※関連
最初: 美琴「す・・・好きです!!付き合ってください!!」上条「何やってんだ、御坂」
前回: 上条「結婚に必要な物は?」美琴「愛!」心理「お金」垣根「念のため三行半」【前編】
質問コーナー
一方「あァ?」
ついでに一方通行さんに質問です彼女が出来たこと木原くんには報告しないんですか?
一方「なンで木原くンに言わなきゃならねェンだよ」
一方「木原くンは俺のことなンでも調べるストーカーだぁら言わなくてもわかるだろ」
番外(ツンデレ?)
本編続き
上条「・・・なぁ、美琴」
美琴「ん?どうしたの、当麻?」
上条「デートしないか?」
美琴「うん、いいけど」
上条「それでさ・・・」
上条「垣根達と一緒に行きたいんだけど」
美琴「Wデート?」
上条「あぁ、そうそう・・・ダメかな?」
美琴「いいわよ、楽しそうじゃない」
上条「よかった・・・」
上条がほっ、とため息をつく
美琴「でもどうして?」
上条「いやさ・・・正月に二人だけだったから、たまにはいいかなって」
美琴「なるほどね・・・たしかに、他のみんなには悪かったかも」
上条「でもさすがにみんなでデートはあれだからさ・・・垣根達だけども、って」
美琴「うん、名案ね・・・じゃあ早速垣根達に連絡しましょう?」
上条「あぁ」
垣根「あー、上条か?」
垣根「え?Wデート?いいけど」
垣根「今日、これからか・・・オーケー」
垣根「じゃ、すぐ行くから」
垣根「というわけだ」
心理「私に相談もしないのね・・・」
垣根「俺が幸せにしてやるんだぜ?お前は断らないだろ」
心理「まぁ・・・そうだけど」
垣根「・・・それとも」
垣根がぐい、と心理定規を抱く
垣根「いいことのほうがよかったか?」
心理「・・・それはまた夜でいいわよ」
心理定規が軽くキスをする
心理「早く行きましょ」
垣根「はいはい」
上条「お、来た来た」
美琴「ゴメンね、二人とも・・・せっかく三が日の最後なのに」
心理「いいのよ、他にやることもないんだから」
垣根「お前らが呼ばなかったら俺は心理定規のいろんなとこを開発する予定だったんだけどな」
垣根の言葉に美琴が顔を真っ赤にする
美琴「バ・・・バカ、大声で言うな!」
上条「心理さん・・・それ、マジ?」
心理「あら、垣根がやりたいなら喜んで」ゴゴゴ
垣根「・・・すいません」
垣根が心理定規の迫力に折れる
上条「それで・・・どこ行こうか?」
美琴「正月だから・・・遊園地とか水族館みたいな混むとこは避けたいわね」
垣根「うーん・・・」
心理「あら・・・なら、別に特定の場所じゃなくてもいいじゃない」
上条「というと?」
心理「適当にぶらつくだけでも・・・いいんじゃない?」
垣根「ま、悪くはないか」
美琴「そうね・・・途中で行き先決まったらそれはそれでいいし」
上条「じゃ、そうしますか」
四人が歩き出す
これといった目的のないWデートが始まった
上条「美琴、手繋ぐか」
美琴「うん♪」
心理「・・・垣根、私たちもどう?」
垣根「ま、はぐれないようにな」
心理「ふふふ・・・素直じゃないのね」
上条「適当にブラブラとは言っても・・・とりあえず簡単な目的くらいは決めようぜ」
垣根「じゃあ買い物するか」
心理「あら、いいじゃない」
美琴「行こう行こう」
四人が大きなショッピングモールへ行く
映画や、小さなお化け屋敷などもあるショッピングモールだ
他のことがしたくなってもある程度なら、ここでまかなえる
正月ということもあって、かなり混んでいた
混んでいる場所は避けたかったのだが、仕方ないだろう、と上条が溜め息をつく
上条「じゃ、服から見ようかな・・・」
美琴「春物も買いたいもんね」
垣根「・・・心理定規、分かってるよな?」
心理「さすがに今日はそこまで買わないわよ」
垣根(ほっ)
垣根が胸を撫で下ろす
上条「お、このTシャツよくないか?」
美琴「うん、当麻に似合いそう!」
上条「ためしに着てみますか」
上条が試着室へ入る
美琴「さて・・・私は・・・」
心理「・・・あ、御坂さん、これとかどう?」
心理定規が取り出したのは
胸元や背中のおもいきり開いたドレスだった
美琴「そ、それはダメ!!」
垣根「うわぁ・・・心理定規の趣味丸出しだな」
心理「いいじゃない、御坂さんなら似合うわよ」
可愛いし、と続ける心理定規
その顔は、笑っていた
上条「美琴、似合ってるかな・・・てどうした?」
試着室から出てきた上条が慌てている美琴に訊ねる
美琴「と、当麻は反対よね、このドレス!?」
上条「ドレス?」
心理「これよ、これ」
ヒラヒラ、と心理定規がドレスを振る
上条「だ、大胆だな・・・」
美琴「ね!?当麻は反対よね!?」
垣根「どんだけ必死なんだよ」
美琴「うるさい!!」
上条「・・・ドレス・・・か」
美琴「うそ!?興味あるの!?」
心理「ほら、上条君も言ってるんだから着てみなさい」
美琴「うぅ・・・」
美琴がしぶしぶ試着室へ入っていく
しかし
美琴「ねぇ、これ・・・胸が入らない」
すぐに出てきた
心理「あら、御坂さん・・・思ったよりもグラマーなのね」
垣根「貧乳だと思ってた」
美琴「んなわけないでしょ!」
上条「美琴は案外大きいぞ?」
上条がシレっと言う
垣根「・・・」
心理「・・・」
美琴「・・・//」
垣根「揉んで大きくしたんだな」
上条「う、うるせぇ!!」
上条「でも、胸が入らないなら仕方ないよな」
美琴「うん、デザインはいいけど」
心理「ちょっともったいないわね・・・」
心理定規がまたドレスを探す
心理「御坂さんの身長だとどれも合いそうだけど・・・バストは難しいから・・・」
垣根「ねーねー」
垣根が心理定規の肩をつつく
心理「あら、どうしたの、垣根?」
垣根「これ、どう思う?」
垣根が一着のドレスを見せる
心理「どうって・・・御坂さんの身長には合わないわよ・・・どう見ても180近い人のためのドレスじゃない」
そんなの着る女性もいないわよ、心理定規が言う
垣根「あぁ、だから」
垣根「俺に似合うかな、って」
三人「」
垣根「着てみる」
上条「ちょっと待てぃ!!!!おかしいだろ、おかしすぎるだろ、絶対おかしすぎるだろ!!!」
垣根「三段活用!?」
美琴「垣根、頭大丈夫!?それ女物よ!?」
垣根「で?世の中男か女の二つだけ、なら似たようなもんだろ」
心理「全然違うわよ・・・」
垣根「いいだろ、別に」
垣根「じゃ、着てくるなー」
三人の制止も気にせず垣根が試着室へ向かう
上条「・・・見たくねぇ」
心理「私もよ・・・」
美琴「ねぇ・・・私に似合うドレス、探そう?」
しかし
すぐに垣根が出てきた
ドレス姿で
垣根「似合うか?」
上条「似合うか?じゃねぇよ!!!てめぇいつの間に胸パッドもってきやがった!?」
垣根「脱いだらバレるんだよな、これ」
上条「そういう問題じゃねぇ!!」
心理「はぁ・・・何やってるのよ垣根・・・」
美琴「・・・地味に足が長いのがムカつくわ」
上条「とにかく脱げ!!」
垣根「いやーん、上条さんったらこんな往来の場で脱げだなんて・・・」
上条「脱・げ」
垣根「すいません」
垣根が試着室へ戻る
心理「はぁ・・・頭が痛い」
美琴「私のドレス・・・」
しかし
またすぐに垣根が出てきた
別のドレスを着て
上条「お前!!!いつ持ってきやがった!?」
垣根「うーん・・・胸がキツイ」
美琴「胸パッドどれだけ入れてるのよ!?軽く○姉妹みたいになってるわよ!!」
心理「垣根、やめなさい」
垣根「はーい」
垣根が試着室へ戻る
上条「・・・心構えしとけ」
美琴「うん」
垣根「ただいまー」
上条「・・・よかった、普通だ」
垣根「同じネタは二度までだぜ」キリッ
心理「はいはい、さっさと御坂さんのドレスを・・・」
心理定規の視線がそこで止まった
心理「あら、これはどう?」
美琴「大胆ってほどじゃなくて・・・うん、よさそうね」
上条「似合いそうだな」
垣根「えぇ・・・もっと派手にいこうぜ」
美琴「うるさい、これでいいの」
美琴がドレスを持ったまま試着室へ向かう
垣根「てか御坂ってドレス好きなのかな?」
上条「さぁ?」
心理(こちらの世界へようこそ)
美琴「よいしょ・・・」スルスル
美琴「うん、胸も入ったし・・・」
美琴「・・・えへへ・・・似合ってるかな?」
美琴「当麻・・・気に入ってくれたら・・・」
上条「美琴・・・可愛いな」
美琴「当麻・・・」
美琴「えへへ・・・//」
上条「うーん・・・美琴、どうだ?」
美琴「うん、もうちょっと・・・」
もうちょっと、それはまだ完全に着替え終わってはないということ
そして、そのときにカーテンが落ちたりしたら危ないということ
上条当麻は不幸である
だから
カーテンが落ちたのも、いつもの不幸だった
美琴「・・・え?」
ある程度着終わったとはいえ、まだ下着は見える
心理「あら」
垣根「ワーオ」
上条「美琴!!」
上条が急いでカーテンをかけなおす
その間わずか3秒
幸い、通行人には誰一人見られなかった
上条「・・・美琴・・・可愛いなぁ・・・」
ドレス姿の美琴を見て、上条が言う
美琴「えへへ・・・そうかな?//」
垣根「・・・わー、おにんぎょうさんみたいだー」
心理「棒読みはやめなさい」
上条「いやいや・・・こんな可愛い人間が他にいるでしょうか?」
美琴「と、当麻ったら//」
垣根「心理定規のほうが可愛いもんねー」
心理「ぼ、棒読みはやめなさい」カァッ
垣根(照れてるじゃねぇか)
上条「それ、買うか?」
美琴「うん!!」
美琴がカートにドレスを入れる
上条「じゃあ・・・垣根たちは何か買いたいのあるのか?」
垣根「俺がジーパン買いたい」
美琴「アンタは足長いから似合いそうね」
垣根「そうか?」
垣根が先に歩いていく
垣根「お、あったあった」
心理「どれにするの?」
垣根「うーん・・・迷うな・・・」
色やサイズ、少しのデザインの違い
そういうのを一つ一つ吟味していく
垣根「・・・それがいいか・・・」
さだのり「はいはい、安いよ安いよー今ならジーパン安い・・・買っていけよ小童が」
垣根「お、さだのりじゃん」
さだのり「ん?垣根か」
さだのり「ジーパン、買うか?」
垣根「あぁ、これ似合うかな?」
さだのり「服なんて自分の着たいもんを着とけ」
さだのり「ダサイとかいうヤツも大抵私服はダサイ」
上条(・・・うわ、言い切った)
美琴(ジーパン・・・私も買おうかな)
心理(・・・あの人よく見るわよね)
垣根「じゃ、これに・・・」
さだのり「あぁ、じゃあ店員に言ってくれ」
垣根「え、お前違うの?」
さだのり「さっきのはジョークだ」
垣根「常識が通用しねぇ」
上条(なんだそれ)
美琴(意味わかんない)
垣根「さて・・・ジーパンは買ったし・・・次はどうする?」
上条「いったん昼飯にしないか?」
心理「そうね、そろそろ正午だし」
美琴「じゃ、飲食店街に行きましょう」
ショッピングモールを四人が歩く
行くは飲食店
Wデートの二つ目の楽しみ、昼ごはんが始まった
垣根「ラーメンか」
上条「たまにはいいだろ?」
心理「昔はけっこう食べたけど・・・最近はめっきりね」
美琴「みんなは何ラーメンが好き?」
上条「しょうゆかな」
美琴「あ、私も」
心理「私は塩かしら」
垣根「砂糖」
上条「ねぇよ」
上条「・・・ラーメンってなんか落ち着くよな」
美琴「定番と言ってもいいからね・・・」
垣根「俺はメンマが好きだ」
心理「あら、変わってるわね」
美琴「私はやっぱチャーシューかな」
上条「あと、温泉玉子もいいよな」
垣根「あぁ、トロってしてたら最高だよな」
美琴「あ、きたわよ」
四人の前にラーメンが運ばれてくる
上条「ん、垣根は餃子も頼んだのか」
垣根「おう」
心理「一つもらうわね」
心理定規が餃子をひょい、と取る
垣根「あぁ・・・僕の玉がぁぁぁぁ!!」
美琴「はいはい・・・誰?」
垣根「美味いな・・・ほのぼのする」
心理「ねぇ、覚えてる・・・?昔あなたがラーメン奢ってくれたときのこと」
垣根「あぁ、たしかお前寒いから食べたいって言ってたっけ」
心理「そうそう、あなたイヤイヤ言いながら普通に奢ってくれたのよね」
垣根「そりゃ、まぁ・・・」
垣根が苦笑する
上条(・・・二人だけの世界だな)
美琴(いい雰囲気じゃない)
垣根「・・・懐かしいな」
垣根が昔を思い出す
垣根「はぁ?ラーメン?」
心理「えぇ、寒いしいいじゃない」
垣根「・・・なんで俺が奢らなきゃならねぇんだよ」
心理「いいでしょ、仕事もうまくいったんだし」
垣根「ふざけんなよな・・・」
心理「・・・あら、結局奢ってくれるのね」
垣根「今日の仕事はお前がうまくやってくれたしな」
心理「ふふ・・・ありがと」
垣根「なぁ、心理定規」
心理「なに?」
垣根「お前、ラーメン似合わないのな」
心理「あら、そうかしら」
垣根「・・・なぁ、心理定規」
心理「なによ」
垣根「・・・温まったか?」
心理「?えぇ、温まったけど」
垣根「そりゃよかった」
垣根(・・・寒いままは辛いからな)
垣根「なんてこともあったっけ」
心理「えぇ、そうそう・・・」
垣根「お前、あの頃から俺のこと好きだったろ」
心理「さぁ?どうかしら」
クスクス、と心理定規が笑う
垣根「答えろよ・・・」
上条(・・・ミステリアスな二人だな)
美琴(うん、そうね)
垣根「なぁ、上条たちは昔二人でラーメン食べにきたりはしなかったのか?」
美琴「そういえば・・・付き合って、垣根たちと会う前に一度来たことあったわね」
上条「そうそう・・・懐かしいな」
心理「あら、聞かせて頂戴」
上条「恥ずかしいな・・・」
上条が頭をかく
上条「たしか、とても寒い日だったな」
上条「なぁ、御坂・・・ラーメン食べるか?」
美琴「うん・・・寒いもんね」
上条「あそこの屋台でいいか?」
美琴「早く食べましょ・・・寒い」
上条「おじさん、醤油ラーメン二つ」
「はいよ」
美琴「ねぇ・・・アンタ、本当に大丈夫?」
上条「なにが?」
美琴「・・・財布、薄っぺらじゃない」
上条「・・・いいって、彼女に奢るのは当たり前だろ?」
美琴「か・・・そ、そうね!!そうよね!!あはは・・・」
上条(・・・可愛いな)
上条「美味しいか?御坂」
美琴「うん、美味しい」ホクホク
上条「・・・そっか、よかった」ニコッ
美琴「・・・ありがとね」
上条「どういたしまして」
上条「なんてことがあったな」
美琴「あの頃は名前で呼び合って無かったわね・・・」
垣根(初々しいですね)
心理(可愛いカップルね)
上条「ふー・・・食った食った」
垣根「美味かったな」
心理「えぇ、満足できたわ」
美琴「次はどうする?」
上条「うーん・・・食ってすぐは長く歩きたくないし・・・」
垣根「じゃ、占いでも行くか?」
上条「占い?」
垣根「あぁ、恋占いだよ」
美琴「そういえば・・・当麻と占いなんて行ったことないわね」
上条「そういうのには疎いからな・・・」
心理「いいじゃない、この機会に」
上条「あぁ、そうだな」
垣根「じゃ、レッツゴー」
上条「へぇ・・・もっと物々しいところをイメージしてたけど意外と普通だな」
美琴「うん・・・なんかちょっと安心したわ」
「お、占いか?」
上条「はい、そうで・・・」
さだのり「じゃ、手相から・・・」
上条「・・・あの・・・会ったことありますか?」
さだのり「さぁな」
さだのり「・・・君、不幸だろ?」
上条「え!?わかりますか?」
さだのり「・・・手相がありえん」
垣根「ぎゃははは!!!ざまぁwwww」
心理「具体的にどうなの?」
さだのり「まず、生命線だが・・・」
さだのり「すでに人生終わってることになってるな」
上条「」
さだのり「・・・君、今まで死にかけたりしたかい?」
上条「・・・何度か」
さだのり「ふーん・・・あと、金運だが」
さだのり「彼女や友人のために金を使いすぎるタイプだな」
さだのり「優しすぎて損するタイプだ」
上条「うぅ・・・」
美琴「ド、ドンマイ当麻・・・」
上条「次は・・・美琴か」
美琴「うん!!」
さだのり「生命線は・・・うん、長生きするな」
さだのり「金運も完璧」
美琴「やった!!」
さだのり「ただ」
さだのり「君、もしかしてそこの彼と一回喧嘩したかい?」
美琴「」
さだのり「あれだ、君はわりと悩みを抱え込むタイプだろ?」
さだのり「そういうところを直したらもっと幸せになれるぞ」
美琴「う・・・」
さだのり「ちなみに・・・」
さだのり「二人の相性は抜群だ」
さだのり「結婚にも向いてるな」
上条「本当ですか!?」
さだのり「あぁ、その代わり何がなんでも君が幸せにしてやれ」
上条「はい!!」
垣根「さだのり、俺は?」
さだのり「お前は・・・」
さだのり「生命線がない」
垣根「」
さだのり「・・・ってお前、手袋を外せ」
垣根「はーい」
心理(漫才?)
