上条「寮監……ですか」 の続き。ただし、作者はこれまでと別人。
【関連】
上条「寮監……ですか」【1】(1日目打ち切り)
http://ayamevip.com/archives/44210394.html
上条「寮監……ですか」【2】(>>41(1日目打ち切り)から分岐 3日目打ち切り)
http://ayamevip.com/archives/44210443.html
上条「寮監……ですか」【3】(>>41(1日目打ち切り)から分岐 実質本編)
http://ayamevip.com/archives/44210715.html
上条「寮監……ですか」【4】(番外編、エロ展開)
http://ayamevip.com/archives/44210926.html
元スレ
上条「寮監…ですか」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1267624842/
上条「常盤台女子寮の代理ですか・・・」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1267855702/
上条「……で、なんでまた俺はここにいるんでせうか?」
美琴「それは、また寮監が寮を離れなきゃいけなくなったからでしょ?」
黒子「前回の仕事ぶりを寮監はいたく気に入りましたの。そこで、今回も貴方に白羽の矢がたったというわけですわね」
上条「……まあ、かなり良い待遇の仕事だし、仕事をすることに文句はねえんだけどさ。……ただ、半ばどころかほぼ脅迫でしたよあの電話」
美琴「それだけ寮監もアンタを信頼してんのよ。ほら、グダグダぼやいてないでさっさと寮監室にいきなさい」
黒子「挨拶は夕食時でいいと思いますの。きっと皆さん喜びますわよ」
上条「はいよー」
きっちり続けられるか分からん
眠いし
上条「この部屋に入るのも久しぶりだなー」ドサッ
上条「フフフ、前回と同じ轍は踏まない上条さんですことよ。今回はきっちり着替えやその他生活用品は用意済みだぜ」
上条「しっかし、相変わらず整理されてるな……」
コンコン ガチャ
黒子「失礼しますの」
上条「おお白井、どうした」
黒子「そういえば、寮監から言伝を言いつかってますの」
上条「なんだ?」
黒子「『罰則の内容は任せるが、一応参考用のメモを名簿に挟んである』だそうですの。お目通しのほどよろしくお願いいたしますわね」
上条「はいはい」
黒子「それでは、また後ほど」
ガチャ
上条「名簿名簿……あったあった」
上条「この名簿を見るのも久しぶりかー」パラリ
上条「お、これがメモか?」ピラ
『罰則についてのメモ
・基本的には前回に準ずる。ただし、罰則は罰則である。違反者への罰は前回よりも重くすること
・御坂、白井両名に関しては、前回同様厳罰を課すこと』
上条「……やっぱ、前回の罰則じゃあ軽すぎたか……?」
上条「ま、いいだろ。そんなに罰則をキツくしてもしょうがねえし、前回通りいくか」
……ジー
上条「……?」ブルッ
上条「何か寒気が……まあ良いか」
上条「さて、と。ついでに、寮生の確認しとくか」
パラリ パラリ パラリ
上条「……うーん、改めて見ると……」
上条「やっぱお嬢様ってカンジの綺麗な娘ばっかだなー」パラリ
上条「普通なら上条さんにはご縁のないような楚楚としたお方ばかりでしてよ」パラリ
上条「そんな娘たちと一つ屋根の下か……。青髪ピアスたちがキレるわけだよな」パラリ
上条「下心は無くとも、身に余る幸福だよな、良く考えたら」パラリ
上条「……」
上条「かと思えば、ビリビリみたいなのがお嬢様の頂点、か。世の中ってわかんねえ」パラリ
コンコン ガチャ
黒子「寮監代理さん、もうすぐお夕食のお時間でしてよ」
上条「おっと、もうそんな時間かよ」ガタッ
黒子「……お仕事の準備に夢中でしたのね。随分と、このお仕事を気に入られたようで」
上条「まあな。勝手もある程度分かってるし。なんつーか、居心地良いんだよなぁ、ここ」
黒子「……麗しい少女に囲まれて鼻の下を伸ばさないでいただけませんこと?」
上条「いやいや、そういうことじゃねえよ。前だって皆優しかったし、それに……」
黒子「冗談ですわよ。……それより、挨拶は考えてますの?」
上条「………………あ」
黒子「まったく……。まあ、初対面というわけじゃないですし、きっとなんとかなりますわね」
上条「上条さんはプレッシャーに弱いんですのよ?」
黒子「馬鹿なことおっしゃってないで、行きますわよ」
――ガヤガヤ ワイワイ
ガチャ
上条「失礼しますー」
生徒A「あっ!上条先生じゃありませんの!?」
生徒B「キャー!上条先生!また来てくれたんですね!」
生徒C「嬉しいですね。また上条先生とご一緒に生活出来るだなんて」
生徒E「これは……御坂さんとキャッキャウフフな展開!?いえ、白井さんとの三角関係!?」
生徒F「むしろこれは……料理長とのフラグ!?」ゴクリ
生徒G「だとしたら、リベンジって事なのかしら……wktk」ゴクリ
生徒D「ねーよ」
上条「あー……とりあえず皆さん座って座って」
「「「はーい」」」ガタ ガタ
シーン
上条「……えー、再び寮監代理を努める事になった、上条当麻です。改めてよろしくお願いします」ペコリ
「「「よろしくお願いしまーす」」」
生徒B「今回はどれくらいいらっしゃるんですかー?」
上条「それが、いつまでなのか分からないんですよね……。寮監さんの用事が済み次第、交代ってことみたいです」
生徒D「それじゃー、無期限もあり得るって事ですかー?」
上条「それはないと思いますけど……まあ、いつまでが期限か分からないって点ではそうなのかもしれませんねー」
「えー、無期限の方がいいのにー」 「ねー」 「寮監が戻って来ませんよーに!」
上条「あはは……。とにかく、これから改めてよろしくお願いします」
生徒A「上条先生、それ二回目ですわ」
源蔵「先生。緊張なさってるようですが、まあそう固くならなくても大丈夫でしょう。……それより、早く料理食べてくれませんかね。冷めちまいますよ」
上条「あ、ああ、そうだった!えー、それじゃあ皆さん……いただきます」
「「「いただきます!」」」
上条「はー、この豪華な食事をとるのも久しぶりだなぁー……。前回の仕事が終わってしばらくは、家の飯が恐ろしく味気無く感じましたよ本当に」
美琴「良かったわねー。しかも、周りは美少女ばっかりよ?こんな目にも麗しい状況で美味しい食事なんて、アンタ本当に運が良いわねー?」
上条「いやー本当にそう思いますよ。まさか、この不幸の申し子上条当麻にこんな素晴らしい幸福が舞い込むだなんてなー」
黒子「本当にそうですわね。寮生の皆さんも貴方をいたくお気に入りになっているようですし、両手どころかお花に囲まれて……なんてことも夢ではないかもしれませんわよ?」
上条「上条さんにはそんな下心はありませんことよ。美味しい食事が出来て、お給料が貰えればそれでオッケー。……というか、ここの寮生方のような美少女には上条さんのようなブ男など縁も所縁もございませんっての」
黒子「あら、ご謙遜を通り越して随分と卑屈ですのね。……お姉様から引き剥がすチャンスかと思いましたのに……って、あら」
上条「ん?」
美琴「…………」バチッ バチッ
上条「み、御坂さん……?なぜ、そんな不機嫌そうにバチバチなさっているのでせう……?」
美琴「なんでもないわよ、馬鹿」バチッ
黒子(……相変わらず素直になれませんのね)
夕食後
カツ カツ カツ
黒子「まったく、お姉様は。ご自分から話題をふっておきながら、それで機嫌を損ねるなんて矛盾してますわよ?」
美琴「うう……分かってるわよ。でも、やっぱ複雑なの……」
黒子「あの方の肩を持つのは嫌ですが、あの方に限っては『可愛い』だの『美人』だのは好意に結び付きませんでして?その事はお姉様もよくご存知でしょうに?」
美琴「分かってるわよ、そりゃ。……でも、私には全然そういうこと言ってくれない癖に……」
黒子「ハァ……。そんなの当たり前じゃございませんの。お姉様は、あの方に会えば電撃を飛ばしたり蹴ったりどついたり暴れたり。照れ隠しなら可愛いものですが、傍目には単なる暴力少女ですのよ?」
美琴「……」ズーン
黒子「……逆に考えれば、今回の寮監代理は、チャンスですの。前回は空回りしっぱなしでしたけれど、今回はしっかりとお姉様への印象を変えるんですのよ」
美琴「……チャンス……」
黒子「そうですの。お姉様の印象を暴力からお淑やかに変えれば、あの方のお姉様への態度も変わるのではありませんこと?」
美琴「……そうよね。そうね、やってやるわ!今度こそ、アイツに見直させてやるんだからぁぁぁぁぁあああっ!」バチバチバチッ
黒子(……はぁ、どうして黒子はお姉様を応援するような真似をしているのでしょうか。……ま、お姉様がお喜びになるなら、損する役回りでも……我慢は出来ますわね)
黒子「………………はぁ」
寮監室
上条「えーと……消灯まで雑務はナシっと……。とりあえず週間の業務予定を確認しとくか……」
コンコン
上条「……どうぞー」
生徒A「し、失礼いたしますわ」ガチャ
上条「お、生徒Aさんどうしたんすか?」
生徒A「えっと、何かお手伝い出来ることはないでしょうか……?」
上条「気を使ってくれてありがとう。でも、今んとこは大丈夫かな」
生徒A「そ、そうですか……」
上条「……あー、じゃあ、消灯時刻より前には着替えておくように皆に伝えておいてくれないかな?ほら、消灯の時に着替えててバッタリなんて笑えないし」
生徒A「は、はい!それくらいならお安い御用ですわ。……あ、あの、上条先生?」
上条「はい?」
生徒A「あの……その……」モジモジ
上条「?」
生徒A「あ、あの……み、御坂先輩とは、どういったご関係でしょうか!?」クワッ!
上条「えっ………………は?」
生徒A「いつぞやの寮前での待ち合わせとか、大覇星祭での出来事や様々な目撃談……り、寮内でも御坂さんへの態度だけ特別な気もいたします!」
上条「いや、あの」
生徒A「も、もしや上条先生は御坂先輩とただならぬご関係でいらっしゃるのですか!?」
上条「だから、あの」
生徒A「真実の程を!どうか!!」
上条「……………あー……」
生徒A「………」ウルウル
上条「……一言で言うと、腐れ縁?」
生徒A「……え?く、腐れ縁、でございますか?」
上条「そう、腐れ縁」
上条「いつ頃からか、街中でアイツに絡まれるようになって……所構わず電撃を放ってくるわ、容赦無い攻撃をしてくるわ、はた迷惑な奴としか思わなかったな」
生徒A「あの御坂先輩が、そんな……」
上条「んでまぁ、ある事件に巻き込まれたのを境目に、ちょいちょい共闘したり、出くわしたり」
生徒A「じ、事件………?共闘………?」
上条「あ、ああっと気にしないでくれ!……とにかく、アイツと俺はそんな関係じゃないって。っていうか、アイツもそんな気はないだろうしな」
生徒A「………………上条先生、鈍いんですのね」ボソッ
上条「は?」
生徒A「いえ、なんでもありませんわ。……そ、それじゃあ上条先生、今、お付き合いしていらっしゃる方はいらっしゃいまして?」
上条「はっはっは。上条さんはこの通り全然モテないんで、生まれてこの方一度たりとも彼女なんていませんでしてよ」
生徒A「そうですか……。それなら、私にもチャンスはありますのね」
上条「は?」
生徒A「上条先生、ありがとうございました。それでは、私は皆さんにお伝えしてきますわ。また後ほど」
上条「え?あー……いっちまった……。チャンスってなんのチャンスだよ……?……ま、いいか」ガチャン
上条「さーて、消灯の時間ですよー」コンコン
「はーい」ガチャ
上条「準備は出来てますね。じゃ、おやすみなさい」
「おやすみなさーい」
―――略―――
コンコン
「はーい」ガチャ
上条「はやく寝て………って、なにやってんすか御坂さん」
美琴「いやーちょっとね」
黒子(素直になる訓練と称してスキンシップをとろうとしましたのに……。まさか、看破されてこんな紐でぐるぐるに縛られるとは思いませんでしたわ)
上条「…………とりあえず、風邪引かないようにして早く寝ろよ」
美琴「はーい」
黒子「モガー」
――略――
コンコン
「あ、あの、ちょっと待っていただけませんか?」ガタガタ
ガチャ
生徒A「お、お待たせいたしましたわ」アセアセ
上条「なんだ、消灯の準備終わってなかったのか」
生徒A「はい……。申し訳ありませんわ」
上条「いやいや、伝言に時間が割かれちまったんだろ?ごめんな」
生徒A「い、いえ!私がしたくてしたことですから……」
上条「ありがとうな」イケメン
生徒A「は、はい!」ドキッ
上条「じゃ、ゆっくり寝るんだぞー」
生徒A「は、はい。おやすみなさいませ……」
上条「おやすみー」ガチャン
上条「………」
上条(ぱ、パジャマが微妙にはだけててスゲー危なかった……。上条さんには刺激が強すぎますことよ……)ドキドキ
上条「さーて、消灯の見回り完了っと」
上条「宿題でも進めるか?」
上条「いや、でもアレは俺一人じゃどうにも……」
上条「あー畜生。アレイスターの野郎、休暇をくれるのは良いけど宿題なんて出すなよなー」
上条「『学生の本分は勉強だ』じゃねえっての。大体、学生を勉強以外に使おうとしてんのお前じゃねぇか」
上条「………」
上条「ま、いいや。寝るか」トスッ
上条「このソファーも久しぶりだなぁ。まだ五時起きの魔術は残ってるかなーっと」
上条「………くかー」
生徒A「…………」コソッ
生徒A「……寝てらっしゃいますわね」
生徒A「フフ、やっぱりこのソファーでしたか。予想通りですわ。寮監室に籠られたら手出しができませんもの」
生徒D「で、ソファーで寝てる今ならなんとかなるって?」
生徒A「そういうことですわ………って、生徒D先輩!」
生徒D「しーっ!大きい声を出すなっての。……やっぱり、アンタも狙ってたわけね」
生徒A「先輩……も?」
生徒D「……」コクリ
A「……仕方がありませんわね。今日のところは、お互い引き下がりましょう?」
D「それが良さそうね。……ま、私は3Pでも大丈夫だけど?」
A「な、な、な、なにをおっしゃっているんですか!」カーッ
D「冗談よ冗談。じゃ、写メくらいは大丈夫でしょ。撮ったら部屋に戻るわ」
A「……そ、そうですね。写メくらいなら……」
上条「………くかー……」
ピロリーン ピロリーン ピロリーン
A「……(か、可愛い……)」ドキドキ
カシャ カシャ カシャ
D「………(……うう、体が熱い……)」ドキドキ
翌日
上条「……やっぱ五時に目が覚めるんだよな。いやーすげーよこのソファー」
上条「……にしても、相変わらず誰も起きてないとただっ広く感じるな」
上条「んあー……。寮内でも回るか」テクテク
源蔵「お、寮監代理。お目覚めですかい?」
上条「ああ、源蔵さん。早いですね」
源蔵「料理の仕込みをしなきゃならねえからな。いつもこんなもんだ」
上条「そうだったんですか。お疲れさまです」
源蔵「いやいやいや。……それより、寮監代理はなにを?」
上条「五時に目が覚めたはいいんですが、なにもすることがなくて」
源蔵「なるほどなるほど。……寮監さんは、いつも寮内を軽く掃除してましたよ」
上条「掃除か……。それいいですねぇ。やってみます」
上条「……とは言ったものの、広いなぁこの寮」
上条「もう一時間半経っちまった」
上条「まだ半分も終わってねぇぜ」
上条「とりあえず出来るところまでやるか……?」
黒子「あら、寮監代理。おはようございますの」
上条「おお、白井。どうした?随分早いな」
黒子「風紀委員の仕事が入りましたの。私の分の朝食は不要ですわ」
上条「一応、とっておいて貰えるか訊いておこうか?」
黒子「それじゃあお願いしますの。では、行って参りますわ」シュン!
