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第10話
「女狩り(ガールハント)に行こう!」
某所、某日
???「…以上だ、今回の任務は理解したか?」
???「ウフフ…アンダースタンド、オールオッケーよ…早くもゾクゾクしてきちゃったわぁ」
???「学園都市をローマ正教の元に置く…そのための重要な任務だ、できるか?」
???「できるできないじゃない…『ヤる』のよ、すべてこのお姉さんに任せておきなさいな…ウフフ」
……………………………………………
常磐台、図書館
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
美琴「ついに…ついにあの日がすぐそこまで来た…」
…ガタッ!!
美琴(学園都市の全学校が参加する体育祭、大覇星祭が!男女のなかが急接近する一大イベントッ!!)
美琴「もし…もしも目論見が成功したなら…!」
……………………………………
上条?「ん…美琴じゃないか、どうした?」
美琴「あっ!あのね!タオル持ってきたの…よかったら使って!」
上条?「フッ…ありがとよ、でもな…」
美琴「えっ…?」
ヌギッ
上条?「ワリィが疲れてんでな…拭いてくれないか」フッ…
美琴「ハッ…ハイヨロコンデェーッ!!」 ヘヴンジョウターーーz_____イ!
美琴「ウッ…ウプケコキコケキコカコカコ!!だっ駄目よ!まだ笑うんじゃないわ!!」
美琴(ここで一気に差を詰めれば!正ヒロインは誰の手に!?私の手に決まってんだろーが!?)
美琴「やったる…御坂美琴やったるぞぉおおおおおおおおーッ!!!」ガオー!
ヒソヒソ…ミコトサマドウシタノカシラ…ゴランシンジャー!コレハヒドイ
黒子「お姉様…おいたわしや…」ウウウ…
ツカ…ツカ…
???「…へぇー」キュッ!
美琴「ホホホウハホホヘホハハハハハハハハハーッ!!!」ダァーッ!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドド
???「やれやれだわ…今年の大覇星祭、楽しくなりそうね」ニヤ…
上条の家
イン「おーっし!もう大覇星祭はもうすぐそこなんだよ!!気合を入れるしかないかも!!」オオーッ!
上条(家で体操服を着てどうする)
イン「とうまの学校も出るんでしょ?一緒にがんばろーね!」
上条「学校生活を楽しんでいるようだな」
イン「うんっ!!こんなに楽しい生活は初めてだよ!今までも充実してたのに、ここまできたら満足死しちゃうかも!!」
上条「…そうか」
イン「あ…あのさ、とうま」
上条「なんだ?そろそろ飯を作るぞ」
イン「わたしが…さ、学校の学生寮に入らないって言った時に、とうまは…何で何も言わずわたしをここに置いてくれてるの…?」
上条「…………」
イン「それが…気になっちゃって…へ、へんな意味じゃないんだけどっ!!」///
上条「…約束だからな」
イン「え…?」
上条「赤髪のデカブツと露出聖人に頼まれた事だ、途中で放り出すのは症に合わん」
イン「………」
上条「お前が出て行きたいのならそれでいい…だが『ここにいたい』というならおれは否定しねえ」
イン「とうま……」
上条「皿を並べとけ、話は終わりだ」クルッ
イン「…わたしっ!とうまとずーっと…ずーっと一緒にいたいんだよーっ!!」ピョーン!!
イン(えへへ…とうま!だぁーいすきっ!!)///
上条「………」サッ
イン「ぶべらっ!?」ベッシャア!!
そしてッ!
ドン!ドンドン!
ナレーター「おはようございます皆様、ことしも大覇星祭の世界の季節がやってまいりました、実況は6ご…一介のナレーターが務めさせて頂く世界です」
ワイワイガヤガヤ
黒子「あら?どこかで聞き覚えのある声のですの…?」
美琴「きききき気のせいよ!!疲れてるんじゃない黒子!?」
黒子「は、はぁ…」
佐天「言われてみればどっかで聞いたことがあるような気がするなあ」
初春「私もどこかで…いや、聞き慣れている気も?」
美琴(うぐぐ…あの娘たちが言ってた学園都市での仕事ってコレか!ぬかったわ…)
青ピ「世界ってなんだよ(哲学)」
土御門「ウチの学校にはなんせカミやんがいるからなぁ、エリートたちの鼻をあかしてやろうぜい!」
上条「…めんどくせえ」
吹寄「気合を入れるのよ!!私達の学校が全ての頂点に立つために粉骨砕身努力しなさいッ!!」
上条「てめーはどこを目指してんだ…」
姫神「僥倖…!ついに名前が表記された…こんなに嬉しいことはない…!」ジーン
上条「ン?居たのか姫神…」
○○「」
一方通行「おおッ!?上条さンじゃないっすかァ!」タタターッ!
土御門「おや?」
青ピ「新キャラ登場や!」
上条「てめーは道行か…」
一方通行「上条さンの学校も参加してたんスねェ〜…ま、全学校参加だから当たり前か」
上条「しかし…おめーは高一だったのか」
一方通行「そうっスよ~!上条さンよりいっこ年下ッスね、もっと年いってるかと思いましたよォ!」タハハ
上条「………」
一方通行「……スンマセン冗談ッス、その顔やめてください」
一方通行「いくら上条さンが相手だからってウチの学校も負けないッスよ!それじゃ!」スタタタター!
土御門「なんかいいヤツそうだったにゃー」
青ピ「でも何やろあのインナー…横断歩道か?」
上条「命が惜しいならアイツの前で服のことをいうのはやめておけ…」
「とーうーまー!」
上条「…ン?」
青ピ「ムムッ!?この井口ボイスは…」
インデックス「とうまとうまー!ステイルが来てるんだよ!」トテトテ
ステイル「やあ、久しぶり…でもないかな」
上条「ステイル…?おめーも応援に来てくれたってのか?」
ステイル「ふっ!ま、それもいいだろう…他にもちょっとした用があるんだ」
上条「また魔術師絡みか…」
ステイル「確定というわけではないがね」
青ピ「カミやんこの美幼女とどんな関係や!?イケナイ関係か!児ポ法接触か!?」
イン「このレベルの変態は見飽きたんだよ」
ステイル「こいつ消し炭にしていいかい?」
上条「…やめといてやれ」
土御門「おっ!選手宣誓が始まったみたいだぜい」
削板「選手宣誓ッ!この削板軍覇正々堂々戦う事を誓うッ!我々学生はこの戦いを通して成長するのだ!いや…してみせるッ!!」バァーッ!!
???「はァ~…なんだかめんどくさいしィーパパッとはじめちゃいましょーよ、パパッと」ポリポリ
削板「な、何てスピーチをしてるだーーーーーッ!?ゆるさん!!」
黒子「で、でかっ!195センチはありますの!!」
初春「はえー、ガチムチな人ですねぇ」
佐天「あの気だるげな女の人すごくスタイルいいなぁ~あこがれちゃう!」
青ピ「あの流れるような金髪…イイッ!」
上条「アイツは…」
土御門「ん?かみやん、あの女生徒がどうかしたのか?」
上条「…なんでもねえ」
ナレ「アー…最初の競技は玉入れです…タマ………挿れ……淫美な響き…イイーッ!!」ガタガタガタ!
黒子「玉入れなんて私の能力でジャックポットですの!」ヒュンヒュンヒュン!
美琴「ずるくない?」
康二「あっ!輝泰くん!駄目だよ玉を消しちゃあ!!」
輝泰「ちっ、ちくしょー!なんでいつも俺がテレポートさせようとするとモノがどっかに消えちまうんだッ!」
一方通行「その手で俺らを削りとらねーでくれよォ…よっと」ベクトルチョウセイホイホイ
青ピ「ど、どーなっとるんや!?全ての玉が寸分狂わず同じ軌道で入ってく!」
上条「能力使っていいんならルール破綻してねーか?」
土御門「それは禁句だにゃー」
ナレ「つぎ、100m走………がんばれ」 ボソボソ
一方通行「よっしゃ!この勝負もらったぜェ!ベクトルダーッシュ!!」ドシューーーz_______ッ!!
佐天「わあ!道行さんすごい!!」
初春「さすがですね!」
一方通行「アッ、やべえ停まれねェ」
ドッゴォオオオオオオオオン!!
観客1「グワーッ!?」
観客2「アイエエエエエエエエエ!?」
ピーッ!
黄泉川「ぶどうが丘学園!観客への危険行為で減点!!アホ道行が!!」
一方通行「ちっチクショー…」ピクピク
佐天「なんか最近道行さん三枚目キャラになってきてない…?」
初春「…ですね」
イン「道行ェ…」
ナレ「次の競技は綱引きです…話は変わりますが、土俵際の駆け引きって手に汗にぎりませんか?」ウフフ
削板「くらえ!縄を伝わる!大縄波紋疾走ゥウウウウウーッ!!(ビッグロープオーバードライブ)」ドッギュウウウウウウウウン!!
バリバリバリバリバリバリ!!!
相手1「おわーーーーっ!?」
相手2「ビリっときたーーーッ!!」
青ピ「あ、相手を縄ごと引っ張り込みおった!!」
土御門「勝てばよかろうなのだぜい」
上条「ダメだろ」
ナレ「次は騎馬戦です…ああっ!私もあの人の上に乗っかって………揺らされて………あああああああああああ!!!」ハァハァハァ!
イン「なんで誰もナレーションに突っ込まないの…」
一方通行(おーし…この競技は上条さンも
出てるみてーだし、ラッシュ対決といくかァ!)
一方通行「おっ!あの騎馬だなァ!よっしゃ!とつげ…………き……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
上条「……………」
騎馬1「このカスどもが…奮闘するんじゃあないッ!」
騎馬2「小僧ども…今度逢う時はもっと強くなってからこの和無有に向かって来い!!」
騎馬3「おまえたちは俺たちに恐怖している………おや?当たってしまったか……………なァーーーーーーーッ!?」
黒子「は、柱のような男達ですの!?」
美琴「高校生なわけないでしょ!?」
吹寄「ん?あの騎馬三人組はうちのクラスの案山子くんに大塚くんにひろしくんよ?」
ピンポンパンポーン
ナレ「つーわけで昼休みだコラッ!とっとと休め!!つーかイタリアのベニスってよォ~…」イライラ
土御門「カミやんおつかれ!」
青ピ「カミやんのお陰で高得点ゲットやで!優勝に一歩近づいたな!」
上条「誰もあんな騎馬に近寄ろーとしねーだろ…」
チラッ
美琴(いっ、居た!ここで…ここで愛情たっぷりタオル作戦を…!)コソコソ
…タタターッ!
5号「やっほー!とーまくんおつかれー!!」パタパタ !
8号「お疲れ様ですゥ!よかったらタオルどうぞ…うへへ」ベタベタ !
10号「上条さん!おちゅか…おっ、お疲れ様です!!」ペコペコ !
上条「…てめーら」
青ピ「カミやんお前…いや、もういいや…」
土御門「三つ子とはたまげたなぁ」
美琴(あ、あの娘たち…!姉を差し置いてなにやってくれてんのよォーッ!?) ギギギギ…
5号「さっきの騎馬戦すごかったよー!究極生命体というかなんというか!」
上条「オイ…なんでてめーは太ももがビショ濡れなんだ…?」
8号「べっ別に変な汁つけてませんよォ!?本当にマジで!!」ブンブン!
10号「あの…あの…」ワタワタモジモジ
土御門「なんか俺ら邪魔っぽいしあっちいってるぜい」
青ピ「その星の元に生まれたんやね…そう思わんとやってられんわッ!」
美琴(ああ~もう!私と同じDNA持ってるからってなんでよりによって当麻に…!)
5号「じゃあ私達なれーしょんの仕事あるから、またねー!」タタタター!
