1 : 以下、\... - 2015/06/24 00:14:26.51 CPnCW9Av0.net 1/36この話は前回の雪ノ下雪乃(27歳)コンビニ店員の軽い続編になります。
専業主婦の暇な一日を描いた作品で面白みはないですが良かったら見てやってください
軽い気持ちで見ていただけたら幸いです。
【関連】
雪ノ下雪乃(27歳コンビニ店員)「ありがとうございましたー」
http://ayamevip.com/archives/44315733.html
元スレ
比企谷雪乃(29歳)「旦那を仕事に送り出したし家事をはじめましょうか」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1435072466/
雪乃「専業主婦になって子育てしているのだけど…家の中でなにかしら趣味は必要ね…」
コンビニバイトから足を洗い、私は今の旦那である比企谷八幡と結婚した。
専業主夫を望んで働くことをあれほど嫌っていた八幡があーまで変わってしまったとは…
私は親からほぼ絶縁され、家族や親族は八幡と娘…そして比企谷実家の人々だけの交流になっていた…
しかし、信じられないことに私の母親に孫を見せに行こうと言ったのは八幡だった。
私は猛反対した。どんな顔で母や姉に会えばいいのか。
孫を見せたところであの母親が眉一つ動かすのだろうか?と
八幡「どんな人間でも親は親だろ…これで駄目なら俺もあきらめるからさ。一度だけ娘連れて会ってみようぜ」
その発言に私は黙り込んでしまい…
雪乃「娘を見せたときの母のあの顔、今でも忘れられないわ…w」
八幡「抱っこしてもらえますか…?正真正銘俺と雪乃の子供です…」
雪乃母「え…あ……」
困惑した表情を浮かべ焦りながら娘を抱く母
抱っこした際娘は泣かなかった…母親の前で笑顔になって正直驚いたからだ。
旦那と私以外に抱かれるとギャン泣きするのに…
身内だとやはり感じるものなのだろうか…赤ちゃんと言うのは不思議なものね…
雪乃母「…///」
我を忘れて娘をあやす母親を見て私は言葉を失った
………
……
…
雪乃「母さん。勝手に会社辞めて、勝手に家を飛び出て、勝手に結婚してごめんなさい…私は…」
パァン!
一瞬意識が朦朧とした、母親に打たれていた。
へたり込む私しばらく見下ろした後、旦那である八幡に深々と頭を下げた。
雪乃母「八幡さん…今後とも迷惑をかけるかもしれませんが…娘を…どうかお願いします…」
雪乃「母さん…」
雪乃母「雪乃…今回は可愛い孫を見せてくれた事と、八幡さんの取り計らいに免じて不問とします。その代り何があっても家庭を守りなさい…良いわね?」
雪乃「グス…母さん…ヒグ…ごめんなさい…そしてありがとう」
しかし週一のペースで孫に会いたがるようになってしまったわ…
姉さんが結婚してないのもあってか…
と言うか姉までもが娘を溺愛してしまいますますやっかいに…
陽乃「比企谷君と娘ちゃん私が貰っちゃって良い~?」」
雪乃「パリポリ…冗談でもしゃれにならないわよったく…」
100均の草加せんべいも馬鹿に出来ないわね…美味しい…!
雪乃「洗濯物OK!買出しはOK!旦那のMAXコーヒー買出しはOK!私のビールもOK!」
雪乃「八幡の収入もかなり良いとはいえ…私は専業主夫…やっぱり旦那のお金で好きな物を買い漁るのは心地良い物じゃないわね…そうだ…!」
思いついた
雪乃「旦那の持ってるものを使って趣味を共有してみましょう…」
八幡ってアニメや漫画やゲーム、フィギュア詳しいものね。
私も結婚前はゲームにかなりはまってたし難なく共有できそうだわ…って今もだww
八幡の書籍にて
雪乃「掃除機おわりっと…にしても…色々あるわね…まずは…」
部屋に飾ってある黄金のフィギュアに目を寄せる
雪乃「ふふ、男の子って何歳になってもこう言ったのが好きなのね、なんか可愛らしいわ…」
雪乃「なになに…聖闘士星矢…?」
ああ、一人暮らししてる時ちょこちょこっとネットで見たことあるわ…
たしか自分の星座の聖闘士を贔屓にしちゃうアニメらしいわね…w
雪乃「旦那は8月8日…獅子座!? (PCカチャカチャ」
雪乃「レオのアイオリア…ぷく…八幡が…レオ!?うそwwwwwwまったく正反対の性格じゃないの…www」
これ以上笑ったら失礼だ…ついでに私も調べてみよう…
