まずは上条さんを最近流行りのやれやれ系主人公にしてみた
元スレ
とある奇妙な禁書目録【Part1】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419990019/
【ジョジョ×禁書】とある奇妙な禁書目録 part2
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421644531/
【ジョジョ×禁書】とある奇妙な禁書目録 part3
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425868777/
プロローグ
「信じる者」
長い…長い時の中で、あるとき『神を信じる者』が現れた
彼らは神さまを信じ、崇拝する事によりその偉大なる力の一部を授かろうと考えていた
それが人間、自身を高めるものだと信じて…
…だが、しばらくしてから『解き明かそうとする者』が現れた
彼らは物事には全て理由があり、超自然的な力を否定した…それは即ち、『神さま』の存在を否定したのだ
それが人間…自身を高めるものだと信じて…
当然、この『宗教』と『科学』は激しく争うこととなった
お互いを否定する彼らは終わりのない戦いに身を投じたのだ、相手を滅ぼす事も自身を高めることであると信じて…
この物語は『宗教』と『科学』の歪な螺旋の中で、『学園都市』にまつわる少年・少女の数奇な運命を追う冒険譚である…!
7 : ◆CzqmRImo0Q - 2014/12/31 11:13:29.28 ByIW0f550 6/1581ハイ、というわけで「とあるの登場人物たちを覚悟完了させてジョースター家にしてみた」ってことです(?)
このSSは8月〜12月に投稿したものに大幅に加筆・修正した作品です、とある原作とは時間軸のズレがありますのでそこだけご注意を!
それでは本編スタート!
第1話
「ちょっとあんた!」
「…やれやれ」
アンチスキル、詰所
小萌「…ううう」 グスグス…
黄泉川「ああ!小萌先生、わざわざご苦労さまじゃん」
小萌「それで…」
黄泉川「へ?」
小萌「上条ちゃんはどれだけ殺しちゃったのです!?」
黄泉川「いや…あのー」
小萌「いやーん!聞きたくない!聞きたくないないですぅー!」 ブンブン!
黄泉川「何を勘違いしてるのかわからないけど…ケンカじゃんよ、ケンカ」
小萌「はえ?」キョトン
黄泉川「もっとも相手はレベル3が2人…加えてレベル4が一人、全身骨折でタマキンも潰されて病院送りになっちゃったけど」パラパラ…
黄泉川「小萌先生…しっかり反省をさせといて欲しいじゃん!反省を!」
小萌「はァーい!」
黄泉川「ハァ…あっちの牢にいるじゃんよ」
小萌「…上条ちゃん!」 タッ!
黄泉川「あっ!」
小萌「上条ちゃん!上条ちゃーん!」タタタ…
上条「…やかましいッ!うっとおしいぞ!このアマ!!」ガル!
小萌「はァーい!」
小萌「ちがうんですぅ…本当は優しい子なんですぅ…」シクシク
黄泉川「とにかく釈放じゃん!こいつがいると他の牢の奴が怖がってうるさいし…」
上条「ちっ…カツ丼が出てきてメシ代が浮くと思ったんだが期待ハズレだったぜ」スッ
黄泉川「コラッ!ナマイキ言ってんじゃない!!まったく…うちにも同い年くらいのガキが下宿してるけどアンタほどナマイキじゃないじゃんよ…」ハァ
上条「………フン」スタスタ…
小萌(うぅ…学校でも色々と問題もおこしてるけど本当には悪い子だとは思えないのに…)
上条「おい」 ズイ
小萌「ひぇっ!?な、何ですか!?」 ビクッ!
上条「すまねーな、迷惑かけた」
小萌「…上条ちゃん!イェーイっ!ふぁいんせんきゅー!!」 ピースピース!
上条「ケッ…」スタスタ…
小萌(上条ちゃん…先生は信じてますからね…)
………………………
タタタタタタタタ…!
???「はぁ…はぁ…うううっ……!」
???(やっと…隙をついて逃げだせた!とにかく遠くへ行かなくちゃ…!)
???「もっと…もっと遠くへ…!」
タタタタタタ…
次の日
上条「今日こそまじめに学校行くぜ」
女生徒1「おはよー!上条くん!」
女生徒2「おはよう!ジョージョ!」
上条「………」
女生徒1「心配したわよ~捕まったって聞いて!」
女生徒2「今日もオールバックの髪決まってるわよ?ジョージョ!」
女生徒1「ちょっと!あんた何を馴れ馴れしくしてんのよ!というかジョジョって何なのよ!」 バッ!
女生徒2「上→じょう、条→じょうだからジョジョ!あんたこそジョジョに触れないでよ!」
女生徒1「はぁ~!?何よブス!」
女生徒2「何よアレッシーみたいな髪して!」
女生徒「「ブス!、セト神!、ブス!、セト神!、ブスセト神ブスセト神ブスセト神ブスセト神ブスセト神ブスセト神!!!!」 」
上条「やかましい!うっとおしいぞッ!」ギン!
女生徒「「…………」」
女生徒1「いやーん!私に言ったのよー!」
女生徒2「わたしよぉー!」
「「「「かっこいいいいいい!!」」」」
上条「チッ…」
青ピ「おーす!かみやん」
土御門「朝っぱらからモテモテだにゃー…裏山!」
青ピ「いいなぁ~かみやんは!高身長!ルックスもイケメンだ」
上条「身長はおめーとあんまし変わらねーぞ…」
土御門「ちょっと顔が怖いがにゃー」
上条「うっとおしい女はキライだ」
土御門「それでこの性格だもんにゃー…」
青ピ「そりゃモテるわ…いや、萌テるわ」
ヒュー…………
土御門「……!?おいっ!かみやん!植木鉢が落っこちてきてるぞッ!」
青ピ「アカン!かみやんお得意の不幸のアンブッシュや!!」
上条「…オラァッ!」ブン、バキン!
植木鉢「グ、グワーッ!サヨナラ!」バッリィイイイイイイン!
土御門「Oh my god!?見ずに拳で叩き割った!?」
青ピ「流石かみやん!俺たちにできないことをすぐやってのける!そこにしびれるあこがれるゥ!」 ギュウウウウウウウン!!
上条「今日で二個目か…ま、少ないほうだぜ」フン
青ピ「つーかこの光景とやりとり、毎朝のテンプレやもんね」
土御門「だにゃー」
……………………………
学校
小萌「あー上条ちゃん!ちゃんと学校来てくれたんですね!先生感動ですぅーっ!」 パァーッ!
上条「やかましい、早く出席をとれ」
小萌「はァーい!」
土御門「いいのかにゃー…先生はそんな扱いで」
青ピ「ブレへんな先生は、聖子や…いや、聖母や」
休み時間
上条「……」ザクッ、プシュー、ゴクゴク…
吹寄「上条ッ!また学校にビール持ってきて…!しかも大統領飲みですって!?」
青ピ「最初にやったのは承太郎やで?」
土御門「よく堂々と飲めるぜい」
吹寄「何でっ…なんで貴様は出席日数ギリギリ&サボり常習犯のくせに学年上位レベルの成績が取れるのよっ…!とくに海洋学ッ!!」 ギリギリ…
青ピ「怒ってるのはそこかい」
上条「…フゥー」ワーワー千代ノ富士ノコッタゾ、ワーワー
吹寄「うぉおおん!しょ…少年ジャンプを読みながらラジカセを聴いているッ!」
上条「ところで土御門、おめー相撲は好きか?」
土御門「大好きだにゃー」
青ピ「そうだかみやん!帰りにゲーセンで前に教えた野球ゲームせえへん?」
上条「いいだろう、明日の昼食のおごりを賭けるぜ」
青ピ「グッド!今度こそ負けへんでッ!」
ゲーセン
青ピ「アイエエエエ33-4!?」
土御門「ち~ん(笑)」
上条「グッド、なかなか面白いゲームだ…やり方のほうは大体覚えた」
青ピ「ナンデ?教えたのおとといなのにナンデ!?」
土御門「お前これで13回連続負けだにゃー、いい加減懲りろよ」
青ピ「アバババババーッ!」
土御門「またなーかみやん、俺はこの野球リアリティショック受けたコイツを連れてかなきゃならん」
青ピ「グワーッ!実際13連敗…グワーッ!」
上条「あばよ」
上条(さて…とっとと帰るか)クルッ
??「…見つけた!」ザンッ!
上条「…ン?」
上条(コイツは…)
美琴「ちょっとあんた!」 ビッ!
上条「…やれやれ」
上条「またてめーかクソガキ…いつも懲りねーな」
美琴「くっ、クソガキ…!?きょ、今日こそ決着つけんのよ!!」 ガオー!
美琴「あんたに受けた屈辱…はらさでおくべきか!はらしてやる…はらしてやるっ!スカッとスカッとはらしてやるッ!!」
上条「……」
……………………………………
数日前、路地裏
スキルアウト1「ちょっとちょっと危ないよ~お嬢ちゃん」
2「こんなとこに一人で来るなんてよぉ~!」
3「俺たちみたいな奴におそわれちゃうアルよ?」 ニヤニヤ
美琴(あちゃー…ついてない、近道するんじゃなかったわ)
美琴(まぁテキトーに気絶でもさせとけば…)
上条「…どきな」
スキルアウト2「んっ!?何だテメェは!」
上条「こんな狭い道に広がってんじゃねーぜ…邪魔なんだよ」
美琴(な…何なのコイツこの状況で!?つーか…でかいわね)
1「んだとぉ~?てめぇ舐めやがって…このナイフが見えねぇのか!」ギラリ !
2「やっちまえ!イケメンだからってナメてんじゃねーぞッ!!」
3「覚悟するね!」
上条「………」
2「アン!?ビビり上がって声も出ねえのか!?」
1「行くぞッ!うきゃあああッ!」ダダダダ
美琴(ち、ちょっと洒落にならないわよ!?止めなきゃ!)バリバリ …!
上条「…やれやれだ」 スッ…
美琴「あっ…危ないっ!!」
1「シャアッ!」バァーーーーーッ!!
上条「ッ!」ドッズッ!!
美琴「えっ!?」
1「こ、コイツバカかあーっ!?ナイフを素手で掴んで…!」
2「ち、違う…指で挟んで止めてやがるッ!」
美琴(う…嘘!なんて反射神経してんのよ!?)
上条「…オラァッ!」ボギャアッ!!
1「ぶべらっ!」ドッゴォ!
3「アチャーッ!何を油断してるねーッ!レベル5の中国拳法、この蹴りをくらってあの世まで…」 スターッ!
上条「……」ブウン!
3「アチャ!?」ドプッ!
2「ぐっ…うっ…!俺はコイツらとは違うぜ!食らえッ!」ギャバーッ !!
美琴「ううっ!?空気の刃…エアロハンドか!!」
2(その通りよ!この空気の刃をまともに食らえば骨まで達するッ!)
2「ヘヘヘーッ!!真っ二つになりやがれーッ!!」
上条「……」スッ…
2(なっ…何ィイイーッ!?避けないだと!?)
美琴「右手を突き出した!?」
上条「オラァアアアーーッ!!」パキィイイイイイン!
2(え…?奴が拳で…刃を…打ち消した!?…い、一体どうなって…!!)
上条「……」ダダダダ!
2「あっ」
上条「フン!」ドッゴォ!
2「ゲバーッ!」ズッシャアアアア
美琴「え…ええええーっ!?!?」
上条「やれやれだ…てめえら、どく気になったか?」
1「はっ、はいーっ!」ボロボロ …
3「ご、ごめんなさいある!」ボロボロ …
2「やめりゃあよかった…こんなタフガイにケンカふっかけるのはよォ…!」ズタボロボンボン
スタコラサッサーー!!
