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285 : 1 - 2014/08/21 00:38:02.91 DpxvKxmE0 172/405



~???~


その頃、とある場所にて一人の男が永い眠りから覚まそうとしていた!
(ナレーション:正宗一成)


………


…………


……………


「起きろ!起きるのだ!我が忠実なる僕よ!」


「う…うぅ…俺は確か…ダモンに裏切られて…それからどうなった…?」


「お前はあの後、我の手により甦った。我らの事を忘れたとは言わせんぞ!」


「ハッ!あなたさまは…俺を甦らせてくださった大首領さま!?」


「よいか、お前はこの地にてあるモノを急いで完成させねばならん!
そしてもうひとつ、ある男とそれに少女をこの…我がいる場所へ誘うのだ!
全ての計画の成功はお前に掛かっている、それを忘れるな!!」


「ハハッ!して大首領様…この場所は一体…?」


「ここか?ここは…」


大首領と呼ばれる存在を奉る一人の男、この者たちは一体何者なのだろうか?
そして同じくインターポール本部でも…
(ナレーション:正宗一成)

286 : 1 - 2014/08/21 00:38:31.48 DpxvKxmE0 173/405



~インターポール本部~


アンリ「佐久間本部長、ただいま戻りました。
あのバダンについての組織についてひとつだけわかった事があります。」


佐久間「ご苦労アンリ、一体どんな情報ですか?」


アンリ「日本のとある農村で連中は何かを企んでいるとの事でした!」


佐久間「なるほど。しかしその情報はまだ確かなものではないのですね?」


アンリ「残念ながら、『彼ら』に動いてもらうほど確実な証拠がありません。」


佐久間「では、『彼』に動いてもらいましょう。」


アンリ「彼…?」


佐久間「そう、彼です。いい機会です。
いずれ彼に部隊の隊長をやってもらう予定ですし今回の任務に彼の資質を確かめるためにも適任でしょう!」


アンリ「ハァ…?」


そしてインターポール本部でも何やら重要な話が行われていた。
一体これから何が始まるというのだろうか!?
(ナレーション:正宗一成)

287 : 1 - 2014/08/21 00:39:57.45 DpxvKxmE0 174/405



<7月号発売日>


~道端~


「フンフ~ン♪
いくらここがドが付くほどの田舎でも今はもうネットの動画サイトで何でも見れちゃうもんね~!
それにしても今週の鎧武面白かったです~!終盤に向けてこれからどうなるんだろ~?
そしてネットで鎧武の次のライダーのネタバレ見ちゃった、今度はドライブってライダーかぁ…
こまちゃん先輩たちに教えてあげよっと!」


夏海「よぅ、ほたるん!ほたるんも駄菓子屋に行くのかい?」


「あ、夏海先輩!はい、今日はマガジンZの発売日ですからね。
先輩たちも先に行ったみたいなので私もこれから向かおうと…」


夏海「そっか、ウチもこれから駄菓子屋に行こうかなと思ってたんだよ!一緒に行こうか!」


「え…?だって夏海先輩先月駄菓子屋さんで怒られたはずじゃ…?」


夏海「なあに!あれからもう一ヶ月経ってるんだよ!
駄菓子屋だってそんな昔の事を蒸し返すほど意地の悪い事しないって!」


「そうでしょうか…?案外ネチネチ根に持ってたりして…」


288 : 1 - 2014/08/21 00:41:05.09 DpxvKxmE0 175/405



~駄菓子屋~


れんげ「…」


小鞠「…」


「…」


夏海「お、れんちょんに姉ちゃんたちだ!
みんな店の前でウチらの事待っててくれたんだな、関心!関心!」


「そうでしょうか、みなさんお店の前に貼られてある貼り紙を読んでいるみたいですけど?」


れんげ「あ、なっつんなのん!」


小鞠「ゲッ!夏海…!?アンタ今日は大人しく帰りなよ!」


「」コクッ


夏海「あん?何でウチが帰らなきゃいけないわけ?」


れんげ「それは…」


「あぁーーーーーーっ!?夏海先輩!これを!お店の前に貼られてある貼り紙を見てください!!」


夏海「貼り紙?何々?」


289 : 1 - 2014/08/21 00:42:18.02 DpxvKxmE0 176/405




【夏海 お断り】



夏海「なんじゃこの貼り紙はぁぁぁぁぁぁ!?」


れんげ「やっぱり駄菓子屋はお怒りなのん…」


小鞠「楓姉も今回は本気だよ…
やっぱり先月のマガジンZ破った事をまだ怒ってるんだよ…!」


「」コクッ


「私、お店の出入り禁止されてる人初めて見ました!」


夏海「ちょっとちょっと!?
駄菓子屋のヤツ一ヶ月前の事をまだ根に持ってるの!?
あんなのもうとっくに終わった事じゃんかよ!どんだけ女々しいんだ駄菓子屋め!!
こうなったら店に乗り込んで直接文句言ってやる!!」


れんげ「なっつん!ダメなん!なっつんは出入り禁止されてるのん!?」


夏海「だ~いじょうぶだって!こんなの無視したって平気平気…」


290 : 1 - 2014/08/21 00:44:37.27 DpxvKxmE0 177/405




「ゴラァァァァァ!!夏海!お前は出入り禁止だろ!!」



夏海「うげっ!駄菓子屋!?
何でウチだけ出入り禁止になんなきゃいけないんだよ!こんなのおかしいじゃん!?
客を出入り禁止にするなんてとんだ悪徳業者だブー!ブー!」


「何もおかしくはないだろ、ウチの店に危害を加えるようなヤツは客でも何でもない。
親にチクられないだけマシだと思えってんだ!」


夏海「なんだよ…この…駄菓子屋のバカーーーー!!」


「夏海先輩何処かへ行っちゃいましたよ。」


「放っとけ、どうせ拗ねてるだけだ。それよりも私はこれから出掛けるからな。」


れんげ「駄菓子屋どこに行くのん?」


291 : 1 - 2014/08/21 00:45:46.27 DpxvKxmE0 178/405



「業者のトラックが途中でパンクしてこっちまで品物届けられないらしいんだよ。
だからこれからパンクしたトラックから荷物を受け取りに行かなきゃいけないんだ。
…まったく面倒臭いったらありゃしない…」


「それはお気の毒に…あれ?でも待ってください?
それって今日届くはずの品物なんですよね?それじゃつまり…」


小鞠「マガジンZも…?」


「あぁ、お前らがお目当てのマガジンZもまだ届いちゃいないんだ。
悪いが戻るまで待っていてくれ。」


「「えぇーーーーーー!?」」


れんげ「そんな…がっかりなのん…」


「こればっかりはしょうがないですよ、これからどうします?」


小鞠「ここに居ても退屈だし…夏海でも追いかけに行こっか?」


「」コクッ


296 : 1 - 2014/08/22 20:38:20.38 R3UEHdS20 179/405



~秘密基地~


夏海「まったく駄菓子屋のヤツめ!
先月の事をネチネチと…大体姉ちゃんたちも全然ウチの事庇ってくれないし!?
可愛い妹が出入り禁止にされて可哀想だとは思わないのかよ!!」


ここはアニメ3話でも登場した越谷兄妹が廃墟を利用して作った秘密基地。
夏海はこの秘密基地にて先ほどの出来事にふて腐れていた。
さて、そんな時!
(ナレーション:政宗一成)


((ガサッ!))


夏海「ほへ?今何か気配が…?」


この廃墟と化した秘密基地にて何やら気配を感じる夏海。
その時であった!
(ナレーション:正宗一成)

297 : 1 - 2014/08/22 20:39:30.53 R3UEHdS20 180/405



((ブロロロロロ!))


夏海「これって…バイクの音?でもこの辺でバイクを使うのは駄菓子屋くらいじゃ…
まさか駄菓子屋のヤツ、わざわざウチに謝りに来たんじゃ!?
お~い!ウチはここだよ!」


((ブロロロロロ!))


夏海「お~い!お~…ムッ…モガ~っ!?」


??「おい!大人しくしろ!黙ってりゃ何もしねえから!!」


夏海「ちょ…何だこの展開~!?」


外から聞こえるバイクの排気音に気付き手を振ろうとした夏海。
だが突然、背後から忍び寄ってきた何者かの手により夏海は連れ去られてしまう!?
(ナレーション:政宗一成)

298 : 1 - 2014/08/22 20:42:06.09 R3UEHdS20 181/405



~秘密基地への道中~


「夏海先輩を探すのはいいですけど一体何処へ行ったんでしょうか?」


小鞠「まあ夏海が隠れる場所なんて限られてるからね、きっといつもの秘密基地だよ。」


「」コクッ


れんげ「なっつんは怒られるといつもそこにいるのん。」


「この村で隠し事は出来ませんね…」


((ゴロゴロッ!))


小鞠「それにしてもお天気悪いなぁ、こういう日に限っていつも何かトラブルが起きるんだよね。」


「そうですね、このssに限って言えば突然正義のヒーローやら悪の怪人が現れたりしますもんね…」


そして同じ頃、蛍たちも夏海の後を追ってこの秘密基地へ向かっている最中であった。
(ナレーション:政宗一成)


299 : 1 - 2014/08/22 20:45:34.42 R3UEHdS20 182/405



れんげ「ところでほたるん、今月のSPIRITSはどんな話になるのん?」


「それは…たぶん今までの話の流れからしてZXってライダーの話になるんじゃないかな?
けど私、ZXっていうライダーは本当に知らないのでよくわからないんですよね。
どんなZXってどんなお話なんですか?」


小鞠「え~と確か…主人公の村雨良はある日セスナでお姉さんの村雨静さんと一緒にアマゾン川の取材をしてたの。
けどその取材の最中にバダンの円盤を目撃してしまって捕まっちゃったの!
お姉さんは不幸にもバダンに処刑されてしまって村雨良も改造手術されてしまってZXになっちゃうんだ…
けど洗脳が解けて今度は逆にバダンに立ち向かおうとするんだよ!」


「なるほど、昭和ライダーにありがちな設定ですね。」


れんげ「ウチもZX見た事あるん!
V3やライダーマン、それにスーパー1と一緒にビデオ観てたのん!」


小鞠「そうそう、V3がZXにビデオ観せたよね!
そういえば秘密基地にスーパー1までの特集をした古いビデオがあったような…」


「みんなで一緒にビデオ…?それはちょっとよくわからないかも…」


300 : 1 - 2014/08/22 20:47:22.58 R3UEHdS20 183/405



れんげ「それでほたるん!BLACKは?光太郎はいつになったら出てくるのん?」


小鞠「そうだね、ZX編が終わったら次はBLACK編が始まるかもね!楽しみ~♪」


「」コクッ


「みんなもうBLACK編を楽しみにしていらっしゃる…
けど…あの…話の腰を折ってごめんなさいですけど…たぶんBLACK編はやらないと思いますよ?」


「「え?」」


「「嘘?マジで?」」


「はい。たぶん恐らく…」



「「なんでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!???」」


「?」

301 : 1 - 2014/08/22 20:48:28.01 R3UEHdS20 184/405



「あ、あの…私に文句言われても困りますよ…!
でも理由があるとすれば仮面ライダーSPIRITSって講談社さんの漫画じゃないですか。
それに原作版仮面ライダーblackは小学館、掲載されてる会社が違うし著作権の関係もあるから
諸々の大人の事情でBLACKは出せないんですよ~!?」


れんげ「そんな…ガッカリなのん…」


小鞠「そうだね、今TVでやってる私たちのヒーローが出れないなんて…」


「」ガクッ


「ほら…あの…光太郎さんはこの村なら毎週TVで観れるからそれでいいじゃないですか!」


れんげ「けどBLACKもSPIRITSに出してほしいんな!」


「だから私に言われても…そういう意見は講談社さんかもしくは村枝先生にお便りを出してね…」


302 : 1 - 2014/08/22 20:49:07.61 R3UEHdS20 185/405



((ブオオオン!))


その時だ、何者かがバイクで蛍たちに近付こうとしていた!
(ナレーション:政宗一成)


小鞠「バイクの音…?」


れんげ「きっと駄菓子屋なん!駄菓子屋がなっつんを心配してきてくれたのん!」


「それはあり得ないでしょう…」


「」コクッ


そしてバイクは蛍たちの前に近付く。
だがそのバイクは明らかに楓の持つバイクではなかった。
(ナレーション:政宗一成)

303 : 1 - 2014/08/22 20:49:49.86 R3UEHdS20 186/405



「あ…あれ?あのバイク駄菓子屋さんのじゃありませんよ!」


小鞠「それに乗ってる人も男の人だし…」


「」コクッ


れんげ「あれは…あのバイクに乗ってるのは…間違いないのん!」


光太郎「れんげちゃん!それにみんな!!」


れんげ小鞠「「光太郎さん!!」」


「」コクッ


なんとそのバイクに乗っていたのは!
このssシリーズでもお馴染みの我らがヒーロー!南光太郎であった!!
(ナレーション:政宗一成)

313 : 1 - 2014/08/26 00:48:00.51 vnxLsz1K0 187/405



れんげ「光太郎!にゃんぱす~!」


光太郎「にゃんぱ…じゃない!キミたち!急いであの廃墟の中に隠れるんだ!」


小鞠「え…?えぇっ!?廃墟ってアレ私たちの秘密基地だけど一体どうしたの!?」


光太郎「詳しい話は後だ!早く!!」


「わ、わかりました!?」


「」コクッ


??「廃墟に入ったか、予定通りだな…」


光太郎と蛍たちが廃墟に入って行くのを遠くから確認する謎の男…
蛍たちは状況がわからぬまま廃墟内に入るが、するとそこには一台の見知らぬバイクがあった!
(ナレーション:政宗一成)

314 : 1 - 2014/08/26 00:50:14.96 vnxLsz1K0 188/405



~秘密基地~


れんげ「またバイクなのん!」


「このバイクは…黒くて大きいですね!詳しくはわかりませんがアメリカンってタイプですよ!」


光太郎「HONDAのワルキューレか…するとこれはまさかさっきのヤツのモノじゃ…!?」


小鞠「ヤツ…?うんもう!光太郎さん!ちゃんと事情を話してよ!一体何があったの!?」


光太郎「すまない、実は俺にもよくわからないんだ。
バイクで走っていたら目の前に突然変な魔法陣が出てきて気が付いたらこの村にきていたんだ。
それだけじゃなく…」


((パシュッ!))


「キャッ!銃弾!?」


小鞠「どうなってんの!?」


光太郎「やはりここにも…実は先ほどから俺を銃で狙っているヤツがいるんだ!」


「そんなー!?」


小鞠「でも待って!それじゃ…!」


れんげ「ここに一人でいるなっつんも危ないのん!」


「」コクッ


光太郎から事情を聞き急いで夏海の安否を確かめようとする子供たち。
だが、その時!
(ナレーション:政宗一成)

315 : 1 - 2014/08/26 00:51:51.46 vnxLsz1K0 189/405



??「夏海ってのはひょっとしてこの子の事か?
ちなみにそのバイクは俺のモンだぜ。勝手に触んないでくれよ!」


夏海「お~い!みんな~!」


れんげ「なっつん!」


小鞠「夏海!」


「先輩!あれ?でも先輩の背後に誰かいる…?」


光太郎「お前は一体誰だ!?」


??「誰…だと?お前こそ一体誰だってんだよ!?」


そこに現れた一人の男。
夏海の背後にいるので姿はよく見えないが何やら大きな銃を持っていた。
(ナレーション:政宗一成)

316 : 1 - 2014/08/26 00:52:49.44 vnxLsz1K0 190/405



れんげ「なっつん!その人は誰なん?」


夏海「あぁ、この人はねぇ…」


??「テメェか、さっきから俺を狙う野郎は!さては…」


((バッ!))


男は銃を捨てて素手で光太郎に襲い掛かる。


((ガッ!))  ((バシッ!))


光太郎「クッ…この男…かなり強い!?」


317 : 1 - 2014/08/26 00:53:49.23 vnxLsz1K0 191/405



??「組み合ってわかったぜ!お前…改造人間だな!」


光太郎「何故それを…?お前は一体何者なんだ!?まさかゴルゴム!いや…クライシスか!?」


「光太郎さん、なんでもかんでもゴルゴムやクライシスに結び付けるのはどうかと思いますよ…」


??「ゴルゴムにクライシスだぁ?聞いた事もねえぞ!お前こそバダンの一味か!?」


光太郎「バダンだと…?」


れんげ「バダンってZXの敵なのん!」


夏海「やれやれ!やっちまえ二人とも!!殺し合えー!!」


れんげ「な、なっつん…?」


小鞠「夏海!この人一体誰なの!?」


夏海「あ、おっと!二人の戦いに夢中になっちゃったよ!え~とこの人はねぇ…」


((カッ!!))


夏海は廃墟にあった灯りを点けてこの正体不明の男の姿を照らす。
男は黒いプロテクターに黒いヘルメットを装備しており、そのヘルメットにはドクロが描かれていた。
その男の姿に子供たちは見覚えがあった!!
(ナレーション:政宗一成)

318 : 1 - 2014/08/26 00:54:26.98 vnxLsz1K0 192/405



「あの姿は…確かSPIRITSの1話で見たような…」


小鞠「あの原作版仮面ライダーblackを意識した姿は間違いないよ!」


れんげ「間違いないのん!あの人は…」


「」コクッ


夏海「そうだよ、仮面ライダーの相棒でお馴染みの滝和也だよ!」


「「えぇぇぇぇぇぇぇ!!???」」


そう、彼こそ仮面ライダーSPIRITSにおける人間側の主人公でもある滝和也であった!
その彼が何故こうして光太郎と戦う事になってしまったのか…?
そんな疑問を後回しに子供たちは急いで戦いの仲裁に入った。
(ナレーション:政宗一成)

319 : 1 - 2014/08/26 00:55:59.53 vnxLsz1K0 193/405



夏海「さて、どっちが勝つのかな?」


小鞠「バカ!そんな事言ってる場合じゃないでしょ!?」


「二人ともー!ストップ!ストーップです!戦いを止めてください!!」


れんげ「二人が戦う必要なんてないのん!!」


光太郎「「なんだって!?」」


子供たちが仲裁に入り、誤解だった事が判明。
滝は光太郎にこれまでの事を謝罪をした。
(ナレーション:政宗一成)


「…てーことはだ、お前も仮面ライダーなんだな?」


光太郎「そうです、俺は南光太郎。一応仮面ライダーです。
滝和也さん…以前先輩たちから聞いた事があります。
まさかそんな偉大な人とお会い出来るなんて光栄です!」


「ヘヘッ!良い奴だなお前!気に入ったぜ!!
さっきはいきなり襲っちまって悪かったな。」


光太郎「いえ、俺の方こそ…けどあなたの持っている銃はショットガンですね。
俺を襲っていたヤツとは違う銃だ…!」


「お前も…俺たちを襲っていたヤツとは違うな。
俺もここに来た時、変なヤツに襲われたんだ。
パンチパーマにマントを羽織った男だったんだが…?」


小鞠「パンチパーマにマント…?そんな変な人うちの村にはいないけど?」


「一体どうなっているんですか?」


「?」


誤解も解けて一段落するものの未だにこの状況が呑み込めない一同。
さて、これより場面は変わり時を少し遡る事になる…
(ナレーション:政宗一成)

320 : 1 - 2014/08/26 00:57:01.49 vnxLsz1K0 194/405



~ICPO極秘保管庫~


時は数時間前に遡る、ここはICPO(インターポール)が管理する極秘保管庫。
そこにある残骸が厳重な護衛付で運ばれてきた。
(ナレーション:政宗一成)


職員(A)「うぅ、いつ来てもここは不気味だぜ…仕事じゃなけりゃこんなとこ来たくもねえや!」


職員(B)「さっさとこいつを置いていこう。それでお終いだ!」


((ドサッ!))


残骸はまるで投げ捨てられるかのようにぞんざいに扱われた。
職員たちが去った後、その残骸からまるで怨念のような呻き声が聞こえてくるではないか!
(ナレーション:政宗一成)

321 : 1 - 2014/08/26 00:57:52.70 vnxLsz1K0 195/405



???(う、うぅ…ここは…我は確か戦いに…そうだ!我は戦って…そしてどうなった!?)


????(ここに来たという事はキミは戦いに敗れたという事さ。)


???(何…?では我はカメンライダーに倒されて…待て!お前は誰だ!?)


プワゾン(久しぶりだねアスラ、僕だよ。プワゾンだよ。)


アスラ(なんだと!?)


なんと残骸の正体は仮面ライダースーパー1との戦いに敗れたアスラだった!
そしてそのアスラに語りかけてきたのはなんとスカイライダーとの戦いに敗れたプワゾン!
これはどういう事なのかとアスラは周りを見回すとなんとそこには!?
(ナレーション:政宗一成)

322 : 1 - 2014/08/26 01:00:48.76 vnxLsz1K0 196/405



ペトレスク(主よ…助けて…!私まだ死にたくない!)


グィン(そうだ…私にはまだやるべき事が…)


アスラン(こいつらはニューヨークとガモン共和国でカメンライダーに倒されたコウモリロイドとクモロイド!?)


ベガ(ようアスラ、久しぶりじゃねえか!こんなとこで懐かしの顔が揃うとは会えるとは嬉しいねえ!)


サラマンダー(チッ!ニードルはいねえのか!?あの野郎をこの俺の炎で炙り殺してやれてえのによお!!)


アスラ(ベガにサラマンダー、タカロイドにカメレオロイドまで…!ここは一体何なのだ…?)


プワゾン(恐らく人間たちが僕らカメンライダーに敗れたバダンの怪人の残骸を掻き集めているんだろうね。
まあ連中にしてみれば僕たちは貴重なサンプルだから、
回収して隅まで調べ尽くしたいという気持ちはわからなくはないけど正直不快だな…)

323 : 1 - 2014/08/26 01:01:59.15 vnxLsz1K0 197/405



ベガ(そういやラ・モールの野郎とロッサがいねえな。あいつらはどうしたんだ?)


アスラ(ラ・モールはまだ出撃していない、それにロッサは…俺たちとは違うからだろう。)


プワゾン(彼女の本体はあの銀のドクロだからね。
どうやら人間たちは銀のドクロをまだ回収してないみたいだね。
ニードルはあの銀のドクロに御執心だったけど…)


アスラ(あのドクロは我らバダンの計画にとって必要なモノ。
俺もニードルからその事を伝えられているが…)


324 : 1 - 2014/08/26 01:02:36.12 vnxLsz1K0 198/405



??????「「ひゃはははははは!!無様に敗けたお前らがバダンの心配だと!?」」


??????「泣かせて、いや!笑わせてくれるねぇ!」


?????「…」


そこへ残骸と化したアスラたちの前を嘲笑うように三人の人影が…!
(ナレーション:政宗一成)


ジゴクロイド「初めましてだな三下ども!俺はジゴクロイド!」


カマキロイド「あたしはカマキロイド。ちなみにこっちの爺さんはカニロイドね。」


カニロイド「…」


アスラ(ジゴクロイドにカマキロイド…?)


プワゾン(それにカニロイドだって?)


ベガ(テメェらなんぞ見た事もねえぞ?新入りか!?)


325 : 1 - 2014/08/26 01:04:00.83 vnxLsz1K0 199/405



ジゴクロイド「ハッ!新入りだぁ?人間の感覚で物を言いやがって!」


カマキロイド「あたしらは最初から人間じゃないのさ、口の利き方に気をつけな!」


サラマンダー(気の強い女は嫌いじゃねえぜ!それで俺たちをどうする気だ?)


グィン(どうせ失敗した我々の処分にでも来たのだろう、一思いにやってくれ。)


ペトレスク(そんな!?処分なんてイヤだ!神の御慈悲を!?)


アスラたちはこの三人が自分たちの処分にやって来たんだろうと思いそれぞれ覚悟を決めるが…
しかし三人がここに来た理由はそれとはまったく違っていた!
(ナレーション:政宗一成)

326 : 1 - 2014/08/26 01:05:01.81 vnxLsz1K0 200/405



ジゴクロイド「おいおい、早とちりすんなよ!
お前らの処分だけなら俺らが出向く訳ねえだろ!それだけならコマンドロイドどもにやらせらあ!」


カマキロイド「あたしらがここに来たのはアンタらにチャンスを与える為さ。」


アスラ(チャンスだと…?)


ジゴクロイド「どうせテメェらはこの後人間どもに解体されるんだろ。
ならもう一度バダンのために、忠誠を尽くす気はねえか?」


カマキロイド「アンタたちだって元は人間だけど神によって『選ばれた民』なんだろ?
神はまだアンタたちを必要としているらしいんだよねぇ…」


プワゾン(神がまだ…!)


アスラ(我らを必要としているだと…!)


ジゴクロイドたちから思いもよらぬチャンスを与えられたアスラたち。
彼らの返答は…?
(ナレーション:政宗一成)

327 : 1 - 2014/08/26 01:06:35.97 vnxLsz1K0 201/405



サラマンダー(俺はその話乗ったぜ!どうせここにいてもろくな目に合わねえんだ!
だったら…!それにニードルの野郎にも復讐が出来るしな!)


グィン(私も乗った!私のような優秀な兵器がこのような場所で朽ち果てるなどあってはならない事だ!)


ペトレスク(神がまだ私を愛してくださった!ならば私は主に忠誠を尽くすのみ!)


ペトレスク、サラマンダー、グィンと次々とジゴクロイドの話に乗ろうとする。
そしてアスラとプワゾンも…
(ナレーション:政宗一成)


ベガ(いいだろう。俺もその話乗ったぜ!ここにいても面白え事は何も無さそうだしな。
アスラにプワゾン、お前らはどうする気だ?)

328 : 1 - 2014/08/26 01:10:41.72 vnxLsz1K0 202/405



プワゾン(僕も行くよ。あの醜い人間たちを今度こそ…!)


アスラ(バダンがこの俺にさらなる強き肉体を与えてくれるなら俺は再び忠誠を尽くすだけだ!)


ジゴクロイド「ヘヘッ!いい返事だ!だが後悔すんなよ!
お前らの選択がひょっとしたら死ぬよりもさらに最悪な結果にならなきゃいいがなぁ!!」


カマキロイド「さぁ、最後はアンタの仕事だよ。カニロイド!」


カニロイド「…」


((ブシュゥゥゥ!))


カニロイドが吹く泡がこの厳重な保管室をドロドロに溶かしてしまう!
(ナレーション:政宗一成)

329 : 1 - 2014/08/26 01:11:08.87 vnxLsz1K0 203/405




((ヴィー!ヴィー!ヴィー!))