上条「……大変だなぁ風紀委員も。さーて、源蔵さんとこ行くか」
源蔵「お、寮監代理。なんか御用で?」
上条「ええ。白井が風紀委員の仕事で朝食に間に合うか分からないので、白井の分を残してはいただけませんか?」
源蔵「お安い御用です。治安を守る風紀委員や警備員の方々には頭が下がりますや。……と、そうだそうだ。寮監代理、モノは相談なんですがね」
上条「はい?」
源蔵「ウチの厨房で、一人手伝いを雇いたいんですわ。パン食を増やしてって要望が寮生から沢山きてるんですが、何分パンは手間がかかる。パン作りに慣れたバイトが欲しいんですよ」
上条「はぁ、なるほど」
源蔵「給料は心配いりません。俺は多すぎるくらい貰ってますから、俺の財布から出しますや」
上条「分かりました。とりあえず、寮監さんに訊いてみます」
源蔵「お願いします」
源蔵「……どうでした?」
上条「許可が降りましたよ。給料や備品もちゃんと学舎の園から支給されるようです」
源蔵「そりゃあ良かった。それじゃあ、募集広告でも作りますかね」
上条「……そうだ源蔵さん。そのバイトなんですが、俺に一人心当たりがあるんですよ」
源蔵「本当ですかい?」
上条「ええ。パン屋で下宿してるんで、パン作りには慣れてんじゃないかと。それに、ここでバイト出来んなら喜んで承諾しますよ」
源蔵「そりゃあ良い。それじゃ、その件については任せていいですかね?」
上条「任せて下さい。それじゃ、朝食のほうよろしくお願いします」
源蔵「あいよ!今日は腕によりをかけて作りまさぁ!」
朝食後
上条「源蔵さん、バイトの件なんですが」
源蔵「お、もう連絡がとれたんですかい?」
上条「はい。案の定、二つ返事で承諾しましたよ」
源蔵「そうですか。そりゃあ良かった……。ただ、寮監代理を信用していないわけでは無いんですがね、ソイツは本当に信用できるんですかい?女子寮で働くことを嬉々として承諾する輩だと、お子さんを預かる身としちゃあ心配なんですわ」
上条「大丈夫ですよ。源蔵さんもめちゃめちゃ気に入りますって」
源蔵「……それなら、寮監代理を信じますぜ。いつから来れるんですかい」
上条「明日の朝にはこっちにこれると。一応向こうの下宿先からこっちに通うカンジになりますね」
源蔵「そうかそうか。それじゃあ、俺はパンのメニューでも考えますわ」
上条「よろしくお願いします」
舞夏「おー、上条当麻ー。おはよー」
上条「お、舞夏じゃねえか。そっか、実地研修に来てんのか?」
舞夏「そうだぞー。メイド見習いに休みはないのだー」
上条「休日だってのに大変だな」
舞夏「ふふーん。メイド見習いに疲れはないのだー」
上条「流石だよな。上条さんなんて、寮監代理業務にへばりそうですよ」
舞夏「……そういえばそうだなー。上条がここにいるのが自然すぎて受け入れてたぞー。また寮監代理かー」
上条「自然か?前回だって一週間いただけなんだぜ?」
舞夏「それだけ馴染んでるってことだぞー」
上条「……なるほど」
舞夏「そういえば寮監代理、寮の備品が足りなそうだぞー」
上条「え、マジで?」
舞夏「トイレットペーパーが無くなりかけてたぞー。今まではこんなこと無かったのになー」
上条「業者が備品の補充に来るのは明後日だから……仕方ない。緊急用に買いに行くか」
舞夏「それが良いぞー。……にしても、やたらとトイレットペーパーの減りが早いのは何故だろうなー」
上条「女の子のアレコレなんて、上条さんには分かりませんことよ」
舞夏「フフフー、上条らしいぞー。それじゃあ、私はもう行くぞー」
上条「はーい、お疲れさまー」
雑談する寮生の溜まり場・食堂
上条「……というわけで、誰かに備品購入を手伝って貰いたいワケです」
「今、白井さんいないんだっけ?」「じゃー私行こっかなー」「えー私も行きたーい」「ここは源蔵さんが……」「ねーよ」
美琴「(ふ。フフフ。これはチャンスよ!一緒に買い物をして、かいがいしい所を見せてやるんだから!)あ、あのさー……」
D「はいはーい!私行きまーす!」
美琴「!?」
上条「お、Dさん。来てくれんのか?」
D「はい!私なら、自分の身は自分で守れますし。私の能力は先生も良くご存知でしょう?」
上条「そうだな。なら、Dに頼むよ」
美琴「わ、私も行く!」
上条「大丈夫だ。一人来てくれれば十分だ。サンキューな、御坂」
美琴「ぁ……ぅ……」シオシオ
D「それじゃー行きましょ?先生♪」
上条「そうだな。行くか」
とある第七学区の街中
上条「いやー悪いね」
D「いえいえ。先生の役に立てて嬉しいです」
上条「今まではこんなことってなかったんだろ?俺の不備で寮生に迷惑をかけるだなんて……」ズーン
D「いえいえ、先生のせいじゃないと思いますよ!(ある意味で先生のせいだけど)」
上条「そっかなぁ。なら良いんだけど……。ほら、俺ってなんだかんだで寮監代理やってまだ日が浅いし、なにかと至らないことばかりだと思うんだよな。それで寮生の皆さんに手間取らせたりとか迷惑かけてんじゃないかってビクビクしててさ……」
D「あはは、それはないですよ。先生はちょっと頼りないけど、凄く皆から慕われてますって!」
上条「やっぱ頼りねえんだよなぁ……」ズーン
D(か、可愛いっ!!)キュン
「………」ジー
上D「キャッキャウフフ」
美琴「……いいなー。アイツとあんなに自然に会話して」コソコソ
美琴「はぁ……私ももう少し素直になれたらな……」
美琴「……というか、あのD先輩ってもしやアイツに気があるんじゃ……」ハラハラ
美琴「が、頑張らなきゃ!」グッ
D「……ところで、上条先生。先生って、彼女さんとかいないんですか?」
上条「女の子ってこういう話好きだなー。生まれてこの方モテない街道まっしぐらな上条さんにはいないですよいるハズ無いですよチクショー」
D「プフッ、先生って卑屈ですねー。……でもそっかー、彼女いないんだー。じゃ、私が先生の彼女になったげる♪」ダキッ
上条「うわわわ!ち、ちょっとDさん!からかうのはよせって!」
D「あはは♪先生かわいー♪」
美琴「……」バチッ バチッ
上条「と、とにかく離れて!」グイー
D「いや~ん♪」
美琴「なんなのよアイツら……あんなにベタベタイチャイチャしちゃって……」バチッバチッ
美琴「ぅぅ……いいなー……」シオシオ
D「あーあ、剥がされちった」
上条「あ、当たり前だっての!」
D「あはは、先生って普段そんな口調なんだ♪その方がカッコいいよ?」
上条「ばっ……か、からかうなっての!」
D「からかってなんかないよ♪」
上条「だ、だから……」
D「ま、いいじゃんいいじゃん!さ、早くスーパー行こっ!?」タタタッ
上条「あ、待てって!」タタタッ
美琴「……はぁ、私もあんなことしたいなー……」シオシオ
美琴「ってアレ!?二人はどこいったの!?」
美琴「ああーっ!見失ったー!」
ヒソヒソヒソヒソ「なにあれー」ヒソ「関わらない方がいいって」ヒ「こわっ」ソヒソヒ「あやしー」ソヒソ「風紀委員よべ風紀委員」ヒソヒソヒソヒソ
美琴「………~~ッ!」アセアセ
美琴「うわぁぁぁあああん!」ダダダダッ
上条「あっれ~……Dちゃんどこ行った?」
上条「この曲がり角で見失って……ってことはそんなに遠くまでは行ってないか」
上条「路地裏にでも入ったか?あそこはアブねーってのに……」
「……ぁ、いいだろ?」「ヒャッハー」「や、やだ!」「テメェが入ってきたんだろーがアァ?」
上条「……ビンゴーって、まったく……不幸だー」タッタッタッ
上条「おい、お前らなにやってんだ?」
ハゲ「アァ?」
刺青「なんだなんだよなんか用ですかぁ!?」
モヒカン「ヒャッハー!消毒されてェのかアァン!?」
D「せ、せんせぇ……」グスッ
上条「……とりあえず、俺の連れがお世話になりました。じゃ、そういうことでコイツは連れ帰りますんで」ガシッ
ハゲ「そうは行くかよ。そこの女が俺らの溜まり場にフラフラ来やがったんだろ?」
刺青「自分からフラフラ来やがったんじゃァ何されてもナニされても文句はいえねーじゃんよぉ!?」
モヒカン「ヒャッハー!」
上条「はぁ……なんだか良く分からない理屈ですが、それじゃまたの機会に」
上条がDの腕を引き、路地の出口へ足を向けた瞬間である。背後の温度が急激に上昇するのを感じた。
上条「やばっ―――!」
幾多の戦いで培われてきた上条の勘が、一気に警報を鳴らす。次の瞬間には、上条はDを押し倒し二人で地面に倒れていた。
上条「伏せろ!」
D「キャッ!」
酸素が燃焼する音が頭上を通り過ぎ、熱風が地面に伏せる上条の背を叩く。オレンジの光が、薄暗い路地裏を照らした。
上条「スキルアウトかと思ったら……ガッツリ能力者かよ」
上条が立ち上がり振り返ると、そこには掌から炎を立ち上らせるモヒカンがニヤニヤと立っていた。
ハゲ「ハッハァ、そういうことだ。これでも俺らは全員がレベル3以上だ。怪我したくなきゃぁ、女を置いて失せろよ」
上条「はぁ……不幸だ……」
上条は頭を抱えながら、未だに地面にへたりこんでいるDを見た。例えレベル4の能力者とはいえ、本質は年頃の世間知らずのお嬢様である。どうやら、腰が抜けて演算どころか立つこともままならないようだった。
上条「仕方ねえ、な」
上条は前を見据える。
上条「テメェらが、か弱い女の子を寄ってたかって好きにできると思ってんなら。テメェらが、力でなんでもねじ伏せるってんなら」
幾多の敵を打ち倒した右拳を握り締め、傲岸不遜に上条たちをねめつける三人を睨み付け言い放つ。
上条「まずは――その幻想をぶち殺す」
モヒカン「カッコつけてんじゃねぇよヒャッハーァ!!」
吼えると、モヒカンは手を振りかざし、その手の平に巨大な火の玉を生み出した。
モヒカン「汚物は―――消毒だァ!!」
モヒカンが野球の投球の様に腕をふると、手の平の火の玉は形を変え、まるで蛇花火のごとく上条へ襲いかかる。
上条「炎は確かにヤバいが――」
だが、上条は怖じけづく事なく前へ踏み出す。
上条「――あのエセ神父のほうが、格段に強かった!」
一撃。上条の放った右拳は炎の渦に叩き込まれ、熱波と共に霧散してしまった。
モヒカン「は……ハァ?」
何が起きたのか分からずに唖然とするモヒカンと刺青。だが、ハゲはあくまで冷静に動いた。
ハゲ「なんの能力か知らねぇが……これならどうだァア!」
ハゲは身を屈めると、一瞬で上条へと距離を詰める。
上条(肉体操作系の能力者か――!?)
ハゲ「らッしゃァッ!!」
上条が反応するより早く、ハゲの右拳が上条の腹に叩き込まれる。まるでバットの先を鳩尾に叩き込まれたかのような衝撃と痛みが、上条を襲った。
上条(――なんだ、コレ――)
上条は、地面に膝をつく。そして、無防備になった上条の顔をハゲの回し蹴りが襲った。
上条「がふっ!」
脳を揺さぶられる衝撃を受けながら上条の体は吹き飛ばされ、Dのすぐ横に倒れ伏した。
D「か……か……か……かみじょ……せん……」
ブルブルと震えながら、倒れた上条に手を伸ばす。それは、心配ゆえの行動なのか、頼れる相手へと触れることで安心感を求めたのか。
だが、彼女の指が触れるより先に、上条は立ち上がっていた。
上条「……ってぇ……。だ、大丈夫だ。俺に任せとけ」
顔面の右半分を腫らしながら、上条は笑った。そして、三人に向き直り考える。
上条(ハゲの力……ただの肉体強化じゃない?……攻撃を受けたとき、何か妙な感触が……)
上条は静かに構える。
モヒカン「ひ、ヒヒ。なんだよ、さっきは能力が消されたんでビビったが、ただのガキじゃねぇか」
刺青「フクロにすりゃあぶっ殺せるぜ」
ハゲ「だな……。だが、俺の常勝パターンを受けて尚立つたぁな。根性あんじゃねえか」
ニヤリと笑うと再び、ハゲは一気に上条との距離を詰めた。
上条(来た――ッ!)
上条は、体を左へ寄せる。ハゲの右拳が体があった場所をないだ。
上条「ハァッ!」
フォームもへったくれもないような上条の左カウンターがハゲの顔面を捉える。ハゲは自ら顔面ごと上条の左拳に突っ込む形となり、威力のないハズの左カウンターは見事な一撃となってハゲの脳を揺さぶった。
ハゲ「がふっ!」
真芯に入った一撃。だが、ハゲは倒れることなく上条から距離をとった。鼻からは血が流れている。
モヒカン「ヒャッハー!」
モヒカンが炎を再び放つ。だが、これはあっさりと幻想殺しによって打ち消された。
上条(奴が肉体操作の能力者なら、さっきの左カウンターはよけれていたハズだ。なにより、あの一撃で鼻血まで出すわけがない)
上条(だとするなら、奴の能力は肉体操作ではない――?)
上条は、拳や蹴りを受けたときの感触を思い出す。何かが体を駆け巡った。痛みとは違う何か――
そして、ふと思い立った。
上条「お前、電撃使いだろ」
ハゲはニヤリと笑む。
上条「だが、お前はきっとレベル3なんかじゃない。精々がレベル1かレベル2。……操れるとしたら、生体電気ってとこか?」
ハゲ「……スゲェな。正解だ。俺はレベル1の電撃使い。能力名は『反射強化(エレクトロ・ブースター)』ってんだけどよ」
ハゲは構えをといて、能力を見破ったことへのご褒美とばかりに自分の能力を説明し始めた。
ハゲ「要は、生体電気のスピードを強化して反射速度を上げてんのさ。だが、イマイチ加減が出来なくてな、脊髄や脳までは強化してねぇんだ」
上条「通りで顔面にはあっさり一撃入ったわけか」
ハゲは鼻血を拭い、口から血の混じった唾を吐く。
ハゲ「だが、強化されんのは神経だけでね。精密動作はできねぇし、長く使うと筋肉が壊れちまう。だから、普段は常勝パターンで済ますんだが、なんでかお前は立っちまいやがるんで焦ったぜ」
上条「人より丈夫なんだ、俺」
ハゲ「丈夫かよ。……ハッ、なんだよお前面白ぇな」
上条「しょっちゅう電撃浴びたり骨折ったり筋肉ズタズタになったりしてっからな……って、あのさー、そろそろ帰っていいっすか?」
ハゲ「……やっぱ、面白くねぇわ」
目をギュッと細めると、ハゲは再び構えをとる。上条はため息を吐きながら、冷静に頭を動かした。
上条(精密動作が出来ない……ってのは、体に動きが振り回されるからだよな。だから、腹への拳から顔面への回し蹴りって固定のパターンを遵守せざるを得ない)
ハゲは呼吸を整え、静かに体を沈めた。
上条(だとするならば――)
空間が迫ってくるような感覚と共に、再び一瞬で距離が詰まる。
上条(攻撃は必ず正面から来る――!!)
