1 : 名無しさ... - 2015/04/11 23:54:47 dLg 1/26

「夜までかかってしまったが、引越しの片付けも終ったし今日からこの部屋で新生活の始まりだ」

少女霊「ふふふっ、私はこの部屋に住み着く、いや住み憑く女子高生自縛霊。ここは私の部屋なのだ! 今日越してきたこいつも今までの住人と同じように、すぐに追い出してやぞっ」

「引越し作業で汗掻いたな、風呂にも入るか、えーと石鹸とタオルはと」ガサゴソガサゴソ

少女霊「おっ、どうやらこの男、お風呂に入るつもりか、ちょうどいい髪を洗っているところで後ろから現れて脅かしてやるぞ!」

元スレ
SS 男「この部屋で新生活の始まりだ」少女霊「す゛く゛に゛追い゛出し゛て゛や゛る゛」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1428764087/

2 : 名無しさ... - 2015/04/11 23:55:34 dLg 2/26

――お風呂場

「今日のあの番組面白かったな~ドゥルルルルン、デゥルルルルン、デゥルルッル、デゥルルルン♪」(鼻唄)わしゃわしゃわしゃ

少女霊「洗ってる洗ってるって、世にも奇妙なテーマを鼻唄で唄うなんて、中々にくい演出をするな誘ってるのかこいつは。まぁいいわ、そうやってデゥルルルしてられるのも今のうちだぞ。頭を洗い流した後に鏡に映って怖がらせてやるっ」

「さてと、シャワーシャワーと」ジャージャージャー

「ふうっさっぱり」

少女霊「今だ、さぁ慄け、恐怖し、私の部屋から立ち去るのだ!」ドロンっ

「ふうっああ良い湯だな」ざぱーんっ

3 : 名無しさ... - 2015/04/11 23:56:31 dLg 3/26

少女霊「あれ?」キョロキョロ

少女霊「あれあれ? あーれー? ちゃんと写ってたよね? 鏡にこの男の横で白い顔で睨んでる私の顔が。おっかしーな鏡見なかったのかな? クソぉー運の良い奴めっ。まあいい、部屋に戻ってから私の真の恐ろしさを教えてやるのだっ!」

少女霊「ポチっとな。ふふふっ、まずは手始めに消えていた筈のテレビの電源が付いているという恐怖からだ! おっどうやら風呂から上がったみたいだな」

5 : 名無しさ... - 2015/04/11 23:57:52 dLg 4/26

「さっぱり、すっきりっと!?」

少女霊「ふふふっ、あの顔どうやら気づいたようだなっ、さあ改めて慄け恐怖するのだっ」

テレビ『今ならこのブレスレットが高枝切りバサミと低反発枕を付けてお値段なんと――』

「思い出した思い出した」手をポンっ 

「一人暮らしするって言ったら婆ちゃんがお守りにくれたミサンガがあったな。まったく婆ちゃんたらほんと昔の人だな~こんな迷信を信じてるなんて、まあ折角くれたんだし、お洒落だから右手首に着けとくか」

少女霊「」ズッコケっ

少女霊「テレビ!! テレビ付いてたでしょ!!」ビシっ(指差し)

少女霊「独りでに! 勝手に! 心霊現象とはまさにこのことだったでしょ!! なんで気づかないの! バカなの? 死ぬの?――はあ、はぁ、はぁ、はぁ!!」

7 : 名無しさ... - 2015/04/11 23:58:46 dLg 5/26

「腹も減ったし、今日は簡単にカップラーメンでも食べるか」

少女霊「はいはい、もう分かりました。ここまで私をコケにしてくれたのはあんたが初めてだ」

「いただきまーす」ズルズルズルっ

少女霊「手加減しないからね、泣いて謝ったつてもう許さないんだから。遠回りに責めるのはもう止めにする」

少女霊「ブレーカーオフ!!」パッ

少女霊「ふはははっ、この男が照明を点けたときに目の前にその姿を現して、怖がらせてやる。いや、現れるだけでは私の気持ちは治まらんっ! 今すぐ立ち去らなければ呪いごろ゛ずぞぉぉぉぉぉぉぉ!! くらい言ってやろう」

