前作
錬金術師「面倒だけど経営難に立ち向かう事になった」【前編】
錬金術師「面倒だけど経営難に立ち向かう事になった」【後編】
錬金術師「経営難に立ち向かう事になった」女店員「その2!」【前編】
錬金術師「経営難に立ち向かう事になった」女店員「その2!」【後編】


798 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 09:54:52 5uAFFYFE 548/615

皆さま、沢山のお言葉、有難うございます。
第三幕とはいきませんが、店長たちが遊ぶようなので…短編のお話です。
(埋めネタです)

799 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 09:55:25 5uAFFYFE 549/615

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
――――【 錬金術師のお店 】


…ガチャッ!

女店員「店長!」

錬金術師「…」グゥグゥ

女店員「…」

錬金術師「…」グゥグゥ


女店員「ピーナツ器、壊すかな…」ボソッ


錬金術師「はい、いらっしゃいませ!」ガタッ!

800 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 09:56:02 5uAFFYFE 550/615

  
女店員「おはよう、店長」ニコォッ…

錬金術師「…お、おはようございます」

女店員「全く…、営業終わったからね」

錬金術師「あ、ご、ご苦労さん!」

女店員「それで、ちょっと面白いモノ貰ってきたんだけど…」

ゴソゴソ…ゴトンッ!


錬金術師「…なんじゃこりゃ?」

女店員「魔法のゲームなんだって」

錬金術師「魔法のゲーム?」

女店員「営業まわってたら、魔法師の人が作ったんだけど…強力過ぎて処分に困ってたらしくて」

錬金術師「怪しいものを…」

801 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 09:56:40 5uAFFYFE 551/615

 
女店員「うちの店長なら、何とか処分できそうだからといって貰ってきたんだけど」

錬金術師「面倒くさい、勘弁」

女店員「処分代金は受け取り済みでーっす♪」

錬金術師「…いくら」

女店員「…30万ゴールド」

錬金術師「たかっ!」

女店員「よっぽどなモノらしいよ」

錬金術師「どんなゲームなんだ?」


女店員「…すごろく」

錬金術師「はい?」

女店員「魔法のすごろく…だって」

802 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 09:57:12 5uAFFYFE 552/615

 
錬金術師「魔法のすごろくて…」

女店員「4人でプレイ出来るものらしくて、内容はきかなかったなぁ」

錬金術師「お前な、きちんと詳細聞いてから受け取れよ」

女店員「…私の代わりにきちんと営業してほしいんだけど」

錬金術師「30万なんて立派なお金!素晴らしいわぁ…、さて、みんな来たら教えましょう!」

女店員「…」


…ガチャッ!

銃士「ただいまー。素材手に入れてきたぞー」

新人鉱夫「ただいまです。今回の鉱石はあまり良いモノが手に入りませんでした」

803 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 09:57:59 5uAFFYFE 553/615

 
錬金術師「お、全員そろったか。んじゃちょっと集まって、話があるから」

銃士「…ついにお店がつぶれるということ?」

新人鉱夫「えええっ!?」


錬金術師「いや違うから。落ち着いて」


…………
………


804 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 09:58:34 5uAFFYFE 554/615

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


錬金術師「…っていうわけ」

銃士「魔法のスゴロクね…」

新人鉱夫「"強力すぎる"ってどういう意味なんでしょうね」

錬金術師「大方、現実世界にも影響が及ぶのも作っちまったってことじゃねえの?」


女店員「とりあえず、箱開けてみたら?」

錬金術師「あぁ、そうだな」

ゴソゴソ…カパッ

805 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:00:23 5uAFFYFE 555/615

 
女店員「…」

錬金術師「…」

銃士「…」

新人鉱夫「…」


錬金術師「確か4人用っつったっけ。この色のついた小さなコーンが4つあるから…これがコマだな」

ゴソゴソ…

女店員「ん~、何の変哲もない…すごろくだね」

銃士「すごろくの盤は、昔ながらのみたいだし…」

新人鉱夫「魔法のすごろくっていう割に、なんか…普通ですね?」キョトン

806 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:01:16 5uAFFYFE 556/615

 
錬金術師「お前、本当にこれ強力なやつなの?」

女店員「ほ、本当だもん!そう言ってたし!」


錬金術師「…説明書はないし、とりあえず普通のルールでやってみる?」

女店員「危険なものかもしれないのに!?」

錬金術師「だって4人いるし、丁度いいじゃん」

女店員「えー、でも…」

錬金術師「時間もあるしさ。どういう動きするのか、実際に試さないと処分方法もわからんし」 
 
女店員「まぁ、そういうことなら…」


錬金術師「じゃ、はい。俺は白いコーン使うから」スッ

女店員「じゃあ私は桃色」スッ

銃士「では、私は緑色かな」スッ

新人鉱夫「じゃ、僕は青色で」スッ

807 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:02:20 5uAFFYFE 557/615

 
…チクッ!!