上条は、真っ直ぐに右拳を撃ち出した。
顎の下にカウンターヒットした右拳は、ハゲの能力を打ち消しながら確実にハゲの目線を押し上げる。
上条「はぁぁぁぁあああああああああっ!!」
拳を振りきった。完全に力を失ったハゲの体は宙を舞い、地面に転がると動かなくなった。
モヒカン「ひ……ヒャッハー!」
モヒカンが再び炎を出すが、上条の相手にはならない。そして――
黒子「そこまでですわ!風紀委員ですの!」
一歩踏み出しかけた上条と、モヒカン刺青両名の間に黒子が現れた。そして、路地裏に響く幾つもの足音。ガチャガチャという無骨な音が混じるそれは、警備員のものだとすぐに分かった。
黒子「激しく争う物音がすると通報がありましたの!暴行と器物破損の現行犯で逮捕いたしますわ!」
モヒカン「ヒッ……!」
黒子は、へたりこむDと顔面を腫らす上条を見比べると、小さくため息を吐いた。
黒子「――今回限り特別ですのよ。仕事に私情を挟むだなんて、最低なのですけど」
いうや否や、黒子は地面に倒れ伏すハゲに関節技をかける。
愛穂「全員大人しくするじゃん!」
一気に警備員が路地裏になだれ込んだ。
黒子「そこの少年と少女は保護してくださいですの!こちらの三名が容疑者ですわ!」
愛穂「少年と少女は保護!……って、あれ?月詠センセのとこの少年じゃんか」
上条「はは……どうも」
時は、少し前に遡る。
美琴「どこいったのかしら、アイツ」
二人を見失った美琴は、あちらこちらをフラフラとしていた。トイレットペーパーを購入する予定だったスーパーにも姿は見えず、周辺にも見えず。気付かぬ間にすれ違って、もう二人は帰ってしまったのだろうか――
そんなことを考えていた矢先、美琴の耳は路地裏から争いの音を捉えた。
美琴「あ、アイツならあり得る……!」
溜まらず路地裏へと飛び込んだ美琴は、曲がり角で尻餅をつく羽目になった。
美琴「キャッ!」
曲がり角の先から、突如として炎が吹き出てきたからだ。美琴は痛む尻を撫でながら立ち上がると、曲がり角の陰から様子を窺った。
「――の幻想をぶち殺す!」
美琴(あ~!やっぱりアイツじゃない!……でも、私がここで出てったら絶対に後をつけてたことがバレちゃう……)
一般人ならばパッと思い浮かぶような簡単な方法にたどり着いたのは、それからしばらく経ってからである。
美琴(……あ、風紀委員に連絡すればいいじゃない)
かくして、匿名の通報を受けた風紀委員は、対能力者戦を想定した警備員との協力のもと、路地裏へと踏み込んだのである。
その中には、風紀委員の仕事で支部に呼びだされていた白井黒子(朝食抜き)も含まれていた。
上条「……にしても、まさかこうあっさりと解放されるとは」
D「……白井さんの機転のお陰で、私たちは単なる被害者扱いでしたからね」
しばらく後、二人は再び街を歩いていた。
結局、暴行を加えたのは一方的にハゲ一味で、ハゲを伸したのは白井黒子であるということになり、上条は暴行の罪に問われることなく済んだのだった。
上条「……まあ、あの巨乳の警備員は何か感づいてはいたみたいだったけどな」
上条はのんびりといった。小萌からの話で上条を一方的に知っている愛穂だったが、それ故に上条がハゲを伸したことに多少なりとも気が付いていたようだ。だが、それでもお咎めなしというのは、些か甘いようであるが。
上条「さーて、改めてトイレットペーパー買いに行きますか」
D「は、はい。……あの、上条先生」
上条「ん?」
Dは、頬を染めながらポツリと言った。
D「えっと……助けていただいて、本当にありがとうございました」
上条「あはは、気にすんなよ。一応寮監代理なワケだしさ」
上条は気楽そうに笑う。いつの間にか、Dもつられて笑っていた。
334 : 以下、名... - 2010/03/04(木) 21:22:11.04 JiZNFiksO 41/189えーそんなワケで地の文終了
書き溜めないので刺青くんの不遇は見なかったことにして下さい
想像以上にバトルに時間つかっちまった……
じゃ、ほのぼのに戻ります
一応、バトルシーンの補足解説↓
ハゲ:レベル1の「反射強化」。頭が良い
モヒカン:レベル4の「発火能力」。ヒャッハー
刺青:レベル0のなんか。空気。韻を踏むしゃべり方
ハゲたちの戦法
ハゲが全員レベル3以上のハッタリをかます→モヒカンが消毒するフリで威圧→ハゲが二発で伸す
刺青は……外見で威圧感を与える役とかそんなカンジで
因みに、黒子の機転は
・ハゲの怪我が顔面への二発(二発とも顔面の真ん中)であったこと
・上条はボロボロ、ハゲ一味は三人中二人が無傷だったこと
・黒子がハゲを伸したフリをしたこと
・風紀委員である黒子の証言が優先されたこと
などの理由で通用したカンジで
上条「やっと寮にもどってこれたなー。つっかれたー」
D「そうですねー……私はなんにもできなかったですけど」シュン
上条「しょうがねぇよ。いくらレベル4ったってDちゃんはか弱い女の子だろ?あんな状況じゃ腰だって抜けるさ」
D「上条先生……」
上条「結局、レベルなんて関係ねえんだって。例えレベル0でも、守れる気持ちがある奴が立てば良いんだ。だから、また何かあっても無理はすんなよ。俺が守るからな」イケメン
D「上条……先生……」ドキドキドキドキ
美琴「あ、お帰りー……って、凄い顔面ね」
上条「はは、ちょっとな。あ、御坂、トイレットペーパーを各トイレに補充すんのをDちゃんと一緒にやって貰えないか?俺はとりあえず病院行ってくる」
美琴「あ、うん。分かった。じゃあそれ貸しなさい」ガサッ
上条「頼んだぞ二人ともー」
「「はーい」」
上条「……結局、検査だなんだで夜かよ……」ゲンナリ
上条「昼飯も食えてねえし、腹減ったな………不幸だー」
ガチャ
上条「あー……寮監室は落ち着くぜー」
黒子「落ち着いている場合じゃありませんのよ?」
上条「う、うわっ白井!?」
黒子「もうすぐに門限のチェックですわ。お忘れになって?」
上条「そういやそーだ……あ」
黒子「どうされたのですか?」
上条「さっきはありがとうな、白井」
黒子「……別に貴方のためではございませんの。あのまま貴方が逮捕されれば、D先輩がお悲しみになりますから」
上条「でも、ありがとうな」
黒子「……どういたしまして」
上条「さ、確認にいきますかー……あー疲れたー」
黒子「………」
しばらく後―食堂
上条「飯うめー」
黒子「……先ほどの事件が事件ではありましたが、少し汗くさくはありませんこと?」
上条「ん……そういや、風呂入ってねぇな。お嬢様ってやっぱ日に何度も風呂入んの?」
黒子「一応は。淑女のたしなみですわ」
上条「ふーん」
黒子「寮監室には備え付けのお風呂がございますわ。そちらをお使いになられるとよろしいかと」
上条「分かった。サンキューな白井」
黒子「……お風呂。ふむ」ニヤリ
黒子「お・ね・え・さ・ま♪」
美琴「なによ黒子、気持ち悪いわね」
黒子「あらあらお姉様~。せっかくお姉様に有益な情報を持って参りましたのに」
美琴「……な、なにかしら」
黒子「今夜、あの方は大浴場を使いますわ。そこに、乱入するんですの」
美琴「……は?」
黒子「作戦は、かくかくしかじか……」
美琴「……つまり、黒子のテレポートで寮監室のお風呂を壊して、そのまま消灯後の大浴場を使うよう薦める。そこに乱入する、と」
黒子「そういうことですわ……って痛ーっ!」ゴンッ
美琴「あああアンタねぇ、そんなことが出来るわけないじゃない!」
黒子「……それじゃあ、お姉様はD先輩などの方々に先を越されても良いと?」
美琴「……うっ」
黒子「今のところお姉様は劣勢も劣勢。この分では、D先輩があの方を射止めることは決してあり得なくはないのでは?」
美琴「……うぅ」
黒子「D先輩はあの器量。スタイル。性格もフランクで大胆で素直、かと思えばいじらしい所もありますわ。ああいうタイプに殿方は弱いのでしてよ」
美琴「………うう」
黒子「それに、Aさんも侮り難いですわよ。恐らくはAさんもあの方を狙っておりますわ」
美琴「……あう」
黒子「器量は勿論のこと、あのお淑やかな性格!なんて楚楚としてらっしゃるのやら!」
美琴「……あうあう」
黒子「これを逆転するには、もはやこのくらいなさらなきゃいけませんの!意中の殿方のために一肌も二肌も脱げないで何が淑女ですの!」
美琴「あうあうあう」
黒子「さあ!ご英断を!」
美琴「ぴぃ!」
美琴「わ、わかったわよ!やればいいんでしょ!……うぅ……」カーッ
黒子「それならば、私は下準備に行って参りますの」タッタッタッ
美琴「…………と、とーまとおふろ…………あうあうあう」プシュー
「………!?これは皆さんに伝えねば!」
寮監室
上条「消灯まで時間があるし、先に風呂入った方がいいか?」
上条「でも、寮監さんの私物とかあると気が引けるしな……一応風呂場の確認を」
pi pi pi pi pi
上条「っと……寮監さん?」
ピッ
寮監『もしもし、上条くんかね?』
上条「はい」
寮監『明日はシステムスキャンだろう。明日の朝は私が戻ってシステムスキャンの準備を行う』
上条「なるほど」
寮監『システムスキャンが終わればまた寮から離れねばならんがな』
上条「分かりました。明日はお任せします……っと、何時ぐらいに戻られます?」
寮監『朝の五時には着く予定だ』
上条「分かりました。俺は丁度その頃に起きると思います」
寮監『うむ。準備は10:00まで掛かるから、それまで外をフラフラしていたまえ』
上条「あの寮監さん」
寮監『なんだね?』
上条「寮監室の風呂って使っても大丈夫ですか?」
寮監『ああ、構わんよ。まあ私の私物はあるだろうが、気にしないでくれたまえ』
上条「分かりました。……あー、でも石鹸とかは変えた方がいいですかね?」
寮監『気にするな。私は今更そのようなことを気にする年齢ではないからな。君が気になるというなら、変えても構わんが』
上条「い、いえ!滅相もございません!寮監さんは綺麗ですし、あの……っていや!そういうことではなくて!!」
寮監『ははは、君は相変わらず正直な少年だ。……まあいい。とにかく、よろしく頼む』
上条「は、はい!」
ブツッ ツー ツー ツー
上条「……うん、とりあえず風呂を見るか」
上条「……」
上条「……これは、なんとまあ」
上条「……意外なご趣味で」
上条「……ゲコ太ネット」
上条「……ゲコ太ブラシ」
上条「……ゲコ太シャンプー入れ」
上条「……ゲコ太シャワーキャップ」
上条「浴槽横の洗面器には湯船に浮かべるアヒルとかゲコ太」
上条「…………ファンシーだな」
上条「シャワーヘッドもゲコ太という徹底ぶり……なんかゲコ太がゲロ吐いてるみたいだ。そーいやゲコ太自身が吐きキャラだったっけ」
上条「うおっ、良く見たらカミソリとかマッサージ器までゲコ太だ」
コンコン
「失礼しますのー」
上条「はい!今行きます!」
ガチャ
黒子「あら、まだお風呂に入ってらっしゃならなかったのですわね」
上条「寮監さんから連絡があったんだよ。明日の朝にはシステムスキャンの準備に――って、ああっ!」
黒子「どうしたんですの?」
上条「明日は青髪ピアスこれねぇじゃん!料理長に伝えねえと!」ダダッ
黒子「慌ただしい方ですのね……」
黒子「でも……好・都・合♪」ニヤリ
上条「料理長も承諾したし、青髪ピアスも明後日に来ることで了解したっと……」
上条「まだ時間は大丈夫だろ。風呂に入りますか」
ガチャ
上条「白井ー……ってあれ?いねぇな」
上条「何しに来たんだ?アイツ……」
上条「ま、いいや。おっふろ、おっふろ、おっふーろー♪」
上条「寒っ!シャワー壊れてんじゃねえか!」ブルブル
上条「チクショーゲコ太め……」
コンコン
黒子「失礼しますのーって、キャッ!」
上条「うわわわわわわっ!閉めろ閉めろ!」
黒子「……なーんて、こんなことを一々気にする黒子ではございませんの」
上条「俺が気にするっての」
黒子「非常にどうでもいいですわ」
黒子「そんなことより、なにをそんな格好で固まってますの?溜まってますの?黒子で発散されるのは困るのですけれど」
上条「そんなことを女の子が言うんじゃありません!ちげーよ、シャワーが壊れててさ……」
黒子「でしたら、消灯後にでも大浴場をお使いになさったら?」
上条「大浴場?」
黒子「ええ。流石にこの時間では寮生が入ってますけれど、消灯後は誰も使いませんもの。そちらで入られるとよろしいのではありませんこと?」
上条「そっか。サンキューな白井……って、結局消灯の見回りは汗臭いままでやる羽目になんのか……」
黒子「大丈夫ですわ。趣味は人それぞれですもの」
上条「そういう問題じゃ…………まぁいいや」
黒子「それでは、失礼いたしますのー」
上条「はいよー」
上条「……結局、白井は何をしに来たんだ?」
消灯
上条「じゃ、電気消しますよー。お休みなさい」
「お休みなさ~い」
ガチャ
上条「これで消灯完了っと……。さー、風呂に行くかー」
黒子「ファイト!ファイトですわお姉様!」
美琴「う、うん!」
A「噂が正しいかは分かりませんが……行くしかないですわね!」
D「上条先生…………今背中を流しに行きます!」
?「…………ここは一つ、親睦でも深めますかね」
407 : 以下、名... - 2010/03/05(金) 00:37:20.89 yl96a98pO 54/189ここで誠に勝手ながらAとDに名前をつけようかと
それともアルファベットのままが良い?
因みに当ストーリーは
ID:1RwTp5ji0の設定を継承したパラレルワールドです
とミサカは言い訳を用意します
411 : 以下、名... - 2010/03/05(金) 00:40:38.38 VM7BhDazP 55/189オリキャラは叩かれる的だから名無しでおk
412 : 以下、名... - 2010/03/05(金) 00:40:45.22 yl96a98pO 56/189じゃアルファベットで
422 : 以下、名... - 2010/03/05(金) 00:50:44.84 YpkTe9q2P 57/189下手に名前つけてもぶっちゃけ痛いだけなんで、Dのままでいいのではなかろうか
「俺」に名前をつけるのと同じ位アフォ
カポーン
上条「んはー。お風呂はいいなー」
上条「っつーか広いなぁー。さっすが常磐台学生寮ー」ザバー
上条「お湯もなんか色ついてるし。入浴剤的なモンでもはいってんのか?」チャプン
上条「そりゃあここの寮生の皆さんは肌が綺麗なわけですなー」
上条「…………」
上条「………………いかんいかん、意識するな意識するな」
上条「あー血流が………」
上条「さてと、体洗いますか」ザバー
ガラッ
A「お邪魔致しますわ……って、キャッ!」
上条「うわわわわわわわわわわわわわわ」ザバザバザバ
A「そ、そんなに驚かないで下さいませんか?……そりゃ、いきなり入ったのは申し訳ありませんけど……」
上条「いやいやいやそういうことじゃなくてですね、え?何?消灯後って誰も使わないだろ!?」
A「ふふ……そうですわね。誰も使いませんわ」ススス
上条「……な、なにを近付いていらっしゃるのでせうか?」ビクビク
A「……ですから」チャプ
A「……お背中をお流し致しますわ」ニコッ
上条「いやいやいやいや駄目でしょ駄目です駄目だろ三段活用!」
A「良いじゃありませんの。お背中をお流しするだけですわ」ワキワキ
上条「その手の動きはなんですかーっ!っつーかAちゃんまだ中1だろ!?」
上条(ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいよチクショー!今だかつて無い危機ですよ!)
上条(まさかこんなイベントに巻き込まれるだなんて!……糞ッ、静まれ相棒!)
相棒「……」フルモンティ
上条(不幸だーっ!!でも大浴場の電気つけてなくて良かったー!今はまだ気付かれてないし……チクショーこういうときに幻想殺しは役に立たねぇ!右手で静める……ってそりゃ意味が違う!)
上条(ヤバいヤバいヤバいこのままじゃ上条は下条さんになっちまう!この状況を打開するには……打開するには……)
ガラッ
御坂「」
A「」
上条「」
上条「あばばばばばばば」
上条(サヨナラ……我が人生…)
御坂「な、なんでAさんがここに!?」
A「わ、私は……淑女として、お慕いしている殿方のお背中をお流しして差し上げにきましたの。そういう御坂先輩はなぜここに?」
御坂「わ、私は……」モジモジ
上条(い、生きてる?まだ死んでない?やったー!)
御坂「そ、そこのバカと戦いによ!」ビシィ!
上条(やっぱりサヨナラ我が人生ー!)
