>>41(夢オチENDの直前)から分岐
上条「何で俺寝てんだ? って今何時だ!?」
黒子「えーと、午後7時ですわね」
上条「あれ? 門限って19時だったよな?」
美琴「ん、そうね。でも別にいいじゃない」
上条「いや、よくねーよ。こっちは生活費かかってんだよ!」
美琴「ちょっとくらい多めに見てあげた方が女の子たちに喜ばれるわよー?」
上条「う………………」
黒子「揺らいでますわね……」
おい>>1どこいった
黒子「もうすぐお食事の時間ですわね!お姉様行きましょ!」ガシッ
御坂「あ、うんいいけど……あんたはどうすんの?」
上条「え………え~~と~……(どうすればいいんだ……?)」
御坂「ハアー~…しょうがないわね~~食堂までつれてってあげる!」
上条「けどさ~女の寮の食堂に男がいるのは、さすがにまずいだろ?」
御坂「じゃあさ、私の部屋で一緒に食べない?」ドキドキ
上条「いいのか?」
御坂「当たり前でしょ!(当麻と一緒に食事……♪)」ワクワクドキドキ
黒子「よくありませんの!」
御坂「なんでよ!」
黒子「お姉さま、今は寮監と言えど殿方は殿方ですの。部屋に殿方をいれるなんてことは許されませんの。」
御坂「いいじゃない!そのくらい!」
上条「ん、まぁそうだよな。男の俺が女の部屋に入るなんてヤバイよな。」
御坂「わ、私の部屋なら気にしなくていいわよ!」
上条「なんでお前の部屋ならいいんだ?そういうわけにもいかんだろ、ちょっと寮監に電話して聞いてみる。」
黒子「それがいいですの、」
御坂「(…もう!せっかくのチャンスがぁ~)」
上条「……はい、わかりました。」
黒子「寮監はなんですって?」
上条「ん、寮監室で食うのが一番いいだろうってさ、」
黒子「まぁ、それがベストですわね。食事は私が持っていって差し上げますわ。」
上条「お、悪いな。じゃ、頼むわ。」
御坂「わ、私も行く!」
上条「いや、白井1人いれば十分だろ、白井はテレポートできるんだし…」
御坂「う……(もう!せっかくのチャンスなのにアイツに全然近づけないじゃない!)」
黒子「では、直ぐにお持ちいたしますわ。少々お待ちを…」
上条「あぁ、ありがとう白井、助かるよ。」
御坂「(うぅ、黒子だけ『ありがとう』なんて言われてぇ……)」
上条「ん、いや、ちょっと待った!」
黒子「どうかしたんですの?」
上条「あのさ、消灯時間後の見回りがあるけど、俺がいきなり行ったら確実に変態扱いされるだろ?」
黒子「…まぁ、そうですわね。」
上条「悪い白井、せっかく飯運んでくれるって言ってくれたんだけど、俺自分で食堂まで取りに行くわ。で、ついでにそこで軽く自己紹介しとくよ。」
黒子「まぁ、そのほうが安全ですわね。分かりました。着いて来てくださいですの。」
―――食堂
上条「えぇ~、本日より1週間、寮監代理を務めさせていただきます。上条当麻と申します。まだ分からないところもあるので、教えてくれると幸いです。不束者ですがよろしくお願いします!」
寮生全員「おねがいします。」
女子生徒A「ねぇ、結構感じよさそうで良くない?」
女子生徒B「うん、っていうか私結構あの人タイプかも♪」
御坂「」ピクッ
女子生徒C「彼女とかいるのかな~♪」
御坂「」ピクッ!
女子生徒B「あとで聞いてみよっか♪」
女子生徒A&C「いこういこう♪」
御坂「」ガタン!
