1 : まどろむ紳士 ◆YEA4zuWBYsYK - 2014/08/15 02:50:37.75 3iDXyta50 1/22

お母さん「最近物騒だから、まめに連絡するのよ」

「わかった、豆に連絡するね」

お母さん「はい じゃぁ気をつけて行ってくるのよ!」

「いってきまーす」テッテッッテッテ

「いくよ、豆」

「クリクリ~」


元スレ
女「わかった、豆に連絡するね」 [18禁]
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408038627/

2 : まどろむ紳士 ◆YEA4zuWBYsYK - 2014/08/15 02:51:35.98 3iDXyta50 2/22

「クリ~クリクリクリリー」

「え? 豆って名前 嫌なの」

「クリクリクリー」

「うーん じゃぁ "クリちゃん" は?」

「くり?」

「クリクリ鳴くからよ!」

「クリクリクリ~///」ピョンピョン

「気に入ったみたいね」

クリ「クリクリ~」

3 : まどろむ紳士 ◆YEA4zuWBYsYK - 2014/08/15 02:52:09.05 3iDXyta50 3/22

先生「はい授業始まるから席着いてー」

「授業始まるみたいだね クリちゃん」

クリ「クリクリクリー」

生徒A「何だあいつ 一人でクリクリ言ってやがる」ヒソヒソ

生徒B「頭可笑しくなったんじゃね?」ヒソヒソ

4 : まどろむ紳士 ◆YEA4zuWBYsYK - 2014/08/15 02:52:43.08 3iDXyta50 4/22

「あれ、鉛筆どこ入れたっけ?」

クリ「クリリ クリクリー」つ鉛筆

「あぁ そこに入れといたのね 有難う クリちゃん!」

クリ「クリリ~///」

生徒C「あいつ股から鉛筆出しやがった キモ」

生徒D「ねぇ、女さっきから可笑しいよね ヤバいんだけど」

生徒E「キショいから女ハブにしよー」

生徒C「それな」

生徒D「だねフシャ」

5 : まどろむ紳士 ◆YEA4zuWBYsYK - 2014/08/15 02:53:12.36 3iDXyta50 5/22

「授業終わったよ クリちゃん!」

クリ「クリクリクリー」

「そうだね! 次体育だから急がないとだね」

クリ「クリ~」

「うん・・・体育嫌いだけど頑張るよ!」

クリ「クリ~」

生徒E「うわ まだやってる。きっしょ~」

生徒C「それな」

生徒D「だねフシャ」

6 : まどろむ紳士 ◆YEA4zuWBYsYK - 2014/08/15 02:53:48.14 3iDXyta50 6/22

先生「は~い 2人組作ってください」

「クリちゃん 一緒に組もう!」

クリ「ク~リ~」ピョンピョン

「もう、クリちゃんてば はしゃいじゃってー」

クリ「クリリー///」

先生「女はペアいないのか? だったら先生が」

「ちょっと 何言ってるんですか!?」

クリ「クリクリ!」プンスカ

先生「は?」

7 : まどろむ紳士 ◆YEA4zuWBYsYK - 2014/08/15 02:54:27.99 3iDXyta50 7/22

「私にはクリちゃんが いるでしょうが!」ヌギヌギ

「ほら、クリちゃん! クリちゃんが見えませんか?」スッポンポン

先生「あわわ///」

クリ「クリクリクリリ!」

「ほら 私のクリちゃんをよく見てください! 見えるでしょ! 私のクリちゃんが! ここですよ!ここぉ!」

クリ「クリクリクリー!」

先生「落ち着け女/// 見えたから! 見えたから!」

「本当に分かったんですが? 先生抜けてますからね もっと良く見てください!」

クリ「クリクリー!」

先生「分かった/// 分かったから」

「ならokです」

クリ「クリ~」

8 : まどろむ紳士 ◆YEA4zuWBYsYK - 2014/08/15 02:54:54.84 3iDXyta50 8/22

先生(美しい静寂のピンクだった。我が家のドアノブにしたいなぁ///)

先生「女の様子がオカシイ! 誰か保健室へ連れてってやれ!」

生徒E「うちらが連れてくしかないよね・・・ きもいけど~」

生徒C「それな」

生徒D「そーらネびーむ」

生徒E「先生 うちらが連れてきます」

先生「あぁ頼む。まともな思考力に戻してもらってこい」

生徒E「ほら女こっち来いやぁ!」

(? まぁ体育サボれるなら良いかぁー)