錬金術師「いっ!?」

女店員「いたいっ!」

新人鉱夫「な、何ですか指先が…」

ツー…ポタッ…

銃士「…血が滴ってる」ズキンッ


錬金術師「…」

錬金術師「おい、これちょっと不味いかも」


女店員「ど、どういうこと?」

808 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:02:54 5uAFFYFE 558/615

 
錬金術師「こりゃ簡易の血の契約だ…。お前、これ…どこの魔法師から貰ってきた…?」

女店員「この町から少し離れにある、お婆ちゃんがやってる魔法堂のだけど…」

錬金術師「…あのババァ、何作りやがった」

女店員「え、知り合いなの?」


錬金術師「錬金術師の店開く時に、一通り挨拶はしてな…。その時から顔は知ってる奴なんだが…」

錬金術師「あまりよろしくない道具ばっかり作ってて、極力近づかないようにしてたんだよ」


女店員「じゃ、じゃあ…このすごろくって…?」

錬金術師「…今更気づいたんだがな、このスゴロクの盤面…魔法陣の形だわ」

女店員「!」

錬金術師「それと血の契約だろ…、これはおそらく…」

809 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:03:30 5uAFFYFE 559/615

 
ギュッ…ギュウウウゥゥゥンッ!!!バチバチッ!!


錬金術師「げっ!!」

女店員「な、何!?きゃあああっ!!」」

銃士「天井に…亀裂!?す、吸い込まれる!」

新人鉱夫「あ…う、うわあああぁぁっ!!」


ギュウウウンッ…!!!ヒュンッ、ヒュンッ!!!


錬金術師「あーらら…面倒くさいことに…」


ギュウウッ…!!バチッ、バチバチバチッ…!!!

バチバチバチッ…バチッ…!!


…プチュンッ…

810 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:04:05 5uAFFYFE 560/615

 
……
………

……

…………


…コンコン、ガチャッ!


お客さん「あのー、すいません!」 
 

…シーン…


お客さん「…」

お客さん「何だ、誰もいないのか…」


………
……


811 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:04:38 5uAFFYFE 561/615

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
――――【 ? ? ? 】

…ウウゥゥゥンッ!!!

ドサドサドサッ!!


錬金術師「いでっ!」

女店員「あいたっ!」

銃士「いたっ!」

新人鉱夫「い、いたい…!」


錬金術師「いてて…、皆いるか?大丈夫か…」

女店員「うん…何とか」

銃士「大丈夫…」

新人鉱夫「こ、腰を打った…」ズキズキ

812 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:05:15 5uAFFYFE 562/615

 
…スクッ

錬金術師「さぁて…」

女店員「わ、私たちどうなったの?っていうかココ…どこ…?」

錬金術師「参ったね…」


ギャアッ、ギャアッ…!!!バサバサッ!

ヒュウウッ…サワサワッ…


女店員「…も、森?」

銃士「こんな森、近くじゃ見たことないよ。どこかへ飛ばされたのかな?」

新人鉱夫「なんかザワザワしてますね…、怖い…」

813 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:05:45 5uAFFYFE 563/615

 
錬金術師「恐らく、あのスゴロクのせいだな」ハァ

女店員「ど、どういうこと?」

錬金術師「大体の状況は把握した。お前ら…よく、自分の服を見てみろ」


女店員「…」

女店員「あれっ!?」


銃士「あっ!」

新人鉱夫「う、うわっ!?」

814 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:06:21 5uAFFYFE 564/615

 
女店員「…こ、これって何?可愛い服になってる!」ファサッ

銃士「それは魔法使いの服だね。魔力を高めるようになってる服だよ」


新人鉱夫「僕のこれは…?」

銃士「…うちのギルドに似たような服があったけど、ビギナー…つまり新人冒険者の服だよ」

新人鉱夫「えっ」


銃士「私はそのまま…だけど、装備が違うかな。銃がかなり古いタイプの練習用の銃になってる」カチャッ

銃士「銃弾は…、これもオールドタイプのか…」チャリッ


女店員「じゃあ、店長のそれは…?」

錬金術師「…剣士じゃないか。ご丁寧に腰に鉄剣まで刺してあるぞ」チャキンッ

815 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:06:52 5uAFFYFE 565/615

 
女店員「全員、冒険者ってこと?」

錬金術師「…だな」

女店員「じゃあ、ここはいったいどこ…?」

錬金術師「恐らく、あの盤面から吸い込まれた先…そのババアの言ってたスゴロクの世界じゃないのか…」

女店員「えぇぇっ!」


錬金術師「まぁ、ゴールでも探せば出れるんじゃねえか?」

女店員「わぁすごい楽観的~…」

錬金術師「始まったもんは仕方ねーだろ!とりあえずゴールを探そう」

グッ…ググッ

錬金術師「あれ?」

…グッ、グググッ!!

