥えてくれないかな」
あかり「え!」
結衣がつかんでいたのは、あかりのスカートの裾だった。
あかり「スカートくわえて、どうするの?」
結衣(考えれば分かると思うけど……まぁいいや)
結衣「それはやってみてからのお楽しみってことで」
あかり「結衣ちゃんが言うなら、分かったよ」
結衣「それじゃ、スカート上げていくからね」
あかり「あかり、自分でやるよぉ。結衣ちゃんにスカートあげられるなんて、恥ずかしいもん」
結衣「恥ずかしいのが良いんだってば。今、私の目の前にはあかりのパンツがあるよ」
あかり「冷静に解説しないでー!」
結衣(パンツを見つつも、恥ずかしがるあかりの顔も見逃さない!)
結衣「お、ブラが見えてきたよ。今日は上下ともピンクなんだね」
あかり「あぅ……ねぇ結衣ちゃん」
結衣「なに?」
あかり「この格好、下着姿より恥ずかしいかも」
あかりはセーラー服こそしっかり着ているが、下に着ているスカートは胸元まで上がっている。
結衣「その格好で一日中過ごしてもらおうかなー」
あかり「えぇ!?」
結衣「冗談だって。そんなことしたら、あかりが風邪引いちゃうかもしれないし」
結衣「さ、スカートを咥えて」
あかり「はむ……」
結衣(少し困った顔して、スカートを口で咥えるあかり……可愛いなぁ、もう)
結衣「さて、ブラを……」
あかり「ゆ、結衣ちゃん」
結衣「ん?」
結衣(さすがにブラ脱がすのは早かったかな……)
あかり「ちょっと、重いかも」
結衣「重いって、何が?」
あかり「スカート……」
結衣「あ……」
結衣(考えてなかった)
結衣「うーん、どうしよう」
ピンポーン
結衣「こんな時に……よし、居留守だ」
あかり「えぇ!」
ピンポーン
結衣「うるさいなぁ、もう」
ピンポーン
あかり「で、出てあげたほうがいいんじゃないかな」
ピンポーンピンポーンピンポーン
結衣「ったく……」
結衣はインターホンを操作する。
結衣「すみません、今取り込みちゅ……」
ちなつ「結衣先輩!」
あかり「あ、ちなつちゃん!」
結衣「ば、ばかっ」
ちなつ「やっぱり、そういうことだったんですね」
結衣「な、何か勘違いしてないかな。落ち着いて、ちなつちゃん」
ちなつ「勘違いって何ですか?」
結衣「そ、それはね……えっと」
ちなつ「ごまかさなくてもいいです。外まで丸聞こえでしたから、あかりちゃんの喘ぎ声」
あかり「そ、外まで! あかり、もうお外歩けないよぉ……」
結衣「隠してて、ごめん」
ちなつ「結衣先輩は、いいです」
ちなつ「でも、あかりちゃんは……ひどすぎるよ」
ちなつ「私の気持ちを知ってたくせに、何で、何で……」
結衣「あかり、どういうこと?」
あかり「ちなつちゃんは……結衣ちゃんのことが好きだったの」
結衣「!」
結衣「あかりとキスしてたのは……」
ちなつ「練習です。結衣先輩とキスするときのための」
あかり「…………」
ちなつ「お邪魔してすいませんでした」
あかり「待って、ちなつちゃん!」
結衣「あかり」
結衣はちなつを追おうとするあかりの手首を掴んだ。
あかり「結衣ちゃん、離して」
結衣「今はそっとしておこう。ちなつちゃんには、落ち着いて物事を整理する時間が必要だと思う」
あかり「…………うん」
あかり「今日は、もう帰るね」
結衣「うん……そのほうがいい」
あかり「ばいばい、結衣ちゃん」
結衣「また明日ね」
結衣「…………」
ちなつ「結衣先輩、はぁ……」
京子「あ、ちなつちゃん発見!」
ちなつ「京子先輩?」
京子「捕獲完了!」
ちなつ「…………」
京子「あれ? いつもなら思いっきり拒否されるのに」
ちなつ「京子先輩の、好きにしていいですよ」
京子「ちなつちゃん?」
ちなつ「何もしないんですか。あれだけ普段強引なのに」
ちなつ「結局私なんて、誰にも求められてないんですよね」
京子「…………」
京子の部屋――
京子「うんうん。やっぱりちなつちゃんはミラクルんのコスがよく似合う」
ちなつ「そうですか……」
京子「ダメダメ、もっと笑って! 可愛い顔が台無しだぞー?」
ちなつ「笑えるわけ、ないじゃないですか」
ちなつの頬を涙がつたる。
京子「…………」
京子はちなつに近づき、その身体を抱きしめた。
京子「泣きたい時は、思いっきり泣いたほうがすっきりするよ」
ちなつ「うぅ……うぅうううわああああっ!」
京子「そっか。結衣とあかりが……」
ちなつ「はい……」
ちなつ「きっとバチが当たったんですよ。私が練習なんかであかりちゃんにキスをしたから」
京子「まぁあれはよくないけどさ、それだけ結衣のことが好きだってことじゃん」
京子「悪いことなんかじゃないよ」ユッリユッラッラッラッラユルユリ-
ちなつ「ケータイ鳴ってますよ」
京子「誰だろ、もしもーし」