佐久間「何事ですか!?」


アンリ「佐久間本部長これを見てください!
やられました!連中は仲間の残骸を回収していったようです…
この事を至急各地にいる彼らに伝えます。」


数分後、駆けつけた佐久間やアンリがそこで見た光景は…
室内の壁がドロドロに溶かされてアスラたちの残骸が紛失してしまった保管室であった!
(ナレーション:政宗一成)

336 : 1 - 2014/08/29 02:48:07.31 7wryafYV0 204/405



~秘密基地~


光太郎「やはり俺たちを襲っているヤツらがいると…!」


「そういう事になるな、一旦ガキどもを安全な場所に送り届けるか。」


場面は戻りのんのん村(名称不明)の秘密基地。
そこでは光太郎と滝が子供たちを避難させようと相談をしていたのだが…
(ナレーション:政宗一成)


夏海「えぇーっ!ウチらに帰れだって!?嫌だよ!もっと戦いが見たいよ!!」


小鞠「ちょっと夏海!光太郎さんたちの言う通りにしなきゃ!」


「そうですよ、ここには危ない人たちがうろついているんですからね!」


れんげ「なのん!」


「」コクッ


光太郎たちの意見に賛成するれんげたち。だが夏海だけは…
(ナレーション:政宗一成)

337 : 1 - 2014/08/29 02:49:09.54 7wryafYV0 205/405



夏海「何言ってんだよみんな!ここでバダン帝国の神聖なる儀式が行われるんだよ!
そんな光栄な場に居合わせるチャンスだってのに帰ろうだなんてどうかしてるよ!」


小鞠「な、夏海…?」


「夏海先輩…何を言ってるんですか?」


「なっつんがおかしいのん!いつもならこんな事絶対に言わないのん!」


「」コクッ


「この夏海って子は俺と会ってからずっとこの様子だったんだ、もしかしたらこりゃ…」


光太郎「何かがおかしい!一刻も早くここから出よう!」


いつもと何か様子がおかしい夏海を見て急いでここから出ようと言う光太郎と滝。
ふと滝は思い出したかのように光太郎にある質問をするのだが…
(ナレーション:政宗一成)

338 : 1 - 2014/08/29 02:50:09.89 7wryafYV0 206/405



「こんな時に聞くのも何だがよ、そういえばお前…仮面ライダーの何人目なんだ?」


光太郎「俺は…11人目ですけど…?」


れんげ「一応光太郎は11人目の仮面ライダーなのん!」


「光太郎さんって11号と12号を兼任してるからこの辺りややこしいんですよね。」


「11人目だぁ!?」


小鞠「え…?何でそこに驚くの!?」


光太郎からの返答に急に驚いた顔をする滝!
実は滝はここに来る前にアンリからある情報を聞いていた。
(ナレーション:政宗一成)


「俺はアンリから仮面ライダーが本郷と一文字の他にもいて全部で9人いるって聞いたぞ!
現に俺はXの神敬介とストロンガーの城茂ってのには会ったぞ!
だが11人目ってなんだ!?つーかその前に10人目はどこ行った!?」


光太郎「落ち着いてください滝さん!10人目は確か村雨さんのはずじゃ…?」


れんげ「そうなん!10人目はZXなのん!」


小鞠「けどそのZXは…」


339 : 1 - 2014/08/29 02:51:40.57 7wryafYV0 207/405



その時であった!


((ダーンッ!))


光太郎「銃声!これはさっきの俺を狙っていた銃の音だ!?」


「じゃあ光太郎さんを追っていた人がここに来たんですか!」


??「ムラサメか…まさかお前らみたいな何の変哲もないガキどもがこいつの事を知っているとは思わなかったな。」


??「…」


二人の男が現れる。
一人はサングラスを掛けたリーゼント風の髪型の男、もう一人はパンチパーマにマントを羽織った男。
その男たちの正体は…?
(ナレーション:政宗一成)

340 : 1 - 2014/08/29 02:54:14.58 7wryafYV0 208/405



「お前は…三影!?それにもう一人は確かおやっさんとこに現れたヤツ!
確かコマンダーとか言われてた野郎だな!お前はストロンガーに敗れて死んだはずじゃなかったのか!?」


れんげ「そうなん!村雨良なのん!」


ムラサメ「村雨良…?前…俺の事を知っているのか?」


三影「おっと、こいつの事をコマンダーだのムラサメと呼ぶのはやめな!
こいつには神より授かりし新しい名とそして肉体が与えられたんだ!」


光太郎「どういう事だ…?
村雨先輩のあの眼…あれは正気の眼じゃない!まるで洗脳された眼だ!?」


「洗脳…!じゃあ三影!お前はやっぱりバダンに!!」


三影「そうだ、俺たちは神より選ばれし民。そしてお前らは神に見放された人々…」


「そんな!でも何でバダンがどうしてこんなとこにやってきたんですか!?」


小鞠「そうだよ!ここは昔私と夏海が見つけた秘密基地だよ!ここに来て何をする気なの!?」


341 : 1 - 2014/08/29 02:55:25.85 7wryafYV0 209/405



三影「まったく、お前ら人間は…
視野が狭すぎるな、ここは元々お前らガキの遊び場じゃない。
我々バダンの重要な拠点だったんだよ!」


光太郎「なんという事だ…まさかここがバダンの施設だったとは!?」


小鞠「そんな…嘘…だって私たち今までずっと遊んでても何も起きなかったよ!」


三影「こんなド田舎にこれだけの廃墟が何故あるのか今まで何の疑問も抱かなかったのか?
我々バダンが人目を避けるために設置したのさ。
今までこの廃墟で何も起きなかったのにも理由がある。
それはヤツが傷を癒すために深い眠りについていたからだ。」


「ヤツ…?」


次々と明かされる重大な事実!
バダンの手先と化した三影、それに死んだはずのムラサメ!
そしてこの夏海や小鞠の秘密基地がバダンの関連施設である事に驚きを隠せずにいた!!
(ナレーション:政宗一成)

342 : 1 - 2014/08/29 02:56:41.60 7wryafYV0 210/405



夏海「へへぇー!バダンの大首領さま!お助けください!大首領さま!」


れんげ「なっつん!何やってるのん!?」


夏海「何って大首領さまだよ!みんなも拝むんだ!そしたら大首領さまに助けてもらえるよ!!」


光太郎「まさか夏海ちゃんがおかしくなったのもお前らの仕業か!」


三影「そうだ、このガキにはちょっと実験体になってもらった。」


「実験体だぁ!?」


三影「いずれ日本中の人間が見るべき破滅のビジョン。
それをこのガキに見せつけてやったのさ。結果はこの通りの出来、完璧だ。」


小鞠「そんな…夏海が…!」


三影「しかしここまで見事に掛かるとは予想外だ。
もしかしてこのガキ、最初から心に何かを抱えていたんじゃ…?」


バダンが夏海に見せた破壊のビジョン。
これこそ後にバダンが日本襲来時に全日本国民に見せるバダンシンドロームの事であった!
(ナレーション:政宗一成)

343 : 1 - 2014/08/29 02:57:35.86 7wryafYV0 211/405



三影「これでお喋りはお終いだ。必要な人間以外はここで死んでもらう!」


((ブオオオオ!))


「三影…!お前その姿は!?」


タイガーロイド「俺は人間である三影英介を捨てた!今の俺はバダンの怪人、タイガーロイドだ!!」


滝の目の前で怪人に変化する三影。
その姿はバダンの怪人、タイガーロイドの姿であった!
(ナレーション:政宗一成)


タイガーロイド「さぁ、お前も姿を変えろムササメ!
いや、違うな!神より授けられしお前の名を叫べ!お前の名は…」


ムラサメ「そうだ、俺の新たな名は………ゼクロス!!」


((ブオオオオ!))


れんげ「ZXも変身するのん!」


小鞠「けど変身って叫んでないしあれは変身とちょっと違うよ…」


「ていうか待ってください!あのZXの身体の色が…」


光太郎「何だ…あのZX先輩の身体の色は…!?」


変化したムラサメの身体を見て驚きを隠せずにいる一同!
それもそのはず、なんとそこにいたのは…
(ナレーション:政宗一成)

344 : 1 - 2014/08/29 02:58:29.48 7wryafYV0 212/405



ZX「これが新しい俺の身体…」


タイガーロイド「そうだZX、それがお前が神より授かりし新たな身体だ!」


「間違いねえ!あいつはストロンガーと戦った時よりも完全な身体になってやがる!?」


「ていうかあのちょっと待ってください!ZXって確か身体が赤いはずですよね?」


小鞠「そうだよ、確か真っ赤な身体のはずなのに…」


光太郎「そうだ。ZX先輩の身体は赤いはず…それなのにこの色は一体…?」


れんげ「おかしいん!ZXの身体が灰色になってるのん!?」


そう、れんげの言う通りそこにいたZXはなんと灰色をしていた。
それも先月に見たマガジンZ6月号の表紙に出てくるZXと同じ姿で…
(ナレーション:政宗一成)

345 : 1 - 2014/08/29 02:59:41.66 7wryafYV0 213/405



タイガーロイド「さて、変身してもらおうか。ゴルゴムの世紀王さんよぉ!」


光太郎「貴様!ゴルゴムの事を知っているのか!?
いいやそんな事はどうでもいい!罪もない子供を洗脳した事は絶対許さん!!」


((ギリッ!ギリギリッ!))


光太郎「「変…ンン…身!!」」


((プシュゥゥゥゥ!))


BLACK「「仮面ライダーBLACK!!」」


「いい変身だ、ダブルライダーと同じくらい迫力があらぁ!よし、俺も行くぜ!」


「滝さんも再びドクロのヘルメットを被って戦闘状態に!」


れんげ「ライダーたち!みんな頑張るのん!」


346 : 1 - 2014/08/29 03:00:14.48 7wryafYV0 214/405



BLACK「ハッ!トゥァッ!」


ZX「ヌンッ!」


れんげ「仮面ライダーBLACKとZXの夢の対決なのん!」


小鞠「本編じゃ実現不可能な戦いだね!」


「」コクッ


滝ライダー「うらぁーッ!」


タイガーロイド「フンッ、やるな滝!さすがは伝説のFBI捜査官といったところか。」


「こっちも負けていませんよ!
滝さんも武装でタイガーロイドと互角の勝負を、もう滝さんも改造人間でいいんじゃないでしょうか?」


仮面ライダーBLACK対仮面ライダーZX!

滝ライダー対タイガーロイド!

二対二の戦いは当初は互角かと思われたていたのだが…
(ナレーション:政宗一成)

347 : 1 - 2014/08/29 03:26:02.33 7wryafYV0 215/405



タイガーロイド「人間の分際でここまで戦えるのは褒めてやる。だがなぁ、所詮お前は人間なんだよ滝!!」


滝ライダー「あんだと!?」


((ドバッ!))


タイガーロイドの鋭利な爪により斬撃が容赦なく滝を襲う!
その斬撃は凄まじく仮面ライダーの外皮みたく頑丈ではない滝のプロテクターでは防御しきれるモノではなかった!
(ナレーション:政宗一成)


滝ライダー「チッ!?」


BLACK「滝さん!?」


ZX「よそ見をするな、十字手裏剣!」


((ドシュッ!)) ((ドシュッ!))


BLACK「ぐはっ!?」


ZX「続いてこれだ、衝撃集中爆弾!」


((ドッカァァァァァン!))


BLACK「ぐぅぅっ!?」


れんげ「大変なん!BLACKがZXの爆弾で吹っ飛ばされたのん!?」


348 : 1 - 2014/08/29 03:27:02.73 7wryafYV0 216/405



BLACK「まだまだこれからだ!行くぞ!」


拳を握り絞め、力を込めるライダー!
ベルトのキングストーンの力を込めて必殺技を発動させる!
しかしそれはZXもまた同じく、ポーズを決めて必殺技の体勢に入った!
(ナレーション:政宗一成)


BLACK「ライダ―――ッ!」


ZX「ZX―――ッ!」


BLACKZX「「パ―――ンチッ!!」」


((ドゴォッ!!))


BLACK「クッ…!」


ZX「グォォッ!?」


れんげ「BLACKとZXのライダーパンチなのん!
でもBLACKのライダーパンチの方が威力は上だったのん!!」

349 : 1 - 2014/08/29 03:28:08.34 7wryafYV0 217/405



ZX「う…うぅ…」


タイガーロイド「おいZX!クソ、気絶しやがったか…!グホォッ!?」


滝ライダー「生身だと思って甘く見んな!油断大敵だ!クソッタレ!!」


タイガーロイド「おのれ…滝!」


れんげ「滝も負けてないのん!メリケンに仕込んだライダーパンチでタイガーロイドにダメージを与えたんな!」


小鞠「今回の敵は手強いよ!あのZXが敵になっちゃうわけだし…」


「敵の目的は一体…?」


バダンの目的は一体何なのか…?
蛍が疑問に思ったその時、背後から忍び寄る怪しい影が!
(ナレーション:政宗一成)

355 : 1 - 2014/08/29 21:41:58.14 7wryafYV0 218/405



???「ZXのシンクロ率40%か、まだダメなようだな。
やはり神のボディを完全にシンクロさせるには…」


((ガシッ!))


「え?キャァッ!?」


小鞠「蛍!?」


れんげ「大変なん!ほたるんが変なおっちゃんに捕まってしまったのん!」


BLACK「蛍ちゃん!おのれ!蛍ちゃんを離せ!その子は関係ないはずだ!」


???「いいや、そうはいかない。今回の計画にはこの娘も関わるのでな。」


「この…!…っておい!!こいつは!?」


突然背後から現れて蛍を捕らえた謎の男。
滝はその男の顔を見て思わず恐怖に怯えてしまう!
(ナレーション:政宗一成)

356 : 1 - 2014/08/29 21:43:26.69 7wryafYV0 219/405



「ば、馬鹿な…お前は…何故お前が生きてるんだ!?」


BLACK「滝さん!あの男を知っているんですか!?」


小鞠「あ、私もあのおじさん知ってるよ!」


れんげ「ウチも知ってるん!」


「」コクッ


「私はこんなおじさん全然知らないんですけど…?」


滝ライダー「お前のそのツラ!忘れろと言われたって忘れられねーよ!地獄大使!!」


地獄大使、かつて滝が仮面ライダーと共に倒した悪の組織ショッカーの大幹部!
その地獄大使が何故甦ったのか?
(ナレーション:政宗一成)

357 : 1 - 2014/08/29 21:44:08.06 7wryafYV0 220/405



???「地獄大使…そうか…ダモンはそう呼ばれていたのか…」


滝ライダー「ダモンだぁ?何言ってやがるお前は地獄大使だろ!?」


???「あのようなヤツと一緒にするなぁぁぁぁぁ!!」


((キィィィィン!))


滝ライダー「うわぁぁぁぁ!?」


「滝さんが吹っ飛ばされちゃいました!」


謎の男は突如念力を発してその衝撃波を滝に浴びせた!
その威力に思わず吹っ飛ばされる滝!
しかし男はそんな滝には目もくれず蛍を連れて仮面ライダーの近くに寄ってきた。
(ナレーション:政宗一成)

358 : 1 - 2014/08/29 21:45:01.29 7wryafYV0 221/405



ガモン「お初にお目に掛かる、ゴルゴムの世紀王ブラックサン。
我が名はガモン、暗闇の使い。長い年月を掛けてようやく眠りから目覚めた男。」


BLACK「ガモンだと…?
誰だか知らないが俺の事をブラックサンと呼ぶな!」


小鞠「あれ?ガモン…?この名前何処かで聞いた事あるような…?」


れんげ「2号編の舞台になったガモン共和国と同じ名前なのん!」


「偶然…なんでしょうか?」


ガモン「フフ、威勢のいい男だ。だが、嫌でも従ってもらうぞ!これを見るがいい!!」


((ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ))


そこに現れたのは全長20mはあるかもしれない巨体、しかしその巨体には何故か首が設置されていなかった。
それだけではない、中央に人が入れるサイズの窪みがあった。
(ナレーション:政宗一成)

359 : 1 - 2014/08/29 21:46:10.89 7wryafYV0 222/405



BLACK「デカい!これは一体…?」


ガモン「おっと失礼、どうやらまだ未完成だったようだ。我より生まれし子供たちよ、急いで仕上げるのだ!」


ガモンは自分の子供たちにこの巨体を完成させるようにと指示を出す。
その指示と同時に三人の怪人たちの姿があった!
(ナレーション:政宗一成)


ジゴクロイド「あいよ親父!」


カマキロイド「これでもICPOの施設から急いで戻ってきたんだから、人使い荒いわね。」


カニロイド「…」


「三人の怪人が!」


小鞠「けどあの三人の怪人たちだけど…何か持ってるよ?」


れんげ「あれは…首なん!怪人の首なのん!?」


BLACK「なっ…!お前たち一体何をする気だ!?」


ジゴクロイドたちが持ってきたのはなんとかつての怪人たち残骸。
だがそれはただの残骸ではない、なんとそれは…
(ナレーション:政宗一成)

360 : 1 - 2014/08/29 21:49:28.95 7wryafYV0 223/405



れんげ「あれは…間違いないのん!ニューヨークで1号と滝が倒したペトレスク!
それにガモン共和国で2号が倒したグィン将軍なのん!?」


「それだけじゃありません!
V3が倒したベガさんにアマゾンライダーが倒したサラマンダーも!」


小鞠「スカイライダーが倒したプワゾン…じゃなくてフレイさんも!」


れんげ「先月号のマガジンZで倒されたはずのアスラまでいるのん!」


BLACK「そんな…ヤツラ…自分たちの仲間になんて事を…!」


蛍たちが見たものはなんと怪人の首であった!
それもただの怪人たちではない、仮面ライダーSPIRITSにおいて歴代ライダーたちと戦い敗れた者たちの首だ!
(ナレーション:政宗一成)

361 : 1 - 2014/08/29 21:52:18.99 7wryafYV0 224/405



ジゴクロイド「おいおい、バダンの怪人をこんなガキどもが知ってるとはどうなってんだ?」


カマキロイド「まあそんな事はどうでもいいわ。
そう、お嬢ちゃんたちの言うようにこいつらは選ばれし民でありながら仮面ライダーに敗れた負け犬たちよ。
けどこんなヤツらでも使い道があるの。それは…こうよ!」


((ブンッ!))


サラマンダー「コラッ!投げつけるんじゃねえ!もっと丁寧に扱いやがれ!」


プワゾン「残骸だった僕たちを首だけにしてどうするのかと思ったけど…」


アスラ「オォッ!これが新たな肉体か!よいぞ、力が漲る!」


ベガ「何言ってやがる…お前らの思考が流れてきて反吐が出るぜ!」


グィン「頭の中で私たちの思考がせめぎ合ってるだと…どういう事だ?」


ガモン「フフフ、お前たちの意識は今ひとつとなっている!
これはいずれ時空破断システムの生体コンピューターと同じシステムとなる試作品よ!
そしてこれだけではない、さぁ!最後はお前だZX!!」


((ガシャンッ!))


れんげ「最後に中央に気絶しているZXを設置させたのん!」


((ガガガガガガ!))


三人の怪人たちはアスラたち5人の首を巨体に設置する。
するとその巨体はまるでそれが起動スイッチだったかのように稼働し始めたではないか!
(ナレーション:政宗一成)

362 : 1 - 2014/08/29 21:54:01.93 7wryafYV0 225/405



ガモン「完成だ、これぞバダンの選ばれしたみとそして神のボディであるZXを全て取り込んだ…
その名もガッタイロイド!!」


BLACK「ガッタイロイドだと!?」


「ダサい…名前ダサ過ぎます!センスを疑いますよ!」


小鞠「けどこれってまるでアレだよね…」


れんげ「ゲドンの十面鬼みたいなのん!」


「」コクッ


ガッタイロイド「「ガァァァァッ!!」」


((ガッ!))


BLACK「グハァッ!?」


れんげ「BLACKが吹っ飛ばされたのん!」


アスラたち選ばれし民と、そしてZXを取り込んだバダンの最強怪人ガッタイロイド!
その力は凄まじく仮面ライダーBLACKをいとも簡単に薙ぎ払ってしまうほどだ!
(ナレーション:政宗一成)

363 : 1 - 2014/08/29 21:56:32.08 7wryafYV0 226/405



ガモン「最後の仕上げだ、ガッタイロイド!いや…ZX!シンクロせよ!!」


ZX「う…うぅ…ぐぅっ…!」


意識を失い取り込まれたZXにシンクロを促すガモン。
そしてガッタイロイドの身体が金色の光を放ち始めた!
(ナレーション:政宗一成)


「ガッタイロイドの身体が光り出しました!?」


ガモン「いいぞ、シンクロ率40%!50%!60%!今までの被検体では出せなかった数値を出しておるわ!!」


小鞠「シンクロ…?一体何の話!?」


ジゴクロイド「遂に70%突破だ!あの負け犬どもがまさかこんな形で役に立つとはな!」


カマキロイド「こういうのをなんと言うのかしら?」


カニロイド「…ハイブツ…リヨウ…」


プワゾン「なるほど、ZXの安定を図るために僕たちを使ったわけか…」


グィン「我々はZXのための補助脳扱いか。」


ベガ「ケッ!まあタダで復活できるとは思っちゃいなかったがこんな扱いとはな…!」


タイガーロイド「ゴミになった貴様らでもこうして再びバダンのために働ける事に感謝するんだな。」


BLACK「かつての仲間をゴミ扱いとは…なんてヤツラだ!」


ガッタイロイド「「ガァァァァァ!!」」


タイガーロイド「80%突破…どうやらこれが限界のようだな。」


ガモン「これまで被検体どものテストの結果ではここまでの成果は得られなかった。
上出来だ、これで大首領さまをお迎えする事が出来る!」


「大首領さま…?」


ガモンが言う大首領とは…?
その時、この場にいる全員の脳裏にある言葉が伝わった!
(ナレーション:政宗一成)

364 : 1 - 2014/08/29 21:57:12.84 7wryafYV0 227/405



大首領(我は大首領…!)


BLACK「大首領だと…!?」


大首領(そうだ!我こそはショッカー、ゲルショッカー、デストロンと数多の組織を束ねてきた長である!!)


小鞠「そんな…!じゃあ他の組織の首領たちって…?」


大首領(全て我の仮の姿よ!)


驚愕の事実が判明してしまう!
なんとこれまでの悪の組織のトップは全てこの大首領なる存在の仮の姿だという事であった!!
(ナレーション:政宗一成)

365 : 1 - 2014/08/29 22:01:44.44 7wryafYV0 228/405



ジゴクロイド「ヘヘッ、大首領さま。アンタの御所望だった肉体だ!
シンクロ率80%よ、どうだい。このボディを早く使って人間どもを血祭りに上げたいと思わねえかい?」


大首領(シンクロ率80%…これ以上は望めぬか…)


「気の所為でしょうか、なんだか残念だと思っている風に聞こえるような…?」


ガモン「さぁ、大首領さま!あなたさまの新たなボディの準備が整いました!今こそ現世に甦る時が来たのです!!」


れんげ「新しいボディって…まさか大首領はZXを乗っ取る気なのん!」


小鞠「そんな…嘘!?」


BLACK「れんげちゃんの言っている事は本当なのか!」


ガモン「察しの良い娘だ、その通り!
このZXのボディは大首領さまが現世に復活した時のための器なのだ!!
これというのも全てはあの忌々しいあやつの所為で…!」


「あやつ…?」


366 : 1 - 2014/08/29 22:02:17.23 7wryafYV0 229/405



タイガーロイド「そんな事はどうでもいい、それよりも大首領。その話が本当ならムラサメは…」


大首領(ただの器に過ぎぬ、それも我をあの牢獄から出すためのな!)


ガモン「まさか貴様、騙されたと思い我らバダンに反旗を翻す気ではあるまいな?」


タイガーロイド「舐めた事を、俺をその辺の俗物と一緒にしてもらっては困る。
たとえムラサメが神ではなかろうと俺の理想がバダンのそれと同じならば何も揺らぐ事は無い!!」


大首領(………今はその言葉を信じよう。さてガモンよ…!)


ガモン「ハハッ!今こそZXの身体を用いて現世に降臨なさるのですね!」


バダンの企みはこうであった。
何処か別の場所にある牢獄と呼ばれる場所に捕らわれている大首領!
その大首領の身代わりとなるべく開発されたZXのボディ。
だがそのボディは常人に扱えるモノではなくこれまで幾人もの被検体がその犠牲となってしまった。
そこでバダンはかつての戦いで敗れた選ばれた民であるアスラたちを使い、シンクロ率の数値を高めようとしていた!
そして数値は80%まで高まりいよいよバダンの大首領がこの世に降臨するかと思われたのだが…!?
(ナレーション:政宗一成)

367 : 1 - 2014/08/29 22:04:39.87 7wryafYV0 230/405



大首領(駄目だ!この器は我には相応しくない!!)


ガモン「なんですと!?しかし数値は80%なのですぞ!これ以上は…」


大首領(そのためにもうひとつの計画を企てたのではないか、ガモンよ。世紀王を我の下へと導くのだ!)


れんげ「もうひとつの計画って何なのん?」


大首領(もうひとつの計画とはこれだ!)


((フォォォォ!))


小鞠「これは…魔法陣?」


BLACK「この魔法陣は…!俺をこの村に導いたものじゃないか!?」


「待ってください!この魔法陣は…?」


れんげ「仮面ライダーSPIRITSの第16話でスーパー1が乗っていたスペースシャトルを吸い込んだ魔法陣なん!?」


そう、れんげたちの目の前に現れたのは仮面ライダーSPIRITSの第16話にて現れた魔法陣であった!
大首領はこの魔法陣で一体これから何をしようというのだろうか!?
(ナレーション:政宗一成)

368 : 1 - 2014/08/29 22:05:42.85 7wryafYV0 231/405



ジゴクロイド「チッ!結局これだけお膳立てしたってのに最後はこうなるわけかよ…」


カマキロイド「そう怒らないでよ、仮にも大首領さまの前よ!あの御方の前で失礼があったらあたしら皆殺しだよ!」


カニロイド「…」


ガモン「ジゴクロイドよ、お前たちにはもうひとつやってもらう事があるぞ。わかってるな!」


ジゴクロイド「あぁ、わかったぜ親父!」


ガモンはジゴクロイドたちに他の任務を与えてこの場から遠ざけた。
そしてガモンは魔法陣の前に立ち先ほど人質に取った蛍を連れ出してきたではないか!
(ナレーション:政宗一成)

369 : 1 - 2014/08/29 22:07:05.14 7wryafYV0 232/405



「キャァッ!?」


BLACK「蛍ちゃん!おのれバダン!蛍ちゃんを傷つけてみろ!絶対に許さんぞ!!」


ガモン「フフ、お前が素直に言う事を聞いてくれればこんな小娘を傷つけるつもりはない。
世紀王ブラックサン、この魔法陣にお前のキングストーンの光を与えてほしいのだ!」


れんげ「魔法陣にキングストーンの光を…?」


小鞠「けどそんな事してどうするの?」


「?」


魔法陣にキングストーンの光を浴びせろと、ガモンの要求はそれだけだった。
ガモンは口にはしなかったがもしその要求に応じなければ蛍の命は…
(ナレーション:政宗一成)


BLACK「いいだろう、その代わりすぐに蛍ちゃんは返してもらうぞ!キングストーンフラッシュ!!」


((ヴィカァァァァ!!))


そして仮面ライダーBLACKのキングストーンフラッシュが魔法陣に浴びせられるのだが、
その時、突如異変が!?
(ナレーション:政宗一成)

370 : 1 - 2014/08/29 22:11:26.36 7wryafYV0 233/405



((ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ!!))


小鞠「何これ!地震!?スゴイ揺らいでるよ!」


れんげ「あの魔法陣なん!あの魔法陣から地震が響いてるのん!」


BLACK「これは一体…どうなっているんだ!?」


ガモン「フハハハハハ!成功だ!あやつが作りし牢獄の強固な門が破壊されようとしているのだ!!」


「も、門って…?」


大首領(オォッ!やはりこれだ、この光だ!これならば我は現世に…!)


((ドドドドドドド!!))


その時であった!


((ドバァァァァァァァァァ!!))


大首領(ヌォォォォ!もっとだ!もっとキングストーンの光を浴びせろ!!)


BLACK「何だこれは!?巨大な手が魔法陣から出てきたぞ!!」


ガモン「これはもしや…大首領さま!」


タイガーロイド「ケッ、我慢できずにあっちから無理矢理出てこようとしてやがるな!
このままじゃこの場所がぶっ壊れちまう、ここには時空破断システムがあるし壊されるわけにはいかねえ。
こうなりゃ…!」


「あのちょっと、何をする気ですか!?」


タイガーロイドはこの場所を破壊させまいとガモンが人質に取っていた蛍を…
魔法陣の中に放り込んだ!
(ナレーション:政宗一成)

371 : 1 - 2014/08/29 22:12:19.16 7wryafYV0 234/405



タイガーロイド「おらよ!アンタの所望してた小娘だ!」


「イヤァァァァァ!?なんか今回私の扱い酷過ぎるぅぅぅ!?」


BLACK「いかん!蛍ちゃんが!待て!!」


タイガーロイドの手により魔法陣に放り込まれる蛍、その後を追って仮面ライダーも魔法陣の中へと入って行った!
(ナレーション:政宗一成)


れんげ「蛍とライダーが魔法陣の中に入って行ったのん!
卑怯なん!BLACKがキングストーンフラッシュしたらちゃんとほたるん返してくれるって約束したのん!」


タイガーロイド「その約束を交わしたのはガモンとだろ、俺には知ったこっちゃない。」


小鞠「約束を守らないなんてやっぱり悪の怪人だよ!私たちも後を追わなきゃ!」


「」コクッ


そしてれんげたちも魔法陣の中に入って行った蛍とライダーの後を追おうとするのだが…
(ナレーション:政宗一成)

372 : 1 - 2014/08/29 22:15:29.03 7wryafYV0 235/405



大首領(必要な者は揃った!それ以外の者に用は無い!)