10 : 名無しさ... - 2015/04/12 00:00:08 k9s 6/26

「ん? なんだ停電か!?」ズルズルズルっ

少女霊「まずは喰うのを止めんか!!」

「いや、外の電気は点いてるみたいだからこの部屋だけか。ブレーカーが落ちたのか? 困ったなブレーカーの場所なんて知らないし」

少女霊「ふふふっ困ってる、困ってる。さあどうするどうする?」 

「仕方ない、ベッドはすぐ後ろだし、これ食べ終わったらすぐ寝るか」

少女霊「はぁぁぁー!? ブレーカー上げなさいよ、いやもう懐中電灯とかでもいいからさぁ! 視界を確保してぇ! 私が今ブレーカー上げに行ったら、点いた瞬間にあんたの前に現れられないでしょ!! 少しは空気を読んでー!! 私の気持ちを考えなさいよ」

「ちぇっ、今日は深夜の映画を観ようと思ってたんだけどしかたないな」

14 : 名無しさ... - 2015/04/12 00:02:00 k9s 7/26

少女霊「だったら面倒臭がらずに早よブレーカー探せ! ――――待て、熱くなるな私、もっとクールになるのよ。

もう演出なんてどうでも良い。私のような低級自縛霊が人前に出たり声を出したり、物を動かしたり出来る時間は

霊力を凄く消耗するから限られてるし、もういっそ明るくても目の前に現れて怖がらせてやろう。うんそうしよう。いくらこいつが鈍くても、いきなり

目の前に幽霊が現れて呪い゛ごろ゛ずぞぉぉぉぉ!!って言えば怖くなって裸足で逃げ出す筈だ」

15 : 名無しさ... - 2015/04/12 00:02:37 k9s 8/26

少女霊「ブレイカァァァーオン!!」パッ

「おっ点いた」

少女霊(よし、テーブルの上に乗って真正面から覗き込むようにっ!)

少女霊「す゛ く゛ に゛ 立 ち゛ 去 れ゛ 呪い゛ ご  ろ゛ す゛ そ゛ぉぉぉぉぉぉ」 

「…………」ズルズルズルズルっ

少女霊「………………………………………………………………」

「やっぱりラーメンは醤油より味噌だよなぁ」

少女霊「う、うんん、ごほんっ。あーあーあー」

少女霊「す゛ く゛ に゛ 立 ち゛ 去 れ゛ 呪い゛ ご  ろ゛ す゛ そ゛ぉぉぉぉぉぉ」

「…………」ズルズルズルズルっ

「ぷはっ、ああ美味しかった」

少女霊「完食してんじゃねぇよ。はあ、はあはあ、はあ。私霊力使って今普通の人にも見えるようにしてたのに、はぁはぁはあ」

目の前で腕をブンブンブン

16 : 名無しさ... - 2015/04/12 00:03:43 k9s 9/26

少女霊「反応がない。クソぉ」

「あと、少しで映画が始まるな」

少女霊「もしかしてこいつ――霊能力者ならぬ0能力者?  霊能力0の霊能力者? こちらからどんなにアプローチをしても見えない、聞えない、そして――」スカっ

少女霊「触れないという」スカスカっ

少女霊「マジで触れない、ビンタが出来ない。霊力込めてるのに……こいつの着ている服にも触れないという身体から霊力を打ち消す力が出ていると考えるべきか――まったく! どっちが幽霊なんだか、これじゃどうしようもないっと普通の霊なら思うところかもしれないが」

少女霊「大丈夫、落ち着け私。まだ打つ手がない訳じゃない。私にはまだポルターガイストがある!」

少女霊「この漫画ばかりの本棚の本を一気に床に落とせば、さすがにこの部屋は異常だとこいつも気づくだろう」

19 : 名無しさ... - 2015/04/12 00:05:22 k9s 10/26

少女霊「さあ、行くぞ12の3ッ!」ドサドサドサドザドサドサ!!