雪乃「山羊座…うーん…なんか互いに因縁のある星座のような気がするわ…それにシュラってヘルメットみたいでちょっと…」
さて調べ物はこれまで…
雪乃「次は何があるかしら~~~…あら、いかがわしい本ね」
なんか頭にきたからこれは私が没収と…
雪乃「DVDとブルーレイコレクションが出てきたわ…アニメばかりね…もう…」
そうだ…今日から八幡と趣味を共有するために八幡の見ているアニメすべて制覇することにしましょう…
専業の趣味、みつけたり…
雪乃「魔法少女まどか☆マギカ…ああ、結婚前に全部レンタルしてみたわね…」
どことなくこの作品に出てくるキャラに暁美ほむらちゃんと言うのが居るのだけど
なんとなく雰囲気私に似てない?って思ったらまったくの別ものだったわね…
雪乃「面白かったわね……週末に八幡と一緒にみようっと…」
次はと…
雪乃「ソードアートオンライン…そういえばこんなの流行ってたわね…」
こんなネットゲームが実在したら今頃法でネットゲームすること事態犯罪になってるでしょうね…
雪乃「んー…なにか私の食指を動かす作品は…」
ガサゴソ
雪乃「なにかしらこれ…冥王計画ゼオライマー…?ロボットものかしら…」
だいぶ年代の古い作品みたいだけれど…ロボットは以前スパロボZをやっててかなり好みだ
雪乃「見てみましょうか…」
せんべえを加えウーロン茶を片手にDVDをセット
………
……
…
雪乃「…すごい作品ね…何がすごいかって…主人公が強すぎて敵勢が誰一人として互角に戦えてないっていう…」
それにあの木原マサキっていうキャラ…どこはかとなく八幡の人格に影響を与えたキャラね。
旦那以上に歪んでいるキャラは二次元とはいえこれが始めてだわ。
今はもちろん違うけど…
晩御飯の際につっこんであげましょうwww
娘「ぐす…ひぐ…」
雪乃「はいはい、今オムツ変えるからね~~」
いとしい愛娘。こんなひと時でさえ至福を感じてしまう…
娘を寝かしつけ、再び旦那の書籍へ…
雪乃「ぽりぽり…次はこれ…結城友奈は勇者である…あぁ、最近のねこれ…気になってたから見てみましょうか…」
………
……
…
雪乃「勇者部…なんか奉仕部を思い出すわ…しかも活動内容が当初の私達よりしっかりしてるなんて…」
雪乃「なんか主人公の友奈ちゃんて由比ヶ浜さんと仲良くできそうよね…そして東郷さんはぜひ奉仕部の部員として欲しいくらいだわ…」
二次元にそんなものを求めてもどうしようもないのだけど…w
雪乃「エンディングは色々はしょってるけど私は嫌いじゃないわ。ただ続編が出て完結してほしいわね…」
………
……
…
雪乃「最後に…Kanon?なにかしらこのアニメ…恋愛もの?」
………
……
…
雪乃「ふ…不覚だわ…Kanon…アニメで…ぐす…感動してしまうなんて…」
雪乃「あー…たい焼き食べたくなってきた…買ってこようっと…」
コンビニに売ってるレンジでチンするたい焼きを購入した。
一つは私が食べてもう一つは旦那のお夜食。
DVDに夢中になりすぎてしまい…
<それでも僕はっ!
<あんたって人はぁぁぁぁ!
雪乃「キラ・ヤマトって本作だとここまで酷いキャラだったのね…ますます好きになれないわ…かといってシン・アスカも…」
八幡「おい、雪乃…なにやってんだ…?」
雪乃「!?お…おかえりなさい…!今日は早かったのね…」
八幡「玄関越しにTMレボリューションの曲が流れてて何事かとおもったぞ…」
というか俺の書籍漁ったんですね。
まあ夫婦だしいずれは覚悟してたんだが
八幡「早かったのねってもう6時過ぎてるぞ。大丈夫か?」
雪乃「実は…」
………
……
…
台所
八幡「なんだ…そんなことなら遠慮せずに言えばいいのに…」
雪乃「もぐもぐ…家で趣味を見つけようとしてたのよ…貴方に心配かけたくないから…」
ああやばい可愛い、神様。雪乃と俺を結びつけてくれて有難う。
八幡「それにしてもさ…雪乃…」
雪乃「ん?」
八幡「どのアニメが気に入ったんだ?」
雪乃「そうね…ガンダムSEED面白かったわ…ただデスティニーから…」
八幡「皆まで言うな気持ちはわかった…」
雪乃「まどマギまた見たいのだけど、今度の休み一緒に見ない?」
八幡「あれ、お前まどか知ってたっけ」
雪乃「あれだけ有名なアニメよ?一応一人暮らしの時制覇したわ」
八幡「マジか…出来れば高校の時に語り明かしたかったぞ…」