816 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:07:37 5uAFFYFE 566/615

 
女店員「…どうしたの?」

錬金術師「動けん」

女店員「歩くのが面倒だからって、そんな事言わないでよ。じゃあ私が先にー…」

…ググッ

女店員「…歩けない」


銃士「本当だ」ググッ

新人鉱夫「あ、足が地面とくっついてるみたいです…」ググッ


錬金術師「さぁて…どうするんでしょうかね」

女店員「スゴロクってことは…サイコロ投げるの?」

錬金術師「サイコロ…」

817 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:08:11 5uAFFYFE 567/615

 
…ギュ、ギュウウンッ!!ボフンッ!!

女店員「きゃあっ!何!?」

錬金術師「で、でけぇサイコロが空から振ってきたぞ!?」


コロンッ…コロンコロンッ…

女店員「…あ、転がって…」

…コロンッ

"2"


…グワッ!!

女店員「ちょっ!?あ、足が…!」

ググッ…スタッ、スタッ!!

818 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:08:45 5uAFFYFE 568/615

 
錬金術師「…なるほどね」

女店員「…えええ、そういうルール!?」

錬金術師「とりあえずコレでゴールしろってことか」

女店員「ど、どうなってんのこれー!」


銃士「じゃあ次は私が」スッ

ボフンッ!!

銃士「おっと、手をあげただけでサイコロが出るのか」


コロンコロン…"4"


スタスタスタスタッ…


銃士「…へぇ、凄いな。本当に勝手に動く…。これも血の契約ってやつのせい?」

錬金術師「まぁ~、呪いに近いからなぁ…」

819 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:09:27 5uAFFYFE 569/615

 
新人鉱夫「じゃあ、僕が次振ります!」スッ

ボフッ!コロコロ…"3"

スタスタスタッ…ドシャアッ!!

新人鉱夫「うわぁっ!?」


"落とし穴に落ちた、1回休み"


錬金術師「おぉ…。く、空中に文字が…」

女店員「新人鉱夫くん、大丈夫ー!?」

新人鉱夫「な、なんとか~…!」

820 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:10:13 5uAFFYFE 570/615

 
銃士「これと冒険者の服装ってことは…、店長。そういうこと?」

錬金術師「予想は大体つくが…」

銃士「女店員、私、新人鉱夫で振ったし…最後は店長だね」

錬金術師「おっし、任せろ!」スッ


コロコロ…"6"


錬金術師「はっはっは!どうだ!!」

スタスタスタスタスタスタ…

821 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:10:43 5uAFFYFE 571/615

 
ブッブー!!

錬金術師「ん?」


"魔法の扉を見つけた!しかし、罠だった!スタートへ戻る"


錬金術師「」

ヴンッ!!…ドシャアッ!!


錬金術師「ぐっ…く、くそ!」ムクッ


女店員「…ゴールが見えないんだけど、どれくらい先なんだろう」

錬金術師「いてて…。つーか、これちょっとやばいな」

女店員「何が?」

822 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:11:15 5uAFFYFE 572/615

 
錬金術師「差が開きすぎると、お互いに情報がとれなくなる」

女店員「あ…」

錬金術師「一歩一歩が小さいのは救いだが、それにゴールも明確じゃねえし…」

銃士「うーん…」


ザッザッザッ…

???『まぁ、それについてなら心配いらないけどね~』


錬金術師「あん?」


???『君たち、ゲームスタートするの早すぎ。少し遅れちゃったじゃン』


錬金術師「…誰かな、君は」

女店員「お…女の子?」

823 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:11:52 5uAFFYFE 573/615

 
ゲームマスター『まぁ…簡単にいえばゲームマスターかな。ゲームの説明する前に、始めちゃうんだもン』


錬金術師「…ご丁寧に、魔法堂のババア…こんなものまで…」

ゲームマスター『こんなものとは失礼だな~』

錬金術師「まぁいいよ。で、このスゴロクの目的は?」

ゲームマスター『スゴロクって言ったら、そのまんまでしょ?知らないの?』

錬金術師「…そういうことじゃなくて、なんか特別なルールとか」

ゲームマスター『特にはないかな?楽しんでもらえればそれでいいと思うよ~』

錬金術師「…」


新人鉱夫「お、女店員さーん…!僕ずっと穴の中いやなので…サイコロ回してくださいぃ!」

女店員「あ、ごめんね!今回すから!」スッ

…ボフンッ!コロコロ…"5"

824 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:12:31 5uAFFYFE 574/615

 
スタ…スタスタスタ…

女店員「よいしょっと」スタッ


ビー!