「「キャァァァァァァァ!?」」


滝ライダー「クソッ!あの偽地獄大使の野郎…思いっ切りぶっ飛ばしやがって!?
やっと戻ってこれたじゃねーか…ってガキどもが危ねえ!!」


((バッ!))


小鞠「あれ?私たち助かったの?」


れんげ「でも代わりに滝が…!」


滝ライダー「子供たちには指一本触れさせねーぞコラ!」


大首領(おのれ…人間が…!だがよい、これで我は再びこの世に降臨できる!)


大首領の巨大な手に掴まり必死に抵抗する滝。
だが大首領はそんな滝を気にも止めず、彼を連れて魔法陣の中に戻ってしまった。
(ナレーション:政宗一成)


小鞠「どうしよう…蛍が…魔法陣の中に入っちゃったよ…」


れんげ「それに光太郎に滝もなん…」


「」コクッ


ガモン「これで計画は第二段階に進行できる。
まあ恐らく心配ないと思うがこの計画を邪魔する者が現れぬために次の手を打つぞ!」


そしてガモンはこの秘密基地の廃墟の外に今までにない巨大な魔方陣を召喚する、そこから出てきたのは…
(ナレーション:政宗一成)

373 : 1 - 2014/08/29 22:16:18.09 7wryafYV0 236/405



~外~


((ゴゴゴゴゴゴ!))


ジゴクロイド「ヘヘッ!親父のサザンクロスが現れたか!」


カマキロイド「さぁ、サザンクロス。この辺り一帯に暗雲を出して!
そしてこの一帯を地球から切り離すのよ!!
そうする事で誰もこの場所に入る事は出来ないからねぇ!」


そしてサザンクロスの口から放たれる暗雲、それはこの辺り一帯を覆いつくし誰も入る事の出来ない結界と化した!
(ナレーション:政宗一成)

374 : 1 - 2014/08/29 22:20:20.66 7wryafYV0 237/405



~秘密基地~


ガモン「この廃墟一帯を切り離した、これで何人もこの神聖な儀式の邪魔は出来ぬ。」


タイガーロイド「最早人間どもの邪魔は入らない。まさに完璧な状況ってわけだ。」


小鞠「よくわかんないけどつまり…」


れんげ「他に誰も助けに来れないって事なのん?」


「」コクッ


タイガーロイド「それで残ったガキどもはどうする?
こんな小っこい身体じゃコマンドロイドになれそうにもないし今すぐ殺すか?」


小鞠「小っこい言うな!!」


ガモン「まあ待て、まだガッタイロイドは不安定だ。
その子供たちはガッタイロイドの安定を促すために生体部品として利用させてもらおう。
伊藤博士はいるか?」


そしてガモンの命令で伊藤博士と呼ばれる中年の学者風の男が現れる。
(ナレーション:政宗一成)

375 : 1 - 2014/08/29 22:24:45.37 7wryafYV0 238/405



伊藤「………一体何の用だ…?」


ガモン「この子供たちを後でガッタイロイドの生体部品にしたい、用意が終わるまで暫く預かってもらおうか。」


タイガーロイド「ついでに夏海とかいうクソガキ、お前も来い。バダンの兵士として使ってやる。」


夏海「へへぇー!ありがてぇですだぁ!」


そしてガモンとタイガーロイドはガッタイロイドにれんげたちを取り込む準備をするためにいなくなってしまった。
仮面ライダーと蛍たちは魔法陣の中に消え去り夏海もバダンに洗脳されてしまい、残ったのはれんげ、小鞠、卓、の三人。
三人は途方に暮れていたが…
(ナレーション:政宗一成)


小鞠「どうしよう…蛍はバダンに捕まっちゃって夏海も洗脳されちゃったよ…」


れんげ「それに光太郎も滝もいなくなってもう誰もバダンに対抗できないのん…」


「…」


さすがの三人も絶望に陥ってしまうのだが…


伊藤「いいや、まだ希望はある!」


れんげ「希望…?」


小鞠「けど一体どんな希望が…?」


「?」


伊藤「これだよ、この小さなキューブ。これこそが私たち人間を救うたったひとつの小さな希望だ。」


そして伊藤博士の手からある小さく四角いモノが取り出された。
これこそがこの絶望的な状況を打開できる唯一の秘策であるのだが…
この時の三人にはこれが後に重要なモノになるとは夢にも思わなかった。
(ナレーション:政宗一成)

376 : 1 - 2014/08/29 22:28:38.39 7wryafYV0 239/405



~???~


光太郎「…」


光太郎「……」


光太郎「………」


光太郎「ここは、どこだ…?」


その頃、魔法陣に吸い込まれた光太郎は奇妙な場所に立っていた。
そこは砂漠、砂だらけで他には何もない所であった。
(ナレーション:政宗一成)

377 : 1 - 2014/08/29 22:29:54.36 7wryafYV0 240/405



「ゲホッ!ゴホッ!」


光太郎「滝さん!あなたもここに来てたんですね!?」


「あぁ、あの大首領ってヤツの手に飛び乗って気付いたらここにいたんだ!
けどここはどこだ?それにあの蛍って子もどうなった?」


光太郎「そうだ!蛍ちゃん!!蛍ちゃんはどこに!?」


辺りを見回す光太郎、だがそこに蛍の人影はどこにも見当たらなかった。
しかしそんな二人の前にある幻影が現れようとしていた…
(ナレーション:政宗一成)


????『蛍…その少女の居場所に案内しよう…』


「なっ!お前は!?さっきのZXとかいうヤツにそっくりじゃねーか!」


光太郎「だが微妙に身体のラインが違う、一体どういう事だ?」


ツクヨミ「私には名前という概念が無いのだが、かつて人間たちからこう呼ばれていた。ツクヨミと…」


光太郎「「ツクヨミ!?」」


ツクヨミ、それはZXと同じ身体でありながらその実体は無く、
幻影のような存在であり光太郎たちは蛍のいる場所まで案内される事になる。
一方その頃、蛍はというと…
(ナレーション:政宗一成)

378 : 1 - 2014/08/29 22:31:09.06 7wryafYV0 241/405



「う…うぅ…ん…ここは…どこ?砂漠!?」


????「小娘、ようやく目覚めたか…」


蛍もまた光太郎たちと同じくこの広大に広がる砂漠に居た。
そんな蛍の目の前にはたった一人、マントを羽織り金色に輝く身体の男が立っていたのだが…
(ナレーション:政宗一成)


「あなた…ZXにそっくり…けど何で金色なの?」


????「ZXにそっくりか…それもそのはず、あやつはこの我を元に作られたのだからな!」


「あなたを元に…って!あなたは一体何者なんですか!?」


JUDO「我が名はJUDO、すべての生命の長。」


蛍の目の前に立っていた男は…
バダンの支配者にしてかつての悪の組織を束ねていた大首領の正体であった!!
(ナレーション:政宗一成)


383 : 1 - 2014/09/02 19:17:37.44 89v2NWmm0 242/405



~村外れの国道~


「ハァ…さっきはちょっと言い過ぎたか…?
いやいや!私悪くないし!悪いのは立ち読みしてる夏海の方だからな!
…って!お、見えてきた。あのパンクしてるトラックがそうだな!」


れんげたちがバダンに捕まった頃、楓はパンクした業者のトラックがある国道まで来ていた。
そこにはトラックのドライバーの他にパンクの修理を手伝おうと一人の青年ともう一人、奇妙な格好をした者の姿があった。
(ナレーション:政宗一成)


ドライバー「いやー、すみませんね。パンクの修理を手伝ってもらって。」


「いやいや、困った時はお互い様ですから。」


がんがんじい「せやで!ガンガンガンガラガンガガンガガンガガ――――ン!
パンクの修理はこのがんがんじいさまにお任せや!!」


「スカイライダーの筑波洋にがんがんじい!?」


がんがんじい「なんやお姉ちゃん?サインなら後にしたってや!」


「ていうか何で俺たちの事知ってるんですか?」


なんとパンクの修理を手伝っていたのはあのスカイライダーの筑波洋にがんがんじいであった!
そして同じ頃、ある場所でも…
(ナレーション:政宗一成)

384 : 1 - 2014/09/02 19:18:40.56 89v2NWmm0 243/405



~旭ヶ丘分校~


一穂「…でここが教室でその奥が給食室で…」


「いやぁ、すみませんなぁ。急に大勢で押し掛けてしまって。」


一穂「いえいえ、あのジュニアライダー隊がうちの学校見学をしてくれるというのならお安い御用ですよ。」


ジュニアアライダー隊「「ありがとうございます!」」


一穂「それにあのスーパー1まで来てくれるとはねぇ…」


一也「ここがのんのん村(名称不明)の旭ヶ丘分校ですか。
噂には聞いていましたが随分とのどかな学校ですね。」


「しかしこんな時にすまんな一也。まだ静養中だったのに子供たちに付き合わせてしまって…」


一也「気にしないでくださいおやっさん。
むしろ何もしてないと身体が鈍ってしょうがないですよ!」


一穂「まさかあの仮面ライダースーパー1の沖一也さんが来るとはねぇ。
あとでれんちょんたちに自慢したらさぞ羨ましがられるだろうねぇ、フフフ♪」


ここ、のんのん村(名称不明)にある旭ヶ丘分校を見学に訪れていた沖一也と谷源次郎。
それにジュニアライダー隊の子供たち。
しかしそこで一也は何やら怪しげな気配を感じる!
(ナレーション:政宗一成)

385 : 1 - 2014/09/02 19:19:41.37 89v2NWmm0 244/405



一也「むっ!あの暗雲は…?」


一穂「はて?あの辺りは使われてない廃墟しかないはずだけど?」


その時であった!突如校舎内に地鳴りが!?
(ナレーション:政宗一成)


((ゴゴゴゴゴゴゴ!))


「この地震は何だ!?」


一穂「おわわっ!?今までこんな地震起きた事なかったのに…?」


一也「この地震の震源地は…あの暗雲の出ている場所からだ!」


分校の外から見える暗雲…
さて、その震源地である暗雲内部にある廃墟では地下からあるモノが出てこようとしていた!
(ナレーション:政宗一成)

386 : 1 - 2014/09/02 19:20:30.90 89v2NWmm0 245/405



ガモン「フハハハハ!我の目覚めと共に今こそ正体を現すのだ!!」


タイガーロイド「まさかこの村の連中は夢にも思わなかったろうな。
この村に…俺たちバダンの黒いピラミッドが眠っているとは…!」


((ドォォォォォォン!))


夏海と小鞠の秘密基地の隣に突如として出現したのはなんと…黒いピラミッド!
かつて仮面ライダーSPIRITSのV3編で風見志郎が潜入したピラミッドとまったく同じモノがそこにあった!
(ナレーション:政宗一成)

387 : 1 - 2014/09/02 19:21:24.35 89v2NWmm0 246/405



ジゴクロイド「親父ぃ、こいつがここと同じように日本各地に眠っているんだろ。
さっさと全部掘り起こしちまったらどうだい?」


カマキロイド「バカ!世の中には手順てのがあるんだよ。
まずは世界への鎮圧、その後に日本各地のピラミッドを掘り起こさないといけないんだからね!」


ガモン「そうだ、まずは人間どもの軍備を削がなくてはいかん。ピラミッドを掘り起こすのはその後だ。」


ジゴクロイド「ケッ!面倒臭えな!」


タイガーロイド「それで、この村をどうする気だ?
いくらここが辺境の村でもさすがにこの騒ぎとなれば人間どもが黙っているとは思えんが…?」

388 : 1 - 2014/09/02 19:22:32.64 89v2NWmm0 247/405



ガモン「フフフ、抜かりはない。
実はこの周囲を覆っている暗雲だがこれは特殊な結界を兼ねていてな。
うっかりこの暗雲に入れば暗雲が生み出す放電により焼け死ぬであろう。」


カマキロイド「ちなみにこの暗雲を突破するには時速600キロを超える速さで突っ走る必要があるんだけど…」


ガモン「人間どもにそのような速さを持つマシンがあるはずがなかろう。
これでは守りは万全だ!ハーッハハハハハハハハハ!!!!!」


タイガーロイド「果たしてそうかな?
そうやって人間どもを侮っていると後で足元を巣食われるぜ。」


ガモン「案ずるな、万が一に備えてこの村を制圧しておく必要もある。」


カマキロイド「でも誰がそんな面倒な事を?私はゴメンだよ、面倒臭いし…」


ジゴクロイド「俺もゴメンだ。
こんなド田舎の村の制圧なんてカッコ悪い仕事より俺はもっと強いヤツと戦いてぇからな!」


カニロイド「…」


ガモン「慌てるな、村の制圧はこの日本各地にあるピラミッドを守護する者たちにやらせる!」


タイガーロイド「ピラミッドを守護する者たちだと?」


ガモンはそう言うと何やら不気味な呪文を呟き始め、そして魔法陣からある者たちが召喚される。
その者たちの正体は…!?
(ナレーション:政宗一成)

389 : 1 - 2014/09/02 19:23:35.31 89v2NWmm0 248/405



((オォォォォォ!))


「「あ゛あぁぁぁぁ!!」」


タイガーロイド「なんだこれは…?召喚した改造素体どもが別の姿に変化しやがったぞ!」


ガモン「甦るのだ!かつての戦いに敗れた者どもよ!その名も銀王軍!!」


銀河王「ガァァァァ!」


サドンダス「ウゥゥゥゥ!」


ガモン「行け!銀王軍!この村を制圧するのだ!!」


ガモンが召喚した者たちはなんと、かつて映画『仮面ライダー 8人ライダーVS銀河王』にてスカイライダーと戦った銀王軍!
その支配者である銀河王と銀王軍最強の戦士と称されるサドンダスであった!
そしてガモンは銀河王とサドンダスにのんのん村の制圧を命じられさっそく行動を開始する!!

392 : 1 - 2014/09/03 00:44:22.46 IRnsTzIc0 249/405



~村外れの国道~


「………という訳なんです。」


「なるほど、そういう事だったんですね。」


がんがんじい「まったく夏海っちゅう子は卑しいで、ほんまに!」


その頃、楓は洋とがんがんじいに自分が夏海に言い過ぎたのではないかと相談をしていた最中であった。
(ナレーション:政宗一成)

394 : 1 - 2014/09/03 00:45:33.34 IRnsTzIc0 250/405



「ま、こんな事しょっちゅうなんでね。商品傷つけられたから今回はさすがに私も怒ってさ…」


がんがんじい「まったくとんでもない子やな!夏海っちゅう子は!!」


「ハハ、けど楓さん。ひとつだけ言わせてください。
確かに夏海ちゃんは悪い事をしてしまった。
けどそれで夏海ちゃんと仲違いするのだけはやめてほしいんだ。
あの子が素直に謝りに来たらその時はちゃんと許してやってくれないか。」


「洋さん…?」


「俺は昔、ある事で子供を死なせてしまってね…
だからあなたたちにはそんな後悔だけはしてほしくはないんだ。」


「洋さんそれってもしかしてボンゴの事を言ってるんじゃ…」


がんがんじい「ボンゴ…?なんやそれ?」


395 : 1 - 2014/09/03 00:46:00.29 IRnsTzIc0 251/405



「…」


洋はボンゴという少年について思い出していた。
ボンゴ、それはネオショッカーの怪人ゾウガメロンの子供の事である。
スカイライダーである筑波洋を貶めるためにネオショッカーが送り込んだ少年怪人であったが、
洋に育てられていくうちに情が芽生え、遂には実の親であるゾウガメロンを裏切り育ての親である洋に味方するまでになった。
しかしそんなボンゴに悲惨な結末が待っていた。
洋に味方した事を怒ったゾウガメロンは実の子であるボンゴを殺してしまった。
スカイライダーはゾウガメロンを倒したが洋は未だにボンゴの事を悔やんでいた…
(ナレーション:政宗一成)


「楓さん、子供なんてあっという間に大人になってしまう。
だからこそ子供の事をちゃんと見守ってあげないといけないと俺はそう思うんだ。」


「ちゃんと…見守るか…」


がんがんじい「なんかワイだけ蚊帳の外なんがつらい…」


そう楓に優しく諭す洋、だがその時!
(ナレーション:政宗一成)


396 : 1 - 2014/09/03 00:48:02.10 IRnsTzIc0 252/405



銀河王「ハァッ!」


がんがんじい「ギャーッ!空から怪人がやってきてもうた!?」


「お前は…銀河王!!」


「嘘だろ…銀河王って確か8人ライダーと戦ったあの…!」


銀河王「…」


突如現れる銀河王、その狙いはこの場にいる者たちの命であった!
(ナレーション:政宗一成)


「銀河王め、まさかいきなり蘇るなんて…がんがんじい!楓さんを安全な場所へ!」


がんがんじい「よっしゃ!まかしとき!さ、楓はん。
このハンサムながんがんじいがえすこ~とさせたるかんな!……って楓はん?」


「…」


楓は白目を向いて操られたようにまるで憑りつかれたかのようにフラフラと崖のあるガードレールの前に飛び込もうとしていた。


がんがんじい「なにしとるんや!若いモンが命を粗末にしたらあかんやろ!?」


「……あ…あぁ…けどなんか突然スゴイ死にたくなってきて……何だコレ…?」


「どういう事だ…?先ほどの楓さんとはまるで様子が違うぞ!」


397 : 1 - 2014/09/03 00:50:00.95 IRnsTzIc0 253/405



銀河王「ソウダ、ソノオンナハリュウノユメヲミテイル!」


「龍の夢…?」


銀河王「イマハコノムラノモノタチノミダガイズレハニホンジュウノニンゲンドモスベテガミルユメ!
ツクバヒロシ、オマエモゼツボウニノマレルガヨイ!」


なんとバダンは大首領の復活の他にも密かにこの村で後のバダンシンドロームの実験を行っていた。
その所為で村人の大半が今の楓と同じくバダンシンドロームに蝕まれてしまった…!
(ナレーション:政宗一成)


銀河王「テストハカンペキダ。コノムラノレンチュウハワレワレガテヲクダサズトモシニタエルダロウ。」


「そうはさせん!」


398 : 1 - 2014/09/03 00:52:04.37 IRnsTzIc0 254/405



((バッ!))


洋は変身ベルトを出現させると手をかざし変身ポーズを取った!


「「スカ――――イッ!変身!!」」


がんがんじい「よっしゃ!スカイライダーの登場や!スカイライダー頼むで!!」


スカイライダー「トゥッ!セイリングジャンプ!!」


現れたのは仮面ライダー8人目の大空の戦士、スカイライダーだ!
スカイライダーはベルトの重力低減装置を起動させ銀河王に挑む!!
(ナレーション:政宗一成)

399 : 1 - 2014/09/03 00:52:34.88 IRnsTzIc0 255/405



~旭ヶ丘分校~


一也「この暗雲、気になるな。」


「まったく、何か嫌な予感がするぞ。」


一穂「ありゃ?なんだか気分悪くなってきたような…」


ジュニアライダー隊「「大変だ!一穂先生が倒れちゃったよ!」」


一方こちらは旭ヶ丘分校、突然倒れ込む一穂。
そしてここにもバダンの魔の手が迫りつつあった!
それはなんと上空から飛来してきた!!
(ナレーション:政宗一成)

400 : 1 - 2014/09/03 00:53:18.47 IRnsTzIc0 256/405



サドンダス「「ガァーーーーーーー!!」」


一也「むっ!こいつは怪人…!」


「こいつは…確か怪人サドンダス!8人ライダーと戦った銀王軍の怪人だ!?」


サドンダス「ガゥゥ…!既にこの村の住人の殆どが竜の夢に取り込まれた!残るはお前たちだけだ!!」


「なんだと!それじゃあ一穂さんの様子がおかしいのはお前たちの所為か!?」


一穂「zzz」


ジュニアライダー隊「「どう見ても寝てるよ~!」」


サドンダス「新たなる組織、バダンの目的を妨げる者は容赦せん!ここで死ね!!」


一也「バダンだと?ここにいるみんなに手は出させない!」


401 : 1 - 2014/09/03 00:55:17.28 IRnsTzIc0 257/405



((ゴッゴッゴッゴッゴッゴッ!))


一也「行くぞ!変身!!」


赤心少林拳の構えを取る一也、そして変身ベルトサイクロードのバックルカバーが開き光が溢れ出た!


スーパー1「「仮面ライダースーパー1!!」」


変身完了、そこには赤心少林拳の使い手であり惑星開発用改造人間S-1!
またの名を仮面ライダースーパー1が現れた!!
(ナレーション:政宗一成)


「オォッ!仮面ライダースーパー1!この前の負傷は完璧に治って戦線に復帰だわい!!」


ジュニアライダー隊「「頑張れスーパー1!!」」


そしてここ、旭ヶ丘分校の校庭でスーパー1とサドンダスの一対一の戦いが行われる!
バダンの傀儡と化した銀王軍、果たして仮面ライダーたちはこの村を救えるのか!?
(ナレーション:政宗一成)

405 : 1 - 2014/09/03 20:22:08.93 IRnsTzIc0 258/405



~黒のピラミッド~


そしてここは黒のピラミッド内部にある牢屋。
そこではバダンの兵士と化した夏海が捕らわれの身となったれんげ、小鞠、卓の三人の門番をしていた。
(ナレーション:政宗一成)


れんげ「なっつん!ウチらをここから出すのん!」


小鞠「そうだよ!しかも何そのダッサイタイツ!そんなのさっさと脱ぎ捨てなよ!」


「」コクッ


夏海「えぇーい!黙れ!ウチは既にバダンのコンバットロイドなのだ!
ウチはこの村で唯一人、バダンの選ばれし民となったんだ!わかったか!!」


小鞠「何がコンバットロイドだよ!?
アンタそれただの戦闘員だよ!ライダーとの戦いでいつもボコボコにされる雑魚役だからね!!」


バダンシンドロームの効果は凄まじく夏海はバダンのコンバットロイドとしての役割を受け入れていた。
何を言っても聞く耳を持たない夏海、そんな中でれんげは先ほど伊藤博士に言われた事を思い出していた。
(ナレーション:政宗一成)

406 : 1 - 2014/09/03 20:23:18.66 IRnsTzIc0 259/405



(回想)


小鞠「じゃあそのメモリーキューブを使えばZXは…」


伊藤「そうだ、ZX…いや村雨良くんの記憶は戻るはずだ。
だが、これはまだ未完成のモノ。まだ使うわけにはいかない…
そこでこれをキミたちに託したい。」


れんげ「さっきと同じ小さな四角いのなん!けどこっちは…赤いんな!」


伊藤博士が取り出したのはもうひとつのメモリーキューブ。
しかしそれは先ほどれんげたちに見せたメモリーキューブとは違い赤く輝いているのが特徴的であった。
(ナレーション:政宗一成)

407 : 1 - 2014/09/03 20:27:09.54 IRnsTzIc0 260/405



れんげ「赤く光って…まるで人の魂みたいなのん!」


伊藤「魂…そうかもしれないな…
これは村雨くんの姉である村雨静くんの記憶が込められたメモリーキューブ。
それを私が加工したモノだ。
彼女は村雨くんが選ばれる直前にZXボディの被験者になっている。
このキューブを使えば彼女の記憶、いや…魂があのZXボディの中で目覚めるかもしれん!」


小鞠「これを使えばなんとかなるんだね!」


伊藤「だが成功する可能性は低い、もしかしたら失敗するかもしれない…」


小鞠「じゃあこれって一か八かの賭けって事!?そんなぁ…」


れんげ「こまちゃん!大丈夫なん!大体こういうのは成功するって相場が決まってるのん!」


「」コクッ


伊藤「それではこれをキミたちに託す、これを使うには…しまった!バダンの連中だ!」


夏海「フハハハハ!バダンの大幹部となった夏海ちゃんがお前たちを連行しに来たぞ!」


伊藤「い…いかん!とりあえずこれはキミたちに預けておく!頼んだぞ!」


それからバダンのコンバットロイドと化した夏海により伊藤博士の元から引き離された三人。
だが伊藤博士はその直前に赤いメモリーキューブをれんげに託していた。
(ナレーション:政宗一成)

408 : 1 - 2014/09/03 20:28:24.03 IRnsTzIc0 261/405



~そして現在~


れんげ「けどこの赤いキューブを一体どう使ったらいいのん?」


小鞠「使い方がわからないとどうしようもないよ…」


「」コクッ


小鞠「こんな時、ライダーがいてくれたら…」


れんげ「光太郎やほたるんは今頃どうしてるのん…?」


れんげたちが魔法陣によって姿を消した光太郎、滝、それに蛍の安否を気にしていた頃、
その蛍たちはというと…
(ナレーション:政宗一成)

409 : 1 - 2014/09/03 20:30:06.99 IRnsTzIc0 262/405



~砂漠(?)~


「じゃあここって…」


JUDO「そうだ、ここは虚空の牢獄とでも呼ぶべき場所。ここには何もない。
例えばこの地平線の先を行ったところですぐに元居た場所に戻され、
上空を目指したところで反転しまた同じ場所に戻される。
この空間を破壊しようと核以上の破壊力を放った事もあるが………それも無駄に終わった。
全てはあやつが我をこの無限地獄に閉じ込めるために行った事…許せん!」


「あ、あやつ…?一体誰が大首領をこんなとこに閉じ込めたんですか?」


JUDO「それは…むっ!どうやらそろそろ招かれし者がここに来るようだな。
その前にやらねばならぬ事がある!
一条蛍、お前をここに招いたのはそのためなのだからな!!」


「えっ!な…なにを!?」


そう言うとJUDOは蛍の頭に手を伸ばす。そこから蛍の記憶を覗きこんだ!
(ナレーション:政宗一成)


((キィィィィ!))