結衣『京子。ちなつちゃん、知らない?』
京子「結衣か。ちなつちゃんがどうかしたの?」
結衣『ちょっとケンカっていうか……なんていうか』
京子はちなつの方に視線をやる。ちなつは首をブンブンと横に振った。
京子「そっか。ごめん、ちなつちゃんとは部室で別れてからは会ってない」
結衣『そう……。ケータイに電話してもつながらないし、家に電話しても帰ってないみたいだし』
結衣『ちなつちゃんが行きそうなところを探してみる。遅くにごめんね、じゃ』ブチッ
京子「今から、ちなつちゃんが行きそうなところを探すってさ」
ちなつ「そんな……なんで」
京子「あいつ責任感強いからなー」
ピンポーン
京子「はーい」ガチャ
あかり「はぁ、はぁ……京子ちゃん、ちなつちゃん知らない?」
京子「いきなりどうしたんだよ、そんあ息切らして」
あかり「ちなつちゃんの家に行ったんだけど、まだ帰ってないみたいで……」
京子「そんな走りまわらなくても、電話すればいいじゃん」
あかり「あ」
京子「あかりはドジだなぁ」
あかり「えへへ……」
ちなつ「褒められてるわけじゃないよ、あかりちゃん」
あかり「ちなつちゃん!?」
京子「いいの?」
ちなつ「夜に街中を探し回って、事故にでも合われたら困りますし」
あかり「ちなつちゃん、ごめんなさい!」
ちなつ「…………」
ちなつ「謝るのは私の方だよ。無理やりキスして、ごめんなさい」
京子「これにて一件落着!」
ちなつ「してません。結衣先輩のこと忘れないでください!」ピポパ
結衣『ちなつちゃん、今どこにいるの!?』
ちなつ「京子先輩の家です」
結衣『京子のやつ……すぐ行くから、動かないで!』
結衣「ちなつちゃん!」
ちなつ「結衣先輩……ど、どうしたんですかヒザ!」
結衣「あー、これ? ちょっと転んじゃって」
ちなつ「し、しっかりしてください! きゅ、救急車……」
結衣「いやいや、大したことないから」
京子「ここでさっそうと救急箱を持った私が参上!」
ちなつ「貸してください!」
京子「うわっ! 私の救急箱が奪われたぁ!」
ちなつ「染みるけど、我慢してくださいね」
結衣「んっ……!」
あかり「あかりはバンソーコー貼ってあげるね」
ちなつ「だめ!」
あかり「えぇっ!」
ちなつ「今日ぐらい、私に結衣先輩のお世話させて」
結衣「ちなつちゃん……ごめんね」
ちなつ「謝らないでください。ひとつ、聞いていいですか?」
結衣「何かな」
ちなつ「どっちが、告白したんですか?」
結衣「……私」
ちなつ「そう、ですか。結衣先輩はあかりちゃんのことが好きだったんですね」
結衣「うん」
ちなつ「あかりちゃん」
あかり「は、はいっ!」
ちなつ「結衣先輩を泣かせたりしたら……地獄、見せてあげますから」
あかり「じ、地獄ぅうううっ!?」
ちなつ「返事は?」
あかり「は、はぃいいっ!」
ちなつ「よろしい」
結衣「そろそろ、帰ろうか」
ちなつ「はい……」
あかり「はうう……お母さんに怒られちゃいそう」
京子「そうだ、今日はウチに泊ってけばいいんだよ!」
結衣「は?」
あかり「へ?」
京子「なにさー、その反応は。ちなつちゃんは賛成だよね?」
ちなつ「え?」
京子「もやもやは今日中に取ったほうがいいよ」ボソッ
ちなつ「っ!」
あかり「おいしかったね、ご飯」
ちなつ「京子先輩のお母さん、お料理上手なんですね」
結衣「うんうん。ごちそうさま」
京子「いやぁ、もっと褒めてくれてもいいんだよ?」
結衣「いや、別に京子を褒めてるわけじゃないから」
あかり「ねぇねぇ、お風呂ってどうするの?」
京子「ウチの風呂、四人も入るのはちょっと無理だなぁ」
京子「というわけで、二人ずつ入ろう! あかりは私とね!」
あかり「京子ちゃんとお風呂なんて、久しぶりだなぁ」
結衣「京子……それじゃ、私はちなつちゃんだね」
ちなつ「…………」
ちなつ(結衣先輩とお風呂、結衣先輩とお風呂……)
結衣「ちなつちゃん、大丈夫?」
ちなつ「は、はいっ!」
一時間後――
京子「おまたー」
あかり「おまたせー。さっぱりしたぁ」
結衣「それじゃ、行こうか」
ちなつ「は、はいっ」
ちなつ(お風呂に入るっていうことは裸になるわけで、つまり結衣先輩のあーんなところやこーんなところが……)
ちなつ(結衣先輩大人っぽいし、やっぱりあそこに毛が生えてるのかな)
ちなつ(……というか中学生なら、むしろ生えてるのが普通なんだっけ)
ちなつ(恥ずかしいなぁ。私、まだ生えてないもん)
ちなつの目は、服を脱いでいく結衣に釘付けだった。
ちなつ(結衣先輩の鎖骨、舐めたくなるほどきれい)
ちなつ(結衣先輩、今日の下着黒なんだぁ……大人っぽい)
ちなつ(それに比べて私なんて、白だよ。一緒にお風呂入れるって分かってれば、勝負下着を用意したのに!)