"魔キノコが現れた!"

魔キノコ『ゲヒッ』


女店員「へっ?」


魔キノコ『ゲッ!!』ブンッ

…バキィッ!!

"魔キノコの攻撃!女店員に1のダメージ!"


女店員「いたぁっ!!」

825 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:13:19 5uAFFYFE 575/615

 
錬金術師「女店員っ!」


女店員「えっ、これ何…なんなの!?」

女店員「って…、手が!」ググッ

パァッ!!…ボォンッ!!

"女店員は火炎魔法を唱えた!魔キノコに6ダメージ!"

魔キノコ『』ブスブス

…ドシャアッ!


テッテレー!

"女店員は10の経験値を手に入れた!レベルが1あがった!100G手に入れた!"


女店員「…?」

826 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:14:05 5uAFFYFE 576/615

 
錬金術師「…」

銃士「…」

新人鉱夫「な、何ですか今の音!店長さん、銃士さーん!!」


ゲームマスター『おー!おめでとう~!』


錬金術師「おい、今のは…」

ゲームマスター『戦闘だけド~?』

錬金術師「そうじゃなくて、今のなんだって」

ゲームマスター『だから、戦いでしょ~?』


錬金術師「そういうことじゃなくて、普通のスゴロクじゃねえだろこれ!!いや最初っから分かってるけど、この服装とか!」

錬金術師「大体予想はついてたけど、しっかり説明しろ!」

827 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:16:02 5uAFFYFE 577/615

 
ゲームマスター『あぁ、そういうこと』

ゲームマスター『これは冒険スゴロク。あんな風な戦いとかしながら、レベルを上げていくんだヨ~』


錬金術師「…やっぱりか。ゴールはどこにある?」


ゲームマスター『このスゴロクは、全4エリアで構成されていてね…』

ゲームマスター『1エリア毎に休憩場所も用意はされてるよ~』

ゲームマスター『最深部にいるボスを撃破すればゴール扱いになるヨ!』


錬金術師「全部…4エリアのマップクリアが必要ってことか?」

ゲームマスター『勘がいいネ!』

錬金術師「あともう1つ聞きたい」

ゲームマスター『なぁに~?』

828 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:16:36 5uAFFYFE 578/615

 
錬金術師「この世界で死んだら、どうなる?」

ゲームマスター『あははっ!…わかってるんでショ?』

錬金術師「…まじか」

ゲームマスター『念のため、君たちのステータス…見てみル?』

錬金術師「ステータスだと?」


ゲームマスター『ステータスおーぷん!』

バッ…バチバチッ!!

829 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:17:30 5uAFFYFE 579/615

 
…ヴンッ!!

■女店員(魔道士)
☆体力15
■Lv2
■所持金100G


■銃士(銃使い)
☆体力20
■Lv1
■所持金0G


■新人鉱夫(ビギナー)
☆体力5
■Lv1
■所持金0G


■錬金術師(剣士)
☆体力10
■Lv1
■所持金0G

830 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:18:47 5uAFFYFE 580/615

 
錬金術師「…ほう」

ゲームマスター『サイコロの振る順番の表示だヨ。体力がぜろになったらゲームオーバー。気を付けてネ』

錬金術師「ここからはゴール以外出れないってことか?」

ゲームマスター『察してヨ~』

錬金術師「わかった。では…休憩エリアとはなんだ?このマップをクリアすればいけるのか?』


ゲームマスター『サイコロなしで歩けて、商店街や宿、色々出来るエリアなんだ』

ゲームマスター『あと、全エリアにつながってるんだヨ~』


錬金術師「なるほどな、冒険エリアがスゴロク、休憩エリアが町。本当の"ゲーム"なわけか」

ゲームマスター「…もう、質問はなイ?早く進めないと、いつまでも出れないヨ~?」

錬金術師「わかった。じゃあ…銃士、さっさと回してまずは休憩エリアを目指そう!休みたいし…」

831 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:19:25 5uAFFYFE 581/615

 
銃士「任せて!」スッ

ボフンッ!!コロコロ…"6"

スタスタ…


銃士「よし、6歩目。ここだな…」スタッ


ビー!

