八幡「・・・」
由比ヶ浜「本当にごめん」
八幡「まあ、こうなる事は予想してたけどさ」
八幡「でもさ俺、つき合う前に言ったよね」
八幡「犬を助けてくれたっていう一時的な感情なだけで」
八幡「そんな恋心は病気と同じで、いずれ冷めるって」
由比ヶ浜「うん」
八幡「それでも、本気だって言ったからつき合った」
元スレ
由比ヶ浜「ヒッキーごめんね」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1384732970/
由比ヶ浜「ごめんなさい」
八幡「まあ、いいや」
八幡「他に好きなひとができたなら俺にとめる権利は無いしな」
八幡「でも一つだけ約束してくれ」
八幡「俺にはもう関わらないでくれ」
由比ヶ浜「・・・わかった」
八幡「よし、じゃあこの話はもう終わりだな。またな」
翌日 教室
ガヤガヤ
八幡「・・・・・」ポツーン
八幡(よし、ちゃんと以前のぼっちに戻れてるな)
葉山「ペチャクチャ」キラキラッ
由比ヶ浜「ペチャクチャキャッキャ///」
八幡(ほほう、由比ヶ浜の次の想い人は葉山か)
八幡(なかなか良いチョイスじゃないか)
八幡(しっかし葉山だとライバルが多いしな。なかなか厳しそうだな)
八幡(まあ、頑張りたまえ)
部室
八幡「おっす」
雪乃「こんにちは。今日は由比ヶ浜さんと一緒じゃないの?」
八幡「あー、多分あいつはもう来ないんじゃないかな」
八幡「てか、俺がいる限りこないだろうな」
雪乃「由比ヶ浜さんとなにかあったの?」
八幡「昨日別れた」
雪乃「あら、あなたたちは上手く行くと思ったのだけれど」
八幡「まー、そんな簡単にはいかんだろ」
八幡「だからさ、あいつとは部活以外で仲良くしてやってくれ」
雪乃「あなたは以外と平気そうね」
八幡「まあな。経験値が他の男子高校生とは格段にちがう。それに始めから覚悟してたしな」
雪乃「なるほど、遊びでつき合っていたのね。あなたクズね」
八幡「おい、強がりに決まってんだろ。ばっちり新たなトラウマになってんだから、今はいじめないでくれ」
雪乃「じゃあ、慰めてほしいのかしら?」
八幡「お前の慰めは哀れみだろーが、よけーに傷つくからやめろ」
雪乃「あら、私は本気よ」
八幡「おいおい、今完全に女性不信なんだよ。もう戸塚でいいやってなってるんだから、そっとしておいてくれ」
雪乃「もうそれはだいぶ追い込まれていると思うのだけれど」
雪乃「じゃあ、何かお望みはある?」
八幡「普段通りに接してくれ。いやちょっと待って、いつもより優しめに普段通り接してくれ」
雪乃「それはもはや普段通りでは無いのでは・・・、わかったわ」
八幡「ほう。さっそく優しいな」
雪乃「こんな時どう接すればいいか、わからないのよ」
八幡「まあ、気にしないでくれ」
翌日
八幡「よう」
雪乃「こんにちは。その淀んだ目を見たところ、まだ引きずってるのね」
八幡「引きずってるのは確かだが、体調は良いし目はいつもどおりだ」
雪乃「まるで死んだ魚のような目ね。あまり物を食べれてないのかしら」
八幡「話聞いてた?目は普段通りだっつーの」
雪乃「そんなあなたの為に、クッキーを作ってきたの」
八幡「想像上で人を勝手にぼろぼろにするなよ。えっ、クッキー?おい、慰めか?」
雪乃「あら、いらないの?」
八幡「いや、いるけどさ」ボリボリ
八幡「普通にうまいな」
八幡「いや、由比ヶ浜の料理がひど過ぎたせいか、かなりうまく感じる」
雪乃「そう。それはよかったわ」
雪乃「それとあなた、何か苦手な物はある?」
八幡「人」