結衣「脱がないの、ちなつちゃん」
ちなつ「結衣先輩に見とれちゃって……」
結衣「あはは、ありがと。でもあんまりゆっくりしてると、先に入っちゃうよ?」
結衣はホックを外し、ブラをそっと脱いだ。
こぶりながら形のいい乳房と、小さな桃色の乳首があらわになる。
ちなつ(ゆ、結衣先輩のおっぱい! 乳首!)
次に結衣はパンティーを下ろす。うっすらと毛の生えた恥丘が、ちなつの視界に映る。
ちなつ(ゆ、結衣先輩のおま、おま……)
ちなつ(薄いけど、毛が生えてる。へぇ、あんなふうに生えるんだ)
結衣「あんまりジロジロ見られると恥ずかしいよ」
ちなつ「ご、ごめんなさいっ!」
ちなつ(やばっ、興奮しすぎて鼻血が……)
ちなつは必死に我慢するものの、無理だった。
鼻から放たれる血は放物線を描き、結衣の身体中に降り注いだ。
結衣「うわっ、鼻血!?」
ちなつ「うーん……」
結衣「大丈夫、ちなつちゃん?」
ちなつ「唯先輩……? ってえええええ!」
結衣は一糸まとわぬ姿で、ちなつを膝枕していた。
ちなつの視点で見ると、目の前には少し膨らんだ結衣の胸がある。
結衣「とりあえず鼻をティッシュで塞いで、寝かせた方がいいと思ってね」
結衣「でも枕になるようなものがなくてさ……」
ちなつ「あ、ありがとうございます。結衣先輩、パンツは履いてますか?」
結衣「ううん。とっさに動いたから」
ちなつ(っていうことは私の髪の下には結衣先輩のお、おま……が!?)
ちなつ(坊主だったら、その感触を味わえたというのに!)
結衣「立てる?」
ちなつ「うーん……」
ちなつ(立ったらこの天国が終わってしまう)
ちなつ(結衣先輩が動く度に胸がぷるんって少し揺れる……あぁ、一生眺めていたい)
結衣「ちなつちゃん、おっぱい見過ぎだぞ」
ちなつ「つ、つい……あはは」
ちなつ(でもこのままじゃお風呂で洗いっこができない)
ちなつ「なんとか立てそうです……よっ、と」
ちなつ「あ、服脱いでなかった」
ちなつ「あ、あんまりジロジロ見ないでくださいよぉ」
結衣「ちなつちゃん、私の着替えジロジロ見てたでしょ。お返し」
ちなつ「うう……イジワルです、結衣先輩」
セーラー服とスカートを脱ぎ、下着だけの姿になるちなつ。
結衣「へぇ、白か。似合ってるよ」
ちなつ「あ、ありがとうございます……」
そして恐る恐るブラを脱ぐ。
結衣より少し小さめの乳房と、少し勃っている乳首が現れた。
結衣「あ……」
ちなつ(うぅ、乳首勃ってるの見られてる……)
純白のパンティーを降ろしていく。パンティーと恥部との間に、粘り気のある糸が引いている。
結衣「糸引いてる……」
ちなつ「い、言わないでください」
ちなつ(うぅ、もっと早く脱げばよかった。これじゃ淫乱娘だと思われちゃう)
結衣「それじゃ、入ろ」
ちなつ「は、はい……」
結衣「お先にシャワーどうぞ」
ちなつ「ありがとうございます」
結衣からシャワーを受け取り、全身に浴びせていく。
ちなつ「はい、結衣先輩」
結衣「ん」
結衣もちなつ同様、身体中にシャワーを浴びる。
結衣「さて、それじゃ洗いっこしよっか」
ちなつ「お、お願いします」
結衣は風呂椅子に座るちなつの後ろにしゃがみこみ、シャンプーを手に取り泡立てて、ちなつの髪につけていく。
ちなつ「んっ」
結衣「ちなつちゃん、髪を下ろすとかなりの長さになるね。手入れ大変そうだなぁ」
ちなつ「そうなんですよ。朝は時間ないからセットが大変です」
結衣「ちなつちゃんはシャンプーの後に何使ってる?」
ちなつ「トリートメントです」
結衣「オッケー」
シャンプーをシャワーで流した後、髪を軽くタオルで拭く結衣。
そしてトリートメントを手のひらに広げ、ちなつの髪につけていく。
結衣「んじゃ、次は身体洗うよ」
タオルをお湯が張った洗面器につけ、軽く絞ってボディーソープをつけて泡立てる。
そしてちなつの手の先から身体の中心に向けて洗っていく。