8号「ああっ…この私汁たっぷりタオル…使って欲しかった…ああっ!!」スタタター!
10号「あの…その、頑張ってください!しつれいします!」ピューッ!
上条「…おう」
アウッ!チョット10号チャンマタコロンダノ?ツ、ツギハドコノシルヲ…
上条「あいつらの学習装置を作ったやつは何を考えてんだ…?」
美琴(私が聞きたいわよ!たっぷり!)
美琴(しかしアイツ1人になった今がチャンス!ここで仕掛けるッ!)
美琴「ね、ねぇ!とう…」
…ザッ!
???「…あらぁ?ミコっちゃんじゃないの!!」
美琴(…ゲッ!!)
美琴「あ、あなたは…」
食蜂「わたしよー!食蜂操祈!み・さ・き!キャホー!…なんてねェー」
美琴(あちゃー…やっぱ食蜂先輩かぁ…)
食蜂「こんな影から伺うようなとこからどーしたのォ?ストーキング?」
美琴「そっ…そそそそそそんなことしててててててないですよっ!?」ビクウウウウッ!
食蜂「ジョーダンよっ!ジョーダン……え、マジなの?」
美琴「違いますっ!」
なんか説明しなきゃいけない気がしたから説明しておこう……
この人は常磐台三年生の食蜂操祈、そして学園都市『第五位』に位置している
彼女の能力は心理掌握(メンタルアウト)…凄まじい能力らしいが使っているところは見たことがない…本人があまりこの能力自体が好きではないというウワサもある
キャピキャピしてそうな外見からは想像もつかないくらいアウトローでワイルドで竹を真っ二つに割ったような性格をしている…頼りがいのある性格でもあり、多くの生徒からも人気を集め『女王様』と呼ばれたりもしている…本人は嫌そうだけども
そして能力もさることながら彼女はマーシャルアーツの達人なのだ、数々の大会を総ナメして男女混合の大会でも優勝経験がある…このしなやかな体からは想像もできないほどの強さを誇っているそうだ、『まるで一本の糸のように』全てを受け流すともいわれている
同じ学園都市のレベル5として私にはフレンドリーに接してくれているが、私は少し苦手だ…なぜかというと
食蜂「ン?どーしたの?」ボイーン!
美琴「………」ペタン
美琴(胸!嫉妬せずにはいられないッ!!そしてそんな自分の情けなさに荒れている!クソッ!!)ギリギリギリ…!
食蜂「あっ!分かったわ~」ニシシ
美琴「えっ?」
食蜂「あの後ろ姿の背の高い男子!アレ目当てでしょ!!」ビッ!
美琴「なっ…なななななななななんでそれを!?」ボフッ!
食蜂「…ミコっちゃん分かり易すぎよ」
美琴(そしてこの鋭い勘!どうなってるのよ…とほほ)
食蜂「そうねぇ…人生の先輩として教えられる事は…やっぱキャピキャピした女に男は心くすぐられるかな?」ウーム
美琴「は、はぁ…」
食蜂「例えば…『あなたを好きになっちゃったんだゾ☆私とお付き合いしてほしいなぁ~☆』とか!」
美琴「………」
食蜂「……オエーッ!今のナシ!やっぱクッソうざいわ!!」ブンブン!
スタスタ…
食蜂「んっ?」
美琴「あっ」
上条「うっとおしい…御坂、やっぱりおめーか…」ザッ
美琴「ゲッ!?気づかれた!!」
美琴(わ、わたしの作戦がぁ…) ガクー…
食蜂「あら?それじゃ邪魔なっちゃ悪いし私はここ………で…………」
美琴「へ?」
上条「……!」
美琴(あ、あれ?)
上条「そのナリ……やはりミサキか」
食蜂「とう……ま?」
美琴「えっ!?えぇええええええーッ!?!?」
ドォーーーーz_______ン!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド
上条「やれやれだぜ…宣誓してたやつがどこかで見た顔だと思ったらお前だったとはな」
食蜂「やれやれだわ…学園都市全ての学校が参加してるのは知ってたけど、四年ぶりね」ニコッ
美琴(ち、ちょっとちょっとちょっと!この二人どーいう関係なのよ!?四年ぶりって!?)
オメーハアマリカワッテネーナ、ソレニシテモアンタデカクナッタワネー、ケッ…ムカシノオメーモチビスケダッタノニナ、ナッ!ウルサイワヨ!
美琴(まさか…まさか昔の恋人!?そんな再び燃え上がる恋だっていうのッ!?) ワナワナ…!
食蜂「それにしても女の子キラーっぷりは健在ねえ…まさかミコっちゃんが惚れてるとは、ビビったわ」
上条「おれが知るか…」
土御門「おーいカミやん!次の競技の準備はじまるぞー!」
食蜂「あらら…お呼ばれみたいね」
上条「そのようだな」
食蜂「行って!また今度時間があるときゆっくり話しましょ…四年ぶりに会えてうれしかったわ」ニコリ
上条「…ああ、またな」
スタスタ………
食蜂「ふぅ~まさかミコっちゃんが当麻に巡り合わせてくれるとはねぇ、びっくりしたわぁ〜」
美琴「……………」ブツブツ
食蜂「…あのー、ミコっちゃん?」
美琴「………ハッ!し、食蜂先輩!!アイツとどういう関係なんですか!?四年ぶりって!?」
食蜂「にひひ…聞きたい?私と当麻の馴れ初め?」
美琴「聞きたいッ!モノすごく私、気になりますッ!!!」クワッ!
美琴(こっ、これ以上ライバルが増えたら私は…!どんだけヒロイン増やすつもりよ!?)
食蜂「そうねえ…あのときは当麻が小6、私が小4だったわね…………」
………………………………
五年前
男の子「おーい上条!ドッジ入ってくれ!お前がいたらぜったい勝てる!」
女の子「ねーねー上条くん、いっしょに遊ばない?」
上条(小6)「わりいな…用事がある」
男の子「なんだよつれないなー!」
女の子「じゃあまた今度ね!」
ワーワー!
食蜂(小4)「いいなあ……あのひと」
食蜂(わたしもみんなといっしょに…)
食蜂「はぁ…」キーコキーコ…
…ザッ
上条「…おい」
食蜂「わっ!」
上条「なんでみんなと遊ぼうとしない?子供なら遊んでなんぼだぜ…」
食蜂(あなたもこどもじゃないの…)
食蜂「わたしね…のうりょくのせいであいてのこころが見えちゃうの」
上条「能力?読心能力あたりか…」
食蜂「どくし…?とにかくそのせいであまりみんなとなかよくなれないんだ」
上条「………」
食蜂「だからあんまり近づかないほうがいいよ…きもちわるいでしょ?」
ズイッ!
食蜂「なっ、なに!?」
上条「オイ…お前名前は?」
食蜂「…しょくほうみさき」
上条「そうか…いきなりだがミサキ、おめーこのままでいいと思ってるのか?」
食蜂「えっ…?」
上条「このままひとりぼっちでいいのかって聞いてんだ」
食蜂「それは…」
上条「…どうなんだ?」
食蜂「…やだよ!わたしだってみんなといっしょに遊んだりわらったりしたいよ!でもこんなちからがあったら…どうにもならないよ…」グスッ…
上条「…………」
食蜂「どうすればいいかわたし…わかんないよ…」ポロポロ
上条「…ミサキ」
食蜂「ううう…」ポロポロ
上条「俺も昔、お前と同じだった」
食蜂「…………えっ?」
上条「俺にも妙な能力があってな…誰1人俺には近づこうとしなかった、お前以上に」
食蜂「で、でも今じゃみんなからたよりに…!」
上条「立ち向かう意思…」
食蜂「たちむかう…いし?」
上条「そうだ、おれはそれのお陰で立ち直れた…今までの自分からな」
食蜂「………」
上条「その意思が常におれのそばに立っている、そう思って今までやってきた」
食蜂「わたしは…わたしは…」
上条「めんどくせえから簡単に聞くぜ…『お前に立ち向かう意思はあるか?』ってことだ」
食蜂「……わたしっ!」ググッ!
上条「フン、いい目になったじゃねーか…ところで、おれの心が読めるか?」
食蜂「…あれっ?」
食蜂(まったく…読めない?こんなひとがいるなんて…)
上条「読めねーだろ?この力をおめー自身でコントロールしろ、能力を自分のモノにするんだ」
上条「おれが言えるのはここまでだ…じゃあな」スクッ
スタスタ…
食蜂(わたしの力…わたしの意思…!)グッ!
食蜂「…待って!!」
上条「ン?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
食蜂「わたし…もっと強くなりたい!!もっともっと…!囚われている檻から!『石の海』から自由になりたいッ!!」
上条「……」
食蜂「あなたに着いていかせて…いや!絶対に着いていくわ!! 」ギン!
上条「……勝手にしろ」
食蜂「それと……あなたの名前を聞かせてちょうだい」
上条「…………」
食蜂「心に刻んでおきたいの、あなたの名前を…」
上条「当麻……上条当麻だ」
……………………………………………
食蜂「…ってなワケよォ、あとはアイツが卒業するまでの一年間、ずっと着いていったわねェ~…ま、そのあとは何も言わずいなくなっちゃったケド」
美琴「あ、あいつと先輩にそんなことがあったなんて…」
食蜂「しっかし今考えたらあんな小6いるかってのよ!やるときはやる性格だったとはいえ…マジありえねーわ」
美琴(でも…アイツは昔先輩と同じ体験を)
食蜂「一緒にいたのは一年間だけだったけど学んだモノが多すぎて数え切れないわ、子供心だけどね」
美琴「昔から変わってないんですね…アイツは」ギュッ…
食蜂「そうねぇアイツは昔からそう…そして私は言うなれば『受け継いだ人間』かしら?」
美琴「受け継いだ…人間?」
食蜂「かっこつけた言い方だけどねェ~アイツから『意志』を受け継いだ…そんなカンジかな?」
………………………………………
『お前の出来る事、それを全力でやれ…!!』
………………………………………
美琴(意志…)
食蜂「でもいつまでも受け継いだままじゃいられない!その先をどうするかは自分自身よ…私は『飢えた』、より気高く自分の成長に『飢えた』わ!」
美琴「……先輩」
食蜂「ま、こんなとこかしら?どうやらミコっちゃんもアイツから何か受け継いだみたいね」
美琴「……はい!」
食蜂「まったく分からんヤツよねぇ…当麻はぶっきらぼうだけど、それに反して色々な人に影響を及ぼしている…たいしたヤツだわ」
美琴(一方通行に……妹たち、そして……わたし)
美琴「そうですね…私にも分かりません!ふふふ…」
食蜂「ところでミコっちゃ〜ん?」ニヒッ
美琴「……へっ?」
食蜂「私が当麻の事どう思ってるか気にならない?」
美琴(し、しまった!それを忘れていた…!!マズイ!こんなの正ヒロイン確定じゃないの!!)
美琴「ど、どどどどどどどうなんですか…?」ドキドキ…
食蜂「うーんとね…」
美琴(どうだ…どうくるッ!!)
食蜂「好き……とはまた違うわね、どっちかっていうと尊敬?あこがれかな…」
美琴「そ、そうなんですか…」
美琴(セーフ!…………なの?)
食蜂「でもまぁアイツは女の子と付き合うのに全く興味ないからね~恋路は茨の道どころじゃないわよ、ありゃあ」
美琴「……ですよねぇ」ズーン
食蜂「はははっ!ま、そんなに落ち込まないで!わたしがアイツの弱点教えてあげるから!」ポンポン!
美琴「じっ弱点!?アイツに弱点なんかあるんですか!?」
食蜂「そうねぇ…うーんと…」
美琴(一体…それは!?)ドキドキ!