美琴(すっ…すごい、あんな動きを…そして何なのあの拳…!?)ボーゼン
上条「…オイ」
美琴「ひゃっ!?なっ、何よ!」
美琴(よ…よく見るとめちゃくちゃカッコいい!!な、なんなんだろ……)ドキドキ
美琴「あ、あの!助けてくれて……」モジモジ
上条「てめーも邪魔だぜ…こんな時間にであるいてんじゃねーぞ、クソガキ」
美琴「」
上条「大体こんな路地裏に入ってくるんじゃねー、てめえみたいなガキなんでネギしょったカモ以上だぜ…」
美琴(きゅ…急に乱入してきたと思ったら、助けたわけじゃない?邪魔だっただけ?私もそのうちのひとつ?モブその4?)
上条「分かったらとっとと…」
美琴「プッツゥーン」
上条「…ン?」
美琴「….舐めんなやゴラァアアアアアアアアアアーッ!!!!」バリバリバリバリ!
上条「うぐッ!?」パッキィイイイイイン!
ドドドドドドドドドドドドドドドド
美琴「いきなり乱入してきて何だコラッ!?この私をなめてんのかーッ!!クソックソックソッ!!!」 ビリビリビリビリビリビリビリ!!
上条「…やれやれだ、コッチの方がもっとめんど臭かったぜ…」
………………………………
美琴(初対面の相手にあそこまで言ってガキ呼ばわり…その気取ったツラ張ってやるわ!!) ギギギギ…
上条「大体しつけえんだよてめえは、俺のストーカーか何かか?」
美琴「ちっ…違うわよ!今日こそ決着つけんのよ!!」
上条「何が決着だ…大体おれはガキ相手にケンカなんかうってねーぜ」
美琴「またガキ呼ばわりしやがってぇ…!ここで会ったが100年目よ!」 バヂバヂ!
美琴(メンツがブッ潰れたまんまでいられないわよッ!)
美琴「はやくかかってきなさい!ブチのめしてあげるわ!」ギャーギャー !
上条「…やれやれだ」
ビッ !
美琴(なっ、何?人差し指立てて…)
上条「一発だ、一発だけ付き合ってやる…」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
美琴「な…なんですって?」
上条「てめーがおれに全力で一撃ブチ込む、それでおれが倒れたらてめーの勝ち…倒れなかったらもう二度とつきまとわない、いいな?」
美琴(こっ…この自信!いったいどこからくるのよ…!私を『超電磁砲』だと知っているの?…でも、ここで引いちゃ駄目!)
美琴「ほぉー…いいわよ、無様に地面にのさばらせてあげるわッ!」
上条「…場所を移すぞ」クルッ
美琴(レベル5の実力…ナメんじゃないわよ!)グッ…!
橋の上
ヒュォオオオオオオオオオ…
美琴「本当に…やるわよ…!」
上条「ゴタゴタ言うな、用意は済んだか?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
美琴「うっ…!」
美琴(立ってるだけなのに何よこの威圧感は…!何か襟にでかい鎖ついてるし!)
上条「…来な」 クイッ
美琴「構えもせずに…!いいわ、それなら見せてあげるわ!わたしのレールガンッ!!」ピィーン!
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ… !!
美琴「……………いっけえええええええ!!!!」ドッバァアアアアアアアアアアアアーッ!!
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
上条「…やれやれだ!」グイッ!
美琴(…また、あの右手!?)
上条「…………オラァアアアアッ!」ガッギィイイイイイイイイイイイイン!
美琴(れ…レールガンを…)
上条「…オラァッ!」バッギィイイイイン!!
美琴(握り潰した!?)
美琴「う…そ…よ?全力でぶつけたのに」ヘナヘナ
上条「…フゥー」シュウウウウウ
美琴「そんな…」
上条「……」ザッザッ
美琴(あたしの…能力、死ぬ程努力してレベル5になったのに……)
上条「立てるか?」
美琴「えっ…?」
上条「よっと」グイッ
美琴「あ…!」
上条「俺の勝ちだ、じゃあな」 クルッ
美琴(うっ…うううう…!)プルプル…
美琴「何よ…何なのよ!一体どうなってるの!?あんたの能力!!」
上条「……」
美琴「私の電撃を打ち消すなんて…そんな…なんで………」
上条「…ひとつだけ言っといてやる」
美琴「え…?」
上条「てめーの力舐めてたぜ、悪かったな…中々のパワーだ」 ポン…
美琴「…ッ!!!」 ドッキィイイイイイイイン!!!
『恋』!!
そのすてきな好奇心が美琴を魅了したッ!
たちまち美琴は上条に意識せずにはいられなくなり一瞬で夢中になったッ!!
美琴(…かっこ、いい) ///
上条「ただしその力おれには使うな…あばよ」 スタスタ…
美琴「あっ…ちょっと待っ…!」
上条(やれやれ…制服がコゲちまったぜ)
美琴(…………また、会えるかな…)
To be continued…
35 : ◆CzqmRImo0Q - 2015/01/01 01:34:31.75 BnRL0Dib0 30/1581第1話完結&あけましておめでとう!
続きは昼間からです、しばしラリホー
第2話
「ブチのめす…!話はそれからだ」
数日後、学園都市ショッピングモール
上条「卵6つで50円、このチャンスを逃す手はねーな」スタスタ…
犬「…!(使命感)」ダダダダダ !
犬「ガルル…ワンワンワンワンワン!!!」
上条「……」ギロリ!
犬「…………クゥーン」ハラミセー
上条「道のど真ん中で降伏のあかし見せてんじゃねーぞ…」
「あっ、おい!アンタそこはマンホール工事中だぞッ! 」
「ああっ!暴走した車がそっちの方へッ! 」
「うわぁー!積み荷の材木がくずれた!」
「サメだぞォー!サメがいるぞォー!?」
上条「……ふむ」ヒョヒョイヒョイヒョイ
通行人(何だあの人…降りかかるトラブルをチラシ読みながら避けているッ!?)
上条(アサリも安いな…スタープラチナのために買っておくか…)
スーパー
上条「会計だ」ドン
おばちゃん「あーっ!上条くん!セールの卵とっておいたわよ~」
上条「助かるぜ…おばちゃん」
おばちゃん「いいのよぉ~!このまえ荷物の搬入手伝ってくれたし、ほら!もうひとパックサービス!」
上条「すまねーな」
おばちゃん「はい、お会計!…ってなんだいその財布は?鎖で縛り付けて何かのファッションかい?」
上条「こうでもしねーと…逃げちまうんでな、色々と」
おばちゃん「うん?」
…………………………………
自宅
上条(さて…珍しく雨も降らなかったし布団も乾いただろう、とっとと入れるか)ガラララ
上条「…ン?」
上条(柵に…何かがひっかかって)
???「はへぇー……………」グデーン…
上条「…何だ?このきたねー手ぬぐいは…」
???「………………お」ググググ
上条「………」
???「おなか…すいたんだよ」 …グゥ
上条「…なぜだか何度も聞いたセリフな気がするぜ….やれやれ」
……………………………
上条「食え」カチャン
???「わおっ!ジャパニーズオムレツ!いただきますなんだよ!!」ムシャムシャムシャムシャ !!
上条「ゆっくり食え」
???「えー!食べ物は待ってくれな(ry
上条「…ゆっくり食え」ギン…!
???「…ごめんなさい」パクパク…
???「…ぷはー!ごちそうさまなんだよ!でもまだまだ食べたいかも!」 カチャン!
上条「バカ言うんじゃねーぜ…おれが買ってきた卵だし、女が一日2個以上食うな」
???「でもでも~…あっ!この水槽の中に入ってる星型のこれ、おせんべみたいで美味しそうかも!!」スーッ…
上条「………触るなッ!!」ドンッ!!
???「ふぇっ!?」 ビクゥッ!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドド
上条「それを食った瞬間…てめーの顔面に拳が叩き込まれる事になるぜ…」
???(う…ウソとは言ってない顔だ…!この人にはやるといったらやる…スゴ味があるッ!) グググ…
上条「分かったか…?」
???「そっ…そんなことしないんだよ!ところでこの子(ヒトデ)の名前はなんていうのかな!?」 ワタワタ
上条「スタープラチナだ」
???「えっ」
上条「……」
???「…え、えーっと」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド
上条「…スタープラチナだ」
???「アッハイ」
???「と…ところでまだ私の名前を言ってなかったね!私の名前はインデ(ry
上条「待ちな、そのまえに自分で食った皿は自分で洗え」
???「ええー…で」
上条「…洗え」
???「マジでごめんなさいなんだよ、頼むからその目をやめてほしいかも、マジで」
…………………………………
インデックス「改めまして…私の名前はインデックス(禁書目録)なんだよ!ご馳走してくれて感謝してるかも!」 ニコッ!
上条「用が済んだら消えな」 ゴロン
イン「ええー…身も蓋もないんだよ…」
上条「おれにそんなキラキラネームの知り合いはいねえ…」
イン「ねーねー!!もっと私の話聞いてよー!ハッピーうれぴーよろピクねー!!」
上条「……」
イン「ハッピーうれぴーよろピクねー!!」
上条「…….」
イン「ハッピーうれぴーよろピクねー!!」
上条「……」
イン「ハッピーうれぴーよろピクねーっ!!」
上条「……」
イン(さすがに4回連続無視は精神的にキツイかも)
イン「…ところでこの服は『歩く協会』っていうんだよ」
上条(勝手に喋り始めやがった)
イン「この服にはどんな異能の力も効かないんだよ!無効化しちゃうかも!!」フンス!
上条「…ほう」
イン「せっかくだから試してみてもいいんだよ〜?」ニヨニヨ
上条「……」スッ
イン「えへへー!どっからでもかかってきなさ」
…パッキィイイイイーーーーーーンッ!!!
イン「いっ…」スッパッパァーーーz_______ッ!
上条「…ッ」
イン「あっ……あっ!ああああっ…!」プルプルプル…
上条「やれやれ…これは」
イン「うっ…うばしゃあああああああああああああああーッ!!!!!」シャアアアアアアーッ!!!
上条「……」ズビシ!
イン「あうっ!!」ベシャアッ!
…………………………
イン「うう…ひどいんだよ。裸にひん剥かれた挙句、チョップで叩き落とされるなんて…!」 ヨヨヨ…
上条「試せって言ったのはてめーだ、出来たぜ」チクチク…
イン「手先器用なんだね…精密動作性A(超スゴイ)かも」
上条「フン…適当にやっただけだ」
イン「あなたの能力って…どんな能力なの?歩く教会が無効化できないなんて…」
上条「大した能力じゃねえ、教える程でもない」
イン「女の子を裸に剥く能力?」
上条「ブッ飛ばされたいのか?」
イン「じょ…じょーだんなんだよっ!」アワワ
上条「…ところでてめえ、もうこんなとこに居ない方がいーんじゃあねーか」
イン「え…?」
上条「追われてるんだろ?そんなご大層なモン着てる上、裾が泥で汚れていた…相当必死だったみてーだな」
イン「…バレてたんだね」 フゥ
上条「おれは厄介事に関わるのはゴメンだ…警察にでも好きなとこへ行きな」
イン「…ありがとう!お世話になったんだよ!オムレツ、すごく美味しかった!さようならなんだよ~!」ガチャン !
上条「…とっとと行け」
上条(やれやれ、妙なヤツに餌付けしちまったぜ…)
………………………
スタンッ!
???「見つけたぞ…まさか見ず知らずの学生の寮に隠れていたとはね」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
???「それでは大人しく捕まってもらうとするか…インデックス」
…………………………………
次の日
青ピ「アバーッ!!14連敗ナンデ!?」ガクガク!
土御門「歴史は繰り返されるんだにゃー」
上条「…先に帰るぞ」
スタスタ……
上条(昨日の妙なガキシスター…どうも気掛かりだぜ、おかしなことに巻き込まれてなきゃいいが…ン?)
??「………」キョロキョロ…
上条「あそこにいるのは…」
美琴「ハッ!!…ね、ねえ!ちょっとあんたっ!!!」タタタタターッ!
