古泉「むふー、たまりませんねえ」
古泉「普段は長門さんが一番乗りですし、彼も意外と団活には真面目に出てきますから、こんな事出来ませんからね」
古泉「そーれ、もういっちょ、くんかくんか」
元スレ
古泉「彼と長門さんは出かけた……では、早速涼宮さんの椅子を」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1258719727/
古泉「んっふ、最高です」
古泉「んああ、このイスが常に涼宮さんのお尻に触れているんですね……少しくらい舐めても……」
古泉「ん? ……常……に……?」
古泉「常に……だと?」
古泉「こんのクソイス野郎がぁ!!!」ゴガンッ!
古泉「~~~~~~!」
古泉「ま、まあ今日はこの程度にしといてやりますよ……いってえ……」
古泉「……やっぱり一舐めくらい……」
古泉「ハア……ハア……」
古泉「くっ」
古泉「やはりいきなり座る部分は難易度が高過ぎますね……」
古泉「そうだ、まずは背もたれあたりからいってみましょうか」
古泉「ふむ……背もたれ……涼宮さんの背中が密着……」
古泉「この背もたれ野郎!!!」メギャッ!
古泉「~~~~~~!!」
古泉「畜生……たかが無機物ごときが随分舐めた真似をしてくれますね……」
古泉「まあ僕がイスを舐めるんですがね」
古泉「ぷふー! 誰が上手い事を言えと!」
古泉「wwwwwwwwwwwwwwwwww」
古泉「ふう、まさかあんな事で三十分間笑い転げてしまうとは」
古泉「将来はお笑い芸人にでもなりましょうかね」
古泉「そんな事よりイスですよ」
古泉「さあ、それでは背もたれを味わうとしましょうか」
古泉「ぺろりんちょ」
古泉「やっべ……」
古泉「これやっべ……」
古泉「うわ、まじちょーぱねえ」
古泉「木の味しかしねえ」
古泉「いや、おかしいじゃないですか」
古泉「あなたねえ、わかってますか? あなた以上に涼宮さんに触れているのはお下着様しかいらっしゃらないんですよ?」
古泉「あ……? 下着?」
古泉「…………うらやましいなあ畜生……」
古泉「はあ、涼宮さんの下着になれたら死んでもいいのに……」
古泉「まったく、世の中とは世知辛いものですね……」
古泉「ま、それはそれとして、イスでも舐めましょうか」
古泉「木の味しかしないのは背もたれだからですね、きっと」
古泉「やはりここは座る部分しかないでしょう」
古泉「そーれぺろぺろぺろーんちょ」
古泉「やっぱり木の味しかしねえ」
古泉「むう……ここはやはり僕の有り余る想像力を駆使するしかありませんか」
古泉「んはあ! 涼宮さんのお尻くんかくんか! 涼宮さんの背中ぺろりんちょ!」
みくる「………………」
古泉「いつからいらっしゃったのですか?」
みくる「彼と長門さんは出て行きましたか……あたりからです」
古泉「なるほどなるほど」
古泉「流石未来からのエージェント。気配を消すのがお上手ですね」
みくる「いえ、普通にビリーズブート野宿してましたけど」
古泉「………………」
古泉「朝比奈さん、これは違うんです」
みくる「あの、近づかないでくれませんか」
古泉「あの」
みくる「いやっ! 変態!」
古泉「せええええい!!!」
みくる「うっ!?」
古泉「…………やってしまった」
古泉「どうしましょうか」
古泉「まあいいか。たかがおいなりさんを近付けた程度で気絶しただけですし」
古泉「思いがけず朝比奈さんまで手に入りましたね」
古泉「これからが本番ですね」
古泉「ふむ、たいして気にしていませんでしたが、ビリーズブート野宿していただけあって動きやすい服装ですね」
古泉「スパッツ……ですか……」
古泉「ごくり」
古泉「僕としては大好物ですが……ここはこう言うべきなんでしょうかね」
古泉「冗談はスパッツだけにして下さいよ」
古泉「さてと」
古泉「少し汗ばんでいる朝比奈さんもいいのですが、そんな物はその気になればいつでも堪能出来ます」
古泉「ここはやはり普段味わえない物……そう、涼宮さんの私物でエキサイトするとしましょう」