A「(……なるほど)……タオル一枚で、ですの?」
御坂「!?……た、タオル一枚じゃないわ!……その、やっぱり恥ずかしかったから、水着を……」ゴニョゴニョ
A「水着だなんて。私は、このタオル一枚だけですのよ?」
御坂「―――――ッ!?」
A「私は、この通り……お慕いする殿方に全てをさらけ出す覚悟が御座いますわ」チラッチラッ
御坂「――ッ!」カーッ
A「……そんな乙女の恋路を、戦いなどという無粋なもので邪魔するのでしたら……この場を退いていただけませんこと?」
御坂「私は……私は……」
上条(なんだか俺の預かり知らぬ所で戦闘が起きている気がする)ポツネン
ガラッ
D「上条せんせー、来ちゃいましたー……って、アレ?」
A「」
御坂「」
上条(……またややこしくなってきた)
D「あららー……Aちゃんも御坂さんもいたのかー」
A「……来るとは思っていましたわ」
D「当たり前でしょー?私がこんなチャンス逃すわけないじゃん♪……それに」チラッ
上条「?」
D「……あの怪我は私のせいだから。私が癒してあげたいの」
A「……」
美琴「……」
上条(………どうしよう。三人とも睨みあって固まってる)
A「……まぁ、D先輩は構いませんわ。上条先生をお慕いする者同士ですから」
D「ふふっ、まーね」
A「でも、御坂先輩は……?」
御坂「私は……私は……」
A「お慕いする気持ちで来ているわけではありませんの?」
御坂「私は………………うぅ」
御坂「私、は…………あ、アイツが」
ガラッ
源蔵「あん?なんで寮生がいんだ?」
上条「げ、源蔵さん!?」
源蔵「ほらほら、寮監代理。規則規則」
上条「あっ……そうだった!消灯時刻は過ぎてるから、皆部屋に戻ってくれ!」
源蔵「ほらほら!寮生はけぇったけぇった!」
A「……仕方がありませんわね」
D「あーあ、結局源蔵さんの一人勝ちかー」
御坂「私は……私は……」ブツブツ
ピシャッ
上条「助かりました」
源蔵「いやいや、構いませんやね。寮監代理にゃあバイトの件含めて世話になりましたからな」
上条「大したことはしてないんすけどね」
源蔵「協力を惜しまない態度が良いんですよ。ここは一つ、男同士裸の付き合いといきましょーや」ザバー
上条「良いですね……っていうか、ここの寮生は男の人に裸見られても平気なんですかね?」
源蔵「いんやあ、俺らが特別なだけでしょう」
上条「はぁ」
源蔵「寮監代理についちゃあ俺から言うことはありませんが……俺に関して言えば、俺は女の裸にゃあ興味はありませんからね」
上条「あはは、そうでしたね……」
上条(………って、忘れてたぁぁぁぁあああっ!ふ、不幸だぁぁぁぁぁああああっ!)
夜は更ける
チュン チュン
上条「………あー……朝、か」
上条「時刻は……5:00……」
上条「相変わらず正確だな……」
ブロロロロロ…… ガチャッ バタン
寮監「ご苦労だった、上条くん」
上条「あ、寮監さん……おはようございます」
寮監「その顔は本当に今起きたのだな。寝癖がついているぞ」
上条「あー……すいません」グシグシ
寮監「フフ、まあいいさ。一先ず、午前中限りは交代だ。午後からは、またよろしく頼む」ニコッ
上条「は、はい」ドキッ
しばらく後
上条「……暇だなぁ」
上条「朝なんてどこも店しまってるし」
というわけで上条さんが街中で遭遇するあり得そうなイベント頼む
>>469までで気に入ったの採用
上条「……で、結局……」
上条「なんやかんやでこの公園に来ちゃうんだよなー」
上条「自販機でコーヒーでも買うか」ピッ ガシャコン
カシュッ
上条「っぷはー、うめえ」
ミサカ「おや、奇遇ですね、とミサカは運命の出会い的なものを感じてドキッとします」
上条「お、御坂妹か」
ミサカ「はい、私は妹達のミサカ10032号です、と恐らく貴方が考えているであろう個体であるという証明を名乗ることで行います」
上条「いや、そんなことしなくても大丈夫だって……ほら」
ミサカ「?」
上条「そのネックレス。まだ付けていてくれてんだな」
ミサカ「当然です、これはミサカにとって大切な宝物です、とミサカはもはや体の一部となったネックレスを見てほんのり頬を染めます」
上条「はは、そりゃ嬉しいな」
ミサカ「ところで、貴方はなにをしているのですか?とミサカは平日であるのに街をフラフラする貴方に一抹の不安を覚えます」
上条「ああ、今特別休暇を使って常磐台の学生寮の寮監代理をしててさ。今日はシステムスキャンの日だから、午前中は仕事がないんだ」
ミサカ「なるほど」
上条「御坂妹はなにしてんだ?」
ミサカ「ミサカは何時でも根無し草です、とミサカはミステリアスな女を演出します」
上条「つまり暇ってことか……?」
「あー!カミやん!」
上条「げっ、青髪ピアス……」
青ピ「なんやなんやーまた可愛らしい少女と仲良さげに話してんねんなー!カミやんばっかずるいでー!」
上条「ただ話してるだけじゃねぇか……」
青ピ「もうそれがズルいねん!一体何人の女のことフラグ立てよったら気が済むねんなこの野郎!」
上条「だーうるせえ!別に俺はそんな気はねぇっての!」
青ピ「お嬢さんお嬢さん、こんな奴はほっといて俺と遊びにいかへん?」
上条「無視かよ!!」
ミサカ「私はこの人にゾッコンです、とミサカは死語を使いつつ片腕に抱きついて腕を胸に押し当てます」
上条「み、御坂妹!?」
青ピ「うがー!こないな不思議系美少女までカミやん病患者かー!!チクショーカミやんなんてもう知らんわ覚えてろやー!!!」ダダダダ
上条「嵐のようだった」
ミサカ「役得役得、とミサカは腕に抱きついたまま和みます」
バキィィィィィン!
青ピ「うわぁぁぁぁぁあああっ!」
ズザザザザァァッ!
上条「うおっ!青ピがロケットの如く飛んできやがった!」
ミサカ「忙しい方ですね、とミサカは…………おや?」
「……アァ?今なンかぶつかったかァ?」
ザリッ ザリッ
上条「…………お前は」
「アァン……って、お前……」
上条「……一方通行……」
一方「……三下ァ……エリザリーナ独立国同盟以来じゃねェか」
上条「青髪ピアスを吹っ飛ばしたのはお前か……?」
一方「ソイツが勝手にぶつかって来ただけだ」
上条・一方「……」ピリピリ
青ピ(なんなん?なんなんこの状況!?起き上がり難いで!)
「ほらほら。そこでなにを睨みあってんじゃん?」
一方通行「げっ、ヨミカワ……」
上条「あ、警備員の……」
愛穂「お、昨日ぶりじゃんか少年。でも同じ学校なんだからいい加減に私の名前を覚えるじゃん?」
上条「あー……すいません(夏休みまでの記憶ないとか言えねー)」
一方「……チッ、今日はお預けかよォ……おいヨミカワ!ガキはどこ行った!?」チラッ
愛穂「あっちで桔梗といるじゃんよ。ほらほら、久々の休みなんだからそんなピリピリするもんじゃないじゃん」
一方「うるせェ!俺はいつもこンなんだよ!!」
上条「……なんかお前、丸くなったか?」
一方「アァン?」
上条「いや、お前って知り合いとのんびりお散歩……なんてキャラじゃなかったろ、多分」
一方「………うるせェ」
上条「……ま、いいや。青髪ピアスが勝手にぶつかったっての、信じるよ」
一方「まだ信じてなかったのかよォ」
上条「だってキャラじゃねーし」
一方「テメェ……」ビキッ
愛穂「っていうか、二人はなんで睨みあってるんじゃん?」
一方「勝手に俺にぶつかって反射喰らったコイツを、俺が攻撃したって勘違いしてただけだ……まあ、いざこざは前にもあったしなァ」
上条「いやあ、すいません。俺の早とちりで」
愛穂「それはいいんだけど……ってことは一方通行、チョーカーのスイッチ切り替わりっぱなしじゃん?」
一方「ゲッ!?ヤベェヤベェ……」カチッ
愛穂「気を付けなきゃ電池切れるじゃんか。……それと少年」
上条「はい?」
愛穂「少年の愚直さは美徳じゃん。でも、友達を守るためになんでも拳を握ればいいってもんでもないじゃんか。もう少し、自分の能力だけじゃなくて大人も頼るじゃんか」
上条「すいません……」
愛穂「地下街の時も、この前も、今日も。多分、こんなのはほんの一部じゃん?若い内に無茶はするもんじゃないじゃんか」
上条「……若い内にって、先生も若いじゃないですか」
愛穂「そんな屁理屈は通らないじゃん。……大体、君になにかあったら月詠センセが泣くじゃんか」
上条「あっ」
愛穂「……君のために泣いてくれる人は沢山いるじゃん。その人たちの為にも、やっぱり無茶はいけないじゃんか」
上条「……」
愛穂(流石に反省したじゃんか?)
上条「……大丈夫です」
愛穂「へ?」
上条「だって、俺は絶対に戻ってきます。怪我の一つや二つはするかもしれませんが、俺は絶対に皆の元に帰るんです。だから、心配することもいらないし、泣く人だっていないんですよ」
愛穂「そ、そんなこと分からないじゃんか!」
上条「俺には、なんの才能も技術もない。精々がこの右手くらいです。……でも、俺は立ち上がれるんです。骨が折れようが筋肉が裂けようが、俺を信じてくれている人がいるなら!俺は何度だって立ち上がれる!」
愛穂「…………」
上条「……生意気言ってすいません。でも、俺は必ず戻ってくるんです。俺がどんなに不幸な人間でも、これだけは絶対なんです。……信じて下さい」
愛穂「…………」
上条「…………」
愛穂「………はぁ」
愛穂「……なんだ、やっぱり月詠センセは良い生徒に恵まれてんじゃん」
愛穂「地下街のときも、一緒にいた友達にそんなこと言ってたじゃん」
上条「そういやそうですね」
愛穂「そういう信念を持つ子は好きじゃんか。そして、それを曲げない子も」
上条「…………」
愛穂「これからも頑張るじゃんよ。ただ、月詠センセを泣かせたらただじゃ済まさないじゃん」
上条「分かってます」
愛穂「うん、ならいいじゃん。あー、あと風紀委員の門戸はいつでも開いてるじゃん……まぁ、組織に縛られるタイプじゃないのは分かってるけど」
上条「風紀委員は……考えときます」
愛穂「いつでも待ってるじゃん。……待たせて悪いね一方通行。そろそろ行くじゃんか」
一方「なげーンだよ説教。待ちくたびれちまったぜ」
愛穂「ふふ、後でファミレスでコーヒーパフェ奢ってやるじゃん」
一方「……そンなもんに釣られる俺じゃねェっての」
愛穂「本当にじゃん?」
一方「……チッ」
ミサカ「行ってしまいましたね、とミサカは今まで空気だった事を挽回すべく発言します」
上条「悪いな御坂妹」
ミサカ「いえ、特に気にはしていません、とミサカは懐の広さをアピールします」
上条「さーて……適当に街でもフラフラするかな」
ミサカ「ミサカは少し用事があるので、とミサカは名残惜しさを噛み締めつつ別れを宣言します」
上条「そうか。んじゃまたな御坂妹」
ミサカ「はい、とミサカは後ろ髪を引かれる思いでこの場を去ります」
青ピ「…………」ムクリ
青ピ「カミやん、結局最後の最後で放置しくさりよって……」
青ピ「絶対にしばいたるぁぁぁぁあああああっ!」
上条「朝の街は静かだなー」
上条「ってアレ?あのスーパーの前にいるのは……」
ミサカ?「あ、これは上条さんではありませんか、とミサカは別個体でありながら運命の再会を演出します」
上条「再会っつっても今別れたばっかだけどな……って、やっぱりお前は御坂妹じゃねーな」
18413「はい、私は妹達のミサカ18413号です、とミサカは他スレのキャラであるにも関わらず躊躇なく使います」
上条「なにやってんだ?」
18413「開店前にスーパーの前を掃除しているのですが、とミサカは出来るバイトであることを宣言します」
上条「そうかそうか。なんだかんだでお前ら楽しくやってんのな」
18413「はい、貴方のお陰です、とミサカは感謝の印にスーパーの割引券を差し上げます」
上条「おお!ありがとうございますミサカ18413号様!!」
18413「私がお礼のつもりで渡したのに、とミサカは逆にお礼を言われたことに戸惑いを感じます」
「不思議系キャラは。私の方が先」
上条「あれ?姫神?……なんだなんだ?今日はヤケに知り合いに会う朝だな」
姫神「その子より先に。私の方が不思議系としてデビューしたのに。私は。依然として空気」
18413「まあ私はオリキャラ(他人の)なのでこの場合比較すべきはミサカ10032号なのでしょうが、とミサカは微妙な訂正をいれます」
上条「そんなことより、姫神はなにやってんだ?」
姫神「(私のキャラ付けは。上条くんにとっては『そんなこと』……)……私は滅多に本編にもSSにも出ることはないから。ここぞとばかりに登場しただけ」
18413「実はこの作者は姫神SS書いたことあるのですが、とミサカは不要なアピールを行います」
上条「……なんだろう。こいつらがいると、確実に舞台裏ネタが盛りだくさんになりそうな気がする」
姫神「それは気がするじゃなくて。事実」
18413「両方ともギャグキャラですから、とミサカは実はシリアスも出来る自分をひた隠しにします」
上条「……ここだけ世界が違う……」
「にゃー!カミやん両手に花かこの野郎!!」
上条「あ、土御門」
元春「なんでカミやんばっかこんな女の子に囲まれてモテモテウハウハライフをエンジョイしてんだにゃー!」
上条「青髪ピアスもさっき似たようなこと言ってたぞ」
元春「にゃー!アイツも裏切り者だぜよ!ちゃっかりカミやんのコネにあやかって常磐台女子寮でのバイトゲッツしやがってー!」
上条「そういやそうだった」
元春「おいコラカミやん!!俺にも青ピみたいにバイト紹介するにゃ!!!」
上条「背中を刺す刃なんて魔法名の奴にバイト任せられるかっての」
元春「チクショー!こんな時ばっか魔術師かぶれなこと言いやがって!!許せんぜよ!」
「土御門、こんなところで油を売っていたのですか」
18413「次から次へと新キャラが、とミサカは余りのめまぐるしさに少しげんなりとします」
神裂「おや、上条当麻ではありませんか」
上条「神裂。久しぶりだな」
神裂「あの子が会いたがっていましたよ。天草式の面々も、ロンドンの女子寮の面々もですが」
上条「そっか、皆元気なんだな」
神裂「ええ、貴方のお陰です。……と、そんなことより土御門。こんなところで油を売ってないで、さっさと任務に戻らなければ」
元春「だってカミやんばっかずるいぜよ!常磐台女子寮の寮監代理を任されてるなんて!」
神裂「寮監……代理?」
上条「ああ、常磐台中学ってとこの女子寮の寮監が忙しいから、代理として寮監やってんだ」
神裂「なるほど。……もう寮監の仕事には慣れた頃で?」
上条「まあな。まだまだ至らない事はありそうだけど」
神裂「ふむ」
元春(…………なんだか凄く嫌な予感がする)
神裂「……実は、今ロンドンのイギリス清教女子寮の管理人が、かなり体調が悪いのです」
元春「やっぱりにゃぁぁぁぁぁあああああっ!!」
神裂「元々、結構な高齢ですから、いつ倒れて入院するか分からないんです。勿論、そうなった場合にいつ復帰出来るかも」
上条「………で?」
神裂「そうなった場合、管理人代理を貴方にお願いしたいのですが」
上条「…………え、えええええええっ!!」
元春「カミやんばっかズルいにゃぁぁぁぁぁぁぁああああっ!!」
神裂「も、勿論、そうなった場合で結構です!」アセアセ
スススス
元春「………ねーちん、まさかその機会に借りを返そう……とか思ってないかにゃ?」ヒソヒソ
神裂「ち、違います!……寮生は全員上条当麻を知っていますし、戦友として信頼もしています!ですから、寮監としての業務経験のあることからも、上条当麻が適役だと思っただけで………その………」ゴニョゴニョ
元春「…………(カミやん殺すぜよ)」ビキビキ
上条「…………分かった。ただ、こっちの寮監代理が終わってからになると思うが良いか?」
神裂「は、はい!そもそもこちらもいつそうなるか分かりませんから」アセアセ
神裂「そういうことですから、連絡があったときはよろしくお願いしますね」