上条「…またてめーかビリガキ、もう付きまとわないと約束しただろうが」
美琴「ビリガキって…ち、ちがうのよ!今日はそんなんじゃなくて…あの…その…えーと」モジモジ ///
上条「……」
美琴「今までの事を謝りにっていうか…助けてもらったお礼というか…あの」///
上条「さてはてめー…」
美琴「…へ?」
上条「惚れたのか?」
美琴「えっ…えええええええええっ!?!?ななななな何いってんのよ!!あっあんたばかじゃないのォーッ!?私がほほほほほほ惚れてるワケ…」マッカッカ !!!
上条(わかりやすいヤツだ…)
上条「ハァ…ひとつ言っとくが」
美琴「なっ!なに…?」ドキドキ
上条「おれはうっとーしい女はキライだ」
美琴「」
上条「…以上だ、他に何か?」
美琴「」パクパクパクパクパクパク
上条「陸に上がった魚みたいになってやがる…」
美琴(こ…こんな!こんなこと!残酷すぎるッ!お…おっさん!ツェペリのおっさあーーーん!)オロローン!!
上条(…やれやれだ、これで少しは静かになるか)スタスタ …
御坂美琴 再起不能!
常磐台中学、女子寮
寮監「…ム、御坂はまだ戻っていないのか?そろそろ門限だぞ…白井!帰ってきたら注意しておけよ!」スタスタ
黒子「は、はいっ!わかりましたの!」
黒子(も〜…お姉さまったらいつも門限ギリギリ!必死にごまかすこっちの身にもなってほしいですの…)ハァ
…ガチャッ
黒子「…あら?」
美琴「………………」フラ…フラ…
黒子「あらあらあらあら!!お姉さまおかえりなさいませ!まったく…いつもなんでこんなにギリギリで!」クドクド…
美琴「…………」パタン…
黒子「あれ?」
美琴「…ア……ワタシ………フラレ……アバ…アバ…」ブツブツ…
黒子(あ…あからさまに様子がおかしいですのッ!!)
黒子「おっ、お姉さまっ!どうなされましたの!?レクイエムに魂を抜かれたのですか!?」ユサユサ!
美琴「………………………黒子」
黒子「お姉さま!?」
美琴「私…ヤマトナデシコになるわ!」キッ!
黒子「は?」
学生寮
上条「犬×3、植木鉢×2、ビリガキ×1…ちと多いな、こんな日はとっとと寝るに限るぜ」
上条「…ン?」
掃除ロボ「ヴゥイーンヴゥイーン…」
上条(何だ?不法投棄でもされたのか…ますます寝たくなったぜ)
上条「…ム?」
上条(あそこにあるのはゴミ袋か…?いや、ゴミ袋にしては…)
???「………ううっ……」ブルッ
上条「…違うッ!あそこに倒れているのは!!」ダッ!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
インデックス「あ…うう……ぐっ…」ドク…ドク
上条「オイ!しっかりしろ…何があった!?」
イン「はぁ…はぁ…」
上条 (背中から大量の出血…こいつはやべーぜ、今すぐにでも病院につれてかなきゃならん)
イン「………に」
上条「待ってろ、今救急車を…」
イン「に……げ……て…!」ガクガク…
上条「『逃げろ』…だと?」
???「驚いたよ…まさか歩く協会が機能してないなんてね」 カツ…カツ…
上条「てめーが….やったのか」
ステイル「いかにも!僕の名はステイル・マグヌス…その子を回収しに来たってわけだ」 フン
上条「……」
ステイル「しかし本当に驚いた…なるべくなら傷つけずに回収するつもりだったんだが…まぁいい、その子を渡してもらおうか?」
上条「…なるほど、コイツは結構な重要人物らしいな」
イン「………うぅ」ドグドグ…
ステイル「君には推し量れない程のね、さあ!分かったら早く…」
上条「断る」
ステイル「…何だと?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
上条「このキズは…背中にある、つまり逃げるコイツを卑怯にも後ろから狙ったという事だ…」
ステイル「…フン、それがどうかしたのかい?」
上条「…ますますコイツはてめーには渡せねえ」
ステイル「馬鹿な事を!見逃してやろうと思ったんだが…」ボウッ…!
上条「ブチのめす…!話はそれからだ」ギン!
ステイル「…ッ!!」ズリッ!
ステイル(何という凄み…!本当にただの学生か!?しかし…!)
ステイル「あーあーあー…やれやれやれやれだ!!雑魚程粋がるものだねえ!」 グッ!
ステイル(何があろうと…インデックスを取り戻すッ!)
ステイル「食らえ!一発で黒焦げになるがいいッ!!」ゴオオオオオオーッ!!
上条「炎か…オラァッ!」ボヒュウウウッ!!
ステイル「なっ…!炎が拳でかき消されただと!?」
上条「フン…こんなチンケな火じゃ暖も取れないくらいだぜ」コキコキ…
ステイル(くっ…!この町の学生は皆妙な力を持っていると聞いたが、なんだこの能力は?)
ステイル「どうやら…全力で燃やし尽くした方がいいみたいだねッ!イノケンティウス!焼き尽くせ!!」ゴオアアアアアアアアアアアアーッ!!
上条「オラァッ!」ドシッシュウウウウッ!
ステイル「ガードしろ!」
上条「ぐっ!コイツ消しても消しても再生しやがる…キリがねえぜ!」ボシュボシュボシユッ!
ステイル「ムウン!赤い荒縄ッ!(レッドバインド)」バッシュウンッ!!
上条「しまっ…グハッ!」ドシャアッ!!
ステイル「捕まえたぞ…!まさか炎をかき消されるとは驚いたが」
上条「ぐっ…!」ギギギ…!
ステイル「ふん、そのままじっくりと焼け死んでもらうとしよう…インデックスは回収させてもらうよ」
上条「ならばっ…」グググ…
ステイル「うん?」
ステイル(あれは…ライターか?何をするつもりだ?)
上条「オラァッ!」ブン!
……ウーウーウーウー!
バッシャアアアアアアアアアア!!
ステイル「ほーほー…火をつけたライターを投げてスプリンクラーを作動させたか」
上条「フゥ…フゥ」ビシャビシャ …
ステイル「しかしこのくらいの水で僕の炎が消せると思ったのかい?片腹痛いね!」ハッ!
ステイル(そしてコイツは知る由も無いだろうがイノケンティウスの維持のため貼ってあるルーン(札)もラミネート加工済み!防水対策はしてあるんでね…!)
ステイル「ンッンー…残念だったね、もう打つ手なしってところだ…そのままドロドロのシチューとなるがいいッ!!」
上条「いや…」 ニヤリ
ステイル「…ん?」
上条「これが…これがいーんだぜ?この状況が!!」 バシバシバシッ!!
ステイル(レッドバインドを掴んで消した…やはりあの右手に何かがある…だがッ!)
上条「ハァァァァ…」ダダダダダダ!
ステイル「君が絶対不利ってことは変わりはないんだぜーッ!!突っ込んでくるか!」ゴオオオオオオオ !!
ドドドドドドドドドドドドドドドド
ステイル「無駄だよ無駄ァ!すぐに再生すると……」
上条「フンッ!」ダダダダダダダダダ!
ステイル「なっ…何ィイイイイイイ!?イノケンティウスの中を突っ切ってきただとォーッ!!」
上条「…ッ!」ダンッ!
ステイル(し、しまった!目の前に!!)
上条「……オラァーッ!」ドゴドゴッ!
ステイル「グブウッ!!」ボゴオッ!!
上条「チッ…一着しかない制服がずぶ濡れになっちまった」
ステイル(そ….うか…水は炎の中を突っ切るため…!)
上条「一瞬でも懐に入れればあとは内側から消せるんでな…さて」 ガシッ!
ステイル「うっ…うっ!」グググ…
上条「…オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ!!
ステイル「ぐがぁああああああっ!!!」ドッゴォオオオオオオン!
ステイル(そんな…バカな…この男…!)
ステイル「…あぐッ!」ズッシャア!
上条「やれやれ…火事の中から脱出した経験が役に立ったぜ」
ステイル「………」ガクッ
ドォーーーz______ン!
ステイル・マグヌス 再起不能 !
ステイル「………が…あ…」ピクピク
上条「とりあえず赤髮の事はほっといてまずはコイツを診なきゃならんぜ…」
イン「………う」ハァ…ハァ…
上条「とりあえず応急手当てはしたが、出血が止まらねえ…病院まで持つか…」
…シュインッ
イン「………被術者の生命の危険を確認」 ヒュウウウウウン…
上条「…何だと?」
イン「早急な回復を遂行します、媒体となる術者を用意してください」
上条(何だってんだ…?これは奴が使ってた妙な術と関係あるのか?)
イン『周囲の術者を確認、あなたでは媒体になりません、早急に別の術者を用意してください』
上条「とりあえずコレに従うしかねーようだな…さて、一番足がつかねーとこといえば…」
…………………………………
とあるアパート~
小萌「むにゃむにゃ…どちらさまなのですー?」ガチャ
上条「よお」
小萌「うっ、うわ!上条ちゃんどうしたんですかこんな時間に!?まさか夜這い!?そっそんな…私たちは先生と生徒…///」アタフタ
上条「落ち着け…ブシツケですまねーがそいつの指示に従ってくれ」
小萌「えっ、そいつって…うわあ!ひどい怪我なのです!一体コレは…!?」
イン「術者を確認、直ちに術式を展開します」パァアアア…
小萌「は…はわわわわわ…!」ワタタタ
上条「頼んだぜ…こっちはまた面倒事がやってきたようだしな」クル…
…スタンッ!
小萌「えっ…ええっ!?て、手前のビルから誰かが飛び降りてきましたよ!?」
上条「…おいでなすったか」
???「…ステイルが完膚なきまでやられるとは」
神裂「我が名は神裂火織…インデックスの保護者…というところです」
上条(得物は…刀か)
上条「ほーお?てめーのいう保護者ってのはガキの背中を撃つような奴のことをいうのか?」
神裂「歩く教会が機能していなかったのを見抜けなかったのは私たちの責任です…しかしどんな手を使ってでも彼女を保護しなければなりません、絶対に…!」 キッ!
上条「わりーが保護すべきアイツにそんなことを言うてめーらなんて信用できねーぜ…おれが黙って返すようなタマに見えるか?」
神裂「…いいでしょう、ここでは被害が出ます…別の場所へ」 クルッ
上条「…フン、おい!先生!」
小萌「はっ!はい!」
上条「ちょっとばかり出掛けてくる…なーに、すぐに済む」
小萌「えっ!?」
上条「頼んだぜ」スタスタ…
小萌(上条ちゃん…一体あなたは…)
ひと気のない道路~
神裂「…ここでいいでしょう」
上条「やれやれ…タイガーバームガーデンにでも連れてかれるかと思ったぜ」
神裂「御託を並べるのはそこまでです…悪いが、眠っておいてもらう!」ジャキン !
上条「いいぜ…かかってきな」クイッ
神裂「…フゥー」スチャッ…
上条(しかし奴の得物にしては間合いが離れ過ぎている、何のつもりだ…)
神裂「………!」ギン!
上条「やべーぜ…!何かくるッ!!」
神裂「…七閃ッ!!」ヒュウンッ!!!
上条「…ッ!?」スタンッ!
ズパッ…ズズズズ…ズゥン
上条(信号機が切れやがった…今何を飛ばしてきた…?)
神裂(まさか今のを躱すとは…だが!)
神裂「…次は外しません!食らえ、七閃ッ!」ヒュンヒュン!!
上条「ぐっ…!」スタッ!ダンッ!!
神裂「さぁ!どこまで避ける元気がありますか!?」ズガッ!ズガガガガガッ!!
上条「…ッ」ズサアッ !!
神裂(スタミナ切れで止まるときがあるはず…そこを狙うッ!)
上条「ぐっ!」ヨロッ…
神裂「…そこだ!食らいなさい!!」ビュゥン!!
神裂(このタイミング…避けることは不可能!)
上条「……」
ビュウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!