少女霊「ふははははははっはは、こんな風に不自然な本の落ち方を目の当たりにすればいくらなんでも幽霊の存在に感づく筈、さて男はどんな顔をしているかな」チラっ

「おっ、音が止んだ」

 テーブルの下に隠れていた男。

少女霊「はぁ、はぁ、はぁははぁ、はぁ。もっと良く見ろよ、目撃しろよ! してくれよ!」

「なんだ地震だったのか? せっかく並べたのにまた本棚に入れ直さないとな」ガサガサ

少女霊「目の前に居るのに殴れない。辞書で殴ろうかと思ったけど、私の霊力じゃ精精スイッチを押したり、本を落としたり、ペンを持つくらいしか物理干渉できな――! ペン? そうよ! 頑張ってペンを持ってこいつの目の前で書けばいいのよ! なんでこんな簡単なことに気づかなかったんだろ」

21 : 名無しさ... - 2015/04/12 00:06:29 k9s 11/26

少女霊「ともあれば膳は急げよ。紙とペンをテーブルの上に用意してと」

「ふう、本棚整理終了っと」パンパンっ

「!? ペンが勝手に動いてる!? な、なんだこれは一体!! 糸なんかも付いてないぞ!!??」

少女霊「ぐぬぬぬぬっはぁぁぁ~、やった驚いてる驚いてる!! って喜んじゃ駄目よ私少しでも集中力が途切れたら、すぐペンが持てなくなるっ」

「ペンが独りでに紙に文字を――『い』『い』『か』『げ』『ん』『に』『き』『づ』『け』」

「いいかげんに気づけ? ま、まさか、そんなでもこんな超常現象は他には説明付かない」

少女霊「うんうんうん、そうだよそう。ようやく気づいてくれたんだな」うるうるっ

22 : 名無しさ... - 2015/04/12 00:07:47 k9s 12/26

「ま、まさか俺にサイコキネシス、念動力があっただなんて」

少女霊「」ぽかーん

「『いいかげんにきづけ』つまり俺自身の能力にそろそろ気づけと能力自体が教えてくれたということか。ふっ、なんで今までこんな凄い能力に気づかなかったんだ」

少女霊「厨二病も大概にせぇ!!」ビュっスカ

少女霊「あああああ、殴りたいのに殴れない! 殴りたいのに殴れないぃぃ!!」

「よし今度は自分の意思でやってみよう。ペンに意識を集中させて手から気を送るように、ふんっ!! ふんんぅぅぅぅ! あれ動かないな。もっと軽い物で試すか、えっとじゃぁあそこのティッシュの箱から一枚を取って、よっと」ムニ

23 : 名無しさ... - 2015/04/12 00:09:33 k9s 13/26

少女霊「ひぃっ、あわわわわっ、えっちょっ、なんで」

「なんか右手に変な感触が――」

少女霊「なんでこいつ私の胸触ってんのよ!? 触れんのよ!?」

「壁?」

少女霊「」ピシ

「あれ? 消えた? 結局なんだったんだ」

少女霊「あー、あれかあの右手首に着けたミサンガの影響で、右手だけ霊体を触れるっということか……

もう嫌だ、嫌だ、嫌だ。頑張ってるのに怖がるどころか全然私の存在に気づいてくれないし、胸揉まれちゃったし、

それなのに壁なんて言われるし。私自縛霊だからこの部屋から出れないんだよ。

このままじゃこんな奴と何ヶ月も何年も一緒になっちゃうよぅ」

26 : 名無しさ... - 2015/04/12 00:10:05 k9s 14/26

携帯『プルルルル♪』

「おっ電話だ」ピっ

「もしもし? ああ×太か――うん、引越し終わったよ――ほんとだって、ほんとに念動力でペンを動かしたんだって――今はできないけど――疲れてて寝ぼけて書いたんじゃないかって――まあたぶんそうだろうな――うんまた今度な」ピッ