食蜂「ヒトデが……………好き」
美琴「は?」
食蜂「ま!そういうことよー!ミコっちゃんがんばれ!乙女よ大志を抱け!またねーー!」フリフリ
美琴「えっ」
美琴「えっ?」
同時刻、路地裏
???「潜入成功よ…ウフフ、学園都市のセキュリティもちょろいわね」
???「オリアナ…油断するな、この街には超能力者と呼ばれる異能力を持つ人間が多いと聞く」
オリアナ「だいじょーぶだってぇ、私の魔術の前には無意味よぉ」
???『…しくじるなよ、幸運を祈る』ブチッ
オリアナ「ウフフ…愚問ね、任せておきなさい」
ワイワイガヤガヤ
騎馬1「よし、それでは外界のコンビニへと出掛けるとするか」
騎馬3「うむ」
騎馬2「はっ!」
ビクゥ!ドシュッ!ヌウウ!オノレ大塚ナニヲスルカッ!ヤメイッ!ヒロシディシ!大塚ハ影ニハイラレルト…
小萌「昼休みは結構長いですからねぇ〜クラスのみんなに買い出しにいかなきゃです!」
姫神「私もいきます…出番が」
イン「わたしもお手伝いするんだよ!
(別の学校だけど)」
ステイル「上条はどこいった…?ま、あとで連絡しておくか」
学校付近
スタスタ
一方通行「ところで上条さン、さっきのパツキンのねーちゃんと知り合いなんスか?」
上条「まぁ、古い知り合いってとこだな」
一方「はぇ~…どことなく親子っぽいカンジも…」
上条「…どこがだ」
???「…キャッ!」ドンッ!
一方通行「あっ!」
上条「!」
ガシッ!
上条「オイ…あんた大丈夫か?」
オリアナ「ごめんねぇ…お姉さんヨソ見してたわぁ」
一方通行(…よく今の反応できたなァ)
オリアナ(あらっ!イイ男!!ここは…ウフフ…)
オリアナ「ありがとうねぇ…なにかお礼をしなきゃ…ネ?」ナヨッ
上条「いらねえ、じゃあな」
オリアナ「」
一方「即断!?」
オリアナ(うっ…嘘でしょ!?マンガならここで一悶着あるはず…!)ボーゼン
一方「きょうはパツキンによく会う日っスねェ…」
上条「…知るか」
オリアナ(ま、まぁ今は任務を遂行しなきゃね…ここいらで…)
オリアナ「…あら?」
イン「ヌゥウウウウーッ!重いんだよ!」ギシギシ
小萌「インデックスちゃんがんばってくださ~い!」
姫神「………おもい」
オリアナ(なんだ…幼女が2人に地味なのが1人………………ッ!?)
イン「あれっ?あの女の人あいさのこと見てるんだよ」
小萌「どうしたんでしょうか?」
姫神「………?」
キラッ!
オリアナ(あの十字架…まさかイギリス清教の追っ手!?くそっ!!) ゴオッ!!
イン「えっ!?」
小萌「ち、ちょっとどうしたんです!?」
オリアナ「………はぁっ!!」ドウッ!!
ドシュウッ!
姫神「あぐうっ!?」ドシャ!
小萌「いっ…いやああああああ!!」
イン「あっ、あいさぁーっ!!」
姫神「う、ううう…」ドクドク
小萌「姫神ちゃん!な、なぜいきなりこんな…!」
オリアナ(様子がおかしいわね…………まさか……一般人!?)
ステイル「どうしたんだ!?今大きな音が聞こえたぞ!!」
オリアナ(まずい……ここは引くしかないわ!!!)ダダダッ!
イン「あっ!ま、待てっ!!」
小萌「姫神ちゃん!しっかりしてください!姫神ちゃーん!!」
姫神「………」ドクドク…
タタタタ!
一方「あ、あの人さっきぶつかったパツキンじゃないッスか?ずいぶん急いでるみてーだけど」
上条「ン?」
…シュン!
一方「…なっ!?」
上条「……!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
一方「か、上条さン!おれの目がおかしくなければ…!」
上条「消え………やがったな」
アイサー!シッカリシテ!!
上条「チッ…あの声は!」ダッ!
一方通行「こいつァグレートにまずいかも!」
ステイル「……上条!!」
イン「と、とうまにみちゆき!あいさが…あいさが!」
上条「とんでもねーことになってるみてーだな…頼むぜ道行」
一方通行「任せてくださいッス!」
キュウウウウウウン…
小萌「姫神ちゃん!」
姫神「…………………うう、何でこんな役どころ…」ゼイゼイ
小萌「よ、よかったぁ…」ヘナヘナ…
イン「特殊な魔術にやられたからか、治癒魔法が効きづらかったんだよ…みちゆきがいて良かったかも!」
一方通行「…よし!キズはふさいだぜェ!だが、出した血が多すぎるな」
上条「先生、病院につれていってやれ」
小萌「はっ、はい!」
上条「さてと…一体何があった?」
イン「きゅ、急に金髪のグンバツのボディの女の人があいさにむかって……魔術師に違いないんだよ!」
一方「そ、そりゃあ!」
上条「…さっきのヤツだな」
ステイル「…ヤツはオリアナ・トムソンだ」
上条「オリアナ?誰だソイツは」
ステイル「追っていた張本人…外から学園都市に入ってきたローマ正教の手先だ!すまない、僕がついていながら…」
一方「どんなやつなんだ?」
ステイル「その異名は『追跡封じ』…誰も彼女の痕跡を見つけることができないことからついたらしい…かなりやり手の魔術師だ」
上条「…さっき消え失せたのがその魔術っつーわけか」
ステイル「何!?ヤツを見たのか!!」
一方「ああ、かなり泡食ってたみてーだなァ〜」
上条「話は大体わかった…今からヤツを追う」
ステイル「僕も行くぞ!」ザッ!
上条「まちな…おめーはもう1人を探せ…」
ステイル「もう…1人?」
イン「まだ侵入してきた人がいるの?」
上条「学園都市への侵入…そう簡単にできることじゃねぇ、必ず協力者がいるはず…しかも単独作戦ってのは考えづれえしな、最低でもツーマンセルだろう」
ステイル「な、成る程…」
上条「おめーはコイツを手伝ってやれ、パツキンの方はおれが追う」
イン「……うん!」
上条「それでは、『ハンティング』に出かけるとするか…」
イン「女狩り(ガールハンティング)に行こう!」オオーッ!
ステイル「上条!すまないが任せたぞ!」タッ!
上条「これは大覇星祭をフケなきゃならんな、やれやれ…」
一方「…上条さン!その『ハンティング』、おれも参加するッスよォ~!」ニッ
上条「道行…」
一方通行「お前には関係ないって思ってるかもしれねースけど、上条さンには返しても返しきれねーくらいの恩があるンだ!さっきから魔術がなンだの訳わかんねェけど…手伝わせてくださいッス!」
上条「…わかった、行くぞ!」
一方「ウッス!」スクッ!
ザワザワ
一方「しっかし上条さン、こんな大勢の中からどうやって探すんスか…?しかも相手は見えないときた」
上条「ああ、しかもあの術は外見だけじゃなく気配と足音も消せるとみた…こりゃあ骨が折れそうだぜ」
一方「こうなったらここにいる人に聴き込みをするッスよ!」ダッ!
上条「待て…見えない奴の事をどうやって聴くつもりだ?」
一方「…あ」ピタッ
上条「それにヤツはこの付近にはもういない可能性も高い、ここでモタモタしてても無駄だろう」
一方「えっ!なんでッスか!?」キョロキョロ
上条「さっきアイツの後ろ姿…かなり切羽詰まっているように見えた、たとえ自分が不可視だとしてもこの場には留まろうとしねーだろうぜ」
一方「た、確かに…」
上条「そしてヤツは追っ手がいる可能性も十分配慮している…いえば追いかけられている獣、そう簡単には追いつかせてくれねーな」
一方「ちっくしょ~…洗脳系の能力なら脳波のベクトルを辿れンだけどなァ~!見えないヤツなンてどう追ったらいいんだよッ!」 ガシガシ!
上条「…道行、ヤツの体格を覚えているか?」
一方「へっ?体格ゥ?」
上条「アイツの身長はおそらく女にしては高めの170センチ、ヒールの分を抜いてな…それから足の長さは90センチ、こちらも長めと分かる」
一方「そんなの覚えててもどうすんスか…?見た目が見えねーってのに」
上条「アイツの走るスピード…足の長さから計算して一番曲がり易い角、それを探すんだよ」
一方「は!?そんなのできるんスか!?」
上条「つまり実際に歩幅合わせて走ってみるってことだ…いくぜ」ダッ
一方「あっ!待ってくださいッス!!」ダッ!
タタタタタタタタタ…
上条「…おそらくこの角だ」 キュッ!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
一方「か、上条さン!このゴミ箱は!!」
上条「急ぎすぎて倒しちまったみてーだな…まだ中の生ゴミも新しい、今さっきぶつかったばかりだ」
一方「やったッ!こいつはスゲェッすッ!追い詰められるかもしれんぜっ野郎をよォ~ッ」 グーッ!
タタタタタタタタタ…
一方「とこで上条さン、アイツはずっと姿を消してるンすかね?」
上条「いや、それは考えづらい…自分の痕跡全てを消すとなると負担もデカイだろう、むしろインターバルが必要かもしれん」
一方「じゃあ姿を現すかもしれないッスね!そこを狙ってブチのめしてやるぜェーッ!」
上条「気をつけろ…姿が見えている間は何かしら抵抗をしてくるだろう、注意を怠るな」
一方「な~に!上条さンの拳とおれのベクトル操作があれば敵無しッスよ!」ブイブイ!
上条「だといいんだがな…」
一方「あの路地!人通りが少なそうですぜ!」
上条「ああ…こいつはもしかすると」
オリアナ「はぁ…はぁ、私としたことが、ぬかったわ…汗でビチョビチョね」ヌルヌル
オリアナ(でも間違えちゃった子には気の毒な事したわね…致命傷になってなければいいけど)
…ザッ!
オリアナ「…あら?」
上条「…いやがったな」
一方「ついに見つけたぜェ!パツキン女ァ!!」
オリアナ(なっ…!?追っ手にもう見つかったというの!?しかもこの子たちはさっきぶつかった…!!)
一方「覚悟しやがれビッチ野郎!人にケガさせた責任とってもらうぜッ!!」ザン!
オリアナ(こうなったら…容赦はしない!始末させてもらうわ!)ビリッ!
上条「気をつけろ道行…何か来るぞ!」
オリアナ「…食らいなさい!!」ドリュウウウウ!
上条(あの水弾は…)
ドシュウウウウウウウウ!
一方「なんだァ!?また水流操作かよッ!んなモン効くわけねーだろーッ!!打ち消してやるぜ!!」グッ!
オリアナ「………」ニッ…
上条(…ッ!何か…やばいぜ!)
上条「避けろ!道行ッ!!」グイッ!
一方「うげっ!?」クビシメー!
オリアナ「…ちっ」
バッシャアアアアアア!
一方「げほっ!げほっ!上条さン、いきなり何を…」
オリアナ(今のうち…!)ダッ!
