《 1 》
男「まっ、待ってくれ!!」
土御門「お前が誰かなんて正直興味がない……上からの依頼なんでな」
パンッ
土御門「任務完了っと。……俺だ…あぁ、後処理は任せるぞ」ピッ
Piriiiii
舞夏『兄貴かー?晩御飯できてるぞー』
土御門「オッケーだにゃー。すぐ戻るぜよ」
土御門「さてと」
ドンッ
絹旗「痛っ」
土御門「うわっ!?」
絹旗「超すみませんっ!!大丈夫ですかっ!?」
土御門「っ!?」
(こいつ《アイテム》の絹旗最愛っ!?…)
絹旗「あっ、頭でも超打ちましたかっ!? 喋れますかっ!?」
元スレ
▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-14冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1283761119/
土御門(俺の事は……見た感じ知らないようだが)
絹旗「うぅ~、どうしよう…麦野に超怒られてしまいます」
グスンッ
土御門「大丈夫だにゃー。ケガとかはないぜよ☆」
絹旗(にっ、にゃー? ぜよ?)
土御門「……どうかしたかにゃー?」
絹旗「……」
土御門「……」
絹旗「……」
土御門「……」
絹旗(超重症ですっ!!)
絹旗「とっ、とにかく超病院にっ!!」
土御門「ちょ、ちょっと待っ」
~病院~
土御門「だから何でもないっていったぜよ」
絹旗「まさかただの変な喋り方だとは超予想外でした」
土御門「喋り方の事を君にどうこう言われたくはないぜよ。おかげで舞夏のできたて晩御飯を食べそこねたにゃー」
絹旗「お詫びと言ってはなんですが食事でも超どうですか?」
土御門「遠慮しとくぜよ」
キッパリ
絹旗「即答っ!? そう言わずに食事だけでもっ!! それだけですからっ!! お金は超だしますからっ!!」
土御門「援交を迫ってるオヤジみたいだにゃー」
絹旗「このままでは私の気が超おさまりません」
土御門「食事はいらないから聞きたい事があるぜよ」
絹旗「なんですか?」
(まさかメルアドとか……初対面でいきなり連絡先とか……超ロリコンでしょうか?)
土御門「何であそこにいたんだにゃー?」
絹旗「えっ」
土御門「あの場所で《アイテム》は何をしていたのか聞いているんだ」
絹旗「っ!?」
(暗部の人間っ!? 超迂闊でしたっ!! あんな人通りのない場所に一般人がいるわけないです)
土御門「それで?」
絹旗(もう薄暗いし人通りも少ない。ここで超おっぱじめましょうか)
土御門「何をする気か知らないが止めておけ。俺は一応《グループ》の人間だ」
絹旗「あっ、あの《グループ》っ!?」
土御門「どうする?」
絹旗「……」
Piriiiii
土御門「どうぞ」
絹旗「……失礼します」
ピッ
麦野『あんた何処にいんのよっ!? 標的はどっかの組織に横取りされたみたいだけど』
絹旗「その横取りした奴が目の前にいるんですが」
麦野『……なるほど、鉢合わせになったのか。で? 一人でやれそう?』
絹旗「金髪グラサンの《グループ》だと名乗ってますが……私の能力でいけますかね?」
麦野『まさか……絹旗戻ってきなさい』
絹旗「目の前にいるロリコン軍曹がそれほど危険には見えませんが」
土御門(ろっ、ロリコン軍曹……)
麦野『……たぶん《土御門元春》よ、グループの実質リーダー。止めておきなさい』
絹旗「っ!? ……わかりました……はい、…はい。それでは」
ピッ
土御門「終わったか?それじゃあさっきのロリコン軍曹について詳しく」
絹旗「失礼しますっ!!」
ダッ
土御門「なっ!? 逃げんなっ!!」
絹旗(《グループ》のリーダーに超危険な発言をしてしまいましたっ!! 私のせいで組織同士の戦争になったらどうしようっ!!)