上条「ああ、分かった」
18413「安易に別ルートフラグは立てるべきじゃないと思いますが、とミサカは呆れ顔を作りつつもwktkします」
元春(…………む、気配!隠れるぜよ)コソコソ
上条「あれ?土御門……消えた?」
神裂「土御門……また逃げられましたね」
「あ!いたぞー!」「どこだオラァ!」「焼き討ちにしろォ!」
上条「は?」
青ピ「アイツだ!あのツンツン黒髪だ!……ってあー!また新しい女の子を二人も!しかも巫女さんにセクシーなねーちゃんやんけ!」
「畜生!」「殺す!」「しばく!」「なぶる!」「掘る!」「焼き討ちにしてやるぜヒャッハー!」
姫神「多人数が出ると。やっぱり私は空気になる」
神裂「セクシーなねーちゃん……私のことでしょうか?」
18413「私は個体差が見分けがつきませんから、とミサカは補足説明を行います」
上条「な、なんだなんだ?」
青ピ「ここにおわすは非モテ男総勢134名!前回の常磐台中学女子寮のバイトで不採用だった面々の一部にお前のフラグメイカーっぷりにムカついた有志の方々や!さあ、往生せいカミやん!!」
上条「は、はぁ?」
「覚悟しろ!」「お命頂戴!」「絶対●す!」「死なす!」「死ろす!」「なぶる!」「ねぶる!」「掘る!」「ヒャッハー!」「」「」「」「」「」「」「「「「」」」」」」」」………
青ピ「やっちまえ!」
上条「う、うわわわわわわ」タタタタタッ
「逃げたぞ!」「追え!」
ドダダダダダダダダ
上条「ふ、ふ、ふ、ふ、」
上条「不幸――――だぁ――――っ!」
18413「嵐の様でしたね、とミサカはスーパーの開店準備に戻ります」ガララ
神裂「では私は土御門を捕まえに」シュバッ
姫神「………私は。空気」
572 : 以下、名... - 2010/03/05(金) 17:11:01.48 yl96a98pO 86/189そんなわけで上条さんの朝は終了です
次から女子寮に戻りますが、その前に少しおまけをば
とあるファミレス
一方「……」ズコー
愛穂「……そんなに不機嫌そうな顔はするもんじゃないじゃん」
芳川「そんなにあの男の子とお話ししていたかったの?」
一方「ばっ……!ち、違ェよ!」ゲホゴホ
打止「わー!貴方にもそういうラヴなロマンスがあるんだね!ってミサカはミサカは驚いてみたり!」
一方「あ、アホなこと言ってっとブッ殺すぞ!!」
愛穂「ファミレスで大きな声でそんなこと言うもんじゃないじゃん」
芳川「そうよ。っていうか、あなたは一応女の子なんだからしゃべり方は気を付けなさい」
一方「……性別とかくっだらねェ」
芳川「フフ……本当は自分が一番分かってるくせに」
愛穂「ホルモンバランスを敢えて操作しないのは、憧れの裏返しじゃん?」
一方「…………」ズコー
打止「ジュースを音を立てて飲むのはお行儀が悪いんだよ!ってミサカはミサカは大人なふりして注意してみたり!」
一方「……大体、アイツと俺は殺し合いをしてきた関係なンだぞ……今更フツーの関係になんかなれっかよ」
芳川「でも、なりたいんでしょ?」
愛穂「諦めるにはまだ早いじゃん」
一方「…………」ズコー
「あっ!アホ毛ちゃん!お久しぶりだね!」
打止「ほえ?ってあ!いつかの花飾りのお姉ちゃん!ってミサカはミサカは感動的な再開に喜んでみたりっ!」
初春「わー!また会うなんて思わなかった!」
佐天「わー、可愛い娘だね。初春いつのまに生んでたの」
初春「違います!っていうか、髪の色も見た目も全然違うじゃないですか!」
佐天「じょーだんよじょーだん♪……ってあれ?なんか誰かに似てる気が…………?」
一方「あン?知り合いか打ち止め?」
打止「うん!いつか私が人質になりかけたとき、庇ってくれたんだよ!」
一方「人質…………アァ」
初春「……あっ!あの時の白い人!……あ、あの、その節は本当にありがとうございました!!」ペコッ
一方「………気にすんなよ」
佐天「あ、あれ?こっちの人とも知り合い?」
愛穂「……全然状況が掴めないじゃん」
芳川「あなたは幻想御手って繋がりがあるけど、私なんて場面的にも被ったためしがないんだけど」
一方「第二位ン時に、アイツに人質にされかけた打ち止めを庇ったンだよ」
打止「あの時のことは感謝しきれないかも!ってミサカはミサカは抱きついてみたり!」
初春「あはは~もう可愛いな~アホ毛ちゃんは~♪」
佐天「やっぱり誰かに似てる気がする……うーん……」
愛穂「ああ、あの時に現場にいたのか。……って、良く無事だったじゃん!?」
一方「…………」
初春「……多分、攻撃の余波は全部この人が防いでくれたんじゃないでしょうか?」
一方「……」ギクッ
愛穂「……本当か?」
芳川「ベクトルの操作によっては、相手の攻撃ごと巻き込んで余波を打ち消すくらいは出きるかもね……もっとも、私は現場にいなかったけれど」
愛穂「……だとしたら表彰モンじゃんか、一方通行」
一方「……そもそもあれは、俺が原因で起きたようなモンだ。義務だよ、義務」
愛穂「望みもしない義務を真っ当にこなせる奴こそ立派じゃんか。よくやったな一方通行」
一方「…………」
打止「あの時のあなたはカッコよかったんだよ!ってミサカはミサカはのろけてみたり」
初春「じゃーねー」
佐天「……誰かに………似てる………」
芳川「元気な子達だったわ。若いって良いわね」
打止「ヨシカワまるでおばさんみたい!ってミサカはミサカは躊躇なく事実を突き付けてみる!」
一方通行「……俺が感謝されるたァな。世も末だ」
愛穂「アンタは立派にヒーローやってんじゃんか、一方通行。悪だなんだって気張るより、そっちのが似合ってるじゃん」
一方「……バカ言え」
打止「アナタがどんなに自虐しても、アナタはいつだって私のヒーローなんだよ、ってミサカはミサカは抱きついてみたり」
一方「…………」
芳川「貴方が自分を悪党だと言っても、貴方をヒーローと思う人がいたら貴方はヒーローなのよ、一方通行。そして、そう思っているのはここに三人いるし、さっきの子だってそう。……もしかすると、まだまだ沢山いるのかも」
一方「…………バカらしい」
打止「……これからも守ってね一方通行、ってミサカはミサカはヒロインを演じてみたり」
一方「…………」
……守ってやるよ
俺は悪党だ。それは変えるつもりはねェ
だが、悪党が守っちゃなンねェなんてルールはねェんだ
あの8月31日に誓ったじゃねェか。
………俺は、いつでもお前の悪党だ。
いつまでもな。
610 : 以下、名... - 2010/03/05(金) 18:51:30.14 yl96a98pO 93/189というわけで番外終了っす
さー今日一日スレタイから大分離れてしまいました
じゃ、上条さんに戻ります
常磐台学生寮 AM10:20
上条「あー……結局二時間半近くマラソンしてしまった……」
寮監「おや、上条くん。随分と疲れているようじゃないか」
上条「はぁ、まあ色々ありまして……って、あんだけのことがあったのにまだ朝かよ……」
寮監「後でシャワーでも浴びると良い。だが、その前に話がある」
上条「……?話、ですか」
寮監「うむ。寮監室で話そう」
上条「……で、話ってなんでしょう」
寮監「うむ。……君は寮生の諸君から人気があるようだな」
上条「はぁ」
寮監「寮監代理としての業務もきちんとこなしているとの報告も受けている。私としては、非常にありがたく思っているよ」
上条「あ、ありがとうございます」
寮監「ふむ……ただね、一つ残念な事があるのだ」
上条「……なんでしょう?」
寮監「……寮則と、それに伴う罰則についてはどうしているかね?」
上条「……今のところ罰則を適用した違犯者がいないのでなんとも……」
寮監「……それなのだよ。君は、些か寮則について考え方が甘い」
上条「……甘いですか」
寮監「うむ」
寮監「寮則は絶対だ。団体が団体としてあるためには、規律は守らねばならん。だからこそ、罰則というものがある」
上条「はい」
寮監「寮則に違反したものには、必ず規定通りの罰則を与えること。これは遵守してくれたまえ」
上条「……はい」
寮監「……私と違って君は優しいからな。心が痛むだろうが、頼んだぞ」
上条「……はい」
寮監「うむ。……ああ、それから、Dを助けてくれた一件についても感謝している。その顔の怪我、そこで負ったそうじゃないか」
上条「ああ、このくらいならどうってことないですよ」
寮監「やはり頼もしいな。……本当にありがとう」
上条「……」
上条「……さっきの罰則の話ですけど」
寮監「なんだ?」
上条「寮監さんも本当は心が痛いんじゃないですか?」
寮監「……」
上条「寮生の事を本当に心配している人が、心を痛めずに罰則を与えるわけがないと思うんですよ、俺は。……すいません、分かったような口を」
寮監「……いや、構わんよ」
上条「……今後は、きちんと寮則と罰則を遵守します」
寮監「頑張りたまえよ。君のことは信頼しているし頼りにしているからな」
上条「はい」
寮監「フフ……さ、堅い話は終りだ。そろそろ昼だし、一緒に昼食でもとらないか?」
上条「は、はい!喜んで!」
寮監「……久しぶりに源蔵氏の料理を食べたが、やはり美味いな」
上条「ええ。お陰で、俺の舌が肥えちゃって肥えちゃって」
寮監「ははは、今の内に目一杯肥やしたまえ」
上条「そうします……っと寮監さん」
寮監「ん?」
上条「寮監さんって意外に可愛らしいご趣味なんですね」
寮監「……やはり似合わんか。だから私物については気にするなと……」
上条「いやー似合ってますよ。ああいう趣味って可愛いじゃないですか」
寮監「……!…大人をからかうのはよしたまえ」ドキドキ
上条「へ?……ああ、可愛いって趣味のことっす。すいません紛らわしくて」
寮監「………だろうな」ハァ
上条「寮監さんは、やっぱ可愛いというか綺麗じゃないですか。そういう綺麗でキビキビした人がああいう趣味だったりすると、男ってクラッとしたりするんすよ……って、高校生が偉そうにすいません」
寮監「い、いや構わんよ(上げて落として……また上げるのかこの少年は……)」ドキドキ
上条「……っていうか、寮監さんって結婚とかお付き合いしてる人はいないんですか?」
寮監「残念だがな。こんな性格だ、夫も恋人もおらんよ」
上条「そーなんすか?俺ならほっとかないのに」
寮監「……ッ!?」ドキドキドキドキ
上条「まあ、俺みたいな子供じゃ相手にもしてもらえないんでしょうけれど」アハハハハ
寮監「………」ドキドキ
上条「あ、そういえば寮監さん」
寮監「な、なんだね」ドキドキ
上条「寮監室のシャワーが故障してるみたいなんですよ。どうすればいいですかね?」
寮監「……私が業者を呼んでおこう。それまでは大浴場か、シャワー室を消灯後に使いたまえ」
上条「ありがとうございます」
寮監「……上条くん」
上条「はい」
寮監「そういう上条くんは、付き合っている女性はいないのかね?」
上条「いませんよ。っていうかいるわけないですよ。生来女の子と付き合ったこともなければ告白されたためしもない俺ですから…………って自分で言ってて虚しい……」
寮監「なら、好みの女性はどういうタイプなのかね?」
上条「んー、寮の管理人のお姉さんタイプですかね……要は年上のおねーさんが好きなんですけど……って、あ」
寮監「……わ、私はお姉さんという年ではないからな。気にするな」ドキドキ
上条「あ、あは、あはははは……(良く考えたらタイプど真ん中じゃないですかー!)」
寮監「……では、また頼むぞ」
上条「はい、任せて下さい」
寮監「いつになるかは分からんが、また寮に戻ることが決まった時に連絡する」
上条「はい」
寮監「それから……そ、それ以外の時でも好きなときに電話は掛けても良いからな」
上条「はい」
寮監「それから、今日は御坂の門限は気にしないで良い。実験で遅くなるそうだ」
上条「分かりました」
寮監「……で、では行ってくるからな」
上条「行っちゃったな」
上条「さー、寮監代理を頑張るぞーっと」
644 : 以下、名... - 2010/03/05(金) 20:51:57.03 yl96a98pO 102/189ダメだ基本的に妄想力が足りん……
というわけで寮監ルート終了っす
ちなみに、これで入れ知恵してもらったネタで触れてないのは残る二つ(多分)
まだまだネタは募集しています
658 : 以下、名... - 2010/03/05(金) 21:02:44.65 yl96a98pO 103/189ちなみに一応設定の確認
舞台:常磐台学生寮での日常
メイン登場人物:上条当麻、御坂美琴、白井黒子、源蔵、舞夏、生徒A~G
モブは増えたり消えたりな可能性あり
寮監代理は無期限、適当に切ります
インデックスはイギリスで調整中
多分イギリス清教女子寮ルートで絡むことがあったらいいのに
夜・消灯後
上条「なんだかんだで今日も一日終わったぜー……」
上条「色々午前中にありすぎて疲れた……」
上条「大浴場……は止めておこう。昨日の二の舞はキツいしな」
上条「シャワー室行くか……」
ガチャッ
上条「ふーん、いくつもシャワー用の個室がならんでるわけか。……観葉植物まであるし豪華だな」
上条「ま、いいや。適当に使うか」
シャアアアアアアアア
上条「……あー、シャワー気持ちいー……」
ガチャッ
「あ~……つっかれたわー」
上条「!?」
美琴「あら?誰かいるの?……ま、いっか」
シュルシュル パサッ
上条(こ、こ、こ、この衣擦れの音は……お脱ぎになられていらっしゃる!?)
キィ パタン
キュッ シャアアアアアアアア
美琴「はー……つっかれたー」
上条(ととととと隣の個室だだだだだだだあばばばばばばばば!しかも曇りガラスでうっすらシルエットがあばばばばばばばばばば)
美琴「……?さっきから無言だけど、大丈夫?」
上条(……今喋ったら死ぬ気がする……)
美琴「……?シルエットもなんか……変ね……男みたいにガタイが良い……頭……は……黒い………ツン………ツン……………」
上条「…………」
美琴「…………」
シャアアアアアアアア
上条(無言が…………痛い)
美琴「……ふーん……正々堂々覗きとは良い度胸ね………」バチッ バチッ
上条「いやいやいやいや後から入ってきたのは御坂さんではありませんかハイこれ重要!上条さんは悪くありません!」
美琴「……じゃあなんで返事しなかったのよ」
上条「あっ……」
美琴「私が入ってきた時に止めればよかったじゃない」
上条「………その……テンパっておりまして……」
美琴「………」バチッ バチッ バチッ
上条「みみみみみみ御坂さん!シャワー室で電撃なんて洒落にもなりませんから勘弁してくださりませぬか!!」ガバッ!
美琴「わわわわ、分かったから土下座すんじゃないわよ!下の隙間から見えるだろうが!」
上条「は?」
美琴「顔を上げるなぁぁぁぁああああっ!」ゲシゲシ!
上条「いでででで!頭を蹴らないで下さい美琴様!」
美琴「じゃあこっちに顔を向けずに立ちなさい!」
上条「ははは、はいぃぃい!」
上条「うう……おでこが床のタイルに擦られてヒリヒリする……」
美琴「じ、自業自得じゃない!」
上条「……申し訳ありません……」
美琴「まったく、電撃を当てなかっただけ良かったと思いなさい」
上条「……はい……」
美琴「………」
美琴(うう……シルエットが見えて……ドキドキする……肌色が……肌色が……)ドキドキドキドキ
上条「………」
上条(……無言が……辛い……)
美琴「……あ、アンタの髪って、シャワーを浴びても結構ツンツンなのね。流石にてっぺんはペタンコだけど」
上条「ま、まあな。さすがにそこまで強情な髪ではございませんよ。そういう御坂もペタンコじゃんか」
美琴「……悪かったわね」ビキビキ
上条「……何やら不穏な空気……」ビクビク
美琴「ペタンコで……悪かったわねぇ!!」ビリビリビリビリィ!!
上条「うわわわわわわわわわわっ!」バキィィィィィン!
