ほむら「…え。またなの」
まどか「大丈夫だって、すぐ返すからさ」
ほむら「う、うん分かった」サッ
元スレ
まどか「ほむらちゃん、クレジットカード貸してくれない」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1303915447/
さやか「あーあ、新しいバック欲しいけどお金ないなぁ」
まどか「買ってあげよっか?」
さやか「え。マジで?でも五千円もするんだよ」
まどか「大丈夫、大丈夫。カードがあるの」ペラ
さやか「本当だ!凄いじゃん、カードなんて」
まどか「他にも欲しいものがあったら言ってね」
さやか「ふぅ、楽しかったね。新作の服色々買えたし!」
まどか「さやかちゃんが喜んでくれて私も嬉しいよ」
さやか「じゃあマクドナルドでご飯食べてこっか?」
まどか「んーマックよりもモスにしない」
さやか「え?でも高いよモスバーガーは…」
まどか「だから大丈夫ー大丈夫。このカードでね」ペラッ
コポコポ
ほむら「…お湯を注いで、後は三分待つだけね」
ほむら「…はぁ。一人で食べるご飯は美味しくないわ…」
ピンポーン
ほむら「…この時間だと宅配便はないし…。居留守つかっちゃお」
ピンポーン
ほむら「…………」ズルズル
『あれー。ほむらちゃん居ないのかな』
ほむら「…は!?」ガバッ
まどか「まぁ、明日学校でいいかな」
バッターン!
ほむら「はぁ…はぁ…。ま、待ってまどか!!」バッ
まどか「わぁ…!ビックリした。ほむらちゃん、いたんだね」
ほむら「ご、ゴメンナサイまどか!私、チャイムに気付かなくて!」グイッ
まどか「べ、別に気にしてないよ…。そんなに謝らなくても」
ほむら「有り難う、まどか!まどかは優しいね」
まどか「え…。うん、そうだね…」
ほむら「そうだ上がって行ってよ。今ご飯食べてるの。まどかも一緒に!」
まどか「あ…、ゴメンね。私、さやかちゃんとモスで食べて来たんだ」ゲップ
ほむら「モ…モス?あの、モスバーガーの事?」
まどか「うん!マックと違って、厚切りトマトが牛肉とマッチして美味しいんだよねー」
グルルル
ほむら「………」ゴクリ
まどか「じゃあ門限過ぎるとママに怒られるから、帰るね」
ほむら「…え?うん」
まどか「よいしょっと…。荷物重いや。ブーツは一足だけにしとけばよかったなぁ」スタスタ
ポツーン
ほむら「な、なにを期待してるのよ私は…。まどかが喜んでたんだからいいじゃない…」
ほむら「…はぁ。お腹空いたなぁ…」
ほむら「やっぱりドンベエは美味しいわね…」ズルズル
カタカタ
ほむら「それじゃ、さっそく明細を確認しようかしら…。この瞬間が一番満たされるわね」
カタカタ
ほむら「そう。この履歴を見て私とまどかが一緒に買い物をする妄想をする瞬間が…」
カタカタ
ほむら「……え。合計請求額、十一万六千三十円?…うそ、今日の金額高過ぎ…」バッ
ほむら「…また、バイトのシフト増やして貰わないといけない…」
カタカタ
ほむら「でも、まどかの喜ぶ顔が見れるなら…」
カチカチ
ほむら「…ん、何これ?キャミソールに、ストール…。幾つかまどかの趣味じゃない物が多い…。イメージチェンジでもするのかしら…」
カチカチ
ほむら「…ブルー!?絶対におかしい。まどかは必ず身に着ける物はピンク色しか選ばないもの!」ガタッ
『あ…、ゴメンね。私、さやかちゃんとモスで食べて来たんだ』ゲップ
ほむら「……はッ!?あ、あの泥棒猫、私のクレジットカードを…!」ギリギリ
バタン…
ほむら「えっと…。確かこのクローゼットにこの間拝借したバンツァーシュレックが…」ゴソゴソ
カチャリ
ほむら「あった、あった…。備あれば憂いなしね…。後はどうにかしてまどかにバレないようにしないと」
キーンコーン、カーンコーン
さやか「え。マジ?じゃあこの後駅前のマックでね。うん」ピッ
まどか「あれ?さやかちゃんなんだが嬉しそうだね」
さやか「まーねー。これから恭介におニューのバック見せつけちゃうんだから」