雪乃「ごめんなさい。質問にあなたの理解力を考慮してなかったわ。何か苦手な食べ物はある?」
八幡「これでも国語学年3位の僕です。特にありません」
雪乃「では明日のお昼のお弁当を作ってあげるわ」
八幡「おい、慰めはいらんと言ったろ」
雪乃「あら、優しめに接してほしいと言ったのはあなたなのだけれど」
八幡「そーゆーのじゃなくて、トラウマをほじるのはやめてくれってことだったんだけど」
雪乃「そうだったの。てっきりあなたはチヤホヤしてもらいたいものだと思ったわ」
八幡「俺はその辺のスイーツ女とは違うんだよ。『傷ついてる私かわいそう!!』みたいなのが一番嫌いなんだよ」
雪乃「あらそう。ならいいわ」
八幡「・・・マジで作ってくれるの?」
雪乃「さあ・・・」ニコッ
翌日
八幡(やっと昼休みか。購買にパンでも買いにいくか)
八幡(そういや昨日雪ノ下が弁当作るっていってたな)
八幡(いや、まさかな。あいつはそんなキャラじゃないしな。いつもの冗談か)
八幡(・・・・)
八幡(一応部室いってみるか)
部室
八幡「おっす」
雪乃「あら、めずらしいわね。まだ昼休みよ。時間もわからないの?」
八幡「んなことはわかっとるわ」
八幡「昨日のお前の言葉は本当かなと思ってな」
雪乃「なんのことかしら」
八幡「・・・やっぱいいや。期待した俺が悪かった」
雪乃「冗談よ。ちゃんと作ってきたからどうぞ」
雪乃「といっても、私のお弁当のついでだから私のと中身が一緒だけれど」
八幡「いや、十分にうれしいです」
八幡「」パカッ
八幡「なるほど。唐揚げにエビチリにチャーハンか。以外にも中華なんだな」
八幡「」パクッ
八幡「・・・やっぱりおまえ料理上手いんだな。めちゃくちゃうまい」
雪乃「あら、あなたも人並みにほめる事ができるのね」
八幡「俺はいつだって正直だぞ。まずけりゃまずいって言う。うまけりゃうまいって言う」
雪乃「そう。それならよかったわ」
八幡「」ガツガツ
八幡「」ガツガツ
八幡「」ガツガツ
雪乃「・・・・」ジー
八幡「どうした?お前は食べないのか」
雪乃「いえ、それより足りなければ私の分も食べる?」
八幡「いや、それはさすがに悪いだろ。人の領域に入らないのがポリシーだ」
雪乃「朝食を多めにとったから、あまりお腹がすいてないのよ」
八幡「ならもらう」
雪乃「見事な身の返しね」
八幡「もらえるものはもらう。それがポリシーだ」ガツガツ
雪乃「あなたらしいわね・・・」ジー
八幡「ふう、ごちそーさん。あ、弁当箱洗って返すから明日でいいか?」
雪乃「それじゃあ明日の分が作れないじゃない。私が洗うからいいわ」
八幡「・・・明日も作ってくれるの?」
雪乃「さあ・・・」ニコッ
翌日
八幡(やっと昼か。腹がへった)
八幡(あいつ、今日も作ってるのかな)
八幡(・・・また期待しようとする。俺のいけない癖だ)
八幡(もう期待する事はやめたんだ)
八幡(・・・・・)
八幡(しかし昨日の弁当を思い出すとよだれが)ダラッ
戸塚「は、八幡!!よだれよだれ!!」
八幡「はっ、いかんいかん。悪いな戸塚。お前を見てたらついな」
戸塚「ど、どーゆこと八幡!?」
八幡「いや、間違えた。言い訳すら間違えた。ただ腹が減ってるだけだ」
戸塚「そうなんだ、びっくりした。じゃ、じゃあ一緒に食堂いかない?///」
八幡「おう!!いこーぜ!!」
八幡「・・・あ、悪い戸塚。用事あったんだ・・・」
戸塚「そっかー。今度一緒にいこうね!!」
八幡「おう!!」
部室
八幡「おっす」
雪乃「あら、またきたの。教室に居場所がないのかしら」
八幡「それはおまえも一緒だろーが」
雪乃「私は一人で食べるのがすきなのよ。だからあなたに邪魔されて不愉快だわ」