上条「なるほど…『観え』たぜ」
神裂「…えっ?」
上条「…フッ」スッ
ズガガガガアッ!!
神裂「ばっ…馬鹿な!あんな小さな動作で七閃を躱した!?」
上条「どーやら細いワイヤーみてーなものを飛ばしてきてたみてーだな?軌跡を見抜くのはちと苦労したが」
神裂「しっ、七閃!!」ヒュンヒュンヒュンヒュン!
上条「無駄だぜ…観えてんなら当たりゃしねぇよ」サッ!スタッ!
神裂(こ…こんなに早く動いてるワイヤーを補足することができるなんて!人間技じゃあないッ!!)
上条「避け続けるのは性に合わないんでな、こちらも攻めさせてもらうぜ…!」 ダッ!
神裂「…ッ!!!」
上条「オラァアッ!」ドゴッ!
神裂「ぐっ!!」ゴギン
上条「もう一発…!」
神裂「…シャアッ!!」ブン!!
上条「くっ…」スタッ!
神裂「はぁ…はぁ…」
神裂(なんと重い…拳ッ!)
上条「遂に直接斬ってきやがったか、余裕が無くなってきちまったみてーだな…そろそろ限界ってとこか、ン?」
神裂「………ぐっ!!」ギリィッ…!
上条「来な、やっつけてやるぜ」
神裂「調子にのってんじゃねーぞ……このチンボコ野郎ッッッッッ!!!」ガルッ!!
78 : ◆CzqmRImo0Q - 2015/01/02 23:46:30.10 XWAp6Zu2O 62/1581注)彼女は聖人です
それではラリホー!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
神裂「てめーに…てめーにあの子の何が分かるッ!!あの子を救えるのは私たちしかいねぇんだよ!!」
上条「やれやれ…何だか言葉遣いが下品になってきてないか?」
神裂「黙れ!!貴様はここで…斬るッ!!」ジャキッ!
上条「…ファイナルラウンドだ」
上条(しかしおかしいぜ、さっきの殴りで骨がへし折れると思ったが少し浅い…ヒビが入った感触はあったが肉体強化でもしているのか?)
神裂「ハァァァァーッ!!」 ダッ!
上条「来い…!」
ガギンガギィンッ!!ギャギッ!!
上条「オラッ!!オラオラァ!」
神裂(聖人の身体能力についてくるとは!しかも刀の横を拳で突いて弾くなんて…やはり化け物!しかし…)ギラ …
神裂「…シッ!」ダンッ!
上条「…ッ!急に間合いを…」
神裂「ハァッ!」シュン!
上条「ぐっ!!…オラオラッ!!」ドゴドゴ !
神裂「ごはっ!!」ドシャアッ!
上条「あけすけに距離を詰めてきてもミエミエだぜ…むしろリターンの方がデカかったんじゃねーか?」
神裂「ぐうっ……まだまだ!!」ズサァ !
上条(何のつもりだ?こっちは額を軽く切られただけ…代わりにアイツは重いのを2発も食らってやがる) タラ…
神裂(どんな汚い手を使ってでも…彼女を取り戻すッ!)
ガンガン!ガキィン!ゴッガッ!
上条「ぐ…!」
神裂(…きましたか)
上条(まさか…コイツが狙いか!)
神裂「…動きが鈍ってきたようですね」
上条(チクショウ…目に血が入って視界が霞むッ!)
神裂「隙だらけです…ハァッ!」ブウン !
上条「うぐゥッ!!」ドゴン!
神裂「ここまでです…これで決める!!」
上条「…はぁ、うぐっ!」ゼエゼエ …
神裂(彼は倒れている!それに一時的に目が見えていない!)
神裂「彼女を救うなら…私は修羅にでもなってやる!!」
上条「…ッ」
神裂「これで終わりだぁーーーッ!」ブゥウウウウウン!!
上条「………………オラァッッ!!」ガッギィイイイイイイイン!!!
神裂「…………な!?」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド
上条「……」ギリギリ…!
神裂「ば…か…な!私の全力の一撃を!拳で挟んで止めただと!?」
上条「オラッ!」グルン!
神裂「…しっ、しまった!」
神裂(刀が取り落とされ…!)
上条「武装解除だ…!オラオラオラオラーッ!!」ドゴドゴドゴドゴォッ!!
神裂「ぐがっ!?うぐぅううううッ!」ドグシャア!!
上条「フー…身体能力が強化されてても弱点は常人と変わらねーようだな?」
神裂「ぐぁ…がふっ……」コヒューコヒュー …
神裂(駄目だっ…この位置に食らったら!息ができないッ!)
上条「さてと…」スタスタ…
神裂(…頼む!動いてくださいッ!私の身体!!あと少し…あと少しだけでもッ!)
神裂(だ…めだ…動けない…ごめんなさい……インデックス……)
上条「……」
神裂「………え?」
神裂(わ…私を見逃すつもりか…!?)
上条「制服がビシャビシャでボロボロだ…買い換えなきゃならねえぜ」
神裂「…げほっごほっ!なぜっ…ごほっ!トドメを刺さないのですッ!!」
上条「……あんな悲痛な目で斬りかかられたせいだ、ブチのめす気がおきねえ」
神裂「!!」
上条「しかも刀の切っ先もブレていた…動揺しすぎだぜ」
神裂「そんな…私はッ!私は…覚悟したはずなのに…」ポロ…
上条「必死に言い聞かせてたみてーだが自分でも納得できないところでもあるのか?余計なお節介だったかな…」
神裂「うう、ぐすっ…私は…!」ポロポロポロポロ …
上条「…やれやれだぜ」
神裂「ひとつ…ひとつ教えてください」 グス
上条「ン?」
神裂「なぜ…最後の斬撃が見えたのです?目が眩んでいたはずなのに…」
上条「…見えてなんかなかった」
神裂「…えっ!?」
上条「見えてなんかなかった、ただ拳を振らなきゃならん…そう感じただけだ」
神裂(まさか…!まさかこの男!『凄み』であの攻撃を察知したとでもいうのですか…!?そんな…)
神裂「…ふふふ」
上条「…フン」 スタ…スタ…
神裂「負けです…私の、完全敗北です……」
バァーーーz________ン!
小萌のアパート
小萌「かっ、上条ちゃん!?そのキズはどうしたのです!?」
上条「気にしなくていーぜ…それよりアイツはどうなった?」
小萌「あ…あの子なら指示に従って動いたら、不思議なんですが傷が閉じてしまいました…!何がどうなっているのか…」
インデックス「………」スゥ…スゥ…
上条「…そうか、そいつは何よりだ」
小萌「それと…なにやらあの怖いお兄さんが上条ちゃんに用があると言って上がり込んでるんですが… 」チラリ
上条「何だと?」
ステイル「…やあ、お邪魔してるよ」
上条「てめえは…」
ステイル「その様子だと神裂もやられてしまったようだな…信じられないね、聖人を倒すなんて…」
神裂「申しわけないです…ステイル」ツカツカ…
ステイル「気にするな、ボコボコにされたのは僕も同じだ」
小萌「わわっ!さっきのナイスバディなお姉さん!?(しかも痴女みたいなカッコ!)」
神裂「あなたがインデックスを救ってくれたんですね…ありがとうございました」ペコリ
ステイル「僕からも礼を言う、すまなかったね」
小萌「え?え?私は何が何だか…」ワタワタ
上条「保護者が集まったようだな…それじゃあ、洗いざらい喋ってもらおうか?」
…………………………
小萌「完全記憶能力…!?この子にそんな力が…」
上条「にわかには信じられねーな」
ステイル「この街の学生も常識はずれの力を持っている…不思議なことじゃないさ」
神裂「でも、大量の記憶にはこの子の脳は耐えられません…そのために記憶のリセットが必要なのです」
小萌「それじゃあ…もう何回も…?」
神裂「ええ…」
ステイル「彼女とどんなに思い出を作ってもその記憶はいずれ消えてしまう…だが!僕らは彼女を救いたかった…!そのためなら非情にもなれると信じていたんだ…」
上条「水を指すようだが…記憶のせいで脳がパンク、あまり論理的じゃねーな」
神裂「えっ?」
ステイル「何だと…?」
小萌「わっ、私も聞いたことがあるんですが…外国の完全記憶能力者で、普通に長生きしているケースもあるらしいです!」
ステイル「そんな!上からはそうでもしないと彼女が死んでしまうと…」ガタッ!
神裂「まさか私たちが騙されていたとでも言うのですか!!」
上条「ま、それは専門家に聞かないとわからねーな…おや?てめーらの大切なヤツも何か言いたいことがあるみたいだぜ」
インデックス「…みんな」 ムクリ
ステイル「…!」
神裂「…起きていたのですね」
ステイル「…すまない!僕はきみのためだと思って、ずっと…」
神裂「ステイル…」
イン「…ううん、もういいの」
ステイル「!!」
神裂「えっ…?」
イン「さっきの話聞いてたんだよ、二人には私のためにとっても悲しい思いをさせちゃったんだね…ごめんなさい」
神裂「やめてください!私たちはあなたに酷いことを…記憶を…!」
ステイル「そんなことを言われる資格は僕にはない…!君を傷つけてしまった!」
イン「だからもういいの!私は今、生きてるんだよ?」
上条「………」
イン「それに…わたしたちは元々友達だったんだよね?」
神裂「イン…デックス…」
ステイル「僕は….僕は…」
イン「友達なんだよ!仲直りするのは当然かも!!ほーら握手握手!!」ギュッ !
ステイル「すまない…すまないインデックス…!」ボロッ…
神裂「ごめんなさい…本当に…ごめんなさい…」ポロポロ …
小萌「…ぐすっ」ズズッ
上条「やれやれ、こーいう雰囲気はニガテだぜ…」
To be continued…
第3話
「おれが裁く!!」
病院
カエル医者「…やはり記憶によるパンクは医学的に考えてもありえない、それに人間の脳はそれほど弱くできていないよ」
神裂「そ、それじゃあ!記憶消去が必要ってことは…!」
ステイル「…僕たちがやってきたのは全部無駄だったってことなのかッ!?」バンッ!
カエル医者「恐らく嘘を吹き込まれたようだね」
神裂「そ…そんな!」
上条「……」
神裂「私は、なんのために…」ペタリ
ステイル「クソッ!!…くそっ…!」ギリイッ…!
インデックス「かおり…ステイル…」
上条「…ハァー」
上条「これは余計なお節介かもしれねーが…」
神裂「…え?」
上条「おれは説教ってやつが大キライだ…するのもされるのもな、てめーの考えを押し付けられるなんてヘドがでるぜ」
ステイル「なにを…言って」
上条「だがな、そこで悔しがってて何になる?」
ステイル「…!」
神裂「それは…」
上条「てめーらはあきらめたわけじゃねーんだろ?コイツを救うことを」
イン「とーま…!」
ステイル「…勿論だ!」
神裂「…私もです!」
上条「チッ…結局説教になっちまった…『絶望してる暇があったら行動しろ』それだけだ」
神裂「上条…当麻…」
ステイル「…君に言われなくとも!インデックス、本当の…本当の意味で!
君を救ってみせる!!」 グッ!
神裂「はい…その通りです!私たちが絶対にッ!!」 キッ!
上条「やれやれ…いい顔になったじゃねーか?おれも手を貸すぜ」 フッ
イン「みんな…とうまっ…!」グスッ
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ステイル「おそらくインデックスには監視のため何かしらの術がかけられているッ!!」
神裂「まずはそれを取り除く!!ステイル!上条当麻!インデックス!用意はいいですか!?」
ステイル「ああ!当然だ!!」
インデックス「準備万端かも!」
上条「うん」
神裂「良しッ!では…」
「「「「行くぞ!」」」」
バーーーーz__________ン!