古泉「そうと決まれば朝比奈さんはロッカーにでもしまいましょうか」
みくる「うきゅう」
古泉「この部室という空間」
古泉「普段は出来ない事をするというこのなんとも言えない気持ち!」
古泉「英語で言うならマインド!」
古泉「なんと清々しいものなんでしょうか」
古泉「それでは早速この涼宮さんの体操服で楽しみましょうか」
古泉「くんかくんか! もふもふ! んきゅいきゅい!」
古泉「あー、何これ」
古泉「最っ高」
古泉「おや? あれはまさか涼宮さんの飲みかけのペットボトルでは?」
古泉「まあ残すのも勿体無いですしねえ。ごくりごくり」
古泉「んめえ」
古泉「しかし、涼宮さんが直接口を付けていたと思うと、このペットボトルにさえ殺意が沸きますね。いっそ犯してやりましょうか」
古泉「ちんこが抜けねえ」
古泉「ふむ、困りましたね」
古泉「理論上、入ったのですから抜けるはずなんですけれども」
古泉「一向に抜ける気配を見せませんねえ」
古泉「まあ、涼宮さんの口に含まれたペットボトルからペニスが抜けない」
古泉「これはつまり涼宮さんが僕の陰茎を離したくない、と」
古泉「そういう事なんでしょうね」
古泉「痛い痛い痛い痛い!! めがっさ食い込んでくるっさ!!!」
古泉「ちょ! まっ! ふぬっ! んあああっ!」
古泉「…………ふう」
古泉「取り敢えず圧迫からは逃れられましたが……なんと恐ろしい罠なんでしょうか」
古泉「このような人権を無視した罠を仕掛けてくるとは」
古泉「やはり敵対組織の仕業なのでしょう」
橘「くちゅん!」
キョン妹「きょーこちゃん大丈夫?」
橘「大丈夫なのです! きっと誰かが噂してるのです!」
古泉「まあ罠にかかってしまったのは仕方がないですね」
古泉「今はどうやってこの涼宮さんの口に含まれたペットボトルからマイサンを救い出すかが問題です」
古泉「涼宮さんの……口に含まれた……」
古泉「ああっがああ!! いってえっつーとるやろがぁぁあああああ!!!」
古泉「ふうう、ふうう、落ち着けええええ、落ち着けええええ」
古泉「沈まれ我が息子よ」
古泉「大人しく抜けてくれれば、家に帰ってから十七EV○でも極上添乗員○ナホ! でも好きにさせてあげますから」
古泉「だからここはまず静まって下さいよ」
古泉「そう言えば涼宮さんも十七歳くらいでしたっけ」
古泉「んっあああ!!」
古泉「だんだん痛みが快楽に変わって来ましたよ」
古泉「困りましたね。ほんの少し。ほんの少しだけですが、抜けなくてもいい。そう思っている自分がいます」
古泉「まあペットボトルの中に溜まってきている白濁液を見るとそうも言っていられないのですが」
ハルヒ「ヤッホー! みんな揃ってる!?」
古泉「!?」
ハルヒ「ってあら? 古泉君だけ? 他のみんなは?」
古泉「あ、ああ、皆さん用事があるようで先に帰られましたが」
ハルヒ「はあ? 団長であるこの私に断りもなく?」
古泉「いえ、ですから皆さん副団長である僕に伝言を頼んでいかれたのでしょう」
ハルヒ「ふぅん……ま、いいわ。みんな帰っちゃったんじゃしょうがないしね」
ハルヒ「今日は活動無し!」
古泉(助かった……)
古泉(涼宮さんが部室に入って来る瞬間、ズボンを引き上げる)
古泉(ペットボトルはなんとか股間から太腿に向けて位置を決める)
古泉(まあ少しもっこりが目立ちますが、大丈夫でしょう)
古泉(後は家に帰ってからゆっくりペットボトルを引き抜くだけです)
ハルヒ「と思ったけど」
古泉「はい?」
ハルヒ「たまには少数精鋭ってのもいいわね!」
ハルヒ「帰りながら不思議探索するわよ!」
古泉「な、なんだってー!!!?」
古泉「あ、あの、涼宮さん、僕今日は少し体調が……」
ハルヒ「さ、古泉君いくわよ!」
古泉「はい!」
古泉(って、しまった! つい涼宮さんの笑顔につられて!)
古泉(自分を強く持て、古泉一樹! 今は涼宮さんの笑顔よりもペットボトルを抜くことだ!)
古泉(涼宮さんの太腿よりも! 涼宮さんの胸よりも! 涼宮さんのお尻よりも! 涼宮さんの唇よりも!)