八幡「はいはい。すみませんね」
八幡「・・・・・」
雪乃「・・・・・」
八幡「・・・・・」
雪乃「・・・・・」
雪乃「なにか用があるのかしら?」
八幡「・・・えっ、あの、え?」
雪乃「うそよ。お弁当ならあるわ。お食べなさい」
八幡「僕は犬扱いですか?ありがたくいただきます」
八幡「今日は和食か。肉じゃがに魚の煮付けに玄米ご飯か」
雪乃「みそ汁もあるけど、飲む?」
八幡「いたせりつくせりだな。いただくよ」
八幡「」ガツガツ
八幡「」ガツガツ
八幡「」ガツガツ
雪乃「」ジー
八幡「」ガツガツ
八幡「ふう、相変わらず上手かった。量も結構あったな」
雪乃「ええ、昨日の様子だと足りないと思ったのよ」
八幡「なんだ、やさしいな」
雪乃「優しくしてほしいといったのはあなたなのよ」
八幡「だからあれはだな・・、いやもういいや」
雪乃「そう?」
翌日 部室
八幡「・・・・」
雪ノ下「・・・・」
八幡「・・・・」
雪ノ下「・・・・」
雪ノ下「まるで餌付けされた犬ね」
八幡「言い訳もありません」
雪乃「それで?」
八幡「今日も餌付けしていただけないでしょうか」
雪乃「あなた人としてのプライドがないのね。そして今日は作る約束をしてないのだけれども」
八幡「慰めてくれるんじゃなかったのかよ」
雪ノ下「あら、あなた本当は慰めてほしかったのね」
八幡「いや、あの状態で慰められたらさ」
八幡「万が一にも好きになっちゃうかもしれないじゃん」
八幡「な、まずいだろ?」
雪乃「そうかしら?問題ないと思うのだけれど」
雪乃「まあいいわ。今日も私の余りでついでに作って来たのだけれども、食べる?」
八幡「余りが、お前の弁当の3倍もあるぞ」
雪乃「作りすぎたのよ」
八幡「・・・・ありがとうございます」
翌日 教室
八幡(よし昼だ。今日は何を作ってきてるかな)
平塚「今日の日直は昼休みのうちにプリントを職員室に持ってくるように!!」
八幡(すぐに部室に向かおう)
平塚「どこに行くんだね比企谷。君は日直だろ」
八幡「いや、外せない用事があるんすよ。日直はもう一人いるんだからそっちに頼んでくださいよ」
平塚「いいや。これは結構量が結構あって重い。二人で運ぶんだ」
八幡「あいつ力持ちだから一人で大丈夫ですよ」
平塚「また適当な事を・・・君はもう一人が誰か分かってないだろ。女の子一人では無理だ。手伝いたまえ」
八幡「まじかよ。だれだよそんな貧弱なやつは」
由比ヶ浜「あっ・・・・」
八幡「・・・・・」
八幡「・・・・」テクテク
由比ヶ浜「・・・・」エッチラコッチラ
八幡「・・・・」テクテク
由比ヶ浜「・・・・」エッチラコッチラ
八幡「重いなら半分かせ」
由比ヶ浜「えっ、いいよ!!」
八幡「・・・早く終わらせたいんだ。かせ」
由比ヶ浜「・・・うん。ありがと」
由比ヶ浜「やっぱりヒッキーはやさしいね」ボソッ
八幡「なんかあったのか?」
由比ヶ浜「・・・・・」
由比ヶ浜「ヒッキーとお話していいの・・・?」
八幡「今俺たちは日直で、日直として事務的に会話してるだけだ」
由比ヶ浜「そっか・・・」
由比ヶ浜「あのね、もうすぐバレンタインデーじゃん」
八幡「葉山にチョコ渡すのか?」
由比ヶ浜「うん・・・、え!?ヒッキーなんでしってるの!?」
八幡「見てればわかるよ」
由比ヶ浜「・・・・ヒッキーみてるの?」
八幡「そんなことはどうでもいい。で、どうした?」
由比ヶ浜「うん、それでチョコケーキにしよっかなって思ったんだけど」
由比ヶ浜「ほら・・・、自信なくてさ」
八幡「あまり変わってないなお前」