"森に住む妖精がイタズラしてきた!くすぐられて1回休み"


銃士「へっ?」


ポワポワ…

妖精たち「わぁぁい!」

832 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:19:55 5uAFFYFE 582/615

 
コショッ…コショコショコショッ!!!

銃士「あ…あははははっ!!ちょ、ちょっと待って!!」

妖精たち「わああい!」

銃士「ほ…本当まっ…!そこよわい…あははははっ!ははははっ!」

ゴロゴロ…!!


女店員「うわぁ…」

錬金術師「…」


銃士「早く回してぇぇっ!あははははっ!し、死んじゃう!!」

銃士「って、どこさわって…はぁぁっ!」ビクンッ

銃士「だ、だめだって…あはははっ!」ビクビク

833 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:20:31 5uAFFYFE 583/615

 
女店員「み、見てないで、早くサイコロ回してあげてよ!」

錬金術師「お、おうそうか、新人鉱夫は1回休みで俺の出番か」スッ

コロコロ…"6"

…ブッブー!!"魔法の扉を見つけた!しかし罠だった!スタートに戻る"

錬金術師「あら」

女店員「」


銃士「あはっ…あうぅっ…!」ビクビクッ


女店員「は、早くしないと!私の出番ね!」スッ

コロコロッ…"3"

女店員「えっ」

834 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:21:01 5uAFFYFE 584/615

 
スタスタスタッ…

ビー!!"森に住む妖精がイタズラしてきた!くすぐられて1回休み"

女店員「冗談でしょ…」


ポワポワ…

妖精たち「わぁぁい!」

女店員「ちょっ、やだっ!逃げたいのに身体が動かなー…」

コチョコチョコチョコチョッ!!コショコショッ!

女店員「あ…あはっ!やめ…あははははっ!やめてぇぇ!」ビクビクッ


錬金術師「うわ~お」


コチョコチョッ!

銃士「はっ、はうぅ!!お、女店員まで…!」ビクッ

835 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:21:39 5uAFFYFE 585/615

 
妖精たち「銃士お姉ちゃん、反応うすくなってきたよー。つついちゃえ!」ツンッ
 
銃士「は…はうっ!?」

妖精たち「じゃあこっちの人にも!」ツンツンッ

女店員「ちょっ!それっ、反則っ…!やぁっ!」


錬金術師「おっほ…」ジトー

錬金術師「…銃士1回休みだし、新人鉱夫の出番だぞ、早く振れ!穴から出てこい!面白いモノが見れるぞ!」


新人鉱夫「え!?じゃ、じゃあ…はいっ!」スッ

コロコロ…"5"


ザッ…スタスタスタスタ…

新人鉱夫「はぁ~…やっと穴から出れました…」ザッ

836 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:22:30 5uAFFYFE 586/615

 
錬金術師「新人鉱夫、あれあれ」

新人鉱夫「?」チラッ


妖精たち「つんつん!」

妖精たち「つーんつん!」


銃士「…あうぅ…や、やめて…」ビクッ

女店員「は…はぁ…!もうだめだってばぁ…!」ビクンッ


新人鉱夫「!?」

錬金術師「どうかね、男になれそうかね」

新人鉱夫「…な、なんですかぁぁこれ!」カァァ

錬金術師「はっはっはっ」

新人鉱夫「で、でも早く助けないと!次は…店長さんですよね!」

837 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:23:00 5uAFFYFE 587/615

 
錬金術師「うむ。では…」スッ

…コロンッ

"6"スタートに戻る

錬金術師「」


銃士「休み解除!!つ、次は私だぁぁ!それぇぇ!」スッ!

コロコロコロ…"1"

銃士「よ、よしっ!」スタッ!

銃士「はぁ~…はぁ…!!い、1でも、あの地獄から抜け出せただけ…まし、だ…」

…ドシャアッ!

838 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:23:50 5uAFFYFE 588/615

 
新人鉱夫「じゅ、銃士さんが倒れた!」

ゲームマスター『…あれは、笑い疲れと…色々一気に押し寄せたネ』アハハ

新人鉱夫「あ、あはは…。じゃあ僕の出番だね」スッ

コロンッ!"6"

スタスタスタスタッ…

新人鉱夫「よし、何もないや。で、でも…目の前…」


ツンツン…

女店員「も、もう嫌ぁ…!あうっ…!」ビクンッ!ビクッ!


新人鉱夫「…」カァァ

839 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:24:22 5uAFFYFE 589/615

 
錬金術師「俺の番だな!」スッ!

"6" スタートへ戻る

錬金術師「クソゲーじゃねえか!!」


女店員「や、やっと私…!え…えぇいい!!」スッ

コロコロ…"2"

女店員「あ…や、やった…!抜け出せたぁ…あ、あうぅ…」グスッ

ズリズリ…

女店員「はぁ…はぁ…。やっと、助かった…。汚されちゃったよぉ…」

…ドシャアッ!