一方「俺の反射を使えばあンな水弾ワケねーッスよ!なんで引っ張ったンスか!?」
上条「……見てみろ」
一方「へっ?」
ジュウウウウウウウウ………
一方「ゲッ…ゲゲゲゲーッ!?」
上条「やはりただの水じゃなかったみてーだな…」
上条「………」クンクン…
一方「ど…どーなってんだ!?地面が溶けてるゥ!?」
上条「コイツは強酸性の液体だ…まともに食らえば骨まで溶けちまいそうだな」
一方「でっ、でも反射すれば…!」
上条「叩き潰すのはいいが拡散してくる飛沫はどうすんだ…お前も常時全面防御できるワケじゃねーんだろ?」
一方「うぐ…」
上条「おそらく飛沫食らって怯んでるうちに叩き込まれてドロドロのシチューにされる…そんなとこだな」
一方(ひっ…ヒェーッ!危なかった!上条さンがいてラッキーだったぜェ…!)ゾクッ
上条「さて、ヤツはこっちに行ったみてーだな…川沿いの道か」
一方「はっ、はやく追わなきゃだめっスよ!この道結構遠くまで続いてるし!」
上条「いや…アイツはそう遠くに行ってねえみてえだな」
一方「えっ、何でッスか…?」
上条「アイツの履いてた靴…ありゃあヒールだ、相当走りづらいだろう…しかもアイツは疲れている、となると…」スッ
一方「まさか…!」
上条「やはりな、この手すりを見てみろ…積もった埃に踏みつけたような後がある、川を渡ったみてーだぜ」
一方(す、スゲェ…なんて理解力してんだ上条さン…本当に俺と同じ高校生かよマジで!?)
上条「追いつくならここしかない、行くぞ」
一方「は、はいッ!」
…スタン!
一方(ちっきしょ~…さっきは一杯食わされたちまったぜェ…)
一方「絶ッテー捕まえてやる!上条さン行きましょう!」ガサガサボキボキ!
上条「おい…もうちょっと静かにしろ、そんなんじゃ寝てるカメも逃げてくぜ」
一方「へっ?今おれ音出してました…?どんな?」キョトン
上条「…とにかく下手に動くなよ」
上条「この川を渡ったみてーだな…」ザブザブ…
一方(ゲッ!上条さンそのまま渡んのかよォ…おれの靴はニューバランスの最新型の運動靴だし!靴下はミスタージュンコだしよォ〜!)ヌギヌギ
上条「早くしろ」
一方(うぇ~っ、ヌルヌルして気持ちわるゥ~反射しようか…)ザプザプ
上条「…ムッ、この川ヒルがいるな」
一方「えっ!?」ポロッ
…ボチャン!
一方「あ゛っ゛!゛!゛」
上条「…何やってんだてめーは」
一方(ち、チクショォオオオオオ~~…おれの靴がァ!!許さねーぞあのパツキン野郎ォオオオ~~!!)ナンカオレマヌケナイメージニサレテナイ?
上条「足跡が砂の上にできている…こっちか」
一方「あんのヤロー…もうちょっとで年貢の納め時だぜェ!」
上条「…!」ピタッ
一方「ん?どうしたんスか?」
上条「足跡が…消えてやがる」
一方「えっ!まだ砂場は続いてますよ!?」
上条「こいつはまさか…『バックトラック』か」
一方「バックトラック…?」
上条「野生動物などが足跡をつけないためにしばらく進んだ後、その足跡ぴったりに後ろに下がり痕跡を消す方法だ…いくら姿を消そうとも足跡まではごまかせない、俺らがそう思っているところの盲点をついてきたみてーだな…」
一方「つ、つーことはまさか…!」
上条「ああ…この状況、追い詰められたのは俺たちの方みてーだな」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
オリアナ(ウフフ…お姉さんのラブジュースで身も心も溶かしてア・ゲ・ル…)
………………………………………
上条「道行、前に使ってたゴム弾…今も持ってるか?」
一方「ゴム弾ッスか?もちろん!いつ何があるか分かんねーし常時携帯…」ゴソゴソ…
一方「…ゲッ!2発しかねえ!?」
上条「…ま、いいだろう…おめーがアイツを狙え」
一方「えっ!俺がァ!?で、でもベクトル弾っつても20m以上先の見えない目標を撃つなンて自信無いッスよ!?」
上条「そんな事は言ってられん…2発しかねーんだ、しくじるなよ」
一方「…………」プレッシャアーーーーz______ッ
ドドドドドドドドドドドドドドドドド
一方「しかしビンビンに見られてる感じがするッスよ!どこか岩陰に身を隠さねェーと…」
上条「落ち着いて動け、ここには粗大ゴミや鉄クズなどが散乱してる…『パツキン』の攻撃のスピードはおれたちに見えないスピードではない…逆に狙撃してやれ」
一方「了解ッス!」サッ
上条「さて…どこから仕掛けてくるか」
一方「ハン!どっからでもかかって…ん?」ピタ
一方(砂の上にヘンテコなマークみてーのが…何だこりゃ?)スッ…
……バヂン!!
一方「……うおっ!?」バキィン!
上条「ン?」
一方(な、なんだこりゃ!?触った瞬間……!)
……………………ドビシュウウウウ!!
上条「!!」
一方(なっ!なにぃ~~~~~ッ!撃たれた!!パ…パツキンがやったっつーなか!?俺たちが身を隠すであろう場所に罠を!こっ…このままじゃ避けきれ…!)
上条「………オラァッ!」ブン!
ベチャア!
一方「あううッ!おおおおおおおおおお!?」ゴロゴロ!
一方「おっ…おれどこも溶けてないッスか!?波紋食らったゾンビみてーになってないッスか!?」バッバッバッ!
上条「あわてるな…お前との間に落ちてた鉄板をすべりこませて飛沫が飛ぶ前に投げ捨てた、溶けちゃいない」
一方(はぁ…はぁ…い、生きててよかったァ!走馬灯がよぎるとこだった…!!)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
上条「そして正確な位置じゃあないがヤツの居場所が分かった、あそこの斜面中腹あたりだぜ!」
一方「ど…どっちもスゲェッ!『パツキン』の野郎も『上条』さンも!!」リマスターバンデサラニオレガsageラレテ上条サンガageラレテナイ!?
392 : 以下、名... - 2015/02/07 01:59:07.32 W7JQzqJM0 662/1581乙
気になっていたんだが道行と通行どっちなんだ?
394 : ◆CzqmRImo0Q - 2015/02/07 20:34:57.58 iMQNSjrs0 663/1581>>392
初版の方は「通行」なんですがリマスター版では「道行」にしました、たまにミスってるのは直し忘れです(ケジメ)
それではスタート!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
上条「それともうひとつ分かった事がある、ヤツは攻撃する瞬間に一瞬だけ姿を現す…狙うならそこだな」
一方「ちくしょ~…!急に闘志が湧いてきやがったぜェ…絶対仕留めてやンよォ!」
上条「しかしさっきから逐一場所を変えているようだ…ヤツにしたたかさプラス冷静な態度を感じるぜ」
一方「敵を褒めてどうするんスか?何か行動を起こしましょう!」
上条「よく言った道行…覚悟はあるんだな?」
一方「もちろン!上条さンがいれば花京院典明にチェリー、カーズに赤石!百人力っスよォ~!」チト前者ハワカラネータトエダガ…
上条「……」スッ…
一方「………は?」
…………………………………
オリアナ(あら…ワイルドな方の彼が、何のつもりかしら?的になるだけなのに…ウフフ)ニヤリ…
ザッザッ …
一方「かっ、上条さン!何のつもりッスかァ!?的になるだけですよ!!」
上条「通行…おめーがやるしかねえんだよ、おれは腕以外ならお前の能力で治してもらえるが自分自身は治しづらいんだろう?」
一方(ン、ンなこと言っても心の準備がッ!)
上条「それにおれはお前ほど勢いよく弾を飛ばせねえ、だからおれを狙ってくる瞬間に撃て…」
一方「な、何スってェーーーーーッ!?」
オリアナ(悪いけど…遠慮なく狙わせてもらうわよ!)グッ
…………………………………
上条「勝負は一瞬で決まる…気合入れろよ~…道行!!」
一方「ぐ…ぐぐぐぐぐ…!」プレップレップレップレッ!
…ドンドンドンドンドンドン!
上条「……来たぞッ!」
一方(……ひぇええええええーーッ!)
プレッシャアーーーz______ッ!
上条「………フッ!」サッ!
ドバドバドバドバドバドバ!!
………………………
オリアナ(なっ…なんですって!?あんな小さな動きで水弾の連打を…くそっ!)
………………………
ドシュドシュドシュドシュ!
上条「ぐっ!」
ドサドサドサドサドサドサ!
………………………
オリアナ(これも…?まるで化け物ねぇ…でもッ!)
………………………
一方(上条さン避けるので精一杯なんじゃあ…これはグレートにやべぇぜ!早く狙わねーと!!)
一方「ちっくしょー…もう少しで…」ギギギギ…
オリアナ(これはどうっ!?)
…………………………………
ドンドンドンドンドンドン!
上条「……ッ!」サッ!
上条(やべえぜ、このままだと…)
バチュン!
一方「………えっ?」
上条「……な」
ジュウウウウウ…
上条「うぐっ!?」ガグン!
一方(近くのゴミにわざと当てて飛沫を飛ばしやがった…!?か、上条さンの足にッ!!)
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド
一方「か、上条さンッ!!」
上条「あわてるんじゃねーぜ道行!おれは大丈夫だ…しっかり狙え!!」グググ…
一方「うぐぐぐぐぐ…!」プレップレップレップレッ!
……………………………
オリアナ(膝をついたわね…終わりよ!!)
……………………………
ドンドンドンドンドンドンドン!
上条「ぬうっ!!」ズッサァアアアア!!
一方「………チクショーッ!やるしかねェーーーーッ!!」ググググググググ…
……………………………
オリアナ(…あら?あの白い子何を…)
……………………………
一方「…くらいやがれェーーーッ!」ドッゴォオオオオオオオオオオオン!!
オリアナ(な………!?)
……………………………………
シュゴォオオオオオオオオオ!!
上条「………!」
…バシイッ!
シュウウウウ…
…………………
オリアナ(ウフフ…ハ・ズ・レ)
…………………
上条「道行のやつ…はずしやがった」
ジュウウウウウ!
上条「………ウぐッ!」ガグン!
……………………………
オリアナ(ワイルドな彼はいつでも仕留められる………ならば)
オリアナ(もう一人の白い子を先に始末するッ!!)
オリアナ(終わりよ!くらいなさーーーーーーーーーーーーー
一方「…………」
オリアナ(さ……………え?)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
オリアナ(な、なんで………………)
オリアナ(なんで…………あの子は私の方を『真っ直ぐ』見ているのッ!?)
一方「やはりなァ〜…こっちの方に狙いをつけるのが分かったぜ……驚き過ぎて姿も見えたまんまみてーだな?」
オリアナ「はっ!し、しまっ…………」
一方「こんどは的が絞れた………確実に狙えるぜェ!ドラァーッ!!」ドッゴォオオオオオオオン!!
オリアナ「うっ!うっ!うっ……!」
………………メゴンッ!!
オリアナ「いっ、いやぁあああああああああああ!!」ドッシャア!!
一方「命中ゥー!ってなァッ!!」
ドサッ!
オリアナ「あ…………が」ピクピク…
一方「今回はマヌケじゃなかったぜ…プレッシャーを跳ね返す男、『東方道行』と呼んでくださいっス!!」 ニイッ!
バーーーーーーーーーーン!
上条「どうなるか冷や冷やモンだったが…通行が頼りになるヤツだったのでヤレヤレ一安心といったところか…」フッ…
……………………
オリアナ(…………あら?) パチリ
オリアナ(私たしか………なにしてたんだっけ……?)
上条「…………」
一方「…………」
オリアナ(目の前に…………ワイルドな彼と色白な子………えーっと)
オリアナ(そうだ!確かこの2人に倒されて……………)
オリアナ「…倒されて?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
オリアナ「あっ!あっ!あああああ~~!!」ガクガク !
上条「やれやれ…」
一方「いくぜダメ押しィ!!」
上条「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!」
一方「ドラララララララララララララララララララ!!」
ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴン!
オリアナ「アガダバガバババババババーーーーーーッ!?!?」ドッゴォーーーーz_________ン!!
ズッダァン!