上条(なにこの茶番)
美琴(つまんない)
さだのり「・・・お前、恋をしてるな?」
垣根「あぁ」
垣根「どうよ、俺の恋はうまくいくか?」
さだのり「んなの手相にきくな、てめぇの心に聞けよ」
垣根「あいよ」
さだのり「金運も完璧・・・だがな」
さだのり「健康がダメだ」
垣根「マジか」
さだのり「お前、酒苦手だろ」
垣根「お前と同じでな」
垣根「もしかして酒で肝臓でも壊すのか?」
さだのり「いや」
さだのり「酔って橋から川に飛び込んで水死する可能性がある」
垣根「常識が通用しねぇ」
心理「ちょっと、それホントなの?」
さだのり「ちなみに梅酒なら大丈夫だ」
垣根「あ、ならよかった」
美琴「いや、なんでよ?」
さだのり「恋愛は・・・まぁまぁか」
さだのり「たまに他の女にちょっかいは出すが・・・本当に愛してるのは彼女だけ、だな」ニヤニヤ
心理「あら・・・そうなの?」
垣根「うっせーよ」
さだのり「さて、垣根の彼女さんか」
心理「えぇ、よろしく」
さだのり「・・・エロイ手だな」
垣根「黙れ」
さだのり「生命線も長い」
さだのり「よし、完璧な手相だ」
心理「あら、よかった」
さだのり「が」
さだのり「垣根との相性はダメだな」
心理「」
垣根「」
さだのり「結婚してもすぐに離婚」
さだのり「そもそも、結婚まで辿り着かない可能性がある」
さだのり「・・・最悪、どっちかが浮気するかも・・・ってさ」
垣根「・・・マジ?」
さだのり「あぁ」
さだのり「大マジだ」
垣根「・・・」
心理「・・・」アタフタ
上条(うわぁ・・・ヤバイぞこれ)
美琴(どうすんのよ・・・)
垣根「・・・いいぜ」
垣根「だったらそんな常識は覆す!!」
心理「垣根・・・」
さだのり「ま、占いなんてどうでもいいさ」
さだのり「大事なのは、てめぇの愛だ」
垣根「もちろん!!」
さだのり「最後に言っておく」
上条「はい」
垣根「なんだよ」
さだのり「そっちの初々しいカップルは、娘の名前は麻琴でいい」
美琴「あ、やっぱり?」
さだのり「・・・垣根、息子ならさだのりって名づけるつもりだろ」
垣根「あ、バレた?」
さだのり「いじめられるからやめとけ」
垣根「」
上条「さーて・・・次は何する?」
美琴「うーん・・・そうね・・・」
垣根「じゃ、ちょいとアクセサリーでも見るか」
心理「あら、いいじゃない」
上条「アクセサリーか・・・」
美琴「当麻も買いなさいよ」
上条「はーい・・・」
四人はアクセサリー売り場へと辿り着いた
上条「うわ・・・キラキラしてるな」
垣根「リングとかネックレスとか・・・お前興味ないのか?」
上条「いやぁ・・・上条さんはオシャレには疎いんですよ」
心理「もったいないわよ、オシャレしないと」
美琴「心理さんはオシャレすぎよ・・・」
美琴が苦笑する
垣根「お、これとかどうよ」
垣根が上条に差し出したのは
ゴツいリングだった
上条「いや・・・怖い」
垣根「ハァ?オシャレだって」
美琴「ダメよ、当麻は優しいもん」
垣根「あ、アクセサリー差別!?」
心理「なによそれ」
垣根「うーん・・・」
上条「なぁ、ペアリングとかないのかよ?」
垣根「ペアリング?あるけどさ・・・」
垣根が上条にペアリングを差し出す
垣根「なんでだよ?」
上条「美琴と一緒に買うんだよ」
美琴「//」
心理「あらあら」
垣根「おいおい・・・この年齢で婚約指輪か?」
上条「そ、そうじゃねぇよ!!」
上条が慌てて手を振る
美琴「こ、ここここここここ婚約!?」
心理「・・・ねぇ、垣根」
垣根「なんだよ?」
心理「私達も買わない?」
垣根「は?」
垣根「いや、何を?」
心理「あら、ペアリングよ」
上条「なんだよ、お前達も買うのか?」
垣根「いやいや・・・買いたいのか?」
心理「あら、いいじゃない」
心理定規がペアリングを一つ手に取る
垣根「マジかよ・・・」
上条「・・・で、買うのか?」
垣根「まぁ・・・コイツがほしがってるならな」
心理「あら、優しい」
心理定規が嬉しそうに笑う
上条「熱いな・・・な、美琴・・・美琴?」
美琴「こ、婚約・・・婚約・・・」ポーッ
上条(ダメだ、トリップしてる)
上条「はい、美琴」
上条が買ってすぐの指輪を美琴に渡す
美琴「あ、ありがと//」
上条「おそろいだな」ニコッ
美琴「ふ、ふにゃぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
垣根「ほれ、お嬢様」
心理「その呼び方はやめてよ」
垣根「あーあ・・・婚約指輪はもっとしっかりしたのにしてぇよな」
心理「あら、もうそこまで考えてくれてるのね」
垣根「まぁな」
上条「・・・美琴、本当の婚約指輪はもっとちゃんとしたのを買うから・・・」
上条「今はこれで待っててくれ」
美琴「うん・・・//」
垣根(うぜぇなぁ)
上条「次は・・・何する?」
垣根「あー・・・そうだな・・・」
美琴「あ・・・心理さんと二人で買いたいものがあるんだけど」
心理「・・・あぁ、いいわよ」
上条「え、なに買うの?」
垣根「・・・いいから、買わせてやれ」
上条「?」
上条「・・・あ、もしかして生・・・」
美琴「ふにゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」ビリビリ
上条「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
垣根「自業自得だぜ、上条」
上条「・・・あぁ、わかってる・・・」
上条が電撃をくらったところをさすりながら言う
美琴「ゴメン、お待たせ」
心理「さ、次行きましょう」
垣根「タンポン派?ナプキン派?」
心理「行きましょう?」ニコッ
垣根「はい」
上条「・・・なぜに、下着を見に?」
美琴「い、いいでしょ」
美琴「と、とととと当麻はどういう下着が好み!?」カァッ
上条「そ、それは・・・」
垣根「心理定規はどういうの買うんだ?」
心理「セクシーなのがいいわね」
垣根「いや、だからってレースばっかはひくぞ?」
心理「あら、そう?」
上条「み、美琴・・・それはちょっと大胆というか・・・」
美琴「だ、だって・・・//」
上条「い、いや・・・そういうのは嬉しいけど・・・」カァッ
美琴「//」
心理「ねぇ、これは?」
垣根「・・・ネグリジェ・・・」
心理「そそる?」
垣根「いや、怖い」
垣根「・・・お前、マジで買うの?」
心理「レースとかそそるでしょ?」
垣根「・・・怖いね、女って」
美琴「と、当麻・・・胸パッド・・・とかどうかな?」
上条「俺はありのままの美琴がいい」
美琴「//」
垣根「はぁ・・・女物の下着の店はやっぱ緊張するよな」
上条「だよな・・・」
美琴「そういうもんなの?」
心理「じゃあ・・・」
心理「今度は二人の下着でも見る?」
上条「」
美琴「」
垣根「お、いいな」
上条「・・・トランクスでいいよ」
美琴「う、うん・・・」カァッ
垣根「これどうよ?」
心理「なんでブーメランなのよ?」
垣根「セクシーだろ?」
心理「なんかおかしいわよ」
上条「・・・さて、下着は買ったし・・・どうする?」
美琴「もうやることないわね・・・」
垣根「あぁ・・・だいたいやったしなぁ」
心理「またブラブラしましょうよ」
四人が適当に歩き出す
垣根「あぁ・・・周りもカップルだらけ」
ハマヅラ、アーン
ア、アーン
アーゲナイ
・・・ウォォォォォ!!
・・・ハイ
ア、アリガトウ、タキツボ・・・
上条「・・・あぁ、甘い空間だな」
垣根「はぁ・・・正月だな」
春の海などが店舗から流れてくる
垣根「テンポよくな」
心理「面白くないわよ」
垣根「・・・」
美琴「こういうのもいいわね」
ほのぼのと
何をするでもなく
ただ、友人と、恋人と歩く
垣根「あ、あの子のおっぱいでかい」
心理「黙ってて」
垣根「」
上条「ちょっとクレープ食べないか?」
美琴「あ、賛成」
四人が近くのクレープ屋へ入る
垣根「えーっと、トラウィスカルパンテクウトリ味を一つ」
心理「ないから」
垣根「・・・チョコストロペリー、カスタードストロベリー、クリームバナナ、青汁一つずつ」
上条(・・・青汁とかあるのか)
垣根「ほれ、食え食え」
美琴「うわ・・・青汁ってすごい色ね」
心理「健康にはよさそうだけどね」
上条「あぁ・・・美味い」
垣根「トラ・・・じゃなくて青汁味も美味い」
美琴「カスタード最高!!」
心理「チョコも美味いわね」
垣根「心理定規・・・一口ちょうだい」
心理「イヤよ」
垣根「」
上条「美琴、あーん♪」
美琴「あーん♪」
垣根「心理定規、あー」
心理「青汁味はいらないわよ」
垣根「」
上条「あ、ちょうど向かいにゲーセンが」
美琴「行きましょ行きましょ♪」
心理「ほら、垣根」
垣根「嫌われたぁ・・・」グスン
心理(ヤダ、可愛い)
垣根「クレーンゲームか・・・懐かしいな」
心理「あまりやったことないわね・・・」
美琴「あ、ゲコ太がある!!」
上条「よし、取りますか」
上条が200円を入れてゲームを始める
美琴「もうちょい・・・今!!」
上条「よし、いけ・・・」
上条「あー!!おしい!!」
美琴「もう一回!!」
上条「よし!!取れた!!」
美琴「当麻、ありがと!!」
二人が嬉しそうに抱き合う
垣根「・・・あ、この人形ほしい」
心理「どれ?」
垣根が指差したのは、ジャガイモのキャラクターの人形だった
心理「・・・いや、おかしいわよね?」
垣根「よし!!取れた!!」
心理「・・・なんかイヤ」
上条「次は・・・パンチングマシーンでも」
美琴「よし、得意よ!!」
学園都市のパンチングマシーンは能力のレベルが高いほどハイスコアをたたき出しやすくなっている
上条「まずは・・・無能力の俺から」
垣根「最低スコアじゃねぇか」
上条「不幸だ・・・」
心理「なら次は私ね」
垣根「お、結構いいな」
美琴「心理さんもLEVEL4だもんね」
上条「・・・次元が違います」
心理「次は御坂さんよ」
美琴「くらえ!!!!」
ドーン!!!!!!!!!!!!!!
