ハドラー「はっ、>>5でございます」
元スレ
バーン「ハドラーよ、今期オススメのアニメは何だ」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1436527136/
5 : 名無しさ... - 2015/07/10 20:21:38 s1v 2/32ゲート
バーン「ほう、自衛隊がファンタジー世界で戦う話か」
ハドラー「はっ、きっと銃火器と魔法使い、自衛官と騎士、
あるいは現代兵器とモンスターの熱い戦いが描かれることでしょう」
バーン「しかしファンタジー世界は中世ヨーロッパ程度の文明レベルがほとんどのはず
そこに自衛隊を放り込んだなら、一方的な蹂躙にしかならぬのでは」
バラン「フッ…そう簡単にいきますかな」
ハドラー「(むっ・・・竜騎将バラン、嫌なやつが来た)」
バラン「ご存知ですかな、今はなき竹書房ゼータ文庫の『ドラグネット・ミラージュ』を」
バーン「おお…よく知っておる。素晴らしい名作だった」
バラン「最新鋭のレーダーを備えた艦船を出し抜く異世界の船乗り
自動小銃の連射をも跳ね返す異世界の鎧
ファンタジー世界と現代世界を対等に描いた描写が魅力でしたな」
ハドラー「むむ…つまりGATEもそうだと言いたいのか」
バラン「当然でしょうな。よくモンハン対自衛隊みたいなスレで、
ティガレックスなんかロケランで一発だろとかレスしてドヤ顔してる輩がおりますが
かの戦国自衛隊でもあるように、あるところでは確かに実力差があれど、
ある部分では互角の戦いを演出してみせてこそエンターテイメント、というものでは」
バーン「確かに…」
ハドラー「ば、バーン様、今まさに私もそう進言しようとしたところです」
バーン「よいか、この作品で余が求めるのは重厚な取材と設定に裏打ちされた異世界考察
間違っても安易なエロやハーレムなどあるまいな?」
ハドラー「は、間違いありませぬ。誰が軍事物にそんな安易な展開を求めましょうか」
バーン「かのレールウォーズのようなことは・・・」
ハドラー「も、もちろんですとも」
バーン「よくわかった。ではGATEも今期の視聴リストに加える事にしよう」
ハドラー・バラン「ははーーーっ!」
バーン「では次は>>13について意見を聞こう・・・」
13 : 名無しさ... - 2015/07/10 20:43:23 jXT 6/32うまるちゃん
ザボエラ「ひょっひょっ、バーン様、次はワシから進言いたしますぞ」
ハドラー「むっ…ザボエラか」
ザボエラ「来期はズバリ、干物妹うまるちゃん、これしかありますまい…」
ハドラー「(なっ…、そ、それはこの俺が進言しようと思っていたもの…」
バーン「ほう……最近やたらと見かける娘だな」
ザボエラ「近年のヤンジャンの屋台骨、制作は『未確認で進行形』などで名を馳せた動画工房。
満を持してのアニメ化でございますぞ」
バーン「ふむ…」
バーン「サブヒロインはどうなっておる」
ハドラー「(ぐっ…予想通りバーン様はこの手の萌えアニメに弱い、食いついている…!)」
ザボエラ「はっ…巨乳の方言娘、ハーフのお嬢様、クールでツンデレな黒髪ポニテ
完璧な布陣でございます」
バーン「なるほど…うむ、良き逸材のようだな」
ザボエラ「ははーーーっ! ありがたき幸s」
ミストバーン「……騙されてはなりませんぞ、バーン様」
ザボエラ「げえっ! ミストバーン! おヌシなぜここに」
ミスト「……この干物妹うまるちゃん、視聴は危険かと進言いたします」
バーン「ほう…」
サボエラ「なぜじゃっ! おヌシ、このアニメの何が気に入らぬ!」