カエル医者「うん、病院内では静かにしてほしいね?」
~上条家~
ステイル「……」ジロジロ
上条「……」ジロジロ
神裂「……」ジロジロ
イン「…そんなに見られるとこわいかも」
ステイル「おかしい…!おそらくこのタイプの魔術にはルーン、首輪の役割をするマークがあるはずなのに…」
神裂「くまなく探していますがそれらしきものは…」
上条「…いや、まだ探していないところがあるぜ」
ステイル「何!?」
神裂「どこなんです!?」
上条「恐らく自分自身じゃ見えねーところ、『穴』の中…そこにあるハズだ」
神裂「見えないところ…穴!?まっ、まさか!?絶対に駄目です!!そんな恥ずかしい場所ッッッ!!」///
イン「うぅ…優しくしてほしいんだよ」///
ステイル「何だとォーーーーーーッ!?今すぐインデックスから離れろ上条当麻ァーーーーーーーッ!」 ガッタァーン!
上条「…バカかてめーらは、おれが言ってるのは『口の中』ってことだ」
ステイル「く、口の中…!?」
神裂「なっ成る程!そこなら見つからないですね!!私もそう思ってました!」ウンウン!
イン(ウソだな)
上条「……おい、口をあけろ、噛むなよ」
イン「んがー」パカー
ステイル「こっ…これは!」
神裂「ルーンの紋章!」
上条「おやおや…?ビンゴってとこだな」
イン「へーへーほーまー?みひゅへたにょー?(ねーねーとうま?見つけたの?)」
上条「ツバとばすな…てめーの喉の奥だ」
イン「お…おー!にょーっ!!(オ…オー!ノォーッ!!)」
ステイル「よし…!見つかったならやることは一つ!」
神裂「上条当麻!早く術式を消して…」
上条「待ちな」
ステイル「…何だ?」
神裂「どうしたのです…?」
上条「コイツがケガをしたとき、なんやら妙な口調で喋っていた…恐らく意識がなかったみてーだ」
ステイル「自動的に被術者の生命を維持する魔術か…!」
神裂「そんなものがインデックスに!?」
上条「しかもコイツ自身のためというよりも、まるで監視対象が死ぬと困る…そんな考えをもってるヤツが監視カメラを消されると思ったらどーなると思う?」
イン「そ…それって」
ステイル「まさか防衛魔術でも仕掛けてあるということか!?」
上条「魔術だかなんだか知らんがその可能性は高いだろうな…それに」
神裂「それに?」
上条「この妙な術を解いたら、てめーらのいう『上』ってやつに歯向かうことになるんだぜ、それでもいいのか?」
ステイル「……」
神裂「…後悔はありません」
イン「!」
神裂「私は彼女に救ってもらった…本当の意味で!こんどはこちらが救う番です…!」
ステイル「…なにより彼女は大切な『友人』だ!上のことなど関係ない…これから行う行動に一切の後悔は無いッ!!」
イン「うんっ…うんっ!」グスッ
上条「…グッド、いくぜ…てめーらも構えてろ」
ステイル「ああ!」ゴウウウ…!
神裂「準備はできています!」ジャキン !
イン「みんな、気をつけて…」アグ
上条「………」スッ…
上条(ここか…もう少しで)
イン「……ッ!!」ビクンッ!
バヂィイイイイイイン!!
上条「ぐっ!?」
神裂「やはり来ましたか…」
イン「………術式への干渉を確認、攻撃者を排除します」
上条「くるぞ…!」
…ドババババババババババッ!!
ステイル「何という数の光弾だ!」
神裂「すべて…撃ち落としますッ!!」ギン!
ドガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!
神裂「ハァッ!ぜぁっ!」ヂュインヂュィン!
上条「オラッ!オラオラオラァッ!!」パキパキパキィン!
ステイル「これは…!これはまさか!『ヨハネのペン』か!?」ボスボス !
上条「オラァッ!なんだそいつは!?」 パキンッ!
神裂「10万3000冊の知識から敵の戦術を解析し…最適な対抗手段を持って対象を破壊する最高レベルの魔術!まさかこんなものが彼女に…!」
自動書記「…排除可能対象を発見、優先攻撃対象を変更します」ドシュウウウ!!
ステイル「しまった!!狙いは………うぐあッ!!」ボゴオッ!!
上条「….オイ!」
神裂「ステイルッ!!」
ステイル「…ぐあ…!」グググ…!
神裂「くっ!今助けに…」
ステイル「ダメだ…神裂!余所見しては…!!」
ドシュウウウッ!!
神裂「しまっ…!あうっ!!」ボギャアッ!
上条「ッ!!」
自動書記「三人のうち二人の戦闘不能を確認…残りの対象を排除します」
上条「クソッ…てめーら平気か!?」
神裂「平気…です!これしきのことで!!」グググ…
ステイル「…まだまだだッ!!上条当麻!僕らが援護する!!彼女のもとへ!!」ヨロ…
上条「…分かった、いくぜ!」ダッ!!
自動書記「…戦闘状況を修正…突撃中の対象の排除を最優先にします」シュイーン …
ドパパパパパパパパパパパッ!!
神裂「ハァーーーーーッ…唯閃ッ!!!」シュバァアアアアーッ!!
ステイル「焼き尽くせッ!イノケンティウス!!!」ゴォオオオオオオオン!!
上条「オラオラオラオラオラァ!!」パキパキパキィン!
自動書記「警告…攻撃対象が接近中、対応を…」
上条「…今だ!」ダンッ!
神裂「やっ…やった!!」
ステイル「もう少しで手が届………」
…ヒュバァッ!!
神裂「!?」
ブシュウッ!!
上条「なんだ……と?」ガグッ…!
上条(後ろにあった…姿見に…!)
ステイル「魔術の光弾を反射させたのかッ!?」
自動書記「対応を完了…行動不能の対象に攻撃を継続します」 ギュイイイイッ…!
上条「ぐっ…!」
ステイル「ま…まずいッ!身を守れ!上条!」
…シュドバババババババババババ!!!
上条「こ、このパワー…!」ガガガガガガガガッ!!
神裂「上条当麻ーーーーッ!!」
上条「…うぐっ!!」ボッゴォアアアアアアーッ!!!
ステイル「が…ガードが弾き飛ばされた!?」
ドサァッ!!
上条「……………」 ドグッ…ドグ……
自動書記「対象の一体の完全排除を確認、残像戦力少数」
ステイル「そ…そんな…がはっ!」ダン!
ステイル(くそっ…魔術の酷使とダメージでもう身体が動か…ない)ハーハー …
神裂(だめです…!私も、もう…)ガグン !
自動書記「情報を修正…残り二体の自壊を確認、対象三体を消去します」シュイイイイイイン…
ステイル「ここまで…ここまできたのにッ…!」
神裂「眼を…眼を、覚まして下さい!上条当麻…上条当麻ぁっっっっ!!!」
……………………………………
うわぁ!こっちによるな!
ううう…
あっちいけ!!不幸がうつるだろ!!
ううう…
かみじょうくんと遊んじゃだめっておかあさんが…
ううう…
あの子包丁で刺されたんですって!!やっぱりマトモじゃないわ!!
ううう…ぼくは…ぼくは… !
どうしたんだ当麻?一緒にキャッチボールでもしないか!?悩みがあるならとうさんに言ってみろ!
ウフフ、当麻さん…今日は当麻さんが大好きなカレーよ
とうさん…かあさん…ぼくは
なぜだ…なぜ熱が下がらないんだ!もう二週間も経っているのに!!
お医者さんも原因不明と…ああ、当麻さん…
今は…今は当麻を見守るしかない…
…………………………ぼくは
ぜんぶぜんぶこの右手のせいだ…………
神さまがあたえたさいあくの不幸…………
この手のせいでぼくはいつもひとりぼっち……………
おとうさんにもおかあさんにもめいわくばかりかけて……………
ぼくは生きてちゃいけないのか……?
…………おかしくないか?
なんでぼくがこんな思いをしなくちゃならないんだ?
なんでだ…なんでだ?なんでだッ!!これはぼくの人生だッ!!この右手ごときにブチ壊されてたまるか!!ちくしょうちくしょうちくしょう!!!
右手の引き寄せる不幸…こんなチンケなことにぼくは負けたりしない!!
そんなくだらない幻想ぼくが…!ぼくが…!
…このおれがッ!!
「『左手』でブチのめしてやるッ!!!」
上条「………」ピクッ…
自動書記「充填完了…『聖ジョージの聖域』を発動します」キィイイイイイン………
ステイル「もはや…これまでか」
神裂「う……うううう…」
ザッ…ザッ…ザッ…
ステイル「…なっ!?」
神裂「………!!まさか…まさか!そんなことって………!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドド
上条「すまんな…チト…寝てたぜ」ググググ…
自動書記「…!?」
ステイル「上条…当麻ッ!!!」
上条「フゥー…………」ドクドク …
神裂(ひどいケガと出血…立っているのもやっとのはず!彼は…なぜこんなにも…)
自動書記「…対象の再起を確認、予定範囲外です、ただちに対処法を検索………『竜王の殺息』を行使します」
上条「……」
ステイル「ドッ…ドラゴンブレスだとッ!?まずい!!」
神裂(竜王の殺息!?聖ジョージの聖域から発生した空間の亀裂から放たれる巨大な光の柱…いくら上条当麻といえどあの右手の能力だけでは立ち向かえない!)
神裂「だめですッ!せめて…逃げてください!!上条当麻ッ!!」
シュイイイイイイイイイン
自動書記「構築を完了、発動しま」
上条「…オイ」
上条「この上条当麻は…いわゆる不良のレッテルを貼られている」
自動書記「…?」
上条「ケンカの相手を必要以上にブチのめし、いまだ病院から出てこれねえヤツもいる…イバルだけで能なしなんで、気合を入れてやった教師はもう2度と学校へ来ねえ」
ステイル「何を…」
上条「…だがな」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
上条「てめーにいっても分からねーと思うが…こんなおれにもはき気のする「悪」はわかる!!「悪」とは、身勝手な目的のためだけに弱者をふみつけるやつのことだ!!」
神裂「!!」
上条「ましてや子供を!!あ~ん?てめえがやったのはそれだ!おめーの力は、被害者自身にも、どんな奴の手にも負えねえ…だから」ザンッ
自動書記「…充填完了、『竜王の殺息』を直ちに行使します!」
…シュッバァアアアアアアアアアア!!!
上条「おれが裁く!!」ピシッ !
シュゴバァアアアアアアアアア!!!
上条「………」スウッ…
ステイル「まさか…両手で!?止めろ!左半身が吹き飛ぶぞォーーーッ!」
自動書記「左右のブレ、0%…目標を完全に破壊でき」
上条「………オラァーーーーッ!!!」ゴッ!
…………パッキィイイイイイイイイン!!!
ステイル「何…だと!?」
神裂「左…手ッ!!」
自動書記「……!?」
上条「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ !!
ステイル「なんと…いう事だ…!」
上条「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオ!オララララララッ!!裁くのはッ!!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ!!!
自動書記「ど…ドラゴンブレス!対象を破壊……」
…ギュバッ!!
上条「おれの拳だーーーーッ!!」ボッゴォーーーーz__________ン!!
ステイル「ドラゴンブレスを…拳のラッシュで!!」
神裂「すべて…打ち消した!?」
自動書記「竜王の殺息…消滅、理解の範疇を超えています、理解不能…理解不能…!理解不能理解不能理解不能理解不能!!!」
上条「…よお」ズイッ
自動書記「あっ」
…パキィン
自動書記「あっ…あっ…」
スゥウウウウウウ…
インデックス「あっ…あっ…とうま…?みんな…?」
上条「やれやれだ…戻ってこれたみてーだな……ぐっ!」ガクッ !
神裂(信じられない…!ドラゴンブレスを打ち消す程の力が彼に!!)
ステイル(…やったぞ!これですべてが終わ………)
…ハラリ
神裂(え…?二人の頭上に…一枚の羽が…)
ステイル(…まさか!アレはドラゴンブレスの残滓か!?だとしたら!!)
