インデックス「なんか食欲もないんだよ…」
上条「おはようインデッk…って誰でせうか!?」
一方その頃
佐天「似ている人の特徴と体を入れ替える能力か」
ここまで思いついたあとは頼む
元スレ
インデックス「起きたら帽子が変わってたんだよ…」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1427358747/
イカ娘「おはようでゲソ~」
栄子「おう!イカむすm…って誰だお前!?」
タケル「どーしたの?栄子お姉ちゃん??」
栄子「おう、タケル。何か白いシスターさんが…ってお前も誰だ!?」
タケル「誰ってタケルだよ?」
栄子「いやいや!タケルは小学生だから!」
イカ娘「おぉ…タケルが栄子くらいになってるでゲソ」
禁書「とーま!お腹へったんだよ!」
上条「はいはい、分かりましたよ…って何だこの触手は!?」
禁書「あれ?とーまがちっちゃくなってるんだよ」
上条「…もしかしてインデックスさん…ですせうか??」
初春「佐天さん!やりましたね!念願の能力者ですよ!」
佐天「へへぇ、そーなんだけど…ねぇ」
初春「『似ている人の特徴と身体を入れ替える能力』ですか…あまり実用性はないかもですねぇ」
佐天「せっかく能力者になったのにぃ~!!」
上条「と、いうわけで起きたら身体がこんな風になってたと」
禁書「そーなんだよ!とーまもちっちゃくて何か変な感じかも」
上条「魔術師の仕業か?また御使堕しか?」
禁書「魔術の痕跡は見当たらないかも」
上条「うーん…一応土御門に連絡しておくか…」
千鶴「じゃあこのシスターさんがイカ娘ちゃんで、この不幸そうな高校生がタケルなのね」
イカ娘「そうでゲソ!触手がないと不便でゲソ」
タケル「お姉ちゃん、服が小さいよぉ」
栄子「悟郎が貸してくれるっていうからもうちょっと待ってろ」
千鶴「しかし困ったわねぇ…ウチの店はイカ娘ちゃんの触手に頼ってた所があったから今日の配膳は大変かもしれないわ」
栄子「一応早苗に助っ人頼んどいたから」
早苗「おじゃましまーす!イカちゃんが大変なんだって?」
イカ娘「ゲッ!もう来たでゲソ」
栄子「良く来た早苗!こいつがイカ娘改め白シスターだ」
早苗「白…シスター…?どういうこといつものイカちゃんにしか見えないけど…?」
栄千イタ「えっ」
土御門「なるほど、確かに容姿が変わってはいるが、本物の幻想殺しと禁書目録みたいだな」
土御門「それに十字教からも御使堕しが発動したという連絡も受けてない」
上条「何か原因は分からないか?」
禁書「魔術じゃなかったら科学側ってことはないのかな?」
土御門(考えられるとしたら能力者の仕業だろうな…しかし、目的が不明瞭だ…これもプランの内なのか?アレイスター…)
土御門「とにかく今は敵の目的が分からない」
土御門「何か情報があるまで外出は控えてくれ」
上条「そんな!上条さん家は今食糧難なんですよ!?買い物にも行けないのかよ!」
土御門「我儘を言うな。世話が必要ならこちらで人を貸そう」
禁書「とーま、わたしまだお腹へってないかも」
上条「そりゃあなたは朝飯食ってたけど上条さんはまだなんですよ!」
上条「…土御門、何とか原因を突き止めてくれ」
土御門「もちろんそのつもりだ、幻想殺しと禁書目録がこの状態なのが魔術側にバレたらどうなるか分からんからな」
千鶴「早苗ちゃんにはイカ娘ちゃんが普通に見えるのかしら?」
早苗「ええ…タケルくんもいつも通りですよ?」