黒子「ど、どうしましたのお姉さま!?食事中ですのよ。」
御坂「はっ!い、いや、なんでもないのよ……ハハ」
―――消灯時間
上条「ふぅ、さて、そろそろ見回りの時間か…それにしても、案外あっさり受け入れてくれて助かったな。これなら上手くいきそうだ♪」
―――廊下
上条「まぁ、端っこから端っこまで順番にやっていけばいいだろ、」コンコン
――「はーい、」
上条「消灯時間ですので、そろそろ寝床についてください。」
――「あ、ねぇねぇ、上条先生来たよ!」ワイワイ
――「ねぇ、さっきの聞いてみようよ!」ワイワイ
上条「ほ~ら、いいからさっさと就寝してくれると上条さんは助かるのですが…」
――「は~い、わかりました。」
上条「ふぅ、お嬢様といってもやっぱ中学生は中学生だな」
生徒「ねぇ先生、そんなことよりお茶でもしていきません?」
上条「いえ、そういうことはちょっと…って、いいから寝てください!」
~~
生徒「先生歳いくつ~?」
上条「ほら、いいから早く寝て、」
~~~
生徒「ん~、先生と一緒なら寝る~♪」
上条「…からかわないでください、ほら、もう中学生なんだから1人で寝なさい。」
~~~~~~
上条「はぁ、はぁ、……め、めんどくせぇ…」
御坂「(アイツ…はやくこないかな)」ワクワクドキドキ
黒子「お姉さま、消灯時間過ぎてますの。早く寝てくださいですの。」
御坂「も、もうちょっとくらいいいじゃない!」
黒子「はぁ、あの殿方…いや、今は寮監ですが…あの方を待っておられるんですの?」
御坂「ちっ!ちがうわよ!なんでアイツなんか待たなきゃいけないのよ!」
黒子「でしたら、さっさとお眠りになってください。」
御坂「う…(もう、アイツとお話できると思ったのに…)分かったわよ…」
―――コンコン
御坂「!!!」
上条「消灯時間ですので、もう寝てくださいね~」
黒子「了解ですの。」
上条「ん、なんだ白井の部屋か、」
御坂「わ、私もいるわよ!」
上条「はいはい、ビリビリもね。」
御坂「ちょっと!寮監なんだからちゃんと生徒は名前で呼びなさいよ!」
上条「はいはい、わかりましたよ御坂さん。じゃぁ、貴方も上条さんのことは上条先生って呼ぶんですよ?」
御坂「え?(か、上条先生って…やだ…なんか恥ずかしい///)」
上条「ま、いいから早く寝てくださいね。」
御坂「ちょ、ちょっと待って!」
上条「はぁ、なんですかさっきからドア越しで会話続けてるのなんか変な感じするんですが…それに、他の生徒から誤解を受けるかもしれないので、ちゃんと上条さんには敬語使ってください、御坂さん、」
御坂「う…わ、わかったわよ。」
上条「け・い・ご!」
御坂「わ、分かりました。」
上条「よし、これから1週間よろしく頼むぞ、じゃ、早く寝るんだぞ?」
御坂「ちょ、ちょtt……」
黒子「お姉さま、あのお方は今『仕事中』ですの。邪魔をしてはいけませんわ。」
御坂「ぅ…」トボトボ
黒子「では、電気消しますのよ?」
御坂「いいわよ…」
~~~~~~~~
上条「ふぅ、これで全部まわったな…結構大変なんだなぁ、寮監の仕事って…あの人女なのによく1人でやってるなぁ~。………あ゛!しまった、明日の朝食、どうしよう…白井に頼んどきゃ良かったな……寝よ…」
―――翌日
上条「はぁ、食堂に行くのやっぱ気が引けるな…でも朝飯食いてぇしな…行くか…」
生徒「あ、上条先生、おはようございます!」
上条「おはよう、朝から元気そうでいいな、」
生徒「今から朝食ですか?」
上条「ん、まぁ、そうだな。」
生徒「よければご一緒しませんか?」
上条「ん、いいのか?」
生徒「勿論です♪」
上条「ん、でもなぁ、男の俺が女子生徒と一緒に…って訳には…」
生徒「嫌ですか?」
上条「いや、勿論嫌って訳じゃないけど!」
生徒「なら問題ありませんわ。私達も決して嫌じゃありませんもの。」
上条「ん~、ま、1人で飯食うのも寂しいし、そうさせてもらうか。」
生徒「はい、喜んで♪」
―――食堂
御坂「はぁ~あ、眠い……」
黒子「昨日早く寝ないからですの。それに欠伸なんてみっともありませんのよ。」
御坂「わかってるわよ…うっさいわね~」
生徒「みんな~、上条先生連れてきたよ~♪」
上条「っとと、引っ張るなって…」
――「あ、先生おはようございます!」
――「おはようございます!」
~~~その他複数名省略
上条「お、おうおはよう。」
生徒「先生、何食べます?お持ちしますわ。」
上条「いや、悪いしいいよ、自分でとりに行くから…」