840 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:24:56 5uAFFYFE 590/615

 
錬金術師「…」

銃士「…」ハァハァ

女店員「…」ゼェゼェ

新人鉱夫「や、やっとみんな落ち着きましたね」


ゲームマスター『あっはっはっ!最初っから面白いね、君たチ!』

ゲームマスター『今はこんな感じかナ』スッ


■女店員 :12マス目
■銃士  :11マス目
■新人鉱夫:9マス目
■錬金術師:スタート位置

841 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:25:31 5uAFFYFE 591/615

 
錬金術師「なんで皆、そんなにすすめんの?」

女店員「なんで…そんな進めないの…」

銃士「店長、さすがだ…」

新人鉱夫「早く追いついてくださいよ!」

錬金術師「ま、待ってろ!くっそ!」


銃士「次は私だが、サイコロ、振りたくないな…。あんなの二度とゴメンだ…」 

女店員「ど、同感…」

銃士「だが、振らねば出れないんだろう…。分かってるよ…」スッ 
 

コロンッ…コロコロ…"4"

…パンパカパーン!♪

842 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:26:22 5uAFFYFE 592/615

 
銃士「…うん?良い音がしたけど」

ゲームマスター『あっ!おめでとう、すぺしゃるマスだヨ~!』

銃士「すぺしゃる?…」

ゲームマスター『全員、サイコロ振って。一番出た目が高い人、その後3回まで同じ出目で進めるんだ!」

銃士「なるほど、私が5で一番高かったら、今後、3回まで5マスずつ進めると」

ゲームマスター『うん!早くふってヨ~!』


銃士「…ほい、3か」コロンッ

女店員「い、1…」コロッ

新人鉱夫「あっ!5だ!」コロッ!

錬金術師「…6」


ゲームマスター『おオっ!おめでとー店長!」

843 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:26:56 5uAFFYFE 593/615

 
錬金術師「…」

新人鉱夫「…」

銃士「…」

女店員「…」


錬金術師「俺はいつからスタートから出れるんだ?」

844 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:27:41 5uAFFYFE 594/615

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
・・・
・・


845 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:29:28 5uAFFYFE 595/615

 
――その後、様々なマスに振り回されながらも、

全員は一丸となって、冒険スゴロクを着実に進めていった。


長い時間を要したが、店長パーティ一行はいよいよ最終エリアへと突入する。


最終エリアの難易度は、今までの比ではなかったが、

大きくステータスを伸ばしていた彼らは、ボロボロになりながらもボスに到達。


そして……!

846 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:30:08 5uAFFYFE 596/615

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
――――【 290時間後 】


錬金術師「…おらぁぁっ!」

…ズバァンッ!!


ボスドラゴン『ギャアアアッ!!』

ドシャアッ!!ズズズゥン…!!


錬金術師「はぁ…はぁ…!」

女店員「や、やった!」

銃士「おぉぉ!」

新人鉱夫「つ、ついに!」

847 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:30:53 5uAFFYFE 597/615

 
ゲームマスター『…驚いたナ。本当にクリアしてしまうなんて…』

錬金術師「アイツを倒せば、ゲームクリアだったな!!」

ゲームマスター『そうだヨ。その前に…』


"店長パーティがボスドラゴンを討伐しました!"

"報酬として、1,000,000,000Gと、5.000,000経験値が贈られます!"


シュワシュワシュワッ…!!!


ゲームマスター『それと、最終的な君たちのステータスはこれだヨ~!』

…ヴゥン!

848 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:31:42 5uAFFYFE 598/615

 
■女店員(魔術王)
☆体力99
■Lv99
■所持金1,004,500,000G


■銃士(ガンマスター)
☆体力99
■Lv99
■所持金1,009,000,000G


■新人鉱夫(超新人)
☆体力99
■Lv99
■所持金1,200,000,000G


■錬金術師(\犬歯sx)
☆体力1%%$S
■Lv)SD"3
■所持金55$S!s

849 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:32:17 5uAFFYFE 599/615

 
錬金術師「あれ?おい、俺のステータスだけおかしくね?バグってね?」

ゲームマスター『…これで終わるの寂しいけド…』

錬金術師「聞いてる?」

ゲームマスター『皆、楽しかっタ。またネ…!』

錬金術師「あの、感動のラストなんだからさ」


ギュッ…ギュウウウンッ!!!バチバチバチィッ!!!