悟郎「おーい栄子ー服持ってきたぞ、一体何に使うんだ」
栄子「ご苦労、いやぁタケルが急に大っきくなってな」
タケル「ありがとう!悟郎お兄ちゃん!」
悟郎「えっ!?君がタケルくんか!?」
イカ娘「栄子と千鶴と同じ反応でゲソ」
悟郎「もしかしてこっちはイカか!?」
早苗「やっぱり私以外はイカちゃんとタケルくんの姿が違って見えるみたいですね」
栄子「なんで早苗には普通に見えるんだ?」
イカ娘「きっと何か理由があるでゲソ」
千鶴「それより今日はイカ娘ちゃんにアタックしないのね早苗ちゃん」
早苗「えっ?そうですね…今日は何かそんな気分じゃないみたいで」
イカ娘(おかしいでゲソ…)
初春「そういえば佐天さん、今日はスカート捲ってこないですね」
初春「能力者になってやっと落ち着きが芽生えましたか?…って、きゃーーッ!!!」
佐天「あぁー初春かわいいよぉー!風紀委員の仕事ばっかしてないでもっと私に構ってよー!!」ダキツキ
初春「さ、佐天さん…!離してください!!どうしたんですか!?いつもはこんなスキンシップとらないじゃないですかっ!!」
佐天「やだー!初春と離れ離れなんてやだー!今日は初春連れて帰るのー!!」
初春「ちょ…ちょっと何なんですかぁー!!」
上条「土御門が出ていってもうすぐ3時間…そろそろインデックスさんのお腹が…ってあれ?インデックス、腹減ってないのか?」
禁書「…うん。そんなにへってないんだよ」
上条「姿が違うからか?なんか調子狂うなぁ」
禁書「なに?とーま、それじゃわたしがいつも食べ物を食い散らかしてるみたいな言い方なんだよ」ギロッ
上条「実際そうじゃねえか、しかし参ったなぁ…今日何も口にしてないから上条さんは限界です」
上条「なにかあったら土御門に言うように言われてるけど、あんまり頼りたくねえな」
上条「あっ!小萌先生にお願いしよう!」
上条「もしもし、小萌先生ですか?」
小萌『上条ちゃん!どーしたのですかー?今日は補習はありませんよー?』
上条「ちょっと先生にお願いがあってですねぇ…何か食べ物を寮まで持って来てもらえないでせうか?」
小萌『上条ちゃんは先生をパシリに使うつもりですかー?でも残念です、先生はこれから教員会議に出席しなきゃなのですよー』
上条「そんなぁ…」
小萌『でも可愛い教え子の頼みですからね、使いを出してあげましょー』
上条「えっ、いやそこまでは…」
小萌『遠慮はいらないのです、じゃあちょっと待ってるのですよー』プチッ…ツーツー
上条「小萌先生の使いって誰だろう?」
千鶴「じゃあお店の準備もあるし、朝ご飯食べちゃいましょうか」
栄子「早苗も悟郎も食ってくだろ?」
早苗「いいのかしら?」
悟郎「千鶴さん、すんません頂きます」
イカ娘「早く食べるでゲソ!」
栄子「そんな慌てんなよイカ娘、そいじゃいただきまーす」
早苗「…」
悟郎「…」
タケル「…」
イカ娘「おかわりでゲソ!」
千鶴「…はい…」
栄子「…」
イカ娘「おかわりでゲソ!」
栄子「な、何だイカ娘…今日はやたら腹の調子が良さそうだな…」
イカ娘「いくら食べても足りないでゲソ!!」
結標「小萌が言ってた教え子の部屋ってここでいいのよね?」ピンポーン
結標「小萌に頼まれて食べ物を持って来たのだけれどー」
上条「はいはーい、今開けますよー」ガチャ
上条「わざわざすみません、どうぞ上がってください」
結標「……」
結標(これはどういうこと…?もしかして小萌からのご褒美かしら…?それとも暗部の罠…?)