JUDO「フフフフフ!やはり我の思った通り!進化は続いていたようだ!
これで…あの忌まわしきあやつ…いや!ツクヨミを超える事が出来る!!」


「えぇっ!?一体何の事ですか!?」


JUDOに記憶を読まれる蛍、それはこの村で蛍だけが知る記憶であった!
(ナレーション:政宗一成)

410 : 1 - 2014/09/03 20:32:07.09 IRnsTzIc0 263/405






……


…………


光太郎「蛍ちゃーん!」


「おーい!どこだ!返事しろ!」


ツクヨミ『大丈夫だ、もうじき蛍という少女の下へ着く。ほら、あそこだ。』


そしてツクヨミの案内で蛍のいる場所に案内された光太郎と滝。
そこで二人が目にしたのは…
(ナレーション:政宗一成)

411 : 1 - 2014/09/03 20:34:42.52 IRnsTzIc0 264/405



JUDO「待っていたぞ世紀王!それにツクヨミ!」


光太郎「お前がJUDO!バダンの大首領か!?」


「ケッ!テメェがペトレスクやグィンを影で操っていた張本人とはな!
ここで戦いの決着をつけてやるぜ!!」


二人は大首領JUDOを前にしてさっそく身構えた!
しかしJUDOはそんな二人の前に一人の少女を見せる、その少女こそ…
(ナレーション:政宗一成)


「うぅ…光太郎さんに滝さん…?」


光太郎「蛍ちゃん!」


「野郎!この子に何かしたら承知しねえぞ!」


JUDO「無礼なヤツラよ。もう用は無くなったので返してやろうかと思ったが気が変わった。
世紀王、それに滝、この娘を帰してほしければ我と戦え!!」


光太郎「なんだと!?」


「テメェッ!まるでガキの退屈しのぎみたくコロコロ意見変えやがって…!何のつもりだ!?」


JUDO「退屈しのぎか…まさにその通りだがお前たちにはわかるまい、あの地獄の日々を…」


「地獄の日々…?」


JUDOは思い出していた。
ツクヨミにこの空間に閉じ込められて以来の無限地獄の日々を…
(ナレーション:政宗一成)

412 : 1 - 2014/09/03 20:35:55.23 IRnsTzIc0 265/405



(回想)


いざ進めやキッチン~♪めざすはジャガイモ~♪


ツクヨミ『さぁJUDO、キテレツ大百科が始まったよ。』


JUDO「…」


はじめての チュウ~♪ 君とちゅう♪ I will give you all my love♪


ツクヨミ『JUDO、キテレツは面白いナリな。』


JUDO「語尾が移っとるぞ貴様…」


『コロ助、サヨナラは言わないからな!』


『キテレツ!行ってくるナリ!』


ツクヨミ『ふむ、今回でキテレツも最終回か。寂しいな…』


JUDO「ようやくこのキテレツ地獄が終わる…さて、次のアニメは何が始まるのだ?」


ツクヨミ「…」


413 : 1 - 2014/09/03 20:36:34.17 IRnsTzIc0 266/405



すいみん、すいみん、すいみん、すいみん、スイミン不足♪


ツクヨミ「残念、またキテレツが始まるのだよ。」


JUDO「チィィィィッ!またキテレツかぁぁぁぁっ!」


ツクヨミ「そうだ、お前はこの閉ざされた空間で永遠にキテレツを見なければならん運命にある。」


JUDO「ツクヨミ!絶対許さねえ!!」


414 : 1 - 2014/09/03 20:37:43.94 IRnsTzIc0 267/405



~再び現在~


JUDO「そして我は決意した!このキテレツ地獄から抜け出してやろうとな!」


「なんとマヌケな理由…でも何故でしょうか?
どこか共感できるような…いえ、むしろなんだか他人とは思えない悩みを感じます…!」


ツクヨミ『良いじゃないか、キテレツ面白いし…』


JUDO「ツクヨミ!我が怒りも既に頂点に達したわ!
最早貴様の好きにはさせん、これを見るがいい!!」


((ブゥゥン!))


JUDOはベルトにある虚像投影装置を使い、自分を含む10体の分身を用意する。
その分身はZXのモノとは違い、実体のある分身。
そしてその内の一体のJUDOが腰のベルトを変化させる。
そのベルトは…!
(ナレーション:政宗一成)

415 : 1 - 2014/09/03 20:38:20.96 IRnsTzIc0 268/405



「ハッ!JUDOのベルトが変化して…
これは………仮面ライダークウガの変身ベルトのアークル!?」


そう、JUDOの腰に巻かれているのはZXの変身ベルトではなく、
平成ライダーの仮面ライダークウガの変身ベルトのアークルであった!
そしてアークルが光り出しJUDOはある言葉を叫んだ!
(ナレーション:政宗一成)


JUDO「超変身…!」


((カッ!))


JUDOクウガ「これぞ、仮面ライダー16番目の戦士!仮面ライダークウガ!!」


「えぇーっ!?仮面ライダークウガに変身しちゃった!!」


光太郎「これは…一体どういう事なんだ!?」


「つーか…16人目ってどうなってんだよ…?」


416 : 1 - 2014/09/03 20:39:16.73 IRnsTzIc0 269/405



ツクヨミ『そうか、JUDO…お前の狙いは…!』


JUDOクウガ「そうだ!我は今一度進化せねばならない!
ツクヨミ!二度とお前に封印されぬために何者にも負けぬ力を手に入れたのだ!!」


「そ、それじゃあ私の記憶を読んだのは…!」


光太郎「そうかわかったぞ!
JUDOが蛍ちゃんを攫ったのは新たなライダーたちの記憶を知るためなんだな!
おのれJUDO!許さん!!」


「チッ!よくはわからんが敵はさっさと蛍ちゃんを助けてここから脱出するぞ!」


光太郎「「変身!仮面ライダーBLACK!!」」


滝ライダー「行くぜ!」


二人とも戦闘態勢に入りJUDOとの戦いに挑もうとする!
だがJUDOは…
(ナレーション:政宗一成)

417 : 1 - 2014/09/03 20:39:57.16 IRnsTzIc0 270/405



JUDOクウガ「せっかちなヤツらよ。この永い間、我は退屈でしょうがなかった。
思えば…この空間に閉じ込められて以来、戯れた事がなくてなぁ!」


BLACK「俺たちとの戦いを戯れだと!?」


滝ライダー「こいつ…舐めやがって!」


JUDO「「フハハハハ!まだまだこれからよ!見るがよい!変身!!」」


そして残り9体のJUDOも変身を行う、分身したJUDOたちの身体が光り輝き次の瞬間そこに現れたのは…!
(ナレーション:政宗一成)


418 : 1 - 2014/09/03 20:40:46.16 IRnsTzIc0 271/405



JUDOアギト「目覚めよ、その魂…」


「あれは…平成ライダー2番目の仮面ライダーアギト!?」


JUDO龍騎「戦わなければ生き残れない…」


「平成ライダー3番目の仮面ライダー龍騎!?」


((Standyng by Complete))


JUDO555「携帯電話で変身か。フフ、面白いモノよ…」


「平成ライダー4番目の仮面ライダー555!?」


((ターンアップ!))


JUDO剣「運命の切り札は自分自身…」


「平成ライダー5番目、仮面ライダー剣!?」


JUDO響鬼「鍛えておる…」


「平成ライダー6番目の仮面ライダー響鬼!?」


((Change Beetle))


JUDOカブト「お婆ちゃんが言っておった、天の道を往き総てを司るとな…」


「平成ライダー7番目の仮面ライダーカブト!?」


JUDO電王「我、参上…」


「平成ライダー8番目の仮面ライダー電王!?」


JUDOキバ「ウェイクアップ、運命の鎖を解き放て…」


「平成ライダー9番目の仮面ライダーキバ!?」


((カメンライド――ディケーイッ!))


JUDOディケイド「覚えておけ、通りすがりの仮面ライダーだ…」


「そして最後は平成ライダー10番目の仮面ライダーディケイド!?
そんな…クウガ~ディケイドまでの平成ライダーに同時変身するなんて…!?」


419 : 1 - 2014/09/03 20:41:51.89 IRnsTzIc0 272/405



BLACK「馬鹿な…こんな事があり得るのか!」


滝ライダー「クソッタレ!大首領はなんでもありかよ…」


その場にいた蛍たちは自分たちの眼を疑う光景があった。
そこに現れたのは平成ライダーのクウガ~ディケイドの仮面ライダーたちが勢揃いしていたからだ!
そしてJUDOが変身した平成ライダーたちはBLACKと滝ライダーを取り囲み一気に必殺キックを発動する!!
(ナレーション:政宗一成)


JUDOクウガ「マイティキック!」


JUDOアギト「ライダーキック!」


JUDO龍騎「ドラゴンライダーキック!」


JUDO555「クリムゾンスマッシュ!」


JUDO剣「ライトニングブラスト!」


JUDO響鬼「音撃打、爆裂強打の型!」


JUDOカブト「ライダー、キック…!」


JUDO電王「我の必殺技、パート2!」


JUDOキバ「ダークネスムーンブレイク!」


JUDOディケイド「最後だ、ディメンションキック!」


((バッ!バッ!バッ!バッ!バッ!バッ!バッ!バッ!バッ!バッ!))


BLACK滝ライダー「「うわぁぁぁぁぁぁ!!??」」


「そんな…光太郎さん!滝さん!?」


10人の平成ライダーによる必殺技がBLACKと滝ライダーに次々と繰り出された!
一体どうなってしまうのか!?
(ナレーション:政宗一成)

430 : 1 - 2014/09/05 00:22:55.35 iECVFKbR0 273/405



~黒のピラミッド~


ここは黒のピラミッド内部。
そこではれんげ、小鞠、卓が夏海の手によってガッタイロイドの下へ連行されている最中であった。
(ナレーション:政宗一成)


夏海「うりゃー!歩け!」


小鞠「もう、急かさないでよ!」


「」コクッ


れんげ「こまちゃん!ガッタイロイドなのん!?」


そしてれんげたちが連れて来られた場所、そこはガッタイロイドがいる大広間であった!
(ナレーション:政宗一成)

431 : 1 - 2014/09/05 00:24:10.34 iECVFKbR0 274/405



ガモン「ようやく連れて来たか。
さて、お前たちも偉大なるバダンのために働ける時が来た。
それではさっそくこのガッタイロイドの生体部品として吸収されるがいい!」


タイガーロイド「お前らもそこにいる夏海とやらと同じく栄えあるバダンの手足となって働けるんだ。
その事に感謝するんだな。」


夏海「イーッ!イーッ!イーッ!」


小鞠「嫌だ!嫌だ!こんな化け物になるなんて絶対イヤだーーーー!?」


「」コクッ


れんげ「こんな時どうしたら…ハッ!」


れんげはふとある事を思い出し、ポケットに入っているペンダントを取り出した。
それは先月の仮面ライダーSPIRITSを読み終えた際に楓から貰ったあの少年ライダー隊のペンダントであった!
(ナレーション:政宗一成)

432 : 1 - 2014/09/05 00:25:02.36 iECVFKbR0 275/405



れんげ「この駄菓子屋から貰った少年ライダー隊のペンダント!
これを使って仮面ライダーたちに助けを呼ぶのん!!」


((ピピーッ!ピピーッ!))


れんげ「お願いなん!仮面ライダー!ウチらを助けてほしいのん!」


れんげは少年ライダー隊のペンダントを光らせて仮面ライダーに助けを求めた!
すると外では…
(ナレーション:政宗一成)

433 : 1 - 2014/09/05 00:26:23.55 iECVFKbR0 276/405



~のんのん村~


銀河王「ハァッ!」


サドンダス「ガァァッ!」


スーパー1「クッ…!ヤツら強すぎる!?」


スカイライダー「気を付けろ一也!
こいつらはただ再生されただけじゃない!パワーアップしているんだ!」


「銀河王にサドンダス…まさか銀王軍が甦ってこんな田舎の村を攻めてくるとはな!」


ジュニアライダー隊「「スーパー1大丈夫…?」」


がんがんじい「安心せい!スカイライダーがおるんや!あんなヤツラすぐに倒せるわい!」


その頃、のんのん村で戦うスカイライダーとスーパー1の二人の仮面ライダー。
二人はいつの間にやら合流して銀河王とサドンダスを相手に戦っていた。
すると彼らに先ほどのれんげからの通信が伝わってきた!
(ナレーション:政宗一成)

434 : 1 - 2014/09/05 00:28:29.70 iECVFKbR0 277/405



『お願いなん!仮面ライダー!ウチらを助けてほしいのん!』


スカイライダー「これは…子供からの通信?だが一体何処から…?」


スーパー1「この通信はまさか…チェーンジ、レーダーハンド!
………やはり!このSOSの通信はあの暗雲の中からです!!」


スカイライダー「なんだって!それじゃあ…あの中に子供がいるのか…!?」


「なんだと!あの暗雲の中にこの村の子供たちが捕らわれているとは!」


がんがんじい「えらいこっちゃ!すぐに助けに行かんと!」


銀河王「マテ、タスケニハイカセナイゾ。」


サドンダス「あの子供たちは大首領さまの生贄となるのだ!」


スカイライダー「クソッ!邪魔をするな!?」


スーパー1「まずはこいつらを倒さないとダメか…」


しかし銀河王とサドンダス、両者は手強く二人は苦戦を強いられてしまう…
(ナレーション:政宗一成)

435 : 1 - 2014/09/05 00:29:28.32 iECVFKbR0 278/405



がんがんじい「あかん!ライダーたちも今立て込んどるわ!」


「こういう時こそ俺たちの出番だ!あの暗雲に飛び込むぞ!」


ジュニアライダー隊「「オォーッ!」」


スカイライダー「先輩頼みます!」


スーパー1「ジュニアライダー隊のみんなも頼んだぞ!」


暗雲の中に飛び込もうとする谷とがんがんじい、それにジュニアライダー隊!
だが…
(ナレーション:政宗一成)

436 : 1 - 2014/09/05 00:30:30.91 iECVFKbR0 279/405



銀河王「イノチガオシケレバヤメテオケ、シヌゾ。」


スカイライダー「なにぃっ!?」


サドンダス「あの暗雲の中は放電が流れている。行ったが最後、雷に打たれて焼け死ぬのがオチだぞ。」


がんがんじい「スカイライダー!そいつらの言うとる事はほんまや!
雷がゴロゴロ鳴ってて入れへんわ!?」


「なんてこった…あの中には助けを呼ぶ子供がいるんだぞ!?」


ジュニアライダー隊「「そんな…」」


サドンダス「あの中に飛び込むのなら時速600キロの速さで突っ走らなければならんが…
我ら銀王軍がお前たちを行かせはせん!」


スーパー1「おのれぇっ!」


谷やがんがんじい、それにジュニアライダー隊では入れない暗雲。
この暗雲を突っ切るには仮面ライダーしかいないのだが…
そのライダーたちも怪人との戦いに追われてそれどころではない。
このピンチをどう迎えるのか!?
(ナレーション:政宗一成)

437 : 1 - 2014/09/05 00:31:25.87 iECVFKbR0 280/405



「れ…れんげ…?」


がんがんじい「か、楓はん?」


「バカッ!この中に入ったら雷に打たれて焼け死ぬぞ!?」


その時、バダンシンドロームを発症していた楓がフラフラと暗雲の中に入ろうとしていた。
急いで止めるがそれでも楓は言う事を聞こうとしなかった。
(ナレーション:政宗一成)


「離せ…あの中にれんげたちが…」


がんがんじい「アホゥッ!この中に入ったら雷に打たれて死んでまうわ!
ここは暗雲が晴れるまで待つんや!」


「ふ…ふざけんな…そんなの待ってたられんげが死んじまう…
私はれんげたちを…助けに一人でも…行ってやる…!」


バダンシンドロームに心を支配されても子供たちを想う気持ちは変わらぬ楓…
その時、後ろからある爆音が響いてきた!!
(ナレーション:政宗一成)

438 : 1 - 2014/09/05 00:31:57.26 iECVFKbR0 281/405



((ブオン!))


((ブオオオン!))


((ブロロロロロロ!!))


がんがんじい「なんや…?また新しい敵かい!?」


「いや違うぞ!これはバイクの音…!ま、まさか!?」


そこに現れたのは7台のバイクであった!
そのバイクには7人の男たちが、そう彼らこそ…!
(ナレーション:政宗一成)

439 : 1 - 2014/09/05 00:32:38.95 iECVFKbR0 282/405



本郷「谷さん。それに洋、一也!久しぶりだな!」


スカイ、スーパー1「「本郷さん!?」」


一文字「少年ライダー隊のペンダントからの通信を受けて駆け付けて来たぜ!」


風見「それにしてもダラしないな二人とも。こんな敵を相手に手間取るとは…
また大特訓するか?」


がんがんじい「一文字はんに風見はんや!」


結城「アンリからの連絡を受けて近くまで来ていたのが幸いだったな。
さて、この暗雲に入る方法だが…
この暗雲を抜けるには計算して時速600キロの速さで突っ切る必要がある。」


敬介「しかし結城さん、俺たちのマシンは…
1号、2号のサイクロン号が時速500キロ。ハリケーン号が600キロ。ライダーマシンは300キロ。
俺のクルーザーで700キロ。アマゾンのジャングラーが300キロ。
茂のカブトローも300キロとこの暗雲を突破できるのは2台しか…」


大介「ウゥ…アマゾンのジャングラー…突破できない…?悲しい…」


ジュニアライダー隊「「結城さん、神さん、アマゾン!」」


「クッ…!あの七人ライダーのマシンでは突破は難しいというのか!?」


神敬介の言う事はもっともであった。
時速600キロ以上のスピードを出せるのはハリケーン号とクルーザー号しかない。
だがその時、唯一人だけ話に参加せずに暗雲を見つめる男がある策を思いついた!
(ナレーション:政宗一成)

441 : 1 - 2014/09/05 01:57:03.08 iECVFKbR0 283/405



一文字「おい茂、お前もボーッとしてないで少しは何かいい方法を思いつかないのか!」


「おっと、悪い悪い…だがな!この暗雲を見てちょいといい手を思いついたぜ!」


がんがんじい「ほんまでっか!そりゃ一体どんな方法や…!?」


「方法は至ってシンプルよ!黙って俺に付いてこい!!」


敬介「ついて来いって…お前さっきの話を聞いてたのか!?」


がんがんじい「せやで!闇雲に突っ込んだら黒焦げになるわ!」


「へっ!そんな事、俺が知るか!!」


そう言うと城茂はカブトロのアクセルを吹かして突入しようとしていた。
あまりにも無茶な行動に周りは止めようとするが、それに賛同する者も…
(ナレーション:政宗一成)

442 : 1 - 2014/09/05 01:58:16.83 iECVFKbR0 284/405



本郷「茂の言う通りだ。ここで手を拱いていても仕方がない!」


一文字「ま、そう来るよな。行くか!」


結城「待てよ、確かカブトローは落雷を受けると…それにあの方法を使えば…!
みんな、ひとつだけ策を思いついたぞ!」


そして結城の立てた方法でこの暗雲に突入する事になった。
それはカブトローを先頭に他のバイクが後ろに一列で並ぶフォーメーションであった!
(ナレーション:政宗一成)


「結城くん、こんな方法で本当に大丈夫か?」


結城「確証はありませんが恐らくは…」


がんがんじい「不安や…正直ワイも一緒に行きたいけど…」


443 : 1 - 2014/09/05 01:58:54.28 iECVFKbR0 285/405



風見「悪いな、今回の作戦はスピードが命だ。
お前さんを後ろに載せたらスピードが出せなくなるのでな。」


一文字「心配すんながんがんじい!絶対成功させるからな!」


敬介「あぁ、そうだ!あの暗雲の中には助けを待っている子供たちがいるんだ!」


大介「子供たち待ってろ!今俺たちが行く!!」


「あ…あぁ…」


本郷「楓さん、心配しないでくれ。子供たちは俺たちが絶対に助けてみせる!」


「行くぜみんな!!」


((ブロロロロロロ!!))


そしてカブトローを先頭に各バイクが暗雲の中に突入する!
しかし暗雲の中に入ると同時にバイク目掛けて放電が彼らを襲った!!
(ナレーション:政宗一成)

444 : 1 - 2014/09/05 01:59:47.56 iECVFKbR0 286/405



((ゴロゴロ!))


((バチィッ!!))


がんがんじい「あかん!ライダーたちのマシンが雷に当ってもうたわ!?」


「なんという事だ…これでは…」


放電は本郷たちのマシンに直撃した。
その光景を見て失敗したかと思った…その時!
(ナレーション:政宗一成)


「よーし!いい雷だ!カブトロー!この雷のエネルギーを吸収しろ!!」


がんがんじい「どういうこっちゃ?雷に打たれたのにみんな無事やで!?」


結城「カブトローは落雷のエネルギーを受けると時速1010キロのスピードを出す事が可能なんだ!
そして…」


「オォッ!カブトローの後ろを並んでいる他のマシンも物凄いスピードを出してるぞ!
これは一体どういう事だ!?」


結城「これぞ、スリップストリームだ!!」


スリップストリームとは!
前方を高速で走るマシンの後方に付き、その後方のマシンを引っ張る力が働く事を言う!
そのスリップストリームの力を利用してカブトローだけでなく他のマシンたちも時速600キロ以上の加速に成功した!!
(ナレーション:政宗一成)

445 : 1 - 2014/09/05 02:00:16.18 iECVFKbR0 287/405



「なるほど、こんな方法があったとは…!」


がんがんじい「ちょっと無理がある気がするんやけど…」


ジュニアライダー隊「「なんでもいいや!行けー!仮面ライダー!!」」


「お…お願い…れんげたちを…」


本郷「あぁ!必ず救ってみせる!!さぁ、突入だ!!」


「「オォ――――ッ!!」」


そしてライダーたちの掛け声と共に暗雲の中に魔法陣が出現。
彼らは迷わずにその魔法陣に突入して行った!
(ナレーション:政宗一成)

454 : 1 - 2014/09/07 11:23:32.23 /jJxtwSb0 288/405



~虚空の牢獄~


((ドサッ!))


BLACK「グハッ…!?」


「ゲフッ…!」


JUDOディケイド「フフフ、他愛もないヤツらよ。」


「そんな…光太郎さんに滝さんが…」


その頃、ここ一面砂漠だらけのこの虚空の牢獄では…
大首領JUDOが変身するクウガ~ディケイドまでの必殺技を受けてBLACKと滝が地に伏していた。
(ナレーション:政宗一成)

455 : 1 - 2014/09/07 11:24:10.97 /jJxtwSb0 289/405



JUDOクウガ「キングストーンを持つ世紀王ですら太刀打ちできないこの力!やはり我の進化は成功したようだ!」


JUDOアギト「これでこの永遠に続く虚無の地獄に別れを告げられるわ!」


BLACK「大首領…貴様…何故それだけの力を持ちながらこの場所に幽閉されているんだ!?」


JUDO龍騎「そうか、今代の世紀王。貴様は創世王から何も聞かされていなかったのだな。」


JUDO555「ならば話してやろう、かつて古の時代にそのキングストーンを用いていたのは我らだったのだ!」


BLACK「なんだと!?」


「そんな…けど何で…?」


456 : 1 - 2014/09/07 11:24:45.42 /jJxtwSb0 290/405



JUDO剣「元々そのキングストーンは我とツクヨミ、そしてアマテラスの所有物であった。
太陽と月の石、その神秘の力で我らはこの星に住む人間どもを次々と服従させていた。
神として人間どもの前に降臨し、お前たち人間を支配するためにな!」


滝ライダー「ハッ!まったく今も昔もテメェはやる事が変わんねえな!」


JUDO響鬼「だがそこにいるツクヨミはそれに異を唱えた。
こやつは人間どもに自由を与えて我らの支配から解放させようとした!
それこそが生物の進化だなどと語ってな!」


ツクヨミ『そうだ、私とお前たちはそこで決裂した。そして…我らは戦った。』


JUDOカブト「そして今から5万年前、我とツクヨミはこの日本の地で死闘を繰り広げた。
その戦いでアマテラスは死に残った我はツクヨミをあと一歩というところまで追い詰めたのだが…」


457 : 1 - 2014/09/07 11:26:02.01 /jJxtwSb0 291/405



JUDO電王「我は予想すらしていなかった。
当時、太陽と月の両方のキングストーンを預けていた男が我を裏切り…
キングストーンの力でツクヨミと共に我を封じた!」


ツクヨミ『その代償に私は身体を失ったがそれでもJUDOをこの牢獄に閉じ込める事に成功できた。
しかし…』


JUDOキバ「ククク、笑える話よ!
今度はその男が裏切りキングストーンを用いて暗黒結社ゴルゴムを築いた!!」


BLACK「するとまさか…お前がキングストーンを預けていた男というのは…!?」


JUDOディケイド「そうだ、当時の創世王の事よ…
彼奴めは我らがこの世界から消失したと同時に暗黒結社ゴルゴムを率いてこの世界を裏から支配してきた!
そして我はこの虚空の牢獄で永い幽閉の時を過ごしたが…
それも全てはツクヨミ、そして創世王の所為だ!この屈辱は永遠に忘れられん!!」


「そんな事実があったなんて…」


458 : 1 - 2014/09/07 11:27:14.60 /jJxtwSb0 292/405



JUDOディケイド「ついでに教えておいてやる。
お前のそのブラックサンの姿だが、それは我を参考に作られたらしい。
つまりお前は我の模造品よ…!」


BLACK「この俺がお前の模造品だと!?」


JUDOディケイド「いや、貴様だけではない。
他の1号~ZXまでの仮面ライダータイプの改造人間は全て我が現世に甦るために各組織に作らせた試作品。
つまり、貴様ら仮面ライダーは我の模造品である限り絶対に我を倒す事は出来んのだ!!」


「そんな…!」


滝ライダー「…」


遂に明かされた衝撃の真実!
ゴルゴムの次期創世王の証であるキングストーンは元々大首領JUDOが所持していたモノ。
そして大首領JUDOは現世に帰還するために歴代の悪の組織に命じて仮面ライダータイプの改造人間の製作を行っていた。
それも全てはこの牢獄から脱出し、現世への帰還を果たすために!!
(ナレーション:政宗一成)

459 : 1 - 2014/09/07 11:28:11.56 /jJxtwSb0 293/405



滝ライダー「くだらねえな…」


JUDOクウガ「何…?くだらないだと!」


滝ライダー「あぁ、くだらねえ!くだらな過ぎて欠伸が出るほどだぜ!」


「くだらないって衝撃の事実じゃ…!?」


滝ライダー「確かによぉ、テメェが物凄い存在ってのはわかった。
だがそれだけでライダーの連中がテメェを超えられないだと?笑わせんな!」


JUDOクウガ「それはどういう意味だ…?」


滝ライダー「さっきのこいつらの攻撃を喰らってわかったよ。
お前らの攻撃には…心が…いや!魂がねえんだよ!!」


JUDOディケイド「魂…だと?くだらぬ…何を戯言を!」


滝ライダー「戯言だと思うかい?
だがなぁっ!俺は何度も見て来たぜ!仮面ライダーたちが必殺技を繰り出して怪人を倒すところをな!
あいつらの必殺技はただの技なんかじゃあねえ!
自分たちだって一歩間違えれば怪人だったかもれない…
そんなクソみたいな行いをするテメェら悪党の都合で悪人にされちまったヤツらを…
そして、明日を生きる子供たちを守るための必殺技だ!!」

460 : 1 - 2014/09/07 11:28:45.00 /jJxtwSb0 294/405



BLACK「滝さん…そうだ…JUDO!
いくらお前が外見だけ似せたところで所詮は借り物の力、本物に劣るだけでしかない!」


滝ライダー「へっ!言うじゃねえか!光太郎!!」


BLACK「滝さん…俺の事を名前で…!」


「滝さんが光太郎さんの事を認めてくれたんですね!」


滝ライダー「ま、今更だがな!」


JUDOディケイド「貴様らぁぁぁぁぁぁ!!
えぇぃっ!所詮は強がり!戯言をほざいているだけの事だ!
この10人の仮面ライダーたちを前にどう勝てるというのだ!?」


確かにJUDOの言う通り状況は未だ二人にとっては不利であった。
だが滝はまるで余裕の笑みを浮かべると次の瞬間…!
(ナレーション:政宗一成)

461 : 1 - 2014/09/07 11:30:33.35 /jJxtwSb0 295/405



滝ライダー「うおおお!走れ光太郎!」


BLACK「え…?は、はい!」


JUDOディケイド「フハハハハハ!
あれほど大口を叩いて結局は逃げているではないか!皆、ヤツらを追うぞ!」


滝はBLACKを連れていきなり走り出した。
だがJUDOの言うように闇雲に逃げ出した訳ではない。
JUDOクウガ~ディケイドが後を追おうとするとそれを待っていたかのように、
今度は急に反転して円を描くように回転していった!
(ナレーション:政宗一成)


「滝さん…逃げるはずがJUDOたちと一緒にスゴイ速さで回転して…キャッ!」


((ギュウウウウウウ!))