美琴「私だって好きでペタンコなワケじゃないわよ!今に見てなさい!すぐにおっきくなってねぇ!!」ワナワナ
上条「違う違う違う違う!御坂さんはなんの話をしているんでせうか!?俺が言ったのは髪の毛デスよ髪の毛!」
美琴「髪の……毛?」
上条「さっきまでその話題だったでしょうが!御坂さんはどんな飛躍のしかたをしたんですか!?」
美琴「…………」
上条「…………」
美琴「……そういえば、黒子はもう寝ちゃったかしら」
上条「御坂さん!露骨に話をスルーしないでください!」
美琴「ううううっさい!」ビリビリビリビリィ!
上条「ぼぎゃぁぁあああ!」バキィィィィィン!
ガチャッ
「なにやら騒がしいですね……ってアレ?」
生徒Z「あら、先客がいたんですね。失礼します」
上条(どどどどどどーすりゃいいんだ!?)
美琴「あ、あのさー……今は入んない方が良いと思う……なー……」
Z「どうしてですか?」
美琴「いやー、あのー、そのー……」
上条「………」ガクガクブルブル
Z「?……そういえば、もう一人の方は誰なんでしょう?御坂さんはすぐに分かりましたが……」
上条「……」ガクガクブルブル
美琴「……えーと……」
Z「……少し体つきがガッシリしてますね……髪も黒くて……ツンツン………………」
上条「……」
美琴「……」
Z「……」
上条(………デジャヴ?)
シャアアアアアアアア
上条「……」ゴシゴシ
シャアアアアアアアア
美琴「……」ワシャワシャ
シャアアアアアアアア
Z「……」カシュッカシュッ
上条(……無言だ……凄く無言だ……)
上条(しかもなんでZさんは躊躇なくシャワー浴びているんでせうか?しかも隣の個室で)
上条(……ああ……気まずい)
Z「……上条先生……ですよね?」
上条「……はい」
Z「……なんで御坂さんと入っていたのかは聞かないことにします……」
上条「いや……それに関しては事故と言わざるを得ないのですが」
Z「上条先生」
上条「……はい」
Z「私の門限違反について、罰則は無いんですか?」
上条「あ、そういえばそうだった……」
Z「一応理由を言いますと、システムスキャンの後に実験に協力していました。まあ、書類は提出し忘れていましたが」
上条「Zちゃんは……ああ、そういや原石なんだっけ」
Z「はい。まあ大した能力ではありませんが」
上条「でも、実験に協力していたなら罰則は……」
Z「上条先生」
上条「はい」
Z「規則は規則……ぜひ罰則を。出きる限り重い罰則をお願いします」
美琴(………なんかおかしくない?)
上条「そう言われても……」
Z「上条先生」
上条「はい」
Z「もし、私の罰則が重くなければ、今日のシャワー室でのことをあることないこと言いふらします」
上条「えっ」
Z「さあ。重い罰則を。草むしりですか?正座ですか?折檻ですか?折檻ですよね?折檻してく……ゲフンゲフン……」
美琴「……ち、ちょっと待って」
Z「……はい、なんでしょうか御坂さん」
美琴「これ、Zさんが規則を破ったことに対する罰則についての会話よね」
上条「多分」
美琴「……なんでZさんがアンタを脅してんのよ」
上条「……あ」
Z「……」
美琴「……しかも、罰則を重くするように」
上条「………」
Z「………」
美琴「………」
上条「…………えー」
美琴「……まさか……Zさん……」
Z「………ZがMじゃ、ダメですか?」
上条「……」
美琴「……」
Z「……」
シャアアアアアアアア
上条(空気が……重い………)
723 : 以下、名... - 2010/03/05(金) 22:48:32.19 yl96a98pO 115/189ここでZさんプロフィール
・二年
・原石の念動能力者。レベル3。詳細未定
・真性のドM。変態の中の変態
・策士
・上条さんに一目惚れ?
上条「と、とにかく……分かりました。罰則は明日通知します……」
Z「よろしくお願いしますね」
美琴「……」
上条「………」
Z「…………」
シャアアアアアアアア
上条(……やっぱり……空気が重い……)
美琴「……あのさー」
上条「……なんでせうか」
美琴「……アンタ、いつ頃シャワー終わる?」
上条「俺は……もうすぐに」
美琴「……じゃあ、向こう側を向いてさっと着替えてとっとと出なさい」
上条「………あっ」
美琴「………」
上条「………分かりました」
上条「……」コソコソ
美琴「……」シャアアアアアアアア←シャワーの音
Z「……」シャアアアアアアアア
上条(あばばばばば……なんでここのシャワー室は個室の扉が小さいんだ!全然隠れねーじゃん!際どい所が見えそうで見えなかったり……ってあー……血流が……)
美琴「……アンタ、後ろ向いてるわよね?」
上条「当然です!上条さんは紳士でございますよ!」
Z「……確かに後ろを向いてますね」
上条「でしょう!……って、へ?」
美琴「は?」
シャアアアアアアアア
美琴「ななななな、なに後ろ向いて着替えを見てんのよZさん!?」
Z「良いカラダ……」
上条「ほぎゃぁぁぁあああっ!」
上条「うう……上条さんはもうお婿に行けない……」
Z「ふふふ、良いじゃないですか別に。あ、なんならこのセクハラについても明日の罰則に加味する形でお願いします」
美琴「そそそ、そういう問題じゃないわよバカじゃないの!?」
Z「殿方の裸体も見れない意気地無しはだまらっしゃい」
美琴「意気地無しとかって問題でもないでしょ!」
Z「あ、なんなら私の裸も見ます?上条先生」
美琴「あばばばばばばば」
上条「はい」キリッ
美琴「はいじゃないわよこのバカ!!」ビリビリビリビリィ!
上条「うわわわわわわわわ冗談ですすいません!」
美琴「着替えたんならとっとと出てけー!」
上条「はははははははい!分かりました!」
ドタタタタタタ
ガチャッ バタン!
上条「あー……酷い目にあった……」
上条「後で一応御坂に謝りに行くか……」
上条「Zさんは…………まあいいか」
ガチャッ
上条「あー……寮監室がやたらと落ち着く……」
上条「……一応、名簿でZさんについて調べとこう」
上条「……後は明日が青髪ピアスの顔合わせと初仕事で……」
上条「えー………」
上条「っと、雑務やってたら結構時間経っちまったな」
上条「御坂んとこ行くか」ガタッ
美琴の部屋の前
上条「……やっぱ、扉を開けた途端にビリビリ~!とかあるかな……」
上条「いかんいかん!男・上条当麻、女子中学生にビビってどうする」
上条「行くぞ……」ゴクリ
ガチャッ
上条「御坂ーさっきは……」
上条「………」
美琴「んふふ~ゲコ太ゲコ太~」
上条「………」
上条(なんだなんだなんだ?え?扉を開けたら異空間ですよ!?なぜ御坂さんはカエルのお人形さんとお戯れになっているのでせう!?しかもパジャマも可愛らしいゲコ太柄!?しかも俺に気が付かないレベルでゲコ太さんに夢中かよ!?)
上条「……」
美琴「んふふ~♪ゲコ太♪ゲコ太♪」ゴロゴロ
上条「……」
美琴「ね~ぇゲコ太♪ゲコ太は私のこと、好き?」
上条「……」
美琴「うん!大好きだゲコ!(低音)」クイクイ
上条「……」
美琴「だよね~♪私もゲコ太がだ~い好き!」ムギュー
上条「……」
美琴「ゲコ太♪ゲコ太……ぁ」
上条「……」
美琴「……」
上条「……………………うす」
美琴「――――――ッ!」ビリビリビリビリビリビリビリビリィ!!!
上条「うわわわわっ!出力高過ぎるだろ!?」バキィィィィィン
美琴「わわわわわわわわわ忘れなさい!今の光景を全て一切合際なにもかも!」バチバチバチィ!!!
上条「夜中なんだから暴れんな!」バキィィィィィン
美琴「お願い!忘れて!記憶を!消し去って!」ズバーン!ズバーン!ズバーン!ズバーン!
上条「無理だそんなん!」バキィィィィィン
美琴「だって!恥ずかしいもの!死ねるわよ!恥ずか死ねるわよ!」バチーン!バチーン!バチーン!バチーン!
上条「大丈夫だって!恥ずかしくなんかねぇよ!可愛かったし!」バキィィィィィン
美琴「………………ふぇ?」
上条「(止まった……?)いやだから、女の子なんだしそれくらい普通なんじゃねえの?良いじゃねーか可愛いぜそういう趣味」
美琴「…………ふにゃ~」プシュー
上条「え?み、御坂!?」
美琴「ふにゃ~……」
上条「うわわわ……どうしよう、御坂がぐったりして動かねぇ………そんなに見られたのがショックだったのか……」
美琴「ふにゃ~……」
上条「……いつまでもお姫様だっこは流石にキツいしな……ベッドにとりあえず寝かせて……」ギシッ
美琴「ふにゃ~……」
上条「掛布団かけて、人形は枕元に」トスッ
美琴「ふにゃ~……」
上条「……お休み、御坂」
パチン
バタン
美琴「ふにゃ~……とーま……」
翌朝
上条「…………あー」
上条「時間は……やっぱり五時だな」
上条「さーて今日も一日頑張りますか」
上条「っと、スケジュールスケジュール……」
上条「とりあえず青髪ピアスが朝に来るのと……」
上条「クリーニングの業者も来るのか」
上条「あ、Zさんと……一応御坂への罰則も考えねーと」
上条「忙しい忙しい」パタパタ
上条「……というわけで」
源蔵「なるほど、コイツがバイトかい(寮監代理も粋な事しやがるじゃねえか)」バチコーン
青ピ「……」
上条「ええ。どうぞ使ってやってください(源蔵さん喜んでるな。ウインク返しとこう)」バチーン
源蔵「おうよ!バシバシしごいてやらあ!(二つの意味でな)」
青ピ「………カミやん」ボソッ
上条「ん?なんだ青髪ピアス」ボソッ
青ピ「……ボク、この人に見覚えあんねんけど」ボソボソッ
上条「なんのことだ?」ボソッ
青ピ「…………謀ったな、カミやん」ブツブツ
源蔵「おいおい!何をしょっぺえ面してんだいバイト!ほら、奥の事務室に来い!備品とかあんだからよ!」ガッシ
青ピ「ああー……堪忍なー……」
バタン
アッー
上条「…………さ、仕事仕事」
朝食後
A「あ、上条先生。玄関にクリーニング業者が来ていらっしゃいますわ」
上条「はいはい。じゃあ、悪いんだが誰かと協力して玄関までクリーニングに出す奴持ってきて欲しいんだが頼めるか?」
A「はい。お任せ下さいませ」
上条「ありがとう。……さてと、取りに行きますか」
上条「どうもお疲れさまです」
「それじゃあこちらがお届けの品です。キャスターは後日取りに伺いますんで」
上条「はいはい。今、寮生がクリーニングをお願いする衣類を持ってくると思いますんで、少し待っていただいて大丈夫ですか?」
「ええ。大丈夫ですよ」
上条「すいません。じゃあお願いします………よいしょ」
ガラガラガラガラ
青ピ「かぁぁぁぁぁああああみぃぃぃぃぃぃいいいいぃやぁぁぁぁあああぁぁあああん」ズルズル
上条「お、青ピ。なんだよゾンビみたいにズルズル現れて」ガラガラ
青ピ「なんだよやないでぇぇぇぇえええ」ドロドロ
上条「あ、お前の作ったパン凄く美味かった。寮生にも大人気じゃねえか」
青ピ「いやあそれほどでも」キリッ
上条「良かったなぁ源蔵料理長にも気に入られて。順風満帆じゃねーかアッハッハ」
青ピ「それやそれ!なんやねんあの料理長!」ビシィ!
上条「あん?源蔵さんはいい人だぞ?好きになる対象が同性だろうと良いじゃんか」
青ピ「やっぱ知っとったんやな!?お陰で朝から密着しながらコックスーツ着付けるハメになったわ!!」
上条「よかったな。バイト料はずんでもらえるかもしれないぞ」
青ピ「そないな問題ちゃうねん!大体、寮生の女の子たちは俺を指差してヒソヒソなんか言いよるし!」
上条「人気者だな」
青ピ「逆の意味でな!」
青ピ「もうこうなったら知らん!よう知らんわ!」
上条「お、関西人っぽい」
青ピ「それは常磐台jcの制服やろ?ボクに寄越せや」ジリジリ
上条「なっ!駄目に決まってんだろ決まってんです決まってるよ三段活用!ええい下がれ下がれ!」ジリジリ
青ピ「クンカクンカしたいねん!ジブンもしてんねやろ?してんねやろジブン?」ジリジリ
上条「するか!ええい寄るな変態怪人略して変人青髪ピアス!お前がいるべきはここじゃない!変態の国(厨房)に帰れ!」ジリジリ
青ピ「やかましわ!戦利品の一つや二つなきゃやってられんっちゅーねん!」ジリジリ
上条「大体だ……クリーニング済みの制服嗅いでどうする」
青ピ「……あ」
上条「……」
青ピ「……」
上条「バカらしいな」
青ピ「ホンマなにアホなことしてんねやろボク」
少し後
上条「さて……変人青髪ピアスは無事厨房に封印したし……」
上条「クリーニングも完了」
上条「次は……罰則かー」
上条「どうしよう」
ということで罰則の案がある人入れ知恵プリーズ
>>803までで気に入ったの採用
美琴「……で、話ってなによ?」
Z「……」
上条「えっと、昨日の件についての罰則です」
Z「はい」ワクワクテカテカ
美琴「ち、ちょっと待ってよ!わ、私も!?」
上条「昨日真夜中に電撃使ったろ?寮内での能力の使用は禁止されています」
美琴「む……むぅ」
上条「それでですね、色々と罰則を考えたんですが……正直しっくりくる罰則が思い浮かばなくて」
美琴「はぁ?」
Z「ふむ」
上条「えっと…………誠に恐れ入りますが…………上条さんの課題を……手伝っていただけませんか?」
美琴「……」
Z「……」
美琴「し、しょーがないわね……」
Z「保険体育の保険分野なら、実践で家庭教師するのもやぶさかではありませんよ?」
上条「ありがとう御坂」
美琴「ば、罰則じゃなかったの?」
上条「あ、そうだった……アハハ」
美琴「まったく……しっかりしなさいよ寮監代理さん」
Z「無視されました」ビクンビクン
上条「というわけでこちらが課題です」ドッサリ
美琴「この課題……平日に出る分量じゃないわよね?そういえばアンタ学校は?」
上条「ああ、学園都市統括理事長から特別休暇を貰っててさ」
美琴「学園都市統括理事長!?それって学園都市の最高権力者じゃない!?」
Z「!?」
上条「ああ、まあ詳しくは省くけど、それでも学生の本分は勉強だろ?仮にも学園都市なワケだし。で、羽休めはいいが必要な学習はしなさいってことでこの課題が出たわけだ」
美琴「……なんだかまた良く分かんないことに巻き込まれてんのね」ハァ
Z「学園都市統括理事長とお知り合いだなんて……凄いです」ポー
上条「で、おバカな万年補習少年の上条さんにはちょっと荷が重い課題なワケでして」
美琴「自分で言ってて悲しくならない?」
上条「…………………………ウッ」シクシク
美琴「……はぁ。いいわ。今日は美琴センセーがしっかり教えてあげるわ。覚悟しなさい」
上条「……はい」
Z「……放置プレイですね上条先生」ハァハァ
美琴「………化合物が……だから……で……」
上条「……」
Z「おしべとめしべが…………ここに入れます………」
上条「……」
美琴「この定理は………代入して………」
上条「……」
Z「月経は……………不順はよくあることですが………」
上条「……」
美琴「………つまりオクタヴィアヌスは………これが………」
Z「つまりこれが性感帯という場所で………私は特にアヌスが……」
上条「……」プルプル
美琴「つまり関係代名詞の使い方が……」
Z「……ですので関係をもった男女は」
上条「だぁー!もう無理だー!」ガターン
美琴「ちょっと!課題投げ出すんじゃないわよ!」
上条「ごめんなさい御坂先生!上条さんは頭がパンクしそうなんです!少し休ませて!」
美琴「男が弱音吐くんじゃないわよ、情けないわねー」
上条「っていうかZさん!お前は課題と関係無い分野をやるな!変態さんですか!?」
Z「……言葉責めですね」キュンキュン
上条「とにかく、ちょっと休憩!もう死ぬ!頭がパンクして死ぬ!脳細胞が焼け死ぬ!」
美琴「もう……ヤワねぇ」
Z「まだ私のカラダでの実践教育が残ってるのに……」
上条「ちょっとシャワー室で冷や水浴びてくる!」バタン
ジャアアアアアアア
美琴「………まったく」
美琴(……教えてる最中凄く密着出来た……う~……恥ずかしい……)
Z(……教えてる最中に胸を押しつける作戦はどう出るか。楽しみですね)
ジャアアアアアアア
上条「あ~………頭が冷えてきた」
キュッ バサッ
上条「よし、手伝ってくれてる御坂………と多分Z……の為にも、気合い入れていくぜ!」グシグシ
ガチャ
上条「悪い悪い!んじゃまた頼……む………わ…………」
美琴「ちょ、ちょっとなにやってんのよ!?」
Z「何って、下着漁りですけど」
美琴「し、し、し……」カァァ
Z「ほうほう上条先生はトランクス派ですか。チンポジが気にならないのでしょうか?」
美琴「チン――ッ!?」プシュー
Z「シンプルな柄が流石に多いですね。いやー眼福眼福」
上条「……」
Z「あら上条先生、出られたんですか」
上条「ななななななななにやってんでせうか!?」
Z「下着漁り……ではなくて、上条先生の素性調査です」
上条「どう考えても下着漁りだろ!?」
Z「まあまあそうカリカリせずに。あ、代わりに私の下着見ます?履いてる奴」
上条「見ねえよ!あーもうやってられるか!やっぱお前別の罰則にする!」
Z「ほうほう。木馬責めですか?荒縄責め?重し?正座?暴行?それともセッ」
上条「だぁぁぁぁあああそれ以上言うな!!」
上条「Zは……厨房で源蔵さんと青髪ピアスの手伝いしてこい!」
Z「えー」
上条「昼飯と夕飯の準備を手伝え!料理まできちんと!」
Z「それじゃあ、私のカラダでの実践性教育はどうなるんですか」
上条「どちらにしろやらねぇよ!」
Z「えー」
黒子「ちょっと寮監代理、うるさいですわよ?廊下まで丸聞こえですの」ガチャ
上条「あー丁度いいところに。白井、頼むからZを厨房に運んでくれ。今だけ能力の使用を許可する」
黒子「分かりましたの……って、お姉様がなにやら上の空なのですが」
上条「Zのせいだ」
黒子「そうですの……まあいいですわ。さ、行きましょうZ先輩」シュン!