上条「…?どうしました?」
結標「い、いえ…上がらせてもらうわ」
上条「ちなみに初対面…ですよね?」
結標「え、えぇ。私は小萌の家の居候の結標淡希よ」
上条「はじめまして、上条当麻です」
禁書「インデックスなんだよ!」
結標「はじめまして、その触手みたいなのは能力か何かかしら?」
禁書「わたしは能力者じゃないんだよ!この姿もいつものわたしじゃないんだよ!」
結標「どういうことかしら」
上条「実はカクカクシカジカで」
結標「つまり二人とも普段の姿ではないということね」
上条「そういうことです」
結標(じゃあ上条くんのこの姿はいつか無くなってしまうのね…)
結標「取り敢えずご飯にしましょうか、上条くんお腹空いてるのよね?」
上条「すみません、食材買って来てもらって…メシは俺が作りますよ」
結標「いいえ、上条くんたちはリビングで待ってて、二人に料理を出すのが小萌からのお使いだから」
上条「えっ!いいんですか!?」
結標「いいのよ。ふふ」
栄子「準備も整ったし、それじゃ開店するぞー」
千鶴「みんな表のほうはお願いね」
イカ娘「今日もしっかり働くでゲソ!」
栄子「さっさと壁の修理代返さなきゃだからなー」
イカ娘「いちいちムシ返さなくてもらいいじゃなイカ!!」
早苗「……」
イカ娘「全く…栄子は小言が多いでゲソ」
パサッ
イカ娘「……?ーーーッ!!!???」
早苗「」
イカ娘「さ、早苗!!何するでゲソ!!」
早苗「あ、アレ??…私なんでイカ娘ちゃんのスカートを…??」
イカ娘「往来でスカートを捲るとは、いつもより悪質じゃなイカ!!」
早苗「ち、違うのよ!こ…これは…」
栄子「何お前ら遊んでんだよ」
イカ娘「遊んでないでゲソ!早苗がいきなりスカートを捲ってきたのでゲソ!!早苗が悪いでゲソ!!」
早苗「わ、私は別にそんなつもりじゃ…」
栄子「お前どうせ下スク水じゃねーか、見られても平気だろ」
イカ娘「…それもそうでゲソ」
早苗「あ、アレ…?」
佐天「うーいーはーるぅー!」チュッチュッ
初春「佐天さん!いい加減にしてください!」
御坂「あら?初春さんと佐天さんじゃない?」
黒子「お二人ともご機嫌よう…まぁ仲がよろしいことで」
初春「御坂さん!白井さん!見てないで助けてくださいよ…!!」
佐天「うーいーはーるぅー!!!」
黒子「落ち着きまして?佐天さん」
佐天「…は、はいぃ…」ピクッピクッ
御坂「強めの電気マッサージくらいだから安心して」
初春「助かりましたぁ…」
黒子「でも…急にどうしたんでしょう佐天さん」
御坂「そうねぇ、いつも仲がいいとはいえあそこまでベタベタすることはなかったもんね」
佐天「今日は何かいつもより初春が愛おしくて…」
初春「もうっ…能力者になったとたんコレですよ」
御坂「佐天さん能力者になれたのね!?おめでとう!」
黒子「これはおめでたいですの。で、どんな能力なんですの?」
佐天「『似ている人の特徴と身体を入れ替える能力』です!」フンス
黒子「視覚障害(ダミーチェック)の一種でしょうか?」
初春「まだ佐天さんの能力をこの目で見たことはないんですけどねぇ」
佐天「一応身体検査の結果は底能力者なんですけど、発動条件がよく分からなくて…」
御坂「焦ることないわよ!能力が発生したんだからあとはそれを伸ばしていくだけでしょ?」
佐天「はい!そうですよね!」
結標「お待たせしたわね。はい、どうぞ」
上条「おぉー!野菜炒めですか!」
結標「まだ覚えたてで上手くできてるか分からないけど…」
上条(確かに見た目はそれ程いいとは言えないな…でも匂いは普通の野菜炒めだ)
上条「それじゃあ」
禁上「いただきまーす(なんだよ!)」
上条「…」モグモグ
禁書「…」パクパク