イン「…………うっ」カクン…
ステイル「…駄目だ!!上だ!上条当麻ーーーーーーーッ!!!!!!」
上条「……………」
………………………………………………
……………………………………
インデックス「…はっ!」ガバッ!
カエル医者「やあおはよう、目が覚めたみたいだね?」
イン「…ここは?」
カエル医者「病院だよ、話によると一度元の意識が戻った後、気絶してしまったそうだ」
イン「………」
カエル医者「安心していい、ケガもないし脳にも損傷は無かったよ」
イン「…そうだ!みんな、みんなは!?とうまたちはどうなったの!?」
カエル医者「…あっちの病室だよ」
イン「….みんな!とうまーっ!」タタタ !
ガラッ!
イン「はぁ…はぁ…」
ステイル「ム…?インデックス!目が覚めたのか!」
神裂「よかった…心配しましたよ?」
イン「かおり…ステイル、無事だったんだね!!…あれ、とうまは?」
ステイル「彼は…」
神裂「…ベッドの上です」
イン「とう…ま……?」
上条「……………… 」クルッ…
イン「こんなひどいけが…ごめんねとうま!私のせいで…」
上条「………」
イン「…とうま?どうしたの?」
上条「誰だ?てめーは」
イン「…え?わたしなんだよ…インデックスなんだよ!!」
上条「………」
イン「そんな…まさか!魔術の影響で記憶が!?」
ステイル「……」グッ…
神裂「……」プルプル …
イン「そんな!そんなのってひどいよ!わたしのわたしのせいでうぅぅぅ…うわああああ!!」ボロボロ …
上条「しらねーな…」
イン「うっ…うううっ…!」グスグス…
上条「おれの知ってるヤツは…もっと笑顔で飯に意地汚いうっとおしいガキだったはずだが?」
イン「……………!!!」
ステイル「…くっ!ふふふっ!」
神裂「上条当麻…あなたも性格が悪いですね、ふふふ…」
イン「とうま…!覚えていてくれたんだね!!とうま!とうまーーーッ!!うわあああああああん!!」ダキッ !
上条「うっとおしい…ケガ人にひっつくんじゃねーぜ」
イン「とうまぁ…とうまぁーー!!」グリグリ !
神裂「改めて…上条当麻、今回は本当にありがとうございました!なんとお礼したらいいか…」
ステイル「………」
上条「よくよく考えたらおれは巻き込まれただけじゃねーか…自分の境遇にビックリだぜ」
神裂「…本当に、本当にすみません!私たちもあなたにお詫びしなければ…!」
上条「詫びはいい…そんなことより」
神裂「えっ?」
上条「この責任とってくれんだろーな?ン?」ズィッ
神裂(…まさか!?)
神裂「だっダメです!上条当麻!!あなたは恩人ですが…身体を捧げるなんて!か、仮にも私は『性』人で…!」//////
上条「…何いってんだ、おれが言ってんのは病院代と制服代のことだぜ」
神裂「へっ?」キョトン
神裂「…はっ、はい!!それはもちろん!!私もそのつもりでした…はい…」シュン …
上条(…やれやれ、コイツもか!!)
ステイル「すまないね…神裂は禁欲生活のせいで若干だが貞操観念がバカになっているんだ」
神裂「あ゛っ゛?゛」ギロ!
イン「聖人失格かも」
神裂「」
上条(ただの露出狂女じゃなかったのか…)
ステイル「あと一つ…ぼくから最後の頼みがある」
上条「何だ?」
ステイル「この先…インデックスを君の元で保護して欲しいんだ…!」
イン「…えっ!?わたしがとうまと暮らすってこと!?」
ステイル「今回の件で上にはいつも以上に目をつけられてしまうだろう…だがこの学園都市なら奴らもそうそう干渉することはできない…それに」
上条「….それに?」
ステイル「インデックスを護ることができるのは君しかいない!!今回の戦いでそう思ったんだ…」
イン「…ステイル」
上条「…こんな不幸のオンパレードな男にガキを預けるってのか?」
ステイル「図々しい頼みだとは分かっている…!だが彼女のためなんだ!頼む!!」ガバッ
神裂(ステイルが他人に頭を下げるなんて…!)
上条「…やれやれ、大怪我して制服をボロボロにされたあげくゴクツブシが増えるってのか」
イン「」ガーン
ステイル「……」
上条「……ハァー、コイツの生活費はてめーらが払えよ…」
イン「と、とうま!!」
ステイル「すまない…!感謝する!!」
神裂(ふふふ…変わりましたね、ステイル…)
神裂「最後に…最後に聞かせて下さい!今更になってしまいますが…なぜこの子や私たちのためにここまでしてくれたのです…?」
上条「理由、か….」
ステイル「…上条」
インデックス「とーま…」
上条「さあな、そこんとこだが…おれにもようわからん」
ドォーーーz________ン!!
数日後
イン「ふんふんふーん!とうまとおっかいものー!!」スキップスキップ !
上条「はしゃぐな、こけるぞ」
イン「だってとうまが作ってくれた服ってとっても可愛いんだもん!テンション上がらずにはいられないかも!!」ランラン !
上条「あの修道服だと目立ってしかたがねえ…それに雑誌を見てテキトーに作っただけだ」
イン「それにしてもびっくりしたんだよ!まさかとうまは左手にも同じ能力があるなんて…片手だけじゃなかったの?」
上条「…コイツはおれがガキのころに高熱をだしてブッ倒れて、目が覚めたときにはこの力が左手にもあった…何のせいかサッパリわからねーが」
イン「へぇ~」
上条「ま、コイツのおかげで腐ってたガキのころとはオサラバできたんでな…その点については感謝してるぜ」
イン「なるほど…その左手にとうまは『立ち向かう意思』をもらったってわけなんだね!」
上条「そんなご大層なモンじゃねえ、つーかおれはガキ相手に何の話をしてんだ…」
イン「立ち向かう…英語にするとSTAND…スタンド!」
上条「何だと?」
イン「つまりその左手はとうまの『スタンド』なんだね!」 ニヘッ!
上条「…フン、とっとと用を終わらせるぞ」スタスタ
イン「あっ!待ってよとうま!とうま、とうまーっ!!」タタタタ…
…………………………………………
学園都市、某所、某日
??「……」
???「なァ…」
??「実験まで残り一分です、準備はできましたか?」
???「…だからよォ~」
??「時間がありません、完結にお願いしますとミサカは急かします」
???「もうやめようって言ってンじゃねーッスか…女の子を殴って気持ちがいいわけねーだろ!変態じゃねーんだぜおれはよォ~…」
??「実験の停止は不可能です、それにこの時点で10025回目が終了しているはずなのに被検体のたび重なる逃走のため、第7回の実験にとどまってしまっていますとミサカは長々と説明します」
???「当たり前だ!受けてぇわけがねェだろッ!!このグレートにクレイジーな実験は勝手にてめーらが設定したンだぜェーッ!?」
??「…時間になりました、第8回実験を開始しますとミサカはスルーします」ガチャン
???「…だァーっ!ロボットかてめーらはよ!チクショウ!!」 ガリガリ!
??「……このシマウマ野郎」
???「…………アァ?」 ピクリ
??「このシマウマ野郎と言ったのですとミサカは用意しておいたセリフ…をっ…!?」ビクウッ!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド
???「てめェー…今おれの服のことなンつったァ…?」ギン…!
To be continued…
149 : ◆CzqmRImo0Q - 2015/01/05 19:21:31.70 qvInjUGKO 121/1581勝った!第一部完ッ!!
続くは例の白いグレートなあの人!姫なんたらさんのところの加筆どうしよ…
第4話
「…へ?オレっすかァ?」
(これまでのあらすじ:上条とステイルは錬金術士の手練れ、アウレオルス=サンにさらわれたインデックスを助けるために三沢塾に潜入したのであった!)
上条「オラーッ!」ドッゴォッ!!
アウレオルス「グワーッ!?」ズザァアアアア!
ステイル「ゴ…ゴウランガ!わずかに動く拳で自分自身を殴って黄金錬成を破るなんて…」
上条「フー…フー…やはり、自分の拳はちと効いたがな…」
アウレオルス「あ……が……」ビクビク…
上条「動けるようになったんなら早くアイツのところに行ってやれ…」
ステイル「あっ…ああ!」 ダッ!
アウレオルス「きょ、驚愕…私の黄金錬成が破られるとはっ…!」
上条「…さて、それじゃあお仕置きタイムといくか」スタスタ…
アウレオルス「こっ…懇願ッ!何が望みだ!?金か?金ならやるっ!!」ガクガク !
上条「やれやれ、てめーのつけは…」
杉田「は、迫真!お前のことが好きだったん(ry
上条「…金では払えねーぜッ!オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ!!
アウレオルス「アババババババババーッ!?!?」ドッゴォーン!!
バリィーーーーン !
ステイル「あ、落ちた…」
ヒュー…
アウレオルス「アバッ!!」ドッシャア!
掃除ロボ「…ウィーンウィーン、燃エルゴミハ月水金」ゴンゴン
掃除ロボ「ウィーンウィーン、ゴミノ分別ニゴ協力下サイ…ウィーンウィーン」ゴンゴンゴンゴン
アウレオルス「…………」ビクンビクン
アウレオルス=イザード 再起不能!
上条「…いいのかこれで?」
ステイル「まぁ…インデックスは無事だし大丈夫だろう、うん」
インデックス「うーんうーん…とうま…おやつ抜きは勘弁して欲しいんだよ…うーん…」
ステイル「悪夢を見ている…」
上条「心配して損したぜ…」
帰り道
イン「うーん、一日に食べれる卵を二つから三つにして…うーん」オブサリー
上条「ソイツ本当は起きてんじゃねーか?」
ステイル「しかしだ…君には驚かされてばかりだよ、自動書記に続けてあのアウレオルスも倒してしまうとは」
上条「圧倒的に後者はたいしたことなかったがな…」
ステイル「それにあの時…『竜王の殺息』の破片、あれが君の頭の上に落ちてきた時に何故あんなにも早く反応できたんだ?」
上条「……」
ステイル「もしあれが当たっていたら君の記憶はフッ飛んでしまっていただろうに…」
上条「…頭上から落ちてくるモンに反応するのは慣れてんだよ、色々とな…」
ステイル「?」
イン「うーん…3部アニメ二期始まる…うーん」ウーンウーン…
◆◆「アイエエエエエエエ!!リマスター版でもわたし加筆されないナンデ!?」
イン「やっぱ◆◆の出番は暗黒空間にブチまけられてこなみじんになって死んだんだよ、ナムアミダブツなんだよ」
160 : ◆CzqmRImo0Q - 2015/01/05 23:08:04.83 xxf6TjSu0 128/1581よし…しっかり加筆してるな、いいね?
言い遅れたがたまに文章があからさまに某ニンジャ小説なのだ!!
それではラリホー
数日後
上条(フゥー…今日こそまじめに学校行ったぜ)
上条「さて…アイツがまた掃除でヘマして部屋を滅茶苦茶にしてるかもしれねーな、とっとと帰るか」
上条「…ン?」
美琴「………」スタ…スタ…
上条「またアイツか…」
……………………
もう数日前
美琴「あっ!」
上条「またか」
上条(チッ…買い物の帰りに蜂会うとはついてな)
美琴「あ、あらぁ~ン!上条様ではないですのぉ!」
上条「……!?」ゾクゥ
美琴「この前は酷いことしてしまいましたのぉ…あ、改めてお詫びがしたいですわぁ~」ナヨォナヨォ …
上条(なんだ…何だ!このケツの穴にツララをつっこまれたような気分はッ!)ゾゾゾ !
美琴「で、ですからぁ~この後私とお茶でもいかがかしらぁん!?」バチコーン ☆
上条「…オイ」
美琴「なんですのぉ?」ナヨォ?