土御門「まてやちびっこー!!」
ダッダッダッダッダッ
絹旗「超ごめんなさぁーいっ!!」
《 2 》
~個室サロン~
麦野「それで、《グループ》のリーダーに言うだけ言って逃げてきたの?」
絹旗「ごめんなさい」
フレ「結局さ、ナイス絹旗っ!!グッジョブ」
滝壺「大丈夫だよ。私はそんな危ない事したきぬはたを応援してる」
浜面「なぁ、そんなにやべーの? その《グループ》って」
麦野「一応《グループ》《スクール》《アイテム》いま現在暗部の組織はこの三組織よ。他にもあるけど、この三組織に比べたら大した事ないわね」
フレ「結局その三組織のなかで学園都市上層部から絶大な信頼を得ているのが……」
浜面「その《グループ》ってわけか。やっぱり面子も凄かったり?」
麦野「第一位の《一方通行》。レベル4の座標移動、《結標淡希》。書庫にあるデータと一致しない《海原光貴》。そしてリーダーの……」
絹旗「土御門元春」
フレ「結局、私もあの男は苦手なわけよ」
浜面「なんで?リーダーっていうとやっぱり凄い能力とか?」
滝壺「書庫では一応《肉体再生の無能力者》ってなってる」
フレ「結局、接近戦がハンパじゃないわけ」
麦野「それと、頭の切れが異常よ……頭脳戦だと確実に負けるわね」
浜面「麦野がそこまで……って大丈夫か? 絹旗が昨日そいつに……」
絹旗「超どうしましょう麦野……」
グスンッ
滝壺「大丈夫だよきぬはた」
麦野「滝壺の言うとうりね。《グループ》は……特に土御門は話の分かるやつだから戦争にはならないわ。それに……」
フレ「結局、昨日絹旗がいない時に上から通達がきたしね」
絹旗「通達?」
麦野「《グループ》とは極力、協力関係でいるようにってさ。友好条約みたいなもんよ」
絹旗「ホントですかっ!?」
滝壺「だから大丈夫」
麦野「でも次に会ったら謝らないとダメよ」
絹旗「超良かったですっ!!」
~グループ隠れ家~
結標「いいじゃない別に本当の事なんだし」
土御門「ショタコンには言われたくないな」
結標「ゞ〇〆±”;□●☆▽誰がショタコンよっ!!」
海原「焦りすぎでしょ……」
結標「そっ、それよりアクセラレータは?」
土御門「打ち止めとピクニック」
海原「さすがロリコン星の王子様はちがいますね。常に僕たちロリコンの一歩先をいってますね」
結標「……あんた命しらずね」
土御門(あのガキ、今度見つけたら玉砕覚悟で黒ノ式をブチ込んでやるぜい)
――――――――――――――
絹旗「いやぁ最初はどうなる事かと思いましたが良かったです……ってあれは」
土御門「今日は舞夏のシチューの残りを味わって食べるにゃー……って貴様はっ!!」
絹旗「つっ、土御門っ!?」
土御門「絹旗……最愛か」
絹旗「心なしか声に怨念が感じられるんですが」
土御門「……」
絹旗「昨日は超すみませんでした」
ペコリッ
土御門「……まぁいいさ。もう知ってると思うが協力関係にあるんだ。気にするな」
絹旗「昨日のお詫びに食事でも」
土御門「結構だ。じゃあな」
(昨日に続けて今日も舞夏のご飯をお預けするなんてごめんだにゃー)
絹旗「ちょっ、ちょっと待ってくださいっ!! 超待ってっ!!」
土御門「はーなーせーっ!! 協力関係にはあるが馴れ合うつもりはないっ!!」
絹旗「そんな事言わずにっ!!」
一方通行「あ? アレは土御門じゃねェか、なにやって……ガキにダダこねられてやがるっ!!」
土御門「しつこいぞ絹旗最愛っ!!……あれは一方通行っ!?」
一方通行(土御門……お前ッてヤツは………グッジョブっ!!)
グッ
土御門(何がグッジョブだっ!!……って置いて行くなっ!!)
絹旗「観念してくださいっ!! 超食事だけですからっ!!」
土御門「…はぁ、なんだよ超食事って。仕方ないか」
絹旗「それでは私の超行きつけのファミレスへっ!!」
土御門(どうしてこうなった……)
《 3 》
~ファミレス~
絹旗「さぁさぁ、奢りですから超好きなの食べてください」
土御門「ウーロン茶で」
絹旗「ちょっと!! 奢りだって言ってるじゃないですかっ!! たーべーもーのっ!! 食べ物を頼んでください。これでもレベル4ですから。お金は超気にしないでください」
土御門「家に飯があるんで大丈夫だ」
(ていうか世間体的にこんな小さい子に食事代ださせるとかありえないだろ)
絹旗「明日食べればいいじゃないですか」
土御門「……」
絹旗「……」
土御門「……」
絹旗「グスンッ」
土御門「くっ!? すみませーんっ!! ハンバーグセットとお子様ランチとドリンクバー二つおねがいしまーすっ!!」
絹旗「それでいいんですよ。あとお子様ランチじゃないですっ!!」
――――――――――――――
店員「おまたせしました、ハンバーグセット2つですね。ごゆっくり」
土御門(はぁ、仕方ないか。舞夏のシチューは明日にしよう)
絹旗「……」
土御門「…なんだ?」
絹旗「……食事をする時はサングラスを外しなさいってお母さんに言われませんでしたか?」
土御門「……ちっ」
スチャ
土御門「これでいいか?」
ギロッ
絹旗(なっ!? かっ、カッコイイじゃないですかっ!! 超イケメンですっ!!)