一方「あー…流れでぶん殴っちゃったけど、やりすぎたか…」
上条「これで懲りただろう…さっさとステイルに引き渡すとするか」
オリアナ(ム…ム・ゴ・イ…)ビクンビクン…
ドォーーーーーz__________ン!
オリアナ・トムソン 再起不能!
数日後
美琴「はぁ…」トボトボ…
美琴(結局作戦は実行できず…大覇星祭の優勝はアイツの学校の三人の柱の青年たちに無双されてとられちゃうし(マトモに対抗できたのは削板とかいうでかい紳士だけ)…肝心のアイツは途中からいないし…)
美琴「でもアイツら最後見たとき女の人2人抱えてたわよね…また面倒事かしら」
美琴(ともかく成果なし…あーあ…) ハァ…
美琴「………ん?」ピタッ
上条「………………」
美琴(と、当麻!公園に1人で…あのシスターも居ないわね…なにしてるんだろ?)
美琴(そっ!そうだ!ここは先輩から教わった弱点を使うべきところでは!?)
美琴「よし……一か八かやるわよッ!」
…ザン!
*☆*:;;;:*☆*美琴「DRUUUUUUUN!当麻くん!一緒にヒトデについて語り合おうよぉ~☆ウフフ…アハハ!」*☆*:;;;:*☆*
上条「……ムッ」
美琴(よ、よし!気づい………………
食蜂「おーす当麻!待ったぁ?」ニコニコ
美琴(………へっ?)
美琴(な、ななななななな!!)サッ!
上条「いや…たいして待ってねえ」
食蜂「そう!悪いわねぇ〜タイミン……いや、時間ズレちゃって遅れちゃった!」
美琴(なんで当麻と先輩が待ち合わせしてんのよォオオオオオオオオオオオッ!?)ギギギギギギギギギギギギギギギ!
食蜂「さっ!じゃあ行きましょ!」ピタッ!
上条「くっつくな、うっとおしい…」
美琴(あんなに…あんなにくっついて…!胸押し当て!?この御坂美琴にできぬ事を…!!)ギリギリ
食蜂「おっと!」クルッ
美琴「へ?」
食蜂「………」ニマァ~
美琴(なッッッッッ!?)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
美琴(ぬおっ…ぬおっ…ぬおおおおおおおおおおおおおおあああああああ!!!)
食蜂(ごめんねぇ~ミコっちゃん、私もレベル5である前に女の子だからぁ☆…なんてねェー!しかしミコっちゃんからかうとホント面白いわぁ〜…)クフフ…
美琴(わ、わたしは負けん!!絶対に…絶対に正妻になってやるッ!!絶対にだぁーーーーーーーーーーーーッ!!)
食蜂「チャンチャン♪」
上条「?」
To be continued…
11話
「覚悟とは…犠牲の心ではない!!」
ファミレス
イラッシャイマセー!
絹旗「ここが私たちの集会場です、どうです?超疑われる可能性なんてないでしょ!」フンス!
浜面「…はぁ(ただのファミレスじゃないか)」
絹旗「そして私たち『アイテム』の指定席はあそこです…おっ!みんな来てるみたいですね」
??「…ねーねーむぎのっ!」
麦野「うん?なぁーにフレメア?」
フレメア「この計算もんだいのこたえ合ってるかにゃあ?16×55ってとこ!!」
フレンダ「算数の宿題って訳?なつかしいもんだなー」
滝壺「フレメア、えらいね」
フレメア「へっへーん!それほどでもあるにゃあ!」
麦野「どれどれ~?」
16
×55
-----
28
麦野「…………」
フレメア「えへへ…どうかにゃあ?当たってる?」
麦野「………正解ッ!もう大正解!!いい子だにゃあフレメアはぁ!!よしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし」ナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデ
フレメア「やったー!」
滝壺「むぎの…行とりすぎ」
フレンダ(我が妹ながらアホの子な訳よ…)
絹旗「みんな何やってるんですか…前行ってた新人を超連れてきました!」ザッ!
浜面(この人たちが『アイテム』…全員女性か)
麦野「ふぅ〜ん…あなたが…」
フレンダ「へぇー…中学生にしては大人びてるって訳よ」ニヨニヨ
フレメア「にゃあ、ハーレム展開?」
滝壺「面白い前髪してる…よろしくね」
絹旗「さぁ!超あいさつをどうぞ浜面!」
浜面「浜面初流乃です…よろしくお願いします」ペコリ
フレメア「はまづらはるのっていうんだね!私フレメア!」
フレンダ「あたしはフレンダ・セイヴェルン、この子の姉って訳よ!」
滝壺「…滝壺理后」
絹旗「改めて私は絹旗最愛です!もあいって呼んだらブチ殺しますよ」
麦野「アタシはアイテムのリーダーの麦野沈利、君がはまづらくんかぁ…」ニコ…
浜面(麦野沈利?たしか第五位の、組織に入っていたのか…)
麦野「そぉねぇ…まずは………ンンっ!!」ゾクゾクゾクゥッ!
…ジョロジョロジョロ
滝壺(えっそれは…(ドン引き))
フレンダ(ま、マジで無修正でやるって訳!?まずいですよ!)
フレメア(…どうやって狙いつけてるんだにゃあ)
麦野「…ン、はぁああ…お茶でも飲んでぇ……話でもしましょうよぉ」ハァハァ…
浜面「はあ…?それじゃあ頂きます」カチャ
…フワァ~〜〜〜〜
浜面「………うぐッ!?」ガタン!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
麦野「どうしたのぉ…?口を手で覆っちゃってまさかこのお姉さんの…じゃなくてこの店自慢のホット麦茶が飲めないっての…?」ハァハァハァハァハァハァ…
浜面「………」ダラダラ
滝壺(顔近っ)
フレメア「麦茶ってよりもレモンティー…むぐぐっ!」フサギー
フレンダ(世の中には触れないでおくべきこともあるって訳よ!)
絹旗「そういえば喉乾きましたね…わたしにも一杯頂けませんか?」
滝壺「…やめておいた方がいい」
絹旗「ふえ?」キョトン
麦野「あらあらぁ~飲めないのかしらぁ~…?ズズズズっ!っと啜るところをお姉さんにし〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っかり見せてほしいにゃあ…」ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ…
フレンダ(彼岸島よりはぁはぁ言ってる訳よ…)
滝壺(もう戻れないとこまで来てるよむぎの)
浜面「……!」カッ!
フレンダ「…へ?」
…グィイイイイッ!!
麦野「…んなっ!?」
フレンダ「ファッ!?」
滝壺「ア…アイエエエエエエエ!!ナンデ?一気飲みナンデ!?」
フレメア「ワッザファック!?」
絹旗「へ?どうしたんですかみんな?」
ドドドドドドドドドドドドドドド
浜面「フゥー…フゥー………ゲホッ!ごちそうさまでした…うぐ…!」ガチャ!
麦野(まさか…マジで飲んじゃったの?…いいわぁ…!最高にエクスタシーきちゃうッ!!)ゾクゾク !
フレンダ「覚悟を決めた男ってすげぇ訳よ…」
滝壺「わ…私には理解不能理解不能理解不能理解不能ッ!!腹痛ッ!!」キリキリキリ…!
フレメア「ねーねー!しょっぱかった?それとも甘かった?」
浜面「君たちにも…グフっ!何か『秘密』が….ゴフっ!あるように僕にも『秘密』があるんですよ…ゲブっ!!」ガクガク…
フレメア「性癖のこと?」
絹旗(あのー、私超置いてかれてません…?)
洗面所
浜面「ゴッはがふっげふッ!!」ジャージャー!
絹旗「はっ浜面!!」バン!
浜面「きぬ…はた、どうしたんですか?」フウ…フウ…
絹旗「さっき滝壺さんから聞きました!さっき飲まされたのって麦野の!麦野の…おしっ、おしっ…」カァアアアアア
浜面「…………」
絹旗「その…麦野の聖水を飲んじゃったって超マジなんですか!?」クワッ!
浜面「……飲んでませんよ」
絹旗「えっ…でもあんなにイッキしてたじゃないですか!グイっと!」
浜面「口をおさえたときにこれを口に入れたんですよ」スッ
絹旗「な…何ですかこの小さな布?」
浜面「これは高分子ポリマーの布、オムツの素材だったり水のマジックに使ったりする…つまり吸水剤です」
絹旗「つまりこれにおしっ…麦茶を染み込ませたんですか?」
浜面「ええ…でも口に入れたのは変わりないですけど」ガフッ!
絹旗(なんでそんなもん持ってるんですか …)
浜面「しかしあの人が第4位ってマジですか、変態性第4位の間違いじゃないんですか」
1位「中学生はな…ババァなんだよ(迫真)」
2位「ドアの鍵穴に目を近づけるのはいけないことでしょーか?…ナァーイス!!(母の裸)」
3位「ああああああ!!すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき!!」ビリビリビリビリビリビリビリ!
4位「麦茶でも飲んで…話でもしようや」ニタァ
5位「その…マではじまる…マスタ~ベーションをよ〜…」
7位「ぼくの丸太のような股間がッ!!」
……………………………………
浜面「…みたいな」
絹旗「ちっ、違います!麦野はちょっと年下が超好きなだけですよ!ショタコンとかでは断じてねえ…もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」ググググ…
浜面(ドン引きしてるじゃないか…)
…ピキィン!
一方通行「…なんか失礼なこと言われた気がすンなァ」
輝泰「あん?」
康二「いきなりどうしたの道行くん?」
一方(俺は原作と違ってまだロリコン要素ねーだろォ…)
…ピキィン!
???「だ…誰だッ!俺の悪口言ってるヤツは!?」ガバァッ!
??「知らないわよ!今まで居眠りしてたのにイキナリどーしたっての!?」
????「会議中くらい話を聞け!スカタン!」
???「へーん!相手のウラをかくのは俺のポリシーだよ~だ…」
…ピキィン!
美琴「だっ誰かが私の陰口を!?い、いや…それともアイツが私の事を何か言ってるのかなぁ…」ニヘラ
黒子(圧倒的前者ですの)
…………………………………
…ピキィン!
食蜂「なっ!?私はアイツを思い出して切ない気持ちになって…ってそんなことしてないわよッ!?マジで!」クワッ!
女生徒1「なんだぁ~ミサキ?どーしたのさ」
女生徒2「前話してた例の男か?まったく!常磐台の女王が色ボケとは…」
食蜂「江府美に兄貴!!わたしはオ○ニーなんかしてねェーーーーッ!」
女生徒2(…大声で下ネタ叫ぶな)
男子生徒1「おお…なんて可愛いんだミサキ…天木!お前もそう思うよな!?」
男子生徒2「穴瑞…いい加減彼女は諦めろ」
…ピキィン!