まどか「あ、この間買ったヤツだね」
さやか「うん!まどかのお陰だよ、有り難う」
まどか「そんな事ないよぉ。気にしないで!」
ほむら『…ふん、まどかとあんなに近付いて…』
まどか「あれ?でもそれじゃ、今日の予定どうするの」
さやか「あぁ、マミさんとミスタードーナッツでお茶会だっけ?」
ほむら『…ミスタードーナッツか。いいなぁ、暫く甘い物食べてない…』ペラペラ
まどか「違うよーミスドじゃなくて、映画館の隣のダッツだよ」
さやか「ハーゲンダッツの方かぁ。流石マミさんだねー、セレブだよ」
ほむら『ハ、ハーゲンダッツ!?ハーゲンダッツって、あのアイスクリームのハーゲンダッツなの!』ガタッ
さやか「でもまどかは大丈夫なの?こないだモスバーガー行っちゃったし」
まどか「大丈夫だよー。平気平気。カードがあるもん」ペラ
さやか「あ、そっか?マミさんもビックリのセレブだねー」
まどか「そんな事ないよぉ。それじゃ時間だから行ってくるね!」
さやか「うん。また明日ねー!」
ほむら『…ふん。残念だったわね、貴方に明日はこないわよ』ニタニタ
「やーね、さっきから暁美さん一人で怒ったり笑ったりキモいわ」
「シッ!目あわしちゃダメだよ!」
さやか「あいうぃっしゅー、あいうぃっしゅーふぉーゆー♪」
シュン
ほむら「美樹さやか…。やっと一人になったわね」カチャリ
さやか「…な、その声暁美さん!?なにすんのよ!」
ほむら「見れば分かるでしょ、貴方の喉元にスペツナズナイフを突きたててるのよ」スッ
さやか「ば、馬鹿じゃないの!誰か!助け…」
ほむら「…ふん!」ガバッ
さやか「んんっ!」モゴモゴ
さやか「助けを呼べば刺す。動いても刺す。魔法少女になっても刺す…。全てが理解できたら、両手を後ろに組んで伏せなさい」
さやか「んー!んーっ!」ガバッ
ほむら「…それじゃ、まずは私の質問に応えなさい」
さやか「あ、アンタね!私にこんな事してどうなるか」
ギリギリ
さやか「痛い痛い!ちょっと!」ジタバタ
ほむら「どうやら立場を理解していないようね。私が上、貴方が下。ドゥユーアンダスタン?」ギリギリ
さやか「分かった!分かったってば!」ジタバタ
ほむら「まどかとは、どこまで行ったの…?」
さやか「…え?どこまでって?この間は駅前のデパートだけど」
ほむら「とぼけないで!A、B、C?記号で応えなさい」
さやか「き、記号…?だから何の事よ」
ほむら「だ、だから、まどかかと…ア、アレよ…」
さやか「アレって……。えぇ、記号ってそういう事!?」
ほむら「か、カマトト振らないで早く応えなさい!」
さやか「まどかとそんな事するわけ無いじゃん!アンタ何言ってるの」
ほむら「……へ?しないの?」ピク
さやか「いや、普通はしないよ…。どうしたらそんな発想でてくるのよ」
ほむら「で、でも私のクレジットカードを!」
さやか「クレジットカード?あのまどかが持ってたヤツ?」
ほむら「そうよ!あれは私のカード…。それを勝手に」
さやか「それだって、貸したのはまどかだし。まどかが悪いんじゃないの?」
ほむら「そ、それは…」
さやか「私は悪くないわよ。早く放してよ!」
ほむら「うるさいわ!まどかは悪くないわよ。友達を悪く言わないで!」
さやか「アンタさぁ…。一つ言っていい?アンタとまどか友達じゃないよ」
ほむら「な!」
さやか「だって、教室でもほとんど話してないし、一緒に遊んでる所も見た事ないし」
ほむら「そ、それは…そう!まどかは恥ずかしがりやなのよ…」ダラダラ
さやか「同じクラスのよしみとして忠告してあげる。アンタはまどかに利用されてるだけなんじゃない?」
ほむら「そんな…。違う。まどかは私の大事な友達よ…」
まどか「あ、ほむらちゃん。良かったまだ学校にいたんだね」ダッ
ほむら「ま、まどか!どうしたの」
まどか「また、クレジットカード貸して欲しいの」
ほむら「……え?」
まどか「お願いー、マミさん待たしてるんだ。早くしてくれないかな」
ほむら「え?うん、分かったよ」バッ
