店員「はい、18時からですのでもうしばらくおまちください」
巴マミ「はぁ、あと5分もあるじゃない」
巴マミ「お惣菜もかさばると結構重いのよね」
まどか「マミさん、シールがはられるまえにカゴにいれるのやめましょうよ…」
巴マミ「そうやって私がお惣菜を売り場に戻した瞬間奪うつもりでしょ?」
巴マミ「うふふ、鹿目さんって意外といやしんぼさんなのね」
元スレ
巴マミ「すみません、半額シールはまだかしら」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1429839341/
店員「おまたせしましたー」ペタペタ
まどか(あー恥ずかしかった・・・)
巴マミ「」ペリペリ
まどか「マミさん?なんでシールを剥がしているんですか」
巴マミ「こっちに美味しそうなステーキ肉があったのよ」ペタペタ
まどか「マミさん!!?」
さやか「しっ!しずかにしろまどか!」
ほむら「これが、魔法少女の宿命なのよ・・・」
まどか「もう早く帰りましょうよ・・・」
巴マミ「そうね、じゃあお会計しましょうか」
杏子「いらっしゃいませー」
まどか「杏子ちゃん!ここで働いてたんだね!」
杏子「ワリー、今仕事中だからよっ」
まどか「あ、ごめんね」
杏子「お惣菜が一点ー、こちら半額になります」ピッ
杏子「お惣菜が一点ー、こちら半額になります」
杏子「お惣菜がー・・」
まどか「!? 杏子ちゃん、今のレジ通った!?」
さやか「ちっ!」ドスッ
まどか「!!!?」カクン
まどか「・・・ここは・・・・」
巴マミ「私の家よ」
杏子「アンタが騒いだおかげで後ろに並んでいた客の目もあってレジを打ち直さなきゃならなかった」
巴マミ「249円の損害、一体どう落とし前つけてくれるのかしら」
ほむら「待って、まどかはこちら側の人間ではないのよ、責めてはいけないわ」ファサ
ほむら「私の・・・私のからあげを持っていきなさい」
巴マミ「そうこなくっちゃ」ムシャア ホフホフ
巴マミ「んっ・・・カリカリの衣を噛み締める度に中から肉汁が・・・」ジュワジュワ
巴マミ「一日に何百という鳥肉を揚げているフライヤーの油は夕方にはすでに鳥の脂でいっぱいになっている」ウシウシ
巴マミ「その脂で揚げたからあげがおいしくないわけないじゃない・・・」ニッチニッチ
まどか「・・・」ゴクッ
ほむら「ほらまどか、私のエビチリを分けてあげるわ」
まどか「・・・それってマミさんと同じ手口で手に入れたエビチリだよね」
ほむら「・・・」
まどか「そんなの私、食べられないよ」
巴マミ「そう、じゃあ私がいただくわ」ヒョイ
ほむら「あぁ!!!?!?」
巴マミ「甘酸っぱい濃厚なソースが出会い頭に私の舌を刺激する」ピリピリ
巴マミ「噛めばぷりっぷりの海老が弾けて口の中をソースが踊りだすわ」プリップリ
巴マミ「身と尻尾の食感を二度楽しめてこれは中華の宮本武蔵ね」クチャクチャ
まどか「・・・」ゴクッ
まどか「・・・お腹すいた」
ほむら「スーパーに戻ればまだ半額の惣菜が残ってるかもしれないわ」
ほむら「買いに行きましょう、ちゃんとしたお客さんとして」スッ
まどか「ホムラチャ・・・」
・・・タッタッタッタッタッタ・・・
ほむら「はぁ・・・っ!はぁ・・・っ!」
店内『ぽんぽーんぽぽーぽぽん♪本日は誠にありがとうございました・・・』
ほむら「くるっ!ホタルノヒカリの夜が!」
まどか「お店が閉まっちゃう・・・!!」
さやか「くっ」ガシャーン!
まどか「さやかちゃんがお店のシャッターに挟まれちゃった!!」
さやか「行け!!!まどかーーーー!!!」
ほむら「さぁ、こっちよ!」
まどか「さやかちゃーーーーん!!!」
ほむら「惣菜コーナーにまだ何か残ってるわ・・・っ」
まどか「これは・・・」
まどか「豆ごはん・・・・・・・・」
ほむら「・・・そんな・・・豆ご飯だなんて・・・」
さやか「うぼぁーーーー!!」シャッターガシャーン
ほむら「見ては駄目!!!」
まどか「・・・・・!!!」
まどか「そんな・・・さやかちゃんも死んじゃって・・・」
まどか「残されたものは豆ご飯・・・」
まどか「そんなのってあんまりだよ・・・・」ポロポロ
杏子「馬鹿野郎!早くそれをこっちによこせ!さやかの死を無駄にしたいのか!!!」
ほむら「あなた、今あなたがレジを打ったら・・・」
杏子「ああ、私は18歳未満だからな、22時以降の労働は魔法少女の契約で固く禁止されている」
杏子「あたしもさやかと同じ場所に逝くとするよ」ピッ
まどか「杏子ちゃーーーーーーん!!!!」
ほむら「温めてきたわよ」
まどか「グスッ・・・グスッ・・・」
ほむら「豆ご飯、食べましょう」
まどか「さやかちゃん、杏子ちゃん・・・」
ほむら「二人の死を無駄にしないためにも」
巴マミ「そうね・・・」
ほむら「ええ、そう・・・え?」
巴マミ「んっ・・・豆の風味が鼻を抜けていく」モッキュモッキュ
巴マミ「豆の苦味とお米の甘味が喧嘩しないよう間を取り持っているのは・・・塩ね」クッチャラクッチャラ
巴マミ「豆・塩・米、一つ一つはなんでもないものかもしれないけれど合わさることで三位一体の味を醸し出すまさに食のオーケストラだわ」ゴックン
まどか「」
おしまい