美琴「あ、変になった」
上条「・・・不幸だ」
垣根「しゃあねぇ、直してやるよ」
垣根の未元物質が唸る
垣根「はい、もっとぶっ壊れました」
上条「直せ」
垣根「次は・・・プリクラか」
上条「二人ずつ撮るか?」
美琴「せっかくだからみんなで撮らない?二人では前も撮ったし」
心理「あら、お熱いのね」
美琴「//」
垣根「じゃ、いきますか」
四人がプリクラへ入る
上条「じゃ、美琴」ギュッ
美琴「えへへ・・・//」
垣根「じゃ、心理定規」デデーン
心理「今のBGMはなに?」
パシャリ、とフラッシュが瞬く
上条「よし、上手く撮れてるな」
美琴「あとは落書きね・・・」
上条「美琴には猫・・・」クスクス
美琴「当麻には犬耳!!」クスクス
垣根「心理定規には第三の目!!」クスクス
心理「やめて」
垣根「うん、こんな感じだな」
上条「よかったな・・・俺・・・」
美琴「いっつも目閉じたまま映ってるもんね」
心理「不幸なのね・・・」
垣根「さて・・・エアホッケーがある」
上条「・・・いいぜ・・・白黒つけてやる!!」
美琴「・・・え、ペア戦なの?」
心理「はぁ・・・」
二組のカップルが向かい合う
その手にはスマッシャーを持ち
上条「・・・」
垣根「・・・」
眼光は、まるで凍て付く様に
上条「まずは・・・俺達か」
上条のほうへパックはあった
上条「受けろ!!」
パン!!と乾いた音と共に、パックは打ち出される
しかし
垣根「遅いな」
垣根は、いとも簡単に受け止めた
美琴「うそ、当麻の全力を・・・」
心理「さすがね・・・」
垣根「速さが足りないッ!!!」
上条(!!来る!!)
垣根がスマッシャーを振りかぶる
垣根「衝撃のぉぉぉぉぉぉ・・・」
垣根「ファーストブリッドォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!」
恐ろしい速度で打ち出されたパック
上条は、反応できなかった
垣根「しゃぁ!!もら・・・」
美琴「まだよ!!」
美琴が、やや力づくでパックを空中へ飛ばす
上条「え、これエアホッケー・・・」
美琴「エアとは何?空気、つまり三次元の空間・・・」
美琴「そこには、平面などという柵はない!!」
美琴「受けなさい!!これが・・・」
美琴「超電磁砲よ!!!!!!!!!!」
上条「」
心理(あぁ・・・御坂さんってたまにはじけるわよね)
音速を超えて打ち出されたパック
常人では、目視することすら不可能
常人では
だが
垣根「やるな」
彼は、常人ではなかった
いつの間にか、周りには人だかりができていた
垣根「甘いな、全然ダメだ」
垣根は、それを受け止める
垣根「・・・言わなかったか?お前の攻撃は直線的だ」
美琴「くっ・・・」
垣根「これで、御終いだ」
垣根が、心理定規の手からスマッシャーを受け取る
心理(え、なんで?)
垣根「御終いだ」
垣根が、両手を一気に振りかぶる
観衆からどよめきが上がる
上条「美琴、受け止めるぞ!!」
美琴「う、うん!!」
垣根「無理だな」
垣根が、パックを宙に浮かし
体を、高速回転させる
上条「まさか・・・」
美琴「あれは・・・」
垣根「瞬殺のぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!」
垣根「ファイナルブリッドォォォォォ!!!!!!!!!!!」
パックが、上条側のポケットへ落ちた
垣根「・・・なんか店員さんに怒られちゃったね」
上条「・・・二人とも反省してるか?」
美琴「と、当麻・・・怒ってる?」ウルウル
上条「い、いや・・・怒ってないですよ!?」
心理「垣根、反省した?」
垣根「お、起こってる?」ウルウル
心理「何がよ」
垣根「さて・・・で、次は?」
上条「うーん・・・そうだな・・・」
美琴「カフェ行かない?紅茶飲みたいな」
心理「あら、オシャレなのね」
垣根「ま、目的のないぶらり旅だしいいかな」
上条「じゃ、行きましょう」
上条「・・・やっぱ人が多いな」
上条たちの向かったカフェは、混雑していた
垣根「おいおい・・・こりゃ結構待つぜ?」
美琴「うわ・・・これはさすがにないわ・・・」
心理「どうするの?」
垣根「・・・ここはやめよう」
上条「残念だったな、美琴・・・」
美琴「仕方ないわよ」
垣根「じゃ、気を取り直して・・・」
上条「うん、ちょっと待とう」
垣根「なんだよ?」
美琴「・・・なんでこんなとこなの?」
垣根「いや、たまにはいいし・・・なかなか空いてるし」
心理「だからって・・・」
心理「大人のおもちゃ屋はないでしょ」
垣根「いや、な・・・上条と御坂は興味あるだろ?」
上条・美琴「ないから!!!」
垣根「・・・上条、お前は御坂の気持ちよさそうな顔は嫌いか?」
上条「う・・・嫌いじゃないけど・・・」
垣根「そこで、この電マ・・・」
美琴「死ねぇぇぇぇ!!!!!!!!」ビリビリ
垣根「ぎゃいーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
心理「さて・・・もう一度気を取り直して」
上条「・・・あのー・・・なぜにショッピングモールのお化け屋敷に?」
垣根「うるせぇ・・・俺にきくな」
垣根が不機嫌そうに言う
いや、上条も正直不機嫌だった
別にお化け屋敷が嫌いなわけではない
そこがイヤなのではなく
「ね、君達二人とも可愛いから安くしとくよ!」
美琴「え、ホント!?ありがとう!」
心理「優しい男性は素敵よ」
自分の恋人がちやほやされるのが、イヤなのだった
上条「・・・美琴!いいからさっさと入ろうぜ!」
美琴「ちょっと待って!安くしてもらえるらしいから!」
上条「・・・」
垣根「心理定規!他の男に媚売ってんじゃねーよ!」
心理「あら、いいじゃない別に」
垣根「・・・」
「どう?だから遊んでいってよ!」
美琴「うーん・・・でもちょっと怖そうよね・・・」
「なんなら俺がついていくから!」
心理「あら、エスコートしてくれるの?」
「もちろん!あ、でも彼氏さんがいるんだっけ?」
美琴「ゴメンね、私は彼氏と・・・」
上条「いえいえ、どうぞどうぞその男性と」ムスッ
美琴「す、拗ねないでよ当麻!」
上条「拗ねてないし」プイッ
心理「垣根、私達はどうする?」
垣根「ま、行ってやってもいいけどよ・・・」
心理「ありがと、愛してるわよ垣根」
垣根「うるせーな、早くいくぞ」
垣根が心理定規の腕を引っ張って先にお化け屋敷に入っていく
上条「・・・」
美琴「・・・怒ってる?」
上条「じゃ、キスしてくれたら許しましょう」
美琴「う、うん//」チュッ
上条「よし!じゃあ行きましょう!」
美琴「えへへ・・・//」
上条達も入っていった
「いや・・・しかし」
半蔵「バイトで人を呼び込まなきゃならないとはいえ・・・なんで俺があんな歯の浮くような台詞言わなきゃならないんだよ」
垣根「・・・お前、他の男にああいう甘えた声出すなよな」
心理「あら、ヤキモチ?」
クスクスと心理定規が笑う
いつもの垣根なら否定していただろう
だが
垣根「あぁ、ヤキモチだよ、悪いか?」
今日の垣根は少し違った
心理「・・・今日のあなた・・・素直ね」
垣根「・・・」
突然、垣根が心理定規を壁に押し付ける
乱暴にではなく、優しく
お化け屋敷の暗闇の中
二人だけがスポットライトを浴びる
心理「・・・なに?」
垣根「お前は俺のものなんだ」
垣根「だから、他の男にあんなこと言うな」
垣根「素敵だとか・・・言わないでくれ」
心理「・・・面と向かって言われると恥ずかしいわね」
垣根「心配するな、自覚はある」
垣根「でもよ・・・今のは本気だからな」
垣根「お前は俺だけの太陽なんだ、俺だけを照らしてくれよ」
垣根「俺の雲だけを晴らして、俺の未来だけを照らして」
垣根「俺の上だけで輝いてくれ」
心理「・・・分かってる、さっきはちょっと意地悪しただけだから」
垣根「あぁ、それも分かってる」
垣根が心理定規を放す
垣根「じゃ、行くか」
心理「・・・怖がってる振り・・・していいかしら?」
心理定規が垣根の腕にしがみつく
垣根「お、なら俺はお前を慰める振り、かな?」
心理「ふふふ・・・お願い」
二人はそのまま、お化け屋敷を進む
一方
美琴「・・・怖いよ・・・当麻ぁ・・・」ギュッ
上条「大丈夫!俺がいるから!」
こちらのカップルは、お化け屋敷を満喫していた
美琴「きゃっ!い、今なんか通った・・・」
上条「そうか?なんも通らなかったけど・・・」
美琴「・・・怖い」ギュッ
上条(む、胸が当たってますって美琴さん!)
美琴「当麻ぁ・・・」ウルウル
上条「ま、任せなさい!守ってあげますから!」
美琴「うん・・・」ギュッ
上条(あぁもう!この生き物はどんだけ可愛いんですか!?)
美琴「・・・当麻?」
上条「あ、はい」
美琴「・・・」
美琴が上条の顔を凝視する
暗闇でよく見えないが、赤くなっているのははっきり分かった
美琴「・・・変態」
上条「な!だって美琴みたいな可愛い彼女がですよ!?」
上条「自分を頼りにして抱き着いてきたら・・・」
上条「そりゃドキドキするんだって」ドキドキ
美琴「そ、そう・・・」カァッ
上条「はい・・・」
美琴の顔も真っ赤に染まる
美琴「まぁ・・・なら許してあげる」
上条「・・・美琴」
愛してる、と上条が続けようとしたとき
ヒチャリ、と美琴の首筋に冷たいものが触れた
美琴「・・・」
上条「ん?どうした、美・・・」
美琴「ふにゃぁぁぁぁぁぁ!!」
上条「ま、走るなぁぁぁぁぁ!!」
垣根「お、上条たちも出てきた・・・ってなんで走ってるんだ?」
美琴「で!出たのよ!お化けが!」
垣根「いや、お化け屋敷だから当たり前だろ」
心理「それもちょっとおかしいけどね・・・」
美琴「首筋に!冷たい手が!」アタフタ
垣根「あぁ・・・そりゃ取り憑かれたな」
美琴「」
上条「お、おい垣根!嘘言って驚かすな・・・」
垣根「嘘じゃないさ」
垣根が真剣に馬鹿なことを言う
垣根「知ってるか?なんで後追い自殺というものが多いかを」
垣根「死ぬ直前まで、思いが絡み合っていて・・・」
垣根「死んだ人間の霊が、残された人間にまだ抱き着いているかららしい」
垣根「その重みに堪えられず、残された人間も死を望んでしまう」
垣根「お前は、幽霊に首にしがみつかれた」
垣根「どうだ?まったく、なんも問題ないと言えるか?」
垣根「恐怖、不安・・・そんなものがまったくないと言えるか?」
美琴「と・・・当麻ぁ」ウルウル
上条「いや、冗談だから・・・」
垣根「なら、冗談だと思っとけ」
垣根「そして御坂がいなくなってから嘆くんだな」
垣根「なんで冗談だと思ったのか、と」
美琴「・・・私は・・・助からないの?」
垣根「いや、方法はある」
美琴「!なに、それは!?」
美琴が必死な顔で垣根に迫る
垣根「好きなヤツ・・・つまり、上条ととびっきり最高のキスをするのさ」
上条「」
心理(・・・騙されるの、これで?)
美琴「こ、ここで?」
垣根「すぐのほうがいい」
垣根「言ったろ、霊はお前にしがみついた・・・」
垣根「なら、それ以上にこの世に引き付けられればいいんだ」
垣根「お前をこの世に引き付けられるのは上条だけだろ?」
美琴「うん・・・」
垣根「はい、だからキスだよ」
上条「・・・いや、垣根・・・」
美琴「当麻」
美琴がいきなり、上条にキスをする
ディープだ
公衆の面前でディープだ
垣根(うわぁ・・・騙されてる)
心理(なんで騙されるのよ・・・)
上条(あぁ!美琴の舌が!なんかちょっと上条さんは理性がヤバいですよ!)