錬金術師「おいこら、納得いかねえぞ!!うおおおおい!!」

ゲームマスター『ばいばい…!』

850 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:33:02 5uAFFYFE 600/615

 
女店員「…やっと帰れるうぅぅ!」

銃士「色々と…辛かった…」

新人鉱夫「また、お店で働く日々が戻ってくるんですね…!」

錬金術師「おい、俺のステータス!最後こんなん納得できねえぞおおぉぉうおおおい!!」


ギュウウウンッ…!!バチバチッ…

……………
………


851 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:33:50 5uAFFYFE 601/615

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
――――【 錬金術師のお店 】


バチッ…バチバチバチッ!!

ギュウゥゥゥウンッ!!…ドサドサッ!!


錬金術師「ぬぐあっ!」

女店員「いったぁっ!」

銃士「っ!」

新人鉱夫「いたいですっ!」


モクモク…


錬金術師「ってて…ヒドイ目にあった…」

852 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:34:44 5uAFFYFE 602/615

 
女店員「凄く長い時間、スゴロクの中にいたけど…現実だとどれくらいたってたんだろ」

錬金術師「んー、女店員その前にちょっと指見せろ」グイッ

女店員「?」

錬金術師「…よし。新人鉱夫と銃士も見せてくれ」


新人鉱夫「…は、はい?」スッ

銃士「どうしたんだ?」スッ


錬金術師「…うし。血の契約は大丈夫だな、止まってる」

女店員「あぁ、そういうこと」

錬金術師「これで解除されてなかったら、またスゴロク始まるからな」

853 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:35:18 5uAFFYFE 603/615

 
女店員「それにしても、こんな危ないもの…」

錬金術師「燃やしたほうがいいな、こんなの」

女店員「じゃあその間に、今の時間はどれくらいなのかちょっと外見てくるね」

錬金術師「おう、じゃあその間に処分の準備を…」

…チクッ

錬金術師「おふっ」


女店員「え?」

銃士「えっ?」

新人鉱夫「え?」

854 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:35:51 5uAFFYFE 604/615

 
錬金術師「…やばーい」タラッ


女店員「ちょっ…まさか…」

錬金術師「コマを片づけようとしてたら…」

女店員「…どうするの」

錬金術師「…行ってきます」

ギュウウウンッ!!!バチバチバチィッ!!


女店員「!」


錬金術師「うおおぉぉおおっ!くそおぉぉ!!」

ギュウウウウウンッ…プチュンッ…

855 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:36:32 5uAFFYFE 605/615

 
女店員「あーあ…」

銃士「どうするの…」

新人鉱夫「…」


女店員「…このスゴロク、燃やす?なーんて…」アハハ…

銃士「や、やめとこう!!それは疑似的な殺人に…!」クワッ

新人鉱夫「て、店長さんを殺さないであげてくださあい!!」グスッ


女店員「じょ…冗談だからぁぁ!!」

 
 
 
【 END 】

856 : ◆qqtckwRIh. - 2014/07/02 10:37:03 5uAFFYFE 606/615

 
お休みでしたので、久々の昼間投下となりました。

それでは、有難うございました。

126 : 以下、名... - 2014/05/18 23:26:39 MeypXp.6 607/615

経営編、学園編パラレルワールドの話として2つやっても面白そうだな

127 : 以下、名... - 2014/05/19 00:04:38 BPne4idc 608/615

パラレルいいな、それ。

128 : ◆qqtckwRIh. - 2014/05/19 21:24:07 l3zxbM8c 609/615

>>126 に感化されて。

本日の更新はない予定でしたが、先ほどふと思いついたので、
某CM風にパラレルワールド的な展開で、1コマ作品を作ったので投下しておきます。

129 : ◆qqtckwRIh. - 2014/05/19 21:24:45 l3zxbM8c 610/615

 
【 番外編 】


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2年A組\店長先生!/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


錬金術師「あー…」

錬金術師「えーと…、なんだ、その…」

錬金術師「面倒くさい、自習!!」


生徒「」


・・・・・・・・・・・・・・・

生徒A「この学校、大丈夫かな」

生徒B「俺も心配になってきた」


\初春によく合うレッドポーション、さわやか風味、出た!/

130 : ◆qqtckwRIh. - 2014/05/19 21:25:19 l3zxbM8c 611/615

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2年A組\店員先生!/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


女店員「今日は、製錬の実践を行います」

女店員「まず、簡易かまどに火をつけます。えいっ、火炎魔法っ!!」パァッ


カッ…ドゴォォン!!!!