由比ヶ浜「う、うっさい!!・・・こんなこと優美子たちには絶対相談できなくて」
八幡(・・・・・)
由比ヶ浜「あ、あはは、こんなことヒッキーに話すなんて変だよね・・・」
八幡「俺が手伝ってやろうか?」
由比ヶ浜「ええ!?それは悪いよ!!」
八幡「奉仕部として俺個人で依頼をうけるだけだ。変じゃないだろ」
由比ヶ浜「・・・・ゆきのんは?」
八幡「あいつは関係無い。あくまでも俺個人の依頼だ」
八幡「どうする?」
由比ヶ浜「そっか、じゃあお願いしよっかな」
平塚「よし、ちゃんと二人できたな」
八幡「これで仕事終わりですよね先生?」
平塚「ああ、だが君は何をそんなに急いでるんだ?」
八幡「用事があるんです。では失礼します」ガラッ
八幡「・・・・」テクテク
由比ヶ浜「・・・・・」テクテク
由比ヶ浜「ヒッキー、用事って?」
八幡「お前には関係ない」
八幡「さっきの話だけど、明日の昼休みに作ったの持ってこい。味見してやる」
由比ヶ浜「う、うん。わかった・・・」
部室
八幡「」ガツガツ
八幡「」ガツガツ
雪乃「」ジー
八幡「ふう、今日も上手かった。ごちそうさま」
雪乃「・・・え?あ、ああ、お粗末さま」ジー
八幡「・・・なんかついてるか?」
雪乃「い、いえ、それより今日はずいぶん遅かったのね」
雪乃「あなたを待っているだけで昼休みが終わると思ったわ」
八幡「悪いな、日直の仕事があってな」
雪乃「あら、あなたが仕事なんて、どんな風の吹き回しなのかしら」
八幡「平塚先生に強制連行されてな」
八幡「そうだ、こう毎日作って来てもらっていて悪いんだけどさ」
八幡「明日の昼は用事ができたからさ、明日の俺の分の弁当は作らなくていいぞ」
雪乃「ずいぶんと偉そうな言い方ね。あなたの分はあまりだと言ったはずだけれども」
八幡「す、すまん。それでもおいしくいただいてる」
八幡「だからもったいないから、明日は少なめに作ってくれ」
雪乃「ま、まあ、いいわ。どうでもいいけれども、ちなみに何の用事かしら?」
八幡「由比ヶ浜から個人的な依頼を受けてな。それで」
雪乃「どういうことかしら?」
雪乃「あなたたちは別れたはずではなくて?」
八幡「個人的に奉仕部としての依頼だ。だからお前にも関係無い」
雪乃「関係無い・・・、そう、わかったわ」
雪乃「そうゆうことなら、明日は少なめに作ることにするわ」
八幡「悪いな」
翌日 昼 空き教室
八幡「まずい」
由比ヶ浜「うぇ!?結構いい出来だと思ったんだけどなぁ」
八幡「いやかなりまずい。まず、なんでチョコケーキにあんこ入ってるの?」
由比ヶ浜「甘いものと甘いもののコラボは常識でしょ!!」
八幡「あと当たり前のようにコゲてんだけど」
由比ヶ浜「カリカリのほうがおいしいかなーて」
八幡「カチカチの間違いだろ。普通のもの作れ」
由比ヶ浜「ふつーてつまんなくない?」
八幡「いいから普通にしろ。レシピ通りに作れ」
八幡「作ったら、また明日もってこい」
由比ヶ浜「・・・明日もいいの?」
八幡「まずいケーキを葉山に食べさせたいなら別にいい」
由比ヶ浜「わかった!!わかったよ!!がんばる!!」
放課後
雪乃「比企谷くん、明日のお弁当なのだけれど、なにかリクエストはある?」
八幡「ああ、すまん。明日もちょっとな」
雪乃「・・・長引きそうなの?」
八幡「あの分だとなりそうだな」
雪乃「そう、じゃあ明日も少なめに作ることにするわ」
八幡「気を利かせて悪いな」
一週間後
八幡「まあ、ましになったな」
由比ヶ浜「ほんと!?」
八幡「最初に比べるとずいぶんましだ。まあこれで葉山に渡せるんじゃないか」
由比ヶ浜「そっかー、ヒッキーのおかげだね」
