友奈「え?何ですか風先輩」
風「その籠手を嵌めて拳を握っちゃダメよ!」
友奈「握ってって…」グッ
風「ーーっ!!」ヘナァ…
友奈「…え?て、手の中に下着とブラが!!」
風「かかかか、返してっ!!」バッ
友奈「返してって…その下着、風先輩のなんですか!?」
風「……///」コクッ
風「…その籠手は…相手の下着やブラを手品のようにパッと奪う籠手なのよ…」
友奈「じゃあ、今の風先輩は…」
風「…友奈、あっち向いててくれる?」
友奈「…分かりました」クルッ
元スレ
友奈「綺麗な籠手…」カチャ 風「待って友奈!」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1419941746/
風「改めて説明すると、その籠手は相手の付けてるブラや下着を手品のように盗む能力を持ってるのよ」
友奈「まさに手品…」
風「元々は大赦がバーテックスのミタマを引き寄せる応用で作った装備らしいんだけど、どうも上手くいかないみたいだから…」
友奈「処分しようとしてたんですね?」
風「ええ…だから友奈、早く外してー」
友奈「…それが…外そうとしてるんですが外せなくて…」
風「」
風「外れないって…どういう…!」
友奈「あれでしょうか?RPGとかでよくある…呪われた武器とか…」
風「じ、冗談でしょ!?また下着やブラを盗られると思うと…」
友奈「私も力一杯やったんですけど…どうしても外れなくて…」
風「…友奈」ガシッ
友奈「な、なんですか!?」
風「今から大赦にその籠手の外し方を聞きに行ってくる。間違っても…他の人の近くで拳を握っちゃダメよ!!」
友奈「わ、分かりました!なるべく部室から出ないようにします!」
―――――
――――
―――――
友奈(……暇だなあ)
友奈(風先輩、早く戻ってこないかなあ…)
ガララッ
東郷「あ、友奈ちゃん。どうしたの?じっと座って」
友奈「東郷さん!それは…ちょっと用事で風先輩を待ってて」
東郷「そう…ぼた餅持ってきたんだけど、どう?」スッ
友奈「食べる食べるー!」
東郷「はい、友奈ちゃん」カパッ
友奈「じゃあ、これから…」グッ
友奈(あ…)
東郷「……っ!?」ビクッ
友奈(…手の中に何かが…まさか…)パッ
友奈(や、やっぱり…東郷さんの薄い水色の下着が…!)
東郷「ゆ、友奈ちゃん…悪いんだけど、ちょっと探し物をー」
友奈「ま、待って東郷さん!」
東郷「ごめん、友奈ちゃん!今はちょっとー」
友奈「こ、これだよね?東郷さんが探し物って」
東郷「………」
友奈「東郷さん?」
東郷「友奈ちゃん、ちょっと話を聞かせてもらえないかしら?」ゴゴゴゴ
友奈「…ハイ」
東郷「…そう、友奈ちゃんは故意にその籠手を嵌めたんじゃなかったのね」
友奈「そうだよ!私は好きで東郷さんの下着やブラをー」
東郷「その話はしないでもらえるかしら?」ニコニコ
友奈「」
東郷「…籠手を嵌めた手を使わない為の提案があるんだけど、いいかしら?」
友奈「あるの!?」
東郷「ええ。…あくまで提案だけど」
―――――――
ガララッ
夏凜「あ、友奈に東郷」
樹「友奈さん、東郷さん、こんにちは!」
友奈「こんにちは!夏凜ちゃん、樹ちゃん!」
東郷「こんにちは。夏凜ちゃんに樹ちゃん」
夏凜「…? 友奈、なんで片手に包帯巻いてんのよ」
樹「もしかして…怪我…しちゃったんですか?」
友奈「そうじゃないよ!ちょっと…トラブルで…」
東郷「詳しい事情は後で話すから…今は…」
夏凜「そうはいかないわ!ほら、友奈!手を出しなさい」グイッ
友奈「えっ、ちょっ、夏凜ちゃん!」
夏凜「…随分適当な巻き方ね。私が巻き直してあげるわ」
シュルシュル
夏凜「何これ?ただ籠手が嵌めてあるだけじゃない」
樹「怪我じゃなかったんですね…よかった…」
東郷「か、夏凜ちゃん…今の友奈ちゃんには…」
夏凜「全く人騒がせね…そんな物、外したら?」
友奈「それが…呪われてるのか外れなくて…」
夏凜「はあ?ちょっと貸してみなさい、私が外してあげるから」グイッ
友奈「ま、待って夏凜ちゃん!握っちゃったら私ー」
バッ
夏凜「…………え?」
東郷「……あ」
樹「………!?」
友奈(夏凜ちゃんの下着とブラが…手の中に…)
夏凜「………な」プルプル
友奈「え?」
夏凜「友奈あああああああああああああ!!!」ガシャーン
友奈「うわわっ!?」
夏凜「よくも私を騙したわねえぇぇっ!」ブンッ
東郷「ま、待って夏凜ちゃん!これには訳がー」
樹「夏凜さん、落ち着いてー」
夏凜「落ち着いていられるかああああ!!」ブンッ
友奈「あわわわっ!」
ガララッ
風「友奈ー!籠手の外し方が分かっー」
ガシャーン
ガランガラン
<マテーユウナー!
ゴメンナサイカリンチャーン!>
風「…遅かったみたいね」
樹「あっ、お姉ちゃん!夏凜ちゃんが!」
東郷「風先輩、早く籠手を外す方法を!」
――――――――――
その後、怒りが収まった夏凜ちゃんに下着とブラを返した後に風先輩に籠手を外してもらいました。
因みに外し方は……此処では省略します
あの日以来、夏凜ちゃんは私を見るたびに警戒するようになりました。でももじもじしながら恥ずかしがる様子はとても可愛らしいです
因みに…夏凜ちゃんの下着とブラの色はまさかの私のと同じでした
偶然なのかそれとも揃えてたのか気になりますが…忘れる事にします
今日も勇者部は平和です
おわり