ちなつ「あんっ!」
結衣「身体洗ってるだけだよ?」
ちなつ「わ、わかってます……つい」
胸を優しくタオルでこする結衣。
ちなつ「ふわぁっ! ち、乳首にこすれて……」
結衣「ちょっとエッチすぎない?」
ちなつ「大好きな結衣先輩に、身体洗ってもらえるなんて夢みたいで……」
結衣「ちなつちゃん……」
ちなつ「さっき京子先輩に言われたんです。もやもやは今日中に取ったほうがいいって」
ちなつ「だから……今日だけ、今日だけでいいんです」
ちなつ「私を、恋人として見てくれませんか」
結衣(京子がいきなり家に泊ってけとか、あかりと風呂に入るって言い出しのは、そういうことだったのか)
結衣(まったく……妙なところで気を使うんだから)
結衣「いいよ」
ちなつ「本当ですか……うれしいです!」
結衣「それじゃ、もっといやらしい洗い方をしちゃおうかな」
ちなつ「はいっ! どうぞ!」
結衣「それじゃ遠慮なく……」
結衣は自分の胸にボディーソープをつけて泡立てる。
そしてちなつに後ろから抱きつき、背中に胸を当てて上下にこする。
ちなつ(結衣先輩のおっぱいが、私の背中を洗ってる……)
結衣「どうかな」
ちなつ「すごく、エッチですね。結衣先輩」
ちなつ「あれ、結衣先輩の乳首……」
結衣「あはは。これだけこすったら、ね……」
背中にシャンプーをつけ終えると、結衣はちなつの前に屈みこんだ。
結衣の目の前には、ちなつの大事な部分がある。
ちなつ「ちょ、ちょっと結衣先輩! そ、そこはさすがに……」
結衣「ここはていねいに洗わないとね」
ちなつ「うぅ、そんなに顔を近づけなくても……きゃっ」
結衣はちなつの秘所を舐め始めた。
結衣「ん……」
ちなつ「あう……なんだか、変な感じ」
結衣「嫌だったら言ってね。すぐにやめるから」
ちなつ「あぁんっ……嫌じゃないです。すごく、いいです……」
結衣「よかった」
身体をシャワーで洗い流した後、トリートメントをつけた髪もシャワーで流す。
ちなつ「次は私が結衣先輩の身体を洗う番ですね」
結衣「優しくしてね?」
ちなつ「もちろんですっ!」
ちなつ「結衣先輩、黒くて素敵な髪の毛ですね……」
結衣「ちなつちゃんのピンク色の髪もステキだよ?」
ちなつ「もう、結衣先輩ったら……」
ちなつはシャンプーを手に取って泡立て、結衣の髪につけていく。
結衣「うん、上手上手……」
ちなつ「結衣先輩はトリートメントですか?」
結衣「いや、私はコンディショナーだよ」
ちなつ「うーん……ないですねぇ」
結衣「京子や京子のお母さんはトリートメント派なのかな。今日はシャンプーだけでいいよ」
ちなつ「はいっ。それじゃ、身体洗いますっ!」
結衣「何だか緊張してきた……」
ちなつ「結衣先輩のお尻、この目に焼き付けておかないと」
結衣「胸やあそこを見られるのはまぁいいけど、そこはさすがに恥ずかしいよ……」
ちなつ「恥ずかしいからこそ、いいんですよね?」
結衣「もう、ちなつちゃん!」
ちなつ「お湯でやさしく洗ってあげますよ」
ちなつは結衣のお尻の穴周辺に弱めのシャワーを浴びせながら、片手で周辺を刺激していく。
結衣「あんっ! そ、そこはいじったことないんだって……」
ちなつ「結衣先輩の弱点はお尻だったんですね、うふふ」
結衣「ちなつちゃん、ストップ! ストップ!」
ちなつ「ど、どうしました?」
結衣「非常に言いづらいんだけど、これ以上刺激されると、その……ね?」
ちなつ「!」
ちなつ「人様の家でそれはマズイですね……ちょっと調子に乗りすぎました」
ちなつ「それに、夕飯カレーでしたし」
結衣「ちょっ……。ちなつちゃん、世の中には口に出しちゃいけないことがあるんだよ?」
ちなつ「す、すみませんっ!」
その後はいたって普通に身体を洗った(胸を愛撫したり、恥毛を観察したりした程度)。
そしてちなつは結衣の身体を、シャワーで洗いながした。