美琴(な、なんか・・・当麻に引き付けられる・・・)
垣根「・・・で、大丈夫そうか、御坂?」
美琴「うん、なんか幸せ・・・//」
上条「ま、周りの視線が痛い・・・」
心理「はぁ・・・で・・・次はどこにするの?」
垣根「そうだな・・・あれだ、あの橋・・・行かないか?」
上条「・・・あ、もしかして町外れの?」
垣根「なんだ、知ってるのか?」
美琴「私達の思い出の場所だもん」
心理「奇遇ね、私達もあそこに思い出があるのよ」
上条「なら、行きますか」
四人はショッピングモールを後にする
そして、町外れにある橋へ向かう
思い出の眠る場所へ
上条「・・・いつ来ても懐かしく感じるな・・・」
美琴「うん・・・当麻に助けてもらって・・・意識し出した場所だもん」
上条「俺も・・・思えばこの場所で美琴を助けてから、仲良くなったんだよな」
美琴「そうね・・・本当にあの時は嬉しかった・・・ありがとね、当麻」
上条「どういたしまして」
二人が強く手を握り合う
垣根「熱いねぇ、あの二人は」
心理「えぇ・・・本当に眩しいわ」
少し離れたところで、垣根と心理定規は苦笑していた
垣根「・・・ここはお前に助けてもらって、告白して・・・いろいろあったな」
心理「・・・綺麗な景色が見られるから、私は好きなのよ、ここ」
垣根「あぁ、綺麗な景色だ」
垣根が目を細める
垣根「お前が隣にいるから、綺麗な景色なんだよ」
垣根「風景は変わってしまう」
垣根「それは、美しくも醜くもなる」
垣根「心と同じさ、時が経てば必ず変わってしまい、同じ形を保つことはない」
垣根「・・・美しい風景には変わってほしいとは思わない」
心理「そうね・・・でも」
心理「変わってほしいと願わなければ・・・これ以上は美しくならないのよ?」
垣根「・・・」
心理「私はね、あなたと一緒ならもっとこの景色は美しくなると思うの」
心理「きっと・・・醜くなることなんてないわ」
心理「あなたに対する気持ちがある限り」
心理「世界は眩しいままだと思うの」
垣根「眩しいままだとなんも見えないだろ」
心理「あら・・・でも、あなたは見えるわよ?」
垣根「・・・光を求めるってことは、闇を知っているということなんだ」
垣根「闇を恐れるからこそ・・・自分が闇に溶け込むことを恐れるからこそ・・・」
垣根「俺は光を求めてしまう」
垣根「・・・時として、光がまぶしすぎて目が眩むのさ」
心理「あら・・・なら、目が眩みそうになったら」
心理「あなたの視界を私で埋め尽くしてあげるわ」
心理「あなたを抱きしめて、あなたを虜にして」
心理「そしたら光の眩しさなんて感じることもないでしょう?」
垣根「光がなけりゃお前の輪郭を見失っちまうんだけどな」
心理「あら、あなたなら光が無くても私を見つけだしてくれるでしょ?」
垣根「あぁ、だって」
垣根「お前は何よりも輝いているからな」
上条「・・・あの二人はなんかミステリアスだよな」
美琴「・・・うん、なんか映画みたい」
上条「でも俺達も負けてないか」ギュッ
美琴「えへへ・・・//」
上条「・・・そうだ、俺も行きたい場所あるんだけどいいか?」
垣根「あぁ、いいぜ」
心理「どこなの?」
上条「ちょっとな」
上条が笑う
垣根「・・・この公園はお前達の思い出の場所か?」
上条「あぁ・・・まぁいろいろあったんだよ」
美琴「ホント・・・当麻が帰ってきたときはびっくりしたわよ」
心理「あら・・・待ち続けたのね」
垣根「お前と同じだな」
心理「・・・そうね」
四人は公園のベンチに腰掛ける
上条「・・・俺さ、待たせ続けてたから・・・もう二度と美琴を一人にはしたくないんだ」
美琴「うん、私も一人はイヤよ」
上条「だから、ずっと一緒にいたい」
上条が美琴の手を握る
上条「この手が放れてしまっても・・・」
上条「心は放れないんだ」
上条「いつか、放れてしまうなんて考えたくない」
上条「いや、絶対に放さない」
上条「なんでかなんてわからない」
上条「でも、この手だけはもう放したくないんだ」
上条「時が過ぎれば愛は消えるなんていう幻想があるなら」
上条「そんなものはぶち殺す」
垣根「・・・かっけーなお前」
上条「そうか?俺は普通だよ」
美琴「ううん、カッコイイわよ」カァッ
心理「あら、御坂さん顔真っ赤よ」
美琴「そ、そんなことないわよ!!」
上条「ははは、真っ赤だ」
美琴「う、うるさい!!」
上条「・・・なんか、こういうのっていいよな」
上条が空を見上げる
何度も美琴と一緒に見上げた青空だ
上条「・・・なぁ、美琴」
美琴「うん、なに?」
上条「・・・ずっと、一緒にいような」
美琴「・・・当たり前でしょ」
垣根「・・・お前らってホントいいカップルだよな」
心理「えぇ、うらやましいくらいね」
上条「そうか?」
美琴「二人だってお似合いよ」
垣根「ま、それは自覚あるけどな」
心理「あら素敵」クスクス
垣根「さて・・・もう遅いし帰るか」
上条「あぁ・・・結構楽しかったよ」
心理「そうね、たまにはこういうのも悪くないわ」
美琴「またいつかやってみたいわね」
垣根「おうよ」
垣根「今度は、ペアを交換して」
三人「しません」
665 : ◆G2uuPnv9Q. - 2011/06/28 20:59:00.24 HoP1fWoT0 460/683というわけで結局最後はていとくんに落としてもらいました
二組のカップルに集中しちゃったから、今度の本編はみんな登場します
みんなで置き去りの保護施設のお手伝い、やりますw
その前にテっくん単発
単発ネタ
テクパトルの戦うお正月
テクパトル「はい、みんなー・・・おせち・・・って」
ミサカ一同「いけいけ!!」
19090「がんばれ松ちゃん!!とミサカは松ちゃんが笑いをこらえるように・・・あー!!」
20000「ケケケ!!笑ってるし、まぁ山ちゃんが笑わなきゃ・・・」
17600「いや、笑ってるし、とミサカはダメ出しをします」
10033「浜ちゃんは耐えました!!とミサカは喜んでみます!!」
テクパトル「・・・何やってるんだ?」
14510「いやね、笑ってはいけないのほうがいいんですよ、とミサカはテっくんに伝えます」
テクパトル「は?」
御坂妹「笑わなきゃいけないはあんまり好みではないんですよ、とミサカは補足します」
テクパトル「いや・・・俺にはわからないが・・・」
テクパトル「おせち、食うか?」
ミサカ一同「食べます!!」
19090「・・・美味しいです、とミサカは素直な感想を述べます!」
10033「テっくんは本当に料理上手ですよね、とミサカは褒め称えます!!」
20000「あー、うめー」
17600「うむ、星三つ、とミサカは評価してみます」
テクパトル「・・・いや、嬉しいが17600号と20000号、ひざは立てるな」
20000「あ、パンツ見えそうだから?」ニヤニヤ
テクパトル「黙れ」
17600「おいおい、パンツくらいでカリカリすんなよ、とミサカは」
テクパトル「違うから!!」
御坂妹「前はみんな下着姿で絡んだのに、とミサカはダメ押しをしてみます」
10033「そ、そういえば・・・」
19090「そ、それは不可抗力ですから・・・ってテっくん?」
テクパトル「・・・ちょっと首つってくる」
19090「ダメです!!」
テクパトル「・・・で、なんでみんな酔っ払ってるんだ?」
御坂妹「うへへー・・・とミサカは服を脱ぎながら・・・」スルスル
テクパトル「脱ぐな」
17600「はぁ・・・ミサカも酔ったフリをしながら服を・・・」
テクパトル「脱ぐな!!」
10033「テっくん・・・ミサカはどうですか・・・?とミサカは・・・」
テクパトル「19090号!!助けて・・・」
19090「テっくん・・・」トローン
テクパトル「」
テクパトル「あぁもう!!味付けで少し使っただけなのに!!」
テクパトル「なんで・・・」
20000「14510号、こう・・・そこに指を突っ込めば・・・」
14510「ほうほう・・・とミサカは早速実践しようと」
テクパトル「待てお前ら!!」
ミサカ一同「えー?」
テクパトル「・・・覚めたか?」
19090「お恥ずかしいところをお見せしました・・・とミサカは」
20000「え、恥部を見せちゃったの?」
14510「いえ、それは二人ならとっくの昔に、とミサカは冷やかしてみます」
10033「ちっ・・・」
テクパトル「・・・もうイヤだ」
17600「ま、正月だし楽しくやろうぜ、とミサカはワインを片手に・・・」
テクパトル「やめろ!飲むな・・・」
御坂妹「えへへー・・・テっくん・・・」
テクパトル「もうやだ!!なんでそんなにすぐ酔うんだよ!!」
ミサカ一同「テっくんー・・・」
テクパトル「不幸だーーーー!!!!!!」
単発終了
こんなお粗末になっちゃったww
やっぱテっくんもこのシリーズには不可欠ですね、今わかった
本編続き
上条「・・・置き去り・・・か」
美琴「どうしたの?当麻?」
上条「結構多いんだよな・・・たしか」
美琴「うん・・・ひどい親もいるわよね」
上条「なぁ、施設の手伝いに行かないか?」
美琴「あら、いいじゃない」
上条「愛を知らない子達に愛を教えてあげようぜ」
垣根「いいな、ボランティア」
エツァリ「えぇ、協力しますよ」
黒子「さすがお姉さまですの!!」
19090「ミサカも及ばずながら協力します!!とミサカは決意を固めます!!」
一方「ロリがいっぱい・・・」
番外「ダメだこれ」
上条「さて、現在バスで施設に向かっています」
美琴「あ、お届け物が」
心理(え、どうやって?)
皆さんお届けものです
上条インデックスをマッパにしたときの写真
垣根冷蔵庫
一方通行打ち止め成長日記
削板GガンダムDVD全巻
テクパトル白いウサギと原典
エツァリいつかの洗濯ばさみ
上条「・・・?」
美琴「・・・」
上条「・・・?俺こんなことしたのかな?」
美琴「あ、覚えてないのよね」
上条「あ、あぁ・・・でもゴメン」
美琴「右手のせいだし・・・仕方ないわよ」
垣根「ていとうこだ!!」
心理「なにこれ?」
垣根「ていとうこだよ」
心理「いや、だから・・・もういいわ」
一方「見ろよ、俺の娘なンだぜ」
番外「いや、違うでしょ」
一方「違わねェ」
削板「お、熱くなれるな!!」
黒子「わたくしも一緒に見ますの」
削板「いいぞ、もちろん!」
テクパトル「・・・」
19090「テっくん、これは?」
テクパトル「いや・・・なんでもない」
テクパトル「今の俺には必要ないさ」
エツァリ「・・・ショチトル、勘違いです」
ショチトル「・・・」
エツァリ「・・・本当です・・・」
ショチトル「これ・・・」
ショチトル「気持ち・・・いいのか?」
エツァリ「」
上条「さて・・・着きましたよ」
美琴「私と黒子は前にも着たわよね」
黒子「そうでしたわね・・・あら」
「あ、お姉ちゃん!!」
「常盤台のお姉ちゃんだ!!」
美琴「みんな久しぶりねー!」
一方(ロリィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!)
「お姉ちゃん、この人たち誰?」
垣根「お兄ちゃん達も今日一日遊ぶのさ」
「ホント!?」
エツァリ「えぇ、よろしくお願いしますね」ニコ
上条「みんなよろしく」ニコ
テクパトル「お手柔らかにな」ニコ
ロリ一同(ぱねぇ、イケメンばっかだ)
心理「僕達、よろしくね」
ショチトル「みんな元気そうだな」
番外「ぎゃはは!!ミサカも楽しくなってくるよ!!」
黒子「番外個体さんは落ち着いてくださいな」
19090「ミサカもみんなと仲良くしますよ、とミサカは微笑みます」
美琴「じゃ、遊びましょう!!」
ショタ一同(やべぇ、可愛いのばっか)
園長「あらあら、みなさん・・・今日はありがとうございます」
上条「いえいえ」
園長「今日はもう一人、他のお方も手伝いに来てくれているんですよ」
美琴「あら、どんな人なんですか?」
園長「えっと・・・あ、あちらに」
結標「ほらみんな走ったら危ないわよー」
エツァリ「」
一方「」
黒子「」
美琴「」
結標「はぁ・・・でもそうやって無邪気な姿が・・・ん?」
エツァリ「」
一方「」
黒子「」
美琴「」
結標「」
垣根(あいつ・・・結標淡希だな)
心理(何してるのかしら)
結標「・・・まさか、あなたたちもボランティア?」
美琴「アンタ・・・あのときの・・・」
一方「よォ・・・ショタコンさンよォ」
結標「あら、ロリコンには言われたくはないわ」
一方「へェ・・・」
結標「ふーん・・・」
垣根「そこまでだ変態共」
心理(言うわね)
結標「あら、変態?」
結標「ならきくけど、あなたは昔から今のまま大人だったの?」
垣根「え、あ、いや・・・」
結標「若い頃に愛情は与えられなかったの?」
結標「なんで、若い子には愛を与えたらダメなの?」
結標「愛している、それは大人だけの言葉なの?」
結標「大人が子供に言ってはいけないの?」
結標「愛、それは包む心なのよ?」
結標「守る心なのよ?」
結標「では、一番守られるべき存在は?」
結標「わかるわよね、一方通行?」
一方「あァ」
結標「ショタと」
一方「ロリだ」
結標「守るべき存在」
一方「守られるべき存在」
結標「ショタコンだ、と笑われようと」
一方「ロリコンだ、と罵られようと」
結標「私は守る」
一方「俺は包む」
結標・一方「そこにみんながいる限り」
一方「誰もが昔は子供だった」
結標「誰もがそれを忘れてる」
一方「過去を忘れて未来を求め」
結標「世界の時は進むばかり」
一方「運命の短針」
結標「罪の長針」
結標・一方「取り残された、可能性の秒針」
一方「何が未来だ、将来だ」
結標「そこに可能性は眠っているのに」
一方「俺らが無くした大切な」
結標「何かを彼らは持ってるの」
一方「目を逸らすなよ、前を見ろ」
結標「輝き放つ彼らこそ」
結標・一方「光だ正義だ神様だ」
結標・一方「それを守って何が悪い」
垣根「・・・なんか、開き直ってるヤツらは無視しようか」
「ねぇ、イケメンのお兄ちゃん!!」
垣根「ん、俺か?」
「私と遊んで!!」
垣根「ははは、ご指名か、いいぜ」
心理「・・・じゃ、私もね」
「・・・ちっ」
心理(ロリには負けないわよ)
上条「ほら、みんなも遊ぶぞ」ギュッ
(だ、抱きしめられた・・・//)
美琴「・・・当麻、抱きしめたらダメ」
上条「ん、ヤキモチか?」
美琴「わ、悪い?」
(と、常盤台のお姉ちゃんがヤキモチ・・・)
(ゴクリ)
エツァリ「はい、みなさんは仲良くブロックで遊びましょうね」
「ねぇ、お兄さん・・・可愛い顔してるね」
エツァリ「おや、ありがとうございます」
「一緒に遊ばない?」
ショチトル「・・・私もな」
「えー」
ショチトル「私もな」ニコ
「は、はい」ガクブル
エツァリ(怖いです、ショチトル)
テクパトル「・・・なぁ、美月」
19090「はい・・・」
「ねぇねぇ、二人は夫婦なの?」
「結婚してるの?」
テクパトル「い、いや・・・恋人だけど・・・」
「ふーん・・・同棲してるの?」
19090「そ、そんなことを子供が言ったらいけませんよ、と美月は・・・」
「お姉さん照れてるー!!」
19090「!!」カァッ
一方「はァ・・・かァわいいなァ・・・」
番外「ねぇ、鼻の下と顎の位置が逆転してる」
「ねぇ、ビジュアルお兄ちゃん!!」
一方「おォ!!なンだ!?」
「あっちの・・・浅黒いお兄ちゃんって、カッコイイよね?」
一方「」
一方「恋をした瞬間、可能性をなくした瞬間」
一方「お前はロリじゃなくなった」
番外(なにそれ)
削板「ほらほら、男なら仮面ライダーだ!!」
「僕クウガ!!」
「俺はアギトな!!」
削板「な、懐かしい・・・」ウルウル
黒子「わたくしはよく分かりませんの」
黒子「ただ、ガオレンジャーの狼鬼の当時のかっこよさは異常でしたの・・・」
「常盤台のお姉ちゃんわかってるー!!」
黒子「ですの!」
結標「でね・・・これが、女の子の胸よ・・・」スルスル
ショタ一同「ゴクッ・・・」
垣根「だが」
垣根「俺はメルヘンじゃねぇことはさせない」
結標「な、邪魔しないでよ!!これから・・・」
垣根「ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
垣根「上条、手伝え!!」
上条「おう!!お姉さん、そういうことは・・・」
結標「ちょっと待って、今なんて?」
上条「え?だから、お姉さんはそういうこと・・・」
結標「ワンモアセッ」
上条「?お姉さん・・・」
結標「リピート」
上条「お姉さん」
結標「・・・いいわね、あなた」
上条「」
質問コーナー
垣根「お、質問か」
皆さんに質問です
僕は最近スレを立てたんですがなかなかネタが出ません。
どうしたらいいですか?