土御門「…じゃあいただきます」
絹旗「いっ、いただきます///」
土御門「?」
土御門「それじゃあ今日はありがとうごちそうさまじゃ」
絹旗「ちょっとちょっと!! お店をでるなりいきなり帰ろうとするなんて、レディーに対して超失礼ですよっ!!」
土御門「もういいだろ……協力関係と言っても暗部の人間同士が馴れ合うわけにはいかないだろ?《アイテム》もそうだろうが」
絹旗「えっ? ウチは違いますよ。超仲良しですから。こないだもパジャマパーティーしましたし」
土御門「……」
絹旗「?」
土御門「…じゃあ俺はこの後どうすればいいわけ?」
絹旗「お友達になってください」
土御門「はぁ?」
絹旗「そうですね、連絡先の交換から超しましょうか」
土御門「ぷっ……あっはっはっはっはっはっ!!」
絹旗「なっ、なんですかっ!? 私は超真面目ですよっ!!」
土御門「いやいや……まさかお友達とは……ククッ。不意をつかれたぜよ」
絹旗「むぅ~」
土御門「オッケーだにゃあ……コレが俺のプライベート用の番号だにゃあ。あ~、ついでにメルアドも教えておくぜよ」
絹旗「あっ、ありがとうございます///……それより以前から超気になっていたんですが、その喋り方は……さっきのが素なんじゃ」
土御門「ダチとならこっちが素だにゃー。それよりなんてよんだらいい?」
絹旗「えっと、きぬはた……いやいや、さいあい。そうですね最愛で超いいですっ!!」
土御門「わかったぜよ。俺の事は好きに読んで……いや、やはりここはお兄ちゃn」
絹旗「連絡先ありがとうございます土御門っ!! 今度休みの日に超遊びに行きましょうっ!!」
ダッダッダッダッダッダッダッダッダッ
土御門「……まぁいいか」
17600号(……師匠に依頼されてスニーキングしましたが、こんなにつまらない任務は初めてです…とミサカは適当に収集データをまとめつつ呟きます)
――――――――――――――
~個室サロン~
麦野「はぁ?土御門に惚れたぁ?」
フレ「結局どうしたわけ?」
絹旗「素顔が超イケメンでした///」
浜面「そんだけ?」
滝壺「きぬはたも大人になったんだね」
麦野「……で、どこまでいったわけ?」
絹旗「プライベート用の連絡先を教えてもらいました。番号もメルアドもセットです」
麦野「まぁ、あの《グループ》のリーダーだし……くだらない男じゃないと思うけど……」
フレ「けど?」
麦野「絹旗を泣かしたらミンチにしてやるわ」
滝壺「むぎのはお姉さんだね」
浜面「ていうかお母さんだろ」
麦野「誰がおばさんだゴラァーっ!!」
浜面「日本語わかりますかっ!?……ってうわぁーっ!!」
《 4 》
麦野「デートに誘いたい?」
絹旗「はい」
フレ「結局誘えばいいわけよ」
絹旗「なんて誘えばいいんでしょうか」
麦野「今度遊びに行かない?的な感じで誘えば?」
絹旗「そっ、そんな超雑な誘いかたでいいんですか!?」
フレ「まずは土御門の都合のいい日を聞いてからじゃない? 結局、それなら断られる心配はないし」
絹旗「なるほど」
滝壺「善は急げだよ、きぬはた」
絹旗「わっ、わかりました」
ピッ
土御門『なんだにゃー?』
絹旗「つっ、土御門ですか?」
土御門『あー、最愛か』
絹旗(さっ、最愛///)
土御門『ちょうど良かったぜよ。明日暇かにゃー?』
絹旗「えっ?」
土御門『明日ウチの学区でちっこい祭があるんだが、一緒に行くかにゃー? 妹が急に行けなくなってしまったんだにゃ~』
絹旗「行きますっ!! 超行きますっ!!」
土御門『そっ、そうか。じゃあ明日夕方6時に○○学区の公園でいいかにゃー?』
絹旗「わっ、わかりました。はい、それでは…」