雪乃「あら?進めてくれたのなら見たのだけど?」
八幡「そ…そうか…」
雪乃「ふふ」
雪乃「それと……朗報よ」
八幡「なんだ?朗報って…もぐもぐ」
雪乃「母さんが、頑張ってる八幡にお小遣いだって…」
八幡「お…お義母さんが…俺に?」
雪乃「私も貰ってしまったわ…はいこれ」
八幡「いやその…ありがたいんですがなにこれ…殺傷能力すらある分厚さなんですが…いくらはいってんだ…?」
雪乃「すべて福沢諭吉さんよ…」
八幡「なんか恐縮すぎてうけとれねー…電話するわ…」
プルルル
八幡「もしもし…八幡ですが…」
雪乃母「あら八幡さん?どうしたの?何か悩み事かしら?」
八幡「いえ…なんかお金包んでもらったみたいで…」
雪乃母「ああ、生活大変かと思ってね。私からのささやかなお小遣いよ?」
八幡「す…すごく嬉しいんですがこんなに沢山…」
雪乃母「成長すれば子供の養育費だって大変よ?せめてもの足しにして頂戴…それより八幡さん…またお休みの日に孫を見に行っていいかしら?」
八幡「ええ、アポなんて取らなくたっていいのでいつでも来てください」
雪乃母「いつもありがとう。雪乃の相手が貴方でよかったわ…」
八幡「いえ…俺はそんな…お小遣いありがとうございます。大事に使わせてもらいますよ…」
………
……
…
雪乃「PS4買いましょう八幡」
八幡「唐突だなおい…」
雪乃「もしかしたらスパロボZ外伝とか出るかもしれないわ…もぐもぐズズー(味噌汁」
八幡「今度はどんな内容になるんだよそれ」
雪乃「聖葉山の逆襲wwwww」
八幡「ぶっ!」
味噌汁拭きそうになる八幡
雪乃「ねえ…八幡の高校時代の性格って…冥王計画ゼオライマーの主人公が影響されてたりしない?」
八幡「ぶぶっ!」
味噌汁を拭きそうになる八幡
八幡「あの作品みたのかよ…」
雪乃「ええ、面白かったわ…主人公が強すぎて敵がかわいそうだったけど…割と好き」
八幡「ゼオライマーが参戦してるスパロボあるぞ?」
雪乃「ええぇ!?」
八幡「ちょっと古いけどスパロボMXってあってな…」
雪乃「持ってる…?」
八幡「ああ、あるぞ。飯食ったら一緒にやるか?」
雪乃「あら、貴方と次元連結システム?昨日連結したばかりなのに…二人目希望かしら?」
八幡「お前原作も調べたろ…生々しいっつーの!そっちじゃなくてスパロボのほうだよ!」
雪乃「ふふ、冗談よ…子供も寝たし…ビールとおつまみ持ってスパロボしましょうか」
八幡「夫婦の営みがスパロボっていうのもなんかあれだけどな…」
夫婦仲は円満。娘は可愛い
だが幸せと言う感情がひしひしと伝わってくる。
娘は嬉しい事に目も腐ってなく、顔も雪乃に似ている。
娘に彼氏ができたなんていう日にゃ泣き叫びそうですよはい。
雪乃「うわぁ…ゼオライマーゲーム内でも強いわ…」
するめを噛みながらビール片手にゲームに夢中の雪乃
雪乃「へえ、ラーゼフォン…どんなアニメなのかしら…休みの日借りて一緒にみない?」
やめて。とりあえずもっと明るいアニメを一緒に見ましょう。異色作品ばかり選ばないで雪乃さん!
後日
葉山家にて
結衣「あ…ヒッキーとゆきのんから小包だ!」
葉山「俺達の結婚記念日に…」
結衣「私と隼人君にプレゼントだって…あけてみよ?」
結衣「ゆきのんからは私にプレゼントだ…!」
『ラーゼフォン全巻』
結衣「なにこれ…アニメ?」
葉山「な…なんだろうね…俺は比企谷から…」
『スーパーロボット大戦Z時獄篇&天獄篇』
葉山「ゲームか…手紙まで…」
葉山「このゲームのラスボスがお前ににてるからやってみろ…だって…」
結衣「そうなんだ…まあなんていうか…やってみれば?」
葉山「あ、ああ、どう似てるかプレイしてみようじゃないか」
結衣「あはは!聖アドヴェントだって!葉山君に少しにてるね!」
葉山「」
完
正直前作のSSも微妙だった上に続編を書こうと思った理由は
酔っ払ってたと言うのもあります。
つまらないっていうレスも多かったですが最初に書いたとおりつまらない前提の続編です
ゆるしてくれw
それでは
68 : 以下、\... - 2015/06/24 01:03:20.95 USV9YWhV0.net 35/36ちょっと物足りなかった
73 : 以下、\... - 2015/06/24 01:05:17.32 CPnCW9Av0.net 36/36>>68
おまけシナリオ程度に見ていただければw