ちなみにスレのタイトルは、上条「アナグラ…?」です
垣根「宣伝乙」
上条「言うな」
美琴「クロス系は難しいわよ、両方の作品のいいところだけを合わせないと叩かれるし」
さだのり「ま、オ○ニーでもいいから諦めず書くんだな、>>1だって批判は受けたさ」
エツァリ(誰ですか)
本編続き
上条「・・・なんか疲れた」
美琴「当麻、この子達がおままごとしたいって」
「常盤台のお姉ちゃんとお兄ちゃんが夫婦役で、私は娘役!」
「俺は息子役!」
「私はお兄ちゃんの浮気相手役!」
上条「い、いや・・・最後のはどうかと」
「リアリティーを出すためなの!」
「最近はそういう役が人気なんだぜー!?」
上条「う、そうなのか?」
美琴「まぁいいけど・・・そのかわり、本気で演技やるからね!」
「うん!」
垣根「お、あいつらままごとやるらしいな」
心理「みんなも見てましょうねー」
「今だ!お姉ちゃんの胸にダイブ・・・」
ガシッ
垣根「見てような、坊や」
「は、はい」ガクブル
エツァリ「ショチトル、そこのブロックを持ってきてあげて下さい」
ショチトル「はい、エツァリ」
「共同作業だー!」
「夫婦だー!」
エツァリ「あはは、そんな簡単には夫婦には・・・どうしました、ショチトル?」
ショチトル「ふ、夫婦・・・//」
エツァリ「もしかして照れてるのですか?」
ショチトル「バ・・・貴様みたいな腐れチ○コになぜそんな感情を抱かないといけないんだ、身分を弁えろ下衆が!」
エツァリ「」
「ツンデレだー!」
ショチトル「//」
エツァリ「」
削板「ほらほら!怪人ソギータが仮面ライダーを狙ってるぞ!」
「待てぃ!現れたのはクウガ!アルティメットフォームだ!」
削板「く・・・怪人クロコダイル、助太刀を・・・」
黒子「・・・あなたは使えませんのね、ソギータ」
削板「う、裏切るのか!?」
黒子「あら、当然ですの」
テクパトル「はい、鶴が折れたぞ」
「わー!お兄ちゃんすごい!」
テクパトル「ははは、覚えれば簡単・・・って美月?」
19090「できません・・・と美月は首を捻ります」
テクパトル「あぁ・・・そこは、こう」
テクパトルが19090号の手を取りながら教える
「ワーオ」
「お兄ちゃん大胆だね」
なんのことやらわからない、といった感じでテクパトルは首を捻る
テクパトル「?で、ここをこう折って・・・」
19090「は、はい!と美月は顔を赤くしながら・・・」
「お姉ちゃん照れてるー!!」
19090「て、照れ・・・」
テクパトル「ははは、いいなこういうのも」
まるで、二人に子供が出来たようだ
一方「ロリ・・・はァ、可愛いなァ」
番外「・・・ねぇ、ミサカとどっちが可愛い?」
一方「お前」
番外「//」
「あ、お姉ちゃん顔真っ赤!」
「照れてるなー!」
番外「う、うるさいな!」
「あー!怒ったー!」
「逃げろー!」
番外「待てー!」
番外個体が子供達と鬼ごっこを始める
結標「あなたもすっかり変わったのね」
一方「あァ?お前もボランティアなんざ・・・ってショタコンだったな」
結標「・・・うるさいわよロリコン」
一方「正義のロリコンですゥ」
結標「あら、なら私は正義のショタコンよ」
一方「ショタコンは悪ですゥ」
結標「な・・・正義よ、悪なんてありえない、ショタは正義、ショタコンも正義なのよ!」
一方「はァ?悪としか言えねェし」
結標「くーっ!」
番外「・・・へぇ、ずいぶんと仲良さそうなんだね、二人は」
一方「どォやったらそォ見えるんだよ」
結標「ホント、私はショタにしか興味ないから」
番外「いや、それはそれで危ないと思うよ」
上琴さんたちのおままごと
浮気はダメ、ぜったい
上条「ただいま、美琴」
美琴「おかえり、当麻」
「パパ、おかえり!」
上条「お、ただいまー」
「お腹減ったー!」
美琴「はいはい、今すぐご飯・・・」
ピンポーン
上条「!?お、俺が出るよ・・・美琴は食事作らないといけないだろ?」
美琴「?うん、よろしく・・・」
上条「・・・なんで今来たんだよ・・・」
「あら、何か悪かったかしら?」
上条「お前な・・・俺はバレたらヤバいんだから」
「何よ、私は遊びなの?」
上条「ほ、本気だけどさ・・・ただ」
上条「美琴にバレたら・・・」
美琴「私にバレたら・・・何?」
上条「み、美琴!?」
美琴「ねぇ、誰よその女!?」
「あらあら、見つかっちゃった」
上条「ち、違う!俺はこんな女知らない・・・」
「知らない?よく言うわよ」
「あなたの感じやすいとこまで、私は言えるのに」
上条「な・・・」
美琴「・・・へぇ、浮気・・・なるほどね」
上条「ち、違う・・・」
美琴「今に及んで言い訳?見苦しいわよ」
「奥さん怒ってるじゃない・・・優しく抱きしめてキスでもしてあげたら?」
「あなたはそうやっていつも私を慰めてくれるじゃない」
上条「お前・・・!」
美琴「・・・」
そんな三人の演技を垣根達は見守る
垣根「すげぇ・・・なんというドロドロ」
心理「おままごと・・・よね?」
「昼ドラみたい」
「マジ浮気相手ビッチ」
「すごい演技力ですねー」
上条「な、なぁ美琴・・・違うんだ、俺はお前だけを・・・」
美琴「もう話し掛けないで、吐き気がするわ」
上条「お前・・・」
「クスクス・・・いいじゃない、さっさと別れれば?私と毎晩過ごすほうが幸せでしょ?」
「そんな不細工な女、捨てなさいよ」
上条「・・・美琴をバカにするなよ」
「あら、浮気をしたあなたにそんなことを言う資格があるのかしら?」
美琴「・・・さっさとその女と消えて」
上条「・・・そのほうが、お前は幸せなのか?」
美琴「当たり前でしょ、アンタみたいな男の顔、見たくもないわよ」
上条「・・・分かった」
上条「じゃ・・・元気でな、美琴」
垣根「ままごとならではの急展開・・・しかし、妙なリアリティー・・・」
心理「これ、おかしいわよね?」
「すげー、続きが気になる!」
「早く続き!!」
心理「・・・おかしい・・・わよね?」
上条「・・・」
「・・・さっきから振り返ってばかりね」
上条「いや、気にしないでくれ」
「私が幸せにしてあげるわよ」
上条「・・・」
上条「・・・なぁ、やっぱり俺は家にいたい」
「・・・なんのつもりよ?」
上条「別に・・・ただ、お前よりも美琴といたい、それだけさ」
「・・・浮気をした最低な男のくせに」
上条「分かってる、だから俺は一度美琴に頭を下げなきゃならない」
上条「さっきは・・・そこまで真剣に謝らなかったから」
上条「あいつに唾でも吐きかけられにいくよ」
「・・・勝手にしなさい」
美琴「・・・当麻・・・」
美琴「信じてたのに・・・出てけ、って言っても・・・私を選んでくれるって信じてたのに・・・」
「ママ、元気出して?」
美琴「・・・うん、ゴメンね・・・」
美琴「・・・」
上条「美琴!」
美琴「!い、いまさら何のつもり・・・」
上条「すまなかった」
上条「唾を吐きかけられても文句はない」
上条「殴られたって、無視されたって・・・構わない」
上条「ただ・・・一度謝りたかった」
上条「許されるためにじゃない、お前に罵倒されるために」
上条「じゃなきゃ・・・お前に申し訳ない」
美琴「・・・顔、上げて」
上条「・・・」
美琴「私はね、浮気を許せるほどバカじゃないの」
美琴「これからずっと、浮気されてないか、疑いながら生きていかなきゃいけないのよ?」
美琴「どう責任取るっていうの?」
上条「・・・俺が、もう裏切らないって誓えばいいか?」
美琴「・・・いまさらやり直したいなんて甘いわよ」
上条「分かってる」
上条「でも・・・」
垣根「お、これは仲直り・・・」
「そこまでよ」
上条「!お前!」
心理「あら、面倒になったわね」
「ドロドロだー!」
上条「お前・・・ナイフなんか持ってきてどうするつもりだ!?」
「その女がいるからあなたは私を見てくれないんでしょ?」
上条「まさか!」
「死んでもらうわ、そんな女」
美琴「!みんな逃げて!」
「死ね!」
上条「させるか!」
美琴「・・・え?」
垣根(なんだこのマジな感じ)
心理(意外とノリノリね)
「な・・・なんであなた・・・」
上条「い・・・言った・・・ろ・・・」
上条「お前・・・よりも、美琴を・・・」
美琴「当麻!当麻!」
上条「あぁ・・・まだ俺を名前で呼んでくれるのか・・・」
美琴「いや、死なないで!私を・・・一人にしないで!」
上条「・・・美琴・・・」
上条「ゴメンな・・・美琴・・・」
美琴「当麻ぁぁぁぁぁ!」
上条「・・・こんな感じかな?」
「うん、完璧!」
「二人とも俳優みたいだったぜ!」
美琴「まぁ、結構熱が入ったわね」
上条「たしかにな」ハハハ
垣根「・・・なんか、ドロドロしすぎてたな」
心理「もっと微笑ましくできなかったのかしら」
「大人ってすげー」
「私もいつかあんな恋愛するんだもん!!」
垣根「いや、浮気はダメだからな」
心理「えぇ・・・そうね」
エツァリ「・・・ショチトル、ブロックを」
ショチトル「はい」
エツァリ「ブロック」
ショチトル「はい」
エツァリ「マット」
ショチトル「はい」
エツァリ「小さなブロック」
ショチトル「はい」
エツァリ「汗」
ショチトル「はい」
エツァリ「愛」
ショチトル「//」チュッ
「お姉ちゃん達ラブラブだー!」
「キスしてるー!」
エツァリ「ははは、君達もいつか大切な人が出来ますよ」
エツァリ「そしてら、精一杯守ってあげてください」ニコ
「カッコイイ!!」
「うん!」
一方「そこに、桃太郎が現れました」
一方「桃太郎は侍でした」
一方「もう、刀を抜かないと決めた侍でした」
「・・・」ゴクリ
番外「ね、ねぇ、早く続き・・・」
一方「桃太郎は最後まで刀を抜きませンでした」
一方「抜きませンでした」
一方「周りの仲間はとっくに逝ってしまった、でも抜きませンでした」
一方「しだいに、相手はいらついてきました」
一方「早く抜け、そう言われても、桃太郎は抜きませン」
一方「相手が怒りに我を忘れ、飛び掛かったその時」
一方「一瞬で、桃太郎は抜きました」
一方「早く、強く、太くて固い、黒光りする自分の名刀を」
番外「・・・すげぇ」
「カッコイイ・・・」
一方「桃太郎のわずかな動作が終わる頃には、相手は逝っていました」
一方「キビ団子もあったせいか、すぐに逝かせてしまいました」
一方「犬、キジ、猿・・・三匹の可愛いペットには、ご褒美をあげました」
一方「こうして、桃太郎はまた一つ、自分の刀で相手を逝かせてしまいました」
一方「おしまい」
番外「カッコイイね、桃太郎!」
「最高だな!」
結標(・・・下ネタ・・・よね?)
「ねぇ、桃太郎はどうなったの?」
一方「自分の名刀を抜いても・・・空しくなるだけと気づいたのさァ」
一方「残されたのは、倦怠感と罪悪感だけ」
「かっけー」
結標(下ネタよね?)