削板「でっ…デタラメだ!この削板軍覇…紳士として恥ずべきことは何もっ!な、何も……」
後輩「どうしたんですか軍覇さん!?他校との練習試合に遅れちまいますぜ!!」
削板「そ…速車!き、君だって好きな子の名前を木に掘ったりしたことくらいあるよな…?」
後輩「へ?」
絹旗「ま、まぁさっきの事は良しとしましょう」コホン
浜面(よかない)
絹旗「それと…もうひとつ聞きたいことがあるんですが」
浜面「…なんです?」
絹旗「この前あなたに試験があると教えたビルで爆発事故があったようなんですが…何か知りませんか?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
浜面「…さぁ、知りませんね」
麦野(はぁあ…まさか願い通りのオトコノコが仲間になるなんて…次はあのカワユイお尻で私の顔を圧迫してもらおうかしら…)ゾクゾク
滝壺「麦野ェ…」
絹旗「…もどりましたよー」
浜面「……」ドヨーン
フレメア「ねーねーむぎのー…戻ってきて」ユサユサ
麦野「…はっ!えー…コホン、早速浜面クンには次の任務に参加してもらうわね!」
浜面「…!」
フレンダ「記念すべき初任務って訳よ!」
絹旗「む、麦野!いきなり浜面を任務につけるのですか!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
麦野「ま、そんなに難しい任務じゃないわ…今回は君の『実力』!これを図らせてもらうわよッ!!」
滝壺(むぎの…やっとリーダーっぽい)
浜面「…分かりました!」
麦野「メンバーは浜面、絹旗、フレンダでいくわよ!二人とも!ちゃんと先輩としての威厳見せつけてきなさい!!」
…ガタッ
フレンダ「…にひひ!了解って訳よ!!」
絹旗「分かりました…私達に超お任せを!」
麦野「ふふふ…頑張ってきなさいな」
フレメア「にゃー!みんながんばってー!」
滝壺(おお…麦野がいつも以上にリーダーしてる)ジーン…
麦野「それじゃ浜面くんは…無事に戻ってこれたら圧・迫・祭・り・か・く・て・い・ね…」グヘヘ…
浜面「何ですって!?(驚愕)」
フレメア「にゃあ、布団の間に挟まるやつ?」
滝壺(あ、やっぱ駄目だわ)
学園都市のはずれ
…ブロロロロロロロロ
フレンダ「それで本当に飲んでしまったのか?」
浜面「だから高分子ポリマーのやつでですね…」
絹旗「二人とも…もう麦茶リアリティショックの事は超忘れてください!あらためて作戦を確認しますよ!」
絹旗「今回の作戦は武器商人の取引の現場を直接叩きます、取引場所は海岸の砂浜…特に名のある組織でもありませんがボディガードを雇っている可能性もあります…超注意を怠らないようにしてください!」
フレンダ「はいはーい!まぁ簡単なミッションだしぃ〜浜面の実力を見せてもらうにはうってつけって訳よ!」
浜面「……はぁ」
絹旗「それと浜面、アイテムのメンバーそれぞれの役割を教えておきますね」
フレンダ「まず私、爆弾にトラップ専門!破壊活動は得意分野って訳!」
絹旗「続いて私はレベル4の窒素装甲(オフェンスアーマー)で能力の特性上、主に前線での戦闘がメインです」
絹旗「今回は作戦に参加していませんが滝壺さんの能力はレベル4の能力追跡(AIMストーカー)、超スゴイレベルの索敵能力でチームをサポートしてくれます」
浜面「あの苦労人っぽい人ですか?」
絹旗「やはりそう見えますか…ちなみに滝壺さんは慢性胃炎を抱えてます」
フレンダ「そして我らがリーダー麦野!レベル5で学園都市第4位の原子崩し(メルトダウナー)!その名の通り原子をぶつけてエネルギーを……まぁ殺人ビームぶっ放すウーマンって訳よ!」
浜面(ただのレベル5の飲尿健康法じゃないんだよな…もちろん)
浜面「そういえば…フレンダ、あなたの妹のフレメアはなぜアイテムに?」
フレンダ「うーんとね…アタシ的にはこんな危険な仕事に関わらせたくないんだけど、何でもとんでもない『能力』の可能性を秘めているかもしれないらしくてさ」
絹旗「上層部からの要請で保護、観察を任されている…こんなところですね」
浜面「なるほど」
フレンダ「ま、姉としては近くにいられるから安心っちゃ安心って訳よ〜」フリフリ
絹旗「…む!そろそろ取引場所の海岸です、浜面!車を止めてください」
浜面「分かりました」
…キッ
フレンダ「さーて…それではお仕事開始って訳よ!」
絹旗「浜面、準備は超できてますか?」
浜面「ええ、いつでも大丈夫です」ジャキン
絹旗「それでは速やかに目的を遂行します…行きますよ!」
…ザッ!
海岸、砂浜
ザザザザ…
黒服1「よし…それでは取引成立でよろしいかな?」
スーツ1「ああ、いい取引だった…今後とも宜しく頼む」
黒服1「学園都市を我が物とするための取引だ!今後とも協力してもらおう」
スーツ2「もちろん、必ずやこの学園都市を我々の手の平に…」
浜面「…取り込み中失礼します」ザンッ!
スーツ3「なっ!?」
黒服4「いっ、いつの間に!!」チャッ!
黒服5「お前ら!武器を構え…」
ダダダダダダダダダダダダダダダン!
黒服達「「「「うぐおっ!?」」」」
浜面「撃ったのは非殺傷の銃弾なのでご心配なく…大人しく投降してください」シュウウウ…
黒服2「ばっ…馬鹿な!このガキ一瞬で俺たちの手を撃ちやがった…」
スーツ1「ええい!武器はまだあるぞ!!お前ら行け!!」
スーツ4「ハッハッハー!!中学生のガキが!!能力者だろーがなんだろーがこの最新式のショットガンでミンチにしてやるぜぇ!!」ガシャッ!
浜面「…抵抗するなと言ったんだがな」
スーツ4「うるせぇーッ!ガキの使いが…死にやがれッ!!」カチャッ!
…グニィ
スーツ4「…えっ?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
絹旗「やれやれ…投降にも応じませんか、超仕方ありませんね」
スーツ4(こっ…このガキ素手で銃身を曲げて…)
絹旗「てやっ!!」ドゴッ!
スーツ4「あ、アグワァァアアアアーッ!?」ドッコォーン!
…ザッパァーン!
スーツ1「一番図体がでかいヤツをノーバウンドで海まで吹っ飛ばした!?能力者かッ!!」
黒服2「おっ!お前ら!!トラックから武器を取れ!ここで邪魔されたら俺たちの計画はパーだ!!」
黒服5「ちくしょー…待ってろ!!今始末してやる!」ダダッ!
絹旗「…だそうですよフレンダ」
…ニュッ
フレンダ「ざ~んねーん!もうそのトラックもなくなっちゃうって訳よ!」
黒服4(い、岩陰にもう一人ガキが!隠れていやがったのか!)
フレンダ「それじゃあ点火!!」ボッ!
スーツ3「うおっ!」
スーツ1「わっ!」
シュボボボボボボボボボボ!!
黒服5「あいつの足元から火の線が!い…行き着く先は…」クルッ
黒服4「…やっぱり!」
黒服5「トラック!!」
…ボッゴォオオオオオオオオオオオン!!!
黒服達「ば、爆発し…うわあああああああああああ!?」ドッヒューン!
フレンダ「おおー!流石学園都市最高レベルで作られた液体爆薬、中々の威力って訳よ!!」
スーツ1(学園都市…?こ、こいつらまさか直属の組織の…!!)
フレンダ「…そしてコイツはオマケって訳!!」ポイッ!
スーツ2「こ、これは…」
ブシュウウウウウウウウウウ!!
スーツ2「スモークグレネード!?」
黒服2「クソ!なんも見え…ぐはっ!!」バゴ!
スーツ1「やつらはどこへ…ぶへっ!?」メゴン!
ドコバキベキボキバキ!!
黒服「くっ…クソォオオオオオーッ!?一体何がどうなってやがるんだーッ!!!」
シュウウウウウウウウウウウ…
黒服5「…あれ?」
黒服&スーツ「「「「「「「「「チーン」」」」」」」」」
黒服5「なっ何ィイイイイイイイイイイイ!?ぜ、全め……!」
フレンダ「もひとつオマケにそれっ!」バヂバヂ!!
黒服5「あがばばばばばばばばばッ!?」ビビビビビビビビビビビビビビビ!
絹旗「ボコされた方がマシだったかもですね」
黒服5「あが…ば」…バタッ
フレンダ「ふぃ~…残存戦力なし!任務完了!!」
絹旗「どうやらこいつらは学園都市上層部を乗っ取ろうとしていたようで…超アホ頭です」
浜面「フレンダ、周りに何か怪しいものは?」
フレンダ「んーと…やっぱ何も無いね!にしても浜面!中々やるじゃない、見直したって訳よ!!」
浜面「ありがとうございます」ペコリ
フレンダ「まっ!この私にはまだまだ及ばないけどね!精進するがいい訳よー!」ニャハハハハッ!
浜面「はぁ…」
絹旗(やはり超只者ではありませんね、彼には人に認められていく才能…のようなものがあるんでしょうか)
黒服5「ぬっ………ヌウウウウウウッ…!!」 グググググ…!
フレンダ「あっ!!」
浜面「絹旗!やつはまだ意識が!!」
絹旗「むっ…」
黒服5「ぐふっ…ぐふふふ!てめーら…よくもやってくれやがったなーこうなったらこっちも最終手段だ…!!」グググググ…
浜面(あれは…無線機?)
黒服5「『先生』!!こいつらを殺っちゃって…………」
…ビシイッ!
黒服5「あひょっ…!?」グデン…
絹旗「『先生』?コイツ、そう言いましたよね…?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
浜面「まさか傭兵を雇っているのでは…?」
フレンダ「でも周りにそれらしき人影なんてないけれど…」キョロキョロ
絹旗「双眼鏡を使って超確認してみて下さい!」
フレンダ「り、了解って訳!」チャッ
…ジー
フレンダ「うーん…やっぱそれらしき人影は…」
フレンダ(…あれ?)
………………………………………
???「……………」ヒュオオオオオオオオオ……
………………………………………
フレンダ(500mくらい前方の砂浜に人が座ってる…?持ってるのは杖か何か…)
…ゾ…ザ…ザ…ザ…ァァ…
浜面「な、何ィーッ!?フレンダッ!!後ろだぁあああーっ!!」
……ドリュウウウウウウウウウ!
フレンダ「……ハッ!!」クルッ!
ザグン!!
フレンダ「うっ!うわぁああああああああっ!?」ドッシャ!!
浜面(巨大な手!?…いや!あれは水の塊だッ!!それが彼女の背中を切り裂いたのだ!!)
絹旗「ふっフレンダ大丈夫ですか!?フレンダッ!!」ダキッ!
フレンダ「う…ううう…」
………………………………
???「……小僧め、この私の攻撃に気づきおったか…中々の危機判断だ」フフフ…
???「しかしこの私の能力から逃れる術はない…ましてやこの『砂浜』ならな!」ギラン!
フレンダ「ぐうう…!不意打ちとは卑怯なやつな訳よ…!」グググ…
絹旗「ふ、フレンダ!!」
浜面「無事でしたか…」
フレンダ「はぁ…はぁ…飛びのいて避けたから背中を浅く切られただけ…問題なしって訳…」
フレンダ「今の水の塊は私の後ろから急に現れた…気配なんてまったくなかったのに!」
浜面「おそらく水流操作の能力者でしょう…初めて見るタイプですが」
フレンダ「で、でもあんなに能力者本人が離れているのにこんな攻撃ができるなんて信じられないって訳よ!?」
絹旗「そういえば…聞いたことがあります」
浜面「絹旗、何か知っているのですか?」
絹旗「ええ…特殊な水流操作を使う超凄腕の傭兵がいるそうです、凶器も使わずに敵を切り裂くと言われています」
フレンダ「ま、まさかそいつがボディガードに雇われてたって訳…?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
浜面「どうやら僕たちは鼠退治に来ていたと思っていたが…とんでもない大物と出くわしてしまったようですね」
…………………………
ゾザザザザザザザザザァ…
男「足音から判断すると中学生程度の子供が3人…うち女2、男1か…」
男(フン、子供がこんな事に関わっているとはな…世も末だな)
男「しかし雇い主も馬鹿な奴らだ、金をケチらず早く援護を要請すればよかったものを…まぁいい、子供であろうがなんだろうが私の『ゲブ神(水流操作)』から逃れる手はないのだから…」フフフ…
……………………………………
フレンダ「ど、どうしよう…あんなに離れたヤツをどうやって攻撃すればいい訳?」
絹旗「ここから下手に動いては超危険です、策を練らなければダメですね」
浜面(500m前方のヤツを攻撃するには拳銃やこっちの装備では不可能だ…何か手は…)キョロキョロ
浜面「…ん?」
浜面「これは…使えそうですね」ガシャッ!