9 : まどろむ紳士 ◆YEA4zuWBYsYK - 2014/08/15 02:55:25.59 3iDXyta50 9/22

~保健室~

生徒E「保健室に先生はいないね」

生徒C「女ウザいから やっちゃう~?」

生徒E「せやな」

「?」

生徒E「キモいんだよ 女ぁぁ!」

生徒C「うちら マジカムチャッカファイヤー だからね インフェルノだよ」

「クリちゃん、何かこの子達 怒ってるるみたい」

クリ「クリ~?」

「ん~ 私も分からないやぁー」テヘペロ

生徒E「そういうのがキモいんだよ!」

生徒C「クリちゃんって何ですかぁ?お友達なの(笑)?」

10 : まどろむ紳士 ◆YEA4zuWBYsYK - 2014/08/15 02:56:02.17 3iDXyta50 10/22

「そうだよ! しらないのぉ~?」

クリ「クリクリリクリー」

「あぁそうか! 自己紹介してなかったね!」ヌギヌギ

「この子がクリちゃん だよ! よろしくね!」スッポンポン

クリ「ク~リ~!」

「友達が増えるよ! やったねクリちゃん!」

クリ「クリクリー///」

生徒E「そういうのがキメェつってんだろ 女ぁ」ドッカァァ

クリ「ク・・・リ・・・・」バタ

生徒C「テラワロりんちょぉぉwwww お友達のクリちゃんが殴られちゃったねwwww」

「嘘・・・ クリちゃん・・・ クリちゃーーーん」

11 : まどろむ紳士 ◆YEA4zuWBYsYK - 2014/08/15 02:56:48.24 3iDXyta50 11/22

私が生まれた頃 父と姉は既に亡くなっていました。

お母さんが一人で私を育ててくれました。


もともと内気な性格か、友達を作ることは愚か

お母さん以外の人と話す事すらなかった・・・


そんな時、お母さんのアドバイスでクリちゃんに話しかけてみたんだ

違ったね あの時はまだ「豆」だったけ・・・

いつも耳に響く「クリ」の音が心地良かったなぁ

クリちゃんって名前にして本当に正解だったなぁ

クリクリ~って かわいくって たくましくって 微笑ましくって 

ずっと、そんなクリちゃんとお話していたかった・・・


あなたと会話することで私はたくさん勇気をもらいました

希望ももらいました

元気をもらいました

体育の先生や他の生徒ともお話する事ができました



クリちゃんは いつも私の側で見守っていてくれる

勇気をくれる 元気をくれる 希望をくれる

クリちゃんは いつも私に話しかけてくれる

そう思っていました・・・

12 : まどろむ紳士 ◆YEA4zuWBYsYK - 2014/08/15 02:57:16.45 3iDXyta50 12/22

「クリちゃん! ねぇクリちゃん! お願い 返事をして!」

クリ「・・・・・・」

生徒E「まだやってるよ ワロリンコwww」

生徒C「マソップーwww」

「クリちゃーん 私、あなたがいないと・・・ ねぇクリちゃん! クリちゃーん!」

クリ「・・・・・・」

「クリちゃーーーーん」

13 : まどろむ紳士 ◆YEA4zuWBYsYK - 2014/08/15 02:58:11.59 3iDXyta50 13/22

「許さない」

生徒E「あ?」

「許さない許さない許さない許さない」ブリッジ

生徒C「何だ急にブリッジして?」

「許さない許さない許さない許さない許さない」グルングルン

生徒E「恐ろしいスピードでク○トリスを回し始めた!」

生徒C「何てスピードだ!ク○トリスが 扇風機の強 以上のスピードで回転してやがる!あんなのに触れたら うちらの命は・・・」

「許さない許さない許さない」ギュルルルルルン

生徒E「さらに回転力を上げ、遠心力でク○トリスが伸び始めたぞ!」

生徒C「恐ろしい!今まで食ってきた男達のち○この10倍以上の大きさに なってやがる!」

「許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない」ブォォォォ

生徒E「何て風圧だ!」

生徒C「何かに捕まれ!吹き飛ばされるぞ!」

生徒E「・・・もう遅かったみたい・・・」ピューーン