まどか「有り難うーほむらちゃん!それじゃね」
さやか「ちょっと待って、まどか!」グイッ
まどか「え?どうしたのかな、さやかちゃん」
さやか「この間のカードも、この暁美さんのカードだったのね」
まどか「そうだよ?言ってなかったっけ」
さやか「ダメだよ、他人のクレジットカード勝手に使ったら!」
まどか「でも、ほむらちゃんが使っていいって…」
ほむら「そうよ!私が貸したんだから、何も問題ないわ」
さやか「……それじゃ一つだけ聞かせて。まどかは暁美さんとは友達なの?」
まどか「え?やだなー違うよ」
ほむら「……………」ピキン
ほむら「……ガウ…。チガウッテナニ…。マドカ…ダマシテタノ…」ブツブツ
まどか「あれ?どうしたのほむらちゃん。なんだか肌が黒っぽいよ」
さやか「いけない、ほむらがやさぐれてる!?」
ほむら「……………」ブツブツ
まどか「うーん。さやかちゃん、後はまかせたね。私はもう行くから!」
ガチャリ
ほむら「……どこに行こうっていうの」サッ
まどか「え? なにほむらちゃん。なんでパンツァーシュレックをこっちに向けるの!」
さやか「ま、待って!暁美さん、こんな狭い所で重火器なんか使ったら!?」
ほむら「安心して…、まどか一人で逝かせない…私も一緒よ」グイッ
まどか「や、止めてよ!冗談もやり過ぎると笑えないよ!」
ほむら「冗談なんかじゃない…。私は常に本気なのよ…」
まどか「そうだ!お金なら私がマミさんのクレジットカードをコッソリ借りて…」
ほむら「グンナイ…。まどか」カチッ
ドシュン!
まどか「……!?」
ドッゴーーン!!
まどか「うわぁぁあッ!?」ガバッ!
チュンチュン
まどか「ゆ、…夢?…そっか確か昨日、ネットショッピングしてる間にうっかり寝ちゃったんだ」
まどか「嫌な夢だったなぁ…。ほむらちゃんは私の最高のお友だちなのに」
ガチャリ
詢子「おう。まどかおはよー。今日は早いじゃねーか」
まどか「オハヨ、ママ。…そだ、昨日借りたクレジットカード返すね」サッ
詢子「おう。無駄遣いしなかったか?」
ほむら「大丈夫だよぉ。ピンクのワンピ買っただけだから」
カチカチ
まどか「それじゃ、用意して学校行ってくるね」
グイッ
詢子「おう…。待ちな、まどか…」ギリギリ
まどか「ちょっと!?なにするのママ!痛いよ」
詢子「助けを呼べば刺す。動いても刺す。魔法少女になっても刺す…。全てが理解できたら、両手を後ろに組んで伏せな」
まどか「んー!んーっ!」ガバッ
詢子「…それじゃ、まずはアタシの質問に応えな」
まどか「マ、ママ!私が何をしたのよぉ」ジタバタ
ギリギリ
まどか「痛い痛い!ちょっとぉ!」ジタバタ
詢子「どうやら立場を理解してねぇみてぇだな。アタシが親、アンタは子。ドゥユーアンダスタン?」ギリギリ
まどか「分かった!分かったってばママ!」ジタバタ
詢子「アタシゃ我が子を嘘付きに育てた覚えは無いよ」
まどか「なんの話なの!?」
詢子「アタシのクレカ、限度額ギリギリまで使い込んでんじゃないさ!」
まどか「え…えぇ!?ママのカードってプラチナじゃない!そんな使うわけないよぉー」
詢子「緑のパーティードレスに、ペリドットだぁ?どこの令嬢きどりだいアンタは!」ギリギリ
まどか「あだだだ…!そ、そんな色私の好みじゃないよー」ジタバタ
詢子「大方イメチェンでも考えてたのかい!?」
まどか「だから違うってー。そんな色のドレス……。ん? 緑のドレス…、ペリドット…?」ピク
仁美「うふふふ…。まどかさんのパーソナルコンピュータは随分とセキュリティが甘いのですね…」カタカタ
仁美「さぁ、今日もまどかさんのクレジットカードをお借りしますか。しかし、その前に…」
パンパン!
仁美「セバスチャン!コーラをここに!」
シーーン
仁美「……あら。おかしいですわね。…仕方ないですわ、私が取りに行くしか無いですのね」スッ
バタン
仁美「あら…。廊下も真っ暗。お父様とお母様も出かけたのでしょうか…」
シュン!