古泉「いってえええええ!!」
ハルヒ「!?」
ハルヒ「古泉君!? どうしたの大丈夫!?」
古泉「いえ、大丈夫で」
古泉(上目遣い……だと?)
古泉「うぎゃああああ!!」
ハルヒ「ちょっと、古泉君!?」
古泉「だ、大丈夫ですから……ちょっと休めば全然大丈夫なんで……」
ハルヒ「本当……?」
古泉(ぐ……見るな、一樹……見たら終わるぞ……主にオティンティンが……)
古泉「ふう……ご心配をおかけしました」
ハルヒ「本当に大丈夫?」
古泉「ええ、勿論。SOS団副団長であるこの僕が嘘を吐いたことがありますか?」
ハルヒ「へ?」
古泉「少なくとも、あなたの前では一度も虚偽を語った事などありませんよ」
ハルヒ「え? あ?」
古泉「ふふ、さあ行きましょうか」
古泉(僕が賢者である内に)
ハルヒ「でね、キョンったら……」
古泉「なるほど、それはいけませんね」
ハルヒ「そうよね! やっぱりそう思うわよね!」
古泉(ふう、しかし涼宮さんの機嫌が良くなってよかった)
古泉(まさか僕の股間のせいで閉鎖空間が出来た、などといったら機関のみんなに殺されてしまいますからね)
ハルヒ「あ、古泉君! あっちの方なんてどうかしら! なんか不思議なものが見つかりそうじゃない?」
古泉「僕にはクレープ屋しか見えませんが」
ハルヒ「不思議よね!?」
古泉「仰せの通りでございます、閣下」
ハルヒ「あー、おいしー」
古泉「いや、確かに不思議ですね。なぜクレープはこんなに値段が高いのか」
ハルヒ「美味しいからでしょ?」
古泉「ですよねー」
古泉「ところで何か忘れているような」
みくる「ふえーん、誰か出してくだしゃーい」
みくる「どうして私縛られてるんでしゅかぁ」
ハルヒ「あー、楽しかった」
古泉「楽しんでいただけてよかったです」
古泉(人の奢りならなんでも美味しいし楽しいでしょうに)
古泉(まあ、この笑顔が見れただけでも良しとしますか)
ハルヒ「ううん、流石古泉君ね! キョンだとこうはいかないもの!」
古泉「! そう……ですか」
ハルヒ「そうよ! だいたいいっつもあいつはぐちぐちぐちぐち文句ばっかり……」
古泉(そういうあなたはいつも彼の話ばかりですけどね)
ハルヒ「あ、そうだわ、古泉君」
古泉「はい?」
ハルヒ「こんな事聞くのも今更なんだけどね?」
古泉「なんでしょうか?」
ハルヒ「古泉君って彼女とか好きな人とかいないの? ほら、こうして一緒に不思議探索してくれてるけどさ、もしそういう人に見られたら誤解されちゃうかもしれないし……」
古泉(……彼女……好きな人、ですか)
古泉「いえ、いませんよ」
ハルヒ「本当に?」
古泉「ええ」
古泉(まさか正直に言うわけにもいかないでしょう……あなたです、などと)
古泉(僕が演じるべき……望まれた役割は謎の転校生)
古泉(いつも笑顔を絶やさず、あなたが望むことを叶える副団長)
古泉(そう、あなたが望むから僕はここにいることが出来る。ですが……あなたにこの思いを伝えることは望まれてはいない)
ハルヒ「もし彼女が出来たら真っ先に報告するのよ! いい!?」
古泉「ええ、勿論」
古泉(…………困ったものです)
ハルヒ「それじゃ今日はここで解散! また明日ね!」
古泉「ええ。お気をつけて」
古泉(ふむ、参りましたね。こんな気持ちになったのはいつ以来ぶりでしょう)
古泉(これというのも彼がいつまで経っても涼宮さんとくっ付かないせいですね)
この気持ちは伝える訳にはいかない。伝えられない。
SOS団の副団長として、彼の友人として。そして機関の一員として、彼と涼宮さんがうまくいくことを願ってはいる。
……だが。
僕は、僕個人としては。
いつまでもこのままの関係が続いて欲しいと思っている。
今のままの関係なら、僕は涼宮さんの傍にいることが出来る。
例えそれがSOS団の副団長だとしても、それとも超能力者だとしても。
僕は彼とは違う。
彼は一人しかいないが、僕の代わりならいくらでもいる。少しでもミスをすればきっと代えられてしまう。
僕が涼宮さんに影響を与えてはいけないのだ。
告白なんてもってのほか。そんな事をすればきっと閉鎖空間が出来るだろう。
世界を守るべき人間が、世界崩壊の切欠を作る。はは、冗談じゃない。
世界を守るためにも。
居場所を守るためにも。
僕達の関係は今のままでいいんだ。きっと。
みくる「あっ! 足っ! 足つったっ!」
みくる「誰かたしゅけてぇええええ」
古泉(おや、電話ですか)
古泉「誰だ」