ピッ
麦野「どうだった?」
フレ「なんかいい雰囲気だったけど」
絹旗「むっ、むこうからお祭りに誘ってくれました///」
麦野「ほう」
フレ「それはそれは」
滝壺「きぬはた浴衣持ってる?」
絹旗「超小さい祭だと言っていましたから別に必要ないかと」
麦野「駄目よ」
フレ「結局、麦野の言う通りなわけよ。こういうのは見た目から入らないと駄目」
絹旗「しかし浴衣なんて超持っていませんし」
滝壺「いまから皆で買いにいけば問題ない」
麦野「問題ないわね」
フレ「問題ないわけよ」
絹旗(なぜ皆ノリノリなんでしょう)
~祭 当日~
土御門「少し早かったかにゃ~?……ん?」
絹旗「つっ、土御門ッ!?」
土御門「最愛、浴衣で来たのかにゃー?」
絹旗「はっ、はい。どうでしょうか?」
土御門「良く似合ってるぜよ。お人形さんみたいで可愛いいにゃー」
絹旗「あっ、ありがとうございます///」
土御門「ささっ。少し早いがいくぜよ」
絹旗「はっ、はい」
絹旗「小さい祭と言っていましたが、結構居ますね」
土御門「はぐれると面倒だし……失礼」
ギュッ
絹旗「土御門っ!? なっなん」
土御門「まさかこんなに人がいるとは予想外ぜよ。はぐれないように手ぇ繋いでおけは安心だにゃ~」
絹旗「……」
土御門「最愛どうした? お腹でもすいたかにゃ?」
絹旗「そっ、そうですね。祭と言えば出店ですからね。超見て回りましょう」
土御門「祭と言えば焼き鳥ぜよ」
絹旗「私は祭で出してる焼き鳥に何故ここまで金を払わなければいけないのか、超疑問だったのですが……」
土御門「それが祭の醍醐味だにぁ。気にしたら負けぜよ」
土御門「そろそろ花火が上がるみたいぜよ」
絹旗「……」
土御門「どした?」
絹旗「……暗部に」
土御門「?」
絹旗「……お互い暗部にいなければ……もっと踏み込む事が出来たんですけどね」
土御門「今のままじゃ不満か?」
絹旗「……こないだ言っていたじゃないですか……協力関係とはいえ馴れ合うつもりはないって。これが私達の限界の距離なんですよね?」
土御門「……」
絹旗「私はもっと土御門の事が知りたいです。でも土御門はどうなんですか? 私の事どう思ってるんですか?」
土御門「……正直今はこれ以上お前の事を知ろうとは思っていない」
絹旗「っ!?」
土御門「……だが、あくまで『今は』だ。学園都市が暗部を必要としない環境になれば俺達は暗部でいる必要はなくなる。そうなれば……」
絹旗「そうなれば?」
土御門「そうなれば俺は遠慮しないぞ。周りがなんと言おうが俺はお前との距離を今まで以上に縮めにかかる」
絹旗「それは……私の事を……」
土御門「今はお互いがお互いの事を何も知らないからな。だがそんな日がくる事を俺は信じて今、暗部にいる」
絹旗「……そうですね。なら、少しでも早くそんな日がくるように私達は……」
土御門「止まるわけにはいかないな」
Piriiii
絹旗「はい、絹旗です……はい、はい…わかりました、すぐに向かいます」
土御門「仕事か?」
絹旗「ええ。外部からの侵入者のようです」
土御門「場所は?」
絹旗「私達が一番近いですね」
土御門「ならさっさと潰して花火を見ようか」
絹旗「はいっ!!」
土御門「行くぞっ!!」
《完》
163 : VIPに... - 2010/09/08 09:30:40.66 0HtJ.ADO 19/20乙! 新鮮な組み合わせだった
164 : VIPに... - 2010/09/08 13:30:09.33 ymhGdMw0 20/20>>161土御門まじ男前。
原作のつっちー見てると胃に穴が空いてそうで心配になるな