テクパトル「・・・美月、ちょっといいか?」
19090「はい、と美月は返事をします」
テクパトル「この子がトイレに行きたいらしくてな、女子トイレには俺はいけないから・・・いいか?」
19090「もちろんです、と美月は笑顔で答えます」
テクパトル「じゃ、美月と一緒に行ってきてな」
「はーい!」
「なぁ、お兄ちゃんってあのお姉ちゃんのこと好きなんだろ?」
テクパトル「ん?あぁ、大好きだぞ」
「じゃあさ、やっぱりキスとかするの?」
テクパトル「・・・そういうのはまだ子供には早い」
テクパトルが呆れたように言う
テクパトル(最近の子供は進んでるな・・・)
「えー・・・いいじゃんかケチ」
テクパトル「いつか分かるさ」
「なんだよそれ・・・」
テクパトル「ま、大人になるのを待つんだな」
「ちぇー」
黒子「なかなかに楽しいヒーローごっこでしたの」
削板「いやぁ、みんな元気だな!」
「お兄ちゃんも強かったぜ!」
「すごかったよな!」
削板「ははは!またあとでやろうな!」
「うん!」
黒子(こういうのもたまにはいいですの)
上条「あ、そうだ・・・ケーキ作らないか?」
美琴「ケーキ?」
上条「あぁ、みんな食べたいだろ?」
「うん!」
「食べたい!」
美琴「いいけど、材料は?」
上条「大丈夫大丈夫、垣根!」
垣根「なんだよ上条」
上条「ケーキの材料買ってきてくれないか?」
垣根「はぁ?なんで俺が・・・」
上条「出来るかぎり早く買ってきてほしくてさ・・・でも、まぁいいや」
上条「垣根はそんなに早くないもんな」
垣根「ほぅ・・・挑発してるつもりか、上条?」
上条「さぁ?ただ、買ってきてもらえたらお前の速さを認めてやるよ」
垣根「オーケー・・・買ってきてやる」
垣根が翼を広げる
「すげー!」
「天使だ!」
垣根「受けろよ!!俺の速さを!!!!」
垣根「衝撃のぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」
垣根「ファーストブリッドォォォォォォォォォ!!!」
垣根の姿が消える
あまりにも早過ぎて肉眼では追いきれなかったのだ
上条「材料は大丈夫だから・・・何人か人員を集めるか」
美琴「テクパトルと19090号がいればたぶん大丈夫よ」
美琴が二人に頼み込み、すぐに調理室へ向かう
上条「垣根も材料買ってきてくれたし・・・」
テクパトル「早速作るか」
19090「ショートケーキとチョコケーキの二種類ですね、とミサカは確認を取ります」
美琴「うん、簡単に出来るからちゃっちゃと終わらせちゃいましょう」
上条「よーし!張り切って作るぞ!」
四人が調理を始める
生地を作り、焼き上げ、クリームを塗り・・・
上条「うーん・・・盛り付けが難しいな」
美琴「もっと可愛く・・・私がやるわ」
テクパトル「上条・・・お前、飾り付けとか苦手なんだな」
上条「う・・・」
19090「がさつなんですね、とミサカはダメ出しします」
上条「不幸だ・・・」
上条「よし、できた!!」
美琴「みんな呼んできて、当麻」
上条「了解!!」
上条「みんなー!!できたぞー!!」
「やったー!!」
エツァリ「では、行きましょう」
結標「さ、僕も一緒に」ニコ
ショタ(やべぇ、ぱねぇっすあわきんさん)
上条「みんな揃ったか?」
黒子「大丈夫ですの!!」
削板「いつでもいいぜ!!」
一方「早く食わせろってロリが言ってるぜェ」
番外「なにそれ」
ショチトル「おいしそうだな」ワクワク
エツァリ「食いしん坊ですね」ハハハ
上条「じゃ、垣根よろしく!!」
垣根「おうともよ!!」
垣根「しわとしわを合わせて!!」
一同「幸せ!!」
垣根「寄せて上げても!!」
一同「Bカップ!!」
美琴(う・・・)
垣根「世界の果てには!!」
一同「夢がある!!」
垣根「五人合わせて!!」
一同「ゴレンジャイ!!」
垣根「いただきます!!!」
一同「いただきます!!!!!!!!!!!!!!」
垣根「美味い!!」
心理「あら、ホント」
上条「美琴、あーん♪」
美琴「あーん♪」
「常盤台のお姉ちゃん達ラブラブだー!!」
「ラブラブー!!」
美琴「な、なによ!!」カァッ
テクパトル「はい、みんな汚さないようになー」
「はーい!」
19090(テっくん、お父さんっぽいです・・・と美月は将来を想像して・・・ふにゃぁぁぁぁぁ・・・)
エツァリ「みなさん、美味しいですか?」
「うん!!」
ショチトル「それはよかった」
黒子「あまり急いで食べたらダメですのよー!」
削板「ゆっくりな!!」
「はーい!!」
上条「みんな楽しそうだな・・・」
美琴「うん、よかった」
「ねぇ、お姉ちゃん!!」
美琴「ん、何?」
「これからみんなでお出かけするんだけど、お姉ちゃん達も来るの?」
上条「お出かけ?」
園長「えぇ、近くの大きな公園に遊びに」
垣根「いいじゃん、行こうぜ」
一方「・・・運動かよォ・・・」
上条「・・・ここか」
美琴「へぇ、広い・・・知らなかったわこの公園」
園長「最近できたんですよ」
垣根「まるで俺の心のようだ」
心理「黙ってて」
垣根「まるでスターウォーズのヨーダ」
エツァリ「イヤですから、それ」
上条「じゃ、鬼ごっこだな!!」
垣根「俺と上条が鬼だ、みんな逃げろーー!!」
「わー!!!!」
垣根「上条、本気でいくぞ」
上条「え、いいのか?」
垣根「当たり前だ」
垣根「アイツらの中に、さっき心理定規と御坂の胸を揉んだヤツがいる」
上条「オーケー、全力な」
垣根(ウソなんだけどね)
上条「待てーー!!」
エツァリ「な、なんで自分から!!」
上条「美琴の胸を揉みそうなのはお前だからな!!!」
エツァリ「ぬ、濡れ衣です!!」
上条「な・・・濡れたって何してんだてめぇ!!!!!!!!」
エツァリ「違いますから!!」
垣根「待て待てー!!」
「あはは!!お兄ちゃん遅いぞ!!」
心理「手加減なんてらしくな・・・」
垣根「遅い?」
垣根「へぇ、俺を遅いと言うか」
「あれ、なんか構えてる」
ショチトル「みんな、逃げたほうがいいぞ」
19090「さ、こっちに・・・とミサカは他の子を誘導します」
テクパトル「あーあ・・・アイツやる気だぞ」
削板「ははは!!受け止めてやる!!」
垣根「止める!?」
垣根「ははは!!俺を止められるか!?お前ごときに!!」
垣根「いいぜ、速さが足りないな・・・」
垣根「受けろよ!!俺の速さを!!」
垣根「瞬殺のぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」
黒子「みなさん、逃げてくださいまし!!」
削板「背を向けるには過去にだけだ!!」
テクパトル「お前らは逃げとけ!!」
19090「テ、テっくん!!!」
垣根「ファイナルブリッドォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!」
テクパトル「意地があんだろ!!」
削板「男の子にはぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」
垣根「うひゃひゃひゃ!!!止められるならやってみろ!!」
垣根「未元物質、発生注意報!!」
テクパトル「原典の力はないが・・・まだ、トラ(ryの槍がある!!」
削板「すごいパーンチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
垣根「はい、二人ゲット」
テクパトル「く・・・」
削板「効かないなんて・・・」
上条「美琴捕まえた♪」
美琴「にゃっ!」
上条「さて・・・次は」
一方「ほら、俺の後ろに隠れてろォ」
ロリ一同「うん、お兄ちゃん!!」
一方(やべェ、俺が鬼になりそうだ)
上条「アイツだな」
番外「あ、一方通行!!上条が来た!!」
一方「はァ!?今どこ・・・」
上条「捕まえた!」
一方「」
番外「あーあ、ミサカも捕まっちゃった」
一方「お前もっと早く言えよ!!」
番外「う・・・」グスン
一方「いや、泣かれても困るンですけどォ」
上条「さて・・・白井は強敵か」
美琴「えぇ・・・でも、こっちには垣根がいるわ」
上条「あ、そうか」
垣根「見つけたぜ白井・・・」
黒子「か、垣根さんがきましたの!!」
「に、逃げろー!!」
黒子「空間移動で・・・」
垣根「だが」
垣根「俺の未元物資に常識は通用しねぇ」キュピーン
黒子「ベクトルをめちゃくちゃにしないでくださいな!!」
垣根「鬼ごっこで能力を使うとは卑怯だぜ」
黒子「垣根さんこそ・・・」
垣根「制裁だ、それと」
黒子「やっ!!な、なにを・・・」
垣根「ちょっとベクトルをいやらしい動きに乱しといた」
黒子「んっ・・・や、やめてくださいな!!」
垣根「言っただろ、制裁だ」
黒子「」
エツァリ「・・・地味だから見つかってませんね」
ショチトル「なぁ、悲しくないかそれ?」
19090「テっくん・・・捕まってしまいました、とミサカは嘆きます」
心理「・・・なんで大人数で固まってるのよ・・・はぁ」
エツァリ「しっ、上条さんが・・・」
上条「みんなどこだよ・・・」
美琴「なんで私も鬼の手伝いなの?」
上条「一緒にいたいから」
美琴「//」
上条「あ、あれは・・・」
エツァリ(見つかった!?)
ショチトル(地味なはずなのに!!)
心理(だから大人数は・・・)
19090(美月は息を殺します!!)
上条「・・・白井、何やってんだ?」
黒子「はぁっ・・・か、上条さんとお姉さま・・・」
心理(よかった、白井さんを見つけただけみたいね)
上条「・・・なんか苦しそうだけど大丈夫か?」
上条が黒子の肩をポン、と叩く
黒子「!!治りましたの!!」
美琴「?何が?」
黒子「ま、まぁまぁ・・・それより、そこの茂みに」
黒子「みなさん隠れてますの」
19090(チクりですか!?と美月は早くも逃げ出します!!)
心理(おさらばね、こんな場所)
上条「ここか?」
茂みを上条が覗く
エツァリ「あ、ショ、ショチトル!!逃げましょ・・・っていない!?」
ショチトル「エツァリ、お前は犠牲になったのだーー!!!」
エツァリ「先に逃げたんですか!!なんで教えてくれなかったんです・・・」
上条「捕まえた」
エツァリ「う・・・」
垣根「あひゃひゃ!!捕まえたぜ19090号!!」
19090「に、逃げた先にいるとは不幸です・・・とミサカは肩を落とします」
テクパトル「まぁ、ここまで残ってただけすごいさ」
上条「あとはショチトルと心理さんか」
美琴「二手に分かれましょう」
心理(・・・来たわね、上条君と御坂さん・・・)
上条「・・・美琴、どうだ?」
美琴「!!レーダーにひっかかったわ!!そこの木陰!!」
心理(!!そんなこともできたの!?)
心理定規が走る
上条「いた!!待てー!!」
心理「あら、鬼ごっことはいえ簡単には他の男には捕まらないわ・・・」
垣根「なら、俺には捕まるんだな」
心理「え?」
上条「え?」
美琴「え?」
心理「ふ、二手に分かれるってさっき・・・」
垣根「俺がお前を逃がすわけないだろ?」
心理「そ、それどういう意味よ・・・」
上条(あ、照れてる)
美琴「垣根・・・二手に分かれろって言ったでしょ?」
垣根「了解とは言ってなかったろ」
上条「はぁ・・・ま、あとはショチトルだけか」
ショチトル「・・・誰も来ないな」
ショチトル「ヒマだから一人じゃんけんでもしよう」
ショチトル「右手の勝ちー」
ショチトル「右手の勝ちー」
ショチトル「右手の勝ちー」
ショチトル「右手って強いな」
上条「あ、ショチトル捕まえた」
ショチトル「」
テクパトル「全員か・・・速かったな」
「お兄ちゃんたち、今度は何するの?」
一方「ロリと遊ぶ・・・」
美琴「じゃ、だるまさんがころんだしよっか?」
「するー!!」
結標「・・・私もあの中に入りたいわ」
結標「入りたいんだけど・・・なんか垣根とかいうヤツに縛られたのよ」
結標「お前は子供と一緒に居るなって」
上条「じゃ、行くぞー!!」
上条「だるまさんがー転んだ!!」
垣根「だが、俺には常識が通用しねぇ」
上条「垣根アウトな、あとショチトルも動いてる」
ショチトル「バカな・・・」
垣根「」
上条「だるまさんがー・・・転んだ!!」
番外「うわっ!」
19090「このタイミングですか!?」
「きゃっ!!」
一方「ロリは俺が守る!!」
上条「・・・アウトな」
一方「はァ?」
一方「はァ?」
上条「アウトな」
一方「ロリのためなら本望だ」
上条「だるまさんが転んだ!!」
削板「男は急には止まれない!!」
テクパトル「削板俺の上に覆いかぶさるなぁぁぁぁぁぁ!!!」
黒子「ですのぉぉぉぉぉぉ!!!」
心理「私の上にも来ないでよ・・・重い・・・」
「ちっ、もう飽きたぜ」
上条「アウト・・・飽きたって・・・」
上条「だるまさんが・・・転んだ!!」
エツァリ「しま・・・」
美琴「ちょっとエツァリさん!!上に覆いかぶさらないで・・・」
上条「俺の美琴に手出すんじゃねぇ!!!!!!!」ソゲブ!!
エツァリ「ぐはっ!!」
美琴「お、俺のって・・・//」
上条「さて・・・そろそろ帰らないとな」
美琴「そうね・・・」
上条「じゃあな、みんな・・・園長先生についていってちゃんと帰るんだぞ!」
「はーい!!」
美琴「また来るからね!!」
「バイバイ、お姉ちゃん!!」
垣根「いいな、こういうのも」
心理「えぇ、またしましょうね」
結標「・・・あれ、私は?」
結標「・・・私、縛られたままなんだけど」
結標「能力で抜け出そうかしら」
結標「・・・縛られてるのよね」
結標「ショ、ショタが襲ってきたりしないかな?」ハァハァ
置き去り編終了
なんかグダグダにww
このあと女子会、男子会
女子も買い物じゃなくて彼氏自慢にしますw
単発ネタ 男子の集い
単発?