ツクヨミ『これは…まるで竜巻!』


「一体何をする気なんですか!?」


JUDOクウガ「フンッ!所詮は小細工!どうにもならぬわ!」


BLACK「いけない!JUDOが滝さんに追いつこうとしている…!?」


滝ライダー「さすがに俺は生身だから…これ以上は無理か…
だが、お前らが全速力で追いかけてくれたおかげで準備は整った!
光太郎!俺が合図したら一斉に同じ事すんだぞ!いいな、わかったな!!」


BLACK「わかりました!」


JUDOの魔の手がいよいよ滝に襲い掛かろうとしていた。
だがあと一歩というところで滝はこう叫んだ!
(ナレーション:政宗一成)

462 : 1 - 2014/09/07 11:31:52.46 /jJxtwSb0 296/405




滝ライダー「「跳べ―――――ッ!!」」



BLACK「トウァッ!!」



JUDOアギト「あやつら跳びおった!」


JUDO龍騎「よし、我らも跳ぶぞ!」


「「ハァッ!」」


高速で回転していたBLACKと滝がいきなり空中にジャンプ!
ぶつかるかもしれない状況でお互いの身体をまるで絶妙なタイミングで交互に交わしてみせた!
その光景を目の当たりにしたJUDOたちも後を追うようにジャンプしようとする!
だが、これこそ滝の狙いであった!
(ナレーション:政宗一成)


JUDO555「しまった…ぶつかる!」


JUDO剣「急いで回避せねば…!」


JUDO響鬼「ダメだ…間に合わな…」


JUDOカブト「しまった…これでは!?」


JUDO電王「まさか…滝はこれを狙って!」


JUDOキバ「おのれぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」


((ドオ゛オオオオオオオン!!))


しかし遅れてジャンプしたJUDOが変身する平成ライダーたちは同じようにはいかなかった。
瞬時に10人でジャンプしてしまった結果、交わす空間を取れずに高速でぶつかりその衝撃で大爆発を起こした!!
(ナレーション:政宗一成)

463 : 1 - 2014/09/07 11:32:31.84 /jJxtwSb0 297/405



「ス…スゴイ!あの大首領…いえ!
平成ライダーたちをたった二人でやっつけてしまいました!?
ついでに大首領が倒されたので私も人質から解放されました。」


滝ライダー「やったぜ!この技はライダー車輪。
かつて仮面ライダー1号と2号がショッカーが作り出したショッカーライダーを倒すために特訓した技だ。
ぶっつけ本番で成功できてよかったぜ…」


BLACK「そうですね、こっちもギリギリだった。
もしタイミングがずれてぶつかっていたら先に倒れていたのは俺たちの方だったかもしれないからね…」


ツクヨミ『JUDOよ、人間を侮り過ぎたな。お前の敗因はそこにあったんだ…』


大爆発を起こし燃え盛る炎を見つめるツクヨミ。だが…
(ナレーション:政宗一成)

468 : 1 - 2014/09/07 19:02:16.43 /jJxtwSb0 298/405



JUDO「「ふぅざぁけるなぁぁぁぁぁ!!」」


「なっ!大首領…!?生きていたのか!」


「しかも元の姿に戻ってます!」


JUDO「当然だ!あの程度で我が敗れるわけがあるまい!
おのれ…この屈辱許さんぞブラックサン!いや、仮面ライダーBLACK!!」


BLACK「諦めろ。
既に蛍ちゃんは人質から解放されてお前の言う事を聞く必要も無くなった。
俺たちが元の世界に戻る事を邪魔しなければ俺たちもこれ以上手を出す気は無い。」


ツクヨミ『そうだ、いい加減にしろJUDO。お前は平成ライダーの力を性能面しか見ていなかった。
だから負けたんだ…』


平成ライダーたちの力を性能面でしか見なかったJUDO…
だがJUDOはそんなツクヨミの話を頑なに拒んでみせた。
(ナレーション:政宗一成)

469 : 1 - 2014/09/07 19:03:20.38 /jJxtwSb0 299/405



JUDO「否!今のは彼奴らの力が旧式だっただけの事よ!
貴様らを捻り潰すには平成ライダーでも最新のライダーたちの力を使うまでだ!!」


((シュィィィィン!))


そしてJUDOは再び分身を繰り出した。
現れた分身は5体、その5体はベルトを変化させてそれぞれの変身に必要なあるツールを持ち出した。
それはUSBメモリにメダル、そしてスイッチに指輪、さらに果実に似た錠前らしき物を持っていた!
(ナレーション:政宗一成)


BLACK「何だあれは…?とてもじゃないが戦う道具には見えないぞ?」


滝ライダー「まったくだ。あんなモンで何をしようってんだ?」


「そんな…嘘…!あれは!?」


BLACKと滝にはそれが何なのかまったくわからなかった。
だがこの中で唯一人、蛍だけは知っていた!
JUDOが取り出したのは新たな仮面ライダーに変身するためのツールだった!!
(ナレーション:政宗一成)

470 : 1 - 2014/09/07 19:06:41.63 /jJxtwSb0 300/405



JUDO「「変身!!」」


((『CYCLONE!』 『JOKER!』))


((『タカ!』 『トラ!』 『バッタ!』))


((『3』 『2』 『1』))


((シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!フレイム!プリーズ!ヒーヒーヒーヒーヒー!))


((ブォォォォ!ブォォォォ!!ソイヤッ!!花道・オンステージ!!))


滝ライダー「何だこりゃ!?おかしな歌やら…!空から果物が降って来たぞ!?」


ツクヨミ『JUDO…お前は一体何を…?』


JUDO「フハハハハ!我が分身たちよ!変身した姿をこの者たちに見せつけるがよい!!」


分身したJUDOたちは変身を終えるとその姿をまるで自慢でもしたがるかのように蛍たちにみせつけた!
そしてその姿はなんと…!!
(ナレーション:政宗一成)

471 : 1 - 2014/09/07 19:08:23.21 /jJxtwSb0 301/405



JUDOダブル「さあ、お前の罪を数えろ…」


「平成ライダー11番目の仮面ライダーW!?」


JUDOオーズ「ハッピーバースデーとでも言おうか…」


「平成ライダー12番目の仮面ライダーオーズ!?」


JUDOフォーゼ「宇宙キ……などとさすがに言わぬ…」


「平成ライダー13番目の仮面ライダーフォーゼ!?」


JUDOウィザード「約束する、我が最後の希望だ…」


「平成ライダー14番目の仮面ライダーウィザード!?」


JUDO鎧武「ここからは我のステージだ…」


「現在絶賛放送中(のんのん村除く)の平成ライダー15番目の仮面ライダー鎧武!?
けど…そんな…今度は平成ライダー2期の仮面ライダーに変身しちゃうだなんて…!?」


なんと今度は平成ライダー2期の仮面ライダーW~鎧武に変身する大首領JUDO!
蛍の記憶は当然ながら平成ライダー2期に関する情報もある。
それを使えば変身する事は可能だがそれを目の当たりにして驚きを隠せずにいた…
(ナレーション:政宗一成)

472 : 1 - 2014/09/07 19:09:14.18 /jJxtwSb0 302/405



JUDO「さて、どうした?そのように黙っていてはではあまりにも興が乗らんではないか。」


「だって…こんな事って…あり得るわけが…!」


JUDO「それだけではない!これを見よ!」


JUDO鎧武「ハッ!」


((ジィィィィ!))


JUDO鎧武が何も無い場所をいきなり斬りつけた!
だが次の瞬間、なんとそこから線ファスナー状の裂け目であるクラックが出現!
JUDOダブル~鎧武は次々とその中に入りそして全員が入ったと同時に閉じてしまった!?
(ナレーション:政宗一成)

473 : 1 - 2014/09/07 19:10:40.60 /jJxtwSb0 303/405



BLACK「しまった!JUDOの分身たちを行かせてしまった!?」


滝ライダー「クソッ!このままじゃ現世が大変な事になっちまう!」


「そんな…!けどまだ肝心のJUDOの本体はこっちにいるんですけど…?」


ツクヨミ『馬鹿な…現世への帰還を誰よりも望むお前が何故ここに残る必要が…?』


蛍の言う通り、先ほど行ったのは分身たちでJUDO本人はまだこの牢獄にいた。
それには確かな理由があった。
そう、あれほど現世への帰還を果たそうとしているJUDOがどうしてもやり遂げなければいけない確かな理由が…
(ナレーション:政宗一成)

474 : 1 - 2014/09/07 19:12:23.88 /jJxtwSb0 304/405



JUDO「我は人間どもを統べる支配者だぞ!
その我が貴様らのような虫けらにこうもコケにされるのは許せん!
貴様らはこの場で我自らが処刑を行う!!」


滝ライダー「チッ!やっぱそうくるか!」


「け、けど…鎧武まで出して新たなライダーの力は無いはずじゃ…?」


JUDO「いいや、まだひとつだけ残っておる。
それもまだ貴様らの知らぬ、まったく新しい仮面ライダーの力!
これを使って貴様らを血祭りにあげてやる!!」


そう言うとJUDOはあるベルトとブレスレットを取り出した。
ブレスレットにある小さなミニカーをブレスレットに装填しこう叫んだ!
(ナレーション:政宗一成)


JUDO「変身!!」


((カッ!!))


「キャッ!眩しい!?」


BLACK「この光は…うん?JUDOがいなくなったぞ!?」


滝ライダー「大首領の野郎は何処に消えやがった!」


ベルトから眩いまでの赤い光が灯ったと同時に、JUDOの姿が忽然と消えてしまう…
だが次の瞬間、地平線の彼方から轟音と共に何かが蛍たち目掛けて駆け込んできた!
(ナレーション:政宗一成)

475 : 1 - 2014/09/07 19:15:09.83 /jJxtwSb0 305/405



((ブロロロロロロ!))


滝ライダー「こいつは…バイク…いや違う!車の排気音だ!?」


BLACK「こんな場所に車…一体誰が…?」


ツクヨミ『ここはJUDOを閉じ込めるための空間、これもヤツの戯れとやらに過ぎないのだろう。
だがヤツは…一体何に変身した…?』


((ブオオオン!))


その轟音は凄まじいスピードで蛍たちの前にその正体を晒した!
そしてその轟音の正体を見てその場にいる誰もが思わず驚く…
なんとその轟音の正体は見た事も無い赤い車だった!?
(ナレーション:政宗一成)


滝ライダー「何だこの赤い車は!大首領はライダーに変身してんじゃないのか?」


BLACK「むっ!誰か降りてくるぞ!」


「あれは…そんな…!嘘…!?」


その赤い車、スーパーマシン『トライドロン』から出てきたのは…
(ナレーション:政宗一成)

485 : 1 - 2014/09/11 23:59:41.22 3D7gxCX00 306/405




JUDOドライブ「蛍よ、感謝するぞ!お前の記憶が我にこの姿を与えてくれた!
この新ヒーロー、平成ライダー16番目の仮面ライダードライブの姿をな!!」



BLACK「仮面ライダー…ドライブだと…?そんなライダー聞いた事も無いぞ!」


ツクヨミ『なんという事だ!
JUDOはまだ誕生すらしていないライダーに変身してしまうとは…!?』


「そんな…私のネットで見たネタバレで…まだ放送前の…
平成ライダー16番目の仮面ライダードライブに変身しちゃうなんて!?」


なんとJUDOは、蛍がネットで見た鎧武の次の新ライダーである仮面ライダードライブに変身した姿で現れた!
(ナレーション:政宗一成)


滝ライダー「つーか…これライダーじゃなくて………ドライバーじゃねーか!!」


JUDOドライブ「フンッ!そんな事我が知るか!要は勝てばいいのだ!勝てばな!!」


そして新たな仮面ライダードライブに変身したJUDOは構えを取りBLACKと滝ライダーと静かに対峙する!!
(ナレーション:政宗一成)

486 : 1 - 2014/09/12 00:00:14.29 poihco3x0 307/405



~大広間~


ここは先ほど、れんげたちが連れて来られた黒のピラミッド内部の大広間。
この大広間の中央に座しているガッタイロイドを安定させるために、
さっそくれんげ、小鞠、卓の三人を生体部品にしようという準備が着々と進められていた。
(ナレーション:政宗一成)


小鞠「もうダメだ…お終いだよ…」


れんげ「こまちゃん諦めちゃダメなん!きっとライダーたちが助けに来てくれるのん!」


「」コクッ


夏海「エーイッ!お前たちうるさいぞ!これ以上ウチの仕事を増やすな!」


小鞠「夏海に至っては普通に戦闘員だし…ていうかアンタなんでそんなやる気なわけ!
普段は家のお手伝いだってろくにしないのにぃ…!?」


アスラ「まったく人間とは恐ろしいモノだ…。」


プワゾン「そうだね、自分の命を守るためなら平気で身内を売り飛ばすんだから恐いモノさ…」


コマンドロイドとなった夏海を見てそう呟くアスラとプワゾン。
だが小鞠は…
(ナレーション:政宗一成)

487 : 1 - 2014/09/12 00:00:46.90 poihco3x0 308/405



小鞠「ちがうよ!夏海はほら…洗脳されてるだけだし!本当はこんな事しないモン!」


プワゾン「そうは言うけど人間の本心なんてわからないものだよ。
例えそれが家族の間でも…僕がそうだったからね…」


れんげ「フレイ…でも!」


ベガ「家族か…
そういえばBADANの援助を受けている俺の家族はどうしてんのかな?」


小鞠「そっか、ベガは改造手術を受ける代わりに家族の生活を保障されたんだっけ。」


『家族』、その言葉に一人の男が反応を示した。


ZX「家族…俺にも家族はいるのか…?」


ZXである。
ガッタイロイドと化したZXが意識を取り戻し自分が記憶を失くす前の家族について疑問を持ち始めた。
(ナレーション:政宗一成)

488 : 1 - 2014/09/12 00:02:25.52 poihco3x0 309/405



れんげ「いるのん!ZXにだって家族がいるのん!」


小鞠「そうだよ、確か一人だけ家族が…」


その時であった!
(ナレーション:政宗一成)


タイガーロイド「よし、全員お喋りはそこまでだ!
ガキどもを生体部品として取り込むための作業をさっそく開始する!
それとZX、お前は余計な事は何も考えなくていい。
BADANはお前に全てを与えてくれる、だから安心しろ。」


ZX「そうか…BADANは俺に…与えてくれる…」


小鞠「嘘だよ!BADANは与えてくれるどころか奪ったんだからね!」


ZX「…奪った…だと?どういう…事だ…?」


タイガーロイド「チッ、おい夏海!さっそく始めるぞ!グズグズするな!」


夏海「イーッ!」


489 : 1 - 2014/09/12 00:02:56.96 poihco3x0 310/405



ベガ「ヘヘッ、タイガーロイドの野郎焦ってやがる!
ま、どうせ都合の悪い事をZXに聞かれたくないんだろうが…」


焦るタイガーロイドを嘲笑うように見つめるベガ…
そんな時、彼の脳裏にある懐かしい言葉が語られてきた!
(ナレーション:政宗一成)


(ベガ…)


ベガ「……?
今の声…俺の親父やお袋たちの声が…?だが何故俺の頭の中に直接聞こえてきたんだ…?」


アスラ「…」


不思議な体験をするベガ、
何故こののんのん村よりもはるか遠くBADANの援助でエジプトで暮らしているはずの彼の家族の声が聞こえたのか…?
(ナレーション:政宗一成)

490 : 1 - 2014/09/12 00:03:55.33 poihco3x0 311/405



~黒のピラミッド(外)~


ジゴクロイド「チッ、暇だぜ…」


カマキロイド「本当…退屈でしょうがないわ…」


カニロイド「…」


そしてここは黒のピラミッドの外側。
ここでは先ほどガモンに命じられたジゴクロイドたちが、
空に浮遊するサザンクロスの真下にある黒のピラミッドの頂上で門番の如く待ち構えていた。
(ナレーション:政宗一成)


ジゴクロイド「親父も暇過ぎて退屈しちまったのか、
ガッタイロイドの件を全て三影の野郎に一任して自分はサザンクロスの中に引っ込んじまった…
だが親父も心配性だぜ、こんな万全の態勢で攻め込むバカがいるわけねえってのによ!」


カマキロイド「そうとも限らないよ。
これまでアスラたちを倒した仮面ライダーたちの件もあるし…
それにBADAN内部で叛乱の動きもあるって噂だからね。」

491 : 1 - 2014/09/12 00:06:10.12 poihco3x0 312/405



ジゴクロイド「叛乱だぁ?
人間の科学者どもが裏でコソコソやってるのは聞いてるがよそんなの大した事ねえだろ?」


カマキロイド「それだけじゃないよ。
あのニードルがZXのボディに執着しているのは知っているだろ。
あたしらの父親であるガモンが目覚めた今、あいつはもう組織のリーダーじゃなくなる。
それにニードルは今までの失態でリーチが掛かっているからね。
あと一回でも作戦を失敗したらリーダーの地位を追われるどころか間違いなく破棄される…
それなら背水の陣を覚悟でZXボディを奪取しようとか企んでいるんじゃないのかい?」


ジゴクロイド「なるほど、親父が警戒しているのはライダーだけじゃなく身内に対してもか…
それならあの三影の野郎もだ!
あいつ、親父に信頼されてはいるが実際は何を考えてるのかちっともわからねえ!
野郎もニードルと同じく何か別の目的を感じるぜ…」


カマキロイド「今あの人が信用できるのはアタシらだけね。
まあ当然だよ、アタシらは人間じゃない。あの人の細胞から生み出された暗闇の子供なんだからさ…」


カニロイド「…」


BADANの組織に関する勢力は現在ニードルがリーダーとして指揮を執っている。
だがガモンが組織の幹部として返り咲けば、ニードルの今の地位も危ういのは確か…
どうやらこれまでの歴代の悪の組織と同じくBADANも一筋縄という訳ではないようだ。
(ナレーション:政宗一成)

492 : 1 - 2014/09/12 00:07:13.65 poihco3x0 313/405



((ブロロロロロ!))


カニロイド「…!」


ジゴクロイド「どうやら…このまま退屈せずに済みそうだな。」


カマキロイド「アタシらの出番のようだよ…!」


その時、バイクの爆音がこの辺り一帯を覆う暗雲の中から聞こえてきた。
そしてジゴクロイドたちもこの退屈な時間をようやく終わらせると歓喜に震え上がったのだが…
(ナレーション:政宗一成)


本郷「暗雲を突破した!みんな無事か!?」


一文字「大丈夫だ!全員あんな暗雲如きでくたばるほどヤワじゃないさ!」


風見「あれは…黒のピラミッド!エジプトで俺が発見したのと同じモノだ!」


結城「やはりあれはエジプトだけでなく世界各地にあるようだな!」


敬介「一体あのピラミッドは何なんだ…?」


大介「敬介!今はそんな事…気にしない!それより…!」


「あぁ、ガキどもを助ける事が先だろ!」


現れたのは無事に暗雲を突破した本郷たち栄光の七人ライダーたちであった!
本郷たちはその勢いに乗ったまま黒のピラミッドに突入しようとするのだが、
ジゴクロイドたちがそうはさせまいと彼らの前に立ちはだかった!
(ナレーション:政宗一成)

493 : 1 - 2014/09/12 00:07:49.15 poihco3x0 314/405



ジゴクロイド「ハァーッ!ようやく来たな侵入者どもめ!」


カマキロイド「お決まりの台詞だけどここを通りたければあたしらを倒す事だね。」


カニロイド「…」


風見「チッ、邪魔をしてくれるな…」


「こうなったら一気にやっちまおうか!」


本郷「待て!お前たちは先に行け!」


一文字「ここは俺と本郷で相手をする!」


結城「わかりました、二人とも気を付けて!」


そして本郷と一文字の二人をこの場に残して他のライダーたちは黒のピラミッドへ入って行った!
(ナレーション:政宗一成)

494 : 1 - 2014/09/12 00:08:36.93 poihco3x0 315/405



ジゴクロイド「お前ら二人だけ残ったか、舐めやがって…!」


カマキロイド「さっさとこいつらを始末して残りの連中を追わないと!」


カニロイド「…」


一文字「おっと、舐めてるのはどっちだい?」


本郷「お前たちの相手はこの俺たちだ!一文字、変身だ!!」


本郷と一文字の変身ベルトであるタイフーンを出しそれぞれ変身ポーズを取る!


本郷「ライダ――――ッ!変身!!」


一文字「変…身!!」


本郷一文字「「トォッ!」」


変身ベルトタイフーンの風車が激しく回転しそれと同時に二人は空中にジャンプ!
そしてジャンプした二人が地に降り立った時、そこには先ほどとは違う別の姿に変身を遂げていた!!
(ナレーション:政宗一成)


1号「仮面ライダー1号!」


2号「仮面ライダー2号!」


そう、そこには仮面ライダー1号、それに2号の伝説のダブルライダーが颯爽と現れた!
そしてダブルライダーはジゴクロイドたちを相手に戦いを開始する!!
(ナレーション:政宗一成)

495 : 1 - 2014/09/12 00:10:21.48 poihco3x0 316/405



~大広間~


タイガーロイド「何…?侵入者だと!?」


夏海「ハイッす!断じて夏海ちゃんの所為じゃありませんがどうしますかタイガーロイドさま!」


れんげ「ライダーなん!ライダーが来てくれたのん!」


小鞠「助けが来てくれたんだ!」


「」コクッ


そして栄光の七人ライダーが侵入した報告はピラミッド内部にいるタイガーロイドにも伝わった!
その頃…
(ナレーション:政宗一成)

496 : 1 - 2014/09/12 00:10:49.91 poihco3x0 317/405



((ブオオオン!))


風見「ここか!」


結城「このまま奥まで突っ込むぞ!」


黒のピラミッド内部に侵入した風見、結城、敬介、大介、茂の五人。
だが、その時!
(ナレーション:政宗一成)


((シュィィィ!))


JUDO鎧武「ハァッ!」


「何だテメェらは!?」


敬介「その姿…まさか…仮面ライダー?」


JUDOダブル「ほぅ、この者たちは…」


JUDOオーズ「よいところで会った。腕試しに我らと戦ってもらおうか!」


なんとクラックが出現しそこから先ほど平成ライダー2期のライダーたちに変身した大首領JUDOの分身たちが現れた!
平成ライダー2期の力を手に入れたJUDOの分身たちは風見たちに勝負を挑んできた!
(ナレーション:政宗一成)

497 : 1 - 2014/09/12 00:11:45.58 poihco3x0 318/405



敬介「悪いが俺たちは先を急いでいる、お前たちの相手をしている場合じゃ…」


「面白れえ!売られた喧嘩は買うのが礼儀よ!」


結城「茂…!?」


大介「アマゾンも!アマゾンも戦う!ガゥッ!」


風見「どうやらこいつらを避けては通れないようだ、行くぞ!変身だ!!」


そして風見たちもまたそれぞれ変身ポーズを取った!
(ナレーション:政宗一成)

498 : 1 - 2014/09/12 00:12:53.01 poihco3x0 319/405



風見「変身…Vスリャァァァァァァ!!」


結城「ヤ―――――――――ッ!!」


敬介「大変身!!」


大介「ア――――ッマ――――ッゾ――――ン――――ッ!!」


「変身…ストロンガ――――ッ!!」


次々と変身する風見たち。そして変身を終えた彼らはそれぞれ名乗りを上げた!


V3「仮面ライダーV3!!」


ライダーマン「ライダーマン!!」


X「仮面ライダーX!!」


アマゾン「仮面ライダーアマゾン!!」


ストロンガー「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ、悪を倒せと俺を呼ぶ!
聞け!悪人ども!俺は正義の戦士!仮面ライダーストロンガー!!」


JUDOフォーゼ「彼奴らも変身しおったか。JUDOフォーゼ、タイマン張らせてもらおう!」


JUDOウィザード「フフフ、あのような旧型の改造人間など平成ライダーの力を得た我らの敵ではない!
さぁ、ショータイムだ!!」


V3「舐めるな!性能差だけが全てではない!」


ライダーマン「そうだ、俺たちを甘く見ると後悔するぞ!」


X「子供たちを救うためにもさっさと勝負を終わらせてやる!」


アマゾン「アマゾン!絶対に負けない!」


ストロンガー「そういうこった!
俺たちの邪魔をするならテメェらがライダーだろうと容赦はしねえ!!」


そして仮面ライダーV3、ライダーマン、仮面ライダーX、仮面ライダーアマゾン、仮面ライダーストロンガー!
対するはダブル、オーズ、フォーゼ、ウィザード、鎧武とここに昭和ライダー対平成ライダーの戦いが始まった!!
(ナレーション:政宗一成)

499 : 1 - 2014/09/12 00:14:03.97 poihco3x0 320/405



~虚空の牢獄~


((ブオオオオ!))


JUDOドライブ「ククク、この新ヒーローである仮面ライダードライブとどう戦う!」


ツクヨミ『JUDOは新たに得たライダーの力を楽しんでいるようだな…』


滝ライダー「野郎…!」


「あわわ…どうすれば…」


BLACK「…」


そして虚空の牢獄ではJUDOが変身した仮面ライダードライブが駆るトライドロンに、
蛍、滝、ツクヨミ、それにBLACKの三人が翻弄していた。
だが…
(ナレーション:政宗一成)

500 : 1 - 2014/09/12 00:14:34.67 poihco3x0 321/405



BLACK「JUDO、進化が出来るのはお前だけではない!
俺たち人間も、いや…この世に生ける者全てが生きて行くうえで必ず進化を遂げていくんだ!」


JUDOドライブ「何を言っておる…?つまらん戯言だ…!」


「進化…ってまさか光太郎さん!?」


滝ライダー「おい…一体何が起きるってんだよ!?」


BLACK「今こそ見せよう、この俺の進化を!
キングストーン!今こそ神秘の力を示してくれ!!変身!!!!」


((キュィィィィィッ!))


滝ライダー「眩しい!BLACKの身体が光り出した!」


ツクヨミ『な…仮面ライダーBLACKもまた進化を遂げる事が出来るのか!?』


「それって…もしかして…!」


((ブロロロロロロ!))


その時である!
次元を超えて赤い車の形をしたマシンがBLACKの居た場所に颯爽と駆けつけてきた!!
(ナレーション:政宗一成)

501 : 1 - 2014/09/12 00:15:25.85 poihco3x0 322/405



JUDOドライブ「赤い車…?これはどういう事だ?」


((シュタッ!))


そしてその赤い車の上に一人の黒いボディに赤い目の戦士が降り立ったではないか!
この者こそ仮面ライダーBLACKの進化した姿!その名も…
(ナレーション:政宗一成)


滝ライダー「何だあいつは!BLACKは…光太郎は何処に行った!?」


「落ち着いてください滝さん!光太郎さんはパワーアップしたんです!」


ツクヨミ『パワーアップ…?そうか、彼もまた独自の進化を果たしたのだな!』


JUDOドライブ「おのれ…たかが我の模造品如きが進化とは生意気な!貴様…何者だ!?」


502 : 1 - 2014/09/12 00:16:36.84 poihco3x0 323/405




RX「「俺は太陽の子!仮面ライダーBLACK!RX!!
バダンの大首領JUDO、蛍ちゃんたちが住むのんのん村の平和を脅かし…
そして俺たち仮面ライダーの力を悪用する事はこの俺が許さん!!」」



「やっぱり!BLACKの進化形態であるRXの登場ですよ!」


滝ライダー「へっ!やるじゃねえか光太郎!」


ツクヨミ『この力、感じるぞ!彼ならばもしかするとJUDOを…』


JUDOドライブ「太陽の子、仮面ライダーBLACKRXだと?
フンッ、ゴルゴムの世紀王如きが少し進化した程度で我に適うと思うか!
貴様がどれだけ身の程知らずかその身に叩き込んでくれるわ!!
行けトライドロン!あの赤い車を破壊しろ!!」


RX「JUDOドライブ!車に乗るライダーはお前だけじゃないぞ!
ライドロン!お前は無敵のマシンだ!その力を今こそ発揮するんだ!!」


そう言うとJUDOドライブはトライドロンに乗り込みライドロン目掛けて突進する!
だがRXも負けてはいない、ライドロンに乗り込みトライドロンに挑んで行く!!
(ナレーション:政宗一成)

503 : 1 - 2014/09/12 00:17:18.45 poihco3x0 324/405



「うわぁ、二人ともそれぞれの車に乗り込んで戦い出しましたね…」


滝ライダー「もうあいつらライダーじゃなくドライバーだろ…
何でライダーって名乗ってんだよ?」


ツクヨミ『ライドしてればみんなライダーなのだよ…』


そして蛍、滝、ツクヨミの三人が見守る中で、
ライドロンとトライドロンによる激しいカーチェイスが行われた!!
(ナレーション:政宗一成)

504 : 1 - 2014/09/12 00:21:47.17 poihco3x0 325/405



RX「ライドロン!ライディングアローだ!」


JUDOドライブ「正面から真っ向勝負か、よかろう。一気に蹴りをつけてやろう!
こちらも………むむっ?
そういえばこのマシンをどうやって扱えばよいのだ?それに関する記憶がないぞ!?」


ツクヨミ『どうしたというのだ?JUDOの様子がおかしいぞ!』


RX「今の内だ!ライドロン、行け!!」


((ドッガァァァァン!))