森さん「あんまりふざけてると目ン玉抉るぞ小僧」
古泉「生まれてきてスミマセン」
森さん「よろしい」
森さん「あー、今閉鎖空間絶賛発生中だからシクヨロ」
古泉「あんたいつの時代の人間やねん」
森さん「てめえ、余ってる皮引きちぎンぞコラ」
古泉「生きててスミマセン今すぐ死にます」
電話の前で土下座していると、凄まじいスキール音を鳴らしながら黒塗りの車がやってきた。
新川さん……その走りはタイア使いすぎるんですよ……。
後、なんですか、コレ。ドア一面にK-ON!って。歳考えて下さいって。
新川「あずにゃんは俺の嫁」
古泉「りっちゃんだろ常考」
古泉「ところで今回の閉鎖空間の原因はなんなんですか?」
新川「はあ、どうやったらあずにゃんに会いに行けるんだ? たったの一次元しか違わないじゃないか」
古泉「もうやだこの痴呆老人」
古泉「と言うわけで遅れました。いえ、決して嫁に付いて語り合っている内に夜が明けてしまったとかそういうんじゃ無くて」
森さん「………………」
古泉「あれなんですよ、ほら。僕は早く移動しろと言い続けていたんですよ」
古泉「ですがあのアルツハイマー野郎がですね、あずにゃんとちゅっちゅしたいようとか」
古泉「あずにゃんとにゃんにゃんするんだとか果てはあずにゃんと結婚式を挙げる! とかでグアムまで行こうとするし」
古泉「本当に大変だったんですよ」
森さん「………………」
古泉「ね? ですからほら、たったの十時間遅れたくらいいいじゃないですか」
古泉「むしろ誉めて欲しいくらいですよ。なんと言っても飛び立った飛行機を無理矢理引き返させたわけですから」
森さん(古泉いつの間にあんなにおちんぽ大きくなったのかしら)
森さん「………………Gokuri」
古泉「あの……森さん?」
新川「あずにゃんとか私は何を言っていたのでしょう」
新川「ノダちゃん最高」
古泉「ナミコさん一択だっつーの」
古泉「まあ、そう言うわけでして」
森さん「古泉」
古泉「は、はい! すいません! 本当は痛車のステッカー作ってました!」
新川「佐天さん可愛い過ぎじゃね?」
古泉「それには同意」
森さん「古泉、とりあえず服を脱ぎなさい。股間のビッグマグナムを調べます」
古泉「え? 何を言っているんですか?」
森さん「いいから早く」
古泉「ははっ、例え一億積まれようと嫌ですね」
古泉(僕のグングニルが刺さったペットボトルを見られたら大変な事になってしまいますしね)
森さん「てめえ古泉調子に乗ってるんじゃありませんよ」
古泉「ひいっ」
新川さん「なあ古泉。年増ではあるが女性がちんこ見せい! と言っているんだ。何を躊躇うことがある」
古泉「新川さん?」
古泉(だからむざむざ敵の罠に掛かったマイサンを見せられないんだっての!)
森さん「あ……新川」
森さん「今てめえ何つった」
新川「はて……なんじゃったかいのう」
森さん「誰が年増じゃコラー!!!」
古泉「さて、森さんは無事新川さん(ストライクゾーン十八歳未満)が引きつけてくれましたし」
古泉「学校でも行きましょうか」
古泉「ふむ、やはり徹夜はキツいですね。少しフラつきます」
古泉「まあそんな事よりも」
古泉「果てしなく尿意がヤバい」
古泉「ふうむ、参りましたね」
古泉「襲い来る尿意、しかし股間は袋小路」
古泉「流石にそのままするわけにもいきますまい」
古泉「ふうむ、困った困った」
キョン「穴あければ万事解決じゃね?」
古泉「鬼才現る!」
古泉「何故あなたがここに!?」
キョン「いや、お前こそ俺んちの真ん前でズボン脱いで何してんだ」
古泉「いや、少しでも圧迫感を無くそうかと」
キョン「まあいい、そのペットボトルは抜けないのか?」
古泉「ええ、こんなにがっちりと食い込んでしまいまして」
キョン「見せるな気色悪い」
古泉「いやあ、申し訳無い」
キョン「しかし、お前も間抜けな奴だな。ペットボトルが抜けないとは」
古泉「いえ……実はこれは敵対組織の巧妙な罠でして」
キョン「ふむ、なるほど」
キョン「敵対組織に潜入する事に成功した古泉。ふと見るとそこにはペットボトルが」
キョン「しかしそれは敵対組織の巧妙な罠だった」
古泉「くっ、悔しい」ビクビク
キョン「クリムゾンかお前は」
キョン「まあどうしてもダメだったら長門に頼めばいいだろう」
古泉「あなたは天才ですか」
キョン「まあな」
古泉(何かあればいつも長門さん……ですか)
古泉(この僕でさえ思い付かないようなアイディアですが、いかんせん頼り過ぎではないですか?)