禁書「おいしーんだよ!」
結標「!上条くんは、ど…どうかしら…?」
上条「うん!おいしいよ。結標さん」ニコッ
結標「……///」キュン
結標「か、上条くん…あの…あ、あわきお姉ちゃんって、呼んでもらえないかしら…?」
上条「??…あわきお姉ちゃん」ニコッ
結標「ーーーッ…///」ズッキュン
禁書(チッ)
渚「すいませーん!遅くなりましたー!」
栄子「おぅ!渚ちゃんおはよー」
イカ娘「おはようでゲソ!渚!」
渚「…?こちらはどなたですか?」
イカ娘「イカ娘でゲソ!!」
渚「えぇ?」
栄子「なんか知らんが朝起きたらこーなってたんだよ」
渚「そ、そうなんですか…」
渚(この姿はどう見ても普通の人間ですね…いつもはあの触手に人類滅亡の危機を感じていましたが…これなら…)
イカ娘「渚?どうしたでゲソ?」
渚「い、いえ!何でもありません」
千鶴「焼きそば上がったわよー!」
渚「は、はい!」
イカ娘「今いくでゲソ~」ピトッ
イカ娘「おぉ!渚、すまんでゲソ」
渚「い、いえ。別に…」
栄子「あれ?渚ちゃんイカ娘に近づけるようになったんだ!」
イカ娘「そういえば拒絶されなかったでゲソ」
渚「そうですね…いつもより怖い感じはしないです」
客「焼きそばまだー?」
イカ娘「はいは~い、ちょっと待つでゲソ~」
タケル「栄子お姉ちゃん!遊びに来ちゃった」
栄子「何だ、一人の留守番はもう飽きたのか?」
渚「えっ!?この人タケルくんなんですか?」
千鶴「イカ娘ちゃん同様今朝からこの姿なのよ」
土御門「ではお前のプランにはない事なんだな」
アレイスター「そうだ…幻想殺しと禁書目録の姿を変えたところで学園都市には何のメリットもないからな…」
土御門「今のところ魔術の可能性も低いわけだが、何か情報を掴んでいるんじゃないか?」
アレイスター「残念ながらその期待には応えられそうにないな…」
土御門「これじゃあ前に進まん、何か分かったらすぐに連絡をくれ。これで失礼する」シュンッ
アレイスター「ふむ…幻想殺しと禁書目録に対する視覚障害…なかなか面白いイレギュラーだ…」
土御門「戻ったぜぃ!上やん!…なんで結標がいる…?」
結標「あら?土御門じゃない。あなたこと何でここに?」
土御門「お前には関係ないことだ」
上条「土御門!何か分かったか?」
土御門「それが分からないんだにゃー。学園都市もらこの件にはからんでないみたいだにゃー」
土御門「それより上やん、世話が必要なら俺に言えと言ったはずだが?」
上条「何か気が引けてなぁ、小萌先生に頼んだら結標さんg」
結標「上条くん?」
上条「あ、あわきお姉ちゃんが…」
土御門「まぁ俺も結標に世話を頼むつもりだったから結果オーライだにゃー」
上条「ところで土御門とあわきお姉ちゃんは知り合いなのか?」
土御門「まぁちょっとしたな」
禁書「もとはる!わたしたちはいつになったら元に戻るのかな?」
土御門「それは分からないにゃー二人に能力か魔術をかけた犯人が解れば話が早いんだけどにゃー」
上条「現状進展はなし…か」
結標「いっそこのままでいいんじゃない?」
土御門「何か言ったか?結標」ギロッ
結標「いえ…別に…」
御坂「それにしても能力を実感できないってのは歯痒い話よねぇ」
黒子「試そうにも被験者になる方がおりませんと何も出来ませんの」
初春「難儀な話ですねー」
佐天「まぁ私の性格上調子に乗っちゃうかもだから下手に能力使わない方がいいかも知れません」
黒子「自分を冷静かつ客観的に見る、大変立派ですの」
初春「その冷静さを少しでも私に向けてくれればいいんですけど…」
佐天「また初春は生意気言ってぇー!イタズラしちゃうぞぉー」ダキツキ
初春「もぉーっっっ!!」