Z「上条先生!私と合体し」シュン!
上条「あー…………疲れた」
上条「おーい、御坂」ユサユサ
美琴「あばばばば」プシュー
上条「起きろ御坂」ユサユサ
美琴「……ハッ!?ストライプフリーダムとスーパートランクスの闘いはいずこ!?」
上条「なんだそりゃ。ほら、続きを教えてくれよ」
美琴「あー……そういえば課題を教えてたんだっけ……って、Zさんは?」
上条「今別の罰則与えて、白井に連れていかせた」
美琴「そう……って、はっ!」
美琴(ってことは、寮監室でコイツと二人きり!?)カァァ
上条「ほら、続き続き。頼むぜ御坂先生」
美琴「う、うん。任せて」
美琴(頭が……真っ白になりそう……うぅ……)
美琴「えっと……これが……つまり化学式が……」
上条「ふむふむ」
美琴「つまり……この座標は……絶対にこの数にはならなくて……」
上条「なるほどなるほど」
美琴「ここは係結びで………この場合は謙譲だから……」
上条「ほうほう」
美琴「……AIM拡散力場の応用として…………精神感応系は………」
上条「うんうん」
美琴「………だから……で……」
上条「あ、ちょっと待ってくれ。つまりこの解は……」ズズイ
美琴(うわわわわわスゴい近いスゴい近いスゴい近い!………ああ……いい匂いかも)ドキドキ
美琴「……つまり……で……」
上条「……」
上条(御坂がすぐ隣だ……うわわスゲェ近くないか?……やっぱ女の子っていい香りするよな……ボディーソープか?)
美琴「……座標移動と空間移動の差は計算の次元で……」
上条(あああ……半分しか言葉が頭に入んねー………でもバレたらビリビリされんなー確実に)
美琴「……つまり死角移動は……って、ごめんねちょっと中断」
上条「へ?」
美琴「ずっと正座だったから足が痺れちゃって」
上条「ああ、悪いな。足を崩したらどうだ?」
美琴「うん、そうする」モゾモゾ
上条「う、うわわわわっ」ババッ
美琴「ん?どーしたのよ、両腕を顔の前でクロスさせちゃって」
上条(そんなに足上げたらパンツが見えちまうじゃねぇか!………って、あ)
美琴「ああ、もしかしてパンツ見えるかもとか思ったわけ?残念ながら、私は今日も短パン装備なのです」
上条「…………ぐぅ」
コンコン
上条「はい」
ガチャ
黒子「失礼しますの、もうじき昼食の時間ですわ」
上条「ああ、悪いな白井。今行く」
美琴「んんー、つっかれたわー!」ググッ
上条「ありがとうな御坂。出来れば午後も頼むぜ」
美琴「まっかせなさい!午後もビシバシしごいてやるわ!」
上条「それはお手柔らかに頼む」
黒子(まったく、随分と楽しそうですわねお姉様は……妬けてしまいますわ)
黒子(……でもまあ、あんな表情は黒子では引き出せないのも事実)
黒子(黒子は潔く、お姉様の幸せのサポートに徹しますの)
黒子(お姉様の表情を曇らせたりしたら……許しませんのよ?上条さん)
856 : 以下、名... - 2010/03/06(土) 03:41:52.19 rU5SCYiPO 142/189ってことで罰則終了
午後編まで書けるほど妄想力が無いのです
さて、現在消化するつもりのイベントは後一つですので、恒例の入れ知恵をお願いします
――――り!――代理!
上条「………んあ」
――――ん代理!
上条「………むにゃ」
――きろって言ってんでしょうがー!!
ビリビリビリビリィ!
上条「ほぎゃああああああああっ!」ガバッ!
美琴「あら、しっかり効いてるわね」
上条「ななななななななんですか!?御坂さんは俺を殺す気ですの!?」
黒子「気持ち悪いので私の真似をしないでいただきたいのですが寮監代理。…………それより、緊急事態ですの」
上条「?」
美琴「とりあえず、食堂にみんな集まってるから来てちょうだい」
上条「……なんか、ただ事じゃあ無さそうだな」
食堂
ガチャ
源蔵「おう、寮監代理。来ましたかい」
上条「寮生勢揃いですね。一体なにがあったんですか?」
源蔵「それが……」
黒子「ポルターガイスト現象ですの」
上条「ポルターガイスト現象?」
黒子「様々な物体がひとりでに動き回る現象ですわ。『外』では心霊現象だとか言われているようですが、私はそうは思ってませんの」
上条「まあ科学の街だしな。……念動能力者の仕業と考えるのが妥当ってとこか?」
黒子「……本当なら、そう思いたいのですけれど」
上条「?……ですが、なんだよ?」
黒子「……範囲が広すぎますの。現象は寮の全域に渡って確認されているのですけれど、それだけの範囲で同時に能力を発生させることができる念動能力者はこの寮にはいませんの」
上条「なるほど、外部に犯人がいる可能性が高いってワケか」
黒子「…………それも正直言って怪しいところですの」
上条「なんでだ?」
黒子「先ほど申し上げた通り、範囲が広すぎますの。これだけの範囲で数えきれない程の対象物を同時に操るなど、レベル5でなければ不可能ですわ」
上条「じゃあ、犯人はしぼられるじゃないか」
黒子「……書庫に記録されているレベル5の中で、念動能力を持つのは第七位の削板軍覇さんだけですの。しかし、彼は現在第一八学区の研究施設に籠りきりということになってますの」
上条「外部犯……でもない?」
黒子「ええ。………まさか、また幻想御手が……?」ポツリ
上条「は?」
黒子「いえ、なんでもありませんの!」ワタワタ
上条「……?」
黒子「……実は、それに加えて最近ある現象が寮内で目撃されていますの」
上条「ある現象?また怪しげだな」
黒子「……私は正直半信半疑なのですが……幽霊を見た、という寮生が続出しておりますの」
上条「ゆ……幽霊……ですか?」
黒子「そうですの。なんでも、壁をすり抜けて廊下を横切ったり、突然現れては消えたり」
上条「……能力は一人に一つ。つまり、能力者、じゃない……?」
黒子「…………ですので、私も半信半疑なのですわ。非科学的なことは信じませんもの」
上条「ふむ……」
黒子「とにかく、幽霊の目撃に続いてポルターガイスト現象。寮生の皆さんは怯えきってしまって……」
上条「……ポルターガイストは今どうなってる?」
黒子「一応、治まってますわ」
上条「よし!それじゃあ原因解明に行きますか!」
黒子「……なんの手がかりもないのに、正気ですの?」
上条「手がかりがないなら集めねえと。待ってても手がかりは現れないんだからな」
黒子「……大体、どんな能力者かも分かりませんのに……」
上条「大丈夫だって。いざとなったら、どんな幻想も俺の右手でブチ殺すから」
黒子「……でも………」
上条「…………まさか、白井」
黒子「!?わ、私は別に幽霊や心霊現象が怖いわけではありませんわ!」
上条「誰もそこまで言ってないんだが」
黒子「ぁ………」
美琴「わ、私がついていってあげるわ!」ガタッ
上条「お、心強いな。サンキュー御坂」
美琴「ふ、ふん!任せなさいよ!」
A「……わ、私もついていきますわ!」ガタッ
D「わ、私も!」ガタッ
Z「大事な大事な、アタックチャァ~ンス」ガタッ
上条「お前ら……助かるよ。ありがとうな」
黒子「一人だけ児玉さんが混ざってましたけれど」
上条「というわけで廊下を進撃中の上条探検隊である」
美琴「暗いわね……雰囲気出てるわー」
A「どうやらポルターガイスト現象で電気系統が麻痺したようですわ」
D「私の能力で照らそっか?」
Z「私、今赤い蝋燭持ってますけど使います?」
美琴「………?なんで蝋燭が赤いのよ?」
上条「深く考えるな御坂。……とりあえず、原因究明より先に変電室探さなきゃな」
美琴「それなら、地下にあるわよ」
A「地下ですの……」
D「ますます雰囲気あるね」
Z「地下……監禁……拷問…………いや、むしろ調教?」
上条「全部ねーよ」
上条「ここが階段か?」
美琴「廊下の一番端っこにある階段だけが地下に続いてるから」
D「地下って、食料品を保存する貯蔵庫とか、備品の倉庫とか、避難用シェルターとかあるのよね」
A「なんだか、戦争くらいなら凌げそうな感じですわね」
Z「戦争……敗残……敵兵によって慰み者にされる私…………あ、ダメだ。上条先生じゃないと萌えない」
上条「じゃ、降りるぞ。足元に気を付けてな」
A「足元が見えませんの」
D「気温も変わるわね」
美琴「うぅ……ちょっと怖いかも」
Z「……はっ!敵兵を全部上条先生に変えれば!!ヒャッハー!!」
上条「結構長い階段だな……」
美琴「シェルターも兼ねてるからね。二階層分は降りなきゃいけないもの」
A「ここで転げ落ちたら大惨事ですわね」
D「大丈夫。上条先生ならきっと受け止めてくれるわよ」
上条「む、無茶言うな!」
Z(…………転げ落ちる。危険とは言え、やれば美味しいイベントであることは明白)
Z(残る踊り場は二つ。被害を最小限に食い止めるため、二つ目の踊り場でわざとコケる)
Z(そうすれば不可抗力で上条先生とくんずほぐれつ)
Z(上条先生のあんなところに私の顔を埋めたり、その逆もまた然り)
Z(完璧な計画だ)
Z(……とはいえ、他の連中を巻き込む恐れもある)
Z(………………ま、いいか。他の連中は)
上条「本当に足元が頼りないな」
美琴「落ちたら受け止めてね」
A「うう……怖いですわ」
D「やっぱ照らそっか?」
美琴「火事になったらマズイでしょ。っていうか、寮則違反よ」
Z「……………」
Z(………まだだ)
Z(まだ堪えるんだ)
Z(上条先生と絡み合いたい)
Z(上条先生のあんなところに顔を埋めたい)
Z(色々なところをクンカクンカしたい)
Z(っていうかされたい)
Z(でも、まだだ)
Z(まだ堪えるのですよ!Z!)
上条「もうこの辺まで来ると完璧に見えないな」
美琴「手探りで行くしかないわね」
D「やっぱ寮則違反とか言ってる場合じゃないって。照らした方が良いよ」
A「あなたばかりに良いカッコはさせませんよ?」
Z「…………」
Z(手すり伝いに歩くしかない)
Z(でも、手すりのカーブとかで判断は出来る)
Z(踊り場は、後……一つ)
Z(………………ここだ)
上条「お、踊り場だな。段差に気を付けろよ」
Z(今こそあなたにアタックチャァ~ンス)
Z(受け止めてください!上条先生!)ガバッ
Z「あ~んバランス崩しちゃいました~♪」ガバッ
ドスッ
美琴「あ、」
A「へ?」
上条「がっ」
D「お?」
Z(あー……なんか余計なものまでついてきた……)
上条「うわわわわわわわわ」ズルッ
美琴「きゃあああああああ!」グラッ
A「ひゃあああああああっ!」グラッ
D「おおおおおおおおう!?」グラッ
Z「あはぁぁぁぁああああん!」ズルルルッ
ドタタタタタタッ
ドサッ
美琴「うー……重い」
D「失礼な!私は重くないわよ!」
A「上三人とも重いです……」
Z「私は、胸があるからちょっと重いですよ?」
美琴「……喧嘩売ってんのかしら?」バチッ
上条「……………俺が一番キツい………って、ん?」モニュモニュ
「ひゃっ!?」
上条「………左手に妙な感触が……って、アレ?俺の下にいるのだれだ?」モニュモニュ
「ぁ……ぅ……う、動かさないで下さい上条さん……」
上条「……この豊満な柔らか夢物体は………まさか……」
風斬「お久しぶりです……上条さん」
上条「かざ……きり?」
美琴「……とりあえず、みんな降りない?」
美琴「……で、この女の子は誰かしら?」バチッバチッ
風斬「ひっ……」
上条「なんで御坂が半ギレなんだよ……風斬が怯えてんじゃねーか」
A「見ない制服ですね……」
D「立派なモンもってるわねー」
Z「メガネ臆病爆乳…………思わぬ伏兵か」
風斬「えと……か、風斬氷華、です……よろしくお願いします……」
上条「風斬、どうしてここに?」
風斬「あの……えと……インデックスちゃんを……探してて……」
上条「インデックス?」
風斬「また『出てこれる』ようになったから……インデックスちゃんとお話ししたくて……」
上条「ああ、なるほど」
風斬「貴方の傍を探せば多分見つかるかと思ってて……でも見つからなくて……」
上条「……最近目撃されてる幽霊って、風斬だったのか……」
風斬「今日も探してたら、上から皆が降ってくるから……せめて受け止めなきゃって……」
上条「そうか、サンキューな風斬」
風斬「それで……インデックスちゃんはどこに……?」
上条「……実は、今は学園都市から離れて、イギリスに居るんだ」
風斬「…………そんな……」
上条「インデックスも会いたがってるとは思うけど……こればかりは、な」
風斬「……いいんです。私も、今の学園都市を取り巻く環境はよく分かってますから」
上条「風斬……」
風斬「ありがとうございました、上条さん。私はまた、街をさ迷うことにします」
上条「……」
風斬「そんな顔しないでください……私は、上条さんに会えただけでも嬉しいですから」
上条「……」
風斬「それじゃあ、またいつか。その時は、インデックスちゃんも一緒に、ね?」
上条「……ああ。そん時は、また三人でゲームセンターに行こうな」
風斬「ふふ………約束ですよ?」スー……
美琴「……きえ、た?」
A「……ひっ」
D「ゆ………幽、霊?」
Z「メガネ臆病爆乳に加えて幽霊……なんたる難敵」
上条「さ、変電室行くぞ………って、なんで皆固まってんだ?」
美琴「だって、今の子……え?」
Z「明らかに幽霊だった。乳がでかい眼鏡っ娘の萌え系の」
A「上条先生……除霊もできたんですね」
D「しかも会話だけで……」
上条「え?いや、風斬は幽霊じゃ」
美琴「…………私、今ものスゴいもの見ちゃったの?」
A「流石は上条先生です……」
D「幽霊さえも手懐ける……」
Z「もはやその守備範囲に敵はない」
上条「…………」
こうして、翌日から「除霊師・上条当麻」の噂が寮内に流れることになるのだった
上条「さて変電室か」
D「地下階だけは別枠の電源があって助かったわ」
美琴「ブレーカー入れてもダメみたいね」
A「機械の中がぐちゃぐちゃなんでしょうか?」
Z「私のナカをぐちゃぐちゃにして貰えるのはいつでしょうか?」
上条「ちょっと待ってろ。中を見てみる」ガコン
美琴「……特に異常は見当たらないわね。電子回路がバグってるのかしら」
D「違うわよく見て。ここのコードが千切れてるのよ」
A「じゃあ、私が能力で繋ぎますから御坂先輩は溶接をお願いします」
Z「私と上条先生が繋がるのはいつですか」
御坂「任せて。じゃあ、頼むわね」
上条「なんかさっきからノイズが聞こえる」
A「それじゃあ繋ぎますね」
美琴「おっけー」
ギギ………
D「……な、なに今の音……」
A「え?」
美琴「は?」
ギギギギ……
上条「何かが……軋んでる」
Z「うふふへへへへ……無視されんの気持ち良いです……」クネクネ
上条「こいつは相変わらずか」
ギギギギ……ギシッ……
美琴「ななな、なによ!なんなのよぉ!?」
A「まさか……ポルターガイストですの……!?」
D「なんか……嫌なカンジ……」
ガタガタガタガタ ガコン
ギギギギ ギ ギギ
カタッ カタカタカタカタ カカカカカカカカカ
コキン カカカ キン
美琴「もうやだぁ!」ブルブル
A「あちらこちらから音が……」
D「………こ、怖い……よ……」ガタガタ
上条「み、皆とりあえず一ヶ所に固まれ!」
キョキョキョキョキョキョ
ガタッ
カカカカカカカカカ シュコン
ガタガタガタガタカカカカカカカカカ
カンカンカンカンカンカン
美琴「や、やだやだやだ囲まれてるぅ!」ブルブル
上条「落ち着け!音があちこちでなってるだけだ!」
A「まるで……私たちの周りを何かが這いずってるみたいですわ……」フルフル
D「暗いよ周りになんかいるよ怖いよ!」ガタガタ
Z「うへへうふうへあは上条先生に密着してぁあんもうなんて素敵なスメル」スーハー
上条「やっぱお前だけ離れろ」
ガタンッ!