結衣「さて、湯船につかりますか……うーん、これどうみても一人用だよね」
ちなつ「私が先に入りますから、上に結衣先輩が乗ってください!」
結衣「いや、私が下になるよ」
ちなつ(結衣先輩の下になって、背中から手をまわして胸を揉みしだきたいんだけどなぁ)
ちなつ(うーん、でも上なら常に結衣先輩のおっぱいが私の背中に……)
結衣「ちなつちゃーん、妄想中?」
ちなつ「はい!」
結衣「はい! じゃないから」
ちなつ「結衣先輩」
結衣「なーに、ちなつちゃん」
ちなつ「今日は、ありがとうございました」
ちなつ「私を探すために街中を走り回ったり」
ちなつ「恋人になってくれたり」
結衣「どういたしまして」
結衣「私の方こそ、ありがとうね」
ちなつ「?」
結衣(あ……今はちなつちゃんと恋人同士だった。あかりの名前を出すのはまずいよね)
ちなつ「あかりちゃんのこと、ですか?」
結衣「う、うん」
ちなつ「結衣先輩から告白したんですから、悔しいけど認めるしかないですよ」
ちなつ「あかりちゃんから告白したなら……どんな手段を用いてでも奪い返しましたけどね」
結衣(何かものすごく物騒なことを言ったような?)
ちなつ「それに結衣先輩は大好きですけど、あかりちゃんも好きですから」
ちなつ「あ、京子先輩も」
ちなつ「これからもごらく部のみんなと仲良くしていきたいんです」
ちなつ「私一人のワガママで、みんなの仲が悪くなるなんてイヤ」
結衣「ちなつちゃん……」
ちなつ「そろそろ出ましょうか、結衣先輩」
あかり「あ、二人ともおかえりー」
京子「ずいぶんと長かったじゃん。一体ナニをしてたのかな~?」
結衣のデコピンが京子のおデコに直撃。
京子「あいったー! もう、何するんだよ結衣」
結衣「……ありがと」
京子「何のこと? 詳しく説明してくれないと分かりませんなぁ」
結衣「…………」
無言でデコピンを連発する結衣。
京子「痛い痛い、痛いって!」
ちなつ「素直じゃないんだから、京子先輩」
あかり「?」
数時間後――
ちなつ(もうみんな寝たみたい)
布団から起き上がるちなつ。他の三人はぐっすりと眠っているようだ。
ちなつ(恋人になってくれたのに、結局キスできなかった)
ちなつ(このままじゃ、きっと一生後悔する)
ちなつ(寝てる時にキスなんて卑怯だけど……許してください、結衣先輩)
ちなつはすやすやと寝息を立てる結衣の元へ行く。
ちなつ(結衣先輩の唇が目の前に……ごくり)
ちなつはゆっくりと自分の唇を結衣に近づけていく。
そしてまずは結衣のおでこにキス。
ちなつ(おデコへのキスでも結構恥ずかしい……結衣先輩、よく外でできたなぁ)
ちなつ(つ、次は本番……結衣先輩の唇に)
ちなつ「すーっ、はーっ」
ちなつは深呼吸をして、心を落ち着ける。
ちなつ(全然落ち着かない……たぶん何回深呼吸しても意味なさそう)
ちなつ(慎重に、慎重に……)
再び顔を結衣に近づけていく。
そして、ちなつと結衣の唇が重なった。
ちなつ(すごい、結衣先輩のの唇……ぷにぷにしてる)
数秒ほど唇を重ねた後、ゆっくりと離れる。
ちなつ「ぷはぁっ! 緊張しすぎて息止めちゃった」
ちなつ「これでもう思い残すことなんて……」
ちなつ(本当に、ないのかな?)
結衣「本当に、ないの?」
ちなつ「結衣先ぱ……むぐっ!」
結衣「こらこら。大声出したら二人が起きちゃうよ」
ちなつ「そ、そうですね」
結衣「寝てる私にキスして、それで満足?」
ちなつ「……満足、じゃないです。でも」
結衣「ちなつちゃん、言ったじゃない。今日だけ恋人として見てって」
結衣「今日はまだ終わってないよ。あと3分しかないけどね」
ちなつ「結衣先輩……」
結衣「キス、しよう?」
ちなつ「は、はいっ!」
結衣はちなつと唇を重ねると、自分の舌をちなつの唇の方へ突き出す。
ちなつ(ま、まさかディープ……?)