上条「…頭でも打ったのか」
美琴「」
上条「なんというか…すごくキモいぜ」
美琴「」
上条「アワレだ…いい病院を知ってるから教えてやるぜ…」
美琴「……………」ナヨォ
上条「どうした…?やはり頭が、」
美琴「ん〝あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛」バヂバヂバヂバヂバヂバヂバヂ!!!
上条「!?」パキィン
美琴「ザッケンナコラー!てめーがヤマトナデシコが良いっていったんじゃねぇかオラー!恥を忍んで頑張ったんだぞオラー!やっぱり勝負だオラァアアアア!ぶっ飛ばしてやるう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!゛!゛」バリバリバリバリバリバリバリバリ!!!
上条「藤原竜也かてめーは…」
上条(正気に戻ったかどうか定かじゃあねえ…ここはバレないように)ソッ
美琴「…あ」
上条「なぜだ」
美琴「あ…アンタか…」
上条「おれは何かの呪いでもかかってんのか?」
美琴「…うるさいわね、私は知らないわよ…じゃあね」クルッ
上条(…ん?おかしいぜ、いつもならここで)
……………………………
美琴(勝負よ!今日こそ絶望のフチにブチこんでやるッ!)バリバリバリ!
……………………………
上条(と、くるはずなんだが…)
上条「オイ」ズイッ
美琴「ふ、ふぇっ!?いきなり顔近づけないでよ!!」ドキドキ !
上条「様子がおかしいな…なにがあった」
美琴「…それは、あっ…アンタには関係ないでしょ!あっち行ってよ!!」
上条(やれやれ…これは)
???「ドーモ、お姉様=サンとミサカは先手をとってアイサツします」
上条「…!」
美琴「あ、あんた…!」
ミサカ「そちらのでかい方は初めましてですね、ミサカはミサカと申しますとゲシュタルト崩壊気味に挨拶します」ペコリ
上条「驚いたな…まさかてめーが双子だったとは」
美琴「……」
上条(コイツら顔はそっくりだが、眼が…)
美琴「…なんでこんなところに居るのよ」
ミサカ「ミサカは実験までの間することがありません、なのでこの辺りを散歩していましたと暇人アピールをします」
上条(めんどくせえ口調だ…)
ミサカ「それと先ほどそちらの方が言った事には誤りがあります」
上条「…ン?」
ミサカ「ミサカとお姉様は双子ではありません、生物学的にいうならばクロ…」
美琴「ちょっと!!」ガシッ
ミサカ「!」
美琴「…ちょっと、こっちに来なさい…!」グググ…
ミサカ「ですが」
美琴「いいからっ!!」
ミサカ「…はい」
スタスタスタスタ…
上条(いっちまいやがった…どうやら複雑な家庭環境ってワケじゃなさそーだな)
上条「…やれやれだ」
古本屋
上条(料理が爆発するなんて漫画の中だけかと思ったが、マジで起こるとはたまげたぜ…)
上条「食中毒になってオダブツする前にアイツに料理の本を記憶させるとするか」パラパラ
ウィーン、アリガトウゴザイマシター
上条「雨か…」
ザァアアアアアアアアア…
上条(やれやれ、傘持ってきてラッキーだったな…)
ミサカ「……」シャガミー
上条「…ウソだろ?」
ミサカ「これはこれは、先程のお方とミサカは記憶から引っ張り出します」
上条「上条当麻だ…その眼と妙な喋り方、妹の方か」
ミサカ「眼でわかるのですかとミサカはあなたの観察力に感心します」
上条「こんなところで何してやがる?傘も差さずに」
ミサカ「この子のためです」
子猫「ニャーニャー」
上条「…猫か」
ミサカ「この猫は体温の低下と栄養の不足で危険な状態ですとミサカは分析します」
上条「何か食わしてやりゃあいーじゃあねーか」
ミサカ「残念ですがミサカは現金を携帯していませんとミサカはボンビーアピールをします…だから」
上条「…だから?」
ミサカ「…キラキラ」
上条「…」
ミサカ「…キラキラ」
上条「…」
ミサカ「…キラキラ」
上条「…じゃあな」スッ
ミサカ「待ってください、この子に何か食べさせて下さいとミサカは作戦をかなぐり捨てて懇願します」
上条の家
子猫「ハグハグハグ!」
イン「うわぁ~~!可愛いんだよ~~」
ミサカ「おめめキラキラ作戦が功をそうしましたとミサカは作戦成功を宣言します」
上条「まったく光ってなかったぞ」
イン「でもびっくりしたんだよ!あのとうまに突っかかってくるたんぱつが双子だったなんて…あのギャーギャーうるさいたんぱつとは違っておしとやかなんだね、クールビューティーかも!」
ミサカ「さりげにお姉様がdisられてるのをミサカはスルーします」
上条(うるせーのはてめーもだろ)
イン「…あのさー、とうま」
上条「…なんだ?」
イン「この子うちで飼いたいなー!…なんて」
上条「ほう…じゃあコイツの世話がお前にできるのか?」
イン「うんうん!!」ブンブン !
上条「それに加えて料理洗濯掃除も今まで以上にしっかりやってくれるのか…?」
イン「うんうん!とうまには家に住ませてもらってるし、それくらいギブ&テイクなんだよ!さぁ、だから猫を…」ニマァ~
上条「だが断る」
イン「ナニッ!?」
上条「この上条当麻が最も恐れる事の一つはペットがもう一匹増えて面倒が増えることだ…」
イン「そ、そんなぁ~!私はペット扱い!?あ ァ ァ ァ ん ま り だ ァ ァ ア ァ!!!HEEEEEEEEEEY!!」ビエーン !
ミサカ「いともたやすく行われるえげつない断られ方をされましたねとミサカは戦慄します」
イン「そんな…そんな!この子が可哀想なんだよ!…それに」エグッエグッ …
上条「……」
イン「このままじゃ…ずっとこの子は一人ぼっちなんだよ…」
子猫「ニャー?」
上条(…こいつ)
上条「ハァー……」
ミサカ「?」
上条「今まで以上に家事に気合を入れろ…それが約束だ」
イン「えっ!?やった!やったぁーっ!とうまありがとう!!今日からウチの子なんだよー!わーい!!」
子猫「ニャー!」
上条「…やれやれ」
ミサカ「あなたも結構甘いですねとミサカは萌えポイントを発見します」 ボソボソ
上条「うるせえ」
ミサカ「ところで」
イン「なぁに?」
ミサカ「この子に名前をつけるのはどうでしょうかとミサカは提案します」
イン「確かにその通りかも!よ〜し…みなでいい名前を考えるんだよ!」
上条「…ふむ」
ミサカ「了解しました」
………………………
イン「みんな準備はできた?この中で一番いいのをこの子につけてあげるんだよ!」
子猫「ニャー」
ミサカ「ミサカはもう考えてありますと自信満々に答えます」
上条「ああ」
イン「それじゃいくよ〜!せーの…」
上条「ストレイ・キャット」
ミサカ「キラー・クイーン」
イン「ダイハード・ザ・キャット・ドルチ」
イン(この二人、なんて独創的な名前を考えてるんだよ…でも!)
ミサカ(ミサカはこの2人の卓越したネーミングセンスに驚きを隠せません…!しかし…)
上条(ほう…中々やるじゃねえか…だがな)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「「「一番いいのは『わたし』『ミサカ』『おれ』のだッ!!」」」
子猫(ウソ…だろ!?コイツらマジで言ってるのか!?)
………………………………
イン「やっ…やったんだよ!名前はダイハード・ザ・キャット・ドルチに決定したんだよ!!」
子猫「ニャッ!?(驚愕)」
ミサカ「もう少しだったのに…とミサカは激しく後悔します」
上条「てめーに出し抜かれるとはな…ぬかったぜ」
子猫(ふざけんな!やめろ馬鹿!)ブンブン!
イン「わー早速喜んでくれてるんだよ~ダイハード・ザ・キャット・ドルチ!」
ミサカ「仕方ありません…良かったですね、ダイハード・ザ・キャット・ドルチ」
上条「布団の上にフンすんじゃねーぞ…ダイハード・ザ・キャット・ドルチ」
子猫(だーかーらー!)ブンブンブンブン !
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
イン「……」
ミサカ「……」
上条「……」
ダイハード・ザ・キャット・ドルチ「アッハイ」
イン「わーいわーい!とってもカッコイイぞドルチ!勇気がわいてくるほどカッコイイ!」キャッキャッキャッ!
DHTCD(どうにでもなれ)
ミサカ「これで一安心できました、ミサカはそろそろ実験時間ですので失礼します」
上条「そうか…はよいけ」
ミサカ「最後に…ありがとうございました、あなたのお陰で子猫の居場所が見つかりましたとミサカは深々と頭を下げます」ペコリ
上条「フン…礼ならもう一匹の方に言うんだな」
ミサカ「素直ではないのですね…それと」
上条「何かまだあるのか?」
ミサカ「その…なんと表現したらいいのかよくわかりませんが、あなたと話せてとても楽しかったです…とても」ギュッ…
上条「…そうか」
ミサカ「で、では失礼します、オタッシャデー!とミサカは照れ隠しのアイサツを残します」ガチャン !
上条「…妙なヤツだ」
上条(しかしあの妹の様子、ビリガキの態度と実験か…こいつはにおうぜ)
DHTCD(せめてこいつを食らってくたばれッ!)ブリブリ !
イン「GYAAAAAAA!?ダイハード・ザ・キャット・ドルチがやらかしたんだよーッ!!」
上条「喜べ…おめーの初仕事だ」
学園都市、噴水広場
ワイワイガヤガヤ
スキルアウト2「くそっ…クソッ!あのオラオラ野郎にやられてからいい事がねぇッ!まったくと言っていいほど締まらねえぞ!!」
スキルアウト1(それって八つ当たりなんじゃあ…)
スキルアウト3「こんなときはカツアゲでもしてスカッと&爽やかあるよ!」
3「そいつぁいいや!…手頃なやつは…」キョロキョロ
???「……」シャガミー
1「おっ!あいつにしようぜ!細くて弱そうだ!!」
スタスタスタ…
佐天(ふんふんふーん!私の名前は佐天涙子!ピチピチの中学生です!)
佐天(今は友達の初春とのショッピングへの待ち合わせ場所に行ってるの!いやーん!このままじゃ遅れちゃうよ~っ)
佐天「…って、下らない中学生白書を妄想してる場合じゃない!急がなきゃ!」タタタ!
オイッ!オマエッ!!タテヤコラ!
佐天「…ん?」 ピタッ
2「おい!そこのテメェ~…カメと遊んでるおめぇだよ!オイッ!」
???「……へ?オレっすかァ?」
3「お前何やってるあるかぁ~?こんなところで!」
???「えーっとですねェ…おれってハ虫類ってやつがニガテでして….いい機会だから克服しようかなぁ~と」
2「はぁ?なんだそりゃあ!?ちょっと立て!」
???「ハァ…」スクッ
1(…あれ?コイツ近くでみると意外とガッチリした体型してやがる、つーか…髪と肌が真っ白!?)
佐天(うわあ…なんか雰囲気まずくなってきたみたい、通報した方がいいのかな…?)
3「なんだなんだぁ~?最近流行りの細マッチョってやつあるか?カッコつけやがって!」
1「おれらはここらへんでちょいと名の知れたスキルアウトよ…知らねぇのかてめー?」グイッ
???「わわっ!カメ近づけないで下さいよ!やっぱハ虫類ってやつはニガテですゥ…ハイ」
2「ウダラ何ニヤついてんだァー!」スパァン!
???「…!」グッ
佐天(きゃっ!!)
???「すいませン!知りませンでしたァ!」ペコリ
2「あまりおれのことを舐めてんじゃねーぞ!てめーもこのカメみたいに…されたいかコラァーッ!」ブン!
ゴギン!
カメ「…」ピクピク
???「……」
佐天(さ、さいてェー…)
2「さぁーて、銭でも献上してもらうあるよ!」
1「学生証…なになに?東方道行…ひがしかたみちゆきっつーのかぁ?」
2「オイ道行!今日からてめーのことをセロリって呼んでやるぜ!」
東方道行「はあ…ありがとうございます」
佐天(うわあ…あの人あそこまでされて何で怒らないんだろう…?)