少女霊「電話――そうだ友達のメリーちゃんにこいつを追い出して貰おう」

少女霊「まずはこいつから携帯をこっそり奪って、と」コソコソコソ

電話『ピポパ♪ プルルルルル』

メリーさん「はい私メリー今」

27 : 名無しさ... - 2015/04/12 00:11:10 k9s 15/26

少女霊「メリーちゃーん」ぐずぐす

メリーさん「少女霊ちゃんじゃないどうしたの」

少女霊「あのね――――――って訳なんだよ。低級自縛霊の私は存在してることも分かってもらえないの、だから」

メリーさん「しょうがないな~どうやらその人は珍しい性質を持ってるみたいだけど上級霊の私にかかればイチコロよ」

少女霊「さすがー頼りになるわ」

メリーさん「まっ大船に乗ったつもりでいなさいよ」

28 : 名無しさ... - 2015/04/12 00:12:08 k9s 16/26

~数分後~

携帯『プルルルル、プルルル』

「また電話か、誰だ? 非通知? おかしいな非通知は着信拒否にしてるはずなのに」

少女霊「着信拒否をしている携帯に簡単に電話を掛けれるなんて、さすがメリーちゃん、私にできない事を平然とやってのけるそこに痺れる憧れるっ」

「通話終了と」ピッ

少女霊「………………」

「非通知の相手をすると面倒な事になるからな」

29 : 名無しさ... - 2015/04/12 00:12:53 k9s 17/26

電話『プープープープー』

メリーさん「この人、そんなことで上級霊のメリーを攻略できると思ってんるのかな舐めないでほしいな。リダイヤルリダイヤルリダイヤルっ!!」

携帯『プルルルプルルル』

「またかよ、はい、終了終了、通話終了。あれ? 電話切れないな?」

30 : 名無しさ... - 2015/04/12 00:13:36 k9s 18/26

メリーさん「私メリー」

「えっなんだって? 画面いじってたから聞えなかったぞ」

メリーさん「」イラっ

「『わ』『た』『し』『メ』『リ』ー!」

「和田しめじ? 随分変わったお名前だね」

メリーさん「メリー! 私の名前はメリーです!!」

「今度はちゃんと聞えたよ。和田メリーちゃんか」

メリーさん「苗字はないの!!」

「あっ、内野メリーちゃん!」

電話『プープープープー』

「あれ? 切れちゃった。なんだったんだろう? 間違い電話だったのかな?」

31 : 名無しさ... - 2015/04/12 00:14:32 k9s 19/26

メリーさん「やばい泣きそう。上級幽霊としての自信と尊厳が……」

少女霊「ちゃんと声は聞えてるみたいだけど、メリーちゃん大丈夫かな……」

電話『プルルルル』

「はいもしもし? 内野メリーちゃん?」

メリーさん「わたしメリー。今あなたの街の駅に居るの」

「女の子がこんな晩くにどうしたの? お父さんとお母さんは――」プープープー

「切れちゃった」

少女霊「そうだメリーちゃんわざわざこいつの口車に乗らなくてもいいのよ」

33 : 名無しさ... - 2015/04/12 00:15:39 k9s 20/26

携帯『プルルルル』

「もしもし?」

メリーさん『今あなたのアパートの前に居るの』

「えっ、このアパートって駅から徒歩1分だったの!? し知らなかったーそんな良い立地だったなんて」

メリーさん「徒歩だと25分だよこのバカ!!」プツンっ

少女霊「あ~ツッコミ我慢できなかったんだ」

「また切れた、たくっなんなんだこのイタズラ電話は」プープープー

36 : 名無しさ... - 2015/04/12 00:17:01 k9s 21/26

メリーさん「わたしメリー今あなたの部屋の前に居るの」プツン

「たくなんだよもう深夜1時を回ってるのに――深夜1時あっそうだ観ようとしていた深夜映画っもう始まってるじゃん、くそー途中からでいいか」リモコンピッ