滝ライダー「やったぜ!RXのライドロンがトライドロンをぶっ壊した!
だがどうしてJUDOは攻撃に転じなかったんだ…?」


「そっか!
JUDOは私の記憶を使って平成ライダーやドライブに変身したから…
私はドライブについての情報はネットのネタバレを見ただけで肝心な事はまだ何も知らないんです!
つまり私が知らない事はJUDOもわからない!
だからJUDOはあのマシンの操作方法が全然わかんないんですよ!!」


滝ライダー「なるほど!
カッコつけて最新のライダーになったはいいが肝心なとこで墓穴を掘ったな!光太郎やっちまえ!!」


RX「さあ蛍ちゃん、滝さん、ライドロンに乗って!この牢獄から脱出するぞ!!」


RXは蛍と滝をライドロンに乗せて自分はライドロンの車体の上に乗り出した。
そして先ほどのライドロンの攻撃で大破したトライドロンの残骸から出てきたJUDOドライブ目掛けて突進する!
(ナレーション:政宗一成)

505 : 1 - 2014/09/12 00:23:28.95 poihco3x0 326/405



JUDOドライブ「おのれ…我の力で本物と瓜二つのマシンを出したのに負けるとは…」


ツクヨミ『JUDO、嘆いている暇は無い。ライダーがお前を襲ってくるぞ。』


RX「JUDO!俺たちはこの牢獄から脱出する!お前はここで朽ち果てろ!!」


JUDOドライブ「小癪な…ならばハンドル剣!ドア銃!」


滝ライダー「あの野郎…何かドアやハンドルを武器に戦おうとしてるぞ!
またふざけてやがるのか!?」


「いえ、たぶんあれはJUDOの所為じゃなく玩具メーカーの所為では…」


JUDOドライブ「えぇぃっ!蛍の記憶からでは扱い方がわからぬ!どうすればいいのだ!?」


RX「そんなふざけた武器、俺が蹴散らしてやる!」


RXは再び身体を変化させフォームチェンジを行う。


ロボライダー「俺は悲しみの王子、RX!ロボライダー!ボルティックシューター!」


JUDOドライブ「ぐっ…!しまったドア銃が!?」


バイオライダー「俺は怒りの王子、RX!バイオライダー!バイオブレード!」


JUDOドライブ「ぎゃっ…!今度はハンドル剣が!?」


RXはロボライダー、バイオライダーにフォームチェンジしてJUDOの武器を封じる。
既に武器を失い攻撃力が削がれたJUDOドライブ、だがRXの攻撃は止まる事を知らない!
RXはライドロンを再度JUDOドライブに向けて突進させる!JUDOに最後の攻撃を仕掛けるためだ!!
(ナレーション:政宗一成)

506 : 1 - 2014/09/12 00:25:24.47 poihco3x0 327/405



RX「「リボルケイン!」」


「出ました!RXの必殺武器リボルケインです!これで大首領もお終いです。」


滝ライダー「新しいライダーはキックが必殺技じゃねえんだな…
まあいいや!RX!ヤツを倒してさっさとここからおさらばしようぜ!!」


((ブロロロロロロ!))


RX「「トゥァッ!!」」


ライドロンがエンジンを響かせ時速1500キロまで最大加速する!
そしてライドロンの最大加速を利用してRXは空中へ大ジャンプ!
そのままJUDOドライブ目掛けてリボルクラッシュを決めようとする!!
(ナレーション:政宗一成)


JUDOドライブ「我がこんな攻撃で…!」


RX「うおおおお!」


((ブンッ!))


((パキィンッ!))


JUDOドライブは間一髪のところでRXのリボルクラッシュを躱す事が出来た。
だが、それと引き換えにドライブのベルトを弾かれ変身が解けてしまい元のJUDOの姿に戻ってしまう…!
(ナレーション:政宗一成)

507 : 1 - 2014/09/12 00:26:02.84 poihco3x0 328/405



JUDO「しまった…変身が解けた!?」


「チャンスです!今ならJUDOを倒せます!」


滝ライダー「やっちまえRX!この戦いに蹴りをつけるんだ!」


RX「JUDO!覚悟!!」


RXはJUDOにリボルケインの光の刃を突き刺そうとした!


JUDO「…!」


JUDO「……」


JUDO「………?」


JUDO「何だ…?我は生きているのか…?」


やられる!?
…そう思ったJUDOは覚悟を決めたのだがRXのリボルケインがJUDOの身体を突き刺す事は無かった…
それどころか辺りを見渡すと先ほどまでいたRXもライドロンもそれに蛍や滝の姿も無い。
居るのは幻影のツクヨミ唯一人だった…
(ナレーション:政宗一成)

508 : 1 - 2014/09/12 00:31:08.19 poihco3x0 329/405



JUDO「まさか…ツクヨミ…貴様がヤツらを…!」


ツクヨミ『そうだ、お前がやられる寸でのところで私の能力で魔法陣を出して彼らを現世に帰還させた。』


JUDO「馬鹿な…何故そのような事を!我を倒すのはお前の悲願ではないのか!?」


ツクヨミ『確かに、JUDO…お前は倒されなければいけない存在。
だが…お前を倒すのはRXではない。お前を倒すのは………』


ツクヨミはそう言い掛けるとそのまま姿を消してしまう。
そしてこの無人の牢獄には再びJUDOだけが取り残された…
(ナレーション:政宗一成)


JUDO「ツクヨミ…仮面ライダー…おのれ!よくも我を恐怖させたな!
だが次は無いぞ!そうだ…我が人間如きに恐怖するなど二度もあり得ぬ!
そしてこの屈辱は永遠に忘れん!そう…永遠に!覚えていろ!仮面ライダァァァァァァ!!」


JUDO「「ヌ゛オオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」」


この無人の虚空の牢獄で大首領JUDOの叫びだけが響いた…
この後、JUDOと因縁のある一人の男が再びJUDOを恐怖させる事になるのだが、
怒りに震えるJUDOにはそんな事になろうとはこの時はまだ予想すらしなかっただろう…
(ナレーション:政宗一成)

519 : 1 - 2014/09/14 10:48:29.79 Qr9n23yh0 330/405




((なんだと!大首領が負けた!?))



大首領JUDOが敗れた!
その影響は現世にいる大首領の配下たちにも影響が出た!!
(ナレーション:政宗一成)

520 : 1 - 2014/09/14 10:48:56.87 Qr9n23yh0 331/405



~のんのん村~


銀河王「「グガァァァァ!?アタマノナカガヒビク!!?」」


サドンダス「こ、これは…大首領さまに何かあったのか!?」


スカイライダー「ヤツらの動きが止まった…?」


スーパー1「一体何が起きているんだ!?」


がんがんじい「なんやようわからんがスカイライダーチャンスや!」


「そうだ!決めるなら今だぞ二人とも!」


スカイライダー「ハイ先輩!銀河王!このチャンスを逃さん!」


スーパー1「よーし!こっちも行くぞサドンダス!」


そしてのんのん村で戦っているスカイライダー、スーパー1と戦う銀王軍にその影響が出た!
このチャンスを逃さなかった彼らは怪人たちに必殺技を繰り出した!!
(ナレーション:政宗一成)

521 : 1 - 2014/09/14 10:49:29.74 Qr9n23yh0 332/405



スカイライダー「行くぞ!99の技の一つ、竹トンボシュート!」


銀河王「グ…ガガッ!」


がんがんじい「やったで!スカイライダーの竹トンボシュートで銀河王の動きを封じたで!」


「今だスカイライダー!」


スカイライダー「行くぞ銀河王!スカイスクリュ―――ッキ――――ック!!」


銀河王「「ガハァッ!?」」


銀河王にスカイライダーのスカイスクリューキックが決まる!
(ナレーション:政宗一成)

522 : 1 - 2014/09/14 10:58:07.67 Qr9n23yh0 333/405



スーパー1「スカイライダーが勝ったか、ならば次は俺だ!トゥッ!赤心少林拳諸手打!」


サドンダス「うごっ!?防御できない!?」


「オォッ!スーパー1の赤心少林拳か!」


ジュニアライダー隊「「今だスーパー1!」」


スーパー1「うん!銀王軍の怪人サドンダス、赤心少林拳の力を今こそ受けてみろ!」


サドンダス「な、何をっ!?」


スーパー1「ス―――パ―――ライダ―――稲妻旋風キィ―――ック!!」


サドンダス「うぎゃぁぁぁぁ!?」


仮面ライダースーパー1のスーパーライダー稲妻旋風キックを喰らい倒されるサドンダス!
(ナレーション:政宗一成)

523 : 1 - 2014/09/14 10:59:30.47 Qr9n23yh0 334/405



銀河王「ウゥ…オノレ…コウナレバ!」


サドンダス「BADANよ、我らにもう一度力を与えてくれ!」


銀河王とサドンダスは暗雲の中にいるガモンに力を求めるのだが…


ガモン(ならぬ!)


銀河王「ナゼダ!?」


サドンダス「頼む…このままでは…」


ガモン(我らBADANは役立たずを二度も甦らせるほどお人好しではない。
銀王軍よ、貴様らはそのまま朽ち果てるがよい!)


銀河王「ソンナ…」


サドンダス「BADANは我々を見放した…」


銀河王サドンダス「「うわぁぁぁぁぁぁ!?」」


((ドッカァァァァァン!))


銀河王とサドンダスはBADANから見放され、最後は力尽き大爆発を起こして倒された。
(ナレーション:政宗一成)


スカイライダー「銀河王、サドンダス、まともに戦えば恐ろしい相手だった…」


スーパー1「戦いの最中でヤツらに異変が起こらなければもっと長引いてましたからね。」


「だがこれで敵は倒した!」


がんがんじい「ライダー!暗雲の中にいる子供たちを頼むで!」


スカイライダー「オゥッ!」


スーパー1「よし!」


そしてスカイライダーとスーパー1も自分たちのマシンである、
スカイターボとブルーバージョンのバイクに乗り込み暗雲の中に突入した!
(ナレーション:政宗一成)

524 : 1 - 2014/09/14 11:00:12.82 Qr9n23yh0 335/405



~黒のピラミッド(外)~


ジゴクロイド「あぁ…そんな…」


カマキロイド「神が…大首領が…嘆いているよ…」


カニロイド「あ――――あ――――あ――――」


黒のピラミッドの外でダブルライダーと戦っていたジゴクロイドたちにもその影響はあった!
大首領の敗北を感覚で知った彼らは嘆いていた。
当然だ、ガモンの細胞から生まれた彼らは人間ではない。
その影響は計り知れるモノではなかった。
(ナレーション:政宗一成)


1号「何だ…?怪人たちが涙を流しているぞ!」


2号「わけがわからんが…チャンスは今しかないよな!行くぞ!!」


そして1号と2号はこの機を逃さなかった!
(ナレーション:政宗一成)

525 : 1 - 2014/09/14 11:01:12.27 Qr9n23yh0 336/405



1号「ライダーキック!」


ジゴクロイド「ぐはっ!?」


2号「ライダーパンチ!」


カマキロイド「この…っ!」


ジゴクロイドとカマキロイドにライダーキックとライダーパンチの応酬!
そしてカニロイドには…


1号「行くぞ一文字!」


2号「オォッ!」


ダブルライダー「「ライダ―――!ダブルチョ―――ップ!!」」


カニロイド「!?」


そして最後は…


ダブルライダー「「トォッ!」」


ダブルライダー「「ライダ―――!ダブルキック!!」」


「「ぐはぁぁぁぁぁっ!?」」


ジゴクロイド「クソッ!この状態じゃ俺たちに勝ち目はねえ!」


カマキロイド「一旦引くよ!だがねぇ覚えておきな…」


「「我らBADANの攻撃はこれからだ!
神に見放されし者たちよ、お前たちはいずれ全てが死に絶えるのだ!!」」


その捨て台詞を吐きながらジゴクロイドたち三人は上空にあるサザンクロスへと引き上げて行った。
(ナレーション:政宗一成)

526 : 1 - 2014/09/14 11:01:40.65 Qr9n23yh0 337/405



「「ギャァァァァァッ!?」」


V3「何だ…?」


ライダーマン「こいつら…いきなり苦しみ出したぞ!」


JUDOダブル「まさかこれは…」


JUDOオーズ「あり得ぬ!我の本体が負けただと!?」


JUDOフォーゼ「その影響が我らにもくるとは…」


JUDOウィザード「苦しい…これでは…」


JUDO鎧武「ぬぅぅ…だがこのまま負けるわけには…」


V3たちが戦うJUDOの分身たちにもその影響が伝わっていた。
そしてV3たちもこの機に乗じて一気に畳み掛けた!
(ナレーション:政宗一成)

527 : 1 - 2014/09/14 11:02:32.32 Qr9n23yh0 338/405



V3「行くぞ!そこの半分こ怪人め!」


JUDOダブル「ぬぅ…いくら分身であろうと我もまた大首領…貴様如きに負けぬわ!
マキシマムドライブ、ジョーカーエクストリームを喰らえ!!」


まずは仮面ライダーV3対JUDOダブル!
その場にジョーカーエクストリームによる突風が吹き溢れ、
竜巻に包まれながら身体を分割させたJUDOダブルが両足蹴りを叩き込む!
(ナレーション:政宗一成)


V3「風を操る戦士か…この風…利用させてもらおう!」


ジョーカーエクストリームにより発生された風が、
V3の変身ベルトダブルタイフーンの風車を激しく回転させた!
そしてこの風を受けてV3のパワーを高める結果となった!!
(ナレーション:政宗一成)


V3「トォッ!V3―――!必殺キ―――ック!!」


JUDOダブル「なっ…我の力が…風がヤツに吸収されて…うわぁぁぁぁ!?」


((ドゴォォォォ!))


V3「風は仮面ライダーにとっては力の源だ。その力で俺に挑むとは愚策だったな!」


仮面ライダーV3対JUDOダブルの戦いはV3の圧勝に終わった!
(ナレーション:政宗一成)

528 : 1 - 2014/09/14 11:03:17.27 Qr9n23yh0 339/405



ライダーマン「ヤーッ!」


JUDOオーズ「こざかしいわ!」


続いてライダーマン対JUDOオーズの戦い!
こちらの戦いはライダーマンが苦戦を強いられていた…
(ナレーション:政宗一成)


ライダーマン「ぐっ…強いな…!」


JUDOオーズ「ククク、タカ、トラ、バッタと…
空と地の強者の力とそして貴様らライダーの元となったバッタの脚力を併せ持った戦士の力よ!
結城丈二、貴様は改造手術を受けていはいない半端者!そのような者に我は倒せぬ!」


ライダーマン「確かに…俺は右腕のみ機械の半端なライダーかもしれん…だが!」


JUDOオーズ「行くぞ!タトバキック!!」


ライダーマン「悪に対する怒りは…他のどのライダーにも負けん!!ロープアーム!!」


((ギュルギュルギュル!))


JUDOオーズ「何!?し…しまったぁぁぁぁぁ!!!!」


タトバキックを繰り出したと同時にライダーマンが放ったロープアームに身体を固定されたJUDOオーズ…
命中すれば強力な技であったタトバキックだが、
その失敗の反動がJUDOオーズにもろに影響しそのまま地面に叩きつけられた!
(ナレーション:政宗一成)

529 : 1 - 2014/09/14 11:04:05.35 Qr9n23yh0 340/405



ライダーマン「強力な技だけが全てじゃない、時には経験と工夫を凝らした策が勝つ時もある…」


JUDOオーズ「おのれ…デストロンの子よ…何故我に立ちはだかる…」


ライダーマン「うん…?その言葉…あなたはまさか!?」


((ドガァァァァ!))


しかしJUDOオーズは次の言葉を発さず爆散してしまう。
最後にライダーマンは一人こう呟いた…
(ナレーション:政宗一成)


ライダーマン「あなたは…まさか…父なのか…?」


530 : 1 - 2014/09/14 11:05:21.39 Qr9n23yh0 341/405



X「ハァッ!」


JUDOフォーゼ「むんっ!このっ!」


仮面ライダーX対JUDOフォーゼ!
その戦いは一見互角に思えたが…
(ナレーション:政宗一成)


JUDOフォーゼ「片腕にロケットを装着とは…なんともバランスの悪さよ!」


X「おい、これ以上の戦いはやめろ!
お前はその力を使いきれてない。本来その力は別の者が使うはずなのだろう。
そんな扱いきれない力では既に勝負は見えている!」


JUDO「黙れ!どのような力であろと我に扱えぬモノなどあり得ん!
喰らえ!リミットブレイク!ライダーロケットドリルキック!!」


X「言ってわからないのなら…ライドルスティック!ライドル風車!」


((ガギギギギギッ!))


JUDOフォーゼが放つライダーロケットドリルキック!
だがXライダーはライドル風車でJUDOフォーゼの必殺技を耐えきってみせた!
(ナレーション:政宗一成)

531 : 1 - 2014/09/14 11:05:47.46 Qr9n23yh0 342/405



JUDOフォーゼ「馬鹿な…突き破れないだと!?」


X「恐らく本物ならこのライドル風車を突き破れたろうな。
だがお前が使うのは所詮借り物の力、そんなモノで俺を倒せるものか!真空地獄車!!」


JUDOフォーゼ「何だこれは…!くっ…離せ!?」


真空地獄車は相手に組み付いてジャンプして空中で高速回転させて相手の戦闘力を失わせる技だ。
そしてXライダーは逆回転して離れた後に必殺のキックを放った!
(ナレーション:政宗一成)


X「Xキ―――ック!!」


JUDOフォーゼ「うぎゃぁぁぁぁ!?」


JUDOフォーゼにXライダー必殺のXキックが決まった!
(ナレーション:政宗一成)

532 : 1 - 2014/09/14 11:07:04.50 Qr9n23yh0 343/405



アマゾン「ケケーッ!」


JUDOウィザード「おのれ…ちょこまかと動きおって!」


仮面ライダーアマゾン対JUDOウィザードの戦い!


アマゾン「ガゥゥ…!」


JUDOウィザード「獣が…これでも喰らえ!コピーで分身した後にストライクウィザード!!」


アマゾン「ガァァァ!?」


JUDOウィザードはコピーとキックストライクウィザードリングを同時に使用して、
分身を放った状態で必殺キックをアマゾンに叩き込んだ!
だが、アマゾンも負けてはいないぞ!
(ナレーション:政宗一成)

533 : 1 - 2014/09/14 11:07:31.68 Qr9n23yh0 344/405



アマゾン「アマゾン…負けない!」


JUDOウィザード「ぬ゛ぅぅ…まさかまだ生きてるとは…ならばフレイムシューティングを喰らえ!」


((ダンッ!ダンッ!ダンッ!))


火炎弾が連射されアマゾンに襲い掛かる!


アマゾン「ケケ―――ッ!」


((ドシュッ!))


だがアマゾンはその火炎弾を自らの爪で斬り裂いた!
(ナレーション:政宗一成)


JUDOウィザード「そんな…あり得ぬ!?」


アマゾン「ウゥゥ…!ガァァァッ!大切断!!」


((ズバッ!))



JUDOウィザード「ギャァァァァ!?この…獣めぇぇぇぇ!!」


アマゾン「それ…お前の力…ちがう!お前…間違った力の使い方する!だからアマゾン負けない!」


アマゾンライダーの必殺技大切断がJUDOウィザードの身体を引き裂いた!
そして血飛沫が舞う中でJUDOウィザードの身体は消えて行った…
(ナレーション:政宗一成)

534 : 1 - 2014/09/14 11:08:22.60 Qr9n23yh0 345/405



JUDO鎧武「フンッ!ハァッ!」


ストロンガー「慣れねえ力でやるじゃねえか!」


そして最後は仮面ライダーストロンガー対JUDO鎧武の戦い!


JUDO鎧武「情けない分身どもめ、最早我一人か…!」


ストロンガー「テメェもさっさと負けて楽になるかい?」


JUDO鎧武「ほざけ!我に敗北はあり得ぬ!無頼キック!!」


ストロンガー「へへっ!正面から堂々と…いいねえ!
なら俺も小細工なしで行くぜ!ストロンガー電キ―――ック!!」


((バシィィィッ!))


ストロンガーの電キックとJUDO鎧武の無頼キックが同時に炸裂する!
果たして勝ったのは…?
(ナレーション:政宗一成)

535 : 1 - 2014/09/14 11:17:31.53 Qr9n23yh0 346/405



JUDO鎧武「ぐはぁぁぁ…!?」


ストロンガー「俺の…勝ちだ!」


その勝負はストロンガーの勝利に終わる。
この戦いによりJUDOが現世に放った分身は全て消滅した…
(ナレーション:政宗一成)


~虚空の牢獄~


JUDO「おのれ…ライダーどもめ!せっかく得た平成ライダーの力が…」


ツクヨミ『あれはお前の力ではない、借り物の力を得ただけでは事を為し得るのは無理だよJUDO…』


JUDO「黙れ!…フンッ、まあよいわ!
所詮平成ライダーなんぞの力などあの程度の事だったのだ!
我が間違っていた、信じられるモノは力!それも我自身の力のみだ!!」


そして虚空の牢獄では大首領JUDOが感覚で分身たちの敗北を察知していた。
これによりJUDOが蛍の記憶から得た平成ライダーの力は全て失われたのだが…
だがJUDOは今回の事を気にも止めなかった。
自らの力こそ最強と、改めてそう確信したからだ!
(ナレーション:政宗一成)



538 : 1 - 2014/09/14 23:22:57.62 Qr9n23yh0 347/405



~大広間~


タイガーロイド「こいつは…一体…?」


そして大広間にいるタイガーロイドたちもこの異変を察知していた。


アスラ「わからぬが…何か只ならぬ事が起きたのだけは間違いない!」


プワゾン「恐らく仮面ライダーたちが侵入したんだろうね…」


サラマンダー「ハハハ!面白くなってきたじゃねーか!」


ペトレスク「あぁ…私にはわかる!これは…神が…嘆いておられるのだ!」


ベガ「…」


グィン「こうなればこのガッタイロイドでライダーどもを向かえ撃つのだ!
そのためにも急いでこの子供たちを取り込まねば…」


夏海「うりゃうりゃ!お前らガッタイロイドさまに早く取り込まれろー!」


小鞠「ちょっ…!押さないで!」


れんげ「なっつん!正気に戻るん!」


「」コクッ


異変を察知したタイガーロイドたちは急いで子供たちを取り込もうとするのだが…
その時、一人の男がそれに待ったを掛けた!
(ナレーション:政宗一成)

539 : 1 - 2014/09/14 23:23:26.43 Qr9n23yh0 348/405



ZX「待て…」


タイガーロイド「どうしたZX?
この非常事態に備えて急いでそのボディを安定させなきゃいけないんだがな。」


ZX「わかっている…だがその前にひとつだけこの子供たちに聞きたい事がある…」


小鞠「私たちに…」


れんげ「聞きたい事…?なんなのん?」


「…」


ガッタイロイドに取り込まれたZXはその巨体をれんげたちの前に近付けて話し掛けてきた。
そのZXの話とは…?
(ナレーション:政宗一成)

540 : 1 - 2014/09/14 23:24:09.70 Qr9n23yh0 349/405



ZX「俺には記憶がない…だから教えてくれ…家族とは何だ…?それはどういうモノなんだ?」


小鞠「家族は…」


れんげ「この村のみんなが家族なのん!
駄菓子屋に姉ねえたちにこまちゃんにほたるんも!
それに駄菓子屋に出入り禁止にされておまけに悪の組織に操られているなっつんも!
み~んな家族なのん!!」


「」イマヨバレナカッタ


小鞠「そうだよ!どんな時でも信頼して支え合う!それが家族だよ!
そりゃたまに夏海みたく変な跳ねっ返りもいるけど…そういうのも含めて家族だよ!!」


ZX「信頼…支え合う…俺にはそんな家族がいたのか…?」


タイガーロイド「おいZX!?」


アスラ「いかん!子供との戯言がZXを惑わしている!」


ペトレスク「急いで子供たちを始末するのです!」


グィン「よし、すぐにガッタイロイドに子供らを取り込んでやる!」


そしてガッタイロイドがれんげたちを取り込もうとした…その時!
(ナレーション:政宗一成)

541 : 1 - 2014/09/14 23:25:10.06 Qr9n23yh0 350/405



伊藤「今だ!その赤いキューブをZXのベルトにはめ込むんだ!!」


タイガーロイド「伊藤博士!貴様…裏切ったか!?」


夏海「な…なんだぁ!?タイガーロイドさま!ウチはどうすれば…!?」


「」カチャカチャ


小鞠「ポンコツの夏美は置いといて…れんげ!さっきの赤いのを!
兄ちゃんがZXのベルトをどうやってやったのか知らないけど開けてくれたから今の内だよ!」


れんげ「わかったのん!ZX!受け取るのん!!」


((カチッ!))


れんげは先ほど伊藤博士から手渡された赤いメモリーキューブ…
レッドキューブをZXのベルトにはめ込んだ!
本来ならZXのベルトにはめ込むなど出来ないはずだが、
ZXが近くに寄って話し掛けてきてくれたおかげでそのチャンスが出来た!
(ナレーション:政宗一成)


れんげ「ベルトの中にレッドキューブをはめ込んだのん!」


小鞠「これから何が起こるの…?」


((パリィンッ!))


れんげ「あ!キューブが割れたのん!?」


小鞠「そんな…」


ZX「…」


グィン「フンッ!何も起こらんぞ!」


ペトレスク「どうやら失敗に終わったようですね!」


アスラ「つまらん余興だ!子供らよ、この罪は命で償ってもらおうか!」


怒ったアスラがガッタイロイドの刃を突き立てれんげたちに付き刺そうとする!
だが…その時!異変が起きた!!
(ナレーション:政宗一成)

542 : 1 - 2014/09/14 23:25:47.19 Qr9n23yh0 351/405



ZX「「うぅ…ぐぅ…うおおおおおおお!!」」


タイガーロイド「何だ…!おいZX!どうした!?」


アスラ「こ、これは…!」


グィン「いかん!これでは…」


サラマンダー「おいおい…ガッタイロイドとZXが切り離されちまうぞ!?」


サラマンダーの言うようにガッタイロイドに取り込まれたZXが切り離されてしまった。
しかしそれだけではない…!
なんと先ほどレッドキューブが割れたZXのベルトから赤い光が溢れ出てきた!
それは瞬く間にZXの身体全体を覆いこれまで灰色だったZXの身体が赤く塗り替えられていくではないか!!
(ナレーション:政宗一成)


タイガーロイド「こいつはどうなっている!?」


伊藤「やったぞ!どうやら成功したようだな…!」


543 : 1 - 2014/09/14 23:27:54.94 Qr9n23yh0 352/405



~サザンクロス~


サザンクロス内部の玉座に居るガモン…
ガモンもまたそこでZXの異変を察知していた!
(ナレーション:政宗一成)


ガモン「シンクロ率…80…85…90%…あり得ん!
単独でのシンクロ率は40%が限界でガッタイロイドを補助脳にする事でようやく80%の数値を出したのに…
まだ上がるぞ!なっ…馬鹿な…シンクロ率99%だと!!
こんな事があり得るのか…!?」


なんとZXのボディはシンクロ率99%とこれまでの実験では得られなかった数値を出した。
それと同時にガモンの脳裏に異空間にいる大首領からテレパシーが送られてきた!
(ナレーション:政宗一成)


大首領(ガモンよ…!)