生徒「では、ご一緒いたしますわ♪」
――「えぇ~ずる~い、私も行く~」
――「ちょっと、抜け駆けはずるいわよ~」
~~~その他複数名省略
御坂「」
黒子「……………大人気ですわね」
御坂「ちょ、ちょっと!アn……か、かか上条先生!」
上条「ん?なんだ御坂さんか、どうした?」
御坂「そ、そんなに女子生徒といちゃいちゃするのはどうかと思います!」
上条「ん…べ、別にいちゃいちゃしてるわけじゃないぞ!ただ、一緒に食事を…と、」
御坂「だったら私と…!」
上条「悪いな、今はこいつらに誘われてるんだ、こいつらと食べるよ。」
御坂「(…………なんか上手くいかない)」ショボーン
~~~~~~
上条「さて、じゃぁいただくとするか、いただきます。」
生徒「いただきます♪」
~~~その他複数名省略
上条「……ん、上手い、いいなぁ、毎日こんなもの食ってるのかぁ~」
生徒「普段、こういったものを食べることはないんですか?」
上条「ん、そうだな、上条さん貧乏ですから、ハハハ、それに家に猫と飯漁り猛獣がいるんで…」
生徒「はぁ~、結構苦労してらっしゃるんですね…。」
上条「ん、まぁ、別に嫌なわけじゃないけどね。」
生徒A「先生って彼女とかいないんですか?」
御坂「」ビクッ!
黒子「お姉さま!落ち着いて!」
上条「な、なんですかいきなり…」
生徒A「え~、だって気になるじゃないですかぁ~♪」
上条「残念ながらモテない上条さんに彼女は生まれてこの方一度もいたことがないのです。」ショボーン
御坂「」ホッ
生徒B「うっそ~、先生モテないことはないでしょ?」
上条「本当ですよ、むしろ嫌われます。はぁ、なんでなんでしょうね。」
生徒C「私は先生のこと好きですよ♪」
御坂「」ガラガラガッシャーン
黒子「お姉さま!大丈夫ですの!?」
上条「う……い、いきなりそういうこと言われると流石にドキッとしちゃいますね…」
生徒B「わ、私だって先生のこと好きですよ!」
ー「わたしもー」
ー「わたしもー」
~~~その他複数名省略
上条「ははは、先生も皆とこうして仲良く出来て嬉しいですよ。」
黒子「お姉さま!?しっかりしてくださいまし!」
御坂「%&’$%&#%&%&’$(’)」ピー
~~~~~~
上条「それじゃ、勉強頑張ってくるんだぞ~」フリフリ
生徒複数「「「はい♪行って参ります♪」」」フリフリ
上条「…ふぅ、これで後は俺が学校行く支度しねぇと…」ワタフタ
御坂「(もう!なんでこう上手くいかないのよ!私だって…アイツと…)」
教師「御坂ー、これの答えは?」
御坂「(いや、落ち着くのよ私!まだ6日もあるわ!そうよ!チャンスはいくらでもあるわ!)」
教師「御坂ー?これの答えはぁ~?」
御坂「(よし、待ってなさい!必ずアイツに近付いてやるんだから!)」
教師「Ms.Misaka,please answer this question!!」
113 : 以下、名... - 2010/02/26(金) 18:52:43.05 LPjaMzcf0 19/41………なんとなく書き出してしまったら辞めるに辞められなくなって閉まった…。
勉強しなくちゃいかんのに……だ~れ~か~た~す~け~て~><
―――夕方、学校が終わる頃、
御坂「よし!(今日こそアイツと…!)」
黒子「なんかお姉さま気合入ってますのね、どうかしましたか?」
御坂「え?い、いや、別になんでもないのよ!(やば、半分声出てた///)」
―――女子寮
上条「結構急いで戻ってきたけど急ぐ必要なかったかな…」
生徒「あの、上条先生。」
上条「ん?どうした?」
生徒「………あの、言いにくいんですけど……」
上条「なんだ?」
生徒「あの、実は…ちょっと家族の内輪もめみたいのがあって、今月の寮の家賃が…期日に払えなさそうなんです……」グスッ
上条「なんだ、そんなことか。家賃ならいつでもいいぞ。それより内輪もめって、大丈夫なのか?上条さんでよければ相談に乗りますよ?」
生徒「!! せ、せんせぇ~ありがとぉございます!!私、断られると思って…」ウルウル
上条「そこで、駄目だ払えなんて言うわけないじゃないですか。困った時はお互い様ですよ。」
生徒「せんせぇぇぇ!」ダキッ
上条「よしよし、今は家族の方だけ考えてればいいから、なんか力になれそうだったら上条さんも力を貸すから、ほら、泣くなって、」
生徒「ヒグッ、あ、ありがとうございます」
上条「よしよし」ナデナデ
御坂「」
―――御坂・白井の部屋
御坂「」ガンガン!