ちなつは結衣の舌を受け入れ、口内に入ってきたそれと自分の舌を絡めあう。
結衣「んっ……」
ちなつ「あん……んっ」
絡みあう舌はくちゅくちゅといやらしい音を奏でる。
結衣はゆっくりと舌を引っ込め、ちなつの舌を口内に誘う。
そして、口内に入ってきたちなつの舌を甘噛みする結衣。
結衣「あむっ……」
ちなつ「ああんっ!」
舌を甘噛みされてくすぐったいのか、感じたのか、ちなつが嬌声を上げる。
唇を重ね合い、舌を絡め合い、時に甘噛みし……ようやく満足したのか、二人はゆっくりと唇を離した。
二人のものが混じり合い粘り気のあるつばが、二つの舌を結んでいた。
つばでいやらしく光る舌を出しながら、激しく息をする二人。
ちなつ「はぁ、はぁっ……結衣先輩、すごかったです」
結衣「んんっ……はぁ、はぁ。ちなつちゃんもね」
ちなつ「約束の時間、10分以上すぎてますね」
結衣「本当だ。夢中で気がづかなかったよ」
ちなつ「罰としてお仕置きしてほしいな……」
結衣「ちなつちゃん……」
ちなつ「冗談ですよ。もう夢から覚める時間ですから」
ちなつ「あんなに激しくて深いキスを味わえて、私は十分すぎるほど幸せです」
結衣「私もだよ。今夜のことは一生忘れないから」
ちなつ「結衣先輩……ありがとう」
あかり「う、ううーん……あれ、ここは?」
あかり「そっか。昨日京子ちゃんの家に泊まったんだった」
あかり「ってもうこんな時間!? みんなー、寝てる場合じゃないよ、起きてー!」
京子「うるしゃいぞあかりー」
あかり「急がないと遅刻しちゃうよ! あ、今日土曜日だった」
京子「ふわぁ……せっかく気持よく寝てたのに。そんなあかりにはお仕置きだー」
あかり「きょ、京子ちゃん? 寝ぼけて……んんっ!」
寝ぼけているせいか、お仕置きとしてあかりにキスをする京子。
あかり「んんんんっ!」
あかり(あ、あかりには結衣ちゃんが……)
結衣「うーん、静かにしてよ……って、えぇ!?」
あかり(結衣ちゃんに見られたぁああああっ! あれ? 前にも何かこんなことあったような)
結衣「ずるいぞぉ、ふたりだけ。私も混ぜろぉ」
結衣「京子♪」
あかりとキスしている京子の首筋を甘噛みする結衣。
京子「あんっ! 首はだめだってばー」
あかり(結衣ちゃんも寝ぼけてるー!?)
あかり(こ、こんなところをちなつちゃんに見られたら……)
ちなつ「…………」
あかり(ガン見してるよぉおおおおおお!)
ちなつがあかり達の方に近づいてくる。
あかり(こっち来てるよ、二人とも気づいてぇえええええっ!)
いつの間にか二人であかりの首筋を甘噛みしたり、なめたりしている結衣と京子。
近づいてくるちなつには背を向けているので、まったく気づかない。
ちなつ「結衣先輩がいるっていうのに、京子先輩まではべらせて……」
あかり「これは違うの! 話を聞いてちなつちゃんっ!」
ちなつ「何が違うって言うの」
あかり「えっと、二人とも寝ぼけて……」
ちなつ「寝ぼけてるだけで甘噛みやらキスやらするわけないじゃないですか……」
あかり「うぅ、あかりにも分からないよぉ!」
ちなつ「こうなったら、約束も何も知りません!」
ちなつは服を脱ぎ、ブラをずらして胸をあらわにする。
あかり「ちなつちゃん!? お、おっぱい見えてるよ!」
ちなつはあかりの首筋を甘噛みしている結衣をひっぺがし、結衣の顔を自分のおっぱいに押し当てた。
結衣「むぐっ!」
ちなつ「どうですか、結衣先輩? 私のおっぱいはおいしいですか?」
結衣「むぐぅ……んっ……」
結衣はちなつのおっぱいを舐め始める。
ちなつ「あんっ! ダメですったら……そこ、弱いんです」
あかり「ち、ちなつちゃん!」
ちなつ「あかりちゃんは京子先輩といちゃついてて」
あかり「ち、ちな……あんっ、京子ちゃんダメェ! お、おっぱいなんてまだ結衣ちゃんにも……」
ちなつ「ごめんなさい結衣先輩。でも、あかりちゃんがハーレムなんて作ろうとするからいけないんですよ」
結衣「んっ、あむっ……」
ちなつ「上手ですよ結衣先輩……あはぁんっ!」
結衣「……あれ?」
結衣「私、何やって……ちなつちゃん?」
ちなつ「目、覚めましたか?」
結衣「きょ、京子! あかりに何してんのさ!」