絹旗「浜面!それは…」
フレンダ「黒服達が持ってた狙撃銃!!それで狙い撃つぜっ!って訳!?」
浜面「ええ…500mならこの銃の射程範囲!狙撃できます!!」
カシャン!
浜面(ヤツは…………いた!これでっ…)ザッ!
………………………………
男「…銃など無駄だ」ニヤリ
…スパァン!
浜面「なっ…!?」ボトッ …
絹旗「じ、銃身が……!」
フレンダ「切り落とされた!?」
ブワアアアアアアアッ!!
浜面「ま、まずい!……うぐぅっ!?」ザクン!
フレンダ「浜面っ!!」
浜面「ぐはっ!」ドシャッ!
絹旗「…このっ!!」ブン!
バッシャア!
絹旗(…っ!塊が、崩れて消えた!)
浜面(し、しまった…!拳銃がホルスターごと切られて……)
…ドシャ!
…………………………
男「…ムッ!!」
…………………………
スパスパスパァン!!
フレンダ「ううっ!?落とした拳銃まで!!い、一体どうやって場所が分かるって訳よ!?」
…ドプン!
フレンダ「ま、また移動した!!」
絹旗「次こそはっ…!」
浜面「…絹旗ッ!フレンダ!!そこから動くなッ!!!」
フレンダ「…えっ?」ピタッ
絹旗「浜面…!?一体どういうことですか!」
浜面「はぁ…はぁ…やつは…やつは僕たちの居場所や行動を『音』で判断している可能性があります…!」
絹旗「え!?」
浜面「さっきフレンダが切られた時は歩き回っていたから…今の僕は力を入れて踏み込んだから…それに、さっきヤツを狙撃銃で見たとき『杖』らしきものを地面に突き刺していた…」
フレンダ「…それって!!」
浜面「人は目が見えないと残った聴覚が発達するという特徴がある…恐らくヤツは異常に発達した聴覚を利用しているのでしょう…」
フレンダ「その見立てが正しいなら動かなきゃ相手に場所がバレないって訳?」
浜面「ええ…音を出さない限りは」
浜面(拳銃が斬られてしまったか…黒服達が使ってたアサルトライフルを持っておこう、有効かどうかは別だが) ガシャ
絹旗「浜面…傷の方は?」
浜面「左手を切られましたが問題ありません…重要なのはここからどうすべきかです」
………………………
男「音が消えたか…ヤツら、私の能力の特徴に気づいたか!しかし距離は500mは離れている、その距離のうち始末してくれよう!」
………………………
浜面「なるべく音を出さずに接近するには…みんな!あの岩まで走るんだ!!」ダッ!
フレンダ「…成る程!了解って訳!」
絹旗「分かりました!」
………………………
男「…何?一斉に走り出した!?」
…スタン
浜面「…よし!」
絹旗「ヤツが襲ってきませんね…」
フレンダ「岩を乗り継いでいけば無駄な音を出さずアイツのところまでいけるって訳ね!」
……………………………
男「あいつら…岩を乗り継いでいるのか!クソ…考えたものだな」
……………………………
浜面「ヤツの能力…あの大きさの水の塊を作り出すにはかなりの集中力がいるはず!あの塊の形を崩せば相手の脳に一時的なショックを与えられるでしょう…それができるのは」
フレンダ「爆弾と…」チャッ
絹旗「…私の能力ですね」
浜面「ええ、そしてこの岩を利用ヤツのところまで行き…叩く!この作戦でいきましょう…」
フレンダ「ナーイスアイデアな訳よっ!了解!!」
絹旗「超了解しました!」
絹旗「次はあの岩場へ!」
フレンダ「おうっ!」タタタン!
浜面「絹旗!右だ!」
ザバァン!
絹旗「超窒素ガード!私には効きませんよッ!」ガギッ!
………………………
男(この空気の壁に阻まれたような感覚…一人、能力者がいるな)
男「…まず、潰すならコイツか」
フレンダ「…よしっ!あっという間に残り250mか!二人とも大丈夫!?」
浜面「ええ」
絹旗「超問題ありません!」
フレンダ「おっし!このままのペースで行けばアイツまですぐって訳よー!」
浜面「しかし、次の岩までは距離があります…どうにかして凌がなければ」
絹旗「私の能力で!」
フレンダ「…待って!わたしにいい案かがあるって訳!」
……………………
男「くっ…ヤツらめ確実に近づいているな…まさかここまでの行動力とは…」
………ボスッ
男「……む?」
………ボスッ…ボスッ
男「この足音…警戒して進んでいるのか?…いいだろう、不意打ちを食らわせてやる!」
…………………………………
フレンダ(…ちっ!ちっ!ち〜っ!これは足音じゃない訳よ!!)
浜面「なるほど…銃の薬莢を投げて足音のように偽装するのか」
絹旗「超考えましたねフレンダ、音頼りの敵を利用するとは」
フレンダ「それで不意打ちしようと出てきたところを爆弾でドカンって訳!そろそろ……」
………ズゾザザザァ
フレンダ(…来たッ!)
フレンダ「…よっしゃあーっ!私の鉄球…じゃなくて爆弾を食らえぇええ!!」グッ!
浜面「よし!このタイミングなら…」
………………………………
男「…待て!なぜ五歩目で止まったのだ!?こいつはまさか!!」
フレンダ「今だッ!!食らうって訳よ!!」ブンッ!
…ボッグォオオオン!!
絹旗「やった!?」
浜面「あの爆発なら形をとどめるのは不可能なはず!!」
フレンダ「おっし!今のうちに岩まで…」
…ジャボン!
浜面「!?」
絹旗「やっ…やって………」
フレンダ「…………ないッ!!」
ズッバァアアアン!!
フレンダ「うっ、うぐうううっ!!」ドッシャア!
絹旗「ふ、フレンダ!?」
浜面「足を…!つかまってください!!」ガシッ!
………………………
男「…フー、陽動するとは中々考えたものだな…しかし一人の足を封じた、コイツは戦力になるまい」フフフ…
絹旗「はぁはぁ…なんとか次の岩までこれましたね…浜面、フレンダの傷は?」
浜面「止血はしました、キズは深いけども命に別状はありません」
フレンダ「ごめん…ドジったって訳よ、もう走れそうにない…」グググ…
浜面「残り150mほどか…絹旗、ぼくとあなたでヤツを叩きましょう、フレンダはこの岩で待機していてください」
フレンダ「りょ…了解」
絹旗「フレンダ!待っていて下さい…すぐにアイツを倒して」
…バショオッ!
フレンダ「…っ!言ってるそばから!」
浜面「絹旗!!」
絹旗「大丈夫です!窒素装甲ならコイツの攻撃を防げる!!二人は超離れていてください!」
…ジャボボ
浜面(待てよ…?何か様子が…)
絹旗「跡形なくフッ飛ばします!…………でやぁーっ!!」ブウン!!
バッシャア!
絹旗「なっ!?」スカッ!
フレンダ「拳が当たる前に勝手に形が崩れた…どうして!!」
…コロコロ
浜面「何だ…!?崩れた水の中から何かが…」
絹旗「こ、これは…」
フレンダ「………!!浜面に絹旗!耳を塞いでッ!!!」
絹旗「え?」
浜面「うっ!」ピタッ!
…ピッキィイイイイイイイイイイイイイイン!!
絹旗「…うぐぅっ!?」
浜面(ぐっ…塞いでいても響くこの音…!撹乱用のグレネードか!?)ビリビリ !
フレンダ(ううう…!斬りつけてくるだけじゃなく、こんなトラップを仕掛けてくるなんて!)
イイイイイイィィィィ…ィ…ィ…
浜面「音が…やんだ」
絹旗「ぐ…うっ…」バタン…
フレンダ「浜面!絹旗が!!」
浜面「しまった!今のをモロに食らってしまったのか!!」
…………………………………
男「順序は変わったが能力者の方も戦闘不能…残るは無能力の子供一人だけか、フフ…そろそろ終わりにするとしよう」
…………………………………
絹旗「あ、頭の中で銅鑼を打ちならされているみたいです…ぐぐぐ…能力が上手くつかえません…」ガクガク…
フレンダ「そ、そんな…!アイツまではまだ150mあるのに、浜面だけじゃ…」
浜面「………」
フレンダ「これじゃあ、もう…」ガク…
絹旗「待ってください…あと一度なら能力がまだ使えそうですから…その隙に二人は退却を!」ググ…
フレンダ「でもそれじゃあ絹旗が!!」
絹旗「私のミスです…考えなしに能力を叩き込んでしまったから…せめて二人だけでも…」
フレンダ「絹旗…」
浜面「覚悟とは……犠牲の心ではないッ!!」
絹旗「…!?」
フレンダ「は、浜面……?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
浜面「助かるのが二人だけではダメだ…僕たち三人!!一人も欠けずに乗り切らなければならないッ!!」
絹旗「し、しかしこのままでは…」
浜面「…この先、『覚悟』が必要です」
フレンダ「それって…」
浜面「絶対にヤツを倒し、三人で任務を終える…この覚悟が!!」
絹旗「…………」
浜面「覚悟とは!暗闇の荒野に!進むべき道を切り開くことだッ!!」バーン!
フレンダ「……へへへ、後輩に諭されちゃうとは先輩失格って訳ね」
絹旗「フレンダ…!」
フレンダ「いいわよ…最後までとことんやってやるって訳!三人一緒に!!」
絹旗「……私もです!今できることを……すべて!!」
浜面「二人とも……」
………………………………
男「…何だ?ヤツら何をするつもりだ、絶望的な状況だと十分に理解したはずだろう…」
浜面「絹旗…能力を使えるのは一回と言いましたが」
絹旗「ええ…まだ頭がガンガンしていて正確にできるのは一発が限界です…」
浜面「分かりました…それなら、僕をアイツの方に向かって全力で『投げて』ください…」
絹旗「えっ!?」
フレンダ「い、いくらなんでもそれは無茶って訳よ!!第一に着地はどうするの!?」
浜面「なんとか受け身をとってみます…アイツのところに直接突っ込む!!」
絹旗「で…でも受け身なんかじゃ」
浜面「フレンダ…あなたはこれを」ガチャッ
フレンダ「黒服たちのアサルトライフル…?これで何を」
浜面「これで僕を空中で捉えようとするヤツの水塊を撃って援護してください」
フレンダ「こ、こんな無茶苦茶な作戦じゃ!!」
浜面「もはや手はない…フレンダ!!絹旗!!『覚悟』を決めろッ!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
フレンダ「…くそぉ…!分かった!!どんなに作戦がぶっ飛んでようがなんだろーが最後まで付き合うって訳!!その代わり絶対死なないでよ!!」
絹旗「覚悟は決まりました…いつでもやってやります!!」
浜面「2人の気高き『覚悟』…絶対に無駄にはしません」
……………………………
男「何だ!?ヤツら一体何を…」
……………………………
絹旗「つぅううううううう…」ググググ…
浜面「…………」
フレンダ「んなろぉおおおーっ!!」ジャキッ!
絹旗「…………っらぁああああああああ!!!」ドッヒュウ!!
ドヒュウウウウウウウウウウウ!!!
浜面「つぅうううう…!」ビュゴォオオオ
………………………………
男「何ッ!?飛んでくるものが一つ!?…クソッ!!撃ち落とさなければ!!」
………………………………
ドリュウウウウウウウウウ!!
フレンダ「そうはさせないって訳よ!食らええええええ!!」ガガガガガガガガガガガガガガガガ!