八幡「奉仕部としての仕事だからな」
由比ヶ浜(・・・・・)
由比ヶ浜「・・・やっぱり、ヒッキーはやさしいよ」
八幡「・・・・」
由比ヶ浜「ね、ねぇ、最後に明日の昼もつき合ってくれない?」
由比ヶ浜「本当に大丈夫か最後に確認しときたいし・・・」
八幡「・・・・」
八幡「わかった。いいぞ」
由比ヶ浜「ありがとぉ」
翌日
由比ヶ浜「今日もありがとうね!!」
八幡「ああ、今日で最後だしな」
由比ヶ浜「うん・・・、じゃあ食べてみて?」
八幡「なんでラッピングされてんだ?」
由比ヶ浜「あ、あのね、ちょっと早いけどヒッキーにバレンタインチョコってことで」
八幡「・・・・・」
由比ヶ浜「ヒッキーここずっと私の為にがんばってくれたしさ」
由比ヶ浜「私も最近はヒッキーにおいしいって言ってもらいたくてがんばったの」
八幡「・・・・」ガサガサ
八幡「・・・・」モグモグ
由比ヶ浜「そ、それでね!!隼人君にあげるのはまだいいかなぁーって」
八幡「・・・・」モグモグ
由比ヶ浜「ヒッキーの為にここまでがんばれたしさ・・・」
八幡「・・・・」モグモグ
由比ヶ浜「私もしかしたら、まだヒッキーの事好きかもしれない」
八幡「うん、やっぱり上手くなってる」
由比ヶ浜「ほ、ほんと!!」
八幡「いやー、いいね。女の子が自分の為にがんばって料理がうまくなるってのは」
八幡「理想的なシチュエーションだな」
八幡「それで、ほとんどの男どもは落ちるだろ」
八幡「まあ由比ヶ浜は優しいし、気が利くし、手作りお菓子なんて渡したら男はウハウハになる」
由比ヶ浜「そ、そう///」
八幡「だけどな、俺、最近唐揚げや肉じゃがが好きになってさ」
由比ヶ浜「・・・え?」
八幡「なんか思い出したら食いたくなってきた」ジュルリ
八幡「悪いけどここで失礼するわ」
八幡「あ、チョコケーキはちゃんと上手いから自信もって葉山に渡せ」
由比ヶ浜「え!?えっ!!?」
八幡「あと、ビッチみたいにフラフラしてないで、葉山みたいな将来性のある男をつかまえとけ」
八幡「それが言いたかった。じゃな」
由比ヶ浜「び、ビッチっていうなあああああ」エッグッ
部室
八幡「おう」
雪乃「あら、昼にここにくるのは久しぶりね」
八幡「そうだな、で、急で悪いんだけど」
八幡「お前の弁当一口でいいから分けてもらえない?」
雪乃「もう食べてしまったわ」
八幡「だよな、もう昼休み終わるしな」
雪乃「でも、あなたのお弁当ならそこにあるわ」
八幡「・・・・・・」
八幡「お前、ずっと作って来てたのか?」
雪乃「どんだけ自信家なのかしらあなた。偶然今日は作り過ぎたのよ」
八幡「・・・そっか」
八幡「じゃあ、遠慮なくいただくわ」
八幡「」ガツガツ
雪乃「」チラッ
八幡「」ガツガツ
雪乃「」チラッ
八幡「」ガツガツ
雪乃「」ジー
八幡「・・・・」ガツ
八幡「今までで一番うまいよ」
雪乃「そう、久しぶりに食べたからかしら」
八幡「てか、お前どんどん弁当に手間かけてるだろ」
雪乃「あら、根拠は?」
八幡「いつも俺の反応楽しみにしてるじゃん」
雪乃「・・・・」
雪乃「・・・あなた、ちゃんとここに帰って来たのね」
八幡「まあな。俺の胃袋はお前につかまされてるといっても過言じゃない」
雪乃「そう。よかったわ」
八幡「女の子が自分の為にがんばって料理してくれるなんて」
八幡「俺の理想だからな」
雪乃「ふふっ、あなたにしては一般的な考えなのね」
雪乃「まあ私もあなたの食べてる姿」
雪乃「好きよ」
八幡「そっか。これからもお願いします」
缶


関わるなと言いながらまた会うつもりだったのかよ