ほむら「………」ピタ
仁美「!?な、なんですの!これはスペツナズナイフ…?」ビクッ
ほむら「助けを呼べば刺す。動いても刺す。魔法少女になっても刺す…。全てが理解できたら、両手を後ろに組んで伏せなさい」
仁美「んー!んーっ!」ガバッ
ほむら「…覚悟は出来てるわね?私は出来てるわ」
仁美「あ、貴方!わたくしを志筑仁美と知っての狼藉ですの!?私にこんな事してどうなるか」
ギリギリ
仁美「ひぁん!ちょっとお待ちなさい!」ジタバタ
ほむら「どうやら立場を理解していないようね。私は主役、貴方は脇役。ドゥユーアンダスタン?」ギリギリ
仁美「分かりました!分かりましたのよ!」ジタバタ
仁美「ぐすん…。仕方なかったんですのよ。お父様にこれ以上お小遣いをせがむ訳にはいかなくて…」
ほむら「…で、ほむらのパーソナルコンピュータをクラッキングしたわけ?」
仁美「少しお借りするつもりだったのですがつい…」
ほむら「…さてと」ガチャリ
仁美「ちょっと待って下さいな!何故私の部屋でパンツァーシュレックを構えてますの」
ほむら「これ以上まどかに迷惑が掛からないように、パーソナルコンピュータを全て破壊するのよ」
仁美「むちゃくちゃですわ!そんな事をしなくとも、私がデータを消去…」
ほむら「…ファイア」カチャ
シュゴーーーン!
まどか「おっはよぅ……」フラフラ
さやか「わっ!?まどか、ビックリした。どうしたのよその顔」
まどか「うぅぅ…。無実の罪でママに…」サスサス
さやか「良く分かんないけど…。それより聞いた?」
まどか「なにがかな?」
さやか「仁美の家が爆発したらしいの!それで暫く仁美も入院するんだって」
まどか「ほぇー…。ビックリしたねさやかちゃん!」クルッ
シーン
さやか「あ。そういえば暁美さんも今日見てないね」
仁美「結局全てお父様にバレて、私のキャッシュカードまで没収されてしまいましたわ…」
ほむら「それでいいのよ…。学生がクレジットカードを持ってもろくな事にならない。金銭感覚が麻痺してしまうのよ」
仁美「…まぁ、それは否定しませんわね」
ほむら「お金が無限に沸いて出て来る魔法のカードでは無いのよ」
仁美「…でも、今時クレジットカードなんて当たり前ですのに」
ほむら「それが何よりの恐怖よ。知らずの内に魔女と契約をし、身体を蝕まれているともしらずにね」
仁美「恐ろしい例えをしないで下さいまし!」
ほむら「スキニングにフィッシングサイト…。何時いかなる場所でも奴等は常に隙を伺っているわ気をつけなさい」
仁美「言われてなくとも、分かってましてよ」
ほむら「…それじゃお大事に。早く退院できればいいわね」スッ
仁美「有り難うございますわ。…ほら、この林檎持って行ってくださいまし」ヒュン
ほむら「……お見舞いの品?悪いわね戴くわ」シャリシャリ
仁美「………………」ジーッ
ほむら「…悪いわね。毒じゃ死なない」ニヤリ
仁美「……うふふふ」ニヤリ
さやか「さて、それじゃ今日はモスバーガーに寄って行こっか」
まどか「あ、ゴメン。今月厳しいからマックにしようよ」
さやか「大丈夫だってー、クレジットカード使えばいいじゃない?」ニヤリ
まどか「もうクレジットカードは懲り懲りだよぉ」ガク
QB「ちょっとそこ行くお姉さん!僕と契約してクレジットカードを作ってよ!…てあれ?まどか」
まどか「QB?なにやってるのこんな所で」
QB「見ての通りクレジットカードの勧誘だよ」
さやか「でも私達学生だよ?」
QB「例え社会人になったてもカードもシフトするからね、そのまま僕の会社のカード利用者も増加するってわけだよ」
まどか「でも、カードは危ないんだよー。ママにすっごく怒られるんだから」
QB「そんなの僕の知った事じゃないよ。例え自己破産しようが首を吊ろうが、僕の利益になれば…」
シュン!
まどか「あ!?ほむらちゃん?」
ほむら「助けを呼べば殺す。動いても殺す。魔法少女と契約しても殺す…。全てが理解できたら、両手を後ろに組んで伏せなさい」バッ
QB「ちょ!ちょっと待ってよ!僕だって商売なのにこんなのおかしいよぉ!」ジタバタ
まどか「うーん…。これからはクレジットカードには気をつけよっと…」
=おしまい=


誤字が多いのと、時折ほむらがほむら脅してたりほむらが詢子さんと会話してたりすることを除けば面白かった
…多すぎるがね