結衣はあかりを獣のように襲っている京子を、力づくでひっぺがした。
京子「いったぁ……何するんだよ結衣」
結衣「ようやく目を覚ましたか……」
京子「ほえ?」
結衣「あんた今まであかりを襲ってたの、寝ぼけてね」
京子「マジで!? ごめんよぉ、あかり」
あかり「京子ちゃんに直接おっぱい揉まれた、京子ちゃんに直接おっぱい揉まれた……もうお嫁に行けないよぉ」
ちなつ「トラウマになりそうですね」
結衣「なるほど、あかりが二股かけたと思ったんだ」
ちなつ「冷静に考えれば違うって分かりますよね。私も少し寝ぼけてたみたいです」
京子「あかりがそんなことできるわけないじゃーん」
あかり「はううう……ひどいよ、みんなぁ」
京子「被害者はあかり一人か。まぁあかりなら仕方ないよね」
結衣が繰り出したチョップが京子の脳天に直撃。
京子「いったぁーっ! 結構マジで痛かったぞ今の!」
結衣「全然仕方なくないって。京子、あかりのおっぱい直接触ってたじゃん」
結衣「私はまだ服の上からしか触ってなかったのに……」
京子「悪かったって」
あかり「みんな一緒にエッチなことするって悪いことなのかなぁ?」
ちなつ「当たり前だよ」
結衣「そりゃ、ねぇ……」
京子「私はちなつちゃんとエッチなことできればなんでもいいよー」
さりげなく京子から距離を取るちなつ。
京子「逃げなくてもいいじゃん、冗談だって冗談」
ちなつ「京子先輩のそれは、冗談に聞こえません」
結衣「うんうん」
あかり「あかりは結衣ちゃんもちなつちゃんも、京子ちゃんも好きだから……いいかなぁって思ったんだけど」
結衣「あかり、本気で言ってる?」
結衣(あかりってエッチなことつい最近知ったばかりなのに……何があったんだろう)
結衣(いや、待てよ? 知ったばかりだからこそ複数人プレイなんて口に出しちゃうのかな)
京子「あかりの言うことも一理あるんじゃないかな。私もみんなのこと好きだし」
京子「一番好きなのはもちろんちなつちゃんだけどね!」
ちなつ「私は京子先輩以外なら、まぁ……いいかも。もちろん結衣先輩必須ですけど」
京子「そんな殺生なぁ……」
あかり「ちなつちゃん」
ちなつ「はい?」
あかり「それーっ!」
あかりはいきなりちなつに向けて勢いよく跳びかかった。
ちなつは驚きのあまり動けず、あかりに押し倒される。
ちなつ「きゃあっ! あ、あかりちゃん?」
あかり「京子ちゃん以外ならいいってことは、あかりはオッケーなんだよね」
ちなつ「あ、あれは言葉のあ……んっ!」
ちなつが話し終える前に、あかりがその口を塞いだ。
あかり「んっ……んんっ」
京子「ずるいぞあかりー、私もちなつちゃんの首筋にちゅーだ!」
結衣「おいおい……こりゃ収集がつきそうにないな。私もちなつちゃんを攻めるか」
ちなつ(京子先輩はちょっと嫌だけど、結衣先輩がいるなら我慢できる!)
ちなつ(あかりちゃん、結衣先輩と比べると初々しいキスだなぁ。舌いれちゃお)
あかり(ち、ちなつちゃんの舌があかりのお口の中に……ダメ、あかりの舌舐めないでぇ)
結衣はちなつの背中に回りこみ、手をシャツの下から入れてブラをずらし、器用に乳房を揉みしだく
結衣「ちなつちゃん、気持ちいい?」
ちなつ「い、いいですっ! 気持ちいいです結衣先輩っ!」
京子(もう少しエッチな部分をいじりたいなぁ……となるとあそこしかないよね)
京子は首筋にキスをしながら手をちなつのおまたの方へと伸ばす。
そして、パジャマの上からその周辺を刺激する。
ちなつ「んっ……あぁん! そ、そこはダメです京子先輩!」
京子「よいではないか、よいではないかー」
京子「おっ、お豆さんがおっきくなってきたぞ?」
ちなつ「言わないで、くださ……あぁんっ!」
結衣「ふふ、乳首も硬くなってきてるよ。ぺろっ……」
ちなつ「や、やぁ! 舐めちゃ、ダメ……です」
あかり「ちなつちゃん、キス上手なんだね……あかりも負けないよ!」
ちなつ「待って、ちょっと待って!」
あかり「だーめ。この前のお返しなんだから」
あかりはキスをやめて、京子が触っている辺りへと手を伸ばす。
京子「お、一緒にいじる?」
あかり「うん。もうパジャマもびしょびしょになってるし、脱がしちゃお」
京子「いいねぇ」
結衣「おい二人とも、あんまり嫌がることはしちゃダメだぞ」