渚「タ、タケルくん随分大きくなっちゃいましたねぇ…」
タケル「あ、渚お姉ちゃん!おはよー!」
渚「…」ボーッ
タケル「渚お姉ちゃん…?」
渚「はっ!はい!お、おはようございます…」
栄子「どうしたの?渚ちゃん?」
渚「いえ…何でもありません…」ドキドキ
千鶴「そうだ!今日は特別にタケルにも手伝ってもらいましょ?」
栄子「そりゃいいな!」
タケル「ぼくできるかなー?」
栄子「イカ娘にも出来るんだ、タケルに出来ないわけないだろー」
イカ娘「その言い方は失礼じゃなイカ!」
客「すいまーん」
栄子「よしっ!タケル、注文とってこい!」
タケル「は、は~い!」
客「え~と、エビピラフとカレーとオレンジジュース二つお願いします」
タケル「はい!かしこましました!」ニコッ
客「…ッ」キュンッ
別の客「すいませーん、こっちも…///」
タケル「はいは~い」
栄子「なんだなんだ?タケルえらくモテモテじゃないか」
千鶴「渚ちゃんが男装した時以上ね」
タケル「ぼく5番テーブルに持ってくから渚お姉ちゃんは8番お願いね!」
渚「…はっはい…///」
イカ娘「なんだか渚も変でゲソ」
早苗「イカちゃーん!こっちの片付けお願ーい!」
イカ娘「わかったでゲソ!」
土御門「と、いうわけでこのままじゃ埒があかないから少し動いてみるにゃー」
上条「大丈夫か?」
土御門「心配事がないわけじゃないが、俺と結標が着いてるから安心しろ」
禁書「お出かけするの?とーま」
結標「インデックスも一緒に行くのよ」
土御門「外にでれば向こうから何か仕掛けてくるかもしれないにゃー」
結標「それじゃあ行きましょうか、上条くん?」スッ
上条「ん…?この手はなんでせう?」
結標「お外は危ないからお姉ちゃんと手を繋ぎましょ?」
上条「いや、別に俺は…」
結標「上条くん」ニコッ
上条「は、はい…」ギュッ
土御門「まぁた上やんが発病させたみたいだぜぃ?インデックス」
禁書「別にどうでもいいかも」
土御門(えっ?)
客「タケルくぅ~ん!こっちの注文お願~い」
客「次はこっちよ~」
タケル「は、はぁ~い…!」アタフタ
栄子「タケルは大変そうだけど、少し落ち着いてきたな」
千鶴「そうね、じゃあイカ娘ちゃんと早苗ちゃんお昼入っていいわよー」
早苗「ありがとうございます」
イカ娘「腹ぺこでゲソ!」
パサッ
イカ娘「」
早苗「やっぱり千鶴さんの料理はおいしいわねぇ」
イカ娘「おかわりもらってくるでゲソ!」クルッ
パサッ
イカ娘「…」
イカ娘「…いい加減にしなイカ…?」
早苗「えっ?」
イカ娘「何度も何度も、スカートばっかり捲って何が楽しいのでゲソ!」
イカ娘「いつもみたいに抱き着かれなくて助かったと思ったけど、やっぱり早苗は早苗でゲソ!」
早苗「違うの!聞いてイカちゃん!これは私の意思じゃなくて…」
イカ娘「もう私に近付くなでゲソ…」ボソッ
佐天「帰りにセブンスミスト寄ってきません?私服見たくて」
初春「いいですね!私と白井さんも今日は非番ですし」
黒子「おつきあいいたしますの」
御坂「ちょうど私もアクセサリー見たかったから行きましょうか!」
御坂「…ん?あれは…」
結標「…」
結標「あら…御坂さん。お久しぶりじゃない」
黒子「結標淡希…っ!」
御坂「こんな所で何の用かしら?」ビリビリ
結標「特に用というわけではないのだけれど、そんなに敵意を向けないでもらえるかしら?」
上条「おい、止めろよビリビリ」
御坂「あぁ?何よこのジャリ」
上条(そうか、御坂には俺が分からないのか…)
上条「あわきお姉ちゃんはなにもしてないだろ…」
結標(上条くん…///)
上条「お前とあわきお姉ちゃんの間に何があったのかは知らない。でも二人とも今は学園都市で穏やかに暮らしてんだろ?