黒子「お姉さま!壁に頭を打ち付けるのはやめてください!隣に迷惑ですわ!」
―――寮監室
上条「えっと、○○さんが、家賃滞納…ね」カキカキ
上条「……はぁ、なんかいつもはやかましいのが部屋にいるから静か過ぎるなこの部屋……。」
上条「…そういうやスフィンクスとイン…イン……なんだっけ?……まぁ、いいや。あいつら元気かなぁ~」
―――夕飯の時間
上条「さて、1人で食べるのも寂しいしまた一緒に食べさせてもらうかな…」
~~~
御坂「(よし、今度こそ!今度こそ!アイツを夕飯に誘うわよ!)」
黒子「お姉さま、食堂にいきますわよ。」
御坂「ん、あぁ、わかってるわよ。(いざ!)」
―――食堂
御坂「(アイツは!アイツは!アイツは!?)」ギロギロ
黒子「お、お姉さま、目が、目が恐ろしいことになってますの!皆逃げてますわ!」
御坂「(アイツは!アイツh…いたあぁ!!)」ダッ
上条「さて、今日は何食うかなぁ~、飯まで出るのがこのバイトいいよな~」
御坂「(うおおおおおおぉぉぉ!!)」ダダダダ
生徒「あ、あの、上条先生、」クイッ←服の袖をつまんで引っ張る
御坂「!!!?」
上条「ん、おぉ、さっきの…どうした?」
生徒「あ、あの、先ほどのお礼にご飯をご馳走させてください!」
上条「へ?別に上条さん、お礼されるようなことは…」
生徒「お願いします!私!なにかしないと気がすまなくて!」
上条「そ、そんなに言うんだったらじゃぁ是非…」
生徒「ほ、本当ですかぁ!」パァッ
上条「あ、でもこの仕事、もともと飯ついてるんだよな…」
生徒「え、そ、そうなんですか・・・」ショボン
上条「あ、そうだ。あのさ、実は昨日1人で飯食ってて寂しかったんだよね。良かったら一緒に食べてくれない?」
生徒「え?」
御坂「」ウワノソラーン
上条「だめかな?」
生徒「い、いえ!そんなことありません!願ってもいないことです!」
上条「ん、じゃあ俺と一緒に夕飯食ってくれ、それでお礼の話は終わりな?」
生徒「せ、先生・・・」ジワッ
上条「さて、じゃさっさと食っちゃおうぜ、俺腹減っちまった。」
生徒「はい!」スタスタ
御坂「」
黒子「お、お姉さま!?そんな口を限界まで開けてボーっとしないでくださいまし!」
上条&生徒「ワイワイキャアキャア♪」
御坂「……」ジーッ
上条「…それでさ、その赤髪の奴がロリコンだったのよwww」
生徒「えぇ~、そんなことあるんですかぁwww」
御坂「(いいなぁ、っていうかアイツも楽しそう…)」ジーッ
黒子「お姉さま、箸がすすんでおられませんわよ?」
御坂「……」ジーッ
黒子「……なんかお姉さまへの想いが別の方向へいきそうですの・・・」
上条「はぁ~、楽しかったよ、ありがとうな、」
生徒「い、いえ、とんでもありません!私のほうこそ楽しませてもらっちゃって…結局お礼も…」
上条「だからお礼はもうこれで終わりでいいって、」
生徒「で、でも!」
上条「…俺はもうお前と一緒に食事させてもらって楽しませてもらった。それで十分だよ」←イケメン
生徒「はぅ…/// わ、わかりました」
上条「さて、じゃ俺は部屋にもどるから、ちゃんと消灯時間には寝るんだぞ?」
生徒「あ、あの!」
上条「なんだ?」
生徒「ま…また、食事を誘ってもいいですか?」
上条「もちろん!こっちからも頼むぜ!」
御坂「…(どうしてこうなった…)」ゲンナリ
―――消灯時間
上条「さて、今日はちゃっちゃと済ませちゃいますかね。」
――コンコン
上条「消灯時間です、もう寝てくださいよ~」
◇以下ループ◇
~~~~~~~~~
――御坂・白井の部屋
―コンコン
上条「消灯時間ですよ、早く寝てくださいね。」
――ガチャ
上条「へ?なんだ?」
御坂「」グイッ
上条「うおっ!!?」
――バタン