ミスト「……ダメダメとクズは違う…」
サボエラ「なに…」
ミスト「忘れたかザボエラよ…かのミルキィホームズ二期のことを」
サボエラ「うっ…」
ハドラー「(ミルキィ二期…
確か、進言した悪魔神官がバルジの大渦に突き落とされた、あの…)」
ミスト「……能力を取り戻すという一期の目標を忘れ、ラスボスにすらキレられたあのクズども…
バーン様もさぞ辛かったことだろう、応援していた4人が本物のクズに堕ちていく様は」
ザボエラ「そ、それとこれと何の関係が…」
ミスト「……ヤンジャンを購読してるお前は知っているはずだ…
うまるちゃんはただのダメニートではない。兄貴のカードで勝手に買い物をしたり、
約束の一つも守らない本当のドクズだという事を…っ!」
ザボエラ「ううっ…!」
バーン「……」
ミスト「……それでなくとも夜中にコーラをガブ飲みしたり、
お菓子と肉だけを求めるうまるちゃんには生理的嫌悪感すら感じる…」
ザボエラ「し、しかし、最近は兄や友達思いのエピソードも増えているではないかっ!」
ミスト「……最近の話だろう…アニメでそこが描かれるかどうか。
それに、先週の話でも月の小遣いを一日で使い切るクズっぷりを発揮していたな」
バーン「……ミストバーンよ、もうよい」
ミスト「はっ…」
バーン「確かに不安は残る」
バーン「しかし、余は「未確認で進行形」で見せた動画工房の力を疑っておらぬ」
バーン「だからこそミカグラやプラメモも頑張って最後まで見たのだ……」
ミスト「……ニコニコで見る分には面白いアニメでしたな…」
バーン「今一度、動画工房を信じてみるのも悪くあるまい。
ザボエラよ、録画を頼むぞ」
ザボエラ「はっ…ははーーーーっ!」
バーン「では…次は>>30について聞こうか」
30 : 名無しさ... - 2015/07/10 21:31:20 duo 13/32うしおととら
クロコダイン「バーン様、今度は俺から進言しよう」
バーン「クロコダインか…勇猛で知られるお前のこと、
きっと血沸き肉踊るようなバトルアニメであろうな」
クロコ「勿論だ、今期は『うしおととら』これしかあるまいな」
ハドラー「フッ…」
クロコ「むっ、ハドラー様、何かおかしいことでも」
ハドラー「いやいや…うしおととら、か、確かに名作だ、原作はな…」
クロコ「……」
バーン「ハドラーよ……基本的にアニメ派の余であっても、
さすがにうしおととらは読んでおる、まさに傑作だ」
バーン「そのアニメ化…何が不満なのだ」
ハドラー「ご存じですかバーン様、このアニメは3クール39話、それで白面との戦いまで描くと…」
クロコ「ぐっ……」
バーン「ふむ…それが一体…?」
ハドラー「ちなみに…うしおととらの原作は33巻、それに外伝が一巻。
同じく33巻の金色のガッシュは、アニオリがあるとはいえ150話あるのです」
バーン「なに…!」
ハドラー「そして原作者の藤田和日郎氏がツイッターで報告しております
一直線に白面との戦いまで行くため、エピソードをカットしていくと…」
クロコ「かっ…カットなどジョジョでもあったことだろう」
ハドラー「ジョジョはスタンド戦は一つもカットしていない…
しかし、うしおととらはどうかな、最後の白面戦に関係ない戦いは」
ザボエラ「なるほど……例えば「外堂の印」などですかな…ひょっひょっ」
バーン「なんだと!! あの褐色リョナを!」
ハドラー「他にも「しっぺい太郎」「たゆらとなどか」などなど…
長めの割に直接的には白面に関係しない…カットしやすいところでしょうな」
クロコ「し、しかし白面戦を描くことは価値のあることだろう!