古泉(これが涼宮さんが選んだ相手とは……)
古泉「ああ、ところで昨日閉鎖空間が発生したのですが、何か心当たりはありませんか?」
キョン「いや、無いな」
古泉「そうですか」
キョン「昨日は長門と買い物してたらハルヒに会ったくらいしか無かったぞ」
古泉「間違いなくそれですね」
キョン「何でだ? 別に友人と買い物に行くくらいよくある事だろう」
古泉「いやまあそうですが」
古泉(分かっててやってるなら最悪ですが……きっと気付いてないんでしょうね)
キョン「まあ、それにお前にも普段の礼をしたかったからなんだがな」
古泉「はい? 閉鎖空間発生させられてお礼とはまたまた」
キョン「いや、それは計算外だったんだって」
古泉「お陰様で僕は今日も徹夜ですよ?」
キョン「本当にすまないとは思ってる。でもな」
キョン「たまにはお前とハルヒを二人っきりにしてやりたいじゃないか」
古泉「はい?」
キョン「おいおい、なんだ、そんなに驚いて」
古泉「いえ……まさかあなたに気付かれているとは思いませんでしたので」
キョン「お前は俺を何だと思ってるんだ。いくらなんでもそこまで鈍くはないつもりだぞ」
古泉「いやあ、はっはっは」
古泉(でも涼宮さんの気持ちには気付いていない、と)
古泉(軽く殺意が沸きますね)
キョン「もう一つプレゼントもあったんだがな」
古泉「はい?」
キョン「ん? 気づかなかったのか? 朝比奈さんの衣装に紛れてハルヒのスク水も入れておいたんだが」
古泉「涼宮さんの……スク水!?」
古泉「あっがあああ! いっ、痛いいいい!」
キョン「おい古泉! 大丈夫か?」
古泉「ふっ、ぐうっ……」
キョン「古泉!?」
古泉「は、はは、もう慣れましたよ、こんな痛みなど」
キョン「そうか……ちなみに参考までに聞くが痛みはどれくらいなんだ?」
古泉「そうですね……ペットボトルの口の断面積と我が自慢の息子の太さを考えますと……」
古泉「エヴァ初号機に握りつぶされる寸前のカヲル君くらいでしょうか」
キョン「お前それ手遅れじゃね?」
キョン「しかし……なんだ、気付かなかったか」
古泉「ええ、すみません、あなたの好意を無駄にしてしまいまして」
キョン「いや、いいさ。どうせ部室にあるんだ。ゆっくり楽しめばいい」
古泉「あなたは神ですか」
キョン「よせよ、俺はただのお前の親友だぜ」
古泉「は、ははは……なんでしょうか。いきなり雨が……」
キョン「ん? 快晴だろう、何を言って」
古泉「いえ、豪雨ですよ……まったく、前が、見えないんですから」
キョン「ああ、そうだな。スコールみたいな豪雨だ」
古泉「ええ……」
キョン「ほら、古泉。部室へ行こうぜ」
古泉「…………」
キョン「大丈夫だ。ペットボトルなら長門がなんとかしてくれるさ」
キョン「その後は俺が長門を連れ出すから、お前は好きにすればいい」
古泉「ありがとう……ございます」
キョン「気にすんな。なあに、昨日閉鎖空間発生させちまったお詫びだ」
古泉(まあ痛車作っていたので闘っていませんでしたがね)
キョン「ついでに部室のパソコンに入ってるmikuruフォルダとharuhiフォルダの場所も教えてやるよ」
古泉「涼宮さんのフォルダですか!!?」
キョン「ああ、もちろんバニー姿もばっちり入ってるやつだ」
古泉「ああもう、いってえなあちくしょおおおおお!!!!」
僕は彼の事を勘違いしていたようです。
涼宮さんの気持ちに気付かない鈍チン野郎だの長門さん、朝比奈さん、はては佐々木さんといった方々の間をふらふらしている優柔不断野郎だの。
長門さんに頼りきりで自分じゃ何も出来ないヘタレだの、その癖やたらと偉そうにしやがってだの。