2「オイッ!とっとと持ってるもん置いてけ!ボサボサしてるとそのウルトラマンみたいなインナーもひっぺがすぞッ!」
東方道行「……」ピクン
佐天(…あれ?)
東方道行「オイ…」
2「あぁっ!?何か文句でも…」
一方通行「今 お れ の 服 の こ と な ン つ っ た ?」
1「ん?」
3「へ?」
一方通行「………」…ユラリ
佐天「…!」
…ゴッバァアアアアアーッ!!
2「ア……アガダァーッ!鼻が、ハナがぁーっ!!」ズッサァアア !
1「うっ、うわァアアアアーッ!!」
3「ひ、ひえェエエエエエーッ!!」
佐天(いまの…一瞬で!?殴り抜けた!?)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
一方通行「いまなンつったんだァ…?このおれのファッションセンスが電人ザボーガーみてーだとォ?」
2「そっ!そんなこと誰も言って…」
一方通行「確かに聞いたぞコラーッ!」ドムン!
2「うげっ!!」グシャアッ
3「こ、こいつやばいある!」
1「無茶苦茶だ!」
一方通行「てめーのせいでニガテな亀にも触っちまったじゃねーかァ?そっちの方はどうしてくれるンだァ…ン?」
2「あっ…アガッ?」グニィイイイイ…
3「おっ、おい…その鼻何かおかしくないあるか…?」
1「もう治ってきてるみてーだ…でも元の形となんか違うぞ!!」
一方通行「…よしっと」ゴソゴソ
亀「………」ノロノロ …
佐天(あっ…あの亀!死にかけてたはずなのに…!?)
3「…はがっ、はがっ…」ググググッ
バァ ーーz____ン!
ブタバナー
一方通行「てめーら…まだおれの服に文句あるのかァ?あァッ!?」
1「すっ、すいませーーん!!」ピューッ!
3「すんませんあるーっ!」ピューッ!
2「ね…ね?おれのハナどーなったの、ねっ?」
佐天(す、すごい…!)
ザワザワ、ナンダ?ケンカ?
一方通行「…げッ!?お騒がせしましたァ、おれのせいでーーッ!」スタコラサッサー!
佐天「行っちゃった…何だったんだろあの人…」
佐天(でもあの凄み…只者じゃないよね!?)
佐天「気になる…私、気になりま
す!!」キラキラ!
佐天(よーし…!ちょっと追ってみよう!) タタタタッ!
………………………
路地裏
~路地裏~
一方通行「はぁはぁ…まーいったぜ…あんなに人が集まってたなンてなァ…」
佐天(あっ!いたいた!)キキッ!
一方通行「でもまあ、ここまで来れば…」
???「久しぶりだな…東方道行!」ザッ!
一方通行「…アン?」
佐天(うわ、あの人また絡まれてる…)コソコソ
???「まさか俺の名前を忘れたとはいわせねぇぞ!あぁっ!?」
一方通行「おめーは…!」
???「はん!思い出したか!」
一方通行「…誰ッスかァ?」ポリポリ
???「」ズコー
佐天(ええー…)
片桐「…俺の名前は片桐安次郎!てめぇにぶっ飛ばされてから復讐だけを考えてきたッ!」
一方通行「ハァ…そのアンジェロさンが何かおれに用ッスか?」
片桐「修行してきたんだよ!十一ヶ月だッ!イレブンマンス!!」バッ!
佐天(微妙な長さだなぁ)
片桐「能力強化テスト、レベルが上がるとかいうやばそうなCD…全部やった!すべてはてめーに復讐するためなんだよぉーーッ!」
一方通行「…ぶっとばしちゃってたンならあやまるからさァ、復讐のために生きるなんて良くねーッスよー」
片桐「てめーバカにしていい気になってやがんな…」
一方通行「はあ…」
片桐「いい気になってる奴は…おれの流体操作(アクア・ネックレス)を飲んでくたばりやがれッ!!」ザッバァアアアアアアアア!!!
佐天(しょ、消火栓から水が!?)
一方通行「うおっ!」サッ!
バゴン!
一方通行「コンクリートが抉れやがっただとォ…?」
片桐「キッヒッヒッヒッ!ペチャンコにしてくれるぜェーーーーッ!!」
片桐「さらに消火栓を開けるッ!全方位からの水の攻撃に耐えられるかァーッ!食らえ!!」ザバババババババババ!!
佐天(あ、あぶない!あれじゃあ避けられない!!)
一方通行「…はぁ、おれ今日ツイてなさすぎだぜ…」
片桐「キヒヒヒーッ!食らえい!!」
一方通行「…だがなァ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
一方通行「今日一番ついてねェのはてめーかもなーッ!?おう!!」ググググッ …
佐天「!!」
一方通行「…どらららららーッ!」ドヒュウウウウン!
バッキィイイイイイイイン!
バシャア…
片桐「…ぐっ!」
佐天(水が…水が空中で跳ね返った!?)
一方通行「ヘッ!こんな水鉄砲が修行の成果か!?たいしたことねェな!!」
片桐(これだ…この妙な能力で前はやられちまった…しかし!)
片桐「それならばッ!」ズザザザザーッ
佐天(み…水が一本の細い柱に…!」
片桐「これならどうだぁーッ!」シュゴォオオオオ!
片桐「ヒッヒッヒッ!これからてめーの口の中に大量の水をブチこんでフーセンみてーに破裂させてやるぜーーーッ!」
一方通行「…へェ」
佐天(や…やばっ!!)
一方通行「ンじゃあやってみなァ」パカー
片桐「なっ…!?」
佐天(ウソ!自分から口を…開けて…!?)
一方通行「どーひたァ?やるんやないのはァ?(どーしたァ?やるんじゃないのかァ?)」パクパク
片桐「そ…そんなに食らいたいんなら食らわしてやるぜーーーーッ!」ドヒュウウウウウウウウウ!!
一方通行「ぐっ、ゴボボ!」ゴプゴプ!
佐天(ま、まともに食らった!!)
片桐「ハッハー!まともに食らいやがったな!そのまま内臓ブチまけてェー…」
一方通行「ゴボゴボ…!」
片桐「きたねえ花火になるがいいーーーーーッ!!」
一方通行「ガボボー…」スゥウウウウ
片桐「…は?」
佐天(あ、あれ?)
一方通行「…ゴボァーッ!(ドラァーッ!)」ドッシュウウウウウウウ!!
片桐「な、なんだとーーーーっ!口から水を吐き出し…ぐっばァーッ!?」ボッゴォン!
一方通行「フー…ハイドロポンプ命中ってなァ!(ちょっとバッチいケド)」
佐天(す、すごい!まるでポ○モン…!?)
片桐(ば、ばかな…口からあんなに高圧で水を…)グググ…
一方通行「よお」
片桐「あっ」
…ボゴン!
片桐「ぐっべぇーーーーっ!」ズッサァアアアアアアア!
一方通行「さーて…コイツは能力無しの殴りだ、マジで殴ったらどうなンだろーなーてめえはよォー?」スタスタ …
片桐「がふっ…ぐぐぐっ!」ガクガク
片桐(やばい、ヤバイヤバイヤバイ!!このままではまたボコボコにされるッ!なにか…何か手は)キョロキョロ…
片桐「!」
佐天「…あ!」
片桐「……キヒヒ」ニタァ~
ザブブブッ…
片桐「…オイッ!東方ァ!」
一方通行「アン?やっと降参する気になったか?」
片桐「誰がするかよォーッ!あの嬢ちゃんを見な!」
一方通行「…なンだとッ!?」
佐天「うっ!くあ!ガボガボ!」ザブザブ!
佐天(水が…私の顔にまとわりついてくる!?息ができないッ!!)
片桐「オイ東方ァ~…この嬢ちゃんがどうなってもいいのかぁ!?よかねぇよなぁ~」ニタニタ
一方通行「…てめえッ!」
片桐「動くんじゃねぇーッ!キヒ…キヒヒヒ!お前もこの上ちゃんと同じようにしてやるぜェーッ!」
佐天(うあ…あ、苦し…)ゴボゴボ …!
一方通行「…やれやれ、服が濡れちまったぜェ」
片桐「…は?」
一方通行「どーもいまいち、おめーに対する怒りが足りなかったよーだなァ…」サッサッ…
片桐「コラ東方!チンケな服なんかいじってんじゃねーぞ!とっととおれに殺され…」
一方通行「」プッツゥーーーーーーン
佐天(ガボッ!まさか!?)
…シュン!
片桐「!?速ーーーーーーー
ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴン!
片桐「ぐ、ぐげええええええええっ!?」ズゴバァアアアアアアアーッ!!
佐天「うっ…!!はぁ…はぁ…助かった…?」ザパァ …
片桐「がっ…がば、こっコンクリートリートが…」ズズズズズズズズ…
一方通行「さぁて…掘り出してもらうンだな、工事の人にでもッ!」
片桐「おっ…おれを引きずりこんで…はぐおわあああああああああああ!!」
バァーーーz__________ン!!
☆学園都市名所その9「幽霊の出る路地裏」☆
ある日突然この路地裏で奇妙なうめき声が聞こえるようになりだれも立ち寄らなくなったらしい、しかし最近は心霊スポットとして人気を博している
一方通行「最後に一つ教えといてやるぜェ…おれの能力は『ベクトル操作』!テメーの水を跳ね返したのも、逆流させて高圧で吹き出したのもその能力ってワケだ」
片桐「はぐっ!…はぐっ!」
一方通行「ドゥーユーアンダースタンド?理解したかコラァーーーッ!!」
片桐「はぐぐぐぐぐぐぐぐーっ!」
佐天(ベクトル操作…力の向きや大きさを自由に変えられるってこと!?)
片桐「はぐっはぐっはぐーっ!」ウーンウーン
佐天「あっ…あの!」
一方通行「…ン?嬢ちゃンか、ケガねェか?アブねー目に合わせて悪かったなァ」
佐天「大丈夫です!それよりも…助けてくれてありがとうございました!!」ペコリ!
一方通行「いやいや!巻き込ンじまったのはおれのせいだ!礼はいいって!」
佐天「なにか…お礼をさせてくれませんか?」
一方通行「いーよいーよ!年下からお礼なんてもらえねェーッて!」
佐天「じゃあ…じゃあ…えーと、えーと…!」
一方通行「うン?」
佐天「…私と友達になってくれませんかッ!!」パッ!
一方通行「…………………へ?」キョトン
こうして私たちは友人になった…………
この後、彼から色々な事を聞いた、名前は東方道行…みちゆきと読むそうだ
能力はレベル3の『ベクトル操作』珍しい能力だがレベルがそれほど高く無く、あくまで普通の学校に通っているということ
そして何よりも特徴的な白い髪と肌(ちなみに結構イケメン)、小さいころ能力をうまく使えなかった時の後遺症だそうだ…口調は癖、趣味は昔のゲーム、家族はおらずとある家に下宿して暮らしている
そして彼は何より優しく、よく笑い、親しげにしてくれる…レベル0の私でさえも
服の事についても聞こうとおもったが墓穴を掘るのはまずいのでやめておいた
私が知ったのはこれまでだ…だが、私は知る由もなかった、彼があんなにも恐ろしい実験に巻き込まれているとも知らず…
ファミレス
一方通行「佐天さンも酔狂だなァ…こんなミョーな出会い方した男と友達になりたがるなんてよォ~」
佐天「えへへへ!新しい友人に乾杯!」
一方通行「おう!グレートに乾杯!」
カチン!
佐天(…あれ?何か忘れてるような…ま、いっか!)
…………………
ホーホーホー…
初春「佐天さん…まだですかぁ…?」ヘッキシ!
To be continued…
続き
【ジョジョ×禁書】とある奇妙な禁書目録【Part2】

