番外編(R-18)
上条「困った……」
女生徒A「あら、上条先生、どうされたんです?」
上条「いや、トイレ行きたいんだけどさ、女子トイレしかないわけでして……」
女生徒A「入れば良いじゃないですか?何か問題でも?」
上条「いや問題だらけでしょうに。俺男だし」
女生徒A「気にしませんよ、むしろ大歓迎です」
上条「キミは気にしないかもしれないけど俺が気にするんだよ……」
女生徒A「でしたら他の生徒たちが入って行かないように見張ってましょうか?」
上条「そうだね、悪いけど頼めるかな?」
女生徒A「お安いご用ですわ上条先生」
しかし中には既に女生徒が入っていたのだった!
しかも幸か不幸かオ○ニー中の女生徒であった!
それに気付かずトイレに入ってしまう上条さん!
上条さんは一体どうなってしまうのでしょうか!
上条(小用の便器なんてないですよね~……女子トイレ初めて入った……っていかん、駄目だぞ上条当麻! 変態的思考に走ってはならない!早くトイレをすましてここからでなくては……)
??「はぁ……ん…かみじょぉ……せん…せぇ……ぁんっ……」
上条(ん?誰かが俺のこと呼んでる?外で待っててくれてる子かな?)
??「もぉ…だめぇ……いっちゃう………いっちゃうよぉ……はぁっん……」
上条(ってこのトイレの中人がはいってんじゃん!?やばい、もしばれたら風紀委員に……いや、それどころか学園都市から追い出されるに違いない……はやく脱出せねば)
??「はぁ……はぁ……かみ…じょぅ……せんせ……はぁ……」
上条(しかもこれって……もしかしなくても……自慰だよな……見つかったら覗き魔になっちまう……一刻も早く脱出せねば……)
しかし不幸かな上条当麻、早く出ようとすれば持ち前の不幸体質で滑ってしまう。
ツルっ ステーン
上条「いてて……」
??「だ、誰か居たの?」
上条「ヤバい、ばれた!?」
??「……えっ……外にいるのって……上条、先生?」
上条(なんで声出しちまったんだ俺!?本格的にばれちまったじゃないか!?)
トイレの個室から出てきた少女はトイレで滑って転んでる上条を見て……
女生徒B「なんで上条先生が……」
上条「いえ、違うんですよ、決して覗きではなくてですね信じてくれますか信じてくれませんねどうもすいませんでした!」
言い訳のはずがいつの間にか土下座の姿勢に移行している上条。
その間わずか数秒、ギネス級の素早さである。
女生徒B「……聞こえちゃいましたよね、上条先生……」
上条「な、なんのことやら上条さんには全く見当がつかないのですが」
女生徒B「その、私が、………してるとこ」
上条(これは一体どうすべきなのでせうか、正直に白状すべきか嘘をつくか……)
正直者上条当麻、彼は嘘を貫くのではなく正直に白状してしまおうという結論に達した。
上条「誠にすいません!小便しようとしてここに来たら聞こえちゃいました……」
いわゆるジト目で上条を見つめている女生徒。
上条は続けてこういった。
上条「本当にすいません!何でもするんで許して下さい!」
女生徒B「なんでも……ですか」
上条「そりゃもう愛玩奴隷上条当麻なんでもいたしますのでどうか俺を犯罪者にしないでください!!」
女生徒B「だったら……先生?」
上条「はいなんでしょう!」
女生徒B「私だけ見られるのってずるいですよね?」
正確に言えば、上条は彼女の自慰行為の声を聞いただけで実際に見たわけではない。
しかし、この状況についていけなくなりつつある上条は混乱するばかりであった。
上条「な、何を仰るのでせう?」
女生徒B「上条先生、トイレに来たんですよね、はやくした方がよろしいのでは?」
そう言いながら上条の方へにじり寄ってくる女生徒。
彼女の視線は上条と下半身、より具体的に言えば股間に集中していた。
上条(ヤバい……確かにそろそろ膀胱がピンチになりつつありますよ……でも見られてるのに出来るわけないでしょうに……)
女生徒B「どうしたんです上条先生?早くしないと叫んじゃいますよ?」
くすくす、と上品に笑う女生徒。
発言の黒さとはかけ離れたきれいな笑顔であった。
女生徒B「早く見せてくださいよ、上条先生のアレを、ね?」
上条(どうする!?魔術師との戦いよりもヤバい状況だぞ!?)