ババババババババババババババ!
……………………………
男「これは銃弾!?し、しまった!演算が乱れ……」
……………………………
ドヒュゥウウウウウウ…
浜面(……………見えたッ!!)
男「!!」ガバッ!
浜面「…無駄ァーーーッ!!」ブゥウウウウン!!
男「うぐっ!?」ズサッ!
…ドシャアアアアアアア!!
…………………………
絹旗「はぁ…はぁ…浜面…」
フレンダ「一体…どうなった訳?」
男「ハァーハァーハァー…な、なんとかかわしたのか…?」
男(しかし…今飛んできたのは『人』だ…馬鹿な!!気でも狂ったのか!?いくら切羽詰まったとはいえ自身を能力者に投げさせるとは…落下の衝撃で無事なはずがない!!)
男「つ、杖は…これか!」ガシッ!
男(の、残りのヤツらの行動は一体…!!)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
浜面「……………」
男「……ッ!?」
男(なん……だと?後ろに…!!)
浜面「どうやら絹旗が最後の力を振り絞って僕を窒素装甲で覆ってくれたらしい…おかげで助かった」
男(あの能力者の仕業か…くそ!!)
浜面「大人しく投降しろ…そうすれば危害は加えない」
男「……この杖は」
浜面「…………」
男「帰る時に必要だ…」パッ
…パタン
男「…これで終いだ!!」…ドリュウウウウ!!
浜面「!!」
男「……食らえぇえええッ!!!」ビシュウッ!
浜面「……無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーーーッ!!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ!
男「……あぐがぐがっ!!!」ボゴボゴボゴボゴボゴボゴ!!
浜面「ぐっ!!」ブシュッ!
男「がブウッ!!」ドシャア!
浜面「フゥー…フゥー…僕たちの…勝ちだ」
男「ぐ、が……お前、最初から味方の能力が守ってくれると確信していたのか?」ゼイゼイ…
浜面「違う…この作戦を成功させたのは、僕ら三人の『覚悟』のおかげだ…それがなければ勝てなかった」
男「……フフ、成る程…私はその『覚悟』に負けたということか」
浜面「次こそ…投降してもらうぞ」
男「そうだな…」
…ズギュン!
浜面(…ッ!コイツ、まだ!!)
………ズクシュッ!!
男「ぐがッ!!」ブッシュウウウウウ!!
浜面「……なっ!?自分の頭を!?」
男「ガブッ!…俺にとって敗北は死…それだけだ…自分で決着をつけただけ…」ドクドク…
浜面「…あんた」
男「ぐぐぐ…フン、こんなことを敵に言うのもおかしいが…最後戦った相手がお前達のような戦士で良かった、感謝している…」
浜面「…………」
男「小さな頃から実験漬けで育った俺には能力を振るうことが全てだった…それが限りなく無意味なことだと分かっていながらな…」
浜面「あなたもこの学園都市の呪縛に囚われていたということか…」
男「しかし今、そこから自由になれる…この無意味な人生に決着をつけてくれた礼をしておこう…そしてさらばだ、誇り高き戦士たちよ……フフフ」
…………バタン
浜面「…終わりです、すべて」
……ヒュオオオオオオオオオ
…………………………
絹旗「ふ、フレンダ!あれは!!」
フレンダ「あそこに立っているのは…………!!」
絹旗「……浜面!!」
フレンダ「やった!!浜面の………」
…………………………
ドドドドドドドドドドドドドド
浜面「…………」
…………………………
フレンダ「私たちの……勝ちだぁーっ!!!」
バァーーーーz_________ン!!
絹旗「なんとか…超終わったみたいですね…はぁ」ペタリ
フレンダ「まさかこんなヤバい状況になるなんて…もう疲労困憊って訳よ…」ヘナヘナ…
絹旗「この状況から脱せたのはもうほぼ奇跡といっても超過言でもありませんよ…麦野も滝壺さんもいない状態で」
フレンダ「えへへ!それもこれも私たちの力…いや!浜面がいてくれたからこそって訳!こりゃあアイツの事を認めざるを得ない訳よ!」
絹旗「上手く言えませんが…浜面には人を引っ張っていく『才能』があるのかもしれませんね」
フレンダ「不思議なやつだなぁ…会ったのはつい数日前だってのに、気づいたら浜面の言うとおり動いてた…アイツって一体どんなやつって訳?」
絹旗「……わかりませんよ、私にも」クス
スーツ3「う…ぐ…舐めやがってクソガキども…」ヨロヨロ…
フレンダ(…え?)
スーツ3(せめて一人くらいは…!)ジャキッ!
フレンダ(あ、アイツ!まだ能力を使えない絹旗を狙って!!)
絹旗「うん…?どうしたんですかフレンダ?」
スーツ3(…死ねぇええええっ!!)カチリ!
フレンダ「避けて!!絹旗ぁーっ!!」ドン!
絹旗「うわっ!?」
…タァン!
…タタタッ!
浜面「絹旗!フレンダ!!銃声が聞こえましたが…」
絹旗「は、浜面…!フレンダが…フレンダが!!」
フレンダ「が……う……」ドクドクドクドク…
浜面「この傷 …!まずいぞ、血が止まらない!」
絹旗「止血をしてるのに……私を庇ったせいで…!こんなことって」ガクッ
浜面「絹旗!気をしっかりもって……」
フレンダ「…へへへ…どじったって訳よ…」
浜面「フレンダ!?しっかりしてください!!」
フレンダ「撃ってきたやつはやっつけといた………でも、せっかく三人とも無事だったのに……」
絹旗「う、ううう…」ポロッ
フレンダ「ごめん…………ね」
…ガクッ
浜面「しまった…!意識が!!」
絹旗「私の……私のせいです!フレンダ…フレンダぁああああ!!」ウワァアアア!
フレンダ「……………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
浜面(ここは……『アレ』をやってみるしかない……!!)
ファサッ…
絹旗「ハンカチ…?無駄です!そんなものじゃこの傷は………」グスグス
……………パァアアアアアア
絹旗「………え!?」
……ドクン……ドクン
浜面「…生まれろ、生命よ……」
絹旗(は、浜面の手から金色の光が!何が…どうなって)
……ドクン……ドクン
浜面「生まれろ…新しい命よ………!!」
…キィイイイイイイイイイ!!
絹旗「これは………」
フレンダ「……………」
浜面「……っはぁー…はぁー…」
フレンダ「…………うう」
絹旗「!!」
絹旗(嘘…でしょ?意識が!!)
バッ!バッ!
絹旗「あんなに深い傷が……塞がっている!?は、浜面!一体あなた何を…!!」
浜面「この力に気づいたのは絹旗に会う数日前……最初は何がなんだか分からずに使い方も知りませんでした」
絹旗「…………」
浜面「今まで試したことはなかったが、なんとか上手くいったようですね…」
絹旗「この力は能力……いや、学園都市にそんな能力者がいるなんて聞いたこともありません!!これは…もはや……」
浜面「『魔法』のようだ、と?」
絹旗「…!」
浜面「今まで能力判定にかすりもしなかったのに急にこんな力が発現するなんて検討もつきません…しかし」
絹旗「……しかし?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ …
浜面「ちょくちょく酒に酔った母が言っていました…別れた父は『魔術師』だったと」
絹旗「魔術…師、それは一体……」
浜面「分かりません、小さい頃は戯言と聞き流していましたが…今のところ手がかりといえばこれだけ、この力はまだ未知数…僕とあなただけの秘密です」
絹旗「…まだ整理がつきませんが…わかりました…でも」
フレンダ「………………」スースー…
絹旗「フレンダが助かったことに変わりはありません、ありがとう…浜面、本当に…ありがとう」グスッ
浜面「…帰りましょう、三人一緒に…」ニッ
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド………
某所、同時刻
…ビクッ!
???「ヌウウ…今のは、今の感覚は私と『同じ力』の感覚……?」
???「……ありえんな、この私には家族などいない………」
ドドドドドドドドドドドドドドドド
???「それに…人の頂点に立つものはつねに『1人』なのだから…!!」
……………………………………
フレンダ「う……ううん」…パチリ
絹旗「おや?目が超覚めましたかフレンダ…」
フレンダ「あれ…?ここは?私は確か撃たれて……」
浜面「傷はかすり傷でしたよ、応急処置しておいたからもう大丈夫です」
フレンダ「えっ!?でも私、血出して倒れて……えーと」
絹旗「きっとショックで記憶が混濁していたのでしょう、何より三人とも無事なのは超僥倖です」
フレンダ「ま、まあ……そうだけど」ウーン
浜面「さあ、もう少しで隠しておいた車ですよ」
フレンダ「…まぁ結果オーライって訳ね!これで一件落ちゃ………く」
フレンダ「………って」
絹旗「?」
フレンダ「……なんでアタシは殆ど裸で浜面におぶって貰ってる訳ッ!?////」マッカー!
絹旗「超仕方ないですよ…傷の手当てには服を破くしかなかったんですから」
浜面「問題ありません、見えてないので
」キリッ
フレンダ「そ、そーいう問題じゃないって訳!!///早くおろしてー!!!」バタバタ!
浜面「うわっ!?」
絹旗「そんなに暴れると傷に超響きますよー」
…ズキッ!
フレンダ「はうっ!?」ピキーン!
浜面「やれやれ…落ち着いてくれましたか?」
フレンダ「うう…女の子を裸でおんぶしちゃうなんて……責任とるって訳よ浜面………」ウルウル
浜面「はぁ」
絹旗「…………」ジトー
浜面「ん…なんですか絹旗?」
絹旗「………超何でもありません!」プイ!
浜面(…何なんだろう)
絹旗「さぁ!早く帰還しますよ!浜面!もっと速く歩いてください!!」プンスカ!
浜面「待ってくださいよ!何をそんなに…」
絹旗「……怒ってません!!」クワッ!
オコッテルジャナイカ…ダカラオコッテマセン!バカハマヅラ!ウウ…イイアラソッテナイデハヤクイッテホシイワケヨ……
……………………………………
とあるファミレス
麦野「…さて三人とも、ご苦労だったわね!イレギュラーが発生するとは思いもしなかったけど」
絹旗「実際超死ぬとこでした…」
滝壺「おつかれさま、みんな」
フレンダ「アタシの大事なものも奪われちゃったって訳…」
フレメア「にゃ?おねぇちゃんなんのこと?」
フレンダ「なっ!何でもない訳よ!///」ワタワタ
麦野「…?まぁいいわ!今回倒した傭兵は要危険人物リストにも入っていたみたいでね、上層部から高く評価されたわ!今後私達『アイテム』の組織内での地位の昇進も検討しているそうよ」
フレンダ「そいつぁすごい訳よ!!」
滝壺「はじめてだね…こんなこと」
フレメア「にゃー!やったやったー!」ピョンピョン!
浜面「それは何よりです」 ニコリ
絹旗(すごい……これならこの先アイテムは成長し続けることができるでしょう、だけど…浜面、彼が来たとたん急に『事』が動き出した!単なるラッキーボーイではない…彼は)
麦野「それと特別ボーナスとギャラは50%あんたら三人のものよ!」
フレンダ「やっ、やった!!ギャラはんぶーん!!」ワーイワーイ!
絹旗「思わぬ収入つきですか!まったく…大したやつですよ」
浜面「ん?」
麦野「そしてはまづらくんには私から特別ボーナス…あげちゃうわッ!あたしのパンティー!!」ハァハァハァハァハァハァハァハァ!
フレメア「にゃ、今ここで直に脱いじゃうヤツぅ?」
浜面「結構です」キッパリ
滝壺(もうやっぱアイテムは終わりだぁ!!)
To be continued…
続き
【ジョジョ×禁書】とある奇妙な禁書目録【Part5】