上条「…いつつ、なんだいきなり引っ張り込むなよ!」
御坂「しっ!静かにして!」
上条「ん?御坂?…あ、そうかここお前の部屋だったな…てか白井は…?」
御坂「く、黒子ならもうぐっすり寝てるわ!」
上条「ほぉ、白井は偉いな、ほら、お前もさっさと寝ろ!」
御坂「ちょ、ちょっと待って!話があるのよ!」
上条「なんだよ?」
御坂「えっと…その…あ、あのね、なんか体がだるいなーって、思って…」
上条「え?なんだ?熱でもあるのか?」ピトッ
御坂「(あ、アイツの手が…しかも顔近い///)」
上条「……そんな熱くないぞ?」
御坂「!!(しまった!)いや、でも確かに体がだるいのよ、だからどうも寝付けなくて…」
上条「そうなのか?ん、まぁ、病気かなんかじゃ大変だからな。病院…って言いたいところだけどもうやってないだろうからな…。仕方ない。御坂、今日は寮監室に来い。」
御坂「!!!」
上条「このままじゃ白井に移すかもしれんしな。確か寮監に病人が出たら寮監室って教わったし…」
御坂「(ぃっよし!!来た!来た来た来たぁぁぁぁ!)」
上条「よし、じゃあ先に1人で寮監室に行っててくれ、俺まだ見回りしないといかんからな…」
御坂「うん、わかった、待ってる。(よっしゃああぁぁ!!)」
上条「さて、じゃあ続きいきますか……」バタン
御坂「…………っし!!アイツと二人きり♪アイツと二人きり♪」ルンルン♪
~~~~~~~~
上条「さて、これで一通り終わったな。御坂が調子悪いみたいだしさっさと戻ろう…。」
―――寮監室
御坂「あ、ご苦労さま♪」
上条「おう、横になってなくて大丈夫か?」
御坂「うん、まぁ…一応、」
上条「とりあえず…ほら、熱測ってみろよ」
御坂「ん…」
~~~~~
―――ピピピッ
御坂「…はい」
上条「ん、どれどれ…37,7…微妙にあるな…ほら、横になっとけって、」
御坂「う、うん(電気で上手く熱出すなんてはじめてやってみたけどやってみるものね…)」
上条「夕飯は…食ったんだよな?なんか飲みたいものあるか?」
御坂「うん…じゃぁポカリ……」
上条「わかった、ちょっと待ってろ…」バタン
~~~~御坂の妄想開始
上条「ほら、ポカリ買って来たぞ」
御坂「うん、ありがとう」
上条「あ、起きなくていいぞ、そのまま、俺が飲ませてやるから」カポッ
御坂「え?ちょっと、なんでアンタが飲んでんのよ」
上条「」グッ
御坂「んっ」グッ
上条「ほーふれば、いいあお?(こうすれば、いいだろ?)」トロン
御坂「んぐっ、んあ、ふぁ」トロン
~~~~~~~~~
御坂「なんちゃってなんちゃって♪」キャハハ
上条「………御坂?」
御坂「」
御坂「あ、あああ、アンタ!いつのまに!?(き、聞かれた!?)」
上条「いや、ついさっき戻ってきたけど…なに両手頬に当てて体クネクネしてたんだ?」
御坂「っ!い、いや、なんでもないのよ!」アセアセ
上条「大丈夫か?熱上がってきたんじゃないのか?」ピトッ
御坂「はぅ!」
上条「……さっきより高い気がするな、ほら、ポカリ、ストロー挿しておくから、」
御坂「うん…」
上条「えっと、熱さまシートみたいのが確かここらへんに…」ガサゴゾ
御坂「………あのさ、」
上条「ん、なんだ?」
御坂「…アンタ、結構女子たちに人気あるみたいよね…?」
上条「ん、人気あるかどうかは分からんけど受け入れてもらってるみたいだな。」
御坂「…アンタってこういうときまで鈍いのね…」
上条「はい?なんですと?」
御坂「はぁ、不幸不幸言ってるけどアンタ結構幸せなやつよ…本当」クスッ
上条「何言ってんだ?俺が幸せって…そんなわけ……」
御坂「まぁ、確かにアンタは不幸な部分もあるわよ。…あるけど…さ、」
上条「?」
御坂「私達…いや、わ、私が……アンタの……」
――prrrrrrrrr!