何が深い因縁があるのかも知れない。でもこんなやり方じゃどちらかがどちらかを傷つけちまうんじゃねえのか?だったらそんなやり方は間違ってる。
誰かの為に誰かを犠牲にして語れる正義がお前にあるのかよ!それでもお前があわきお姉ちゃんに手を出すってんなら、まずはそのふざけた幻想をぶち殺s」
佐天「い、い、い、イカちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんん!!!!」
全員「!?」
佐天「ああ~!イカちゃんだぁ…///イカちゃぁん!!かわいいよぉイカちゃぁん!今まで何処にいたのぉ~??」チュッチュッチュッ
禁書「えっ!?えっ!?何っ!?離すんだよ!!ちょっと…やめて…!!」
黒子「どうしましたの佐天さん!?」
早苗「い、イカちゃん…?本当ごめんね?」
イカ娘「」ギロッ
イカ娘「…」スタスタ
客「タケルくぅん!早く注文~!」
客「ちょっとぉ?こっちが先じゃないの!?」
タケル「え、え~と…」アタフタ
渚「」ボーッ
タケル「渚お姉ちゃんも手伝ってよ!!」
渚「は、はい!すいません…」
千鶴「なんだかお店の雰囲気がよくないわねぇ…」
栄子「なんだよ?一体お前らどうしたんだ?」
イカ娘「早苗とは金輪際関わらないことに決めたでゲソ」
タケル「ぼくの顔ばっか見てないで仕事してよ!渚お姉ちゃん!!」
渚「はぃ…すいません…」
早苗「ごめんね…イカちゃん…」
栄子「こりゃ結構マズい常況なんじゃ…」
土御門(どういうことだ?あの柵川の生徒は超電磁砲の仲間として情報はあがっているが、確か無能力者だ。
しかし、禁書目録の姿を見て何かと認識している…?)
土御門「ち、ちょっといいかにゃ~お嬢さん。そいつが誰か知ってるぜよ?」
佐天「誰って、イカちゃんに決まってるじゃないですかぁ~!」チュッチュッ
禁書「離してほしいんだよー!!」キーッ
御坂「ちょっとちょっと!どういうとこか説明しなさいよ!」
土御門「ということぜよ」
御坂「じ、じゃあこの二人があの馬鹿とシスターなの!?」
黒子「まぁ、ずいぶんとお変わりになったことで…」
佐天「イカちゃぁん!」
禁書「」
結標「で、そちらの佐天さんに先日能力が発生した訳ね」
初春「視覚障害の一種みたいですねー」
土御門「話を総合すると、佐天の能力で二人の姿が変わってしまった可能性が高い」
土御門「そういうことだ、上やん」
上条「あぁ。分かってる」
上条「佐天さん…だっけ?ちょっといいかな?」
佐天「はい?」
上条「よいしょっと」ソゲブ
佐天「えっ?」
パキーンッ………
早苗「お願いイカちゃん!話を聞いて!」
イカ娘「近寄るなと言ったはずでゲソ」クルッ
パサッ
タケル「もうっ!!なんで3番さんのラーメンがまだここにあるの!?」
渚「えっと…そのぉ…」
タケル「もぅっ!!」
イタ「いい加減に(するでゲソ!!)(してよ!!)」
パキーンッ………
千鶴「あらっ!?」
栄子「二人の姿が…戻った…?」
…………
………
……
黒子「それにしても人騒がせな能力でしたの」
初春「佐天さんですからねー」
黒子「お姉様もあの後類人猿を追いかけていってしまいましたの」
初春「話してる間結標って人とずっと手繋いでましたからねー」
黒子「結局能力を使いこなせない佐天さんの小さな暴走だったみたいてますわね」
初春「今は安定してるみたいですよー」
黒子「だといいんですけど…」
千鶴「渚ちゃん、かき氷あがったわよ」
渚「はいっ!」テキパキ
早苗「イカちゃ~~ん!!」ダダダダッ
イカ娘「こっちくるなでゲソ~!」
タケル「お姉ちゃーん!」
栄子「なんだかんだ言って」
千鶴「これが『れもん』の日常よねぇ」
客「すいませーん」
イカ娘「今行くでゲソ!」
禁書「とーま!お腹へったんだよ!」
上条「分かったからちょっと待ってろ!」
ピンポーン
結標「上条くん…またご飯作りに来たわ…///」
御坂「ち、ち、ちょっと何で座標移動の女がここにいるのよ」
上条「何でお前もここにいんだよビリビリ」
御坂「わ、私はちょっと通りがかっただけよっ!」
上条「ここ男子寮の最上階なんですけど?」
禁書「と・う・まぁ~」ギラッ
上条「不幸だ…」
打ち止め「ねぇねぇ!あの人がこんな姿になっちゃったってミサカはミサカは仰天しながら報告してみる!」
番外個体「ぎゃははは!!大して変わってねぇじゃんwww」
一方通行『雪国もやし』
完