ガモン「ハハッ!大首領さま!何用でしょうか?」


大首領(うむ、我の器を99%までシンクロさせたようだな!
これでよい、残り1%はあとでどうとでもなる。
だが既にその施設は仮面ライダーどもが押し寄せてきておる!
お前はZXのボディを回収し、直ちに我らの痕跡を消してその場から立ち去れ!!)


大首領からの指示が伝わった。
ガモンは急ぎ、その場にいるタイガーロイドにZXと共にサザンクロスに帰還するように命じた!
(ナレーション:政宗一成)

544 : 1 - 2014/09/14 23:28:51.42 Qr9n23yh0 353/405



~大広間~


タイガーロイド「あぁ、了解した。ここから撤退すればいいんだな。」


伊藤「撤退だと…?」


タイガーロイド「そうだ!
本来なら怪しげな行動をする貴様をこの場で処刑してもいいんだが…
今回のZXボディの完成の功績に報いてお咎めは無しだそうだ。
だが今度下手な真似をすれば…その時は俺が貴様を殺す!わかったな?」


伊藤「フンッ、好きにしてくれ…」


そして魔法陣が現れタイガーロイドは体色が赤に変化したZXと伊藤博士を連れてこの場から立ち去ろうとするのだが…
(ナレーション:政宗一成)

545 : 1 - 2014/09/14 23:29:45.43 Qr9n23yh0 354/405



ペトレクス「待ってくれ!
ZXのシンクロ率が高まったのは喜ばしい事だ!だが…我々はどうなるんだ!?」


グィン「そうだ!何故私たちを置いて行こうとする!?」


タイガーロイド「あぁ、ガモンから命令でお前らガッタイロイドは破棄されるとの事だ。」


「「なんだと!?」」


タイガーロイド「お前たちは選ばれし民でありながら仮面ライダーとの戦いに敗れた者たち…
こうしてガッタイロイドとして甦ったが結局ZXのボディを完璧にする事も出来なかった。
最早BADANにとってお前たちは価値の無い存在…
よってBADANはこの施設と共にお前たちの破棄を決定した。」


れんげ「酷いのん!仲間を見捨てるなんて!」


夏海「タイガーロイドさま!ウチを見捨てないで!」


小鞠「コラー!夏海は行っちゃダメ!!」


夏海「離せコンニャロー!ウチは選ばれし民なのだ!」


546 : 1 - 2014/09/14 23:30:23.29 Qr9n23yh0 355/405



タイガーロイド「それとガキども、ついでだからお前らに面白い事を教えてやろう。
俺たちBADANはこれより世界征服に乗り出す!最初のターゲットはまずはアメリカ!
そしてその次は…ガモン共和国!!」


れんげ「ガモン共和国ってグィン将軍が悪さしてたとこなのん…!」


小鞠「しかもさっきの地獄大使に似たガモンって人も同じ名前だったよね!これはどういう事なの!?」


タイガーロイド「これは本当なら秘密だが…
まあどうせお前たちもここで死ぬ事だろうし冥土の土産代わりに教えてやる。
ショッカーの地獄大使とガモンは親類だったそうだ。
ガモンはその昔地獄大使に裏切られてその事を未だに根に持っているという話だ…
ヤツは過去の失態を恨めしく思っている。だからその痕跡を消そうとしている。
そのためにガモン共和国を狙うんだとよ…!」


れんげ「そんな因縁があったんな!?」


小鞠「なんかこの後の話のネタバレを一気に聞いた感がするんだけど…」


「」コクッ


タイガーロイド「それじゃこれでお別れだ。
まもなくこの大広間をガモンの魔法陣が包む。今度は誰もこの中に出入りする事は出来ん。
そして魔法陣に包まれたこの大広間はあと5分以内にこの場は爆破される。
BADANはその痕跡を絶対に残さない、全ては消去され何も無かった事にされるだろう…」


((シュゥゥゥ!))


そしてタイガーロイドも魔法陣に入りその場からいなくなった。
残ったのはれんげ、小鞠、卓、それに未だに洗脳が続いている夏海とガッタイロイドだった。
(ナレーション:政宗一成)

547 : 1 - 2014/09/14 23:31:21.03 Qr9n23yh0 356/405



夏海「うわぁぁぁぁん!ウチ置いてかれた!どうしたらいいんだよ!?」


れんげ「なっつん落ち着くん!BADANはなっつんの仲間なんかじゃないのん!」


小鞠「そうだよ!アンタ利用されてただけなんだから!」


「」コクッ


BADANに見放された事をショックに思う夏海。
だがそれは…ガッタイロイドに取り込まれているアスラたちも同じであった!
(ナレーション:政宗一成)


ペトレスク「馬鹿な…神が…我らを見捨てた…?そんな…あり得ない!?」


グィン「我らは選ばれし民だぞ!それが何故…!?」


ベガ「…」


サラマンダー「ケッ、俺の時と同じだろ。
BADANは失敗した者の事なんてヤツら考えちゃいねえんだよ!」


プワゾン「所詮BADANも人間と考える事は一緒なわけか…」


ガッタイロイドに取り込まれているプワゾンたちはれんげたち以上に動揺していた。
自分たち選ばれし民が捨てられるわけがないとそう思っていたのに…
だが、アスラだけは違った!
(ナレーション:政宗一成)

548 : 1 - 2014/09/14 23:32:16.66 Qr9n23yh0 357/405



アスラ「それがどうした!」


プワゾン「アスラ…?」


アスラ「我らはこのガッタイロイドという最強のボディを手に入れた!
これさえあればBADANなど最早必要ない!我らだけで世界を征服できるではないか!!」


グィン「うむ、アスラの言う通りだ!
我々のような優秀な兵器がこの様な寂れたド田舎で朽ち果てるなどあってはならぬ事よ!
今こそ立ち上がる時だ!!」


ペトレスク「そうだ…BADANが…神が我々を見放したのではない…
私が新たな神となればいい…それだけの事じゃないか!」


サラマンダー「ま、こうなる展開は読めてたしな!
BADANに反旗を翻すのも悪くはねえ!
これで心置きなくニードルの野郎に恨みを晴らせる!…だが…その前に…!」


ガッタイロイドに取り込まれたアスラたちはBADANに反旗を翻る事を決めた。
だがその前に彼らにはやるべき事があった。
それはここにいるれんげたちをガッタイロイドの体内に取り込む事であった!
(ナレーション:政宗一成)

549 : 1 - 2014/09/14 23:33:20.11 Qr9n23yh0 358/405



夏海「あ…あのぉ…何でウチにまでそんな物騒なモンを向けるんでしょうか…?」


アスラ「知れた事!お前たちを取り込み更なる糧とするためよ!」


小鞠「そんな…!?」


れんげ「まだ諦めてなかったんな!」


夏海「ところで…ガッタイロイドさま…?その糧になるのはもしかして…」


ペトレスク「えぇ、あなたも一緒に糧になるのですよ!」


グィン「弱者は大人しく強者の糧となれ!」


ガッタイロイド「「ガァァァァ!」」


「「うわぁぁぁぁぁぁ!?」」


れんげたちを一気に取り込もうとするガッタイロイド!だが、その時であった!


((ブオオオオン!))


ガッタイロイド「「ギャァァァ!?」」


小鞠「何かがガッタイロイドを弾いたよ!」


れんげ「あれは…ライドロンなのん!」


「先輩!それにれんちょんもみんな大丈夫でしたか!」


「オォ、どうやら全員無事だったようだな…」


ライドロンから降りてきたのは滝と蛍であった。
ツクヨミの手により強制的に元の世界に戻されたのだが何故かRXの姿が見当たらなかった…?
(ナレーション:政宗一成)

550 : 1 - 2014/09/14 23:35:48.99 Qr9n23yh0 359/405



れんげ「でも光太郎は何処にいるのん?」


小鞠「そういえば、確か一緒にいたんじゃないの?」


「おかしいですね?確か私たちと一緒に元の世界に戻ったと思ったんですけど…?」


「うぅ…」


その時だった、魔法陣から人影が!それはなんと…


BLACK「みんな…よかった…無事だったんだね…」


れんげ「BLACKなのん!」


小鞠「よかった、これで全員揃ったね!」


「で、でも光太郎さん…何でRXからBLACKに戻ってるんですか?」


BLACK「これは恐らく…大首領の所為だ…
ヤツは俺がリボルケインを突き刺す瞬間、咄嗟に俺から光のエネルギーを吸収していたんだ。
その所為で…俺はBLACKの身体に戻ってしまったんだ…
おまけにヤツが俺のエネルギーを吸収してしまったからこのままでは満足に戦う事も…」


「そんな…ここにきて再び大ピンチだなんて!?」


ツクヨミの手引きで大首領JUDOを閉じ込めていた牢獄から脱出が出来た蛍たち。
しかしその代償は大きかった…
大首領JUDOはツクヨミが彼らを帰還させる前になんとRXの力を吸収していた!
そしてRXの力を失い立つのもやっとなBLACKの前には未だ健在なガッタイロイドが立ちはだかっていた!
(ナレーション:政宗一成)

551 : 1 - 2014/09/14 23:36:57.89 Qr9n23yh0 360/405



アスラ「ククク!力を消耗したライダーなど恐れるに足らず!」


ガッタイロイド「「ガァァァァァ!!」」


BLACK「うわっ…!?」


れんげ「いきなり襲い掛かるとは卑怯なん!」


サラマンダー「へっ!汚いもクソもあるかよ!」


グィン「そうだ、これは戦争だ!弱った相手から倒すのは兵法では常識よ!」


ペトレスク「その通り、我らは神となった!その神の行いを否定する者こそ悪!!」


「グィン…ペトレスク…テメェら!!」


夏海「BADANさま!ウチだけは…ウチだけは助けてぇぇぇぇぇぇ!?」


小鞠「夏海!いい加減にしてよ!」


プワゾン「まったく人間は醜いね。こんな時でも自分だけ心配してるんだから…
そこの小さいお嬢さんたち、その夏海という娘はもう見捨てたらどうだい?
そしたら楽になれるよ。」


プワゾンからの思いもよらぬ言葉、だが小鞠は…


552 : 1 - 2014/09/14 23:38:07.64 Qr9n23yh0 361/405



小鞠「嫌だよ!!」


プワゾン「おかしいな、そんな身勝手なヤツは見捨てれば楽になれるはずなのに何故だい…?」


小鞠「そりゃ…夏海は…お馬鹿で…お調子者で…意地汚くて…宿題だって忘れるけど…」


「一応事実ですけど改めて言うと夏海先輩いいとこありませんね…」


小鞠「でも家族だもん!妹なんだもん!見捨てる事なんて出来るわけないじゃん!!」


「」コクッ


プワゾン「妹…?」


れんげ「そうなん!
プワゾ…フレイにもフレイアっていう妹がいるはずなん!こまちゃんの気持ちがわかるはずなのん!!」


プワゾン「フレイア…」


小鞠の言葉に動揺するプワゾン。だが…
(ナレーション:政宗一成)


553 : 1 - 2014/09/14 23:38:40.58 Qr9n23yh0 362/405



ガッタイロイド「「ウガァァァァ!!」」


アスラ「情など無用!必要なのは力のみ!!」


グィン「その通りだ!兵器は殺戮だけを目的とすればよいのだ!」


ペトレスク「まったくみなさんは…
私は情は必要だと思いますよ、まあ死という慈悲深き情ですがねぇ!」


サラマンダー「なんでもいい!ニードルの野郎に復讐できればそれでな!!」


ベガ「…」


「ダメです…他の人たちは聞く耳すら持ってくれませんよ…」


BLACK「やはり…俺がやらなければ…
うぅ…ダメだ…足に力が入らない…このままでは子供たちが…最早これまでなのか!?」


アスラ「フフフ、まずは貴様からだ!死ね!黒の仮面ライダー!!」


そしてガッタイロイドの魔の手がBLACKに伸びる!
(ナレーション:政宗一成)

554 : 1 - 2014/09/14 23:40:15.27 Qr9n23yh0 363/405



滝ライダー「うおおおお!ライダーパンチ!」


ガッタイロイド「ヌゥ!?」


BLACK「滝さん!」


「滝さんが光太郎さんを助けてくれました!」


BLACKのピンチを救ったのは滝だった。
滝は膝をついているBLACKに向かってこう叫んだ!
(ナレーション:政宗一成)


滝ライダー「情けねえぞ光太郎!」


BLACK「滝さん…だが俺はもう…RXになれない…これでは戦えない…」


滝ライダー「バカヤロウ!そんな事くらいで弱音を吐くんじゃねえ!
俺の知ってるライダーならこんなピンチくらいなあ笑って吹き飛ばしてたぜ!」


れんげ「そうなのん!光太郎はまだ元気なん!」


小鞠「お願いBLACK!夏海をBADANの洗脳から救って!」


「お願いします光太郎さん!」


「」コクッ


BLACK「みんな…」


仮面ライダーBLACKを励ます子供たち、それに滝は最後にこう付け加えた。
(ナレーション:政宗一成)

555 : 1 - 2014/09/14 23:40:56.17 Qr9n23yh0 364/405





滝ライダー「それにな…お前は今一人じゃない…
これは昔ダチに言われた事の受け売りだがよ、今は俺とお前でダブルライダーだ!」




BLACK「ダブル…ライダー…」



「ダブルライダーって…」


れんげ「仮面ライダーSPIRITSの第一話で1号が滝に送った言葉なのん!」


小鞠「それを今度は滝さんがBLACKに…!」


「」コクッ


滝からの激励の言葉を受け取ったBLACK!
そしてこの場にいるみんなからの応援を受けた仮面ライダーBLACKはもう一度足を踏ん張り立ち上がった!!
(ナレーション:政宗一成)

556 : 1 - 2014/09/14 23:42:42.66 Qr9n23yh0 365/405



BLACK「「うおおおお!仮面ライダーBLACK!!」」


アスラ「おのれ…まだやる気か!?」


グィン「あれだけ消耗しているのに信じられん!」


ペトレスク「彼は不死身なのですか!?」


BLACK「そうだ…俺は…いや!俺たち仮面ライダーは!!」


滝ライダー「時代が望む時、仮面ライダーは必ず甦るってな!昔誰かが言ってた言葉だぜ!!」


れんげ「仮面ライダーは不滅のヒーローなのん!」


「そうだね!仮面ライダーは何度だって甦るんですから!」


小鞠「頑張れ二人とも!」


「」コクッ


子供たちの声援を受けながらBLACKと滝のダブルライダーはガッタイロイドに立ち向かう!!
(ナレーション:政宗一成)

557 : 1 - 2014/09/14 23:43:17.06 Qr9n23yh0 366/405



滝ライダー「まずはテメェだ!そこの爬虫類野郎!」


サラマンダー「あん?俺の事か?ふざけやがって返り討ちにしてやらぁ!」


BLACK「そうはさせん!」


BLACK滝ライダー「「ライダ―――ッ!ダブルパ―――ンチッ!!」」


サラマンダー「ぐはっ!?」


グィン「しまった…サラマンダーがやられおった!?」


ペトレスク「あぁ、可哀想に…」


サラマンダー「チクショウ…俺はまだ…ニードルに復讐してないのに…!」


ライダーダブルパンチでガッタイロイドに取り込まれたサラマンダーの首を撃破した。
残るはアスラ、プワゾン、ペトレスク、グィン、ベガの4人となった!
(ナレーション:政宗一成)

558 : 1 - 2014/09/14 23:44:00.63 Qr9n23yh0 367/405



アスラ「チィッ!舐めて掛かったのが仇となったか!
全員、これ以降は油断をするな!今こそ我らの力をひとつに合わせてヤツらを倒す!!
そしてこの魔法陣の結界を抜け出し」


そしてアスラたちはガッタイロイドの力をフルパワーに高める!
その力は凄まじく子供たちなどは立っているのがやっとな状態であった…
(ナレーション:政宗一成)


((バチッ!バチバチッ!))


「キャァァァァ!?」


BLACK「みんな大丈夫か!」


れんげ「平気なん…けど…」


小鞠「ガッタイロイドが結界を壊して逃げちゃう!
あんなのがここから出て行ったら外でどんな悪さをするかわかんないよ!?」


「」コクッ


滝ライダー「あの野郎をここから逃がすわけにはいかねえよな…
光太郎、俺がなんとかあいつを足止めしてみせる。
その間にお前はタイミングを合わせてありったけの力を込めた必殺技でヤツを倒してくれ!」


BLACK「そんな…けど滝さん…それだとあなたが!?」


滝ライダー「頼んだぜ!」


『頼んだぜ!』
滝はその言葉を言ったと同時にガッタイロイドにしがみ付いた。
ガッタイロイドが結界を破ろうとするのを身体を張って阻止していたのだ!
(ナレーション:政宗一成)

559 : 1 - 2014/09/14 23:44:30.18 Qr9n23yh0 368/405



滝ライダー「おらー!お前ら大人しくしやがれ!」


ペトレスク「おのれ滝!どこまで目障りなヤツ!」


グィン「こうなればまずは貴様から!」


((ドガッ!)) ((バシッ!))


ガッタイロイドの巨体は滝の身体を振り落とそうと暴れ回った。
次第に傷つきボロボロになっていく滝、だがそれでも滝は離そうとはしなかった!
(ナレーション:政宗一成)


BLACK「滝さん…!?
だがここには俺の力の源である太陽の光が届かない場所…これでは力を回復させる事が出来ない…」


その通りである。
この黒のピラミッドの上空は未だにサザンクロスによる暗雲が立ち込めていた。
これでは太陽の力を得る事など到底不可能に近いのだが…
(ナレーション:政宗一成)

560 : 1 - 2014/09/14 23:46:17.70 Qr9n23yh0 369/405



滝ライダー「光太郎!!太陽の力だけがお前の全てじゃねえ!!」


BLACK「滝さん…」


滝ライダー「どこまでだって強くなれる!お前が仮面ライダーならな!!」


れんげ「滝の言う通りなのん!光太郎はBLACKの力を信じるん!」


「そうですよ!RXよりBLACKが弱いってわけじゃないんですから!」


BLACK「そうだな…俺は仮面ライダーBLACK!
ここにいる子供たちを守りこの平和な村を必ず守ってみせる!!」


「「よく言った!11人目の仮面ライダーよ!!」」


その時である!
この大広間に響く男たちの声が!その正体は!?
(ナレーション:政宗一成)

561 : 1 - 2014/09/14 23:47:29.47 Qr9n23yh0 370/405



1号「遅くなってすまん!」


2号「だがもう大丈夫だ!」


V3「ここからは俺たちも戦うぞ!」


ライダーマン「待ってくれみんな、ここは魔法陣が包まれている。」


X「簡単には入れないか…」


アマゾン「でも子供たちがいる!アマゾン助けに行く!」


ストロンガー「…だな、ここまで来て手を拱いてる場合じゃねえ!」


スカイライダー「相変わらずせっかちですね、先輩…」


スーパー1「だが時には力押しも必要かもしれません。急がなければ子供たちが…!」


なんと大広間の前に現れたのは仮面ライダー1号~スーパー1までの9人ライダーだった!
BADANがこの村に放った怪人たちを全て倒し、9人ライダーたちはこの場に集結したのだ!!
(ナレーション:政宗一成)

562 : 1 - 2014/09/14 23:48:55.59 Qr9n23yh0 371/405



れんげ「凄いのん!仮面ライダー1号~スーパー1まで勢揃いなのん!」


「仮面ライダーSPIRITSの読者である私たちには驚くべき光景ですね!」


小鞠「けど…ZXはいないんだね…」


「」コクッ


滝ライダー「な…何だ!?本郷たちがやって来たのか!?
けど…あぁ…チクショー!怪人が邪魔して見えねえぞぉぉぉぉぉ!?」


そして仮面ライダーたちが集結した光景を見て喜ぶ子供たちと、
ガッタイロイドにしがみ付いている所為でその光景を見れない滝…
(ナレーション:政宗一成)


アスラ「ぬぅぅ、ライダーどもめ!まさかここまでやって来るとは…!?」


ペトレスク「ですが!不幸中の幸いと言いましょうか…
私たちを閉じ込めているこの魔法陣がある限り彼らはこの場に入る事は出来ません!」


グィン「そうだ。この黒のピラミッドの爆破まで残り2分!
爆破前に我々はここを脱出すれば仮面ライダーたちはこのピラミッド諸共木端微塵よ!!」


れんげ「酷いヤツらなのん!」


「やはり悪の組織の怪人だけあって残酷な事を平然と考えますね!」


アスラたちはガッタイロイドの力をフルパワーにしてここから飛び立とうとしていた!
だがそれは思わぬ形で阻まれる事になる…!
(ナレーション:政宗一成)

563 : 1 - 2014/09/14 23:54:44.41 Qr9n23yh0 372/405



((ズシャッ!))


ガッタイロイド「「グガガ…!?」」


アスラ「どうしたというのだ…ガッタイロイドの身体が言う事を聞かんぞ!?」


ペトレスク「いけません!このままでは脱出できない!」


グィン「これは…そうかわかったぞ!
我々の中で誰かがガッタイロイドの動きを邪魔しているのだ!?」


そう、ガッタイロイドに取り込まれている彼らの中でたった一人裏切った者がいた。
それはなんと…


プワゾン「僕だよアスラ…」


アスラ「プワゾン!まさか貴様が!?」


グィン「何をしている!早く脱出せねば我らはここで死んでしまうのだぞ!」


プワゾン「それもいいんじゃないかと思うんだ…」


ペトレスク「なんですと!?」


プワゾン「少し…人間だった頃の事を思い出したんだ…
僕は人間だった頃…妹とよく遊んでいた…可愛い妹さ…
そこにいる小鞠って子が姉の夏海を心配しているのを見て…ふとあの頃を思い出したんだ…」


小鞠「フレイ…ってちょっとちがうよ!私がお姉ちゃんだから!?」


「先輩…今はいいとこなんで邪魔しちゃいけませんよ!」


れんげ「そうなん!邪魔しちゃダメなん!」


小鞠「いや…だって私がお姉ちゃんだし!」


プワゾン「このガッタイロイドが飛び立てば一体どれだけの死人が出るだろうね…
そしてこの怪人に…もしも…もしも…僕の妹であるあの優しいフレイアが殺されるとしたら…
それは許されるべき事じゃないんだよ!!」


スカイライダー「フレイ…!人間の心が戻ったのか!」


なんと夏海を心配する小鞠を見たプワゾンは人間の心を取り戻していた。
だが人間の心を取り戻したのはプワゾンだけではなかった…!
(ナレーション:政宗一成)

565 : 1 - 2014/09/15 00:01:57.22 ZyRPDEwg0 373/405



アスラ「おのれプワゾン!こうなれば貴様を殺して…」


ベガ「待てよ!」


グィン「ベガ!貴様先ほどから様子がおかしかったがまあいい!
早くプワゾンを始末してこの場を去ろう!」


先ほどから無言でいたベガ、だがベガはそんな指図を受ける前に先ほど感じたある疑問をアスラたちにぶつけた!


ベガ「俺はさっき…ZXと思考が繋がっていた時に…頭の中から家族の声が聞こえてきたんだ…
あれは幻聴なんかじゃない…間違いなく俺の家族の声だった!
なぁ…教えてくれ!BADANは俺の家族に何をしたんだ!?」


アスラ「何をだと…?
くだらない事を…貴様…今はどんな事態かわかっているのか!」


ペトレスク「大体あなたの家族などもうとっくに…」


ベガ「まさかテメェら…俺に家族を援助すると偽って…!?」


アスラ「そうだ、BADANはお前を改造手術した時にZXボディの被験者になってもらった。
まあ言うまでもないが実験は失敗してお前の家族はZXボディに取り込まれただけで終わったがな。」


「そんな…改造手術を受けてしまい家族に会えないベガさんを利用したんですね!」


れんげ「BADAN許せないのん!」


なんと酷い話もあったものか…
BADANはベガの改造手術を持ち掛けた際に彼の家族を既にZXボディの実験に利用していた。
その事実を今まで知らなかったベガは嘆き…そしてBADANを…アスラたちを憎んだ!
(ナレーション:政宗一成)

566 : 1 - 2014/09/15 00:05:31.32 ZyRPDEwg0 374/405



ベガ「アスラーッ!!」


アスラ「クッ…離反者が二人も出てしまった!?」


ペトレスク「いけません!このままでは我らの神をも超える身体が…」


グィン「この状態では身動きひとつ取れんではないか!?」


妹を想うプワゾンとBADANによって家族を失ったベガがガッタイロイドを行動不能状態に貶めた。
そして二人はかつて自分たちを倒した仮面ライダーにこう告げた!
(ナレーション:政宗一成)


プワゾン「今だ仮面ライダー!僕たちがガッタイロイドの動きを抑える!だから…」


スカイライダー「フレイ…よかった…フレイアさんの事を思い出してくれて…だがこれでは…キミは…」


プワゾン「早く!キミはフレイアに誓ったはずだろう!僕の分まで笑ってくれると…!」


ベガ「おいカザミ!やってくれ!こいつを…俺たち家族の敵を取ってくれ!!」


V3「あぁ、わかったベガ!お前の家族の無念…この俺が晴らしてやる!!」


そしてその言葉はかつて二人を倒したスカイライダーとV3に伝えられた!
(ナレーション:政宗一成)

567 : 1 - 2014/09/15 00:06:02.79 ZyRPDEwg0 375/405



1号「今こそチャンスだ!この機を逃してはならん!」


ライダーマン「俺たちの最大の必殺技をこの魔法陣に撃ち込むんだ!
そうすればこの魔法陣は破れるはずだ!!」


ストロンガー「結局は力づくかよ、だが…悪くはねえ!!」


2号「行くぞみんな!子供たちを救い…」


V3「そしてBADANの犠牲となった人々の無念を晴らすんだ!!」


「「オゥッ!!」」


そして仮面ライダーたちは大きくジャンプして渾身の必殺技をこの魔法陣に叩きつけた!
(ナレーション:政宗一成)

568 : 1 - 2014/09/15 00:07:50.68 ZyRPDEwg0 376/405



1号「電光ライダ―――ッ!キ―――ック!!」


れんげ「仮面ライダーSPIRITSの一話で披露した1号の電光ライダーキックなのん!」


2号「ライダ―――ッ!卍キ―――ック!!」


「腐れ外道のグィン将軍を倒した2号の必殺技ライダー卍キックです!」


V3「V3―――ッ!マッハキィィィィック!!」


小鞠「V3がベガさんを倒したV3マッハキックだ!」


ライダーマン「パワーア―――ム!!」


「対ヨロイ元帥戦では不発に終わりましたがライダーマンのパワーアーム!」


X「Xキィィィ―――ック!!」


小鞠「XライダーのXキック!この技でロッサさんを安らかに眠らせてあげたんだよね!」


アマゾン「ス―――パ―――大切断!!」


れんげ「アマゾンがサラマンダーを倒した超必殺技スーパー大切断なのん!」


ストロンガー「超電ドリルキィ―――ック!!」


「あれは黒のZX部隊を倒した超電ドリルキック!
何でウルトラサイクロンを出さないのかってまああれは自爆技だからという事で…」


スカイライダー「大回転スカ―――イキィ―――ック!!」


れんげ「プワゾンを倒した大回転スカイキックなのん!」


スーパー1「ス―――パ―――ライダ―――!月面―――キィ―――ック!!」


「そして最後はアスラを倒したスーパーライダー月面キックが!!」


仮面ライダーSPIRITSにおいてライダーたちが繰り出した必殺技がそれぞれ繰り出された!
9人の仮面ライダーたちの攻撃は凄まじく魔法陣に亀裂が生じていくのだが…
(ナレーション:政宗一成)

569 : 1 - 2014/09/15 00:08:26.21 ZyRPDEwg0 377/405



ライダーマン「ダメだ…力が足りない…」


X「そんな…ここまで来てか…!」


ストロンガー「弱音を吐くな!踏ん張れ!!」


2号「そうだ…あと一歩なんだぞ!あと少しで破れるはずなんだ…!」


1号「だがそのあと一歩が…せめてあと一人…あと一人いてくれたら…」


9人の仮面ライダーたちが総力を上げて魔法陣の破壊を決行した!
だがこの魔法陣は強固で9人ライダーの力でも完全に破壊する事は出来ない…
せめてあと一人、あと一人加勢してくれればなんとかなるのに…とライダーたちが思ったその時!!
(ナレーション:政宗一成)

570 : 1 - 2014/09/15 00:09:20.85 ZyRPDEwg0 378/405



((ゴォォォォ!))