御坂「!?」
上条「おっと、――はい、もしもし?あ、寮監さん、」
寮監『どうだ?調子は?』
上条「えぇ、今のところ何の問題もなくやってますよ。」
寮監『そうか、仕事にも慣れてきたところすまないんだがな…』
上条「はい?」
―――ガチャ
御坂「寮監、なんだって?」
上条「ん、なんか…向こうの予定が早く終わったらしい…。」
御坂「え?…それって…」
上条「あぁ、明日いっぱいでこのバイト終了だな、」
御坂「…そう。なんだ…。」
上条「はぁ、かなりいい待遇だったからしっかり1週間やりきりたかったなぁ~」
御坂「………明日、」
上条「ん?」
御坂「明日、寮生全員集めてアンタのお別れ会やりましょう!」
上条「はい?」
上条「おい、お別れ会って…たった3日の仲だぞ!?」
御坂「いいじゃない!皆アンタのこともう好きみたいだし、」
上条「んなこと言ったって…後1日じゃ無理だろ…」
御坂「なんとかするわよ!とりあえずアンタは明日の朝、ちゃんと全員に報告するのよ!」
上条「あ、あぁ…わかったよ。」
―――翌日
上条「ふぁ、はぁ、今日で終わり。ね。さて、飯食いにいくか。」
―――食堂
上条「え~と、どうすっかな~」
生徒「あ、先生!おはようございます!」
上条「お、おう。おはよう。」
上条「どうすっかな…全員が席につくの待つか…ええいもう!めんどくさい!」
上条「スゥッ、」
―――皆さん!!聞いてください!話があります!!
生徒全員「?」
上条「えぇ、はい。皆さんおはようございます。」
生徒全員「おはようございます。」
上条「今日は皆さんにお知らせがあります。…え~本日限りで私上条当麻は寮監代理の勤務を終了することになりました。」
生徒全員「ええぇぇ!!」
上条「昨日の夜、寮監から連絡がきて、予定よりかなりはやく帰ってこられるとのことです。」
生徒全員「ええぇぇ!!」
-「うっそー、最悪ー」
-「上条先生いっちゃうのー?」
-「え~やだー」
上条「たった3日でしたが、皆さんと仲良く出来てよかったです。ありがとうございました!」
生徒全員「………」ショボーン
上条「でわ、失礼します。」スタスタ
生徒「ワイワイガヤガヤ」
-「どうするのー?」
-「えー、なんかこのままじゃ嫌じゃない?」
-「このままサヨナラってのもなんかねー」
御坂「あ、あのさ!!」ガタン
生徒全員「!?」
御坂「今日、学校が終わったら直ぐ帰ってきて皆でアイt…上条先生の送別会やらない!?」
-「あぁ、それいい!」
-「賛成賛成!」
-「やろやろ!」
―――放課後
-「そこ、もっと右」ワイワイ
-「これそっち持っていって」ガヤガヤ
―――夕飯
上条「…はぁ、ここの上手い飯もこれで最後ね。」トボトボ
―パァン!パァン!
上条「!!?」
生徒「」パチパチパチ
-「先生、今までありがとー!」
-「先生お疲れ様ー!」
上条「こ、これは一体…まさか、御坂の奴本当に…」
御坂「だから、やるっていったじゃない!」
上条「御坂…」
御坂「ほら、みんなアンタのこと本当に慕っているからできるのよ。」
-「先生、いかないでー」
-「先生、ずっと寮監でいてよー」
-「あの寮監じゃやだー」
上条「みんな…」
御坂「ほら、最後くらいちゃんと楽しみなさい!」グイッ
上条「おう!」
糸冬
ごめんなさい、最後無理矢理です。一週間も続けるのちょっと無理です…ごめんなさい。
ごめんなさい、本当許してください。ごめんなさい…。見てくれた人ありがとうございました。
ごめんなさい。