美琴「ぴぃ!?」ガバッ
A「ひゃっ!」ガバッ
D「キャ――――ッ!」ガバッ
Z「今だ―――――ッ!」ガバッ
上条「うわわわわわわ苦しいっ!」バターン!
カカカカカカカカカ
キキキキキ
コキン
カカカ キン
……
上条「……収まった、か?」
美琴「……ひっく……ぐす……怖いよぉ……」ムギュー
A「……まだ……不安ですの……」ムギュー
D「ぅぅぅ……えぐっ……ひうっ……」ムギュー
Z「ふへへへ密着気持ち良いっすなぁ」スリスリ
上条「頼むから離れてくれよZ」
上条(にしても、マズイですよこの状況は!?女の子のあんなとこやこんなとこと上条さんは今密着しているわけでして!ああ、女の子って柔らかいな……じゃなくて!
本日二度目の柔らかマシュマロ素敵物体の感触を楽しんでる場合じゃねぇ!とにかくなんとかコイツらを立ち直らせなきゃ…………あー、血流が……)ドキドキ
上条(とはいえ……どうしようか……)
ムギュー
美琴「……やだぁ……離れちゃやだぁ……」ブルブル
ギュッ
A「もう少しだけ…………まだ怖いですの」フルフル
ムニュムニュ
D「……うえぇ………ひっく……」ガタガタ
サワサワ
Z「うぇっヘッヘッへ……」クンカクンカ
上条「よし、お前は大丈夫っぽいから離れやがれ」グィ
Z「あ~ん!痛いです上条先生~」グググッ
上条「……ほら、もう音もしねえし大丈夫だって」
美琴「う………うん………」グスッ
上条「ほらAも。お前らしくねーぞ?」
A「……はい。もう大丈夫ですわ…」スーハー
上条「ほらD。もう泣き止めって。大丈夫だから」
D「ぁぅ……ぅ……うん……」グスッ
上条「よし、皆無事だな。とりあえず、電気は後回しだ。……にしても、さっきのはなんだったんだ?」
A「ポルターガイストでしょうけど……さっきの幽霊さんは無関係だったんでしょうか?」
上条「だからあれは幽霊じゃ…………まあ無関係に変わりはないからいいか」
上条「…………」
上条(冷静になって考えろ、上条当麻!幽霊の正体は風斬だった、ということは心霊現象ではないということは判明したワケだ)
A「御坂先輩、大丈夫ですか」
美琴「うん……なんとか」グスッ
上条(となると能力者……念動能力か、或いは……気圧や温度を変えられる能力?)
A「とりあえず電気をつけちゃいましょう。お願い出来ますか?」
美琴「……うん、もう大丈夫だから」グシグシ
上条(いや、それはない。それだと物体の動きを操るなんて不可能だ。となると、やはり念動能力か?)
D「……ひっく……ぅ……で、でんきが………ついたの………?」グスッ
Z「ああん、暗闇の方が興奮するのにぃ」
上条(だが念動能力でこれだけのことが出来る人物には犯行は不可能!……そういえば、白井が言っていたあの言葉)
A「これで、やっと原因究明に戻れますね」
美琴「あ~あ……みっともないとこ見られちゃったな……」
D「……ぅう……怖かったよぅ……」グスッ
Z「あ~……暗闇での妄想は楽しかった」
上条「『レベル・アッパー』……」ポツリ
美琴「……どうしたの?幻想御手なんて、随分と懐かしい名前じゃない」
上条「知っているのか御坂?」
美琴「まあ、それに関しては色々あったし……っていうか、聞いたことないの?」
上条「………………ああ」
美琴「……ああ、そっか。あのね、幻想御手ってのは要するに、能力のレベルを楽して上げるアイテムなの。方法は省くけど、一時期それで急に力をつけた能力者があちこちで暴れたりしたのよ」
上条「急に力をつけた能力者……なるほど」
美琴「もっとも、色々あって幻想御手は完全に消滅。使用者もみんな元のレベルに下がったけどね」
上条(……幻想御手は現存しない。なら、別の方法で能力を急に上げることは出来ないか?)
上条(思い出せ…………何かあったハズだ)
上条(その片鱗を、俺は見たことがある)
上条(…………風斬?)
上条(いや、アレは確か外部から無理矢理変質させられた姿のハズだ)
上条(違う………もっと間接的な………片鱗)
上条「…………御坂、レベルアッパーの他に、能力を上げる、あるいは上がってしまう現象ってあったか?」
美琴「……あるわよ。幻想御手の事件の発端もその現象だったからね。……それに、アンタも少しは見たことがあるはずよ」
上条「………」
美琴「アンタがアレを止めてくれたから、黒子は今も私のルームメイトなのよ?」
上条「……テレポート?」
美琴「正確には座標移動。……彼女が能力の限界を行使できた理由。…………能力の、暴走よ」
上条「……それだ」
上条(あの日の惨状)
上条(何もかもがごちゃ混ぜに吹き飛ばされていて)
上条(挙げ句に空間を歪ませるほどの物体移動)
上条(………暴走、だ)
上条(……だとするならば)
上条(……犯人の可能性のある人物は一気に増える!)
上条(そして、能力を暴走させる危険性を孕み)
上条(能力自体が安定しないブラックボックス……)
上条(…………恐らく犯人は……)
上条「―――Z、ちゃん」
Z「はい?」
上条「……Zは確か、原石だったよな。それもレベル3の念動能力者」
Z「……そうですよ。まあ、微弱な能力ですが」
上条「だが、原石の能力は普通じゃないハズだ。能力自体が希少だったり、能力の幅が安定しなかったり。使用者のメンタルに左右されまくったり。
……俺自身が原石だからな。それくらいは分かる」
Z「…………」
上条「……昨日の罰則、厨房でなにがあった?」
Z「………」ギリッ
上条「……頼む。教えてくれ」
Z「……………フフ」
Z「フフフ………ハハハハハ」
Z「そうですよ……今回の発端のポルターガイスト現象」
Z「私の能力が暴走したことが原因です」
Z「……………………あれは、悪夢だった」
Z「生命とは、あるがままが美しいというのに!!」
Z「…………アレは、生命を侮辱していた」
Z「………………お教えします。昨日の厨房で、何があったか」
A「……」
D「……」
美琴「……」
上条「…………」ゴクリ
Z「……私は、白井黒子に連れられて厨房へ移動した」
Z「だが、厨房は誰もおらず」
Z「昼食のシチューの鍋がグツグツ煮えているだけだった」
Z「…………だが、換気扇や蒸気や鍋の音に混じって、聞こえてきたんだ」
Z「………あれは、声」
Z「泣き叫ぶような、助けを請うような、悲痛な声」
Z「それは厨房奥の事務室から聞こえてきた」
Z「私は、一歩一歩近付いて」
Z「中を…………そっと覗き見た」
Z「そこには……………」
Z「料理長………」
Z「そして……」
Z「青い髪の少年…………」
Z「奥の窓から入る逆光で、シルエットしか見えなかったけど……」
Z「……………二人が、抱き締めあってキスを………」
上琴AD「―――――ッ!!??」
Z「あれは、生命のやることではない!」
Z「世界は必ず二元によって形作られねばならないんだ!」
Z「正と負、光と闇、右と左上と下!!」
Z「男と、女!」
Z「あっちゃいけないんだ!」
Z「同性同士で愛し合う?」
Z「ありえない!」
Z「あっちゃいけないんだよそんなものは!!」
Z「どちらが涙を流し、受け入れたかは知らない」
Z「そもそも、受け入れてはならない光景だったんだ!!」
Z「…………ハァッ………ハァッ!」
美琴AD「…………」gkbr
上条「………それから、どうしたんだ?」
Z「フフ、私は静かに扉を閉めました。……そして、あの光景をそっと胸に閉じ込めた」
Z「その後の手伝いも、何事もなかったかのようにこなしました」
Z「…………でも、ダメだった」
Z「目をつぶっていると、どうしても浮かんでしまうんです」
上条「…………」
Z「……私は、生命だ」
Z「だから私は、本能に忠実です。気持ち良いことは好きだし、好きな男の種を受け止めたい」
Z「だからこそ、あれは許せなかった」
上条「……そして、その光景に堪えきれなくなり、暴走が起きた」
Z「………」コクッ
上条「………Z」スッ
Z「……ッ!」ビクッ
ギュッ
上条「……辛かったな」ギュゥ
Z「……………ヒック」ジワッ
Z「うぅ、うえぇ………」
Z「う、う、う、うあああああああああ――――」
美琴「………」
A「………」
D「………」
上条「…………」ギュゥ
うぇぇぇぇぇえええええん……
ああぁぁぁぁぁああああああ……―――
――
―
・
・
・
こうして、ポルターガイスト事件は、その幕を閉じた………▽
.
上条「……ってちょっと待て?」
Z「はい?」
美琴「なによ?」
AD「?」
上条「今回の発端のポルターガイスト現象が、Zの仕業ってことは分かった」
美琴「うん」
Z「間違いないですね」
上条「…………じゃあ、変電室でのラップ音は?」
美琴「だからそれもZさんが」
Z「いえ、それは私じゃないですよ?」
美琴「……へ?」
Z「私が関わってるのは発端のポルターガイスト現象で、変電室のは知りません。そもそも、私の能力は物を動かすだけで音だけを鳴らすなんてことはありませんから」
A「じ、じゃあ……」
Z「そういえばなんだったんでしょうね?私は、上条先生に甘えるチャンスだと思って気にしませんでしたが」
D「あれは…………」
上条「…………本物?」
上琴AD「………………いっ!」
いやぁぁぁぁあああああああ―――――…………
ポルターガイスト編マジで糸冬
201 : 以下、名... - 2010/03/06(土) 23:35:15.05 rU5SCYiPO 180/189というわけで無理矢理エンドなポルターガイスト事件ですた
gdgdで申し訳ない
さーZさんが素敵な光景を目撃したワケですが、事の真相を究明すべく上条さんがインタビューに行ってくる模様です
本編に戻る前にそちらをどうぞ
ちなみに、SSはしっかり13巻と14巻の間
SS2は一巻以前から16巻までの長い時系列の裏側を語るストーリーです
翌日
上条「青髪ピアス」
青ピ「……なんやねん」
上条「……お前、昨日の昼前、厨房で何してた?」
青ピ「……調理の準備やけど?」
上条「……その時、事務室で何してた?」
青ピ「……………!?」
上条「……やっぱり何かあった顔だな。……洗いざらい喋って貰おうか」
青ピ「……な、なにもあれへん。調理の準備しかしてへんねや」
上条「……あくまでシラを切るのか、青髪ピアス……」
上条「青髪ピアス」
青ピ「なんやねんな」
上条「実は、その時の様子を目撃したらしい少女がいてな」
青ピ「!?」
上条「その時の様子を、よく語ってくれたんだ………」
上条「はい再現VTR、ドン」
上条「……私は、白井黒子に連れられて厨房へ移動した」
上条「だが、厨房は誰もおらず」
上条「昼食のシチューの鍋がグツグツ煮えているだけだった」
上条「…………だが、換気扇や蒸気や鍋の音に混じって、聞こえてきたんだ」
上条「………あれは、声」
上条「泣き叫ぶような、助けを請うような、悲痛な声」
上条「それは厨房奥の事務室から聞こえてきた」
上条「私は、一歩一歩近付いて」
上条「中を…………そっと覗き見た」
(↑全部裏声)
上条「そこには……………」
上条「料理長………」
上条「そして……」
上条「青い髪の少年…………」
上条「奥の窓から入る逆光で、シルエットしか見えなかったけど……」
上条「……………二人が、抱き締めあってキスを………」
上条「はい再現VTR終了!」
青ピ「全部カミやんやがな」
上条「再現VTRだからな。本人じゃない」
青ピ「……で、この証言の出来事があったんちゃうんかと」
上条「そういうわけですな」
青ピ「…………」
上条「…………」
青ピ「…………」
上条「…………」
上条「…………で、どうなの?」
青ピ「ありえへんことくらい分からんかドアホ」ズビシ
上条「なんだなかったのかよ」
青ピ「ボクとお前は一回友情のあり方を確認したほうが良さそうやな」
上条「まあそれは置いといて。じゃあ、この目撃情報の真相はなんなんだよ?」
青ピ「気になるんか、やっぱり」
上条「上条さんは気になりすぎて夜しか寝れませんのことよ」
青ピ「ぶっちゃけどうでもいいんやな」
上条「うん」
青ピ「なにはともあれ再現VTR、ドン」
前日・厨房
青ピ「おい青髪!ちゃっちゃと昼食の準備すんぞ!」チャッチャッ
青ピ「はい料理長!……ってあら?上手くエプロンが結べへんな……」ワタワタ
青ピ「ああん?お前、そんなんでようここのバイトやる気になったなぁ」
青ピ「す、すんまへん」ワタワタ
青ピ「あ~もうじれったい!貸してみろ!」
青ピ「うわわわわっ!料理長!近いですって!」ゾワッ
青ピ「うるせぇ!テメェがエプロンを背中で結べねえのが悪いんだろうが!」グイグイ
青ピ「だからって正面から手を回してやることあらへんやないですかぁ」ゾワゾワ
青ピ「黙らんか!」
ガチャ
青ピ「――――ッ!?」
バタン
青ピ「はい再現VTR終了!」
上条「本人出演かよ」
青ピ「よく芸能人の体験談とかの再現VTRであるやん」
上条「ああ、あのタイプな」
青ピ「そうそう。…………まあとにかく、こういう真相なワケやな」
上条「なんだよ。源蔵×青ピは無いのか」
青ピ「見たくもないやろそんなん」
上条「半々くらいかな」
青ピ「なんやと」
上条「あちらに源蔵×青ピを楽しみにしていた方々が」
E「久々の登場ですけど、なんだBLは無いのか……」
F「やはり源蔵さんはアレで奥手!?」
G「いやいやきっと!いずれは!」
上条「こんな感じでして」
青ピ「ないわ」
上条「ないか」
青ピ「だっていくら広い守備範囲でも、性別男で受け付けんのはショタだけやし」
上条「そこに兄貴を追加したりとかは」
青ピ「ないわ」
上条「………」
青ピ「………」
上条「それではまた来週」


寮監にまでフラグとか、流石上条!