「なんだCMかよ」

少女霊「なんて危機感のない奴なの。メリーちゃんがすぐ玄関の前まで来てるのに。

まあいいわ、今お気楽な分だけ恐怖による反動が大きくなる筈。この男の顔が恐怖に変わる瞬間を

この男の背後でメリーちゃんと一緒に見させてもらうわ」

37 : 名無しさ... - 2015/04/12 00:18:25 k9s 22/26

電話『プルルルル』

「またかよ~」ピッ

「はいもしもし?」

メリーさん『私メリー今あなたの後ろに――きゃっ!?』

「後ろ?」クルっ

メリーさん「痛ったたたたっ。なっ、なんで少女霊ちゃん、男の後ろに居るのよ!? 思いっきりぶつかっちゃったじゃない」

少女霊「だっ、だってこの男の怖がる姿が見たくて」

「二人とも一体どこから入って来たんだって、ああそういえば、玄関鍵閉めてなかったな」

少女霊「わ、私の姿が見えてる!? そうかメリーちゃんの霊気の影響か、って」

38 : 名無しさ... - 2015/04/12 00:18:56 k9s 23/26

メリーさん「痛たーい」ビシ

少女霊「痛った」ビシ

「勝手に人の家に入ったお仕置きのチョップだ、あっ」パっ

少女霊「さ、さすがメリーさん何も触れることなく、照明を消せるなんて。今なら私もこの男に見えてる訳だし、二人でこいつを驚かそう!」

メリーさん「えっ? わたし照明なんか消してないけど」

テレビ『ザーザーザーザー』

少女霊「なんで急にテレビにノイズが」

41 : 名無しさ... - 2015/04/12 00:20:00 k9s 24/26

メリーさん「今度は古井戸が映ったけど」

少女霊「これって」

メリーさん「これって」

メリーさん「キャーキャーっ」ドカドカドカ

少女霊「ちょっとメリーちゃんどこ行こうとしてるの!?」ガシ

メリーさん「やめて、ワンピースの裾を離して、お願い離して!! あれ超有名な呪いのビデオでしょ! 最上級のお化けさんだよ、つまりこの男は貞子さんの獲物じゃない、下手に手を出したらわたしまで呪い殺されるぅぅぅぅぅ」バタバタバタバタっ ガタン

少女霊「あっ、待て私この部屋の自縛霊だから逃げられないのよ!! 一人で逃げるなんてあんまりだぁぁぁぁ!!」

45 : 名無しさ... - 2015/04/12 00:21:28 k9s 25/26

「おい、廊下は走るな、ドアはそっと閉めろって、帰っちゃったな」

テレビ「あ、あ、あ゛あ゛あ゛」

少女霊「まずまずいまずい近くなってる近くなってる、来る来る来る来るっもうすぐきっと来る絶対来るってあれ? テレビから出てこない?」

「まったくそんなに怖がらなくてもいいだろ。ただの深夜放送のホラー映画なのに」

「まっ、しかたないか。小学生の女の子みたいだったしな」

少女霊「あっ、確か今日こいつ深夜映画観たいって言ってたっけ?」

「はぁ前住んでた部屋から持って来た蛍光灯が切れちゃったな、えーと蛍光灯はどこにしまったっけ?」ガサガサガサガサっ

46 : 名無しさ... - 2015/04/12 00:22:57 k9s 26/26

「そういえば、ワンピースを着た女の子と一緒に居た制服を着た女の子もいつの間にか消えたな、あれはなんだったんだ? うーむ不思議だ」

前略、今だ存命しているだろうママ、パパ。

 あの夜の一件以来メリーちゃんとは音信普通となり、この男との最悪な共同生活が始まりました。

あれから私の頑張りによって、どうやらこの部屋には宇宙人が住んでいるのではないかと思われるようになったことが最近の進展です。

どうにかこの男に私の存在を知ってもらい、早く成仏ができるよう頑張りますのでどうか見守っていてください。

       おわり

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