れんげ「空から大きな音が聞こえてくるのん!」


「それも…何か…ジェット機のようなエンジンの音が聞こえてくるような…?」


小鞠「一体何がやって来るの!?」


「?」


((ドガァァァァァン!))


BLACK「これは…赤い光だ!
赤い光がこの黒のピラミッドの天井を破壊しながら一直線にここまでやってくるぞ!?」


BLACKの言う通り空から赤く光り輝く何かが降り落ちてきた!その正体は…
(ナレーション:政宗一成)

571 : 1 - 2014/09/15 00:10:31.84 ZyRPDEwg0 379/405



ZX「うおおおお!ZXキ―――ック!!」


れんげ「ZXなのん!ZXがきてくれたん!」


小鞠「これで10人ライダーが勢揃いだよ!」


「いえ先輩…10人じゃありません!12人ですよ!
光太郎さんと…それに滝さんも入れて仮面ライダーが12人揃ったんですよ!!」


そう、今この場に滝を含めて12人のライダーたちが集結した!
そして魔法陣の亀裂がさらに広がり遂に破壊されるに至ったではないか!
(ナレーション:政宗一成)


((バリィィィンッ!))


1号「みんなの力を結集して魔法陣を破ったぞ!」


2号「よし、最後はBLACK!お前が決めろ!」


BLACK「ハイ!!」


そして仮面ライダーBLACKは拳に力を込めて必殺技の体勢に入る。
今、仮面ライダーBLACKには10人…いや11人の先輩ライダーたちの魂が受け継がれた!!
(ナレーション:政宗一成)

572 : 1 - 2014/09/15 00:11:30.44 ZyRPDEwg0 380/405



BLACK「魔法陣の結界が破れて先輩ライダーたちの想いが…魂が伝わってくる!
この熱い魂は…太陽の力にも負けない強い力だ…これなら!行くぞガッタイロイド!
この村を…子供たちの平和を守るために!
そして11人の先輩ライダーから受け継がれた正義の魂を今こそ見せてやる!!」


ガッタイロイド「「ガァァァァ!!」」


「仮面ライダーBLACKが大ジャンプしました!」


小鞠「お願いBLACK!夏海を救って!」


「」コクッ


れんげ「今こそ必殺技を放つのん!!」


11人の先輩ライダーの魂とれんげたち子供たちの応援を受けて、
仮面ライダーBLACKは今こそ最強の必殺技を放った!!
(ナレーション:政宗一成)

573 : 1 - 2014/09/15 00:13:19.09 ZyRPDEwg0 381/405





BLACK「「ライダ―――ッ!SPIRITS!キィィィィィック!!」」




ガッタイロイド「「「ウギャァァァァァァ!!???」」」



仮面ライダーたちの魂を込めて放った仮面ライダーBLACKの最強必殺技、
その名もライダーSPIRITSキック!
その威力は凄まじくガッタイロイドの身体は崩壊していった…!!
(ナレーション:政宗一成)


アスラ「ギャァァァァ!?」


ベガ「よくやってくれた…」


プワゾン「これで…僕たちも安心して…逝ける…」


グィン「おのれ…ベガやプワゾンだけでなくアスラまでが死んだか!
こうなればこの身体から抜け出しまた新たな組織に与するしか…」


ペトレスク「そうですね、私たちが生きていれば再び復讐の機会はあるはず…」


しかしガッタイロイドの体内ではペトレスクとグィンが抜け出そうとしていた。
彼らはBADANに代わる組織に与しようと企んでいたのだがそれを許す事が出来ない男がった一人いた!
(ナレーション:政宗一成)

574 : 1 - 2014/09/15 00:13:57.80 ZyRPDEwg0 382/405



滝ライダー「そうはさせねえよ!」


ペトレスク「しまった…滝!?」


グィン「しまった…ガッタイロイドから抜け出せば首だけの状態…今の我々に戦闘力は無い…!」


滝ライダー「まったく…テメェらクソどもときたら油断も隙もねえな…」


滝だ!なんと滝が二人が抜け出すのを予め予想してたのか待ち構えていた!
(ナレーション:政宗一成)


滝ライダー「お前らは腐れ外道よ!
罪もないガキたちを利用して食い物にしたり戦争の道具にしようとした!
これからまたどっかの組織に取り入ってそこでもガキを利用しようってか?
そんなのはな…この俺が絶対に許さねえ!!」


ペトレスクグィン「「ひぃぃぃっ!?」」


滝ライダー「喰らえ!ライダ―――ッ!パンチ―――ッ!!」


ペトレスク「うがぁぁぁ!?」


滝ライダー「ライダ―――ッ!キ―――ック!!」


グィン「ぎぃぇぇぇぇ!?」


そして滝の手によりペトレスクとグィンは死んだ。
今度こそ二度と復活できないように跡形も無く粉砕される形で…
(ナレーション:政宗一成)

580 : 1 - 2014/09/15 16:51:35.29 ZyRPDEwg0 383/405




((ドッガァァァァァァァン!!))



「黒のピラミッドが大爆発したぞ!」


がんがんじい「ひぃぃぃっ!こりゃ中にいるのはみんな死んでもうたんじゃ…」


そして暗雲は晴れて谷のおやっさんやがんがんじいも黒のピラミッドの周囲に来れたのだが…
突然の大爆発に驚いていた。
そしてその中には…
(ナレーション:政宗一成)


「おい…れんげは…れんげは大丈夫なのか!?」


がんがんじい「楓はん!まだ燃えとるんやで!行ったらあかん!」


「離せ馬鹿!まだあそこにはれんげたちがいるんだぞ!」


楓である。
バダンシンドローム自体がまだ未完成だったのと黒のピラミッドが崩壊した影響で正気に戻れたようだ。
(ナレーション:政宗一成)

581 : 1 - 2014/09/15 16:52:01.57 ZyRPDEwg0 384/405



((ブオン!))


((ブオオオン!))


ジュニアライダー隊「「バイクの音だ!」」


「これはまさか…」


がんがんじい「ひょっとして…!」


1号「トォッ!」


爆風から現れたんは仮面ライダー1号のサイクロン号であった!
そしてサイクロン号を先頭に他のライダーたちのマシンが次々と爆炎の中から出てきたではないか!!
(ナレーション:政宗一成)

582 : 1 - 2014/09/15 16:52:51.58 ZyRPDEwg0 385/405



スカイライダー「がんがんじい、お待たせ!」


がんがんじい「スカイライダー!心配させたらあかんで!」


スーパー1「おやっさん、それにジュニアライダー隊のみんな。無事に戻ってこれました。」


「うむ、よくやってくれたスーパー1!」


ジュニアライダー隊「「スーパー1お帰り!」」


「れんげは…れんげはどうした?」


ライダーマン「あぁ、あの子たちならあそこさ!」


((ブロロロロ!))


RX「トゥァッ!」


最後に現れたのは仮面ライダーBLACKRXが乗るアクロバッターとライドロンが!
そしてライドロンから降りてきたのはれんげたちであった…!
(ナレーション:政宗一成)


れんげ「駄菓子屋、帰ってきたのん!」


「れんげ無事だったな!」


小鞠「でも危機一髪だったよね。
爆発が起きる直前で暗雲が晴れたからRXに戻れてライドロンで私たち助かったし…」


RX「あぁ、これというのもZX先輩が赤い閃光で暗雲を晴らしてくれたおかげで太陽の力でRXに戻れたからなんだが…
そういえばZX先輩は何処に行ったんだ?」


「それに滝さんもいませんよ?まさか今の爆発に巻き込まれて…」


そう、脱出したのは1号~スーパー1とRX、それにれんげたちだけであった。
滝とZXの姿はどこにもなかった…
(ナレーション:政宗一成)

583 : 1 - 2014/09/15 16:53:46.43 ZyRPDEwg0 386/405



~サザンクロス~


ガモン「フフフ、伊藤博士よどうした?何故青ざめた顔をしている?」


伊藤「…」


その頃、サザンクロス内部ではガモンが伊藤博士を呼びつけていた。


伊藤「私を殺すのだろう、もういい。覚悟は出来ている…」


ガモン「殺すとはとんでもない!
あなたは今回のZXボディ完成の最功労者だ!称賛こそすれ何故殺さねばならぬのだ?」


伊藤「称賛か…」


ガモン「さて、では何か褒美を与えねばならぬ!
ふむ、何がいいかな?そうだ!これがよい、うむ!そうだ…そうしよう!!」


((ドスッ!))


伊藤「がはっ!?」


ガモンは伊藤博士の首筋に自らの肉を植え付けた。
それは…


ガモン「今植えつけたのは我が種子…いずれこの種子があなたを人類の英知へと案内させてくれる!」


伊藤「人類の英知だと…!?」


ガモン「今はまだ知らなくてもよい。
だがこれだけは肝に銘じておけ!今後は……我々を出し抜いて勝手な真似をするな!!」


ガモンが行ったのは褒美ではなく制裁であった。
この後、伊藤博士率いるBADANの科学者たちは時空破断装置の生体コンピューターとされてしまう…
(ナレーション:政宗一成)

584 : 1 - 2014/09/15 16:55:12.79 ZyRPDEwg0 387/405



三影「フン、これで逃げられない鎖も付けたことだし奴も二度と勝手な真似は出来んだろう。
それにしてもZX、まさか大首領からの命令でガッタイロイドの討伐を行っていたとはな…」


ムラサメ「…」


ガモンに種子を埋め込まれる伊藤博士の背後には三影と変身を解いたムラサメの姿があった。
実はZXは勝手に抜け出したのではなく大首領JUDOの命令を受けてガッタイロイドを倒しに行ったのだが…
(ナレーション:政宗一成)


ムラサメ「いや、俺は大首領の命令でヤツを倒したのではない。」


三影「なんだと…?」


ムラサメ「女が…女が頼んだんだ?」


三影「女…?女なんてどこにいる?」


ムラサメ「三影…お前には見えないのか…俺に纏わりつく女の姿が…?」


三影「つまらん事を…もしかしてバグか?
まあいい、さっさとニードルのとこに行くぞ。これから初陣だからな!」


ムラサメ「あぁ、わかっている…」


そう、伊藤博士が精製したレッドキューブは成功していた。
ZXのボディにはムラサメにだけ見える女の幻影が…
その女の正体は村雨良の姉である村雨しずかなのだがムラサメがその事実に気付くのはもう少し先の事であった。
そしてニードルのいる司令室まで向かう三影とムラサメ。
彼らはこれより初陣を迎える事になる…
(ナレーション:政宗一成)

585 : 1 - 2014/09/15 16:55:51.93 ZyRPDEwg0 388/405



~アメリカ~


「ぐへっ!?」


ここはアメリカ、ワシントン州。
滝和也はのんのん村からここ、アメリカに戻っていた。


「ペトレスクたちを倒した時に魔法陣に飛び込んだのは正解だったな。
おかげでこうして生きてアメリカに帰ってこれたしよ、おまけに愛車のバイクまである!
あのガキどもは…まあライダーが助けてくれたはずだろうな…
それにしても本郷たちが居たみたいだが結局他のライダーたちとは顔を合せなかったか。
ま、いいや!どうせ近い内に会う事になるだろうしよ!」


そう言って平和な空を見て黄昏る滝。だが、次の瞬間!


((ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ!!))


「な…何だ!このUFOの大軍は!?」


なんと空から突如出現したのは謎のUFOの大軍であった!
そのUFOは一斉にある場所へと向かっていた!
(ナレーション:政宗一成)


「あの方角…まさかノーラッドか!?」


滝は急ぎバイクを走らせUFOが向かった場所へと急行する!!
(ナレーション:政宗一成)

586 : 1 - 2014/09/15 16:56:35.66 ZyRPDEwg0 389/405



~のんのん村~


光太郎「結局滝さんもZX先輩も見つからなかった、彼らは何処に行ったんだ?」


本郷「滝の事なら心配するな、あいつなら大丈夫だ。」


一文字「そうだな、あいつは俺たちが言うのも変だが改造人間かって思うほど人間離れしてるしな!」


「ダブルライダーのお二人からも人間離れしてると思われてる滝さんって一体…」


夏海「わっはははは!」


れんげ「あ、なっつんが高笑いしてるのん!」


小鞠「何してんのアンタ?」


夏海「フッフッフ!これで邪魔者はすべて消えた!
これからはウチがこの村を支配してやるんだい!!手始めにまずは駄菓子屋のお菓子を全部頂こうか!
無論タダで!!」


「何言ってんだこの馬鹿は…?いい加減にしろスピアビクトリー!」


((ボカッ☆))


夏海「痛ーっ!…ってあれ?ここはどこ?ウチは夏海…そしてお前は守銭奴の駄菓子屋じゃないか!」


れんげ「なっつんが正気に戻ったのん!」


「まさかこのシリーズでずっと売れ残っている駄菓子屋さんの不良在庫。
DXバナスピアーで叩いたらバダンシンドロームが治るだなんて…!」


「ま、世の中大体叩けば治るからな。」


夏海「コラー!ウチは中古家電じゃないんだぞ!」


「「アッハハハハハハ!!」」


587 : 1 - 2014/09/15 16:58:13.24 ZyRPDEwg0 390/405



本郷「これで終わったな。」


一文字「あぁ、BADANも今回の件で懲りて形を潜ませるだろうな。」


れんげ「あ、BADANといえば…
ライダーのみんな!急いでガモン共和国に向かってほしいのん!」


一文字「ガモン…って俺が居た国じゃ…けど何で?」


小鞠「え~と詳しい説明してる暇は無いけど次に狙う国がガモン共和国だってタイガーロイドが言ってたの!」


本郷「なんという事だ!
ヤツらは既にガモン共和国に向かっているはず…行くぞ一文字!」


一文字「オゥッ!」


夏海「うわっ!二人とも早いな、あっという間にいなくなっちゃったよ!?」


588 : 1 - 2014/09/15 17:00:04.85 ZyRPDEwg0 391/405



風見「さて、どうやら俺たちもそろそろ行かねばならんようだな…だがその前に…」


結城「それは先ほどのガッタイロイドに取り込まれていた男の首だな?」


「それってベガさんの首ですね!」


「それとフレイの首も…俺たちが勝てたのは彼らのおかげだ。
既に彼らは死んだ身だ。だが…せめて弔う事くらいはしておきたい。」


がんがんじい「せやな、死んだらみんな仏や!正義も悪も関係ないわ!」


れんげ「二人のおかげでウチらも助かったのん!ありがとなん!」


「それからみんなでベガさんとフレイさんのお墓を立てたのですが…
ところでここに来るヒーローのみなさんってこの村を共同墓地と勘違いしてませんか…?」


小鞠「今回は大目に見てあげようよ…!」


589 : 1 - 2014/09/15 17:00:36.04 ZyRPDEwg0 392/405



風見「では俺たちも行くか。俺は本郷先輩のあとを追ってガモン共和国へ向かう。」


結城「そうだな、俺はアメリカへ行く。」


敬介「俺たちも世界各地に散らばります!」


大介「のんのん村のみんな友達!バイバイ!」


「へへっ!さてとBADANのヤツらには以前ボコられた借りがあるからな!
その借りをまとめて返さなきゃならねえ!!」


「それじゃ楓さん、俺たちもこれで。」


がんがんじい「みんな元気でなぁ~!」


一也「俺たちも一旦戻りましょう。BADANの動向が気になる。」


「うむ、じゃあみんな帰るぞ!」


ジュニアライダー隊「「バイバ~イ!」」


れんげ「みんなバイバイなのん!」


「あれだけ居たのにもう帰っちゃうなんて…まるで風のように去って行きますね。」


光太郎「あぁ、先輩たちはこれからBADANとの戦いが待っているからね!」


小鞠「これから大変だからね。」


「」コクッ


590 : 1 - 2014/09/15 17:01:52.50 ZyRPDEwg0 393/405



「おっと、そういえば…
さっき業者からようやく仕入れたマガジンZの7月号があるんだが…」


れんげ「あ、7月号なのん!早く読みたいのん!」


「あ~その…今回は一冊しか入荷してないんだよな。
だから売るにしても…その…たった一人にしか売れないんだが…」


「一人しか…あ!そういえば…私今日お財布を持ってきていなかったような…」


小鞠「そういえば私も今日お金持ってない…かな?」


「」コクッ


れんげ「そういえば…ウチもなのん!」


夏海「みんなどうしたんだよ?
まったくしょうがないな~!じゃあしょうがないから今回はウチが買ってあげるか!」


591 : 1 - 2014/09/15 17:04:13.97 ZyRPDEwg0 394/405



「おっと待った!夏海はその前に…何か言う事があるだろ?」


れんげ「そうなん!なっつんは言う事があるん!」


「そうですよ、小学生の私たちがこれだけ気を利かせているですから…!」


小鞠「ほら、早く!」


「」コクッ


夏海「うぅ…わかったよ!
この前はマガジンZ破ってすいませんでした!もう二度としません!ごめんなさい!!
…これでいいんだろ?」


光太郎「ハハ、まあ楓さん。
夏海ちゃんもちょっと意地を張ってますけどこれで許してあげてください。」


「ま、あの意地っ張りの夏美がここまでして謝ったのは上出来かな。
スカイライダーの筑波さんにも言われたし今回だけは許してやる!
ほれ、夏海の奢りで今月のマガジンZだぞれんげ。」


れんげ「早く!早く今月号を見るのん!」


「新展開は一体どうなるんでしょうか!」


小鞠「そうそう!ZXとかBADANとかどうなっちゃんだろ!」


「」コクッ


光太郎「そうだね、俺も先輩たちの事が気になるんだ!」


夏海「今回はウチがお金出したのにみんなウチをそっちのけで夢中になってるし…
あんまりウチの事無視すると夏海ちゃん泣いちゃうぞ!?」


592 : 1 - 2014/09/15 17:05:30.45 ZyRPDEwg0 395/405



仮面ライダーSPIRITS第2部 第1話 強襲


[・・・・・・そうですか・・・・]


[アスラまでが・・・・沈黙しましたか・・・・]


れんげ「ニードルなん!ニードルがアスラが倒された報告を受けてるん!」


「今頃になってアスラが倒された報告を聞いてるという事はニードルは今回の件を何も知らされなかったようですね。」


[なんだって・・・・やってやるさ]


[俺に記憶をくれるのならばな]


光太郎「ZX先輩は記憶を求めて戦おうとするのか…
そうか、改造人間は脳改造を受けると人間だった記憶が失われてしまうからな。だから…」


「この辺は初代から変わらない描写だよな。」


593 : 1 - 2014/09/15 17:06:17.79 ZyRPDEwg0 396/405



「そしてアメリカのノーラッド北米防空司令部にBADANの大軍が押し寄せてきたのです!」


光太郎「これは黒いZX軍団!?」


夏海「ストロンガー編に出てきた連中だ!」


「でもあの時の黒いZXよりも完成度高いですよこれ!」


[お・・・・おい 世界は]


[世界はどうなっちまうんだよ!!]


れんげ「滝なん!滝が基地に向かっているのん!」


光太郎「よかった。先輩たちの言うようにやはり滝さんは生きていたんだ!」


594 : 1 - 2014/09/15 17:07:25.21 ZyRPDEwg0 397/405



「けど滝さんがそこで見た光景はたった2時間で廃墟にされたノーラッド基地の光景だったのです!」


[ククク・・・・楽しい事を聞かせてやろうか]


[俺たちはこれからガモン共和国を襲う・・・・]


光太郎「なんだって!?」


れんげ「やっぱりBADANはガモンを襲うんな!」


小鞠「でも大丈夫だよ!ガモン共和国にはダブルライダーが向かったもんね!」


[はあ はあ はあ はあ]


「共和国の兵士を相手にZXは殺戮の限りを尽くしているのですがそんな彼に一人の女性の姿が…」


[だ・・誰だ・・・・なぜ泣いている]


れんげ「この人は一体誰なのん?」


「ZXに縁のある人だからもしかして…」


595 : 1 - 2014/09/15 17:09:35.73 ZyRPDEwg0 398/405



夏海「そこに1号ライダーがZXの目の前に現れた!」


[キサマ・・・・キサマは・・・・俺が・・・・誰か知っているのか!?]


[知らんな・・・・俺にわかる事はたった一つ・・・・]


[キサマが今刻んでいるのは最悪の記憶だ]


れんげ「そして二人はライダーキックを放つのん!」


「うおお!1号とZXのキックのシーンだがこれ見開きで…」


【原作/石ノ森章太郎】


【仮面ライダーSPIRITS第2部 仮面ライダーZX―Forget Memories―】


れんげ「仮面ライダーSPIRITSの第2部の始まりなのん!」


「メモリーってZXの記憶に関する話なんですね。」


光太郎「なるほど、ZX先輩はBADANに記憶を奪われてしまった。
これは彼が記憶を取り戻すための話なんだな!」


れんげ「第2部の主役はZXなんな!」


夏海「ますます盛り上がってきたぜ仮面ライダーSPIRITS!」


小鞠「うん!これからも面白くなるね!」


「」コクッ


「というわけで1部に引き続き盛り上がりを見せる仮面ライダーSPIRITS第2部。
私たちはこれからも仮面ライダーSPIRITSを応援していくのでした!」


596 : 1 - 2014/09/15 17:10:43.09 ZyRPDEwg0 399/405



<その夜>


~一条家~


「ふぅ、あの後光太郎さんも帰っちゃったし、
村もバダンシンドロームから解放されて元通りになったのはいいんですけど…」


『沖縄に出発な~ん!』


JUDO(にゃんぱす~!)


「」


「…」


「気の所為でしょうか…
私の部屋でのんのんびより7巻特装版OADのアニメを貪るように観ている大首領JUDOが居るように見えるのですが…?」

597 : 1 - 2014/09/15 17:12:02.93 ZyRPDEwg0 400/405



JUDO(フッ、気の所為ではないぞ蛍よ!)


「あ、本物でしたか…って!そうじゃなく大首領が私の部屋で何してんですか!?」


JUDO(実はお前の記憶を覗いた際に精神リンク出来るようにしておいたのだ。)


「そんな!それじゃあ牢獄の中でも現世で活動できるという事ですか!
今度は一体どんな悪巧みを企んでいるんですか!?」


JUDO(フフフ!心して聞くがよい!我はこれより…)


「おのれJUDO!この村とこまちゃん先輩の平和は私が守ります!!」


JUDO(お前が観ている今時のアニメをこれより全て視聴してやるのだ!!)


「なんと恐ろしい事を…って!悪の大首領が何言ってんですか!?」


598 : 1 - 2014/09/15 17:13:47.45 ZyRPDEwg0 401/405



JUDO(いや…牢獄の中退屈だし…アニメキテレツしかやっとらんし…
吾輩だって新しいアニメ観たいのだ!あんな牢獄の中での引き篭り生活なんかもうブタゴリラナリ!)


「大首領JUDO…キテレツ地獄を味わっている間にすっかりキテレツ口調が…
まあ事情はわかりましたよ、けどライダーたちとの戦いはどうするんですか…?」


JUDO(安心しろ、2部は始まったばかりで原作はあと10年以上続く。
連中が我と戦うのはもっと先の話よ!)


「10年って長過ぎますよ…
…とまあこうして私の部屋に大首領JUDOの幻影が最新のアニメ観たさに居着いたのでした。」


JUDO「あぁ、今期じゃヤマ○ススメが一番面白いナリ。○おいちゃん可愛いナリ!」


「もうダメですこの大首領…ていうか普通そこは○こなちゃん可愛いでしょ!?」


おしまいなのん!

600 : 1 - 2014/09/15 17:16:09.67 ZyRPDEwg0 402/405

というわけでこのssはこれでお終いなのん

今回も長引いてしまってごめんな!


602 : 1 - 2014/09/15 17:26:44.16 ZyRPDEwg0 403/405



ちなみに今回のオリジナルストーリーをわかりやすくするとこういう流なのん

1.

JUDO「この虚空の牢獄から出たい、なんとかしろ!」


ガモン「合点でさあ!BADANの技術でZX作りました!」


JUDO「なんやこれ?シンクロ率40%とか舐めてんの?やり直し!」


2.

ガモン「ZXボディの補助としてガッタイロイドを作りました。
これでシンクロ率はさらに高まって80%まで行けますわ!」

JUDO「これなんか…俺のボディにしちゃカッコ悪くね?
あぁ…もういいわ!プランBでブラックサンとほたるんを牢獄に連れて来い!
こうなったらキングストーンと平成ライダーの力で自力で脱出したる!」


3.

JUDO「…失敗した…何だよRXって?知らねーよそんなバケモン!?
それにカッコつけてドライブになるんじゃなかった…扱い方知らねーし…
これどないしょ…?」

ガモン「あれ?伊藤博士が変な事したらZXのシンクロ率が99%まで高まった!なして?」

JUDO「え?99%!あーもうそれでええわ!あと1%くらいなんとかなるからZX回収してさっさと撤収や!
え?ガッタイロイド?そんな粗大ゴミは処分じゃ処分!!」

とまあ要約するとこんな流れなん
BADANのみなさん頑張ったけど自分たちが立てた計画は尽く失敗に終わってたんな…

612 : 1 - 2014/09/18 13:15:54.65 FSL4xOen0 404/405


~オリジナル設定~


ガッタイロイド:謎の組織BADANが作り出した神の器であるZXボディ。
だがそのためのシンクロ率は40%が限界であった。
そこでBADANは仮面ライダーとの戦いに敗れた「選ばれし民」である
アスラ、プワゾン、ペトレスク、グィン、ベガ、サラマンダー、の6人の残骸を回収してガッタイロイドとして再生復活させた!
彼らはあくまで補助脳の役割を担うため最早幹部ではなく生体部品の一部にしか過ぎない

ライダーSPIRITSキック:仮面ライダー1号~ZX、
そして滝ライダーを含めた11人の先輩ライダーの魂を受け継いだ仮面ライダーBLACKの必殺技!
この一撃でガッタイロイドを木っ端微塵に破壊してみせた。


613 : 1 - 2014/09/18 13:20:34.75 FSL4xOen0 405/405

みんなご感想ありがとうなのん!

このssは壮大に見えて実は立ち読みばっかするなっつんがちゃんとお金出して本を買うというお話なのん!
ちなみにSPIRITS側の話も…
滝と顔を合わせていないジゴクロイドたちやV3~ライダーマン、アマゾン、スカイ~スーパー1と…
それに伊藤博士やZXのお姉さんやらとSPIRITS本編に影響の出ない程度のお話を展開させてもらったのん!

そして最後に…

真、ZO、J「「出番ねえー!?」」

…なこのssにて出番のなかったお三方。ゴメンなんな!
のんのん村を去った光太郎の新しい物語で活躍できるから安心してほしいのん!

南光太郎vs真・仮面ライダー
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407240535/

そして新スレ

南光太郎vs仮面ライダーZO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1411005429/

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