生徒「」


・・・・・・・・・・・・

生徒A「俺、これ以上服を燃やしたら親に怒られちゃうよ…」

生徒B「俺もだよ。気にすんな」


\真夏をぶっ飛ばせ、イエローポーション、出た!/

131 : ◆qqtckwRIh. - 2014/05/19 21:25:50 l3zxbM8c 612/615

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2年A組\銃士先生!/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


銃士「生き残る為には、己の力を鍛えることが重要だ」

銃士「先ずは校庭30週!その後、銃の手入れからだ!」


生徒「」


・・・・・・・・・・・・・

生徒A「…錬金術、関係なくね?」

生徒B「俺、この学校もうやだよ…」


\食欲の秋といえば、ブルーポーション、新発売!/

132 : ◆qqtckwRIh. - 2014/05/19 21:26:24 l3zxbM8c 613/615

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2年A組\新人先生!/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


新人鉱夫「あの…その…これで…」カァァ

新人鉱夫「えっと、まず…」ボソボソ

新人鉱夫「鉱山に実験材料を…採掘しに行きましょう…」ボソボソ


生徒「」


・・・・・・・・・・・・・・

生徒A「いや、それ俺らのやる事じゃないよね」

生徒B「そもそも声ちっちゃくて聞こえねえよ」


\真冬の季節はコタツで一杯、パープルポーション、発売!/

133 : ◆qqtckwRIh. - 2014/05/19 21:27:03 l3zxbM8c 614/615

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
全校生徒\親父校長/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


親父「人生とは戦いだ。誰かを蹴落とし、勝利する。その為だけに生きていると思え!!」

親父「容赦をするな、友を裏切れ!そうした先に、本当の勝利がある!!」

親父「俺の学園から脱落してみろ…、家族共々…この街から消してやる…」ニタッ


生徒「」


・・・・・・・・・・・・・・

生徒A「母さん、夜逃げの準備進めてたよ」

生徒B「偶然だな。うちもなんだ」


\全ての季節を締めくくる、レインボーポーション、飲んでね!/




【 E N D 】

134 : ◆qqtckwRIh. - 2014/05/19 21:28:13 l3zxbM8c 615/615

短めネタですが、ここまでです。ありがとうございました。

※関連作品
このSSの作者さん(◆qqtckwRIh.)の作品

《剣士シリーズ》
【少年剣士編】
少年剣士「冒険学校に入学します!」
少年剣士「冒険学校で頑張ります!」
少年剣士「冒険学校の休暇です!」

【幼剣士編】
幼剣士「待っていて下さい・・僕が必ず・・!」【前編】
幼剣士「待っていて下さい・・僕が必ず・・!」【後編】
幼剣士「僕には夢が出来ました」
青年剣士「運命ということ・・」【前編】
青年剣士「運命ということ・・」【後編】

【冒剣士編】
冒剣士「…冒険酒場で働くことになった」【前編】
冒剣士「…冒険酒場で働くことになった」【後編】
冒剣士「僕は最高の冒険者になる」

【白剣士編】
白剣士「毎日が平和なこと」
白剣士「明日が平和なこと」
白剣士「未来が平和なこと」

【真剣士編】
真剣士「英雄の…血…?」【第一幕】
真剣士「英雄の…血…?」【第二幕】

【その他シリーズ・単発ネタ】
勇者「時空に飛ばされたら魔王がアパートに住んでいた」

【竜騎士シリーズ】
竜騎士「田舎に飛ばされ自給自足生活」【前編】
竜騎士「田舎に飛ばされ自給自足生活」【中編】
竜騎士「田舎に飛ばされ自給自足生活」【後編】
竜騎士「孤島に残されサバイバル生活」
竜騎士「空を翔けて冒険生活」【前編】
竜騎士「空を翔けて冒険生活」【後編】
竜騎士「空を翔けて冒険生活」【番外編】

【女剣士シリーズ】
女剣士「冒険者の喫茶店で働く事になりました」【第一章】
女剣士「冒険者の喫茶店で働く事になりました」【第二章】
女剣士「冒険者の喫茶店で働く事になりました」【後日談】

【騎士長シリーズ】
騎士長「王宮をクビになってしまった」【前編】
騎士長「王宮をクビになってしまった」【中編】
騎士長「王宮をクビになってしまった」【後編】

【今作】
錬金術師「面倒だけど経営難に立ち向かう事になった」【前編】
錬金術師「面倒だけど経営難に立ち向かう事になった」【後編】
錬金術師「経営難に立ち向かう事になった」女店員「その2!」【前編】
錬金術師「経営難に立ち向かう事になった」女店員「その2!」【後編】
錬金術師「経営難に立ち向かう事になった」女店員「その2!」【番外編】



続編はこちら
錬金術師「経営難に立ち向かう事になった」新人鉱夫「その3!」【前編】


記事をツイートする 記事をはてブする