こんなのが僕の恋敵とはまるで思えませんでした。
どう控えめに見ても僕の方がイケメンなのに、何故涼宮さんは……常々そう思っていました。
ですが。
今ここにいる彼はそんな最低辺な人間ではありません。
彼は僕の親友……いえ、こう言った方が良いでしょう。
心友であり真友である、と。
キョン「なんかどっかでムカつく事考えられてる気がする」
エスパーですかあなたは。
キョン「てな訳なんだが」
長門「そう」
古泉「どこだ! 涼宮さんのスク水!」
古泉「これか! 違う? こ、これは涼宮さんが着ていたチャイナ!?」
古泉「んおっふおおおお! ぐっ、ぐがあああああ!!!」
キョン「どうにか出来ないか?」
長門「生理的に受け付けない」
キョン「そう言うなって。やってくれたらお礼にまたクレープ買ってやるから」
長門「本当?」
キョン「ああ、本当だとも」
長門「なら……また二人で」
キョン「ん? ああ、長門がそれがいいって言うなら」
長門「…………分かった」
古泉「こ、これは涼宮さんの着ていたチアガール衣装!? んっぬあああああ!」
長門「古泉一樹」
古泉「はい、何でしょうか、長門さん」
長門「これから私は私の欲望の為にあなたのその粗末なモノが刺さっているペットボトルを引っこ抜く。OK?」
古泉「ええもろちん」
古泉「間違えました。勿論」
古泉「ですが、もう一つお願いがあるのですが、よろしいでしょうか」
長門「なんでも言うがよい。今の私は機嫌がよい」
古泉「ではお耳を拝借」
古泉「ゴニョゴニョゴーニョゴニョリータ」
長門「…………」
キョン「何やってんだ、あいつら」
長門「なるほど、理解した」
古泉「理解して戴けて光栄です」
長門「ユメクイメリーサンカンゼッサンハツバイチュウメリーモエンギモカワイイナアチクショウ」
キョン「なんだその呪文は」
古泉「はっ? 取れた!取れましたよ!」
キョン「そうか、それはよかったな、古泉」
古泉「ええ、ありがとうございます。長門さんも」
キョン「ところで古泉。お前のペットボトルが抜け落ちた瞬間に俺の股間にペットボトルが出現したことについて何かないのか?」
古泉「んっふ」
キョン「いや、笑って誤魔化すんじゃない。長門?」
長門「先程、古泉一樹から説明を受けた」
長門「女性体の私には理解できないが、古泉一樹は性器がペットボトルから抜けない事により激痛を感じている」
キョン「そうだな、その通りだ」
古泉「ええ、思わず絶叫してしまうほどに」
長門「しかし、その痛みを超えた部分に快楽がある、と」
長門「そして、自分はもういいから世界中男性の股間にペットボトルを装着して欲しい、そう言われた」
長門「そうすればあなたも悦ぶ、と」
長門「…………どう?」
キョン「ぐあああああああああああ!!!!」
古泉「長門さんが首を傾げるとは……破壊力抜群ですね」
キョン「て、てめえ古泉……」
古泉「ふっ、あなたは心友であり真友ですが、それとこれとは話が別です」
古泉「僕が味わった痛み、思う存分味わうがいい!」
キョン「貴様、謀ったな古泉いいいい!!!」
古泉「ふ……坊やだからさ……」
長門「?」
キョン「ぐおあああああああああああ!!!!」
古泉「ふふ、長門さんは破壊力がありますでしょう。それでは僕は家でじっくりこれらの品と写真を楽しむとしましょう」
キョン「古泉ィィィィィ……」
古泉「はぁっはっはっは! アデュー!!!!」
長門「大丈夫?」
キョン「な、長門、大丈夫だからしゃがまないで。純白が見え……ぬぅわああああああ!!!」
みくる「うぅぅ……誰か助けて下しゃ~い」
みくる「と、トイレ……うううう、も、漏れちゃう、漏れちゃいましゅううううう」
終わり