それだけでもこのアニメを見る価値はあるはずだ!」
バーン「…………褐色リョナが…」
クロコ「(いかんっ…思ったよりバーン様のダメージが大きい…!)」
ハドラー「好きな原作だからこそ、アニメでエピソードがカットされるのは辛いもの
そんな苦しみを味わってまで、見る価値などあるのかどうか」
クロコ「ぐぐ…!」
ヒュンケル「待ってもらおう」
ハドラー「げえっ、ヒュンケル!」
ヒュンケル「バーン様、確かにうしおととらにはカットがあるでしょう。
しかし思い出してください、黒執事三期のことを」
バーン「……なに?」
ハドラー「(黒執事三期だと…? ごく普通の内容だったはずだが…)」
ヒュンケル「黒執事三期…いわゆるサーカス編は、二期までと内容がつながっていません。
二期がアニオリで終わりましたが、その後、
原作の後の方のエピソードを抜粋してアニメ化したんです」
ハドラー「そうなのか…」
ヒュンケル「うしとらは、三クール枠を取っているという時点ですでに破格の待遇」
ヒュンケル「これでアニメの人気が出れば、
のちのち個別のエピソードをアニメ化する、という道も開けるはずです」
ハドラー「そっ…そんな事が!?」
ヒュンケル「あるいは…劇場版も」
バーン「……劇場版か。
……うむ、胸が震える響きだな」
クロコ「おお、バーン様!」
ハドラー「(こ、個別エピソードのアニメ化なんか無いと思うが…)」
ハドラー「そ、そうですなバーン様、
今後の展開に期待をかける、という意味で試聴するのもアリかもしれませぬ!」
バーン「よくわかった…。
では、うしおととらも今期の視聴リストに入れるとしよう」
クロコ・ヒュンケル「ははーーーっ!」
バーン「しかし、さすがに関守日輪のヌードはカットされぬだろうな?」
クロコ「そ、それはもちろん」
バーン「うむ…ならばよい」
クロコ「助かったぞヒュンケル」
ヒュンケル「例には及ばん」
バーン「少しメジャータイトルが多い気がするな…
次は>>47について意見を聞こう」
47 : 名無しさ... - 2015/07/10 22:04:41 StR 21/32乱歩奇憚
ハドラー「はっ…では私が」
フレイザード「おおっと待ってもらおうか、次はオレが行かせてもらうぜ」
ハドラー「むっ…フレイザードか…よかろう」
フレイ「今期はズバリ、乱歩奇譚、これだろうなァ!」
バーン「……ほう?」
ハドラー「バカな…っ!? フレイザードといえば六大魔王軍随一の変態。
てっきり下ネタかビキニ・ウォリアーズあたりを薦めてくるものとばかり…っ!?」
ザボエラ「そんなノイタミナ臭い小難しそうなアニメを…?
何を考えておる…?」
バーン「ふむ…まあ、理由を聞こうか、フレイザードよ…」
ハドラー「(見ろ、思ったとおりだ、バーン様がこんなアニメに食いつくはずがない…)」
フレイ「クックックッ…バーン様、知ってるかい。
このアニメは江戸川乱歩没後50年を記念したアニメだ」
バーン「ふむ……」
フレイ「そしてこの江戸川乱歩って作家はなァ、超のつくド変態なんだよオオォ!!」
バーン「なに…!?」
ハドラー「はっ!? そうか!!」
フレイ「パッと見ただけではただのミステリー作品」
フレイ「しかし俺はビンビン感じるぜェ!
この、一歩間違えたらすぐに猟奇趣味が始まりそうな危うい雰囲気をよォ!」
フレイ「しかも第一章の副題は『人間椅子編』! 俺には見えるねェ!
この今風の絵柄でSM趣味が始まる瞬間がなァ!」
ハドラー「ま、待てフレイザード。これはマジメな企画から生まれたアニメだろう!