男子達の集い
上条「・・・ということで、自分の彼女を自慢しようぜ」
垣根「いや、どういうことでだよ」
上条「・・・言わないでくれ」
テクパトル「今一度愛を確認するため、か」
エツァリ「たしかに一理ありますね」
削板「客観的に見直せるからな!!」
一方「めンどくせェ」
上条「まずは誰からだ?」
一方「じゃ、俺からだァ」
垣根「お前か・・・魅力はどこだ?」
一方「そォだな」
一方「全部だ」
エツァリ(言い切りましたね・・・)
削板(それほど好きなんだな!!)
テクパトル「たとえばどんなところだ?」
一方「まず、アイツは優しい」
上条「?いつもキツイ口調だよな?」
一方「あァ、でもそンな口調とは裏腹に優しいンだよ」
一方「ギャップがまずはいい」
一方「こう、ツンデレみたいなもンだ」
上条「なるほど・・・」
一方「わかるだろ?」
テクパトル「まぁ、なんとなくは」
一方「次に、アイツは綺麗だ」
上条「まぁ、美琴のDNAだしな」
一方「ちっ」
上条「」
一方「こう、セクシーなンだよ、あふれ出す色気みたいな」
垣根「ほぅ、セッ○スアピールが上手いってことか」
一方「いつもグイグイ押してくるンだよ」
エツァリ「では、Sということですか・・・」
一方「いや」
削板「は?」
一方「アイツ、あァ見えてMなンだよ」
上条「・・・マジ?」
一方「俺がアピールに強く返したら・・・」
一方「急にあたふたするンだぜェ?」
テクパトル「そうなのか?意外だな」
垣根「お前が怖いんだろ」
一方「黙れ」
一方「最後に・・・アイツは俺を愛してくれてる」
一方「俺みたいなクソッタレを愛してくれてるンだ」
一方「俺はな、アイツだけを愛する」
一方「それだけは守ってみせるンだよ」
垣根「・・・かっけーな、お前も」
一方「そォか?」
エツァリ「えぇ、とても」
上条「次は?」
削板「俺だ!!」
上条「お、いいぜ」
削板「まず!!白井は、真面目だ!!」
上条「え?」
テクパトル「え?」
垣根「え?」
削板「真面目だ!!」
エツァリ(そこは譲れないんですね)
削板「困ってる人がいたら助ける」
削板「迷ってる人がいたら手を差し伸べる」
削板「当たり前のことだが、とても素晴らしいことだ」
上条「まぁ・・・たしかにな」
削板「常に真っ直ぐ、俺と同じだ!!」
垣根「そーですね」
削板「次に、優しい」
削板「決して、誰かが傷つくことを望まない」
削板「そして、自分が傷ついても誰かを守る」
削板「優しいんだ」
垣根「なるほど・・・たしかに、いざってときは優しいな」
一方「ジャッジメントだからなァ」
削板「いや、たとえそうじゃなかったとしても、アイツは優しかったはずさ」
上条「・・・そうだな」
削板「あと、アイツは強い」
削板「能力はもちろん、心もだ」
削板「女の子によくある、傷つきやすいってところがない」
削板「だからこそ、逆に守りたくもなるんだ」
テクパトル「なるほど・・・」
エツァリ「素晴らしいですね」
削板「だろ?」
削板「最後、アイツは・・・」
削板「俺にいつも弁当を作ってくれる」
上条「・・・はい?」
エツァリ「え、えぇ・・・それで?」
一方「それがなンだよ」
削板「今まで、一人で戦ってきた俺に」
削板「温もりを教えてくれた」
削板「優しさを与えてくれた」
垣根「・・・なるほど」
上条「じゃ、次は・・・」
テクパトル「さて、行くか」
上条「お、テクパトルか」
テクパトル「じゃ、語るか」
テクパトル「まず、19090号は背中が綺麗だ」
上条「・・・え?」
テクパトル「流れる背筋」
テクパトル「横からのくびれ」
テクパトル「美しい肩甲骨のくぼみ」
テクパトル「正しい姿勢を貫かなければ、背骨はゆがんでしまう」
垣根「マイナーな性癖だなおい」
テクパトル「アイツは、本当に和的な美しさがある」
テクパトル「今ではほとんどの女性がなくしてしまった羞恥」
テクパトル「それを、19090号は持っているんだ」
テクパトル「しかも、たまにその羞恥を捨ててくれる」
テクパトル「俺だけのために」
削板(・・・なんだ、こいつ)
一方(変態かよ)
テクパトル「こう、頬を染めながらも俺のために恥ずかしさを捨ててくれる・・・」
テクパトル「それって、愛だろ?」
上条「・・・まぁ」
テクパトル「それに、アイツは優しい」
テクパトル「手伝ってくれたり、慰めてくれたり・・・」
テクパトル「俺に優しくしてくれるのはアイツだけだ・・・」
エツァリ「テクパトル、涙、涙拭いてください」
テクパトル「最後に・・・」
テクパトル「アイツは、本当に俺を愛してくれている」
テクパトル「朝起きたとき、昼に二人で話をするとき」
テクパトル「そんな日常でさえ、愛を感じる」
テクパトル「・・・俺は、アイツを好きなんだ」
テクパトル「アイツの魅力はどこ、とかじゃなく」
テクパトル「アイツそのものが魅力なんだよ」
テクパトル「じゃ、次は?」
エツァリ「では、自分が」
削板「ショチトルの魅力はなんだ?」
エツァリ「まず、セクシーです」
一同「やっぱそこか」
エツァリ「黒い肌」
エツァリ「大きな胸」
エツァリ「そして、何より綺麗な顔」
エツァリ「自分は、彼女の虜です」
エツァリ「たとえ、変態だと言われようと」
エツァリ「自分は彼女を愛してます」
一同「・・・変態か」
エツァリ「そして、優しい」
エツァリ「二人のときは、絶対に優しいんです」
エツァリ「自分には優しいんですよ」
上条「へぇ・・・二人だとニャンニャンなのか」
垣根「なんかやだ」
エツァリ「最後は、心もきれいというところです」
エツァリ「自分は、彼女の心に触れると安心するんです」
エツァリ「自分は、彼女がいればそれでいいんです」
削板「いいな、そういうの」
一方「あァ、俺達ほどじゃねェが」
テクパトル「惚気るな」
垣根「じゃ、俺か・・・」
上条「がんばれよ、垣根」
垣根「アイツの魅力は、俺といるときに輝くってことだ」
エツァリ「なるほど・・・」
垣根「そして、俺もアイツといるときが一番輝く」
垣根「月と太陽みたいな関係さ」
垣根「お互いがお互いを求めている」
垣根「俺がこの世界で生きている意味は」
垣根「俺が今、愛を持っている理由は」
垣根「アイツがそこにいるからなんだ」
垣根「俺は、アイツのいる世界が好きなんだ」
垣根「そして、それを守りたいんだよ」
垣根「つまり、アイツは俺の全てなんだ」
上条「・・・なるほどな」
垣根「はい、上条」
上条「え、もう終わりか?」
垣根「愛ってのは語るためのものじゃねぇ」
垣根「胸に刻むものさ」
テクパトル「なるほど・・・すごいな、お前は」
上条「美琴の魅力は、まず可愛いところ」
上条「見た目はもちろん、中身もだ」
上条「子供っぽくて、でもときどき色っぽくて・・・」
上条「あんな可愛い生き物がいるのか、ってくらいだよ」
上条「・・・本当に可愛いんだよ」
垣根「なるほど・・・お前、ベタ惚れだな」
上条「次に、アイツは正義感が強い」
上条「自分の力に自惚れず・・・本当に、正義なんだ」
上条「そして、脆くて弱い」
上条「俺が守らなきゃいけない」
上条「抱きしめてやらなくちゃいけない」
上条「俺は、美琴を守るって決めたから」
上条「最後に・・・」
上条「美琴は、美琴だから」
一方「・・・はァ?」
上条「アイツは、御坂美琴なんだ」
上条「俺が愛してるのは、御坂美琴なんだ」
上条「だから、俺はアイツが好きなんだ」
上条「そんだけだよ、俺の愛なんて」
上条「理由なんてなくて、たいそうな意味も無くて」
上条「でもさ、どんなに小さくても、周りからしたら小さくても」
上条「俺と美琴の世界は、その愛だけで埋め尽くされてる」
上条「それくらい、俺にとっては大きいんだ」
垣根「・・・やっぱ、お前はヒーローだよ」
上条「そうか?」
削板「あぁ、カッコイイな」
上条「さて・・・時間が時間だし、帰るか」
垣根「あぁ、この場所にもそう長くはいられないもんな」
一方「なァ」
垣根「なんだよ」
テクパトル「なんで・・・」
テクパトル「公衆便所でこんな話しないといけないんだ?」
一同「さぁ?」
男子会?終了
単発ネタ?
さだのり「サトリナの魅力は、まず綺麗なこと」
さだのり「それは、見た目や心、声」
さだのり「全てに共通する」
さだのり「全てが美しい、それがサトリナだ」
さだのり「彼女は、輝きすぎている」
さだのり「彼女の輝きを知ってしまったら、もう周りはくすんで見える」
さだのり「美しいままであり続ける、ただ一人の人間だ」
さだのり「そして、優しいこと」
さだのり「怒ったところや不機嫌なところなんて、きいたことがない」
さだのり「常に笑顔で、常に優しく」
さだのり「そんな人間が他にいるか?」
さだのり「よく考えろ、人とは憎しみを普通は持って生まれてきている」
さだのり「そんな、生まれ持った罪さえも捨ててしまうあの輝かしい人柄」
さだのり「すごいよな」
さだのり「最後に・・・彼女は、こう・・・」
さだのり「エロい」
さだのり「しかも狙ってない」
さだのり「天然でエロい」
さだのり「たまらんよな、あの声でラジオとかで喘ぐんだぜ?」
さだのり「もう・・・こう、俺のあれは暴れちまうよ」
さだのり「・・・ホント、天使だ」
さだのり「つまり、一言で言えば」
さだのり「サトリナはサトリナだ」
さだのり「彼女を表す言葉はそれしかない」
さだのり「俺は、そんな彼女を見て微笑み、癒され・・・」
さだのり「おっきする」
さだのり「そんな感じだ」
単発ネタ 女子会
美琴「喫茶店に女の子だけで来る・・・」
黒子「たまにはこういうのもありですのね」
心理「紅茶、美味しいわよ」
番外「飲む飲む」
ショチトル「はぁ・・・落ち着くな」
19090「優雅です・・・とミサカは感想を述べます」
美琴「ねぇ、心理さんってオシャレ好きなのよね?」
心理「えぇ、結構ね」
美琴「・・・私の服って子供っぽいかな?」
心理「あら・・・子供っぽいっていうよりも可愛らしいって感じだけど?」
美琴「ほ、ほんと!?」
番外「いや、ガキくさいよ」
美琴「」
番外「だって下着ゲコ太でしょ?」
美琴「最近は違うわよ!!」
黒子「お姉さまは最近、妙に色っぽいお召し物を・・・」
美琴「なんでアンタが知ってんのよ!!」ビリビリ
黒子「あぁー!!」
19090「ふ、ふにゃぁぁぁぁぁぁ!!」
美琴「あ、ゴ、ゴメン19090号!!」
19090「はぁ・・・危なく気絶するところでした、とミサカは胸を撫で下ろします」
番外「お姉様はそうやってすぐ電気出すもんね」
美琴「う・・・」
ショチトル「穏やかにならないとダメだぞ、美琴」
美琴「わ、わかってるわよ・・・」
心理「あら、そういうボーイッシュなところもいいんじゃない?」
黒子「そ、そうですの!!」
美琴「そうかな?」
心理「私が男だったら、御坂さんに惚れるわね、絶対」
美琴「ちょ、ちょっと何いきなり・・・」
19090「お姉様は男性にも女性にも人気ありそうですものね、とミサカも頷きます」
ショチトル「カッコイイもんな」
美琴「そ、それは・・・私が男だったら心理さんとかショチトルのこと好きになると思うわ」
黒子「わ、わたくしは!?」
美琴「ないから」
黒子「」
心理「私・・・そんなに魅力的?」
番外「非の打ち所がないよ、うん」
19090「美人でオシャレで、性格良くて・・・うらやましいです、とミサカはつぶやきます」
心理「あら、二人も素敵じゃない」
心理「番外さんはちょっと荒々しくてワイルドだし」
心理「19090号さんは、それこそ年下の女の子好きな人は見逃さないわよ?」
心理「テクパトル君もそこに惚れたんじゃない?」
19090「そ、そんな・・・//」
ショチトル「そういうところがそそるんだよ、Sは」
美琴「ショチトルは・・・その、Sなの?」
ショチトル「いや、ドMだ」
一同「」
ショチトル「エツァリに、こう・・・激しくされると嬉しいし」
ショチトル「エツァリに縛られるのも嬉しい」
ショチトル「エツァリにアナ」
心理「もうやめて、いいから」
ショチトル「まぁ、エツァリ限定のMだな」
黒子「な、なるほど・・・」
美琴「・・・そういえば、黒子は削板とどこまでいったの?」
黒子「どこまで、とは?」
心理「キスはしてたから・・・一緒に寝たりは?」
黒子「いえいえ、削板さんは健全ですので」
黒子「そういうのは結婚してかららしいですの」
美琴「う・・・なんか私達が子供みたいね」
心理「実際そうよ」
美琴「でも、もう少し進みたくないの?」
黒子「いえ、特には」
ショチトル「ふーん・・・19090号はどこまで?」
19090「ほ、本番はまだです!!とミサカは真実を伝えます・・・」
番外「じゃ、どこまではいったの?」
19090「そ、それは・・・」
心理「いいじゃない、女の子同士よ?」
19090「うぅ・・・」
19090「・・・く、口で・・・とかです、とミサカは・・・」
ショチトル「あぁ、あれは辛いな」
美琴「え、そ、そう?」
心理「御坂さんは上条君ならなんでも受け入れそうだものね」
美琴「//」
番外「ミサカは一応本番はまだだなー・・・」
黒子「あら、そうですの?」
番外「なんか怖いし」
美琴「でも、慣れたら本当に幸せよ?」
心理「私も最近はしてないわね・・・ショチトルは?」