ちなつ「はぁ、はぁ……」
京子「嫌がってるようには見えないから大丈夫!」
あかり「そ、それじゃあ脱がすよ」
結衣「すごい糸引いてるね……」
ちなつ「み、みんな……見ないでぇえええっ!」
あかり「すごーい、ちなつちゃんのあそこ、何だかヒクヒクしてるよ」
京子「な、なんてエロさだ……なんだか私まで濡れてきちゃったよ」
ちなつ「うぅ……恥ずかしすぎて死んじゃいそう」
結衣「今のちなつちゃん、すごくかわいいよ」
ちなつ「結衣先輩……」
結衣「ちなつちゃんが可愛すぎて……我慢できないよ」
結衣は顔をちなつの胸の辺りに近づける。そして、ちなつの乳首をしゃぶり始めた。
ちなつ「あはぁ……んっ! 結衣先輩の舌が私の乳首をこりこりって刺激して……いいっ、いいのぉっ!」
京子「おぉ、やりますなぁ結衣。私も負けていられない。ちなつちゃんのお豆、いただきまーす」
完全に勃起したちなつのクリトリスを舐める京子。
ちなつ「お豆、お豆っ……ダメですってば京子、先輩ぃっ!」
あかり「あかりは……ちなつちゃんの大事なところ、舐めようかな。ぺろぺろ……」
ちなつ「あかりちゃん、そこ違う」
あかり「えっ?」
京子「そこはおしっこするところだろ。もうちょい下の穴だよ」
あかり「そうなんだぁ……ここかな」
ちなつ「そう、そこ……あはぁぁああんっ!」
結衣「うわっ、驚いたぁ」
ちなつ「三箇所も同時に攻められたら、気持よすぎて……はぁ、はぁっ」
ちなつ「ダメ、出ちゃう! 出ちゃいますううううううっ!」
ちなつの尿道から大量の透明の液体がほとばしる。
その液体は、尿道口に最も近いあかりの顔面にぶっかけられた。
あかり「きゃあああああっ!」
ちなつ「はぁはぁ、はぁはぁ……」
京子「今の潮吹きって奴だよね? 初めて見た」
結衣「私も。すごい量だね」
ちなつ「ごめんね、あかりちゃん」
あかり「だ、だいじょうぶだよっ」
京子「さてと、次のターゲットはあかりかな」
結衣「ちょっと待った。時間見て」
あかり「あ、もうこんな時間……」
結衣「一旦お開きにしよう。それに、結構疲れたし」
ちなつ「私、汗だくですぅ結衣先輩。先輩の舌で舐めとってくれませんかぁ?」
結衣「そんなことしたら、また汗だくになっちゃうでしょ」
ちなつ「ば、バレちゃいました」
京子の部屋をどこか遠くの屋上から双眼鏡で覗いてる者たちがいた。
綾乃「まったく、歳納京子と来たら……不純異性交遊よ!」
千歳「綾乃ちゃん、異性とちゃうよ」
綾乃「細かいわよ千歳! って何百枚ティッシュ使ってんのよ!」
千歳「あぁ、天国が見えるわぁ……」
綾乃「ちょ、ちょっと! 千歳、しっかりしなさいってば!」
千歳「」
綾乃「千歳ぇええええええっ!」
結衣の家――
結衣(つい勢いでやっちゃった……)
結衣(あかりの言うとおり、私も京子やちなつちゃんのこと好きだけどさ)
結衣(友達以上の好きっていうのは、あかりにだけ持ってるのに)
結衣(でも私以外オッケーだしてるのに私だけ拒否するのは……無理だったよなぁ)
結衣(あかりの天然っぷりは好きだけど、今回は悪い方向に働いた)
結衣(てか昨日あれだけ気を使ってくれたっていうのに、京子め……)
結衣(あいつはちなつちゃんの事になると豹変するからなぁ)
結衣(はぁ、前途多難だ)イツモミラクルー イェイ!
結衣「電話……もしもし」
あかり『あ、結衣ちゃん? 今日って何かようある?』
結衣「んー、特にないよ」
あかり『よかったぁ。今日、デートしよっ』
結衣「デート?」
あかり『だってあかりと結衣ちゃん、恋人同士なんだよね? それなら休日はデートしたいなぁ』
結衣「あかり……ふふっ、そうだね。デートに行こうか」
あかり『今から家に行ってもいい?』
結衣「うん。支度して待ってるよ……あ、ひとつ聞いていいかな」
あかり『なに?』
結衣「京子とちなつちゃんは誘わないの?」
あかり『え? デートは恋人同士でするものだよね。京子ちゃんとちなつちゃんはお友達でしょー』
結衣「う、うん……そうだね」
あかり『じゃあねー』ガチャ
結衣「…………」
結衣(一応、私のことを特別扱いはしてくれてるんだ)
結衣「やれやれ……。これからいろいろ大変そうだけど、頑張るとしますか」
おわり