生徒C「何て風圧だ! ク○トリスから、これ程の風圧が生み出されるだと!? ちきしょう! 大気圏外確定じゃねぇかぁぁ」ピューーン


14 : まどろむ紳士 ◆YEA4zuWBYsYK - 2014/08/15 02:58:59.31 3iDXyta50 14/22

「仇はとったよクリちゃん!今まで有難う!」ナデナデ

「あぁぁぁん///」ナデナデナデ

「何これ 気持ちいい 止まらないよぉ///」ナデナデナデ

「そっか!クリちゃんの走馬灯なんだね!///」ナデナデ

「うん!クリちゃん///」ナデナデ

「足が勝手に開いちゃうよぉ///」ナデナデ

「お腹がピクピクするのぉぉ///」ナデナデ

「手が勝手に動くのぉぉぉ/// とまららいのぉぉ/// しゅごいのぉぉ///」ナデナデナデナデ

「私の手ぇぇ/// クリちゃんが動かしてくれてるんらね///」ナデナデナデナデ

「これ以上はらめぇぇぇ///」ナデナデナデナデナデ

「私が私じゃなくなっちゃうのぉぉぉ」ナデナデナデ

「何かが出ちゃうぅぅぅぅ/// 出ちゃうよぉぉぉ///」ナデナデナデナデ

「ア”ア”ア”ァ”ァ”ァァァァァァーー 出る/// 出る/// 出ちゃうよ/// クリちゃーん///」プッシャァァァァァァ


15 : まどろむ紳士 ◆YEA4zuWBYsYK - 2014/08/15 02:59:47.18 3iDXyta50 15/22

この時、女は初潮を迎えたのだった

愛の液は止まることを知らず 噴水し続けた


それは世界を包み込み、人々の心に愛を染み込ませた

喧嘩も いじめも 戦争も なくなった

16 : まどろむ紳士 ◆YEA4zuWBYsYK - 2014/08/15 03:00:19.91 3iDXyta50 16/22

愛の液は大地にも染み込み、不毛の大地に花を咲かせた

食料不足や飢餓の問題はなくなった


愛の液は海を駆け抜け、大陸同士を繋げた

国境はなくなり、全ての人々は共存しあった

17 : まどろむ紳士 ◆YEA4zuWBYsYK - 2014/08/15 03:01:27.39 3iDXyta50 17/22

愛の液は ある生命を誕生させた

否、ある生命を復活させたと言うべきだろう


愛の液が女自身の体にも降り注いだのだ

19 : 18はミスです ◆YEA4zuWBYsYK - 2014/08/15 03:03:33.88 3iDXyta50 18/22

クリ「・・・・・・・クリ?」

「クリちゃん!またお話できるね」

クリ「クリクリ~」

「クリちゃーん くりちゃーん/// クリちゃーん」

クリ「///////」テレ

「ずっと ずーっといっしょだよ///」

クリ「クリクリ///」

「クリちゃん!」

クリ「クリ?」

「ううん 呼んでみただけ///」

クリ「///」

「返事してくれないと心配になっちゃうよぉ!」

クリ「//////・・・クリ~!」

「もうクリちゃんたら、照れちゃって!」

クリ「クリクリクリ~」

「うん これからも ずーっと ずーっと いしょだよ! クリちゃん///」

クリ「クリ~」






男の子「ねぇ ママ、あの人」

ママ「っし! ダメよ 見ちゃ駄目」

20 : まどろむ紳士 ◆YEA4zuWBYsYK - 2014/08/15 03:04:56.91 3iDXyta50 19/22

以上です

ご視聴有難うございました

半角スペースは 読みにくいですか?


21 : VIPに... - 2014/08/15 03:12:25.57 AbXKKBhK0 20/22

読みにくくはなかったけど話が異次元すぎた

28 : VIPに... - 2014/08/15 09:10:16.35 6sL4Gd1g0 21/22

ごめん今はまだ理解出来ないみたい

30 : まどろむ紳士 ◆YEA4zuWBYsYK - 2014/08/15 15:15:26.18 3iDXyta50 22/22

叩かれると思ったけど 好評でうれしい

ヤマノススメ 2期の6話見ていて、このネタ思いつきました

ノシ

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