ショチトル「やってるぞ、もうガンガンと」
19090「ふ、ふぇぇぇ・・・」
黒子「19090号さん真っ赤ですの」
美琴「恥ずかしいのよね・・・」
美琴「・・・あ、そういえば心理さんってショチトルのことは呼び捨てなのね」
心理「あら、そういえばそうね」
黒子「やはり、呼び捨てのほうがいいですの」
心理「・・・え、なんで?」
美琴「友達って感じじゃない」
心理「・・・なんか照れくさいでしょ?」
番外「えー・・・」
心理「それに、みんなも私は心理さんって呼ぶじゃない、ショチトル以外」
美琴「・・・そういえばそうね」
黒子「なんだか、呼び捨てにしてはいけない気が・・・」
19090「大人な雰囲気ですから、とミサカは補足します」
心理「へぇ・・・」
少し心理定規が寂しそうな顔をする
黒子「・・・では、なんとお呼びすれば?」
心理「心理定規、でいいわよ」
ショチトル「私はそれがデフォだな」
美琴「わかった・・・メ、心理定規・・・」
心理「あら、素敵ね」
19090「心理定規・・・とミサカも呼んでみます」
心理「ふふ・・・嬉しいわよ、19090号、美琴?」
19090「!!あ、ありがとうございます!!」
美琴「て、照れるわね・・・」
黒子「心理・・・さん、やっぱりわたくしはこれがいいですの」
心理「私も、白井さんは白井さんがいいわ」
番外「心理定規!!」
心理「なに?番外個体?」
番外「お、いいねー」
ショチトル「距離が縮まったな、白井以外」
黒子「う・・・」
黒子「わ、わたくしも白井、と呼ばれてますの!!」
ショチトル「?じゃあ黒子」
19090「く、黒子・・・とミサカも呼んでみます」
番外「黒子」
黒子「・・・いいですのね、これ」
黒子が笑う
黒子「さて・・・そろそろお開きですの」
美琴「うん、そうね・・・」
心理「じゃ、またね・・・」
心理「美琴と・・・黒子?」
黒子「!!はいですの・・・心理定規!!」
心理「ふふ・・・」
美琴「バイバイ!!」
垣根「おっれっの!!おっれっの!!おっれっの話をきけーーー!!!」
心理「ただいまー」
垣根「お、心理定規、おかえり」
心理「垣根、ご機嫌ね」ウフフ
垣根「・・・」
垣根(え、なんかめっちゃ嬉しそうなんですけど)
垣根「な、なにかございました?」
心理「?あぁ・・・」
垣根「へぇ、呼び捨てねぇ」
心理「なんか嬉しいのよ」
垣根「わかるぜ、その気持ち」
うんうん、と垣根が頷く
垣根「ま、よかったじゃねぇか・・・」
垣根「また一歩、普通の生活に近づいたんだ」
心理「あら、近づくもなにももう普通の生活でしょ?」
垣根「ん、そうだな」
心理「ねぇ、垣根」
垣根「なんだよ心理定規」
心理「ふふ・・・やっぱり、あなたに名前を呼んでもらえるのが一番だわ」
垣根「なんだよそれ」
垣根がソファーに寝転がる
垣根「・・・いつだって呼んでるだろ」
心理「でも、嬉しいのよ?」
そっと、心理定規が垣根の近くへ寄る
心理「私は、あなたといるだけで幸せよ?」
垣根「俺もだよ」
心理「・・・愛してるわ、垣根」
垣根「・・・下の名前じゃないのか?」
心理「あら」
心理「垣根は垣根よ」
心理「いまさら呼び方を変えなくても・・・」
心理「距離が近いってことはわかってるから」
心理「それに、あなたはずっと一緒なのよ?」
心理「呼び方なんてどうでもいいわ」
心理「私は、あなたが好きなの」
心理「あなたの名前に恋をしてるわけではないわ」
垣根「おーおー、カッコイイね」
心理「バカにしてるでしょ・・・」
垣根「いいだろ別に」
垣根が寝返りを打つ
垣根「なぁ、心理定規」
心理「なに」
垣根「だったらさ、俺もお前の本名は知らなくていい」
垣根「だって、お前が好きなんだから」
垣根「呼び方はどうだっていい」
垣根「お前が好きだ」
垣根「いいだろ、それで」
心理「・・・えぇ、おあいこね」
垣根「さて・・・飯でも食うか」
心理「えぇ」
垣根「なぁ、心理定規」
心理「なに?」
垣根「愛してる、本当にだ」
垣根「愛を語るのは俺は好きじゃねぇけどよ」
垣根「お前のためなら・・・語るのも悪くないよな」
垣根「お前のためだけ、だ」
垣根「感謝しろよ?」
心理「・・・えぇ」
垣根「さ、飯だ飯」
垣根(・・・名前、か)
垣根(興味ねぇな)
垣根(名前なんてどうでもいいんだよ)
垣根(お前が輝いてるなら・・・)
垣根(どれだけで、俺も輝けるんだからな、心理定規)
女子会終了
最後はどうしてこうなった
質問コーナー
上条「はぃぃぃぃぃ!!!???」
上条さんへインデックスをマッパにしたときの写真をステイルに送っちゃった☆
美琴「と、当麻・・・!!」
上条「き、記憶にないってのはダメだよな・・・あぁどうしよう!!」
美琴「ね、当麻ってば!!」
上条「な、なんだよ!!」
美琴「後ろ・・・」
上条「?」
ステイル「やぁ」
上条「」
上条「あ、あははは・・・ステイル・・・さん?」
ステイル「久しぶりだね、変態」
上条「ち、違う!!」
ステイル「変態・・・死ねぇぇぇ!!」
上条「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
美琴「当麻ぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
ステイル「ふん、もうインデックスには手を出さないでくれよ」
上条「」
ステイル「焼きすぎたか・・・」
美琴「い、いや・・・当麻・・・」
美琴「誰か、助けて!!」
さだのり「呼んだか、お嬢ちゃん」
美琴「」
さだのり「こりゃひでぇやけどだ、えいっ☆」
上条「あれ、ここは・・・」
美琴「当麻!!」ギュッ
上条「み、美琴?」
ステイル「バカな・・・」
ステイル「君・・・何者だい?」
さだのり「ジャガイモさ、ただの」
ステイル「人間じゃないか」
さだのり「まぁどうだっていいさ・・・」
さだのり「お前、そのイノケンティウスはなんだ?」
ステイル「知ってるじゃないか」
さだのり「てへっ☆」
ステイル(・・・)
さだのり「・・・まぁ、いいさ」
ステイル(き、消えた・・・)
さだのり「どこ見てんだ、小童」
ステイル「!!いつの間に横に・・・」
さだのり「横じゃねぇよ、上だ」
ステイル「!!??」
さだのり「遅いな、速さが足りない」
ステイル「イ、イノケ・・・」
さだのり「言わなかったか?」
さだのり「速さが、足りない」
ステイル(イノケンティウスが・・・発動しない!?)
さだのり「魔術の生まれる前の世界・・・」
さだのり「初めてか?え?」
ステイル「く・・・今日は、引き返すよ」
さだのり「それがいい、じゃあな」
ステイル「・・・君の名は?」
さだのり「さだのり、だ」
ステイル「本名は?」
さだのり「・・・忘れたな、そんなもん」
ステイル「・・・そうか、ではまたいずれ」
さだのり「じゃあな、お前ら」
上条「あ、ありがとうございました・・・」
さだのり「いいってことよ」
上条「・・・」
美琴「・・・」
上条・美琴「どっかで見たような・・・」
単発ネタ
さだのりと上琴
上条「・・・」
美琴「・・・」
さだのり「・・・」
上条・美琴「あなた・・・この前の」
さだのり「忘れたな」
上条「いやいや!!てか今までいろいろと会ってますよね!?」
美琴「そうですよ!!結局何者なんですか!?」
さだのり「うーん・・・何者か、ときかれたら」
さだのり「ジャガイモかな」
上条「いや、人間ですよ」
美琴「どう見ても人間よ」
上条「・・・お礼、させてもらえませんか?」
さだのり「見返りを求めるのは男じゃねぇ」
美琴「でも、好意を受け取るのも男でしょ?」
さだのり「・・・」
美琴「?」
さだのりがじっと美琴を見つめる
さだのり「・・・なるほど、カップル揃って昔の俺達にそっくりだ」
上条「は?」
さだのり「君達は幸せになるんだぞ、うん」
上条「は、はぁ・・・」
さだのり「いいか、決して自分を犠牲にしようなんて考えるな」
さだのり「残される苦しみは大きいぞ?」
美琴「あなたも・・・残されたんですか?」
さだのり「いや、俺は・・・残したほうさ」
上条「・・・なにかあったんですか?」
さだのり「忘れた、俺は過去は振り返らない主義なんでね」
美琴「・・・その相手の人は、どうなったんですか?」
さだのり「幸せだろ、きっと」
さだのり「じゃ、俺は帰るな・・・オリキャラは叩かれやすいんだ」
上条「なんの話ですか」
さだのり「あぁ、そうそう・・・」
さだのり「困ったらいつでも呼びな、助けに来てやるよ」
上条「はぁ・・・ありがとうございます」
さだのり「じゃあな」
美琴「さようなら・・・」
美琴「誰なの、結局」
上条「さぁ?」
上条「・・・あの人、悲しそうな目をしてたな」
美琴「うん・・・きっと、辛いことがあったのね」
上条「たぶん・・・でも、前向きに生きてるならいいじゃないか」
美琴「そうね・・・」
さだのり「お、公園か」
さだのりが公園のベンチに腰掛ける
さだのり「・・・桜はまだ蕾か」
さだのり「・・・綺麗だな、蕾も」
さだのり「いつか春が明けたら、花開くんだぜ」
さだのり「・・・」
さだのり「アイツも、花みたいなヤツだったな」
さだのり「・・・」
さだのり「冬の雨は目に染みるねぇ」
単発終了
さだのりを前に出しすぎた、後悔はしている
単発ネタ
テっくん単発
アレイ蔵庫、バッテリー切れ
テクパトル「バッテリーが切れたな・・・」
19090「はい、と美月は返事をします」
部屋にはこの二人と、一台だけだった
テクパトル「・・・まぁ、すぐ修理屋が来ることだし」
ピンポーン
19090「あ、来ましたよ・・・と美月は」
垣根「おっじゃまっしまーす!!!」
テクパトル「」
垣根「トイレのトラブル一兆円!!」
テクパトル「高いな」
垣根「で、バッテリー切れ?」
19090「はい、と美・・・ミサカは」
垣根「いや、俺の前では名前でいいぜ?」
テクパトル「・・・いや、今はそれどころではなく・・・」
アレイ「もう・・・お嫁にいけない」グスン
テクパトル「コイツをどうにかしてくれ」
アレイ「バッテリーがないと、私のは動かないんだ」
垣根「たとえば?」
アレイ「いざというときに動かない、だから腐らせちまう」
垣根「黙れよニート」
アレイ「」
19090「それで、どうすれば治るのですか?と美月は問いかけます」
垣根「てかさ」
垣根「お前が充電しろよ」
19090「あ」
19090「アレイちゃん、ビリビリー!!」
アレイ「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
垣根「・・・」
アレイ「」
19090「う、動かなくなりました!!と美月は慌てます」
垣根「未元物質で電力を大幅に増加させたのさ」
テクパトル「帰れ」
垣根「ま、すぐに起きるって、じゃあな」
テクパトル「本当だろうな・・・」
アレイ「うーん・・・ここはどこ?私は誰?」
19090「アレイちゃん、大丈夫ですか?と美月は問いかけます」
アレイ「頭が痛いがな」
テクパトル「頭ないだろ、冷蔵庫なんだから」
20000「たっだいまー!!」
テクパトル「お、20000号か」
20000「ん?アレイちゃん治ったんだ」
19090「はい、とミサカは・・・」
20000「じゃあ、早速・・・」
20000号が買ってきた野菜を詰めていく
アレイ「あぁっ!!お、大きいのが入ってくるぅ!!」
20000「えっへっへ・・・お前さん、こんなにパカパカ開いちまって・・・」
アレイ「や、やめて!!チルドだけは・・・」
20000「ここが・・・好きなのかぁ!?」ガバッ
アレイ「んっぁぁぁぁぁぁぁ!!」
20000「へへへ・・・液漏れしてやがる・・・」グヒヒ
アレイ「い、いや・・・三段目だけは・・・入れないで・・・」
20000「へぇ、弱いんだ・・・ほらほら」
アレイ「あ・・・あぁ・・・」
テクパトル「お茶、美味いな」
19090「はい、とミサカは返事をします」
平和なひととき
20000号は、ツッコミ不在の重みを知った
単発終了
単発ネタ
つうかあの仲?
垣根「・・・あれ、さだのり THE MOVIEのdvdどこだ?」
心理「あぁ、そこよ」
垣根「あぁ、ここか」
心理「ねぇ、あれどこにある?」
垣根「あそこだよ」
心理「あら、ここにあったの」
垣根「なぁ、あれはどこ?」
心理「それならここよ、はい」
垣根「サンキュー」
垣根「よく伝わるよな、こそあどで」
心理「長く一緒にいるもの」
垣根「たしかにな」ハハハ
心理「・・・あ、愛はどこ?」
垣根「いきなりなんだよ」
心理「・・・いいでしょ別に」
垣根「愛ならここだよ」
垣根が心理定規を抱きしめる
垣根「見つかったか?」
心理「・・・もともと見失ってなんかないわよ」
垣根「・・・なぁ、心理定規」
心理「なに?」
垣根「これからも仲良くしような」
心理「えぇ、そうね」
垣根「つうかあの仲か・・・」
垣根「つうといえば!!速さが足りないと言う!!」
心理「違うから」
単発終了
ただのバカップルになったw
続き: 10スレ目 上条「まずは!」美琴「そのふざけた!」心理「幻想を!」垣根「守るのこそ愛だ」
※編集中です。近日中に公開します。