彼が選べる選択肢は三つ。
一つ目は女生徒の指示に従いアレをさらけ出すこと。
二つ目は踵を返しもうダッシュでトイレから脱出すること。
三つ目は女生徒を説得して他の方法で許してもらうこと。
上条(トイレから逃げだす前に叫ばれたら待っててくれる女生徒Aさんが来て覗き扱いされるに違いない……)
二つ目の選択肢は選ぶことができなかった。
上条(だったら説得する?聞いてくれそうにないしなぁ……)
三つ目の選択肢を選んでも状況が改善されるとは思いにくい。
上条(この子の指示に従うしかないのか……でも恥ずかしいし……どうすりゃいいんだ神様……)
女生徒B「脱がしちゃいますね、上条センセ?」
上条「へっ?ってうぉ!」
どうすればいいものかと考え込んでいる間に女生徒は上条の目の前まで来ていたのだ。
彼女は上条に声をかけながら既にズボンのベルトに手をかけていた。
女生徒B「とりあえず尿の方を出しちゃいましょうか」
上条「ぱ、パンツ降ろさないで、頼むから!」
頼みこむもののあっという間に上条の下着はずり降ろされた。
彼は気づいていない、女生徒が『とりあえず』尿をだそう、と言ったことに。
女生徒B「知っていますか、上条先生?」
上条「何のことだよ!?とりあえず手を離してくれ!」
女生徒B「球袋の裏にあるツボを押すと尿が出やすくなるんですって。保健体育で習ったんですよ」
そう言いながら女生徒は上条の袋の裏側を人差し指で押し込んだ。
もともと小便に行きたくて仕方なかったせいもあり、上条は辛抱たまらず放尿してしまった。
上条「ぁ……(出しちゃった……しかもかかっちゃってる……)」
上条の前に立っていた女生徒は当然のごとく尿がかかってしまっていた。
にもかかわらず彼女の顔は恍惚としていた。
既にお分かりの方もおられるかもしれないが、彼女は変態お嬢様であった。
上条「ご、ごめん!かけるつもりなんて全くなかったんだ!」
女生徒B「べつに構わないですよ、上条先生のですもの。それじゃあ、次は……」
球袋に添えていた右手を竿の方へとずらし、優しく包む。
左手も添え両手で男性器を擦り上げる女生徒。
初めての感覚に上条はすぐに勃起してしまった。
上条「な、なにを……」
女生徒B「次は精液出しちゃってください。私だけ自慰を見られたのでは不公平でしょう?」
言いながらも手の動きは止まる様子を見せない。
そのいやらしく甘美な手つきに上条はあっという間に……
上条「やめてくれ、でないと……」
上条の自宅には女性の居候がおり、家では抜くことができない。
しかし高校生であるため、性欲旺盛でありどんどんと溜まっている。
そこに手コキである、彼のモノからは既に先走り液が出ていた。
女生徒B「そうですか、イキそうなのですね。でしたら……」
手の動きはそのままに、彼女は顔を上条に近づけ、彼の耳元で囁いた。
女生徒B「良いよ、イッて」
そのささやきに呼応するかのように、上条のモノは達した。
女生徒A「上条先生、遅いですけれどいかがなされました?」
外で上条を待っていた女生徒Aがトイレの中で見たのは……
上条「はぁ……はぁ……はぁ……」
女生徒B「いっぱい出ましたね、上条センセ。もっとキモチイイこと、しませんか?」
下半身を、もっと言えば精液まみれの一物をさらけ出している上条の姿。
そして、精液を制服のスカートで受け止めていた同級生である女生徒Bの姿だった。
女生徒A「お二人とも、何をなさって……」
女生徒B「あら、貴方も混ざりません?上条先生の、まだまだ元気なんですよ」
女生徒Bの能力は物体移動。
白井のテレポートと違い、あらかじめ印をつけておいたものを手元に出現させる能力である。
白井の能力が自分が触れているものを飛ばすのに対し、彼女の能力は自分のもとへと飛ばす能力なのだ。
彼女がこの場面で出現させたのは、縄であった。
女生徒Bはイったまま立ち尽くしていた上条を便器に座らせ瞬く間に縛りあげた。
そしてさらにあるものを出現させた、それは猿轡だった。
なぜそんなものにあらかじめ印が付いていたのかは彼女が変態だから以外に理由の説明しようがない。
彼女はそれを上条の口へ装着させた。
女生徒B「これで上条先生は身動きとれないですわ」
女生徒A「な、何をするつもりなの?」
女生徒B「上条先生って御坂さままで狙われてるのですよ。早いうちに奪わなければ奪われてしまいます」
そう言って女生徒Bは穿いているショーツを下ろした。
ショーツには糸が引いており、彼女の膣が既に濡れていることを表していた。
女生徒B「貴方も上条先生がお好きなんでしょう?でしたら一緒にしませんこと?」
女生徒Bは上条のモノを膣にあてがいながらそう尋ねた。
そして…………女生徒Bは不意に気を失った。
女生徒Aの能力は精神感応系。
一言で言えば常盤台中学もう一人の超能力者。
彼女の手にかかれば記憶をいじることなど朝飯前である。
彼女は能力を利用して目の前の痴女を眠らせたのである。
彼女は上条の拘束を解きながら尋ねた。
女生徒A「上条先生、大丈夫でしたか?すいません、気づくのが遅れてしまって……」
上条「助かった…………ありがとう、ホントに助かったよ。なんかお礼をしないといけないな」
女生徒A「でしたら先生、私と付き合っていただけますか?」
上条「へ?いや、そういう礼じゃなくて他の」
女生徒A「快諾して下さらなければこのことを周知いたしますわ」
こうして上条は一人の変態から解放される代わりに他の女性の所有物となってしまった。
この日のことを知るのは上条当麻と彼女だけである。
終われ
750 : 以下、名... - 2010/03/03(水) 00:10:56.38 qtixc3cr0 16/16ってなわけで終わり、ってか終われ
3Pにしようかとおもったけど心理掌握なんて能力者もいたなって思い出した
だから女生徒Aエンドで終わらせました
心理掌握と上条当麻の濃厚な絡み合いは省略されました
続きが読みたい方は全力で他の方に期待しましょう
またどこかで会うかもしれないですのでまた会いましょうノシ