そんなエロ展開になるはずが」
フレイ「クククッ、制作はBTOOOMやダイミダラーを作った所と知ってもかい…!」
バーン「おおっ」
フレイ「エロってのはなァ! メインになっちゃいけねェんだよ!」
フレイ「あくまで真面目な話をやりながら、作画で色気を漂わせる!」
フレイ「これが紳士ってもんなんだよォ!」
ハドラー「(ダイミダラーはエロがメインじゃないのか…?)」
ハドラー「し、しかし、それで本当にエロ展開に行かなかったらどう責任を取る気だ!」
フレイ「ハァ? エロに行かなかったら? それがどうしたよ」
ハドラー「なに!?」
フレイ「いつエロが始まるかわからねェ、
そんな緊張感を持ってアニメ見て、それで結局エロに行かなかったら、
それはそれで見事な焦らしプレイってもんだろうがよォ!!」
ハドラー「何だとおおおおおォ!?」
バーン「よく分かった、フレイザードよ」
ハドラー「ば、バーン様!」
バーン「さすがは六大魔王軍にその名も高き紳士よ。
見事な見識であった。乱歩奇譚も視聴リストに加えるとしよう」
フレイ「ククッ、お褒めにあずかり光栄…!」
バーン「では次が最後だ」
バーン「ハドラーよ、お前の勧める>>62のアニメについて聞こうか」
64 : 名無しさ... - 2015/07/10 22:43:21 tLl 27/32わかばガール
ハドラー「ははっ! バーン様、今期はズバリ、わかば*ガールでございます!」
バーン「ふむ…」
ハドラー「あのきんいろモザイクと同じ原悠衣の原作。
TOKYO MXおよびBS11のウルトラスーパーアニメタイム内にて、
ミス・モノクロームやうーさーとともに放映されております」
バーン「なるほど、10分アニメか…」
ザボエラ「ひょっひょっ…バーン様ともあろうものが、それですかな…」
ハドラー「な、なに…」
ザボエラ「いくらきんモザの後釜とはいえ、日常は日常」
ザボエラ「今期はのんのんびより二期もある中で、あえて勧める理由があるかどうか…」
ヒュンケル「きんモザに比べて話の縦筋が見えないな」
フレイ「ククッ…まあ頭のおかしい奴はいるが、それはどんな4コマでも大体いるなァ
あえて試聴するほどのパンチは感じねェぜ」
バラン「しかも三本立て、うーさーもミス・モノクロームも空気がゆるい
ゆるいものを3つも見たら胸やけするな…」
ミスト「……制作も声優も、そこまでネームバリューはないな」
ハドラー「……ううっ」
ハドラー「いや、信じてくださいバーン様」
ハドラー「このキャラデザから漂うオーラ、間違いなく今期で最も注目すべき作品です」
ハドラー「それに原悠衣のこと、きっと二話以降は狂気と萌えが同居する傑作となることでしょう」
バーン「ふむ……」
バーン「ハドラーよ……きんモザに関してだが、
寛大な余は失敗も三度まで許そう」
ハドラー「はっ…」
バーン「まずきんモザ一期で…お前はつまらん日常アニメだと言って、余に視聴を薦めなかった」
ハドラー「うっ……そ、それは…」
バーン「そしてEDのYour voiceがカバー曲であることを調べなかった。
おかげで余はヴェルザーとのカラオケで恥をかいた」
ハドラー「ううっ……」
バーン「そしてきんモザ聖地をめぐるツアーの料金が30万だというのを先に言わなかった。
余は旅行会社に電話してそれを知り、いたく落胆したものだ…」
ハドラー「…っ!」
バーン「だが…(ピッ)」
ハドラー「うっ」
バーン「第二期で濃厚な水着エロ回があるはず、と見抜いた功績を余は忘れておらぬ…」
いいか、これが最後だハドラーよ…
このわかば*ガールが糞アニメだった時、余はこの3つ目の指を折る…」
ハドラー「は…ははーーーっ! 間違いありませぬ。わかばガールは大成功。
そして来年にはきんモザ三期でございます!」
バーン「そうか、間違いあるまいな。まさか「宇宙ヨメ」が先にアニメ化されるなどということは…」
ハドラー「絶対にありませぬ! 大丈夫です!」
(おしまい)


